先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」で、沖縄・読谷村(よみたんそん)の地域発信型映画として、さらに「THE BOOM」の「島唄」発売20周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『THE BOOM 島唄のものがたり』。この記念すべき年を迎え、「THE BOOM」のメンバーである宮沢和史が改めて、「島唄」と共に歩んだ20年間をふり返りながら、その胸の内を明かしてくれた。1992年に発売されたアルバム「思春期」の1曲として発表されたこの曲。本作では、「BIGIN」などミュージシャンを始め、沖縄民謡や役者など様々な人から「島唄」が辿ってきた20年間の歴史が語られる。誰もが知るこの大ヒット曲だが、「『ただヒットして、よかった!』というものじゃなかった」と宮沢さんはこれまでをふり返る。そもそも“島唄”とは、沖縄に古くから伝わる民謡を指す言葉。山梨で生まれ育った宮沢さんが、その沖縄の伝統の名を冠した楽曲を発表する前には、当然葛藤を抱いたという。そして、「大和人(やまとんちゅ/内地の人間)が“島唄”なんて大層なタイトルでよくやるなぁって思いました」、「沖縄を代表する歌として勘違いされて広まってしまった」と、これまで沖縄民謡(=島唄)を歌い続けてきた人々からは厳しい言葉も。しかし、宮沢さんは「もっともっと厳しいご批判やお声があると覚悟していました」と苦笑する。通常、自伝的な作品にこんなにも批判的なコメントは省きたいと思うはず。なぜ入れたのだろうか?「このドキュメンタリー映画を作るにあたって、僕がただずっと一人で語るなんて無意味だと思ったんです。物事にはいろんな見方があっていいと思うし、何よりも今回は“『島唄』の20年の歴史を追った”ものではあるけれど、それと同時に“『島唄』が20年という時間を経て、沖縄にどんな影響を与えたのか”を僕自身が知りたかった。だから、いろんな人に語ってもらった言葉はそのまま伝えるべきだと思いました。いろんな意見があって、初めて見えてくるものがあると思うんです」。宮沢さんの口からは否定的な言葉はでてこない。静かに語るその声には、どんな言葉も受け止めるという覚悟と、とてつもない沖縄への愛が感じられる。「ひと言で言ってしまうと、僕は沖縄民謡に恋しちゃったんです。素晴らしい琉球音階に乗せて、沖縄の海についてだったり、過去に起こった戦争、そして人々の温かさが作り上げた沖縄の歴史が全部詰まってるんです。恋をしたのは、デビューしてすぐの頃。恋しちゃったら、その人のどんなことでも知りたくなるじゃないですか。それと一緒で沖縄に関係のある資料館に行ったり、本をたくさん読みました。行き過ぎて、沖縄に生息する害虫に関する本まで買っちゃいましたね(笑)」と恋人の話をするかのように、嬉しそうにふり返る。そんな宮沢さんは、愛すべき沖縄のために、三味線の柄の部分に使われる“くるち”という木が現在、輸入品に頼って製造されていることに心を痛め、将来、沖縄で作られる三味線の全てを沖縄産の材料にすることを目指して、くるちの木を子どもたちと共に植林する「くるちの社100年プロジェクト」を行っている。「大和人」や「内地の人」という言葉で語られる宮沢さんが、未来の沖縄文化の一端となっていくという、まさに恋人…いや、長年連れ添った妻に対する恩返しのようなプロジェクトなのでは?と聞いてみると、意外な答えが。「どうだろう。僕自身は沖縄の文化の一端を担おうとか、そこまで難しいことは全然考えてなくて。100年後なんて僕は生きてないし、僕の名前なんて残ってなくてもいいと思うんです。でも、100年後の子どもたちが、沖縄で作られた三味線を誇りをもって奏でてくれたら嬉しいなって、ただそれだけなんです。そんな世界って幸せじゃないですか(笑)」。そう照れながら理想の未来を語る宮沢さん。温かい人柄とのんびりした雰囲気、しかしその裏ではあった戦争により幾度となく平和が脅かされて生きた沖縄。願わくば100年後には、さらに笑顔があふれる島になっていてほしい。「THE BOOM」ニューシングル/「島唄」発売中価格:1,000円(税込)発売元:よしもとアール・アンド・シー(text:cinemacafe.net)■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2013年03月29日先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」にて、3月28日(水)、「ドランクドラゴン」の塚地武雅主演の最新作『げんげ』が上映された。舞台挨拶には塚地さんを始め、山田優、川島明(麒麟)、吉田敬(ブラックマヨネーズ)のキャスト陣に加え、本作で監督デビューを果たした角田陽一郎が登壇した。冴えないサラリーマン・田中洋平は、社員旅行先の神社で9つの願い事をする。次々とかない始め、学生時代に挫折した映画監督としてデビューすることになるが、様々なアクシデントやトラブルに見舞われることに――。登壇した塚地さんは、「思っていたよりお客さんが入っていて、ビックリしてます!」と感激し、上気した様子で会場を見回す。「私は吉本ではなく、人力車という事務所に所属していますが、事務所の力の差をひしひしと感じております。こんなに大きなイベント…人力車ならこうはいかないですね(笑)」と自虐コメントで笑いを誘う。沖縄出身の山田さんにとっては故郷への凱旋となったが、地元での舞台挨拶とあって「みなさん、ハイサー!」と沖縄弁で挨拶。さらに、「今日はうちのパパも来てます」と明かし、共演者たちを驚かせた。以前には夫婦役も演じた塚地さんと山田さんだけに、撮影現場では息ぴったりだったそうだが…塚地さんや川島さん、さらには角田監督からはこんなクレームが。「本読みのときに、自分の番なのに落書きしてました」(塚地さん)、「山田さんの番なんでみんな彼女を見るんですけど、本人は“そんなに私に注目しちゃって”みたいな顔してるんですよね」(川島さん)、「うん、一番一生懸命に話を聞いてくれるんですが、実は全く聞いてないんですよ」(角田監督)と次々と証言が上がり、「やっぱり山田親太郎の姉やな、と思いました(笑)」(塚地さん)と地元で予想外の撮影秘話を暴露され、「いやだ~」と大爆笑しながら赤面していた。この日、そんな山田さん以上に注目を集めたのが吉田さん。登壇早々に「ここに立たせてもらってますが、ほとんど映画に出てません」と出演シーンわずか3カットながらメイン・キャストたちに交じって堂々の舞台挨拶。さらに、本作の舞台となった魚津市民の役であるにも関わらず、「思いっきり関西弁でやらせていただきました!」と何故か自信たっぷりに語る。最後のマスコミ向けのフォトセッションでも、1番目立とうと主演の塚地さんに被さるように前に前にと出ていくアグレッシブさに、山田さんや監督を始め、観客たちも大笑いしていた。「第5回沖縄国際映画祭」は3月30日(土)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2013年03月29日沖縄県本部町の「沖縄美ら海水族館」では、同館が飼育する全長8.5メートルのジンベエザメ「ジンタ」をさまざまな空間に出現させたり、写真を撮影することができるAndroid用アプリ「美ら海ARカメラ」を、11月1日より配信中だ。アプリを起動し専用のマーカーにかざすと、画面上にはジンベエザメが表示される。さらに8.5メートルの実物大まで拡大も可能。周囲の風景や人物と大きさを比べられるだけでなく、さまざまな場所でジンタといっしょに写真撮影もできるというものだ。また「美ら海ARカメラ」は、スマートフォンアプリでは世界初となる「3D空間認識技術」を採用している。