「特優賃」(とくゆうちん)という賃貸物件を知っていますか?この記事では、特定優良賃貸住宅(以下、特優賃)について、その概要やメリット・デメリット、そもそも誰でも入居できる住宅なのかなどについて解説していきます。「特優賃」ってどんな住宅?特優賃とは、国や県、市などの補助を用いて建設したファミリー層向けの賃貸住宅のことです。一般的な通常の賃貸住宅であれば、家主(オーナー)が自分自身の資金を使って住宅を建設して、入居者に貸し出しますので、申し込みに当たって条件などはなく、家主(オーナー)の入居審査があるだけになっています。一方で、特優賃の場合には土地の所有者(オーナー)が国や県または市から補助を得ており、ある意味で公的な側面もありますので、入居する世帯の収入や入居条件などが予め決められている点が最大のポイントとなっています。また、特優賃の場合、国や県、市からの家賃補助がありますので、一般の賃貸住宅と比べると同じような条件であれば、賃料が比較的安く借りることができるメリットがあります。どのくらい安くなるのかは、入居する人の年収などによっても賃料が変わってしまうので、一概には言えませんが、目安としては一般的な賃貸住宅の賃料が10万円程度の賃貸住宅であれば、特優賃の場合は6万円〜8万円程度となり、とてもお得に入居することができます。ただし、この目安は、各自治体によって収入基準や入居条件等が異なっていますので、ご自身のお住まいの各自治体の特優賃制度をチェックしてみましょう。「特優賃」の家賃補助以外のメリットとは?メリット1:礼金・仲介手数料が不要特優賃のメリットは一般の賃貸住宅よりも賃料が少ないだけではありません。それに加えて、礼金・仲介手数料も不要となっているのです。元々、この特優賃の制度は「借りる際の負担を軽くする」という趣旨から作られた制度ですので、礼金や仲介手数料の負担がないのです。ただし、「敷金」については特優賃の場合、必要になっていますので注意しましょう。メリット2:更新料も不要一般的な賃貸住宅の場合には2年に1度の更新料が必要なケースが一般的です。しかもこの更新料は、家賃の1ヶ月分となっているケースが多いため、とても大きな負担となってしまっています。しかし、特優賃の場合にはこの更新料も不要となっていますので、費用的に非常にメリットが大きいと言えます。メリット3:管理も安心また、特優賃のマンションの場合には、マンションそのものに国や県、市などの補助が入っているため、マンションそのものの管理も厳格に基準が定められています。そのため、しっかりとした会社が建物メンテナンスや管理を行っていますので、安定して住むことができます。一方で一般の賃貸住宅の場合には、管理がしっかりとしているマンションもありますが、管理会社が入っておらずオーナーが管理しているような物件もあります。そのような物件の場合には、あまりしっかりと管理されていないケースもありますので、特優賃のマンションは安心・快適に住むことができます。メリット4:住宅の質が高い「優良」と名前に付いているように、法律で定められた基準を満たす質の高い住宅が該当します。自治体によって基準は異なりますが、「専有面積50〜125平方メートル」「バリアフリー・オートロック」「収納スペースの面積が専有面積の9%以上」「耐火、または準耐火構造」など、機能面も優れた住みやすい住宅が多いといえます。「特優賃」のデメリットとは?デメリット1:物件数が少ない特優賃の物件の場合、一般の賃貸住宅と比べて非常に数が少ない事が最大のデメリットとなります。探すエリアによっても異なりますが、自分の探したいエリアで特優賃の物件を探すと数件程度しか候補が無いこともあります。また、空きが少ない事もありますので、完全に自分の希望に合致した物件を探すことは難しくなってしまいます。どうしても、譲れない物件の条件があるのであれば、一般の賃貸住宅で探した方が効率的に探せるでしょう。ただ、コスト的なメリットを重視して、特優賃の物件を探すのであれば物件の間取りやエリアなど条件はあまりこだわらないようにしましょう。デメリット2:駅前などの賃貸物件を紹介してくれる店舗では扱いが少ないまた、駅前などにある賃貸物件を紹介してくれる店舗では、特優賃の物件を扱っていないケースもありますので、注意が必要です。