寺田倉庫が運営する現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」にて、『OKETA COLLECTION「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展』が8月6日(土)に開幕。コレクターの桶田俊二・聖子夫妻が、約20年前より収集してきた骨董や現代アートのコレクションを展示する同展。好評を博した前期「Mariage −骨董から現代アート−」展に続き、後期は「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」をテーマに、桶田夫妻の現代アートコレクションの原点でもある草間彌生をはじめ、近年注目を集めている近藤亜樹やジャデ・ファドジュティミ、山下紘加などの若手作家を含む国内外の女性作家を中心に、36点の現代アート作品が展示されている。ジュリア・チャン《YES YOU CAN》2019釉薬、陶磁器、釘(c)Julia ChiangCourtesy of NANZUKA桶田夫妻が作品をピックアップする際に大切にしているのは「一目ぼれ(Love at First Sight)」だという。その精神が示すように、会場には力強く生きるエネルギーに満ち、楽しさと鮮やかさにあふれた作品群が集結。ジュリア・チャンの作品から引用された展覧会のタイトル「YES YOU CAN」というメッセージには、不安定な社会情勢にありながら、自分を信じて前向きに生きていく女性アーティストたちの姿勢がはっきりと表明される。同時に、この作品で表現される9つの文字は繊細な陶磁器でもあり、希望と壊れやすさが表裏一体であることも示唆している。ちなみにチャンの夫は、現代アート界のスター的存在であるKAWS(カウズ)だ。山下紘加《Red Mountain》2020アクリル、油彩、キャンバス(c)THE CLUB山下紘加《菖蒲の夢》2019アクリル、油彩、キャンバス(c)THE CLUB現在、岡山を拠点に活動する山下紘加の作品群は、西洋画に日本画の特徴的な画面構成を織り交ぜることで、色彩同士が透明に重なり合うという“日本的な儚さ”が特徴的。自然と人間との関係性、そこから生まれる命の営みや気づきがキャンバスに描き出される。山下と同世代のジャデ・ファドジュティミは、史上最年少となる27歳でテートのコレクションに作品が収蔵された注目のアーティストだ。自身の記憶や体験を投影したアブストラクトな要素で構成された、独創的で色彩豊かな画面。そこから浮かび上がるジャデ自身のアイデンティティの探求を間近で体験してほしい。ジャデ・ファドジュティミ《A Bellyful》2019油彩、アクリル、キャンバス(c) Jadé Fadojutimi /Courtesy of the artist and Taka Ishii Galleryコロナ禍以降、新たな素材や技法に挑戦し、表現方法はさらに多彩に。さらなるエネルギーと生命力にあふれているファドジュティミの作品写真左が《I can’t erase my dreams》2021(c) Jadé Fadojutimi /Courtesy of the artist and Taka Ishii Gallery長引くコロナ禍の影響で「この2年半ほど、海外に行けずにいる」という桶田夫妻だが、その間、国内アーティストのコレクションに注力した結果、2人が出会ったのが近藤亜樹の作品だ。本展覧会のメインビジュアルに起用された「ネバーランド」をはじめ、約227×545cmの大作「星、光る」など計5点を展示。まるで絵筆に導かれたような自由で衝動的な筆致が生み出す、想像力と生命力あふれる色鮮やかな世界が、見る者に希望と喜びといった“目に見えない栄養”を与えてくれるようだ。近藤亜樹《星、光る》2021アクリル、キャンバスCopyright the artist.Courtesy of ShugoArts.もちろん、桶田夫妻がコンテンポラリーアートの本格的なコレクションに踏み出すきっかけをなった草間彌生の作品も大きな見どころ。およそ200号のサイズで見る者を圧倒する《南瓜》(2015年)をはじめ、《Infinity Nets TMPQ》(2012年)、《Infinity Nets SPQOC》(2014年)などを展示。また、ニューヨークでパフォーマンスをしていた1960年代の草間を、細江英公が撮影した貴重な写真作品も見ることができる。清川あさみ《imma(identity)》2020ユニーク(c)Asami Kiyokawa草間彌生、近藤亜樹、ジャデ・ファドジュティミ、山下紘加に焦点を当てた展示スペースに加えて、アイ・チョー・クリスティン、キャサリン・バーンハート、クレア・タブレ、川内理香子、鍵岡リグレアンヌ、清川あさみら異なる個性と視点を持ったアーティスト11名の作品を展示するグループショーも見応えたっぷり。「女性がこれまで以上に活躍し、力を発揮しやすい時代になった。ぜひ、そんな作品たちを見ていただければ」と語るのは妻の聖子さん。さまざまなバックボーンを背負いながら、時代を切り開こうと表現を追求し続けるアーティストたち。彼女たちが育む、前向きなエネルギーにぜひ直接触れてほしい。展示風景より。キャサリン・バーンハートによる映画「E.T.」をモチーフにしたユニークな作品も展示風景より。ジェネシス・ベランジャーの立体作品も取材・文・撮影:内田涼【開催概要】『OKETA COLLECTION「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展』2022年8月6日(土)~10月16日(日)、WHAT MUSEUMにて開催
2022年08月09日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで開催する現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」初日に「ROKKOSAN BON-ODORI」を開催します。六甲ミーツ・アート芸術散歩2022では例年よりも早い開幕を盛り上げるため、夏を感じられるオープニングイベントとして「“循環をテーマにした”盆踊り」を実施します。展覧会会場の1つ「自然体感展望台 六甲枝垂れ(以下 六甲枝垂れ)」は、風や水を循環させる設計によって六甲山の四季を色濃く体感できる建築物です。この展望台を櫓に見立て、コリオグラファーの北村成美が鑑賞者を巻き込み、「ROKKOSAN BON-ODORI」を繰り広げます。北村成美が着用する衣装はファッションの街神戸を代表する企業、株式会社ワールドのグループ企業である株式会社ワールドプロダクションパートナーズが手掛けます。同社はアップサイクルブランド「be released」を2020年からスタートするなどファッション業界が抱える余剰在庫や商品廃棄の課題に取り組んでいます。このたび、衣装と曲が完成しましたのでお知らせします。1.衣装デザインROKKOSAN BON-ODORIの衣装は株式会社ワールドプロダクションパートナーズが制作し、提供されます。株式会社ティンパンアレイが運営する古着の買取販売のセレクトショップ「RAGTAG」で買い取り価格が付けられずお客様のご希望に応じて引き取った品物を、ワールドグループ国内工場での縫製や加工技術を用いたアップサイクルにより生まれ変わらせました。2.テーマ曲オクラホマミキサーをリミックスし、六甲ミーツ・アート芸術散歩ならではの歌詞を付けてテーマ曲を完成させました。2番の歌詞は六甲山で見た風景や自然環境に思いを馳せながらワークショップに参加した学生有志とともに作詞しました。3.ROKKOSAN BON-ODORI開催当日スケジュール開催日時:2022年8月27日(土)17:30~18:00※雨天延期。延期の場合は8月27日(土)10:00頃に六甲ミーツ・アート芸術散歩2022公式WebサイトおよびSNSでお知らせします。※予備日(予定)…2022年9月5日(月)または9月7日(水)場所:自然体感展望台 六甲枝垂れ(六甲ガーデンテラス内)料金:六甲ミーツ・アート芸術散歩2022鑑賞パスポートまたはナイトパス付き鑑賞パスポートで入場可能。六甲枝垂れのみの入場料金は、2022年7月15日(金)から11月23日(水・祝)まで、六甲ミーツ・アート芸術散歩2022関連展示「シダレミュージアム」の特別料金として、大人・小人一律500円。※4歳以上は有料。0~3歳は無料。※安全性を考慮し、施設のキャパシティを超えた場合は入場制限する場合があります。※取材をご希望の方は【資料に関するお問い合わせ先】までご連絡ください。ROKKOSAN BON-ODORIのメイキング動画を、2022年9月6日(火)から六甲ミーツ・アート芸術散歩2022の公式Webサイト( )で公開予定です。4.自然体感展望台 六甲枝垂れの仕組み六甲山上の地形や自然条件を綿密にリサーチして設計されたこの展望台は「空気の流れ」がデザインされています。展望台内部の「1.氷室(ひむろ)」には冬に「2.氷棚(ひょうだな)」に張った天然の氷を切り出して貯蔵しています。夏に氷室を開いて風を取り込むと、氷室を通った冷たい風が展望台内部へ送られます。展望台の内部は天然のクーラーで冷やされ真夏でも20℃程度に保たれます。氷室の氷が融けて3.融氷水盤に溜まり、気化して水蒸気となります。展望台の中央部は内部の空気を引き上げる形状に設計されてあり、上部から外部へ放出されます。このような循環システムは通常電力を一切使用せず、まさにサステナブルな仕組みと言えます。5.北村成美プロフィール北村 成美(きたむら しげみ)なにわのコリオグラファーしげやんこと北村成美。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、国内外で精力的な活動を展開。ソロダンス作品を軸に、音楽家・美術家とのコラボレーション、劇団やダンスカンパニーへの振付、様々な世代・個性の人々を巻き込む大型コミュニティダンス作品などを発表。6.株式会社ワールドプロダクションパートナーズの取り組みワールドグループの生産事業を担う株式会社ワールドプロダクションパートナーズでは、ワールドグループのデザインとパターン、縫製技術により、役目を終えた服に新たな価値を付加した商品として販売するアップサイクルブランド「be released」を展開するなど、環境へ配慮しながらファッションを楽しめる取り組みを展開しています。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2022』開催概要【会期】2022年8月27日(土)~11月23日(水・祝)※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜休業(月曜祝日の場合は火曜に振替休業)【開催時間】10時~17時 ※会場により一部異なります。【会場】六甲高山植物園ほか六甲山上施設の10会場【料金】前売:ナイトパス付鑑賞パスポート 大人3,100円、小人1,300円鑑賞パスポート 大人2,300円、小人900円当日:ナイトパス付鑑賞パスポート 大人3,300円、小人1,400円鑑賞パスポート 大人2,500円、小人1,000円※当日券はWeb購入の場合、大人100円、小人50円割引【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社※2022年8月8日(月)現在の情報です。新型コロナウイルス感染症の状況等により変更が生じた場合は公式Webサイト( )で発表します。■六甲ケーブル車両故障による運休及び代替バス運行について六甲ケーブルは車両故障のため現在運行を休止しており、運行再開までの期間は代替バスを運行しております。上り・下りともに始発7時10分~終発20時45分、一部時間帯を除き毎時0分、30分に発車します。ご乗車の際は[片道:大人600円、小児300円]の乗車運賃が必要です。なお、バスの座席に限りがございますので、混雑時には待ち時間が発生する場合がございます。皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月09日「六本木アートナイト2022」が、2022年9月17日(土)から9月19日(月・祝)までの3日間、開催される。「六本木アートナイト」約100のアートプログラム「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台に開催される、アートの饗宴だ。「六本木アートナイト2022」では、「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」をテーマに、美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域を会場として、ペインティングやインスタレーション、音楽、パフォーマンス、映像、トークなど、約100もの多様なアートプログラムを展開。メインプログラム・アーティストとして、現代アーティスト村上隆を迎える他、約70組に及ぶアーティストが参加する。村上隆ら現代アーティストによる「ドラえもん」注目のメインプログラムでは、「ドラえもん」をモチーフにした賑やかなアートが登場。村上隆が手がけた「ドラえもん」を六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウンに展示するのに加え、村上隆がキュレーションした12組のアーティスト達による「ドラえもん」も展示される。六本木ヒルズアリーナには、細川雄太、くらやえみ、ob(オビ)、村田森、青島千穂、T9G(タクジ)&ナカザワショーコの「ドラえもん」を展示。また、国立新美術館にはMr. / ミスター、大谷工作室、TENGAone(テンガワン)、Kasing Lung、タカノ綾、ラピロス六本木にはMADSAKI(マサキ)がそれぞれ手がけた「ドラえもん」が登場する。各アーティストの個性やタッチを反映した、ユニークな「ドラえもん」アートが勢揃いしている。六本木ヒルズでインタラクティブなインスタレーション六本木ヒルズでは、インタラクティブなインスタレーションを展開。風に揺れる稲穂にインスピレーションを受けたTANGENTの《INAHO》は、人が近づくと穂が揺れLEDが点灯し、人が離れると光と揺れが消える。過去にミラノ、ニューヨーク、パリなど世界各都市で展示されてきたが、今回日本で初めての一般公開となる。また、スポーツ観戦の応援などで使用されているスティック型バルーンを用いたデイジーバルーンのインスタレーション《Wave》や、自転車のペダルを漕ぐことで万華鏡のように目の前の風景を変化させていくことのできる、井口雄介が手がけた“鑑賞者参加型”作品《KALEIDOSCAPE》などを楽しめる。この他、邦楽ライブやダンスパフォーマンス、タップアーティストの足音と“氷の溶ける音”のセッションなどライブパフォーマンスも開催される。東京ミッドタウンにもアートを展示東京ミッドタウンにも目を引く作品の数々が集結する。宇宙のはじまりをイメージしたキムスージャの《演繹的なもの》は、全ての始まりの“無”や異次元にぽっかり開いた穴を思わせる漆黒のオブジェ。様々な角度から見ることで不思議な感覚を味わえる。また、松田将英による、攻殻機動隊で知られる「笑い男」と、ネット上の絵文字「笑い泣き」をマッシュアップしたシリーズ作品「THE LAUGHING MAN CLUB」、第六感をテーマにしたmagmaのコラージュ作品 《ROCK’N》なども登場。イセタン サローネでは、アーティスト・SKYをメインに「アート&キャラクター」をテーマにした展示を実施する。六本木エリアの美術館で展覧会もまた、森美術館や国立新美術館、サントリー美術館、21_21 デザインサイトなど、六本木エリアの各美術館にて開催される展覧会もあわせて要チェック。六本木エリアを周遊しながら、アートに浸ってみては。〈六本木アートナイト会期中の主な展覧会〉■東京シティビュー「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-」■森アーツセンターギャラリー「特別展アリス ―へんてこりん、へんてこりんな世界―」■森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」■サントリー美術館「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」■21_21 デザインサイト「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」■国立新美術館「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」■国立新美術館「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」【詳細】六本木アートナイト2022開催期間:2022年9月17日(土)~9月19日(月・祝)10:00~22:00 ※19日のみ18:00まで※9月3日(土)~ 一部作品は先行展示開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 デザインサイト、国立新美術館、 六本木商店街、その他 六本木地区の協力施設や公共スペース、デジタル(公式ウェブサイト、公式YouTubeチャンネル RAN TV)入場料/視聴料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)※開催詳細、参加アーティスト情報などは今後随時発表予定。※実施内容などは、予告なく変更または中止する場合あり。【問い合わせ先】六本木アートナイト実行委員会ハローダイヤル TEL:050-5541-8600(9:00~20:00)
