俳優の桐谷健太とタレントの小島瑠璃子が23日、都内で行われたキリンビール「夏だ! 祭りだ! のどごしだ! 新のどごし〈生〉オンラインまつり」に浴衣姿で参加し、阿波おどりに挑戦した。新型コロナウイルスの影響で多くの祭りが中止や延期を余儀なくされている中、日本有数の夏祭りが集結するライブ配信イベントを開催。リモート参加者が見守る中、桐谷と小島が会場に登場した。同イベントでは、全国のお祭り団体からのコメントVTRを紹介。また、「青森ねぶた祭り」のリモート生パフォーマンスが行われ、桐谷は「これは体力勝負ですね」と迫力に圧倒され、小島も「すごーい! 実際にねぶた祭に行きたくなりますね」と興奮していた。さらに、リモート参加者とともに阿波おどりを踊る史上初の「オンライン総踊り」を開催。まずは「東京高円寺阿波おどり」パフォーマーによるレクチャーが行われ、2人は阿波おどりをマスター。また、鳴り物にも挑戦し、桐谷は大太鼓、小島は鼓(つづみ)を習った。そしていよいよ本番へ。2人は、1回目は鳴り物で参加し、桐谷は「楽しい! 体に音楽がきます」と興奮気味に話し、小島も「自由にやっていました」と楽しんだ様子。2回目は踊りで参加し、2人とも「楽しい!」と笑顔をはじけさせ、パフォーマーから「素質が違う。リズムに乗っていてさすがでございます」とお墨付きをもらうと「うれしい」と喜んだ。その後、新しくなった「のどごし〈生〉」でリモート参加者とともに乾杯。桐谷は「最高です。みんなで一緒に飲むっていいですよね」と話し、小島も「おいしい! 阿波おどり踊ったあとの一杯は格別ですね」と大満足の様子だった。イベント後、改めて総踊りの感想を聞かれると、小島は「私はハマっちゃいました。阿波おどりが楽しくて」と目を輝かせ、桐谷も「比較的自由。こうでないといけないというのもなかったから自由に踊れて楽しかったですね」と語った。
2020年07月23日俳優として数々のドラマや映画に出演している石黒賢(いしぐろ・けん)さん。父親がプロテニス選手だったことから、本人もテニスが得意であることが知られています。そんな石黒賢さんの父親や息子、若い頃の活躍や、猫好きだということなど、さまざまな情報を紹介します!石黒賢の父親は戦後初のプロテニス選手!石黒賢さんの父親は日本のプロテニス界の基礎を築き、発展させてきた功労者として知られる石黒修(いしぐろ・おさむ)さんです。1936年に長崎県長崎市に生まれ、慶應義塾大学へ入学。大学卒業後の1971年に、日本人として戦後初めて、プロに転向しています。その後、出場した全日本選手権ではシングルスとダブルスで各3回優勝。4大大会では、1965年の全豪オープンの男子ダブルスで渡辺康二さんと組んで8強入りを果たすなど、華々しい戦績を残しています。さらに1965年には男子テニスの国別対抗戦『デビスカップ』の日本代表監督に就任。1972年に『日本プロテニス協会』を創設し、初代理事長に抜擢されています。そんな石黒修さんですが、2016年11月9日に80歳で死去。後日、『日本プロテニス協会』は『お別れの会』を行い、約150人の参列者が別れを惜しみました。石黒賢はテニスがきっかけでドラマ出演?秋篠宮さまとも対戦!石黒賢さんはプロテニス選手だった父親から影響を受け、幼少期からラケットを握っていました。その後も父に教わりながらメキメキと上達。中学2年生の時には都大会に出場し、礼宮(現・秋篠宮文仁親王)さまとの対戦を経験しています。 この投稿をInstagramで見る 石黒賢(@kenishiguro_official)がシェアした投稿 - 2019年 1月月5日午前12時43分PST以降も熱心に練習に打ち込んでいた石黒賢さんでしたが、高校生の時に父親との実力の差を痛感。そこでプロになる夢をあきらめ、部活と大学進学に専念することを決めたといいます。そんな石黒賢さんに転機が訪れたのは高校3年の5月のことでした。ある日、父親から作家・宮本輝(みやもと・てる)さんのテニスを題材にした小説『青が散る』を渡され、「ドラマに出てみないか?」と提案されたそうです。その後、番組プロデューサーたちと面談し、石黒賢さんはドラマ『青が散る』(TBS系)の主人公役に決定。演技経験もないままデビューを果たし、俳優の道へと踏み出していきます。石黒賢の家族は?息子や娘について語る石黒賢さんの妻は石黒朋子さんといい、2人には3人の子供がいます。長女と2人で出かけることもある石黒賢さんですが、街行く人から「石黒賢が、若いお姉さんと一緒にいる」と誤解されてしまうこともあるそうで、「嬉しい反面、少し困る」とテレビ番組で語ったこともありました。また、石黒賢さんは父親の影響でテニスを始めていますが、息子2人はアメフトに熱中しているといいます。石黒賢さんは時間があると試合に駆けつけ、我が子の活躍を応援しているそうです。石黒賢は若い頃から映画やドラマで活躍作品を紹介!石黒賢はドラマ『振り返れば奴がいる』などで大活躍前述の通り高校3年の時にドラマデビューを果たした石黒賢さんは、以降も数々の作品に出演。1993年のドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)では、織田裕二さんとのW主演が話題となり、衝撃的な展開で高視聴率を記録しました。石黒賢、織田裕二 1992年1999年にはドラマ『危険な関係』(フジテレビ系)で豊川悦司(とよかわ・えつし)さん演じる主人公に殺害される同級生・都築雄一郎役を熱演。2006年のドラマ『不信のとき~ウーマン・ウォーズ~』(フジテレビ系)では、主人公演じる米倉涼子さんを裏切る浮気夫・浅井義雄を演じ、いずれの作品もヒットに導いています。近年では2019年放送のドラマ『決してマネしないでください。』(NHK)で、主人公たちを見守る教授・高科役で存在感を発揮。2020年には新型コロナウイルス感染症が拡大するギリギリ前に撮影されたドラマ『再雇用警察官』(テレビ東京系)に県警の室長・芝隆之役で出演し、現場を盛り上げています。 この投稿をInstagramで見る 石黒賢(@kenishiguro_official)がシェアした投稿 - 2020年 5月月10日午後7時56分PDTさらに同年にはドラマ『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』(NHK)に医院長・佐々井宗一郎役で出演が決定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で放送が延期に。放送日については未定ですが、決まり次第、番組表やホームページなどで発表があるそうです。石黒賢は『コンフィデンスマン』など映画にも多数出演石黒賢さんはドラマだけでなく、映画にも出演しています。2000年には映画『ホワイトアウト』で吉岡和志役に抜擢。ドラマ『振り返れば奴がいる』で親交を深めた織田裕二さんと再び共演を果たし、大規模なサスペンスアクションに挑戦しています。2005年には、第2次世界大戦中の日本海軍の激闘を描いた映画『ローレライ』に出演。軍属技師・高須成美役を演じ、重厚な人間ドラマを支えています。石黒賢出演画『ローレライ』 予告編2020年には実話を基にした映画『時の行路』で主人公・五味洋介役を演じた石黒賢さんは、ここでも感情豊かな演技を披露。『派遣切り』という現代社会の問題に振り回される父親役を熱演し、観客に『希望』の光を与えています。石黒賢主演映画『時の行路』予告編2020年5月には出演映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の公開が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で公開が延期されています。本作は2018年にドラマとして放送され、2019年には映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』も公開。石黒賢さんはいずれの作品にも出演しており、これまでにないコミカルな演技が話題となりました。石黒賢出演 映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』 予告編石黒賢は猫が大好き!石黒賢さんは大の猫好きとしても知られ、2019年には動物バラエティ番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)に出演。保護猫シェルターへ出向き、掃除や餌やりを行うなど、世話好きな一面を見せています。そんな石黒賢さんは自宅で猫を飼っており、自身のインスタグラムで愛猫の写真を数多く投稿。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 石黒賢 (@kenishiguro_official) on Jul 7, 2019 at 7:45am PDT View this post on Instagram 本日、坂上どうぶつ王国 良かったら 見て下さいね とウチのアモちゃんも言ってます(言ってないか) 5月24日(金)19時〜 フジテレビ系列『坂上どうぶつ王国』 #坂上どうぶつ王国 #フジテレビ #猫 #保護猫 #山口県 #お楽しみに # A post shared by 石黒賢 (@kenishiguro_official) on May 24, 2019 at 1:49am PDTちなみに、愛猫とは一緒にテニス番組を観賞することもあるそうです。石黒賢は『とくダネ!』でキャスターも務める!石黒賢さんは2019年9月から情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)の月曜日スペシャルキャスターに就任し、日々のニュースや得意分野のスポーツ情報を伝えています。キャスター就任の話が来た時、石黒賢さんは「なぜ私に?」と驚き。それでも「新しいことに挑戦したいと思った」と、やる気を見せています。「“なぜ私に声をかけてくれたのか”という驚きとともに、新しいことにチャレンジしてみようという気持ちが湧いてきました」とれたてフジテレビーより引用そして、今後挑戦したいことについては、東京オリンピックに出場する選手と対談することを挙げ、最後に意気込みを語りました。「生放送は不慣れですが、番組を見て下さった方々の心が少しでも温かいものになるよう、精いっぱいやらせていただきます」とれたてフジテレビーより引用きょう5月4日の放送では、石黒キャスターと伊藤アナが“ボレーチャレンジ”に挑戦!