ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、アートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」を2021年2月10日(水)に、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5階にオープンする。アートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」オープン「エスパス ルイ・ヴィトン」は、重要な20世紀の作品の紹介と現代アートに特化した芸術機関「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵作品を展示するアートスペース。「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として、国際的なプロジェクトを通じて、より多くの人々にアート作品に触れる機会を無料で提供している。2011年にスタートした、ルイ・ヴィトン 表参道内の「エスパス ルイ・ヴィトン東京」では、ダグ・エイケンやクリスチャン・ボルタンスキー、ヤン・フードンといったアーティストの展示を開催してきた。西日本初登場となる「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」は、2020年2月にオープンしたルイ・ヴィトン国内最大店舗、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋の5階にオープンする。1階から4階にはフルラインナップのアイテムを販売し、ルイ・ヴィトン初のカフェ「ル・カフェ・ヴィー」や紹介制レストラン「スガラボ・ヴィー」を併設しており、ショッピングはもちろんのこと、飲食、そしてアート鑑賞も楽しめる充実したストアとなっている。尚、「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」で開催される第1回目の展覧会は、追って発表される予定だ。【詳細】エスパス ルイ・ヴィトン大阪オープン日:2021年2月10日(水)場所:ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-8-16【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2020年12月28日現代アートのコレクターズミュージアム「ワット(WHAT)」が、2020年12月12日(土)、東京・天王洲にオープンする。寺田倉庫による現代アートのコレクターズミュージアム「ワット」「ワット」は、アートシティを目指した街づくりを行う寺田倉庫が手掛けた、現代アートのコレクターズミュージアム。WHAT=WAREHOUSE OF ARTという施設名称に、“倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する”というコンセプトを込め、現代アートシーンで活躍する作家の作品をコレクターの思いと共に展示する。一般的な美術館の常設展示よりも作品の入れ替えを多く行うことで、訪れるたびに表情を変えるのが「ワット」ならではの魅力だ。なお、2016年より保管・展示を行ってきた「WHAT」の先駆けである建築倉庫ミュージアムは、「建築倉庫プロジェクト」と改名し、同施設内で継続して建築に纏わる展覧会を開催していく。オープニング企画展では奈良美智作品も展示展示のオープニングを飾るのは、2名のコレクターが、それぞれの視点や価値観をもって収集した作品約70点を公開する「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展。「描き初め(かきぞめ)」をテーマにした高橋龍太郎コレクションと、2000年前後の奈良美智作品を中心に紹介するA氏コレクションで、全く違う角度の2展示から現代アートの魅力に迫る。建築×文芸のコラボ展示「謳う建築」展示室1階では、オープン日から2021年5月30日(日)まで、建築倉庫プロジェクト企画展「謳う建築(うたうけんちく)」を開催する。同展は、多彩な15名の文芸家による、建築と文芸のコラボレーションが見どころだ。戦後の建築の歴史に大きな変革を及ぼした建築家・篠原一男が設計した「谷川さんの住宅」について、日本を代表する詩人・谷川俊太郎が本企画展のために創作した新しい詩を公開。また、吉村順三の住宅について詩人・蜂飼耳が、能作文徳と常山未央の建築について劇作家・長塚圭史が作詩した。その他、住宅の設計プロセスにおけるスタディ模型20点以上や、スケッチ、図面、映像なども展示する。食事&カフェを楽しみながらアート鑑賞ができる「ワット カフェ」「ワット」内には、ギャラリーとカフェが融合した新空間「ワットカフェ(WHAT CAFE)」を併設。800㎡にもおよぶ店内では、現代アート作品を常時数十点展示・販売する。また、展示内容と連動したワークショップ、アートの世界を体験できるイベント、アートファン同士の交流会なども今後実施予定。カフェスペースでは、ボロネーゼ専門店のパスタやボリュームのあるサラダなどの食事メニューのほか、ドリンクメニューも充実しており、食事を楽しみながらアーティストの作品を鑑賞できる。【詳細】ワット(WHAT)オープン日:2020年12月12日(土)開館時間:11:00~19:00(最終入場 18:00)入場料:一般1200円/大学生・専門学校生 700円/高校生以下 500円/建築模型倉庫見学(オプション) 500円住所:東京都品川区東品川2-6-10アクセス:東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B出口」より徒歩4分東京モノレール羽⽥空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約5分■-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展会期:2020年12月12日(土)~2021年5月30日(日)会場:ワットT 展示室 1階、2階開館時間:火~日 11:00~19:00(最終入場18:00) 月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)入場料:一般1200円/大学生・専門学校生 700円/中高生 500円/小学生以下 無料※同時開催 建築倉庫プロジェクト「謳う建築」の入館料を含む※オンラインチケット制※障害者手帳を持っている人とその付添者1名は無料。■謳う建築会期:2020年12月12日(土)~2021年5月30日(日)会場:ワット 展示室 1階開館時間:火~日 11:00~19:00(最終入場18:00) 月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)※毎週火曜日16:00よりギャラリーツアーを開催。入場料:一般1200円/大学生・専門学校生 700円/中高生 500円/小学生以下 無料※「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展の観覧料を含む※「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展の観覧料を含む■ワットカフェ営業時間:11:00~18:00(定休日なし)住所:東京都品川区東品川2-1-11入場料:無料
2020年12月13日株式会社ネイキッドは、11月28日から12月27日の期間中、京都駅前のホテル「THE THOUSAND KYOTO」の大階段にて、コラボレーションした季節のアート企画『THE THOUSAND KYOTO×NAKED, INC.「風花雪月」』の演出・制作を手がけます。更に、本企画にて華道家元池坊(以下、池坊)を迎えて、いけばな作品「風花」を共作いたします。ネイキッドはこれまで、「伝統と革新」をテーマに様々な施設や伝統文化とコラボレーションを行ってきました。日本の古都・京都の中心地から文化発信を行っているTHE THOUSAND KYOTOと共に「風花雪月」をテーマに日本の自然の美しい風景を感じるインスタレーションアートを発表します。展示場所は、THE THOUSAND KYOTOの象徴でもあり、京都駅近くの新スポットとなった大階段。雪が風に舞うさまを表現した『風花(かざはな)』を池坊と共に制作しました。本作は、約10mにもおよぶ大作で、枝垂れ桑やカスミソウなどを冬の花や草木を使用した池坊によるいけばなに、ネイキッドによる光や映像の演出が融合した圧巻のインスタレーション作品です。360°どこからでも、どなたでも楽しむことができます。また、池坊によるいけばな体験を開催。12月6日・13日、「クリスマスにいけばなを生ける」という特別ないけばな体験を実施いたします。更に、期間中にTHE THOUSAND KYOTOに宿泊すると、「風花雪月」オリジナル「FLOWERS BY NAKED GIFT」をプレゼント。「FLOWERS BY NAKED GIFT」は、スマートフォンをかざすと特別な体験が現れるメッセージカードです。アロマの香りが付いたカードと共に「風花雪月」の幻想的な体験を自宅に持ち帰り、自宅で何度でも体験することができます。※期間中のイベントに関してはTHE THOUSAND KYOTOのホームページにて随時情報公開予定です。詳しくはTHE THOUSAND KYOTO公式ホームページ( )をご確認ください。THE THOUSAND KYOTO×NAEKD, INC.「風花雪月」 開催概要イベント名:THE THOUSAND KYOTO×NAEKD, INC.「風花雪月」期間:2020年11月28日(土)~12月27日(日)場所:THE THOUSAND KYOTO (京都市下京区東塩小路町570)作品「風花」展示:2020年11月21日(土)~12月27日(日)プロジェクションマッピング:2020年11月28日(土)~12月27日(日) 17:30~22:00※期間中、ホテルロビーを17:30~20:00の間、消灯します。(日によって変動あり)料金:無料主催:THE THOUSAND KYOTO企画・演出・制作:NAKED, INC.ABOUT 華道家元池坊587年に聖徳太子が創建した六角堂を起源とし、その住職は代々の家元が務める。「枯れた花にも華がある」「引き算の美学」「余白の美」など、いけばなの精神性から導かれる日本人の美意識を今に伝える。時代の変化とともに形を変えながら生活文化として人々に寄り添ってきた。池坊のいけばなは、国内のみならず世界各国に大きな広がりをみせている。近年はさまざまな分野とのコラボレーションを行うなど、華道振興だけにとどまらない新たな試みを続けている。NAKED, INC.とは2018年から京都・二条城で『FLOWERS BY NAKED』を展開している。華道家元池坊 次期家元 池坊専好いけばなの精神性・理論を紐解き、より豊かに生きる方法やビジネス分野にも通じる視点で、これからのいけばなを発信。音楽やテクノロジーなど、他分野とのコラボレーションにも積極的に取り組む。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会文化・教育委員会委員。