2022年08月07日2023年夏、現代アートをテーマにした国際アートフェア「Tokyo Gendai」が日本ではじめて開かれます。世界各地から一流のアートが集まる注目のイベントですが、そもそもアートフェアとは何でしょうか。誰でも入れるのでしょうか。「Tokyo Gendai」でフェアディレクターを務めるEri Takaneさんに、お話を聞いてきました!アートのプロ、Eri Takaneさんにインタビュー!Eri Takaneさん @ Yusuke Abe【女子的アートナビ】vol. 253Eri Takaneさんは、「Tokyo Gendai」のフェアディレクター。アメリカに約13年間滞在し、世界的なアーティストやコレクターのアートコンサルタントとして活動しながら、Google Arts & Cultureの日本部門を4年間担当。また、Tokyo FMのラジオ番組で司会をされていたこともあり、幅広い分野で活躍されています。――まず、アートフェアとはどういうものか、教えていただけますか?Takaneさん各ギャラリーが小さい展覧会をブース内で行う、という感じで、展示会のアートバージョンです。ギャラリーが個々にテーマを決め、作品を展示して販売します。いわゆる見本市とは違い、個人のお客さまが作品を買える場所です。――これまでもアートフェアは国内で開かれてきたと思いますが、「Tokyo Gendai」の特徴は何ですか?Takaneさんここ数十年間は、国内的なアートフェアを多く開催してきたと思います。今回は日本で初めて世界規模で行われる世界基準のアートフェアとなります。参加するギャラリーのうち、約80パーセントが海外のギャラリーというのは珍しいと思います。「Tokyo Gendai」の開催期間は4日間で、1日目はVIPのご招待日、2日目から4日目まで一般のお客さまをお迎えします。作品を販売するだけでなく、作品と連動してアーティストやキュレーターの方のトークプログラムがあったり、文化施設を回るツアーがあったりして、大きなアートの祭典となります。――Takaneさんは、ディレクターとして具体的にどんなお仕事をされているのですか。Takaneさんインフラを整えています。アートフェアは、販売なども含め、国として大きなイベントをやるということ。もちろん、海外のギャラリーさんを誘致する仕事は優先すべきことですが、それ以外にもトークプログラムでは誰をお招きするか、VIPツアーはどのようにするか、政府や省庁との関係はどうするか、なども大切なことで、そのようなインフラを整えています。――すごく大変そうなお仕事ですね。Takaneさんもともと、前職ではGoogle Arts & Cultureを担当していましたが、それもインフラの整備でした。こうしたほうがいい、とか、これとこれを合わせるとおもしろい、ということを自分で作り出していく感じです。ある意味、自由度があるのでおもしろいですね。アートフェアって楽しいの…?Taipei Dangdai 2019 Courtsey of The Art Assembly――アートフェアは、富裕層がアートを買う場所というイメージがあるのですが、anan読者のような若い女性が行っても楽しめる場所なのですか?Takaneさん楽しいですよ!行かれたことがないと想像できないと思うのですが、世界のトップレベルのギャラリーが一堂に集まり作品が展示されているので、それを見るだけでも本当に圧倒されます。通路にインスタレーションが配置され、ギャラリーさんがつくる各展示ブースもすばらしく、すごく刺激を受けると思います。きっと、会場に入った瞬間に「オーッ」という感じになると思います(笑)。――見るだけの目的で行っても大丈夫でしょうか。Takaneさん見るだけでも大丈夫です。十年後、二十年後に作品を買いたいと思ってくれればうれしいですね。私自身、20代のときは作品を全然買えませんでしたが、ギャラリーやアートフェアに行くのが大好きで、見るだけでワクワクしました。――では、アートフェアに行って、もしも欲しい作品に出会った場合、初心者はどうすればよいですか?Takaneさん一番いいのはギャラリーの方に話を聞いてみることです。プロなので、アーティストのこともよく知っていますし、説明もしてもらえます。ギャラリーの方は、みなさん気さくに話してくれますので、勇気をもって聞いてみてください。それで、本当に納得されたら、それから買うかどうか決められたらいいと思います。――アートの相場はわかりづらく、失敗するのではないかと心配になります。失敗しない買い方はありますか?Takaneさん例えば今回の「Tokyo Gendai」は、申し込んできたギャラリーすべてが出展できるわけではありません。選考委員会があり、基準を超えた国際レベルのギャラリーしか参加できませんので、安心してご購入いただけます。あとは、自分次第。自分が作品をすごく好きになって買ったのであれば、失敗したと思わなければ失敗しません。値段だけを考えてしまうと、もしかしたら後々下がるということがあるかもしれませんが、自分にとって本当に意味のあるものであれば、その人にとってはずっと価値がありますよね。そこがアートのおもしろいところ。一点しかないものですから。――購入したい作品が自分の予算を超えていた場合、値切ることもできるのでしょうか。Takaneさん値段交渉もできますよ。ギャラリーさんも各国の方々の買い方などに慣れていますから、値切るなど値段についてお話しすることも可能です。衝撃を受けたアートは…Taipei Dangdai 2019 Courtsey of The Art Assembly――なぜTakaneさんはアートのお仕事をされるようになったのですか?Takaneさん私は18歳のときニューヨークに渡ったのですが、そのときは英語を話したいなという気持ちぐらいで、大学でも心理学を学んでいました。それまで、自分で絵を描くのは好きでしたが、ギャラリーや美術館の仕事については全然知らない状態でした。アメリカ、特にニューヨークではギャラリーがあちこちにあり、生活のなかにアートが溶け込んでいる感じなのです。それで、単純にギャラリーやアートフェアに行くのが大好きになりました。アートの仕事をするきっかけとしては、ダイチプロジェクトというギャラリーがあり、そこに見に行ったときに衝撃を受けたのです。ギャラリーは作品を売る場所というイメージでしたが、そこにはトラックがひっくり返った作品があり、これは売り物?とすごく驚きました。エンタメの要素がとても強いのです。そんな世界を知り、大学院でアートビジネスも学び、15年ほどアートの仕事をしています。――ジャンルとしては、現代アートがお好きなのですか?Takaneさん昔の作品もリスペクトしています。でも、私は今一緒に生きている作家さんの作品が好きです。アートを見ると、そのときの社会状況、政情がわかります。特に現代アートは、作品に時代が反映されているので、いろいろ考えさせられます。アートはクエスチョンを投げかけるものですが、その答えはありません。自分のなかでストンと納得できればそれでいいし、わからないと思ったままでもいい。そこがおもしろいところですし、それだから夢中になれるのだと思います。アート中毒!?――Takaneさんにとって、アートとはどんな存在ですか?Takaneさん中毒になるもの(笑)。犬はボールを投げたらボールに向かって走り出しますが、それと同じでアートがあるところに向かってしまうし、行かずにはいられないのです(笑)。中毒性がありますね。――なぜ、そこまで夢中になれるのですか?Takaneさんアートは、わからないから駆り立てられるのです。ゴールがないのです。次から次へと新しいアーティストが出てくるし、次々とおもしろいギャラリーが出てきて、アートを通して出会う人たちもさまざまな方がいらっしゃいます。コレクターさん、アーティストさん、政府や美術館の方々などともお会いでき、とてもおもしろい世界です。――今回お話をうかがい、私もアートフェアに行ってみたくなりました。Takaneさんアートフェアは本当に楽しい場所ですし、「Tokyo Gendai」は世界規模のギャラリーの展示を日本でまとめて見られるまたとない機会です。私が20代のときにアートを見て感じたワクワクを、若い方々にも体験していただきたいですね。――興味深いお話を聞かせていただき、ありがとうございました!インタビューを終えて…10代で単身アメリカに渡り、Googleや国際交流基金でもお仕事をされていたというTakaneさん。すごいご経歴の方ですが、笑顔がとてもステキなフレンドリーな女性で、大好きなアートのお話をされるときは目がキラキラと輝いていました。「Tokyo Gendai」の開催は、約一年後。これから情報がどんどんアップされていくと思いますので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。Information日時:2023年7月7日(金)~7月9日(日)*7月6日(木)はVIPプレビュー会場:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)〒220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1主催:The Art Assembly(ジ・アート・アセンブリー)
2022年08月04日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を開催します。本展は、神戸・六甲山上の各施設を舞台に展示される数々のアート作品を、ハイキング気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会です。この度、下記の通り本展の公募アーティストが決定いたしましたので発表いたします。公募アーティストは2022年2月1日(火)~5月6日(金)の期間で募集し、応募総数239点の作品プランが集まりました。5月20日(金)に実施された公募1次審査会で16組の公募アーティストが決まり、この後、作品プランを具体化し、8月中旬から現地での制作を行います。また今年のメインビジュアルも完成し、展覧会開催に向けてさらに盛り上げてまいります。※本展の詳しい開催概要は次をご参照ください。《出展決定 公募アーティスト ※50音順》浅野暢晴(あさののぶはる)、伊藤大寛(いとうたいかん)、岩城和哉(いわきかずや)+東京電機大学岩城研究室(とうきょうでんきだいがくいわきけんきゅうしつ)、上田要(うえだかなめ)、大洲大作(おおずだいさく)、kammy+OK!(かみーぷらすおーけー)、園田源二郎(そのだげんじろう)、竹内章訓(たけうちあきのり)、土井健史(どいたけふみ)+江森健人(えもりけんと)、名村可奈子(なむらかなこ)、にしかわしょう子(にしかわしょうこ)、二ノ宮久里那(にのみやくりな)、みょうじなまえ、湯澤四(ゆざわよっつ)、吉澤ハナ(よしざわはな)、吉田甲太郎(よしだこうたろう)(齋藤俊文研究室(さいとうとしふみけんきゅうしつ)) ※敬称略・50音順◆六甲ミーツ・アート芸術散歩2022「前売ナイトパス付鑑賞パスポート」「前売鑑賞パスポート」の販売について【期間】2022年7月1日(金)~8月26日(金)【販売場所】イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、asoview!【価格】[前売ナイトパス付鑑賞パスポート]大人(中学生以上)3,100円、小児(4歳~小学生)1,300円※当日券は大人3,300円、小人1,400円※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。[前売鑑賞パスポート]大人(中学生以上)2,300円、小人(4歳~小学生)900円※当日券は大人2,500円、小人1,000円『六甲ミーツ・アート芸術散歩2022』開催概要※2022年6月30日(木)現在の情報です。変更が生じた場合は公式Webサイト( )で発表します。新型コロナウイルス感染症の状況により変更する場合があります。【会期】2022年8月27日(土)~11月23日(水・祝)※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜休業(月曜祝日の場合は火曜に振替休業)【開催時間】10時~17時※会場により一部異なります。【会場】六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、自然体感展望台 六甲枝垂(しだ)れ、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、グランドホテル 六甲スカイヴィラ、風の教会エリア(六甲山芸術劇場・芸術センター)、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅【市街地特別展示】JR六甲道駅周辺、阪神神戸三宮駅周辺※会場は変更になる可能性があります。【料金】有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※鑑賞パスポートで有料会場≪自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲高山植物園、ROKKO森の音ミュージアム、風の教会エリア(六甲山芸術劇場・芸術センター)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)≫にそれぞれ会期中1回の入場(当日は再入場可)が可能です。※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。※「ひかりの森~夜の芸術散歩~」は9月23日(金・祝)~11月23日(水・祝)の土日祝、17:00~20:00の限定開催となります。ご鑑賞にはナイトパス付鑑賞パスポートまたはナイトパス(大人1,600円 / 小人800円)が必要です。【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社【総合ディレクター/キュレーター】高見澤清隆 インディペンデント・キュレーター■ 会場とロケーション「六甲ミーツ・アート芸術散歩」は、六甲山上の観光施設を主な会場としています。オープンエアな環境で六甲山の自然とアート作品を楽しみながら、会場となる各施設それぞれの魅力もお楽しみいただけます。各会場は、六甲山上バス(路線バス:有料)の他、徒歩での移動も可能です。■ 出展アーティスト、展示作品について「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」では、公募によって選出されたアーティストと招待アーティストの作品を展示します。本展は、2010年から毎年開催され、これまで、総勢約430組以上のアーティストが六甲山上で作品の展示を行ってきました。■ 作品イメージ六甲山のエリア特性をじっくりと読み込み、自然や景観、歴史を取り入れた作品を各会場に展示します。六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月30日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで開催する現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」初日に、「ROKKOSAN BON-ODORI」を開催します。六甲ミーツ・アート芸術散歩は例年9月中旬に開幕する、秋の展覧会でした。今年は開幕を8月27日(土)まで繰り上げ、夏の終わりに始まります。例年よりも早い開幕を盛り上げるため、夏を感じられるオープニングイベントとして「”循環をテーマにした”盆踊り」を実施します。展覧会会場の1つ「自然体感展望台 六甲枝垂れ(以下 六甲枝垂れ)」は展望スポットというだけではなく、風や水を循環させる設計によって六甲山の四季を色濃く体感できる優れた建築物でもあります。この展望台を櫓に見立て、コリオグラファーの北村成美が鑑賞者を巻き込んで「ROKKOSAN BON-ODORI」を繰り広げます。北村成美が着用する衣装はファッションの街神戸を代表する企業、株式会社ワールドのグループ企業である株式会社ワールドプロダクションパートナーズが手掛けます。同社はアップサイクルブランド「be released」を2020年からスタートするなど、ファッション業界が抱える余剰在庫や商品廃棄の課題に取り組んでいます。ワールドグループが掲げる「ワールド・ファッション・エコシステム」はファッション業界における“循環の取り組み”です。そこから生み出される衣装を六甲枝垂れで披露することは、ROKKOSAN BON-ODORIにおいて重要な要素の1つです。さらに、この企画は関西圏の大学生のサポートを受けて運営されます。学生とのワークショップなどを通して、社会課題や表現することについて共に考えます。また、この取り組みを動画にまとめて8月13日(土)、9月6日(火)(予定)の2回に分けて公式Webサイトで公開します。参加者や鑑賞者にとっては企画の背景にあってハッキリと目には見えない「循環」というテーマの言わば“種明かし”であり、「現代アートを通して社会課題を考える」きっかけになればと考えています。(1) ROKKOSAN BON-ODORI開催当日スケジュール開催日:2022年8月27日(土)時間:17:30~18:00※雨天延期。延期の場合は8月27日(土)10:00頃に六甲ミーツ・アート芸術散歩2022公式WebサイトおよびSNSでお知らせします。※予備日(予定)…2022年9月5日(月)、9月7日(水)場所:自然体感展望台 六甲枝垂れ(六甲ガーデンテラス内)料金:六甲ミーツ・アート芸術散歩2022鑑賞パスポートまたはナイトパス付き鑑賞パスポートで入場可能。六甲枝垂れのみの入場料金は、2022年7月15日(金)から11月23日(水・祝)まで、六甲ミーツ・アート芸術散歩2022関連展示「シダレミュージアム」の特別料金として、大人・小人一律500円。※4歳以上は有料。0~3歳は無料。※安全性を考慮し、施設のキャパシティを超えた場合は入場制限する場合があります。(2) 自然体感展望台 六甲枝垂れの仕組み六甲山上の地形や自然条件を綿密にリサーチして設計されたこの展望台は「空気の流れ」がデザインされています。展望台内部の「1. 氷室(ひむろ)」には冬に「2. 氷棚(ひょうだな)」に張った天然の氷を切り出して貯蔵しています。夏に氷室を開いて風を取り込むと、氷室を通った冷たい風が展望台内部へ送られます。展望台の内部は天然のクーラーで冷やされ真夏でも20℃程度に保たれます。氷室の氷が融けて3. 融氷水盤に溜まり、気化して水蒸気となります。展望台の中央部は内部の空気を引き上げる形状に設計されてあり、上部から外部へ放出されます。このような循環システムは通常電力を一切使用せず、まさにsustainableな仕組みと言えます。(3) 北村成美プロフィール北村 成美(きたむら しげみ)なにわのコリオグラファーしげやんこと北村成美。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、国内外で精力的な活動を展開。ソロダンス作品を軸に、音楽家・美術家とのコラボレーション、劇団やダンスカンパニーへの振付、様々な世代・個性の人々を巻き込む大型コミュニティダンス作品などを発表。