タレントの小川菜摘が30日に自身のアメブロを更新。思わず声が出た俳優の梅沢富美男からのプレゼントを公開した。この日、小川は「梅沢富美男さんからお届け物が」と切り出し「開けてびっくり梅沢富美男座長からの楽屋暖簾のプレゼント!!」と梅沢からのプレゼントの写真を公開。「驚きと嬉しさで思わずわぁ~!と声が出てしまいました」と感激した様子でつづった。続けて「梅沢座長からお手紙も入っていて泣いちゃいました、、、」と告白し、梅沢からの手紙の写真とともに「なんて、温かい方なんだろう」とコメント。「役者辞めないで舞台に復帰してよかった、、本当に心からそう思えました」としみじみ述べ「梅沢富美男さんにこんな風に誉めて頂きこんなに素敵な暖簾を作って頂き私、、幸せです」と心境を明かした。最後に「この暖簾に恥じぬ様これからも、役者として毎作品を大切に精進していきます」と意気込みをコメント。「梅沢富美男座長本当にありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2022年07月31日俳優の梅沢富美男が25日に自身のアメブロを更新。歌手でタレントの研ナオコとの仲良しショットを公開した。この日、梅沢は「研ナオコさんの歌声」というタイトルでブログを更新し「歌謡ショー出番待ち」と待機中の自身の姿を公開。「毎回舞台袖で研さんの歌声に癒されてます!」と説明した。また、その後のブログでは「1回公演終演後、上本町を闊歩する僕と研さん」と述べ、研と腕を組みながら歩く様子を公開。「連行してるのでも、介護してるのでもなく、仲良しなんです」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お似合いですね」「すごい素敵です」「本当に癒やされます」などのコメントが寄せられている。
2022年06月26日歌手でタレントの研ナオコが15日に自身のアメブロを更新。俳優の梅沢富美男から貰った品を公開した。この日、研は「梅沢さんにいただいた暖簾」と赤い暖簾の写真を公開。「使わせてもらってます」と嬉しそうに報告し「今日からまた頑張ります!!」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とても、素敵です」「カモメの暖簾カッコイイですね」「体調に気を付けて、頑張ってください!」などのコメントが寄せられている。
2022年06月17日俳優の梅沢富美男が19日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功とタレントの小川菜摘夫婦からの差し入れを公開した。この日、梅沢は「なんと!今日も浜ちゃん菜摘ちゃん夫妻から差し入れをいただいてしまいました」と差し入れが届いたことを報告。「沢山のカップケーキ、可愛くて癒されます」と嬉しそうにつづった。また「浜ちゃん、菜摘ちゃん、いつもありがとうございます」と感謝を述べ、カップケーキを手にする自身の姿や“楽屋御見舞”と書かれたのし紙が付いた商品の写真を公開。「ごちそうさまです!」とコメントした。これに対し読者からは「美味しそうなカップケーキですね」「愛されてますねぇ」「かわいいケーキ」などのコメントが寄せられている。
2022年05月20日梅沢富美男《こだわり酒場のレモンサワー、新CMが始まりました!》3月16日、自身のSNSに、おなじみとなったレモンの被り物姿の写真を載せて、そうアピールしたのは梅沢富美男。「新CMでは川柳を詠んでいますが、TBS系のバラエティー番組『プレバト!!』では、俳句の“永世名人”としても活躍しています。歯に衣着せぬトークが好評で、ワイドショーなどでも重宝される存在です」(テレビ誌ライター)日本中をまわる旅芸者だったのが今は昔。すっかり、お茶の間の人気者として定着した。そんな梅沢が連日、都内のあるコンビニで目撃されているという。「コンビニで買い物するのは、芸能人だって当たり前のことかもしれませんが……。でも、梅沢さんは、とにかく目立つというか、普通じゃないというか。だいたい午前中にコンビニに来て、毎日のように“爆買い”していくんです。タバコはカートン買い。飲み物はペットボトル数十本まとめて。食べ物は1週間分ぐらいの量をまとめ買い。それらを車に積んでいます」(コンビニの近くに住む大学生)テレビでも公開している自宅はそのコンビニがある街とは異なるが、何のために“爆買い”しているのか……。もしかしてご家族と別居とか?梅沢が“コンビニ生活”をする理由そこで聞き込み取材をしたところ、たしかに、該当のコンビニ周辺では、こんな声が聞こえてきた。「朝方、散歩しているのをよく見かけます。近くの雑貨店にも、たまにいるそうですよ。爆買い?してますね」(コンビニ近所の女性)「カップ麺をよく買っていますが、この前はチルドタイプのラーメンを買っていました。お昼ご飯ですかね。昨日もコンビニで見かけましたよ」(コンビニ常連客の男性)一方、テレビで公開している梅沢の生活ぶりは、庶民のものとは、ほど遠い。「ご自宅は“夢芝居御殿”と呼ばれる100坪以上の大豪邸。以前、バラエティー番組で、本業の舞台では何十億円もの収入があると明かしていました」(芸能関係者)聞き込みを続けると、例のコンビニ近くで、梅沢の個人事務所を発見。そこでスタッフに話を聞いてみた。「ええ、たしかに梅沢はしょちゅうコンビニの商品を買ってきて、差し入れをしてくれます。たいてい朝のうちにおにぎりやサンドイッチをお店に頼んでおいて、多い時は40人以上分を買ってきますから、その様子は、たしかに“爆買い”かもしれません(笑)。自宅近くのコンビニで買わないのは、車が停められるかどうかといった、単純な理由だと思います」“大衆演技”役者ならではの気遣い梅沢が“差し入れ”にこだわる理由について、ベテランの舞台関係者が語る。「梅沢さんは、1歳のころから現在まで、本業は舞台役者としての活動です。それも歌舞伎や能のようなチケット代が高額で敷居の高い伝統芸能ではなく、庶民も楽しめるような“大衆演劇”。日本各地を巡業する中で、観客やスタッフを含め、常に周りを大事にする姿勢が身に染みついているんでしょうね」スタッフ思いがゆえに、コンビニへ頻繁に足を運んでいたというのだ。「実は、この春から、大手コンビニのCM出演も決まっているそうですよ。ますますコンビニ通いをして“爆買い”する回数も増えるかもしれませんね」(広告代理店関係者)人への気遣いというこだわりが、新たな仕事につながったのかも!?
2022年03月24日梅沢富美男兄弟でこれからも紡ぐと誓った“夢芝居”だったが、梅沢富美男の兄・武生さんが1月16日、肺炎で他界していた。「梅沢さんが関係者に送ったメールの内容が、記者の耳に入ったことで判明しました」(スポーツ紙記者)12月21日発売の週刊女性で、武生さんが昨年12月上旬に緊急入院していたことを報じたばかりだった。梅沢はツイッターで武生さんが亡くなったことに触れ、こう綴った。《ニュースになり兄も役者冥利に尽きると思います。ありがとうございます》■「最後まで舞台に立ってほしい」梅沢は父親が立ち上げた『梅沢劇団』で小さいころから日本各地をまわり、舞台に立ち続けてきた。「’83年にはリリースした『夢芝居』が大ヒット。50万枚を売り上げました。梅沢さんが大衆演劇の女形スターとして活躍する一方で、武生さんは’63年から2代目座長として一座を率いてきました」(演芸ライター)今でこそ『明治座』などの格式ある劇場で舞台の公演を行っているが、かつて大衆演劇は格下扱いされていた。それでも人気を集め、’88年に初めて明治座で公演を行ったときのこと。梅沢は過去の雑誌インタビューでこう語っている。《ちょうど中日に、「今日、兄ちゃんとゆっくりつきあわねえか」と誘われたんです》ほかの人もいるのかと思ったら、2人きりだった。《2人でボトル3本は間違いなく飲んだ(笑)。さすがに次の日はつらかったけど、今までの人生の中でいちばんいい酒を飲んだなあ》苦しいときも、うれしいときも、ずっと一緒だった。ただ、梅沢は1度だけ劇団を離れようと思ったことがある。「まだ武生さんが座長だったころ。劇団からたびたび梅沢さんの給料を下げたいと言われたのです。おかしいなと思って調べると、借金まみれで劇団の運営は火の車。梅沢さんは独立するか悩んだそうですが、劇団を守らなくてはという思いから、兄の武生さんから’12年に座長を引き継いだのです。何よりお兄さんに役者として、最後まで舞台に立ってほしい。そんな気持ちがあったようです」(同・演芸ライター)最近でもこんな2人の様子が目撃されていた。「武生さんはタクシーから降りるときに必ず気前よくチップを渡してくれていました。一方で梅沢さんは、それを渋~い顔で見ているんです。梅沢さんはチップを絶対くれない。お兄さんに比べればケチですよ」(タクシーの運転手)ハタから見れば“ケチ”に見えても、座長となった経緯を考えれば、財布のひもが固くなるのも当然。この2年はコロナ禍で公演ができなかったが、なんとか劇団を維持してきた。それもすべては兄への思いがあったという。「武生さんも何度も大病を患いながらも、ずっと舞台に立とうとしていました。舞台で死ねたら本望と思っていたのでは」(劇団関係者)所属事務所は、「梅沢は、武生の死に目に会うことができて、無事に看取れたと言っていました」兄と弟は最期のとき、何を語ったのか─。