2025年日本国際博覧会協会 理事・シニアアドバイザー。ABOUT 株式会社ネイキッド1997年、村松亮太郎がディレクターやデザイナー、ライターとともに設立したクリエイティブカンパニー。“Core Creative” “Total Creation” “Borderless Creativity”を理念に、映画やTV、MV、広告、空間演出、地方創生、教育プログラムなどジャンルを超えた活動を手がける。近年では3Dプロジェクションマッピングを用いたショーや「FLOWERS BY NAKED」「TOKYO ART CITY BY NAKED」に代表されるテクノロジーとリアルを融合したイマーシブ(没入型)イベ手がけ数多く展開。2017年には食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」を東京にオープン。アート、エンターテインメント、カルチャー、伝統、教育、音楽、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆるSCENE(シーン)において、新たな体験や価値を生み出している。2019年の代表作は上海で開催した「OCEAN BY NAKED」や、大阪「泉の広場」の新モニュメント『Water Tree」、東京タワーやマクセル アクアパーク品川での季節演出など。2020年初春には、今年5周年を迎えた花の体感型アート展『FLOWERS BY NAKED 2020 −桜−』を発表。■NAKED, INC. :■Official Instagram :@naked_inc■Official Facebook :@NAKEDINC.official■Official Twitter :@naked_staff■Official YouTube :企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月27日au 5Gと最新のAR技術で現代アートに新体験をもたらすことを目指すアプリ「AR x ART」が世界的彫刻家・名和晃平とコラボレーションした「AR x ART KOHEI NAWA」が11月24日から提供されている。KDDIが有望なスタートアップへの出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じ、株式会社The Chain Museumとともに5GやXRなどの最先端技術で新たな文化芸術体験のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するプロジェクト「augART(オーグアート)」。その延長線上の取り組みとして、KDDIと株式会社Mawariが開発したアプリが「AR x ART」である。ARとアートを融合させた新たな表現方法を確立し、ニューノーマル時代の芸術体験を構築、全てのアーティストの活動領域を拡大してアートのさらなる可能性を見出すことが目的だ。その第一弾が「AR x ART KOHEI NAWA」となる。iPad Proシリーズに加えて、iPhone 12 ProおよびiPhone 12 Pro Maxなどに搭載されたLiDARスキャナ、さらにはIndoor Mappingといった先進技術を活用し、眼前のあらゆるものをリアルタイムに名和の代表作『PixCell』化させる『PixCell_AR』(12月以降提供予定)をはじめ、AR化されたコレクションをさまざまな現実空間に配置して一望できる「AR x ART COLLECTION」、神獣「White Deer」を探すアートの旅へと誘う「White Deer_AR」という3つのコンテンツで、かつてないアートエクスペリエンスを提供する。この機会に新しいアート体験に触れてみてはいかがだろうか。「AR x ART KOHEI NAWA」現在提供中特設サイト:
2020年11月26日寺田倉庫株式会社が運営する現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」は、2020年12月12日から2021年5月30日まで、「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展を開催いたします。当社は、美術品保管を主軸に、美術品修復・輸配送・展示といった分野に加え、画材ラボ「PIGMENT TOKYO」・日本最大のギャラリーコンプレックス「TERRADA ART COMPLEX」などの芸術文化発信施設の運営を通じて、天王洲をアートの一大拠点にするための街づくりに取り組んでおります。近年、世界で活躍する現代アーティストが増えるとともに、美術館をはじめ、商業施設や病院、地域のアートイベント、街中のオブジェなど、現代アートが身近にある日常が当たり前の社会になりつつあります。しかし、その一方で「難しい」「敷居が高い」といったイメージを抱いている人も少なくはありません。来る12月12日にオープンする現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」は、寺田倉庫がコレクターからお預かりし、保管する貴重なアート資産を公開し、その価値と魅力を広く開花させることを目的とした芸術文化発信施設です。オープニングとなる展示「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展においては、2名のコレクターが、それぞれの視点、価値観をもって収集した、新作、未公開作品を含む約70点にわたるコレクションに焦点を当て、現代アートの魅力に迫ります。なお会期中には様々なイベントも実施予定です。詳細は、公式ホームページにて随時発表します。【WHATについて】このたび天王洲に誕生する「WHAT」は、当社がコレクターからお預かりし、保管する貴重なアート資産の公開を目的とした新しい芸術文化発信施設です。倉庫会社ならではの視点で 「美術施設の在り方」 を模索し、たどりついたのは倉庫に眠る作品を開放し、日本を代表するコレクターが自らの価値基準で収集した作品との出会いを創出するアート展示施設でした。「WHAT(WAREHOUSE OF ART)」という施設名称には、「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」 というユニークなコンセプトが込められています。現代アートシーンで活躍する作家の作品をコレクターの思いと共に展示し、また、一般的な美術館の常設展示とは一線を画して随時作品を入れ替えることで、訪れるたびに表情を変える新たな鑑賞空間をつくってまいります。なお、2016年より保管・展示を行ってきた「WHAT」の先駆けである建築倉庫ミュージアムは、「建築倉庫プロジェクト」と名称を改め、同施設内で継続して建築に纏わる展覧会を開催します。【開催概要】展覧会名:-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展主 催:寺田倉庫株式会社協 力:高橋龍太郎コレクション、A氏企 画:寺田倉庫株式会社会 期:2020年12月12日(土)—2021年5月30日(日)会 場:WHAT 展示室 1階、2階(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10)開館時間:火~日 (最終入場18時)月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)入 場 料 :一般1200円、大学生/専門学校生700円、中高生500円、小学生以下 無料*同時開催 建築倉庫プロジェクト「謳う建築」の入館料を含む建築模型倉庫見学(オプション)500円*オンラインチケット制*障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。ご入館の際、障害者手帳等をご掲示ください。*学生の方は、ご入館の際に学生証をご掲示ください。U R L :【本展の見どころ】■2名の現代アートコレクターのコレクションを展示高橋龍太郎コレクションは「描き初め(かきぞめ)」をテーマに、A氏コレクションは2000年前後の奈良美智作品を中心に紹介■新作や初展示作品を含む約70点を展示予定会期中、展示入替を1回実施予定(計70点の作品を展示予定)■作品の魅力やコレクションしたきっかけをコレクター目線で紹介■19作家の作品を展示(予定)■若手作家の作品を展示【展示コレクション(一部)およびコレクターについて】■高橋龍太郎コレクション作品点数:約30点出展作家:18作家(予定)(敬称略、五十音順)会田誠、今津景、梅沢和木、大山エンリコイサム、岡崎乾二郎、川内理香子、草間彌生、合田佐和子、近藤亜樹、鈴木ヒラク、佃弘樹、土取郁香、DIEGO、野澤聖、BIEN、水戸部七絵、村山悟郎、毛利悠子高橋龍太郎氏について精神科医、現代アートコレクター。1946 年山形県に生まれ、小学校から高校卒業までを名古屋で過ごす。東邦大学医学部を卒業後、慶應義塾大学精神神経科入局。国際協力事業団の医療専門家としてのペルー派遣などを経て、1990 年東京・蒲田にタカハシクリニックを開設、院長となる。1997年より本格的に現代美術のコレクションを開始し、所蔵作品は現在2000点以上に及ぶ。これまでに国内外21館の美術館等で高橋コレクション展が開催された。代表的なものに、2015年「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(東京オペラシティアートギャラリー)、2015−2016年「Cosmos/Intime- Collection Takahashi~内なる宇宙-高橋コレクション展」(パリ日本文化会館)等がある。著書「現代美術コレクター」(講談社現代新書)他多数。川内理香子, “Forest of the night”, 2019 ©Rikako Kawauchi Courtesy of WAITINGROOMPhoto by Shintaro Yamanaka (Qsyum!)会田誠, “ちび (「ランチボックス・ペインティング」シリーズ)”, 2016 ©AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art GalleryPhoto by 宮島径大山エンリコイサム, “FFIGURATI #162”, 2017 ©️Enrico Isamu OyamaPhoto by Shu NakagawaBIEN, “Day For Night”, 2019 (*1)(*1 クレジット全文: BIEN, “Day For Night”, 2019Courtesy of Department of Arts Studies and Curatorial Practices,Graduate School of Global Arts, Tokyo University of the Arts.Photo by Masataka Tanaka.)梅沢和木, “ジェノサイドの筆跡”, 2009 Courtesy of CASHI■A氏コレクション作品点数:約40点(会期中に作品の入替を実施予定)出展作家:奈良美智A氏について日本の実業家、投資家。1969年生まれ千葉県出身。大学卒業後、投資会社に就職しベンチャー企業への投資・育成業務を担当。