『黒いハンカチーフ』『BIOHAZARD THE STAGE』と主演舞台が続いている矢崎広。間違いなく、2016年注目すべき若手俳優のひとりであろう彼が、2~3月に『ETERNAL CHIKAMATSU ―近松門左衛門「心中天網島」より―』に出演する。歌舞伎でもよく知られる遊女小春と紙屋治兵衛の心中事件と、現代に生きる男女の物語を絡めて“究極の愛”を描き出すもの。深津絵里・中村七之助をW主演に、日本文化にも造詣の深いデヴィッド・ルヴォーが演出を手がけるという、演劇ファンなら心躍るこの話題作に挑む心境を、矢崎に訊いた。チケット情報はこちら2015年は8本もの舞台に出演した。そんな多忙の中でも、ひとつの役を演じるにあたって「自分の参考になる資料は全部集めようと思うし、調べたいですし、実在の人物を演じるのでしたら、その人が行ったところに行きたいと思っています。自分が体験出来ないことを体現しないといけないので」という勉強家だ。「今回も近松門左衛門の話をベースにしていますので、そういう資料は当たりたいです」。一方で、実際に稽古に入るとなれば「僕なんか、まだまだ何も出来ないので…。演出家の方に「料理してください!」という感じです。自我は捨てていかないと、と思っています」とも話す。勤勉さと、自分が獲得した知識に固執しないフラットなスタンスが、色々な演出家の作品に次々と呼ばれる理由かもしれない。さて、その矢崎が次に組むのは、英国出身で、世界で高い評価を得ている名演出家。「2014年に、ルヴォーさんの公開ワークショップに参加したんです。お客さんが見ている前で行うワークショップは初めてだったのですが、お客さんを楽しませようとしちゃう自分の気質や、自分が楽しむことによってお客さんも楽しんでくれる、ということを改めて発見しました。ルヴォーさんも、包み込むような空気とパワーがある方。緊張はしましたが、楽しかった。得るものが多く、すごく身になった経験でしたので、いつかルヴォーさんとご一緒したい、力をつけてから…、10年先かな…、と思っていたら、わりとすぐその機会が来ちゃって、ちょっと焦ってます」と照れ隠しのように笑うが、それはやはり、そこまでの実力が伴ってきた証だろう。作品のベースに古典芸能を置いていることについても「最近はあまり観れていませんが、歌舞伎はすごく興味あります。伝統芸能は、やっぱり美しいですよね」と、楽しみにしている様子。「ご一緒する深津さん、七之助さんも、僕がこの世界に入る前から活躍されている方。憧れでしかない方と一緒に舞台上に立てるのは、夢のようです。でもそんな気持ちで終わったら意味がない。自分がこの作品に携わる意味を見つけて、僕がここまでやってきたものをルヴォーさんに引き出してもらって、素敵な作品を作れたらと思っています」。公演は2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。
2016年01月08日アイ・オー・データ機器は24日、広視野角のADS液晶パネルを採用する19型スクエア液晶ディスプレイ「LCD-AD192SED」シリーズを発表した。ホワイトとブラックの2モデルを用意。1月下旬より発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「io PLAZA」での価格は税込21,384円。上下 / 左右ともに178度の広い視野角をもつADS液晶パネルを搭載した、19型スクエア液晶ディスプレイ。解像度は1,280×1,024ドットで、バックライトのちらつきを低減した「フリッカーレス」設計と、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション機能」を搭載。一定時間でメッセージを表示し、長時間の使用に注意を促す「VDTモード」も搭載するなど、目に配慮した機能を内蔵する。ブルーライトは5段階で低減率を設定可能。消費電力は通常使用時で14.7W。削減したいワット数を確認しながら輝度を設定できる「ECOステップ機能」や、PCの電源と連動する「自動電源オフ機能」といった省電力機能も用意する。主な仕様は、画面サイズが19型スクエアの非光沢(ノングレア)、解像度が1,280×1,024ドット、視野角が上下 /左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms、オーバードライブオン時で5.5ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-Sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW407×D178×H407mm、重量は3.3kg。