背景の壁や机などの空間を認識し、ジンベエザメを正しい比率で表示することが可能となった。入手方法は、「Google Play」から「美ら海ARカメラ」を検索し、インストールする。アプリを楽しむためにはARマーカーが必要で、沖縄美ら海水族館開館10周年記念サイトおよび沖縄美ら海水族館入り口で、無料配布中。動作環境は、Androidバージョン2.2以上(一部端末では利用できない可能性もある)。なお、12月26日には新機能が追加され、ジンタの向きや高さを変える操作機能が増えたとのこと。同アプリケーションは、ソニーが開発したAR(拡張現実感)技「SmartAR」を利用したもので、同社の日本国内における登録商標。また、Android端末専用でiPhone端末では利用不可。「Android」「Google Play」は、Google Inc.の商標または登録商標。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日ファミリーマートは25日、「海老天ぷら」を、沖縄県を除く全国のファミリーマート店舗約9,000店にて、数量限定で発売開始した。同商品は、同社ファストフードブランド「できたてファミマキッチン」から発売する、店内で揚げたてを提供する総菜。プリプリとした食感のブラックタイガーに、そばなどに乗せた時につゆとよくなじむよう、サクサクとした食感の衣を付けたという。価格は138円。また、12月26日から2013年1月7日までは、「おでんそば」(120円)または「おでんうどん」(110円)と一緒に購入すると、20円割引(ファミマTカード会員は30円引き)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日東京みやげの定番って、何なんでしょうか?筆者の実家は鹿児島県なのですが、帰省する際に何を買っていったらいいか悩むことがあります。マイナビニュース会員に「あなたにとっての東京のおみやげ」をアンケート調査し、定番を探ってみました。調査期間:2012/10/30~2012/11/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)◆東京周辺に住んでいる人の東京みやげ(460人)第1位……東京ばな奈(223人)第2位……東京ひよ子(70人)第3位……雷おこし(24人)次点、東京たまごごまたまご(13人)◆東京周辺以外に住んでいる人の東京みやげ(540人)第1位……東京ばな奈(322人)第2位……東京ひよ子(48人)第3位……東京たまごごまたまご(28人)次点、雷おこし(10人)■全国が認める東京みやげの大定番!東京ばな奈~東京周辺の声~・「『東京』が名前についていて、万人受けしそうな味」(29歳/女性/東京都)・「有名だし、主要な駅にはどこにでもあるから。でも意外に東京人は食べたことがない」(26歳/女性/神奈川県)・「美味しいけれど地味なお店のお土産を持参したら、これどこの?と聞かれた。それ以来、味より知名度を優先するようになった。ということは、何といっても東京ばな奈!」(47歳/女性/東京都)「『東京』と名につくから」「東京の駅でみかける」という声が大多数。一方、実際に食べたことがないという人がけっこう多いよう。地元の名物ってそんなものですよね。~東京周辺以外の声~・「みんなが買ってくる。社内の2人が別々に東京へ行って、どちらもおみやげが東京ばな奈だった」(男性/26歳/兵庫県)・「いろんな人からいただいたお菓子。東京へレッスンに通っていた先輩から、毎月レッスン後の部活で東京ばな奈をもらっていた」(女性/24歳/福岡県)・「冷やして食べたときの甘い味が忘れられない」(女性/29歳/福岡県)「みんなが東京から買ってくる」という意見が圧倒的でした。地方の人には東京みやげとしてすっかり定番化しています。東京住まいの人と比べ、味のおいしさを挙げる人も多かったです。■昔ながらの素朴な味わい東京ひよ子~東京周辺の声~・「昔からあるおみやげだし、姿がかわいいので」(女性/28歳/埼玉県)・「東京駅にもあるから。ぱさぱさしているけど、牛乳と合わせて飲むとおいしい」(女性/28歳/神奈川県)さすが大正生まれ、「昔からある」「定番」というキーワードが多く見られました。東京ばな奈と同様、「東京駅」というキーワードが多数。関東の人にとっての東京みやげは、東京駅にあるかどうかが柱の1つみたいです。~東京周辺以外の声~・「かわいいし誰からも好かれる。子どもウケがいいので助かる」(男性/29歳/茨城県)・「定番。食べ始めがあたま派としっぽ派とで言い争っているとき、皮を全部むいて食べる派と言ったら大爆笑された」(女性/30歳/福井県)・「テレビコマーシャルで流れているから」(男性/23歳/秋田県)ひよこの姿形が「かわいい」との声が上がっていました。頭から行くかしっぽから行くか、中身を掘り出して食べるかなど、食べ方にエピソードを寄せる人が多かったです。「CMでみる」という意見も目立っていたのが、東京住まいの人との大きな違いでした。■東京といえば江戸!東京みやげといえば雷おこし!~東京周辺の声~・「浅草はポピュラーな場所。実家にお土産として持っていったら評判が非常によかった」(男性/29歳/埼玉県)・「東京の名菓だと思う。地方勤務してみないとわからない」(男性/26歳/東京都)・「何となく昔から江戸銘菓として売られているから」(男性/40歳/東京都)東京といえば「浅草」「江戸」。江戸のイメージが強く東京に残る人たちにとって、東京みやげといえば雷おこしになるようです。そういった人は地方よりも東京周辺が多いようでした。回答者26人中23人が男性だったので、男性に喜ばれる東京名菓かもしれません。■新しい東京みやげとして定着!東京たまごごまたまご~東京周辺以外の声~・「値段も手ごろでおいしいし、あげると喜ばれるから」(男性/29歳/静岡県)・「ごまが美味しく感じられて大好き。出張に行く人が必ず買ってくれた」(女性/24歳/青森県)・「どこでも売ってるし、社内での評判もいい。有名になる前、知り合いから『おいしいから絶対今後人気出るよ、これ買いなよ』と言われた覚えが」(男性/36歳/愛知県)地方の人には「おいしい東京みやげ」として認知されつつある、ごまたまご。12個入り1,020円といった、お手ごろな値段にも喜びの声が寄せられていました。東京ばな奈から10年後の2001年に誕生したお菓子ですが、東京みやげの主役を奪う日は来るのでしょうか?東京でも地方でも東京ばな奈と東京ひよこが2トップですが、それぞれみやげに対する意見が違うのもおもしろいですよね。総括して言えることが1つ。名前に「東京」ついたらなんでもいけます!笑(黒木貴啓+プレスラボ)
