過去を振り返ると「あの日が運命の分かれ道だったな」と感じることがありませんか?これから過ごす未来の日々も、後から思えば運命の日なのかも知れません。あなたにとって10月の運命の日はいつなのか、チェックしてみましょう!今回は、「【星座別】10月、「運命の3DAYS」」を、おひつじ座〜おとめ座を前半、てんびん座〜うお座を後半としてお送りします。■おひつじ座おひつじ座さんの運命の3DAYSは、5日、15日、25日の5がつく日。気になる彼からの積極的なアプローチがありそうです。このタイミングを逃すと、次のチャンスまで2ヶ月くらいかかりそう。■おうし座おうし座さんの運命の3DAYSは、10日、11日、12日の連続する3日間。これまで温めていたアイデアをスタートする時がやってきます。頭のなかで整理がつかなかった事が、パズルのピースがはまるように形になりそう。■ふたご座ふたが座さんの運命の3DAYSは、9日、17日、26日。苦手意識があった女性の先輩や上司から褒めてもらえそう。実はあなたが頑張っている様子を、口には出さずに見守っていたようです。■かに座かに座さんの運命の3DAYSは、6日、7日、8日の連続する3日間。ずっと願っていたことがこの日に大きな局面を迎えそう。準備万端にしておくこととアンテナを張っておくことをお忘れなく!■しし座しし座さんの運命の3DAYSは、2日、16日、21日。抱えていた悩みが解消して次のステージへと進むことができそうな日です。しばらく会っていない人からの連絡でトントン拍子に進むことに。■おとめ座おとめ座さんの運命の3DAYSは、4日、14日、24日の4がつく日。こんな人とずっと一緒にいたい、と思い描いていた理想のタイプとの出会いがありそう。積極的にアプローチするのが吉!(ふう_/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年09月27日年少さんのころと比べて減った、娘の自由すぎる行動年中さんになった娘は激しい登園拒否もなくなり、私自身朝が憂うつになることはなくなりました。とはいえ、毎朝「幼稚園やだ!」と床にゴロゴロ転がり、結んだ髪がぐちゃぐちゃになることは日常茶飯事。それでも玄関や教室の前で泣き喚くことは一切なくなりました。あるとき娘はこう話していました。Upload By とまぱんUpload By とまぱん年中さんになって床にゴロゴロしながら自由に歌ってはいけないと気づいたのか、集団生活によってとまちゃんの自由さが控えめになったのかは分かりませんが、今は大人しいそう。以前は娘が自由な行動をしていると、なるべく目立たないようにしてくれ!と祈っていましたが、それが減った今、安堵と同時に少し寂しさも感じ、複雑な気持ちになりました(笑)。被害妄想が強い?娘の考え方に新たな不安が年中さんになってたくさん成長した娘ですが、新たに少し気になることが出てきました。それは娘の被害妄想。とある遊び場のボールプールで子どもが何人か遊んでいました。娘もボールプールに入ろうとし...。Upload By とまぱんUpload By とまぱんとまちゃんが入ったタイミングで、ほかの子たちは別の遊び場へ行ってしまいました。娘が来たから行ってしまったのではなく、たまたまだったのですがとまちゃんは「なんでみんな行っちゃったのかな」と不安そうな顔になりました。恐らく娘は「みんな自分のことが嫌いでどこかに行ってしまったんだ」と思ったのでしょう。その後もそのような場面が何度かあり、娘はその都度不安になっていました。発達障害グレーゾーンの子どもは状況を読む力が弱い?以前読んだ本に、境界知能や発達障害グレーゾーンの子どもは「周囲の状況を読み取る力が弱い傾向がある」と書かれていて、たしかに当てはまるかもしれないと思いました。例えば先ほどのとまちゃんの場合。たまたまとまちゃんが来たタイミングで、みんながほかの遊び場へ行っただけなのですが、とまちゃんは自分が来たからみんな逃げたと思い込んでしまいました。状況を読み取る力が弱い傾向があるとまちゃんは「ほかのお友達はボールプールでたくさん遊んだので、次は別の遊び場へ行った」など行ってしまったほかの理由が考えられなかったのでしょう。「みんな私が嫌いなんだ」という一択しか考えられていませんでした。とはいえ、まだ4歳。状況を読み取るのはまだまだ難しいのかもしれません。むしろ大人な私でさえもついつい被害妄想をしてしまいます。幼稚園で挨拶を交わすお母さんや先生たち。私は嫌われてるのでは、と度々思ってしまうのでとまちゃんの考え方は全く他人事ではなく(笑)。娘の発達について勉強していると、よく「あれ、私もグレーゾーンかな」と思うことが多々あります。状況を読み取る力を育むには?本にはアドバイスが書かれていました。何かあったときには「自分の勘違いかもしれない」ともっと考える習慣をつけさせるといいそうです。お友達が行ってしまったのはほかに理由があったのでは、と一緒に考えてあげる。もしくは日記などに出来事や気持ちを書かせて確認させるとよいそう。書かせるのはまだ難しいので、今度娘が偏った考えをしたときは一緒にほかの理由を考えてあげようと思いました。そして、自分自身が被害妄想をしてしまったときは文に書いて見ようと思います(笑)。Upload By とまぱん参考:境界知能とグレーゾーンの子どもたち|宮口 幸治 (著), 作画 佐々木昭后(著)執筆/とまぱん(監修:初川先生より)とまちゃんが被害的に受け取ってしまう傾向を感じ取り、そこに心配されているのですね。とまちゃんはまだ4歳ですので、周囲の状況を客観的に理解することに難しさがある段階ではあります。ただ、傾向として、“自分が嫌われているから”が第一選択肢に上がりやすいのでしょう。とまぱんさんが試みようとされているように、違う理由を考えてみることは、視野を広げ、さまざまな可能性を案出する力を育むという意味で、とても良いはたらきかけです。とはいえ、まだまだ幼いので、とまちゃんがほかの選択肢を思い浮かべることが難しいとは思います。まずは大人の側が、「こうかもしれないし、こっちかもしれない」とさまざまな可能性を教えてあげるつもりで案出のお手伝いをするのが良いでしょう。長期的な視点に立つと、大人になればなるほど、対人関係の状況は複雑化し、相手がどんな思いで何をしているかは相手に聞いてみないと分からない(どれほど考えても、こちら側からは分からない)ことも多くなってきます。そういう意味で、自分がつらくなりすぎない捉え方というものを自分で案出できることは大切なことです。そのための準備としても、「そうとは限らないよ、例えばこんなこともあるかも!」とさまざまな可能性を教えてあげてください。
2022年09月23日「娘は話せるようにならないの?」娘に先天性の重度障害があると宣告されて「一生意味のある言葉を話せるようにはならないでしょう」「歩けるようになるかも分かりません」大学病院で、娘に先天性の重度障害があると宣告されたのは、2歳になる少し前のことでした。突然の診断に、母である私はなかなか受け入れることができませんでした。そのころの娘は、地域の保育園に通っていました。障害が分かったころに思ったことの一つに「運動会に出るのが嫌だな」ということがありました。娘の通っていた保育園は、一人ひとりに見せ場をつくるとても素敵な運動会を行う園でした。それゆえに、上手く歩けるようになるかも分からない娘が、たくさんの保護者の前で見世物にされるような気持ちになってしまったからです。Upload By ユーザー体験談保育園でのあたたかい対応。だんだんと心に変化がそんな否定的な気持ちになっていた私ですが、障害が分かったあとも、保育園で分け隔てなくあたたかく育てていただいている中で少しずつ思いが変わってきました。同じ疾患のお友達の中には「運動会に出ないでほしい」「遠足には連れていけない」と園から拒否されてしまうとか、幼稚園などでは「階段を一人で登れない子どもは受け入れられません」と入園自体拒否されてしまったという話しを聞くこともありましたが、娘の通っていた園は「どうすれば娘も一緒に参加できるか」を考えて遠足や宿泊学習の行き先も調整してくれました。例えば、園では幼児クラスになると山登りに行くのが恒例でしたが、山道を歩くのが難しい娘のことを考えて、ケーブルカーのある山に行き先を変えてくれたので、車いすでも参加できました。クラスのお友達とは山頂で待ち合わせて一緒にお弁当を食べたり散策ができました。睡眠障害があるので宿泊学習はいけないのではないか、と思っていたのですが「お母さんは付き添わないで大丈夫です」と断言され、安心して預けることができました。時には、担任の先生の何気ない「娘には無理だろう」という考えが前提の行動に対して、ほかの保護者が保護者会で問題提起をするなど…ママ友たちにも恵まれました。意味のある言葉は話せず喃語だけの娘に対し、仲良しのお友達は、娘が「ままままま」というと「ままままま」と逆模倣をしてくれ、なんだか楽しいらしく笑いあっていたりもしました。特別支援学校に入学後は、発語自体あまりしなくなってしまいましたので、保育園時代、逆模倣をしてくれるお友達に恵まれていたころが一番宇宙語を話していた気がします。Upload By ユーザー体験談数年前の気持ちが嘘のように。年長になった娘の運動会を見て娘の障害が分かって4年、年長さんの運動会のときは、数年前に「運動会に出したくない」と思っていたことが嘘のように楽しみにしている私がいました。リレーに出場するのは(歩行が安定しないので)難しい娘には、「白と赤のバトンを第1走者に渡す」係を与えてくれ、娘が渡したのを合図にリレーがスタートするという演出!年長組の徒競走は100メートル走のコーナーありのコースなのですが、娘は特別に50メートル走の直線コースにしてもらい、(一度自分の回は走り終えたあと)一緒に走りたいと言ってくれたクラスメート数名と走り(歩き)、一緒にゴール。観客の保護者からも園児からも盛大な拍手をもらい、ニコニコの娘の姿が輝いて見えました。Upload By ユーザー体験談現在の気持ちと支えになった園長先生の言葉今は、すっかり図太くなった私。障害が分かってすぐのいちばん落ち込んでいた時期に、たくさんの人が支えてくれ、一緒に育ててくれたからこそ、闇におちることなくすぐに浮上し、ゆっくりだけど愛しい娘の成長を味わえるようになったのだと思います。保育園の園長先生に言われた「一緒に育てていきたい」という言葉。勤務先の人事の人から言われた「私たちは〇〇さん(私)の応援団です」という言葉。そして、言葉だけでなく、行動でも実践し、支えてくれたこと。その恩に報いるよう、これからも前向きに、そして人に役立つことをしながら生きていきたいな、と日々思っています。Upload By ユーザー体験談イラスト/taekoエピソード参考/あっきー(監修:井上先生より)医師から診断を告げられたことはとてもショックだったと思います。しかし、園の先生方を中心にさまざまな配慮や工夫の中で子どもさんの可能性を引き出してくれたことがクラスメイトの関わり方にも周りの保護者たちにもそして何より親御さんたちに前向きな気持ちと勇気を与えてくれたのだと感じました。子どもの障害をどう捉えるかによって周りの人たちが大きく変わっていくことを実感されてこられたのだと思います。娘さんがクラスにおられたことが娘さん自身にも、そして周りの子どもたちにもお互いに大きな成長に繋がったのではないでしょうか。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは新たに「パートナー(夫婦関係)」「進学、受験」などを追加しました!その他「祖父母や親戚関係(帰省含)」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」「自傷」「学習」「不登校」なども引き続き募集中です。パートナーなどとの意見の相違、受験や進学での予期せぬトラブル、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年09月18日初めて発達検査を受けることになって…Pが初めて発達検査を受けたのは2歳のころでした。受給者証を取得するために、保健センターで新版K式発達検査を受けたのですが、初めての場所で初めての人と受ける検査は、Pにとってはハードルが高かったようでした。その日は検査をほとんどやろうともせず、測定不能で正確な数値を出すことができませんでした。そもそも、そのときはまだ2歳だったこともあり、この先の成長の可能性を考えると、初めての発達検査だけでは、Pの障害の程度を正確に把握することはできなかっただろうと思います。Upload By みん発達検査をまともに受けることができなかった。3歳、4歳のころは、まず検査を受けるまでが大変でした。初めての検査は保健センターで受けたのですが、その後は療育手帳を取得するときと更新するときには子ども家庭センターで、そしてそれ以外では療育園で担当の心理士さんが検査をしてくれていました。検査の度に毎回場所も人も変わるので、自閉スペクトラム症のあるPにとっては慣れない環境で長時間座って検査をすること自体が難しいものでした。そして検査を受ける度に数値は下がり、知的障害の程度は2〜3歳では軽度だったのですが、4〜5歳では中度になりました。最初は結果に落ち込むこともありましたが、徐々に結果に一喜一憂しなくなっていきました。私は「どうせPはまともに検査を受けることができない」と最初から諦め、いつからか発達検査をすること自体にあまり意味を感じなくなってしまっていました。Upload By みん発達検査をすることにあまり意味を感じなくなったけれど…でも、その考えが変わったのが、Pが6歳になって受けた療育園での最後の発達検査です。担当の心理士の先生が、Pがスムーズに検査を受けるためにはどのようにすれば良いのか?と考え、検査の前に検査の環境を整える準備をしてくれていました。そして、P自身も6歳になって、ある程度座れるようになり、視覚支援や順番も理解できるようになっていました。見通しが立つと検査に対して不安もなくなるのか?いつも以上にスムーズに検査を受けることができていました。Upload By みん発達検査は何のためにする必要があるのか?をやっと実感できた。このときの検査の結果はまた下がって重度知的障害となってしまったのですが、心理士の先生の工夫と、それに応えられるようになったPの成長がうれしくて、中度から重度になってしまったことよりも、やっと発達検査で正確な数値が出たと感じられたことが、とてもうれしかったです。幼いころに1回だけ検査を受けて、その検査結果の良し悪しで、わが子の発達の程度に必要以上に不安になったり、逆に安心してしまったりする場合があると聞きます。かつての私のように、発達検査の結果で落ち込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、検査を1回や2回受けただけでは、その後の正確な発達の程度を知ることができないので、継続的に検査を受けていくことが必要だと思います。現在の子どもの発達を親が正しく把握することで、周りの人たちと共に「今の子どもにとってより良い支援へとつなげる」ということが大切なのではないでしょうか。発達検査を受ける意味がなかなか分からなかった私も、やっと発達検査の意味と大切さが分かるようになった気がします。執筆/みんUpload By みん(監修:井上先生より)幼児期の発達検査は変動が大きく、その日の体調や気分によっても変わってくると思います。最後に受けた検査場面のように、検査の進め方を視覚的な支援によって見通しをつけてもらうだけで、本人の不安は軽くなり、検査に集中できたと思います。検査結果は、苦手なところだけに注目するのではなく、できているところ、本人の中でも得意なところにも着目して、その能力を活かせるような活動を考えていくことで、自信もついてくると思います。