2015年12月24日全世界で累計6,500万本、ハリウッドでも映画がシリーズ化されている日本が誇る人気ゲーム『BIOHAZARD』の舞台版が、2015年10月22日、EX THEATER ROPPONGIにて開幕。初日直前には、キャストによる初日舞台挨拶が行われた。舞台『BIOHAZARD THE STAGE』チケット情報物語は、西オーストラリアの大学で突如起こったバイオテロ事件の鎮圧を図る対バイオテロ部隊BSAAや、そこに現れた謎の青年タイラー・ハワードを中心に、蔓延するウィルスと迫りくるゾンビの群れに立ち向かうサバイバルストーリー。主人公タイラー役で人気若手俳優の矢崎広は「製作発表から今日までアッという間だったなという感じで、今は期待と不安と高揚感でいっぱいです」と緊張の面持ちで応えた。また、国際的レジェンド俳優・千葉真一との共演について聞かれると、「実際にもらったわけではないですが、アクション指導でパンチをもらった際は『千葉さんのパンチをもらった!』と感動しました(笑)。稽古場に千葉さんがいて下さるだけで、全体が引き締まって、自分たちももっと頑張らなきゃと思わせて下さる存在です。非常に心強かったです」とエピソードを交え、語った。そして、本編にて物語のカギを握るメアリー・グレイ役の倉持明日香は、本作がAKB48卒業後初の舞台出演となる。「卒業してからこんなに早くお客様の前に立つことになるとは思ってもみなかったので、今は凄く楽しみです」と初々しく挨拶。同じく千葉との共演に「初めての作品で千葉さんとご一緒出来ると聞いた時にすぐに父に伝えました。父も観に来ることを楽しみにしているので、いいところを見せたいです」と意気込みを見せた。そんな倉持に対し、千葉は「思っていたよりも芸達者でびっくりした。AKBってそういうものだと初めて思いました」と太鼓判を押した。舞台『BIOHAZARD THE STAGE』は11月1日(日)まで東京・EX THEATER ROPPNNGIにて上演。 10月31日(土)12:30公演、17:00公演はハロウィンカーテンコールも決定している。
2015年10月23日8月にアイドルグループ・AKB48を卒業した倉持明日香が、10月22日から東京・EX THEATER ROPPONGIで上映される舞台『BIOHAZARD THE STAGE』にヒロイン役で出演することが明らかになった。『BIOHAZARD THE STAGE』は、全世界で累計6,500万本、ハリウッドでも映画がシリーズ化されているカプコンの人気ホラーゲーム『バイオハザード』をベースに、舞台『銀河英雄伝説』シリーズなど数多くの舞台作品を手がけてきたヨリコ・ジュン氏の脚本・演出により舞台化。企画・原作監修は、『バイオハザード』シリーズのプロデューサー・小林裕幸氏が務める。倉持が演じるのは、舞台オリジナルキャラのヒロイン、メアリー・グレイ。IQ230を誇る才色兼備の天才女子大学生で、大学キャンパンスで起こったバイオテロ事件に巻き込まれる被害者だが、物語が進むにつれて、実は彼女自身がこの事件の鍵を握っていることが次第に明らかになる。倉持は、「卒業後、初の舞台! そして初めてのヒロイン役ということでとても緊張していますが、本当にうれしいです」と喜びを語り、「ゲームや映画で有名な作品である『バイオハザード』の世界観をどう表現しようか。今から、わくわくしています!」と意気込む。倉持にとって、これがAKB48卒業後初の本格的なソロ活動となる。共演には、主人公タイラー役に、ミュージカル『薄桜鬼土方歳三編』などで知られる俳優・矢崎広、ピアーズ役に『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』(2015年)で主役を演じた栗山航、クリス役には『銀河英雄伝説』をはじめ多くの舞台に出演している中村誠治郎、オリヴィア・プライス役にはタレントの紗綾、ポッシュ・ブラウン役にはWAHAHA本舗の梅垣義明、さらに世界の"Sonny Chiba"こと俳優の千葉真一がエズラ・セネットを演じる。物語は、西オーストラリアの大学で突如バイオテロ事件が発生。対バイオテロ部隊BSAAのピアーズとクリスは、元S.T.A.R.S.隊員レベッカらと協力し事態の鎮圧を図るため現場に向かうが、そこで謎の青年タイラー・ハワードと出会う。蔓延するウィルスと迫りくるゾンビの恐怖の中で、彼らは事件の裏にある驚愕の真実に向き合うことになる。舞台『BIOHAZARD THE STAGE』は、10月22日~11月1日の期間で全15ステージ公演。9月1日12:00から公式サイトで先行チケット販売が開始され、料金は全席指定で前売り8,900円(税込)となる。(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年09月10日全世界で累計6,500万本を売り上げ、ハリウッドでもミラ・ジョヴォヴィッチ主演でシリーズ映画化されている日本が誇る人気ゲーム「BIOHAZARD」を舞台化する「BIOHAZART THE STAGE」。先日俳優の千葉真一が出演することでも注目を集めている本作からこのほど、ヒロイン役を倉持明日香が演じることが明らかとなった。西オーストラリアの大学で突如起こったバイオテロ事件。対バイオテロ部隊BSAAのピアーズとクリスは、元S.T.A.R.S.隊員レベッカらと協力し事態の鎮圧を図る。そこに現れた謎の青年タイラー・ハワード。彼の口から聞かされた事件の裏にある驚愕の真実とは?蔓延するウィルスと迫りくるゾンビの群れが世界に放たれてしまうのか…?本作には、主人公・タイラー役を好演する矢崎広をはじめ、BSAAのピアーズ役に『劇場版 牙狼〈garo〉-gold storm- 翔』の栗山航、クリス役には「銀河英雄伝説」や「戦国 BASARA」を始め多くの舞台に出演する中村誠治郎。 さらに大倉士門、岸祐二、梅垣義明、千葉真一が集結している。そして今回、これまでベールに包まれていた本作のヒロイン、メアリー・グレイ役を「AKB48」を卒業したばかりの倉持さんが抜擢。