六甲ミーツ・アート芸術散歩 2017では「しげやんのサウンド・オブ・ミュージック・イン・六甲」で映画「サウンド・オブ・ミュージック」の主人公に扮してパフォーマンスを行った。HP (4) 株式会社ワールドプロダクションパートナーズの取り組みワールドグループの生産事業を担う株式会社ワールドプロダクションパートナーズでは、ワールドグループのデザインとパターン、縫製技術により、役目を終えた服に新たな価値を付加した商品として販売するアップサイクルブランド「be released」を展開するなど、環境へ配慮しながらファッションを楽しめる取り組みを展開しています。be released(ビーリリースト)株式会社ワールドプロダクションパートナーズと株式会社ティンパンアレイの協業によりスタートしたリメイクブランド。2020年春夏より開始。ブランド名には「廃棄となるはずだった服が新たに息を吹き返し、再度マーケットに放たれる」という意味が込められている。公式Instagram ROKKOSAN BON-ODORIの衣装は、株式会社ティンパンアレイが運営する古着の買取販売のセレクトショップ「RAGTAG」で買い取り価格が付けられずお客様のご希望に応じて引き取った品物を、ワールドグループ国内工場での縫製や加工技術を用いてリメイクし生まれ変わらせたものです。※次回のリリースでデザイン画を公開予定です。(5) ワークショップについて北村成美と共にROKKOSAN BON-ODORIのパフォーマンスを盛り上げる存在として、関西圏の大学生から有志を募ります。ワークショップでは企画の背景や社会課題について理解を深めながら、使用する音源に歌詞を付けたり、パフォーマンスに使用する“のぼり”や小道具を作成します。ROKKOSAN BON-ODORI当日は北村成美と共に踊りながら、鑑賞者を踊りの渦に巻き込むよう働きかけるなど様々な役割を担い、「アートを通して何かに気が付くきっかけを作る」ことを体感していただきたいと考えています。・ワークショップ概要日時:A)2022年7月16日(土)9:00~17:00B)2022年7月30日(土)9:00~17:00Aは午前中に学生向けガイダンスを行い、午後は北村成美が来山して振付を教えるとともに、使用する楽曲の歌詞の2番を学生と考えます。Bは終日パフォーマンスに使用する“のぼり”などを制作します。場所:六甲山観光株式会社 本社会議室参加者:関西圏の大学生4~5名(6) 全体スケジュール7月12日(火)予定 「ROKKOSAN BON-ODORI衣装デザイン発表」リリース7月16日(土) 第1回ワークショップ開催7月30日(土) 第2回ワークショップ開催8月2日(火) 衣装完成8月4日(木) ROKKOSAN BON-ODORI予行演習開催8月13日(土) 第1弾動画公開8月15日(月)予定 「ROKKOSAN BON-ODORI衣装完成・メイキング動画公開」リリース8月27日(土) ROKKOSAN BON-ODORI開催(六甲ミーツ・アート芸術散歩2022開幕)9月5日(月) ROKKOSAN BON-ODORI予備日9月6日(火)予定 第2弾動画公開9月7日(水) ROKKOSAN BON-ODORI予備日『六甲ミーツ・アート芸術散歩2022』開催概要※2022年6月22日(水)現在の情報です。変更が生じた場合は公式Webサイト( )で発表します。新型コロナウイルス感染症の状況により変更する場合があります。【会期】2022年8月27日(土)~11月23日(水・祝)※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜休業(月曜祝日の場合は火曜に振替休業)【開催時間】10時~17時※会場により一部異なります。【会場】六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、自然体感展望台 六甲枝垂(しだ)れ、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、グランドホテル 六甲スカイヴィラ、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅※会場は変更になる可能性があります。【料金】有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※鑑賞パスポートで有料会場≪自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲高山植物園、ROKKO森の音ミュージアム、風の教会エリア《六甲山芸術センター(六甲スカイヴィラ別館)》、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)≫にそれぞれ会期中1回の入場(当日は再入場可)が可能です。※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。「ひかりの森~夜の芸術散歩~」は9月23日(金・祝)~11月23日(水・祝)の土日祝、17:00~20:00の限定開催となります。ご鑑賞にはナイトパス付鑑賞パスポートまたはナイトパス(大人1,600円 / 小人800円)が必要です。【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社【総合ディレクター/キュレーター】高見澤清隆 インディペンデント・キュレーター■ 会場とロケーション「六甲ミーツ・アート芸術散歩」は、六甲山上の観光施設を主な会場としています。オープンエアな環境で六甲山の自然とアート作品を楽しみながら、会場となる各施設それぞれの魅力もお楽しみいただけます。各会場は、六甲山上バス(路線バス:有料)の他、徒歩での移動も可能です。■ 出展アーティスト、展示作品について「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」では、公募によって選出されたアーティストと招待アーティストの作品を展示します。本展は、2010年から毎年開催され、これまで、総勢約430組以上のアーティストが六甲山上で作品の展示を行ってきました。■ 作品イメージ六甲山のエリア特性をじっくりと読み込み、自然や景観、歴史を取り入れた作品を各会場に展示します。1 作田優希《ちゃぶ台会議~地球は今も蒼いのか~》2021年 六甲ガーデンテラスエリア2 穂波梅太郎《僕の話》2021年 六甲高山植物園3 束芋《オクユク》2021年 風の教会4 高(※1)橋匡太≪ひかりの実in SIKIガーデン≫2021年 ROKKO森の音ミュージアム写真:村上美都(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月22日クリエイティブカンパニー「ネイキッド(NAKED, INC.)」は、千利休をモチーフにした新作アートエキシビジョン「NAKED meets 千利休」を、2022年8月6日(土)から9月3日(土)まで金沢21世紀美術館 市民ギャラリーBにて開催する。ネイキッド×千利休のアート展、金沢21世紀美術館で開催ネイキッドにとって初の金沢21世紀美術館展示作品となる「NAKED meets 千利休」は、金沢の文化にも深く影響を及ぼす千利休が世に広めた「茶の湯」を、現代的に再解釈したアート展。来場者は茶室に招かれた客人という設定で、ネイキッドと千利休が生み出す「茶の湯」のアートによるもてなしを受けながら、その思想や美学を体験できる。『露地 浮世の外ノ道』たとえば『露地 浮世の外ノ道』は、利久が「浮世の外ノ道」と表現した露地(茶室に付属する庭)をモチーフにした作品。“浮世の外”とはつまり、世俗を断つこと。まずは心の塵を払い落としてから茶の湯の世界へと向かう、そのために重要な役割を担う露地を、デジタル技術で体感する作品となっている。枯山水や茶室、掛軸などをモチーフにした多彩な作品このほか、枯山水をモチーフにした言葉のアートを通して利休の精神性や想いを知る『枯山水 利休の教え』、茶室の床の間に飾られる重要な芸術品として発展した掛軸の中に入り込むイマーシブアート作品『掛軸 亭主の想い』、様々な表現や仕掛けがある茶室を楽しむ「小間 小間エボリューション」など、様々な作品が空間を彩る。”富士山”モチーフの「NAKED富士山カヌレ」を販売また会場では、”富士山”をモチーフにした「富士山カヌレ」とコラボレーションした「NAKED富士山カヌレ」を販売。「富士山カヌレ」は、フランスの伝統菓子「カヌレ」を日本風に再構築したスイーツだ。トップにはコク深いホワイトチョコレートと酒粕のパウダーをトッピングし、“富士山の雪”を表現している。今回のコラボレーションでは、カヌレ生地に金沢最古の酒蔵「福光屋」の新鮮な酒粕を練り込むことで、「NAKED meets千利休」仕様にアレンジ。口に含むと、豊かな酒粕の風味がふわっと広がり、ホワイトチョコレートの甘みやキャラメルのようなコクを感じることができる。なお「NAKED富士山カヌレ」は、「NAKED meets千利休」内で展示されるアート『茶筅(ちゃせん)』をモチーフにした限定パッケージで提供される。開催概要「NAKED meets 千利休」開催期間:2022年8月6日(土)~2022年9月3日(土)開催時間:月~木、日 10:00~18:00/金、土 10:00~20:00※9月3日は18:00終了。※最終入場は閉場の30分前。会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(石川県金沢市広坂1-2-1)チケット料金■オンラインチケット(近日発売)[平日フリーチケット]高校生以上 1,500円、小・中学生 800円[日時指定チケット※1]高校生以上 1,500円、小・中学生 800円※1 該当日:8/6,7,11,13,14,15,20,21,27,28,9/3■会場販売チケット高校生以上1,600円、小・中学生 900円※未就学児無料。※チケット購入についての詳細は公式サイト(より。■「NAKED富士山カヌレ」2,754円(5個入り)※福光屋 東京ミッドタウン店、ECサイト「アティロム・オンライン」でも販売。【問い合わせ先】NAKED meets 千利休事務局(北陸朝日放送内)TEL:076-269-8826※平日のみ、10:00〜18:00
2022年06月19日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を開催します。本展は、神戸・六甲山上の各施設を舞台に展示される数々のアート作品を、ハイキング気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会です。2010年から毎年開催し、今年で13回目を迎えます。この度、第二弾招待アーティスト11組が決定しましたのでお知らせします。《出展決定 招待アーティスト ※50音順 》(2022年6月17日現在)※本年は招待・公募アーティスト含め約40組が出展予定です。各アーティストのプロフィールは次をご確認ください。六甲ミーツ・アート芸術散歩2022 出展決定 招待 アーティストアーティスト名:大西康明(おおにしやすあき)1979年 大阪府生まれ・在住2004年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了空洞や余白、日常的には意識されないような「間」や「境界」を、接着剤やポリシートなどの形態を定めにくい素材を用いて、行為・現象・時間を要素に、人為と自然、内側と外側、表と裏、あるいはその境界にある形をトレースすることで、それらの関係性を問う作品を国内外で発表している。アーティスト名:開発好明(かいはつよしあき)1966年 山梨県生まれ・在住1993年 多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了観客参加型の美術作品を中心に、2002年にPS1 MOMA「Dia del Mar/By the Sea」、2004年にヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展、2006年に妻有トリエンナーレ「越後妻有大地の芸術祭2006」に出品。また国外では、ベルリンのニューナショナルギャラリーにて「berlin-Tokyo/Tokyo-Berlin」などに参加し国内外で活動している。アーティスト名:谷垣華(たにがきはな)1995年 兵庫県生まれ・在住2017年 神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科卒業大学時代から本格的に絵を描き始め、以降関西を中心に個展やアートフェアに参加してきました。イラストコースを専攻してきましたが、絵具の塗りや人物のフォルムに魅了されキャンバス作品を主に描いています。現在は植物や海などの自然と人物のモチーフを用い、シンプルな画面作りをしています。アーティスト名:冨井大裕(とみいもとひろ)1973年 新潟県生まれ・埼玉県在住1999年 武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。また、2008年よりアーカススタジオにて、作品が朽ちるまで続く実験的な個展「企画展=収蔵展」を開催、Twitterにて毎日発表される「今日の彫刻」などと併せ、既存の展示空間や制度を批評的に考察する活動でも注目を集める。アーティスト名:トモトシ1983年 山口県生まれ・東京都在住2007年 国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程卒業2007年に豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業後10年にわたって建築設計・都市計画に携わる。2014年より映像インスタレーション作品を制作発表。以来「人の動きを変容させるアクション」をテーマに、主に都市空間を舞台にして制作している。2020年より西荻窪にTOMO都市美術館を企画運営。ウェブサイト: アーティスト名:中島和俊(なかじまかずとし)1978年 京都府生まれ・在住2000年 Academy of art university San Francisco, USA在籍帰国後、鉄骨鳶や大工をしながらアトリエ兼自宅を一人で建設。木津川アートや中之条ビエンナーレなどの芸術祭や個展などで鉄や木を使った彫刻作品を発表。叔父で鉄作家の松岡信夫の影響もあり、鉄でフルオーダーの装飾品や建築金物、家具など制作するブランド “HITTITE”を創業。住宅や商業施設のプロデュースや自社プロダクト製品の輸出なども手掛ける。アーティスト名:新山浩(にいやまひろし)+神戸市立科学技術高校(こうべしりつかがくぎじゅつこうこう)1964年 京都府生まれ・兵庫県在住1987年 大阪教育大学卒業作家で神戸市立科学技術高等学校の教員でもある新山浩と、建築を学ぶ生徒達とのアートユニット。六甲山の魅力を存分に生かした大作に挑みます。アーティスト名:袴田京太朗(はかまだきょうたろう)1963年 静岡県生まれ・神奈川県在住1987年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業初期にはベニヤ板やメッキ鋼板などの工業製品を素材とし、その後、家具、電気コード、FRPなど、さまざまな彫刻らしからぬ素材を取り込んできた。近年では既製の置物などを直接用いて、時に政治性の孕む彫刻の複製性の問題を、色鮮やかなアクリル板を積層させた人型彫刻によって探っている。本物と偽物、また不可視の空洞性という彫刻の存在の危うさを、乾いたユーモアやナンセンスをともなう独自な方法論で展開させている。アーティスト名:マキコムズマスダマキ、カワサキマキにより2014年結成2014年結成。立体が得意なマスダマキコ、平面が得意なカワサキマキによる主に子ども・遊び・作るをキーワードに展開しているアートユニット。「マキコムズ」は双方の名前からと大人や子ども、周りの人を面白い事に巻き込み、巻き込まれてみよう!という意味も。日常の何気ないことから発想して、巨大な物、長い物、楽しい事、面白い事、バカバカしい事を思いついては、参加型の造形ワークショップや作品にしている。それぞれ二児の母。アーティスト名:三木祐子(みきゆうこ)+金崎亮太(かなさきりょうた) studio ART MANAGEMENT(すたじお あーと まねじめんと)三木祐子、金崎亮太により2012年初演三木 祐子(作曲家/ピアノ)と金崎 亮太(電子音響音楽家/コンピューター)により2011年に結成、2012年初演。「ヒトが静寂から見つけ出した音楽は、どのような響きを持っているのだろう」という、一つの疑問に対し、ピアノとコンピューターという現代的な解釈と方法により演奏会やインスタレーション作品の発表をおこなっている。近年は、金崎がディレクターを務め、CGモデラーやプログラマーから構成されるstudio ART MANAGEMENTと連携して、ARやVRなどのメディアアート作品の発表もおこなう。アーティスト名:淀川(よどがわ)テクニック1976年 岡山県生まれ・鳥取県在住1998年 大阪文化服装学院修了2003年に大阪・淀川の河川敷を拠点として活動開始。ゴミや漂流物などを使い、赴いた土地ならではのゴミや人々との交流を楽しみながら行う滞在制作を得意とする。海外での展覧会も多い。その活動はマスメディアで多く取り上げられ、小学校や中学校の美術の教科書でも紹介されている。活動開始当初は友人の松永和也とのアーティストユニットだったが、2017年からは柴田のソロ活動。近年では環境に関するイベントに招かれることも多い。別紙資料: 六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月17日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を開催します。この度、弊社は六甲山上にある六甲山小学校と共同で、六甲ミーツ・アート芸術散歩2022のスタンプラリー用スタンプ制作を行います。本展で毎年実施しているスタンプラリーは作品ごとにスタンプを設置していましたが、2020年、2021年は新型コロナウイルスの感染対策により紙を取りやめwebスタンプラリーとして実施しました。今回お客様から復活のご要望をいただき、再び紙で実施します。スタンプの原画は六甲山小学校の児童の皆様に、六甲ケーブルでの通学など六甲山での生活を通じて感じた「六甲山といえば○○」をテーマにデザインいただき、本展の開催期間中に使用します。