2012年12月19日愛知県の名古屋観光ブランド協会(名古屋観光コンベンションビューロー)が主催する「名古屋観光ブランド協会推奨品審査会」において、「名古屋市長賞」をはじめとする、各賞の受賞商品が決定。名古屋観光コンベンションビューローの公式WEBサイトで発表された。「名古屋観光ブランド協会推奨品審査会」が選ぶ賞の最高位とされる「名古屋市長賞」は、名古屋市西区「豆福」の「豆でなも(6個入り)」577円(税込み)が受賞。「豆でなも」は、名古屋イメージを演出したパッケージデザインで、みそ味の「八丁味噌カシュー」と抹茶味の「西尾抹茶だいず」がそれぞれ小袋に入った豆菓子。地元の名古屋ではJRタカシマヤ、大丸松坂屋名古屋店などで販売されているほか、ネット通販でも購入可能。続いて「名古屋観光コンベンションビューロー理事長賞」は、名古屋の昔からのおやつである「鬼まんじゅう」と「ういろう」のコラボ商品である、餅文総本店の「鬼まんういろ」630円(税込み)が受賞。さらに、「名古屋観光ブランド協会会長賞」として、坂角総本舖の「さくさく日記(海老)」630円(税込み)、長登屋の「ひつまぶしの里茶漬け(2食入り)」525円(税込み)、なごやきしめん亭の「名古屋味あわせ」1,050円(税込み)の3点が選ばれた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日山形県東根市の東根市観光物産協会から、東根産のさくらんぼを原料とした「さくらんぼソース」が発売された。同商品は、「東根さくらんぼお好みソース」と、「東根さくらんぼ中濃ソース」の2種類。おのおの300ml入りで450円(税込)、両方セットで900円(税込)。また、「東根さくらんぼお好みソース」の業務用1.8L入りが1,000円(税込)となる。購入は、協会窓口やホームページのほか、市内でも数店舗で可能。さくらんぼ独特のフルーティな酸味があり、お好み焼きのほかにも、揚げ物やサラダなど、幅広いメニューに相性が良いとのこと。商品の開発は、豚バラ肉の替わりに、東根六田地区特産の「お麩」を使用したお好み焼き「東根おこふ」の仕上げに使用したいというアイデアからスタートした。しかし、もともとお好み焼きやソース文化の薄い東北地方にあって、ソースを製造する事業所が見当たらず、栃木県へ足を運び、約1年の試作、研究を重ねて完成させた。商品の詳細は東根市観光物産協会で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日アサヒビールは2013年1月29日より、オリオンビールの製造する「アサヒ オリオンいちばん桜」を、沖縄県および鹿児島県奄美大島群島を除く全国で季節限定発売する。同商品は麦芽100%の豊かな味わいと、厳選アロマホップの華やかな香りが特長の季節限定ビール。オリオンビールが沖縄県で11月下旬から2013年1月の季節限定で発売する「オリオンいちばん桜」を、同社が「アサヒ オリオンいちばん桜」として、全国(一部除く)で発売する。パッケージは沖縄の澄みきった青空をイメージした鮮やかな水色を背景に、満開のヒカンザクラを缶の中央に大きくデザイン。「沖縄発 季節限定生ビール」という文言を目立つように入れ、より季節感を訴求したという。味は麦芽100%の豊かなコクがありながら、飲みやすい仕上がり。また、前回も好評だったフローラルでグレープフルーツのような香りが特長の「カスケードホップ」を採用し、さわやかな味わいとなっている。販売地域は、沖縄県、および鹿児島県奄美大島群島を除く全国だが、沖縄県、および鹿児島県奄美大島群島地域では、オリオンビールが「オリオンいちばん桜」として発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日移住して間もなくはホームシックを経験したが、同時に沖縄生活に新たな楽しみも見出していた。移住前沖縄によく来ていたとはいえ、いつも空港から海に直行。スキューバダイビングをさんざん楽しんだ後、再び海から空港へ直行していたので、海以外といえば最終日に国際通りをうろつく程度だった。なので、海以外についての情報はほとんどなかったし、有名なスポットでさえ足を運んだことがなかった。そんなこんなで、移住後に友人、知人が遊びに来るようになると、沖縄の観光地巡りをするようになった。テーマパーク代表の「沖縄美ら海水族館」や「おきなわワールド」、伝統工芸なら「読谷やちむんの里」や「壺屋やちむん通り」、自然を満喫しに「備瀬のフクギ並木」や「ガンガラーの谷」なども訪れた。また、岬巡り、城巡り、道の駅巡り、離島巡りなど、友人たちが興味あるテーマに絞って観光するのも意外とおもしろかった。そうして初めて、沖縄には他の都道府県とは異なる文化や習俗が存在することを体感できた。人口約140万人(東京の約1/10)の小さな小さな島である沖縄は、日本だけど日本ではないような、何かとても独特な感じがある。さらに、一歩二歩踏み込んで沖縄を知っていくと、もっともっと興味深いことも出てくる。例えば、首里城を英語にすると「castle」ではなく「palace」らしい。なるほど確かに、首里城は他の城(グスク)のつくりとは全く異なり、そこは王宮であり、祭祀が盛んに営まれるつくりとなっているのである。一つひとつの意味を紐解いていけば、ここで過去暮らした人々の想いや考えも伝わってくる気がした。そして移住後1年経つ頃、観光巡りも落ち着いたので、時間のある週末はマンション巡りに切り替えた。特に積極的に住宅購入を考えていたわけではなかったが、さまざまな住まいを見てまわるのは単純に楽しいし、勉強にもなった。しかし、まさかのマンション購入。そのあたりの詳細は次回お話しする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日沖縄県名護市の東海岸に位置するカヌチャリゾートは、恒例となっているイルミネーションイベント「カヌチャ・スターダストファンタジア」のセカンドシーズンを、12月1日から12月25日まで開催する。今年のイルミネーションは、106日間の開催期間を4つのシーズンに区切って展開しており、クリスマスシーズンにあたるセカンドシーズンでは、この期間だけのイベントを用意した。12月23日から12月25日まで行われる「Welcomeカヌチャサンタ」は、宿泊者限定で利用できるもので、各自が用意したプレゼントを、”カヌチャサンタ”が代わりに渡してくれるという。料金は無料で、利用時間は18時から22時。予約が必要となる。また、12月21日から12月25日には、クリスマスならではの食事を用意。和食レストラン「神着」、ファインダイニング「ラ・パルムドール」、広東名菜「龍宮」、ステーキハウス「HOPE」の各店では、「クリスマス特別コース料理」を提供。価格は、各店ともに1人11,550円(サービス料を含む)となっている。なお、カジュアルイタリアン「パラディ」で提供する「クリスマスディナーブッフェ」は、2人から利用可能とのこと。価格は1人5,775円(サービス料を含む)。そのほか、クリスマスに関する絵本や小説、雑誌などの無料閲覧、貸し出しを行う「クリスマスライブラリー」(12月1日から12月25日)や、「オリジナルクリスマスケーキ」の販売(12月22日から12月25日)も行う。詳細は、オフィシャルサイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日2013年3月23日(土)~30(土)にかけて開催される第5回沖縄国際映画祭の「JIMOT CM COMPETITION」のエントリーが先日よりスタートした。沖縄県宜野湾市をメイン会場に、沖縄の各所で開催される本映画祭。今回、エントリー受付がスタートした「JIMOT CM COMPETITION」とは地元民であるあなただけが知っている“地元”の魅力を、“47都道府県住みます芸人”と共にCMを制作して、グランプリを目指そう!という趣旨のもの。“地元愛”さえあれば誰でも参加できる部門となっており、47都道府県から応募されたうち、グリンプリには賞金47万円が、沖縄41市町村から応募された中のグランプリには賞金41万円と、地上波テレビでの放送がそれぞれに授与される。第3回より始まったこの「JIMOT CM COMPETITON」だが、本年度は日本全国47都道府県とアジアの都市に加え沖縄県41市町村を新たな舞台にし、より深い沖縄の魅力を一緒に掘り起こしていくことを目的としている。本コンペティションの締め切りは12月14日(金)。応募方法は、あなたの「地元愛」をアイディアで表現してホームページから応募するという簡単なもの。12月下旬にノミネート・アイディアがホームページにて発表され、1月上旬よりCM撮影が開始、ノミネート作品が2月下旬に決定し、沖縄国際映画祭にてグランプリが選出される。