倉持さんが演じる才色兼備の女子大生・メアリーは、大学キャンパンスで起こったバイオテロ事件に巻き込まれてしまうが、このバイオテロ事件の鍵を実は彼女が握っていることが次第に明らかになっていく…という役どころ。倉持さんは、今回の公演に向けて「卒業後、初の舞台!そして初めてのヒロイン役ということでとても緊張していますが、本当に嬉しいです。ゲームや映画で有名な作品であるバイオハザードの世界観をどう表現しようか。いまから、わくわくしています!」と意気込みを語っている。豪華キャストが名を連ねる中、倉持さんがどんな演技で舞台に挑むのか、ぜひ注目してみて。「BIOHAZARD THE STAGE」は、「EX THEATER ROPPONGI」にて10月22日(木)から11月1日(日)まで全15ステージで公演。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日全世界で累計6,500万本を売り上げ、ハリウッドではミラ・ジョヴォヴィッチ主演で映画がシリーズ化、先日モデルのローラが女戦士役で映画最新作に出演することでも話題を呼んだ人気ゲーム「BIOHAZARD」が舞台化。この度、本作のキャストが発表され、主人公タイラー役には若手人気俳優・矢崎広が、そして世界の「Sonny Chiba」こと国際的レジェンド俳優・千葉真一の出演も明らかになった。西オーストラリアの大学で突如起こったバイオテロ事件。現地に到着した対バイオテロ部隊BSAAのピアーズとクリスは、その大学で教鞭をとる元S.T.A.R.S.隊員レベッカらと協力し事態の鎮圧を図る。そこに現れた謎の青年タイラー・ハワード。彼は一体何者なのか?そして彼の口から聞かされた事件の裏にある驚愕の真実とは?蔓延するウィルスと迫りくるゾンビの群れ。果たして、彼らは事件を収束させることができるのか?全世界で大ヒットを記録する日本が誇る人気ゲーム「BIOHAZARD」の舞台化、サバイバルホラー「BIOHAZARD THE STAGE」 が10月22日(木)より六本木「EXTHEATERROPPNNGI」にて上演される。大人気コンテンツの世界初の舞台化にあたりそのキャストに注目が集まっていたが、今回、超豪華ラインナップが発表された。主人公タイラー役を演じるのは、ミュージカル「薄桜鬼土方歳三篇」主演土方歳三役をはじめ、「ジャンヌ・ダルク」やミュージカル「タイタニック」など、多くの舞台に出演し、鮮烈な印象を残している若手人気俳優の矢崎さん。本舞台のメインキャラで、BSAAのピアーズ役には、『牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔』主演や、現在放送中「婚活刑事」にて熱血漢巡査を熱演している栗山航。クリス役には、「銀河英雄伝説」(イワン・コーネフ役)や「戦国BASARA」(石田三成役)など多数の舞台出演経験を持つ中村誠治郎が務める。ゲームにも登場するレベッカ役には、「仮面ライダーW」をはじめ映画・映像作品で主演・ヒロインを演じる飛鳥凛が抜擢。そのほかにも、この夏、グラビアなどでも注目を集める紗綾、多くのバラエティ番組で「ゆとりトーク」で話題の大倉士門、ミュージカル「テニスの王子様」ほか数多くの舞台に立つ植野堀誠、「薄桜鬼SSL~sweet school life~」テレビドラマ&舞台に沖田総司役で出演する木村敦、さらにミュージカル「レ・ミゼラブル」にてメインのジャベール役を演じる岸祐二や、多くの舞台で存在感が光るWAHAHA本舗・梅垣義明の出演が決定。そして極めつけは、世界の「Sonny Chiba」こと国際的レジェンド俳優・千葉さんが堂々出演という、まさに世界の「BIOHAZARD」にふさわしい超豪華な布陣が実現。そして、物語の鍵を握る本作のヒロイン・メアリー役は、未だ未発表。近日発表ということなので、続報に期待したい。「BIOHAZARD THE STAGE」は、「EX THEATER ROPPONGI」にて10月22日(木)から11月1日(日)まで全15ステージで公演。(text:cinemacafe.net)
2015年08月27日劇作家・平田オリザの戯曲『転校生』が、映画監督・本広克行の演出で上演される。とある学校の教室を舞台に、女子高生たちの1日を描く作品で、1994年にオール高校生キャストで初演されて話題に。本広は今回、オーディションを行い、1474人の中から平均22歳のキャスト21名を選んだ。舞台『転校生』チケット情報稽古も中盤に入った8月某日、通し稽古が行われた。キャストたちが髪をいじったりメイクを直したりしながら、平田作品に特徴的な “同時多発会話”で台詞を言うさまは、等身大の女子高生の日常を見るように自然だ。舞台の両サイドには通路が設えられ、さらに奥には、観客にも見える場所に出演者たちのドレッサーが置かれている。「舞台上では役を演じ、通路では役を離れてニュートラルに行き来し、ドレッサーでは自分自身に戻るという、三つの人格を設定しています」と本広は説明。劇のラスト、ふたりを残して他の出演者がドレッサーの前で舞台を見守るのだが、彼女達の多くは、見ながら涙を流していた。本広は終始、笑顔で、様々な角度から舞台を確認してメモを取っていく。通し稽古終了後には、リアクションのしかた、感情を出すタイミング、他の場面に出てきたことをどう匂わせるかなど、細かくダメ出し。