見事100回を達成が、しかし成功したのはなんとCMの最中…(笑)100回達成の瞬間をぜひご覧ください! #100volleychallenge #StayHome pic.twitter.com/9Qw6FmwF4F — とくダネ!【公式】 (@web_tokudane) May 4, 2020 俳優業にとどまらず、マルチな活躍を見せる石黒賢さんに今後も注目ですね!石黒賢 プロフィール生年月日:1966年1月31日出身地:東京都血液型:A型身長:1783所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ高校3年の時にドラマ『青が散る』で主演を担当し、俳優デビュー。以降は本格的に俳優業をスタートさせ、ドラマ『振り返れば奴がいる』や『危険な関係』、映画『ホワイトアウト』、『ローレライ』などヒット作に出演している。また、2019年からは『情報プレゼンター とくダネ!』の月曜日スペシャルキャスターに抜擢。俳優業だけにとどまらず、多方面で活躍している。[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日松田翔太、桐谷健太、濱田岳がお馴染みの「三太郎」ではなく、現代に登場する新CM「au 5Gその手に」篇がスタート、「SEKAI NO OWARI」が楽曲を書き下ろし、CMにも登場している。本CMは、マツダ(松田さん)、キリタニ(桐谷さん)、ハマダ(濱田さん)の3人が5Gの世界に入り込み、5Gで実現される世界を体感するストーリー。サッカースタジアムで、目の前で試合の臨場感を味わうマツダ、「攻殻機動隊」に登場する多脚思考戦車「タチコマ」が高速道路を猛スピードで走り抜け、SFの中に入り込んだかのような街中に圧倒されるキリタニ。そして、ライブ会場で盛り上がるハマダは、柵を飛び越えステージに向かって飛び込んでいく。また、そのライブシーンで使用されている「Dropout」は「SEKAI NO OWARI」が今回のために書き下ろした楽曲で、本人たちが楽曲を披露している。撮影を終えたSaoriさんは「濱田さんが飛ばれるシーンは、じっくり見てはいけないと思いつつ、すごく見てしまいました」とコメント。また、楽曲についてFukaseさんは「今までの僕らの感じとは違うので、もしかしたらファンはびっくりするのかなと思ってます」と期待を込めて語っている。「au 5G」新CM「au 5Gその手に」篇はOA中。(text:cinemacafe.net)
2020年03月30日黒柳徹子が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」の3月12日(木)放送回に、ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で主演を務める俳優の桐谷健太がゲスト出演する。「ROOKIES」や「流星の絆」「JIN-仁-」などのドラマで知名度を上げると、「天皇の料理番」や『バクマン。』など数々の出演作で俳優としてさらに進化。「カインとアベル」では運命に翻弄される兄弟の兄を、連続テレビ小説「まんぷく」では自信家の商売人を、「4分間のマリーゴールド」では責任感の強い主人公たちの兄を演じるなど、常に出演作が続く桐谷さん。今回は“歴史に残る”名場面を生み出した10年前の本番組初出演時をふり返るほか、子ども時代から現在に至るまで支え続けてくれる両親への思いなどを明かす。また下積み時代の桐谷さんを知る恩人の“大物俳優”からのサプライズメッセージも。メッセージに対する桐谷さんの反応とは!?桐谷さんが体育教師から転職した異色の刑事に扮する「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」が、3月12日(木)最終回を迎える。同作は桐谷さんが“元体育教師の異色な刑事”仲井戸豪太を、東出昌大が“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”真島修平をそれぞれ演じるほか、比嘉愛未が豪太の妹で修平のサポートをする立会事務官の仲井戸みなみ役で出演。また豪太とバディを組む刑事の目黒元気役で磯村勇斗、“枯れ専”刑事の毛利ひかる役で今田美桜も参加。最終回では横浜桜木署管内で激しい暴行を受けた身元不明の遺体が見つかり、修平が事件を担当することに。調べると殺されたのは半グレ集団の幹部で、そのリーダーは桜木署が児童虐待容疑で追っている男・久我山勝也(桐山漣)だった。半グレ組織を壊滅しようとする豪太。豪太の思いに共鳴した修平は桜木署が中心となって捜査を進めるよう指示するが…というストーリー。「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」最終回は3月12日(木)21時~テレビ朝日系で放送。桐谷健太出演の「徹子の部屋」は3月12日(木)12時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2020年03月11日2月4日、俳優の桐谷健太(40)がドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)の公式Twitterアカウントに登場した。そこで視聴者にメッセージを送り話題となっている。ドラマのTwitterアカウントは桐谷とW主演を務める東出昌大(32)の不倫騒動以降、11日間も更新がストップしていた。しかし4日、《我らが仲井戸豪太役を演じる桐谷健太さんから視聴者の皆さまへ》と投稿した。そこには40秒ほどの動画もアップされていた。動画で桐谷は「3話を観てくださった皆さま、そして観られなかった方々も本当に心からありがとうございました!」と話し、「応援の一声一声がスタッフ、そしてキャストの心に本当に沁みました」「これからももっともっと、心のこもった作品作りを続けていきます」とし、「これからも『ケイジとケンジ』よろしくお願いします。ありがとうございました!」と頭を下げた。桐谷の心のこもったメッセージは反響を呼び、リプライ欄にはこんなエールが上がっている。《大変な時でしょうが、ピンチはチャンスなり!という言葉もあります。ここを越えれば必ず素晴らしい景色が待っていると思います!》《どうしても杏ちゃんの辛さを思い出し…あれから見れずにいました。でも大好きな桐谷健太さんがこんな表情で番組関係者皆さんの気持ちを代弁されてるのを拝見し、気持ちを切り離して今週からまた観ようと思います》《役者さん、みんないい味出していて、本当に面白いです。シリーズ化希望!》30日に放送された第3話の視聴率が10.3%を記録し、再び二桁台にカムバックした「ケイジとケンジ」。ピンチをチャンスに変えられるだろうか?
2020年02月05日俳優の桐谷健太(39)が1月29日に『キリン のどごし〈生〉うまさをお届け!のどごし〈生〉新春まつり』のイベントに登場した。桐谷といえば、不倫騒動の渦中にある東出昌大(31)とW主演で『ケイジとケンジ所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)に出演中だ。桐谷はイベント内で、同ドラマについて言及したという。スポーツ報知によると、桐谷は「嫌悪感を抱いている人もいると思うけど、面白い作品ができていると思う。僕の連ドラ初主演作なので、ぜひ見て頂けたら嬉しいです」と呼びかけたという。桐谷は、27日にブログでもこう意気込みを見せていた。《本当にスタッフのみなさん、キャストのみなさんと、ひとつになって、全身全霊全力で最高の作品にするべく、毎日一生懸命やっています!!!》1月16日からスタートした本ドラマ。第2話放送の直前に、東出が唐田えりか(22)との不倫を原因に妻・杏(33)と別居中ということが判明した。初回放送は平均視聴率12.0%と好発進だったが、騒動発覚後は平均視聴率9.7%まで失速した。「視聴率低下の原因は東出さんの不倫とは断言できませんが、視聴者からは『東出さん降板して』『もう観ません』といった厳しい声が上がっていました。撮影現場でも、東出さんの出演シーンを減らすことも検討されているようです。桐谷さんにとって災難でした」(テレビ誌ライター)だが、桐谷にとって本ドラマを成功させたい理由があるという。「まもなく40歳を迎える桐谷さんにとって、本ドラマは初主演作です。桐谷さんは、『40歳を目前に進化している実感がある』とも語っていました。いっぽう昨年に桐谷さんも出演したNHK大河ドラマ『いだてん』では、出演者のピエール瀧(52)や徳井義実(44)に不祥事が発覚。ドラマは窮地に追いやられました。共演者に不祥事が続いている桐谷さんにとって、初主演ドラマは何としても成功させたいと願っているでしょう」(テレビ局関係者)そんななか、視聴者からは桐谷や本ドラマを応援する声が広がっている。《ケイジとケンジ について語った桐谷健太のことばが切なすぎる… 頑張れ、桐谷!!》《桐谷くんの初めての主演ドラマだったとは… 桐谷くんのために見よう!》《ドラマ1、2話観ました!桐谷健太さんを応援しています!作品はとても面白かったです。このまま最後まで応援したいです。キャストさんも大好きな方がたくさんでてる!比嘉さん!奥山かずささん!可愛かったー!ドラマは悪くない!最後まで観たい!》
2020年01月29日「横浜さんはドラマの撮影現場で、共演者の桐谷健太さん(39)や菜々緒さん(31)からかわいがられています。礼儀正しく、わからないことがあると兄役の桐谷さんによく聞きにいくそうです。その際に目をしっかりと見ながら質問するので桐谷さんも『惚れてまうやろ!』とメロメロだといいます」(TBS関係者)ドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)の撮影現場で神対応をみせ、周囲を魅了するのは横浜流星(23)。6月の第2部から『あなたの番です』(日本テレビ系)に出演し、大幅視聴率アップの立役者となった横浜。来年1月には同局の『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』でゴールデン帯の連ドラ初主演も決まるなど、絶好調。その評判はドラマだけでなく、バラエティ業界にも轟いているようだ。別のテレビ局関係者はこう語る。「有吉弘行さん(45)とバラエティ番組で共演した際に、芸人以上に前のめりに頑張っていました。バラエティではあまりしゃべらない俳優が多いなか、横浜さんは積極的に発言して、有吉さんもその姿勢を高く評価したそうです」破竹の勢いでスターへの道を駆け上がる横浜だが、本人はいたって冷静だ。横浜は『With』19年9月号のインタビューでこう語っていた。《今の状況は、たまたま、運がよかっただけだと思っています。これからも地に足をつけて、目の前のやるべきことに集中して取り組んでいきたいですね。僕の名前を憶えてくれた人が増えたからこそ、ちゃんと芝居の実力をつけていかないと》ブレークの理由は、妥協を許さない素顔にもあるのかもしれないーー。
