児童文学の金字塔であり、世界中で愛され続ける愛と悲しみの物語を、鬼才ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務め、新たに映像化したストップモーション長編アニメーション映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』。この度、“命は素晴らしい贈り物だ”という優しさに満ちた温かいメッセージを全面に感じさせる本予告編が公開された。映像では、ユアン・マクレガー演じるセバスチャン・J・クリケットが「君に伝えたい―。知っているようで、知らない物語だ」と語りかけ、これまで世界中で語り継がれた物語に新たなエッセンスを加えたことを期待させる。人々は、喋る人形を気味悪がり、心無い言葉を発するも、ピノッキオは希望に満ちた様子だったが、期待を裏切るように、事実と異なることを言ってしまったことで鼻は伸び、現実を突きつけられてしまう。そしてピノッキオは、ゼペットじいさんと幸せに暮らすため、二度と息子を失う悲しみで苦しませないため、人間になることを決意する。デル・トロ監督は「この夢のプロジェクトを何年も追い求めてきたんです。私たちは長い時間をかけて、静かに、慎重に、一歩一歩、歩みを進めてきました。一歩も譲らずに、このプロジェクトを進めてきたのです。私たちは皆、アニメーションを愛し、情熱を持って実践しています。この古典的な物語をまったく新しい方法で再現するには、ストップモーションアニメーションは理想的な手法です」と渾身作であることを打ち明けている。Netflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は12月9日(金)より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月10日映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が、2022年11月25日(金)より劇場公開される。ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務める。ギレルモ・デル・トロ“アニメーション初監督”作品映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞・監督賞など4部門を受賞したギレルモ・デル・トロによる“アニメーション初監督”作品。尚、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は、第95回アカデミー賞にて長編アニメーション映画賞に、第80回ゴールデン・グローブ賞にてアニメーション作品賞に輝いている。“アニメーションのアカデミー賞”とも言われるアニー賞やエミー賞の受賞経験があり、ウェス・アンダーソンの『ファンタスティック Mr. FOX』でもアニメーション監督を担当した“ストップモーションアニメ界のレジェンド”ことマーク・グスタフソンとタッグを組み、世界中の人々に愛されている心あたたまる物語を再解釈した。名作を“デル・トロ流”にアレンジ2011年からプロジェクトに取り組んできたというデル・トロ。映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』には、通常のアニメーションでは表現されない“余分な動き”をあえて描き出すことで、キャラクターに親近感を持たせるなど、様々なこだわりが詰め込まれているという。おもちゃ職人のゼペットじいさんに作られた“ピノッキオ”という操り人形に、愛の力で命が宿り、次第に本物の人間になりたいと願うようになっていく、という愛にあふれた物語を、デル・トロはどのようにアレンジしたのだろうか?ユアン・マクレガーやデヴィッド・ブラッドリーら豪華声優陣声優は、ピノッキオ役に新人グレゴリー・マンを抜擢。その他、「スター・ウォーズ」シリーズのユアン・マクレガー、「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・ブラッドリー、『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントン、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツ、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のフィン・ヴォルフハルト、『ナイトメア・アリー』のケイト・ブランシェットら、豪華面々が名を連ねている。【詳細】映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』公開日:・一部劇場にて2022年11月25日(金)より公開・Netflixにて12月9日(金)より独占配信開始監督・脚本・製作:ギレルモ・デル・トロ出演:ユアン・マクレガー、デヴィッド・ブラッドリー、グレゴリー・マン
2022年11月07日アカデミー賞受賞監督ギレルモ・デル・トロ渾身の最新作『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』と、『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバック監督・脚本のアダム・ドライバー主演『ホワイト・ノイズ』の劇場公開日と上映劇場が決定した。『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は、ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務め、新たに映像化されたストップモーション長編アニメーション。『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞・監督賞など4部門を受賞した鬼才にとって、悲願だった製作をついに実現させた初のアニメーション監督作となる。アニメーションのアカデミー賞といわれるアニー賞やエミー賞の受賞経験を持ち、ウェス・アンダーソン監督の『ファンタスティック Mr. FOX』でもアニメーション監督を務めた“ストップモーションアニメ界のレジェンド”として知られる、マーク・グスタフソンとの強力なタッグにより、世界中の人々に世代を超えていまなお愛される名作に、新たな“命”を吹き込んだ。2011年から本プロジェクトに取り組んできたデル・トロ監督。キャラクターに親近感を感じさせるため、通常のアニメーションでは表現されないような余分な動きを敢えて描き出すなど、徹底したこだわりが詰め込まれた文字通りの“渾身作”だ。愛に溢れたやさしい物語と、デル・トロならではの独特の世界観のもと、果たしてどんな物語が描かれるのか?期待が高まる。『ホワイト・ノイズ』は、アカデミー賞6部門ノミネートを果たした『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバーと再びタッグを組んだ、ノア・バームバック脚本&監督作。“死”をテーマに描かれる風刺的な人間ドラマだ。作家ドン・デリーロの同名小説を基に、化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れ錯乱してしまった大学教授が、命を守るため家族とともに逃走する姿を描く、叙情的で不条理な物語となっている。現代に生きる家族が“死”を身近に感じる環境下で、愛や幸福といった普遍的なテーマに向き合っていく。アダム・ドライバーのほか、名優ドン・チードルや、監督のパートナーであるグレタ・ガーウィグなど、確かな実力を誇る名優陣が集結し、賞レースの大本命としても注目を集めている。『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は一部劇場にて11月25日(金)より公開、12月9日(金)よりNetflixにて独占配信開始。『ホワイト・ノイズ』は一部劇場にて12月9日(金)より公開、12月30日(金)よりNetflixにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月04日ギレルモ・デル・トロ監督のストップモーションアニメ『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が、BFIロンドン映画祭にてワールドプレミアを迎えた。舞台でスピーチを行った監督は、「子どもの頃に観たピノキオの映画は、私と母を生涯にわたって絆を結んでくれました」とピノキオが母親との思い出を作ってくれたと回顧した。「私と同じような世界の見方をする」ということで、ピノキオに影響を受けたという監督。今回ピノキオ映画を作るにあたり、「みんながピノキオに従順であることを求めるところに、私はちょっと憤りを感じていたのです。ですから、反抗を美徳とし、愛されたいがために変わるべきではないということを伝える映画を作りたいと思っていました」と説明した。今作の完成までの道のりには「14、5年」かかったといい、「私のキャリアのなんと半分ということですよ」と話して会場の笑いを誘った。「この映画を作ることにみんなが『ノー』と言ったのです。Netflixのテッド・サランドスが『イエス』と言ってくれるまでは。(キャリアの)30年を通して学んだことは、一度でも誰かに(可能性を)信じてもらえたら、あとは100%力を出し切るしかないということです」と力強く語った。残念なことに、監督の母親は映画祭の直前に亡くなったという。「これは母と私に、すごく特別なことです。みなさんに知ってほしいのですが、みなさんがこの映画を観るのが初めてというだけではなく、母が私たちと一緒に観るのも初めてなのです。ありがとうございます」とスピーチを終えた。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年10月17日『コロンバス』のコゴナダ監督最新作『アフター・ヤン』より、監督のインタビュー映像が到着。また、舞台となる住居の3DCG設定画も併せて解禁となった。本作の監督・脚本を手掛ける映像作家コゴナダ監督は、小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人。気鋭のスタジオA24とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、AIと人、家族の温かな物語を、唯一無二の未来的な世界観で作り上げた。この度解禁されたインタビュー映像で、監督は本作の原作との出会いや多様な撮影チームから映し出された、自身が望む社会の方向性などについて語っている。なかでも劇中の建築については「映画において空間は常に重要だし、重視すべきもの」という考えのもと、「登場人物が動き回りお互いのことを見つめる」ことになる本作の舞台の大半を担う「フレミング家が暮らす空間にストーリーを語らせたかった」と熱弁。「特徴的な空間」に仕上げるべく監督が選んだのは、「20世紀半ばの有名な開発業者でモダンな建築を残している」という<アイクラー・ホーム>。このモダンな建築をより本作の世界観へ落とし込むために改装を施した。そんな監督のこだわりが詰まったフレミング家のセットの3DCG設定画も合わせて解禁。インタビューと合わせて本作の世界観を感じられるはずだ。さらに、インタビュー映像では長編デビュー作である前作『コロンバス』から続投のヘイリー・ルー・リチャードソンを「最高の仕事仲間だし大いに貢献してくれた。あの映画(『コロンバス』)が成功したのは彼女がいたからだ。彼女の存在感と演技のおかげだよ」と絶賛している。なお、10月15日(土)に<【『アフター・ヤン』公開記念】『コロンバス』プレチケ上映>として池袋HUMAXシネマズで監督登壇(zoom)付きイベントが開催予定となっている。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年10月11日A24製作、コゴナダ監督作『アフター・ヤン』にて、岩井俊二監督作『リリイ・シュシュのすべて』挿入歌で小林武史がプロデュースした「グライド」がフィーチャリング・ソングとなっていることに合わせ、本編映像と場面写真が解禁。小林さんよりコメントが到着した。本作では、フィーチャリング・ソングとして岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」がMitski歌唱による新バージョンで披露されている。今回解禁となった本編映像は、ジェイク(コリン・ファレル)が故障して動かなくなってしまったAIロボット・ヤン(ジャスティン・H・ミン)の体内に“メモリバンク”という記憶装置が組み込まれていることを発見し、その映像を再生するところから始まる。ジェイクら家族の誰もが知らなかったヤンの一面を覗き見る、ミステリアスなシーン。