スカートの広げ方や下敷きの見え方といった細部にまで視覚的にこだわった演出は、映画監督の真骨頂と言えるかもしれない。本広は、平田作品に10年ほど前から「ハマって」いたという。最近では、ももいろクローバーZが主演した今年の映画&舞台『幕が上がる』も手がけた。「映画では台詞って基本的に重ならないんです。でもオリザさんの舞台では、芝居が多重に進行していても聞き取れる。人間の耳って面白いなあと感じましたね。いつかオリザさんの芝居を演出したいと考えていて、『転校生』をAKBのようなアイドルたちでやったらどうかと提案したら、オリザさんが『実は小説を書いていて……』と。それで結果的に『幕が上がる』を先にやることになったんです」。そんな本広の、映画と演劇への思いは、随所に見ることができる。たとえば、舞台に掲げられた3枚のスクリーン。演じているキャストたちを、客席からは見えないアングルからとらえてスクリーンに投影したり、平田のテキストがキャストの台詞に合わせて投射されたりするのだ。リアルタイムで操作するのは、若い映像監督たち。色々な意味で、映画と演劇が交差・交流する場となりそう。多感な若い女性21名を束ねる労力は大変なものだろうが、本広は「キャリアが少ない分、色に染まってくれるところは子供達と一緒。本人たちには言いませんけれども、やはり選ばれし子達なので成長がすごいです」と手応え十分の様子。「舞台は言ってしまえば嘘の世界。でも、彼女達の姿はリアルなので、そこをぜひ目撃していただきたいと思います」。公演は8月22日(土)から9月6日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:高橋彩子
2015年08月21日レノボ・ジャパンは17日、企業向けのワイド液晶ディスプレイ「ThinkVision T」シリーズ7モデルを発表した。広視野角の「In-Plane Switchingパネル」搭載モデル5機種とTNパネル搭載の2機種を用意。3月20日より発売する。○T2224z「T2224z」は画面サイズが21.5型ワイドの液晶ディスプレイ。広視野角の「In-Plane Switchingパネル」を採用する。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)に対応し、本体にカメラを内蔵。バックライトには白色LEDを採用し、消費電力も標準21W(最大25W)と低くなっている。スタンドはチルト / スイーベル / 高さ調節 / ピボットが可能など、位置調整の柔軟性も高い。主な仕様は、視野角が水平 / 垂直ともに178度、輝度が250cd/平方メートル。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-Sub×1、DisplayPort×1。4ポートのUSB 3.0ハブと3W+3Wのステレオスピーカーを搭載する。○T2224p「T2224p」は、画面サイズが21.5型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2324p「T2324p」は、画面サイズが23型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデル。消費電力は標準21W(最大49W)。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2424p「T2424p」は、画面サイズが23.8型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデル。消費電力は標準22W(最大54W)。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2454p「T2454p」は、画面サイズが24型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデルで、解像度は1,920×1,200ドットとなっている。輝度は300cd/平方メートル。消費電力は標準24W(最大54W)。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2254p「T2254p」は、画面サイズが22型ワイドの液晶ディスプレイ。TN方式の液晶パネルを採用する。解像度は1,680×1,050ドットに対応し、バックライトには白色LEDを採用。消費電力は標準20W(最大25W)と低くなっている。スタンドはチルト / スイーベル / 高さ調節 / ピボットが可能。主な仕様は、視野角が水平170度 / 垂直160度、輝度が250cd/平方メートル。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-Sub×1、DisplayPort×1。○T2254「T2254」は、画面サイズが22型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2254p」からスタンドのスイーベルとピボット機構が省略されており、映像入力インタフェースがDVIとD-Subに変更されている。消費電力は標準16W(最大22W)とさらに省電力性が高くなっている。