2022年02月01日舞台『ピアフ』の製作発表が13日に都内で行われ、大竹しのぶ、梅沢昌代、中河内雅貴、竹内將人、山崎大輝が登場した。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。4年ぶりの5演目の上演で、初演以来ピアフの親友トワーヌを演じる梅沢に加え、ピアフを取り巻く男性に新キャストとして中河内、竹内、山崎が登場する。同作へついての思いを聞かれた大竹は「次があるとは思わないでいつもやっているので、毎日『今日1回だけ』と無我夢中でピアフの人生を3時間生きるということしかない」と心境を表す。「経験を積めば積んだだけ、愛の深さなどはわかるかなと思います」と言いつつも、「若い人との年の差が激しくなって『どうもすいません』という感じ。ねえ梅ちゃん、とても困るよね。少女なんですよ。誰も見えないですよね」と梅沢に話を振ると、梅沢は「初演(2011年)から見えてないから、10年なんてくそくらえ」と頼もしい言葉。ピアフを取り巻く俳優陣について、大竹は「うちの息子よりも若いんですよ。どうしよう。でもいいや、ピアフもそうだったから」と自分で納得していた。ピアフの恋人でボクサーのマルセル・セルダン役の中河内は「マルセルは妻子がいながらもピアフに心を寄せ愛していたという人物で、心の底からピアフを信頼して打ち解け合っていた。お互いがお互いを支え合い、やっとひとりぼっちじゃなくなるような瞬間が、2人の中にあたたかい愛としてあったんじゃないかな」と分析。ピアフが見出した歌手のイヴ・モンタン役の竹内は、ピアフについて「とても皮肉な人生だなと思います。もしピアフが本当に幸せに1人の男性を愛し切って、ここまでいろいろな苦しみがなかったとしたら、遥か遠く離れた国でミュージカル化されるくらい伝説的な歌手になっていたかな? と思いますし、苦しんだ分だけ感情がピアフの呼吸や唇に乗ってお客さんに届いたのかなと思う」と語る。「愛した男性達なしに伝説的なピアフはなかったのかな」と思いを馳せた。ピアフより20歳年下で生涯最後の恋人となるテオ・サラポ役の山崎は「愛の力は本当にすごいもので、僕が演じるテオがピアフと結婚したのが26歳の時。僕自身も26歳で、僕のこの時に、あれだけの病にもかかっている年上の方に……」と率直な感想で、キャスト陣も思わず笑ってしまう。「『僕が治す』といった言葉もあったそうで、その心意気に今からならなければいけないんだなということを、稽古に入る前から考えておりました。まとめますと、愛の力はすごい」と締めていた。そんな3人の言葉を聞いて、大竹は「役に対する思いを聞いていて『大丈夫だな』と思いました。舞台上で3時間接するわけですけど、本当の愛をお互いに感じ合わないとお芝居ができないと思うので。私も明かりとか当たってるから大丈夫だと思うし、思いっきり愛すので愛してほしいと思います」と語りかける。中河内は「いやもう、最上の愛で返しますよ。こうしてお芝居の中でも初めましてから始まり、深いところまでいくのが芝居の醍醐味でもありますし、いろいろな変化を楽しみながら感情を出し合うキャッチボールが大好きなので、大竹さんとしっかりと愛を結びたいと思います」と返し、「この期間だけは妻よりも愛していきます」と宣言。竹内も「今までのどの愛よりも強い愛で」、山崎も「(テオは)ピアフに憧れを持った状態で初めてお会いするわけなので、愛の度合いとしては僕がマックスの状態から愛を与えたいと。受け取ってもらえるように頑張ります」とそれぞれに誓った。なお、同作には俳優の前山剛久が出演する予定だったが、活動休止による降板が発表されていた。前山についてどう受け止めたか聞かれた大竹は「受け止めると言っても、お会いしたこともない方なので、わからないんです」と回答。また、故・神田沙也加さんについての思いを尋ねられると「むやみにコメントできるようなことではないので」と誠実に答えた。東京公演は日比谷シアタークリエにて2月24日〜3月18日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて3月25日〜28日、福岡公演は博多座にて4月1日〜10日。
2022年01月13日ときおり笑みを見せながら『週刊女性』からの直撃に答える梅沢富美男「母親が亡くなるとき、僕は九州にいたんですが、開演の5分前になっても支度ができなかったんです。すると“トンちゃん”って母親の声が聞こえたんです。なので、すぐに妻に電話したんです。すると“なんでわかったの?たった今、お義母さん亡くなったのよ”って。それを聞いて“舞台をやらなきゃ”って支度ができたんですよ」12月14日、出演したラジオ番組の生放送で、’99年に他界した母親との不思議な思い出を明かした梅沢富美男。「今でこそバラエティー番組やワイドショーのご意見番としてテレビでも活躍する梅沢さんですが、もともとはご両親が昭和初期に立ち上げた『梅沢劇団』で、子どものころから舞台に立ち、旅芸人として活動してきました」(演芸ライター)■兄がいなければ今の富美男はいない女形を演じ“下町の玉三郎”として、大衆演劇のスターに。’83年には歌謡曲『夢芝居』が50万枚を売り上げる大ヒット。現在放映されているレモンサワーのCMでもおなじみの存在だ。昭和生まれの“頑固おやじ”といったイメージだけど、私生活ではこんな様子も。「以前、麻布十番の居酒屋で妻夫木聡さんたちと一緒に食事に来ていたのを見かけたことがあったんです。一見、こわもての梅沢さんですが、誰に対してもとっても丁寧で腰が低い人でした。そんな一面を見て、すっかりファンになっちゃった。後日、公演も見に行ったぐらい(笑)」(居合わせた客)’12年には『梅沢劇団』を引き継ぎ、座長として一座を引っ張ってきた。この2年間、苦しめられてきたコロナ禍がようやく落ち着き、公演活動を再開し始めたときのこと。不幸が襲う。「12月上旬に11歳年上で、ずっと慕ってきた兄の武生さんが倒れて入院したのです。武生さんは出演を予定していた舞台も降板。これまでも、糖尿病やがんを何度も患い、入退院を繰り返していたこともあり、座長を梅沢さんに譲ったという経緯もありましたが、それでも舞台には出演していたんです。だから、今回の病状はそうとう悪いんじゃないかって……」(劇団スタッフ)梅沢は8人きょうだいの7番目。長男の武生が父親の跡を継ぎ、’63年に23歳という若さで2代目座長に就く。梅沢が引き継ぐまで、約50年にわたって一座をまとめてきた。そんな兄は、梅沢にとって特別な存在だ。過去の雑誌インタビューでは、武生が大腸がんを患ったときの心境について、梅沢はこう語っている。《兄貴は子供も作らないで劇団と俺たち兄弟のために生きてきたような人。女形をやれって勧めてくれたのも兄貴だし、彼がいなかったら、今の俺や劇団もここまでやってこれなかった。病気を聞いたときはつらくて、本当にどれだけ飲んでも酔わなかったんだ》そんな兄から継いだ劇団を梅沢は懸命に支えてきた。「コロナで公演ができず運営も厳しい状態になっても梅沢さんはテレビの仕事で稼いだギャラで、劇団スタッフの給料を支払っていたんです。それでも先が見えない不安が募って、劇団を辞めていく人もいた。梅沢さんも一時は“もう無理だ”と弱音を吐くこともあったようです」(スポーツ紙記者)逆風のなか、ガムシャラに働いた。それは梅沢が胸に秘めたこんな思いがあったからだと、前出の劇団スタッフ。■「頑張って踊るよ」「病院を退院したばかりの武生さんが思うように動けなくても、梅沢さんは“もう引退しなよ”なんて言うことは決してありません。どうやったら舞台に立てるか、どうしたら成立するかを考えるんです。武生さんは“死ぬまで舞台に立ち続けたい”と話していましたし、それは梅沢さんも同じ。きっと“兄貴の死に場所は俺が残す!”と思っているはずですよ。母親の死に目にも公演で会うことが叶わなかった。それが幼いころから旅一座で生まれ育った人の生きざまなんです」兄のために劇団を守ってきたはずが、肝心の兄がついに倒れてしまったのだ。きっと梅沢も気が気でないはず。冒頭のラジオ出演を終え、車に乗ってラジオ局から出てきた梅沢に声をかけて話を聞いた。─お兄さんが入院されたと聞いたのですが。「あぁ、はい。でも大丈夫ですよ。もう退院してるんじゃないかな。新春公演には出ますから」─コロナ禍で大変だったと思いますが、それでも劇団を支えたのは、舞台というお兄さんの戻る場所を守るため?「そうですね。兄のためもありますし、なにより親父がつくった一座を守らなければいけないですから」優しい笑顔を浮かべて『週刊女性』の取材に答えてくれた。梅沢のマネージャーは、「武生は、すでに退院しておりますが、まだまだ舞台に出たいと言っています。これまで何度もがんを患っていますので、だからこそ次の舞台までには、きちんと治療しなければいけません。1月に『明治座』で行う公演では、兄弟ふたりで踊る相舞踊を披露する予定です。武生も“頑張って踊るよ”と言っておりますので、楽しみにしていただければ」兄と弟の“夢芝居”は、まだまだ続く─。
2021年12月21日東京・明治座では、梅沢富美男が人情芝居・歌謡ショー・舞踊と豪華3本立てで2022年の幕開けを寿ぐ──。正月公演の相棒は今夏、大阪・名古屋で抜群のコンビネーションを見せた泉ピン子だ。互いに「もっと早く同じ舞台に立ちたかった」と信頼を寄せ合うふたりに話を聞いた。舞台初共演で感じた、同じ方向を目指して芝居できる喜び――梅沢さんのツイッターによればおふたりは「30年以上のお付き合い」だそうですが、舞台での共演は初めてだったそうですね。梅沢ピン子さんとは、僕がテレビの世界に足を踏み入れたドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』(1982年)で初めて共演させてもらいました。西田敏行さんに木の実ナナさん、周りはスター揃いで。どうやって中に入っていこうか迷っている僕を察して、声をかけてくださった時は嬉しかったですね。泉ドラマの出演者とは毎っ晩、飲んでたよね! みんなも梅沢さんのこと、「トミー」って呼んですぐに仲良くなってた。梅沢ピン子さんがご結婚される前に、旦那さんを紹介してくださって。それまで片方が売れたら嫉妬するから役者は友達にしづらいと思っていたけど、その時初めて“友情”を実感しました。泉梅沢さんからもオファーいただいてたんだけど、私が舞台からしばらく離れていてね。でも数年前に(坂本)冬美ちゃんにせがまれて立ったら「梅沢さんともできるでしょ?」って劇場が言うのよ。――それで晴れて舞台共演にいたったわけですね。第1部の人情喜劇にトークに、おふたりの楽しい掛け合いは大阪と名古屋のお客さんを大変喜ばせたとお聞きしています。8月に行われた公演を振り返って印象的だったことを教えてください。梅沢僕、ピン子さんにアドリブの提案をいただいてすごく手応えを感じました! お客さんにとってのピン子さんは坂本冬美さんとの舞台が記憶に新しいと思ったから、芝居で冬美さんのお名前を出したんですね。