その後複数の企業を上場させ、現在も上場企業の代表を務める傍ら、様々なベンチャー企業のエンジェル投資家としても活躍。2001年に奈良美智の作品を美術館で鑑賞したことをきっかけに、コレクションをスタート。奈良美智作品を中心にコレクションしながらも、現代アートにこだわらずコレクションを続けている。“Slash with a Knife”, 1998 ©Yoshitomo NaraPhoto by Keizo KIOKU“I’m Swaying in the Air”, 1995 ©Yoshitomo NaraPhoto by Keizo KIOKU“悟空”, 1987 ©Yoshitomo NaraPhoto by Keizo KIOKU“If Your Hits All Miss”, 2000 ©Yoshitomo NaraPhoto by Keizo KIOKU“悲しみの炎・波の泉 I”, 1989 ©Yoshitomo NaraPhoto by Keizo KIOKU企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月14日アート集団チームラボのパブリックアート「Continuous Life and Death at the Now of Eternity II, Grand Central Terminal」が、この度ニューヨーク市で公開された。本作は、マンハッタンの中心グランド・セントラル駅直結の新・高層ビル「ワン・バンダービルト」に常設展示される。誕生と死滅を永遠に繰り返し続ける花々が描かれた作品世界は、マンハッタンの日の出とともに明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。そして、1年を通して咲いていく花々は移り変わっていく。 Life and Death at the Now of Eternity II, Grand Central Terminal会期: 2020年9月14日(月)~常設場所: One Vanderbilt1 Vanderbilt Ave, New York, NY※ワン・バンダービルトはまだ一般公開されていません。作品はビルの外からご覧頂けます。One Vanderbilt:
2020年10月30日寺田倉庫株式会社は、2020年12月12日に、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」をオープンいたします。当社は美術品保管を主軸に、美術品修復・梱包・輸配送・展示など、芸術家の情熱や美術品に込められた価値を未来に受け継ぐためのサポート事業を広く発展させてまいりました。このたび天王洲に誕生する「WHAT」は、当社がコレクターからお預かりし、保管する貴重なアート資産の公開を目的とした新しい芸術文化発信施設です。倉庫会社ならではの視点で 「美術施設の在り方」 を模索し、たどりついたのは倉庫に眠る作品を開放し、日本を代表するコレクターが自らの価値基準で収集した作品との出会いを創出するアート展示施設でした。「WHAT(WAREHOUSE OF ART)」という施設名称には、「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」 というユニークなコンセプトが込められています。現代アートシーンで活躍する作家の作品をコレクターの思いと共に展示し、また、一般的な美術館の常設展示とは一線を画して随時作品を入れ替えることで、訪れるたびに表情を変える新たな鑑賞空間をつくってまいります。なお、2016年より保管・展示を行ってきた「WHAT」の先駆けである建築倉庫ミュージアムは、「建築倉庫プロジェクト」と名称を改め、同施設内で継続して建築に纏わる展覧会を開催します。当社は画材ラボ「PIGMENT TOKYO」・日本最大のギャラリーコンプレックス「TERRADA ART COMPLEX」などの芸術文化発信施設の運営を通じて、天王洲をアートの一大拠点にするための街づくりに取り組んでおり、「WHAT」は、文化庁および観光庁を主体とした 「文化観光推進法」 に基づいた文化観光拠点施設として、民間企業初の計画認定を受けました。今後は、新施設「WHAT」を中核とし、アーティスト・コレクター・ギャラリーなど、現代アートの主たるステークホルダーをはじめ、より広いアートファン層に開かれた展示公開を行うための場を創出してまいります。(※画像はイメージです)【WHAT 施設概要】住 所 :東京都品川区東品川2-6-10ア ク セス:りんかい線 天王洲アイル駅 B出口より徒歩4分東京モノレール羽田空港線 天王洲アイル駅 中央口より徒歩5分開館時間 :11:00~19:00(最終入場 18:00)入 場 料:一般1200円、大学生/専門学校生 700円、高校生以下 500円建築模型倉庫見学(オプション):500円U R L : N S :Twitter/Instagram @what_terrada【ロゴのコンセプト】「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」 というユニークなコンセプトを受け、期待感、独自性、そして、倉庫らしさを意識。秘蔵感を演出すべく、WHAT の4文字が見え隠れする構図になっています。アートとは先入観にとらわれずオープンマインドで楽しむものと考え、装飾要素をすべて削ぎ落とした中立的なフォルムで描いています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月09日伊勢の玄関口三重県桑名市に、現代アートと古美術、工芸の融合する古くて新しい宿MIWA Holdings株式会社(本以下「MIWA」)と、Gallery NAO MASAKI(以下「GNM」)は、伊勢の玄関口である桑名市船馬町に「MARUYO HOTEL semba(マルヨホテルセンバ)」を一日一組限定の宿として開業。■MARUYO HOTEL Semba明治創業「丸与木材」の築70年超の本家をリノベート。1階には、ラウンジ、それぞれに趣の異なるツインルーム(バスルーム付)が2部屋、露天風呂。2階には、揖斐川と住吉神社を臨む広々とした大広間。伊勢の玄関口の面影を感じながら時を刻む、一日一組限定(現在は4名様まで)の一棟貸ホテルです。インテリア・デザイン、アートのディレクションは名古屋で現代アート、工芸のギャラリーを15年営む、正木なおが監修。具体の堀尾貞治氏の作品や、江戸時代の杉戸絵、城所右文次のバンブーチェアなど、MARUYO HOTELは、現代アートとアンティークの融合からできあがっています。また三重県の著名な 作家である内田鋼一氏のカップや、世界のコレクターが憧れる飯塚琅玕斎の竹籠など、今と過去、ア ートと工芸、古美術が絶妙なバランスで融合した、時間と空間となっています。伊勢の玄関口、桑名 江戸時代、東海道で唯一の海上路である「七里の渡し」のあった桑名市船馬町。20年に一度の伊勢の式年遷宮でも建替られる「伊勢の一の鳥居」があり、名古屋からの舟旅は危険と隣り合わせだったため、禊をするのと同じと考えられたのではないでしょうか。一の鳥居をくぐることで神の国に入ったと、 多くの旅人は感じたに違いありません。また、桑名は、木曽三川の重なる場所で、流通の拠点として大 きく繁栄しました。戦前までは米相場も置かれ、一夜にしてお大尽になる実業家が多く現れ、料亭、花街も発展し、芸者は最盛期には200人を超え、120もの数の旅籠があったとも言われています。明治から令和へ、引き継がれる材木商の本家 第二次大戦で桑名は大空襲を受け、あたり一面は焼け野原となり、丸与木材の本家も消失しまし た。戦後、資源がない中で懸命に木材をあつめ、近隣でいち早く復興の証として再建したのが、現在のMARUYO HOTELとなる建物です。令和になり空家となっていたこの建物をみて、引き継いだのが、丸与木材創業者の玄孫(やしゃご)となるMIWA Holdingsの代表の佐藤武司です。武司は、フランス・パリでは日本の文化を伝える会員制サロン『Pavillion MIWA』を、京都では築70年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿泊施設『The Lodge MIWA』を手掛けてきています。海外からの視点で、家族と地域の歴史と文化を、そして現在と過去の繋がりを紐解くようにして、創業期から伝わる「丸与」と いう商号とロゴを引き継ぎ、MARUYO HOTELを誕生させました。■Lounge & Dining room1階のラウンジは、土壁に包まれながら読書やティータイムが楽しめる空間として。2階のダイニングル ームは、語らいやお食事の場としてお使いいただけます。眼前に広がる川沿いの景色を眺めていると、過ぎし日の旅人たちの往来の風景が浮かび上がり、タイムスリップしたような感覚を覚えます。この家が建てられた当時のままの土の荒壁は、70余年もの歳月を醸し出しているよう。この場所にたゆたう悠久の時の流れと情景をお楽しみください。■客室[room 0]MARUYO HOTELの近隣にある明治時代の洋館・六華苑は、鹿鳴館を設計したことで有名なジョサイ ア・コンドル作。コンドルをオマージュした洋室は、漆喰の白壁と瀟洒なインテリアが居心地の良さをつ くりだしています。夜になり大門を閉じると、仏蘭西のアンティークガラス戸越しにプライベートガーデン が現れ、ゲストの眼に美しく映える空間となります。■客室[room 1]夜空のように青みがかった黒漆喰の床の間が印象的な主寝室。視点を庭に転じると、雪見障子越しにみえる坪庭の苔が黒塀に映え、洗面室から緩やかにつながる戸外には桧の露天風呂が。夜は月明かりに美しく照らされ、朝は爽やかな空を眺める贅沢な時間。夜と昼、2つの顔が存分に愉しめる空間に は、穏やかでありながら非日常の時間が流れます。■作りたてを大切にしたシンプルな朝食搾りたてのオレンジジュースや、挽きたてのコーヒー、焼き立てのクロワッサンなど、桑名の素材を取り 入れ、丁寧に提供しています。2階のダイニングで朝の気持ちいい風を感じながらご賞味ください。■蛤鍋の名店「日の出」や、一つ星のフレンチ「壺中天」などでの夕食セットプランMARUYO HOTELは、片泊まり(朝食のみ付)の宿で、夕食はございません。徒歩圏内には蛤鍋の「日の出」や、松坂牛すき焼きの「柿安」など有名な料亭が多くあることで知られています。 隣接する名古 屋までは車で30分なので、一つ星のフレンチ「壺中天」などのレストランでのご夕食をセットにしたプランもご案内しております。■名古屋から桑名までの船旅プラン江戸時代さながら、名古屋の熱田から、桑名まで「七里の渡し」を船でわたるクルーズプランもございます。海から入る桑名の景色は、水路が多く、ヴェニスを彷彿とさせられます。ぜひ、歴史と伝統が息づく伊勢の玄関口、三重県桑名市船馬町の「MARUYO HOTEL semba」に訪れてみて。【施設情報】MARUYO HOTEL Semba住所:三重県桑名市船馬町23客室数:計2室(1棟貸し 120m²)1〜4名利用可 駐車場完備【宿泊に関するお問い合わせ先】TEL:090-2773-0004Email:info@maruyohotel.comURL:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月09日イタリアのセンシュアルなランジェリーブランドとして注目を集める、Intimissimi (インティミッシミ)は、4月からオープンしたアートスペースに、プシェメク・ソブツキを第二弾のアーティストとして迎え、彼のアーバンでフレッシュなアート作品を展示しています。