特優賃の物件を探す際には、各自治体にある「住宅供給公社」のサイトなどを調べて探すようにしましょう。「特優賃」の物件は誰でも住めるのか?特優賃の物件は誰でも住めるものではなく、入居するためには所得の条件があります。具体的な金額については、各自治体によって異なりますが、所得が高すぎる場合には、特優賃の物件に入居することができません。また、所得が規定の基準に合致していたとしても、特優賃の物件の入居には審査がありますので、その審査に通過する必要があります。
2018年01月18日俳優の神木隆之介が、江崎グリコの大粒チョコ「HOBAL(ホーバル)」イメージキャラクターに起用されたことが16日、わかった。新CM「切っちゃダメ」編は、17日から全国でOAされる。またTVCMと連動したWEB動画「どっぷりチョコレートコース」編、「どっぷりバブルバスコース編、「どっぷり焚き火コース」編(各60秒)は16日からYouTube グリコ公式チャンネルで公開される。CMでは、ウェイターに扮した神木が、「HOBAL」をナイフとフォークで切ろうとする女性を「あぁ!切っちゃダメ!」と止めに入り、「ほおばる時は一口で」と助言。神木のアドバイス通り一口で食べた女性は、チョコのソースと甘みを堪能し、至福の表情を浮かべる。またWEB動画は、ヘッドフォンを使って再生すると、その場に居合わせたかのような臨場感を再現する「バイノーラル録音」という手法を採用。「どっぷりチョコレートコース」編では、CMに登場する女性と同じ視点から、神木の声と表情を感じることができる。「どっぷり焚火コース」編は炎をまった り見つめながら、「バブルバスコース」編は泡に包まれながらリアルな音の世界と「HOBAL」を楽しめる映像となっている。撮影ではカメラの周囲に特殊な頭型のマイクが配置され、 神木はカメラを女性に見立てて正面から背中側に回り込んだり、耳元まで顔を近付けて囁いたりしながら、60秒間の独り芝居に挑んだ。60秒で収めなければいけないため、ミスをすると最初からやり直しになってしまうが、抜群の集中力を発揮する神木に、監督も「素晴らしい!」と絶賛。OKテイクはジャスト60秒となり、周りのスタッフから大きな拍手が沸き起こった。また神木もモニター前でバイノーラル録音収録のテスト映像をチェック。ヘッドフォンで再生した神木は 「面白い! 映画館で見ているみたいですね!」と実際に自ら体験していた。
2018年01月16日今年も開催される、アミューズ所属の若手俳優たちによるファン感謝イベント「ハンサムフィルムフェスティバル」。去年は神木隆之介さんとともに寸劇「君の名は。」を披露、話題をさらった吉沢亮さんが、今年のイベントについて語ります。去年のハンサムライブは、ネット配信があったり、過去最大規模の会場で追加公演もやれたりして、これまでで一番多くの人に観てもらえましたし、自分としても、すごく激しいダンスを踊らせてもらったりして充実感もあって、すごくいい形で終われた感じがしているんです。そんななかでも、神木とやった『君の名は。』は楽しかった。あの場に出たら、普段の自分とは違うよくわからないテンションになって、何でもいいやってくらい楽しくてふざけてしまって。おかげで、普段言ったこともない「バイブス」なんて言葉を連発しちゃいました(笑)。でも、このイベントを毎年待ち望んでくださっている方々がいるという事実、実際にステージに出た時のすごい熱狂は、僕の気持ちをそれくらい盛り上げてくれるんですよね。じつは僕、出演し始めた頃は、神木も含めて、他のハンサムメンバーとそんなに仲が良くなかったんです。同じ事務所に所属していても、俳優同士だとあまり顔を合わせる機会もなく、言ってみれば、年に一度、ここで会うだけ。当時はものすごい人見知りだったし、先輩後輩みたいなものも苦手で、皆と距離を置いていたと思います。意識が大きく変わったのは去年。自分より下の新人ハンサムがたくさん入ってきた時、打ち解けない先輩がいたらやりづらいだろうなと思って、これまでにないくらい、いろんな人と話したし、稽古終わりに皆で食事にも行ったりして。