僕演じる義母が、ピン子さん扮する嫁をいびる中で「アンタがいじめられんの、みんな楽しみにしてんのよ。特に坂本冬美からは『足腰立たないように』って頼まれてる」って言ったら……大阪でまったくウケなくて!泉それで私、「名前出すなら天童よしみにしときな」って言ったの。梅沢新歌舞伎座でしたから、(大阪府八尾市出身の)天童さんのお名前がウケるんですよね。お客さんが喜ぶ提案を、共演者として言ってくれたことが嬉しかった。台本に書かれたことを繰り返すだけの役者もいる中で、「同じ方向を目指して芝居できる女優さんだな」と思いました。泉私はね、梅沢さんの座長ぶりを頼もしく見ていましたよ。座員を叱らないで、まず「いいよ」って肯定するの。否定から入る人もいるけど、梅沢さんはいったん受け止める。それから「こうしたらもっとよくなるよ」って前向きに指示するんだよね。そんな梅沢座長を目の当たりにして、丹羽(貞仁:共演者のひとりで、二代目大川橋蔵の息子)くんと「梅沢富美男劇団に出させてもらうわけだから、まず梅沢さんを“座”と呼ぼう」って約束しました。森繁久彌以来ですよ! とにかく器が大きくて、漢気(おとこぎ)があってね。難しくても、人情芝居を追求したい理由――おふたりは、笑いあり涙ありの人情喜劇「富美男とピン子の泣いて笑って霧の雨」をどのように立ち上げたのでしょうか?梅沢嫁姑の確執って令和になってもメジャーで、時代を問わず普遍的なテーマですよね。お客さんの隣にあるような身近な題材だからこそ共感してもらいやすい一方で、見せ方に緻密な工夫がいる。そういう意味で、人情芝居って特に難しいんですよ。泉梅沢さん、二役だもんね。姑と、私が演じる嫁の兄。私が姑からしっかりいびられて、酒浸りの兄からも打ちのめされないと……そのあと訪れる梅沢さんのお芝居がまったく活きないんですよ。この“受け渡し”が本当に怖かったの!梅沢芝居には、上手に“食われる”って方法があるんですよ。流れに身を任せる“食われ上手”なほど、いい役者なんですね。一方でみんな、食われるのがイヤだし怖いから戦っちゃうの。でも勝てるはずない、そういう筋書きになってるんだから。そんな時は恐れず巻き込まれて食われたらいいの。余計なことをしちゃダメ。その点、ピン子さんは“食われ上手”ですね。泉終盤、梅沢さんの独壇場で私は15分間、舞台上で動けなくなっているシーンがあるんです。何かアクシデントがあっても、座長の芝居を邪魔しないようにじっとしていなきゃいけない。お客さんは「微動だにしなくて素晴らしかった」と褒めてくれたけど……「それ演技じゃないから!」ってツッコんだよ!梅沢(爆笑)泉そういうところも梅沢さんはちゃんと見てくれてる。「死んでも動いちゃいけないんだ」って私の気概をね。梅沢絶妙な“受け渡し”をしてくれるんですよね。間もいい。でもそうじゃない役者と一緒にやると、芝居が壊れちゃう。そういう意味で、ピン子さんとは何十年かぶりに手応えのあるお芝居をさせてもらった感覚です。久しぶりに興奮しましたね。――現代は昔と比べて、人情を感じにくい世の中になっている気がします。そんな中で、梅沢さんがこのお芝居をつくった理由は?梅沢僕が人情芝居に取り組もうと思ったのは、2011年の東日本大震災がきっかけでした。被災地を訪れて、津波の被害に遭った80代くらいのおばあちゃんにお会いしたんですね。その方が「梅沢さん、私死にたいよ」「この世に神様がいるんだったら、こんなことむごいことしない」って言うんです。泉ご家族を亡くされたの?梅沢息子さんご夫婦とお孫さん2人の4人を亡くして、おばあちゃんだけが助かったの。泉え……(絶句)梅沢「私の命を差し上げますから、神様がいるなら4人を返して」と泣くんですよ。何かお声がけしようと思ったんですが、声が出なかったですね……言葉が見つからなかった。そうしたら、おばあちゃんの面倒を見ている中学2年生の女の子が「おばあちゃんダメよ、そんなこと言ったら。せっかく助かったんだから、がんばろうね」と励ましていて。でもその子、津波でご両親を亡くして天涯孤独なんです。――そんな……(絶句)梅沢その光景を目の当たりにした時に「日本人ってすごいな」と思いました。きっとご両親の教育なんでしょうね。「困った人がいたら助けてあげなさい」っていう、日本に生まれついた人が自然と持ち合わせる人情の機微というか。僕、その子を連れ帰って自分の娘として迎えたかったですよ……できるんだったらね。泉そっか……。梅沢それで踏ん切りがついたんです。ピンスポットが当たる新劇みたいな作品をやるより、「これからは人情芝居だろう」と。それからずっと追求しています。――次の世代に人情芝居の素晴らしさを伝えていきたいという気持ちがおありになるんですね。梅沢日本人のDNAを刺激するんじゃないかな、と。僕たちのどこかに染みついて離れない、忘れられないのが人情だと思いますね。泉その女の子みたいに、若い世代でも共感してくれる人いるんじゃない? 最近みんな照れ屋さんだけどさ。歌謡ショーのトリに泉ピン子、梅沢富美男「僕は前座」――「夢芝居」はマストとして、第2部「梅沢富美男 歌謡オンステージ」の構成や見どころを読者に明かしていただけませんか?梅沢ヒット曲の「夢芝居」に恵まれ、紅白にも出ていますからね。大阪と名古屋の歌謡ショーは僕ひとりでやっていたんですけど……今回、ピン子さんが「歌う」って言うんです。――わぁ! 明治座ならではの取り組みですね!梅沢お客さんも喜ぶだろうから「じゃあ歌えば?」って。そうしたら「私トリやりたい」って言い出すの。「いい加減にせいよ!」ってツッコミました。泉(ほくそ笑む)梅沢第2部は本来、6人のバンド想定だったんですね。でもピン子さんが歌うなら、6人じゃ“しょっぱい”でしょう? 最終的には打ち込みで、いないセクションの音を出すことになりました。(泉に)あなた、譜面つくるにも金がかかるのよ?泉でも私だって、歌うからには衣裳こしらえるんだから!梅沢さっき打ち合わせたら、とんでもない衣裳でしたよ? 聞いて唖然としたもの。演出家なら「いい加減にせいよ!」って内容でした。泉笑いたい奴は笑えばいいのよ!――ピン子さんのご参加で歌謡ショーが俄然楽しみになりました! どんな趣向のお衣裳なんですか?泉教えてやんないわよ! (しなをつくって)アタシね、その日の気分で変えるの。2015年のレコード大賞でなかにし礼さんがつくった『石狩挽歌』を歌った時につくったドレスがそのままになってるしね。他のもあるから取っ替え引っ替えよ。趣味と実益で生きてるから!梅沢(泉を制しつつ)僕が司会で曲フリするので、トークを楽しみにしていてください。思いっきり悪態ついてやるんだから!泉こんな機会、滅多にないじゃない? 嬉しいわよね。梅沢僕、前座ってことですよね。「どうぞ!」ってピン子さんを紹介するわけだから。出てくるまで、こってり粘ってやろうかな!泉お客さん、そういうのが見たいんじゃないかな。待ってくださっている気がするよね。梅沢えぇ。代わりに第3部の踊りで“お口直し”していただけたら(笑)泉女形がキレイですよ〜!梅沢手前味噌ですが、ああいう踊りができるのはいま、うちの劇団しかないですからね。若い時に長谷川一夫さんの舞台を観て、「俺も絶対こういうのやりたい!」と思って。泉東宝歌舞伎、艶やかでしたもんね!梅沢女性も舞台に上げていて。相手役は京マチ子さん、山本富士子さんでした。豪華な顔ぶれですよね! ……でも僕のお相手、泉ピン子ですよ?泉なんか……ちょっとごめんなさいね。一同(爆笑)梅沢人情芝居に歌と踊り、どれを取ってもご満足いただける3本立てで新年をお祝いします。どうぞお越しくださいね。取材・文:岡山朋代撮影:川野結李歌『梅沢富美男劇団梅沢富美男特別公演泉ピン子特別出演後見人梅沢武生』日程:2022年 1月6日(木) ~1月24日(月)会場:東京・明治座チケット情報
2021年12月13日対談した梅沢富美男(左)と原田龍二(右)お茶の間の人気者から、一転。文春砲が見事に当たり、急降下の展開になってしまった原田龍二(50)。ただひたすら反省をし続ける彼が、同じく世間を騒がせた有名人と語り合う!第29回は大衆演劇の花形ながら、いまや芸能界のご意見番である梅沢富美男(70)。芸能界の表も裏も見尽くした梅沢は、原田に何を問う?犯した罪と向き合い、重い十字架を背負いながら歩き続ける漢・原田龍二。今回、そんな原田とアツい時間を過ごしたのは“下町の玉三郎”こと、舞台役者の梅沢富美男だ。若き日に流した浮名は数知れず、70歳を迎えた今では歯に衣着せぬ発言でお茶の間をにぎわす御仁。人生という夢芝居を演じる梅沢から見た、役者・原田龍二とは?◆◆◆原田梅沢さんとは腰を据えてお話ししてみたかったので、とても楽しみにしてました!梅沢お互いにTOKYO MXで『バラいろダンディ』に出演してるけど、曜日が違うから顔を合わせないもんなあ。原田そうなんですよ。この対談は2年前に女性問題を起こした僕が、さまざまな苦境を乗り越えてきた諸先輩方にお話を聞くという企画なんです。梅沢さんは役者としても大先輩なので、ぜひいろいろ伺いたいです。梅沢最近は、芸能人の不倫や素行の悪さが叩かれるけど、やっぱり芸能界は特殊な業界なんだよな。品行方正が求められるサラリーマンとは勝手が違う。世間は芸能人を「特別扱いするな」って言うけど、やっぱり芸能人に“襟を正せ”っていうのは、なかなか通用しないと思うよ。そもそも、芸能人にクリーンさを求めることに違和感があるんだよな。原田さんなんてそうとうモテたでしょ!俺は化粧してなんぼだけど、原田さんは素の顔が男前だもの。立ってるだけで女性が寄ってくるよ。原田なんと答えればいいか……(苦笑)。じゃあ、梅沢さんは清廉潔白さが求められる昨今の芸能界には歯がゆさを感じますか?梅沢そうだね。昔の芸能人は好感度なんて気にしてなかったから。役者はしゃべらずカリスマになれ、と教えられたんだよ。昔、旅芸人として小さい劇場を回っていた俺を高橋一郎監督が拾ってくれて、ドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』に出演して『夢芝居』がヒットしたら、テレビのトーク番組にも呼ばれるようになったんだよ。