映像内には、ちょうど21年前の2001年10月6日劇場公開の岩井監督作品『リリイ・シュシュのすべて』に登場する架空のバンド「Lily Chou-Chou」のロゴがプリントされたTシャツを着用したヤンの姿と、物語の鍵を握る素性不明の若い女性(ヘイリー・ルー・リチャードソン)が映る。『アフター・ヤン』のフィーチャリング・ソング「グライド」が演奏されるライブ会場で、心地よく音楽に乗っている様子。この映像が示すヤンの記憶とは果たして…?また、ヤンの記憶を辿る映像が、小宇宙を旅しているような美しさで仕上がっているのも注目のひとつ。現代の科学技術が進歩した先にありそうな世界観は、近未来の設定の本作ならではの映像といえる。コゴナダ監督は「あの曲を甦らせることが僕の夢だった」と『リリイ・シュシュのすべて』の挿入歌「グライド」を本作に使用することに対してコメント。続けて、「映画自体は、いじめに遭っていた10代の少年の物語を描いたものでした。少年は神秘的ともいえる歌手に癒しを見出し、彼女に夢中になります。それはともかく、あの歌がずっと僕の心の中にあったんです」と、かねてより強く惹かれていたことを教えてくれた。さらに、『リリイ・シュシュのすべて』で「グライド」のプロデュースを担当した小林さんより、『アフター・ヤン』の日本公開に向けたコメントが到着。「AIにまつわるストーリーの最後に、アレンジされた音も歌もオリジナルより生命力を強く感じさせる『グライド』が流れます。SF的でありながらシンプルな心地よさが溢れる映画です。僕的には、20年以上前に作った曲と映画が与えてくれる未来のイメージ、つまり過去と未来はシンプルにもつながり得るというような、心地良さでもありました」と、自分の手掛けた音楽が新しい作品の中で息づくことについて語っている。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年10月06日1つでお手入れが完了するオールインワン化粧品。化粧水、乳液、美容液…とライン使用するより費用も掛からず手軽ですが、どうしても使用感や効果感が劣るという印象です。少なくとも筆者はそう考えております。ですが、現在は化粧品を取り扱う会社が3000社を超え、研究も進化していることから、オールインワンの実態を知ってみたいと思いました。そこで本記事では、CMや口コミで話題の「カナデル プレミアホワイト」を実際に使ってみた体験談を書いていきたいと思います。「カナデル プレミアホワイト」について出典:byBirth吉瀬美智子さんや広瀬アリスさんがCMをされているCANADEL(カナデル)。なかでもカナデル プレミアホワイトは、人気のオールインワン化粧品です。ここでは、カナデル プレミアホワイトの「特徴」と「配合されている美容成分」について解説します。カナデル プレミアホワイトの特徴CANADEL(カナデル)のオールインワンは、「美容家がおすすめの高機能オールインワン」「大人のための美白・時短スキンケア」「シミ・そばかすくすみに悩む方が支持する美白ケア」などの数々の賞でNo.1に輝いています。カナデル プレミアホワイトは、洗顔後の肌につけるだけで、美白と保湿ケアが同時にでき時短でお手入れが完了します。また、保湿ケアだけでなくマッサージクリームとしても使えるのはほかのオールインワンにはない大きな特徴といえるでしょう。ちなみにCANADELは、累計出荷数が4,000万個を超えたクレンジングバームでおなじみのDUOの姉妹ブランドなのです。多くの賞を受賞する理由も納得ですよね。カナデル プレミアホワイトに配合されている美容成分カナデル プレミアホワイトは、1つで様々な効果を出すために配合成分にもこだわって作られています。注目したい美容成分は次のとおりです。ビタミンCエチルビタミンCエチルは、メラニンの生成を抑えてシミそばかすを防ぐ効果が期待されており、通常のビタミンC誘導体に比べて分解されにくく肌に浸透して効果が持続します。オールインワンを使った簡単なお手入れでも、即効性がでるようにと考えられて成分が選ばれているのが分かりますね。トラネキサム酸トラネキサム酸は美白成分の一種ですが、抗炎症効果も兼ね備えた優秀な成分です。シミの始まりは紫外線などの外的刺激による炎症なので、トラネキサム酸によって炎症を抑えてメラニンを抑える効果が期待できます。シミを排出するだけでなく、予防も同時にできる成分を採用しているのですね。ブーストオイル(シクロヘキサンジカルボン酸ビスエキトシジグリコール)ブーストオイルは水にも油にもなじみやすい保湿成分で、肌への浸透を高めてくれる成分です。化粧品の効果を出すには、肌にしっかり浸透させることが大切です。通常、化粧品をライン使用する場合は化粧水 → 乳液 → クリームのように、水分を多く含むものから順につけていって肌を柔らかくしてからじっくり浸透させていきます。しかしオールインワンは油分を含むクリームをまっさらな肌に塗るので、ライン使用に比べて浸透に時間がかかりやすいのです。そこで、ブーストオイルを配合することで浸透力を補い、オールインワンの欠点を補おうと考えられたということですね。「カナデル プレミアホワイト」の体験談出典:byBirthカナデル プレミアホワイトを実際に使ってみた体験談をご紹介します。筆者は、化粧品のライン使用をずっと続けており、これまでオールインワンを使ったことはなく初めて試してみました。ライン使用との違いも交えながら、感想をお伝えしたいと思います。外観・印象出典:byBirth外観は、プラスチックのケースで上部、側面に「CANADEL」と記載されています。見た目は非常にシンプルですね。カラーは淡いパープルで、穏やかな印象を受けました。蓋を開けるとクリームがたっぷり入っています。出典:byBirthクリームを取り出すのに使う白いスパチュラがついています。手で取ると雑菌が入るので、衛生的に使えますね。ちなみにスパチュラの裏には突起がついていて、本体部分の溝に差し込んで収納できるようになっています。出典:byBirthなくさないように配慮されているのもうれしいですね。使用感出典:byBirthクリームを手の甲にのせてみました。結構かためでしっかりしたクリームです。出典:byBirthくるくるとなじませてみましたが、量も多かったのか溶けるまでに少々時間がかかりました。出典:byBirthなじませた後の状態です。油膜が残っていてはじめはべたつきがありました。手のひらで温めたり、しばらくするとべたつきは抑えられて落ち着きました。しっとり感があって、しっかりしたクリームのおかげか保湿力は高いと感じますね。正直なところ、筆者が普段使っているクリームに比べて重く、浸透力は劣るように思いました。ただ、オールインワンは保湿力に弱い印象があったのですが、CANADELは時間が経ってもカサつくことがなかったので、乾燥肌対策には適していると思います。効果出典:byBirthカナデル プレミアホワイトを使って最も感じた効果は、保湿力の高さです。乳化の仕方を工夫して肌にうるおいを密封する技術が採用されているだけあって、オールインワンで十分保湿ができることに驚きました。美白効果については、肌細胞が生まれ変わる1か月間を目安に使用してみましたが、シミが目立ちにくくなったなどの効果は筆者は感じられませんでした。ただ保湿力が高いので、今後さらに使い続けることでくすみが取れて肌のトーンアップは期待できるのではないかと思います。まとめ出典:byBirthカナデル プレミアホワイトは高い保湿力が魅力で、乾燥肌の方や敏感肌の方に適したオールインワンということが分かりました。また、肌の乾燥やターンオーバーの乱れによるくすみを改善し肌に透明感を出したいという方にもおすすめできるアイテムといえます。もし気になった方は、一度試してみてくださいね。
2022年10月03日A24が製作、前作『コロンバス』が世界中で話題となったコゴナダ監督による最新作『アフター・ヤン』。本作のオリジナル・テーマ曲を手掛けたのは、映画史に数々の名曲を残し続ける坂本龍一。コゴナダ監督にとって坂本龍一は「ずいぶん昔からお気に入りの作曲家でした」と語るほど敬愛する存在。また、「僕たちの映画のためにサカモトがテーマ曲を作ってくれたなんて、今もまだ信じられない」と胸の内を明かし、「本人に会い、サカモト自身と彼の音楽が僕にとっていかに大切なものかを伝えることが夢だったんです。サカモトが時間を割いてこの映画に関わってくれたこと、彼と交流できたこと、彼が本を買ってくれたこと。何もかも素晴らしすぎました。墓場まで持っていって微笑むか、鼻歌を歌いますよ」と本作によって叶えられた“夢の実現”に喜びの声をあげている。日本公開を迎える『アフター・ヤン』をはじめ、坂本さんが生んだ映画音楽の世界を堪能できる作品を7本ピックアップした。◆『アフター・ヤン』10月21日(金)公開【動かなくなったAIロボット・ヤンのメモリには、彼だけのまなざしとある“秘密”が残されていた】“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障、そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差しと、ヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた…。オリジナル・テーマ曲を坂本さんが作曲、音楽を手掛けたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加え、岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」をMitskiが歌う新バージョンで甦らせるなど、日本と縁深い側面を多く持つ本作。小津安二郎の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督自身が「アジア人としてのアイデンティティ」をSFの世界観を通して探求するとともに、人間と人工知能のあわいを伏線豊かに描いたことで、静謐な映像と心に響く音楽が観る者を魅了する。監督からオファーを受けた坂本さんは「コゴナダのvideo blogは以前からよく見ていました。それらはとても素晴らしいもので、小津への愛が尋常ではないことがよく伝わります」と感動した様子で、「その点で非常に興味をもっていましたし、一度L.A.でコンサートをした時にお会いしたことがあり、とても好印象を持ちました。彼の前作『Columbus』はとても静かで美しい映画でしたので、今作にも期待していました。関わることができて幸せです」とコメントを寄せている。◆『MINAMATA-ミナマタ-』(2021年公開)【共同製作・主演のジョニー・デップがキャリアをかけて伝えたかった、世界への警告と希望の光】20世紀半ば、雑誌「ライフ」を中心に数々の優れたフォト・エッセイを発表して活躍したアメリカを代表する報道写真家ユージン・スミス。ある時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮影する。伝説の写真家と水俣の実話から生まれた本作に、産業公害に強い関心を持つ坂本さんは、「ミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」と同じ志を持つ者としての想いを語っていた。◆『母と暮せば』(2015年公開)【山田洋次監督が作家・井上ひさしに捧げる――長崎の原爆で亡くなった息子と残された母親の<愛>】1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二がひょっこり現れる。2人はたくさんの話をするが、一番の関心は浩二の恋人・町子のことだった。「いつかあの子の幸せも考えなきゃね」。その幸せは永遠に続くようにみえたが…。「父と暮せば」の劇作家・井上ひさしが長崎を舞台に描きたいと強く考えていた構想を、日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が映画化し、第89回アカデミー賞で外国語映画賞(当時)の日本代表作品に選ばれた。14年より病気療養中だった坂本さんの復帰第1作で、“原爆の犠牲者を含めた戦争の犠牲者への鎮魂の思いを込めた演奏を”という監督の願いを汲み、本作の音楽を手掛けた。◆『レヴェナント: 蘇えりし者』(2016年公開)【生きる糧は“復讐心”…レオナルド・ディカプリオの鬼気迫る演技に息をのむサバイバル・アドベンチャー】1823年、毛皮ハンターの一団の隊長・ヘンリーを先頭に、ガイド役のヒュー・グラスと息子のホーク、そしてグラスに対して敵意を抱くフィッツジェラルドたちはアメリカ西部の未開拓地を進む。しかし、グラスは巨大な熊に襲われて瀕死の重傷を負い、隊長・ヘンリーは余命わずかに見えるグラスを残して行くことを決断。フィッツジェラルドたちにグラスの最期を看取るよう命じるが…。