なお、会期中に六甲山小学校の全校生徒の皆様を本展に招待することでアートに親しみをもっていただきたいと思っています。≪その他の子ども向け企画≫六甲ミーツ・アート芸術散歩2022ではスタンプラリー以外にも様々なお子さまが楽しめる企画をご用意しています。■「こどもしんぶん」を発刊会期中、親子で六甲ミーツ・アート芸術散歩を楽しめる新聞を発刊予定。≪配布場所≫・ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園 他■SNSフォトコンテスト「キッズポートレート賞」当展覧会の思い出を会期中に応募いただき、キッズポートレート賞に選ばれた方には賞品としてキッズカメラをプレゼントします。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2022』開催概要※2022年6月8日(水)現在の情報です。変更が生じた場合は公式Webサイト( )で発表します。新型コロナウイルス感染症の状況により変更する場合があります。【会期】2022年8月27日(土)~11月23日(水・祝)※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜休業(月曜祝日の場合は火曜に振替休業)【開催時間】10時~17時※会場により一部異なります。【会場】六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、自然体感展望台 六甲枝垂(しだ)れ、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、グランドホテル 六甲スカイヴィラ、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅※会場は変更になる可能性があります。【料金】有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※鑑賞パスポートで有料会場≪自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲高山植物園、ROKKO森の音ミュージアム、風の教会エリア(含 六甲スカイヴィラ迎賓館)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)≫にそれぞれ会期中1回の入場(当日は再入場可)が可能です。※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。「ひかりの森~夜の芸術散歩~」は9月23日(金・祝)~11月23日(水・祝)の土日祝、17:00~20:00の限定開催となります。ご鑑賞にはナイトパス付鑑賞パスポートまたはナイトパス(大人1,600円 / 小人800円)が必要です。【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社【総合ディレクター/キュレーター】高見澤清隆 インディペンデント・キュレーター■会場とロケーション「六甲ミーツ・アート芸術散歩」は、六甲山上の観光施設を主な会場としています。オープンエアな環境で六甲山の自然とアート作品を楽しみながら、会場となる各施設それぞれの魅力もお楽しみいただけます。各会場は、六甲山上バス(路線バス:有料)の他、徒歩での移動も可能です。■出展アーティスト、展示作品について「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」では、公募によって選出されたアーティストと招待アーティストの作品を展示します。本展は、2010年から毎年開催され、これまで、総勢約430組以上のアーティストが六甲山上で作品の展示を行ってきました。■作品イメージ六甲山のエリア特性をじっくりと読み込み、自然や景観、歴史を取り入れた作品を各会場に展示します。1 作田優希《ちゃぶ台会議~地球は今も蒼いのか~》2021年 六甲ガーデンテラスエリア2 穂波梅太郎《僕の話》2021年 六甲高山植物園3 束芋《オクユク》2021年 風の教会4 高(※1)橋匡太≪ひかりの実in SIKIガーデン≫2021年 ROKKO森の音ミュージアム写真:村上美都(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月08日2022年、京都。ヴィジュアル・アートに革命をもたらした英国出身のアーティスト、ブライアン・イーノ。生誕75周年、名盤「ジギー・スターダスト」誕生50年を迎える世界的ロックアーティスト、デヴィッド・ボウイ。ポップアートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いた、アンディ・ウォーホル。新旧文化が入り混じり伝統と革新の文化都市・京都で、この3大アーティストに焦点を当てた展覧会が相次ぎ開催されます。このほど、3展覧会の開催を記念し、お得に観覧いただける相互割引、および近現代のアートシーンをより深く理解し、展覧会を楽しめるオリジナルイベントを開催します。ぜひこの機会に、お得にそしてより深く、展覧会をお楽しみください。=========3展覧会の概要=========BRIAN ENO AMBIENT KYOTO会期:2022年6月3日(金)~8月21日(日)会場:京都中央信用金庫 旧厚生センターブライアン・イーノによる音と光のインスタレーション。音と光がシンクロしながら途絶えることなく変化し続け、その空間のその時に、観客の誰もが違う体験をする、音と光による参加型の空間芸術です。芸術家としての活動のみならず、アンビエント・ミュージックの創始者であり、環境問題にも早くから取り組んできたイーノが、世界的文化都市の地で、どのようなメッセージを発信するのでしょうか。会場:京都中央信用金庫 旧厚生センター(京都市下京区中居町七条通烏丸西入113)会期:2022年6月3日(金)~8月21日(日)開館時間:午前11時~午後9時 ※入場は閉館の30分前までチケット:一般2,000円(1,800円)、専・大学生1,500円(1,300円)、中高生1,000円(800円)※かっこ内は前売り、土日祝は各200円増、小学生以下無料主催:AMBIENT KYOTO実行委員会(TOW、京都新聞)企画・制作:TOW、Traffic協力:α-station FM KYOTO、京都METRO、CCCアートラボ後援:京都府、京都市、ブリティッシュ・カウンシル、FM COCOLO機材協賛:Genelec Japan、Bose、Magnux、静科特別協力:Beatink、京都中央信用金庫前売り券発売中詳しくは公式ホームページ -----------------------------時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展会期:2022年6月25日(土)~7月24日(日) ※会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO1972年ロンドンで出会った、写真家・鋤田正義とロック・アーティスト、デヴィッド・ボウイ。両氏は、40数年間にわたる交流を通して、ここ京都で多くの時間を共有しました。本展は、時を共にした2人によるプライベートショットに加え、鋤田がボウイとの足跡をたどりながら京都を撮影した作品のコラボレーションで構成された写真展です。2021年4月3日に開幕したものの新型コロナウイルス感染拡大により、惜しまれながらも会期途中で閉幕となったこの写真展。改めて2人の“時空の旅”をお楽しみください。会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)会期:2022年6月25日(土)~7月24日(日) ※会期中無休開館時間:午前10時~午後7時30分 ※入場は閉館の30分前まで入館料:一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円)※かっこ内は前売り主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞後援:FM COCOLO/FM802プロデュース:立川直樹会場デザイン:岸健太協力:東京リスマチック株式会社、吉本興業ホールディングス株式会社企画協力:鋤田事務所、立川事務所前売券発売中詳しくは公式ホームページ -----------------------------アンディ・ウォーホル・キョウト /ANDY WARHOL KYOTO会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)会場:京都市京セラ美術館新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)本展は、アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、約200点の展示作品のうち、100点以上が日本初公開作品です。関西では約四半世紀ぶり、京都のみでの開催となる本展をお楽しみください。会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)※月曜日休館(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日会場:京都市京セラ美術館新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)時間:午前10時~午後6時(入場は閉館の30分前)主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO企画制作:イムラアートギャラリー、ソニー・ミュージックエンタテインメント※6月1日(水)にチケット情報公開予定詳しくは公式ホームページ =========相互割引の実施について=========本3展覧会をお得にめぐっていただけるよう、相互割引を実施します。割引額等は下記をご確認ください。「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を観覧後、・「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ・「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ-----------------------------「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展」を観覧後、・「BRIANENO AMBIENT KYOTO」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ・「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ※それぞれ、会場での当日券販売に限ります。※一般料金のみに限ります。※他の割引との併用はできません。※いずれも1枚につき1名、各館とも1回限りの適用となります=========7月10日(日)イベントの開催について=========広くそして深く、近現代のポップアートシーンを学び、各展覧会をお楽しみいただけるイベントを開催します。詳細は下記をご確認ください。タイトル:Super Audio Live『MAGICAL RECORD SESSION』ブライアン・イーノ/デヴィッド・ボウイ/アンディ・ウォーホル〜ロックとアートを融合させた天才たちの音楽を聴く〜内容:レコードコンサート(アペリティフ、オードブル、メイン、デザート付き)日時:2022年7月10日(日)2回公演 第1部:12時~、第2部:18時~ ※受付はそれぞれ開演30分前より、約2時間15分を予定会場:ホテルグランヴィア京都 5F宴会場竹取の間(京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口)プロデュース・出演:立川直樹定員:各回70人(先着順、要予約)参加費:第1部 10,000円、第2部14,000円参加方法:ホテルグランヴィア京都WEBサイトより申し込み主催:ホテルグランヴィア京都、京都新聞問い合わせ:ホテルグランヴィア京都(TEL 075-342-5511)※営業部直通 午前9時-午後6時協力:Technics、FMCOCOLO/FM802、立川事務所制作:KYOEI立川 直樹/Naoki Tachikawaプロデューサー、ディレクター。60年代後半からメディアとの交流をテーマに音楽、映画、アート、ステージなど幅広いジャンルを手掛ける。近著に『I Stand Alone』(青幻舎)、『ラブソティ・イン・ジョン・W・レノン』(PARCO出版)、『音楽の聴き方』(ヨシモトブックス)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月30日Ground Y(グラウンド ワイ)は、現代美術家・笹田靖人とコラボレーションしたコレクションを、2022年5月27日(金)よりGround Y 直営店などにて発売する。細密画を描く現代美術家・笹田靖人とコラボ現代美術家の笹田靖人は、0.3ミリペンを使って細密画を描くアーティスト。Ground Yやヨウジヤマモトとも、度々タッグを組んできた。木炭、水彩画、パステル絵具のアートをシャツ&Tシャツに今回のコラボレーションでは、木炭と水彩画、パステルの絵具を組み合わせたアートをフィーチャー。いずれもメイドインジャパンのシャツやTシャツを展開する。ギンガムチェックのシャツの上からファンタジックなアートをプリントしたシャツや、抽象的な肖像のグラフィックを配したシャツ、Tシャツなどが登場。中には、ヨウジヤマモトのデザイナー、山本耀司をシュールな世界観で描いたグラフィックTシャツも展開される。尚、キービジュアルのモデルには、女優の那須ほほみ、ダンスボーカルグループ「超特急」のメンバーとして活動する小笠原海を起用した。【詳細】Ground Y×笹田靖人 アートコレクション発売日:2022年5月27日(金)展開店舗:Ground Y 直営店舗(ギンザ シックス/ラフォーレ原宿/渋谷パルコ/心斎橋パルコ)、公式オンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト」・シャツ 2種 57,200円/61,600円・グラフィックカットソー 4種 各13,200円※全てユニセックス、フリーサイズ展開【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2022年05月26日企画アートギャラリー「BrainBrunnGALLERY」は、2022年4月20日(水)から6月19日(日)まで、ペンキ画家“SHOGEN”の個展「Territory 《テリトリー》」を開催しております。SHOGEN 個展「Territory 《テリトリー》」メインビジュアルペンキ画家「SHOGEN」はアフリカに単身で渡り、村人と生活を共にしながら絵を描き学ぶ事を許された唯一の日本人アーティスト。その地で習得した画法「ティンガティンガ」をベースに帰国後も奥底に眠る人の本質に迫るべく日々創作を続けています。そんなSHOGENが6色のペンキを元に筆、厚紙、素手を駆使し、まるで仏師のようにキャンバスから色彩を削ぎ落とす手法を用いて新作へと昇華。今回、日本各地を周り人々と接しながら創作した「Territory 《テリトリー》」シリーズ。作品の多くはダムの工事現場や埋立てられる泉など「人間のエゴで失われゆく場所(領域)」で創作、彼の情熱がダイレクトに反映された新たな作品たちが揃いました。本展では約20点にわたるSHOGENの新シリーズ作品を展示。昨年6月以来約1年ぶりとなる個展、どうぞ言葉を超えたSHOGENの世界観にご期待ください。ギャラリー内展示風景、SHOGENと共に<SHOGENのメッセージ>「今まで入ってはいけなかった神聖な場所に作品を通して自分自身が入れた感覚。人々の大切にしていた消えゆく場所で制作させていただく事で、研ぎ澄まし削ぎ落として人として超えてはいけない領域(テリトリー)をテーマに表現できた。観る人たちに“生きる上で本当に大切なもの”を感じて欲しい。ぜひ肉眼で観て頂きたい。」【SHOGEN 個展「Territory 《テリトリー》」】■会期 : 2022年4月20日(水)~2022年6月19日(日)■開催場所: 東京都八王子市元横山町3-1-1東京都八王子市 企画アートギャラリー「BrainBrunnGALLERY」2Fメインギャラリー■アクセス: 「JR八王子駅」徒歩約12分「京王八王子駅」徒歩約14分西東京バス「市街地循環」路線「元横山町1丁目」降車後、徒歩約1分■入場料 : 無料■詳細URL : 事前予約制 ご予約のお客様を優先的にご案内させて頂いております。▼予約ページURL▼ ▼Google map▼ WEB : Facebook : Instagram: Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月18日都内の主要なアートスポットと国内外の人々を、「アートバス」と呼ばれる無料のシャトルバスで結びつける「アートウィーク東京」が、11月3日(木)~6日(日)の4日間にかけて開催されることが決定した。「アートウィーク東京」とは、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットホーム主催で、日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティーを国内外に紹介する年に一度のアートイベント。2021年11月4日から7日にかけて行った初開催は、美術館、ギャラリー、アートスペースなど都内50ヶ所のアート施設が参加し、2万人を超える来場者数を記録した。今年は日本で初めて、世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、国際発信だけでなく国内アート市場の活性化も目指す。さらに、アートウィーク東京モビールプロジェクトは、文化庁の助成を受け、東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会が主催し、主要なアートスポットを繋ぐ無料のシャトルバス「アートウィーク東京」を運行。車内での特別なアートプロジェクトも展開する。