そのときに「役者はベラベラしゃべるな」って言われたから、ほとんど黙ってなきゃいけなかった。原田トーク番組なのに!■芸能界は周りからはみ出ないと生き残れない梅沢MCに「好きな食べ物はなんですか?」って聞かれたら、しゃべりたいことをのみ込んで「別に……」と答えてたんだから(笑)。前に沢尻エリカが映画の舞台挨拶で「別に」ってコメントして大騒ぎになったけど、昭和50年代の役者はあれが普通だったね。原田今とは完全に真逆の世界ですね。梅沢ただ俺はテレビで売れたあとすぐに舞台に戻っちゃったから、昔の芸能界しか知らないわけ。それから10年近くたってテレビに出たら雰囲気がガラッと変わっててさ。それでも俺はあのころと同じ不遜な態度のままでいたら、逆にそれがウケちゃったんだよな。原田今は梅沢さんのように、自分の気持ちを素直にズバッと言う人がいないから、見ていて痛快なんですよね。梅沢やっぱり、芸能界はそうやって周りからはみ出ないと生き残れない世界なのよ。格闘技と同じで、強い者しか残らない。俺だって逮捕されないなら同業者の水に毒を盛りたいくらいだよ。原田すごくわかります!僕も同業者は全員ライバルだと思っているので、役者の友人はいないんです。梅沢そうそう。役者同士は本当の意味で仲よくなんかできないよ。俺は小さいころから旅芸人と呼ばれて、いろんな差別も受けてきたから自然とハングリー精神が身についたのはありがたいと思うよ。おかげでどれだけ売れても天狗になったことがない。周りが変わるっていうけど、本人が流されなきゃいいだけの話だもんな。原田おっしゃるとおりだと思います。梅沢さんは自分らしく人生を歩んでいるイメージなんですけど、何か悔いていることってありますか?梅沢高倉健さんの映画『居酒屋兆治』の出演依頼を断ったことだな。それが俺の人生唯一の後悔だよ。原田えー!どうして!?梅沢そりゃあ高倉健さんから「一緒にやりませんか?」って電話で誘われたときはうれしくて「はい、わかりました!」って言いましたよ。それからすぐに恩人の高橋一郎監督に報告したら、監督に「主役か?」って聞かれて「いえ、高倉健さんの映画です」と答えたんだよ。そしたら「せっかくスターになったんだから脇役はやるな。きっとすぐに主役の話が来るから」って諭されて断っちゃった。■原田の会見に乱入しようと思っていた原田安売りはするな、と。梅沢以降、映画の出演交渉は一切来なかったね。それから何十年もたって60歳で映画に初出演したときに「あのころ、高倉健の映画を断った役者がいるとかなり噂になってた」って映画会社の人が言ってたよ。原田それで声がかからなかったんですね。梅沢本当は出たかったんだけどな……。それが唯一の後悔。でも若いころは舞台を一生懸命やりたいと思っていたから、今となってはよかったのかもしれないね。梅沢実は原田さんが女性問題を起こしてMXで会見するって聞いたとき、俺も乱入しようと思ったんだよ。原田噂で聞きました(笑)。梅沢昔はさ、芸能人の謝罪会見には“仕切り屋”がいたんだ。俺も30代のころに結婚していることが世間に知られて謝罪会見を開いたんだけど、そのときは仕切り屋が来て台本も書いてくれたんだ。原田台本があったんですか!?でも、レポーターには台本がないですよね?梅沢ないよ。でもこれが、筋書きどおりに行くんだよ。まず、座長のアニキは俺の結婚に反対している敵役、俺はずっと笑顔で謝るだけ、おふくろはずっと泣いてる……という役を与えられて、練習して本番に臨むの。レポーターがワーッと騒いだら、おふくろが「これでやっと、晴れて私は孫が抱けます」ってさめざめ泣くのよ。そしたらみんな黙っちゃう。原田まさに芝居ですね!梅沢そう。その自分の会見を思い出して、原田さんの会見を俺がプロデュースしようと思ったの(笑)。原田あはは!それはそれで非難されますよ!梅沢でも仕切り屋は必要なかったね。会見でのあなたの表情は非常によかった。まるでコントを見てるようだったよ(笑)。視聴者の笑いを誘いながら「そうか、反省してるんだな」って思わせたんだから、うまくやった。名優だね!原田コント……。真剣に謝ってたのに!(笑)■芸能界3本の指に入る女好き梅沢いい芝居だった。まず、あのローカルテレビ局のMXを会場にして、記者でいっぱいにしたのが前代未聞。いざ会見が始まったら見てる人が「プッ」と笑っちゃう内容なんだから、大成功だよ。原田その日は僕がMCをしていた『5時に夢中!』で、自分のスキャンダル記事を紹介した直後の会見でしたからね。本当にMXに救ってもらいました。梅沢たしかに、小さい局だから自由にできる部分はある。その後も『笑ってはいけない』に出て、仕事も続けて2年たったら世間の好感度もコロッと変わっちゃった。原田そうなんですかね……。梅沢そもそも2年間も同じネタで引っ張れる人なんてそういないから!原田さんは自分で自分のネタを大きくしたのよ。原田僕自身がネタにしてたんですか!?梅沢不倫スキャンダルなんて新しい話題が出ればどんどん興味が失われていくはずなのに、ひとつのネタでテレビに出たり週刊誌で連載したり、どんどん話が大きくなってるじゃない。これは原田龍二という役者が持つ魅力によるものだと思うよ。原田ありがとうございます!でもこれ以上は無理ですよね。梅沢いやいや。もう、芸能界3本の指に入る女好きだと思われてるよ!原田先輩に比べたら僕なんか全然ですよ!……梅沢今度は奥さんと一緒に青汁のCMに出たじゃない。不倫してスポンサーが離れた芸能人はいっぱいいるのに、なんなのよそれって。原田そうなんですよ。僕自身、こんな展開になるとは思ってなかったです。梅沢誰も予想できないよ(笑)。俺なんて自分の浮気話に自ら色をつけてネタにして一生懸命やってきたのに……。悔しい!本当に許せない!原田(手元のペットボトルを持ちながら)梅沢さん、これに毒入れてないですよね?(笑)【本日の、反省】梅沢さんとずっとお話ししてみたかったので、うれしかったです。僕みたいな後輩がやらかしたことを笑い飛ばせるのは、梅沢さんが険しい道を歩んできた証拠ですよね。正直に生きるとはどういうことなのか、梅沢さんに学ばせていただきました。正直な自分を堂々と表に出しつつ、世間に求められている役もしっかり演じる、まさに役者ですよね。すごくカッコよかったです!梅沢富美男(うめざわ・とみお)●1950年、福島県生まれ。初舞台は1歳7か月。2012年から「梅沢富美男劇団」の座長を務める。女形の艶めかしさが話題となり、下町の玉三郎と呼ばれる。1982年に小椋佳作詞・作曲『夢芝居』が大ヒット。近年では第2次梅沢富美男ブームが到来し、幅広い世代に人気。公式サイト「梅沢富美男チャンネル」にてお悩み相談や格言、料理レシピなどさまざまなコンテンツを配信中!原田龍二(はらだ・りゅうじ)●1970年、東京都生まれ。第3回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞後、さまざまな作品に出演。司会者として『バラいろダンディ』(TOKYOMX)金曜日を担当。芸能界きっての温泉通、座敷わらしなどのUMA探索好きとしても知られている。現在、YouTubeチャンネル「原田龍二のニンゲンTV」を配信中!《取材・文/大貫未来(清談社)》
2021年08月01日志田彩良と井浦新が親子役で共演する映画『かそけきサンカヨウ』の新たなキャストが発表された。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽(志田さん)の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている本作。今回新たに発表されたキャストは10名。志田さんも出演する現在放送中の「ドラゴン桜」で藤井遼を演じている鈴鹿央士が、陽の淡い恋の相手となる同級生で、同じく家族に悩む清原陸。陽の産みの親役には石田ひかり。父の再婚相手で陽の新しい母親役にはモデルで女優の菊池亜希子。陸の母役を西田尚美、祖母役を梅沢昌代が演じる。さらに陽の友人役には、「やめるときも、すこやかなるときも」の中井友望、「青葉家のテーブル」の鎌田らい樹、遠藤雄斗。劇中劇に石川恋、海沼未羽が参加している。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年05月27日2021年2月4日、俳優の梅沢富美男さんがInstagramを更新。若かりし頃の姿を投稿し、「今と全然違う」「羽生くんに見えた…」と反響を呼んでいます。梅沢富美男、マッシュルームカット時代の写真公開自身の若い頃の写真を、たびたびSNSへ投稿している梅沢さん。そのたびに今の姿とのギャップが話題になっています。「僕がマッシュルームだった頃」という言葉を添えて公開され、ネット上をざわつかせた1枚がこちらです! この投稿をInstagramで見る 梅沢 富美男[公式](@tomioumezawa)がシェアした投稿 このヘアスタイル、懐かしい…ッ!!切りそろえられた毛先と全体のボリュームを出すヘアスタイルが特徴的な、マッシュルームカットをしています。衣装のような服装も相まって、まるで昭和のグループサウンズのメンバーのようですね!ネット上では、梅沢さんの姿に驚きの声が相次いでいます。・一瞬誰だか分かりませんでした…!『ザ・タイガース』のジュリーに似てますね!・髪型が、幼い頃の羽生結弦選手に似てる…!・かわいらしいですね!若い頃、この髪型が流行っていたな。数々の女形を演じてきた梅沢さん。髪型のギャップはあっても、持ち前の華やかさは今も昔も変わりませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月05日2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が感染拡大して、もうじき1年が経とうとしています。感染拡大を防ぐため国民は外出を自粛せざるを得ない状況になり、外食産業や旅行事業を中心に日本経済は大きな打撃を受けました。経済が傾くというのは、多くの人が職を失うことに繋がります。政府は2020年4月の緊急事態宣言の際、経済回復や支援を目的として国民1人あたりに10万円を支給しました。