神木とも、その頃から仲良くなりました。去年のいま頃は、ふたりで取材を受けてもぎこちなかったけど、いまはめちゃくちゃ楽しくて、自分でもすごく変わったなと思っています。今回は僕と神木が最年長。ふたりともリーダーシップを発揮するタイプでもないので、後輩たちがやりやすいような雰囲気作りくらいはしなきゃと思っています。今年は映像を披露することになります。普段、他のメンバーの芝居する姿を見る機会がそんなにないだけに、結構楽しみにしているんです。それに、お目当てがあって来てくれたファンの方たちが、他のメンバーの芝居を観て、そっちのファンにもなってくれるかもしれない。そうやって輪が広がっていくのっていいですよね。最上級生となった僕らは、後輩の魅力を少しでも伝えられる役割を担えたらと思っています。よしざわ・りょう1994年2月1日生まれ、東京都出身。近作に、舞台『百鬼オペラ 羅生門』、映画『斉木楠雄のΨ難』、ドラマ『恋する香港』など。‘18年には『リバーズ・エッジ』『悪と仮面のルール』『ママレード・ボーイ』など出演映画の公開が相次ぐ。カットソー¥8,000(UNITED ARROWSTEL:03・3562・7798)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月20日号より。写真・中野修也(TRON)スタイリスト・野友健二(um)ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)取材、文・望月リサ
2017年12月16日浅野忠信と神木隆之介がバディ役で初共演する新木曜劇場「刑事ゆがみ」が10月12日から放送開始となった。第1話を見た視聴者からは浅野さん、神木さんの演技を絶賛する声をはじめ、杉咲花ら豪華なゲスト出演者の顔ぶれに対する驚きなど様々な声が上がっている。本作は「ビッグコミックオリジナル」連載中の井浦秀夫による同名コミックを原作に、浅野さんが先入観ゼロで人の心の奥底に潜む闇を鋭く観察し、真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当を、神木さんが成績優秀で真面目、強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫を演じてW主演。この凸凹バディが、様々な事件を解決していく物語が展開。『ピーチガール』の山本美月をはじめ、稲森いずみ、仁科貴、橋本淳らが共演。第1話は痴漢えん罪がテーマ。歩道橋から転落して死亡した女子大生・マイの死体を見て、事故ではなく事件だと考えた弓神が羽生を巻き込んで勝手に捜査を開始。マイは友人と痴漢から金を巻き上げており、そのことでネットで誹謗中傷を受け、さらに自宅に落書きまでされていた。捜査の過程で羽生は中学時代の同級生・望と再会、駅員として働く望の協力で捜査を進めていくが…。放送が開始されるとSNS上には「ダンディすぎやしませんか…」「浅野忠信ゲキシブだね」など浅野さんの魅力に反応するツイートと同時に「何でもお見通しの弓神、掴みどころの無さがイイ。」「イカれた役が本当にはまる」「忠信全部アドリブに見える」といった演技力を絶賛するコメントが多数投稿されていた。バディ役で共演する神木さんに対しても「神木くんも刑事役を演じるようなお年になったのね」「「学生」じゃなくて「大人」の役を演じてる神木くんが新鮮」「スーツ神木かっけえええええ」など“大人の男”に成長した姿への“感慨の声”がタイムラインに溢れかえった。また今回のゲストである杉咲さんと神木さんはこの夏公開された『メアリと魔女の花』でも共演しており、「メアリとペーターを思い出す」「メアリコンビだ」など『メアリ』を連想したという声も多数。今回の第1話は杉咲さんのほか殺害された被害者の女子大生・マイをグラビアアイドルに小倉優香、その友人役で『桐島、部活やめるってよ』で神木さんと共演経験のある大後寿々花、痴漢役で岡田義徳、その妻に小倉優子と豪華なゲストも見どころの1つだった。これにも「第1話のゲストが豪華すぎる件」「キャスティングどれだけお金かかってるんだろ豪華」などのコメントが寄せられていたほか、「素晴らしい演技。