この機会に、あなたの「地元愛」を形にしては?JIMOT CM COMPETITION〆切り:12月14日(金)沖縄国際映画祭公式サイト:■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2012年12月03日山梨県にある富士急ハイランドで映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開に合わせたコラボレーション企画「EVA:Q×FUJI:Q計画」がグループ各施設にてスタートしている。【その他の画像はこちら】コラボのメインとなるものが、富士急ハイランドの大型コースター「高飛車」をエヴァンゲリオンの世界観で染め上げた「エヴァ飛車」と、富士急行線の車両をエヴァンゲリオンのカラーにラッピングした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車」。エヴァ飛車は、ギネス世界記録認定“最大落下角度121度”のローラーコースター「高飛車」の車両やアナウンス、BGM、駅舎などを全面的にエヴァンゲリオン仕様に変更したもので、搭乗者はエヴァのパイロットとなってエヴァ初号機のカラーにラッピングされたエヴァ飛車に乗り込み、全長約1000mのコースを、絶叫とともに駆け抜ける。また、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車は富士急行線の車両1編成の外装をエヴァンゲリオン初号機と2号機をテーマにした車体色にしたもの。内装は劇中での名シーンや名セリフが車内のポスターやつり革などに散りばめられており、運行中の一部区間では、登場キャラクター「葛城ミサト」によるの車内アナウンスが流れる。その他にも、スタンプラリーや巨大フォトスポットの設置など、期間限定のコラボ実施中。期間は2013年1月31日(木)まで。また、11月27日(火)午後7時から午後7時半に行われるニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」では富士急ハイランドの入園券やコラボグッズの視聴者プレゼントを実施。気になる方は是非ご確認を。
2012年11月22日レジャーや、運輸業などを行っている富士急行は11月17日、映画「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」の封切りに合わせ、同映画とコラボレーションした取り組み「EVA:Q×FUJI:Q計画」をスタート。この取り組みの1つである「エヴァンゲリオン新劇場版:Q 公開記念電車」の運行を開始した。同電車は、富士急行線の車両1編成(2両)の外装を、アニメに登場する「エヴァンゲリオン初号機」と「2号機」をテーマにした車体色に変更したもの。内装は、劇中での名シーンや名セリフが車内のポスターやつり革などにちりばめられており、運行中の一部区間では、同アニメのキャラクター「葛城ミサト」の車内アナウンスが流れるという。また、「富士急ハイランド」では、絶叫マシン「高飛車」とコラボレーションした「エヴァ飛車」が登場。車両やアナウンス、BGM、駅舎などを全面的に「エヴァンゲリオン」仕様に変更しており、搭乗者は、エヴァのパイロットとなって初号機のカラーにラッピングされた「エヴァ飛車」に乗り込み、全長約1,000mのコースを駆け抜けるという。そのほかにも、絶叫アトラクションをめぐり、エヴァに搭乗するにふさわしいパイロットをめざす「『パイロット養成計画』スタンプラリー」や、長さ44mのフェンスを使った「巨大フォトスポット」などを展開。期間は、11月17日から来年の1月31日までとなっている。なお、「富士急ハイランド」のオフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」では、「エヴァンゲリオンルーム」に宿泊した人全員に、「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」の劇場前売り鑑賞券をプレゼント。期間は11月12日から11月26日までとのこと。詳細は、「富士急ハイランド」の公式ホームページの特集ページから確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日沖縄料理の真価は実は沖縄に行ってみないとわかりません。東京で飲むと「ちょっと薄いかも……」なんて思うオリオンビールも沖縄で飲むと全然違う! のど元をぐいぐい流れていくうまさ! というわけで沖縄を訪れたらぜひ行っておきたい居酒屋をご紹介します。■『我那覇豚肉店』沖縄といえば豚肉消費量のとても多い県です。ラフテーや豚足など、沖縄料理には多く豚肉が使われています。沖縄を代表するブランド豚といえば「アグー豚」。アグー豚は脂の多い品種ですがうまみの深さは特筆ものです。この我那覇豚肉店は沖縄の「アグー豚」料理を味わえる名店です。しかも、しゃぶしゃぶで食べます。しゃぶしゃぶというと高級と思われるかもしれませんが、この店はまさに居酒屋感覚。みんなでワイワイしながら、美味しいしゃぶしゃぶを食べられます。オリオンビールをのどに流しこみながら、味の深いしゃぶしゃぶを堪能できます。沖縄県民から愛されているお店です。■『うりずん』「古酒と琉球料理の店」が看板です。ジーマーミー豆腐、ミミガー、島蛸、グルクン、ラフテー、島らっきょうなど、とにかく沖縄料理の代表格は(当たり前ですが)すべて楽しめます。特筆すべきは「豆腐よう」です。沖縄で食べる豆腐ようはひと味も、ふた味も違います。爪楊枝でちょいちょいと崩してなめるように食べますが、独特の深い味わい、「こく」はまさしく逸品。上戸であればのどがぐびぐびと鳴るでしょう。お酒のさかなとしての完成度の高さは驚きです。また、うりずんは、泡盛の古酒が楽しめるお店として評価が高いです。泡盛は歳月を経るほど角がとれまろやかになっていきます。■『あんつく』沖縄の家庭料理で一杯やれる名店です。入り口はひっそりと、まるで人の家みたいなので入るには勇気がいりますが(笑)、一度この店の料理を味わえば誰もが納得するでしょう。各種チャンプルーなどのいため物はとても美味しく、これぞ「沖縄の味」という感じ。しかもお酒を飲みながら食べるのにちょうどいい感じの、おつまみ感覚のボリューム。これならチャンプルーもいろいろ頼めます。しかも、どのおつまみも400円、500円などと庶民的なお値段。お酒がまた旨い! かめからくんだ古酒を楽しんでください。いろいろ食べて泡盛で一杯やりたい人にはぜひとお薦めしたいお店なのです。■ゆうなんぎい国際通り沿いにある名店。最近では口コミ人気で行列ができることも。有名人も数多く訪問しているとのこと。沖縄料理はひと通りそろっており、どれを食べてもクオリティーが高いです。中でも、みそ仕立てのラフテーと島らっきょうの天ぷらを特にお薦めしておきましょう。島らっきょうの天ぷらは、泡盛片手にいくと、やめられない止まらない旨さです(笑)。県庁北口交差点から歩いてすぐという立地の良さもありますので、ぜひ行ってみてください。■『島歌』沖縄料理を味わえお酒の飲める店ですが、ここでは『ネーネーズ』のライブが楽しめます。ネーネーズは1992年にメジャーデビューした女性バンドで、沖縄音楽を独自にアレンジしながら、聞く人の心に訴える美しい歌声を届けてくれます。島歌では、ネーネーズの生歌を聞きながら一杯やれるのです。こんな素晴らしいことはありません。かく言う筆者はネーネーズのライブで不覚にもおいおい泣いてしまったことがあります。沖縄を訪れたらぜひこの歌声を聞いてみませんか? 料理、酒ともにレベルの高いお店ですからその点でも太鼓判です!■番外 タコライスは絶対食べよう!沖縄についたら、沖縄発祥のB級グルメ「タコライス」を食べましょう。安くてボリュームもあり美味しいです。この「タコライス」とオリオンビール(下戸の人はコーラにしましょう)があればもう何もいらない感じです。本来、メキシコのタコスはトウモロコシの粉を使った生地の上にひき肉、キャベツ、チーズを巻きますが、沖縄ではご飯の上にこれらの具を乗せて食べるのです。美味しいですよ! タコライスの名店として『キングタコス金武本店』をご紹介します。ぜひ行ってみてください。(高橋モータース@dcp)『我那覇豚肉店』『うりずん』『あんつく』『ゆうなんぎい』『島唄』『キングタコス金武本店』