菅首相の「最終的には生活保護」発言に、梅沢富美男が怒り2021年1月27日に行われた参院予算委員会で、菅義偉総理大臣は特別定額給付金について、二度目の支給は検討していないことを発表。1月現在、感染者数の多い地域を対象に緊急事態宣言が発令されています。飲食店は時短営業も要請されているため、経営者からは悲鳴が上がっている状況です。生活困窮者の対策について意見を求められ、菅総理は「政府には、最終的に生活保護という仕組みもある。しっかりとセーフティーネットを作っていくことが大事」と発言。菅総理の発言に対し、ネットからは「生活保護は生きるための最後の砦(とりで)だ」「簡単に申請が通るものではない」といった批判する声が殺到しました。梅沢富美男「国民をなんだと思ってんだ」同月28日に放送された情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX系)では、問題視されている菅総理の発言について特集。コメンテーターとして出演している俳優の梅沢富美男さんは、菅総理の発言について怒りをあらわにしました。まあ、余計なこといったよな。「国民をなんだと思ってんだ」と思うよ。うん、たいしたもんだ。そこまでお殿様になれたら本当に立派だね。えらいもんだな、あいつらな。頭の中見てみたいもんだ。本当に。まあ、それを応援している国民がいるんだったら、しょうがないんじゃないの?今度の選挙、見てみな。もしこれでトップだったら「ああ、やっぱりみんな『生活保護受けましょうか』って思ってるんだろうなあ」って思うよ、俺は。バラいろダンディーより引用呆れの感情からか、苦笑しながら強い言葉で菅総理の発言を批判した、梅沢さん。「困窮する人が続出している状況で『10万円は出しません』だなんて、よくいえたな」と、正直な気持ちを明かしました。先述したように、コロナウイルスの感染拡大によって多くの人が生活苦を強いられています。生活は苦しいものの、生活保護の申請は通りづらい人を救う政策が現在求められているといえるでしょう。梅沢さんの発言はネットで拡散され、多くの人からいろいろな意見が上がっています。・政治家の人たちは、役所に行けば簡単に生活保護を受けられるとでも思っているのだろうか。・梅沢さん、よくぞいってくれました。貧困を広げないようにする政策をしてほしい。・失業率を上げないように工夫するのか政治家の仕事のはず。梅沢さんの言葉に同意です。生活保護は条件を満たしていれば誰でも受給することができます。しかし収入が最低生活費以下であっても、家や車といった価値のある資産を所持していると申請が通らない場合もあるのです。菅総理が「最終的に」と前置きをしたのは、そういった事情もくみ取った上でしょう。とはいえ、生活保護を受けざるを得ない状況の人が増えるまで支援がないというのは、不安を感じてしまいます。暗いトンネルをいつ抜けることができるかが分からない、コロナ禍での生活。1人でも多くの人を救う政策を、国民は求めています。[文・構成/grape編集部]
2021年01月31日生田斗真と吉瀬美智子が夫婦役を演じる、新ドラマ枠オシドラサタデー「書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」。脚本を手掛ける福田靖氏自身や家族とのエピソードが投影された本作に、新たに菊池風磨(Sexy Zone)、山田杏奈、小野武彦、梅沢昌代らの出演が明らかになった。本作は、細々と執筆を続けながら家事全般を担う脚本家兼主夫・吉丸圭佑(生田さん)に、突然ゴールデンタイム連続ドラマの脚本執筆という大仕事が舞い込んできたことで巻き起こる騒動と、彼を応援し続けるベストセラー作家の妻・吉丸奈美(吉瀬さん)ら家族の絆を描くマイ・ホームコメディー。■圭佑の娘に恋!? 菊池風磨が連日吉丸家にやってくる家庭教師に“家族なの!?”と思ってしまうほどの存在感で連日吉丸家に現れる家庭教師・仙川俊也を演じるのは、今年10周年イヤーに突入、5人での活動も再開した「Sexy Zone」の菊池風磨。本作では“そこそこイケメン”なのに、好きな女の子の前では浮足立って空回りしてしまう仙川を絶妙な存在感で演じる。“ほぼ家族”的な立ち位置で吉丸家の面々と関わることになる仙川に要注目。■小野武彦、山田杏奈、潤浩、梅沢昌代…個性派揃いの吉丸ファミリーが集結ベストセラー作家の娘が何よりの自慢、定年退職して暇をもて余している奈美の父・篠田重幸を演じるのは小野武彦。その妻・篠田芳恵を梅沢昌代。数々の作品で物語に彩りを添えてきた名優2人が、時に温かく、時には厳しく、圭佑の奮闘を見守る義父母役で吉丸家に厚みをもたせる。そして、生田さんが「しっかり者で吉丸家を取り仕切っているのは子どもたちなんです。それが本当にカワイイ!」と語り、吉瀬さんも「“社長”とあだ名が付いているくらい子どもたちが仕切っています(笑)。子どもたちに励まされたり、ダメ出しされている感じです」と早くもメロメロになっているのが子どもたち。ドラマ関係者のむちゃブリに翻弄されながらも日々奮闘する圭佑をクールに見守り、仙川から好意を寄せられる吉丸家の娘・吉丸絵里花を演じるのは山田杏奈。『ミスミソウ』で映画初主演し、『小さな恋のうた』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した新進気鋭の若手女優が、両親をクールに見守る女子高生役に。また、吉丸家の息子・吉丸空役に決定したのは映画『太陽の家』などに出演する名子役・潤浩(ユンホ)。小学4年生ながら両親に大人びた発言をし、絵里花からまったく相手にされない仙川を面白がる空を演じる。■菊池風磨からコメント到着「最初は緊張してドギマギして…」「僕も家族のシーンに結構混ぜてもらっていて、我がものヅラでリビングにいるんですけど(笑)、とにかくすごく楽しいですね!」と菊池さん。「皆さん本当に個性が強いんですけど、家族としてのまとまりもあり、僕なりのスパイスを加えていけたらいいな、という気持ちで演じさせていただいています」と撮影を語る。また、主演の生田さんとは初共演。「実際にお話させていただく機会もあまりなかったので、最初は緊張してドギマギしていました」と言うが、「“先輩”というより“お兄ちゃん”という感じで接してくださるので、すごくありがたいです。現場でも本当に温かい方なんですよ!生田さんが潤浩くんと“なぞなぞ”を出し合ったりしている姿を見て、僕はそういう(生田さんの)“現場作り”も学ばせていただこうと思っています」と先輩の背中を見て学んでいる様子だ。「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」は2021年1月、毎週土曜日23時30分~テレビ朝日にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月30日俳優の梅沢富美男(うめざわ・とみお)さんが、2020年6月11日放送のワイドショー番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)にリモート出演。女優でモデルの佐々木希さんを妻に持ちながら、複数女性との不倫が発覚したお笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんについて言及しています。梅沢富美男、不倫報道に怒り同番組で、渡部建さんが複数の女性と不倫していたことについて意見を聞かれた梅沢富美男さんは、「悪いのは渡部」とコメント。いろんなコメンテーターがいろんなこといってますけど。まず悪いのはね、確かに渡部だよ。バラいろダンディーより引用続けて、「俺もね、人のことをいえた義理じゃないけど」と前置きし、怒りをにじませています。俺も人のこといえた義理じゃないけども、もうちょっと女の子を大事にしてあげないと。俺はそれに尽きると思う。バラいろダンディーより引用いつも通りの『梅沢節』で番組を盛り上げる梅沢富美男さんでしたが、自宅からの中継のため、家族の視線が気になる様子。そんな中、娘から「カンぺを出された」と明かし、スタジオを笑わせています。隣にいる娘がイライラしてんだよ。紙に「おめーがいうか?」って書いてあんの。バラいろダンディーより引用その後も渡部建さんや不倫について質問が飛びますが、最初の勢いはどこへやら…。梅沢富美男さんはすっかり黙ってしまい、娘が書いたカンペをしきりに気にしている様子でした。放送を見た人は梅沢富美男さんの意見に賛同。また、「富美男さんでも家族には頭が上がらないんだね」と、面白がるコメントも寄せられています。・娘さん、強し!梅沢さんの反応が面白かった。・結局、渡部さんが悪いですよね。奥さんがかわいそう。・富美男さんにも触れてはいけない過去があったとは…。番組で梅沢富美男さんは、ドラマで共演した佐々木希さんについても言及。親子の役を演じていたことから、娘のように思っている彼女を心配する一幕もありました。やはり気がかりなのは、佐々木希さんと子供ではないでしょうか。これ以上、2人が傷つく事態にならないことを祈ります。梅沢富美男って結局、ナニモノ?TVに出演し続ける理由が驚き[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める舞台『パラダイス』のビジュアルが23日、公開された。同作は赤堀雅秋が作・演出を手がけるオリジナル作。オリンピックを⽬前に控え、浮かれた空気に包まれている東京で、⾼齢者を狙った詐欺グループのリーダー・梶浩一(丸山)は、ある⽇、ヤクザの辺見豪に呼び出され、組織拡⼤という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、腹⼼の真壁らと⾔われるがまま⼿を広げていく梶。被害に遭い、ズタボロにされていく⽼⼈たち、その家族を尻⽬に、梶らは⼀時隆盛を極めるが、やがて暗雲が⽴ち込める。この度公開されたビジュアルでは、どこかへ向かっているのか、それともなにかから逃げているのか、虚無感ばかりが漂う日々の中で、刹那的な幸福を求めひた走る群衆という世界観を表現した。そして写真では、俳優陣がそれぞれの役柄を想起させるような表情を浮かべる。主演の丸山に加え、共演には、村上虹郎、八嶋智人、毎熊克哉、⽔澤紳吾、⼩野花梨、作・演出の赤堀、さらには梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬と、若手の注目株からベテランまで、個性と実力を兼ね備えた顔合わせが実現した。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて5月31日~6月29日、大阪公演は東大阪市文化創造館 Dream House大ホールにて7月4日~13日を予定している。