素にみえるレベル」「出来る役者さんばかりのドラマ最高」「演技と演技のぶつかりあい」など俳優陣の演技力にも賞賛が集まっていた。第2話では水野美紀と斎藤工がゲストとして登場。中学校の教師が襲われた強姦未遂事件の捜査をするというストーリーが展開されるということで、次回にも期待が高まる。新木曜劇場「刑事ゆがみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2017年10月13日人気ヴァイオリニストの木嶋真優が、実に5年ぶりに待望のリサイタルを開く。木嶋真優 コンサート情報プログラムのメインはプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1番。「プロコフィエフから全体のアイディアを練り始めました。十代の終わりにコンクールで弾いて以来一度も弾いていなくて、いつかもう一度戻ってこようと温めていた曲のひとつです」。そしてもう一方の核が平井真美子への委嘱作品《マゼンタ・スタリオン》世界初演。平井は桐朋学園ピアノ科出身の作曲家・ピアニスト。今夏にオンエアされた「過保護のカホコ」などドラマや映画、CMの音楽を手がけるとともに、純音楽も多数発表している。「平井真美子さんは、音を聴けばパッと映像が浮かぶような、メロディックな曲を書く方です。すでに今年の春、ワシントンD.C.の全米桜祭りで演奏した私の6821クインテットのために1曲書いていただきました」。完成して渡された譜面をただ弾くだけの作曲委嘱ではないのがポイント。創作段階から試演や協議を重ねて、ともに創っていくという試みだ。ちなみに「マゼンタ・スタリオン」は「赤い馬」の意味。平井から見た木嶋のイメージだそう。「まだずっと小さかった頃にロストロポーヴィチさんから、『音楽家として成長していくために、必ず、今生きている作曲家たちと一緒に音楽を作りなさい』と言われました。当時はその意味がわからなかったのですが、お客様の層を拡げるためにも、現代の、同じ生活をしている人たちが作り出す景色には意味があると思います。去年の9月に、それをやるなら今だと思いました」『去年の9月』というのは、優勝した第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクールの時のこと。1か月強の長丁場のなかで考えた。「SNSも全部絶って、自分と音楽しかない時間のなかで、『明日うまく弾いて優勝したい』ではなく、自分の将来についてもじっくり向き合うことができました。ヴァイオリンを始めた3歳から今までのうちで、一番意義のある時間だったと思います」優勝という結果だけでなく、むしろその体験を経て自分自身が変わることができたことのほうが大きな成果だったと力強く語る。2月のリサイタルは、そんな新しい木嶋真優を目の当たりにする貴重なチャンスだ。「建築やデザイン、現代アート、そして大好きな食。パリではさまざまなジャンルの人たちと交流が拡がります」4年前からパリを拠点にしている。でもそのきっかけは意外だ。2、3泊の小旅行で訪れた時になんとなく「私はここにいたほうがいい」と感じて、そのまま定住してしまったのだそう。13歳から住んでいたケルンの家には、今もまだ荷物が置かれたまま…。可憐な外見やミューズが降りて来たような舞台姿の印象と異なる、そんな案外大胆なところも、彼女の音楽の魅力となって現れているに違いない。公演は東京・紀尾井ホールにて2018年2月2日(金)19:00開演。チケットは10月14日(土)より発売開始。取材・文:宮本明