2012年11月20日沖縄といえばステーキ。米軍が駐留しているからでしょうか、沖縄のステーキはとてもクオリティーが高く、観光で沖縄を訪れたらぜひ良質なステーキを味わってみましょう。沖縄のステーキの名店をご紹介します。■『サムズアンカーイン宜野湾(ぎのわん)店』サムズは沖縄に複数店舗を展開しているステーキレストランチェーン店です。宜野湾(ぎのわん)店は中でも非常に人気のある店です。なにせサムズの1号店で、由緒正しいステーキハウスです。入り口の階段には、この店を訪れた人たちの名刺がびっしり張られています。2Fに上がると店は意外なほど奥に広く、帆船の客室をイメージしてそろえられた調度品ががっしりとして風格があります。このお店では、いわゆる鉄板焼きのパフォーマンスを見ることができるのです。目の前で、華麗な包丁、コテの舞をシェフが披露してくれます。この「テッパンヤキ」スタイルはアメリカの『ベニハナ』チェーンなどが有名ですが、日本の普通のステーキハウスではまずお目にかかれません。沖縄観光のひとつとしてもおススメです。最上質サーロンステーキの「ステーキフルコースディナー」は3,129円。ちょっとお高いですが、肉質もとてもよく納得の内容です。またカクテル類が充実しているのも特徴で、南国気分のカクテルで乾杯といきたいものです。■ステーキハウス朝日レストラン名護市にある名店です。こちらもシェフが目の前で調理してくれるスタイルのステーキハウスです。オーストラリア産の新鮮なテンダーロインはまさに絶品。その柔らかな肉質にこの店のとりこになった人も多いのです。ファンの多いことを証明するかのように店内には有名人のサイン色紙がところ狭しと張られています。鉄板焼きテンダーロインステーキは2,300円(小)、2,800円(大)。一度試してみてください。忘れられない味になります。■カヌチャベイリゾートの『ホープ』『カヌチャベイリゾート』は格式の高いリゾートホテルです。施設の中にゴルフコースがあり、ホテル内の移動用にカートが準備されている(有料です)など、日本国内では珍しい大規模ホテルなのです。この施設内にある本格炭火焼ステーキハウス『ホープ』は素晴らしいステーキを供してくれます。最高級の牛肉を絶妙の焼き加減で、まさに肉汁したたる至高の味。沖縄を訪問する米国政府高官もこのホテルに宿泊した際には、このステーキに舌鼓を打つと言います。サーロインステーキ(180g)が3,675円と、確かに高価ではありますがそれにふさわしい味です。■『ジャッキーステーキ』沖縄県民に愛されているステーキハウスといえば、このジャッキーステーキ。前述のサムズのようなエンターテインメント系でなく県民食な位置づけのお店です。創業からすでに50年余り(!)。ここは、いわゆるアメリカンなステーキを食べさせてくれる名店であります。つまり霜降り肉ではなく、赤味系の肉を大変、美味しく焼いて提供してくれます。牛肉を「さっぱり」、「手軽に」、「安く」食べたい場合はおススメです。ニューヨークステーキが1,400円(S)、1,500円(L)。ハンバーガーステーキが800円(S)、1,000円(L)とお手ごろな価格設定になっています。(高橋モータース@dcp)『サムズアンカーイン宜野湾(ぎのわん)店』ぐるなびの『ステーキハウス朝日レストラン』紹介ページカヌチャベイリゾート内の『ホープ』『ジャッキーステーキ』
2012年11月20日今年8月、沖縄・恩納村の西海岸リゾートエリアにオープンしたハワイアンパンケーキハウス「Paanilani(パニラニ)」は、年齢分の枚数のパンケーキを積み上げたパンケーキタワーで誕生日をお祝いする「ハッピーバースデー パンケーキタワー」を、11月22日より発売開始する。「ハッピーバースデー パンケーキタワー」は、20歳の誕生日なら20枚、80歳の誕生日なら80枚のパンケーキタワーが食べられるというサービス。枚数に関係なく価格は2,500円。誕生日前後1週間以内の人が対象で、3日前までに電話での予約が必要とのこと。「Paanilani(パニラニ)」は、朝7時から開店し、地元の外国人や観光客の朝食を提供する店として人気を博している。同店の名物は、真っ白なオリジナルナッツソースとパンケーキにサンドされたバナナで食べるナッツナッツパンケーキ。そのほか、お皿からはみ出すほど特大のベーコンがのったステーキベーコンパンケーキや、16枚のパンケーキを積み重ねたダイヤモンドヘッドパンケーキタワーなど、ボリューム満点のパンケーキメニューが人気とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日静岡県御殿場市役所 商工観光課は、御殿場市内で初めての街コンイベント「御殿場コン GO!御殿場DeトキメキWalkラリー」を11月17日に開催する。参加代金は男性5,000円、女性3,000円(ランチビュッフェ、秩父宮記念公園入園料を含む)。同街コンは、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」(日本ウォーキング協会が、国土交通省、日本放送協会、共同通信社、全国地方新聞社連合会などの後援で選定したウォーキングコース)に認定された御殿場市の「秩父宮記念公園と富士山の絶景のみち」を舞台に開催されるウォークラリー形式の婚活イベント。ただウォークラリーをするのではなく、男女混合のグループに分かれ周辺の観光名所に隠されたチェックポイントを巡り、通過の証として記念写真を撮影。そのポーズでポイントを競いあい、ポイントの高かった上位グループには賞品がプレゼントされる。「秩父宮記念公園」のほかには、「乙女森林公園キャンプ場」や、和菓子の老舗店「とらや工房」などを巡ることができるという。なお、ウォークラリーのスタート前のランチでは、御殿場の地場産品を使用したビュッフェで交流を深め、ウォークラリー終了後には「御殿場プレミアム・アウトレット」でショッピングを楽しむことができる。開催時間は10:00。募集人数は男性50名、女性50名の計100名で、参加資格は24歳から45歳くらいまでの男女(男性は御殿場市在住の独身で定職に就いている人)となっている。申し込み、問い合わせは「ぽけかる倶楽部」の申し込み専用ページ、または御殿場市役所 商工観光課でも受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日社団法人久米島町観光協会は12日、「久米島ゆるキャラ大作戦」で募集したゆるキャラ候補の中から、優秀5作品を発表した。同コンテストは、久米島町のゆるキャラを公募し観光パンフレット等で活躍してもらおうというもので、9月1日~10月31日まで募集が行われ、298点の応募があった。12日の発表では優秀作品5点を選出。今後は決選投票が行われ、最優秀作品1点が決定される。決選投票は島外在住者でも可能。官製はがきにキャラクターのエントリーナンバーを記載し、沖縄県島尻郡久米島町字仲泊962-2「社団法人久米島町観光協会」宛12月7日必着で応募すること。応募は1人1票のみで、同住所、同姓同名での応募は無効。