2020年03月23日シェイクスピアの全作(!)を横糸に、江戸末期の人気講談『天保水滸伝』を縦糸にして織り込んだ、井上ひさし作の壮大にして遊び心あふれる戯曲『天保十二年のシェイクスピア』。1974年に初演され、2002年にはいのうえひでのり演出、2005年には蜷川幸雄演出によって再演された伝説的な音楽劇が、蜷川の演出助手を長く務めた藤田俊太郎の演出でよみがえる。舞台は江戸末期の下総国清滝村。旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛(辻萬長)は、跡継ぎを決めるにあたり、3人の娘に父への孝養を問う。父に取り入ろうと、美辞麗句を並び立てる長女・お文(樹里咲穂)と次女・お里(土井ケイト)。一方、三女・お光(唯月ふうか)だけは父を心から愛していたためおべっかの言葉が出ず、父の不興を買って家を追い出されてしまう。月日は流れ、天保12年。跡を継いだお文とお里が支配する清滝村に、醜い容姿と歪んだ心を持つ佐渡の三世次(高橋一生)が現れる。さらにはお文の息子・きじるしの王次(浦井健治)が父の訃報を聞き、無念を晴らすため村に帰ってきて……?ほかに木場勝己や梅沢昌代ら、豪華キャストが集結。ミュージカルを中心に活動する俳優が多く揃っていること、そして宮川彬良が音楽を手がけることから、過去の上演以上に音楽劇的要素が強まりそうな気配もあるが、果たして……。注目の舞台は、2月8日(土)から29日(土)まで東京・日生劇場で、3月5日(木)から10日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。文:町田麻子
2020年02月08日主演・高畑充希と脚本家・遊川和彦の再タッグに、「過保護のカホコ」制作チームが集結した水曜ドラマ「同期のサクラ」。入社7年目を描く第7話では、物語が急展開を見せることが分かった。故郷の島に架かる橋が着工し、直接工事には関われないものの祖父(津嘉山正種)と共に橋を渡るのを楽しみにしているサクラ(高畑さん)。しかし、島に架かる橋に問題が起き、サクラは同期たちと、じいちゃんのいる美咲島に向かう。夢の実現を前に究極の選択を迫られるサクラが、最後に選んだ決断とは!?第7話では、同期5人が集ういつもの「喫茶リクエスト」で嬉しい報告も。入社7年目にして、ようやく1級建築士に合格したことを皆に伝える蓮太郎(岡山天音)はさらに恋人ができたという。入社3年目の第3話では、結婚退社をするつもりだった百合(橋本愛)に告白していた蓮太郎。果たして、そのお相手とは、百合なのか、サクラなのか、それとも?また、第7話には「過保護のカホコ」でカホコのおばあちゃんを演じた梅沢昌代がゲスト出演することが明らかに。梅沢さんが演じるのは、サクラの祖父・柊作の家の向かいに住むおばちゃん役。これで「過保護のカホコ」からは、高畑さん、西岡徳馬(花村建設の社長)、西尾まり(蓮太郎の母)、久保田紗友(通りすがりのチェロを背負った女性)に続いて5人目の出演となる。さらには第2話で、営業部・菊夫(竜星涼)の上司で“パワハラ部長”として話題となった桑原(丸山智己)が、土木担当役員として再登場する。第2話では、「俺の目の黒いうちは、おまえを絶対に土木には入れない!」とサクラに告げたパワハラ上司・桑原。役員となった桑原は敵なのか、味方なのか。いずれにしてもサクラの人生が、大きく変わる第7話となりそうだ。「同期のサクラ」は毎週水曜22時~日本テレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2019年11月19日梅沢富美男(68)が9月18日、「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。「ハラスメントは芸能界だけは通用しない」と話したことに、否定的な声が上がっている。番組では、昭和と平成という2つの世代が社会問題を討論。そのなかで「パワハラ問題」について取り上げた。VTRでは「昨年度、厚生労働省にはパワハラを含むいじめや嫌がらせの相談件数が8万件以上寄せられた」と説明。しかし番組では「本当にこれはパワハラなのか?」といった案件も多いと紹介。今年3月に陸上自衛隊幹部が部下に“指導のつもり”で「アホか」などの暴言を浴びせたこと、そして6月に国会でも議論された「職場でのパンプス着用の強制」といったことを取り上げた。さらに「若者が不快だと感じる新たなハラスメント行為」として、休日にイベント参加を義務付ける「休日ハラスメント」、ランチで上司が部下に自身のオススメメニューを勝手に頼む「グルメハラスメント」といった事例を紹介。そして「何でもハラスメントと訴える若者を理解できる?できない?」として、VTRは終了した。討論の直前、「芸能界の話はするなよ」と忠告した梅沢。スタジオが笑いに包まれると梅沢は真剣な表情で「俺は黙ってたんだよ。これ激論するようなネタじゃねえなって」として、こう続けた。「芸能界だけは通用しないからな」小島慶子(47)が「完全アウトです」というと、梅沢は「マジメに言いてえんだ」「芸能界ってのはそれで飯食ってんだ」と持論を展開した。梅沢は自身が大久保佳代子(48)に「ブスは黙ってろ」と発言して非難の声が上がったことについて触れ、「彼女はそれで売ってるんだよ」と発言。「それで皆はメシ食ってんだ。食ってやれなかったら、彼女たちがひな壇に出てる意味がないんだ。それわかって喋ってるんだ」と話した。続けて「俺、普段からセクハラなんてしてねえんだ」と言うと、スタジオの女性からは「うーん?」といった声が。しかし「テレビだからわざとやってんだ」と述べた。そしてオーディションで受からないのは「必要ないから」「ひっかからないから」として、「当たり前のことなんだよ」とコメント。「胸の大きい人を求めていたのかもしれない」「もっと大きいほうが良いかなと思うから、その子はいらないとなったのかも」と発言。そのため、「芸能界の中では通用しない」と結んだ。しかし、梅沢の発言にTwitterでは否定的な声が上がっている。《「芸能界は一般社会と違うルールがあるので(ハラスメントがあっても)従え。できなければやめろ」みたいな。どこの業界も、きっと自分の業界は特別だと、自らを例外としてるのかもなあ》《「芸能界は別、いやだったらやめちまえ」という富美男さんが成功しているなら、なおさらそういう人に仕事が来ないようにしないといけない。この番組は本当に程度が低いね》《そりゃあ無意識にパワハラしてる人には、何がパワハラか分かるわけないよ こういう昭和世代は時代に順応しなさすぎる。要は時代遅れ》「芸能界でパワハラを訴えることは通用しない」という梅沢。「普段からセクハラなんてしていない」とも語っていたが、今年5月にはLEONの公式サイトで自身のセクハラ観について明かしている。梅沢は「その女が相手の男のことを嫌いだから、『セクハラされた』ってなるんじゃない?」と持論を展開。自身が“下ネタ”を女性に話すことについて「言われた彼女の方は気にしちゃいないよ。だって、少なくとも俺のことを嫌っていない女性にしか、そういうことを言わないんだから」と語っている。さらに「セクハラで訴えられるヤツっていうのは、女性の感情に鈍感なんだよ」「女性が自分に気があるかないかなんてすぐ分かる」ともつづっていた。そのため当時、《自分と他人の境界線が曖昧なんだろうな、こういうオッサンて》《「相手が嫌がってなかったからセクハラではない」と黙認を強いる危険がある。客観的なセクハラ基準は存在するのよ》《自分だけは大丈夫と勘違いしている人の典型ですね》といった声も上がっていた。
2019年09月20日舞台『人形の家 Part2』が8月9日より紀伊國屋サザンシアターで開幕した。米劇作家ルーカス・ナスが、ノルウェーの作家ヘンリク・イプセンによる名作『人形の家』を、その15年後を“続編”という形で描いた話題作。日本初演版では、栗山民也が演出を務め、永作博美、山崎一、那須凛、梅沢昌代が出演する。【そのほかの画像はこちら】15年ぶりに突然帰ってきた女流作家のノラ(永作博美)は、乳母(梅沢昌代)と再会する。夫のトルヴァル(山崎一)は仕事で留守中。乳母は死んだと思っていたノラの帰還を喜び、トルヴァルとの和解を勧めるが、ノラは断る。ノラが帰ってきた理由は別にあった。そこに、トラヴァルが帰ってきて、ノラと予期せぬ再会をして……という物語。本作は、2017年4月にブロードウェイで初演され、同年のトニー賞8部門にノミネートされた。4人芝居ではあるが、2人芝居が連続した形で進行するという斬新な物語構成で、特に永作が演じるノラは舞台上に出突っ張りだ。初日前に取材に応じた永作は「本当に難しいお芝居。難解さも含めて、とにかく素直に、みなさんにしっかり伝われば。人間と人間のぶつかりあいを楽しんでもらえればと思います」とコメントした。とにかくセリフの量が膨大な芝居だ。乳母役で出演する梅沢は「演じる側にとって、とても集中力が必要で、しんどい芝居。受験生のように、稽古場に早く来て、居残って、それぞれの予習復習をやり続けてまいりました。私も50年近くお芝居やってきましたが、1番頭を使っているような気がします」と苦労を明かす。永作も「何度も嫌になりましたけど、やらないと終わらないから、みんなのためにも、自分のためにも頑張りました。今は掛け合いが楽しいです」と語っていた。本作の見どころについて、永作は「本当に新しい演劇をしているなという印象があります。ぜひこの新しい思い、底に眠っているような感情を見にきていただけたらなと思います。損はしないと思います」と話し、梅沢は「恋愛観や結婚観、社会観などそれぞれに焦点を当ててご覧いただくと面白い」とコメント。ノラの夫・トラヴァル役の山崎は「人と人との対話が少なくなってきた今だからこそ、家族やご夫婦などで観にきていただくとすごく面白いと思う。ひとりでもいいけれど、見終わったあと、必ず会話が生まれると思うから」。ノラの娘・エミー役の那須は「15年間会ったことのない母と娘がどういうやり取りをするか、想像しながらみていただけたら、うれしいです。頑張ります」と話していた。東京公演は9月1日(金)まで。そのほか、北九州、富山、京都、宮崎、豊橋、仙台公演あり。チケット発売中。取材・文・写真:五月女菜穂
