現役時代はバレーボール選手として全日本に選ばれ、引退後はタレントやスポーツキャスターとして活躍中の益子直美さん。自身の経験から『監督は怒ってはいけない』をテーマにした『益子直美カップ』を主催しています。インタビュー後編では、益子カップを通じて感じた、指導者や保護者の変化についてうかがいました。(取材・文:鈴木智之)指導者、保護者がポジティブな言葉をかけることで試合の雰囲気も良くなるのです(写真は益子直美カップ小学生バレーボール大会Facebookより)<<前編:昭和の高圧的な指導から脱却すべき。益子直美さんが「監督が怒ってはいけない」大会を開催する理由子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>■高圧的な指導を受ける中で、自分で考えることをしなくなった学生時代は指導者の高圧的な指導が原因で、「自分で考えることをしなくなった」「バレーを楽しいと思ったことは一度もなかった」と話す益子さん。そのような経験をする子どもをなくしたいという想いから、『監督は怒ってはいけない』というルールのもとで運営される、益子直美カップを主催しています。大会を通じて様々な指導者と接する中で、参加者の意識の変化を感じることも増えてきたようです。「ある監督さんは『怒ってはいけない』というルールのもとで、子どもたちに何と声をかけていいかがわからず『タイムアウトをとったけど、何も言葉が出てこなかった』とおっしゃっていました。私が『普段はどのような声をかけているのですか?』と尋ねたら『なんでミスをしたんだ』『もっと気合を入れろ』など、怒りをベースとした声掛けをしていたそうなんです」■「監督が怒ってはいけない」大会で指導者自身にも気づきが生まれる益子カップのルールによって、普段通りの接し方ができなくなった指導者は、指導を見直す必要性に迫られました。「その方は大ベテランの指導者だったのですが、『試合の後に、どんな声をかけたらいいですか?』と私に聞いて来られました。そこで『先生は、子どもたちにどうなってほしいですか?』と質問をしたら『次はもっとがんばりたい、勝ちたい気持ちになってほしい』とおっしゃいました」益子さんはその監督と対話を続けることで、「子どもたちのモチベーションを上げる言葉をかければいいんだ」という考えを引き出し、最終的には「試合の中では、できたところ、良いところもたくさんあった。そこを見て、褒めてあげれば良かった」という視点を導き出したそうです。「その指導者の方には『試合に負けたときほど、ポジティブなフィードバックをしてあげると良いのではないですか?』 と、お話をさせてもらいました。指導者のみなさんは、子どもたちを良くしたい、もっと上手くしたいという気持ちと情熱を持って、指導をしています。そこで、怒りという手段でしか気持ちを伝えたり、指導をすることができないのはもったいないですよね」■怒らずにどんな声掛けをすればいいのか、まで踏み込むさらに、こう続けます。「70歳近い、大ベテランの指導者が怒らないことにチャレンジしてくれて、頭を下げて『どんな声をかければいいですか?』と聞いてくれたことは感動的でした。益子カップを続けてきて良かったなと思いました」益子カップでは、大会の合間に選手、指導者、保護者を集めて、セミナーを開催しています。そこでは、スポーツメンタルコーチの資格を持つ益子さんが話をしたり、スポーツ選手に向けて、ポジティブな言葉をかける『ペップトーク』の講演を開催(先生をよんで)したりと、「怒らないこと」だけを伝えるのではなく、「怒らずに、どんな声掛けをすればいいのか?」まで踏み込んだアプローチをしています。「益子カップは『子どもたちに、楽しいスポーツの場を』がコンセプトなのですが、それに付随して、指導者に気づきを与えることができればと思っています。私はアンガーマネージメントの勉強もしてるので、『怒りとは何か』『怒りっぽい人は、言葉のボキャブラリーが少ない』といったように、『なぜ怒るのか?』を理解してもらえるような取り組みもしています」■保護者は子どもたちが話しやすい環境を作ってあげてほしいペップトークのセミナーをした後のコートでは、保護者が積極的にポジティブな言葉を使い始め、それが子どもたちに伝播し、良い雰囲気の中で試合が行われていったそうです。このように、子どもたちの成長のためには、指導者だけでなく、保護者の関わりも重要です。「保護者の方は、最初から頭ごなしに否定するのではなく、子どもたちが話しやすい環境を作ってあげてほしいと思います。私が子どもの頃はとくにそうでしたが、考える機会を与えられず、ああしろ、こうしろ、これやっちゃだめ、そこに行ってはいけないと、禁止事項で育ってきました。バレーも同じで、自分で判断して何かを決めるということが、ほとんどありませんでした。『買い食い禁止』と言われても、なんで禁止なのか、理由を考えることもなく、『ルールだからダメ』と従っていました。それでは自主性も主体性も生まれませんよね」■なんでも管理しルールで縛ることは、成長の機会を奪いかねない子どもたちに『考える力』をつけさせるためには、答えを言ってやらせるのではなく、まずは子ども自身の考えのもとにやらせてみて、だめだったらどこを改善すればいいかを考えて、またチャレンジする。その繰り返しが必要です。「部活でSNSを禁止されているところもありますが、コロナ禍で大学や企業のリクルーターさんはスカウトができないので、SNSを通じてコンタクトをとることもあります。SNSは上手に使えばプラスに働くのに、『SNS禁止』と、大人の考えでただ禁止されているところも多いです。そこは子どもたちに判断させる機会を作ってあげてほしいですし、何でも管理し、ルールで縛ることは、人として成長する機会を奪うことにもなりかねないと思います」■サカイク10か条に共感。バレー界でも......サカイクでは『子どもが心からサッカーを楽しむための10箇条』を掲げています。根底にあるのは「長い目で見て、子どもの成長を見守ること」です。益子さんはサカイク10箇条について、次のように話してくれました。「子どもの気持ちを一番に考えるところに感動しました。これを参考に、バレー界でも作ってみてもいいのかなと思います。海外にもこのような標語はたくさんあるので、参考にさせてもらっていますし、益子直美カップでも取り入れてみたいです」スポーツメンタルコーチとしても活動し、指導現場に入る中で「高圧的な指導で結果を出してきたという、成功体験を持っている人たちの考えを変えるには、時間が必要」と感じている益子さん。「変化には痛みを伴いますが、時間をかけてわかってもらえれば」と考え、日々、取り組んでいます。サカイクも、益子さんの今後の活動に注目していきたいと思います。益子直美(ますこなおみ)東京都生まれ。中学入学と同時にバレーボールを始め、高校は地元の共栄学園に進学。春高バレーで準優勝し、3年生の時に全日本メンバー入り。1980年代後半から1990年代前半の女子バレーボール界を席巻した。卒業後はイトーヨーカドーに入団。全日本メンバーとして世界選手権2回、W杯に出場。現在はタレント、スポーツキャスターなど幅広く活動中。2019年にはどうしたら怒りや感情をコントロールできるのかを学ぶ「アンガーマネジメント」の資格を取得し、益子直美カップなどでも指導者に向け講習会を開催している。子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>
2021年05月18日現役時代、バレーボール女子日本代表選手として活躍した益子直美さん。引退後はスポーツキャスターを始め、子どもたちの指導にも積極的に関与。最近ではスポーツメンタルコーチの資格も取得し、「子どもたちのためになる指導」を追求しています。益子さんの取り組みのひとつに「益子直美カップ」があります。これは「指導者が子どもを怒ってはいけない」というルールのもとに運営されている大会で、福岡県宗像市や神奈川県藤沢市で開催されています。昭和、平成、令和と時代は変わっても、なかなか変わることができないスポーツ界。今後、スポーツに関わる大人(指導者、保護者)は、どのような気持ちでスポーツと向き合えば良いのでしょうか。益子さんにうかがいました。(取材・文:鈴木智之)指導者が怒らない益子直美カップでは子どもたちの笑顔がたくさん見られます(写真は益子直美カップ小学生バレーボール大会Facebookより)子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>■「楽しいと思ったことは一度もなかった」益子カップのテーマは「指導者が怒らないこと」です。なぜ、それをテーマに掲げたのでしょうか?「私は中学からバレーを始めて、高校までずっとミスをしたり、試合に負けると怒られてきました。その結果、どういう考え方になるかというと『ミス=だめなこと』と認識し、チャレンジしなくなるんですね。とにかく怒られるのが怖かったので、練習中は目立ちたくない、余計なことはしたくない。ミスをしないように過ごそうという気持ちでいました」高校時代は春の高校バレーで準優勝、高校生ながら全日本に選ばれるなど、素晴らしい成績を残してきましたが「バレーを楽しいと思ったことは一度もなかった。早くバレーを辞めたかった」と話す益子さん。練習や試合で怒られることがとにかく嫌で、次第に「自分で考えること」をしなくなったそうです。「先生(監督)に言われたことだけをする。他のことはしない。なるべく怒られないように...という考えになり、『どうすれば上手くなれるかな?』『どうすればこの試合に勝てるかな?』と、自分から積極的に考えたことはありませんでした。成績こそ残していましたが、スポーツに必要な自主性、主体性は身につかなかったと思います」■指導法もアップデートされている現代、そろそろ昭和のスポ根から脱却しよう高校を卒業し、イトーヨーカドーに入社した後も、主体性を育む経験をしてこなかったことで、ある質問に困惑したと言います。「イトーヨーカドーのバレー部に入って、監督に『益子はどんな選手になりたいの?』と聞かれました。私はそれまで、バレーに対して自分で考えることをしてこなかったので、何も答えられないんです。『監督が決めてください。私にどうなって欲しいですか?』と逆に質問するぐらいで......(苦笑)」監督から「もっとバレーを楽しんだら?」と言われても、楽しみ方がわからない。そもそもバレーを楽しいと思ったのは、バレーを始めた最初の頃だけ。中高生の頃は良いプレーができると「これで怒られなくて済む」という思いが真っ先に浮かんできたそうです。「いま振り返ると、ミスを指摘して、人格を攻撃する言葉をかけるのは、指導とは言えませんよね。そうすることで選手はどんどん萎縮して、考える能力を奪われてしまいます。私が現役の頃はいろいろなことがアバウトな時代でしたけど、いまは指導法もアップデートされて、科学的にもパワハラや暴言が脳に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。そろそろ、『アタックNo.1』や『巨人の星』の時代から、脱却しなければいけないと思います」■イトーヨーカドーの代表にかけられた、忘れられない言葉益子さんはイトーヨーカドーで7年間プレー。リーグ初優勝を果たし、キャプテンを務めるなど、花形選手として活躍しました。「イトーヨーカドーには『お客様を大事にする』という理念があって、伊藤(雅俊)代表は、私たちに『大事なのは勝ち負けではありませんからね。お客様からたくさん拍手をいただけるような、良いプレーをたくさんしてください』と言ってくれました。そう言ってくださるからこそ、勝利ではなく一つひとつのプレーを大切にし、ボールに向かっていくことを心がければいいんだと思うようになりました」■高圧的な厳しい指導から得た「学び」はない学生時代を振り返ったとき、「バレーボールを楽しい」と思えなかったことは、いまでもかさぶたのように、心に残っているようです。「私はバレーをやっていて、楽しいという感覚を知らないまま引退しました。たまに考えることがあります。中学生に戻って楽しくバレーができたら、どんな選手になれたのかなって。あの頃に戻って、やり直してみたいです」益子さんに限らず、好きで始めたスポーツが嫌いになり、辞めていく人は後を絶ちません。はたして、厳しい指導とはなんでしょうか?楽しくプレーするとはどういうことでしょうか?その厳しさは選手を成長に導くために、本当に必要なものなのでしょうか?「私は指導者に高圧的な厳しさを与えられ、それを受け続けてきました。