2015年03月17日コニカミノルタは1月13日、TOF(Time Of Flight)方式で垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能なレーザーレーダーを開発したと発表した。同製品は、上記の画角とリアルタイムを両立し、高精細な3D情報の取得が可能。測定距離は車両で100m以上、人で50m以上となっており、外乱光に強いなどの特長を持つ。同社は、自動運転/高度運転支援システムの開発や建物・物流搬送機器・移動ロボットなどさまざまな領域での活用を見据えているとのこと。なお、同製品は1月14日~16日に東京ビッグサイトにて開催される「オートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPO」のZMPブースに参考出品される。
2015年01月14日12月17日、ミュージカル『SAMURAI 7』の公開稽古が行われた。今作の元となるのは2004年、黒澤明監督による名作『七人の侍』公開50周年を機に、GONZOがリメイクしたフルデジタル・アニメーション『SAMURAI 7』。『ミュージカル・テニスの王子様』シリーズで知られる演出・上島雪夫と音楽・佐橋俊彦のタッグがこのミュージカルを手掛ける。ミュージカル『SAMURAI 7』チケット情報ある村を守り人々を救うため、様々な苦しみを背負った7人の男が立ち上がる物語。披露されたのは前半のクライマックス、今回の作品のためにつくられたオリジナル曲「侍」を歌うシーン。キャストがめいめいに動きを確認しながら待機していると、キクチヨ役の大澄賢也が取材陣に対し「(竹刀が)当たったらすみません」と冗談を言い、場を和ませる。「生きることとは死んでゆくこと生きのびることとは死に抗うこと」という歌詞を朗々と歌い上げるカンベエ役・別所哲也の歌声が稽古場に響くなか、侍たちはゆっくりと歩き、太刀さばきを披露。その歩き方、竹刀の長さと振り方がそれぞれに異なり、7人のキャラクターの違いを感じさせる。公開稽古の後、取材に応じる上島とキャスト。上島は「原作の良さを残しながら、アニメーションが持っている素敵なキャラクターと面白いエピソード、アニメならではのダイナミックさとファンタジックさを失わず、今まで見たことのないような時代劇ミュージカルを完成させたい」と意気込みを語る。「ミュージカルとしてどんなカンベエ像が作れるのかを模索しています。死と常に向き合う侍という存在の生き様を、この男くさい仲間たちと作り上げられたら」と話すのは別所。彼は「この日本発のミュージカルが、アジアやブロードウェイの人たちに興味深いものだと思ってもらえたら」と大きな野望も口にした。カツシロウを演じる矢崎広は「どこにたどり着くのか、もがいている真っ最中」と話し、二刀流のキュウゾウ役・古川雄大は「台本に『神速のスピードで』と書かれているので、どれだけ神に近づけるかチャレンジします」と笑わせる。七人七様に今作にかける思いを話すさまは、そのまま七人の侍たちのキャラクターにつながっていくようだ。新年早々、新しい魅力を持ったミュージカルを観られることを期待したい。公演は1月17日(土)から25日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文/釣木文恵
2014年12月25日グリーンハウスは8日、広視野角のADSパネルを採用した21.5型ワイド液晶ディスプレイ「GH-LCW22B」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。12月上旬より発売する。価格はオープン。視野角が上下/左右ともに178度と広い21.5型ワイド液晶ディスプレイ。ADS液晶パネルを採用し、1,920×1,080ドット(フルHD)表示に対応。角度による色やコントラストの変化が少ない安定した映像を出力する。ブルーライトを最大76%カットする「ブルーライトカット」機能や、バックライトにエッジライト式の白色LEDを採用している。ブルーライトカットは、36%・60%・76%の3段階で調整可能。消費電力は最大25W(省電力モード時:0.5W)。主な仕様は、画面サイズが21.5型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCEオン時5,000,000:1)、応答速度が14ms(Over Drive機能オン時:5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。スタンドのチルト角度は上20度。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW506.6.8×D177.8×H390mm、重量は約3.2kg。