2019年11月14日男性ファッション雑誌『FINEBOYS』専属モデルとして活躍し、現在は舞台『五右衛門マジック』に出演中の俳優・松井健太。180cmの高身長と整った顔立ちで注目のイケメンから、舞台初日を迎え特別にコメント到着! 意外な特技や芸能界の先輩たちへの感謝など、気になる素顔に迫る。○■モデルだけでなく俳優の道へ――普段はどんな活動をしていますか?大学に通いながらFINEBOYSの専属モデルとして活動しています。11月号では専属モデルの先輩である杉野遥亮さんと撮影しています。これから俳優としても活動していきたいです!――特技やチャームポイントを教えてください。特技と言えるほどではありませんがバスケを10年間やっていました。大学のサークルでは日本文化を学びたいと思い、茶道をやっています。チャームポイントは、笑った時のえくぼですかね?(笑) あとは、左目の横にある小さい2つのほくろです。伝わらない方はInstagramやってるのでチェックして下さいね(笑)。――『五右衛門マジック』に出演することになった時の感想を教えてください。出演者の方の名前を見た時に皆さん舞台の経験が豊富で、また僕が最年少ということもわかり、嬉しさ反面とても緊張していました(笑)。――作品のどんな点に魅力を感じましたか?脚本・演出家の磯貝龍乎さんワールド全開のサスペンスコメディになっていて基本的に笑いをいれながらも最後はサスペンスらしくビシッと締めるところですかね。――演じる役の見どころは?僕の役である平賀源大は、小沼将太さん演じる前田玄以と盗人を追いかけながらも基本的にコメディ要素の強いやり取りをしています。作品の中の箸休めだと思って気楽に見ていただければと思います。――和田琢磨さんや、他の出演者さんとのエピソードを教えてください。座長の和田琢磨さんは、本当に素敵な方です。常に周りをみていらして気遣いの出来る方です。僕も落ち込んでいる時にすぐ声をかけて下さってアドバイスを頂きました。ご飯をご馳走になった時もだいたい近くに座ってアドバイスや色んなお話を聞きました。小沼将太さん。ずーっと一緒に居てくれてます。僕がコミュニケーションが取りやすいように積極的に話しかけて下さり、稽古終わりにはほぼ毎回ご飯に連れて行って下さいました。相談があったらとりあえず小沼さんに話しています(笑)。たぶん前田役が小沼さんでなければ今の平賀は生まれてないと思います。尺の都合上、キャスト全員のお話をすることは出来ないのですが、山口大地さん・末野卓磨さん・さかいかなさん・小野健斗さん・篠原功さん・アンサンブルさん。皆さん優しく接して話しかけて下さって年下の僕が居やすい環境を作って下さっています。本当に感謝しかありません。――『五右衛門マジック』初日を迎えての感想を教えてください初日を終えてから一番に思ったことは 「楽しかった」です。一カ月頑張ってきたのはこの為だったんだと思うことが出来ました。あの時の高揚感はたぶんずっと忘れないと思います。素敵な先輩方・スタッフさんと作り上げる作品をお客さんに見て頂けて本当に嬉しかったです。アドリブの場面もお客さんの前に出た時に突然浮かんだりして「舞台は生もの」というのはこういうことかというのを実感しました。舞台って面白い。もっともっと『五右衛門マジック』を素敵な作品に出来るように頑張っていきたいです!平賀、千秋楽まで全力で走りきります!――芸能界で憧れてる人はいますか? その理由は?香取慎吾さんです。1度、ドラマ(『幽かな彼女』)で共演させて頂いてからずっと憧れています。劇中の言葉を借りると「人を惹きつけ虜にできる」ほんとに素敵な方です。――今後どんな活動をしていきたいですか?影響を与えられる役者になりたいと思っています。その為に日々お芝居について勉強して、色々な作品に参加させて頂けるように頑張ります! まずは『五右衛門マジック』15公演走りきるぞー!○『五右衛門マジック』出演:和田琢磨/山口大地、小沼将太、末野卓磨、さかいかな、松井健太/小野健斗・篠原功池田謙信、山口渓、五十嵐胤人、千大佑、杉浦勇一脚本・演出:磯貝龍乎プロデュース:吉谷光太郎劇場:CBGKシブゲキ!!公演日程:10月10日〜10月20日
2019年10月13日俳優の桐谷健太と菅田将暉が4日、都内で行われた「au WALLET ポイント発表会」に出席した。auのCM“三太郎”シリーズで“浦ちゃん”を演じる桐谷と“鬼ちゃん”を演じる菅田。発表会では、5日より全国で放送される最新作「そこがポイント」篇がお披露目された。新CMは、鬼ちゃん(菅田)が“英雄ポイント”を貯めて買った服のファッションポイントについて、桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷)に紹介するストーリー。鬼ちゃんのおしゃれなファッションが見どころとなっている。発表会では菅田と桐谷がCM衣装で登場し、菅田は帽子がポイントだとアピール。また、「いろんな要素が入っている。中東のほうだったり、南米の方だったり」と説明し、「着ると気が高まる」とうれしそうに話した。桐谷は「デザイナーの力の入れ具合…すごい感じる。俺のはもう5年目。鬼ちゃんは常にかっこいい」とうらやましがり、「太鼓もいいよね。アイテムがいっぱいある。うらやましいです。僕もちょっと新しい何か…」と新衣装を希望。菅田が「革ジャンとか」と提案すると、「いきなり革ジャン!?」と笑った。
2019年04月04日坂口健太郎が執念と情熱と科学を武器にして“冤罪”に立ち向かう弁護士を演じる「イノセンス~冤罪弁護士~」の第6話が2月23日に放送され、俳優の須賀健太がゲスト出演。金髪の不良“ボンボン”を演じた須賀さんの俳優としての成長ぶりに感慨を覚える声がSNSに溢れている。有罪率ほぼ100%といわれる日本の刑事裁判で“冤罪”を晴らすという“奇跡”を起こすため戦う弁護士・黒川拓を坂口さんが演じ、坂口さんが勤務する保駿堂法律事務所の新人弁護士・和倉楓に川口春奈。拓の過去を知る先輩で科学者の秋保恭一郎に藤木直人、保駿堂法律事務所のパラリーガル・城崎穂香に趣里、保駿堂法律事務所の所長に杉本哲太、拓の父で最高検察庁次長検事・黒川真に草刈正雄、そのほか小市慢太郎、市川実日子といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。保駿堂法律事務所が顧問契約している企業・樽前物産の社長の息子・樽前裕也(須賀健太)が友人の新島彰を射殺した容疑をかけられ、拓と楓はその弁護を担当することに。裕也は自称ミュージシャンで近隣からは騒音の苦情も寄せられ、大学時代にイベントサークルで性的暴行事件を起こした噂もある青年。住み込みの使用人・有珠田(吹越満)は裕也が事件当日は部屋にこもって楽器を弾いていたと主張するが、近隣の住人はその日騒音を聞いていないという。そんななか被害者の母だという女性が事務所を訪れ、裕也の弁護を辞めてほしいと願い出る。その後穂香の4歳の息子が誘拐され事件の弁護をやめなければ子供が死ぬという脅迫メールが届く。拓は新島の母が誘拐したと考えたが、本物の新島の母は事務所に来た女とは全くの別人と発覚する…というのが今回の展開。ラストでは11年前、秋保の妹を殺害した犯人が拓の幼なじみだったことが判明する。今回、公判中も承認を怒鳴りつけるなど手のつけられない“ワル”で社長の息子という“ボンボン”の裕也を演じた須賀さんに対し「うわ~大人になったなぁ」「あんなに小さかった須賀健太がこんなに大きくなって」など、その成長ぶりに感慨を覚える視聴者から数多くのツイートが。また「須賀くんもカメレオンなところあるよね」「どんな役でも出来る素晴らしい役者さんになりましたね」「いろんな役やるようになったね」など演技力の成長ぶりを讃える声も数多く寄せられている。(笠緒)
2019年02月24日現在放送中の「今日から俺は!!」から、すでに出演が発表されていた須賀健太のビジュアルが到着した。西森博之のヤンキーギャグ漫画を、主演・賀来賢人×福田雄一監督で実写化した本作。賀来さんが“金髪パーマ”三橋貴志を、相棒の“トンガリ頭”伊藤真司役を伊藤健太郎が演じているほか、清野菜名、橋本環奈、鈴木伸之、磯村勇斗ら注目の若手が大集結している。放送される度に何かと話題となっている本作だが、このほど福田組初参加となる須賀さんのビジュアルが公開!すでに“敵役メインゲスト”として城田優や中村倫也らと共に出演することが発表されていた須賀さん。今作で彼が演じるのは原作でもかなりやばい奴、“ヘルメット男”だ。出演発表時、「ついに念願の福田組に参加!こんな嬉しい事はないっ!!」と喜びと共に「トリッキーで刺激的な役を頂きました…」と語っていた須賀さんは、これまでの穏やかなイメージとは異なり、金属バットで暴れまくる、極悪非道な敵役を演じるという。三橋と伊藤はこのやばすぎる敵にどう立ち向かうのか?さらに理子(清野菜名)も…!?“ヘルメット男”の登場に期待高まるばかりだ。なお今週の放送では、原作で伝説と化したエピソード、三橋VS今井が!賀来さんが「世界一ムダな戦い」と言い切った全容が明らかになる。「今日から俺は!!」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月23日須賀健太主演の舞台、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“最強の場所(チーム)”が10月20日に開幕した。2015年11月の初演からシリーズ5作品を連続上演し、観客同員数は25万人を突破。幅広く原作ファン、アニメファン、演劇ファンなどから親しまれてきた今作は、最新の映像テクノロジーとキャストの熱量が一体になる振付・演出で各地を熱狂させてきた。