久米島ボタルの元気な男の子。大好物はみそクッキーとドラゴンフルーツ。飛び立つときや興奮すると、羽根が大きくなる。お気に入りの久米島紬を着て、毎日島中を飛びまわる。クメジマホタルをイメージ。元気に久米島紬の着物で、くめくれない色付け。久米島をアピールする。久米島ほたるをイメージ。おしりはハートの形で光り、飛べる。おなかの久米島マーク(オリジナル)は本人のお気に入り。クメジマホタルをモチーフに青い空とエメラルドグリーンの海、白い砂浜、久米島紅や久米島紬など観光目玉を詰め込んだ。両手を広げて久米島をアピールする。頭には、はての浜のイメージの入った笠と久米島町の花のクメジマツツジがあり、体は久米島のサンゴ礁のデザインが入っている。キャラクターネームも同時に募集しているので、応募の際には記載を。キャラクター名が選ばれた人1名(同名多数の場合は抽選)で記念品が贈呈される。なお、島内在住者は12月9日に開催される産業祭にて投票を行う(期日前投票可能)。詳細は「くめじま情報」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日栗源のふるさといも祭運営委員会は18日、千葉県産のサツマイモを使ったイベント「栗源のふるさといも祭」を開催する。同イベントは、千葉県香取市栗源地区で全国の95パーセント以上を生産しているサツマイモ”ベニコマチ”5トンを、150カ所のもみ殻の山で焼き上げ、来場者に無料配布するというもの。他にも巨大セイロでのふかし芋2トン、関東最大級の大なべ豚汁5,000食などが提供されるとともに、新鮮野菜即売、フリーマーケット、物産展、いも掘り体験広場、ヘリコプター遊覧などの企画が催される。開催日時は、18日9時30分~15時30分。雨天の場合は23日に順延される。また前日にあたる17日19時30分からは前夜祭も開催される。開催場所は、千葉県香取市栗源地区の栗源運動広場ほか。詳細は「栗源のふるさといも祭公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日「沖縄でベストなシーズンは?」。この問いに対して地元の人なら「秋」と答えるだろう。そう、秋は台風もないし、蒸し暑くもない。空気が澄み、星や街の明かりが最も輝いてみえるこの季節。自然に囲まれてディープな沖縄を体感できる秋のスポットを、沖縄のフォトグラファー新垣誠がご紹介しよう。沖縄の離島には、こんな伝説が今もたくさん残っている。昔、南十字星の一等星と北極星が結婚した。天の神様は、水が澄んで流れのきれいな竹富島の沖合に子どもを産むように教えた。しかし、許可無く子どもを産んだと激怒した海の神様が、サメに命令して子どもたちを食い殺させてしまった。子どもたちのなきがらは星の砂となり、海岸を覆いつくした。心を痛めた島の祝女は、香炉で星砂を燃やした。煙と一緒に天に昇った星の子どもたちは親と再会し、今の星空ができた。今でも竹富島の祝女は祈りと一緒に、星砂を燃やしている……。降り注ぐ星を浴びるような体験をしたいなら、やはり離島までいくのがベストだ。メジャーな離島や、観光化の激しい離島には、人工の明かりが氾濫していて、伝説もその魔力を失う。個人的には、沖縄県内でナンバーワンの星空は、なんといっても伊平屋島(いへやじま)にあると思っている。この島は、沖縄自動車道の一番北、許田インターをおり、今帰仁村の運天港まで30分進み、そこからさらにフェリーで80分のところにある。この不便さが、乱開発から島の星空と伝説を守ってきた。銀色のミルクが流れる星空は、思わずため息がでるほどの美しさ。この場所で毎年秋には、「星の声援、月の伴走」のキャッチコピーで知られる「伊平屋ムーンライト・マラソン」が開催されている。打ちよせる波の音と星の光は、何千年もの間、変わらずにここにある。壮大な宇宙と大自然の時間の流れに抱かれていると、日常の悩み事がどうでもよくなってくる。星のシャワーは明日への元気もくれるのだ。「がじゃんびら」とは、沖縄の言葉で「蚊の坂」という意味だ。那覇市にある「がじゃんびら公園」は、夏ともなれば、沖縄はぶんぶんうなる蚊でいっぱい。しかし11月ともなると、ぐっと涼しくなり、蚊もいなくなり、過ごしやすくなる。この「がじゃんびら公園」では一般観光客をそれほど見かけない。那覇空港から近いこともあり、離着陸する旅客機が大きく見える。左手には海、右手には那覇の夜景を望めるぜいたくなロケーションだ。那覇に泊まっているならば、ここが夜景を楽しむベストスポット。また、ここからの眺めの最大の特徴は、なんといっても目の前に広がる那覇軍港だ。かつて沖縄最大の軍港であり、ベトナム戦争のときは重要な後方支援基地だった。しかし、返還が約束されてから40年間、いまだにその約束は実現されていない。この場所には、アメリカ軍の車両や戦車が陸揚げされて並ぶこともある。米軍基地の多くは島の中部に多い。しかし、この深緑色の鉄の塊をみたら、那覇の町中にいながらも「基地の島沖縄」ということを実感するだろう。戦車と蚊のコンビネーション、それは戦場へと想像力をかきたてる。かつての琉球王朝で栄えた古都・首里は、高台にあり風水的にも優れた場所だ。ここからは那覇の夜景が一望できる。国際通りの夜の騒がしさや民謡酒場のきらびやかなネオンもいいけど、たまにはこの場所でゆったりと静かな時間の流れを楽しむのもいい。この場所にある首里城公園は、私の実家のすぐ近所。かつてここには琉球大学があった。私が小学生だった70年代、小学校の向かいのキャンパスでは、ヘルメットをかぶってマスクをした怖い兄ちゃんたちが、安保反対を叫んでいたものだ。しかし日が暮れるとガラリと雰囲気は変わり、学生カップルたちが、キャンパスから見える那覇の夜景を前に語り合うロマンチックな時間へと変貌していった。私が高校生になる頃には、キャンパスは移設され校舎は廃虚と化し、少し気味が悪かった。それでも、夜はギターを手に、夜景に酔いしれながらみんなで歌ったものだ。琉球王朝時代も、首里の貴族たちはここから遣唐使の船が那覇に入港するのを見守ったらしい。城壁にもたれ、遠くの海を眺めながら、そんな歴史ロマンにひたるのも悪くない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館(沖縄県国頭郡本部町字石川424番地)と日本トランスオーシャン航空(JTA)は12月下旬より、同水族館開館10周年とJTA創立45周年を記念にタイアップし、ジンベエザメを機体にデザインした特別塗装機「ジンベエジェット」を就航する。このタイアップは、「沖縄の海との出会い」を展示テーマとする沖縄美ら海水族館と、「沖縄発日本の翼・うちなーの翼」JTAが、沖縄の観光振興、沖縄の魅力発信の役割を果たしたいという共通の目的のもとに実現したもの。同水族館では、大水槽「黒潮の海」にて3匹のジンベエザメを飼育しており、中でもいちばん大きい「ジンタ」は全長8.5m、世界最長飼育記録を更新中。この人気者のジンベエザメが、日本一の大水槽から飛び出し大空と出会う。ゆうゆうと空を泳ぎまわる「ジンベエジェット」と共に、快適な空の旅を楽しめる企画となっている。「ジンベエジェット」を就航させることで、沖縄県内のみならず県外の利用者にも沖縄の魅力を広くアピールしていくという。就航期間は12月下旬~2017年12月頃までを予定。B737-400型機 1機を使用し、座席数は145席。なお、使用機材の運用上、事前に就航路線・便の公表などは行わないという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日12月20日に移住して新生活の準備をした後、年末年始は再び実家に戻った。幼い頃から、お正月や誕生日といった家族行事は、原則全員参加が我が家の風習だからだ。