でも、そこから得たものがあったかというと、何の学びにもなっていません。自己効力感や自己肯定感なども含めて、『自分に自信を持てるようになる』ことは、自分で決めた目標に向かって継続的に取り組んで、クリアしたときに得られる『自分にもできるんだ』という気持ちだと思います。人から怒られ、否定され与えられたことができるようになったからといって、私の場合はそれが自信につながることはありませんでした」■「監督が怒らない」から子どもたちもチャレンジするようになる益子さんはそのような想いから「監督が怒らない」をテーマにした益子直美カップを開催し、「どんどんチャレンジしよう」「子どもがミスをしても、指導者は怒らないように」というメッセージを発信しています。「益子カップに来る子どもたちは『どんなプレーをしても怒られないから楽しい。いつもならミスをするかもしれないから捕りに行かないボールでも、チャレンジしてみたら捕れるようになった』と、うれしそうに話してくれます」サッカー界には「ボトムアップ」をベースとした指導で子どもたちを伸ばしているクラブも増えてきましたが、バレー界はまだまだ大人主体で、高圧的な指導が残っているそうです。益子さんは「バレーだけでなく、サッカーや野球など、他のスポーツの方々とも協力して、子どもたちの主体性を伸ばす取り組みを広げていきたい」とビジョンを話してくれました。次回の記事では、益子カップでのエピソードを紹介していきます。益子直美(ますこなおみ)東京都生まれ。中学入学と同時にバレーボールを始め、高校は地元の共栄学園に進学。春高バレーで準優勝し、3年生の時に全日本メンバー入り。1980年代後半から1990年代前半の女子バレーボール界を席巻した。卒業後はイトーヨーカドーに入団。全日本メンバーとして世界選手権2回、W杯に出場。現在はタレント、スポーツキャスターなど幅広く活動中。2019年にはどうしたら怒りや感情をコントロールできるのかを学ぶ「アンガーマネジメント」の資格を取得し、益子直美カップなどでも指導者に向け講習会を開催している。子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>
2021年05月11日「第1回まちだパン祭り」が町田マルイで開催。期間は2021年3月1日(月)から3月7日(日)まで。「第1回まちだパン祭り」町田マルイに人気店のパン集結!今回初開催となる「まちだパン祭り」では、人気店のパンが集結。コッペパンやベーグル、あんぱん、カレーパンなど豊富な種類の絶品パンを一度に楽しめる。コメダ謹製人気コッペパン専門店「コメダ謹製」が町田マルイに登場。パンの“柔らかさ”にとことんこだわった「シロコッペ」全6種を販売する。期間限定の「とちおとめいちごミルククリーム」は要チェックだ。オギノパン神奈川県丹沢山系にあるパン屋「オギノパン」で人気の「丹沢あんぱん」も見逃せない。北海道産の小麦“きたほなみ”を使用したしっとり食感の生地の中には、和菓子餡を贅沢に詰め込んだ。食パン工房 春日「食パン工房 春日」からは、フレッシュバターと高級生クリームを使った食パン「春日」が登場。耳まで柔らかく、しっとりとした食感が特徴となっており、トーストはもちろん、そのまま食べるのもおすすめだ。高久製パン神奈川・平塚で創業した老舗「高久製パン」。カレーパングランプリ2018東日本揚げカレーパン部門にて最高金賞を受賞した「弦斉カレーパン」は、米を混ぜた生地と福神漬け入りのルーを組み合わせており、まるで本物のカレーライスのような味わいを楽しむことが出来る。【詳細】第1回まちだパン祭り開催期間:2021年3月1日(月)~3月7日(日)開催時間:10:30~20:00※最終日は19:00まで。会場:町田マルイ 2階 イベントスペース住所:東京都町田市原町田6-1-6※営業時間は変更となる場合あり。※パンは無くなり次第終了。
2021年03月01日株式会社ヒキダシは、チャールズ M.シュルツ氏原作のコミック「PEANUTS」の生誕70周年を記念して、栃木県芳賀郡益子町の伝統工芸「益子焼」の陶器ブランド MASHICO(マシコ)による、ピーナッツ70周年アニバーサリープロダクトを展開いたします。 2020年11月16日より、オンラインストア「ヒキダシストア」 にて先行販売を開始。また、2020年11月21日より、西宮阪急4F「Peanuts LIFE&TIMES」(兵庫県)にて店頭販売をおこないます。MASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS]連載初期のコミックの世界を彩り豊かに表現した、MASHICO ピーナッツ新シリーズ栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする伝統的工芸品 益子焼(ましこやき)の陶器ブランド MASHICO(マシコ)。このたび、チャールズ M.シュルツ氏原作のコミック「PEANUTS」の生誕70周年をお祝いして、MASHICO ピーナッツシリーズに、6つの新作テーブルウエアが登場です。益子に伝わる伝統釉に、チャーリー・ブラウンをイメージした黄色の釉薬を新たに加えて、PEANUTS 連載初期のコミックの世界を彩り豊かに表現しました。ピーナッツ70周年記念として、チャーリー・ブラウンとスヌーピーの「初めて」をテーマにしたアイテムなど、1950~53年の連載初期のコミックに描かれる各シーンをイメージして、益子焼プレートとタンブラーそれぞれに釉掛けを施しています。ライナスのブルーのブランケットや青い空をイメージした青磁釉(せいじゆう)一面に降り積もる雪、スヌーピーや空に浮かぶ雲をイメージした糠白釉(ぬかじろゆう)スヌーピーをイメージした黒釉(くろゆう)チャーリー・ブラウンや花をイメージした黄色釉益子の職人の手仕事により、ひとつひとつが個性を持った温かみある風合いを持つ益子焼 MASHICO テーブルウエア。益子より心を込めて、PEANUTS オリジナルパッケージにてお届けします。販売は 2020年11月16日より、オンラインストア「ヒキダシストア」 にて受付開始いたします。また、2020年11月21日より、西宮阪急4F「Peanuts LIFE&TIMES」(兵庫県)にて店頭販売を開始します。・ヒキダシストア ・Peanuts LIFE&TIMES プレート17cm PEANUTS [70 YEARS] イエロー/ホワイトMASHICO プレート17cm PEANUTS [Baseball] ライトブルー/ホワイトMASHICO プレート17cm PEANUTS [Parade] ブラック/ホワイトMASHICO タンブラー PEANUTS [Flower] イエローMASHICO タンブラー PEANUTS [Baby] ライトブルーMASHICO タンブラー PEANUTS [Snowman] ホワイトMASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS] タンブラーMASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS]株式会社ヒキダシでは、ものづくりに携わるみなさまとともに、日本の職人の技術や伝統を広く紹介できるような取り組みを今後も進めて参ります。【商品概要】MASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS]種類:プレート [70 YEARS] イエロー/ホワイトプレート [Baseball] ライトブルー/ホワイトプレート [Parade] ブラック/ホワイトタンブラー [Flower] イエロータンブラー [Baby] ライトブルータンブラー [Snowman] ホワイト価格:プレート各2,400円+税 タンブラー各2,300円+税生産地:栃木県芳賀郡益子町製造元:株式会社つかもと発売元:株式会社ヒキダシ著作権表記:(C) 2020 Peanuts Worldwide LLC商品詳細: 【販売店舗】11月16日(月)よりオンライン先行販売開始オンラインストア「ヒキダシストア」月21日(土)より店頭販売開始Peanuts LIFE&TIMES(西宮阪急4F)*事前予約は承っておりません。また、品切れの場合もございます。あしからずご了承くださいませ。<Peanuts LIFE&TIMES>住所:兵庫県西宮市高松町14-1 西宮阪急4F電話:0798-62-1381(代表)営業時間:10時~20時<参考>「ピーナッツ」とは「ピーナッツ」のキャラクターおよび関連する知的財産権は、Peanuts Worldwideが所有し、WildBrainが41%、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが39%、チャールズ M.シュルツ氏のファミリーが20%を保有しています。チャールズ M.シュルツ氏が初めて「ピーナッツ」の仲間たちを世の中に紹介したのは、1950年。「ピーナッツ」が7つの新聞紙上でデビューを飾った時でした。それ以来、チャーリー・ブラウン、スヌーピーをはじめとするピーナッツ・ギャングたちは、ポップカルチャーに不滅の足跡を残してきました。Apple TV +で親しまれているピーナッツの番組や特番に加えて、世界中のファンの皆様には、多種多様の商品、アミューズメントパークのアトラクション、文化イベント、ソーシャルメディア、そして伝統的な紙媒体からデジタルまで各種媒体で掲載されている連載コミックなどを通して「ピーナッツ」を楽しんでいただいています。さらに2018年、「ピーナッツ」は、NASA とスペース・アクト・アグリーメントで複数年の提携をしました。このスペース・アクト・アグリーメントは、宇宙探査とSTEMへの情熱を啓発するよう次世代の子供たちに向けてデザインされたプログラムです。日本では株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツがエージェントとして、ライセンスビジネスを展開しています。そして原作コミック連載満70周年を2020年10月2日にむかえました。これに伴い、2019年10月2日より70周年アニバーサリーイヤーがスタートしております。<関連URL>・日本のスヌーピー公式サイト ・日本のスヌーピー公式Facebook ページ「Snoopy Japan」 ・日本のスヌーピー公式twitter アカウント「Snoopy Japan」 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月16日「まちだ里のマルシェ」1年ぶりの開催2020年11月28日(土)、東京町田市の「農村伝道神学校グラウンド」にて、地元の新鮮野菜を販売するオーガニック市「まちだ里のマルシェVol.6」が開催されます。今年で6回目となる同イベントは、本来春に実施予定だったものが新型コロナウイルスの影響で延期に。今回出展者数を縮小し、手指の消毒や検温など徹底した対策のもと開催されることになりました。こだわりの地産物が集結マルシェでは「里で見つけるいいモノ、いい場所、いい出会い」というテーマのもと、地元の生産者がこだわって作った地産物を販売。ものづくりに真面目に向き合う生産者と地域の人々を結びつける一翼を担います。当日販売されるのは、オーガニック野菜やハーブ、加工品、手作りジャムをはじめ、野生ルイボスティーや自家焙煎の有機珈琲、手作り洗濯洗剤など、幅広いラインナップ。ワークショップやライブ演奏も予定されています。(画像はプレスリリースより)※町田市役所のプレスリリース