今回、東京・広島・兵庫・大阪・宮城・再び東京の全国5都市で公演する。【チケット情報はこちら】過去シリーズでは、バレーボールをするために高校排球部で出会ったメンバーが、春の高校バレー予選に取り組んできた。“最強の場所”と銘打つ最新作では、ついに宮城県代表権を賭けて準決勝、決勝を目指す。“最強のチーム”はどこか?それぞれの信念とチームコンセプトを背負い、全力でコートの上で飛ぶ少年たちの物語。須賀が演じるのは、高身長が有利なバレーボールで低身長ながら誰よりも高く飛ぶ主人公・日向翔陽。3年間日向役を演じたことについて「学生生活をもう一度やった気分。すごくいいチームです」と感無量の様子。同時に「1公演ずつ大切にやります」と身を引き締める。3時間10分(休憩20分)のうちほぼ全編が試合。演出のウォーリー木下が「コートの中に詰まっている」というように、試合とともに登場人物たちの心も一進一退を繰り返しながら成長していく。試合の戦況と彼らの心理が重なり、声援をかけたくなるほどの熱量。まさに「試合を見ている感動なのか、人間ドラマの感想なのかわからない」(ウォーリー)。総勢34名が止まることなくステージを駆け抜ける激しい躍動感。手に汗握る時間を盛り上げるのが、和田俊輔の生演奏だ。和田は「(過去シリーズで)出来上がっている稽古メソッドを一度崩しました。全員が、試合をその場で生きている。それを取り込もうと、音楽もその場で作っています」と、観客の空気も感じながら舞台上でアレンジをしていると明かす。ウォーリーもキャストらも「音楽がすごい」と口を揃えた。会見終わりには、芸能生活20周年&誕生日の須賀にマスコミを巻き込んでのサプライズ!直前に「今日はサプライズはないと思うので」と前置きし「役者人生の第二章を迎えます」と語っていた須賀だが、メンバーたちがケーキを持って入場してくると心底驚いていた。満面の笑顔を浮かべる須賀を囲む嬉しそうなメンバーたちから、「ハイキュー!!」が良いチームであることが伝わる。公演はこのあと、広島、兵庫、宮城、大阪を周ったあと、12月7日(金)より、東京・日本青年館ホールで上演。取材・文・撮影:河野桃子
2018年11月09日女優の浜辺美波、俳優の桐谷健太が8日、都内で行われた日本歯科医師会主催の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2018」の授賞式に出席した。1993年から行われているベストスマイル・オブ・ザ・イヤーは、その年に輝かしい笑顔(歯)を見せてくれた著名人を表彰するというもので、昨年は米倉涼子、草刈正雄が受賞。今年は浜辺美波、桐谷健太が選ばれた。浜辺と桐谷には、賞状とトロフィー、そして目録が贈られ、浜辺は「私自身、周りの人の笑顔が素敵で、そういう人に憧れていて笑顔で周りを明るくできる人になりたいと思っていました。このような賞をいただけたのは周りの人のお陰だと思っています。日頃の笑顔がちょっとでもできたかなと思うとうれしいですね」と喜び、桐谷も「20代の頃は笑顔が素敵とか爽やかという言葉とは程遠かったんですが、年齢を重ねて素敵な賞をいただけてすごくうれしいです」と笑顔を見せた。「今年1番最高のベストスマイルになった瞬間は?」という質問に桐谷は「ご飯を食べている時はおのずと笑っていると思います」と日常での生活から笑顔が絶えないようで、「今年の3月と4月にアフリカに行き、キリマンジャロにの登頂成功した時は笑いを越えて泣いていました。すごくいい体験ができましたね」と振り返った。浜辺は「1~2週間前にお正月振りに実家に帰って母の手料理をいただきました。美味しすぎて笑っちゃいましたね。すごく落ち着くというか、心から美味しいと思って笑いました」と家族思いの一面をのぞかせた。また、お互いの笑顔の印象について、桐谷が「透明感があり、しかもセンチメンタル&ノスタルジックにしてくれるような懐かしい感じにしてくれるような笑顔ですよ」と浜辺の笑顔を大絶賛。桐谷のお褒めの言葉をもらった浜辺は、初対面の桐谷について「エネルギーに溢れる笑顔をされていると感じました。元気をもらうような笑顔で、毎朝見たい笑顔ですね」と好印象。「笑顔を生で見れてお昼から元気をいただきました。これからいい一日が過ごせそうです」と桐谷を喜ばせ、この日一番の"ベストスマイル"を見せていた。
2018年11月09日青春バレーボール漫画「ハイキュー!!」舞台化について、主演・須賀健太さんにお話を伺いました。「僕らがしんどければしんどいほど、この作品はいいものになると思う」「舞台をやり始めたのは18歳の時。間違いなくこの作品が、いまの僕の代表作になっています」そう須賀健太さんが話すのは、古舘春一さんが『週刊少年ジャンプ』で連載中の青春バレーボール漫画「ハイキュー!!」を舞台化した作品。演じているのは、高さが勝負の世界で、小柄ながらずば抜けた運動神経とバレーボールへの情熱で活躍の道を切り拓いていく主人公・日向翔陽。「もしやるならば、自分が日向を演じたいと思っていました。僕も役者としては背が小さい方。オーディションで、芝居はいいけれど背が足りないと言われることがあったりして、自分にドンピシャだったから」物語の軸になるのはバレーシーン。「この作品の素敵なところは、勝った方だけをフォーカスするのではなく、負けた人たちの思いもちゃんとすくい取られているところ。漫画なんだけれど普通に生活する人たちが描かれていて、嘘がないから誰もが共感できる。ただ、バレーを通じて登場人物たちが人として成長していく物語だけに、試合をどう舞台で見せていくかが重要。“ハイパープロジェクション演劇”と言うだけあって、その臨場感や迫力を表現するのに最新の映像技術を駆使しているんですが、棒をつけたボールも使ったり、演劇のアナログな魅力も取り入れているのが面白いと思います」若いキャストが多いなか、子役時代から役者としてキャリアを積んできた須賀さんの存在は、カンパニーの大きな柱になっているよう。「僕らがしんどい思いをすればするほどよく見える…お客さまが応援したくなる作品になっていると思っています。だから、つねにしんどい方を選ぶようにしてきました。それが結果的に良かったのかな」工夫の詰まった演出とキャストの熱が融合し、‘15年の初演から好評を博し、ここまでシリーズ5作を上演。そして今回の公演で須賀さんを含む烏野高校キャストが作品を卒業。「毎回、次の公演が決まっていないことが多かったので、ここまで続けられたんだってことが嬉しいです。ただ、もし続くのなら、このエピソードで卒業しようと思っていました。烏野メンバーの中には、僕がいたから続けてきたと言ってくれる人もいて、そういうみんなと一緒に、自分がやりたかったところまで日向を演じさせてもらえて幸せです。…とはいえ、漫画は現在進行形で続いていますから、読みながら、今週号のここやりたかったな、みたいな気持ちにもなるんですけど(笑)」すが・けんた1994年10月19日生まれ、東京都出身。4歳から子役で活躍し、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』などに出演。近作に劇団☆新感線『「髑髏城の七人」Season月』など。衣装協力・meagratiaTEL:03・4283・2754NOT CONVENTIONALTEL:03・3405・7414『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“最強の場所(チーム)”』春高バレー宮城県予選で、日向(須賀)の所属する烏野高校排球部は、ついに因縁の相手・青葉城西高校と対戦する。勝ち残った方が王者・白鳥沢学園と決勝で戦うことになるが…。10月20日(土)~28日(日)水道橋・TOKYO DOME CITYHALL原作/古舘春一「ハイキュー!!」(集英社『週刊少年ジャンプ』連載中)脚本・演出/ウォーリー木下S席8800円A席6800円(共に税込み)ネルケプランニングTEL:03・3715・5624(月~金曜11:00~18:00)広島、兵庫、大阪、宮城、東京凱旋公演あり。©古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会※『anan』2018年10月24日号より。写真・水野昭子スタイリスト・立山 功ヘア&メイク・狩野典子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年10月21日●ライバル役・岩田剛典には「敵わない」岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)と杉咲花が主演を務める、映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』が、10月5日に公開された。インテリアデザイン会社で働くつぐみ(杉咲)と、高校の先輩であり初恋の人・樹(岩田)の再会から始まるラブストーリーで、事故で車イス生活を送る樹と、ヒロインのつぐみが様々な困難を乗り越えていく。そんなつぐみに想いを寄せながら見守る同級生・是枝洋貴を演じるのが、俳優の須賀健太だ。子役として注目を浴び、デビュー20周年を迎える須賀が、本格恋愛映画で「支える恋」を見せる。スタッフからは「永遠の恋人未満」と言われてしまった、と苦笑する須賀に、インタビューした。○深さが物語の魅力――やわらかな雰囲気の方が多いのかな、と思ったのですが、撮影での印象はいかがでしたか?みなさんふわふわした優しい雰囲気で、自分はどちらかというと、そういうタイプではないので、見ててほっこりします(笑)。バラバラな撮影が多かったのですが、全体の雰囲気はW主演のお二人が作られていて、優しく話しやすい素敵な現場でした。――杉咲さん、岩田さんの印象をそれぞれぜひ教えてください。花ちゃんは別のドラマでも共演して、その時からすごく素敵なお芝居をされるなと思っていたし、女優さんとしてすごく好きなので、ご一緒できたのは嬉しかったです。是枝はつぐみのことが好きなので、そういった意味でも、一緒に演じやすかったと思います。岩田さんは、ライバル役ではあったんですが、「敵わないだろう」と思いました(笑)。現場でも、ストレスフリーな環境を作ろうとしている感じがすごくあって。それに、笑顔が素敵ですよね。初めてご一緒したんですけど、「一緒にお弁当食べよう」と話しかけてくださって、大きさを感じました。