そして三が日を終えて、再び沖縄の自宅へ。移住後初の年末年始は、あわただしいものとなった。1月4日は沖縄での初出勤日。自宅から会社までは車で約30分程度だが、車の混み具合が心配だったので、初日は早朝に自宅を出た。しかし、約束の1時間以上前に着いてしまい、会社の周辺地域をうろうろとして時間をつぶした。緊張していたせいか、車窓から見える青空がやけに透き通って見えた。この職場での私のミッションは、人材育成と労務管理の確立。実際に仕事がスタートしてまず手がけたのは、従業員たちと交流し、会社の実態をできるだけ正確につかむことだ。会社が掲げる経営理念やビジョン実現のために、いま何が必要なのか、これから何が必要なのかを模索した。そしてそれを、人材育成の基本理念や方針、3カ年計画に落とし込んでいった。正直なところ、沖縄には人事に関する情報は乏しく、自分の知識やスキルをアップしていくのが難しい。「それならば東京へ行くしかない」と思い、度々出張を願い出た。東京へ行く度に力になってもらったのは、前々職や前職でお世話になった方々だ。皆、人事のプロフェッショナルばかり。人の縁というものが、いかに大切なものであるかを実感している。現在、沖縄に移住して約2年がたつが、私の仕事は社外に広がりつつある。沖縄県内に住む学生向けの研修、さらには市役所の方から声をかけてもらった経営革新セミナーでの研修など。つい先日は、沖縄で開かれた国際イベントで、初の外国人向け研修にも挑戦した。いつ誰にどんな機会がまわってくるのか、本当にわからないものである。でも、いつでもそれに応えられる技量を身に付けていたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日三菱自動車は30日、エコアイランド化を推進している沖縄県宮古島市と、電気自動車(EV)普及に向けた協定「EVアイランド宮古島プロジェクト」を締結するとともに、宮古島市に軽商用EV「MINICAB-MiEV」(ミニキャブ・ミーブ)を2台納車したと発表した。同プロジェクトは、EV普及に向けた環境の整備を促進することで、宮古島市のエコアイランド化を後押しするもの。納車された2台のMINICAB-MiEVは、島内の公用車や広報車、または災害時等の移動可能な非常電源用として活用される予定。宮古島市と同社では今回の協定締結に基づき、充電セーフティネット構築のために島民及び観光客が利用できる急速充電設備を市内に整備、充電インフラ整備後におけるEVの使用環境向上に向けた検証、EV導入及び島に適したEV普及方策の検討、同プロジェクト推進にあたっての対外的アピール方策の検討を行うとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日沖縄県うるま市の第三セクター、トロピカルテクノセンターが犬用口臭予防ペットフード「ワンキッス」を開発した。同製品は県産サトウキビを原料につくられるオリゴ糖の一種「サイクロデキストラン(CI)」を配合したもの。CIは1993年に発見されたオリゴ糖で、歯垢(しこう)抑制に効果がある物質。犬用の補助食品として利用するのは全国で初めて。商品のメリットは、食事しながら愛犬の口臭を予防できるというもの。種類はマスカット風味の「パウダー」と「ウオーター」の2つ。パウダーはエサに混ぜ、ウオーターは飲料として使用する。同製品は、近年室内犬が増加したことにより、愛犬の口臭を気にする飼い主が増えていることを背景に開発された。商品の販売は沖縄ペットケアが担当。初年度は、沖縄県内専門店や量販店中心に販売し、来年4月からは全国専門店向けに発売する予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日ポッカコーポレーションと沖縄ポッカ食品は、新たな機能性成分として“オオバギポリフェノール”に着目。このほど、化粧品向けの原料素材としての製品化に成功した。9月より販売を開始している。「オオバギポリフェノール」は、沖縄以南から東南アジアにかけて、野生で分布している亜熱帯樹木オオバギに含まれる成分。両社は沖縄イノベーション創出事業の支援を受け、この成分の研究開発を進めてきた。研究の結果、同社および大学、公的機関において、「オオバギポリフェノール」はカテキンなど市販の天然成分の中でも、極めて強い抗菌活性と抗酸化活性を持つことが分かった。有用性の研究と並行し、食品や化粧品、バス・トイレタリー製品など幅広い分野への活用を目指し、用途にあわせた素材開発を行っていた。このほど、同社は化粧品用エキス(非食品用)「美らフェノンBG(ちゅらフェノン)」を開発。9月から一般向けに製品の紹介を開始した。同素材を使用した製品の第1号「美らフェノン」を配合した化粧品は、沖縄県の化粧品製造メーカーポイントピュールより発売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日沖縄での新生活は、慌ただしくスタートした。移住して10日ほどは、一通りの生活用品を取りそろえるため、毎日買い物に出掛けていた。慣れない土地で運転をするというのはなかなか勇気がいるもので、毎度ドキドキしながらの外出だった。そして、外出ついでに沖縄で暮らす知人たちのところに顔を出した。「何か困ったことがあったら、いつでも言ってね」とみんなが温かく迎えてくれたのは、本当に心強かった。少し生活が落ち着いてくると、趣味のヨガに通える場所はないか、よさそうなカフェはないか、おしゃれな美容院はないか……と探索してまわった。しかし、気になっていたのは、沖縄への移住をとてつもなく心配した家族や友人たちのこと。沖縄と東京の物理的距離は、どうしても埋めることはできない。定期的に、私の暮らしぶりや元気でいることを伝える手段はないか、少しでも安心してもらえる手段はないかと考え、この時からブログを開設した。もともと自分のことを話すことは苦手だったので、全く抵抗がなかったわけではないが、始めてみたら意外に楽しく続けることができた。本当にたまにしか会えない友人からも、「ブログがあるから、会っていない感じがしない」と言ってもらえたし、自分自身も過ごした軌跡を後で振り返れるのはよいことだと思った。そうそう、移住して最も意外だったのは、冬の沖縄は想像以上に肌寒く、特に北風が吹く日は長袖のセーターやジャケットが欲しいかったこと。日によって寒暖の差が激しいので、気候にあわせた服が欲しかったが、沖縄でお気に入りのショップを見つけるのは困難だった。服をどこで買ったらよいのかわからず……。結局、お正月に実家に帰省するまでの間は薄着で過ごしていた。駅ビルやデパートが大好きだった自分が、この後何度も都会が恋しくなることは容易に想像できた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは10月17日(水)、両社が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の新バージョン「Q」提供を開始すると発表した。東京・六本木のニコファーレで行われた記者会見で、川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)、夏野剛氏(株式会社ドワンゴ取締役)が明らかにした。本バージョンの提供に合わせて、11月17日(土)に公開される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボレーション企画として、niconicoのサイトデザインに「ヱヴァンゲリヲン MODE」を搭載。「0(Zero)に毛が生えてQへ」を合言葉に、現行「Zero」をより使いやすく改良し視聴画面のバージョンアップや、ニコニコ生放送のTOPページ刷新などが行われる。