2022年09月16日大勢の中でいろいろな刺激を受けるけれど…親御さんや学校の先生と特別支援教育の話をしていると、「この子に通級指導教室や特別支援学級が合うのも分かりますが、通常学級で大勢の中に入ったほうが、いい刺激を受けるんじゃないですか」と言われることがあります。確かに大勢と交流すれば、いろいろな刺激を受けます。しかしその中にはプラスの刺激もあれば、マイナスの刺激もあります。発達障害のある子どもは、通常学級にいると「自分だけ、ほかの子たちと何かが違うぞ」という違和感を持つことがあります。通常学級では、同級生はだいたいみんなできているのに、自分だけうまくいかないという経験をすることがしばしばあるのです。そういう経験を刻々と積み重ねていくと、学年がある程度上がったときには、孤立した感覚を味わうようになります。集団に入って刺激を受けようとした結果、むしろ孤立感を増して、「どこにも居場所がない」と感じてしまう子どももいるわけです。通常学級で、発達障害のある子どもが同級生と同じ課題に頑張って食らいついて、ついていこうとするのは、間違っています。そうではなくて、親や先生が頑張って情報共有をして、その子が参加しやすい課題を用意するべきです。通常学級で十分に対応することが難しければ、特別支援教育の仕組みを活用して、子どもの居場所をしっかりと用意するべきでしょう。大人がやるべきことは、学習以前の段階で、子どもに無理な努力をさせることではないはずです。小学校で通常学級にいれば、確かに多くの子どもたちと交流できます。授業や行事などを通じて「いい思い出」をつくることもできるでしょう。しかし、大勢との交流には「いい刺激」もあれば、そうではない刺激もあります。発達障害のある子どもの場合、大勢の中ではマイナスの刺激を受けることも多いと感じています。「悪い思い出」ができて、それをずっと忘れられなくなる子どももいます。「通常学級にいればいい刺激」は幻想私は、「通常学級にいれば、いい刺激を受けられる」という考え方は、幻想だと思っています。親御さんや学校の先生が「面倒見のいい子もいるので、通常学級でも大丈夫ですよ」などと言うこともありますが、そのような考え方は甘いと思います。そんなふうに、同年代の友達に過度な期待を寄せてはいけません。小学校低学年くらいであれば、まだみんな無邪気ですから、同級生が困っていたら助けようとする子どもも多いです。しかし学年が上がり、子どもたちが思春期を迎えると、そのような場面は減っていきます。基本的には、思春期の子どもたちは、気の合う相手を選んでつき合うようになります。そのとき、個性的で目立つ子どもは、ほかの子どもたちから敬遠されることがあります。個性的な子どもは、みんなが成長していく過程で、グループの中で浮いてしまうことがあるのです。そのような状況になったとき、子どもはそこを「自分の居場所」だと感じられるでしょうか。大人は、子どもの同級生にサポートを期待するのではなく、自分たちで発達障害のある子どもをサポートする用意をしておく必要があります。子どもが受ける「いい刺激」についてもう少し言っておくと、私は、発達障害のある子どもが通常学級に参加したときに「いい刺激」を受けるのは、どちらかというと周りの子どもたちだと思っています。通常学級には、基本的に「学校の標準」をこなせる子どもたちが集まります。通常学級は平均的な子どもの集団になりやすいわけです。そこに発達障害のある子どもが参加して、ほかの子どもたちと違う部分が目立った場合には、発達障害のある子どもが刺激を受けるというよりは、むしろ通常学級のほかの子どもたちが「多様性」を実感しやすくなります。私は通級指導教室や特別支援学級、特別支援学校の中でも子どもたちは「いい刺激」を受けていると思っています。発達障害のある子どもはマニアックな趣味を持っている場合も多いのですが、通常学級よりも通級指導教室や特別支援学級のような場のほうが、趣味の合う子が見つかりやすい場合もあります。上手な先生がそういうところに注目して、気の合う子どもを組み合わせてクラス分けをしていることもありました。そういう例をよく見ていたので、親御さんから「通常学級に入ったほうが、いい刺激を受けるのでは」と聞かれたときには、むしろ通級指導教室や特別支援学級のほうが「いい刺激」を受けて「いい仲間」ができることも多いという話をすることもあります。自分が納得できる選択肢を取るのが一番ただ、誰かにすすめられたことを渋々やってみたときには、それがうまくいっても失敗しても、すっきりしないことがあります。みなさんが、「小1の4月から特別支援教育を受ける」ということにいま一つ納得できないという場合には、ご自身が納得できる選択肢を取ってほしいと思います。お子さんが通う可能性のある学校や学級を、一緒に見学させてもらい、お子さんがどこに通いたいと思うかを確かめてみてもよいでしょう。「本田がそう書いていたから」というだけの理由で支援を受けることは、おすすめしません。そうではなく、基本的にはお子さん本人の意思を大切にしながら、本人がまだうまく判断できないところについては、親御さんがお子さんのために必要だと思うことを、納得して選ぶようにしてほしいと思います。
2022年09月11日発達ナビユーザー200名以上が回答!『バックインウォレット』『透ける収納ボックス』どんな風だったらもっと使いやすい?2022年6月に発達ナビユーザーのみなさま200名以上にご回答いただいた詳細アンケート結果を参考に、2アイテムをフェリシモCCPで企画スタート。応募いただいたユーザーさまへモニター実施中です。商品化候補決定!「物忘れ、片づけをサポート」するグッズをつくりたい!ご意見大募集【発達ナビ×フェリシモCCP】発達障害フレンドリーなグッズづくり第4弾 モニター募集もUpload By 発達ナビ編集部「財布やかぎなど、外出に必要なものを何かと忘れがち」というアンケートのお声から、必要なものをひとまとめにし、さらに中が見える『バッグインウォレット』を企画しています。【商品の特徴】・メッシュ素材なので中身が見やすく管理がしやすい・開けるとじゃばらに開くポケットで、小銭や鍵などすっきり収納できて取り出しやすい・キーリールをつけられるループやマチつきポケットで、かぎや交通カードをスムーズに取り出せるストラップをバッグの持ち手につけたいかどうかのアンケート結果回答は同じくらいの比率でした。特に、つけなくてもいいとの回答には「お子さまが使う(小学校以上)」とされていた方が多かったですUpload By 発達ナビ編集部ハンカチ、ティッシュが入るオープンポケットについてのアンケート結果コロナ禍でハンカチを使う機会が増え、バッグの中からハンカチを探し出すのが大変というお声も多くありました。定位置をつくったうえで、取り出しやすいポケットをと考えています。Upload By 発達ナビ編集部また、アンケートに答えてくださった方々の内、使用するならどなたですか?という質問に対して本人…69.0%、子ども…69.0%、父親・母親…8.5%、配偶者…5.4%という結果になりました。(複数回答有り)Upload By 発達ナビ編集部「自分の視界から消えるとその存在を忘れてしまう」というお困りごとを解決するために、メッシュ生地で中が透けて見える「収納ボックス」を企画開発中です。目に入る場所に置いておくことで「忘れない習慣」を目指しています。〈商品の特徴〉・中身が透けて見えるメッシュ生地・中身が飛び出ないようにお薬袋を立てたまま入れられるサイズ感・間仕切りは、量に合わせて面ファスナーで位置を自由に調整できる・アイコンカードを入れられ、何が入っているか誰の物かが分かりやすい収納ボックスの中の間仕切りについてのアンケート結果固定されているもの…35%、面ファスナーなどで位置調整ができるもの…65%と、位置調整ができるものに票が多く入りました。Upload By 発達ナビ編集部また、アンケートに答えてくださった方々の内、使用するならどなたですか?という質問に対して子ども…69.2%、本人…49.6%、父親・母親…8.5%、配偶者…6.8%、その他…1.7%という結果になりました。(複数回答有り)そのほか寄せられたお声・間仕切りは複数枚欲しい・薬を袋ごと入れて使うとしたら、三姉妹分(可能なら夫の分も)個人で仕切れたら助かる。しかもこのボックス一つで納まると助かる・大きいものを入れたりしたいから、仕切りは調整できる方が良いアンケートにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。アンケート結果からよりよいアイテムになるよう検討を重ねていきます!発売は2023年3月中旬ごろを予定。完成を楽しみにお待ちください!また欲しい!の声が続出、2つの完売アイテムがリニューアルしてこの秋に再登場!発達ナビとフェリシモCCPがコラボし、完成した商品の中でも大人気なアイテム2つが、パワーアップして登場!コラボ第1弾で登場し、再販リクエストが非常に多かったリュックインナーが大人なカラーリングになってかえってきました。リュックを開いたときに中身が一目瞭然で見えるつくりにこだわっていることはもちろん、出し入れ時に迷わないアイコンカードが便利です。整理整とんがしやすいリュックで、忘れんぼうさんも快適に過ごせるようになるはず!Upload By 発達ナビ編集部※ボタンをクリックすると発達ナビのサイトから株式会社フェリシモのサイトに遷移しますコラボ第2弾で開発されたタスクチェッカー。こんなのが欲しかった!というお声が続出したアイテム。いつものルーティンを見える化して、「できたこと」をその都度確認できるチェッカーです。今回のリニューアルでは、紙からプラスティックへの素材変更で、より丈夫になりました。これで不器用さんも安心。鞄の中に入れるなどしても何度でも使えます!Upload By 発達ナビ編集部※ボタンをクリックすると発達ナビのサイトから株式会社フェリシモのサイトに遷移します今回発売リニューアルした商品以外にもさまざまなコラボ商品があります。ぜひご覧ください!※ボタンをクリックすると発達ナビのサイトから株式会社フェリシモのサイトに遷移します
2022年09月10日秋の気配を感じる9月に入り、素敵な出来事に期待している人は多いのでは?恋愛面で9月の運命的な日がいつになるか、12星座ごとにまとめてみました。今回は、12星座別「9月、運命の3DAYS」を、前半はおひつじ座〜おとめ座、後半はてんびん座〜うお座としてご紹介します!■おひつじ座おひつじ座のあなたの運命の3DAYSは、2日、18日、22日とばらつきがあるのが特徴です。この日は恋愛面でドキッとする出来事が起こりやすく、好きな彼からアクションがあるかも。もし食事などのデートに誘われることがあったら、おしゃれをして出かけましょう。■おうし座おうし座のあなたの運命の3DAYSは、19日、20日、21日の連続3日間となります。なかなか進展せずに悩んでいた片思いは、この日良い方向へ進むことになりそうです。恋に奥手なあなたですが、この日はなるべく積極的な行動を心がけると良さそう!■ふたご座ふたご座のあなたの運命の3DAYSは、5日、25日、30日とばらつきがあるのが特徴です。好きな彼がいるならば、この日に彼に連絡をしてみたりデートに誘ってみてはどうでしょうか。この3日間は運気があなたに味方して、ハッピーに過ごせそうな予感。■かに座かに座のあなたの運命の3DAYSは、9日、19日、29日と9のつく日になります。恋人がいる人は、ちょっと遠出をして二人で日帰り旅行に出かけるのがオススメです。一緒に楽しく、そして濃密な時間を過ごすことで更に彼との絆が深まることになるでしょう。■しし座しし座のあなたの運命の3DAYSは、13日、14日、15日の連続3日間となります。フリーの人はこの日に心がときめくような出会いがあり、恋をすることになりそう。出会ってすぐに気持ちが燃え上がり、一気に関係が進展して彼とラブラブな関係になるかも。■おとめ座おとめ座のあなたの運命の3DAYSは、4日、14日、24日と4のつく日になります。この日は突然思いがけない告白を受けるなど、ドキドキする出来事がありそうです。この三日間は運気が高まっており、波長の合う人を引き寄せやすいのでまずは彼とお友達になってみては。(コスパームーン/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年09月08日5年前、迷いに迷った在籍クラス。広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、小学6年生。来年の春には、中学校に進学します。現在、特別支援学級に在籍している娘ですが、特別支援学級へ籍を置くようになるまで、いろいろありました。小学1年生のときは、通常学級に在籍していたのですが、友達とのトラブル、授業についていけない、担任からのできないことに対する指摘など、本当にいろいろありました。2年生からの進級先をどうするか決めるときは、親としてたくさん悩んだし、考えて考えて、迷って迷って…頭を抱えました。Upload By SAKURAもうこれ以上考えようがないというところまで考え尽くし、結局最後は「娘が笑顔でいられる道」にしようと思い、2年生から、特別支援学級に在籍することにしました。Upload By SAKURA高学年になったら、通常学級に・・・そう思っていたけれど。当初私は、特別支援学級の在籍は一時的にして、「5、6年生ぐらいまでに通常学級に戻れたらいいな」と考えていました。もちろん絶対そうしよう!と決めていたわけではありませんが、目標があったほうが、私も娘も具体的な療育に取り組みやすいと思っていました。そのため、中学校からの特別支援学級は、あまり考えていませんでした。Upload By SAKURAしかし、2年生、3年生、4年生と特別支援学級で過ごしていくうちに…私の考えは変化していきました。娘にぴったりだった特別支援学級の学習方法。娘は、2年生からずっと、国語と算数だけ特別支援学級で受けています。勉強する場所は違いますが、授業内容は通常学級と同じ内容です。発表などの授業のときは、通常学級でみんなと一緒に行いますし、テストも通常学級と同じものを受け、同じ判断基準で成績表もつけられます。特別支援学級で受ける授業は、娘に合っていたようで、成績はどんどん上がり続け…Upload By SAKURAテストはほとんどが90点台。100点を取ってくることもよくありました。クラスで上位の成績になり、みんなの前で点数を褒められることもありました。娘は、視覚優位で、耳から情報収集は苦手という特性があり、大勢の中で授業を受けると、先生の指示や授業内容をしっかり聞き取ることができません。しかし、特別支援学級で先生と一対一の授業をすると、先生の言ったことがしっかり頭に入ってくるようで、テスト前に特に勉強をしなくても、しっかり答えられるのです。Upload By SAKURA5年生のときの面談で、特別支援学級の先生に…「あーさんは本当に素直に教えたことが響く子です。目を見て、面と向かって教えれば、とても理解も早いです」と言われました。私はこの話を聞いて、「娘の理解しやすい授業スタイルをわざわざ崩すことはないのではないか」と思いました。Upload By SAKURA娘の希望は・・・?念のため、娘に中学校から在籍クラスをどうするか聞いてみると…Upload By SAKURA娘は中学校からも特別支援学級の在籍を希望しました。小学1年生のときは娘は特別支援学級の意味もよく理解しておらず、本心は聞けず…結局、私たち親が決めました。しかし、今回はしっかりとした希望を聞くことができました。もう…自分の意志もしっかりある。今の娘を見ながら、1年生のころの娘を思い出していると感慨深いものがありました。Upload By SAKURA発達テストを受け、診断書も書いてもらえた!中学校からの特別支援学級は、6年生の夏までに決めなければなりません。私はさっそく、動き始めました。判断基準にするため、そして発達外来で診断書をもらうため、発達テストを受けました。Upload By SAKURA結果、IQは平均値で正常でしたが、言語理解(言葉を理解して伝える力)は、平均値より低く、ワーキングメモリー(記憶する力)は、かなり低く、「特に耳で聞いて覚えることが苦手で、口頭の指示で複数のことを言われると、混乱する」ということでした。私たちの認識している通りでした。発達外来の先生からも「少人数制の授業はふさわしい」という診断書をもらい、学校に提出。まだ決定までいっていませんが、少しずつ動いています。Upload By SAKURA娘にとって、一番いい選択。今回の娘の進学先の決定に、迷いはなく、5年前のように、「通常学級のほうがいいのではないか」という考えは全くありませんでした。それは、特別支援学級で過ごした5年間が娘を成長させてくれたことを実感していたからでした。在籍場所にこだわる必要はない。どこで学ぶかではなく、どう過ごし、どう成長するか。そして、そこが楽しいかどうか。娘が笑顔で過ごせるように、中学も引き続きサポートしていきたいと思います。執筆/SAKURA(監修:井上先生より)あーさんが在籍されていたのは自閉症・情緒障害特別支援学級で、基本的には通常学級と同じ内容で進んでいきます。SAKURAさんの書かれていたように、集団の場では学びにくい教科や単元を特別支援学級で、それ以外を通常の学級で学ぶことによって、勉強は分かりやすくなり達成感も得られると思います。中学校は小学校とは異なり、特別支援学級でも教科ごとに先生が変わります。特別支援学級の担任の先生と、各教科を担当する先生との連携を良くして頂いたり、通常学級の方で受ける教科の先生との連携など、連携は複雑になりますが学期ごとに「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」を見直すようにしていくとよいかと思います。中学になると部活もはじまりますね。好奇心旺盛で積極的なあーさんはきっと素敵な中学生になれると思います。