2014年12月08日グリーンハウスは26日、広視野角のADSパネルを採用した23.6型ワイド液晶ディスプレイ「GH-LCW24A-BK」を発表した。11月下旬より発売する。価格はオープン。視野角が上下 / 左右ともに178度と広い23.6型ワイド液晶ディスプレイ。ADSパネルを採用し、1,920×1,080ドット(フルHD)表示に対応。角度による色やコントラストの変化が少ない安定した映像を出力する。ブルーライトを最大76%カットする「ブルーライトカット」機能を搭載し、バックライトにはエッジライト式の白色LEDを採用。消費電力は最大30W(省電力モード時:0.5W)と高い省電力性能を発揮する。さらに省電力性を高める「ECOモード」も搭載。主な仕様は、画面サイズが23.6型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCEオン時5,000,000:1)、応答速度が14ms(Over Drive機能オン時:5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度が上20度。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW555.8×D218.2×H418.2mm、重量は約4.3kg。
2014年11月26日アイ・オー・データ機器は19日、広視野角のADSパネルを採用した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF243XDB」を発表した。12月下旬より発売する。価格はオープン。直販サイト「アイオープラザ」の価格は32,184円。上下 / 左右ともに178度の視野角をもつ液晶ディスプレイ。液晶パネルにADS(Advanced super Dimension Switch)パネルを採用し、斜めから見ても色やコントラストの変化が少ない鮮明な映像を表示する。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。充電用のUSBポートを搭載し、最大2.4Aの出力でUSB機器の充電をサポートする。ブルーライトを抑制する「ブルーリダクション機能」とバックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」設計も採用。ブルーライトは5段階で低減率を調整できる。「自動電源オフ機能」では、PCの電源と連動して自動的に液晶ディスプレイの電源をオフにする。主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイド、液晶パネルがTFT ADS、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下 /左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(オーバードライブオン時5.5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×2、DVI-D×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度が上20度 / 下5度。1.0W+1.0Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW557×D210×H410mm、重量は約4.2kg。
2014年11月19日時代を超えて読み継がれている、紡木たくの伝説的同名少女コミックを、能年玲奈&「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣という最旬キャストで映画化した『ホットロード』。『るろうに剣心 京都大火編』や『トランスフォーマー/ロストエイジ』を抑え、週末興行成績ランキングでは実写映画第1位となる大ヒットスタートを切った本作から、劇中に登場する登坂さんがリーダーとなる不良チーム「Nights」と、彼らと敵対する「漠統」の強烈な個性を放つメンバーが勢揃いとなったビジュアルがシネマカフェに到着した。ママ(木村佳乃)と2人きりで暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めていた。ある日、親友・絵里(竹富聖花)に誘われるまま夜の湘南で出会ったのは、「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。「おまえんち、家庭環境わりーだろ?」――第1印象は最悪だった2人だが、やがて和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山もまた和希の純粋さに惹かれていく。しかし、トオル(鈴木亮平)から「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…。本作で「Nights」と激しい勢力争いを見せるのが、“ケンカ上等”の血気盛んなグループ「漠統」だ。劇中では、登坂さん演じる春山が単身、漠統のもとへ乗り込み、闘いを挑む場面は見逃せない1シーンともなっている。漠統のリーダー・赤根として圧倒的な演技を魅せるのは、ラッパーのSWAYとしても活躍する「劇団EXILE」のメンバー・野替愁平。No.2の永山には、「D-BOYS」の元メンバー・遠藤雄弥が演じている。本作の大ヒットを受け、8月30日(土)には急遽、「Nights」から山田裕貴、小澤亮太、「漠統」からは野替愁平、遠藤雄弥が舞台挨拶に登壇することが決定!男気あふれる彼らにぜひ注目してみて。『ホットロード』は全国にて公開中。「Nights vs 漠統」舞台挨拶は、丸の内ピカデリーにて8月30日(土)18:45~回の上映終了後の予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開(C) 2014「ホットロード」製作委員会 (C) 紡木たく/集英社
