全国各地には、その土地の特産品や名物品があります。あと数日に迫った節分といえば、「鬼」ですが、名古屋では「鬼まんじゅう」という食べ物が有名なのだとか。そこで、自宅で名古屋気分を味わえる!?鬼まんじゅうの作り方を調べました。鬼まんじゅうってどんな食べ物?名古屋といえば、味噌煮込みうどんやひつまぶし、天むす、味噌カツ、手羽先から揚げ、小倉トーストなど、名物グルメがたくさんありますよね。これらに比べ、あまり聞きなじみがないためか、じつは、筆者も初めて知った鬼まんじゅう。別名「芋まんじゅう」と呼ばれているそう。簡単に説明すると、薄力粉(もしくは上新粉)と砂糖を混ぜ合わせた生地に、角切りにしたサツマイモを加えて蒸したものが鬼まんじゅうです。基本の鬼まんじゅうの作り方まずは、基本となる鬼まんじゅうの作り方を紹介します。【材料】5~6個分・薄力粉…120g・水…50cc・砂糖…80g・ハチミツ…10g・サツマイモ…300g【作り方】1)サツマイモを1cm角に切る2)サツマイモをボウルに入れ、砂糖、薄力粉の順で入れて混ぜる3)水を加えてさらに混ぜる4)クッキングペーパーの上に丸く成形した3を乗せ、20分ほど蒸したら完成!オーソドックスなのはサツマイモですが、リンゴやカボチャにしても◎。いろいろな食材で試してみてください。ホットケーキミックスでも!薄力粉や上新粉など、よく使う食材ではあるものの、ストックがないということもありますよね。そんなときは、ホットケーキミックスでも代用できるんです!【材料】小さめのサイズ8個分・サツマイモ…中サイズ1本(約300g)・ホットケーキミックス…100g・牛乳…60cc【作り方】1)サツマイモを1cm角に切り、水にさらしておく2)水を切ったサツマイモとホットケーキミックスをボウルに入れ、混ぜる3)牛乳を少しずつ加えながら混ぜる4)蒸し器で20分ほど蒸して完成!ホットケーキミックスにはもともと砂糖が入っているし、サツマイモの甘みもあるので、追加の砂糖はなしでOKです。ほっこり甘くて、食べ応えもあるので、おやつにピッタリの鬼まんじゅう。ぜひお試しください♪(文・山手チカコ/考務店)
2018年01月31日2月3日は節分の日です。豆まきをして、節分イベントを楽しむ人も多いのではないでしょうか。今回は節分にまつわる話と、100均で見つけた節分グッズを紹介します!節分の由来~なぜ豆まきをする?~節分は季節の変わり目を意味しており、昔は「立春・立夏・立秋・立冬」それぞれの前日が節分でした。つまり、節分は年に4回あったのですが、1年の始まりにあたる立春が特に尊ばれ、その前日の2月3日だけが節分として残りました。「節分=季節の変わり目」には邪気(鬼)が生じると考えられており、平安時代には災難や厄を祓う「追儺(ついな)」や「鬼遣(おにやらい)」という宮中行事が行われていました。そのなかに、鬼に見立てた者を豆をまきながら追い払う「豆打ち」という儀式がありました。これが室町時代に「豆まき」となり、節分行事として定着していきました。意外と知らない?豆まきのルール節分の日には「鬼は外、福は内」という掛け声とともに豆まきをします。鬼は邪気や厄の象徴とされ、災害や病などは鬼の仕業と考えられていました。鬼がやってくるのは「夜」と考えられているため、豆まきは夜に行います。豆をまく人は一家の主人になりますが、年男年女や厄年の人がまくと縁起が良く、邪気を払う効果が強いとも言われています。豆まきの豆は炒った(いった)豆を使います。まいた豆から芽が出ると、縁起が悪いと言われていたからです。豆まきに使う豆は「福豆」といい、升に入れて神棚にお供えします。飾るタイミングは、地方によって異なります。豆まき後は無病息災を願いながら、「年齢に1つ足した数の豆」を食べます。節分のもう1つのイベント「恵方巻き」のルール節分のもう1つのイベント「恵方巻き」。2018年の恵方は「南南東やや南」になります。恵方を向いて、太巻き寿司を丸々1本食べ尽くします。なお、食べ終わるまで話をしてはいけません。途中でしゃべると運が逃げてしまうそうです。100均で揃えよう!節分グッズ100均でも節分グッズを買い揃えることができます。今(※2018年1月現在)、ダイソーで売られている節分グッズを紹介します。こちらは、福豆をお供えする「升」。桐でできています。これは、恵方巻きを作るときに使う「巻きす」。竹製です。仮装して鬼になりきれるリアルな「鬼のお面」で、赤鬼と青鬼があります。鬼を追い払うための「福豆」。大豆の周りに砂糖がついた五色豆などもありました。紙のお面をくれるお店もありました。豆まきした後に豆を食べると体が丈夫になり、風邪を引かないとも言われています。風邪やインフルエンザが流行る時期なので、しっかり健康祈願をしましょう!
2018年01月25日コスメブランド「オペラ(OPERA)」より、バレンタインに向けた限定カラーのリップ2色が新登場。2018年1月26日(金)から発売される。「オペラ」より、シリーズ全体で170万本を突破した「リップティント」と「シアーリップカラーN」の限定カラーがお目見え。"恋するくちびる"をテーマに、バレンタインにもぴったりなピンクとバーガンディの2色がラインナップする。鮮やかな発色を叶えてくれる「リップティント」「リップティント」は、唇の水分に反応して発色するティント処方によって、色落ちせずに、塗りたてのような発色を長時間キープできる人気のリップコスメ。リップケアオイルをベースにしている為、着け心地も滑らかだ。新色「ピンクフレイズ」は、赤みのあるピンクで、さっと纏えば血色の良い唇に。「バーガンディキス」は、深みのあるシックなカラーで、セクシーな表情に導いてくれる。美容液+口紅+グロス「シアーリップカラーN」「シアーリップカラーN」は、スリムなパッケージが可愛らしいスティック状のグロス。美容液+口紅+グロスが合わさった万能リップとなっている。潤うのにべたつかず、綺麗な発色を長時間楽しめる。新色「ピンクラズベリー」は、甘すぎない可愛さを叶えてくれる艶やかなピンク色。「カシスバーガンディ」は、可憐さとセクシーさを兼ね揃えた大人なカラーで、普段とは違う魅惑的な表情を引き出してくれる。限定イベントが表参道ヒルズにて開催今回の発売を記念して、表参道ヒルズの1階「表参道Rスタジオ」にて、限定イベントが2018年1月27日(土)と28日(日)の2日間開催される。会場では、新色カラーのピンク、バーガンディをモチーフとした装飾や、フォトジェニックなフォトスポット、「オペラの恋みくじ」の体験など、「オペラ」が用意したキュートな世界観を楽しめる。また、すべてのカラーラインを試せる特設コーナーも登場。自分にぴったりなバレンタインカラーを見つけてみてはいかが。【詳細】オペラのバレンタイン限定カラーリップ発売日:2018年1月26日(金)商品詳細:・リップティント 08 バーガンディキス 1,620円・リップティント 07 ピンクフレイズ 1,620円・シアーリップカラー 36 カシスバーガンディ 1,296円・シアーリップカラー 306 ピンクラズベリー 1,296円※価格は全て税込。■関連情報限定イベント「OPERA #恋するくちびる リリースイベント@表参道 ‟Love Me Lip♡”」開催日:2018年1月27日(土)、28日(日) 11:00~19:00場所:表参道ヒルズ1F「表参道Rスタジオ」住所:東京都渋谷区神宮前4-12-1入場料:無料※混雑時は、入場制限をする可能性有り。
2018年01月19日皆さん、100均ショップに行ったときに、アクセサリーコーナーをのぞかれることがありますか?「たかが100均ショップ」と侮ってはいけません。100円でも「使える」アイテムがいっぱいあるのです!さて、どのようなものがあるのでしょうか?100均ショップのアクセサリー:ダイソー編まずはダイソーです。ゴールドのゆらゆらピアス、パールとゴールドのピアス、かわいいです。100円とは思えません!一粒ピアスをいくつか耳につけるのも、キラキラしてかわいいです。ラインストーンとゴールドのきれい目ピアスもあり。手作り用のキットも多数あります。パーツクラブ顔負けの、たくさんの材料が売っていて、目移りしてしまいます。キットは好きなように、自分でデザインできるのでいいですね。パールも大きさが大小さまざまで、天然石のような色とりどりの石も売っています。なかなか好きなピアスが見つからない人は、自分で作ってみるのもおすすめです。※掲載画像は、お店の許諾を得て撮影100均ショップのアクセサリー:キャンドゥ編キャンドゥはどうでしょうか?ありました!ピアスの数々です。ピアスのほかにも、アンクレットやネックレスなどもあります。キャンドゥのブレスレットも素敵です。写真は2つとも似ていますが、微妙に違います。スキなものをぜひ選んでくださいね!今なら、プチプラコーデで大人気のブロガー、yokoさんとキャンドゥのコラボ商品が置いてあります。これも、なんと100円で買えます。例えば、こんなピアス。フープピアスは存在感抜群です。着こなしのアクセントになりますね。ネックレスも100円。たった100円でいろいろ揃えられて、楽しいですね。ターコイズの天然石風のピアスと、ネックレスをそろえてつけられます。ピアスとネックレスがそろっていると、高見えな感じがしますね。※掲載画像は、お店の許諾を得て撮影コラボ商品は期間限定かもしれないので、ほしい方はすぐキャンドゥをのぞいてみましょう!【ポイント】・100均ショップのアクセサリーは、100円とは思えないクオリティ・100均ショップには、手作り用のキットも数多くある・100均ショップのアクセサリーは、大人気のブロガーとのコラボ商品もある