2022年09月07日一般社団法人チャレンジドLIFE(代表:畠中 直美、凸凹キャリアコンサルタント・ダイバーシティコンサルタント)は、発達障がい児を育てる母親2名で立ち上げた団体です。2022年9月11日、設立5周年を記念して、タレントのくわばたりえさんをゲストに迎えてのイベントを、グランフロント大阪にて開催します。イベント案内画像イベント詳細ページ: ◆開催趣旨「発達障がい」という言葉が広く知られるようになりましたが、その特性の多様さから、発達障がいは「見えづらい」「わかりにくい」という現状があります。(※1)学校や職場、様々な場所に発達障がいの人たちは存在します。発達障がいを「もっと知りたい、わかりたい」という想いを持つ人たちが集まり、タレントのくわばたりえさんと一緒に楽しく真剣に語り合うイベントを開催します。対話を通して、発達障がいを身近なものとしてとらえ、理解を深め、誰もがいきいきと暮らせる社会へ踏み出すきっかけとなることをめざします。(※1)社会における発達障がいへの認知や理解に関する全国調査(2021年チャレンジドLIFE実施による) 【イベント概要】名称 :もっと知りたい!わかりたい!くわばたりえさんと語る“発達障がい”~チャレンジドLIFE 5周年記念イベント~日時 :2022年9月11日(日)13:00~15:30会場 :Open Innovation Biotope“bee”(JR大阪駅直結 グランフロント大阪タワー A21階)参加者:発達障がい児の保護者、支援者、発達障がいに関心を持つ人 約30名主催 :一般社団法人チャレンジドLIFE協力 :株式会社オカムラ詳細ページURL ※本イベントは満席になりました。<プログラム(予定)>・チャレンジドLIFE 活動紹介対談 :くわばたりえさん&チャレンジドLIFE座談会:くわばたりえさんと参加者みんなでトークタイム、記念撮影 など※重要※新型コロナウイルス感染状況によって、オンライン開催に変更となる可能性がありますことをご了承ください。◆ゲスト くわばたりえさん(タレント)NHK Eテレの子育て情報番組「すくすく子育て」で2012年4月~2016年3月に司会を担当、子育てをテーマとするブログやYouTubeがママ世代に大人気のタレント、くわばたりえさんをゲストにお迎えします。昨年7月に計5回にわたり、くわばたりえさんのYouTubeチャンネル「くすくす子育てママトーク(※2)」にチャレンジドLIFE代表 畠中直美が出演し、発達障がいの子育てについて対談しました。この動画にあたたかい応援コメントが多数寄せられ、発達障がいについて関わりのなかった多くの視聴者に、発達障がいについて触れていただくきっかけとなりました。チャレンジドLIFE 5周年記念では、ぜひリアルでこのような場を作りたい!と考え、くわばたりえさんにゲストとして参加いただくことになりました。(※2)YouTube「くわばたのくすくす子育てママトーク」(2021年7月)<第1回>うちの子、発達が遅れてる? <第2回>発達障がいの診断が出たらどうする? <第3回>発達のこと、誰にどう伝える? <第4回>発達障がいの子の学校生活は? <第5回>発達障がいの子の将来は? YouTube「くすくす子育てママトーク」出演(2021年7月)◆会場 Open Innovation Biotope“bee”についてOpen Innovation Biotope“bee”は、「人を想い、場を創る。」をミッションに掲げる(株)オカムラの「共創空間」です。JR大阪駅直結、グランフロント大阪内とアクセス便利!オフィス&空間プロデュースのプロであるオカムラさんならではの、おしゃれで明るく、ワクワクが広がる空間です。◆主催団体について一般社団法人チャレンジドLIFEは、発達障がい児を育てる母親2名で立ち上げた団体です。発達障がい児を育てる中で工夫してきたことは、みんながより社会を作るために活かせる!という信念のもと、「発達障がいの子と家族に笑顔を!」をモットーに、情報発信や啓蒙活動、企業とのコラボレーションに取り組んでいます。<法人概要>商号 : 一般社団法人チャレンジドLIFE(2017年9月設立、滋賀県草津市)代表者 : 畠中 直美事業内容: (1)発達障がいに関するワークショップ、セミナー、情報発信(2)発達障がいの目線から、多くの人の生きやすさにつながる商品・サービス開発ホームページ: Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月05日重度の知的障害がある娘は水が大好き!ある冬の日…重度知的障害がある娘には「水が大好き」という特性があります。水が好きすぎて水を見ると引き寄せられていってしまうけれど、危険の予知が難しいので、溺れてしまう事故にも気をつけなくてはいけません。Upload By ユーザー体験談まだ娘が3歳ぐらいだった、冬のある日のことです。そのころとても忙しい仕事に就いていた私は、帰りが深夜になってしまいました。その日は夫に子守を頼んでいました。午前0時過ぎ、自宅のドアをそっと開けると、ただならぬ気配を感じました…。わが家は玄関をあけると階段があり、2階の廊下に続いています。その廊下に、人の気配が…!?Upload By ユーザー体験談なんとそこにはずぶ濡れの娘が…!娘にはかなりの睡眠障害もあるので、おそらくうまく寝つけなかったのでしょう。パパもきょうだいも寝てしまい、一人で起きていた娘はつまらなくなって、大好きな水があるトイレに行ってしまったのです。そして、大好きなタブレットと大好きな水のコラボでうれしくなってしまったのでしょう。頭をトイレに突っ込んでみたり、タブレットを水に浸けて遊んでみたりしたのだろうと思います。Upload By ユーザー体験談身体が冷え切っていた娘。申し訳ない気持ちでいっぱいに真冬の夜中です。きっと1時間以上水遊びをしていただろう娘の体は冷え切っていました。急いで風呂場に連れていき、熱いシャワーをかけてよく洗いました。そして、「事故にならなくてほんとうによかった」「早く帰ってこられなくてごめんね」と娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。夫に翌朝その出来事を話したらびっくり。まったく気づかなかったそうです…。Upload By ユーザー体験談もうこのようなことを起こさないように…それ以来、自信をなくした夫は娘を夜見てくれることはなくなってしまいました(頑張っても睡魔に負けて、娘より先に寝てしまうので)。私はその後、深夜残業にならない仕事に転職をしました。そして家を建てることになったときは、もう絶対事故が起きないように!と、鍵も動線も工夫した、安全対策を考え抜いた設計にこだわったのは言うまでもありません。イラスト/SAKURAエピソード参考/あっきー(監修:三木先生より)気をつけていても、思いがけない事故は起こってしまうものです。鍵や動線を工夫されるなど、システム面を整えることも重要ですね。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年09月04日悩ましい…学校・学級選び親御さんと学校・学級の選び方について話をしていると、「通常学級にするか、通級指導教室や特別支援学級にするかを迷っています」と言われることがよくあります。小学校入学前に受ける就学相談で「通級指導教室や特別支援学級が適当」という判断が出た場合に、決断に悩む人が非常に多いのです。判断は難しいのですが、私は基本的に、発達障害・知的障害のあるお子さんは、特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室といった「特別な場」を利用したほうがよいと思っています。学校・学級選びについては、「一人ひとりの教育的ニーズ」によって、次のように大きく4タイプに分けられます。1.特別支援学校障害のある子どもを対象として、学習面・生活面の困難の解消を目指した教育が実施されている学校。一般の学校とは別に設置されていて、多くは小学部から高等部まであります(一部、幼稚部も設置されています)。一般の学校とは教育課程が異なり、生活面の学習が充実しています。2.特別支援学級(支援級)一般の小・中学校の中に設置されている学級。一般的に「支援級」とも呼ばれます。特別支援学校と同様に、障害のある子に対して学習面・生活面の教育が行われています。特別支援学級では、在籍している子どもが通常学級の授業に交流という形で参加することもあります。3.通級指導教室(通級)一般の小学校や中学校、高校の中に設置されている教室。一般的に「通級」とも呼ばれます。通級指導教室は、通常学級に在籍している子どもが一定時間利用する教室です。子どもは普段は通常学級で授業を受け、週に数時間程度、通級指導教室に通います。通級では学習面・生活面のさまざまな課題の中で、本人が個別の指導を必要としている部分の教育が実施されます。4.通常学級(通常級、一般級)一般の学校に設置されている通常の学級です。一般的に「通常級」「一般級」などとも呼ばれます。通常学級でも、子どもの障害に配慮した支援が行われています。ただし、通常学級は子どもの人数が多いため、特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室などの少人数教育に比べると、支援は少なくなりがちです。「小1の4月」から支援を受けるのがいいと思う理由通級指導教室でも特別支援学級、特別支援学校、いずれかの形で、個別の支援を受けられるようにしておくことをおすすめします。なぜなら、支援の選択肢を増やしておくことが、子どもにとって「保険」になるからです。こうした場を利用しないという判断をする場合は、通常学級の中でどのような合理的配慮がしてもらえるかを確かめておきましょう。親御さんや学校の先生の中には、「最初は特別な配慮をせずに通常学級に通ってみて、支援が足りないと感じたら、通級指導教室や特別支援学級を検討すればよいのでは」と考える人もいます。そのように対応することもできるのですが、私はおすすめしていません。理由は2つあります。1.子どもの自己肯定感を損なう可能性があるまず一つは、子どもに一度失敗させてから環境を調整する方法では、「子どもの自己肯定感を損なう」ということがあります。あとから検討するのでは遅いということです。発達障害のある子どもの中には記憶力が強く、つらい体験を鮮明に覚えてしまう子どももいます。そういう子どもにとっては、小1のときの挫折がトラウマ体験のようになってしまうこともあります。子どもにわざわざトラウマ体験を植えつけるようなことは、避けたほうがよいと考えます。2.特別な場の調整は簡単ではないそしてもう一つの理由は、「特別な場の調整は簡単ではない」ということです。通常学級に通わせてから、やはり難しいと判断した場合、年度の途中で特別な場の利用を検討することになります。しかし学校側は、年度始めにスタッフの配置を決めています(通級指導教室には「児童13人に先生1人」、特別支援学級には「児童8人に先生1人」など)。いまは各地の学校が人員不足に悩んでいることもあり、子どもに対して先生の人数がギリギリというケースも多いです。そのため、先生の人数が足りなくて、すぐには支援を受けられないという場合もあるのです。早く支援を受けた子どもは「その後」の社会適応がよい傾向にある発達障害や知的障害の専門家の間では、何十年も前から「教育的な支援を受けた人のほうが、社会に出たときの適応がよい」と言われています。子どもたちを見ると、小学校から特別支援学校や特別支援学級に通って支援を受けていた子どもは、身のまわりのことなどを行う生活スキルが高いことが多いです。着替え、片づけ、掃除、家事などを自分なりのやり方で、一人でできたりします。これは、特別な場での教育によって、その子どもに合った方法で身辺自立が身につくように学べているからでしょう。それに対して、小・中学校ともに通常学級だけで過ごしてきた子どもには、生活スキルが十分に身についていない子どもが多い印象があります。勉強はある程度してきているけれど、生活に即した知識やスキルが十分ではないという場合が多いのです。また、メンタルヘルスが損なわれていて、自己肯定感が低いという子どもも見られます。子どものその後をどう考えるかという二択特別支援教育を受けるかどうかという二択は、子どものその後をどう考えるかという二択でもあると、私は思っています。きつい言い方になってしまいますが、それは次のような二択です。1.小学校で特別扱いせず、たくさんの友達の中に入っていい思い出をつくらせたいと親が願い、その代わりに、子どもはその後の人生で生活する力をうまく身につけられず、つらい思いをする可能性がある。2.小学校で特別な教育の場を確保し、将来、社会人として地域でしっかり生活できるようにしていく。子どもの学校生活の「その後」を見越して、社会に出ていくための土台づくりができる環境を選ぶのか。それとも、とにかく学校生活を標準的に送っていけるようにするのか。そのどちらを選ぶのが、子どもの長い人生にとってよい選択になるのかを、考えてほしいと思います。
2022年09月04日心の中に常にある悲しみ40代となった今、数は少ないですが理解者もでき、幸せに暮らしている私。それでも根底には常に、「私は絶対的なマイノリティだ」「自分が自分であるだけで周囲から排除されがちなのは事実だ」という思いがあります。この思いは簡単な言葉で言えば悲しみです。しかし、「マジョリティとしての人生を喪(うしな)いつづける状態」に焦点をあてれば、私は長い人生にわたって喪失体験の中にあり、私はそうした喪失の「悲嘆」を感じているのだ、と言えるのかもしれません。※悲嘆とは、グリーフケアの文脈で使われる、親密な人や慣れ親しんだ環境など、何か非常に大切な対象を喪失したときの感情的な反応のことです。多くは死別による強い悲しみの反応に使われます。私が本当に頻繁に、最低でも週に1回は見る悪夢に、「みんなと同じように振る舞えないことへの恥」が表されていると思われるものがあります。私は中学高校時代の制服を着ていて、複数の友達から囲まれて怒られていたり、電車に乗り遅れて遅刻したり、道に迷ったり、持ち物をなくしてしまったり、自分だけちょっと違った制服を着ていたりするのです。制服は「皆と同じように振る舞うプレッシャー」の象徴なのでしょう。上記のような夢の中で起こることは実際には経験していないことばかりですが、いつもリアルに身に迫ってきます。定型発達の同級生の中で浮いていた学生時代学校の中で、私は常に浮いていました。地元の公立校に通っていた小学校時代は、常にいじめのターゲット。担任教師からも冷遇されていると感じていました。私はクラスで一番ぐらい身体が小さく、動作はスローモーなのに座学の教科は常にトップクラスの成績。児童・教員問わず、相手が間違っていると思ったら徹底的に理屈で追い詰めました。こうした私が、横並びが求められる公立小学校コミュニティでうまくやっていけるはずがありませんでした。あるとき、いじめについて父に相談したところ、「お前をいじめるようなやつらは軽蔑して、お前の知識と論理で論破してやれ。学級会で『憲法違反だ』と演説すればいい」と言います。今思えばこれは不適切なアドバイスですが、幼かったうえになんでも字義どおりに解釈する傾向のある発達障害児だった私は、父のアドバイスを鵜呑みにして実行しました。「憲法違反」とか、「いつか実名で被害を公表してやる」という強い言葉に恐怖した同級生は、表面的にはいじめの手をやや緩めました。しかし私はこの日以来、完全に同級生の「敵」になってしまったのです。当時、父も私も気づいていなかったのは、多くの人は「何を言うか」よりも「(どんな立場の)誰が言うか」に着目しているということです。父は何か理不尽な目に遭ったときには理詰めで反論して成功してきたのでしょうが、それは彼が迫力のある体躯の、運動神経抜群な、クラスのボス的な立ち位置の存在だったからでしょう。