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を受賞するなど、その年の各ショーレースを総なめにした。「この映画の主役はあくまで自然。音楽が空気のように存在し、映像が捉えた自然の素晴らしさを下支えしたかった」と語るように、大自然と対峙するディカプリオ演じる主人公グラスの息づかいにシンクロする“呼吸する音楽”は英国アカデミー賞にノミネートされるなど高い評価を得た。◆『シェルタリング・スカイ』(1991年公開)【壮大な砂漠の旅の果てにたどり着く先は?――人間の喪失と虚無を描いたヒューマンドラマ】第2次世界大戦後、ニューヨークでの文明生活に倦怠感を覚えていた作曲家のポート・モレスビーと妻で劇作家のキットは友人のタナーとともに北アフリカに降り立つ。かつてのような激しい愛も夢も色あせてしまった夫婦は、この異国の地で失った何かを取り戻そうとするが、互いの想いはすれ違うばかり。サハラ砂漠の奥深くへと足を踏み入れるうちに過酷な運命に翻弄されていく2人の愛の行く果ては…?坂本さんは、第16回ロサンゼルス映画批評賞家協会賞音楽賞を受賞し、アジア人の受賞は第11回の『乱』武満徹に続いて2人目の快挙を飾る。また、2019年にフィギュアスケーター・高橋大輔の演技でテーマ音楽が起用されたことも話題を呼んだ。◆『ラストエンペラー』(1988年公開)【アカデミー賞9部門を制覇した、清朝最後の皇帝の波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作】『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』で知られるイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督が清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の自伝「わが半生」を原作に映画化。わずか3歳で清朝皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐にもまれ、孤独な日々を送らざるを得なかった溥儀。彼が即位してから文化大革命以降に至るまで、激動の近代史に翻弄された彼の人生を壮大なスケールと色彩豊かな映像美で描き出した。第60回アカデミー賞ではノミネートされた9部門(作品賞、監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞、録音賞、衣裳デザイン賞、美術賞、作曲賞)全て受賞。本作で坂本さんはアジア人として初めてアカデミー作曲賞を受賞した。◆『戦場のメリークリスマス』(1983年公開)【“戦闘シーンのない戦争映画”がみせる戦争の闇を容赦なく描く――大島渚監督最大のヒット作】大島渚監督が第二次世界大戦下のジャワ島を舞台に、日本軍のエリート士官と捕虜の連合軍将校らの交流を描いた、極限の群像ドラマ。1942年、太平洋戦争下のジャワ島。日本軍の捕虜収容所では厳格なエリート士官の所長・ヨノイ大尉、粗暴ながらもどこか憎めない古参のハラ軍曹らのもと、英軍将校ロレンスら数百人の連合軍捕虜が日々を過ごす。ある時、軍律会議に出席したヨノイは、新たに捕虜となった英軍少佐セリアズと出会う。死を覚悟してなお誇りを失わない彼の姿に、ヨノイは不思議と魅せられるが…。デヴィッド・ボウイ、坂本さん、ビートたけしら国内外の異色スターたちが共演。また、本作は坂本さんが初めて映画音楽を手掛けた作品であり、テーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」は誰もが知る名曲となった。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開© 2015「母と暮せば」製作委員会MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLCアフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年10月02日2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの手術をおこなったとりだまりさん。病理検査の結果で、抗がん剤治療をするかどうかが決まるのですが……。★関連記事:「なかなか、かっこいい」おなかの手術痕をポジティブに考えられる理由 #子宮頸がんゆる闘病記 30病理検査の結果が出るまで、宙ぶらりんになっていた「今後の治療の有無」。ようやく結果が出て……抗がん剤治療をすることに。正直、涙が出そうになりました。激しいショックと、抗がん剤があまりにも怖くて、先生に「抗がん剤って本当に効果あるんですか?」と軽くキレてしまった私。だって抗がん剤、怖いもん。でも、先生の言葉で、なんだかとても安心したことを覚えています。抗がん剤治療をする覚悟も固まりました。「30万円のお高いカツラでも買う! 私の心の平安のために!」と以前は思っていましたが、いざ実物を買うとなると、「本当ににいいの……?30万円……」と揺れて揺れて。結局もう少し考えることにしたのでした。そんな私に、抗がん剤治療の先輩である、フルダテさんがくれたアドバイスとは……。昔、本当に似合わなかったので、このときも髪を短くするのが本当に嫌でした。それなのに、治療のために切らざるをえなくなって……。気付けば、「この人より、私のほうが不幸」と無意識のうちに比べて、不幸マウンティングを取ってしまって。そんな自分の不幸に酔っぱらっていた私ですが、美容師さんは心地よく酔いを覚ましてくれたのです。お母さんが弱っていくところを間近で見ていた経験は、とてもしんどいものでしょう。そのしんどさを、やさしさに変えることができた、とてもすてきな美容師さん。できれば私も、そんなふうになりたいなと、とても自然に思うことができました。彼のおかげで、似合わないと思っていたショートカットが似合うこともわかり、「嫌だな~」しかなかったこの時期が、ちょっと楽しいものになったのでした。ー------------------------抗がん剤治療を控えて、しんどい時期に、この美容師さんに出会えてよかった、とりだまりさん。つらいことがあると、無意識に人に当たってしまうこともありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/とりだまり まど(46歳)フリーライター。39歳で子宮頸がん(ⅠB2期)が見つかり、子宮・卵巣摘出、薬物療法(抗がん剤・シスプラチン)と放射線治療を経験。治療体験を描いたブログ『今日のもイキイキと弱音を吐きます』をゆるゆると更新中。
2022年10月01日前作『コロンバス』が世界中で話題となったコゴナダの監督・脚本作『アフター・ヤン』より、劇中で繰り広げられる“ファミリー・ダンス・バトル”の模様を切り取った本編映像と、メイキングスチールが解禁された。小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督が、気鋭のスタジオA24とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、唯一無二の未来的な世界観を構築して描くある家族の切なく美しい物語。今回解禁となった本編映像は、父・ジェイク(コリン・ファレル)、母・カイラ(ジョディ・ターナー=スミス)、養女・ミカ(マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ)と、ミカの“お兄ちゃん<グァグァ>”のような存在のAIロボット・ヤン(ジャスティン・H・ミン)が4人家族部門のチーム対抗ダンス・バトルに参加する姿を捉えている。お揃いのユニフォームに身を包み、真剣な面持ちでエレクトロニックな曲調に合わせてダンスに取り組む姿は、独特の雰囲気を放ちエッジが効いている。またジェイクら一家以外の家族の姿も映し出され、世界中の各家庭がリモートでダンスを競い合っていることが分かる。その姿は、現代のゲーム技術があと少し進歩したら実現できそうな、まさに“ちょっと先の未来の世界”。さらに本映像は、この後の本編で徐々に明らかになっていく多様な家族のかたちを知った後に改めて観ることで、初見で感じる以上により考察を重ねたくなる仕掛けの込められたシーンとなっているという。劇場で観た後にも、是非見返してほしい。併せて本シーンのメイキング写真も到着。終始真顔で踊る本編とは打って変わって、笑顔で振り付け練習をする姿や、ブルーバックを背景にリラックスした様子の一家の集合写真となっている。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年09月22日第24回日本劇作家協会新人戯曲賞一次通過の加藤真史演劇復帰作病院を舞台に生と死について問う演劇/微熱少年vol.3「小医癒病」中医癒人大医癒世 が2022年10月22日 (土) ~2022年10月23日 (日)に太田市学習文化センター視聴覚ホール(群馬県太田市飯塚町1549-2 太田市学習文化センター)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月26日(金)10:00より発売開始予定です。カンフェティにて8月26日(金)10:00よりチケット発売開始予定 公式ホームページ 第24回日本劇作家協会新人戯曲賞一次通過の加藤真史演劇復帰作ついに上演!群馬県北部の臨床研修病院、そこに集う研修医や医学生、そして病院スタッフたちの一日の出来事を丹念にスケッチした現代口語演劇の秀作。――この物語の主役は舞台に登場しない。群馬県発の高水準な演劇制作。群馬県の演劇は地理的に東京に近く、また演劇専門の公共劇場がないことなどもあり、ここ20年程の演劇界の変化に対応できず、近年は低調でした。そんな状況に危機感を持つ群馬のオールスターキャストともいえるメンバー有志が集い、高水準なオリジナル作品の制作に挑みます。公演についてコロナ禍において医療人の努力は自身のあらゆる生活を制約下に置きながら未だ先の見えない日々を過ごしています。その根本原理は何なのかを問う3部作の第1作が本作です。「生きるとは何なのか」「死ぬとは何なのか」悩みながら答えの出ないといに挑む研修医たちの一日にフォーカスします。本作は1990年代に東京の小劇場シーンで活動していた加藤真史が、2016年に群馬県邑楽町に来訪した平田オリザ氏と「再会」したことが契機で演劇活動を再開し、邑楽町民劇団立ち上げに携わる中で、新たな挑戦として取り組んだ初の長編現代口語戯曲でした。「ちゃんと書けたのか確かめたい」という想いで第24回日本劇作家協会新人戯曲賞に応募し、一次通過しました。しかし、登場人物が幅広い年齢層で20名と多いなどの理由で上演せずにいたところ、加藤が平田オリザ氏の私塾である無隣館の4期演出部として学ばせていただいた折、氏から「戯曲は書き始めたら最後まで書け、書き上げたら上演しろ」とアドバイスを受けた事に背中を押され、自身のソロユニットとして立ち上げた演劇/微熱少年での上演をリライトの上、決めたものです。出演者は、邑楽町民劇団からの加藤作常連である栗原一美をはじめ、お笑いコンビ「山マウンテン」(浅井企画所属)として活躍した元お笑い芸人の新井聖二、平成期の群馬の演劇界をリードしてきた中村ひろみ、高校演劇部顧問として幾多の賞に輝いた経歴を持つ荒井正人、元ふるさときゃらばん下座バンドの滝川いくた、ニナガワスタジオ出身で舞台のみならず映像作品でも活躍する加藤亮佑らのベテランが、松竹エンターテインメント所属で「相棒」にも出演した若手期待のホープ村山朋果らの群馬を拠点に演劇活動をしていこうと志す若手出演者と化学反応を起こそうとしています。栗原一美、新井聖二、中村ひろみ、荒井正人、滝川いくた、加藤亮佑村山朋果、入内島優奈、山﨑香、久保田雅彦演劇/微熱少年とは劇作家:加藤真史のソロユニットとして2019年に始動。群馬県南東部を拠点に加藤真史による作・演出作品の上演および演劇ワークショップの活動を展開。日常のスケッチから世界を透かし見る作品世界を精緻に構築する試みを続ける。立川談四楼、大竹直(青年団)ら出演の『縁側アロハ』(2021年)、群馬県立館林美術館初の演劇公演となった『料理昇降機/the dumb waiter』(2022年)など。