2018年01月19日菅田将暉が扮するau「三太郎」シリーズの鬼ちゃん。このたび、“子だくさん”な鬼ちゃんの息子で、8人兄弟の長男“赤鬼”が新CMに初登場。鈴木福が演じていることが分かった。新CMは、鬼ちゃんが8人兄弟の長男、赤鬼と将来について語るストーリー。息子の赤鬼と男2人旅をしている鬼ちゃんは、「お前、将来どうするんだ?」と赤鬼に質問。赤鬼が家計を気にして「お父さんの電気屋さん手伝うよ」と答えると、「生意気言うな!」と怒る鬼ちゃん。「金の心配ならしなくていい」と話す鬼ちゃんの迫力に、少し驚いて見つめる赤鬼。鬼ちゃんは「だってお前、勉強好きじゃねーか!」と赤鬼の肩をポン。ひとり黙々と勉強していた赤鬼の姿を目にしていた鬼ちゃんは「学んだことは誰にも奪われないから」と優しく話し、いつもとは違って父親らしい姿。そして、また1つ副業を増やすことを決心し、立ち上がるが、そこに「お父さん…本業…なに?」と尋ねる赤鬼。息子からの核心に迫った質問に、最後はたじろいでしまう鬼ちゃんなのだった――。誰もが予想していなかったスーパー優等生・赤鬼を演じるのは、鈴木福。今回の父と子の胸に迫る(?)撮影は、1日で最も美しい時間帯といわれるマジックアワー(日没直後)を狙って行われた。限られた時間のため緊張感のある現場となったが、初登場の福くんはしっかりと段取りを確認し、見事に赤鬼を演じ切った。いつもチャラチャラしている鬼ちゃんの子どもとは思えない落ち着きぶり、家計まで心配してくれるしっかりものの赤鬼だが、「お父さん…本業…なに?」という質問に対する「ホンギョウ?」という菅田さんのアドリブには思わず笑ってしまうという、微笑ましいNGシーンも。また、撮影の合間には、菅田さんが「鬼ちゃんのこん棒は意外と重たいよ」「きょうだいと顔似てる?」など、優しく話しかけていた。焚き火の前で2人で語り合うシーンは、まるで本当の親子のよう。垣間見える鬼ちゃんの父親らしさとともに、美しいグラデーションを見せる背景の空にも注目してみて。au 三太郎シリーズ新CM 「鬼の親子」篇は全国にて放映中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月05日オペラと狂言というヨーロッパと日本の伝統的な芸能を結びつけ、高い芸術性と無類の面白さで好評を博している狂言風オペラシリーズ。その最新作『狂言風オペラ“フィガロの結婚 ”モーツァルト・管楽八重奏版』の製作発表が11月17日、大阪市内で行われた。「狂言風オペラ“フィガロの結婚”」チケット情報狂言風オペラシリーズは、京都の大蔵流狂言師、故・茂山千之丞らを中心に2002年にスタート。モーツァルトのオペラを換骨奪胎し、本場ヨーロッパの室内楽奏者の演奏に乗せて、狂言師たちが物語を演じるというユニークなスタイルが話題を呼び、『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』のタイトルで、これまでに国内37公演、ドイツ7公演を重ねて来た。今回の『フィガロの結婚』には芸術監督として新たに観世流能楽師、人間国宝の大槻文蔵を迎え、脚本・演出は笛方藤田流の藤田六郎兵衛が担当する。スイスより来日するクラング・アートアンサンブルの八重奏の中、桐竹勘十郎(人形)が伯爵を、観世流シテ方、赤松禎友が伯爵夫人を演じるなど、狂言に加え、能、文楽など日本の伝統芸能の多彩な要素が盛り込まれた、前作とはひと味もふた味も違った作品になるという。記者会見には大槻文蔵をはじめ、藤田六郎兵衛、出演の野村又三郎、豊竹呂太夫、桐竹勘十郎(人形共)、鶴澤友之助らが出席。席上、藤田六郎兵衛は「これまでの『狂言風オペラ』とまったく違うものになると感じております。千之丞先生には当時から文楽や能と一緒にやりたいというお気持ちがあられたらしいので、そうした思いがある意味、今回の舞台で完結するのではないでしょうか。東京での4公演は観世能楽堂、京都、大阪ではコンサートホールと、現在、空間の工夫には頭を悩ませておりますが、オペラの好きな方、またはこの日本の能、狂言、文楽の好きな方、すべての方に『え、こんな世界があるの』と喜んでいただける世界を目指してがんばりたいと思っています」と語った。公演は2018年3月19日(月)、20日(火)、東京・銀座の観世能楽堂4公演を皮切りに、3月22日(木)、京都府立けいはんなホール、3月23日(金)、大阪・いずみホールの3会場にて。チケットは発売中。取材・文:逢坂聖也
2017年11月27日ハーゲンダッツ ジャパンは、Spécialité(スペシャリテ)「抹茶のオペラ」(416円・税別)を11月21日より期間限定にて全国のコンビニエンスストアで新発売します。Spécialité(スペシャリテ)は、厳選された素材で層構造を生かした多彩な味わいや、心が躍るような見た目の華やかさで、至福のひとときを楽しめる冬限定の創作アイスクリームデザートです。高級感のあるケーキ「抹茶のオペラ」を表現した本商品は、昨年11月に発売された Spécialité(スペシャリテ)シリーズ第1弾「ピスタチオ ベリー」に続き1年ぶりの新商品となります。ぜいたくな金粉のきらめきと抹茶の色が映える黒と赤を基調としたきらびやかなパッケージが、年に一度のご褒美としての特別感を演出します。■抹茶の濃厚な味わいとこだわりの素材が重なり合う層構造繊細な風味の抹茶と、チョコレートとアーモンドによる「オペラ」らしい味わいの両方を楽しめる創作デザートに仕上げました。ほろ苦い抹茶アイスクリームとまろやかなブロンドチョコレートアイスクリームの間に、「オペラ」のビスキュイ・ジョコンドをイメージしたアーモンドソースとアーモンドクッキーを敷き詰めました。また、天面にはつややかなビターチョコレートと金粉をほどこしています。<こだわりポイント1濃厚な抹茶アイスクリーム>うま味と渋味のバランスにこだわった茶葉を、石臼で丁寧にひいた鮮やかな色合いが特長のハーゲンダッツオリジナルの抹茶を使用。コクのあるココアバターを加えることで深みのある濃厚な抹茶アイスクリームに仕上げました。<こだわりポイント2大人な味わいのブロンドチョコレートアイスクリーム>第4のチョコレートと呼ばれる、キャラメルのような香ばしい風味のまろやかな甘味が特長の“ブロンドチョコレート”を使用したアイスクリームは、ほのかにブランデーが香り、大人っぽい高級感のある味わいです。(お問い合わせ先)ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL 0120-190-821
2017年11月22日20世紀が生んだ演劇界の革命家ベルトルト・ブレヒトと作曲家クルト・ヴァイルの代表作『三文オペラ』が、谷賢一演出で、装いも新たに登場する。『三文オペラ』チケット情報泥棒マクヒィスが、乞食集団の親分と警視総監を向こうに回して大騒動を巻き起こす本作。主人公マクヒィスを演じるSOPHIA・MICHAELのヴォーカルで俳優の松岡充は「裏で通じ合い、弱みを握る人々がいるといった『三文オペラ』の社会構造は今と同じ。そんな中、民衆が一致団結して世の中を動かすんだ、というメッセージも込められている。マクヒィスが内に秘める反骨精神や、人を強く愛する気持ちの根源となるパワーを追究したい」と語る。マクヒィスの妻ポリー役には第13回全日本国民的美少女コンテストのグランプリ吉本実憂。ポリーの恋敵ルーシー役にはAKB48の峯岸みなみ。オーディションではふたりとも、演出の谷を相手に、ポリーとルーシーのバトルシーンを演じたという。「最初はよくわからずに演じていましたが、段々、ポリー同様にルーシーにイライラしてきて(笑)。最後は心から『楽しかったです』と答えることができました」と吉本は笑顔で語り、「スイッチが入るまでに時間がかかりましたが、気持ちよくて、朝からアドレナリンが出ました(笑)。『女の世界にいるのでもっと出せます』と言い切ってしまったので、しっかり演じたいです」と峯岸は表情を引き締める。それにしてもマクヒィスのモテっぷりは見事。こうした男性との恋愛について、峯岸は「本当は嫌だけれど、すごく好きな相手なら嫌いにはなれないかもしれないです。誰からも興味を持たれる男性って魅力的ですから。AKBは恋愛禁止なので、舞台上では恋愛を楽しみたいです」吉本は「浮気をしたら誰かが傷つくわけだから、自分の気持ちを押し殺して相手から離れる人のほうが、個人的には好きです。でも今回は、マクヒィスのことが好きなポリーの気持ちを稽古場で育てていきたいです」。松岡の「男性も女性も、最期に寄り添ってくれる相手を求めているのは同じ。関係性はこの作品の中では妻・愛人・もうひとりの愛人、ということになるけれど、時が違えば逆だったり別の相手だったりするかもしれない。そうしたことも、このお芝居の構図の中に表現されています」との意見には、ふたりとも大きくうなずいた。吉本も峯岸も、今作が初舞台。「何時間も本番が続くのは緊張しますが、画面の中で表現するドラマや映画と違って、端っこにいてもその役として生きたらそれが表現になるのが楽しみです」と言う吉本、「誰かの出方で空気が変わるのが舞台なので、自分も受け手だけでなく攻め手に回れるくらい、稽古に食らいついていきたいです」と言う峯岸を、松岡が「稽古期間をどれだけ遊ぶか。遊園地気分で楽しんだ者勝ちです!」と励まし、「今回は音楽監督の志磨遼平さんによってロック色が強くなるのは楽しみだし、設定も近未来の日本になるということで谷さんによる新しい『三文オペラ』が生まれると思います」と意気込んだ。1月23日(火)よりKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。取材・文:高橋彩子