2017年10月12日浅野忠信と神木隆之介がバディを組むフジテレビの新ドラマ「刑事ゆがみ」の完成披露試写会が10月10日(火)に開催。浅野さん、神木さんに、共演の山本美月、仁科貴、橋本淳、稲森いずみが舞台挨拶に登壇した。浅野さんにとって民放連ドラ初主演となる本作。違法捜査もいとわずに事件の真相に迫る、何でもありのテキトー刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)と成績優秀で正義感も強いが、出世欲も強く腹黒い後輩刑事・羽生虎夫の凸凹コンビの活躍を描く。登壇陣は劇中の衣装で登場したが、浅野さんは、壇上でも弓神そのままのテキトーなトークを展開!司会者が弓神のキャラクターを紹介すると「そういう役なんですね。その辺のところ理解しないで演じてまして」と語り、弓神の下の名前の“適当(ゆきまさ)”という読み方についても「やっと最近、理解しました。ずっとなんて読むのかと思いながらインタビューとかも受けてて」と語り笑いを誘う。撮影はもちろん、プロモーションでも神木さんと一緒の時間が多いが「神木くんがいなかったらどうにもならない」と神木さんにおんぶにだっこであることを告白。「神木くんだけで全部やってくれたらいいのに。『できるだけで番を少なくして』とお願いしてるところです」といいかげん発言を連発し、“相棒”神木さんを苦笑させていた。神木さんのスーツ姿に観客からは歓声が飛んだが、神木さんは「スーツ着ただけでほめられるなんて嬉しいですね」とニッコリ。「いままで、就活生とかの役でスーツ着ることはあっても、ちゃんと就職したことはなかった」と社会人役が楽しいよう。浅野さんとは本格的な共演は初めてだが「優しいです。2人ともカフェに行くのが好きというのが共通点でして」と笑顔で明かしつつ、実は一度も2人で一緒に行ったことはないそうで、このテキトーぶりにも会場からは笑いが起こっていた。24年連続での連ドラ出演となる稲森さんだが、意外にも刑事役は初めて。男社会で生き抜いてきた女刑事とあって「男みたいです。母性とか優しさもなく」と役柄について語る。第1話の序盤でいきなり、浅野さん演じる部下の弓神を怒鳴り、蹴りをかますが、初共演の浅野さんはここでも「台本にないアドリブでいきなり蹴られて…。あぁ、そういう人なんですねって思った」と稲森さんの名誉に関わるテキトー発言。稲森さんは慌てて「(台本に)ありましたよ(苦笑)!」と否定する。この日は、司会者、観客のリクエストに応えて、壇上で浅野さんを蹴りながら激しい叱責を加えるこのシーンを再現し、会場は歓声に包まれた。一方、山本さんは、弓神の“裏バデイ”とも言える凄腕ハッカーを演じているが、言葉を失ったという設定ゆえにセリフはなく、共演相手もほとんどが浅野さんということで、この日は「しゃべっていいのか…。アウェー感がすごいです」と苦笑していた。「刑事ゆがみ」は10月12日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月10日浅野忠信と神木隆之介が初共演する10月スタートの新ドラマ「刑事ゆがみ」。浅野さんと神木さんが、それぞれ“犯罪者の心を読める天才適当刑事”弓神適当と“正義感強い腹黒刑事”羽生虎夫に扮し、この凸凹バディが難事件を解決する様子を描く本作の第1話に、小倉優子がゲスト出演することが決定した。ドラマは、現代社会が抱えている問題が絡んだ事件を始め、私たちの周りに起こりうる身近な犯罪がテーマ。事件をただ解決するだけでなく、そこに隠された様々な人と人との感情がうごめく人間ドラマもつぶさに描いていく、1話完結の作品。毎回幅広いジャンルの豪華ゲストが出演する本作だが、今回第1話に「新参者」以来約7年ぶりのドラマ出演となる小倉さんが出演。小倉さんが演じるのは、第1話の事件の被害者である女子大生が、亡くなる1週間ほど前に電車内で痴漢事件にあい、その容疑者となるサラリーマン沢谷勝己の妻・沢谷薫子。彼女は2人の子どもにも恵まれ、ローンはあるものの一軒家のマイホームを持ち何不自由ない生活を送っている。沢谷は家事に協力的で、休みの日には家庭サービスに時間を費やしてくれる理想の夫であり父親。しかし、夫からすると大きな不満はないものの、外では仕事のストレスを抱え、家での理想的な生活にストレスを感じていた。そんなある日、夫が通勤中の電車の中で女子大生に痴漢容疑をかけられてしまい、うきよ署の弓神と羽生の2人が沢谷の家を訪れ、薫子に事情を聞いていく…。今回久しぶりのドラマ撮影に加え、フジテレビのドラマは初出演となった小倉さん。「セリフのスピード、言葉の語尾の言い方、どういう気持ちでこのセリフを話しているのかな?