2020年11月15日毒舌を売りにしたネタで人気を博した、お笑いタレントのまちゃまちゃさん。パンク・ロック風のメイクに、個性的な髪色のモヒカンスタイルなど、インパクトのある風貌も話題でした。そんなまちゃまちゃさんが活躍していたのは、2000年代初頭。各局がこぞってお笑い番組を放送していた頃でした。あれから数十年の時が経ち、すっかりテレビ番組でみかけなくなったまちゃまちゃさんの現在をご紹介します。まちゃまちゃスナックのママと芸人の二足の草鞋かつては、バラエティ番組を中心に活躍していたまちゃまちゃさん。その後、舞台を芸能界から飲食業界に移し、活躍していました!2019年に放送されたドキュメンタリー番組『OF LIFE』(毎日放送)では、東京都の高円寺にスナック『スナックピエロ』をオープンさせ、『ママ』として活躍するまちゃまちゃさんを紹介しています。もともと音楽好きだったまちゃまちゃさんは、「付き合いのあるバンドメンバーたちと気兼ねなく飲める場所を」という思いから、憧れの地でもあった高円寺にスナックをオープン。スナックで提供される料理は、まちゃまちゃさんの手作りで、「なるべく身体にいいものを、お客さんに食べてほしい」という思いやりがこめられているといいます。『ママ』としても活躍していたまちゃまちゃさんですが、『スナックピエロ』は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2020年7月20日で閉店に。多くの人に愛されていた『スナックピエロ』だけに、閉店を惜しむ声はネット上でも多く寄せられています。また、再び『ママ』としてのまちゃまちゃさんを見られる日は来るのでしょうか。まちゃまちゃ素顔は「礼儀正しい」と評判現在もお笑いタレントとして活躍しているまちゃまちゃさん。交友関係も幅広く、ロックバンド『氣志團』のヴォーカル、綾小路翔さんとは旧知の仲であることは有名です。また、音楽フェスのMCを務めたり、『BRAHMAN』や『ニューロティカ』など人気バンドのメンバーと一緒に写った写真が多数公開されていたりと、趣味の音楽関係の知り合いも多い様子。もちろん、お笑いタレント仲間と飲み会を楽しむ写真も散見され、まちゃまちゃさんが多くの人に慕われているのが伝わります。一部では、「素顔はとても礼儀正しい」と評判だという、まちゃまちゃさん。その評判は本物なのでしょう。まちゃまちゃ「美人」といわれる若い頃の噂を自ら否定過去に、バラエティ番組でメイクを落とした素顔を公開したこともある、まちゃまちゃさん。若い頃は「美人」と評判で、レースクイーンとして活動していた…なんて噂もあるほどです。しかし、レースクイーンの噂に関しては、まちゃまちゃさん自身が否定しています。2012年に、バラエティ番組『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』(テレビ朝日系)に出演したまちゃまちゃさんは、自身に関するレースクイーンの噂を持ち出し「4~5年前から、ずっといわれている」「髪の毛はあったけど、レースクイーンなんてやれない」と一蹴。ネット上に出回っている、まちゃまちゃさんの若い頃とされているレースクイーンの画像は、まったくの別人とのことです。まちゃまちゃの現在とこれからは?レースクイーンのほかにも、「結婚した」や「事故にあった」など、さまざまな噂が出ているまちゃまちゃさん。どれも事実とは異なるものばかりですが、そうした噂が出てしまうのも、まちゃまちゃさんがよくも悪くも注目されているからといえます。スナックは閉店してしまったものの、今もお笑いタレントとしてイベントを中心に活躍しているため、いつかまたテレビの世界で活躍するまちゃまちゃさんが見られるかもしれません。毒舌ネタを披露するまちゃまちゃさんを待ち望むファンは、多くいます![文・構成/grape編集部]
2020年09月24日身も心もリフレッシュ東京メトロが主催するウォーキングイベント「東京まちさんぽ」は、2020年2月22日(土)に開催します。このイベントは不定期開催で、東京メトロ沿線の特色あるエリアを楽しく散策します。参加費は、無料ですが、事前に参加申し込みが必要です。募集者は5000人で、超えた場合は、抽選となります。ちょっとした旅気分を味わえるウォーキングイベントは、東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅をスタートし、国の重要文化財「ニコライ堂」、史跡「湯島聖堂」、東京のパワースポット「神田明神」、学問の神様が祀る「湯島天満宮」、日本で唯一国立の総合科学博物館「立科学博物館」などを巡ります。ゴールは、東京メトロ南北線 後楽園駅となり、所要時間は約3時間50分、歩行距離は約12.4キロのコースとなります。ゴールでは、完歩賞の東京メトロオリジナルグッズが貰えます。ぶらりと寄り道さんぽ当選しなかった、日程が合わなかったなどで当日参加できなかった場合でもイベントコースを歩くことができます。今回のスタート地点にウォーキングコースを紹介したポスターが期間限定で掲載されています。ポスターの2次元バーコードを読み込めば、自分の都合の良いときに歩くことができます。画像はプレスリリースより)【参考】※東京メトロのプレスリリース
2020年01月21日無印良品銀座の6階にある「ATELIER MUJI GINZA Gallery1」では、「考える。益子の新しい伝統に向けて」展を、11月29日から2020年3月8日まで開催する。©ATELIER MUJI GINZA 2019ATELIER MUJI GINZAと、イタリアのデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリによる「栗の木プロジェクト」。第3弾となる本展は、「考える」をテーマに、2018年に発足した益子町と益子町の民間の作り手が共同でデザイン企画開発を行う制作グループ・MASHIKO Productとの協働で開催。同グループは、益子焼をはじめ、町に根付いた様々な手仕事を、デザインの視点から解釈しなおして新たな益子ブランドとして創出していく試みを行っている。2019年には益子焼の新ブランドBOTE&SUTTOを深澤直人のデザインディレクションで開発した。本展のはじまりは、マーリが1970年代に磁器工房の職人とともに手がけた器のシリーズ「SAMOS」。その手法とは、作家による工芸的な手仕事でも、工業製品でもない、職人とデザイナーが対等に対話することによってクオリティを生み出す手仕事のあり方だった。その哲学から発想を得たワークショップが、益子焼の産地を舞台に、現地の作家とATELIER MUJI GINZAが構成したデザイナーを含むチーム、計11名によって6日間にわたり行われた。「考える。益子の新しい伝統に向けて」展では、ワークショップのプロセスを語る約150点以上の試作やツール、さらに「SAMOS」2点が一堂に会す。©ATELIER MUJI GINZA 2019会期初日となる11月29日の19時からは、オープニングイベント・ギャラリートークを開催。益子町の濱田窯代表・濱田友緒、清窯代表・大塚一弘、道祖土(さやど)和田窯代表・塚本倫行を招き、「益子焼」の定義とは何か、また本ワークショップについて、MASHIKO Productの未来のビジョンについて語る。イベントの詳細については、公式サイト()にて確認できる。今回の展示は、益子焼の新たな伝統に向けた長期プロジェクトのローンチであり、今後もワークショップを継続し、メソッドを進化させていく予定。本展を通して、手仕事の未来、伝統の未来について考えてみては?【展覧会情報】「考える。益子の新しい伝統に向けて」展会期:11月29日〜2020年3月8日会場:ATELIER MUJI GINZA Gallery1住所:東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F時間:10:00〜21:00入場無料
2019年11月07日30度超えの日も出てきて、本格的な夏も間近に迫ってきました。急に暑くなると、子どもたちの体調も心配です。クーラー漬けで体調を崩すことも多く、できるだけ涼しく暮らす工夫は知っておきたいもの。そこで今回は第6回「アツいまちサミット」にお邪魔し、暑さNo.1を競う全国の町の“涼活”を取材してきました!■ ゆるキャラとともに、全国のアツいまちが大集合! 「涼活」を進めています! 「アツいまちサミット」 は、日本歴代最高気温を記録した4都市(熊谷市・四万十市・多治見市・山形市)がタッグを組み、2014年から開催されているサミット。“暑さ対策の先進都市”として互いに交流を続け、例年さまざまな企画・発信を行っています。第6回目を迎える今回は、埼玉県熊谷市に4都市のプロジェクトチームが大集合。熊谷市長や商工会議所会長も激励のあいさつに訪れていましたが、特に印象的だったのは、「熊谷うちわ祭」の話。昨年は最高気温41.1度をたたき出した時期の開催だったそうですが、その酷暑の中でも祭での熱中症の搬送者はゼロ。「本当に一生懸命に暑さ対策をやると、効果が出ると分かった」と手応えを語りました。大学と共同研究を始めたり、環境省の後援を受けたりと、年々発展を見せている各都市の取り組み。“暑さ自慢”の一歩先に進み、持続可能な開発目標(SDGs ※)を意識しながら「涼活」に取り組んでいきたい、との抱負も述べられました。※Sustainable Development Goalsの略■「健康ミネラルむぎ茶」でもおなじみ、伊藤園の取り組み続いて、伊藤園のマーケティングマネージャーの方による発表も。実は伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」は“涼活に欠かせない飲み物”として熊谷市・多治見市の暑さ対策公式飲料になっており、各都市のオリジナルラベルも発売されています。2017年の第1回ジャパンSDGsアワードで、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」も受賞している伊藤園。「茶畑から茶殻まで」の一環した生産体制を構築しており、全部門をあげてSDGsに取り組んでいるそう。茶産地育成事業や地域活性化支援にも積極的で、「お〜いお茶」の売上の一部を地域の環境活動に寄付する活動も続けているとか。「持続可能な取り組みを行い、世界のティーカンパニーを目指す」という信念のもと、4都市の涼活にも例年参加しており、暑さ対策に共に向き合っていく決意が語られました。■ 夏を涼しく過ごすアイデアや食事メニューの提案も!続いて、各都市による「涼活」アイデアの発表コーナーへ。 ・熊谷市は「ミント」の味や香りを活用。「うどん」スイーツもミント味の地元のお菓子でクールシェアを提案したのは熊谷市。販促として、市のお祭りでも有名な「うちわ」にハッカ油を付け、“ミントの香りのうちわ”で涼感を感じてもらう……というアイデアに、会場からも好評の声が。これは私たちも手軽に真似できそうですね。扇子やアロマオイルなどでも応用できそうです。また、名産小麦を使った「うどん」のスイーツも発表! 実は香川県に次いで、うどんの消費量が多い埼玉県。トップを狙うべく、消費量アップの願いも込めて熊谷名産の小麦を使った「カクカクうどんづくり教室」も提案されました!これは暑くて無気力になりやすい子どもたち向けのクッキング教室。小麦生地をシート状に伸ばして四角いうどんを作り、そこからパンケーキやドーナツ、ラスクなどのスイーツにも派生させ、新しい魅力を発見しよう! というアイデアでした。・四万十市は「米なす」でさっぱり!四万十市からは、夏疲れや身体を冷やす効果があると言われる名産の「米なす」を使ったメニュー提案が。クリーミーでふわふわな歯ごたえの米なすを素揚げし、ゆずポン酢に付けたり、冷たいめんつゆジュレを乗せたりと、いろいろなディップでさっぱりと食せるメニューです。「米なすディップ」、皆さんもぜひ作ってみては?・山形市の「水まんま」とは?山形市からは、「水まんま」の紹介も。昔から忙しい農家の方々に愛されてきた食事で、ご飯を水で洗い、冷たい水をかけて出汁や漬物を入れるだけのシンプルなメニュー。薬味などを添えても良さそうですね。おいしい水で作ってみたいなと感じました。そのほか、夏でも10度前後のヒンヤリした空気が味わえる「暁登山」と、湯治でも名高い「蔵王温泉」を組み合わせたツアーや、各地の妖怪伝説を生かした「怪談会」など、各都市の特徴を生かした涼活プランが発表されました。 今夏も例年どおりの蒸し暑い夏になるという予報もあり、汗をかくのは避けられなそう。体内の水分やミネラル不足を補うなら、手軽な方法としては暑さ対策先進都市でもおなじみの「健康ミネラルむぎ茶」がおすすめ!カフェインゼロ&カロリーゼロで体に優しいだけでなく、 『乳児用規格適用食品』 でもあるので、乳児でも子どもでも安心してゴクゴク飲める、家族に最適なドリンクです。健康に気をつけながら、今年も元気な夏を過ごしましょう! 「アツいまちサミット」詳細はこちら (取材・文/外山ゆひら)