2017年11月10日バッハ・コレギウム・ジャパンとオールスター歌手陣が揃い、作曲家生誕450年を祝うモンテヴェルディのオペラ《ポッペアの戴冠》。バロック・オペラを楽しむための「ミニあるある」を指揮者・鈴木優人さんに聞いた。オペラ《ポッペアの戴冠》チケット情報【男役を女声が歌う】バロック・オペラでは男性役を女声歌手が歌うことが多い。今回も、物語の中心になる2組の夫婦はすべて女性ないし女声(=カウンターテナー)が歌う。「当時の一番の主役はカストラート。普段は聴けない危ない歌声を聴くために劇場に通ったのです」カストラートは、変声前に去勢して声帯の発育を止めた男性歌手。しかし身体は大きくなるので、女声歌手の音域を男声歌手の力強さで発することができた。「カストラートが歌った役ですから、モンテヴェルディも男として描いているわけです。ネローネ(ネロ皇帝)をテノールが歌ったほうがドラマがわかりやすいという人もいますが、僕は逆に、1オクターヴ低いぶん声が埋もれてしまってわかりにくいと思う。ネローネの強さは、この音域でこそ表現できるのです」【通奏低音が重要】バロック音楽といえば通奏低音。今回もヴァイオリンなどの上声部6人に対して通奏低音が9人とゴージャス。「低音」とは言ってもチェンバロやテオルボなど和音楽器も加わって、全音域の音が多彩に鳴る。いわばそれだけでもオーケストラだ。「バロック・オペラがつまらないと感じた経験のある人は、たぶん原因のほとんどは通奏低音です。僕の一番の仕事は、絶対に通奏低音で退屈させないこと」《ポッペア》では、歌の伴奏は通奏低音のみだ。「歌詞を理解してイタリア語と一緒に弾けなければなりません。指揮者に合わせるのでなく、通奏低音奏者それぞれが歌い手の呼吸に合わせて弾く。だからこそ歌が自由に解放される。そうすると19世紀のオペラ以上に歌い手の競い合いが生まれるわけです。歌手はやっぱり目立ちたい。フィギュアの4回転ジャンプを見るように、それを楽しんでください」バロックというと、なんだか決まりごとが多いイメージもあったのだけれど、どうやらそれは真逆のようだ。自由な歌。なんと魅力的な言葉!【歌は古楽とモダンの境目がない】今回のキャストは、古楽のスペシャリストからバロック・オペラ初挑戦という歌手まで多彩な顔ぶれ。「とても気に入ってます。声だけでなく、役の性格にも合わせて配役を絞り込んだ。その時点で仕事の8割は終わったようなもの(笑)。器楽だと、古楽とモダンは楽器自体が違いますけど、歌にはその境目がない。『ポッペアやりたい人、この指とまれ』と声をかけたら、わーっと集まってくれた感じ。歌い手がそうなのだから、オペラ・ファンの皆さんも、バロックだからといって特別に警戒しないで楽しんで!」公演は11月23日(木・祝)に東京オペラシティコンサートホール、11月25日(土)神奈川県立音楽堂にて開催。チケットは発売中。取材・文:宮本明
2017年10月31日11月9日(木)・11日(土)・12日(日)の3日間にわたって上演されるドヴォルザークのオペラ『ルサルカ』(山田和樹指揮・宮城聰演出)。このオペラを事前にもっと深く理解するための音楽レクチャーが、会場となる日生劇場の大会議室で行われた。講師には『ららら♪クラシック』の総合司会でもお馴染みの加羽沢美濃と、『ルサルカ』で魔女イェジババを演じるオペラ歌手の清水華澄。女性講師ふたりによるレクチャーは始終和んだ雰囲気で、客席とのコミュニケーションも盛んにスタートした。オペラ『ルサルカ』チケット情報まず加羽沢から『ルサルカ』はチェコ語という難しい言語(ドヴォルザークの母国語)によるオペラであることと、ドヴォルザークの巧みな作曲技法について語られ、会場のスピーカーから流れる『序曲』、ルサルカが歌う『月に寄せる歌』、イェジババの『チュリ・ムリ・フック!』を試聴しながら、順を追って曲の特徴が説明された。「ハ短調の序曲から既に、悲劇の予兆が盛り込まれているんです」という加羽沢に、「この冒頭はワーグナーの『ラインの黄金』にとても似ていますね」と、ラインの乙女役を舞台で演じた経験もある清水が付け加える。さらに加羽沢が「ドヴォルザークは冒頭の序曲から最高の曲を惜しみなく見せちゃう。全部見せ!」と言うと、会場は大爆笑。イェジババの「チュリ・ムリ・フック!」は「チチンプイプイ」のような意味であり、「龍の舌や胆汁など材料をぐつぐつ混ぜて、口がきけなくなる薬を作るよ…という歌詞が歌われています」という清水の説明には、皆が真剣に聞き入っていた。この曲を録音音源とともに清水が芝居気たっぷりの生歌で披露する一幕も。「『月に寄せる歌』は有名な曲ですが、みなさんはこの曲を聴いて非常に懐かしい感じがすると思います。それはなぜかというと「ファ」の音と「シ」の音を抜いた「四七抜き(よなぬき)音階」で書かれているからなんです」と加羽沢は「上を向いて歩こう」や「夕焼け小焼け」を例に出して説明。すぐさまその曲を一緒に歌い出すなど、客席のリアクションはとてもよい。「四七抜き」はそれほど我々の身体に沁み込んだメロディなのだろう。後半は加羽沢の伴奏で清水による独唱『我が母の教え給いし歌』(ドヴォルザーク『ジプシー歌曲集』より)を堪能。広い会議室のすみずみまで行き渡る美声に、深い感動が巻き起こった。次は、受講者全員が「四七抜き音階」のメロディをランダムに書くという試みが行われ、「ドで始まるメロディを書いた人は社会になじむいい人」「シから始まるメロディを書いた人は切ないものを持っている詩人」という加羽沢の分析も。受講者が書いた旋律に加羽沢が伴奏をつけ、素朴な単旋律からプロの作曲家が書いたような音楽が次々と生まれた。この「魔法」には会場興奮。最後は全員で『遠き山に日は落ちて』を合唱し、大会議室は夕焼け色に染まった。参加型のレクチャーを楽しみ、ドヴォルザークの魅力を堪能した2時間だった。オペラ『ルサルカ』は11月9日(木)・11日(土)・12日(日)東京・日生劇場にて上演。チケット発売中。
2017年10月25日三枝成彰の新作オペラ《狂おしき真夏の一日》がいよいよ開幕する(10月27日(金)初日・東京文化会館)。沈痛で劇的な音楽で泣かせる悲劇が特徴だった三枝オペラ初の喜劇オペラだ。初日まで1週間を切った21日、東京都内で行なわれている音楽リハーサルを覗かせてもらった。オペラ《狂おしき真夏の一日》チケット情報この日は台本を書き下ろした林真理子も顔を見せた。熱心なオペラ・ファンの彼女も、自分の書いた物語がオペラとして完成してゆく行程に大いに感激している様子。「夢のようです。私の書いた下品な本に素晴らしい音楽がついて。しかも笑いの要素も失われていない」「下品」はもちろん喜劇ゆえだ。そこへ主演の佐藤しのぶが通りがかった。林の手をしっかり握って、「真理子さんが込めた思いを伝えられるように頑張ります! 愛を取り戻す役よね」とガッツポーズ。佐藤が演じるのは、女好きの夫・大石の気持ちが自分から離れてしまっていることを嘆く美しい夫人・陽子。《フィガロの結婚》そして《ばらの騎士》へのオマージュである当作で、伯爵夫人や元帥夫人に当たる役どころ。台本執筆段階から、佐藤が演じるイメージで当て書きしたそう。先行作同様の美しいアリアも与えられている。浮気な夫の大島幾雄、その長男の放蕩者ジョン・健・ヌッツォと、ゲイの次男・大山大輔は貫禄十分。彼らの二枚目の声で演じるブッファは、スター俳優の喜劇やコントにも似た「ずれ」がおかしくて、観ていてずっとにやにやしてしまう。しかしオペラ全体を豊かに彩るのはやはり女声陣。小川里美は華やかな色気を振りまく、長男のフランス人妻。このオペラの発表時のタイトルは『巴里から来たお嬢さん』だったから、オペラ全体の核とも言える存在だ。大石の愛人のナース小林沙羅は、音楽的にも、全体を運ぶ狂言回しのようなキーパーソンとなっている。エロチックな台詞もあり、普段キュートなイメージの彼女の新たな側面が見えるかも。次男の恋人の男性ユウキを演じる村松稔之の、深い、女声的なカウンターテナーには驚いた。佐藤しのぶの陽子の美しさに惹かれて、初めて女性に恋をする二重唱では、ふたりの声が同じ音域で官能的に絡み合う。また、物語上は脇役的な存在ながら、執事役の坂本朱のメゾ・ソプラノの音楽的な役割とそのインパクトは実に大きい。「これまでに書いた中で一番いいかもしれない。手が込んでいる」と確かな自信を口にする三枝。彼自身、これから始まる演出(秋元康)と美術(千住博)、衣裳(コーディネーター:齋藤牧里)が揃っての舞台稽古を待ちかねているそう。この段階まで来るとある意味すでに作曲家の手を離れているのだ。衣裳の写真を見せてもらったが、あれはサイケというのか、ファンキーというのか…。すごいことになっている。とにかく、既存の「オペラ」のイメージとはひと味もふた味も違う、理屈抜きのエンタテインメントと呼べる新しいオペラが、間違いなく観られるはずだ。もうすぐ!取材・文:宮本明