プシェメク・ソブツキは、ポーランド出身で東京やアジアをベースに活躍しているアーティストです。彼のアートワークは、イラストレーションを中心に構成されており、ウィンドウディスプレイや壁画、そして短編のアニメーションなど多岐に渡ります。これまで、デザイナーのStephen JonesやManish Arora、そしてアーティストのJoanna Wangともコラボレーションした作品を発表してきました。また、伊勢丹やルイ・ヴィトン、パークハイアット東京、エル ジャパンなど、様々なクライアントに作品を提供してきており、バンタンデザイン研究所では講師として教壇に立っています。今回のアートスペースでは、「WHO is Who?」とタイトルした彼のユニークなイラストレーションを発表しています。彼の描いた様々な異なった女性たちのポートレイトを通して、誰にも違いがあることを表現しています。そして誰もが、多様なバックグラウンドを語れるほどの個々のストーリーを持っていること、さらに、私たちも含めてすべての人々が、常に変化し、進化していて、その違いは私たちを繋げている、ということを表現しています。このエキシビションで発表されている作品は、一度に作成されたものではなく、彼の過去においてその時々の状況やムードによって、とても自然発生的にクリエイトされたものであり、そのいくつかはさらに熟考を重ねられたものであり、またその他のいくつかは特別な瞬間にインスパイアされて出来たものです。彼の古いスケッチをベースにしたものなども作品に反映され、それらは彼のパーソナルな旅の一部でもあり、さらには絶え間ない進化と実験を表現しているようです。それぞれのアート作品の裏側には、パーソナルな言葉が隠れています。作品ごとに異なった言葉は、アート作品の持ち主、もしくはその裏側を見ることの出来る人のみが、閲覧可能です。そこには、作品に描かれた女性のパーソナルなメッセージや、それぞれの女性たちが持つ小さな「ストーリー」が隠れています。今回フィーチャーされているプシェメク・ソブツキも、前回同様、新進気鋭のアートギャラリーとして注目を集める、CTAG (シータグ Central Tokyo Arts Gallery)のキュレーションにより選ばれています。アーティストを約2ヶ月ごとに新しく迎え、インティミッシミ 渋谷文化村通り店のアートスペースで作品を展示していきます。アーバン・アーティストの作品やプロジェクトを扱うCTAGは「人や社会がアートに対して能動的に関与することが出来るきっかけづくり」を大切にしています。インティミッシミもまた、ショップを訪れるたくさんの人々に、この素敵なアート空間を通して、世界中のアーティストが発信するアートと、そしてインティミッシミが表現するファッションを同時に肌で感じてもらえるような機会を提供出来たらと考えています。9月29日には、このエキシビションのローンチを記念して、プシェメク・ソブツキ本人がインティミッシミ渋谷文化村通り店に来場します。Intimissimi Art Spaceでインティミッシミが届けたいことは、「Beyond Words」、つまり「言葉にならない感動」です。この素敵なアートスペースを通してたくさんの人々に、インティミッシミの世界観を一緒に楽しんでいただくことを願っています。Przemek Sobócki Exhibition「WHO is Who?」Curated by CTAGIntimissimi Art Spaceインティミッシミ 渋谷文化村通り店東京都渋谷区道玄坂2-25-12 2Fアートスペースにて開催9月23日(水)からスタートwww.intimissimi.jp#intimissimiartspaceLINE公式アカウント : @intimissimi企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月24日六甲山上を舞台に行なわれる現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」が、9月12日(土)に開幕。今年度は過去最高となる44組のアーティストが参加し、絵画やオブジェ、映像作品などの現代アートを展示する。「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」チケット情報山の光や風、川のせせらぎなど自然を感じながら、アートに触れ合えるのが大きな特徴。六甲山サイレンスリゾートや六甲オルゴールミュージアム、風の教会など12会場に展示され、各会場間は徒歩でも周遊できる。サテライト会場である有馬温泉エリアへは六甲有馬ロープウェーでアクセス可。ハイキングやプチトリップ気分を味わいたい方にぴったりだ。六甲山の景観を生かしたアート作品も多い。山上の自然体感展望台 六甲枝垂れには、カフェやホテルの1室など六甲山上の5つの場所を精巧に再現したミニチュアアートが。北側の山並みを一望できる、“風穴(ふうけつ)”と呼ばれる小窓のような空間に配され、風景と溶け合って1枚絵のように美しく、ここでしか体験できない感動がある。六甲ガーデンテラスエリアにある砂利広場には、ひとの“顔”をモチーフにした巨大な絵画。社会や家庭で仮面を被って生きることが避けられない時代において、ひとの素顔とは「恐ろしくまた美しい」ことを表現。マスクで顔を覆うコロナ禍を生きる今こそ、改めて素顔について考える時ではと問いかける作品に。六甲オルゴールミュージアムからほど近くの中庭には、可愛らしい木彫りの鳥の姿。触れると、竪琴のような独特の音色が響く。六甲山で採集したアンティークオルゴールの音色や鳥の声などを加工したものという。工芸作品とデジタル技術の融合をテーマにした、ユニークなアート作品だ。六甲ガーデンテラスエリア内には、カフェやレストラン、お土産ショップが点在。人気パン店「ケルン」と期間限定でコラボレーションしたサンドイッチは要注目。六甲山の定番みやげ、六甲山に咲く花から採れるハチミツ「六甲山ミツバチ やまみつ」もお忘れなく。1日で回りきれないほど見どころが多い、フォトスポット満載の六甲ミーツ・アート。購入した鑑賞パスポートは、会期中に限り複数日に分けて利用OK(ただし1施設につき入場は1回限り)。密を避けられるオープンエアなイベントで、アートにじっくり触れてみては。メイン写真キャプションArt Work : Fumieda《The scenery I sew》Model : Aoi ShimazawaPhotographer : Hideaki HamadaPlace : 自然体感展望台 六甲枝垂れ
2020年09月18日日本最大級のアート複合施設「テラダ アート コンプレックスⅡ(TERRADA ART COMPLEXⅡ)」が、2020年9月に東京・天王洲にオープンする。“日本最大級”のアート複合施設「テラダ アート コンプレックスⅡ」ギャラリー数の多さが魅力「テラダ アート コンプレックスⅡ」は、アートシティを目指した街づくりを行う寺田倉庫が手掛けた、日本最大級のアート複合施設。2021年春までに計10ギャラリーの入居を予定し、隣接する「テラダ アート コンプレックスⅠ」の8つのギャラリーと合わせると、日本最多のギャラリー数を誇るアート施設となる。カフェやガーデンも併設倉庫を改装した展示場では、オープンに合わせて現代美術のアートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」を開催。また、施設内にはカフェやガーデンも併設される。アートファンの憩いの場となりそうだ。【詳細】テラダ アート コンプレックスⅡオープン:2020年9月住所:東京都品川区東品川1-32-8アクセス:東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B 出口」より徒歩約 8 分東京モノレール羽⽥空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約 11 分
2020年09月13日三越伊勢丹オンラインサイト・伊勢丹新宿店にて、老舗シャンパーニュメゾン〈ヴーヴ・クリコ〉が手掛ける希少なシャンパーニュ、ラ・グランダムと、世界で最も名声と影響力を持つ現代アートの巨匠、草間彌生氏デザインによるコラボレーションボトル『Veuve Clicquot La Grande Dame 2012 Yayoi Kusama Gift Box』(ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生 ギフトボックス)を世界先行発売いたします。 本発売を記念し、 伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて、9月23日~29日(※25日はクローズとなります)の期間限定で、ミュージアムのような体験型アート空間「シャンパーニュ <ヴーヴ・クリコ>×草間彌生」を展開します。 ※三越伊勢丹オンラインサイトでは、9月14日午前10時から先行予約販売をスタートいたします伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ(イメージ)「シャンパーニュ <ヴーヴ・クリコ>×草間彌生」 本館1階=ザ・ステージ内容©YAYOI KUSAMA・草間彌生氏の代名詞の一つでもあるドットが描かれたまるでミュージアムのような空間では、「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生 ギフトボックス」の限定発売(お一人さま3点、490点限定)・今回のコラボレーションの為に制作された「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生」スペシャルオブジェ~夜の闇の中に咲いた私の心~」を約2mサイズにした立体彫刻の展示・2006年にチャリティーエキシビションとして開催された「マダム・クリコのアート展」のために描き下ろされた草間氏の作品「水玉により自己消滅したマダム・クリコ」のレプリカ展示・草間氏が登場するムービーや、今回のコラボレーションのために草間氏が書き下ろしたポエムを彼女自身が朗読する音声などの体験型コンテンツ9月14日(月)午前10時より三越伊勢丹オンラインサイトにてヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生 ギフトボックスを世界先行販売いたします。Veuve Clicquot La Grande Dame 2012 Yayoi Kusama Gift Box (ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生ギフトボックス)商品名:Veuve Clicquot La Grande Dame 2012 Yayoi Kusama Gift Box(ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生ギフトボックス)価 格:2万5,740円(税込)容 量:750ml 1本展 開 :①伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ(2020年9月23日~) ②三越伊勢丹オンラインストア(2020年9月14日~)※店舗では、伊勢丹新宿店にて先行販売後、日本橋三越本店でも9月30日から展開予定限定数:伊勢丹新宿店店頭にて490点限定、お一人さま3点三越伊勢丹オンラインストアにて940点限定、お一人さま6点商品詳細:最高級のシャンパーニュ造りを実現するため数々の革新を成し遂げ、シャンパーニュ地方の「ラ・グランダム(偉大なる女性)」と称されるマダム・クリコ。