2019年08月09日8月2日(金)より大阪・新歌舞伎座で幕を開ける「新歌舞伎座開場60周年記念特別企画 梅沢富美男・コロッケ特別公演」。第一部は『大笑い!おかしな おかしな 男の花道』を上演。コロッケ演じる長崎出身の蘭学眼科医・土生玄碩(はぶげんせき)と、梅沢富美男演じる役者・加賀屋豚右衛門の友情物語で、1956年に公開された小国英雄原作の『男の花道』のパロディだ。第二部はコロッケの妙技が堪能できる『コロッケものまねエンターテイメント2019』を、第三部は『華の舞踊絵巻』と題し、梅沢富美男が当代一の女形で魅了する。「梅沢富美男 コロッケ 特別公演」チケット情報8月1日、公開ゲネプロを終えた梅沢とコロッケが、互いの印象や特別公演について語った。舞台では初共演というふたり、「10日間お稽古させていただき、どんな化学反応が起きるか楽しみにしていました。リハーサルで本当に化学反応が起きて、この芝居をどうまとめたらよいのかとおどおどするという、役者として初めての体験をさせていただきました」と梅沢。コロッケは「抑えて動くという静の動きがやっぱり梅沢さんだなと思いました。芝居も舞踊ショーも見ていて勉強になるところがいっぱいあるので、正直に“いっぱい盗みます”と言いました」と明かした。そして、「最後のシーンも、見ていたらボーっとしちゃうんです。綺麗で、華やかで。梅沢さんは、ちょっとした動き、腰の落とし方、手の曲げ方、目線など一つ一つのふりが全部違いました」と目を輝かせる。三部とも自信があると梅沢、「お値段以上のものになりました」と胸を張る。その横でコロッケも「普通は別々でやる3つのショーを1度に見られる舞台です。梅沢さんの胸を借りて一生懸命やらせていただきます。絶対に損はさせません!」と意気込んだ。公演は8月2日(金)から27日(火)まで、大阪・新歌舞伎座にて。チケット発売中。取材・文:岩本
2019年08月02日薮宏太(Hey! Say! JUMP)が主演を務めるミュージカル『ハル』の東京公演が大盛況のうちに終了。4月22日(月)より大阪公演が開幕する。ミュージカル「ハル」チケット情報本作は、脚本・作詞を高橋亜子、演出を栗山民也、音楽を甲斐正人でつくりあげたオリジナルミュージカル。病を乗り越えボクシングに挑戦する主人公・ハル役を約10年ぶりの単独主演となる薮、ヒロイン・真由役を北乃きいが演じるほか、安蘭けい、栗原英雄、七五三掛龍也(Travis Japan / ジャニーズJr.)、梅沢昌代、今井清隆らが出演する。高校生のハル(薮)は、再開発が頓挫し寂れた小さな田舎町で母(安蘭)とふたりで暮らしている。子供の頃に患った病を乗り越え、元気な体を手に入れたハル。しかしどこか虚しい日々を過ごしていた。そんなとき、真由(北乃)と出会う。真由に誘われ、ボクシングを始めるハル。その楽しさにのめり込んでいくうちに、ハル自身はもちろん、彼を囲む人々も少しずつ変化していく。母との関係、過去のトラウマ、世間との葛藤…ハルが自らの人生と向き合い始めた頃、町にも変化がおとずれる───。「病を克服した少年」という言葉から自動的に連想される、希望や輝きなどとはある意味逆の面持ちで暮らすハル。病気になる前までは無邪気で元気だったのに、病気を克服してからは心を閉ざした覇気のない生活をしていた。それはなぜなのか。本人だけではなく、母親や親友という周りの人間たちの思いが絡み合い生まれた複雑な状況が、歌で、芝居で、丁寧に描かれる。そこに突然現れる真由という存在。ハルの過去とも現在ともつながっていない新しい人物との出会いは、ハルの閉鎖的な気持ちに大きな風穴を開ける。真由の「あなたを知りたい」という言葉から生まれる安心、正直になる心、初めて口に出す言葉……。たったひとりの存在がもたらす変化、広がっていくハルの世界は、観ていて救われるようだった。さまざまな思いを抱えるハルを演じる薮の歌声と、北乃ののびのびとした歌声が、時に離れ、時に重なりながら物語は動いていく。さまざまな立場の人たちの前向きな気持ちも後ろ向きな気持ちも掬いながら結末へと進んでいくなかで、幅広い楽曲の数々が登場人物それぞれの繊細な気持ちをあぶり出し、物語をより深いものにしていた。関西テレビ放送開局60周年記念 ミュージカル「ハル」は、4月22日(月)から28日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。
2019年04月18日3月20日、バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます』(フジテレビ系)に有村架純(26)の姉でタレントの有村藍里(28)が整形後初めてテレビ出演。そこで俳優の梅沢富美男(68)が有村にかけた言葉に、称賛の声が広がっている。有村は3日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で、妹と比べられて「口元が残念」と中傷され、コンプレックスを抱くようになった過去について告白。美容整形手術に挑む姿が放映されていた。今回、整形箇所を「口元の骨を三ミリ後ろに動かしました」と説明した有村。費用は400万円だったという。「整形前は自信がなくて、表情も暗いと言われていた。整形してからは『明るくなった』と言われるようになりました」と笑顔を見せた有村。家族は大賛成ではなかったが、「あなたがそれで前向きになれるならいいんじゃない」と受け入れてくれたという。『「生まれ持った顔を変えてしまうのはどうなんだろう」とたくさん考えましたが、自分の中でどうしてもコンプレックスがあって、それを変えたいって気持ちが固まったんで、決意しました」という有村。それを聞いた梅沢は、「その言葉とっても素敵だと思いますよ。自分がマイナスだと思ったことをプラスに変えるって大事なことですよ。人のためにやるんじゃない。それをとやかく言うやつはばかだよ」と優しくフォローした。さらに「梅沢さんだってやりますよ。最近目がたるんできた。目をパッチリ二重にしますよ!」と自らもネタにして笑わせた。「すごく変わったけど、整形する前も美人さんですよ」と終始温かい言葉をかける梅沢に、Twitter上では「梅沢さんの対応が神すぎていま感動してます」「梅沢さん優しいなぁ…」「整形した子になにか言わなきゃいけない立場の人はみんなこう言ってほしい」などと、称賛の声が相次いだ。整形後の恋愛模様について問われ、「整形してからずっと休んでいて、今日やっと外に出たところで……」と言葉を濁した有村。「これから変わりますよ」と言われ微笑んだ。この先、いい報告を期待したい。
2019年03月21日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太主演のミュージカル『ハル』出演者が28日、明らかになった。同作は関西テレビ放送開局60周年記念の節目に制作されるオリジナル・ミュージカル。小さな田舎町に住む高校生・ハル(薮)は、子供時代に患った大病を乗り越え、母・千鶴と共に暮らしている。本音を話せる友人もおらず、虚しい日々を過ごしていたハルだが、ボクシングに夢中になっている少女・真由と出会いボクシングジムに通うように。少しずつ自分の人生に向き合い始めたハルに、試練が訪れる。ボクシングに夢中で、ハルの生き方に大きな影響を与える真由役には、初舞台のロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』で歌唱力の高さを実証した北乃きいが決定。ハルの母親・石坂千鶴役の安蘭けい、ボクシングジムのオーナー・神尾役の栗原英雄、ハルの幼馴染の修一役の七五三掛龍也(Travis Japan)、ハルを見守る祖母役の梅沢昌代、千鶴が働く会社の社長・高野役の今井清隆が出演する。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて、2019年4月1日~14日。大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 2019年4月22日〜28日を予定している。○北乃きい コメント私が生まれて初めて観劇した作品がミュージカルでした。幼少期から音楽が大好きでしたので、音と共にその作品の世界に入って行ける感じが楽しくて、その時に受けた衝撃を今でも忘れられません。そんなミュージカルに自分が出演できること、とても嬉しく思います。これから自分が演じる真由、そして作品に深く向き合っていく時間を大切にしていきたいです。現段階の台本でも、それぞれの人間の生の歩みが様々な形で表現されていて、とても興味深く、気付いたら、あっという間に読み終わっていました。読み終わった後もいろいろなことを考えさせられる物語でした。高橋さんの脚本、甲斐さんの音楽、そして栗山さんに演出していただけること、薮さんをはじめ大先輩の皆様と作品作りに参加出来ること全てが貴重で、大変嬉しく思います。“舞台だからこそ出来ること”というのがたくさんあると思います。生ものにしかない緊張感や達成感、そういったものを感じられる場所であり、改めて言葉の大切さやその場の空気の大切さに気付かされます。私はまだまだ舞台経験が少ないので、これからもっと舞台の魅力に気付かされていくと思います。真由もボクシングをする役なので、ボクシングの練習、歌の稽古、お芝居の稽古……と課題はたくさんありますが、課題がある程燃えるので楽しみです!