2017年10月23日劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』が、12月27日(水)より6年ぶりに京都劇場で上演される。2015年より演出スーパーバイザーを務める北澤裕輔に、作品への思いや京都公演にかける意気込みを聞いた。劇団四季「オペラ座の怪人」チケット情報本作は、ガストン・ルルーの同名小説をもとにしたミュージカルで、パリ・オペラ座の地下に棲み、歌姫クリスティーヌに恋をする“怪人”の悲しい愛を描いた物語。『キャッツ』や『エビータ』なども手がける“21世紀のモーツァルト”アンドリュー・ロイド=ウェバーによる、美しくも重厚な旋律で紡がれる人気作だ。北澤も本作の楽曲に魅了され、劇団四季に入団したという。「元々、音楽大学でオペラ歌手を目指していたこともあり、クラシックに近い、オペラのような曲があることが、僕の琴線に触れました。全曲歌いたいし、聴いていたいと思える作品ですね」。四季入団後、同作ではアンサンブルから始まり、オペラ座の新しいスポンサーのラウル・シャニュイ子爵、支配人ムッシュー・アンドレなどを演じてきた北澤。演出スーパーバイザーとして関わる今、「ますます作品への愛が深まっている」という。「俳優として出ていると、演じることに一生懸命なので、本当の素晴らしさに気付いていなかったのかもしれません。今は曲を聴いているのもワクワクするし、だからこそ作品の立体感や曲のよさを引き立たせたい。今の四季の俳優たちは全体的に歌唱のレベルが上がっているので、高度なことが要求できます。彼らのポテンシャルを最大限に引き出して、お客様を圧倒したいと思います」。醜い容姿を隠すために仮面をつけ、オペラ座の地下深くに身を潜める“怪人”。そんな彼が見せるクリスティーヌへの一途な愛が、胸を締め付ける。「好きという感情を通り越して、恥も外聞もなく愛するあの姿に惹かれますよね。そんな風に生きてみたい。2幕は怪人が必死であればあるほど、ラストシーンがより印象深くなると思うんです。だからそこは感情にまかせて、とにかく必死に愛して、出し切ってほしいと伝えています」。『ノートルダムの鐘』でも演出スーパーバイザーを務めた北澤。京都劇場は「横に広くなく、音をダイレクトに伝えやすいから、緊張感と迫力で魅せたい」と語り、「観たことがない方にはぜひ劇場で圧倒されてほしいし、観たことがある方にも“やっぱりすごい!”と思っていただけるように作っていきたい」と意気込みを見せた。公演は、11月19日(日)まで広島上野学園ホールにて、12月27日(水)より京都劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2017年10月11日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)のスペシャリテ『抹茶のオペラ』が11月21日(火)より冬期限定で登場。全国のコンビニエンスストアで発売される。スペシャリテとは、選ばれた素材と、層を重ねた構造により、たくさんの味わいを楽しめるアイクリーム。高級感に加え、見た目も楽しいところがポイント。『抹茶のオペラ』では抹茶アイスをベースに、チョコレート、アーモンド、そして、まろやかな甘みが特徴のブロンドチョコレートを使って、抹茶ケーキ「抹茶のオペラ」を表現。ココアバターのコクをプラスした、ほろ苦の風味豊かな抹茶アイクリームをベースに、香ばしい味わいのアーモンドソース、アーモンドクッキー、ブランデーがほのかに香るまろやかブロンドチョコレートアイスクリームを組み合わせ、さらに天面にはほろ苦いチョコレートソースと金粉を施した。金粉がきらめき、見た目もゴージャスだ。『抹茶のオペラ』価格:416円(+税) ※税込価格:449円 発売日:2017年11月21日(火) 販売:全国のコンビニエンスストア内容量:103ml 【問い合わせ先】ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-190821
2017年10月01日芥川龍之介の数本の短編を題材にした舞台『百鬼オペラ 羅生門』に出演する吉沢亮さんに、稽古開始当初の思いを話していただきました。「芥川の世界が面白く楽しい感じになっています」可愛さと少しの毒とユーモアを含んだアーティスティックな舞台で、日本でも多くのファンを持つ演出家、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック。イスラエルを拠点に世界で活躍する彼らの新作は、芥川龍之介の数本の短編を題材にした舞台『百鬼オペラ 羅生門』。「我々日本人が考える芥川作品というと、黒澤明さんの映画みたいな黒くドロドロとした暗い世界だと思うんです。でも海外の演出家だからか、美術や衣裳を含めてもっとファンタジックで楽しい感じなんですよね。悲劇であるはずなのに喜劇として面白おかしく扱っているというか」表題の「羅生門」を軸に、悪に手を染めても生き延びる道を選ぶ下人の妄想や白昼夢として、「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」などの短編が組み込まれ、一本の物語に。吉沢亮さんは、その下人と相対していく存在として登場する。「台本を読んで、芥川の短編がこんなふうにひとつの世界にまとまるんだ、と単純に面白かったです。とはいえシーンごとに、やることもセリフのトーンや心情も変わるし、ひとつの場面でも笑ったり泣いたり感情がいろんな方向に行くので、最初は戸惑いました。いまようやく慣れてきて、いろんな心情でいろんな顔をして、自分ができる範囲の感情を出すのが面白くなってきています」しかし、稽古開始当初の本読みで、「周りがうますぎて、一瞬ですが、役者辞めたいとすら思った」くらい打ちのめされたそう。「その後の自分のセリフ読みたくねーってなりました。いまの自分にあるものを出し切らないと」そう話す口調はきっぱりと力強い。「ここ最近、わかりやすい役じゃないものを演じる機会が増えてきています。これまでやってきたことを誰かが見ていてくれて、選んでくれているのかなという気がして嬉しいんです。今回、素敵な共演者の方々と、新しい刺激をくれる演出家さんと一緒にやれることがありがたいです」よしざわ・りょう1994年生まれ。現在公開中の映画『銀魂』に出演。この先も、10 月に『斉木楠雄のΨ難』、来年には『リバーズ・エッジ』など出演映画の公開が続く。シャツ¥8,000(ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店TEL:03・5428・1893)その他はスタイリスト私物『百鬼オペラ 羅生門』9月8日(金)~25日(月)渋谷・Bunkamura シアターコクーン原作/芥川龍之介脚本/長田育恵演出・振付・美術・衣裳/インバル・ピント&アブシャロム・ポラック出演/柄本佑、満島ひかり、吉沢亮、田口浩正、小松和重、銀粉蝶ほかS席1万800円A席8500円コクーンシート6500円*すべて税込みホリプロチケットセンターTEL:03・3490・494910月に地方公演あり。(C)奥山由之※『anan』2017年9月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・荒木大輔ヘア&メイク・内山多加子(commune)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月04日プチバトー(PETIT BATEAU)は、パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、マリ=アニエス・ジロ(Marie-Agnes Gillot)とコラボレーションしたベビー、キッズ、レディースのコレクションを、2017年11月3日(金)より展開する。パリ・オペラ座バレエ団最高位のダンサーであり、振付師でもあるマリ=アニエス・ジロが、プチバトーのアイコニックなアイテムを生まれ変わらせた。バレリーナのワードローブをベースとした、思わず踊りたくなるような動きやすく自由なデザインが特徴的。ジャージー素材のマリニエールボーダーは、一見ゆったりとしたプルオーバーに見えるが、背面が深く開いていて、レオタードを着たバレリーナの後姿を彷彿とさせるシルエットになっている。また、オールインワン&レッグウォーマーセットは、オールインワンにショルダー&レッグウォーマーというバレリーナならではのスタイリング。バレエレッスンの練習着のように動きやすく、更に着心地も考えられたアイテムだ。他にも、キッズラインのアイテムには、自身の初舞台の衣装からインスピレーションされたチュチュワンピースや、3歳になる息子のことを考えながらデザインしたコンビネゾンなど、"エトワール"としてだけではなく、「1人の母親」「1人のバレリーナ」としての彼女の想いまで詰め込んだコレクションとなっている。【詳細】プチバトーとマリ=アニエス・ジロのコラボレーション 糸の上のパドドゥ発売日:2017年11月3日(金)販売店舗:プチバトー表参道店、下北沢店、吉祥寺店、自由が丘店、ルミネ新宿店、ルミネ横浜店、京都藤井大丸店、神戸店、ブリーゼブリーゼ店、オンラインストア展開:ベビー・キッズ・レディースアイテム例:■ベビーラメチュールドレスボディ 6ヵ月、12ヵ月 8,500円+税 / 18ヵ月、24ヵ月 9,000円+税■キッズラメチュールロングドレス 3~5歳 11,000円+税 / 6~12歳 12,000円+税レッグウォーマー&アクセサリーセット 5,000円+税■レディースジャケット XXS~M 21,000円+税ロングスカート S,L 16,000円+税ロングドレス XXS~S 21,000円+税マリニエールプルオーバー XXS~M 13,000円+税マリニエールボディ XXS~M 8,400円+税オールインワン&レッグウォーマーセット XXS~M 10,000円+税【問い合わせ先】プチバトー・カスタマーセンターTEL:0120-190-770
2017年08月24日レイ ビームス(Ray BEAMS)は、トーガ プルラ(TOGA PULLA)とのコラボレーション新作シューズを2017年8月中旬に販売する。トーガ プルラのデコラティブなシューズは、毎シーズンのコレクションにおいてもひときわ目立つアイテム。レイ ビームスは今回、バックル付きのオペラシューズに着目した。レオパード柄のハラコと、ベロアの2素材展開にて販売する。秋の装いにぴったりな、トーガ プルラらしく存在感のあるシューズに仕上がっている。【詳細】レイ ビームス、トーガ プルラとのコラボレーション新作シューズ発売発売日:2017年8月中旬販売店舗:ビームス ウィメン 渋谷、ビームス 阿倍野・神戸・心斎橋、ビームス ストリート 梅田、ビームス ジャパン、オンラインショップアイテム詳細:オペラシューズハラコ(レオパード)63,000円+税オペラシューズベロア(ブラック)55,000円+税サイズ:36(22.5cm)、37(23.5cm)、38(24.5cm)、39(25.5cm)【問い合わせ先】ビームス ウィメン 渋谷TEL:03-3780-5501