――須賀さんと杉咲さんが並んで話している時のかわいらしい感じも、合っていたのかな、と思いました。実年齢が近いし、同級生役だったので、つぐみが樹といる時とはまたちょっと違った、甘酸っぱさが出るようになれば、と思っていました。最初のシーンや、ご飯帰りのシーンなど、会話は結構アドリブが多かったのですが、花ちゃんが率先してたくさん言ってくれて、助かりました。――是枝に「もっといけばいいのに」とも思いながら観ていたのですが、須賀さんとしてはどんな気持ちでしたか?是枝はつぐみに幸せになって欲しくて、樹といることが彼女の幸せなら、それはそれでいいと思っていそうな感じがして。だから樹に対しては、「つぐみを傷つけるんじゃないか」と思ってから初めて「許せない」という気持ちを出すんですよね。少し客観的に見ているところもあり、ある種、究極の愛なのかな、と思いました。作品全体としても、映画的な"ラブ"もあるんだけど、障がいには、ずっと向き合っていかないといけない。2人だけじゃなくて、周りの環境もキレイなだけじゃなくなるということをすごく感じて、その深さが、物語の魅力にもなっていると思います。○Twitterが面白いと話題に――いろいろ活躍されている須賀さんですが、Twitterの投稿も面白いですよね。SNS、好きです! 元々は、ファンの方の反応を知りたい、距離が近くなりたいと思って始めたことでした。こういう時代なので、自分のことをより伝えるには、とても良いツールだなと思います。良いことだけじゃないですけど、僕にとっては、大きなものだと思います。――SNSを使いこなすコツはありますか?距離感かな、と思います。近くなりすぎず、遠くなりすぎず。僕は自分のことをすごく「普通の人間だ」「普通でありたい」と思っているので、一般的な感覚であるために重要なツールでもあります。自分の仕事以外の人たちがどういう日々を過ごしているのか、どんなことに興味を持っているのか、SNSから得る情報はすごく多いですし、たくさんの方に作品を見ていただきたいので、自分も情報を発信できるのが良いところだと思います。――かなり仕事にも役立っているんですね。実際に、須賀さんが演じる仕事の中で気をつけていることなどはありますか?年々、仕事に対しての思いやこだわりは強くなっているかもしれないです。演じる役にとって、譲れない部分も出てきますし。一方で、柔軟でないといけないとも思います。監督から言われても、曲げられない部分があったら言うようにしているし、逆に、頑なになりすぎて、監督が思うことを受け入れられなくても、役者として意味がない。選択することは、すごく大切にしています。●「視覚的な良さ」に気付いた経験○とことん報われない方がいい?――今回はどういうところを、役として大切にしていたのでしょうか?今回はとにかく、「純粋につぐみを想う」というところだけをしっかり出せれば、と思っていました。あとはビジュアル的な面で、原作の是枝に近づけたくて、髪色を合わせたり、ダイエットをしたりと、心がけていました。「原作を知らない方にも楽しんでいただけるように」とは思いますけど、やっぱりどちらも好きになっていただくのが一番理想的な形だと思うので、そのためのピースになればいいなと思っていました。――それは、須賀さんが「2.5Dアンバサダー」として活動されていることもあってのこだわりでもありますか?一つ、大きいですね。ここ数年で、「2.5D」(2.5次元)と呼ばれる舞台に出させていただくようになりました。それまではあまり意識したことってなかったけど、舞台となるとビジュアルがすごく大切で、ビジュアル一つで作品の見え方も変わっちゃうくらい。それが全てではないけど、視覚的に受け取ってもらえることの良さを実感しているので、映画になってもできる範囲で近づけたいと思います。今までは、姿が似ていなくても「お芝居で見せる」と思っていたけど、ビジュアルが大切だなということに、ここ何年かで気付かせていただきました。 凄く大きな意識の変化でした。――これまでの経験がかなり生かされてるんですね。一方で、先ほど「純粋につぐみを想う」とおっしゃってましたが、がっつり恋愛映画に出演されているのを見るのは珍しいのかな、と思いました。こういう役を演じるのもあまりない機会なので、勉強になったことも多かったですし、これから恋愛映画のオファーをいただいた時の糧になる、素晴らしい作品でした。――では、今後ガンガン恋愛映画も。出たいですが、今日スタッフさんに「永遠の恋人未満」と言われたので、多分、報われる役はないのかな(笑)。でもいっそ、そこを目指していきたいです。そういう人って、必要じゃないですか。だったら突き詰めて、とことん報われない方がいいかな、と思います。■須賀健太1994年10月19日生まれ、東京都出身。98年から子役として活動し、今年デビュー20周年となる。ドラマ『人にやさしく』(02)で注目を浴び、2006年には映画初主演作品『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』全シリーズ(05〜12)、『スイートプールサイド』(14)、『学校のカイダン』(15)など。新作に映画『凛』(18)がある。
2018年10月05日映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(10月5日公開)に出演する須賀健太の場面写真が26日、公開された。同作は講談社『Kiss』にて連載中の、有賀リエによる同名コミックを実写映画化。インテリアデザイン会社に就職した川奈つぐみ(杉咲)は、高校の先輩であり初恋の人・鮎川樹(岩田)と再会するが、樹は事故で車イスに乗る障がい者になっていた。2人は困難を乗り越え絆を深めていく。今回公開されたのは、つぐみに想いを寄せる是枝洋貴(須賀)の大人スーツ姿。高校の同窓会で久しぶりにつぐみと再会した是枝は、高校時代からつぐみに思いを寄せており、頑張りすぎるつぐみを陰ながら支えている。つぐみと2人きりで仲良く歩く姿、レストランで楽しそうに食事をする姿、病院の中で真剣な面持ちで樹とすれ違う姿など、切ない恋の様子が満載となっている。同作の企画・プロデュースを務めた井上竜太は、須賀について「是枝という役は、"めっちゃいい奴"であり、ヒロイン・つぐみに対し一途に思い続け、ずっと片思いをして見守っているという優しい男性。このキャラクター性を重視し、真っ先に須賀くんにオファーいたしました」と明かす。「今回は、社会人役ということで、スーツ姿は珍しかったのですが、凛々くてステキに演じていただきました」と称賛した。
2018年09月26日俳優の桐谷健太、女優の門脇麦が14日、東京・日比谷のミッドタウン日比谷 ステップ広場で行われたキリンビール「新!のどごし〈生〉号 全国出陣式」に出席した。キリンビール「新!のどごし〈生〉号 全国出陣式」に出席した門脇麦、桐谷健太(左から)キリンビールは、2005年の発売以来、高い人気を誇っている『キリン のどごし<生>〉をリニューアル。それに伴い、イメージキャラクターに桐谷健太と門脇麦を器用した新CMを6月19日より全国でオンエする。新CMは「工場で最高のキレ」編(6月15日~)、「店頭で最高のキレ! 門脇麦」編(6月25日~)、「店頭で最高のキレ! 桐谷健太」編(6月27日香~)の3バージョンだ。この日のイベントでは、新CMが披露され、同CMで着用した衣装で登場した桐谷と門脇。新CMについて桐谷が「あれはマジのリアクションですね。本当に飲んで『あっ~!』となったんです。もっと長くやりたかったんですけど、CMは数秒が決まっているので、短めにギュッとやりました。本当にのどごしが最高でキレがありましたよ。演技じゃないです!」と撮影で何度も飲んだ新商品を絶賛し、門脇は「私はシーン的に女の子の友だちとのどごしを開けて飲むシーンでした。まさに野外で夏ですから、『そういうのも良いな~』と思いながら撮影しました」と感想を語った。同商品はシリーズ最高のキレがアピールポイントでもあるが、それにちなんで「自身が上手くなったことは?」という質問に、門脇は「圧力鍋を最近購入しました。例えば豚の角煮は時間がある時にしか作りませんでしたが、圧力鍋だとあっという間に作れるんです。この前はスペアリブを煮込みました。のどごし〈生〉にピッタリですね」と圧力鍋を購入したことで料理にも幅が出来たようだ。キリンビールは、サッカー日本代表のオフィシャルスポンサー。その日本代表は6月19日に初戦のコロンビア戦を迎える。桐谷は「ワールドカップは日本全体も盛り上がりますから、楽しい気分にみんながなってくれたらうれしいですね」と勝利に期待し、門脇も「私も応援しています!」とエールを送った。
2018年06月14日表参道 ROCKETで「photo studio LOBJET」の名物カメラマン、中村健太が写真展「Ping. Ping.」 を6月15日から20日まで開催する。日常の中に潜む違和感を独特の世界観で表現し、イタリア版 『VOGUE』による2016年ベストフォト100や「PHOTO VOGUE」のフォトグラファーベスト30、JAPAN PHOTO AWARDに選出、またドイツやイギリス、フランス、イタリア、ポーランド、アメリカなどのメディアに特集を組まれるなど、国内外で活躍する気鋭のフォトグラファー中村健太。本展では、「Your story」「Mitsugetsu」「Allergy」「Offer- ings」と題したそれぞれ異なったコンセプトで撮りおろした写真作品約30点を展示&販売するほか、『Ping. Ping. ZINE』 (初版100部限定)や、Tシャツ、ステッカーなどを限定販売する。初日には、19:00〜21:00にオープニングパーティーも開催。ライターSatoru Teshimaと、オハイオ出身のエレクトロプロデューサーBob Willeyの2人によるエレクトロポップなインディー ズバンド「ELLEH(エルエー)」の演奏も披露される。「日常の中の違和感や鮮烈なイメージを切り取っている」という撮影スタイルで、面白くもどこか切ない、見る者の感情を揺り動かす作品を楽しんで。【イベント情報】中村健太 写真展「Ping. Ping.」会期:6月15日〜20日※会期中無休、6月17日〜20:00、6月20日〜18:00会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F