また、女性芸術家が正当な評価を受けることが難しい中で、苦境に直面してもアートへの情熱と創造のエネルギーを糧にマルチな才能を発揮し、世界的名声を得た草間彌生氏。大胆で確固たる意志をもち、革新的、前衛的なビジョンで世界に影響を与え続ける偉大なる二人の女性のコラボレーションにより、誕生しました。草間彌生氏がデザインし、ギフトボックスに描かれている花は、シャンパーニュ ラ・グランダムの持つ力強さと繊細さ、さらには自身とマダム・クリコの生き方を表現するポジティブなエネルギーを想起させるものです。また、草間彌生氏の代名詞ともいえる水玉は、シャンパーニュの力強く弾ける泡を象徴し、その明るいイメージは人生の喜びを呼び覚まします。味わいはジャスミンやスイカズラ、ブドウの花など白い花がまず感じられ、続いてリンゴ、洋梨、桃などの果実の香りが開き、新鮮なアーモンドやフランジパーヌの特徴が香りをまとめます。口に含むとより複雑なアロマが広がり、ドライアプリコット、ヘーゼルナッツ、はちみつ、砂糖飴の特徴を感じます。シルキーな口当たりがワインに個性を与え、熟成由来の深みやパワーを感じるワインです。また野菜との相性は抜群で、食材の香りを生かした料理の可能性が広がります。関連情報●三越伊勢丹オンラインサイト:●ステージ詳細情報:●ザ・ステージ入場お申込み:※都合により一部変更・中止となる場合もございます。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月05日強い日差しを和らげてくれる日傘。日本気象協会によると、真夏に日傘をさすと体感温度が7℃も下がるといいます。2020年は新型コロナウイルス感染症の流行によって、日傘をさせば社会的距離(以下、ソーシャルディスタンス)を保てるとして使用が呼び掛けています。学校でも、そのような効果を期待して日傘をさして登校するようにしているところもあるようです。問題なのは紫外線よりも偏見しかし、『日傘=女性のもの』というイメージがある人もいるでしょう。「男性が日傘をさしているのはおかしい」「男性が日傘を買うのは変」と考える人がいるのも事実。そのような考えから、積極的に日傘をさしている男性はまだ少ないようです。ですが、暑さは男女問わず変わりません。また、ソーシャルディスタンスを保つのにも男女変わりはないのです。そこで、日本気象協会は、男性にも日傘をさしてもらおうと3つのポスター制作。反響が上がりました。日傘は無限に日陰を歩けます冒頭でも説明した通り、暑い夏の日に日傘をさすと体感温度は7℃下がります。暑い中、歩く人にとって7℃の温度変化は大きいものでしょう。日本気象協会 tenki.jp日傘は女っぽい?これまで「日傘は女性が日焼け対策のためにさしていたもの」と考えていた人も多いかもしれません。しかし、日本の夏が厳しくなるにつれ、日傘の実用性はしだいに変化。男性がさしていてもおかしくはないのです。ポスターでは『問題は、紫外線ではなく偏見』と強く訴えました。日本気象協会 tenki.jpソーシャルディスタンス回避のためにも…傘をさすことによって、自然と相手と距離ができます。密集することがないため、感染対策にもなるのです。日本気象協会 tenki.jpポスター制作について質問してみた今回、このポスターを制作した日本気象協会に、経緯と特徴的なデザインについて質問してみました。―ポスター制作にいたった経緯は?外部のプランナーさんやデザイナーさんと共に制作を進めました。「熱中症など、気象と関連が深い社会的な課題に対し、クリエイティブな力をかけ合わせて何かアクションできないか」ということで、外部のプランナーさんにお声掛けし、共感いただいたところから企画がスタートしました。ポスターの制作は2019年の夏に続いて、今年が2回目となります。―なぜ2色だけのポスターになった?ヴィジュアルインパクトを出しやすいこと、そして色彩の持つ効果を発揮しやすいことから色を絞りました。『日傘=陽射し』の話であるため、光を感じさせるべきと考えました。そこで、2色の掛け合わせによる表現をしています。色は、真夏の暑さを感じる赤と、涼しげなシアンを使うことにしました。ポスターは多くの人の目が留まるようなデザインとなり、関心を集めたようです。早速ネット上では「傘と同じように誰が使っても当たり前になればいい」「男性ですが、使ったら『こんなに涼しいのか!』と驚きました」「健康のためにもみんな使おう!」などの声が寄せられていました。日傘は、暑さ対策だけでなく、感染対策にもなる一石二鳥のアイテム。さらに、急な雨でも晴雨兼用ならば濡れる心配もありません。年代・性別問わず日傘の使用が広まるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月03日現代美術のアートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」が、東京・天王洲の「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ」3F、4Fにて、2020年9月18日(金)から9月21日(月・祝)まで開催される。「artTNZ」は日本最大級の国際的なアートフェア「アートフェア東京」を運営するアート東京と、「ART OSAKA」や「ART in PARK HOTEL TOKYO」等のホテル型アートフェアを運営する日本現代美術振興協会がともに開催する現代美術のアートフェア。会期中は、総勢42軒もの現代アートギャラリーが集結。国内外で活躍する日本を代表するギャラリーから若手実力派ギャラリーまでが勢揃いする。アッシュ・ペー・フランス(H.P.FRANCE)が運営するhpgrp GALLERY TOKYOやタカ・イシイギャラリー、小山登美夫ギャラリーをはじめとする東京のギャラリーに加え、愛知や京都、大阪からも出展。多彩なアートを一度に目の当たりにできる機会となる。なお、天王洲に位置する会場の「TERRADA ART COMPLEXⅡ」は倉庫を改装した展示場で、2021年春までに計10ギャラリーの入居を予定。天王洲を訪れるアートファンの憩いの場となるカフェやガーデンも併設される、注目のアート複合施設だ。【詳細】artTNZ produced by AFT with APCA会期:2020年9月18日(金)~21日(月・祝)時間:9月18日(金)12:00~20:00 / 9月19日(土)12:00~18:00 / 9月20日(日)12:00~18:00 / 9月21日(月・祝) 12:00~16:00※9月17日(木)は招待日。会場:TERRADA ART COMPLEX Ⅱ 3F、4F住所:東京都品川区東品川1-32-8出展ギャラリー:42ギャラリー予定(Aセクション28軒、Tセクション14軒)入場料:無料、但し完全登録予約制■出展・Aセクション出展ギャラリー(TERRADA ART COMPLEX II 3F)〈東京〉TOMOHIKO YOSHINO GALLERY、MARUEIDO JAPAN、画廊香月、橘画廊、 gallery21yo-j、MEM、KOKI ARTS、GALLERY 麟、レントゲン藝術研究所準備室、SH ART PROJECT、 GALLERY KOGURE、Gallery 38、LOKO GALLERY、hpgrp GALLERY TOKYO〈愛知〉AIN SOPH DISPATCH、LAD GALLERY、STANDING PINE〈京都〉FINCH ARTS、MORI YU GALLERY、COHJU contemporary art〈大阪〉the three konohana、DMOARTS、サイギャラリー、Yoshiaki Inoue Gallery、TEZUKAYAMA GALLERY、ギャラリーノマル、アートコートギャラリー、YOD Gallery・Tセクション出展ギャラリー(TERRADA ART COMPLEX II 4F)〈東京〉Contemporary HEIS art、KOSAKU KANECHIKA、小山登美夫ギャラリー、MAHO KUBOTA GALLERY、TARO NASU、たけだ美術、GALLERY TARGET、Sho + 1、GALLERY SIDE 2、ユミコチバアソシエイツ、アートフロントギャラリー、タカ・イシイギャラリー、104GALERIE〈京都〉imura art gallery
2020年08月07日「TAGBOAT × 百段階段」展 ~文化財と出会う現代アート~が、2020年9月11日(金)から10月11日(日)まで、ホテル雅叙園東京内東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催される。新進気鋭の現代アート×文化財アジア最大のオンラインギャラリーを運営する、タグボート(TAGBOAT)が百段階段を舞台にアートイベントを開催。絵画、写真、デジタル作品、立体作品など、幅広い表現力を持つ新進気鋭の作家を集め、アートの合同展示を行う。“持ち帰れるアート”もまた、一部の企画作品は“持ち帰れるアート”として購入することが可能。創り手と来場者が作品を通じて出会う、未来を担った展示構成となっている。昭和、平成、令和のアートが繋がる会場は、東京都指定有形文化財「百段階段」。昭和10年に建てられ、ホテル雅叙園東京内では、唯一の現存する木造建築だ。99段の階段廊下で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、建設当時屈指の画家や大工によって創り上げられた美の世界が広がっている。この文化財を舞台に行う「TAGBOAT × 百段階段」展では、昭和、平成、令和と時代を超えてアーティスト同時がつながる、唯一無二のアートのコラボレーションを体感できるだろう。【詳細】「TAGBOAT×百段階段」展 ~文化財と出会う現代アート~期間:2020年9月11日(金)~10月11日(日)時間:日~木曜日・祝日 10:00~17:00、 金・土・祝前日 10:00~20:00※最終入館ともに閉館30分前会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」住所:東京都目黒区下目黒1-8-1入場料:当日 1,600円(前売 1,500円)※9月10日まで公式オンラインチケットにて販売※学生 500円(要学生証呈示、未就学児無料)※混雑緩和のため入場制限あり。詳細は公式サイトを確認。<参加アーティスト>Aira / AKI / ayaka nakamura / Limo / TARTAROS JAPAN / 石井七歩 / 石川美奈子 / 伊藤咲穂 / 大槻 透 / カネコタカナオ / 鴨下容子 / 神田さおり / 小池正典 / 後藤夢乃 / 榊 貴美 / 塩見真由 / 田村久美子 / 坪山 斉 / 友成哲郎 / 西島雄志 / 橋本 仁 / 濱村 凌 / 早川モトヒロ / ヒロ杉山 / 廣瀬祥子 / ホリグチシンゴ / 前田博雅 / 柳田有希子 / 山口真人 / 渡邉 光【問い合わせ先】TEL.03-5434-3140(10:00~18:00)