今回のバージョンアップに際して、新たに「ニコニコ動画:Q」「ニコニコ生放送:Q」が始動した。「ニコニコ動画:Q」では“軽くて早い”新動画視聴ページ「Qwatch」で視聴画面の動作の軽量化、さらに動作スピードの向上が実現。ブラウザの視聴環境に合わせて任意で画面サイズを選択することが可能になった。また、視聴履歴のアカウント連携で、PCブラウザ、スマートフォンなど視聴する端末に関係なく、動画の持ち出しができるようになる。一方、「ニコニコ生放送:Q」では番組表のリニューアル、リアルタイム通知BOXの機能追加が行われた。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボにも、強力なコンテンツが続々登場。新たに搭載される「ヱヴァンゲリヲン MODE」(任意選択可能)では、niconico上の削除動画のアナウンスを葛城ミサト(CV:三石琴乃)、時報の声を伊吹マヤ(CV:長沢美樹)が務めるというマニア垂涎の企画が。また、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のニコニコ動画版予告を特設サイト上で公開するほか、ニコニコ生放送でのTVシリーズ全26話の放送も決定した。11月17日の全国公開まで待てないファンにとっては、一足早く『新劇場版:Q』の世界観を体感できる機会と言えそうだ。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は11月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 2012年11月17日より全国にて公開© カラー
2012年10月17日新潟県の米どころ、村上市で岩船産のコシヒカリの美味しさを一段と引き立てる「村上どんぶり合戦2012秋冬編」が開催中だ。開催期間は2012年10月1日(月)~2013年3月31日(日)までの半年間。「村上どんぶり合戦2012秋冬編」に参加する店舗は、村上市市街地周辺、朝日三面IC・朝日まほろばIC周辺、笹川流れ周辺、荒川胎内IC周辺、神林岩船港周辺、瀬波温泉周辺に分かれており、合計30店舗におよぶ店が岩船産コシヒカリと地元食材を使ったオリジナルの「どんぶり」を提供する。メニューの一部を紹介すると、岩船港で水揚げされた新鮮な魚を使った「海鮮丼」や、岩船産黄金豚のひき肉を使用し、山北産の放し飼い鶏の自然卵を入れてモッツァレラチーズをかけ焼き上げた「石焼きキーマカレー丼」。30センチもの大皿に塩引鮭・地鶏・近海の海鮮を約15種類乗せ、地鶏卵とはらこを乗せた「だーまた丼」、村上牛を使った「村上牛すき煮飯」など。さらに、スタンプラリーも行われ、異なる3つのお店でスタンプを押してもらい応募すると、村上どんぶり合戦参加30店舗共通の食事券1,000円分が抽選で当たる。イベント詳細は村上どんぶり合戦ホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日沖縄には、この土地の歴史や文化を自分の体に宿しているかのようなアーティストたちがいる。そこで今回、彼らのダイナミックな作品を垣間見れるアートスペースを、沖縄の写真家・新垣誠が紹介する。天真爛漫(らんまん)で年齢不詳、子どものような笑顔に無邪気なしぐさ。まるで保育園にでも来たかのような楽しい気持ちにさせてくれる「KYOKOART GALLERY」のオーナーは仲本京子さん。大手保険会社のキャリアウーマンを経て画家へと転身したのは、30歳を超えてからだった。作品にはピュアなエネルギーがほとばしる。「あれ?この子、自分かも」と思うようなキャラが必ず見つかる彼女の「楽園シリーズ」。今では沖縄の至る所に飾られている。多様なキャラがお互いを尊敬しながら共存する。そんなハッピーな彼女の作品は、海外でも人気が高い。息子のことを「ヤツ」と呼び、黄色いフィアット・バルケッタを乗り回す粋な女性。そんな仲本さんとの会話が、このギャラリーの楽しみのひとつ。閑静な古都・首里にあるそのギャラリーのドアをいったん開けると、そこにはなぜか懐かしい空気が漂う。まるで下校途中に遊びにいったお婆(ばあ)ちゃんの家のような……といったら彼女に失礼かな?沖縄の未来に向けてアートを育てるミッチのアートスペース沖縄アート界の反逆児、ダリル・ミッチェル。人は親しみを込めて彼のことを「ミッチ」と呼ぶ。18歳でアメリカ陸軍に入隊。駐屯先の沖縄に恋をした彼は、退役後沖縄へ移住。そのミッチが運営するのが「Artspace+Cafe COTONOHA(コトノハ)」だ。2008年のオープン以来、沖縄のアート・コミュニティーに新たな風を吹き込ませ続けている。「未来に可能性はある。でも沖縄では、まだアートを育てる環境が十分じゃないんだ」。そう話すミッチは今、沖縄の若いアーティストをサポートするため、展示会をはじめとする様々な企画を展開している。“Pecha-Kucha Night(ペチャクチャ・ナイト)”もそんな企画のひとつだ。2003年に六本木で始まったこのイベントは現在、世界400余りの都市で行われている。クリエイターやパトロンをつなぎ、アートビジネスの活性化を図るこのイベントを、ミッチは宜野湾(ぎのわん)市という沖縄の片田舎でやっているのだ。沖縄本島の南、南城(なんじょう)市でのジャズ・フェスティバルをスタートさせたのも実は彼、ミッチだ。コスモポリタンな感覚で沖縄のアート・シーンを刺激し続けるミッチ。宜野湾市を訪れた際は、ぜひミッチに会いに店を訪れてほしい。本質を見据える深いまなざしを持ち、2シーターのオープンカーを自在に乗り回すオヤジ。「画廊沖縄」のオーナーは、そんな魅力的な沖縄県民・ウチナーンチュ、上原誠勇さん。沖縄で最も息の長い個人経営の画廊オーナーだ。戦後、アメリカ軍のゴミ山をあさり回った少年時代。「日本復帰」をまたいで沖縄を見つめてきたその瞳に迷いはない。悟りをひらいた仙人のような軽やかさとリアリティー溢(あふ)れる切実さで、グローバルな課題から沖縄の歴史・社会に至まで、いろんな話を聞かせてくれる。画廊沖縄で開催される個展や企画展示は、全て「沖縄」というテーマで結びついている。あらゆる社会の問題にアートが介入すべきだ、と上原さんは言い切る。眠っている感性に覚醒をもたらし、価値体系の再構築を迫る―そんな企画展からは、ディープでコアな沖縄を感じることができる。身体化されながらも沈黙する沖縄。そんな沖縄の声に耳を傾け、埋もれた記憶を可視化していくアートのプロセスを、作家たちとともに見てきた上原さん。ガジュマルの木に宿る精、レゲエのうねるベース音、繰り返す波のリズム……。それらのエネルギーがぎゅっと詰まった作品が一堂に会しているのが、画廊沖縄なのである。「AKARA GALLERY」は、100年建ち続ける建物を作ろうというコンセプトで作られたという。「AKARA(あから)」とは、「あからーぐゎー」というと、「赤いもの」を意味する。赤瓦の屋根はガウディの建築のように美しい。ファッションがありアートがあり、くつろげるカフェまである。ここには、新垣誠が20年間ずっと愛用している沖縄ファッション・ブランドがある。その名も「Habu Box(ハブボックス)」。デザイナーは、同ギャラリーのオーナーでもある名嘉太一さんだ。オシャレでカッコイイんだけど、沖縄の土や海の香りがするHabu Boxブランド。沖縄が世界に誇るアーティスト、名嘉睦稔さんの作品もずらりと並んでいて壮観だ。沖縄を訪れた際にはアートとファッションの融合の楽しさを、ぜひその目で確かめてほしい。●information新垣誠公式プロフィール 新垣誠facebook【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日