2018年05月24日ちょっとうさんくささ漂う(!?)この方の名は前野健太、シンガーソングライター。4年半ぶりのオリジナルアルバム『サクラ』は、大人の男の色香エキスたっぷりのロマンティックなアルバムだ。この夏、女子をメロメロにしそうな名曲が並ぶ。心にたまったものを書かないと具合が悪くなるんです。「前作を出してから、かなり自堕落な生活をしていたところ、映画に出ることになったり、舞台をやらせていただいたり、音楽以外の活動が続いたんです。そしてふと、あれ、オレは歌の人だよね、そろそろ作らないとね、ってメラメラと歌作りに燃えてきました。やるからには誰も聴いたことのない“ニュー歌謡曲”を作ろうと思っていました」アルバムは出していなくても、肌身離さず持っているノートには、心に浮かんだ言葉や、フレーズを書きためている。ノートをのぞかせてもらうと〈ふたりは臆病だったのかもしれない……〉など、グッとくる言葉がびっしりと。「書き留めた言葉が歌詞になったり、小説になったり。心の中にたまったものを書かないと具合が悪くなるんです(笑)。歌詞とメロディができたら、今回は新しい試みというか、最新の音楽をやっているクリエイターの方に、プロデュースをお願いし、僕の声がどうサウンドに響いていくかを大事にしながら作っていきました」1曲目の「山に囲まれても」はceroの荒内佑さんがプロデュース。センチメンタルで切ない心情を、前野さんに歌わせている。「できあがってみて驚いたのは、プロデューサー陣が、歌詞の生まれた景色を見事にサウンドで表現していること。山でカエルを見たのはオレなのに、なんでオレよりこの風景を知ってんの!って、僕より深く歌詞を読み取るすごさに驚きました」13の収録曲は昔から馴染んだ曲にも思えるし、初めて聴く音楽にも聞こえてくる。それに何といっても前野さんの声がいい。良すぎる!「まぁ相変わらず酒を飲んでは失敗し、気づいたら昔の家の前で寝てた、なんてことをしでかしてますが、その後ろめたさとかだらしなさも、歌に味を出すんですよ(笑)。割と重要ですね、そう信じています」まえの・けんた2007年、自己のレ-ベルより『ロマンスカー』でデビュー。一昨年みうらじゅん原作、安斎肇監督の『変態だ』に主演し、俳優としても注目の存在に。5/20のShibuya WWW Xを皮切りに5都市をツアー。6th Album『サクラ』¥2,500アルバムのキャッチコピーは“平成よ、ありがとう。愛があって、歌があった”。「嵐~星での暮らし~」など、平成最後の年を飾る新しい歌謡曲が13曲。(felicity)※『anan』2018年5月16日号より。写真・内田紘倫(The VOIVE)文・北條尚子(by anan編集部)
2018年05月13日俳優の石黒英雄(29)が1日、自身のブログを更新し、4月30日をもって所属事務所・プロダクション尾木を退所したことを発表した。石黒英雄石黒は「2018年4月30日をもちまして、プロダクション尾木を退所することになりました」と報告し、「これからの自分のやりたいことや方向性などを考えていこうと事務所と相談させて頂いてご理解頂き円満に退所するはこびとなりました」と説明。「尾木社長をはじめ、事務所の皆様、関係者の皆様には約14年間お世話になり、沢山の方と出会い、色んな経験をさせて頂きとても感謝しております」と感謝の思いをつづった。今後については「移籍先に関して、未だ決まっておりませんが、皆様に良いご報告が出来るよう頑張りたいと思います。SNSや芸名も変わらず継続させて頂くことになりました」とのこと。「これからも今と変わらずやっていきますし、新たな挑戦もしていきたいと思っております」と決意を新たにし、「今後ともどうぞ宜しくお願い致します」と呼びかけた。
2018年05月01日劇団プレステージの猪塚健太が、初の外部主演をつとめる『BLOODY POETRY(ブラディ・ポエトリー)』が2月8日(木)に開幕する。バックグラウンドの異なる俳優6名が、実在したイギリス詩人たちの青春と革命を描いた本作に挑んだ。unrato#1「BLOODY POETRY」チケット情報出演は、4月に映画『娼年』の公開を控える猪塚健太、故・蜷川幸雄の元で経験を積んできた内田健司、ドラマ『ウルトラマンオーブ』で圧倒的な存在感を発揮した青柳尊哉、小劇場で活躍する百花亜希、元宝塚歌劇団雪組男役の蓮城まこと、昨年アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」を卒業し本格的に女優活動を始めた前島亜美。全員、初共演である。本作は1984年にロンドンで初演されたのち、オフ・ブロードウェイなど英米各地で上演され続けている。演出家の大河内直子が英国王立演劇学校在学中にこの作品に惚れ込み、今回、日本初演となる。詩人シェリー役の猪塚は共演者について「みんなこれまで積み重ねてきた経験が違うから、慣れた仲間たちとでは手に入れられないものがたくさんある現場。違うからこそ生まれる悩みや深みがあり、それが作品のいい味になっています」と座組みの魅力を語る。シェリーと焼けるような友情を育む詩人バイロンを演じる内田は、「シェリー(猪塚)との関係がこの作品のキモ。初めましてだったけれど、猪塚さんの清潔感とかおおらかさをすぐに好きになった。相手が猪塚さんだったからこそすんなりと役に入り、生き生きとやれるなという安心感があります」と笑顔を見せた。そのふたりの友情を少し離れた位置で見守り、羨望に胸を焦がすポリドーリを演じる青柳。「この作品に出てくる人たちは、苦しみながらも、生きようとしている。自分の足で立って戦う強さをぜひ感じて欲しい」。会話中には登場人物たちの実在の詩も多く引用される。そう聞くと一見難しそうだが、内田は「本当に優れた面白い台本です」と断言。猪塚も「当時のイギリスの詩人たちは頭が良くて、会話の質が高く、真剣に哲学の議論をしたりする。けれどもそれは僕らが演劇について仲間と熱く話すのと同じ。人間関係はシンプルで人間臭くて、夢を語ったり、寂しさを埋め合ったりしている」。青柳は「舞台上に広がる人間関係は、『ああ、こういうこともあるよなあ』と誰もが共感できる光景」と頷いた。日本初演ということもあり、稽古場では翻訳家と演出家が、セリフをより届くものにするため俳優たちと試行錯誤していく。言葉を武器に、世界を変えようとした若き詩人たち。彼らが心に抱いたイメージを表現するような舞台美術も見所だ。猪塚ら3人は彼らの姿に自分自身を重ね合わせる。「当時の詩人たちが想像をふくらませて詩で訴えかけている様子は、今僕たちが演劇で伝えようとしていることと似ています。世間から弾かれても一生懸命に生きた若者たちの青春群像劇です」。公演は2月8日(木)から18日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。取材・文:河野桃子
2018年02月05日俳優・石黒英雄(29)が10日、オフィシャルブログを更新し、俳優・木村拓哉(45)を絶賛した。石黒英雄石黒は木村主演のテレビ朝日系ドラマ『BG ~身辺警護人~』(1月18日スタート毎週木曜21:00~)の第2話(1月25日放送)に出演することを報告。「現場ではクタクタでヘトヘトでした笑」と撮影を振り返った。現場では、「連日連夜の撮影にも関わらず、一切疲れた素ぶりもなく木村さんは常に、僕だけじゃなくキャスト、スタッフの皆様に対しての紳士的な気遣い」「現場での立ち振る舞い、主役としての姿勢に感銘を受けました。とても勉強になります」と木村の立ち振る舞いが印象深かった様子。「全力で楽しんでます!残り僅かの撮影も頑張ります」と意気込みを伝えた。また、ツイッターでもドラマ出演を告知し、「木村拓哉さんとの共演は、とても刺激的でした」「お互い全力で向き合うあの空間が堪らなかったです。そして、現場への姿勢に感銘を受けました。木村さんありがとうございます!!」と感謝の言葉をつづっている。
2018年01月13日俳優の石黒英雄(28)が8日、自身のブログを更新。歌舞伎俳優の中村勘九郎(36)と『ウルトラマンオーブ』の"オーブポーズ"をした写真を公開し、話題を呼んでいる。「ごめんなさい。。」と題して更新されたブログで、「吉例顔見世興行 勘九郎さんが舞台上で、僕の為にオーブポーズして下さったのに、気付かなかった、自分。本当にごめんなさい、勘九郎さん」と京都の歳末の風物詩『吉例顔見世興行』を見に行った時の裏話を披露し、楽屋でのオフショットを公開。さらに、2人で石黒が主演を務める『ウルトラマンオーブ』の"オーブポーズ"ショットも披露。「勘九郎さんいつもありがとうございます」とつづった。ファンから「勘九郎さん、イイ人そう」「お二方、楽しそうでいいな」「スッゴい楽しそう」「私も、ポーズやってみます」「仲良しさんッ可愛いッ!」「勘九郎さん…お茶目な方ですね」「今度写真撮るときオーブポーズやってみます笑」「優しくてユーモアある方ですね英雄くん私服かっこいい」などとコメントが寄せられている。
2017年12月08日俳優の菅田将暉と桐谷健太が30日、都内で行われたW主演の映画『火花』の大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。同作は又吉の芥川賞受賞作で、単行本の部数は253万部を突破。お笑い芸人で映画監督の板尾創路がメガホンをとり、芽の出ないお笑い芸人・スパークスの徳永(菅田)は、先輩芸人・あほんだらの神谷(桐谷)に魅了され、「弟子にしてください」と申し出る。木村文乃が神谷の恋人でヒロインの真樹を演じる。観客から感想と質問を募ると、「主題歌を歌ってもらえることってできますか?」と、2人で歌う主題歌「浅草キッド」の生歌唱という無茶振りが。即歌い始める桐谷に「早い早い!!」とつっこむ菅田だったが、司会から「せっかくなら全部……」とリクエストされ、「なんかあるんですか? 音源とか、歌詞カードとか」とやる気を見せた。音源と歌詞を準備している間に他の質問を募ると、6歳の幼児が「感想はなんですか?」と意外な質問を発した。会場からも「かわいい」と笑いが漏れていたが、菅田が「いや、これすごい深いですよ。『感想ってなんですか?』という」と別の方向に話の舵取りを行うと、桐谷も「感じると想うって、本来バラバラなはずじゃん、みたいな!?」と驚く。最終的には幼児に「歌って?」と催促されていた。準備が整うと、歌詞カードを見ないで歌おうとする桐谷に、菅田は「俺は見る!」と力強く宣言。菅田が歌詞カードをくわえて、ペットボトルの水を開けようとする姿に歓声が上がると、桐谷は対抗してポーズを決めて水を飲んでいた。また発声練習を始めた桐谷が、司会から「行っちゃっていいですか?」と言われ「海の声?」とぼけると、すかさず菅田が「海の〜」と歌い始め、2人で「海の声」を歌う一幕もあった。その後仕切り直した2人は、「浅草キッド」を熱唱。歌唱中には桐谷がエアギターからのエアチューニングを行い、菅田が「今直してるんですか!?」とつっこむ余裕も見せたが、最終的には2人で肩を組み、熱いハグを交わした。桐谷は「レコーディングで2人で向き合って歌った以来」としみじみ。「途中でギターのチューニングを直すというハプニングもありましたけど」とボケていたが、会場は2人の生歌唱の余韻に浸り、熱い拍手に包まれていた。