2020年08月07日世界が認める現代アートのトップランナー6名の活動の軌跡を紹介する『STARS展:現代美術のスターたち—日本から世界へ』が、森美術館にて7月31日(金)に開幕。2021年1月3日(日)まで開催されている。同展で紹介されるのは、草間彌生、李禹煥(リ・ウファン)、宮島達男、村上隆、奈良美智、杉本博司の6名。会場ではアーティストごとに展示空間を区切り、彼らが国際的に認められるようになった初期作品から最近作または新作などを展示。その活動の軌跡を振り返ることができる。最初に登場する村上隆は、1990年代にマンガやアニメを起点とするキャラクター絵画やフィギュア彫刻を発表し、日本のオタク文化的な美学を西洋美術界で確立。初期作品である《Ko2ちゃん(プロジェクトKo2)》(1997年)から、東日本大震災への呼応として制作された巨大な鬼の彫刻作品と最新ビデオ作品、同展のために制作された約20メートルの巨大絵画2点などが紹介される。森美術館()
2020年07月31日現代アート美術館「カム カナザワ(KAMU kanazawa)」が、⾦沢にオープン。2020年7月23日(木)からは、現代美術家レアンドロ・エルリッヒの最新作《INFINITE STAIRCASE》を展示する。金沢を拠点に同時代の美術を発信カム カナザワは、インスタレーションやテクノロジーを中心とするアートコレクションをベースにした、私設の現代アート美術館。金沢を拠点に、同時代的に生まれるアートを発信していくことを目指す。初年度展示ではインスタレーションや立体作品を紹介カム カナザワの初年度展示では、「The power of things」と銘打ち、同館のコレクションの主軸である⽴体とインスタレーションの作品を展示。 現実と錯覚の世界を巧みに接続するレアンドロ・エルリッヒ、ロエベ(LOEWE)とのコラボレーションも果たしている陶芸家の桑⽥卓郎、動物の立体作品を手がけるイギリスのアーティスト、ステファニー・クエールら3人を取り上げる。館内では、クエール《Watching Fox》や桑⽥卓郎《青化粧金彩梅華皮志野垸》など、カム カナザワのコレクションを中心に、新作を含め日本未公開作品を多数展示する。レアンドロ・エルリッヒ最新作が常設展示になかでも注目は、レアンドロ・エルリッヒの最新作《INFINITE STAIRCASE》。螺旋階段を横倒しにしたような造形であり、幅約3m・奥行き約7m・高さ約3mという巨大な作品の中に入ることができる体験型のインスタレーションとなっている。重力の法則を無視して、螺旋階段の吹き抜けを上から覗き込んでいるような感覚を呼び起こす、エルリッヒらしい表現を存分に楽しめそうだ。なお、この《INFINITE STAIRCASE》は、カム カナザワの常設展示となる。詳細カム カナザワ(KAMU kanazawa)オープン日:2020年6⽉21⽇(日)住所:⽯川県⾦沢市広坂1-1-52開館時間:11:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)閉館日:月曜日入館料:800円 / ⼩学⽣以下無料■レアンドロ・エルリッヒ《INFINITE STAIRCASE》公開開始日:2020年7月23日(木)
2020年07月24日2001年から3年に1度開催されている現代アートの国際展、ヨコハマトリエンナーレ。7回目となる『ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」 』が7月17日(金)に開幕し、10月11日(日)まで横浜美術館とプロット48を主会場に開催されている。ヨコハマトリエンナーレ( )横浜美術館会場内岩間朝子《貝塚》2020年キム・ユンチョル《クロマ》2020年インゲラ・イルマン《ジャイアント・ホグウィード》2016年(2020年再制作)ツェリン・シェルパ《54の智慧と慈悲》2013年オスカー・サンティラン《宇宙工芸船(金星)》2018年
2020年07月17日展覧会「おさなごころを、きみに」が、清澄白河の東京都現代美術館にて、2020年7月18日(土)から9月27日(日)まで開催される。“大人”と“こども”を行き来する「おさなごころを、きみに」は、かつてはこどもだった“大人”が忘れてしまった創造性豊かな「おさなごころ」を思い起こしつつ、 メディアテクノロジーによる作品や映像にふれることで、こどもも大人も一緒に楽しめる展覧会だ。吉岡徳仁や名和晃平の作品を起点に展覧会の導入では、過ぎゆく時を結晶のきらめきに留めたような吉岡徳仁《ROSE》や名和晃平《PixCell-Bambi #10》、そして音までも体感できる高精細映像作品などを展示する。触覚・身体などから探る“おさなごころ”会場では、視覚を重視してきた美術表現に対して、触覚の重要性を思い起こさせる「触覚」、書籍や文字による表現、参加型の作品で身体表現を追体験する「身体、音と言葉」、そして森脇裕之《時花(トキハナ)》などから宇宙の広がりを想像する「銀河」など、互いに緩やかに重なりあうテーマのもとに展示を行う。広がるメディアテクノロジーの表現を紹介また、パフォーマンスグループ・GRINDER-MAN(グラインダーマン)の、特撮やアニメの手法により“ヒーローになれる”体験型メディア・アート《HERO HEROINE》や、藤木淳の《P055E5510N》などを通して、〈いま・ここ〉にある身体が、現代のメディア技術を通して空想の空間へとつながる体験ができるだろう。このように本展は、拡張現実や人工知能など、最新技術により拡張される美術表現をわかりやすく紹介する「こどものための現代美術展」であるとともに、大人のこころになおもこだまする“こども”の残響に耳を澄ます場となるかもしれない。展覧会概要展覧会「おさなごころを、きみに」会期:2020年7月18日(土)〜9月27日(日)※当初の会期2020年7月11日(土)〜10月18日(日)から変更会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,300円、大学生・65歳以上 1,000円、中高生 800円、小学生以下 無料※高精細映像(8K)によるパブリック上映(3D・予定)や、リモート開催(おさなごころミュージアム・仮称)などの関連イベントを開催予定(詳細は公式サイトにて順次公開)※開催内容は変更となる場合あり■同時開催・展覧会「オラファー・エリアソンときに川は橋となる」会期:2020年6月9日(火)~9月27日(日)・カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」会期:2020年6月9日(火)~9月27日(日)・コレクション展「MOT コレクション いま─かつて 複数のパースペクティブ」会期:2020年6月2日(土)〜9月27日(日)【問い合わせ先】ハローダイヤル:03-5777-8600 ※年中無休 8:00~22:00TEL:03-5245-4111(代表) ※平日 9:30~18:00
2020年06月14日「東京都現代美術館」では、アート・ディレクター、デザイナーとして多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ、世界を舞台に活躍した石岡瑛子の回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」を開催する。石岡さんは、パルコ、角川書店などの数々の歴史的な広告を手掛け、ニューヨークに拠点を移した後、映画、オペラ、MVなど多岐にわたる分野で活躍。映画『ドラキュラ』の衣装でアカデミー賞衣装デザイン賞受賞、2008年の北京オリンピック開会式では衣装デザインを担当したことでも知られる。今回の回顧展では、時代を画した初期の広告キャンペーンから、映画、オペラ、演劇、オリンピックのプロジェクトなど、その唯一無比の個性と情熱が刻印された仕事を総覧する。本展示は、「Timeless:時代をデザインする」「Fearless:出会いをデザインする」「Borderless:未知をデザインする」という3つのカテゴリーで構成。マイルス・デイヴィス、レニ・リーフェンシュタールら名だたる表現者たちとのコラボレーションの連続で生み出されてきた石岡さんの仕事。展示では、集団制作の中で個のクリエイティビティをいかに発揮するかに賭けた「石岡瑛子の方法」を、デザインのプロセスを示す膨大な資料とともに紹介し、その秘密に迫る。さらに、『ドラキュラ』、『落下の王国』、『白雪姫と鏡の女王』など、ハリウッド・アカデミーをはじめ世界各国のアーカイブから集められた映画・舞台衣装の展示も必見だ。「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」は11月14日(土)~2021年2月14日(日)東京都現代美術館にて開催(休館日あり)。(cinemacafe.net)
2020年06月14日国立新美術館にて開催予定の『古典×現代2020—時空を超える日本のアート』展。新型コロナウイルスの影響により、現在は休館中だが、先日行われた内覧会から展示の様子をレポートする。江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品が、現代を生きる8人のアーティストの作品と組み合わせて紹介される同展。展示室は8つの部屋にしきられ、それぞれの部屋でペアとなった新旧アーティストの作品が展示される。その興味深い組み合わせは、「仙厓×菅木志雄」「花鳥画×川内倫子」「円空×棚田康司」「刀剣×鴻池朋子」「仏像×田根剛」「北斎×しりあがり寿」「乾山×皆川明」「蕭白×横尾忠則」の8組。現代アーティスト側には、美術家、写真家、彫刻家、建築家、漫画家、デザイナーと錚々たる顔ぶれが並ぶ。最初の部屋に登場するのは、「仙厓×菅木志雄」だ。仙厓義梵(1750〜1837)は、「円」で悟りの境地を示す禅画で知られる江戸時代の禅僧。菅は仙厓の《円相図》に呼応するように、亜鉛板で示した円形に木や石などを配置した過去作を再制作。「人とものの在り方」についての新旧の思想が、最もシンプルな形で立ち現れる。古典×現代2020時空を超える日本のアート( )