私のように、身体がひょろひょろで小さく運動も苦手、普段から浮いた言動ばかりしている、スクールカーストの低い女の子が父と同じ方法で戦おうとしたから、残念ながら「分不相応な振る舞い」とされ、マイナスのジャッジをされたのかもしれません。※周囲の反応が正しいと言う意図はありません。私や父の所属していたコミュニティには残念ながらこういう傾向があったという事実を言っています。小学校時代のいじめは勉強ができることへの嫉妬もあったと思います。いじめから逃れるために中高を私立の女子進学校にしたところ、あからさまないじめはなくなりました。しかし「なぜかなんとなく浮く」傾向はなくならず、グループの中でうっすら除け者にされることはよくありました。おとなしくて控えめな子が大半の女子同属コミュニティの中で、なんでも歯に衣着せずものを言い、教員ともすぐに口喧嘩を始めて激怒させてしまうような私は、なんとなく敬遠されました。お互いに距離を置いてはいましたが、特にグループ内での強い同調圧力の中で絆を確認しあっているタイプとは反りが合いません。自分にはまったく面白さの分からないことでやたらと盛り上がってきゃあきゃあと騒ぎ、笑い転げているので「何が面白いの? うるさいんだけど。少しは静かにしてくれない?」と言い放ったことも何度もありました。私としては、彼女たちの騒ぐ声が聴覚過敏の耳をつんざくように聞こえ、頭痛が起きそうになるほど苦痛だったからもあるのですが、彼女たちにとっては、せっかくの仲間うちの楽しみに絡んできて台無しにしようとする悪意の者に見えたことでしょう。たまたまこの中のボス格の子と同じ大学に進学したのですが、高校のときのことを根に持っていたようで、彼女の周囲の友人を巻き込んで集団で執ように嫌がらせしてきたことがあります。必死に定型発達に擬態しようと失敗を繰り返した20代中高でぼんやりと感じていたコミュニケーション上の不全感は、大学以降どんどん膨らんでいきました。職場でもしょっちゅう先輩や上司と衝突して、反抗的だとか変わってるとか言われるし、同僚の中ではやはり浮いてしまう。当時まだ自分が発達障害だと気づいていなかった私なりに、どうしたら「みんなと同じ」に周囲とつきあえるのか試行錯誤していましたが、どうしてもうまくいきませんでした。20代半ばで関わった職場では、古参の人たちの中に私が新しく入った形のところがありました。古参の人たちの中で、ある「いじられキャラ」の人をからかって皆が楽しそうにしているので、私も同じようにすれば皆と同じようになれると思い、その人を皆と同じようにからかってみたら、その場の全員が明らかに引いた反応をしました。ここでも私は、先にも書いた「何を言うかよりも誰が言うかが重要」ということを分かっていませんでした。当時は「どうして同じことをやっているのに私がやると歓迎されないんだろう」と全く理解できず、ずっとモヤモヤ…。発達障害を自覚、なぜ周囲と違うのかがわかるようになった30代以降ずっとモヤモヤしていた私にも、ついに自分がなぜ「皆と同じにできない」のかを理解できる日がきました。30歳になって発達障害を自覚したときです。自分は発達障害というもので、その特性のひとつのコミュニケーション障害によって、私は周囲とうまくなじめなかったんだ。私のコミュニケーションの仕方は、定型発達といわれる人たちのコミュニケーションの仕方は違うんだ。長いこと暗闇の中を進んできた自分の道が、初めて1本のライトで照らし出されたかのように、「自分は発達障害者だった」という発見は、私に自分の苦しかった人生経験を「コミュニケーション障害」という観点から把握し直す視点を与えてくれました。あれ以来10年間、自分と定型発達の違いについて考え続けています。擬態がうまくなった面もあり、必要なときには最大限擬態しますが、そのぶん非常に強いストレスを感じ、疲労困ぱいしてしまいます。困るのが、ASDによくある、喋り方や表情が平坦になりがちな傾向を私も持っているということです。「あれは言わない、これはこう言う」と特定のやりとりの内容をいくら訓練しても、普段から無意識に出る喋り方や表情まではコントロールできません。私はこれを女性のASDに多い苦労ではないかと考えているのですが、ASDのある人の喋り方の平坦さや無表情は、女性にジェンダー的に求められる理想像と相反するものなので、どうしても「(女のくせに)冷淡で傲慢でけしからん」→「性格が悪い」という印象を与えてしまいがちのようです。一般的には、ある発言について「誰が言ったか」が重要であることが多い、という法則に基づくと、たとえば、私が私である限り、何か褒められた瞬間にいくら「とんでもない!」と精一杯謙遜したとしても、「なんだかすかしていた。感じが悪い」などと受け取られる可能性があるということだと思います。私は年々、定型発達的コミュニティに入るのが怖くなってしまっています。最近は私を理解してくれる友人も増えてきたので少し心強くはありますが、世間に無防備に出ていったときに、まずは排除される可能性のほうが高いというのはとても心細いことです。結果、本当に不可欠な場合以外は不用意に入っていかず、少数の友人・理解者の中だけで暮らすように心がけるようになりました。子どもの頃はなかなか所属するコミュニティを選びづらいですね。しかし、大人になるとかなり自由に選べ、周囲を自分の理解者だけで固めることもできるようになるので、それはひとつの大きな救いかなと思います。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)お父様も、交友関係において宇樹さんと同じような悩みがあったのかもしれません。「憲法違反」という言葉もやや飛躍しており、それを律儀に受け取り学級会で言ってしまった宇樹さんに、結果的に周りが引いてしまったと思われます。IQの高い高機能ASDの人は成績がいいので診断はスルーされるケースが多く、私立中学へ進学する人も多くいらっしゃるようです。似たような人が選抜されて入学してくることもあり、初めはあまり目立たなくなります。音過敏も手伝って言わなくてもいいことをついつい口走ってしまい、周りから敬遠されることもみられます。まだまだ世間ではASDに関して周知されていないことが多いので、自分を理解してくれる友人(または職場)とだけ付き合えばいいのではないでしょうか。いじめのターゲットにするような人たち(または職場)はあなたのことを理解しずらい人たち(または職場)なのですから。
2022年09月03日クリニックを受診するまでUpload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。ADHDとASDがある息子リュウ太は、小学校4年生のときに発達障害の診断を受けました。きっかけは、担任の先生の勧めで教育相談所に行ったことでした。教育相談所の相談員さんから「心配でしたら、一度発達障害の検査を受けてみてはどうですか?」と促されて、地域のクリニックを受診することになったのです。小さいときから息子の子育てに手を焼いていたものの、私には育てにくいことが当たり前になっていたので、何に悩んでいてどう困っているのか、自分でもよく分からなくなっていました。そのため、「発達障害の検査を受けて何が変わるのだろう?」と少し疑問でした。診断を受けても病気ではないのだから治らないだろうし、この先も何も変わらないんじゃないか、と思っていたのです。Upload By かなしろにゃんこ。でも、クリニックで医師と一緒に検査を担当してくれた心理士さんが「育て方次第で大きく変わりますから、あきらめないでくださいね」と声をかけてくれたことで、「え?変わるの?」と、息子の子育てに希望を持つことができました。また、検査のためにクリニックへ通ううちに、診断はあくまでもスタートであって、発達障害がある子が育てやすくなるペアレント・トレーニングや、療育が必要なのだということも分かりました。子育てに対する私の意識が変わるようになるきっかけが、クリニックの受診だったのです。「検査は無駄じゃなかった!前に進むために重要なイベントだったんだ」と気がつきました。診断結果を受けて…Upload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。※以前は「注意欠陥」という診断名でしたが、2013年に刊行された「DSM-5」で「注意欠如」に変更されましたクリニックでの5回の検査を経て、息子は重度のADHDがあると診断されました。しかし、私はさほど驚きませんでした。「あぁやっぱりそうだったんだな。思っていた通りだったな~、ハッキリ分かってよかった」なんて思いました。だって、検査のたびにクリニックにずらりと置いてある発達障害の専門書を読んでいたら、息子と同じ特性がいっぱい書いてあるのですから…。この診断に間違いはないと感じました。そして、私自身にも幼かったときに同じような特性が少なからずあったことも分かりました。夫も同じように思っていたようで「俺にはアスペルガー症候群(ASD)の特性があるな~」「私は衝動性があるからADHDの傾向があるのかな?」などと話し合っていました(私たちに関しては自己診断でしかありませんが…)。息子が診断を受けたことで、発達障害がなんなのか、未知の扉を開けて少しだけ理解ができるようになりました。Upload By かなしろにゃんこ。予期せぬ息子の質問に焦った母は…?Upload By かなしろにゃんこ。そして小学校4年生の息子は、クリニックに行くたびに、診察室にあるたくさんのおもちゃで無邪気に遊んでいましたが、彼なりに「ぼくはナゼ毎回ここに来るのだろう?ここは病院なのか?ぼくは病気なのかな?」と不安に思っていたようです。診断が出た日の帰り、コンサータを処方してもらうために薬局へ寄ったとき「ぼくは病気なの?」「あそこは病院なの?」といろいろ質問してきました。私は聞かれる準備を全くしていなかったので「あわわ、どうしよう」と焦ってしまいました。本当のことを言うのはまだ早いし、かといって嘘をつくのもな~…と数秒悩み、出た答えは…Upload By かなしろにゃんこ。「リュウ太、前から学校でお腹痛くなるって言ってたよね。気持ちが落ち込んだりイライラしてもお腹が痛くなったりするよね、だからその検査なんだよ」でした。腹痛があることも検査を受けようと決断した理由の一つでしたから嘘ではありません。でも発達障害と診断されたこと、処方された薬は腹痛に効く薬ではないことは言えませんでした。うまく説明できたかな?親を疑ったりしないかな?と心配だったので、帰りに息子が食べたがったアイスを買ってあげて、そのときは誤魔化してしまいました。でも一年半後には息子に障害告知をして、クリニックで受けたのはその検査だったと伝えたのでした。以前、告知に関するコラムも書いたので、是非読んでいただけるとうれしいです。執筆/かなしろにゃんこ。小5での告知、早すぎた…!?ADHD息子に障害について伝えた日を振り返って(監修:藤井先生より)育てにくいことが当たり前で、何に悩んで、困っていることか分からない状態だったとのこと、かなしろにゃんこ。さんが、試行錯誤しながら、お子さんと向き合って育ててこられたんだなと思いました。疑問を感じながらも、クリニックに受診して、診断を受けられ、お子さん自身の特性の理解につながったのはとてもよかったですね。「病気なの?」という突然の問いに驚いたのかもしれませんが、「一緒に先生に話を聞いてみようか」と、主治医の先生の相談することも一つの方法かもしれません。コンサータなどの薬を使用する前には、診断名までは伝えなくても、どのような症状に対して使っている薬かを、主治医の先生から説明してもらう方法もあります。
2022年08月31日発達障害をもつ息子・よしおを育てるママ・なおにゃむさん。そんななおにゃむさんの日常には、ちょっぴり変わったエピソードが盛りだくさん。漫画を通して、よしお君の独特な世界をご紹介していきます!鉛筆は短くなってもギリギリまで使うなど、いろんなこだわりを持っているよしお君。ある日ママがダンボールを捨てようとしていると、「おかあさん待って!」と全力で阻止してきて…。前編はこちら⇒捨てられない工作とダンボールが溜まって、散らかっていく和室…でもよしお君は好きなものに囲まれてとってもうれしそうですね。ママ的にはちょっぴり複雑かもしれませんが…!いつかお部屋を片付けられる日が来るといいですね。原案・作画:なおにゃむあわせて読みたい🌈【発達障害あるある】「ノートに名前書いてね」と伝えたら…違う名前が⁉
2022年08月29日LUNA SEAが、12月17日、18日に『黒服限定GIG 2022 LUNACY』と銘打ったさいたまスーパーアリーナ2days公演を開催することを発表した。今回の発表は8月26日、27日に日本武道館公演で行われた『復活祭-A NEW VOICE-』にてアナウンスされたもので、「黒服限定GIG」とは初期インディーズ時代からターニングポイントとなるライヴで度々開催されてきた、ドレスコードが「黒服」のオリジナル企画だ。『復活祭-A NEW VOICE-』日本武道館公演より「LUNACY」とは、1989年バンド結成当時に使用されていたネーミングで、初期インディーズ時代の活動を象徴するバンド表記。そのLUNACY名義での黒服限定GIGは、LUNA SEAが「REBOOT」を宣言し再始動した2010年の12月25日に開催された、前代未聞の東京ドームフリーライヴ(入場無料)『LUNACY 黒服限定GIG〜the Holy Night〜』以来、約12年振りの開催となる。『LUNACY 黒服限定GIG〜the Holy Night〜』では、客席全体が漆黒に染まる異様なムードの中、衝撃のオープニングから幕を開け、今ではほぼ演奏されることがないような音源未収録の楽曲を含む初期ナンバーを余すところなく披露した。12年の時を越え、『黒服限定GIG 2022 LUNACY』では、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待の高まるライブとなっている。<ライブ情報>『黒服限定GIG 2022 LUNACY』12月17日(土)・18日(日) さいたまスーパーアリーナ詳細はこちら:
2022年08月28日言語聴覚士(ST)の役割の一つとして子どもの発達支援がある発達障害のあるお子さんは、発語の遅れやコミュニケーションが難しい場合があります。そんなときに相談したいのが、コミュニケーションと聴こえ、摂食嚥下の専門家である言語聴覚士(ST)です。今回は日本言語聴覚士協会理事の西野将太さんに、言語聴覚士の役割や支援内容を伺いました。ーー初めに、言語聴覚士の担う役割について教えてください。西野:言語聴覚士は、コミュニケーションや聴こえ、食べ物や飲み物を飲み込む嚥下機能に障害がある方、高次脳機能の低下がある方をサポートする専門家です。生まれたばかりの赤ちゃんの聴こえや哺乳、言葉や発音の発達に課題があるお子さん、事故や病気で高次脳機能障害になった方のリハビリ、高齢者の聴こえの支援や摂食嚥下機能の回復のサポートなど、幅広い世代が支援の対象です。現在、日本には3万8,000人を超える国家資格保有者がおり、主に医療機関、福祉施設、保健所、教育機関などで仕事に当たっています。ーー子どもの発達支援分野を中心に活動する方はどれくらいでしょうか?西野:子どもの支援をメインにする言語聴覚士は日本言語聴覚士協会に属する会員を対象領域ごとにまとめると、全体の8%ほどです。言語聴覚療法を必要とする子どもたちが、早期にサポートを受けられる体制をつくるためにも、発達障害分野への知見を持つ言語聴覚士を養成していくことや、医療に加え福祉や学校教育の場でも言語聴覚士とつながれるように整備していくことが課題です。現在、子どもを対象とする言語聴覚士が働いているのは下記のような機関です。療育センター、医療機関児童発達支援事業所・放課後等デイサービス保健所・保健センター教育機関近年では、医療分野や福祉分野との学校連携に加え、言語聴覚士として学校に勤務している言語聴覚士や教員として学校に勤務する言語聴覚士も少しずつ増えてきています。言語聴覚士(ST)は、家族のように子どもの成長に関わる存在ーー子どもの発達支援では、どんな障害や困りごとが多いですか?西野:新生児期では聴こえの問題に対し、早期から医師や他職種と連携していきます。哺乳の問題についても医師や他職種と連携します。口唇口蓋裂といって、まだ唇や上顎が十分に形成されていない状態で生まれてきたお子さんは、おっぱいやミルクを吸うことが難しい状況です。赤ちゃんの吸う力に合わせ、哺乳瓶の乳首の形、かたさを調整するところにも、言語聴覚士は関わっています。そして、幼児期になると多くなってくるのが、「言葉が出ない」という相談です。赤ちゃんが意味のある言葉を話し始めるのは、だいたい1歳〜1歳6ヶ月ごろが目安になります。そのころから「目が合わない」「コミュニケーションがうまくとれない」といった心配から、相談に来られる方が増えますね。ーー1歳すぎになると保育園に行き始める子も多く、周りのお友達と比べる機会も増えますね。西野:そうですね。さらに3歳、4歳、5歳と年齢があがってくると、発音の相談も増えてきます。たとえば「サ行やカ行がうまく発音できない」「発音が不明瞭で何を言っているか分からない」といった悩みです。そして小学校入学のころには、読み書きに困難を感じるお子さんも。言葉、発音、読み書きや学習と、子どもの年齢、成長に合わせて、言語聴覚士が支援する内容も少しずつ変わっていきます。ーー保護者は療育の必要性を感じていなくても、保育園や幼稚園の先生から問題を指摘されることもあるようです。西野:私も保育園、幼稚園を訪問したときに、園の先生方から相談を受けることがあります。このときに大事なポイントは、「先生が困っているのか、子どもが困っているのか」を整理することです。先生は困っているけれど、子ども自身は困っていないのであれば、それはどのような状況でどのような行動がみられるのか整理していくことで対応を一緒に考える機会になります。たとえば「先生に伝えたいことがあるのに、言葉がうまくでないイライラから手が出てしまう」という子どもがいたとしたら、それは先生も困るし、子どもも困っている状況です。園での生活や活動といった集団生活への適応の難しさがあるときは、療育での支援も一つの選択肢になりうると考えます。保護者は普段の保育園や幼稚園での生活を実際にみることは少ないでしょうし、突然の報告に驚くことも多くあります。子どもの行動の形だけでなく、それに対して先生はどのように考え、関わったのかを知ることは、ご家庭での関わりや園での様子を知るきっかけになるかもしれません。ーー1歳半児健診、3歳児健診などで言葉の遅れを指摘された、という声も聞かれます。発語や発達に遅れがみられる場合、早めに療育を始めたほうがいいのでしょうか?西野:早期療育には、子どもの発達をサポートし、できることや子ども自身の「できた」を実感できる機会を増やしていくという目的のほかに、保護者のケアという意味合いも大きいと考えています。療育の場につながることで、わが子を客観的に見る時間がつくれたり、新しい視点での関わり方に気づけたり、そして何より悩みを打ち明ける場所ができますね。保護者の笑顔で、子どもも安心します。核家族化や家族の形が多様化している現代だからこそ、家族以外にも子どもを一緒に見る人、子育てを共にできる人がいることが安心につながります。私たち言語聴覚士も、子育てを一緒にお手伝いする立場。心配ごとがあれば、遠慮なく相談してほしいと思います。ーー保護者が安心して子育てができるようになることも、早期療育のメリットの一つなんですね。西野:その通りです。また就学などの節目を迎えたあとも、移行支援といった継ぎ目のない支援を受けられる、ということも早期療育のポイントです。療育に関わってきた言語聴覚士は、就学前からのお子さんの成長を見守ってきていますから、その成長過程を学校の先生にもしっかり伝えることができる。言語聴覚士には、なるべく早く支援体制をつくって、新しい環境に適応できるようにと支えていく「橋渡し」の役割もあると考えています。ステップを踏みながら発達支援を行い、コミュニケーションの幅を広げる出典 : ーー発達障害の可能性を感じながらも診断を受けていないご家庭や、グレーゾーンと診断されたお子さんなど、家族だけで困りごとを抱えてしまっているケースもあります。療育を受ける目安となる症状や困りごとはありますか?西野:以下のような困りごとがあったら、一度、各都道府県にある言語聴覚士会に相談してみてください。言葉が出ない・遅れている発音がはっきりしない吃音があるコミュニケーションが成立しにくい聞こえていないかもしれない読み書きが難しい食べ物や飲み物をうまく飲み込めない医療の分野ではまず医師による診断が必要ですが、療育に関しては必ずしも医師の診断は必須ではない自治体もありますし、医師による診断や支援の見立てを必要とする自治体もあります。診断の有無にかかわらず、子どもの行動や困りごとに対してスピーデイに対応できるのが、療育をはじめとした福祉、教育分野の強みでもあります。ーー療育では、どんなことを行うのですか?西野:まずは、検査と行動観察によって、子どもの力がどのくらいあるかを見ていきます。これらは、「アセスメント」とも言われますね。その子に合った療育プランを立てるためには、まず一人ひとりのお子さんのことをより深く知ることが大切です。たとえば「どんな遊びが好きなのか」「どんな遊び方をするのか」、その子自身を見ることが最初のステップです。ーーいきなりテストをされると、戸惑ってしまうお子さんもいますよね。遊び方などを見ながら、お子さんの様子を観察していくんですね。西野:ええ。そのうえで言語聴覚士の専門分野であるコミュニケーションについて、その子がどんな手段をもっているか、どんな場面でどんなコミュニケーション方法をとるか、ということに着目します。たとえばASD(自閉スペクトラム症)のあるお子さんのコミュニケーションの特徴の一つに、「クレーン現象」があります。言葉が出ないので、動作で自分の気持ちを伝えようとするんですね。ジュースがほしかったら、お母さんの手をとって冷蔵庫を開けさせる、というような行動です。クレーン現象が見られるということは、そのお子さんは「手がやってくれる」ということは理解し、自身の目的を達成するための手段として学習していると考えます。次のステップは、手が単独でやってくれるのではなく、人がやってくれるんだ、ということを認識し、コミュニケーション手段として使用することです。ーーASDのある子どもは、目を合わせたがらず、保護者もコミュニケーションに困難を感じることが多いですね。西野:そうですね。だからこそ、大人が意識して、自分の顔を子どもの視界に入れることが大切!たとえばおもちゃを渡すときをイメージしてみてください。お母さんが立ったまま「はい」と手渡すのでは、子どもには手とおもちゃしか見えていないかもしれません。それをお母さんが子どもの目線にしゃがんで、自分の顔の近くで、「はい、ミニカーだよ」と渡したら、おもちゃといっしょにお母さんの目が見え、また口が動くのが見えます。目は動くものに注目する習性がありますから、自然と口の動きが目に入る。これが、言葉の理解の第一歩になり、模倣にもつながっていきます。ーー発語の前には、目や口を認識するというステップが重要なんですね。西野:その通りです。「指差し」もコミュニケーションとして重要な意味を持ちます。定型発達の子どもも、初語が出る前の9ヶ月ごろから指差しをするようになります。ここで大事なのが、目と手の協調と共同注意。たとえば、子どもに何かを見てもらいたいとき、お母さんの指に子どもの手を重ねて動かしてみるんです。「あ、パトカーが止まってるよ」というときにも、お子さんといっしょに指差しをしてみる。すると、手が動くほうに目も動くので、自然と子どもは指が指し示すモノを一緒に見る。これが共同注意が成立するきっかけになります。こうして、指差しでもいろいろなコミュニケーションがとれることを学んでいくんですね。「言葉が出ない」ということで、保護者自身も発達が遅れているのではないか?と考えてしまうことが多いです。それによって不安も大きくなります。そこで、まず知っておきたいこととして、言葉はたくさんあるコミュニケーション手段のうちの一つ。言葉のほかにも、指差し、ジェスチャー、絵カードなど、さまざまなコミュニケーション手段がある。まずはお子さんとコミュニケーションができている手段や、楽しさを共有している手段はなんだろう?と考えてみることもよいと思います。コミュニケーションが育つことは言葉も育てていくことにつながります。言語聴覚療法の効果を上げるための親の関わりのポイントは?ーーまずお子さんとコミュニケーションができた、ということが親にとっては大きな喜びになりますね。西野:療育をスタートした保護者の方からは、「子どもの要求が分かるようになった」「気持ちが通じ合えた」という喜びの声をたくさんいただきます。指差しができるようになると、次は単語が出て、そして二語文が出てと、言葉の発達も徐々に進んでいくことを実感しています。ーー療育の場でのやりとりには、家庭でも応用できるものがたくさんありそうですね!西野:ええ。ぜひ保護者の方には、療育中の言語聴覚士を観察して、「どんな目的があるのか」「何のためにやっているのか」をどしどし質問してほしいです。「なんでカードを使っているんだろう?」「どうしておもちゃを渡すとき、顔の近くにおもちゃを持っていくんだろう?」など、きっと不思議に思うことがたくさんあると思うんです。私たちも保護者のかたへのていねいな説明を心がけていますが、つい目の前のお子さんに集中してしまうこともあると思うんですね。言語聴覚士の視点や行動の「根拠」を知ると、きっとご自宅でも応用できると思います。ーーほかにも、療育の際に保護者が意識するとよいことはありますか?西野:言語聴覚士からのアドバイスを家庭で実践してみたら、ぜひそのフィードバックを伝えてみてください。おうちでもうまくいったなら、方向性は間違っていなかったということになりますし、もし思ったような効果が出ないようなら、別の方法を考えたほうがいいということになります。家庭での様子を教えてもらえると、よりお子さんのリアルな日常生活に即したセッションにもつなげていけると思います。ーー最後に、発達ナビの読者のみなさんに向けてのメッセージをお願いします。西野:子育てのサポート役としての言語聴覚士がもっと身近になり、保護者の方が笑顔で子育てができる環境をつくっていきたいと考えています。日本言語聴覚士協会では、全国の教育委員会や小中学校にむけてリーフレットをつくるなど、啓発活動にも力を入れています。学校教育啓発用リーフレット「言語聴覚士にご相談ください」※クリックすると発達ナビのサイトから日本言語聴覚士協会のサイトに遷移します。また、発達障害をはじめとした現代のニーズに寄り添える、質の高い言語聴覚士を輩出していくために、言語聴覚士養成に関するカリキュラムの改定が検討されています。言語聴覚療法に興味をもった方は、各都道府県の言語聴覚士会や、地域の言語聴覚士の養成校などに問い合わせをしてみてください。ーーありがとうございました。Upload By 専門家インタビュー重度の知的障害と自閉スペクトラム症のある弟の「きょうだい児」として、小学生のころから率先して弟の世話をしてきた経験から、言語聴覚士に。医療機関での勤務をへて、訪問リハビリ、幼稚園や保育園、小中学校、児童養護施設などへの訪問、療育などに携わる。一般社団法人 日本言語聴覚士協会※クリックすると発達ナビのサイトから日本言語聴覚士協会のサイトに遷移します。
2022年08月23日発達障害をもつ息子・よしおを育てるママ・なおにゃむさん。そんななおにゃむさんの日常には、ちょっぴり変わったエピソードが盛りだくさん。漫画を通して、よしお君の独特な世界をご紹介していきます!鉛筆は短くなってもギリギリまで使うなど、いろんなこだわりを持っているよしお君。こだわりが強いあまりに、ママがちょっぴり困っていることがあるようで…。..ママがダンボールを捨てようとしていたところ、全力で阻止するよしお君!いったいダンボールをどうするのでしょうか?続きはあわせて読みたいからチェック!原案・作画:なおにゃむあわせて読みたい🌈【発達障害あるある】こだわりの強い息子が〇〇を収集⁉部屋がとんでもないことに!<後編>
2022年08月19日Q.作業療法士(OT)の方に、どのように子どもの困りごとを相談すれば良いでしょうか?A:お子さんの具体的なエピソードを教えていただけると、作業療法士はアドバイスしやすいです。家庭だけでなく、学校や習い事、放課後のお友達づきあいなど、どんなことでも相談してください。その際、具体的なエピソードがあると、作業療法士が手立てを考える手がかりとなります。「先生はこう言っていた」「私たち親はこう考えている」「本人はこんな風に考えている(言っている)」と、それぞれの立場での解釈、エピソードがあると理解が深まり、適切なアドバイスがしやすくなります。Upload By 専門家インタビューQ.子どもが前向きに作業療法に取り組むために、内容や進め方で大切なことはなんでしょうか?A:スモールステップで取り組んでいくことが大切です。作業療法の本質的な関わりは「モチベーションアップ」です。作業療法では、本人が楽しめる遊び、取り組みやすい課題の形でプログラムを提供します。だからこそ、子どもたちには「やってみたい!」という思いが芽生えるのです。誰でも、できないことを何度もくり返しやらされるのは苦痛ですね。その子が好きなこと、得意なこと、反対に嫌いなこと、苦手なことなど、一人ひとりの背景をしっかり理解したうえで、できることからスモールステップを組んでいくことが大切です。ご家庭でも、スモールステップを意識した関わりや声がけをしてみてください。Upload By 専門家インタビューQ.作業療法は、どのくらいの頻度で受けると良いですか?予約が取りにくく、数ヶ月に1度程度しか受けられていません。A:頻度・回数は大切です。ただ、頻繁に通えないときこそ作業療法士と連携を!器用さを向上させる訓練などでは、やはりある程度の回数を受けることは大切です。例えば、筋力をアップするには、週に3回くらいの頻度で作業療法を受けることが理想とされています。ただ、家庭や通っている施設の状況によっては、頻繁に通えないこともありますよね。そんなときは、次の通所までの目標を作業療法士と決めておき、ご家庭でできることにトライしていくことが大事になります。作業療法士と方向性を共有し、「おうちOT」を進めていきましょう。Upload By 専門家インタビューQ.複数の専門家に支援いただくと、どのような良いことがありますか。A:複数の仮説で検討できるメリットがあります。複数の専門家が関わると、それぞれ意見が異なることもあるでしょう。しかし、1人の子どもの困り感、保護者の困り感を、複数の仮説で検討できるメリットがあります。異なる意見を集めて、調整していくことが重要なのです。福祉や教育の現場では、すでに多職種での連携することが当たり前になってきています。教員や保育士と作業療法士、などもそうですね。さらに職種同士の連携、たとえば理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)、心理士、社会福祉士、医師などにも広げていくことが必要だと考えています。Upload By 専門家インタビュー一般社団法人 日本作業療法士協会では、作業を通して患者・利用者さんご本人と作業療法士が共に力を出し合い、できないとあきらめていたことができるようになった、これまでできなかったことができるようになった、大切な作業と向き合った…そんな記憶に残るエピソードを募集中です。詳しくは下記よりご確認ください。応募締切:2022年8月31日(水)※クリックすると発達ナビのサイトから日本作業療法士協会のサイトに遷移します。