2017年11月30日菅田将暉と桐谷健太、映画『火花』に主演する2人の人気俳優が、11月22日(水)今夜放送の「TOKIOカケル」にゲスト出演。おなじみのトークのほか、より“大阪の心”を持っているのは菅田さんと桐谷さんのどっちか?“大阪男子”である2人の対決も見ものだ。本番組は「TOKIO」城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の5人が毎回ゲストを迎え、さまざまなゲームやトークを展開。今回、菅田さんと桐谷さんを迎えて行うのは人気の「生まれて初めて聞かれました」。これは「TOKIO」の5人が事前に考えたゲストがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入し、ゲストはそれらのカードを1枚ずつ引き、そこに書かれた質問に答えていくというもの。ゲームやフリートークから見えてくるゲストの新たな一面も見どころだ。さらに今回は菅田さんも桐谷さんも大阪で生まれ育った“大阪男子”ということで、大阪男子に必要な能力をもつのはどちらかを競う「火花を散らせ!大阪男子対決!!」もお届け。より“大阪の心”を持つのは菅田と桐谷のどっちなのか、対決の行方もお楽しみに。そんな菅田さんと桐谷さんが出演している映画『火花』は11月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開。原作は「ピース」又吉直樹による大ベストセラーとなった芥川賞受賞作。同作を監督に又吉さん同様芸人でもある板尾創路を迎えて映画化。若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田さん)が、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷さん)と出会い、神谷の常識の枠からはみ出た漫才に魅了された徳永は神谷に弟子入りを申し出る。神谷はそれを了承して「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。その後、徳永は拠点を大阪から東京に移した神谷と再会し、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るようになるが、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める――という物語が展開。菅田さんと桐谷さんの“大阪男子”対決も楽しみな「TOKIOカケル」は11月22日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月22日俳優の桐谷健太が21日、神奈川・横浜の日本KFCホールディングス本社で行われた「2017 KFCクリスマスキャンペーン新CM発表会」に出席した。ケンタッキー・フライド・チキン(以下KFC)は、12月23日から25日まで全国のKFC店舗で開催するクリスマスキャンペーンに合わせ、11月22日から新CM「最高のクリスマス(迎えにいこう)」編を全国で放映スタート。新CMでは、竹内まりあの「すてきなホリデイ」をバックに、昨年からイメージキャラクターを務めている桐谷健太がクリスマスを待ちきれなくなった家族のためにKFCの店舗まで走るお父さんとなり、一家団らんで迎える最高のクリスマスを描く。昨年に続いて同社のクリスマスCMに出演した桐谷は「撮影は9月ぐらいでした。イルミネーションと雪の演出で、クリスマスが近づいている感じがしてワクワクしましたね」と振り返り、「セーターがものすごく暑かったです」とエピソードを。とはいえ、出来については「素敵に仕上がったのでうれしいですよ」と笑顔を見せて、「僕もこんなにも爽やかなCMに出られるようになったんだと感慨深いですね」と満足げだった。発表会中には、世界でたった2人しかいないというオリジナルチキンマイスターの笠原一樹さんがカーネル・サンダースに扮して登場。その笠原さんがこの日作ったというチキンを食した桐谷は「いつも美味しいですけど、今日はカーネルさんが作ってくれたということで格段と美味しいですね」と舌鼓を打ち、「僕は季節的に夏が好きなんですが、冬もクリスマスがあるからワクワクします。こうやって今年もケンタクロース大使に任命していただいて本当に嬉しく思います。今年もクリスマスの食卓で皆さんが笑顔になって幸せになっていただくように頑張りますし、楽しい冬になることを祈っています」とアピールしていた。
2017年11月21日テレビで見ない日はない、超売れっ子の俳優・桐谷健太さん。老若男女問わず誰からも愛されるそのワケをご本人に聞いてみました。ただ、一緒にいたいからいる――。ストレートな気持ちが大物の心を動かす。映画『ビジランテ』で3兄弟を演じた大森南朋さんや鈴木浩介さんとは、飲み会をする仲。「3人一緒にダラダラ、よう笑いながら飲んでますね。浩介くんを僕がイジって、浩介くんが『先輩だぞ!』って返すのを、南朋さんが笑って見てるという構図です。浩介くんは先輩なのに、いい意味で気を遣わずおられるんですよ」先輩たちから愛されるのは、“名もない若手時代”から。「初映画で共演した西田敏行さんに、ご飯に連れていってもらってすごく嬉しかったなあ。人生の先輩からいろんな話を聞くのが大好き。今、世の中がキッチリしすぎてる分、ちょっとくらいハメ外してもいいんだよって、言葉ではなく存在や生き方でもって教えられると、カッコいいなあと思いますね」これだけ大物に愛されていてもその自覚はなし。「単純に、好きだから一緒にいたい。その一心ですね。僕も、一緒にいて気持ちのいい人になりたいですし、人からどう見られるかよりも、いかに気持ちよく生きられるかを考えるようになりました」打算なき愛され力と確かな演技力で、どの現場でも高評価を受け、好感度が肝なCMでも大人気。多忙な日々が続いても、大事にしているのが、自然と対峙する旅。「ジャングルや秘境に行くと、死を意識するような極限状態に丸裸で放り込まれるんです。そこでは、お金を持っているとか、ええ車に乗ってるとか、何の役にも立たない。生きられるように祈るしかない時に、冷静さを失わず、ちゃんと感じて、動けて、周りの人を思いやれるのが、ほんとうに頼りになる大人じゃないかな」きりたに・けんた1980年、大阪府生まれ。ドラマ『ROOKIES』で知名度を高め、’11年にはエランドール賞を受賞。’15年、’16年度のCM好感度ランキング男性部門で1位を獲得。現在、『WOWOW 連続ドラマW東野圭吾「片想い」』に出演中。ニット¥43,000パンツ¥46,000(共にロバート ゲラー/ヴィア バス ストップ ミュージアム TEL:03・5459・1567)シャツ¥36,000(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)※『anan』2017年11月15日号より。写真・網中健太スタイリスト・岡井雄介ヘア&メイク・池上 豪取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2017年11月12日(撮影:轟友貴) 今年、韓国で社会現象を巻き起こしたMnetのサバイバル番組『PRODUCE101 シーズン2』に唯一の日本人として出演した練習生のTakada Kenta(高田健太・22)が18日、番組終了後はじめて来日し、都内で会見を行った。 高田は、K-POPアイドルに憧れ’15年に渡韓。その後、デビューを目指し練習を重ねてきた。そして、今年4月から6月にかけて放送されたMnet『PRODUCE101 シーズン2』にただ1人の日本人練習生として出演していた。 同番組は、101人の練習生たちが数々のミッションを通してデビューを目指すというもの。視聴者の投票によって選ばれた上位11名は8月7日に「WANNA ONE(ワナワン)」としてデビューを果たしている。同グループにはNU’ESTのメンバー・ミンヒョンが所属していることでも大きな話題を呼んでいる。 高田は最終順位24位と惜しくもデビューの座を逃したが、番組が終了するやいなや、多くの韓国メディアから取材依頼が殺到し、ウェブの生放送番組や韓国のファッション誌にも登場。正式デビュー前にもかかわらず、瞬く間にライジングスターとして熱い注目を浴びている。 高田は最終順位24位と惜しくもデビューの座を逃したが、番組が終了するやいなや、多くの韓国メディアから取材依頼が殺到し、ウェブの生放送番組や韓国のファッション誌にも登場。正式デビュー前にもかかわらず、瞬く間にライジングスターとして熱い注目を浴びている。 高田はこの日、都内で行われたトークショーにサプライズゲストとして登場。イベント終了後に日本の報道陣向けに囲み取材を行った。 視聴者投票で勝ち抜いたWANNA ONEのデビューについて聞かれると「ライバルだったけれど、お互いを応援する気持ちが大きい。僕がうれしかったです」と心境を語った。 つづけて「1位のカン・ダニエルはいたずら好き。リーダー気質もあるし、盛り上げてくれる存在でした。(2位)のパク・ジフンはチュッパチャップスが大好きで、現場に2箱持ってきて周囲に配っていました。助かりました(笑)」と番組秘話を明かした。 もともとK-POPの大ファンで、日本にいた頃はK-POPのカバーダンスグループで活動していたこともある高田だが「僕のオタク時代の写真や動画を(他人に)見られたときが色々な意味でくすぐったいです(笑)。(共演した)メンバーたちも見せてくる」と恥ずかしそうにコメントし、笑いを誘った。 日本でも女子中高生から高い支持を集めているTWICEにも日本人メンバーが3人所属しているように、高田がK-POPアイドルとして日韓の架け橋になる日も遠くなさそうだ。