2020年04月13日「六本木アートナイト2020」が、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウンなど東京・六本木エリアにて開催される。“一夜限り”のアートの祭典「六本木アートナイト」2009年3月にスタートした「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案などを行う、東京を代表する“一夜限り”のアートの祭典。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街中に点在させ、非日常的な体験を作り出す。メインアーティストは村上隆2020年のメインプログラムアーティストは、世界を舞台に活躍する現代アーティストの村上隆。村上はルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)やユニクロ(UNIQLO)などともコラボレーションしており、ファッションとのつながりも強い。「ドラえもん」モチーフの新作アートを制作今回村上が「六本木アートナイト2020」のために選んだモチーフは、誕生から50周年というメモリアルイヤーを迎える「ドラえもん」。村上は「ドラえもん」を「20世紀、日本が生んだ最大のポップアイコン」とリスペクトしており、これまでにも「ドラえもん」の生みの親であるアーティスト藤子・F・不二雄と、アーティスト村上隆のコラボレーションとして数々の作品を生み出してきた。村上は「六本木アートナイト2020」に向けて、過去最大級のバルーン作品を制作予定。また公開されたメインビジュアルには、村上の代名詞ともいえるカラフルなフラワーと「ドラえもん」が描かれている。このフラワーは「六本木アートナイト」にも参加するアーティストMADSAKIとコラボレーションしたもの。ビジュアルの制作はデザインスタジオのグルーヴィジョンズが担当した。村上主宰「カイカイキキ」所属アーティストによる作品も村上が主宰するアーティスト集団「カイカイキキ」所属のアーティストも、「ドラえもん」をモチーフにした新作アートを制作予定。それらを村上プロデュースのもと、六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3か所に展示する予定となっている。世界中から現代アートが集結「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」をテーマにした「六本木アートナイト2020」では、「ドラえもん」をモチーフにした現代美術作品のほかにも、光のインスタレーション、映像、音楽や演劇など、世界中から集結した多くの作品を目にすることができる。展示作品の詳細は順次発表される予定だ。【詳細】「六本木アートナイト2020」日時:メインイベント 2020年5月30日(土)10:00〜5月31日(日)18:00当初、2020年5月30日(土)・31日(日)の開催を予定していたが、5月の開催は取止め決定。今後のスケジュールは、公式ウェブサイトなどで今後公開予定。※六本木アートナイト2020開催に先駆けて展示・設置する「プレプログラム」も実施予定開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) ※年中無休 8:00~20:00
2020年03月20日現代アートにおける“若手の登竜門”と言われる美術展『VOCA展2020 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-』(The Vision of Contemporary Art)が、東京・上野の森美術館にて3月30日(月)まで開催中だ。【チケット情報はこちら】『VOCA(ヴォーカ)展』は、現代アートにおける「平面」の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に、1994年より毎年、開催されている美術展。全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどから選出した推薦委員が、それぞれ40歳以下の作家1名(組)を推薦し、推薦された作家全員に出品を依頼している。過去には福田美蘭(1994年VOCA賞)、やなぎみわ(1999年VOCA賞)、蜷川実花(2006年大原美術館賞)、清川あさみ(2010年佳作賞)らも出品している。今年出品したのは、新進気鋭の作家33人(組)。その中から、グランプリとなるVOCA賞には「Nerhol(ネルホル/田中義久・飯田竜太)」の『Remove』、VOCA奨励賞には菅実花の『A Happy Birthday』『#selfiewithme』と李晶玉の『Olympia 2020』、VOCA佳作賞には黒宮菜菜の『Image - 終わりし道の標べに』と宮本華子の『白が消えていく。 - Mein Tagebuch -』、大原美術館賞には浅野友理子の『くちあけ』が選出されている。選出委員長の小勝禮子(美術史・美術批評)は「今回のVOCA 展は、手法は多様でありながら、それぞれ質の高い作品が揃った。その中で受賞作品には写真の技法を使ったものが多く入ったが、単に写真というだけではなく、それに手を加えて加工した、独自の技法を駆使したものであった。デジタルばかりでなく、アナログ的な手法も使い、いかに加工するか、そこに各作家のオリジナリティと創意が込められ、また作品の主張も凝縮されていた。VOCA 賞のNerhol《Remove》、奨励賞の菅実花《A Happy Birthday》《#selfiewithme》、李晶玉《Olympia2020》などである」とコメントを寄せた。展示されている作品は、「平面」と言えど絵画や写真、布や網戸を使ったものまで実に多種多様。作品サイズも巨大なものからiPadまで幅広い。若い世代による「今日の美術」を体験するということに加え、ひとつの展示でさまざまなジャンルの美術を一挙に堪能できる面白さもあるだろう。それぞれの作品には作家を選出した推薦委員が“鑑賞の手引き”を書いており、それらも一つひとつが興味深い。ぜひさまざまな衝撃を受けに、足を運んでほしい。「VOCA展2020」は3月30日(月)まで。入場料は一般600円、大学生500円、高校生以下無料。開館時間は10時から18時(※入場は閉館30分前まで)。取材・文:中川實穂
2020年03月17日東京国際フォーラムにて開催される予定だった「アートフェア東京2020」が、開催を中止。日本最大級の国際的なアートフェア日本最大級の国際的なアートフェアである「アートフェア東京」。15回目の開催を迎える2020年は、“with Art”をテーマに国内外から147軒のギャラリーが出展し、古美術から工芸、日本画、現代アートまで幅広い作品が集結。作品を見るのみならず、購入することもできる。会場は主に、古美術や近代美術、現代アートなど多彩なジャンルの作品が集まる「ギャラリーズ(Galleries)」に加え、ロビーギャラリーで開催される入場無料の「プロジェクツ(Projects)」「クロッシング(Crossing)」の3つのセクションから構成される。「ギャラリーズ」セクション「ギャラリーズ」セクションには、有名作家作品が多数登場。葛飾北斎の《昇龍富士波濤図》や印象派クロード・モネの《牧草地、曇り空》をはじめ、ピカソや藤田嗣治、日本のメディアアートを牽引するエキソニモ、そして2019年から2020年にかけて個展も開催されている塩田千春や白髪一雄、森村泰昌など、巨匠から現代アーティストまでの多彩な作品が集まる。「プロジェクツ」セクション入場無料エリアのロビーギャラリーで展開する「プロジェクツ」セクションでは、今注目すべき12人のアーティストを個展形式で紹介。鑑賞者と絵画の知覚の関係を探るアメリカの若手作家、エヴァン・ネスビットなど3人の海外作家のほか、アクロバティックな視点からさまざまな都市風景を描く田島大介らが参加する。「クロッシング」セクションAFT2020の玄関口である「クロッシング」セクションでは、日本各地の文化・伝統を今に伝える地方工芸団体や百貨店企画のギャラリーなど、11軒のギャラリーが参加する。詳細アートフェア東京2020〈開催中止〉※当初、2020年3月20日(金)~22日(日)、3月19日(木)は招待制にて開催を予定していたが、開催をすべて中止。※国際展「ワールド アート トーキョー 2020」も開催を中止。※前売券は販売中止。既に販売した分の払い戻し対応に関しては、公式ホームページにて告知。場所:東京国際フォーラム ホールE、ロビーギャラリー住所:東京都千代田区丸の内3-5-1【問い合わせ先】一般社団法人 アート東京TEL:050-3187-5050(自動音声案内)
2020年02月29日展覧会「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」が、清澄白河の東京都現代美術館にて、2020年6月9日(火)から9月27日(日)まで開催される。なお、当初は2020年3月14日(土)から開催の予定であった。“エコロジー”へと働きかけるアートの試みオラファー・エリアソンは、アートを通して“サステナブル”な世界の実現を試みるアイスランド系デンマーク人アーティストだ。光や霧などの自然現象を屋内外に再現することで新たな知覚体験を生みだす作品をはじめ、写真、建築、インスタレーションなどを介し、環境や社会に対するアートの可能性を探求してきた。日本では10年ぶりの大規模な個展となる「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」では、“エコロジー”を軸に、代表作や国内初公開作品の数々を展示。植物を使用したインスタレーション、光と幾何学への関心を反映した彫刻、そして近年の公共デザインのプロジェクトなど、多岐にわたるエリアソンの試みを紹介する。新作インスタレーションや“虹”の代表作を展示見どころは、展示室の内外で展開される大規模なインスタレーションなどの新作を含む作品の数々だ。さらに、鑑賞者の目の前に“虹”が現れる体験型作品《ビューティー》など、エリアソン代表作も展示。人と自然がとり結ぶ、複雑な関係を垣間見られるだろう。自然の変化を追ってまたエリアソンは、幼少期に多くの時間を過ごしたアイスランドの自然現象を長年にわたり撮影してきた。過去20年間の氷河の後退を目に見えるかたちで提示する《溶ける氷河のシリーズ 1999/2019》など、アートを介して気候変動へと働きかける試みに触れられる。“サステナブル”への関心さらに近年は、電力の通らない地域に住む人びとに携帯式のソーラーライト「リトルサン」を届けるなど、社会的課題へも目を向けるエリアソン。本展では、「リトルサン」に蓄えた太陽光によりドローイングを描ける《サンライト・グラフィティ》など、再生可能エネルギーへの関心を間近に感じられる作品も展示する。展覧会概要展覧会「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」会期:2020年6月9日(火)~9月27日(日)※当初は2020年3月14日(土)〜6月14日(日)の予定だったが、開催を延期会場:東京都現代美術館 企画展示室 地下2F住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)観覧料:一般 1,400円、大学生・専門学校生・65 歳以上 1,000円、中高生 500円、小学生以下 無料※各種プログラムは開催中止※来館に際しての注意事項は、公式サイトを参照※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】ハローダイヤル:03-5777-8600 ※年中無休 8:00~22:00TEL:03-5245-4111(代表)※平日 9:30~18:00