2019年06月13日まち全体でおもてなし。世界遺産・富岡製糸場のある生糸の町にお宿が誕生!まちの人や日常を楽しむための”まちやど”「蔟屋 MABUSHI-ya」絶好の行楽シーズン到来です!今、旅好き女子たちの間で、“まちやど”がじわじわ来ているらしい。“まちやど”とは、「まち全体を一つの宿と見立てた宿の仕組み」なのだそう。あえて宿泊施設の中に機能を集約せず、まちのなかに点々と散らばっている魅力的なスポットやお店、機能を宿とつなぎ合わせ、訪れた人にまち全体を楽しんでもらうという新しい宿泊の形です。そんな“まちやど”が、世界遺産・富岡製糸場のある生糸の町、群馬県富岡市に誕生。その名も「蔟屋 MABUSHI-ya」。「蔟屋 MABUSHI-ya」は、築80年の味わいある二軒長屋をリノベーションして作られました。照明には蚕が繭を作るために一番最初に吐く糸 「きびそ」を使用「蔟屋 MABUSHI-ya」の室内は、寝室となる室をのこして積極的に吹き抜けへと改装。市松状の構 成とすることで、風の通り道、奥行き中央部への採光を生み出し、軽やかで快適な居心地が味わえます。6名部屋 17,800 円~3名部屋 15,000 円~最大12名設備:マットレスタイプベッド、浴室、シャワールーム、洗面所、トイレ、縁側 「蔟屋 MABUSHI-ya」にはフロントがなく、近くの洋品店にチェックインしなければなりません。食事や買い物も全て全て街へ出なければなりません。でも、まちの人たちと触れ合うことで、ホテルや旅館では味わえない、まちのありのままの魅力を楽しめるのが特徴です。「蔟屋 MABUSHI-ya」のフロントでもある洋品店「いりやま」。 気づけばお店の前が居酒屋になることも!?富岡市街は世界遺産の富岡製糸場だけでなく、同じ歴史を歩んできた路地裏や商店街が残っています。そこにはレトロで味わいのある建物があり、魅力的な商店主や地域の方が住んでいます。新鮮野菜を使ったイタリアンやB級グルメの「ホルモン揚げ」といった豊かな食文化も楽しめます。世界遺産だけではない、富岡の街を楽しんでみてはいかがでしょう。JR高崎駅から上信電鉄へ乗り換え約40分。上州富岡で下車。 駅舎は2014年グッドデザイン賞受賞。駅には無料のレンタルサイクルも。自転車で富岡の街並みを楽しめる。富岡製糸場から徒歩5分の場所にある創業100年の老舗割烹料亭。 松花堂弁当などのランチも楽しめる(ご予約をお忘れなく!)少し足をのばして「大塩湖」へ。天気のいい夜は、空一面に広がる満天の星空が望める 【Information】「蔟屋 MABUSHI-ya」住所: 群馬県富岡市富岡 28-1URL: B : 運営: 株式会社 富岡まち繰るみ舎
2019年05月16日春の風を感じながら歩く東京地下鉄株式会社は、ウォーキングイベント「東京まちさんぽ」を2019年3月16日(土)に開催します。「東京まちさんぽ」は、東京メトロ駅周辺の特徴あるエリア散策するウォーキングイベントとしてこれまでにも開催されています。同イベントでは、スタートとゴールが決められており、モデルコースが記載されてマップをもとに、スタート地点から自由にゴールに向けて歩きます。東京の新スポットを巡る今回のモデルコースは、豊洲センタービルあいプラザをスタートし、東京の新しい名所「豊洲界隈」、活気ある「豊洲市場」、全国から集まる人「お台場界隈」や「有明界隈」を巡り、豊洲センタービルあいプラザに戻ります。歩行距離は11.8キロ、所要時間は、約3時間40分になります。イベントへの参加は無料、事前申し込みが必要です。募集人数は、3000名で超えた場合は、抽選となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京地下鉄株式会社のプレスリリース
2019年02月08日このカレーション企画にて10食ものレトルトカレーを味わってきましたが、第11回目となる今回は、おそらく初の“ポークカレー”です。その名も『とんとんのまちカレー』。「とんとんのまち」とはどこなのか、どのような味わいのカレーなのか、謎だらけのその素顔に迫っていきましょう! ■「とんとんのまち」とはどこなのか?パッケージを見ると、「群馬」と「まえばし」の文字。早々に答えが分かってしまいましたが、「群馬県前橋市=とんとんのまち」ということのようです。ではなぜ前橋市が「とんとんのまち」なのかということですが、ヒントはこのカレーに使用されている『上州麦豚』。JA全農ぐんまの公式サイトによると、「動物性飼料を除き麦類を多く含んだ飼料で育てられた」豚肉のことを「上州麦豚」として扱っているようです。群馬県および前橋市が「とんとんのまち」と呼ばれる所以は、全国トップクラスの豚肉の産出量を誇っているから。ご当地カレーはこのような発見が醍醐味なんですよね。それでは早速開封してみましょう。 ■いざ、実食!開封してお皿に盛りつけてみると、さらっとしたルーの中にゴロゴロとした豚肉と、トロトロの玉ねぎの姿が見えます。一口いただいてみます。トロトロに煮込まれた玉ねぎと、ジューシーな豚肉の味わいが口の中に広がります。さらっとしたルーがほどよく絡まって、全体的にスパイシーなまとまりとなっています。あらためて原材料を見返してみると、パイナップルジュースや中濃ソース、白ワインやかつおエキスなどの隠し味がふんだんに使われていました。この隠し味が、カレールーの深みを演出しているのでしょうね。 ■総評味★★★☆☆たしかに美味しいカレーではあったのですが、「とんとんのまち」を推すのであれば、もう少し上州麦豚を味わいたかったです。辛さ★★★☆☆「中辛」とは書いていますが、香辛料が効いていてスパイシーな味わいです。しかし、単に辛いわけではなく、様々な隠し味によって深みのある味わいとなっています。辛いものが苦手な方でもきっと食べられるはず。コスパ★★★☆☆価格は1食540円(税込・2018年12月現在)。味は良かったのですが、豚肉が増量されるとなおよいです。蛇足ですが、「とんとんのまち」を推すのであれば、パッケージに描かれた可愛いキャラクターの『ころとん』をもっとプッシュしても良かったのかなと思います。ちなみに筆者は旅好きなのですが、群馬は未踏の地。ここで群馬と出会ったのも何かの縁なので、ぜひ行ってみたいと思います!【参考】※ ぐりーんユアサ-とんとんのまちカレー※全国農業協同組合連合会群馬県本部|ぐんまの豚【筆者略歴】KK
2018年12月29日心も身体もリフレッシュ東京メトロは、ウォーキングイベント「東京まちさんぽ」を2018年12月15日(土)に開催します。同ウォーキングは、参加費無料、参加人数を5,000名様限定として東京メトロ沿線の特色あるエリアを散策イベントです。イベントに参加を希望される、事前に申し込みが必要となります。冬の到来を感じながら歩く今回の「東京まちさんぽ」は、これまでにも開催されている人気イベントです。今回のコースは、東京メトロ丸ノ内線・副都心線新宿三丁目駅をスタートし、都心に広がる巨大庭園「新宿御苑」、明治神宮外苑の「いちょう並木」、富士山や東京の街を一望できる「東京タワー」など、約9.2㎞を歩きます。「東京まちさんぽ」は、東京都心を歩くことで、歩くからこそ出会えるあたらしい東京の魅力や発見を感じることができるイベントです。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京メトロのプレスリリース
2018年11月11日土祭2015益子手仕事村 月の満ち欠けとともに“土”に感謝し、新たな暮らしのあり方を見出す 益子といえば陶器市が広く認知されていますが、それに次ぐビッグイベントと言えるのが「土祭(ひじさい)」です。益子の土、風土、先人の知恵に感謝する新しいお祭りとして、2009年に初開催されました。 総合プロデュースを務めた故・馬場浩史氏(starnet主宰)によって、「窯業と農業の町として、足元の土を“命を循環させるすべての原点”として捉え直し、感謝をし、そこから新しい暮らしのあり方を見出していこう」という主題のもと、3年おきに催されています。 そして「文化の力で地域を元気にする」という考えに基づき、町内各所に現代アートの展示や町民の企画を展開し、地域の歴史や文化、様々な資源を掘り起こし、「益子ならではの文化」を問い続けてきました。 土祭2015そば畑 風土に根ざした新しい祭を行うにあたり、馬場浩史さんと旧知の文筆家・武田好史さんとの発案で、古代の土や泥の呼び方のひとつ「ヒジ・ヒヂ」を用いて「土祭/ヒジサイ」という名が誕生。会期は新しい始まりの象徴である「新月」から、すべてが静かに満ちる「満月」までとしています。月の満ち欠けをもとに、祭事や農業を行い暮らしを営んだ時代の、人々の知恵と暮らしの豊かさにもう一度思いをはせるために。 2015土祭益子手仕事村2015土祭益子手仕事村土祭2015益子手仕事村で開催された藍染ワークショップ土祭2015作家名:douglas black/タイトル:「Under one sky 」/会場:道祖土Planet home土祭2015作家名:古川潤/タイトル:「水ヲ分ケルウツワ」/会場:綱神社とその周辺土祭2015夕焼けバー 益子の3地区に渡って展開される、大充実のプログラム いよいよ第4回目となる「土祭2018」が、9月15日(土)~30日(日)および10月7日(日)に開催されます。 今回は総合プロデューサーを置かず、実行委員会とは別に、町内を田野・益子・七井の3地区に分けて委員会を組織。地区の特徴を企画にどのように活かせるのかを協議したといいます。 3地区の委員会で企画した「地域プロジェクト」や、町内各所に展示される現代アート、今回初の企画となる「食プロジェクト」と「オカリナプロジェクト」、その他たくさんの企画が展開されます。 夕暮れからのやさしい橙色の明かりの中で、ライブパフォーマンス等を楽しみながら美味しいものを堪能できる「夕焼けバー」は、雰囲気も抜群で個人的に特におすすめ。 土祭2015夕焼けバーでの映像上映前・土祭2017益子地区夕焼けバー土祭2015作家名:村田昇/タイトル「素/しろ舞踏する成井恒雄の体温」/会場:starnet zone土祭2015作家名:高山英樹/タイトル:「益子の暮らしが見える小屋」/会場:新町エリア土祭2015「月待ち演奏会」での「ジェベナッツ」のパフォーマンス土祭2015「ヒジノワ」にて開催された「まちなか映画館太平座」 作品の展示やデモンストレーション、ワークショップの開催、そして飲食店の出店など、とにかく見どころ、楽しみが満載の大イベント。陶器市のような大賑わいの雰囲気とはまた少し異なり、各々のペースで各所を回りながら、モノ・コトに触れながら、土とともにあり続ける益子の魅力にどっぷり浸ってみてください。 ★プログラム詳細は公式サイト「土祭2018」にてチェック!! ガイドブックに関してアート作品展示を見るにはガイドブックの提示が必要となります。価格:¥1,000(税込)販売:益子駅、道の駅ましこ、旧小宅小学校、城内坂交差点※通信販売も可。郵送代、振込手数料はお客様ご負担となります。通信販売にてお買い求めの際は下記問い合わせ先までご連絡を。 【お問い合わせ先】土祭実行委員会 事務局TEL:0285-72-8873 (※受付時間:平日8:30-17:15)FAX:0285-70-1180Mail:info@hijisai.jp text : Yu Konisho