2017年08月07日バレエ、オペラともに世界最高の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」の人気公演の舞台映像を映画館のスクリーンで楽しめる『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン』。このほど、ロイヤル・バレエ「不思議な国のアリス」、ロイヤル・オペラ「カルメン」などを含む『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』の全12演目が発表された。『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン』は、ロンドンのコヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたロイヤル・バレエ団、ロイヤル・オペラによる世界最高峰のバレエとオペラを、映画館で鑑賞できるもの。すべての上映作品には、ロイヤル・オペラ・ハウスで人気の高い案内人による舞台裏でのインタビューや特別映像などが追加されており、映画館の大スクリーンと大迫力の音響による、まるでライブ観劇のような臨場感と、さらにシネマシーズンならではの細やかな表情まで映し出されたスペシャルな映像を同時に楽しむことができる。2016/17シーズンでは、ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」やロイヤル・オペラ「蝶々夫人」を始めとした人気作品12演目が上映され、好評を博した。そして新シーズンでは、ロイヤル・バレエでは「不思議の国のアリス」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」など6演目、ロイヤル・オペラでは「カルメン」「魔笛」「ラ・ボエーム」など6演目、王道の名作から近年のチャレンジングな作品まで、世界最高峰のクオリティで演じられるプロフェッショナルな公演を日本でも楽しめる。また、ロイヤル・バレエ団には、主役ダンサー・プリンシパルとして、日本人ダンサーの高田茜、平野亮一が在籍し、活躍していることで知られており、その雄姿を日本にいながら観られることでも大きな注目を集めている。『英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2017/2018』はTOHOシネマズ系列ほか全国にて順次上映予定。<全12演目>■ロイヤル・オペラ「魔笛」「ラ・ボエーム」「リゴレット」「トスカ」「カルメン」「マクベス」■ロイヤル・バレエ「不思議の国のアリス」「くるみ割り人形」「冬物語」「バーンスタイン・センテナリー」(原題)「マノン」「白鳥の湖」(text:cinemacafe.net)
2017年07月27日日本人の若手テノール歌手の中でも際立ったスター性に恵まれ、実力・人気ともに鰻登りの西村悟。得意とする『椿姫』や『ラ・ボエーム』などのイタリアオペラのみならず、日本語オペラ『夜叉ケ池』や、先日大成功を収めた日本フィルの演奏会形式『ラインの黄金』のローゲ役など、レパートリーの拡大もめざましい。その西村が、自らのプロデュース公演としてオーケストラとのリサイタルを行う。歌手自身が指揮者とオーケストラに出資して行う大規模な公演で、日本ではこうしたソリスト発信の試みはまだ珍しい。【チケット情報はこちら】「今までイタリアのボローニャとヴェローナで勉強をしてきたのですが、その成果を聴いて頂くという目的もあるリサイタルです。忙しい山田和樹さんが共演してくださることになって、オーケストラも山田さんが正指揮者を務める日本フィルハーモニー交響楽団に決まり、この素晴らしいチャンスに感謝しています。山田さんや日フィルと築いてきた信頼関係がようやく実になった。一世一代の試みではありますが、満員のお客さんの前で歌えることを願っています」身長183センチの長身とステージ映えするルックスは、デビュー当時から注目の的だったが、元々はバスケットボールに打ち込んでいて、声楽を始めたのは高3のときだった。「音楽教師になるつもりで音大に進んだのですが、先生のアドバイスもあって芸大の大学院の試験に挑戦し、芸大在学時代にイタリア留学のチャンスもいただきました。歌はスポーツにとても似ているんです。バスケットでダンクしたり、柔道で一本背負いをする感覚と、テノールで高音を出す感覚というのは共通したものがある。歌手も筋肉を使い、使った後はケアしますしね」声量の豊かさとピッチの良さ、そして真に迫った演技力は、アスリート的な鍛錬とも関係があるようだ。リサイタルではこれまで歌いこんできたヴェルディやプッチーニ、ドニゼッティのイタリア・オペラのハイライトをメインに歌う。「悲劇的なオペラからのアリアが多いですが、僕自身悲劇が大好きだし、最も自分の音楽性が表現できると思っています。字幕なしでも歌詞の内容が分かる歌を歌うのが目標ですね。表情や音色、音量、手の仕草や目線などで文字なしでも伝えられるものがあると思います」何よりお客さんの前で歌うことが喜びだと語る。謙虚で誠実でユーモアセンスもある、未来の国際派テノールだ。公演は10月11日(水)午後7時より、東京オペラシティコンサートホールで開催。チケットは発売中。取材・文:小田島久恵
2017年07月19日芥川龍之介の世界を、イスラエルの演出家、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックが舞台化する『羅生門』。柄本佑、満島ひかりといった個性的なキャストに混じって、若手注目俳優の吉沢亮が出演する。ドラマや映画で活躍するほか、昨年の舞台『ライ王のテラス』でも、確かな立ち姿を見せた吉沢。身体表現や音楽を自在に駆使するインバルたちの作品づくりの中で、自身のさらなる可能性を引き出そうとしている。舞台『羅生門』チケット情報「僕でいいんですか」。『羅生門』への出演依頼があったとき、吉沢はまずそう思ったという。コンテンポラリーダンスに挑むことにも、実力ある共演者の中に入ることにも、不安を覚えずにはいられなかったのである。しかし、インバル&アブシャロムが演出し、大きな話題となった『100万回生きたねこ』を資料として目にしたとき、心が震えた。「カラフルな美術に、セットの大胆な使い方、台詞以上に身体で感情を表現する役者さんたち。観たことも、もちろん演じたこともないその世界観がすばらしくて、『やってみたい!』と思ったんです。挑戦したら、役者として表現の幅が絶対に広がるだろうなって」。ダンスレッスンでは、早くも自分の広がりを感じた。「振付のような決められた動きをするのではなく、ストレッチしながらだんだん身体が乗ってきて感情で動いていくんです。僕は身体が固いのでまだまだ自由に動けないんですけど(笑)、これができるようになったら相当楽しいんだろうなと。稽古が始まったら、表現力のある共演者の方たちからもたくさん学びたいと思っています。自分のどういう部分をどう出しているのか、そのスイッチみたいなものをそばで見てみたいですね」。作品は、芥川龍之介が書いた短編小説「藪の中」「羅生門」の2作を中心としながら、羅生門にまつわる伝説や芥川の人生を絡ませた、“芥川ワールド”を描くことになる。「『ライ王のテラス』で演じた三島由紀夫の世界もそうでしたけど、芥川龍之介の世界もきっと、人間の本質的なもの、根源的なものを描くことになるんだと思います。それが、インバルさん、アブシャロムさんの世界観とどう融合するのか。絶対に観たことのない楽しいものになると確信しています」。そしてこうも付け加える。「僕自身についても、観たことのない吉沢亮しか舞台上にはいないはずなので(笑)、楽しみにしていただければ」。まさしく何もかもが初挑戦。役者にとってそんな機会、めったにあるものではない。公演は9月8日(金)から25日(月)まで東京・シアターコクーンにて。その後、兵庫、愛知、静岡を巡演。取材・文:大内弓子