と考えるところが、バラエティとは違って楽しいけど改めてとても難しかったです」と出演した感想を語り、「今回久々に演じてみて改めて演技は本当に難しいなと感じたので…。私なんかで本当に私でいいんですか?と悩む部分もありますが、何かタイミングが合えば、またチャレンジしてみたいなと思います」とコメント。「正直、すごい役がきたなと思いました(笑)」とオファー時の心境を明かす小倉さんは、「演じながら、いままでの自分の生活をふり返って、“そうだよなー”と納得したり、改めていろいろなことに気づかされました。もしかしていままで自分の理想を相手に押しつけすぎてしまっていたのかもしれないと反省しちゃいました。このドラマで自分を見つめ直せたので、すごい運命だなと感じました」としみじみ。また、浅野さんと神木さんとは今回がドラマ初共演。「浅野さんには撮影が始まる前に“久しぶりのドラマでご迷惑をおかけします”という気持ちで謝罪させていただいたら、“全然大丈夫だよ!”と言葉をかけていただきすごく安心しました。神木さんは以前バラエティ番組でご一緒したとき“なんてすばらしい好青年!!”という印象で、今回も細かい気遣いをして下さり“すばらしい親御さんなんだろうな”とすっかり母の目線になってしまいました」と2人の印象について語っている。木曜劇場「刑事ゆがみ」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2017年09月29日女優・杉咲花が、浅野忠信と神木隆之介が初共演する10月スタートの新ドラマ「刑事ゆがみ」の第1話にゲスト出演することが決定。今回杉咲さんは、神木さん演じる羽生の同級生役として出演する。本ドラマは、“犯罪者の心を読める天才適当刑事”弓神適当(浅野さん)と、“正義感と上昇志向が強い腹黒刑事”羽生虎夫(神木さん)の凸凹バディが難事件を解決する刑事ドラマ。2人のほかにも、山本美月、仁科貴、橋本淳、稲森いずみらが脇を固めている。そんな本作の第1話に、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や『湯を沸かすほどの熱い愛』『無限の住人』、また『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』では声での出演をし話題となったいま注目の女優、杉咲さんが出演。本作で杉咲さんが演じるのは、第1話の事件に関連する電車での痴漢騒動があったうきよ台駅の駅員・坂木望。騒動当日に勤務していたということで、弓神と羽生が話を聞きにいったところで偶然にも羽生が中学時代に思いを寄せていた同級生だったことがわかり、思わぬ再会に羽生は心が躍る。「昔から正義感が強く刑事になるのが夢だった」と中学時代の羽生のエピソードを話したり、仲の良い様子を見た弓神にひやかされたりしながらも、望は今回の事件の捜査に協力していくという役どころだ。主演の浅野さんとは初共演となった杉咲さんは、「浅野さんの作品はいままでたくさん拝見していたので、共演させていただき、うれしい気持ちと緊張が入り交じっていたのですが、撮影の合間などに優しくお話しして下さり、とても楽しく撮影することができました」とコメント。一方、神木さんとは、「学校のカイダン」以来約2年半ぶりの共演。『メアリと魔女の花』でアフレコ共演し話題となったことも記憶に新しいが、「直接ここまで演技をすることがなかったので、合間に気を遣って場を和ませてくださって、いままで知らなかった面を知ることができました」と改めて印象を語った。また今回初めて駅員の制服に身を包み、所作なども直接指導を受けたという杉咲さん。「しっかり駅員さんの練習ができたのが1日だけだったので、不安でしたが、実際に制服を着て動いてみると意識も変わってきて、練習すればするほど楽しくなりました」と話し、また「駅員さんはその駅のことを熟知しているはずと思い、撮影の日に初めて現場に行くのが不安だったのでお休みの日にロケ場所に下見に行ってみたりして、役作りをしました」と明かした。そして、「“本番で実際におこったことを楽しんでもらえれば”と監督に指導していただいたので、演じているときの気持ちに正直に演じてみました。