2018年08月30日伊藤丈浩さんによる作品。色、柄、フォルムが美しいポットやカップ&ソーサー。 巧みな職人技術で魅せる、現代を代表するスリップウェア/伊藤丈浩さん それまで“柄もの”があまり得意ではなく、うつわは無地のシンプルなものばかりを選んできた筆者が、初めて柄ものに惹かれたのが、伊藤さんの作品でした。英国発祥の伝統的な技法である「スリップウェア」という言葉を知ったのも、伊藤さんの作品がきっかけでした。 独学でスリップウェアを習得したという伊藤さんは、2006年に益子で独立。以来その人気は拡大し、全国各地で個展を開催するまでに。 繊細で緻密、時にダイナミックな模様が描かれた作品は、いつまででも眺めていられる“美術品”と言っても過言ではありません。それはまるでテキスタイルのようでもあり、高度な職人技術に唸らされます。そして伝統技法を用いながらも、古臭さをまったく感じず、とても現代的な空気をまとっています。うつわに料理を盛り付ければ、一皿がぐっと格上げされ、食卓が華やぎます。スリップウェアに限らず、マグカップやピッチャーなどはフォルムも美しいので、植物を生けたり、ただ飾っておいたりするだけでもインテリアとして楽しめます。 陶器市では「G+OO」での取り扱いがメイン。常設もされているので、陶器市以外の機会にも出会うことができます。 端正で凛々しい、洗練された佇まいに心酔/田代倫章さん いわゆる“益子焼らしい”、素朴な雰囲気のうつわばかりを所有していた筆者にとって、田代さんの作品との出会いは一目惚れでした。例えるなら、それまで好みのタイプが一貫していたはずなのに、全然違ったタイプの人に出会って恋に落ちてしまった、といったところ。 2002年に大学の陶芸専攻科を卒業後、益子にて今成誠一氏に師事。2007年に独立された田代さん。これまで毎年のように都内と益子を中心に展示を開催している人気作家の一人です。 作品から漂うオーラには品があり、無駄を削ぎ落とした洗練された佇まいは「凛々しい」という言葉がしっくりきます。一見シャープながらも、曲線の一つひとつが優美で、質感にもそれぞれ繊細な技法が駆使されているのがわかり、柔らかな表情も持ち合わせています。マットと艶のコンビネーションも絶妙で、すべての作品にどこか色気を感じます。基本は白と黒のモノトーン展開というのも潔くてかっこいい。 食器として使うのを躊躇ってしまうほど美しいのですが、料理を盛り付けるとまるで高級料亭の一皿かと思えてしまうほど、見栄えがランクアップします。 陶器市では「組合広場」の道を挟んで向かい側(共販センター近く)に出店しています。 木のぬくもりと丁寧な手仕事が、日常を豊かにしてくれる/木工房玄 益子の陶器市では多数の木工作家が出店しています。その中でも、ここ何年も隅々まで陶器市を巡ってきた筆者のお気に入りが「木工房 玄」の作品です。 代表の高塚和則さん率いる「木工房 玄」は、栃木県塩谷郡塩屋町に工房を構え、手作業で家具や食器、小物などを製作しています。原木を仕入れ、製材、自然乾燥させ、プロダクトごとに適した木を選び、一つひとつ丁寧に作っています。使用している木材は主にクルミ、栗、桜、ナラ、トチ、タモなど国産の広葉樹。仕上げには木の風合いを生かすよう、天然のオイルを使っています。時が経つほどになじみ、風合いの良さが出てくるのも無垢材ならではの良さです。 筆者も愛用している、表面に手彫りで細かい凹凸の表情をつけたクルミのカッティングボードは見た目も素敵で、使い勝手も抜群です。凹凸のない裏面で食材をカットでき、パン皿としてや、ワンプレート皿として、おもてなしにチーズや前菜を少しずつ盛りつけたりと、大活躍。ほかに花形のコースターやパン皿、オーバル皿も人気のようです。 また製品の取り扱い方やお手入れ法についても親切に教えてくださるので、気軽に相談できます。 陶器市では「遺跡広場」に出店しています。 ナチュラルな色と気泡がノスタルジックな再生ガラス/伊藤亜木さん 陶器にハマると自然とガラスにも惹かれるもので、その第一歩として初めて購入した作家ものが伊藤亜木さんのガラスでした。東京生まれの伊藤さんは、某ファクトリーにて吹きガラスを始めた後、硝子会社に入社。その後2006年に栃木県茂木町にガラスの窯を構え現在に至ります。 再生ガラスを用いた作品の特長のひとつは、優しく自然な色合い。水色のものは窓ガラスから、透明のものは蛍光管から作られているそうです。もうひとつの特長は、気泡。ガラスの中にキラキラと現れる大小のつぶつぶがなんとも涼しげで、ソーダ水を思わせます。 また、ぽてっとした厚みと丸みも可愛らしく、再生ガラスならではのナチュラルな雰囲気と相まって味わいが増します。 ラインナップはグラスをはじめ、お皿、フラワーベース、箸置き、ポット、アクセサリーなど、バラエティ豊か。特にこれからの暑いシーズンには、ガラスのうつわと箸置きを食卓に並べれば、たちまち夏らしく涼しい雰囲気に。こんな風に季節に応じて食卓も衣替えすると、日々の暮らしがより楽しく、豊かに感じられます。 陶器市では「KENMOKUテント村」に出店しています。 以上、益子春の陶器市レポート【作家編】パート2でした。すてきな作家さんが多すぎてここで紹介しきれないのが心苦しいですが、いつかまた別の機会に紹介できればと思っています。春の陶器市は閉幕しましたが、次は秋の陶器市(11月2日〜11月5日)が待っています!このレポートを参考に、ぜひ益子へ訪れてみてください。 text : Yu Konisho
2018年06月14日阿久津忠男さんの瑠璃釉面取そば猪口 吸い込まれそうなほど美しい瑠璃に魅せられて/阿久津忠男さん 1975年に益子に築窯し、約40年に渡り代表作である「瑠璃」シリーズを創り続けている阿久津忠男さん。初めてその深い藍色を見たとき、あまりの美しさに引き込まれ、気づいたら手に取ってじっと眺めていました。それが忠男さんの作品との出会いで、完全に一目惚れでした。 独自に編み出した瑠璃釉から生まれるブルーは、深海のような、真夜中の空のような……言葉で表現するのが難しいほど奥行きがあり艶めいています。筆者もすっかり虜になり作品をいくつも所有していますが、使い込むほどに表情が変わって味わいが増していくのも魅力です。それはインディゴデニムを穿き込んだときの経年変化にも通じるものがあります。それだけでなく、どんな料理も引き立ててくれて、食卓が“きちんと”見えるのです。 春の陶器市では息子さんである雅土さんとの展示が「もえぎ」で開催されていて、特にリム皿は大人気で完売必至なので、早いうちに訪れるのがおすすめです。 釉薬の美しさを主役にした、丁寧な作品づくり/阿久津雅土さん 前出の阿久津忠男さんの息子さんである阿久津雅土さんも、陶器市の初日にチェックしておきたい作家のひとりです。1999年に窯業指導所伝習生を修了した翌年に、釉薬科研究生も修了したとあって、釉薬への強い探究心、こだわりを感じます。 ずらりと並んだ作品群の中で、まず目に飛び込んでくるのが飴釉の作品です。「茶色」の一言では言い表すことのできない、美しいグラデーションと深い色味が印象的。ほかにも白とブルーのグラデーションが涼しげな呉須シリーズや、白磁、伝統的な柿釉など、益子焼らしい素朴さがありながらも、現代の暮らしになじむ洗練さも漂います。形はシンプルで使いやすいものが多く、それだけに色味と質感の美しさが際立ち、妥協のない丁寧な仕事ぶりがうかがえます。 春の陶器市では、親子で合わせて約1500点もの作品が並ぶという圧巻の展示。ぜひ実際に目で見て、触れてみて、その素晴らしさを感じてください。(ちなみに秋の陶器市では茶屋雨巻での展示を開催予定です。) 暮らしに、食卓に寄り添う、やさしいうつわ/田尾明子さん 筆者のうつわ所有数で言ったらナンバー1かもしれない、田尾明子さん。1985年に愛媛県砥部で修行した後、92年に益子で修行、96年に築窯、独立されました。 田尾さんの作品は、手が込んでいるのに、素朴であたたかな佇まいで、益子焼らしい包容力があると言うのでしょうか。そこに女性作家ならではの繊細さも持ち合わせていると感じます。 織部や藁灰釉、粉引など、確かな知識と技術なくして生み出せないであろう多彩な表情の作品が並び、どれも色味と質感が美しく、まず目で見て楽しめます。それでいて手にするとなじみが良く、軽すぎず重すぎず、ちょうど良いのです。もちろん料理も映え、使い勝手が良く日々の暮らしに溶け込みます。それに加え、良心的な価格設定にも驚かされます。素人の筆者にもわかるほどコストパフォーマンスが高く、そういったところにも毎度感動し、つい手に取りたくなってしまうのです。 陶器市では「古窯いわした広場」で出店しています。 成井恒雄さんの意志を継ぐ、素朴で無骨な作品たち/成井窯 2012年に亡くなられた陶芸家・成井恒雄さんは、多くの陶芸家に影響を与えた方で、生前何人もの弟子を育てたことでも知られています。筆者が益子で暮らしていた子ども時代から、我が家には当たり前のように成井さんのうつわがありました。 とても大らかで、あたたかく、自由で、多くの人から慕われていた成井さん。彼が残してきた作品にもその人柄が表れているように感じます。そんな成井恒雄さんの意志と作風を、ご家族3人で受け継いでいるのが「成井窯」です。特徴のひとつである蹴轆轤と、生前から使われてきた登り窯を継承しながら作られる作品は、益子焼らしい無骨で素朴な佇まいと、やわらかな曲線、ぬくもりを感じる心地よい重みが魅力です。そして「普段使いするものだからこそ、手に取りやすい適正価格で提供する」ことを当たり前のように貫くその姿勢にも、寛大な成井イズムが宿っています。 陶器市ではメインストリートから少し離れた「陶芸村」で出店しています。 ダイナミックでアーティスティック、詩的な世界観/能登実登利さん 前出の成井恒雄さんに1973年に師事、その3年後に独立・築窯された能登実登利さん。その作風は、師匠である成井さんに通じるものがあるように感じます。 能登さんの作品は、自由で大胆。民藝というよりも、アートに触れているような感覚があります。独自の発想を落とし込み昇華させたダイナミックな作品は、歪みや雑味を含んだトータルの存在感に圧倒されます。もちろんそこには豊かな感性と熟練の職人技術が集約されているのは言うまでもありません。かと言って使いにくさは無く、暮らしに寄り添ってくれる懐の深さのようなものも感じます。 個人的には「月」や「空」、「風」、「雨」などの漢字が描かれたシリーズがお気に入り。どこかロマンティックで詩的な世界観に浸れます。 陶器市では「じゃりん小径」で出店しています。 以上、益子陶器市でおすすめしたい【作家編】パート1でした。今回ご紹介した作家さんたちの作品は、どれも手に取りやすいリアルプライスなのが魅力のひとつでもあります。そういったところも益子焼が人々の生活になじみ、長く愛される理由なのだと思います。パート2では陶芸家だけでなく、ガラス作家や木工作家もご紹介します。お楽しみに。 text : Yu Konisho
2018年06月10日自分好みの作品がきっと見つかる、ギャラリーショップ メインストリートとなる城内坂の、手前(坂の下)の方に位置するギャラリーショップ、「もえぎ」。22年前に開店して以来「作家と共に成長する店」として、若手から大御所まで、幅広い層の作家たちとの厚い信頼関係を築きながら営業を続けています。 こちらでは益子焼が約6割、笠間焼が約3割、その他北海道から九州まで全国の作家による作品を取り扱っています。魅力は何と言っても多種多様な品揃え。色使いや絵付けが印象的なものや、素朴なもの、スタイリッシュなもの、無骨で男性的なものなど、実に多彩な作風がラインナップ。陶器だけでなく、ガラスや漆器なども並びます。来店する人の好みは様々ですが、ここなら誰もがお気に入りの作家や作品に出会えるのではないでしょうか。 そして個人的にいつも魅了されるのが、陳列の美しさ。什器のセレクトや照明の使い方も含め、フロアごとにとても見やすく、作品が映える陳列となっています。 店内で扱っている作家の中には、陶器市で個人のテントを出店している人も多いので、気になる作家を見つけたらその足でご本人のいるテントへ行ってみるのも、陶器市ならではの楽しみ方です。 また陶器市期間中は店内の商品が1割引になるので、お買い得なこの機会にお気に入りを見つけてください。 【もえぎ 城内坂店】栃木県芳賀郡益子町城内坂150 TEL : 0285-72-6003 営業時間 : 陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は10:00〜18:00 不定休 「可愛い!」に出会える、陶器と雑貨のセレクトショップ 城内坂のちょうど真ん中あたりに、グリーンのウッディな店構えが可愛らしいセレクトショップ「G+OO(ジープラスツーノウツ)」があります。2002年4月にオープンした当時、「益子にこんなにおしゃれで可愛いショップができた!」と、町が少しざわつきました。あれから気付けば16年目を迎え、今では益子を代表する人気ショップのひとつとしてすっかりおなじみに。 店内には陶磁器と雑貨が約半分ずつの割合でラインナップ。うつわはもちろん、木工品やカトラリー、キッチングッズも人気で、生活が楽しくなるようなアイテムが集まっています。ほかにもベビーグッズやステーショナリー、手芸作家による作品等も揃い、プレゼントとして購入していく人も多く、地元の人も日常的にお買い物を楽しんでいるようです。またG+OOがオリジナルで作家に依頼して製作してもらっているという特注アイテムにも注目です。入口が広く段差もないため、ベビーカーを押しながらでも入店することができ、明るくクリーンな店内は広々とした作りで見やすいのも嬉しいポイント。 そして大人気作家の伊藤丈浩さんの作品はこちらでの取り扱いが随一なので、全国から多くのファンが購入しに訪れます。 