昨年は、「アーティゾン美術館」、「東京国立近代美術館」、「東京都写真美術館」、「森美術館」、「ワタリウム美術館」と、「東京オペラシティ アートギャラリー」の6つの美術館とインスティテューションがシャトルバスの主要中継地となり、都内各エリアで現代アートを体験する入り口としての重要な役割を果たした。今年はさらに、「国立新美術館」、「東京都現代美術館」、「東京都庭園美術館」、「銀座メゾンエルメス フォーラム」、「資生堂ギャラリー」の5つが加わり、合計11施設に拡大。また、現代アートの魅力をもっと知りたいという人々に向けて、昨年度も好評だったオンライントーク・プログラムを実施する。また、アートギャラリーも老舗から若手まで多様な現代アートを扱う計41軒が参加。1950年創業の老舗「東京画廊+BTAP」、90年代から東京の現代アートシーンの形成に貢献してきた「オオタファインアーツ」、「ギャラリー小柳」、「スカイザバスハウス」、「タカ・イシイギャラリー」、2000年代に台頭してきた「Take Ninagawa」、「MISAKO & ROSEN」、「無人島プロダクション」などのほか、海外に拠点をもつ「Blum & Poe」や「ペロタン東京」らが並ぶ。さらに、本年度は、「KANA KAWANISHI GALLERY」、「KOTARO NUKAGA」、「Fig.」、「LEESAYA」などの新進ギャラリーが参加するほか、日本を代表するアーティストの村上隆が率いる「カイカイキキギャラリー」や、写真専門のギャラリーとしての確固たる地位を築いた「PGI」など、いずれも東京のアートシーンを形成する重要なギャラリーが揃った。さらに、昨年は4つのルートを設けそれぞれ15分間隔でシャトルバスを運行したが、本年度は6ルートに増やし、さらに多くのアートスポットを巡る。新しく、誰でも自由にダウンロードできる無料の「アートウィーク東京」専用アプリが登場。シャトルバスの運行状況の確認のほか、ルートマップや会場案内を調べることが可能となり、鑑賞者を新しいアートアクティビティの体験に導く。【コメント】■アートバーゼルディレクター・アジア:アデリン・ウーイ東京が誇るアートとカルチャーの豊かな土壌の更なる発展に貢献するアートウィーク東京の開催に再び協力することができて嬉しく思います。アートウィーク東京への支援の継続は、東京のアートコミュニティーに対する敬意の表れであり、成長を続けるアジアのアートシーンの発展に長期的に貢献してきたアートバーゼルの理念を反映するものです。■アートウィーク東京ディレクター:蜷川敦子アートウィーク東京は、東京のアートシーンの創造性や多様性を体験する国際的なアートイベントです。東京を代表する美術館やギャラリーの積極的な関わりや、行政の全面的な支援には、東京のアートコミュニティー全体が、健全なアートシステムの構築を望み、より多くの人々が現代アートを身近に体験できる環境を整えたいと願う切実な決意が表れています。豊富な経験や専門知識をもつアートバーゼルをパートナーに、アジアおよび世界における現代アートの都市として、東京の存在を確立したいと考えています。【開催概要】「アートウィーク東京」会期:2022年11月3日(木)~11月6日(日)会場:都内52軒の美術館/インスティテューションとギャラリー/AWTインフォメーションセンター主催: 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム提携:Art Basel(アートバーゼル)参加美術館等:都内11施設参加ギャラリー:都内41ギャラリー<料金>※ギャラリー41軒と銀座メゾンエルメス フォーラム、資生堂ギャラリーは入場無料。その他美術館9館は「アートウィーク東京」の割引価格適用※一般チケットは無料でダウンロードできる「アートウィーク東京」専用アプリのみ (アプリのリリースは9月予定)※VIPイベント参加者向けの有料パスは9月以降に公式ウェブサイトからご購入いただけます<アートウィーク東京(モビールプロジェクト)>名称:アートウィーク東京(モビールプロジェクト)主催:東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会助成:文化庁問い合わせ:info@artweektokyo.com公式URL: (プログラムの詳細は6月発表予定)Facebook: : : <2022年度「アートウィーク東京」参加施設(計52軒)>■美術館/インスティテューション(計11軒)アーティゾン美術館/銀座メゾンエルメス フォーラム/資生堂ギャラリー/国立新美術館/東京オペラシティ アートギャラリー/東京国立近代美術館/東京都現代美術館/東京都写真美術館/東京都庭園美術館/森美術館/ワタリウム美術館■ギャラリー(計41軒)Gallery 38/WAITINGROOM/XYZ collective/MEM/オオタファインアーツ/カイカイキキギャラリー/KANA KAWANISHI GALLERY/カヨコユウキ/KEN NAKAHASHI/KOSAKU KANECHIKA/KOTARO NUKAGA/ギャラリー小柳/ギャラリーサイド2/Satoko Oe Contemporary/スカイザバスハウス/SNOW Contemporary/タカ・イシイギャラリー/タグチファインアート/タクロウソメヤコンテンポラリーアート/Take Ninagawa/TALION GALLERY/TARO NASU/東京画廊+BTAP/NANZUKA UNDERGROUND/日動コンテンポラリーアート/ハギワラプロジェクツ/PGI/ファーガス・マカフリー 東京/Fig./Blum & Poe/ペロタン東京/POETIC SCAPE/Maki Fine Arts/MAHO KUBOTA GALLERY/MISAKO & ROSEN/MISA SHIN GALLERY/ミヅマアートギャラリー/無人島プロダクション/Yutaka Kikutake Gallery/ユミコチバアソシエイツ/LEESAYA
2022年05月10日G-Star RAWは、創業以来、アートとデザインをDNAとして、デニムのアートピースを制作してきました。そして2022年『The Art of RAW』(アート・オブ・ロゥー)という新たなアートプラットフォームを立ち上げ、テウン・ズヴェッツ(Teun Zwets)、アテナ・グロンティ(Athena Gronti)、レニー・シュテープ(Lenny Stöpp)、ホーザン・ザンガナ(Hozan Zangana)、ニンケ・シッケマ(Nienke Sikkema)、イワン・ポール(Iwan Pol)、ピーン・ポース(Pien Post)といった、様々な国際賞を受賞したデザインタレントとのコラボレーションを実施します。未来の人材G-Star RAWは、クリエイティブの限界を押し広げるべく、多くの若手クリエイターとのコラボレーションに取り組み、全く新しいアートオブジェを制作しています。自社のブランドポリシーに則り、各アーティストは デニムの廃材を利用して自由に実験、そして素材をアップサイクルしながら、それぞれの分野でユニークな作品を制作しています。テウン・ズヴェッツ最初に参加したデザイナーは、テウン・ズヴェッツです(Teun Zwets : 1992年生まれ)。彼は2020年にデザインアカデミー・アイントホーフェンを卒業後、カザーネ賞を受賞。驚くべきは、その創作着手の速さです。まずは動き出すことをモットーに、今回『The Art of RAW』とともに彼が制作したオブジェは『Denim Living』。 椅子のプロトタイプから始まり、ベースとなる金属のフレームを作り、そして強度を増すためにデニムの屑を一枚一枚重ね合わせ、最終的にはバインダーで生地を張り合わせ、強固なものにしました。完成した家具は、ランプ、食器棚、椅子が一体となった、ユニークなアートピースとなりました。『G-Starからオファーを受けたときのことは今でも忘れられません。自分自身、今までデニムを扱ったことがなかったからこそ、完成型がどうなるのかとても楽しみでもありました。実験や新しい技術に挑戦することこそ、私の成長に欠かせないプロセスだと思っています。そしてここに、デニムとのコミュニケーションを通して、ユニークな家具「Denim Living」が完成しました』 - テウン・ズヴェッツ1年にわたり、様々な若手デザイナーによるコラボレーションプロジェクトが毎月開催される予定です。 ガラス工芸、テキスタイルデザイン、彫刻、セラミックアートなど、G-Starの中核をなす素材であるデニムを活用しながら、様々な芸術の道を探求していきます。デニムには限界がないクラフトマンシップへの強いこだわりを持ち、G-Starはデニムの無限の可能性を追求し続けます。ロックダウンの中、オランダ国立バレエ団のために制作された「RAW Denim tutu」をはじめ、長年にわたり、様々な抽象的なデニムアートが生み出されています。テウン・ズヴェッツとArt of RAWとのコラボレーションは4月12日に発表。毎月、G-Star RAWのSNSで新しいコラボレーションが開始されます。G-Star RAW について:1989年以来、G-Star RAWはデニムデザインの限界を押し広げ、未来に対する独自のビジョンを明示し、先駆的なスタイルを通じてストリートに「ラグジュアリーデニム」を導入してきました。『ハードコア・デニム』という、デニムに対するこだわりを表現するという理念とデニムに限界はないという強い信念のもと、ジースターは、細部に至るまでそのクラフツマンシップを発揮し、デニムを別次元にまで昇華しています。革新性、持続性そして創造性をコアとし、人と地球に敬意を払いながら、常に次世代デニムを追求しています。テウン・ズヴェッツについて:テウン・ズヴェッツ(Teun Zwets・1992年生まれ)は、オランダで活動する若手プロダクトデザイナーです。2020年にデザインアカデミー・アイントホーフェンを卒業し、同年にカザーネ賞を受賞。彼の作品は、そのほとんどが廃材で、即興で制作されます。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月09日株式会社すみや亀峰菴(本社:京都府亀岡市、代表取締役社長:山田智)は、世界的に活躍する現代美術家・柳 幸典(やなぎ・ゆきのり)氏の構想に基づき大規模なリノベーションを行ってきましたが、「現代アートの中に泊まれる」140平米の客室が2022年4月28日にオープンしました。アートルームプロジェクトとして新たに誕生した客室の名称は「呼風(こふう)」となり、WEBサイトは以下URLとなります。URL: 「呼風」の宿泊予約のWEBサイトは以下URLとなります。URL: (1)アートルーム「呼風」についてアートルーム「呼風」は、現代美術家・柳幸典氏の作品世界を一晩滞在しながら体験していただく、露天風呂付きスイートルームです。昨年4月にリニューアルオープンしたロビー兼ギャラリーと共通する鉄製の扉を入ると、柳作品の象徴とも言える回廊が出迎え、その先にはベッドルームやダイニングルーム、そして2つの独創的な露天風呂があります。陶芸家・石井直人氏、帯匠十代目・山口源兵衛氏、左官職人・久住章氏、和紙職人・ハタノワタル氏ら、京都・丹波を拠点に伝統の技を振るう作家・職人たちと、柳氏との協働によってつくりあげられた現代アート作品としての空間では、料理長・細井久仁彦によるお料理とともに、唯一無二の宿泊体験をお愉しみいただけます。天と地をつなぐイカロスの回廊夕暮れとともに虹があらわれる天の風呂久住氏の左官技と石井氏の織部釉の陶板による地の風呂※写真をご利用の際は「写真:泉山朗土」など明記いただけますと幸いです。(2)アートルームプロジェクトを手掛けた柳幸典氏からのコメントすみや亀峰菴でのプロジェクトは、旅館という宿りのための日本の伝統的空間と現代美術の融合という試みである。旅人達を迎え入れるロビー兼アートギャラリー「百代」からアートと一体となったプライベートな客室「呼風」までを内と外、天と地、を表象する隧道でつなげるという構想で始まった本プロジェクトは、李白の詩「夫れ天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過各なり」の一節、そしてギリシャ神話でのイカロスが幽閉されていた迷宮から着想を得ている。「百代」から続く鉄板による重厚な扉を開くと、天に向かう隧道と地に向かう隧道が過客(旅人)を迎える。天を表象する客間は空(くう)をイメージする透明でミニマルな水の立方体の浴槽によるプリズムからの虹が視覚的な天を表現している。洋間の菊の作品の壁とイカロスの回廊の壁は和紙職人・ハタノワタル氏にお願いした。対する地の表象としては、陶芸家・石井直人氏による登り窯の1200度を超える高温で焼かれ変形した破れ壺を、壺の裂け目から揺らめく焔とともに天に対峙させた。加えて左官職人・久住章氏による地に抱かれるような浴槽と、日没の前にひときわ焼ける夕日を思わせる土壁、そして裏山の木々の緑と鏡合わせに石井氏の織部釉の緑の陶板を壁にしつらえ、大地の生命感と死と再生の胎動を表現した空間となっている。そして、天と地の狭間の和室の客間には、帯匠・山口源兵衛氏によりインスピレーションされた若冲の菊花が配される計画である。禅語における「呼風」とは、風を呼ぶ力があるということから、不可思議な素晴らしい能力を持つ者についていう場合もあるとのことだが、まさしくそのような能力を持つ匠とのコラボレーションによる空間は、日本の伝統文化と現代美術が融合した新しい風を呼んでくれるものと願っている。そして天の間にしつらえた菊の紋様の壁と地の間にしつらえた日本刀による私の作品「菊と刀」から、現代の日本の再生の物語-天に近づきすぎて翼が焼かれ墜落するイカロス-について夢想していただけたなら、百代の過各をお迎えする逆旅としての本望である。柳氏によるアートルームプロジェクトのコンセプトドローイング■すみや亀峰菴の概要屋号 : すみや亀峰菴会社名 : 株式会社すみや亀峰菴事業内容: 宿泊及び料理の提供 日本旅館協会加盟創業 : 1955年10月役員 : 代表取締役社長 山田智(やまだ・とも)取締役副社長 井野毅(いの・たけし)従業員 : 約65名資本金 : 2千万円所在地 : 〒621-0036 京都府亀岡市稗田野町柿花宮ノ奥25番地アクセス: 京都駅からJR嵯峨野線 亀岡駅下車 車で15分程度客室数 : 26室電話 : 0771-22-7722URL : ■現代美術家・柳幸典(やなぎ・ゆきのり)氏について 1959年福岡県生まれ。イエール大学大学院美術学部彫刻科修了。1993年、第45回ヴェネチア・ビエンナーレに選ばれ、アペルト部門を日本人で初めて受賞する。以後ニューヨークにスタジオを構え、1996年サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)、1997年ビエンナーレ・ド・リヨン(フランス)など多くの国際展に招待される。2000年のホイットニー・バイアニュアルでは、ニューヨーク在住の作家として外国人で初めて選ばれる。1992年に直島コンテンポラリー・アート・ミュージアム(当時)の開館に伴い個展に招待された際に銅の精錬所廃墟がある犬島に出会い、1995年「犬島 アートプロジェクト」を着想する。2008年、明治の近代産業遺構と昭和の三島由紀夫のメッセージに自然エネルギーの技術を融合させた美術館、「犬島精錬 所美術館」を完成させる。ニューヨーク近代美術館やイギリスのテート・ギャラリーなど多くの美術館に作品が収蔵され、ユーモアと社会性を帯びた挑発的作品は常に物議を起こし、その創作活動は美術の枠に収まらない。柳幸典氏 Photo by Hideyo Fukuda■すみや亀峰菴のリノベーションの概要柳幸典氏の構想によるすみや亀峰菴の大規模なリノベーションは2期に分けて行いました。まず200平米のロビー兼ギャラリー「百代(はくたい)」の工事を完成させ、2021年4月26日にリニューアルオープンいたしました。このたびお披露目する「現代アートの中に泊まれる」140平米の客室は2回目の工期において完成するものとなります。設計は、柳幸典氏と彼の建築チーム「YANAGI+ART BASE」(協力:広島大学八木研究室)が担っており、鉄の素材を大胆に使用するなど柳氏の作品らしさが存分に感じられる内装となります。リノベーションには、柳氏とともに、左官職人・久住章氏や陶芸家・石井直人氏、帯匠・山口源兵衛氏、和紙職人・ハタノワタル氏など、京丹波に在住する日本屈指の職人たちが携わっています。<昨年4月の1回目の工期でリニューアルオープンしたロビー兼ギャラリー「百代(はくたい)」>百代(はくたい)のWEBサイトURL: 旅館のエントランスに常設展示されている葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を引用した作品 Study for Japanese Art -Hokusai-茶釜が置かれた一枚板のブビンガのカウンター越しに見える、久住氏が再現した「待庵」の土壁と柳氏の作品柳氏の造形的・建築的センスが光るロビー兼ギャラリー旅館のエントランスに常設展示されている葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を引用した作品Study for Japanese Art -Hokusai-(国旗や紙幣などの砂絵を蟻に掘り崩させる「アント・ファーム」シリーズの一つとしてすみや亀峰菴のために制作)と久住氏の壁とのコラボレーション柳氏の造形的・建築的センスが光るロビー兼ギャラリー茶釜が置かれた一枚板のブビンガのカウンター越しに見える、久住氏が再現した「待庵」の土壁と柳氏の作品 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月06日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を開催します。本展は、神戸・六甲山上の各施設を舞台に展示される数々のアート作品を、ハイキング気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会です。2010年から毎年開催し、今年で13回目を迎えます。この度、第一弾招待アーティスト6組が決定しましたのでお知らせします。また本展開催にあたり、有料会場をお得に周遊できる「鑑賞パスポート」「ナイトパス付鑑賞パスポート」を早割価格で4月28日(木)~6月30日(木)の期間に販売します。※本展の詳しい開催概要は参考資料をご参照ください。《出展決定 招待アーティスト ※50音順》(2022年4月28日現在)※本年は招待・公募アーティスト含め約40組が出展予定です。なお公募アーティストは5月6日(金)まで募集しています。