台本を読んで“普通に過ごしていて見える面だけではなく人にはいろいろ事情がある“という話だと感じました。最後までみていただけたらうれしいです」とこれからドラマを観る視聴者へメッセージを寄せた。■第1話あらすじ弓神適当は、うきよ署強行犯係の刑事。適当でだらしなく、人と一緒に行動することを嫌う変わり者だ。だが、ひとたび事件の捜査になると、常識やレッテルに惑わされず、ただひたすらに真実を追い求める男だった。そんな弓神とバディを組むのは、上昇志向と正義感が強い若手刑事の羽生虎夫。早く出世したいと考える羽生にとって、違法捜査もお構いなしの弓神はやっかいな存在だ。弓神とは同期でもある強行犯係係長の菅能理香(稲森いずみ)も自分勝手な弓神には手を焼いていた。ある日、女子大生の押田マイが、歩道橋下で仰向けに死んでいるのが発見される。死亡推定時刻は深夜1時。マイは酒を飲んで帰宅途中に、誤って階段から転落した可能性が高かった。が、死体を見て何かを感じた弓神は、羽生を巻き込んで勝手に捜査を始めてしまう。弓神は、ハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美(山本美月)からも情報を得て、事件当日、マイと一緒に飲んでいた友人・倉間藍子に会いに行く。すると藍子は、1週間ほど前にマイが電車内で痴漢した男を捕まえたこと、男から現金を受け取り警察には届けなかったこと、そして、その夜から嫌がらせを受け始めたことを打ち明ける。弓神たちは、痴漢騒動があったうきよ台駅を訪れ、当日勤務していた駅員・坂木望(杉咲花)から話を聞く。望とは中学時代の同級生だった羽生は、思わぬ再会に心が躍る。やがて、弓神と羽生は坂木の協力を得て、痴漢疑惑の男を発見するが…。木曜劇場「刑事ゆがみ」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2017年09月28日映画『3月のライオン』前編の初日舞台挨拶が3月18日(土)、都内にて開催され、主演の神木隆之介、出演の有村架純、豊川悦司らが登壇。豊川さんが、子役時代の神木さんとの共演をふり返った。同作は、羽海野チカ氏の同タイトルの人気コミックが原作の実写映画。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(神木さん)が、親、兄弟姉妹、友だち、師弟など、人と人を結ぶ愛を求めてぶつかり合う感動のエンターテインメント。マイクを持った豊川さんは、「神木君が小学生のころ、『妖怪大戦争』(2005年)という映画で戦ったことがあるのです」と回顧。「あのときは“天才子役”と呼ばれていて、いまはその“子役”という字が取れて」と続けた。今作の撮影については、「すばらしい座長感を持って、現場でも、スタッフ、キャストのみんなひとり、ひとりに笑顔を向けて」と神木さんの様子を紹介。「すごいなと思いました」と絶賛した。続けて、豊川さんは、待ち時間に神木さん、有村さんと3人で過ごした時間があったことを明かした。神木さんと有村さんは仲が良くて豊川さんは「中に入れなかったのですけど」というも、そのときに、神木さんが「誕生日なのに1人ぼっちでコンビニでチョコレートを買って食べた」という話をしていたそう。神木さんの口からそのエピソードを聞いた豊川さんは、「こいつはすごい役者になるのだなと思いました」と目を輝かせた。神木さんは「誕生日だったので、何かをしようと思って」とはにかんでいたが、共演者たちは笑いをこらえることに必死の様子で、中には噴き出してしまう人も。神木さんは「めっちゃ、笑っているじゃないですか!」と抗議(?)していた。イベントには、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、板谷由夏、中村倫也、新津ちせ、大友啓史監督も出席した。映画『3月のライオン』は前編が3月18日(土)に、後編が4月22日(土)に全国公開。(竹内みちまろ)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月18日俳優の中村倫也が18日、都内で行われた映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の前編初日舞台挨拶に、神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、豊川悦司、前田吟、板谷由夏、新津ちせ、大友啓史監督とともに登場した。