2017年06月23日日本最大のオペラ団体である東京二期会は近年、ヨーロッパの歌劇場との提携公演や共同制作を積極的に行なって、世界のオペラ・シーンを見据えた活動を展開しているが、来シーズンはフランス国立ラン歌劇場と共同で、黛敏郎(1929-1997)のオペラ《金閣寺》(三島由紀夫原作)を新制作上演する。6月19日、都内で制作発表会見が行なわれた。【チケット情報はこちら】黛敏郎の《金閣寺》はベルリン・ドイツ・オペラの委嘱により作曲、1976年6月にベルリンで世界初演された。だから歌詞はドイツ語。日本では1991年にようやく初演され、その後1997年、1999年、2015年にも国内上演されている。けっして上演回数が多いとは言えないかもしれないが、20世紀オペラ屈指の名作だ。今回の演出を委ねられたのは宮本亜門。ミュージカルからスタートした彼だが、2002年の《フィガロの結婚》以来、二期会とも多くの名オペラ演出を生んできた。「(黛の《金閣寺》は)いつかもし演出できれば、とずっと待ち望んでいた。音楽がなんと力強いことか。ストラヴィンスキーやラヴェルのようにエネルギーが生々しく迫ってくる」(宮本)この原作を舞台化する際、金閣寺という存在をどう扱うかがポイントになるだろうが、黛と宮本は、その方向性において共鳴し合っているようだ。2011年、神奈川芸術劇場(KAAT)こけら落とし公演で宮本亜門が手がけた演劇版《金閣寺》は、現時点での彼の代表作筆頭。そこでは金閣を象徴する「鳳凰」役を創出して演じさせたのが注目された。「(鳳凰は)主人公・溝口の深層心理を対比する役だった。(黛オペラでは)それを合唱が代弁して、溝口の心情を合唱がどんどん深く広げてゆく。合唱を中心に、闇の中で、光や色で常に脈打つ舞台が彼を追い詰めたり広げたりすることを考えている」(宮本)ラン歌劇場は、かつてはもっぱらストラスブール歌劇場と呼ばれていたが、そのストラスブールとミュルーズ、コルマールの3都市に劇場を持つ。演出家の人選がハイセンスで、「面白そうな演出家ばっかり」(宮本)。たとえば今シーズンならロバート・カーセン、ペーター・コンヴィチュニーが名を連ね、来シーズンの《金閣寺》の前後にはタチヤナ・ギュルバカやデイヴィッド・パウントニーが並ぶ。ヨーロッパを代表する演出家が揃う劇場だ。その列に加わる宮本も、「負けていられない。唸らせるぐらいの演出を」と力強く抱負を語った。また今回、海外の上演に二期会の所属歌手を派遣するのが、共同制作としては新たな試みで、フランス公演での「女」役に嘉目真木子(ソプラノ)、道詮和尚役に志村文彦(バス)の出演が決まっている。《金閣寺》は、2018年3~4月にストラスブールとミュルーズで計7公演が行なわれ、日本への凱旋公演は2019年2月予定。まずはフランス・プレミアのニュースを待とう!取材・文:宮本 明
2017年06月23日「人を泣かせて感動させるのは簡単。喜劇は難しいです!」オペラ創作をライフワークに掲げる作曲家・三枝成彰の初めてのオペラ・ブッファ(喜劇オペラ)《狂おしき真夏の一日》が10月に上演される。オペラ「狂おしき真夏の一日」チケット情報タイトルでぴんと来た人もいるだろう。作品はモーツァルトの《フィガロの結婚~あるいは狂おしき一日》へのオマージュであり、物語の設定も《フィガロ》を下敷きにしている。舞台は現代の鎌倉。浮気症の医師・大石は看護師エミコと長い愛人関係にあり、長男・太郎のフランス人の嫁フランシーヌにまでちょっかいを出そうとしている。一方の太郎もかつてエミコと関係があったらしい。ゲイの二男・次郎は新しい恋人の男性ユウキに夢中だが、そのユウキは、大石の妻・陽子の美しさにも惹かれてゆく。親子関係の3組のカップルの、邪心と純真、愛欲と金欲が招くドタバタの恋愛模様。大石夫妻が《フィガロ》の伯爵夫妻、太郎とフランシーヌがフィガロとスザンナ、ユウキはケルビーノに当たる役どころだ。今回の作品の発想の原点となったのが大石とフランシーヌの関係だった。「実話なんですよ。ある知人が、息子の美人嫁の写真を持ち歩いていた。親子だから、もともと好きな女性のタイプが同じなのかもしれませんよね。その父親の気持ちを膨らませていたら、使用人の婚約者を狙う《フィガロ》の伯爵と結びつきました」そのフランシーヌが太郎とともに登場するシーンは、《フィガロの結婚》冒頭と同じく、ふたりで部屋の寸法を測る場面。そこでは音楽もモーツァルトをそのまま引用しているのだそう。オペラ・ファンなら思わずニヤリとしてしまいそうな仕掛けだ。一方で、「難しい」と語る喜劇オペラにあえて挑む理由は、モーツァルトならぬヴェルディにもルーツがあるのだという。「ヴェルディが最後に完成したオペラが、オペラ・ブッファである《ファルスタッフ》。最後に喜劇を書きたいという気持ちは同じだと思います。最初から《ファルスタッフ》を意識していたので、フィナーレは出演者全員による九重唱のフーガで締めくくります」なるほど。《ファルスタッフ》の最後を飾る出演者全員のフーガが〈世の中すべて冗談〉なら、三枝の九重唱は〈世の中はいいようにまわっている〉だ。書き下ろしの台本は30年来の付き合いの作家・林真理子。そして、AKB48などで芸能界を牽引する大物プロデューサーの秋元康に、オペラ演出初挑戦を投げかけた。「オペラや演劇の演出家より、オペラのパターンをまったく知らない人がやるほうがいい。もちろんオペラ側の常識とぶつかることもあるだろうと思いますよ。でも秋元さんなら押し切ってしまうはず。力ですよ。歌手にとっては怖い存在かもしれない(笑)」「泣かせの三枝と言われて来ましたから」と笑う三枝が、エンタメ界の重鎮たちをスタッフに迎えて挑む初の喜劇。娯楽としてのオペラが、日本で初めて登場するのかもしれない。公演は10月27日(金)から31日(火)まで東京文化会館 大ホールにて。取材・文:宮本明
2017年05月31日夫が恐れる鬼嫁ですが、皆さんはどんなイメージを持っていますか?よく勘違いされますが、鬼嫁=ダメ嫁ではありません。鬼嫁だと言われていても、実は良い妻であることは充分に考えられます。今回は、そんな鬼嫁と良妻のお話です。鬼嫁誕生の理由最初は違ったのに、気付いたときには鬼嫁になっていた、ということは珍しくありません。では、なぜそうなるのでしょうか?それは、頼りたいときに限って夫は頼りにならないことが多く、嫁が強くならないとやっていけないからです。夫に期待してもムダなら最初からアテにしない方がマシ、と考えるようになり、何でも自分で出来るようになろうとします。もし夫が、どんな小さな話も聞いて励ましてくれて、少しでも家事や育児を手伝ってくれて、感謝の気持ちや愛情をちょっとでも伝えようとしてくれていたなら、鬼嫁になるほど嫁が強くなる必要はなかったハズ。そうして、新婚の頃は「出張や残業ばかりだと寂しい」と言っていた可愛い奥さんが、「亭主元気で留守がいい」と言うようになるのです。夫をまったく頼らなくなると、妻に充分な収入があるなら離婚を選ぶ可能性も高いでしょう。逆に嫁が夫に甘やかされすぎてしまうと、何も出来ないダメ嫁が誕生します。夫を頼らなすぎ=鬼嫁、頼りすぎ=ダメ嫁、とも言えるでしょう。鬼嫁+謙虚=良妻鬼嫁と良妻の最大の共通点は、しっかりしていることです。例えば、よく話題にあがる旦那さんのお小遣い制の話。家庭を守るのが妻の役割ですから、夫に言われるがままにお金を渡すのが良い奥さんだとは言えません。夫が頼りないせいで鬼嫁が生まれたということは、そんな夫に任せていたら家庭が崩壊する危険もあるということです。では、なぜ鬼嫁の評判は悪いのでしょうか?それは、男性にはプライドがあるためだと考えられます。男性から見て、分かりやすく夫を立てられる女性だけが良妻と呼ばれる傾向があるようです。基本的に、鬼嫁は夫に対して態度が大きい特徴があります。もしそんな鬼嫁が、謙虚な態度で夫に接するようになったら…?きっとそれだけで180°違って見えるでしょう。稲穂が実るほど頭を垂れると言われるように、賢い人ほど低姿勢です。そして、良妻と呼ばれる女性はこれを実践しています。これこそが、鬼嫁と良妻の決定的な違いではないでしょうか。誰でも、「いつも私ばっかり!たまには○○してよ!」と言われるより、「○○してくれたら助かるんだけど、お願いできる?」と言われた方が、やってあげようと思うもの。強さも大事ですが、夫婦にとってはお互いの思いやりが何よりも大切です。謙虚=思いやりのある態度で接してあげてくださいね。
2017年05月29日劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」が4月29日、横浜・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>での公演で日本初演から29周年を迎え、オペラ座支配人コンビ、ムッシュー・アンドレ役の増田守人とムッシュー・フィルマン役の青木朗が感謝の挨拶を述べた。仏作家ガストン・ルルーの同名小説を基にしたミュージカル「オペラ座の怪人」は、世界で最も有名なミュージカルの1つ。パリ・オペラ座の地下に棲み、歌姫クリスティーヌに恋をする怪人。その彼の悲しいまでの愛の様が、「キャッツ」「エビータ」など傑作ミュージカルを生み出してきたアンドリュー・ロイド=ウェバーの巧みな旋律によって紡がれていく。1986年10月9日、ロンドン・ウェストエンドで初演されて以来、これまで世界35か国、164都市、14言語以上で上演され、その総観客動員数は1億4,000万人以上。現在、“ミュージカルのメッカ”ブロードウェイにおいて自らが保持する最多観客動員、最多上演回数、最長ロングランの記録を塗り替えており、「世界で最も多くの人が観たミュージカル」といわれている。2004年には、怪人をジェラルド・バトラー、クリスティーヌをエミー・ロッサムが演じて映画化された。日本での同作の初演は、1988年4月29日の東京・日生劇場。以来、全国10都市で上演を重ね、総公演回数は6,764回、観客総動員数は669万人(2017年4月29日公演終了時点)におよび、「ライオンキング」「キャッツ」に次ぐ国内第3位を誇る。この日、昼公演時のカーテンコールでは、出演者を代表してパリ・オペラ座の支配人コンビ、ムッシュー・アンドレ役の増田さんと、ムッシュー・フィルマン役の青木さんが感謝のコメントをファンに向けて送った。なお、現在上演中の横浜公演は8月13日(日)まで。その後、9月14日(木)からは広島、12月からは京都での公演が決定している。■ムッシュー・アンドレ役/増田 守人本日は、ご来場いただき誠にありがとうございます。『オペラ座の怪人』は本日、日本上演29周年を迎えました。1988年の東京初演以来、全国10都市で上演。総公演回数は6,763回、のべ669万人ものお客様にご来場いただきました。これもひとえに、お客様の温かいご支援の賜物と、出演者・スタッフ一同心より御礼申し上げます。