2022年08月19日発達障害を持つ3歳の息子さんと病院へ向かうため、初めて2人での電車移動を試みたママ。いざ駅のホームにつくと、想定外のハプニングが次々と起こり、振り回されてしまった体験談です。 現在10歳で発達障害を持つ息子が3歳のころの話です。息子の検査のため、電車で病院へ行くことに。初めて2人で電車に乗るため、私もやや緊張気味でした。そんな中、電車を見た息子がすごい勢いで顔を上げ、予想外の行動に出たのです! 慌てて追いかけた私にもまさかのハプニングが次々と起こって……。 ※息子の言動はすべての発達障害の方に当てはまるものではありません。あくまでも、“息子個人”の特徴です。 初めての電車移動でいきなりハプニング!?発達障害を持つ当時3歳の息子と電車で病院へ向かうために、最寄り駅へ行ったときのこと。ホームに入ると、息子は耳を塞ぎ、しゃがみ込んでしまいました。息子は自閉症と知的障害があり、さらに視覚と聴覚が過敏なタイプの子です。普段聞かない、スピーカーを通しての駅員のアナウンスや初めて見るホームの風景は、息子の視覚と聴覚を刺激。今までに感じたことがない情報が波のように押し寄せ処理しきれず、パニック状態になってしまったのです。 耳を塞ぎ、しゃがみ込んでいる息子を見て、私は乗車をあきらめることに。「ごめんね。つらかったね。タクシーに乗ろう」と、息子の腕を軽く持ち上げたそのとき、「3番線に電車が到着します~」とアナウンスが流れました。 すると、電車がホームに入ってくるや否や、息子は突如顔を上げ立ち上がりました。かと思うと、電車の扉が開くと同時に軽やかなツーステップでそのまま乗車フィニッシュ! 顔を上げてからフィニッシュまで私の体感で3秒。息子はあっというまに電車内に姿を消しました。 あまりに突然のことで、電車内に消えた息子を呆然と見ていた私……。「扉閉まりまーす」のアナウンスを聞いてようやく「やばい! 息子を止めねば!」とダッシュし、扉が閉まるギリギリで乗車。「セーフ!」と安堵したのも束の間、なぜか前に進めない……!? なんと、電車の扉にガッチリ背中の服を挟まれていたのです。 自分の意思とは関係なく、ピーンと背筋が伸び、首を動かしても、手を動かしても首が締まる。動きを封じられたこの姿は、もはや拷問でした……。突如始まった拷問と闘いながら、首をなるべく動かさないように、息子を目だけで追いました。 身動きがとれない! 乗客の視線がつらい…電車内は座席にポツポツと数人が座っている程度で、立っているのは強制的に立たされている私ひとり。息子は、それほど混んでいない電車内をウロついています。そして息子流の“確認作業”が始まりました。ウロつきながら周囲の情報を集め、安心エリアと認定されれば作業終了となります。 「きゃあぁ!!」と声をあげ、手を叩きながらウロつき、ピョンピョンと小刻みにジャンプを始めた息子。「まずい、興奮し始めた」。息子は乗り物が大好きです。遊園地でも必ず汽車系の乗り物には、何度も乗りたがります。そんな息子の目の前に、本物の電車が現れれば興奮しないわけがありません。しかし障害があるとはいえ、公共の場で、これらの行動を放置しては迷惑になってしまう……。息子の行動を止めたいけれど、私自身の身動きが取れずにっちもさっちもいきません。今なら昆虫標本にされた虫たちの気持ちが痛いほどわかる、と思いました。 「ああ、こんなことになるなら最初からタクシーに乗ればよかった……。息子の社会勉強にもなるかと思ったのが甘かった」と、後悔が頭の中で何度も巡り続けました。乗客全員が、騒ぐ息子に冷たい視線を向けているように感じ、しかも息子を止められない理由が、己のマヌケな失態だと周囲にバレたくないので余計に焦りました。 「◯◯、こっちきて!」と何度か声かけをしていると「何で母親が動いて止めないのか?」と言いたげに、周囲がチラチラと私を見始めています。標本スタイルの拷問がバレないよう、足をクロスしたり、自然に振る舞っているつもりでしたが、扉の前で同じ体勢でずっと立っている人に、周囲が違和感を抱かないわけがありません。 息子を止めに行きたいのに、挟まれて動けない……。だからといって周りの人にこの状況を伝えるわけにもいかない……。そんなことを思いながら、心拍数を上げていると、息子が確認作業を終え、やっと私の元に戻ってきました。 抱っこを求められ、さらにピンチ!安心したのも束の間、息子は私の顔を見上げ、両手を上げて「あーおー」と言いました。「抱っこ」の要求です。「何で今やねん!?」と心の中で泣きツッコミ……。 表面上は「次で降りるからあとでね」とやさしく声かけをしていたが本音は違いました。「もうすぐ降りるから、先ほどの息子の行動を大目に見てほしい」と周囲へのアピールも兼ねていました。そんな私の気持ちも知らず、息子はなかなか抱っこしない私にイラつき始めました。シャツをグイグイ引っ張りながら、「あーおーあーおー!」と要求が強くなっていき、同時に私の首も精神的にもきつくなります。さらに周囲の視線も痛い。そんな闘いの最中、「まもなく○○駅に到着しま~す」と神の声が聞こえました。 「これで拷問から解放される!」。息子の手をぎゅっと握り、拷問からの解放を待ちわびていました。「次、降りるからねー」と息子に笑顔を向けつつ、周囲へのアピールも忘れません。電車がスピードをゆっくり落としながら、ガッ…タンと止まり、次の瞬間、私の目の前の扉が開きました。そう、逆の扉が開いたのです。まだ扉の拷問から、解放が許されませんでした。電車内の空気が「この人やっぱり……」という一体感に包まれました。 「扉閉まりまーす」と容赦なく扉が閉められました。目的地を過ぎ、もうどこに向かっているかもわかりません。電車内は変に静まりかえっています。次の駅まで2・3分の距離ですが、やたらと長く感じ、みっともなさ過ぎて一刻も早くこの場から消えたいと思いました。息子の抱っこ攻撃を「電車から降りたら抱っこするね」と誤魔化し対応をしている間に、次の駅に到着しました。 さらなる試練、そして衝撃の結末へ…ようやく拷問から解放された私は、焦る気持ちから「◯◯、降りるよ!」と勢いよく息子の手を引いてしまい、転ばせてしまいました。火が付いたように電車内で「ぎゃあぁ!」と泣き叫ぶ息子。「◯◯ごめん!」と謝りながら体を抱え、何とかホームに降りましたが、安堵はできませんでした。ホームで、とれたてのかつおのようにビチビチと泣き暴れる息子を何とか抱っこしながら時計を見ると、病院の予約時間の30分前。 「タクシーに乗ったらギリ間に合うか!?」と泣き暴れる息子をさらに強く抱き、タクシー乗り場に向かう際、ある異変に気づきました。「息子の靴が片方ない」。ベンチの下や、足もとを探しても見当たりません。「さっき電車内で転んだときに脱げてしまったのか!?」。拷問から解放されても終わらない試練に打ちのめされ、もう靴を探す気力も、病院へ行く気力も失ってしまいました。 息子が少し落ち着いたところで、病院へキャンセルの電話を入れました。ところが、受付の方が「少々お待ちください」と言ったまま、なかなか電話に出てくれません。その後、受付の方から衝撃の言葉が発せられました。 「◯◯くんの検査、先月になっておりますが……」。これまでの長い試練の時間は、この衝撃的なオチの前振りだったのかと、さらに衝撃を受けたのでした。 闘う必要のない場に勝手に飛び込み、ひとりで勝手に闘って、ひとりで勝手に負ける。そんな私の無駄な闘いに巻き込まれた息子が、気の毒でなりませんでした。電車の扉は、何か異物を挟むと自動的に開くと思っていたのですが、それも私の勝手な思い込みだったようです。この出来事以降、電車に乗るときは、扉に背を向けず、目をカッと見開き、扉をガン見しながら決して油断せずに乗車しています。 息子は療育手帳を取得。タクシー料金が割引になるため、必要に応じてタクシーも利用するようにしています。また、病院のすすめでイヤーマフ(見た目はヘッドホンに見えます)を購入。10歳になった今でもイヤーマフを愛用していて、電車内で騒ぐことなく、車窓から見える看板の文字を読んだり、電車レジャーを楽しんでいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/Michika著者:猿 祭14歳娘と10歳息子の母。3月まで保育士として勤務。うつ病で休職中の旦那と受験生の娘、発達障がいを持つ息子を抱えながら無職に。これまでの子育てや、日々のあれこれを執筆中。
2022年08月18日小中学生対象の夏休み自由研究企画「センサリーマップコンテスト2022」開催Upload By 発達ナビニュース感覚過敏研究所SDI推進室(センサリーダイバーシティ&インクルージョン推進室)主催の小中学生対象「センサリーマップコンテスト2022」が開催されます。Sensory Map (センサリーマップ)とは、光や音、ニオイなどの五感情報をマップに表示させたもので、感覚過敏や感覚特性がある人は、その感覚情報を見て、苦手な場所を回避したり、対策を考えたりすることができます。感覚過敏研究所では、「感覚過敏を理由に「今」をあきらめなくていい社会へ」をビジョンに、感覚過敏のある人が暮らしやすい社会をつくるため、1. 感覚過敏の啓発活動、2. 感覚過敏に関する商品、サービスの企画、制作、販売、3. 感覚過敏の研究が行われています。詳細は公式ページでご確認ください。※クリックすると発達ナビのサイトから「感覚過敏研究所」の公式サイトへ遷移しますセンサリーマップをつくることで、自分の快適な環境と不快な環境を可視化し、苦手なニオイや音がする場所を事前に回避したり、対策したりできるようになるかもしれません。夏休みも残りわずかですが、お子さんの感覚への理解を深める一つの手段として、センサリーマップつくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。※クリックすると発達ナビのサイトから「センサリーマップコンテスト2022」の詳細ページに遷移します〈詳細〉「センサリーマップコンテスト2022」募集内容:自身のセンサリーマップ対象:小中学生申込方法:googleフォームにて応募応募締め切り:2022年9月1日(木) 23:59表彰:・最優秀賞(小学生部門:1名、中高生部門:1名、副賞:騒音計と照度計セット)・優秀賞(小学生部門:1名、中高生部門:1名、副賞:騒音計または照度計のいずれか1つ)・入賞(10名程度、副賞:五感シール)発表:2022年10月15日 感覚過敏研究所SDI推進室ホームページ上にて発表審査員:感覚過敏研究所SDI推進室メンバー主催:感覚過敏研究所SDI推進室一般公開WEBイベント「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」9月4日(日)に開催Upload By 発達ナビニュース筑波大学准教授、佐々木銀河先生主催の「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」が2022年9月4日(日)にオンラインにて開催されます。発達障害のある人は、青年期・成人期に、「教育や就労環境にアクセスすることが難しい」「生きづらさを抱えたまま孤立してしまう」などの課題に直面してしまうことがあります。このイベントでは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会に向けて、青年期・成人期における発達障害のある人を取り巻く現状や課題、そして、私たちが取り組めることについて議論が行われます。発達ナビにも寄稿いただいている信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授の本田秀夫先生による講演のほか、行政、学生相談、就労支援、当事者それぞれの立場からのパネルディスカッションも行われます。当事者の方だけでなく、保護者の方、専門職の方など、青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある方におすすめのイベントです。※クリックすると発達ナビのサイトから「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」の詳細ページに遷移します〈詳細〉「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」日時:2022年9月4日(日)13:00〜16:30会場:ウェビナー形式(Web会議システムZoom)※一か月間の見逃し配信が予定されています。参加:無料対象者:一般公開(青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある方)申込方法:「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」の申込フォームからお申し込みいただけます。主催:筑波大学人間系 准教授佐々木銀河先生(JST- RISTEX SOLVE for SDGs令和2年度採択シナリオ創出フェーズ 研究代表者)共催:筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター申込みはこちらから※クリックすると発達ナビのサイトから「青年期・成人期における発達障害のある人を誰一人取り残さない社会に向けて」の申込フォームに遷移します飲みこんでも安全な歯磨き粉オーラルピースの新商品「宇宙歯磨き オーラルピース」が2022年7月7日に世界同時発売Upload By 発達ナビニュース体と環境に優しいオーラルケア製品オーラルピースの新商品「宇宙歯磨き オーラルピース」が2022年7月7日に世界同時発売されました。「オーラルピース」とは、うがいや吐き出し・口腔ケアが困難な方でも簡単に使用できる、飲み込んでも安全な食品成分100%・ケミカルフリーのオーラルケア製品です。医療・介護現場のニーズに応え、日本の国立研究機関の産学官連携による先端乳酸菌バイオテクノロジー研究をベースに、10年以上の研究期間を経て2013年に開発されました。現在では、医療現場や介護現場にとどまらず、家族の健康を気遣う方、乳幼児や妊婦、授乳中の方や、水の使用が限られる災害被災地や登山などの場面での有用性も認められ、世界15カ国に輸出されています。2021年11月には、JAXAにより国際宇宙ステーション(ISS)への搭載品として選定されました。また、オーラルピースでは、商品の梱包作業や出荷作業、卸売販売や学会・展示会に関するお仕事に障害のある方が携わっており、事業を通して障害者の雇用創出が目指されています。詳細は公式ページでご確認ください。※クリックすると発達ナビのサイトから「オーラルピース」の公式サイトに遷移します※クリックすると発達ナビのサイトから「宇宙歯磨きオーラルピース」の紹介ページに遷移しますオーラルピースでは、ほかにも天然由来の成分で作られた口腔ケアアイテムやスキンケアアイテムが多数販売されています。うがいや吐き出しが苦手なお子さんもこの商品を使うことで、日々の歯磨きがより楽しく、簡単にできるようになるのではないでしょうか。詳細は公式ページでご確認ください。※クリックすると発達ナビのサイトから「オーラルピース」のオンラインストアに遷移します子ども用のリーディングトラッカー「楽よみ!しおり」、図書館や公共施設での導入相談受付中Upload By 発達ナビニュース子どもの学習支援教材を展開する「できるびより」が、佐賀県佐賀市の小学生と協力して、子ども用のリーディングトラッカー「楽よみ!しおり」を開発しました。読書や音読が苦手な子どもたちの中には、読み飛ばしが多い、何度も同じ行を読んでしまうなどの悩みがあることが多いといわれています。「楽よみ!しおり」を使うと、読みたい行が強調され、どこを読んでいるのか一目で分かるようになり、目で文章を追うのが楽になるそうです。「楽よみ!しおり」は、・大きな文字でも読める・次の行が見えるので見通しを付けながら読める・裏面のザラザラ加工ですべり過ぎず適度に動かせる:メディアユニバーサルカラーが採用されているなど子どもが使いやすい工夫がたくさん。※クリックすると発達ナビのサイトから「楽よみ!しおり」の商品紹介ページに遷移します現在、「楽よみ!しおり」は、図書館や公共施設での貸し出し備品としての導入相談が受け付けられており、公共図書館、小中学校、特別支援学校、 高校、大学の図書館・図書室などで貸し出されているところもあります。できるびよりではほかにも、運筆力をサポートするザラザラな下じきや、図形や文字の輪郭に凹凸加工が施されたひらがなドリル、凹凸マス目シート、語彙力を育てる絵カードなど、さまざまな商品が販売されています。こうした商品を使用することで、学習への抵抗感が少しでも解消されるかもしれません。詳細は公式ページでご確認ください。※クリックすると発達ナビのサイトから「できるびより」の商品紹介ページに遷移しますLITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2022年08月18日いよいよ夏本番!運気の高まる季節なだけにどのような出来事があるのか気になりますよね!できれば恋愛面で強い後押しとなってくれると嬉しいものです。そこで今回は、12星座別「8月、「運命の3DAYS」」を、後半はてんびん座〜うお座としてご紹介します!■てんびん座てんびん座のあなたの運命の3DAYSは、5日、15日、25日と5のつく日です。転職を考えているなら、この日に面接日を合わせられるところとご縁があります。気になるところは早めに連絡をして、予定が合うかを確認してみてください!■さそり座さそり座のあなたの運命の3DAYSは、26日、27日、28日と連続3日間。