詳しくは( )をご確認ください。各アーティストのプロフィールは次をご確認ください。◆「早割鑑賞パスポート」の販売について【販売価格】大人(中学生以上)2,000円、小人(4歳~小学生)900円※当日券は大人2,500円、小人1,000円【販売期間】2022年4月28日(木)~6月30日(木)【販売場所】イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット※ひかりの森~夜の芸術散歩~が楽しめる[ナイトパス付鑑賞パスポート] も販売します。詳しくは参考資料をご覧ください。参考資料: 六甲ミーツ・アート芸術散歩2022 出展決定 招待 アーティストアーティスト名:高(※1)橋匡太(たかはしきょうた)1970年 京都府生まれ・在住1995年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 彫刻専攻修了光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。アーティスト名:はやしだちか1989年 京都府生まれ・大阪府在住2010年 大阪デザイナー専門学校イラストレーション学科卒業主に油彩・アクリルを使用。キャンバス作品、壁画、古書に描くなど幅広く展開。黒と白を使い何色にも染まらない強さを描く。近年では上から色を重ね、受容していく優しさを表現。人間の多面性と葛藤を描き、社会に抗い生きる人々の未来を願っています。アーティスト名:ヘロシナキャメラ1983年 新潟県生まれ・東京都在住2016年 長岡造形大学造形学部視覚デザイン学科卒業地元新潟の長岡造形大学でイラストを学び、卒業後イラストレーターを志し上京。国内各所での個展開催や、広告、web、雑誌、書籍など様々な媒体で活動中。作品に共通するテーマは、楽しいけど少し切ないこと。古いものと犬が好きで、溢れでる哀愁が創作のヒントになっている。アクリル絵具やクレパス、たまに段ボールを使い、日常のちょっとした出来事をファンタジーに描く。アーティスト名:松本(まつもと)かなこ1985年 東京都生まれ・在住2006年 早稲田大学卒業2006年よりイタリアにてマドンナーラとして地面に絵を描き始め、日本での活動を2008年に開始し、国内外のフェスティバルで地面に絵を描き続けている。子ども達との制作、壁画、舞台道具、地下足袋への装飾など、出会いや経験から制作の幅を広げている。アーティスト名:村山大明(むらやまともあき)1989年 京都府生まれ・在住2014年 創造社デザイン専門学校イラストレーション専攻卒業幼少の頃より山村で育ち、農業学校卒業後農業を行う。その後デザイン専門学校卒業、大阪で画家として活動を始め、2020年より京都の山里に移住しアトリエを構える。「自然」と「調和・交わり」をテーマに、モノクロのペンによる細かな描き込みで動植物の群像を描く。またペン画風の立体造形「3-Draw series」を制作し、立体と平面を組み合わせたインスタレーションを展開している。アーティスト名:盛 圭太(もりけいた)1981年 北海道生まれ、パリ在住2011年 パリ第VIII大学大学院美術研究科先端芸術修了線の始まりを糸とする仮説からドローイングシリーズを制作。2017年フランス初のコンテンポラリードローイングに特化したアートセンター、ドローイング・ラボにて、施設のこけら落しとなる個展「Strings」を行う。近年では、ヴォルフスブルク現代美術館(ドイツ)、 国立新美術館(東京)、東京都現代美術館(東京)など国内外で作品を発表。作品は、マルセイユ現代美術センター、アキテーヌ現代美術センターなどのパブリック・コレクションや個人コレクションに所蔵されている。(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日一般社団法人日本現代美術振興協会(所在地:大阪府大阪市中央区、代表理事:森 裕一、以下、「APCA(団体の略称)」)は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「Expandedセクション」の開催するためのプロジェクト「ART OSAKA Expanded|大型作品の発表の場を広げたい」を公開しました。皆様からのご支援を、目標金額400万円にて、4月29日(金)まで募っています。プロジェクトURL: クラウドファンディング実施中■プロジェクトの背景「ART OSAKA」は年に1度の現代美術の見本市・アートフェアです。私たちは「ART OSAKA」の開催を通じて「アートは購入できるもの」という認識を広げ、購入することでできる市民による文化支援の重要性を約20年継続して伝えて来ました。そして20回記念の今年、大型作品やインスタレーション、パフォーマンス等に特化した新セクション「Expanded」を設けました。国際的にも極小である日本の現代美術のマーケットの中で、大型作品の市場自体は皆無の現状において、その制作に取り組める作家はどれほどいるでしょうか?このセクションが対象とする作品は、明らかに購入がしやすいものではありません。一方、大規模な作品は現代美術作家の力量が存分に発揮され、映像作品やパフォーマンス等は現代美術のジャンルの多様性を示すと同時に多様な鑑賞機会を提供するという点では、重要かつ大きな魅力を持っています。公による芸術文化支援が十分とは言えない大阪において、民間の力でこのような作品を発表する場をつくり、継続することは、後に日本の現代美術文化振興へ繋がると信じており、今回このプロジェクトをスタートさせました。是非皆様、大阪での新しい現代アートの力による挑戦を一緒に実現するのにご支援をお願いいたします。Expanded会場-クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)■クラウドファンディングプロジェクト概要タイトル:「ART OSAKA Expanded|大型作品の発表の場を広げたい」URL : 目標金額: 400万円募集期間: 2022年3月23日(水)~4月29日(金)23時 37日間資金使途: Expandedセクション出展の大型作品14プランの輸送費(往復)・設営費など形式 : 通常型/All or Nothing形式リターン: 5,000円~50万円まで計13コース※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。※「Expandedへご招待コース」「ギャラリストによるExpandedツアーへご招待コース」「Expanded+Galleriesへ船でご招待コース」「アーティストの作品コース」「リターン不要コース」など。Expanded会場-クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)■ART OSAKA 2022 開催概要全体日程:2022年7月6日(水)~11日(月)*開場日時間は会場によって異なりますのでご注意下さい。【Galleries:ブース形式のセクション】日程 :2022年7月8日(金)~10日(日)プレビュー :8日(金) 13:00-20:00 *VIP・招待客、プレスのみ一般公開 :9日(土) 11:00-20:0010日(日) 11:00-17:00出展ギャラリー:54ギャラリー会場 :大阪市中央公会堂3階 [中集会室/小集会室/特別室](〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号)【Expanded:大型作品やインスタレーション等に特化したセクション】日程 :2022年7月6日(水)~11日(月)一般公開:6日(水)・7日(木) 13:00-20:008日(金)~10(日) 11:00-20:0011日(月) 11:00-17:00出展作家:15人(14組)アーティスト会場 :クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)(〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4丁目1番55号)【入場料】2会場チケット 2,500円 Expandedチケット 1,000円※価格は税込みです。※チケット発売は6月上旬予定※Galleriesのみ事前予約制。※小学生以下は無料。但し必ず保護者同伴下さい。※入場にはマスクの着用が必須です。※37.5度以上の発熱や体調が優れない場合は、来場をご遠慮下さい。主催 : 一般社団法人日本現代美術振興協会特別協賛 : 千島土地株式会社公式ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月05日伊勢丹新宿店メンズ館とCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)のアートコラボレーションプロジェクトの新シリーズ「ニューエッセンシャル」が3月29日から始まります。現代美術は、“美術” という名の通り新しい美的価値観を常に見出しています。同時にその時代を色濃く反映した文化的な背景を読み取ることもできます。本シリーズは、今の時代を反映する現代美術をフィーチャーし、この時代に生きるアーティストたちは現在の文化と共にどう歩んでいるのか、どのようなエッセンシャルを秘めた作品を生み出しているのか、この時代の新しい空気感・新しい本質を、現代美術を通して発信するプロジェクトです。伊勢丹新宿店 メンズ館の4フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)に、フロアテーマに合わせたスペシャルインスタレーションを展示します。実施概要タイトル:「CADAN×ISETAN MEN’S : ニューエッセンシャル」会期:2022年3月29日(火)~5月31日(火)[64日間]設置場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階主催:伊勢丹新宿店 メンズ館協力:一般社団法人 日本現代美術商協会日本を代表する現代アートギャラリーが組織するCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)と、世界No.1のメンズファッションストアを目指す伊勢丹新宿店メンズ館のコラボレーションプロジェクト。展示内容1階 エントランス・・・木村剛士(所属ギャラリー:Tezukayama Gallery)2階 メンズクリエーターズ・・・マーガレット・リー(所属ギャラリー:MISAKO&ROSEN)4階 メンズラグジュアリー・・・篠田守男(所属ギャラリー:KOKI ARTS)6階 メンズコンテンポラリー・・・大野晶(所属ギャラリー:XYZ collective)作家と作品情報【1階】木村剛士(きむらたけし)1980年東京生まれ。主な展覧会2017年「IN CONCRETE」FEI ART MUSEUM / 神奈川(個展)、2017年「N.E.blood 21 vol.60」リア スアーク美術館 / 宮城(個展)、 2022年「Directors’ Selection - FOCUS」TEZUKAYAMA GALLERY / 大阪(グループ展)、2020年「新鋭作家 展 < ざらざらの実話 >」 川口市立アートギャラリー・アトリア / 埼玉(グループ展)、2020年「六甲ミーツ・アート芸術散歩」六甲山 / 兵庫 (グループ展)、2019年「ART MIYAGI 2019」宮城県美術館 / 宮城(グループ展)、2016年「あきたの美術 2016」秋田県立美術館 / 秋田(グループ展)、2015年「大地の芸術祭 KAMIKOANI PROJECT AKITA2015」上小阿仁村 / 秋田(グループ展)木村剛士「live log」(2022年) 鉄、ブロンズ、砂 (自転車) H100 × W150 × D60cm、(ブランクーシレプリカ) H60 × W13 × D13cm©Takeshi Kimura / Photo: Keisuke Kitanishi / Courtesy of TEZUKAYAMA GALLERY木村剛士は一つの素材に特化せず、様々な素材を用いてアイディアを具現化させることを得意とする作家です。本作は、ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876年生まれ)の無限柱から着想を得た新作です。ブランクーシの無限柱は天に向かって無限に伸びていますが、木村は現代の時代性に合わせ横に水平に広がり続ける彫刻はないかと模索した結果、「live log」の制作に至りました。以前より車輪に興味があった木村はコロナ禍において人々が自転車で移動することが増えたことに着目し、自転車のタイヤにブランクーシの彫刻を彫り、走行された地面が水平方向に無限に広がる彫刻作品となるというのがコンセプトとなっています。 様々な場所で展示することで、その車輪の軌跡を広げていきたいと考えています。【2階】大野晶(おおのひかり)1990年ドイツ・リューネブルク生まれ。現在は東京を拠点に活動。主な展覧会2020年「La Boîte-en-Valise」オフィスバロック / ベルギー(グループ展)、2020年「Object For Painting」 XYZcollective / 東京(個展)、2019年「五月女哲平×大野晶」車屋美術館 / 栃木(グループ展)、2017年「大野晶 at ザ・ステーキハウスDOSKOI」ザ・ステーキハウスDOSKOI / 東京(個展)大野晶「Object for Painting No.48」(2020年)clay H13.2 x W15.0 x D3.5cm ©the artist大野晶の近年のシリーズ「オブジェクトフォーペインティング」は、抽象絵画と彫刻の間を行き来しています。作品の主な素材は粘土で、油絵具や水彩絵の具は一切使わず、様々な種類の粘土の自然な色を使い制作されます。日本的な工芸・陶芸の文脈と、西洋的な抽象絵画の文脈の両方を取り入れています。【4階】Margaret LEE(マーガレット・リー)1980年ニューヨーク生まれ。現在もニューヨークを拠点に活動。主な展覧会2022年「(as) hard as (it) gets」MISAKO & ROSEN / 東京(個展)、2020年「For a Dreamer of Houses」ダラス美術館 / テキサス(グループ展)、 2020年「I.C.W.U.M」ラ・メゾン・デ・ランデヴー / ブリュッセル(個展)、2013年「リヨン・ビエンナーレ 2013」リヨン(グループ展)、「New Pictures of Common Objects (企画:クリストファー・ルー)」MoMA PS1 / ニューヨーク(グループ展)Margaret Lee「This is what I expected」(2017年)polished stainless steel 40 x 48 x 30.5cm ©the artistマーガレット・リーは、常に女性ならではの目線で世俗的な問題から異性関係やセクシャルな問題までを軽やかなタッチで捉えています。男性社会?女性上位時代?この問いかけは現代社会において、いままさに皆が共有する問題です。男性であること、女性であること、その境界線をなくすことを意識的に問題視しようとする世界においても、いまだシンボリックで強調的なビジュアルは存在します。その曖昧な世界を描くマーガレット・リーの作品は、どこか可愛らしさを秘めています。また鑑賞者への圧倒的な想像力をかき立てるビジュアルが特徴です。【6階】篠田守男(しのだもりお)1931年東京生まれ。茨城県在住。主な展覧会2014年「WALL」KOKI ARTS / 東京(個展)、1966年「ベネチアビエンナーレ」ヴェネチア(グループ展)、1983年「現代美術の動向2 1960年代多様化への出発」 東京都美術館 / 東京(グループ展)、「現代日本美術の展望立体造形」 富山県立近代美術館 / 富山(グループ展)Morio Shinoda「TC8612」(2017年) Stone, stainless, brass 32 x 20 x 20cm ©the artist鋼鉄線の張力と圧力で金属塊を中空に固定させるTC(Tension and Compression)シリーズで知られる篠田は、線を用いて空間と緊張を表現し続け、スケール感のある奇妙で不思議な世界を繰り広げています。CADANとは一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon / コンテンポラリー アート ディーラー アソシエーション ニッポン)。日本の現代美術の振興と普及、現代美術市場の確立と発展、現代美術作家の国際的な認知度の向上、若手作家への支援と人材の育成を目指し、日本の現代美術の発展に寄与することを目的として2015年に設立された非営利の業界団体。現在50のギャラリーが加盟している。()SI(ストアアイデンティティ)とは2019年3月に「男として、そして、人として -As a man , and As a human- 」を新ステートメントに掲げ、生まれ変わった伊勢丹新宿店 メンズ館のお迎えの場。伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階に設置された立方体の空間=SI(ストアアイデンティティ)に、シーズンや会期毎に設定したテーマに沿ってアート作品の展示を行っている。※本イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年03月30日ユニフォーム及びカジュアルアパレルメーカーであるアイトス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:伊藤 崇行)は、現代のピカソとも評される世界的なポップ・アーティスト、ロメロ・ブリット氏のアートデザインを用いた新ブランド「BRITTO」を2022年4月6日(水)~8日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ファッション ワールド 東京」にて発表、5月中旬頃からの発売を致します。BRITTO 1■「ロメロ・ブリット」とは?ロメロ・ブリット氏は、1963年にブラジルのレシフェに生まれ、幼いころから新聞紙などをキャンパスに独学で絵を学びました。20歳の時に訪れたフランス、パリでマティスやピカソの作品に影響を受け、キュービズムとポップを融合させた、鮮やかでアイコニックな独自のスタイルを生み出しました。