2018年12月28日女優の大竹しのぶが3日、梅沢昌代、彩輝なおとともに、日比谷シアタークリエで行われる舞台『ピアフ』の公開ゲネプロの前に、取材に応じた。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。2016年にはNHK紅白歌合戦で大竹が「愛の讃歌」を歌ったことも話題となり、今回の30公演18,000席も即日完売。発売中のアルバム『SHINOBU avec PIAF』も好調で、2019年1月には、大竹初のピアフコンサートも行われる。大竹は「4回目で、プレッシャー的にはどんどん大きくなってきてるかなって。初めて観る方もいるけど、4回目を楽しみにしてる方もいる、ということは前よりも絶対いいものを出さなくてはいけない」と心境を吐露。「前はあの時のベストであって、今は今がベストなんだと思えるようにしたいなとは思います」と意気込んだ。ピアフコンサートは追加公演も決定したが、大竹は「頑張ります。でも今から始まるゲネプロのことで頭がいっぱいで、1日1日だね」と苦笑。「命をかけるまではできないけど、命を削るくらいのことは、毎日やってる感じ」と語る。梅沢、彩輝とは初演からの共演で、大竹は「女3人で、男どもを『しっかりしろや〜』みたいな感じでやってます」と笑顔に。梅沢は大竹について「毎日ライブ感のある方なので、楽しいです」と語り、「命がけですよ、いつも。悩むし、疲れるし、でも、『まあいいか』じゃなくて『頑張る』と言ってます」と魅力を表す。彩輝も「おこがましいかもしれないですけど、とてもチャーミングで、魅力に引き込まれる。魂から演じられてることと、普段からのかわいらしさがある」と大竹の魅力を語った。3人でご飯を食べに行くことも多いというが、大竹は「結構、男どもも一緒に連れてってあげました。最初は女3人が怖いみたいで、近寄れない感じが。怖くないから、いらっしゃいと言って、今はもう大丈夫になりました」と明かした。公演は日比谷シアタークリエにて、11月4日〜12月1日。
2018年11月04日高畑充希主演、竹内涼真らの共演で昨年夏に放送された「過保護のカホコ」が1年ぶりに復活したSPドラマ「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」が9月19日にオンエアされた。高畑さん演じる超過保護な究極の箱入り娘・カホコが、全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマとして昨年7月から9月まで放送され感動の渦を巻き起こした本作のTVシリーズ。それから1年後を舞台にカホコたちの“その後”が描かれた今回のSPドラマ。高畑さん、竹内さんはじめカホコの母・泉に黒木瞳、カホコの父・正高に時任三郎、カホコの祖母・初代に三田佳子、泉の父親・福士に西岡徳馬、カホコの親族役で佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らTVシリーズと同じキャストが顔を揃えた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。カホコと初が結婚して1年、カホコはあらゆるトラブルを抱えて空回りする日々を送り、親と一緒にいられない子どものために始めた「カホコハウス」も経営は悪化の一途をたどっていた。さらに無理して開いた糸(久保田さん)の誕生パーティーではチェロの道を断念した糸が、コンダクターへの道を探すためにウィーンへ旅立つと言い出し、それをきっかけにパーティーが紛糾。家族がバラバラになる危機に。さらにカホコハウスに通う保のもとに行方不明の母が突如現れ、保つを引き取っていく。さらに会社でリストラ担当を任された正高がプレッシャーに耐えられず会社を退職してしまう…というストーリー。放送後には1年ぶりにカホコを演じた高畑さんに「カホコほんとうにかわいい」「カホコ、萌えすぎてやばい」「高畑充希ちゃんのうっとおしい演技さいっこうだなぁ… (ほめてる)」という声が多数寄せられているほか、初を演じた竹内さんには「今更ながら竹内涼真くんかっこいいのはもちろんだけどスタイルも良すぎない?」といった声も。特に今回は初が“就活”のためスーツ姿になる場面があり「脚20mあるじゃん」「スタイルがスーツで際立ってて最高」などそのスタイルの良さを絶賛するツイートが多数見受けられた。また糸を演じた久保田さんにも「この世界の片隅にのすみちゃん役の子だ。雰囲気また違うからずっと気づかなかった!」「本当演技上手くなったし、とても可愛い」「この前まですみちゃんだったのに、イトちゃんに戻れる、さすが女優さん」など、「この世界の片隅に」のすみ役とのギャップと、その演技力に驚いたという反応が数多く投稿されている。(笠緒)
2018年09月20日梅沢富美男(67)が8月15日放送の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。15年間落選し続けたという青山霊園にようやく当選したと明かした。同霊園は人気のあるブランド墓地であり、梅沢は「ようやく私もね、今年、青山墓地が当たりまして」としみじみ。さらにその応募の陰に、末っ子だから墓をもっていたほうがいいという妻からの勧めがあったと明かした。梅沢夫妻のように生きているうちに死への準備を整えることを終活という。高齢化の進む芸能界において、トレンドの一つと言えるだろう。「終活といえば中尾彬(76)さんと池波志乃(63)さん夫妻が有名です。2人は終活のエピソードを綴った本を出版するほど終活に対して積極的。2人は家を売り払うだけでなく、中尾さんのトレードマークでもある“ねじねじ”ストールを200本捨てたと言います」(芸能関係者)本誌2686号では橋田壽賀子(93)の終活を取り上げている。前述の2夫婦と違い橋田が終活に取り組むようになったキッカケは夫の死にあったとし、こう明かしている。「私が積極的に”終活”に取り組むようになったのは、私は天涯孤独で、跡継ぎもいませんので。『立つ鳥跡を濁さず』で、私の死後、みなさんにご迷惑をかけたくないからです」一見ネガティブに聞こえてしまうが、橋田はあくまで建設的だ。子供のいない橋田は1人で生きる方法について考えた結果、「『それにはまずお金だ』と思って、そこから一生懸命働きました」と言う。そして“お手伝いさん”を6人雇ったとし、こう語っている。「親族に面倒をみてもらうよりずっと心豊かでいられるし、私はいま、理想的な暮らしをしていると思いますね」また財前直見(52)は50歳を過ぎたばかりだが、終活をすでに開始していると本誌2771号に明かしている。五十路を迎えたことで今後について考えるようになったとし、“終活ライフケアプランナー”の資格を取得したという。同記事でものの整理や遺言の内容を考えることを勧め、そうすることは「逆にプラス思考になっていくのです」と語る財前。終活とは未来に想いを馳せることだとし、こう明かしている。「『老後』についても、いろいろ明るい想像が膨らんでくるのです。終活って、死を連想させて寂しいイメージを感じる人も多いと思います。でも本当は今後の人生を充実させるための、楽しくて夢のある活動だということを、皆さんに伝えていきたいです」来るべき日のために、それぞれ取り組んでいるようだ――。
2018年08月18日梅沢富美男がMCを務める「梅沢富美男のズバッと聞きます!」の2時間スペシャルが8月8日(水)今夜オンエアされ、後藤久美子と娘のエレナ親子のほか、ディーン・フジオカの実妹である藤岡麻美、山崎賢人、上野樹里、藤木直人、戸次重幸ら豪華ゲストが出演する。“元祖国民的美少女”として80年代後半に一大ブームを巻き起こし、F1・フェラーリのエースドライバーとして活躍したジャン・アレジと結婚、世界のセレブとなった後藤さん。娘であるエレナ アレジ 後藤さんもまた4か国語を操り、すでにパリの社交界デビューも果たしているまさにセレブリティ。今回は日本のバラエティに出演するのは13年ぶりという母・後藤さんと娘・エレナさんの今回が最初で最後だというバラエティでの親子共演が実現。番組では彼女の映像ディレクターとしての初仕事に密着、ローマで行われる後藤さんの撮影会の模様を紹介するほか、スタジオでは「父の総資産は400億円って本当?」など、エレナさんの普通では考えられないうわさについて梅沢さんがズバッと斬り込む。また、実は兄より先に日本の芸能界でデビューしていたという妹の麻美さんがスタジオに登場。現在は台湾を舞台に“ある仕事”で大成功しているとうわさされている。その“ある仕事”について、また成功の裏にあった世界的スター2世との出会いなどを語る。さらにドラマ「グッド・ドクター」で主演を務める山崎さんと共演の上野さん、藤木さん、戸次さんらメインキャストも登場。梅沢さんに代わり「平成ノブシコブシ」吉村がドラマ撮影現場に出張して気になる話をズバッと聞く。山崎さんの「包容力のある年上の女性が良いですね」というコメントに吉村さんが斬り込むほか、上野さんは結婚生活や夫・和田唱さんとのプライベートについて話してくれる。そのほかにもブライダルデザイナーの桂由美に、今年5月突然の休養を宣言したピーターなどバラエティに富んだゲストを迎える。山崎さんがサヴァン症候群の小児科医を演じる感動のメディカル・ヒューマンドラマ「グッド・ドクター」は毎週木曜22時~フジテレビ系で好評放送中。「梅沢富美男のズバッと聞きます!SP」は8月8日(水)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年08月08日俳優の梅沢富美男が、3日に放送されるニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(22:00~24:00)に出演し、歌手の松任谷由実と初対面を果たす。松任谷が「梅沢富美男さんに会いたい…。でも超忙しいから無理かなあ」と番組スタッフに打ち明けたことから梅沢の出演が実現。2人が対面するのは今回が初となる。梅沢も「まさか会えるとは思わなかったです、本当に会いたかった」と感想を述べる。番組ではいきなりミニコント(真夏の夜の夢芝居)からスタートし、梅沢の大ヒット曲「夢芝居」のデュエットも披露した。次第に打ち解けていく2人は、お互いへの質問合戦に突入する。さらに「男と女の夜の料理」と題して、夜に異性に作りたい料理も発表し、梅沢の発言に松任谷も大爆笑する場面も。また多忙な梅沢であるが、9月からスタートする松任谷の全国アリーナツアーを訪れることを約束し、松任谷も梅沢の舞台を観に行くことを熱望するなど、今回が初対面ながら意気投合していた。
2018年08月01日8年にわたり新国立劇場の芸術監督を務めてきた宮田慶子の任期最後の作品となる『消えていくなら朝』が7月12日(木)に幕を開ける。脚本は、宮田が「全幅の信頼を置く」と語る蓬莱竜太による書き下ろしで、18年ぶりに顔を揃えた一家の様々な秘密が徐々に明らかになっていくさまが描き出される。6月中旬、稽古場に足を運ぶと、詩的なタイトルとは正反対の、家族の、家族ゆえの修羅場が繰り広げられていた。【チケット情報はこちら】芸術監督就任時より「複雑に枝葉を広げていった日本の演劇の歴史を体系的に捉える」というコンセプトの下、シェイクスピアからイプセン、さらには現代の海外作品の翻訳、昭和の日本の戯曲まで「時代」という縦糸を常に意識しながら作品を選定してきた宮田。だからこそ「現在地を確かめるのが目的であり、最後の作品は書き下ろしの作品で“いま”を描くと決めていた」という。そこで“いま”を描くべき脚本家として白羽の矢を立てたのが、同劇場で『まほろば』『エネミイ』を執筆し、高い評価を得た蓬莱だ。宮田は様々なキーワードを伝えながらも、最終的には「蓬莱竜太がいま、考えていることを書いてほしい」とオーダーし、そこで上がってきたのが本作。恋人(吉野実紗)を連れて久々に帰省した作家(鈴木浩介)と、彼を迎える父(高橋長英)、母(梅沢昌代)、兄(山中崇)、妹(高野志穂)のひと晩の物語である。この日の稽古場では、重点的にクライマックスのシーン稽古が行なわれていた。宗教活動に身も心も捧げてきた母が、実は家族を裏切っていた――。妹によるそんな告発から、家族それぞれが長年胸に秘めてきた思いを爆発させていく。腹をくくって母を追求する妹だが、当の本人はここでも宗教の話を持ち出し、頑として裏切りを認めない。彼女の宗教活動に人生を狂わされたと感じている父と兄は、積もりに積もった不満や怒り、やるせなさをついに爆発させる。さらには、唯一の部外者であったはずの作家の恋人までもが参戦し……。一方、終始どこか醒めた目でこの家族を観察しているかに見えた作家もまた、長年にわたり抱えてきた家族へのある思いを口にする。「家族だからって、無条件に愛さなきゃいけないの?」――劇中のそんなセリフが“呪い”のようにヒリヒリと心に響く。稽古を通じ、宮田がたびたび指摘していたのが、各人のリアクションのニュアンスと強度。父の「なんだ?」という短いひと言に対し「“聞き逃した”のではなく、“聞き捨てならない言葉が耳に飛び込んできた”感じで」と注文。また、蓬莱の脚本で特徴的な、たびたび登場する語尾の“(笑)”についても、「笑えない“(笑)”こそ蓬莱節」と語り、ショックや怒り、哀しみの大きさが伝わる発言にこそ付いている“(笑)”のニュアンスを繊細に調整しながら丁寧にシーンを作り上げていく。開けてはいけない「家族の秘密」というパンドラの箱を開けてしまった一家。最後に箱の中に残るものとは……?『消えていくなら朝』は東京・新国立劇場 小劇場にて7月12日(木)より上演。取材・文:黒豆直樹
2018年06月28日