この日にちょっと難しい仕事にチャレンジしないかと上司から提案があるでしょう。引き受けて良さそうです。今後のスキルアップにもつながり、給料面にも反映がありますよ。■いて座いて座のあなたの運命の3DAYSは、7日、14日、21日と、7の倍数の日です。この日にイベントが催されていたら参加してみると良いでしょう。とても気の合う男性と知り合い、プライベートなやりとりができるまでに発展します。■やぎ座やぎ座のあなたの運命の3DAYSは、10日、20日、30日と0のつく日です。この日に友達として距離を縮めてきた彼から告白される可能性があります。彼から呼び出しがあった場合はスケジュールをなるべく合わせてみて!■みずがめ座みずがめ座のあなたの運命の3DAYSは、4日、14日、24日と4のつく日です。この日に家族と一緒に食事に行くと良いでしょう。近況報告ができて楽しいひと時を築ける上、兄弟の誰かの結婚報告を聞くことにもなりそうです。■うお座うお座のあなたの運命の3DAYSは、5日、20日、29日とばらつきがあります。この日に友達から誘いがあったら快くOKしましょう。あなたと趣味の良く似た素敵な男性との出会いがあるでしょう。(紗莉紗もも/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年08月12日いよいよ夏本番!運気の高まる季節なだけにどのような出来事があるのか気になりますよね!できれば恋愛面で強い後押しとなってくれると嬉しいものです。そこで今回は、12星座別「8月、「運命の3DAYS」」を、前半はおひつじ座〜おとめ座、後半はてんびん座〜うお座としてご紹介します!■おひつじ座おひつじ座のあなたの運命の3DAYSは、1日、11日、21日と1のつく日です。この日のどこかで寺社仏閣を巡ってみると良いでしょう。新たな帰路に悩んでいる人は、次の目標を見つけることができそうですよ。■おうし座おうし座のあなたの運命の3DAYSは、3日、13日、23日と3のつく日です。ダラダラと続いてしまった彼と関係を解消する運命の日がこの3日間となるでしょう。思い切って別れを告げる事で、結婚につながる新たな縁を呼び込むことができそうです。■ふたご座ふたご座のあなたの運命の3DAYSは、10日、11日、12日の連続3日間です。元彼から連絡がありそうなので、復縁を願っている人は彼の電話に出てみましょう。別れたことを後悔している彼の反応を感じ取れそうですよ。これを機に再スタートも考えられるので、慎重に話し合ってみてください。■かに座かに座のあなたの運命の3DAYSは、1日、8日、27日とばらつきがあります。この日思いがけない相手から告白があって戸惑ってしまいそう。ですが、徐々に彼のことを意識するようになり、気がついた時には恋が生まれています。まずは友達から初めてみると良いでしょう。■しし座しし座のあなたの運命の3DAYSは、21日、22日、23日の連続3日間です。交際中の彼がいるならば、この日に思い切って同棲の話を切り出してみると良いでしょう。彼も乗り気で素早く行動に移せそうです。■おとめ座おとめ座のあなたの運命の3DAYSは、29日、30日、31日と後半の連続3日間です。この日は運気の高まりもあるので、意中の人がいるならばあなたから思いを告げてみると良いでしょう。良い返事をもらえ関係を進展させることができそうです。(紗莉紗もも/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年08月12日ダイバーシティ&インクルージョンの実現を目指す株式会社voice and peace(本社:東京都千代田区、代表:赤平 大)は、運営するgifted・発達障害支援者向け動画メディア《incluvox~インクルボックス~》で、文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関す有識者会議」委員、関西大学の松村 暢隆名誉教授の動画を2022年8月に4週連続リリースします。incluvox松村教授「2Eとは」いわゆる「ギフテッド」など突出した才能、特異な才能のある子供への教育や支援には、発達障害の支援が活用される事が多くあります。発達障害と特異な才能を併せ持つ「2E(twice-exceptional)」は「才能教育支援」と「発達障害支援」の両方が求められます。松村 暢隆名誉教授は日本の2E研究の第一人者です。今回のincluvoxの動画では日本と海外の2E教育の現状分析、そして文科省有識者会議の素案の内容を、委員である松村名誉教授ご本人が説明し今後の日本の才能教育を展望します。特異な才能(ギフテッド)への見解《incluvox~インクルボックス~》は2022年1月にサービスを開始し、グローバルキッズ様など約4,000人の利用者がいるgifted・発達障害の支援者に向けた動画メディアです。辞書のように使える「支援法を1分間にまとめた動画」300本に加え、「専門知識・最新情報を約10分にまとめた動画」を週に2本配信しています。giftedや発達障害の支援でお悩みの保護者や教育者、人材活用や合理的配慮でお悩みのビジネスパーソンが、対面型研修より「効率的・効果的・低価格」なコンテンツを、いつでもどこでもスキマ時間に「時短・ながら聴き・ながら見」でご利用いただいています。incluvox 工藤 勇一校長incluvox 入山 章栄教授アニメーションでわかりやすく《incluvox~インクルボックス~》は現役アナウンサー(元テレビ東京)でgiftedと発達障害の子供を持つ代表の赤平と、現役テレビスタッフ、発達障害支援有識者たちが運営しています。動画380本を配信済み(2022年7月時点)で登録後は全て見放題。無料サンプル動画、登録後1カ月間は全動画視聴無料、いつでも解約可能です。代表 赤平の略歴■《代表:赤平 大(あかひら まさる)》略歴元テレビ東京アナウンサー。現在はフリーアナとしてWOWOW「エキサイトマッチ」「ラグビーシックスネーションズ」ジェイ・スポーツ「フィギュアスケート」など実況、ナレーターとしてテレビ東京「モーニングサテライト」、NHK BS「晴れ、ときどきファーム!」「ザ少年倶楽部プレミアム」など担当。2015年から工藤 勇一校長(当時)のもと千代田区立麹町中学校でアドバイザー。2022年から工藤 勇一校長の横浜創英中学・高等学校でサイエンスコース講師を担当。2E(発達障害とギフテッドを併せ持つ)の子供の親。《incluvox~インクルボックス~》はダイバーシティ&インクルージョンを実現させるメディアです。関連の学術論文を300本読んで分かったのは、giftedや発達障害の支援には「社会がgiftedや発達障害を理解し、LGBTQ同様に差別なく当たり前に受け入れる環境」も必要ということでした。日本では2004年の発達障害者支援法以降、国や自治体で発達障害者の支援が責務となり、保育園、幼稚園、学校などで教員向け研修が継続的に行われました。ところが2010年代、教育現場では「発達障害に関する専門知識やスキルが不足」という研究論文が頻出します。この「対面型研修には十分な効果が無い」現状を、2021年6月に文科省の担当者に意見提案したところ、担当者から「赤平さんのご指摘、実は存じ上げております。対面型研修では発達障害に高い知見のある教員が増えておらず、省として喫緊の課題と捉えています。そのため2020年から厚労省とともにプロジェクトチームを発足し対策を検討しています」との回答がありました。文科省への意見提案「文科省・厚労省の対応を待っていては、私(赤平)の子供の支援には間に合わない」「対面型研修よりも、簡単・手軽・素早く・低価格な方法は?」そう考え「お悩みを、すぐに解決する動画」「素晴らしい支援をしている人や団体を紹介する動画」を作成し「gifted・発達障害に特化した動画メディアincluvox~インクルボックス~」が誕生しました。incluvoxは、すべての教育機関・企業のリテラシーを、最速・最大効率・低価格で押し上げ、ダイバーシティ&インクルージョンに寄与する社会的インフラを目指しています。■《incluvox~インクルボックス~》サービス概要《価格》 : 月額770円(税込)※初期費用0円、いつでも解約可能、契約後30日間無料※法人契約は割引料金でご利用いただけます《販売方法》: incluvoxサイトで「新規登録」 ※決済はクレジットカードのみです※法人契約の際はお問い合わせください 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月09日私には発達障害を持つ長男をはじめ、3人の子どもがいます。以前はフルタイム勤務の会社員をしていましたが、長男の小学校入学と3人目の出産が重なったことを機に退職。3人目が1歳になるころ、在宅フリーランスに転身しました。発達障害の長男を持つ私が在宅勤務になってよかったことと、大変だったことをお話しします。 長男が小学生になると毎日が事件の連続!私が在宅フリーランスに転身したきっかけは、発達障害を持つ長男の小学校生活が気がかりだったからです。 長男が小学校に入学すると、毎日のように事件が勃発。持ち物を帰り道に捨ててきて探しに行ったり、宿題を始めるとかんしゃくを起こしたりと大変でした。先生からの電話や呼び出しもしばしば……。入学したころは専業主婦だったのですぐに対応できましたが、毎日ヘトヘトでした。 3人目の子どもが1歳になったら仕事をしたいと思っていたものの、外勤は無理だと思い、在宅の仕事を開始したのです。在宅の仕事だからこそ、突然の呼び出しや長男の持ち物探しにすぐ対応することができました。また、仕事をお休みするときは、フリーランスなので誰にも気をつかわなくて済み精神的にもラクでした。 有給がないため睡眠時間を削ることも…一方で、在宅勤務をして大変だったこともあります。長男を療育に連れて行ったり持ち物を壊されて買いに行ったりと、仕事の時間が削られる日が続くときがあります。 一般企業に勤めていたときは有給休暇を使うことができ、代わりに仕事を頼める仲間がいました。それがフリーランスだとひとりで仕事をこなすしかなく、終わらないときは夜中に起きて仕事をするしかありませんでした。 仕事のスケジュールを長男に合わせて対応在宅勤務をして大変だったことが、もう1つあります。普段は学校に行っている間に仕事を済ませるのですが、長期休みは長男を学童保育に預けています。発達障害を持つ長男はスケジュールの変更が苦手なので、長期休みの入りたてには学童に行きたくないとかんしゃくを起こします。 学童保育のスケジュールに慣れるまでは時々お休みすることもあり、そのたびに仕事を中断せざるをえませんでした。しかし在宅勤務だからこそ、仕事のスケジュールを長男に合わせることができたと思っています。 以前は在宅の仕事にゆとりのあるイメージを抱いていましたが、実際は思った以上に大変なことも多いのだなと感じました。私には発達障害の長男がいるため、時間調整のしやすい在宅の仕事をこれからも続けていくでしょう。スケジュール変更の多い発達障害の長男がいるからこそ、在宅勤務という働き方がぴったりだと思っています。 監修/助産師REIKO作画/やましたともこ 著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2022年08月06日常に次男を信じ、寄り添ってくれた特別支援教室の先生発達に凸凹のあるわが家の次男は、小1から小6の現在も通常学級に在籍しており、週1日、特別支援教室(※1)に通っています。次男が学校生活を送る中で、常に寄り添ってくださっていた先生がいます。それは、特別支援教室専門員(※2)のA先生です。※1 特別支援教室…通級指導教室のように障害による学習上または、生活上の困難を改善・克服する指導を児童・生徒が在籍校で受けられる東京都の仕組み※2 特別支援教室専門員…臨床発達心理士などの発達障害の支援に関する専門資格を持つ人(教員免許は必須ではない)Upload By スガカズいわゆる「普通」とされる環境の中で次男は、聴覚過敏、見通し不安、「0か100か」の白黒思考、叱られることへの苦手さなどから、入学当初から頻繁に癇癪を起こしていました。小1のころは、壁を蹴ったり大声での暴言が多かった次男。大人が本人の話に耳を傾けることなく、強く叱るなどすると本人は取り乱して周りが余計に見えなくなってしまうことがあり、そのような関わり方をしてしまうと万が一他害につながる恐れもあります。そのため、次男にとって家庭での関わり方や、学校での本人に寄り添った関わりがとても重要でした。A先生は次男のことを、「乱暴な子」「言うことを聞かない子」ではなく、「嘘をつかない自分に正直な子」「心の優しい子」「たくさんの可能性を秘めた子」として関わってくれました。また、私が次男との関わりで悩んでいるときにも、A先生は傾聴して、決して自分の意見を押しつけず私と次男の気もちを言語化してくれ、最後には励ましてくれました。私は、次男が学校生活での困難にぶち当たるたびに、どうしても周りの人と比べてしまったり、落胆してしまうこともあり、次男の行動に対して受け止めきれない状態に陥ることが度々ありました。トラブルを経験するたびに、私の気もちが落ちて浮上して、また落ちて持ち堪えて…。目の前の状況に対して、まずはその日を無事に終わらせることに注力します。そのためには、感情をできるだけ抑えて、次男と話し合うことが重要でした。そんなときは特にA先生の存在が大きく感じました。A先生はいつでも私と次男の味方をしてくださいました。お陰で次男との関係は良好なまま日々を過ごすことができましたし、少しずつ…少しずつ…時間をかけて、次男も学校生活に適応するようになってきたと思います。次男が小5になり、大好きなA先生が異動することに…。私にとっても次男にとっても、A先生は心の拠り所になっていました。しかし、A先生は次男が小5になる年度に、他校に異動することになりました。異動の知らせを聞いたときにも挨拶に行きましたが、離任式の際にも学校にお伺いし、感謝の気もちを直接伝えることにしました。Upload By スガカズUpload By スガカズ先生との別れを経験して、支え合うことの大切さ、人への感謝を学びましたUpload By スガカズ現在は次男は小6になり、A先生との別れを経験してから1年が経過しました。最初のころは、「オレが知っている△教室(特別支援教室)じゃない…」と、浮かない様子でしたし、心にポッカリと穴が空いているようでした。「A先生がここにいてくれればいいのに」と泣くこともありました。それでも、次男なりに少しずつ現状を受けとめながら、現在も学校生活を送っています。今でも私がA先生の話をすると、次男の表情はパッと明るくなります。先日、A先生に手紙を書きました。次男は書字障害があり、文字を書くことは大の苦手ですが、A先生への思い入れが強く、苦手な中頑張って手紙を書いていました。何度も「この文章変じゃないよね?」と、うれしそうに私に聞いてきました。人生の中で人との別れは何度か繰り返していきます。その中でも、大好きな人との別れは、本人にとって大きな衝撃で、情緒が乱れてしまう場合も多いのではないかと思います。悲しい経験をすることになりますが、そういった経験から、支え合うことの大切さ、人に感謝するこころを学び、今後の人間関係の構築のあり方について考えるきっかけになっていくのではないかと思いました。執筆/スガカズ(監修:井上先生より)すばらしい先生に出会えた経験は子どもさんにとっても親御さんにとっても大きな成長や心の支えになったと思います。子どもが大人に相談できるようになるためには、その大人が子どもにとって「自分を分かってくれる存在」になることです。A先生はまさにそんな人だったのだと思います。このお話は、多くの現場の先生たちにとって、元気を与えるように思います。
2022年08月05日短時間で自分の支度に子どもの世話…ワーママの朝はまさに戦い。1人でも十分大変なのに子どもが2人いたら、それはもうハチャメチャでゆっくり準備もできないですよね。そんな育児のドタバタ模様を漫画化!なんとか準備完了していざ保育園に向かう途中…息子の「おしっこ」宣言!「さっき行ったのに~⁉」と思いながらも保育園へ急ぐママ、果たしてトイレには間に合うのか…!?...朝からヘトヘトでもハグで元気全開!子どもの笑顔は、何にも代えられないとびきりの栄養剤ですね♡日々戦っているママの皆さん、時には漫画を読んだりして息抜きしつつ、明日もがんばっていきましょう!原案・作画:真理*✦絵あわせて読みたい🌈【ワーママ】登園途中に息子のトイレ大事件が勃発!!