【G+OO - G plus two naughts -】栃木県芳賀郡益子町城内坂115TEL:0285-72-0098営業時間:陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は11:00〜17:00 (平日)/11:00〜18:00 (土日・祝祭日)定休日:水曜日(祝日は営業) 少し足を伸ばして、懐かしくもモダンな人気の古家具店へ 益子には骨董店や古家具店が点在し、その数は把握しているだけでも10軒弱あります。その中でも特に若者や遠方からの来訪者に人気なのが「仁平古家具店」です。陶器市のメインストリートから少し歩くと、「陶芸村」というエリアがあり、その道を挟んだ向かいに店を構えています。 店の外にも商品がずらりと並び、店内に入るとオーナーの審美眼によってセレクトされたセンスの良いアイテムの数々に出迎えられ、思わず胸が躍ります。取り扱う商品は日本製の古家具が中心で、そのほとんどが大正〜昭和時代に使われていたもの。中にはヨーロッパで買い付けたものも少しあるようです。買い付けられた商品は、きれいにリペアをしてから店頭に並ぶので、状態は良好なものばかり。昭和の鉄製家具などを古材と組み合わせてリメイクしたオリジナル商品も好評です。古家具ならではの味わい深さはもちろんのこと、現代の暮らしにフィットするのも魅力的。さらにどの商品も比較的リーズナブルな価格帯なのも人気の理由のひとつかもしれません。 また系列店として、町内に「pejite」と、益子からほど近い真岡市にも「仁平古家具店 真岡店」があるので、こちらとあわせてハシゴするのもおすすめです。 【仁平古家具店 益子店】栃木県芳賀郡益子町益子3435TEL : 0285-72-6007営業時間:11:00〜18:00定休日:木曜日 古本・古道具好きにはたまらない! 宝の山に囲まれた異空間 益子にある古家具店の中で、もう一軒紹介したいのが「内町工場」です。オープンしたのは7年前の2011年。もともとは工場の資材置場だったという、80年程前からある建物をリノベーションして造られました。店内には所狭しと古家具・古道具・古本が並び、まるで秘密基地に足を踏み入れたかのような高揚感に包まれます。少し薄暗い店内の照明も手伝って、昔の時代へタイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。 商品は江戸時代から昭和にかけてのものを取り扱い、その9割が日本のもの。価格帯はだいたい1000円から高価なものだと10万円くらいまでと幅広く、中でもガラス製品が特に人気とのこと。はじめは古家具や古道具が多かったものの、オーナーが本好きということもあり古本がかなり増え、今では約半分の割合を占めるほどに。その本のラインナップも、文庫や絵本、アートブック、写真集などバラエティーに富んでいます。本を見ているうちに、あっという間に時間が経っていた、なんていうことも。 また陶器市期間中(3日間限定)には、さいたま市の古道具店「nest」が店内の一角で出展しているのも見どころのひとつです。 内町工場ならではのおもしろい品揃えと異空間を堪能しに、宝探しをするような気持ちで扉を開けてみてください。 【内町工場】栃木県芳賀郡益子町益子897TEL : 0285-81-7840営業時間:11:00〜18:00定休日:水曜日 懐かしくてやさしいコッペパンが人気の、可愛いパン屋さんふんわりモチモチ食感のコッペパン。 (左)あんこ&バター¥170、(右)いちごジャム¥200 陶器市のメインエリアから少し外れた自然に囲まれた場所に、完売必至のパン屋「えみぱん」があります。お店を代表する人気商品は、コッペパン。オーナー兼パン職人であるえみさんが、子どもの頃から「コッペパン屋さんになりたい」という夢を持ち、それを叶えたお店です。9年前にオープンすると、あっという間に人気店となり、4年前に現在の場所に移転リオープンしました。 コッペパンは素朴でシンプルだからこそ、味の追究が難しいもの。試行錯誤を経て、原料は北海道産の小麦粉にこだわり、ふんわりモチモチの食感を実現しました。コッペパンを購入する際には、中に挟むジャムやバターなどを選んでオーダーできます。ほかにもいくつかのパンメニューがあり、中でもオレンジブレッドが人気。その他、お土産にぴったりな焼き菓子も数種類揃います。また手作りの「季節のジャム」も好評で、この時期は「とちおとめ」を使用した いちごジャムが並んでいました。 地元の人からも愛される、どこか懐かしいコッペパン。一度食べればそのやさしい味にほっこりするはずです。 豊かな木々に囲まれた可愛らしい佇まいのお店。 店主の佐々木絵美さんと、スタッフの大塚小都さん、杉山亜紀子さん。 【えみぱん】栃木県芳賀郡益子町益子3018-1TEL : 0285-81-6525営業時間:11:00〜17:00(パンが売り切れ次第閉店)定休日:月・火曜日(祝日は営業) 益子焼モチーフのプリントTシャツやトートバッグが人気! 前出の「もえぎ」の向かいのテントで、思わず目を引く益子焼プリントのTシャツやトートバッグが販売されています。それらは「益子まちづくり 友愛作業所」に勤める1人のスタッフによって、3年ほど前に誕生しました。製作に至った経緯は、「好きなバンドのTシャツを着るような感覚で、益子をアピールするアイテムとして身につけてもらえるものを作りたかった」という想いから。 オリジナルデザインの絵や文字は手描きによるもので、それを消しゴムハンコで彫り、シルクスリーンでプリントしています。1点1点すべて手作業で刷っているため、物によっては擦れたりと味のある仕上がりになるのも魅力的。 はじめに作ったTシャツとトートバッグが好評で、陶芸家を中心に徐々に口コミで広がり、デザインやアイテムの展開を増やしていったようです。今では様々なデザインが登場し、手ぬぐいや巾着、エプロンなどもラインナップ。モチーフとなっている益子焼は、オーソドックスなものにはじまり、複数の作家の実在する作品を模した新バージョンも。 なおテントが出店されているのは陶器市限定で、それ以外では「もえぎ」、「道の駅ましこ」でも販売されています。友愛作業所でも電話によるオーダーを受け付けているとのこと。 【益子まちづくり(株)友愛作業所】栃木県芳賀郡益子町上大羽7090285-81-8086営業時間:8:30〜17:30定休日:土・日・祝 まるでアート作品!美しすぎるブーケを創るセンス抜群の花屋 陶器市で、とても素敵なブーケを抱えた人を何人も見かけます。その花のあまりの美しさに、振り返る人もチラホラ。筆者のその1人で、引き寄せられるようにその花屋を見つけたのが数年前のこと。ブーケを創っているのは、福島にラボを構え活動する「カタル葉」というフラワーアーティストです。以前は「ハヤシラボ」という名前で活動していましたが、今年の2月から現在の名前に変わったとのこと。 陶器市では「かまぐれの丘」に出店していて、まず目を奪われるのが花々の彩りの美しさ。なんとも言えない独特な色合いと造形美の花が多く、異国情緒が漂っているのです。クラシカルでエレガント、だけどとても今っぽい。そして生花にこだわっているのも特徴的。生だからこそ味わえる、旬の花の瑞々しい美しさを楽しんでほしいという想いが伝わってきます。 オーダーは1人につき1束まで、5,000円から受けていて、客が伝えるイメージや色、花の種類など、様々なリクエストに応じてブーケを創作してくれます。束ねる手さばきも実に見事で、まさに職人技。ブーケが出来上がっていく様を見ているだけでも充分に楽しめます。朝から行列が絶えないほどの人気ですが、一見の価値あり!です。 【カタル葉】陶器市では「かまぐれの丘」に出店(オープンラボ所在地)福島市庄野字台ノ田8-3定休日:水曜日+α 以上、益子陶器市でおすすめのショップ編でした。もちろんここで紹介した以外にも、素敵なお店は数え切れないほどあります。次回以降の陶器市へ行く際に、参考にしていただければ幸いです。 TEXT : Yu Konisho
2018年05月31日5月6日まで春の陶器市が開催中! この春は4月28日〜5月6日までの9日間に渡って開催されている陶器市。今回で101回目を数え、回を重ねるごとに来場者数は上昇し続け、昨今のうつわブーム・ライフスタイルブームを物語っているようです。普段はひと気の少ない小さなこの町も、陶器市開催期間になると朝から渋滞が発生し、町の様相が激変すると言っても過言ではありません。日本全国はもとより、海外からの来訪者も多く見られ、益子焼の注目度の高さがうかがえます。また県外(例えば東京から)電車で行くとなると乗り換えが多く、交通の便が良いとは決して言えない益子に、数年前から直行便のバスが運行されるようになり、とても便利になりました。 メインストリートの「城内坂」。両サイドにお店がずらりと並び、朝から多くの人で賑わう。 城内坂から外れた脇道にも、全国から集まった作家のテントが軒を連ねている。 若手から大御所まで、全国から職人が大集結陶器市では約50店舗の販売店のほか、約500のテントが並び、益子焼はもちろん、ガラスや木工、漆、シルバー、革製品、染物など、多種多様な作品を見ることができます。益子に窯を構える陶芸家以外にも、全国から様々なジャンルの作家たちが出店しています。そうした作家と直接触れ合えるのも陶器市ならではの楽しみのひとつ。人気の作家ともなると、早朝から整理券を求めて大行列ができるほど。ファンにとって陶器市は、作品の争奪戦となる戦場でもあると言えそうです。陶器市の会場一帯はかなり広く、隅々まで見て回るには一日かけて歩いても回りきれないほど。すでに予習済みでお目当の作家がいる人は、まずは一目散にその作家のテントやお店へ行くのが通例。最近ではSNSを駆使して、あらかじめリサーチしておいてから陶器市に臨むケースも多いようです。また町内の随所で「陶器市MAP」を配布してくれているので、それを頼りに回ってみるのもいいでしょう。 自然豊かな町に溶け込む、作品と植物山々に囲まれ、豊かな自然が魅力でもある益子は、歩いているだけでもマイナスイオンを感じられるスポットが至る所にあります。そしてそんな町に溶け込むように、陶器市では花やグリーンなどの植物の販売も目を引き、多くの人で賑わい熱気溢れる会場にフレッシュな彩りと癒しを与えてくれます。おしゃれな花屋さんもいくつか出店していて、ブーケやスワッグをその場で作成してくれます。しかも値段が東京よりも良心的ということもあり、個人的にはかなりおすすめです。 充実したフード&ドリンク地元の農産物や特産品をはじめ、各地から集まったフード類も大充実!フードトラックやテントでの販売も多く、食べ歩きをするだけでも楽しく、お腹も満たされます。ゆっくり座って味わいたい方は、テーブル席のある屋内のお店も多数あるのでご安心を。中でも無農薬や減農薬、無添加にこだわったヘルシーなメニューを提供するお店がいくつかあり、ナチュラル志向の人には嬉しい限り。ちょっと休憩がてら昼間からお酒を、なんて人にはアルコールを提供してくれるお店もあるので、ほろ酔い気分で陶器市を楽しめちゃいます。 まだまだ続くゴールデンウィーク。益子陶器市もいよいよ後半戦に突入します。うつわ好きにとってはきっとパラダイス。そうでない人も、益子の澄んだ空気と大自然に癒されること必至です。この活気に満ちた雰囲気だけでも充分楽しめるはず。この大イベントのために、作家さんたちはかなりの数の作品を丹精込めて創作してくれています。人の手によって作られるうつわは、同じものがふたつとなく、「うつわは出会い」と言う人もいます。G.W後半は、運命のうつわに出会いに、ぜひ益子陶器市へ! 【INFO:第101回益子春の陶器市】期間:2018年4月28日(土)~5月6日(日)場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)時間:9:00~17:00(店によっては18時頃まで営業) text : Yu Konisho