Twitter(@engekibinetsu) YouTube 加藤真史公演概要演劇/微熱少年vol.3「小医癒病」中医癒人大医癒世公演期間:2022年10月22日 (土) ~2022年10月23日 (日)会場:太田市学習文化センター視聴覚ホール(群馬県太田市飯塚町1549-2太田市学習文化センター)■出演者新井聖二 / 成澤陽子 / 入内島優奈 / 村山朋果 / 赤井那帆 / 武藤真大 / 木田恭平 / 佐藤壮成 / 山崎香 / みずだけ豆太 / 川原崎晴紀 / 東雲楽 / 栗原一美 / 加藤亮佑 / 久保田雅彦 / 滝川いくた / 根岸佐千子 / 荒井正人 / 中村ひろみ■スタッフ作・演出・音楽音響:加藤真史舞台美術:濱崎賢二(六尺堂・青年団)テーマソング:入内島詩織医事監修:鈴木諭(利根中央病院総合診療科科長)制作:演劇/微熱少年微熱少年、加藤総合研究所制作補:新井由美、武井道子、嶋村友希後援:群馬県、群馬県教育委員会、群馬県教育文化事業団、太田市、太田市教育委員会、エフエム太郎主催:演劇/微熱少年■公演スケジュール10月22日(土) 14:00/18:0010月23日(日) 13:00/17:00※開場は、開演の30分前■チケット料金一般:3,000円U-22・学生:1,000円(全席自由・税込)※その他、身体の不自由な方・経済的に困難な状況にある方は無料【主催者にお問い合わせください】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月17日ホラーの名手ギレルモ・デル・トロがクリエイターを務める、Netflixのアンソロジーシリーズ「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」のティザー動画が公開された。『ババドック 暗闇の魔物』のジェニファー・ケント、『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック、『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ、ドラマ「ハンニバル」のギレルモ・ナヴァロらが各エピソードの監督を務めている。動画では、各エピソードの一部映像が映し出されるとともに、デル・トロ監督が思いを熱く語っている。「『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』は、私が常に作りたいと思っていたショーです。このアンソロジーでは、各エピソードの監督にオーナーシップを与えました。それぞれのエピソードには一つの世界があります。監督たちは、さまざまな楽しみを提供しています。あるものはうまみがあり、あるものは甘みがあり。ひとかじりするごとに、驚きがありますよ」。また、「美しく、現実的な生き物を作りたかったんです」といい、動画ではアンソロジーに登場するモンスターたちも披露。「めちゃくちゃ楽しみ!」「これはメイキング動画も観たくなるね」「各監督の異なるクレイジーなビジョンを共有したい!」など、ファンから期待の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年08月16日A24製作の『コロンバス』コゴナダ監督作『アフター・ヤン』より予告編と場面写真が解禁された。オリジナル・テーマを制作した坂本龍一と音楽を担当したAska Matsumiyaからのコメントも到着した。本作は、AIロボットが家族として暮らすことが当たり前となった未来を舞台に、故障したAIロボットの記憶を巡り、人間と人工知能の関係性を問いかけていく感動作。今回解禁となった予告編は、緑あふれる風景のなか家族写真を撮影しようと父・ジェイク(コリン・ファレル)や養女・ミカ(マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ)から呼ばれるAIロボット・ヤン(ジャスティン・H・ミン)が意味深長な表情を浮かべるシーンから始まる。ある日、ヤンは故障し動かなくなってしまう。家族の一員であるヤンを修理すべく奔走するジェイクだが、「修理は無理だ」と現実を突きつけられる。しかしヤンには他のAIロボットにはない<記録映像>を撮影する特殊なパーツが備わっていることを発見する。ヤンの体内に残された映像とは? 人間にとっての愛おしい日々の記憶は、AIロボットにとってどう映るのか?併せて解禁となった場面写真では、小津安二郎を敬愛するコゴナダ監督らしいこだわりの感じられるカットやどこかノスタルジックな雰囲気のある美しいカットに加え、家族4人で挑戦するダンスバトルの模様も切り取られており、家族の過ごした時間の愛おしさに想像が膨らむ。さらに、優しく切ないピアノの旋律が印象的なオリジナルテーマを作曲した坂本龍一と、観る者の心にそっと寄り添うような音楽を担当したAska Matsumiyaのコメントが到着。コゴナダ監督や本作への想いを綴っている。◎坂本龍一コゴナダのvideo blogは以前からよく見ていました。それらはとても素晴らしいもので、小津への愛が尋常ではないことがよく伝わります。その点で非常に興味をもっていましたし、一度LAでコンサートをした時にお会いしたことがあり、とても好印象を持ちました。彼の前作「Columbus」はとても静かで美しい映画でしたので、今作にも期待していました。関わることができて幸せです。◎Aska Matsumiyaコゴナダ監督とは「新しく、近未来的でありながら、人間味のある音楽にしたい」と話し合いました。未来に必要なのは人間らしさであり、原点回帰である、という逆説的な意味合いを込めて、チェロやピアノといった人間味のある楽器を、未来的なシンセ音やAIで作ったバリエーションと混ぜていきました。初めてRyuichiの音楽を映像と合わせて聴いた時、とても感動しました。観客の感情をヤンと共にリアルタイムで変えていくため、彼はコードの間の空間を絶妙に配置しています。加えて、段々と移り変わっていく和音の繊細さと力強さ。まさに完璧です。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年08月12日A24製作の映画『アフター・ヤン』が、2022年10月21日(金)より公開される。A24の新作映画、“AIロボット”と家族の物語映画『アフター・ヤン』は、『X エックス』や『LAMB/ラム』、『ライトハウス』、『カモン カモン』など話題作を次々に手掛けてきた気鋭のスタジオA24製作による新作映画。監督・脚本は、小津安二郎へのオマージュを込めた前作『コロンバス』が世界中で話題を映像作家コゴナダが務める。突然動かなくなってしまったAIロボット・ヤンが残した秘密とは?『アフター・ヤン』で描かれるのは、AIロボットのヤンと、一緒に暮らしてきた家族の記憶と関係性の物語。近未来を舞台にを舞台に、人間と人工知能のあわいを静謐な映像と心に響く音楽とともに描き出した。遠くない未来。AIロボットのヤンは、ある一家のもとでベビーシッターとして、養女のミカとともに慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしある日、ヤンは突然の故障で動かなくなってしまう。父親のジェイクはふさぎ込む娘のためにヤンの修理の手段を模索するが、その過程でヤンが撮り溜めた断片的な記録映像を発見する。そこには、家族に向けられたヤンの温かなまなざしと、ある秘密が残されていた……。コリン・ファレルなど多彩なキャストキャストとして、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』での怪演も記憶に新しいコリン・ファレルをはじめ、『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス、「アンブレラ・アカデミー」のジャスティン・H・ミン、子役マレア・エマ・チャンドラウィジャヤなど多彩な面々が集結。コゴナダの前作『コロンバス』で主演を務めたヘイリー・ルー・リチャードソンが物語の鍵を握る謎めいた女性を演じる。■主人公ジェイク…コリン・ファレル茶葉の販売店を営む。残された記録映像を手がかりにヤンのミステリアスな過去をたどっていく。■カイラ...ジョディ・ターナー=スミスジェイクの妻。■ミカ...マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ中国系の幼い養女。ヤンを本当の兄のように慕っていた。■ヤン...ジャスティン・H・ミン“テクノ”と呼ばれる人型AIロボット。ジェイクらの一家とともに暮らしていたが突然の故障で動かなくなってしまう。オリジナル・テーマ曲は坂本龍一切なく美しい『アフター・ヤン』の物語を彩るオリジナル・テーマ曲は、坂本龍一が担当。さらに、音楽を手掛けたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加え、岩井俊二の映画『リリイ・シュシュのすべて』でおなじみの名曲「グライド」をMitskiが歌う新バージョンで甦らせている。〈映画『アフター・ヤン』あらすじ〉“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障で動かなくなり、ヤンを本当の兄のように慕っていたミカはふさぎ込んでしまう。修理の手段を模索するジェイクは、ヤンの体内に一日ごとに数秒間の動画を撮影できる特殊なパーツが組み込まれていることを発見。そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差し、そしてヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた……。【詳細】映画『アフター・ヤン』公開日:2022年10月21日(金) TOHO シネマズ シャンテほか ロードショー監督・脚本:コゴナダ編集:コゴナダ出演:コリン・ファレル、ジョディ・ターナー=スミス、ジャスティン・H・ミン、マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ、ヘイリー・ルー・リチャードソン原作:アレクサンダー・ワインスタイン「Saying Goodbye to Yang」(短編小説集『Children of the New World』所収)撮影監督:ベンジャミン・ローブ美術デザイン:アレクサンドラ・シャラー衣装デザイン:アージュン・バーシン音楽:Aska Matsumiyaオリジナル・テーマ:坂本龍一フィーチャリング・ソング:「グライド」Performed by Mitski, Written by 小林武史配給:キノフィルムズ提供:木下グループ2021年|アメリカ|英語|カラー|ビスタサイズ|5.1ch|96分|原題:After Yang|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫:G一般
2022年08月06日『コロンバス』のコゴナダ監督作『After Yang(原題)』が、邦題『アフター・ヤン』として10月21日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障で動かなくなり、ヤンを本当の兄のように慕っていたミカはふさぎ込んでしまう。修理の手段を模索するジェイクは、ヤンの体内に一日ごとに数秒間の動画を撮影できる特殊なパーツが組み込まれていることを発見。そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差し、そしてヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた…。監督・脚本は、前作『コロンバス』が世界中で話題となった映像作家コゴナダ。小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督は、長編第2作となる本作で気鋭のスタジオA24とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、唯一無二の未来的な世界観を構築した。さらにオリジナル・テーマ曲を敬愛する坂本龍一に依頼し、音楽を手掛けたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加えて、岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」を、Mitskiが歌う新バージョンで甦らせた。残された記録映像を手がかりにヤンのミステリアスな過去をたどっていく主人公ジェイクに扮するのは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』での怪演も記憶に新しいコリン・ファレル。加えて、『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス、「アンブレラ・アカデミー」のジャスティン・H・ミン、2011年生まれの子役マレア・エマ・チャンドラウィジャヤが、切なくも温かな“未来の家族”を体現している。そして『コロンバス』で主演を務めたヘイリー・ルー・リチャードソンが物語の鍵を握る謎めいた女性を演じる。今回解禁となったポスタービジュアルには、家族3人とともに、人間と何ら変わりない外見ながら時が止まってしまったAIロボット・ヤンの姿が写る。