2022年08月03日高校生の頃の自傷傾向私に自傷の傾向が出たのは高校生のころだったと記憶しています。この時期、私にはいま思えば離人症と思われる症状がありました。現実感がなくなる、自分だけ少し床から浮いて暮らしているように感じられる、幽体離脱したように感じる、など。当時は自分の発達障害にも、抱えている複雑なトラウマにも気づいていませんでした。精神科など専門家にかかることも思いつかず、「頭がおかしいのだ」と自分を責めて、恥じる日々。そんな中、恥や罪の感覚、また、失われた現実感を強い刺激で取り戻したいといった理由から、さまざまな自傷的行動に走るようになりました。軽い摂食障害と日焼けへの執着当時の私は、「自分は罪深く恥ずかしい存在だから、その存在感をできるだけ薄めたい。自分の汚(けが)れをきれいにしたい」という感覚を抱えていました。そこで、必要のないダイエットをしたり、休み時間に学校の庭に出て肌を焼いたりするように。どんどん痩せて身体が薄くなっていくほど、自分の存在の罪が軽くなるような気がしました。食べ物のかわりに水を飲めば文字通り「存在が薄まる」、日光に当たれば「日光消毒ができる」と感じたり。この頃の写真を見ると、私はカリカリに痩せて真っ黒に日焼けしています。リストカットをしたこともつきまとって離れない離人感に難儀していた私は、何か強い刺激を受ければ「悪い夢から目が覚める」ように現実感を取り戻せるのではと考えました。そこで友達に頼んでビンタしてもらったり、尖ったもので皮膚をつついてみたりするように。ささくれを剥いたり、ニキビを潰しまくったりもしました。リストカットをすれば、痛みと赤い血の刺激で「目が覚める」のではと考えて、手首の皮膚一枚切るようなごく軽いリストカットをしてみたこともありますが、あまり効果を感じられずに数回で終わりました。私がなぜリストカットが癖にならなかったかと言うと、精神疾患があり、ささいなことで激しく取り乱してしまう母親のことが頭にあったのかもしれないと今は思います。私がリストカットすれば母親が取り乱すのは容易に想像がつきました。そういう母親に対処するストレスのほうが大きく感じられたのかもしれません。安心できる居場所ができたら自然と脱した高校を卒業したあとも、吸うとしんどくなるのに無理に煙草を吸う、不健全な性的関係に身を投じるなど、いろいろと自傷的とも言える行動を続けていた私。いつの間にかそういうことをしなくなったなあ、と思い返していて、20代後半でつきあいはじめた恋人のことを思い出しました。彼は私にとって生まれて初めて、私のことを大事にしてくれる人だったのです。彼の愛情にひたひたに浸かるようにして過ごしていたら、いつの間にか煙草が欲しくなくなりました。わざわざ危険な異性関係に飛び込もうという気もなくなったのです。何かに動揺したら電話で彼と話せば落ち着くことができる。ときどき会って抱きしめてもらえばフーッと深呼吸ができて、それまで自分がずっと浅い呼吸をしていたことに気づくのでした。居場所があれば…自分の中を探ってみて、今は自傷傾向はほとんどないと感じます。優しい夫や友人知人といった理解者に周囲を囲まれ、自分にもこの世界には居場所があると感じられるのです。それでも、私がこの世においては発達障害者としてマイノリティであるのは事実。誤解され攻撃され排除されやすい側であることも事実です。実際にそうされてきたトラウマ記憶もたくさんあります。そういった記憶のフラッシュバックとしてだと思うのですが、ときどき、自分が集団から歩き去り、孤独に夜空を見上げながら、若いころ吸っていた細巻きの煙草をふかす夢を見たりします。そんなときはポロポロと涙をこぼしながら目を覚まします。すべての人に、ありのままの本人を認め、受け入れてくれる人がひとりでも、場がひとつでもあれば… と祈る日々です。傷つきながら生きてきた人が、幸運にも何かの時点で居場所を見つけられるとしたら素晴らしい。それでもその人には、ふとしたときに蘇ってくる孤独で痛ましい記憶との戦いが日々続きますが、その人が、一日ずつを踏みしめるようにどうにか生きていけたら嬉しいことだなと、私は思うのです。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)話を聞いてくれる人が一人でもいればいいですね。学校の先生でも、職場の上司や同僚や医者や心理カウンセラーでもいいのです。親や担任の理解がないと子どもたちは現実逃避の一つの方法としてゲームやスマホ依存に走ることもあります。リストカット(最近はアームカットが多いですが)は特に女性に多く見られます。クリニックでは、心理カウンセリングだけでなく、ADHDのあるお子さんには衝動性を回避する意味でADHD治療を、また自傷をやめさせる意味で抗精神病薬の併用も行っています。
2022年08月02日その人らしい生活を支援するのが作業療法士(OT)の役割作業療法士(OT)の役割というと、病気やケガのあとのリハビリの印象が強いかもしれません。ですが実は、発達障害の領域でも作業療法の重要性が高まってきています。今回は、日本作業療法士協会の中村春基会長に、作業療法士の仕事や発達障害のあるお子さんを支援する際のポイントを伺いました。――はじめに、作業療法で対象となる「作業」について教えてください。中村:作業療法でいう「作業」とは、日常生活のすべての行為を指しています。たとえば、料理や掃除といった家事、接客やパソコン作業など仕事の場面で必要なこと、スポーツや音楽鑑賞、手芸などの趣味の活動はもちろん、食事や休息、眠ることだって作業の1つです。発達障害のあるお子さんの場合は、たとえば「食が細い」「なかなか寝つけない」といったことから、「黒板の文字を写すのが苦手」「授業中じっと座っていられない」といった学習や集団行動の悩みまで、そのすべてが支援の対象となります。――とても幅広いのですね。中村:驚かれるかもしれませんね。作業療法士の仕事は、「その人らしく生きるために、困りごとを軽減、解決するためのサポート」と言い換えられるのではないでしょうか。発達障害の領域でも作業療法の重要性が知られるように――現在、日本ではどれくらいの作業療法士の方がどのような分野で活躍されているのでしょうか?中村:作業療法士は1966年にできた国家資格で、自立支援についての医学、心理学、社会学的な知識を持つプロフェッショナルです。現在、日本国内で資格を持つ人は10万人を超えています。日本の作業療法士は、その多くが医療機関で仕事をしていることも大きな特徴です。ほかには、児童発達支援センター、放課後等デイサービスなどの児童福祉サービスなど。最近では就労支援施設や学校、学童保育、また刑務所などで支援にあたる作業療法士も増えています。Upload By 専門家インタビュー最近では、医療機関における子どもを対象とする作業療法で割合が大きくなっているのが発達障害です。自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)の支援においても作業療法が重要であることが知られるようになりつつあります。日本作業療法士協会では5年毎で「作業療法白書」を取りまとめています。最新の2021年度版を編集中なのでまだ正確な数字がお伝えできないのですが、傾向としては下記のとおりです。【医療機関】新生児期から18歳以上まで幅広い。割合としては未就学が約45%、就学~15歳までが約25%。【児童福祉サービス】未就学が5割強、就学後が5割弱で、やや未就学のお子さんの方が多い。施設種別としては、作業療法士が多くいる順に、児童発達支援センター、放課後等デイサービス、障害児入所施設。【対象とする障害や疾患】・ASD、ADHD、DCD、LDなど・脳性麻痺・精神遅滞 知的障害・てんかん・ダウン症などの染色体異常・重症心身障害・筋ジストロフィーを含む神経難病+障害が診断される前の気になる段階の子どもたちとは言え、「リハビリ」「高齢者」というイメージがまだまだ強いようです。病院や療育センターで作業療法を受けることになっても、作業療法士は何をする人なのか、保護者の方には分かりにくいかもしれません。実際の作業療法の場面では、お子さんへの対応が中心になるので、なかなか「作業療法とは何か」「作業療法士が何を目指しているのか」を伝える時間を持てないのも実情です。そこで、協会では、作業療法を「知って」、上手に「使って」もらえるよう、広報活動にも力を入れています。たとえば、『○○○とつなぐ』という協会が発達障害のお子さんを支援する方向けに発行したパンフレットは、手帳に挟んで持ち帰ってもらい、気になったときに読んでもらえるように手のひらサイズで作成しました。○○○とつなぐー子どもの育ちを支える作業療法士ー――日本以外の国では、どのような状況なのでしょうか。中村:イギリスでは7割もの作業療法士が、地域の学校や通園施設、訪問施設などで働いていると聞いています。アメリカでも、延べ13万人の作業療法士のうち3万人が教育現場で働いており、なりたい職業ベスト10にもランクインしたことがあるくらい、子どもたちにとっては身近な存在のようです。――医療機関が中心の日本とは、大きく違うのですね…!中村:そうですね。 「友達づきあいが苦手で、悪気はないのにすぐに相手を怒らせちゃう」「ボールを投げたり、鉄棒をしたりするのが苦手で、みんなにバカにされてるみたい」、こうした悩みを気軽に話せて、その解決策を一緒に考えてくれる人がいたら子どもたちはどれだけ気持ちがラクになるでしょう。医学的知識のある作業療法士が身近な存在となれば、必要があればスムーズに医療機関と連携し、早期に治療や療育を始める助けともなるはずです。作業療法士が、生活と医療を結びつける架け橋となれたら!作業療法士協会がめざす大きな目標の1つです。将来的には日本でも「町の作業療法室」のような場所があちこちにできて、困りごとがある人がふらっと相談できるようにしていけたら、と考えています。作業療法士(OT)がプロの経験と知識で、保護者の不安を解消!出典 : ――作業療法の支援計画はどのように立てていくのでしょうか?中村:ひとくちに発達障害の作業療法といっても、実にさまざまなアプローチがあります。たとえばおもちゃやボール、楽器を使った手先や運動の訓練のほか、スーパーに買い物に行ったり、子どもたち同士で料理をしたり、ときにはみんなでスポーツ観戦に出かけたりすることも。具体的な生活の場面で、何ができていて、どんなことに困っているかといったことを、学校や園、また地域社会での経験を通して子どもと一緒に考えていきます。豊富な医学的な知識に加え、心理学や社会資源に関する知識をもとに、子どもの成長の一歩先を見ながらお子さん自身の気づきと変化をサポートしていくのです。だから、作業療法の現場はいつでも前向き!作業療法士は、「この子が持っている能力は何か」「今の運動機能と知的な能力だったらどんな遊び、勉強、作業ができるか」をすばやく見つけ、子どもが成功体験を感じられるシーンをたくさんつくっていきます。――保護者の方にとっても、発見が多そうですね。中村:そうですね。こうした働きかけは、そのまま保護者へのサポートにもつながります。保護者はともすると、わが子の苦手や不得意な面に目が行ってしまい「なんとか克服させてあげたい」と思いつめがち。そこに作業療法士のプロフェッショナルな視点が入ることで、「子どもの可能性や能力に気づき、子育てがより楽しく気が楽になった」という声も聞かれます。――学校や園の先生はどうでしょうか?中村:学校や園の先生からも、作業療法士と協働することで支援がしやすくなった、という声が届いています。例を挙げると、「学習が困難なことの背景には、眼球の動きや姿勢を保つことの難しさなどの原因があることを知り、決して怠けているわけではないということが分かって教師としてもうれしかった」「授業の様子をこまかく観察してもらい、道具や教材の工夫で困りごとがある子どもたちにもできることが増えることが分かりました!」などです。こうした声を聞くことは、私たち作業療法士の何よりの喜びです。発達が気になるお子さんの保護者同士をつなげられる機会を――発達が気になるお子さんの保護者の方へメッセージをお願いします。中村:私にも3人の子どもがいますが、今振り返れば、息子の1人は発達障害の特性があったのではないかなと思います。3歳児健診で運動機能面での発達の遅れを指摘されたほか、小学校に入学してからも片づけられない、翌日の準備ができない、といった困りごとがどんどん出てきました。ただ、30数年前は発達障害についての認知が進んでいなくて、私も恥ずかしながらまったく知識がなかったんですね。例えるなら、息子を無理やり学校に引っ張っていたような状況で、のちに発達障害についても勉強を深めるなかで「なんて親だったんだ」とつくづく反省しました。今は、発達障害について以前よりも社会の理解が進み、専門機関だけでなく、学校や放課後等デイサービスでも相談できる体制があります。発達障害のあるお子さんを育てるなかでは、悩んだり、不安になったりすることもあるでしょう。そんなときは、どんなことでもプロに聞いてみてください。家庭のなかだけで抱え込むと、追い込まれてしまいます。相談するのにも、最初は勇気がいるかもしれない。でも、勇気を出した先には、きっと気持ちがラクになる、親子ともに笑顔が増えるうれしい変化があるはずです。――相談することは子どもにとってだけではなく親にとっても、大切なのですね。中村:そうなんですよね。子どもはとても敏感で、親が不安になっていたらすぐに気づくものです。その子らしい発達を支援するためには、保護者のサポートが重要なのです。専門家と一緒に、その子の特性を正しく理解できれば、いたずらに不安が大きくなったり、できないことばかりにフォーカスしてストレスをためたりしてしまうこともなくなります。作業療法の現場では、同じような悩みを抱える保護者同士が話せる場を設けたり、発達障害のあるお子さんを育てた先輩パパ&ママから数年先の見通しについて聞く機会をつくったりと、さまざまな取り組みをしています。気になることがあったら、ぜひお住まいの地域の作業療法士会に問い合わせてみてください。――ありがとうございました。取材・文/浦上藍子Upload By 専門家インタビュー高校時代に重度心身障害者施設にボランティアに行ったことをきっかけに、作業療法士をめざす。1977年国立療養所近畿中央病院附属リハビリテーション学院卒業後、兵庫県社会福祉事業団玉津福祉センター附属中央病院などを経て、2009年より現職。日本作業療法士協会
2022年08月01日短時間で自分の支度に子どもの世話…ワーママの朝はまさに戦い。1人でも十分大変なのに子どもが2人いたら、それはもうハチャメチャでゆっくり準備もできないですよね。そんな育児のドタバタ模様を漫画化!ママたちなら思わず「あるある~!」と頷いてしまうエピソードが続々登場しますよ♪....なんとか全員準備が終わり、保育園へレッツゴー!と思ったのも束の間、まさかの息子の「おしっこ」宣言!保育園まであと少し、一体トイレには間に合うのでしょうか!?原案・作画:真理*✦絵あわせて読みたい🌈【ワーママ】お漏らし寸前!トイレに駆け込んだ息子がまさかの行動⁉
2022年07月29日ADHDとASDのある息子が小学4年生のころ、ショッピングモールへ行ったら…!?息子にはADHDとASDの特性があります。息子がまだ小学4年生だった、10年ほど前の夏休みのことです。8月中盤になると出かける場所も行きつくし、暇な私たち親子は近所にあるショッピングモールに涼みに行くことがよくありました。落ち着きない息子は、いつもショッピングモールに着くなり「ぼくオモチャ屋行ってくる」と勝手に走って行ってしまいます。この日は迷子にならないように、私が迎えに行くまで息子にはおもちゃ屋で待機しているようにと約束をしていました。息子にはミニカーを一つ買えるだけのお金を持たせることがありましたが、この日は「先週ミニカーを買ったから今日は買えないよ、おもちゃ屋さんは見るだけね!」と言ってお金は持たせませんでした。息子が おもちゃ屋さんを見ている間、私は子育てから解放されてカフェで冷たいドリンクを楽しむ、しばしの至福のひととき。しかし、おもちゃ屋で待機!と約束していたのに、しばらくすると母がいるカフェまでやってきた息子。少し高そうな車のおもちゃを持ってテーブルの上で走らせて遊びはじめました。私が「それどうしたの?お金持ってないから買えないはずだよね?」と聞くと、「うん、ミニカー売り場に置いてあったんだよ、誰かが忘れていったんだと思う、だからもらっちゃった」と息子は言います。私は真っ先に「勝手に持ってきちゃったんじゃないの!?」と疑いました。それに忘れ物にしては新品のキレイなおもちゃに見えます。追及すると息子は「本当だよ!このおもちゃは箱から出ていたんだ、売ってる物じゃないんだ、だから誰かが忘れたものなんだよ!」とムキになって言い返してきました。Upload By ユーザー体験談息子は勘違いをしているのでは…?息子はどうも「同じ商品が箱に入って並んでいるけれど、箱から出ている物は一度誰かが購入して箱から出した物であり、売り物ではない」という誤った捉え方をしているようです。また、誰かの忘れ物であった場合でも、勝手に持ち去っていいわけではありません。息子は、2つの間違いをしているのかもしれないと思いました。Upload By ユーザー体験談はたまた、そうではなく、本当は店の物を盗んでしまったのに嘘をついているのかもしれません。店に謝りに行き、買い取る必要があるかもしれない、などと頭の中でいろいろなことがかけめぐりました。息子は「本当だよ!」の一点張りでした。私の心の中では(いや、絶対に売り物を持ってきちゃったんだろう)という疑いが60パーセントくらい占めていました。あぁ…もう息子から目を離すのはやめよう…、と反省する出来事でした。Upload By ユーザー体験談今は成人した息子。当時を振り返ると…今は成人している息子。当時のことを聞いてみると、「箱から出ていたおもちゃを誰かが忘れていった」思い込んでいたのだそうです。今ならあれが間違いなく売り物だということは分かるけど、当時はそうは考えなかったとのことでした。息子は、「お母さんがスゴイ疑って聞いてきたからムキになったな。でもよく考えたら店の物ということになるね!あのときはオレが欲しいおもちゃが箱にはいっていない状態で置いてあったから、深く考えずに純粋に『ヤッター!もらおう』って思っちゃったんだよね」と話してくれました。Upload By ユーザー体験談売り物や人の物を勝手に持ち出すのはあってはならないことです。子どもを信じたいけど信じきれない、でも一方的に追及しすぎるのはよくないのかな?と考えてしまったり…。あとから息子の口から話を聞くことができましたが、このときどう対応するのが一番よかったのか?分からなかった母でした。イラスト:かなしろにゃんこ。エピソード参考:星野 真弓(監修:三木先生より)ご本人の後日コメントにあるように、発達障害のあるお子さんは、大人の常識とは違った思い込みでものごとを判断することが往々にしてあります。お子さんの言い分を信じるかどうかは結果論で良い対応にも悪い対応にもなってしまいますが、時には大人が先入観を外して子どもの言葉を素直に聞いてみることも大事かもしれませんね。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年07月29日