2014年08月26日2008年の日本初演以来、2010年、2012年とコンスタントに上演を重ねてきたミュージカル『サ・ビ・タ ~雨が運んだ愛~』が今年も登場する。作品誕生の地・ソウルでは1996年から2010年まで14年にわたるロングランを成し遂げた定番の人気作品。人々を惹きつけてやまないその魅力を探るため、キャストを務める駒田一と八坂沙織(SUPER☆GiRLS)に話を訊いた。ミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』チケット情報物語の登場人物は3人。雨の晩、独身の中年男ドンウクの暮らすアパートに、弟のドンヒョンが変わり果てた姿で現れる。この数年、弟はどこで何をしていたのか。一方、兄はその間どのように過ごしてきたのか。気まずさが漂い始めた部屋に突然、見知らぬ女性ユ・ミリがハイテンションで乱入したことで、事態は思わぬ方向に進展する。過去3回のすべての日本公演に参加してきた駒田が今回もドンウク役を演じ、ユ・ミリ役とドンヒョン役には2組のキャストが挑戦。2012年に出演した戸松遥&佐々木喜英による〈TEAM H〉と、初参加となる八坂&矢崎広の〈TEAM Y〉が舞台を務める。駒田は言う。「韓国で観たとき、言葉がわからなくても心情が伝わってきたんです。緊密な劇場空間に一体感があって、俳優に話しかけたりしてしまうぐらい、お客さんが感情移入していましたね。感謝の気持ちや絆、兄弟愛、家族愛というような、日本人が忘れかけていたような情が色濃く描かれているし、何より懐かしさあふれる音楽がいい。今も聞いただけでウルッとしてしまうほどです」。2012年に続いての会場となる東京・青山円形劇場は、舞台を客席がグルリと囲むのが特徴的。前回の公演をいちミュージカル・ファンとしてプライベートで観劇したという八坂は「心温まる本当に素敵な舞台でした。すぐ目の前で物語が進んでいくので、悲しい雨がやがて晴れた空に変わる、という展開がすんなりと心の中に入ってきたんです」と話す。幼い頃からミュージカルが大好きだったという八坂にとって、駒田は、『レ・ミゼラブル』のテナルディエ役などが印象深いステージ上の存在だった。「大先輩からたくさん吸収させていただきたいと思います」と緊張気味の八坂に、駒田は「稽古場でいっぱい恥をかいていっぱい失敗すれば、成功すると思います。Wキャストなので、お互いに刺激し合いながら、僕と一緒になって作品を進化させていきましょう!」と温かくアドバイス。終演後には、様々な趣向を凝らした日替りの“特別カーテンコール”が開催されるので、そちらも楽しみにしたい。公演は3月20日(木)、東京・青山円形劇場で開幕。なお、チケットぴあでは、1月25日(土)の一般発売に先がけインターネット先行先着「プリセール」を実施中、1月24日(金)午後6時まで受付。
2014年01月20日少年隊の植草克秀主演の舞台『ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~』が1月に東京・青山劇場で開幕する。青山劇場といえば、少年隊がデビューした翌年の1986年以来、23年間、少年隊主演ミュージカル『PLAYZONE』を上演してきた縁の劇場だ。植草にとっては“ホーム”と呼べるようなこの劇場で、明治維新の志士たちと妖怪たちが繰り広げる歌あり、芝居あり、コントあり、レビューと何でもありの“新ジャンルエンターテイメント”を上演する。『ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~』チケット情報物語は文明開化した明治時代を背景に描かれる。シェイクスピアの名作『夏の夜の夢』をモチーフに、妖精・パックならぬ妖怪・座敷わらしが活躍する本作。『夏の夜の夢』ではパックがいたずらで魔法の惚れ薬を塗る相手は恋人たちだが、座敷わらしがいたずらするのは、伊藤博文、井上馨、後藤象二郎、板垣退助ら誰もが知る歴史上の偉人たち。ここから大騒動のお祭り騒ぎが巻き起こる。植草が伊藤博文を演じるほか、左とん平が座敷わらし、矢崎広が後藤象二郎、滝口幸広が妖怪のぬらりひょん、紫吹淳が篤姫に扮する。この奇想天外な舞台に出演する矢崎、滝口、紫吹からコメントが寄せられた。矢崎「新年の初めなので、みんなで『ドリームジャンボ』な事が出来たらいいなと思います。後藤象二郎は話の軸になっている人物なので、軸である事を意識して取り組みたいです。知っている方も一緒で心強いですし、植草さんをはじめ、先輩方に支えてもらいながら面白いものを作っていきたいです!」滝口「今回の舞台は俳優として大活躍されている先輩方から、小劇場で活躍中の方まで色んなジャンルの方々がたくさんいて、そんな先輩方から多くを学びたいです。“ぬらりひょん”をとにかく楽しんで、明るく演じたいと思います!」紫吹「こんなに若いメンバーが多い現場は初めてです。若い男の子ばかりだし、女性の比率も低い現場なので押しつぶされないようにしたいです。若いエキスを吸いとって頑張ります(笑)。今回は誰もが知っている篤姫とは少し違いますが、その中でも芯の強い女性をしっかり出していきたいと思います」公演は1月6日(日)から13(日)まで東京・青山劇場、1月26日(土)に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは発売中。