2017年08月18日菅田将暉と桐谷健太という「三太郎」CMの“鬼ちゃん”“浦ちゃん”コンビで、又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化する『火花』。このほど、理想と現実の狭間で葛藤する彼らや、ヒロインの木村文乃らとの関係性も映し出した予告編と新ポスタービジュアルが公開された。お笑いコンビ「ピース」又吉さんの原作小説を、お笑い芸人であり、俳優・映画監督でもある板尾創路が映画化した本作。漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永を、『帝一の國』や『銀魂』の大ヒットも記憶に新しい若手No.1俳優・菅田さん、強い信念を持ち徳永の師となる先輩芸人・神谷を、映画・TVなどで大活躍を見せる桐谷さんが演じることでも話題沸騰。ヒロイン・真樹には、主演作「伊藤くん A to E」など話題作が続く木村さん。さらに、徳永と漫才コンビ「スパークス」を組む山下役には川谷修士(「2丁拳銃」)、神谷と漫才コンビ「あほんだら」を組む大林役には三浦誠己といった個性あふれる2人がキャスティングされ、本格的な漫才シーンも見どころとなる。今回公開された90秒の予告は、徳永(菅田さん)と神谷(桐谷さん)による、クスりと笑えるボケ&ツッコミの応酬からスタート。夢に向かって眩しいぐらいに全力で生きている2人の仲睦まじい姿を映し出す一方、やがて、2人が漫才に対する意識のズレを感じはじめ、理想と現実の狭間で葛藤するシーンも収められ、まさに“映画”のテーマを凝縮。お笑い芸人である板尾監督の視点から描かれる、徳永と神谷の人物像に期待が高まる映像に仕上がった。また、木村さん演じる真樹を交えた3ショットや、それぞれのコンビの場面カットが追加されたポスタービジュアルも、“夢”に向かって全力で生きる2人の10年間を想像させるものとなっている。『火花』は11月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月16日地方都市の住む不良少年という役は、ここ1~2年ほどで須賀健太が演じてきた役の中で「おとなしめ」と言えるかもしれない。狂気に満ちた快楽殺人者(『シマウマ』)に、殺人を繰り返しながら逃避行を続ける中国人(『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』)にヤクザの舎弟のチンピラ(『ダブルミンツ』)。舞台に目を向ければ、輝く青春をバレーに懸ける高校生を演じ、壇上で思わず号泣している(ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」)。確かにこれらの(ベクトルはともかく)激しい役柄と比べれば、映画『獣道』で演じた、自分の居場所を探しながら仲間や想いを寄せるヒロインと過ごし、少しだけ道を外れていく不良少年・亮太はごくごく控えめである。いや、だからこそ、難しい。個性的な登場人物たちの中で、極端に振り切ることなく、“普通”から離れ過ぎず、しかし、存在感を示す。そんな高度な演技が要求される作品だった。とある地方都市を舞台に、世間から隔絶された少女期を送ったために周囲になじめずにいるヒロイン・愛衣(あい/伊藤沙莉)が自分の居場所を求めて突き進むさまを描き出す本作。メガホンを取ったのは先日、公開を迎えた『ダブルミンツ』でもタッグを組んだ内田英治監督。「ちょうどお話をいただいた時期に、内田監督の『下衆の愛』を観てて、すごく面白かったので、その監督の作品に出られるのが嬉しかったし、台本も刺激的で、どう映像化するのか?とワクワクしました」とふり返る。須賀さんが演じたのは、愛衣の同級生で、彼女に想いを寄せ続ける亮太。彼もまた世間に溶け込むことを拒否し、成り行きから半グレの仲間たちと行動を共にするが、かといってほかの連中と比べて、過激でもなければ、常識的な側面を持った男である。「脚本を読んで、観客の目線に一番近い存在でありたいなと思いました。周囲がみんな濃すぎるから(笑)、無個性であまり主張し過ぎないのが逆に個性になるんじゃないかと。演じる上でまず大事にしたのは『愛衣のことが好き』ということ。愛衣中心で物語が進むけど、決して亮太は常に一緒にいるわけじゃない。しばらく間が空いて、会うたびに愛衣が大きく変わっていくのを見届けるのが亮太なんです。そして、もうひとつが『この街を出なくちゃ』と徐々に思い始めていくということ。愛衣や仲間たちと過ごす中で『ここにいちゃマズいんだ』と感じ始める。その心の動きを大事に表現できればと思いました」。愛衣がヤンキー一家やサラリーマン家庭など、居場所を転々とするたびに、ビジュアルもガラリと変わっていくのに対して、亮太は変わらない。不良ではありつつも、黒髪のパッと見、普通の青年のまま、しかし、周囲や彼が直面する現実は変化していく。「最初はね、ビジュアルもちょっとずつ変えようかって話もあったんです。髪を染めたり、ファッションも変えたり。でも、監督が『そのまま行こう』って。実際、やってみたら、それがかえって良かったのかなと思います。亮太はいろんな人と会う中で、吸収し、自分の中に経験を蓄積していくけど、基本的にはそこに溶け込むというよりも、変わらずに一本、筋が通っている。めまぐるしい物語の中で、一貫性を持った存在という意味でも、よかったと思います」。演じる上でも、亮太が生きてきた過程を継続的に考えるというよりも、シーンごとにその場の状況を生きることを意識したという。「そもそも内田監督自身、その場で面白いことを思いついて、すぐに反映させてみるというスタイルで“その場”の瞬発力を大事にされる監督なんですよね。だから描かれない部分――亮太のバックグラウンドや、愛衣に会っていない期間に何をしていたのか?といった部分も、監督はあえて考えるのをやめたそうです。それなら僕も、そこについて考えずに、断片的にしか描かれないその場の感じに乗っかればいいかなって。ちょっとだけ周りとずれて、何となく異質な存在として浮いてしまう、そういう感じを出せればいいなと思いました」。須賀さん自身は東京生まれで、子どもの頃から芸能界でプロとして活躍しており、そういう意味で、地方都市でモヤモヤした思いを抱えて、それでも非常に狭い半径の人間関係の中で生きていく若者というのは当てはまらない。内田監督は、須賀さんの10代の頃の代表作である『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズも観ていないそうだが、なぜこの亮太役に須賀さんを選んだのだろう?「そこが不思議で、いまだに僕もわかんないんですよ。『不良っぽさはないしね』って言われて、じゃあなんでだよ!って(笑)。ただ、一緒に取材を受けたりして、お話しする中で、技術的な面や瞬発力といった部分で、ありがたいことに僕を非常に買ってくださっているんだなというのは感じました。現場では『試されている』感は常にあって、怖さもありました。実際、完成した映画を観ると、最初の予定とは全然違うところで別のシーンの映像が使われていたりするんです。いい意味で監督が作品を組み立てる“素材”を集める現場にいられたんだなという気がしています」。では起用の理由はわからないながらも、愛衣や亮太が抱える孤独や自分のあるべき場所、本当の自分を探す心情に共感は?「そういう不安感は、誰しも持っているものなのかな…。自分が置かれている状況、周りの人間との関係。すべてがずっと続くかというとそうじゃない。その不安だったり、このままでいいのか?いま、自分が目指している方向に正解はあるのか?そんなモヤモヤを抱えつつ、でも誰にそれをぶつけられるわけでもない。そんな思いは現代を生きる誰もが持っているのかなと思います」。須賀さん自身、先述の『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズをはじめ、子どもの頃から芸能界の第一線で活躍してきた。周囲からすれば、華やかで順風満帆のキャリアだが、一方で“名子役”という枕詞が常について回り、そのイメージがなかなか更新されずに苦しんだこともあったという。「いまはだいぶ、客観視できるようになりましたね。一時は、いつまで“子役”ってくくりで言われ続けるんだ?という苛立ちもありました。高校生になっても、言われるのは過去の作品のことばかりで『なんでこの人たちはいまの僕を見てくれないんだ?』と思っていました。でも、やはり僕の中にいま根付いてるものは、子役の頃に培われたものがすごく大きい。いまは感謝しているし、やれててよかったと思えます。そういう風に思えるってことは、自分の中でひとつ区切りがついたということなのかな」。周囲の思いとは別に、自分自身でもう“子役”ではないという思いを抱いたり、「この世界でずっと俳優として生きていく」と決意したのは?「子どもの頃は、習い事に近い感覚で、現場に遊びに行く感覚だったんですよ。大人たちが真剣に作品を作ってるのを見るのが楽しかったんです。ただ、日本アカデミー賞の新人俳優賞(2006年/『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』)をいただいたときに、自分に見えている世界以上の多くの人が僕のことを知っていて、作品を観ているんだってわかり始めて…。その経験が大きかったですね。そこで自分がしていることの大きさ、責任感を再確認して、そこからは、この世界でこの仕事をして生きていきたいって思うようになりましたね」。そして、これまでのイメージを覆すような近年の激しい役柄に関しては、こんな思いも…。「やはりイメージが先行するのは、役者にとってはあまりいいこととは言えないし、それを払拭するにはいろんな作品をやり続けていくしかない。そもそも、人をびっくりさせたいっていう感覚が強いんです。だから『ハイキュー!!』の舞台を観た人が、映画館に来て僕を観て、度肝を抜かれるっていうのが理想だし、映画で僕を知って、舞台を観に行ったら『こんなまぶしい青春やってんのか!』と驚いてほしい!」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:獣道 2017年7月15日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) third window films
2017年07月13日