■ムッシュー・フィルマン役/青木 朗これからも皆様にこの作品の感動をお届けできるよう、精一杯努力して参ります。今後とも『オペラ座の怪人』により一層のご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。ミュージカル「オペラ座の怪人」横浜公演は8月13日(日)までKAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月01日恋愛アドベンチャーゲームが原作の舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGEROUTE 斎藤一」が4月21日に開幕した。舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGEROUTE 斎藤一」 チケット情報原作は、新選組をモチーフにした恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼」のスピンオフ作品「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」。2015年に舞台・TVドラマ・劇場版と人気を博したシリーズが今回から新たなキャストを迎え、新シリーズとして始動する。脚本・演出は前シリーズに引き続き菅野臣太朗。今作『斎藤一ルート』は、斎藤一と雪村千鶴の恋を描く完全新作ストーリー。薄桜学園を舞台に、生真面目な性格の風紀委員・斎藤一(宮城紘大)が、学園唯一の女生徒である雪村千鶴(高橋紗妃)と出会い、自らの感情に戸惑いつつも、1年かけてゆっくりと恋を育て気持ちを通わせていく様子が描かれる。原作が“恋愛アドベンチャーゲーム”である本作。ヒロイン・千鶴は学園中の注目の的となっていて、今回のメインである斎藤一以外にも、紳士な土方歳三(山田ジェームス武)や強引な沖田総司(中尾拳也)、明るく元気な藤堂平助(樋口裕太)らが、それぞれのキャラクターらしい胸キュン行動を連発。ほかにも千鶴を「嫁」と呼ぶ風間千景(北村健人)の振り切れた愛情表現など、彩り豊かな恋愛シチュエーションが次々と訪れながら、物語は進んでいく。そんな登場人物の中では奥手なキャラクターの斎藤一だが、だからこそ、千鶴に恋をするが故の“思わず”な行動、些細なことに動揺する姿は愛らしさ抜群。ふたりきりで過ごす時間のドキドキは客席にまで伝染しそうで、真っ直ぐで純粋な気持ちが新鮮に伝わる。舞台にはダンスやアクションも取り入れられ、千鶴を想う気持ちが感じられるダンスシーンや、実際に竹刀を使った剣道部のシーンも印象的。特に剣道シーンでは宮城、中尾、樋口の迫力ある刀さばきにも注目したい。かわいらしい恋愛シチュエーションがたっぷり詰まった本作。けれどその奥にもうひとつ大切なものも描かれていたように思う。それをぜひ劇場で感じてほしい。舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGEROUTE 斎藤一」は4月30日(日)まで、東京・シアターサンモールにて。取材・文:中川實穗
2017年04月27日世界の一流カンパニーとして人気を二分するパリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団のスターたちが集い、それぞれの珠玉のレパートリー、さらには彼らがひとつの作品で共演する合同プログラムを上演するオペラ座&ロイヤル夢の共演〈バレエ・スプリーム〉が、この夏、実現する。3月上旬のパリ・オペラ座バレエ団日本公演期間中、出演者たちがプレス懇談会に出席し、公演への抱負を語った。オペラ座&ロイヤル 夢の競演 〈バレエ・スプリーム〉チケット情報公演に参加する精鋭ダンサーたちとともに現れたのは、パリ・オペラ座チームのスーパーバイザーを務めるオレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団芸術監督)。「これはとても野心的なプロジェクト。英国ロイヤル・バレエ団は素晴らしい、豊かなバレエ団で、日本のお客さんにふたつの異なった流派を見比べていただける素晴らしい機会になる」と、自身が選りすぐったダンサーたちを紹介した。パリ・オペラ座バレエ団の最高位、エトワールとして日本公演初日の主役を担ったマチアス・エイマンとミリアム・ウルド=ブラームをはじめ、昨年暮にエトワールに任命されたばかりのレオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェ、懇談会前夜にエトワールに任命され、会場を興奮の渦に巻き込んだユーゴ・マルシャン、デュポンが「素晴らしいショーマン」と太鼓判を押すプルミエ・ダンスールのフランソワ・アリュ。彼らが踊るのは、オペラ座自慢のレパートリーの数々だ。エイマンとウルド=ブラームがAプロで踊るのは、ヌレエフ版『白鳥の湖』第2幕のパ・ド・ドゥ。「新世代のエトワールたちと共演できることは、貴重な経験」(エイマン)、「皆さんに舞台をお見せできるのは幸せ」(ウルド=ブラーム)とふたりは話す。ボラックとルーヴェも、同『白鳥の湖』より第3幕のパ・ド・トロワをAプロで踊る。ともにエトワール任命の日に踊った作品だけに、その思いは特別のよう。「踊れることが楽しみ。ジェルマンは完璧なパートナーです」(ボラック)、「彼女は、私を物語世界へ導いてくれる頼もしいダンサー」(ルーヴェ)。アリュがBプロで踊る『レ・ブルジョワ』(コーウェンベルグ振付)は、テクニックと芝居心が求められるユニークな作品。「個性を発揮できると思います」と自信をのぞかせる。マルシャンが、Bプロの『グラン・パ・クラシック』(クゾフスキー振付)他で共演するのは、日本出身初のプルミエール・ダンスーズとして話題のオニール・八菜。「彼女とともにフランスのバレエを国際的に広めることができ、嬉しい」とコメント。「素晴らしいコラボレーションとなる」と、デュポンも新たな試みへの期待感に胸を躍らせているようだ。公演は7月26日(水)から30日(日)まで、東京・文京シビックホール 大ホールにて。チケットぴあではインターネット先行を3月30日(木)午前10時より受付。取材・文:加藤智子
2017年03月24日劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』が、この春、KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて上演される。首都圏での同作品の上演は約4年ぶり。3月10日、その稽古場の様子が報道陣に公開されるとともに、出演予定キャストの佐野正幸、山本紗衣による取材会が開催された。劇団四季『オペラ座の怪人』チケット情報『オペラ座の怪人』はパリ・オペラ座の地下に棲み、歌姫クリスティーヌに恋をする“怪人”の悲しい愛の姿を描くミュージカル。この日の稽古場で披露されたのは3場面で、第一幕の劇中劇『ハンニバル』のリハーサルシーン、クリスティーヌがソプラノで歌い上げる『スィンク・オブ・ミー』、第二幕の名曲『ザ・ポイント・オブ・ノーリターン』のシーンだ。劇団四季では本作の上演を1988年から重ねているだけあり、稽古場とはいえすでにかなりの完成度の高さで、俳優たちは充実の演技を見せる。劇中劇のリハーサルシーンは、巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーによるオペラ風のデコラティブな楽曲も印象的だが、バックステージの慌しい雰囲気も見どころのひとつ。舞台の端に至るまで、俳優たちそれぞれが細かい芝居を見せていて興味深く面白い。演出スーパーバイザーを務める俳優、北澤裕輔も「『ハンニバル』が終わったあとの皆さんの反応、リアクションが素晴らしかったです。引き続き、そのままで」とコメント。また怪人とクリスティーヌのデュエット『ザ・ポイント・オブ・ノーリターン』では、怪人役を長く務めている俳優・佐野正幸が、クリスティーヌに恋焦がれ、また自らの外見にコンプレックスを持つ怪人の苦しい胸のうちを、繊細な演技と迫力の歌声で圧倒していた。取材会ではまず佐野が「今回はやはり、KAATという劇場でやるということが目玉」、山本が「私自身、いま神奈川県に住んでおり、この劇団も横浜の劇団。私の地元でもあり、劇団の地元である神奈川で公演ができるのが楽しみ」と今回の横浜公演への期待をそれぞれ語る。さらに佐野は「今回のキャストは作品経験者が多く、しかも稽古期間がいつもより長い。また、本番ではなかなか見ることのできない、他の人の場面も見られるので、貴重な経験が出来ている」と、万全の体制で横浜公演に向けて準備を重ねていることを明かした。佐野は怪人役を務めるようになってから11年目。「1988年の初演、最初の公演はアンサンブルとして立っていました。その後色々な役を経験して、ファントムとしても11年。僕の劇団四季の人生のほとんどが『オペラ座の怪人』と共にある。昨年1年間は『美女と野獣』の野獣役などを主に演じており、1年間ファントム役からは離れていたので、自分でも今、新鮮に演じられています。1年のあいだに別の役で培った経験が、どう11年目のファントムに出てくるか、僕自身も楽しみにしています」と佐野。劇団四季がお膝元・横浜で、気合い十分に挑む『オペラ座の怪人』、お楽しみに。公演はKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて、3月25日(土)開幕。チケットは発売中。