他に類を見ない画期的なアプローチを特徴とし、各国のアートメディアでは、その斬新なスタイルの類似点から、現代のピカソとも評されています。■商品に込められた思い「希望」や「幸せ」を表現したロメロ・ブリット氏の作品をプリントデザインとして用いた洋服を着ていただき、日常シーンをさらに楽しく元気づけたいとの思いから、「BRITTO」は誕生しました。アートを気軽に日常に取り入れることで、たくさんの人々が笑顔と幸せに包まれる世界、平和な世界が広がってほしいという願いが込められ、世界的に暗いムードが続く今こそ、普段から着用される服がアートの力で明るく元気に、笑顔になるお手伝いをします。■商品発表及び発売発表 :2022年4月6日(水)~8日(金)10:00~17:00イベント名:第9回ファッション ワールド 東京(春)場所 :東京ビッグサイト 西展示棟ブースNo.S7-52発売 :2022年5月中旬頃から順次■商品情報(一部)商品イメージ Tシャツ(ハート)商品イメージ Tシャツ(クマ)商品イメージ Tシャツ(犬・猫)商品イメージ ポロシャツ商品イメージ パーカー商品イメージ ウィンドブレーカー商品イメージ スクラブ商品イメージ エプロン商品イメージ マスク商品イメージ トート■商品一覧商品一覧【会社概要】称号 : アイトス株式会社設立 : 昭和25年代表者 : 代表取締役社長 伊藤 崇行事業内容: ユニフォーム及びカジュアルウエアの企画、製造、販売本社 : 東京都台東区浅草橋4丁目19番7号HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月28日松本喜三郎らの生人形、高橋由一の油彩画を導入部として、現代の絵画と彫刻における写実表現を検証する『リアル(写実)のゆくえ現代の作家たち生きること、写すこと』が4月9日(土)より平塚市美術館にて開催される。江戸期の自在置物、鎌倉時代の仏像など、日本では昔から写実表現が用いられてきた。明治 20 年代に滞日した人類学者シュトラッツは「解剖学の知識もなしに強い迫真性をもって模写することができる」生人形師の力量に感嘆。さらに、生人形が理想化も図式化もされず、ありのままの姿であることにも着目していた。 仏師で彫刻家の高村光雲も、幼い時に松本喜三郎の生人形の見世物を見ており、後年、西洋由来ではない写実を気付かせた存在として、松本喜三郎をはじめとする生人形師を敬慕していた。同展では、東西を問わず追求され、既存の方法や感性を上書き、 もしくは書き替えながら発展してきた写実表現を、松本喜三郎、安本亀八、高橋由一、小谷元彦、深堀隆介らの作品を通して紹介。西洋の文脈のみではとらえきれない日本 の「写実」が如何なるものなのか、またどのように生まれたのか、その手がかりを探る。深堀隆介《桜升命名淡紅》2017 年、平塚市美術館安本亀八《相撲生人形》1890年、熊本市現代美術館蔵※会期中展示替えあり本田健《夏草(芝棟の土)》2021年、作家蔵中谷ミチコ《夜を固めるⅢ( 雨)》2019 年、作家蔵前原冬樹《一刻―苺―》、2017 年、作家蔵 撮影:橋本憲一【開催概要】『リアル(写実)のゆくえ現代の作家たち生きること、写すこと』会期:2022年4月9日(土)~ 6月5日(日)※会期中展示替えあり会場:平塚市美術館時間:9:30~17:00休館日:月曜料金:一般900円、大高500円(土曜は高校生無料)※同時開催『けずる絵、ひっかく絵』美術館公式サイト: www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/()
2022年03月24日OKETA COLLECTION『Mariage −骨董から現代アート−』展が4月28日(木)から7月3日(日)まで、コレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」で開催される。長年ファッションビジネスに携わってきたコレクターの桶田俊二・聖子夫妻。本展では彼らが約20年の年月をかけて収集してきた骨董や現代アートのコレクション「OKETA COLLECTION」を前期・後期に分けた2つの全く異なるテーマの展覧会で展示する。前期となる『Mariage −骨董から現代アート−』展では、桶田夫妻のアート収集の入り口である骨董と現代アートを中心に、本展覧会で初出展となる作品や作家の新作を含む約40点を「身体」、「モノクローム」、「カラー」の3テーマに分けて紹介。李朝の陶磁器にはじまり、北大路魯山人、河井寛次郎、岡部嶺男など日本を代表する陶芸家の逸品と、現代アーティストたちの作品が集結する。国や年代、素材も異なる多種多様な作品をひとつの空間で「Mariage(マリアージュ)」することで、作品の新たな魅力を発見する機会を生み出すねらいだ。特に彫刻家・名和晃平の代表作のひとつである『PixCell-Deer#48』のみを展示した空間、鑑賞者が鏡に映り込むことで作品が完成するマンゴ・トムソン『November 14, 2016(The End is Near)』は必見。骨董から現代アートまで、時を経ても変わらない作品の魅力を堪能できる。またチャバララ・セルフ『Wash N’ Set 2』やVERDY『VICK』やTIDE『COMPO:L』、 現在制作中であるクレイグ・クチアの作品など、初公開となる現代アート作品にも注目だ。さらに桶田夫妻がコレクションにまつわるエピソード紹介や作品の解説をした音声ガイドもWHAT MUSEUM公式アプリから無料で利用可能となっている。なお、後期展覧会OKETA COLLECTION『YES YOU CAN −アートからみる生きる力−』展は、8月6日(土)から10月16日(日)までの開催を予定。後期展覧会および展覧会開催中に実施するイベントの詳細については、追っての発表となる。■展示情報OKETA COLLECTION『Mariage −骨董から現代アート−』展4月28日(木)~7月3日(日)会場:WHAT MUSEUM 2階開館時間:火~日 11時~18時(最終入場17時)、月曜休館(祝日の場合、 翌火曜休館)入場料:一般1,200円、大学生 / 専門学生700円、高校生以下 無料※同時開催の展覧会の観覧料を含みます※チケットは4月上旬より発売開始予定。 詳細はWHAT MUSEUM公式サイトより公式サイト: <出展作家(予定、敬称略・姓五十音順)>ダニエル・アーシャム、ヴァージル・アブロー、飯塚琅玕齋、 VERDY(ヴェルディ)、岡部嶺男、桶谷寧、ジョーディー・カーウィック、KAWS(カウズ)、ハビア・カジェハ、上條晋、加守田章二、ブライアン・カルヴァン、河井寛次郎、 北大路魯山人、クレイグ・クチア、クララ・クリスタローヴァ、五木田智央、セイヤー・ゴメス、阪口宗雲斎、マシュー・デイ・ジャクソン、ジャン・ジュリアン、ラッシード・ジョンソン、チャバララ・セルフ、TIDE(タイド)、マンゴ・トムソン、名和晃平、ブライアン・ハート、シュテファン・バルケンホール、平子雄一、Futura(フューチュラ)、マリウス・ブルチーア、アダム・ペンドルトン、メル・ボックナー、エヴァン・ホロウェイ、Mr.(ミスター)、オースティン・リー、ネイト・ロウマン、 カシン・ローン、ジェニファー・ロックリンなど
2022年03月19日国内外のメディアに多数取り上げられるトリックアート作家・服部正志によるトリックアートミュージアム『トリック3Dアート in COEDO』(埼玉県川越市)は、最新作6点を含む当ミュージアム初登場の3Dアート作品11点を、2022年3月5日から入替展示しています。魔法のトラック1■川越観光に!参加型トリックアートミュージアムに新作が登場!『トリック3Dアート in COEDO』は、2018年に不思議な写真を撮って楽しめる参加型のトリックアートミュージアムとしてオープンしました。川越観光に訪れるファミリー、カップル、グループが楽しめる場所として多くの方にお楽しみいただいております。この度、最新作6点を含む当ミュージアム初登場となる3Dアート作品11点を2022年3月5日から入替展示しています。好評につき延長展示となる3Dアート作品も6点あります。その他にも不思議な錯視作品が10点ほどあるため、様々なトリックアートをお楽しみいただけます。館長であり全ての展示作品の作者である服部正志の作品は強い錯覚効果があります。作品を展開しているトリックアートミュージアムは国内外に合計4館あります。2018年にヨーロッパ主要国では初のトリックアートミュージアムがドイツ/ハンブルクに開館して行列が出来るほどの人気ミュージアムとなっています。現在ドイツ/ロストックにもあります。トリック3Dアート in COEDO MINDWAYS 3D TRICKART ■トリック3Dアート作家/服部正志(はっとりまさし)プロフィール1962年生まれ。多摩美術大学絵画科卒。2010年からは主にトリック3Dアートのイベントを展開。派手なトリックと斬新な表現で国内を代表する3Dアート作家として知られるようになる。国内外で100回以上の「トリック3Dアート展」「魔法の絵画展」を開催。ヨーロッパや日本国内のメディアにも多数取り上げられている。NHK「高校美術1」、日テレ「世界の果てまでイッテQ!」、ドイツのTV「ガリレオ」など多数出演。ドイツ/ハンブルクとロストックにて大型ミュージアムを開催中。国内では川越、湯布院にてミュージアムを開催中。作者ホームページ: 【店舗概要】店舗名 : トリック3Dアート in COEDO所在地 : 埼玉県川越市元町1-13-1(札の辻交差点すぐ)定休日 : 火曜日価格 : 大人(高校生以上) 800円小人(4歳~中学生) 500円3歳以下 無料営業時間: 10:30~17:30(最終入館17:00)TEL : 049-298-4727URL : ■会社概要屋号 : アートテイラー服部代表者 : 服部正志所在地 : 〒350-1328 埼玉県狭山市広瀬台1-9-21設立 : 1990年4月事業内容: トリックアートの製作URL : 【店舗・作品に関するお客様からのお問い合わせ先】服部正志TEL:090-3346-9844 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月16日株式会社シュタインズ(本社:香川県高松市、代表取締役:齊藤大将)は、VR空間を利用したアート展示会サービスの開始をお知らせいたします。第一弾として、2022年3月25日(金)から2022年4月10日(日)の間、台北現地での開催されるアート展示会「A4 Taipei CROSSING」に合わせ、VR空間での日本人現代アート展示会「A4 VR CROSSING」を行います。アーティストマネジメント会社Alternative Art Agency ASAKURA(A4)( )の協力の元、本イベントには注目の日本人現代アーティストが参加いたします。また、いま話題のNFTの販売について、上場企業子会社の株式会社カイカエクスチェンジの運営するZaif( )と株式会社FISCO Decentralized Application Platform( )がてがける「Zaif NFT Marketplace( )」と合同で行います。VR展示場ロビー1. いま旬の日本人アーティスト9人の作品展を台北現地まで行くことなく、VR空間で自宅から楽しめる!2. VR空間では場所の制限が無いため、今回の展示会においては新作のみならず過去の作品も観覧できる!3. 今回の展示会では一部作品について、話題のNFTも実験!今後、VR空間での販売サービス×NFTをサービス化予定。台北現地の会場へ足を運べない方も、スマホ(Androidに対応)やPC、ヘッドマウントディスプレイ(Meta Questに対応)から日本の現代アーティストたちの旬な作品の鑑賞と購入ができる機会を提供します。Androidアプリのファイルの配布につきましては、2022年3月25日(金)より、当社サイト( )よりダウンロードいただけます。ヘッドマウントディスプレイはSideQuest( )よりダウンロードができるようになる予定です(詳細については決定次第、当社サイトで報告いたします( ))。PC版は、こちらのURL( )から利用可能です。■株式会社シュタインズ代表齊藤はこれまでもVR展示会を定期開催当社代表が個人活動として、画家である植村友哉(2016年にパラオを訪ねて現地で得た感動をテーマに絵画を制作。2018、2019年にはパラオで個展を開催するなど精力的に活動に取り組む)さんと共に、メタバースプラットフォームであるVRChat( )上でVR個展を2021年より定期開催し、コミュニティ形成及び運営を行ってきました。本件活動を通し、現実の展示会では困難な空間設計も可能とし、美術館が抱える「多様なニーズをもった来館者を満足できる環境をいかに創り出していく」という課題解決にも繋がりました。2021年8月に行われたVRパラオ個展では、一週間で合計1,000人以上が来場し、公開されたVR空間は、在日パラオ大使館から正式に後援をいただきました。シュタインズ代表齊藤によるメディア掲載例●地方から「VR取材」やってみて…“できたこと”“できなかったこと”(掲載:withnews) ●VR美術展 現実以上!? 3D空間に作品展示(掲載:朝日新聞デジタル) ビジネスコンテストの全国大会の一つである「いざ鎌倉!JAPAN CHALLENGER AWARD 2021 in 建長寺」では、ファイナリストに選出されました。●【チャレンジャー紹介No.5】斉藤大将『バーチャルタウン』~芸術と日常、地域が溶け合う空間を~ 当社によるDIAMOND onlineの連載●「メタバース」がもたらす教育方法の大転換とは ■当社のミッション・今話題のメタバースを活用し、ゲームのように日常生活へ没入できる機会を増すこと。・メタバース空間での体験を現実にも応用していくことで、知性や身体能力の向上、生活の達成感や幸福感を高める。■当社におけるアートの位置付け現代社会に滞るさまざまな問題を、データと風刺的な芸術表現を用いて啓蒙していくところにあります。そこでは、芸術による問題提起とビジネスによる課題解決の両方をバランス良く行うことで、一貫した取り組みを追求します。■VR展示会概要※最新情報は、随時当社HP( )にて報告。○対応デバイス: スマホ(Andoroid 6.0 以上)、Meta Quest(Side Quest)、PC( )の予定○参加費用 : 無料○開催期間 : 2022年3月25日(金)から2022年4月10日(日)○NFT購入方法 : 当社HP( )にて説明<参加アーティスト>カメ子カメ男(Kameko Kemeo)、YORU(ヨル)、ヨコサカ タツヤ(Tatsuya Yokosaka)、名取加奈子(Kanako Natori)、オギハラフウカ(Fuka Ogihara)、YUSUKE TODA(戸田悠理)、SATOSHI OKANO、Elly Kawaguchi(川口絵里衣)、橘川裕輔(Yusuke Kitsukawa)■会社概要会社名 : 株式会社シュタインズ所在地 : 香川県高松市磨屋町5-8資本金 : 400万円代表取締役: 齊藤大将事業内容 : バーチャル技術を利用した教育の研究開発やアート制作会社HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月15日展覧会「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」が、2022年4月2日(土)から5月29日(日)まで、広島県立美術館にて開催される。20世紀から現在まで“現代アートの100年”を辿る名品「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」は、20世紀の絵画に多大な影響を与えたポール・セザンヌや、西洋美術の価値観を大きく変化させたマルセル・デュシャンから、アンディ・ウォーホルや草間彌生、森村泰昌、奈良美智に至るまで、国内外の現代美術作家達の名品約70点を、国立国際美術館収蔵のコレクションから紹介する展覧会。従来の美術の見方や価値観を揺るがし、常識を覆すアートが次々と登場した20世紀は、美術界が大きく変容した時代。近代から現代をめぐる100年のアートの動向を、作品の数々を通して辿っていく。“近代絵画の父”セザンヌなど20世紀美術のはじまり会場には、近代絵画から2000年代、現在にかけてのアート作品まで、多彩なアートが集結。「すべての自然は球、円筒、円錐に基づいて肉付けされている」という考えた“近代絵画の父”ポール・セザンヌの、後のキュビスムに通じる表現が見て取れる《宴の準備》や、抽象絵画を生み出したヴァシリー・カンディンスキーの《絵の中の絵》などは、“20世紀美術のはじまり”を感じさせる作品だ。ポップアートやミニマリズムなど戦後美術また、第二次世界大戦以後の“戦後美術”にもフォーカス。アートの中心地がパリからニューヨークへと移動し、1950年代後半には「ネオ・ダダ」、1960年代以降は、アンディ・ウォーホルを筆頭としたポップ・アートが一世を風靡する。一方で、ドナルド・ジャドらによる「ミニマリズム」の気運も高まり、コンセプチュアル・アートの誕生へと繋がっていく。さらに、写真や映像といったメディアの登場以降における「絵画」「写真」といったジャンルを横断した表現や、その反対に絵画や彫刻の独自性を追求する動き、1980年代以降の、歴史や伝統を踏まえつつ不特定の人物や物語、個人的な体験や感情に訴えかける傾向などについても、その流れを辿る。奈良美智や森村泰昌など日本の現代作家もさらに、現代にかけて活躍する日本の現代美術作家による作品にも注目だ。時代の空気をまとったポップな感覚で、ユニークな佇まいの少女を描く奈良美智や、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト《肖像(ゴッホ)》をはじめ、“自画像的作品”を追求する森村泰昌などによる、バリエーション豊かな表現を間近に目にすることができる。【詳細】国立国際美術館コレクション 現代アートの100年会期:2022年4月2日(土)~5月29日(日)会場:広島県立美術館住所:広島県広島市中区上幟町2-22休館日:月曜日(5月2日は開館)開館時間 : 9:00~17:00(金曜日は20:00まで)※4月2日(土)は10:00開館 ※入場は閉館30分前まで料金:一般 1,400円、高・大学生 1,000円、小・中学生 700円※前売り・20名以上の団体は当日料金より200円引き。※学生券を購入・入場の際は学生証の提示が必要。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額。手帳の提示が必要。前売券販売所:広島県立美術館、セブンチケット(セブンコード:093-024)、ローソンチケット(Lコード:61416)、チケットひあ(Pコード:685-953)、広島市・呉市内の主なプレイガイド、画廊・画材店、ゆめタウン広島、中国新聞社読者広報部など※開館情報に変更が生じる場合あり。最新情報は広島県立美術館ホームページなどにて告知。※来館者が多い場合は、入場制限を行う場合あり。※本展入館券の提示により、100円で縮景園に入園可能。【問い合わせ先】広島県立美術館TEL:082-221-6246