交わらない視線はすれ違う家族の風景を思わせるが、ミカが優しくヤンの手を取り微笑みかける様子、その隣に添えられた「ありがとう、お兄ちゃん」というキャッチコピーが、かけがえのない絆で結ばれた関係性を想起させる。ヤンの体内に残された映像には何が映っているのか。そこに刻まれたヤンの記録と記憶は、いったい何を物語るのか。そしてAIに感情は宿るのか…。本作はそうした幾多のミステリーを提示しながら、さして遠くない未来に実現しうる人とロボットとの関係性を問いかけていく。人間と人工知能のあわいを豊かに描き、静謐な映像と心に響く音楽が観る者を魅了する感動作となっている。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年08月03日ユアン・マクレガー、ケイト・ブランシェット、フィン・ヴォルフハルト、クリストフ・ヴァルツらが参加する、ストップモーション長編アニメーション映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』より、温かさと不可思議さに満ちた予告編とキービジュアルが公開された。本作は、児童文学の金字塔であり世界中で愛され続ける愛と悲しみの物語を、『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務め、新たに映像化。2011年から本プロジェクトに取り組んできたデル・トロ監督は「とにかく演技を大切にした。そして、沈黙や(通常なら)不必要なジェスチャーをアニメーションで描いた。この世界が生きていることが、感じられると思う」と語っており、余分な動きを敢えて描き出すことで、キャラクターに親近感を感じさせるなど、徹底したこだわりが詰め込まれた渾身作となっている。またボイスキャストには、コオロギ役でユアン・マクレガー、ゼペットじいさん役でデヴィッド・ブラッドリーが出演するほか、ピノッキオ役には新人グレゴリー・マンが抜擢された。さらにティルダ・スウィントン、クリストフ・ヴァルツ、フィン・ヴォルフハルト、ケイト・ブランシェット、ロン・パールマンらが名を連ねている。今回公開された予告編では、ゼペットが木で少年の人形を作り上げる、馴染みのあるシーンが映し出される。しかし、セバスチャン・J・クリケットが「知ってる話だと思うかもしれない。でも違う」と語っているように、新たな命が吹き込まれ、不可思議さの中にも温かみが感じられる。また、ピノッキオが出会う仲間たちや大冒険の一端が映し出されており、デル・トロ監督らしいダークで幻想的なシークエンスの数々とエモーショナルな展開が垣間見える。Netflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は12月、独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年07月28日こんにちは。3児の母小児科医の保田典子です。今回は、小児科医から見た「親のNG行動」についてお話ししたいと思います。そのうちの1つが、予防接種などお子さんが痛かったり、嫌がることの多い処置をするときの親御さんの対応です。お子さんの予防接種をするときの親御さんのNG対応について、紹介したいと思います。 NG行動1:子どもに伝えない予防接種は元気なときに病院に行っておこなうものなので、「あらかじめわかっている受診」ですよね。 そんな受診のときに「なぜ病院に行くか」をお子さんに伝えずに病院に連れて来る親御さんがいらっしゃいますが、これはなるべく避けてほしいなと思います。「〇〇に行くよ」など病院ではない所へ行くと騙して連れ出すのも避けたほうがいいです。もちろん、その子の特性などに合わせて対応するのは大切ですが、不意打ちで痛いことをされるのは誰でもびっくりしますし、傷つきます。 国立成育医療研究センターでは、目安として2~3歳には数時間前、4~6歳は前日、小学生以上には1週間前に伝えると良いでしょう、とアドバイスしてくれていますので、参考にしてみてください。 NG行動2:「痛くないよ」と言う注射は、多かれ少なかれ痛いものです(インフルエンザワクチン、私も痛いので嫌ですが毎年打っています)。接種の前に「痛くないよ」など、ほぼウソになってしまうことは言わないようにしましょう。これは病院だけでなく、どこでも同じです。 「ちょっと痛いんだけど、病気にならないようにするために大切なんだよ」と伝えることが大切です。 ちなみに、接種後泣くお子さんに対して「泣かないの!」と言う親御さんもいますが、小児科医としては全然泣いてOKです。だって痛いんですから。 大事なのは痛いことを共感してあげることが大切です。その上で「痛いから泣いちゃうよね」と理解してあげるほうが良いと思っています。もし、泣かなかったときは「痛いのに泣かなかったね」と褒めてあげましょう。 事前の準備で「見通し」を!子どももれっきとした1つの人格なので、何か子どもが嫌なこと、慣れていないことをするときは、注射に限らず事前説明をするようにするといいでしょう。きちんと説明し、納得まではいかずとも、しっかり予防接種をする意図を伝えてから接種に臨めるといいですね。 伝える方法としては、子どもは目で見たほうが理解できることが多いので、ひらがなが読める子には、このメモのような「目で伝えるツール」なども使えますよ。 ▲保田先生が実際に使っているメモ 病院では、「プレパレーション(準備)」と言って、これからおこなう手術や治療の手順を、画像や人形などを使ってごっこ遊びのように説明をすると、子どもの心の準備ができるので、泣くことが減ったりすることもあります。▲保田先生が実際に使っているメモ 予防接種なら、病院の受付のところから手順を遊びつつ説明できるといいですね。例えば予防接種なら、「受付→待合室で待つ→診察室に入る→問診する→診察する→消毒する→注射する→絆創膏を貼る」という感じです。 やったあとには「褒める、認める」を!今回の小児科NGは予防接種についてでした。病院はお子さんにとって嫌なことをすることが多い場所ですが、とても大切なことをする場所でもあるので、少しでも安心して受診できるといいですね。 どんなことでも、「見通し」がたつと人は安心します。もちろん、痛いことなので見通しを立てれば必ずうまくいく訳でもないのですが、親が病院での見通しを教えてくれると思うと、他の新しい場所へ行くときでも、見通しを教えてあげることでグズグズが減ることがあるかもしれません。そして、お子さんが嫌なことを頑張ったあとは、しっかり褒めてあげてください。「痛いのにがまんしたね」「あまり動かず頑張れたね」など、お子さんの頑張りをしっかり認めて、声をかけてあげてくださいね。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2022年06月13日イギリスのマンチェスターを舞台に、ちょっとエキセントリックな法医病理学教授ウルフ・キンテが、個性豊かで優秀なチームと共に鋭い洞察力で殺人事件を解明していくさまを、1話完結で軽妙に描いた科学捜査ミステリードラマ『ウルフ教授の科学捜査ファイル』が6月1日(水)より「スターチャンネルEX」で独占日本初配信決定。また「BS10 スターチャンネル」でも7月19日(火)より放送されることが決定(7月17日(日)は第1話先行無料放送)し、予告映像が公開された。本作は、人気ドラマ『シェイムレス 俺たちに恥はない』のポール・アボットが製作総指揮・脚本を務め、シリアスで重く描かれがちな科学捜査の現場をコミカルに描いたクライム・ミステリー。犯行現場の謎の解明のためにはルール違反も厭わないエキセントリックな捜査スタイルの法医病理学教授ウルフと、彼を囲み家族のように団結し、グロテスクな殺人現場もワイワイ楽しく解析に取り組む個性豊かで優秀なチームのメンバーたち、そして毎回違う事件を解決していくという1話完結型の見やすさも魅力の一つだ。主人公のウルフを演じるのは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でタイドゥ・セフラ中尉を演じたバボー・シーセイで、本作が彼にとって初の主演作品となる。ウルフの妻役は『ゲーム・オブ・スローンズ』でスターク家に仕えるオシャ役を演じ、『ハリー・ポッター』シリーズのニンファドーラ・トンクス役でもお馴染みのナタリア・テナ、秘密の目的があってウルフのチームに入った新人のドミニク役は『スモール・アックス(第2話:「ラヴァーズ・ロック」)』や『IT‘S A SIN 哀しみの天使たち』のシャニクア・オクワク、ウルフの部下でチームリーダーのマギー役を演じるのは『BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド』のナオミ・ヤン。そのほか、1話だけの出演だが『ゲーム・オブ・スローンズ』でナイツウォッチのひとりエディソン・トレット役を演じたベン・クロンプトンや、『DEVILS ~金融の悪魔~』に出演したケヴィン・エルドンなど、スターチャンネルの海外ドラマ視聴者には親しみのある顔ぶれが多数登場する。『シェイムレス 俺たちに恥はない』やその元となったオリジナル版『恥はかき捨て』で、自身の育った家庭環境を題材にしたアボットだが、本作の主人公ウルフもまた自身が患っている双極性障害がある設定にし、優秀な教授でありながら精神疾患による浮き沈みがあり、逆にそれにより奇想天外な手段で事件に取り組んだり、直感が研ぎ澄まされ捜査に活かされる一面も描いている。娘に対しては良き父親でありながら妻からは距離を置かれているという完璧ではないキャラクター設定について、アボットは「自分の欠点をウルフに反映しキャラクターを作り上げていく過程が楽しかった」と振り返り、演じるシーセイはアボットを観察して特徴を掴んだと明かしている。時にカラフルでエキセントリックなウルフの衣装はオーダーメイドで、彼の精神状態を反映しているというこだわりも。ユーモアがあり、娘の良き理解者であり、捜査班のメンバーを家族のように大切にし、事件の被害者や遺族の心情に寄り添うこともできるウルフ。必ずしも完全無欠な人間ではないかもしれないが、部下たちの信頼も厚く周囲から愛されている、この種の作品では今までなかったタイプのチャーミングな主人公だ。ウルフ役のバボー・シーセイをはじめ科学捜査班のメンバーを演じたキャストたちは、撮影前に本物の科学捜査官に会って話を聞き、残酷な殺人事件の捜査の現場では実際にユーモアが欠かせないことを知ったと語っている。また、撮影は専門家の立ち会いの元、偽物の遺体の周りに本物のハエを飛ばしたり、グロテスクなバラバラ死体は本物ではないと分かっているキャストも怖がるほどのリアルさが追求されている。そんな魅力溢れる本作の予告映像が初公開となった。大学で法医病理学を教えつつ殺人事件の科学捜査で警察を支援しているウルフの元に日々新たな捜査依頼が入る。ある時は食肉加工工場で機械に巻き込まれた無惨な死体、またある時は下水道で発見されたバラバラ死体。ウルフと彼のチームは鋭い観察眼で事件を解明していくが、その一方で、ウルフには別居中の妻と娘をめぐるプライベートな問題が。更に、彼を聞きに陥れようとする思わぬ罠が忍び寄るーー。予告映像では、法医学者で大学教授であるウルフの「殺人事件の解明に法を破れとは言わない。ただ命を救いたいんだ」という、彼の心意気を象徴するセリフから始まり、数々の事件捜査依頼を、時には常軌を逸した方法をも駆使して解決に導く個性豊かなウルフのチームの様子が映し出される。凄惨な殺人事件の真実を解き明かす科学捜査ミステリーの、期待の高まる映像となった。『ウルフ教授の科学捜査ファイル』予告映像海外ドラマ 『ウルフ教授の科学捜査ファイル』 (全6話)【配信】「スターチャンネルEX」字幕版・吹替版:6月1日(水)より配信開始 毎週水曜更新【放送】 BS10 スターチャンネルSTAR1 字幕版:7月19日(火)より放送開始 毎週火曜23:00 ほか ※7月17日(日) 第1話 先行無料放送STAR3 吹替版:7月21日(木)より 毎週木曜22:00 ほか作品公式サイト:
2022年05月18日人形劇団プーク『おれはママじゃない/ヤン助とヤン助とヤン助と』が2022年7月23日(土) ~8月21日(日)にプーク人形劇場(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中! 公式ホームページ 夏休みにお届けする2作品。『ヤン助とヤン助とヤン助と』は2020年のゴールデンウィークに上演を予定していましたが、劇場閉鎖となり全公演が中止に。2年ぶりに公演が実現しました。公演概要人形劇団プーク『おれはママじゃない/ヤン助とヤン助とヤン助と』公演日:2022年7月23日 (土) ~2022年8月21日 (日)会場:プーク人形劇場(東京都渋谷区代々木2-12-3)★おれはママじゃない!春の光があふれる沼のほとり。気持ちよく昼寝をしていたワニの鼻先でたまごがひとつわれました。「ママ、ママ…」と、まとわりつくひよこに「おれはママじゃない!」と追いはらっていたのですが…。◆原作/みやもと ただお◆脚色・演出/井上幸子◆美術/入澤祥子◆音楽/マリオネット(湯淺 隆・吉田剛士)◆効果/伊藤美幸****「生まれ変わってみたい。と思いませんか」脚色・演出井上幸子****鳥の世界では、生まれてはじめて見た動くものを、お母さん、と思い込んでしまう”刷り込み”があります。そんな映像シーンを見ると、本人は必死でも、どこかユーモラスで、思わず笑ってしまいます。このお話は、さらに追いかけられる方のとまどいが、おかしいのです。自分の生き方をかたくなに信じていたワニなのに、生まれたてのやわらかさで見つめられ続けたら、突然、新しい自分に生まれ変わることができるかもしれません。タマゴのからをわって生まれてきた、ひよこのように…。★ヤン助とヤン助とヤン助ときこりのごんさんは、今日も山の中で木を切っています。そこへ猟師に追われたキツネが逃げ込んできました。「助けてもらったお礼に」とキツネからもらった壺は、ふしぎな壺だったのです。◆作・永井鱗太郎◆演出プラン/宗方真人◆演出/岸本真理子◆美術/星野 毅◆音楽/長沢勝俊◆音響効果/小玉令子■出演者原山幸子、市橋亜矢子、栗原弘昌、有田智也、長瀬円美、他■共通スタッフ照明/阿部千賀子舞台監督/有田智也制作/渡辺萌■タイムテーブル2022年7月23日(土)10:30/14:007月24日(日)10:30/14:007月25日(月)10:308月13日(土)10:30/14:008月14日(日)10:30/14:008月15日(月)10:308月20日(土)10:30/14:008月21日(日)10:30/14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金一般:3,190円(全席自由・税込)■団体概要人形劇団プーク1929年創立。2019年には劇団創立90周年を迎えた。東京・新宿には人形劇専門劇場「プーク人形劇場」があり、年間を通して公演を行っている。プーク人形劇場は2021年に50周年を迎えた。劇場を拠点に、全国での公演のほか、時には海外でも上演。映像部門の「スタジオ・ノーヴァ」ではテレビの人形劇製作に携わっている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月09日『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』のヤン ヨンヒ監督の最新作『スープとイデオロギー』から予告編が解禁、映画監督パク・チャヌク、ヤン・イクチュン、「82年生まれ、キム・ジヨン」の翻訳家・斎藤真理子、フォトジャーナリストの安田菜津紀のコメントが到着した。年老いた母が、娘のヨンヒにはじめて打ち明けた壮絶な体験ーー。1948年、当時18歳の母は韓国現代史最大のタブーといわれる「済州4・ 3事件」の渦中にいた。朝鮮総連の熱心な活動家だった両親は、「帰国事業」で3人の兄たちを北朝鮮へ送った。父が他界したあとも、“地上の楽園”にいるはずの息子たちに借金をしてまで仕送りを続ける母を、ヨンヒは心の中で責めてきた。心の奥底にしまっていた記憶を語った母は、アルツハイマー病を患う。消えゆく記憶を掬いとろうと、ヨンヒは母を済州島に連れていくことを決意する。予告編では、失われつつある母の記憶を描いたア二メーションや、『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』などの音楽を手がけるチョ・ヨンウクの楽曲も一部使用され、ドラマチックな映画を彩っている。映画界からジャーナリストまで、コメント到着パク・チャヌク(映画監督『JSA』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』『お嬢さん』)人々はヤン ヨンヒについて「自分の家族の話をいつまで煮詰めているのだ。まだ搾り取るつもりか」と後ろ指をさすかもしれません。しかし私ならヤン ヨンヒにこう言います。「これからもさらに煮詰め、搾り取ってください」と。彼女の作品たちは、単純に、ある個人についての映画ではありません。普通は対立すると思われる二つのカテゴリーの関係について問い続ける映画です。その目録はとても長い。個人と家族、個人と国家、韓国と北朝鮮、韓国と日本、資本主義と共産主義、島と陸、女と男、母と父、親と子、新世代と旧世代、21世紀と20世紀、感情と思想、そして何よりもスープとイデオロギー。ヤン ヨンヒの母親、この老いた女性一人の顔を見つめながら、私たちはこれらすべてについて省察することができます。映画『スープとイデオロギー』は、ヤン ヨンヒのこれまでの作品のように、私たちがいつまでも噛み締めなければいけない思考の種を与えてくれます。ヤン ヨンヒは引き続き煮詰め搾り出し、私たちはこれからも噛み締めなければなりません。ヤン・イクチュン(俳優・映画監督『息もできない』『かぞくのくに』『あゝ、荒野』など)オモニ(母)のレシピ通りにつくったあのスープの中には、どんな言葉でも語り尽くせないすべてが込められている。斎藤真理子(翻訳家)この映画は記憶に関する映画でもある。一人の人が持ちつづけた記憶も、持ちきれずにあふれた記憶も歴史になる。歴史は一杯の巨大な器に入ったスープなのかもしれない。一人ひとりがその中に溶けているのか、一人ひとりの中にその器があるのか。どちらであるにせよ、このスープを大切に飲んで、飲んだことを記憶しよう。安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)オモニは少しずつ、「忘れて」いく。押し込めてきたあまりに凄惨な記憶を、誰かと分かち、託していくほどに。「もう忘れてもいいよ」と言えるほど、オモニの、人々の背負ってきた歴史を、私は知らなかった。そして、「知らなかった」で終わらせたくない。『スープとイデオロギー』は6月11日(土)より【東京】ユーロスペース、ポレポレ東中野、【大阪】シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スープとイデオロギー 2022年6月11日よりユーロスペース、ポレポレ東中野、シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほか全国にて公開© PLACE TO BE, Yang Yonghi
2022年04月03日第94回アカデミー賞にて作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞と4部門にノミネートされているギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー』。この度、デル・トロ監督やケイト・ブランシェット、トニ・コレットらが、ブラッドリー・クーパーが演じた主人公スタンと3人の女性キャラクターたちについて語る特別映像が解禁となった。成功への野心溢れるスタン(ブラッドリー・クーパー)が、カーニバルの一座で読心術を習得し、人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップのショーマンの座へと駆け上がっていくさまが描かれていく本作。華やかに見えたスタンの人生だが、スタンと恋に落ち、一途に愛するモリー(ルーニー・マーラ)と、スタンに読心術を教えるきっかけとなったジーナ(トニ・コレット)、そしてスタンの読心術のからくりを見抜き、その後、手を組むこととなるリリス・リッター博士(ケイト・ブランシェット)といった3人の女性キャラクターに出会っていくなかでスタンは想像を絶する闇を見ることになる…。ブラッドリー演じるスタンが3人の女性のもとに歩みを進めるそれぞれのカットから始まる本映像では、スタンと女性キャラクターたちの関係性についてフォーカスしていく。デル・トロ監督が「スタントンはファム・ファタールの男性版だ」と明かすように、人懐っこさを持ち合わせていながら、ひりつくような危険さも同時に纏う謎に包まれた存在感を放っているスタン。ケイトはそんなスタンが主人公の本作を「嫌悪と強欲とだまし合いの物語」と表現し、「闇の中で3つの真実が光を放つ」と語り、モリー、ジーナ、リリスの3人の女性キャラクターがスタンの闇を紐解く重要な鍵であることを明かしている。また、デル・トロ監督は「スタントンは鏡を恐れた。リリスこそ、その鏡だ。彼と同様に傷を持っている。2人は激しく火花を散らす」と語っており、リリスの存在がスタンにどのような影響を与えるのか期待が高まる。一方、デル・トロ監督は複雑な役を演じたブラッドリーを「リアリティを追求し、役に自分自身を投影した。“我々の中のスタントン”を表現してもらったんだ」と絶賛を贈る。本映像では表情を色とりどりに変えながら3人の女性に近づくスタンの姿と、ルーニー・マーラも交えた撮影の様子を収めたメイキング映像も映し出されている。『ナイトメア・アリー』は3月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイトメア・アリー 2022年3月25日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2022年03月22日『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞したギレルモ・デル・トロの監督・脚本・製作により、児童文学の金字塔を新たに映像化したストップモーション・ミュージカル長編アニメーション映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が、Netflixにて12月より全世界独占配信決定。ユアン・マクレガーが声を吹き込む“コオロギ”が語る特別映像が解禁された。原作の“ピノッキオ”は、おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形で、命を吹き込まれたピノッキオが人間になろうと奮闘する、愛と冒険、そして悲しみの物語。今回の特別映像では、何も知らない無邪気なピノッキオに善悪を教える良心役を務めるコオロギ、“ジミニー・クリケット”が登場…かと思いきや、彼は“セバスチャン・J・クリケット”と名乗る。世界中が知る“ジミニー”なのかどうかも不明な“セバスチャン”は、暗闇に包まれた部屋で、「物語を聞かせよう。知ってる話だと思うかもしれない。でも違う。別物さ。この私、セバスチャン・J・クリケットの話だ。実を言うと、木でできた少年の心の中に住んでいたんだよ…」と怪しげに語り掛けてくる。世代を超えて愛され、世界中の人々をいまもなお虜にする物語に、新たな“命”を吹き込んだデル・トロ。映像では、誰も見たことがない全く新しい“ピノッキオ”の物語の誕生を予感させる。異様な空気に包まれた世界観のもと、果たしてどんな物語が描かれるのか――?デル・トロの渾身作となる本作のボイスキャスト陣には、確かな実力を誇る名優たちが集結。ピノッキオ役には、新人のグレゴリー・マンが抜擢。コオロギのセバスチャン・J・クリケット役はユアン・マクレガー、ゼペットじいさん役は『ハリー・ポッター』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のデヴィッド・ブラッドリー。ユアン・マクレガーほかにも『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントン、『007 スペクター』のクリストフ・ヴァルツらアカデミー賞受賞俳優に加え、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のフィン・ヴォルフハルト、デル・トロ監督の『ナイトメア・アリー』にも出演するケイト・ブランシェット、『パシフィック・リム』『ドント・ルック・アップ』のロン・パールマンなどが名を連ねている。ケイト・ブランシェットNetflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は12月より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月25日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、手術で取った腎臓の病理検査の結果や、がんは遺伝するのかどうかを聞いたときのこと。気になる結果はというと……。★前回:「これは私!?」術後に痩せたと喜んでいたら思いも寄らぬ惨状が #43歳で腎がんになった話 19昨日は、退院後の初診察でした。取った腎臓の、詳しい検査結果を聞きます。初めてがんかどうかを聞く診察のときより、とにかく緊張していました。