2012年12月17日7月5日、東京・本多劇場で初日を迎えた舞台『スペーストラベラーズ』。2002年に活動を停止した人気お笑い集団・ジョビジョバの出世作であり、映画監督の本広克行がその脚本に惚れ込み、自らの映画『スペーストラベラーズ』(2000年公開)の原作として採用したことでも知られている。今回、新たなキャストとスタッフで復活することになった本作の、脚色と演出を務めた細川徹からコメントが寄せられた。「スペーストラベラーズ」チケット情報「何度も見ている舞台なのに、自分も見ていてお客さんと一緒にたくさん笑ってしまいます。ラストシーンを含めて、オリジナル(の舞台)と変えている部分もいろいろあります。オリジナルを見ている人も、映画を見ている人も、何も見ていない人も、何も考えずに楽しめる作品だと思います。すでにすごく面白いですが、お客さんに観てもらうことでさらに面白くするのりしろがある舞台です。この先もドンドン変化していくと思いますので、2度、3度と見て楽しんでください」。物語は、とある田舎が舞台。ふたり組の強盗が銀行を襲撃するが、手際のよい警官隊に包囲されたちまち大ピンチに陥ってしまう。そのとき、強盗のリーダーの頭の中でキラリとアイデアが閃く。強盗と人質、警官隊が繰り広げる手に汗握る一幕もののシチュエーションコメディ。出演は河合龍之介、大水洋介(ラバーガール)、飛永翼(ラバーガール)、富田昌則、富岡晃一郎、そしてジョビジョバのメンバー坂田聡。公演は同所にて7月15日(日)まで上演する。チケットは発売中。なお、現在上演中の作品は“side;summer”バージョンだが、12月には“side;Winter”バージョンの上演も決定した。タイトルと演出家、劇場は同じだが、キャストが異なるバージョンになるようだ。キャストは近日公式HPで発表される。
2012年07月09日江國香織の小説を中谷美紀&大森南朋という組み合わせで映画化し、先日より公開されている『スイートリトルライズ』。4月3日(土)、東京・渋谷のシネマライズにて、矢崎仁司監督、脚本の狗飼恭子、撮影を担当した石井勲によるトークショーが開催された。矢崎監督は『ストロベリーショートケイクス』(’06)に続いてのタッグとなった狗飼さんについて「『ストロベリーショートケイクス』の最初のシーンで、池脇千鶴さんがパジャマのまま商店街を引きずられる、というシーンがありますが、あれは僕には絶対書けないもの。想像もできない、脳みそをくすぐるような本を書いてくれるんです」と絶賛。ところが、その狗飼さんからは「たくさん褒めてくださるわりに、今回は16稿…つまり16回も脚本を書き直しさせられたんです。しかも、その16回書き直した渾身の脚本のうち、12のシーンは実際には(スケジュールの関係で)撮影できなかったんですよ!」と微笑みを浮かべつつも怒りの暴露が…。矢崎監督は「(狗飼さんは)実はすごく怖い。一度、パソコンを閉じて、机を叩いて立ち上がったこともあって…」と恐縮しきりで明かすと、狗飼さんは「私は普段、めったに怒らないんです。怒るのは、3年に1回くらいなんですが、それがことごとく矢崎さんに対してなんです(笑)」と反論し会場の笑いを誘った。石井さんは、矢崎監督のデビュー作『風たちの午後』(’80)からの付き合いとなるが、「思い返すと、(矢崎監督は)やってることは昔とあまり変わってないですね」とあっさり語り、矢崎監督は「それは成長してないってこと?ショックです…大人になった気がしてたのに」と苦笑していた。監督は、現場では設置されたモニターをのぞくのではなく、生で俳優の芝居を見るようにしているとのことだが、この点について「ほかの監督のみなさんが、モニターを見ているということが、僕にとっては驚きです。なぜ、生の芝居を見ないのか?僕にとっては原作を読んで、これを生身の人間が動いたらどうなるのかとワクワクしているのに、そこで生の芝居を見ないのは、特等席を空けっ放しにしておくようなもの」と持論を展開。この日は観客からの質問も受けつけられたが、中にはすでに複数回、映画を観ている観客もおり、カメラワークや登場人物の心情の描き方など、かなり深い内容の質問も出て、夜遅い時間の上映後のイベントながら、会場は大きな盛り上がりを見せていた。『スイートリトルライズ』はシネマライズほか全国にて公開中。特集『スイートリトルライズ』FEATURE INTERVIEW 中谷美紀×大森南朋■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月13日よりシネマライズほか全国にて公開© 2009 「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:中谷美紀 ホワイトデーの過ごし方は「ノーアイディアです!」甘い嘘と苦い真実、恋愛に必要なのは…?女性たちの本音の恋愛観を大発表優しい香りの癒しアイテム『スイートリトルライズ』“キレイ”になるバスセットを6名様プレゼント女性に嬉しいプラン続々!『スイートリトルライズ』オリジナルテディベアも登場ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?
2010年04月05日