2022年03月14日アートギャラリーとアートコレクターが参加する現代アートDXプラットフォーム「CaM by Muuseo」などを運営するミューゼオ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:成松 淳、以下 当社)は、「アートコレクション」をテーマにした展覧会「My Pick(企画:一般社団法人日本現代美術商協会)」に企画協力することをご報告いたします。本展覧会は、2022年3月4日から13日にかけてCADAN有楽町で開催されます。当社取締役の深野 一朗がアドバイザーを務め、会期中は「CaM by Muuseo」でOVR(Online Viewing Room)がご覧いただけます。“My Pick” organized in association with CaM by Muuseo●オフィスや店舗で作品を展示している5名のコレクターがアーティストを推薦昨年の「My Pick」では、主に自宅など個人的な場でコレクションを楽しんでいるコレクターにご協力いただきました。今回は、個人コレクションの枠を超え、オフィスや店舗といった場でアートを共有している5名のコレクターにご推薦いただいたアーティストの作品を各ギャラリーから出品し、展示いたします。会期中はCaMでOVR(Online Viewing Room)もご覧いただけます。●“My Pick” organized in association with CaM by Muuseo 開催概要○会期 : 2022年3月4日(金) - 13日(日)○営業時間 : 11:00-19:00、土日11:00-17:00○休廊 : 3月7日(月)○会場 : CADAN有楽町(東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル 1F)○企画 : CADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)○企画協力 : CaM by Muuseo○アドバイザー : 深野 一朗○音声ガイド協力: ArtSticker○OVR : ●“My Pick” organized in association with CaM by Muuseo 展示内容○My Pick Special Exhibitionコレクターが推薦するアーティストの作品を展示します。<推薦者 - アーティスト>阿部 好世 (プティローブノアー、デザイナー) - Richard Aldrich (MISAKO & ROSEN)大八木 翼 (SIX INC.パートナー/bascule執行役員) - 鈴木 理策 (タカ・イシイギャラリー)竹内 真 (ビジョナル株式会社 取締役 CTO) - 小西 紀行 (ANOMALY)成松 淳 (ミューゼオ株式会社 代表取締役社長) - ミカ・タジマ (TARO NASU)皆川 伸一郎 (株式会社 ビーズインターナショナル代表取締役会長) - 空山 基 (NANZUKA)※敬称略○“Art in a Domestic Environment/フレーム編”CADANオリジナル動画「Art in a Domestic Environment」第二弾。フレームと一口に言ってもさまざまな種類があります。作品に適したフレームについてCADANメンバーがご案内します。■ミューゼオとは( )文化・アート・趣味領域においてデジタルを起点に好奇心の探究・表現・共通体験などを提供するために、ミュージアム型投稿・交流サービス、専門書店型オンラインジャーナル、ハイエンドD2Cサー ビスなど複数の機能を同一のユーザーデータベースから提供するプラットフォーム型のデジタルサービスです。■CaM by Muuseoとは( )CaMは、プライマリーギャラリーとアートコレクターのデジタル・コミュニケーションを支援することを目的としてスタートし、現在国内外90のギャラリーと数百人のコレクターにお使いいただいています。プライマリーギャラリーでは、作品の来歴管理や市場価値の担保のためにある程度コレクターの信頼性を見極めながら販売するという考え方が重視されています。一方でアートコレクター側のプライバシーやセキュリティも重要となります。こうした背景の下でマーケットとコミュニティの質の維持のために幅広く開くのではなく、利用者についても適度な制限を行うため、参加ギャラリーもコレクターも全て招待メンバー制としています。ギャラリーは招待されたコレクターだけに向けて限定的に作品情報の開示をWeb上で行えるほか、展覧会やフェアの会場で展示していない作品を閲覧してもらうなど、コミュニケーションを集約できます。コレクターは、作品情報に気軽にアクセスできるほか、コレクションのアーカイブ管理ができるうえ、他のコレクターやギャラリーとのコミュニケーションなども行うことができます。■会社概要会社名 :ミューゼオ株式会社( )代表者 :代表取締役社長 成松 淳所在地 :〒141-0021 東京都品川区上大崎4-5-18 2F設立 :2013年4月事業内容:文化・アート・趣味領域における学習・体験プラットフォーム「ミューゼオ」の提供文化・アート・趣味領域に特化したデジタルソリューション「ミューゼオDXソリューション」の提供 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月04日茨城県日立市大甕町で「ものづくり×アート」をテーマに活動するおおみかアートプロジェクト(所在地:日立市大甕町、代表:東弘一郎)は、町全体を使ったアートイベント「星と海の芸術祭」のクラウドファンディングを「Motion Gallery」にて2022年1月28日(金)より開始しました。「星と海の芸術祭」クラウドファンディングサイト おおみかアートプロジェクト■イベント概要アーティストと地域がものづくりの技術を通じてつながり、芸術祭を作りながらまちの魅力を発信!茨城県日立市大みか町の企業や町工場と、東京藝術大学の学生がともに作り上げる「星と海の芸術祭」を2022年夏に開催します。大みか町の歴史・自然と工業を可視化してつなぎなおす、「ものづくり×アート」による新たなまちづくりの第一歩です。■特徴*地域活性化×アート大みか町には、歴史、自然、技術力など様々な魅力があります。これらの魅力を生かした作品や企画を通して、たくさんの人に大みかの魅力を知ってもらいながら地域の活性化を目指します。*地域とともに作るおおみかアートプロジェクトはこのイベントの開催だけではなく、まちづくりの長期的な展開を目指しています。地域との関わりを大切にし、町の人々も主体となれるような、地域の人々と共に作り上げる芸術祭を作ります。*作家×職人のタッグアーティストの奇想天外なアイデアはいつも簡単に実現できるものとは限りません。展示する作品は、高い技術力を持った地域の職人とアーティストの共同作業によって作られます。企業の技術力を発信するとともに、職人の新しい創造体験も生み出します。■リターンについて・4,800円 :「星と海の芸術祭」アーカイブ映像、お礼メッセージ・9,800円 :「星と海の芸術祭」ご招待、作品のポストカードなど・19,800円:「星と海の芸術祭」ご招待、ツアー企画ご招待、公式図録へのお名前掲載※その他数量限定のユニークなプランもご用意しております。詳細はサイトをご覧ください。■プロジェクト概要プロジェクト名: 星と海の芸術祭 クラウドファンディング期間 : 2022年1月28日(金)~3月31日(木)URL : <開催概要>星と海の芸術祭日時 : 2022年8月場所 : 茨城県日立市大みか町(JR大甕駅西口駅前+久慈漁港・久慈浜海水浴場)参加アーティスト: 東弘一郎、浅野ひかり、小山真徳、關田重太郎、鷹取詩穏、林奈緒子、深田拓哉URL : 浅野ひかり《あの日見た景色》東弘一郎《無限車輪》五研工業での見学■団体概要商号 : おおみかアートプロジェクト代表者: 東弘一郎所在地: 〒319-1221 茨城県日立市大みか町3-7-4-サトウヤス住宅2URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】おおみかアートプロジェクト担当 : 平野お問い合せフォーム: info@hitachi-omika.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月31日スペインのみならず、世界を代表する現代美術アーティストとして知られるミケル・バルセロ。彼の日本初となる大規模個展が3月25日(金)まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されている。ミケル・バルセロは1957年、スパインのマジョルカ島生まれ。1982年に国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)の参加で注目を集め、以降、パリやアフリカなどさまざまな場所で、各地の風土や文化、歴史と向き合いながら制作を続けている。絵画のみならず、彫刻や陶芸、版画やパフォーマンスなどその活動の幅も広い。展示風景より左《恐れと震え》2018年右《下は熱い》2019年《海のスープ》1984年まず最初に目にするのは、巨大な絵画作品群。近作から過去の作品へと時代を遡る形で展示されている。《海のスープ》のスプーンの柄のような木の棒は実際にキャンバスに刺さり、そこからうねりが生まれている。少年時代、毎日のように海に潜っていたというバルセロの作品には、海や海洋の生物が時折表れ出ている。同展のキービジュアルに採用されている《雉のいるテーブル》は、一見すると抽象絵画のようであるものの、よく見ると画面の中央にはテーブルがあり、エビや魚、そしてキジと骸骨などが並べられていることがわかる。ダイナミックでありながら、細部まで細やかに描かれているのだ。《雉のいるテーブル》(1991)《雉のいるテーブル》(1991)部分《雉のいるテーブル》(1991)部分陶の作品も数多く制作している。陶を「絵画の延長」として捉えているバルセロは、力を加えて歪ませた陶に、魚や馬、金魚や骸骨などをペイントし、あたらしいイメージを付加していく。展示風景より《カサゴの群れ》2020年展示風景より「ブリーチ・ペインティング」のシリーズこのほかにも、暗色のキャンバスに漂白剤で描いた肖像画の「ブリーチ・ペインティング」のシリーズや、旅先の風景を描いたドローイング、パフォーマンスの記録映像など、本展ではバルセロのジャンルを超えた活動を紹介していく。展示風景より「人間が生きるということ、自然や根源などをテーマにしたバルセロの作品。激しい筆致でありながら、どこかかわいらしい色彩とフォルムが親しみも感じさせる。日本ではほとんど未紹介のアーティストの作品を、一度体感してみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ミケル・バルセロ展』1月13日(木)~3月25日(金)、東京オペラシティアートギャラリーにて開催
2022年01月19日現代のスペインを代表する美術家のひとり、ミケル・バルセロ(1957- )の全貌を日本で初めて紹介する展覧会が、2022年1月13日(木)より東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。ヨーロッパを中心に精力的な活動をつづけるミケル・バルセロ(1957-)は、1982年に国際芸術展「ドクメンタ7」で注目を集めるようになる。以降、故郷であるスペインのマジョルカ島や、パリ、アフリカのマリなど、世界各地にアトリエを構え、各地の風土や文化、歴史と対峙しながら制作を続けてきた。これまで、マジョルカ島のパルマ大聖堂内礼拝堂の内部装飾や、スイス・ジュネーヴの国連本部の天井画など、壮大なプロジェクトも実現させている。同展では、縦横2~3メートルを超えるサイズのスケール感豊かな絵画群、暗色の画布に漂白剤で描くバルセロ特有の肖像画「ブリーチ・ペインティング」、絵画の延長としての陶作品、パフォーマンス映像など、初期から現在に至るまでの制作活動を約90点で紹介する。自然や宗教、歴史、風土との関わりから人間の存在をあぶり出し、その繊細で豊かな感受性を力強いエネルギーに変え創作物へと昇華させているミケル・バルセロ。これまで、日本ではほとんど未紹介だった「幻の画家」の全貌を知る貴重な機会となる。ミケル・バルセロ 《海のスープ》 1984年 作家蔵 (c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: ©André Morinミケル・バルセロ 《飽くなき厳格》 2018年 個人像作家蔵 (c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: ©Galerie Bruno Bischofberger Courtesy: Galería Elvira Gonzálezミケル・バルセロ 《カピロテを被る雄山羊》 2006年 作家蔵 (c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: (c)Galerie Bruno Bischofbergerミケル・バルセロ、マジョルカ島ファルーチのアトリエにて 2020 撮影:ジャン=マリー・デル・モラル www.jeanmariedelmoral.com【開催概要】『ミケル・バルセロ展』会場:東京オペラシティ アートギャラリー会期:2022年1月13日(木)~3月25日(金)時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)休館日:月曜日(祝日の場合翌火曜日)、2月13日(日・全館休館日)料金:一般 1,400円、大高1,000円公式サイト:
2022年01月06日檜原村初のアートプロジェクトであり現代アートの展覧会『ひのはらアートプロジェクトβ』が、 2021年12月18日(土)~29日(水)までの12日間、檜原村内特設会場で開催されている。本プロジェクトでは、山郷に佇む築90年の古民家(「ひざと古民家」会場)と廃工場(「旧ガラス工場」仮設会場)が会場として活用され、風土と溶け合った展示を展開。会場を回ることで、訪れた人にも檜原村の魅力が伝わるようなものとなっている。展示を行うのは、菅谷杏樹、副島しのぶ、小城開人、池城安武、Ao.の5組。いずれもさまざまな「芸術と自然と東京」を掛け合わせるフィールドで数多くの栄誉を獲得する実力派の若手ばかりだ。檜原、八重山、どこでもない郷、そんなさまざまな郷から獲れた「アート」に、里山の中でふれることで、その大きな可能性を感じることができる展示となっている。■『ひのはらアートプロジェクトβ(ベータ) 芸術と自然と東京』2021年12月18日(土)~ 12月29日(水) ※開催期間内無休11:00-17:00入場料:500円(中学生以下無料)公式サイト: 【檜原村内特設会場2か所】「ひざと古民家」会場 = 東京都檜原村樋里4258番地「旧ガラス工場」仮設会場 = 東京都檜原村小沢4034番地
2021年12月20日2021年11月19日(金)より、千葉県市原市にて現代アートの芸術祭「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」を開催中。里山や閉校した学校の校舎、小湊鉄道の駅舎などを舞台として、「房総の里山から世界を覗く」をテーマに17の国と地域から約70組のアーティストが約90作品を展開しています。千葉県最大の面積を誇る市原市の南北を縦断する広大な開催エリアに多数の作品を展開する今回の芸術祭、市原市を訪れるのが初めての方でも簡単にたくさんの作品を巡ることができるオフィシャルツアーをご用意しました。貸し切りバスと小湊鉄道に乗って、ガイド付きで作品の由来や地域にまつわるお話もお楽しみいただけます。ランチは地元の味が楽しめる特製カレーランチと名水珈琲のセットをご用意しました。レオニート・チシコフ《7つの月を探す旅「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは月行きの列車を待ちながら」》1. ツアー詳細(1) 土曜/房総の風コース (2) 日曜/養老の谷コース 2. お申し込み(1) 土曜/房総の風コース (2) 日曜/養老の谷コース 3. 「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」開催概要(1) 開催期間2021年12月26日(日)まで※月・火曜日休場(2) 開催エリア千葉県市原市 小湊鉄道を軸とした周辺エリア市原市内9エリア(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)、小湊鉄道各駅舎(3) 概要千葉県市原市内を走る小湊鉄道を軸とした周辺エリアを会場に、閉校した学校の活用や、小湊鉄道駅舎等、交通機関の活用、食や自然等の地域資源の活用などによる、新しい芸術祭を開催。(4) 参加アーティスト・作品数参加アーティスト:約70組(17の国と地域)、作品数:約90点(5) 鑑賞券・パスポート会期中、本芸術祭の一部のイベントやワークショップを除くすべての作品を鑑賞できる作品鑑賞パスポートを販売■作品鑑賞パスポート販売料金 一般:3,000円、大高生:1,500円、小中学生:500円※価格は税込※会期中であれば異なる日であっても使えます(1作品1回限り有効)※同一作品を2回以上鑑賞する際は再入場券をお買い求めください(6) 主催いちはらアート×ミックス実行委員会実行委員会会長:小出 譲治(市原市長)(7) 総合ディレクター北川 フラム4. 公式ウェブサイト・SNS■ 公式ウェブサイト ■ 公式SNSFacebook、Instagram、Twitterにて作品・作家やイベント情報等について発信Facebook : Instagram: Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月08日