2018年05月02日特色あるエリアをウォーキングウォーキングイベント「東京まちさんぽ」が、2018年1月27日(土)に東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の主催で開催します。同ウォーキングイベントは、東京メトロ沿線の特色あるエリアを散策する参加費無料のウォーキングイベントです。「まちさんぽ」へ出かけよう「東京まちさんぽ」は、参加人数を5,000名様限定として、事前申込制による開催になります。歩く距離は9.6㎞、スタートは、8時30分~11時の間で5回に分けて時差スタートし、ゴールの15時30分まで自由散策となります。ゴール時にアンケートに答えると、完歩賞の東京メトロオリジナルグッズを受け取ることができます。「なにか運動したいな」と思っているなら「東京まちさんぽ」をきっかけに、ウォーキングをはじめてみませんか。東京メトロの特色あるエリアを、散策することで飽きることなく最後まで歩くことができるはずです。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京メトロプレスリリース(PR TIMESより)※東京まちさんぽ
2017年12月08日まち全体がホテルになる宿「hanare」早朝は道を掃く僧侶が軒先で挨拶を交わし、商店街が人で賑わう昼間になると細い路地で子供たちが猫とじゃれ合う。鐘の鳴る夕暮れ時には家々が赤く照らされ、それを合図に小さな店が暖簾をかかげ始めると、銭湯の石鹸の香りがすれちがう人々の間に漂う・・・。そんな「あたりまえ」で「特別」な“まち”の良さを広めるべく造られた宿泊施設「hanare」。通常のホテルとは違い、宿泊棟や大浴場、食事処などがすべてまちの中に点在しているのが特徴です。築50年のリノベーションアパートが拠点「hanare」を訪れるゲストはまず、築50年以上経つ木造アパートをリノベーションして造られた「HAGISO」でチェックインを済ませます。映画のワンシーンのように質の良いインテリアが立ち並ぶレセプションで、コンシェルジュからまちの案内やhanareのオリジナルマップを受け取ったら、一度「HAGISO」を出て古い建物を改修して造られた宿泊施設「MARUKOSHISO」に向かいます。文豪が筆を走らせるために使っていた部屋のような内装の客間では、アメニティグッズを上品に詰めた重箱がお出迎え。日々の疲れが瞬く間に癒されるのを感じます。オリジナルマップで楽しむ下町の風景下町を楽しむ準備が出来たら、まちのおすすめ情報が満載のhanareオリジナルマップを片手にいざまちの中へ。お稽古教室やお寺で優雅に文化体験をしつつ、お腹が空いたらまちの美味しいレストランで食事。大切な人へのお土産は商店街に佇む雑貨屋さんで購入しましょう。自転車屋で借りた自転車で汗をかいたら、夜は宿泊料に含まれる銭湯チケットを使って、周辺の銭湯の中からお好みのところを選び入浴。一日の締めくくりはモダンなバーで喉を潤します。まるで下町に暮らしているような感覚に、懐かしい子供の頃の記憶を思い出す方もいるのでは?朝ご飯は「HAGI CAFE」でゆったり&のんびり懐かしい模様の磨りガラスの窓から入る清々しい朝日を浴びて目覚めた朝は、「HAGISO」の1階で優雅にモーニングといきましょう。「旅する朝食」と題した定食は、店長が旅先で出会った素材を使って作られ、まるでその土地を訪れたような気分になります。日々の暮らしの中で、忘れかけていた何かを思い出させてくれる温かいまちの素顔を、「hanare」で体験してみませんか?「さあ、まちに泊まろう。」文/千祈(Kazuki)スポット情報スポット名:hanare住所:東京都台東区谷中3−10-25電話番号:03-5834-7301
2017年11月15日まちデコール実行委員会事務局が、家具やインテリア、雑貨など暮らしに関わる120を超える大阪の店舗・企業が連携した、「まちデコール」を10月7日(土)~15日(日)に開催します。開催テーマは「HOME! SWEET HOME!(やっぱり、今日は家に帰ろう)」「まちデコール」は2017年で5回目を迎える都市型デザインイベントであり、期間中、「HOME!SWEETHOME!(やっぱり、今日は家に帰ろう)」をテーマに、インテリアだけではなく、音楽・ファッション・アートなど、インテリアをもっと楽しむための要素をふんだんに取り入れたイベントやワークショップ、トークショーなどが各店舗で開催されます。まちデコールOSAKA 2017まちデコール2017 オフィシャルイベント【MACHIDECOROPENINGPARTY「邂逅2」】(10月5日(木)18:30~@大阪市中央公会堂(中之島公会堂・中集会室)テキスタイルメーカー×ファッションデザイナーによる、カーテン生地を使った洋服のランウェイショーやコンテンポラリーダンスが行われるほか、今年のテーマ“HOME!SWEETHOME!”にちなんだ、段ボールシートなどを使った空間デザインにも注目です。※有料、前売3,500円【まちデコツアー2017】(10月7日(土)~15日(日))毎年オフィシャルイベントの目玉として開催されるまちデコツアー。まちデコスタッフがツアーガイド役を務め、参画店舗やカフェなどを巡るまち歩きイベント。今年は「キッチン」や「ファブリック」、「ラグジュアリー」など13のテーマでツアーを実施。インテリアに精通したスタッフに案内してもらえるので、暮らしにまつわるアイデアや商品など新しい発見とともに、普段とは違った街の楽しみ方も体験できます。【布×壁×床・心地いい関係展2017】(10月7日(土)~15日(日)11:00~18:30@本町ガーデンシティ1Fホール)居住空間に不可欠な窓辺の布、壁面、そして床の3つに特化し、それぞれのコーディネートの楽しさや部屋空間演出の可能性を深掘り。さらに今年は会場内にデコレーションしたピアノを設置し、音も空間演出のツールのひとつとして提案されます。※入場無料【まちデコの家】(10月7日(土)~15日(日)10:00~18:00@千里万博グラヴィス展示場・ABCハウジング千里住宅公園内)※10/10(火)・11(水)は休館『モダンリビング』誌が選ぶ「モダンリビング大賞」で、今年「スタイリング・デザイン賞」を受賞したインテリアコーディネーター・久保恵子氏が、『まちデコ』のために積水ハウスのモデルハウスのインテリアを丸ごとデザイン。テーマを「Junglesweet(ジャングルスイート)」とし、プリミティブな空間演出と洗練されたインテリアが融合したコーディネートを来場者は体感できます。※入場無料【クリエイターズ企画「BADGEINCAPSULE」】「まちデコール」に賛同するインテリアデザイナーやアーティストなどのクリエイターがデザインした缶バッジをカプセルトイに入れて販売。収益金の一部は若手デザイナーの育成に充当されます。
2017年09月28日GWは、いかがお過ごしですか?今日はすこーんと抜けた青空の下で、ぶらり益子陶器市さんぽ。先月末から始まっている益子陶器市は、5/7(日)まで行われています。まだまだ間に合う益子陶器市。GWの終わりに、ゆるり陶器市さんぽはいかがですか?■2017春の益子陶器市春と秋と、年に2回行われるこの陶器市。毎年この時期に行われる春の陶器市は初夏を感じる青い空ときらきらと目に映る新緑が心地良く、毎年ピクニック気分でついつい足を運んでしまうおでかけスポットです。東京では散ってしまった八重桜も、益子ではまだまだお花見も楽しめそう!SNSなどの影響か、訪れるごとに人出は多くなり、最近のその賑わいぶりはちょっぴりひるんでしまうくらい。ある作家さんによれば、初日は朝3時頃から人が並んでいたテントもあったのだとか!B品などがお手頃価格で手に入る初日は確かにおすすめですが、作家さんとゆっくりお話しやすいのは2日目以降。作家さんとお話をしながら選んだうつわは、とっておきのひとさらになりますよ。ただあまり遅いと人気作家さんはいなくなってしまう可能性もあるので、そこはご注意。そんな時は次回の陶器市できっとお会いできると考えて、今回は今回の出会いを楽しんでみてくださいね。益子陶器市は、最近お花屋さんも人気です。お花屋さんが少し個性のあるお花をまとめながら花束やスワッグを作っている様子は、ちょっぴり劇場型。花束が出来上がるたびに並んでいるお客さんから小さなため息がもれる、青空の下のお花屋さんです。益子エリアは水はけが良いことから、そば粉の産地という側面も。おしゃれなカフェも素敵だけれど、お昼は地元のお母さんたちが茹でてくれるこんなおそばもいいですよ。初日はものすごい人出だったそうですが、夕方の急な雷と雨でお客さんも作家さんも皆さん捌けてしまったんだとか。少し天候が乱れがちな今年のGW。日焼け止めや帽子はもちろんのこと、小さな傘も忘れずに!【他にもいろいろ益子陶器市情報はこちら!過去記事ですが参考にしてみてくださいね。】・【おさんぽ手帖】2016秋益子陶器市■2017春私たちの益子陶器市戦利品こちらも恒例・私たちの益子陶器市戦利品!今回も素敵な出会いに恵まれました。<スタッフ平山の戦利品>下から左回りに:・シモヤユミコさんのうつわ・辻紀子さんのお猪口たち・辻紀子さんの黒いスープカップ・icuraさんのスプーン・若菜綾子さんのプレート・高塚和則さんの菓子きり・吉田麻衣子さんの一輪挿し・うだまさしさんの壁掛けさんかく早速、辻さんの黒いカップのうつわを使って朝ごはんを。うだまさしさんの壁掛けさんかくは時計の横のポイントに。<スタッフ宮城の戦利品>下から左回りに:・Johnny’s studioさんのミニピッチャー・後藤奈々さんの一輪挿し・宮田竜司さんの輪花小皿・梅本勇さんの流れる釉薬がきれいな鉢たち後藤奈々さんの一輪挿しをベランダのテーブルに置いてのんびり過ごす朝時間。益子の陶器市は5/7まで!益子の大きな青空の下で、とっておきの出会いを見つけてみてくださいね。=写真:平山・宮城文:宮城=暮らしのはなし おさんぽ手帖
2017年05月05日タクフェス春のコメディ祭!『わらいのまち』が、3月30日(木)に開幕する。それに先がけ、本作の舞台である温泉旅館をイメージした「マスコミ御一行様慰労会」が開かれ、作・演出・出演の宅間孝行、永井大、柄本時生、柴田理恵、鈴木杏樹が、集まったマスコミ関係者にお茶と饅頭を配りもてなした。タクフェス春のコメディ祭!「わらいのまち」チケット情報本作は、宅間孝行が主宰の「タクフェス」が立ち上げる新シリーズ「タクフェス春のコメディ祭!」第一作目。笑いに特化したシリーズとなり、今回は2011年に上演された『わらいのまち』を再演する。寂れた田舎町の、寂れた温泉旅館を舞台にしたシチュエーションコメディで、「暗転なし」「転換なし」「ノンストップ」で展開される捧腹絶倒の一幕モノ。宅間の“笑い”の原点となった作品でもある。初舞台から2度目の宅間作品出演となる永井について宅間は「すごく体育会系で一本気でまっすぐで熱くて…、でも一生懸命突っ走っていききるところまでいくとアホになるところもあって。彼の演じる信雄という役も、とにかく町おこしをしたいって一生懸命突っ走るその全力疾走ぶりが最初はアホにしか見えないんですけど。彼もそんな男なんです」と評価。永井も「厳しく教えてもらうことで背筋が伸びる。言っていただけることに愛を感じますし、それに対して応えたいと思います。宅間さんが大好きです」と笑顔。宅間作品は初出演の柄本は「(宅間に言われ)個人的に好きだった言葉は『できねえんだからやれよ』で。その言葉を聞いたときに、この人は信用したいなって思ったんです。そう言っていただけると試せるというか、考えられる。楽しくできてます」。前回に引き続き出演する柴田は「前回の『わらいのまち』で初めて宅間さんの作品に出させていただいて、ぶち抜かれたというか。本当に『面白いもんだな』ってしみじみ思いまして…宅間さんにハマっていったわけです。今回2度目、出させていただいて大変嬉しく思っております」、2度目の舞台出演となる鈴木も「宅間さんの作品に出演させていただくのは初めてなのですが、それ以前に私は宅間孝行さんのファンで、おつくりになる舞台の世界が大好きで。ずっと観させていただいて、まさかそこに自分が立たせてもらえるなんて夢のようです」と熱く語った。宅間は「演劇って堅苦しいとか難しいとか思ってる人はたくさんいらっしゃると思うんですけど、全然そんなことはない。お笑いを観に来ていただくくらいの気持ちで遊びに来ていただきたい!」と呼びかけた。出演者との「ふれあいタイム」や劇中の「写メタイム」もあるという本作は、3月30日(木)から4月12日(水)まで東京グローブ座にて。その後、愛知、兵庫を巡演。取材・文・写真:中川實穗