なるべく先生の言葉が聞き取れるように、予習をしてから診察に挑む……!1週間ぶりの主治医先生。「その後どうですか? 体調はお変わりないですか?」はい! おかげさまで!痛いときに飲む薬をもらったけど、結局1度も必要なく……。術後20日たとうとしている今、何もしなければ痛みは感じません(くしゃみとかしたら痛いです)。まず、取った腎臓の画像を見せてもらう。ぱっかり2つに切られて、中に腫瘍がしっかり入っていたのがわかります。なんか……アボカドみたい。写真撮りますか?って言われたけど、やめておきました。そして、検査の結果。先生、紙に書きながら説明してくれます。まず、私のがんは淡明(たんめい)細胞型という種類。腎がんで一番多い種類です。大きさは33mmで(画像から測ってもらったときは45×55mmくらいと言われていた)ステージ1、Grade2。グレードって何ですか?と聞いたところ、グレードは1から3まであって、がん細胞の異型度(正常な細胞とどれくらい異なっているかを示す度合い)を表しているとのこと。現段階でやっぱり転移は確認されていないので、今後は経過観察。腎臓には有効な腫瘍マーカーがないので、CTと血液検査、尿検査で調べるということ。転移が見つかった場合、腎がんは放射線治療がほとんど効かないため、手術か薬物療法になるということ。このがんは珍しい種類のがんではなかったし、さんざんいろいろなサイトやブログを読みあさっていたこともあり、ほとんどが聞いたことのある情報でした。ホッとしたところで、聞きたかったことを聞いてみる。淡明細胞型の腎がんは、高い割合(6〜7割?)でVHLという遺伝子の異常と関係していると聞いたけど、それは調べることはできるのか。もし私のがんがそれだったら、子どもにも遺伝している可能性があるのか?(私の頭の中を図にしました)先生の答えは、保険の範囲内で調べることはできない。それに、私のがんからVHL遺伝子異常が見つかったとしても、それが遺伝したものか、細胞ががん化したから遺伝子が変化したのかは判断できない。ただ、血縁で腎がんが多いなどのことがない限りは、遺伝によるものと考えないのが普通。そっか。安心しました。なんでそんなことが気になったかというと、実は私が入院する少し前から、長男の様子が気になっていて……。食事のとき、喉につかえる感じがして、すぐ食べられなくなってしまうことが多かったのです。このとき、いろいろながんの初期症状を調べまくっていた私は、まさか息子は喉に大きい病気があるんじゃないか??と不安になり……。ストレスなどで嚥下障害になることがあるのは知っていたけど、何しろ私が10万人に数人のくじを引いたばかりだから、「息子に限ってがんなんてない」とはとても思えず……!喉と腎臓は関係ないけど、がんが遺伝と関係があるかもしれないってことが心配でした。長くなるので続きはまた……。(ちなみに喉はカメラで見てもらい、できもののような物はなく、ひとまず安心でした)次回も、取った腎臓の病理検査の結果についてお伝えします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)★最初から読む:「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで… #43歳で腎がんになった話 1★関連記事:室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2021年12月15日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、手術のときの執刀医について。執刀医が誰なのかを気にしていなかったマメ子さんでしたが……。★前回:「危ないところだった!」心配性の母の行動に驚き! #43歳で腎がんになった話 16手術をすると決めたときのことですが、主治医先生とこんなやりとりがありました。執刀医がどの先生になるかということは、正直全然気にしておらず(そもそも、誰がどうとかわからないし)、その後もその話題が出ることはありませんでした。なので、あとから結局はやっぱり主治医先生が執刀してくださるのかな?と思っていて、特に確認することもなく手術を迎えてしまいました。聞き忘れていたのもあったけど、なんかあえて聞くのも、こだわってるようで聞きづらくて……。そして、手術当日の朝、病室にて初めて会うベテラン風先生。見た感じは50代前後。年齢的にも、主治医先生より上だし、ちょっと丁寧めにあいさつします(笑)。ベテラン先生には手術室でお会いしなかったけど、手術後も、時々様子を見に来てくださいました。毎日の回診に来てくださった先生は3人いたのですが、比率はこんな感じ。そして退院の少し前、ベテラン先生の回診があり、傷を確認してもらう。んっ?それってってこと……ですよね……!?この1秒の間に、頭をフル回転して考える。先生、手術室で会っていないけど!?でも、部屋全体を見渡して確認したわけじゃないし……。緊張していて、あいさつも周りにいた人にしかしていないぞ!でも、今思えば、麻酔しているときに声だけ聞いた気がする……。えっ……ということは、主治医先生が執刀医だと思い込んでいたけど、ベテラン先生だったの!?主治医先生は何? 助手!?逆に、ベテラン先生がサポートとか?そもそも手術って先生1人でやるわけじゃないよね?2人でやっても、執刀医って1人?思わず「先生が執刀してくださったんですか!」と言いかけたけど、それを言ってしまうと、知らなかったことがバレてしまう!(もうバレてるか)そこで、最初から知ってましたけど、改めて心から感謝してるんですという感じを全力で出して「本当に、ありがとうございました〜!」精一杯のお礼を言っておきました。それにしても、最初からわかっていれば、このときだってこの程度じゃなく、最敬礼であいさつしたのに!言ってよ……主治医先生も……。(いや多分、こちらから聞くのが礼儀なんですよね?)ベテラン先生、大変失礼致しました。次回は、退院の日のことをお伝えします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)★最初から読む:「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで… #43歳で腎がんになった話 1★関連記事:室井佑月さんインタビュー「乳がんが見つかったことはいろいろな意味でラッキーでした」#3★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2021年12月08日ギレルモ・デル・トロ監督が1946年に出版された伝説的傑作といわれるノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」の映画化に挑んだ最新作『ナイトメア・アリー』が2022年3月25日(金)に全国公開。この度、全米公開に先駆けて本作のワールドプレミアイベントがニューヨークにて開催された。会場となったニューヨークのリンカーンセンターのロビーには、劇中に登場するサーカスをイメージした装飾が施され、錚々たるキャスト陣のキャラクターポスターも貼り出されるなど豪華絢爛な雰囲気。映画の妖しげかつゴージャスな雰囲気を表現するかのように、一面ブラック&ゴールド仕様にカーペットが敷かれた。『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回アカデミー賞の作品賞・監督賞などを獲得したデル・トロ監督の最新作とあって、大勢のマスコミ陣が出席。監督に続き、主演のブラッドリー・クーパー、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーン、リチャード・ジェンキンス、マーク・ポビネッリ、ホルト・マッキャラニー、ティム・ブレイク・ネルソン、クリフトン・コリンズ・Jr、さらには公私ともにデル・トロ監督とパートナーの脚本キム・モーガン、美術のタマラ・デヴェレルといった豪華面々が登場。ブラッドリーとルーニーは久々の再会を喜ぶハグを見せ、世界的パンデミックの影響で一時は撮影を中断した本作の長期撮影を乗り越えたキャスト陣の仲の良さを伺わせた。デル・トロ監督はこの題材にチャレンジした理由について、「(この映画は)ウィリアム・リンゼイ・グリシャムの素晴らしい小説に基づいている。ノワール小説は時折、社会不安の時代に現れるドラマなんだ。時代を反映している。私たちは時代ドラマであると同時に、ノワールを今、再解釈する映画を作ろうと思ったんだ」とコメント。続けて、ストーリーについて「この映画は真実、嘘、大衆迎合や詐欺、何かにすがりつきたい人々を描いている。ひとつの不安の時代の形なんだ。少なくとも我々が感じた、今の時代の不安が反映されている」と語ると、脚本のモーガンが「アメリカン・ドリームに関しての映画。まだ存在しているけれど、実現がとても困難な“何か”ね」と明かし、デル・トロ監督が「それは常に悪夢(ナイトメア)だ」と続けて笑顔を見せた。その後、ワールドプレミアの舞台挨拶に一同でステージに登壇し、客席から大きな声援で迎えられた面々。デル・トロ監督やキャスト陣による挨拶なども行われ、ますます熱気に包まれていくなか、今回プレミアに出席できなかったケイト・ブランシェットがロンドンからライブビデオで飛び入り参加し、会場のボルテージはMAXに!イベント終了時には万雷の拍手が巻き起こるなど、大盛況のイベントとなった。さらに併せて、本作のポスタービジュアルが解禁。ショービジネスでの成功を目指すスタンを演じるブラッドリー、スタンの前に現れる謎めいた精神科医を演じる、2度のオスカーに輝くケイト、ショービジネスの階段を駆け登っていくスタンを支えようとする健気な芸人モリーを演じるルーニー、スタンが自らの師とする、かつての一流読心術師ジーナ演じるトニ・コレットらの姿が写し出されたビジュアル。4人のキャラクターが怪しげな表情を漂わせているさまが印象的でありながら、デル・トロ監督らしい世界観と、劇中で広がっていく美しい悪夢に引き込まれるような雰囲気を纏ったデザインとなっている。『ナイトメア・アリー』は2022年3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイトメア・アリー 2022年3月25日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年12月07日来年1月放送開始の日本テレビ系新土曜ドラマは、成田凌主演の「逃亡医F」に決定。今回がプライムタイム連続ドラマで初の主演となる。天才的なオペ技術をもつ脳外科医の藤木圭介は、ある日、恋人を病院の屋上から突き落として殺したという濡れ衣を着せられ、指名手配犯となってしまう。そして、恋人の死の真相を究明するために地位と名前を捨て、鳴海健介としての逃亡の日々が始まる。追っ手から逃れるうちに、藤木は様々な理由で医療を必要とする人々と出会い、目の前の命に手を伸ばす――。「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『窮鼠はチーズの夢を見る』などに出演、来春には『ちょっと思い出しただけ』の公開を控える成田さん。今作で演じるのは、恋人殺しの濡れ衣を着せられ、逃亡する天才外科医・藤木圭介。極限の逃亡生活の中で、彼にしか救けられない患者たちと遭遇し、追手が迫り来る中、それでも彼は目の前の命に手を差し伸べる、サバイバル・ドクター・エンターテインメントが幕を開ける。成田さんは「素晴らしい脚本と、共演者の方と、スタッフのみなさんに恵まれて……あとは自分が頑張るだけですね。(笑)今からクランクインが楽しみでしょうがないです」と撮影前の心境を明かし、「追っ手から逃げながら、手術道具が不足している中、その場にあるもので工夫して手術をする、人を救うというシーンが毎話出てきます。こんな意外なもので人を救うのか!という驚きと、捕まってしまうんじゃないかというハラハラドキドキを毎週土曜日の夜に皆さんと一緒に感じられたらなと思います。ぜひ、放送を楽しみにしていてください!」と呼びかけている。原作は、原作・伊月慶悟/作画・佐藤マコトによる同名漫画。伊月さんは「主人公の藤木圭介(鳴海健介)を演じるのは私も大好きな成田凌さん。もうキャライメージにピッタリの役者さんです。成田さん演じる主人公が日本中を逃げ回る中、どんな人間ドラマを紡いでくれるか、、、原作者であることも忘れ、今からワクワクしながら放送を待ちわびています」と期待を寄せている。そして、放送決定と合わせて公開されたビジュアルは、天才外科医としての姿と、逃亡者としての藤木の姿をイメージしたものとなっている。「逃亡医F」は2022年1月期、土曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年11月17日ギレルモ・デル・トロ監督最新作、サスペンス・スリラー映画『ナイトメア・アリー』が2022年3月25日(金)に公開。