2017年03月15日日本のオペラ史の概念をくつがえす、度肝を抜くような楽しいオペラが誕生しそうだ。オペラ創作に情熱を注ぐ作曲家・三枝成彰の最新オペラ《狂おしき真夏の一日》の制作発表会見が、2月28日、都内で行なわれた。2013年の《KAMIKAZE-神風-》以来となるオペラ8作目は、三枝にとって初のオペラ・ブッファ。つまり喜劇。「モーツァルト《フィガロの結婚》へのオマージュ」という副題が添えられているとおり、《フィガロの結婚》が下敷きとなっていて、冷え切った関係の熟年夫婦を軸に、その周囲のひと癖もふた癖もあるくせ者たちが絡んで、複雑で色っぽい恋愛模様が描かれる。注目は豪華な顔ぶれの制作陣。オリジナル台本を書き下ろしたのは、大のオペラ・ファンでもある直木賞作家の林真理子。そして演出は、これがオペラ初演出となる秋元康。いうまでもなく、AKB48などを仕掛ける大御所プロデューサーだ。「一度でいいからオペラを書いてみたいという夢が叶った。でも、三枝さんから言われたのは、とにかくゲイと裸とレズを出せ。そして最後はみんなが、『生きてるっていいな』と笑って帰れるような物語を書くようにと。それならばと、物語は男性同士の恋人二人が海水パンツ姿で海から出てくるシーンで始まる」(林真理子)「オペラのよくわかってない人間が入って、今までにないものを創れ、壊していいんだと。いい意味で何か刺激を与えてくれということを頼まれたので、発想だけでも面白いことができたらいい」(秋元康)日本の文学界、エンタテインメント界を牽引する大物ふたりが関わることで、オペラ界に新しい風が吹く。そんな期待が膨らむ。キャストにも人気歌手たちが集まった。《フィガロの結婚》の伯爵と伯爵夫人に当たる、医師の大石夫妻を歌うのは大島幾雄と佐藤しのぶ。その長男夫婦にジョン・健・ヌッツォと小川里美(ビキニの水着シーンがあるらしい)。ゲイの次男に大山大輔、その恋人がカウンターテナーの村松稔之。大石の愛人で看護師の小林沙羅や、執事の坂本朱、家政婦の小村知帆も加わわりドタバタの恋愛喜劇を繰り広げる。三枝が信頼を寄せる実力者たちが揃ったオールスター・キャストだ。三枝の音楽を知り尽くした指揮者・大友直人がタクトを握る。公演は10月27日(金)・28日(土)・29日(日)・31日(火)、東京・上野の東京文化会館にて。秋のオペラ・シーンの大きな話題となるはず。これは観ないと!取材・文:宮本明
2017年03月01日パリ・オペラ座バレエ団が実に15回目となる日本公演のために来日。開幕を前に2月27日、都内で記者会見が行われ、ステファン・リスナー総裁をはじめ、マチアス・エイマン、昨年末にエトワールに昇格したばかりのレオノール・ボラックらが出席し、意気込みを語った。パリ・オペラ座バレエ団 チケット情報カリスマエトワールとして活躍したオレリー・デュポンが昨秋、芸術監督に就任。今回の来日公演では、ロマンティック・バレエの代表作と言える「ラ・シルフィード」、さらに「グラン・ガラ」では、「テーマとヴァリエーション」「アザー・ダンス」、そしてバンジャミン・ミルピエによる「ダフニスとクロエ」が上演される。リスナー総裁は冒頭、毎回の日本のファンの温かい歓迎への感謝を口にする。デュポン就任後、初の来日公演となるが「古典は新作に栄養を与え、新作は古典に刺激を与えるもの。歴史を大切にしつつ、現代性を表現することがオペラ座の芸術監督には求められるのです」と語り、特に「ダフニスとクロエ」は1年ほど前に作られたフレッシュな作品。現代的な美術を含めて注目してほしい」と語った。人気エトワールのマチアス・エイマンは「ラ・シルフィード」「ダフニスとクロエ」の両公演に出演するが「『ラ・シルフィード』はロマンティック・バレエの代表作であり、オペラ座のレパートリー。私にとっては演じるのは2度目ですが、再演においても常に探求の余地があり、新たなパートナーを得て再発見をしていくべきものです。特に日本はバレエを愛する人々が多く、熱意を持って迎え入れてくださるので、こうしてみなさんの前で踊れること嬉しく思っています」と語る。これまで同じダンサーとして向き合ってきたデュポンと芸術監督とエトワールという関係で向き合うことについて「彼女の選択を信頼しています。彼女は“継承”と“共有”を目的とし、すでに自分の場所を見つけたと思います。彼女の好奇心が今回も大いに発揮されることと思います」と深い信頼をうかがわせた。レオノール・ボラックは12月31日にエトワールに昇格したばかりの“新星”。「エトワールとしての第一歩を日本で踏み出せること、12月31日の公演でも一緒に踊ったマチアスと今回もパートナーを組めることに、より強い感動を覚えています。エトワールになったということを考え過ぎれば、それは緊張と恐怖の元となるので、プリミエールの頃からやってきたことの継続を心掛けて踊りたいと思います」と意気込みを語っていた。パリ・オペラ座バレエ団2017日本公演は3月2日(木)開幕。撮影・取材・文:黒豆直樹
2017年02月28日KDDIが学生を招待したイベント「鬼ちゃんと豆まきNIGHT 2017」を2月3日(金)に開催し、同社のCMに出演する鬼役の菅田将暉が登壇し、豆まきを楽しんだ。また、三太郎CMシリーズの「やってみよう」篇を歌う3ピースバンド「WANIMA」がオリジナル楽曲フルバージョンを初披露し、学生たちが歓喜に沸いた。人気者・鬼ちゃんに扮した菅田さんが登場した瞬間、会場は黄色い歓声で包まれた。集まった200人の学生も、鬼の角をつけるなど扮装してノリノリ。「鬼は外」ではなく、菅田さんの「鬼はうち~!福もうち~!」の掛け声とともに、大はしゃぎで豆をまき合った。また新CM「本命?」篇で今度はチョコレートを売るという副業に手を出す鬼ちゃんに順じ、「鬼ちゃんの逆チョコ抽選会」が行われた。菅田さんがサインした「初めての逆チョコ」が、会場の幸運な5名にあたった。そのほか、菅田さんが学生の悩みを聞く人生相談のコーナーも。「18歳にして人見知りが直らないので、どうしたら初対面の人とも上手にコミュニケーションが取れますか?」という相談に、菅田さんは「先輩から“仲良くなりたい人にはズケズケいけ”って言われて。意外と、先輩とか友達もうれしかったりするんですよね。それで嫌われたら一生会わなければいいから、恐れずにいっていいと思います」と、真剣に答えていた。さらに、就職のことで悩んでいるという大学生に、菅田さんは自身の俳優までの道と照らし合わせ、「僕は最初がスカウトだったりしたので、わけもわからず仕事が始まって。気づいたらこの世界にいた感じで、“次の駅まで降りられません”状態でした。でも仕事が好きになれたから、やりたいなって思います」と話し、「自分の気持ちよくなれるところを見つけられたらいいですね。僕もがんばってみます」と一緒に悩みながらも、実体験を交えたアンサーをひねり出していた。au「三太郎シリーズ」新CM「本命?」篇は2月6日(月)よりオンエア開始。(cinamacafe.net)
2017年02月03日節分と鬼の関係って?篁千礼特別彩色 イスム TanaCOCORO[掌] 天燈鬼・竜登鬼2体セット節分といえば、「鬼は外、福は内」のかけ声をかけて豆をまく伝統行事。もともとは“節分”とは季節を分けるという意味です。春夏秋冬ごとにあったのが、次第に1年の始まりである春の節分、つまり立春の前の2月3日頃を指すようになりました。季節の変わり目は体調を崩したりしやすいため、厄災を取り除く目的で、鬼を追い払う風習が始まったと言われているそう。ちなみに豆をまくことについては「魔滅(まめ)」の意味に通じる、炒った豆を使うことは「射る」ことにつながるという説も。アートを通して鬼の正体に迫る!「鬼と仏像展」鬼の陶器立体作品(松本慶一郎氏)芸術性の高い仏像の展示で人気のイスム表参道店・仏像ワールドギャラリーで開催されている「鬼と仏像展」では、様々な鬼に関する作品が並びます。一見、恐ろしいイメージの鬼も、作品では人間味のある愛らしい姿で私たちを引きつけます。また、展示では、鬼の謎に迫るパネルを展示。鬼は、漂着した西洋人という説や大和民族とは異なる文化を持った辺境の先住民族の蔑称といった説があるなど、知識欲をくすぐる情報が。鬼はなぜ赤と青? 角や虎の皮の由来は?赤鬼(桃)(フィギュア、瀧下和之氏)昔話に出てくる鬼のイメージといえば、肌が赤く角が生えて、虎の毛皮をまとい、金棒を持った姿。赤鬼・青鬼の色については諸説あり、そのうちの一つは仏教思想において人間が克服すべき煩悩である「貪欲」と「怒り」が、それぞれ赤と青で表現されているというもの。また、鬼が角を持つようになった経緯には、諸説あるそうですが、最もメジャーなのが「鬼門に居座るため」だそう。鬼門にあたる丑寅の方角にいるため、牛(丑)の角をもち、寅(虎)の皮を身につけているのだとか。ちなみに、かの有名な昔話『桃太郎』は、鬼を避けるために鬼門の方角に桃の木を植えたという風習に由来するという説も。表情豊かな日本家屋の守り神「鬼瓦」も鬼瓦家守鬼瓦と言われる、社寺や日本建築の邪気を祓い、そこに住む家族を守る役割を持った瓦も展示。“鬼師”と呼ばれる職人が丹念に仕上げた鬼瓦は、魂が宿った迫力ある表情で、どことなく鬼師に似た雰囲気が感じられます。空間デザインを損なわないサイズ感なので、本来の用途以外にも、インテリアとして飾っても素敵です。掲載中の商品は、すべて2月3日までの販売ですが、常設されている仏像にも魅力的な作品が多数あるイスム表参道店・仏像ワールドギャラリー。心を静めるたいときに、ぜひ訪れてみて。出典:『「仏」と「鬼」の謎を楽しむ本』(グループSKIT著PHP研究所)より一部抜粋。店舗情報店名:イスム表参道店TEL・予約:03-6419-7822住所:東京都渋谷区神宮前5-48-3 サンエムビルB1F、1Fアクセス:東京メトロ表参道駅B2出口から徒歩3分営業時間:11:00〜20:00定休日:年末年始
2017年02月03日