2017年03月09日自らの手で和を作り出す魅力益子焼きの歴史は遡ること江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が益子に窯を築いたことに始まると言われます。益子の土と独自の釉薬を用いて作られる作品は、暖かい手触りと力強い美しさが特徴です。昭和54年には国の伝統的工芸品に指定されています。はまる人続出。ろくろ体験をしよう!この益子焼き、初めての人でも気軽に陶芸体験が出来る!ろくろ体験では粘土を回転する電動ろくろを使い、自分だけの器を作れます。少しの指圧加減で形が変わるので集中力が鍵です。なかなか出来ない体験に思わず夢中になってしまう人もしばしば。一生に一度は体験してみたいですよね。家族で楽しむ!オリジナルの絵付け体験オリジナルの言葉や絵を思い出にしたい方は絵付け体験がおすすめです。湯のみや平皿など絵付けする素焼き作品を選んで、好きな色で自由に描けます。クレヨン感覚で絵が描けるパステル絵付けは小さなお子様にも喜ばれるコース。お絵描きのように体験できます。自分たちで作ったお揃いの食器でご飯を食べたら美味しさも倍増間違いなし!本場栃木の「益子焼き」を体験できるお店をご紹介ルトロンお勧めの「益子焼き」体験が出来る陶芸教室は “小峰窯”。益子町益子にある本場の陶芸教室です。ろくろ体験は約2時間粘土使い放題等、お値段も嬉しい安心価格。また作家さんの作品の直接購入や、オリジナル商品を発注することも可能。記念日の贈り物としてもご利用して頂けます。友人や家族、恋人と一緒に体験できる楽しくてお得なクーポンも定期的に発行しているのでホームページを小まめに要チェックです。益子焼陶芸体験(とちぎ旅ネット)(外部サイトへリンク)益子焼(とちぎの伝統工芸品)(外部サイトへリンク)スポット情報スポット名:小峰窯KOMINEGAMA住所:栃木県芳賀郡益子町益子3169-1電話番号:0285-72-6311制作協力:栃木県企画編集:ルトロン編集部
2017年02月19日陶の里として知られる“笠間”と“益子”の魅力が体感できるイベント「GO KASAMASHIKO via TOKYO 理想のクラフト郷へ -笠間と益子の魅力-」が、2月16日から22日まで、渋谷ヒカリエ8階のCOURT他にて開催される。美しい自然に囲まれ、創造性を育む文化が息づく笠間と益子。同イベントは、40名以上の作陶家たちによる作品の展示販売会が行われる他、花とうつわのワークショップや、現地の風を届けるインスタレーションなども開催される。メイン会場となる渋谷ヒカリエ8階のCOURTに集まる40名以上の作陶家たちには、笠間から、酒井敦志之、額賀章夫、小堤晶子、根本幸一、近藤文、Keicondo、船串篤司、桑原典子、桑原哲夫、鈴木美汐、沼野秀章、山崎さおり、阿部慎太朗、小林耶摩人、西村峰子、佐々木恒子、杉山洋二、小林東洋、原田譲、原田奈央、庄司健ら、そして、益子から、えきのり子、近藤康弘、川崎萌、岡田崇人、竹下鹿丸、榎田智、菅谷太良、芳賀龍一、山野辺彩、原土会、74工房、庄司千晶、佐々木康弘、岡本芳久、若菜綾子、西山奈津、小林雄一、磯部大我、あを、広瀬佳子、小杉仁志、内田裕太らが参加する。さらに会期中には、Forager、The Little Shop of Flowers、ウヴルといった人気フラワースタイリストたちが、笠間と益子の作陶家にオリジナルでオーダーした花器を使って表現する「花とうつわのワークショップ」も行われる。また、サテライト会場となる各ショップではワークショップやインスタレーションなどを実施。2月24日から3月9日まではTODAY’S SPECIAL 自由が丘店、渋谷店、京都店にて、「ON THE TABLE vol.6 かさましこ 窯のうつわたち」を開催。自由が丘店では益子の成井窯、渋谷店ではつかもと窯、京都店では笠間の向山窯のうつわを紹介する。2月11日から19日まで東京・南青山のうつわ楓で、2月15日から20日まで東京・神宮前のshizenでは茨城県と栃木県に仕事場を構える11人の作家による仕事を紹介。豊かな土壌で育まれた個性あふれる仕事の片鱗に触れることができる。2月18日から26日までは天然素材の衣服や作家のうつわ、食品などをセレクトするかぐれ表参道にて、益子の仁平古家具店による希少な古家具や雑貨を紹介する。その他、2月16日から22日までは東京・新宿のBEAMS JAPAN 5F fennica STUDIOにて、益子の大誠窯による器の他、7代目大塚誠一や濱田窯、濱田友緒のうつわを販売。2月16日から26日まで東京・千駄ヶ谷のPlaymountainでは益子を拠点に活動する木工作家の高山英樹による展示を開催する。【イベント情報】「GO KASAMASHIKO via TOKYO 理想のクラフト郷へ -笠間と益子の魅力-」会場:渋谷ヒカリエ8階 COURT住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1会期:2月16日~22日時間:11:00~20:00(2月16日は14:00~、2月22日は18:00まで)
2017年02月16日江戸時代から、日光詣の諸大名にも愛され、火傷にも効くと称されたという名湯・鬼怒川温泉。森に囲まれた小高い丘の上にある「星野リゾート界 鬼怒川」では、自然と温泉、そしてとちぎの民藝である益子焼きの音が癒してくれます。まずは水琴窟の清らかな音に耳を傾ける鬼怒川の温泉街を抜けて森に囲まれた小高い丘へ。「星野リゾート界 鬼怒川」の解放感あふれるエントランスホールには、風情ある3つの益子焼きの壼が置かれています。壼の上には、水を張った皿とひしゃく。壼に敷かれた石に水をかけると、なんとも心が安らぐような水の音が心地よく流れます。水琴窟とは、日本庭園で見られる装飾の一つで、地中に埋められた壼に、雨音が共鳴し奏でる音を楽しむもの。その水琴窟を「星野リゾート界 鬼怒川」オリジナルで益子焼きの壼で作ったものだそう。お部屋には益子焼や、ぬくもりある民藝品が「星野リゾート界 鬼怒川」は、すべての部屋がとちぎ民藝に触れることのできる“ご当地部屋”。かわいい表情の益子焼の置物やそばちょこが置かれ、ベッドの枕元を飾るのは鹿沼組子。障子には黒羽藍染めが使われ、テラスには栃木県産の大谷石が敷き詰められています。陶器製ならではの澄んだ音色に心が洗われる毎夜、益子焼きの壼に砂を入れて作った陶琴の演奏会が開催されます。陶琴に使われている陶器は、益子焼の作家である田村直己氏とコラボレーションで1年かけてオリジナルに作ったもの。音程を作るのに苦労したという田村氏が作曲した、音色の柔らかさを感じることができる音楽です。黒い陶器製の笛は、誰しもが吹いたことのあるリコーダー。実際に吹いてみると、益子焼きならではの音の違いを感じることができるはず。益子焼きのカスタネットで合奏に加わることができ、土の奏でる、やさしい音を堪能できるひとときです。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報店名星野リゾート界 鬼怒川 TEL・予約0570-073-011 住所〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308 アクセス東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月20日益子の陶芸家・遠藤太郎によるエキシビション「ミノル(Minor)」が、7月29日から8月5日まで東京・南青山のEATME GALLERYにて開催される。遠藤太郎は“日用品としての陶器”という益子焼の精神にモダンなデザインを足すことで、親しみやすさとほどよい緊張感を併せもつ不思議な魅力を持った作品を生み出してきた陶芸家。今回のエキシビションでは、日常で使われるからこそ美しいという“用の美”の考えと、小さな子どもの手にも馴染みやすく、大人になってからも使い続けられる“機能美”のふたつをテーマに製作した新たな益子焼「ミノル」を発表する。また、遠藤太郎の定番商品の数々も同時に展示販売される予定だ。【イベント情報】「ミノル」会場:EATME GALLERY住所:東京都港区南青山2-22-17 川上ビル9階会期:7月29日~8月5日時間:11:00~18:00入場無料
2016年07月27日2015年4月より放送されたTVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(ダンまち)。そのスペシャルイベント「神様の感謝祭(ヘスティアパーティー)」が2016年2月21日(土)に開催され、新作OVAの制作が発表された。また、2016年3月6日(日)に千葉・舞浜アンフィシアターで開催されるイベント「ガンガンGA FES. 2016 SPRING」に『ダンジョンに出会い求めるのは間違っているだろうか』が参加することも決定。イベントには、ベル・クラネル役の松岡禎丞、ヘスティア役の水瀬いのり、アイズ・ヴァレンシュタイン役の大西沙織が出演予定となっている。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は現在Blu-ray&DVD全7巻が発売中。各詳細については、アニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会
2016年02月21日陶芸の里としても知られる“笠間”と“益子”で活動している23名の陶芸作家による合同展「Trace of Hands Kasama&Mashiko」が、1月29日から2月7日まで都内5会場にて開催される。益子は民芸運動を推進した陶芸家の濱田庄司が活動拠点にしたことでも一躍有名となった、江戸時代から続く益子焼の産地。笠間は益子と並ぶ窯業産地として知られ、300人に近い陶芸作家が日々作陶している。「Trace of Hands」は笠間と益子というふたつの地で活動する陶芸家たちによる合同展。第1回は12年に笠間で作陶する額賀章夫と益子で木工制作を行う高山英樹によって鹿児島にて行われ、第2回は13年に19名の作家によって都内3会場で開催された。第3回となる同展は、プレイマウンテン(playmountain)、かぐれ、シゼン(shizen)、うつわ楓、OVEの都内5会場で開催。プレイマウンテンには陶器作家の横田安、郡司庸久、川崎萌、木工作家の高山英樹、ガラス作家の杉山洋二の作品が、かぐれには陶器作家の遠藤太郎、後藤竜太、鈴木稔、布作家の安田麻由子の作品が、シゼンには陶器作家の伊藤丈浩、寺村光輔、中園晋作、陶磁器作家の桑原哲夫、磁気作家の桑原典子の作品がそろう。うつわ楓では、陶器作家のシモヤユミコ、鈴木美汐、額賀章夫、木工作家の安彦年朗、鉄を扱う新田麻紀の作品が、OVEでは陶器作家の岡田崇人、及川静香、佐々木康弘、生形由香の作品が展示される予定だ。また、1月30日の18時から19時まではOVE南青山店にて、ランドスケーププロダクツの中原慎一郎、岡本仁、陶芸家の額賀章夫、建築家の加藤誠洋によるトークショーが開催される。【イベント情報】「Trace of Hands Kasama&Mashiko」会期:1月29日~2月7日【開催会場】会場:プレイマウンテン住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-5 原宿ニュースカイハイツアネックス105時間:12:00~20:00(会期中無休)会場:かぐれ住所:東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前時間:11:30~20:00(会期中無休)会場:シゼン住所:東京都渋谷区神宮前2-21-17時間:12:00~19:00(火曜定休)会場:うつわ楓住所:東京都港区南青山3-5-5時間:12:00~19:00(火曜定休)会場:OVE住所:東京都港区南青山3-4-8時間:12:00~19:00(月曜定休)
2016年01月29日したまち青年4団体実行委員会は9月18日~10月18日、第4回「したまちフードフェス in たいとう 2015」を東京都・台東区内にて開催する。同企画は下町の「食」による地域活性を目的とし、台東区内(浅草、上野、蔵前、浅草橋、根岸、谷中)エリアの全78店舗が参加を予定している。期間中、各店舗は500円の部、501円~1,000円の部、1,001円~2,000円の部に分かれ、オリジナル「どんぶり」を提供。参加者は味や見た目、独創性などで各「どんぶり」を評価・投票し、全参加店舗が合計獲得点数を競い合う。500円の部には「ハイブリッド酒場」(浅草橋)の「元祖バカ盛りどん」が登場。501円~1,000円の部では「トンテキ元気」(浅草)、1,001円~2,000円の部では「いただきコッコちゃん」(上野)が手がけたメニューが登場する。なお11月11日には、高得点となった「どんぶり」の表彰式を予定している。
2015年07月16日