本作は第94回アカデミー賞にて作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞にノミネートされた。ギレルモ・デル・トロ最新作は名作小説が題材のサスペンス・スリラー映画『ナイトメア・アリー』は、『シェイプ・オブ・ウォーター』で作品賞・監督賞を含むアカデミー賞4部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督とサーチライト・ピクチャーズが再びタッグを組んだ最新作。 1947年にエドマンド・グールディング監督の手によって『悪魔の往く町』として映画化もされた、1946年出版の名作ノワール小説『ナイトメア・アリー 悪夢小路』を題材にしている。ティザー予告は、ショービジネスでの成功を目指す、野心溢れる青年スタンがバスから降り立つ様子からスタート。たどり着いたのは、人間とも獣ともつかない生き物を出し物にする、華やかさと怪しさに満ちたカーニバルの世界。スタンは読心術を身につけ、ショービジネスの世界をその才能と魅力と共に駆け上がっていくが、その先には予想もつかない栄光と闇が待ち受けている...。ブラッドリー・クーパーやケイト・ブランシェットが出演・スタン...ブラッドリー・クーパーショービジネスでの成功を目指す、野心溢れる青年。カーニバルの一座のピンチを救ったことをきっかけに、自分の読心術師へ揺るぎない自信を持ち、成功を目指して大都会へと旅立つ。やがてトップのショーマンとなるが、心理学博士のリリス・リッターとの出会いが運命を変えていき...。映画全編にわたり、登場人物のなかで誰よりもそのたたずまいを変えていくキャラクター。映画『アリー/ スター誕生』で監督を務めながらキャストとしても出演したブラッドリー・クーパーが担当する。・リリス・リッター...ケイト・ブランシェットスタンの運命を大きく変える心理学博士。スタンのショーを見たその日に読心術のからくりを見抜いたリリスはスタンから霊視術でともに打って出ないかと持ちかけられ、不敵な笑みを見せながらも手引をすることに...。・モリー...ルーニー・マーラカーニバルの出し物のひとつで“どんな電圧をも吸収する淑女・エレクトラ”として人気を集める女芸人。スタンと結ばれ、大都会へと旅立つ。裏の顔や隠さざるを得ない秘密を抱えた訳ありの人間が多いカーニバルで、唯一の良心といえるほど純粋な心を持ったキャラクター。そんなモリーはスタンの才能を信じ、自分の運命を賭け、見世物の世界で育ったゆえのタフさと柔軟性で献身的にスタンを支えようとする。演じるのは『ドラゴン・タトゥーの女』と『キャロル』で真逆のキャラクターを演じ、2度のアカデミー賞候補となったルーニー・マーラ。・ジーナ...トニ・コレットタロットの達人で、カーニバルでは透視術師として活躍。スタンが助手を務めていた。・ピート...デヴィッド・ストラザーンジーナとかつて読心術師コンビで名を馳せていた人物。スタンの懇願で、秘伝の読心術を教えようとする。・コートリー...ウィレム・デフォースタンの素質を見極め、カーニバルに引き入れる見世物小屋の客引き。・ブルーノ...ロン・パールマンモリーのお目付け役でカーニバルでは怪力男ブルーノとして知られる。・グリンドル...リチャード・ジェンキンス霊視術をはじめたスタンが目をつけた、過去に傷を持つ大富豪。・フェリシア...メアリー・スティーンバージェン同じくスタンに目を付けられた、最愛の息子を亡くした人物。ギレルモ・デル・トロ監督「今の時代の不安を反映した映画」ニューヨークのワールドプレミアにて、ギレルモ・デル・トロ監督は「(この映画は)ウィリアム・リンゼイ・グリシャムの素晴らしい小説に基づいている。ノワール小説は時折、社会不安の時代に現れるドラマなんだ。時代を反映している。私たちは時代ドラマであると同時に、ノワールを今、再解釈する映画を作ろうと思ったんだ。」と、今回の題材にチャレンジした理由をコメント。ストーリーについては、「この映画は真実、嘘、大衆迎合や詐欺、何かにすがりつきたい人々を描いている。ひとつの不安の時代の形なんだ。少なくとも我々が感じた、今の時代の不安が反映されている。」と語っている。第94回アカデミー賞4部門にノミネートなお、映画『ナイトメア・アリー』は、第94回アカデミー賞にて作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞の4部門にノミネート。ギレルモ・デル・トロ監督作品がアカデミー賞のノミネートされるのは、映画『シェイプ・オブ・ウォーター』で4部門を受賞した第90回アカデミー賞以来となる。衣装にも注目アカデミー賞にノミネートされた衣装デザインを手掛けるのは、ルイス・セケイラ。「この映画はカーニバルの場面だけで合計で242回の衣装替えがあった。街の場面だけでも100回以上だ。大量の衣装を用意したよ」と衝撃のエピソードを明かしている。キャラクターのイメージやシーンに合わせて選び抜かれた衣装に注目だ。映画『ナイトメア・アリー』あらすじ成功への野心溢れる青年スタンがたどり着いたのは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座。そこで出会った読心術の達人から技を伝授されたスタンは、“感電ショー”で人気者だったモリーを誘ってショービジネスの世界での成功を目指して大都会へと旅立つ。やがてスタンは人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップのショーマンとなり、豪華なホテルのステージで上流階級の人々から拍手喝さいを浴びる日々を送る。だが、心理学博士のリリス・リッターとの出会いが、スタンの運命を大きく変えていく。さらなる野望のその先に待ち受けていた、想像もつかない闇とは──?【詳細】映画『ナイトメア・アリー』公開日:2022年3月25日(金) ※2月25日(金)公開予定だったが延期となった。監督:ギレルモ・デル・トロ出演:ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ルーニー・マーラ、ロン・パールマン、デヴィッド・ストラザーン配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2021年09月24日ギレルモ・デル・トロがアカデミー賞4部門を受賞した前作『シェイプ・オブ・ウォーター』に続き、再びサーチライト・ピクチャーズとタッグを組んだ最新作『Nightmare Alley』が邦題『ナイトメア・アリー』として、2022年2月25日(金)に日本公開決定。併せて、場面写真とティザー予告が解禁された。デル・トロ監督が映画化に挑むのは、1946年に出版された伝説的傑作といわれるノアール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」。1947年にはエドマンド・グールディング監督によって『悪魔の往く町』というタイトルで映画化されるなど、いまも名作として語り継がれる題材を、前作『シェイプ・オブ・ウォーター』で極めたデル・トロ監督ならではの唯一無二の世界観と豪華極まりない映像で観るものを誘う、全世界待望のサスペンス・スリラー大作となっている。解禁されたティザー予告は、ショービジネスでの成功を目指す、野心溢れる青年スタンがバスから降り立つ様子から始まる。たどり着いたのは、人間とも獣ともつかない生き物を出し物にする、華やかさと怪しさに満ちたカーニバルの世界。スタンは読心術を身につけ、ショービジネスの世界をその才能と魅力と共に駆け上がっていくが、その先には予想もつかない栄光と闇が待ち受けていた。華やかなファンタジーと、奇妙で不穏な空気に包まれたデル・トロ監督でしか創造できない映像世界が展開されていくことがうかがえる。野心溢れるスタンを演じるのは俳優として4度のアカデミー賞ノミネートを誇る、ブラッドリー・クーパー。スタンの前に現れる謎めいた女性精神科医を演じる2度のオスカーに輝くケイト・ブランシェットをはじめ、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーンといったオスカー常連の名優に加え、デル・トロ作品に欠かせないリチャード・ジェンキンス、ロン・パールマンといった超豪華な顔ぶれが集結している。デル・トロ監督渾身の作品、監督、脚本、さらに最高に豪華極まりないキャスト陣はもちろんのこと、撮影、音楽、衣装、美術など、数多くの部門ですでにアカデミー賞最有力との呼び声も高く、デル・トロとサーチライト・ピクチャーズの再タッグに期待がかかる。『ナイトメア・アリー』は2022年2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイトメア・アリー 2022年2月25日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年09月23日ギレルモ・デル・トロ監督による最新作『Nightmare Alley(原題)』が、邦題『ナイトメア・アリー』として、2022年2月25日(金)に日本公開することが決定した。併せて場面写真とティザー予告が解禁されている。デル・トロ監督が映画化に挑むのは、1946年に出版された伝説的傑作といわれるノワール小説『ナイトメア・アリー 悪夢小路』。1947年にはエドマンド・グールディング監督によって『悪魔の往く町』というタイトルで映画化されるなど、今も名作として語り継がれる題材を、前作『シェイプ・オブ・ウォーター』で極めた、誰も真似のできないデル・トロ監督独自の世界観と豪華極まりない映像で観るものを誘う、全世界待望のサスペンス・スリラー大作だ。公開されたティザー予告はショービジネスでの成功を目指す、野心溢れる青年スタンがバスから降り立つ様子から始まる。たどり着いたのは、人間とも獣ともつかない生き物を出し物にする、華やかさと怪しさに満ちたカーニバルの世界。スタンは読心術を身につけ、ショービジネスの世界をその才能と魅力と共に駆け上がっていくが、その先には予想もつかない栄光と闇が待ち受けていた。華やかでファンタジーさもありながら、奇妙で不穏な空気に包まれたデル・トロ監督でしか創造できない映像世界が展開され、期待の膨らむティザー予告に仕上がっている。野心あふれるスタンを演じるのは俳優として4度のアカデミー賞ノミネートを誇る、ブラッドリー・クーパー。スタンの前に現れる謎めいた女性精神科医を演じる、2度のオスカーに輝くケイト・ブランシェットをはじめ、トニ・コレットやウィレム・デフォー、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーンといったオスカー常連の名優に加え、デル・トロ作品に欠かせないリチャード・ジェンキンス、ロン・パールマンといった超豪華な顔ぶれが一同に会した。『ナイトメア・アリー』2022年2月25日(金)日本公開
2021年09月23日ギレルモ・デル・トロ監督のサイコスリラー『Nightmare Alley』(原題)の予告編が公開された。今作は1946年に出版されたウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説「Nightmare Alley - 悪魔の往く町」を映画化したもので、1947年にも映画化(タイロン・パワー主演)されている。キャストはサーカス団の一員で、読心術を学び金持ちをだますようになる主人公のスタントン・カーライル役にブラッドリー・クーパー、スタントンをペテン師だと見破る精神科医のリリス・リッター役にケイト・ブランシェット、スタントンの恋人兼アシスタント役にルーニー・マーラ。ほかにもウィレム・デフォー、トニ・コレット、リチャード・ジェンキンスなど、賞レースの常連がずらり。予告編は、音声はウィレムによるナレーションのみで、映像は奇妙かつ怪しげな雰囲気。ブラッドリー演じるスタントンがサーカス団に加わって読心術を学び、ケイト演じるリリスに出会う様子などが描かれている。最後はスタントンが、火の手が上がる部屋の中央で椅子に座って目を閉じている姿が映し出される。1分30秒強の動画の中で、キャストのセリフはないが、だからこそリリスの高笑いだけが不気味に映えている。映画ファンも「ケイト・ブランシェット(リリス)の笑い声が頭から離れない」「この笑い声を聞くだけで、ケイトのキャラクターは危険だということがわかる」とコメントを寄せている。『Nightmare Alley』は、デル・トロ監督にとってアカデミー賞の作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』以来4年ぶりとなる長編監督作。12月17日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2021年09月17日