2020年01月13日清澄白河の東京都現代美術館では、世界各地で展覧会やアーティスト支援を行う団体、カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」を、2020年6月9日(火)から9月27日(日)まで開催する。なお、当初は2020年3月14日(土)から開催の予定だった。時代や場所と結びつく「もの」に着目木や種、化石、そして道具や本......。日常生活にはさまざまな「もの」が溢れていて、わたしたちは日々それらに何気なく触れていることだろう。しかしそうした「もの」は、ある場所や時代とは切り離せない。変化する時代や社会に合わせて、「もの」の持つ意味、あるいはお互いの関係性も刻々と変わってゆくのだ。「もつれるものたち」は、そのように時代や場所ともつれ合い、ともに変化する「もの」の側面に光を当てる、国内外12のアーティストを紹介する国際美術展だ。パフォーマンスや映像、インスタレーション、写真など多彩な表現媒体を用いた作品を通して、無数のコンテクストが複雑に交錯する現代への新しい視点を探求する。国内外から12のアーティストが参加本展には、自らの共同体で語られてこなかった歴史を考察するオーストラリア人アーティスト、デイル・ハーディングや、映像や彫刻を通して日常に潜む権力性を探るジュマナ・マナらが参加。世界的に注目される多数の若手アーティストを日本で初めて紹介する機会となる。また国内からは、自然の諸要素と身体の関係の変容に光を当てる岩間朝子や、芸術と社会構造の関係性をひもとく藤井光らを紹介。多彩な視点から、「もの」が意味や価値の運び手として紡いできた軌跡を描きだす展覧会となる。展覧会概要カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」会期:2020年6月9日(火)~9月27日(日)※当初は2020年3月14日(土)〜6月14日(日)の開催を予定していたが、延期しての開催会場:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,300円、大学生・専門学校生・65 歳以上 900円、中高生 500円、小学生以下 無料※各種プログラムは開催中止※来館に際しての注意事項は、公式サイトを参照のこと※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】ハローダイヤル:03-5777-8600 ※年中無休 8:00~22:00TEL:03-5245-4111(代表)※平日 9:30~18:00
2020年01月09日展覧会「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」が、東京・六本木の国立新美術館にて2020年6月24日(水)から8月24日(月)まで開催される。古典×現代作品で迫る日本美術の“豊かさ”「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」は、日本の古い時代の美術と現代美術を合わせて紹介することで、日本美術の豊かさと魅力を新しい視点から探る展覧会だ。古典と現代の作品計8組会場では、葛飾北斎や尾形乾山、伊藤若冲といった江戸時代以前の巨匠による作品を、しりあがり寿、皆川明、河内倫子といった現代日本を代表するクリエイターの作品と組み合わせた8組を展示。中には、横尾忠則や菅木志雄らの作品も登場する。世界観や主題、造形、制作方法など、時代を超えた共通点を探る。光をあてるのは“古き”と“新しき”の共通点だけではない。北斎を代表する〈冨嶽三十六景〉をもとに、ユーモアや社会批評的な視点を加えて再解釈したしりあがり寿の〈ちょっとおかしなほぼ三十六景〉など、インスピレーションやパロディを通して、過去の美術に現代的な息吹を注ぐ作家たちの姿にも焦点を当てる。デザインや陶芸など幅広く紹介また本展では、狭い意味での美術に限らず、多彩な分野に目を向け、日本の創造性の豊かさを横断的に紹介。近世以前からは、仙厓義梵の墨絵《円相図》や若冲の鮮やかな花鳥画《紫陽花白鶏図》といった絵画だけでなく、尾形乾山の装飾的な陶芸や、江戸時代の僧・円空が手掛けた木彫りの仏像などを展示する。一方現代のクリエイターは、ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー・皆川明や、日本の新国立競技場コンペで出した“古墳スタジアム案”などで知られる建築家・田根剛をはじめ、美術だけでなく建築やデザインの領域からも選出されている。新作やインスタレーションもそうした現代のクリエイターが生み出す、新作や新しいインスタレーションにも注目。破天荒で大胆な作風で知られる江戸時代の絵師・曾我蕭白に着想を得た新作を出品する横尾忠則をはじめ、古典作品に多彩なかたちで応答する現代作家の世界に触れることができる。展覧会概要展覧会「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」会期:2020年6月24日(水)〜8月24日(月)※当初3月11日(水)〜6月1日(月)の開催を予定していたが変更会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2休館日:毎週火曜日開館時間:10:00〜18:00※入場は閉館の30分前まで観覧料:一般 1,700円(1,500円)、大学生 1,100円(900円)、高校生 700円(500円)、中学生以下 無料※( )内はおよび20名以上の団体券※障害者手帳を持参の方(付添1名を含む)は入場無料※都合により掲載作品が出品できない場合あり※会期中、一部作品の展示替えあり※最新情報は公式サイトを確認【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年12月16日デビュー以来常に現代アートのフロントランナーであり続けるピーター・ドイグの日本初個展が、2020年2月26日(水)から6月14日(日)まで東京国立近代美術館にて開催。初期作から最新作まで約70点が出品される。ロマンティックかつミステリアス。なつかしくて、あたらしい。そんな、誰もがどこかで見たことがあるようで、誰も見たことがない世界を見せてくれる作品を手掛けるのがピーター・ドイグだ。1959年にスコットランドで生まれ、カリブ海の島国トリニダード・トバゴとカナダで育ったドイグは、ロンドンの美術学校卒業後、94年にイギリスを拠点とする現代美術作家を対象としたターナー賞にノミネートされたことなどを通して、ロンドンのアートシーンで一躍注目を浴びた。 )にて発売されている。【開催情報】『ピーター・ドイグ展』2020年2月26日(水)〜6月14日(日)まで東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリーにて開催【関連リンク】 ピーター・ドイグ展()
2019年12月14日箱根のポーラ美術館では、20世紀から現代までの香水瓶の軌跡を辿る「モードとアートの香水瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール」展を、12月15日から翌年4月5日まで開催する。香水瓶 「ショッキング」1937年 スキャパレッリ バカラ社製フランスでは、ファッションデザイナーのポール・ポワレが1908年に創設した香水ブランド「ロジーヌ香水」を発端に、オートクチュールメゾンが香水を販売し始め、1920年代には各メゾンの世界観を演出するために香りが重要な役割を担うようになった。多くのメゾンが香りはもちろん、ボトルの形にも工夫を凝らし、時にはルネ・ラリックやシュルレアリストなど同時代の芸術家たちもその造形に携わった。同じく12月15日に開幕する同時開催の企画展「シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本のシュール」展の関連企画として開催する本展では、メゾンの世界観を表現した香水瓶を、芸術家たちが手がけた作品を中心に紹介。香水瓶約80点に絵画、広告等の資料を加え、シュルレアリスムが世界で展開した1920年代から1940年代にかけて制作された香水瓶に焦点を当て、20世紀から現代までの香水瓶の軌跡を辿る。ルネ・ラリック 香水瓶「ダン・ラ・ニュイ(夜中に)」原型制作:1924年、ウォルト会場は、第1章「オートクチュールメゾンによる香水のはじまりと発展」、第2章「20世紀における香水メゾンの戦略」、第3章「モードとシュルレアリスムの出会い」、第4章「戦後から現代へ続く香水瓶」で構成。ラウル・デュフィとテキスタイルのデザインなどでコラボレーションしたポワレを起点とし、ダリを始めとするシュルレアリスムのメンバーと親交を持ち、彼らの前衛的な表現をとり入れたエルザ・スキャッパレッリ、そしてボトルデザインが定番として発表当時から現代まで続いているクリスチャン・ディオール等の香水瓶を展示。ファッションの新たな表現媒体として発展した香水瓶とアートの出会いを紐解く。香水瓶「パリ、クリスマス用」1940年頃 コティなお、同時開催の企画展「シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本のシュール」は、2019年がシュルレアリスム誕生から100年の節目となることから開催。フランスで誕生したシュルレアリスムは、理性を中心とした意識では捉えきれない新しい現実を表現することを目指して始まった。この100年で変遷を遂げたシュルレアリスムの展開と、フランスから日本、そしてアメリカ、アジアにいたるまでのシュルレアリスムの広がりを、約100点の絵画、版画によってたどる。【展覧会情報】モードとアートの香水瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール会期:12月15日〜2020年4月5日会場:ポーラ美術館住所:神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)料金:大人1,800円、シニア(65歳以上)1,600円、大学・高校生1,300円、中学生以下無料会期中無休
2019年12月04日現代美術家・ピュ~ぴるによる個展「ゴッデス(GODDESS)」が、2019年11月22日(金)から2020年2月13日(木)までディーゼル(DIESEL)が展開するディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催される。ピュ~ぴるの創作活動は、「生と死」や「男と女」「加害と被害」など、対立する概念を自らの身体と重ね合わせて昇華。作品は、ジェンダーやセクシュアリティの垣根の先にある高次の世界へ誘うものだともいえる。表現方法は多岐にわたり、ポートレイト作品や立体作品を中心に、コスチューム・デザインやキャラクター・デザイン、執筆などを手掛けている。本展は、ピュ~ぴるにとって12年ぶりとなる新作展だ。会場には、2010年より制作を開始した大作ポートレイトシリーズ「女神」の全貌を披露すべく、初公開の新作7点を加えた写真作品を展示。また、大型彫刻作品や未公開の関連作品なども並ぶ。さらに、会場では、展示作品をはじめポストカードなどのアーティスト関連グッズの販売を実施。12月21日(土)には、ピュ~ぴる本人が在廊し、サイン会も開催される予定だ。【詳細】ゴッデス会期:2019年11月22日(金)~2020年2月13日(木)会場:ディーゼル アート ギャラリー(ディーゼル 渋谷内)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1FTEL:03-6427-5955開館時間:11:30~21:00休館日:不定休入場料:無料■サイン会日時:2019年12月21日(土)時間:16:00~18:00場所:ディーゼル アート ギャラリー
2019年11月21日