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。中村は先輩棋士・三角龍雪を演じる。中村は神木の撮影中のエピソードを披露。撮影の合間にあった3時間ほどの空き時間に、漫画トークを繰り広げていたところ、神木が「じゃあ漫画クイズやろうよ!!」と「キラキラした顔で言い出して」と明かした。神木の言う漫画クイズとは「好きな漫画の、ある巻のページのキャラのセリフの、次のキャラのセリフを答える」ともので、中村は「うん、やってみようか」と同意。iPadに入っている漫画をもとに、尾上寛之を出題者にして行ったという。クイズはいつまでも終わらず、中村は「次の問題! 次の問題! ってね、神木くんが。遊園地に来た子供みたいに『次あれ乗ろう、あれ乗ろう』じゃないけど、そういうまなざし?」と表現し「とっても、愛おしかったですね」としみじみした。さらに、客席に向かって「どうでした?」と語りかけ、拍手をねだった。漫画が好きという神木は、自宅の風呂でも読んでいると明かし、中村が「シワシワになっちゃうじゃん。お風呂の湯気で」と心配すると、「ドア開けてるから、意外と湯気は外に出るから大丈夫」と回答。中村は「じゃあ、結露が激しい家なんだね」と納得していた。
2017年03月18日神木隆之介を主演に迎える、親子や兄弟姉妹、友だち、師弟――人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンタテインメント『3月のライオン』。この度、神木さん演じる桐山零が出会う3姉妹・川本家の“ふくふく”な食卓写真が到着した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!「ハチミツとクローバー」の羽海野チカ原作の人気コミックを実写映画化する本作は、家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋を指し続けていた17歳のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々が、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿を描いた物語。そんな零の成長に大きな影響を与えるのが、川本家の3姉妹との出会い。零は、川本家とのにぎやかで温かい食卓に居場所を見い出していくのだ。原作や現在放送中のアニメでは、川本家の食卓には“ふくふく”になれる料理がズラリと並ぶ。そして本作でもそれは同様。映画ではカレーライス、卵焼き、コロッケ、かぼちゃの煮物といった家庭料理や川本家流のおせち、チラシ寿司など色とりどりの料理が登場している。これら川本家の食卓に並ぶ料理は、装飾の渡辺大智から大友啓史監督に「食べ物の吐息までちゃんと表現したい」という提案があり、そのほとんどを装飾班が手掛けているという。一つずつ心を込めて作られた食卓に並ぶ料理は、見た目だけでなく味も抜群に美味しく、零を演じる神木さんはじめ3姉妹も絶賛!長女・あかりを演じた倉科カナは、清原果耶演じる次女・ひなたの大好物であるカレーライスが美味し過ぎて、撮影後にレシピをもらうほど。また末っ子・モモを演じた新津ちせは、美味しくて本番前に食べ過ぎていまい、本番でお腹いっぱいになっていたというエピソードも。今回到着した写真だけでも、お腹が空いてきそうな料理たち。本作ではストーリーはもちろんのこと、ずらりと並ぶふくふく料理にも注目だ。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月09日羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、現在放送中のアニメ化に続き、神木隆之介主演で実写化する『3月のライオン』。この度、神木さんと高橋一生が共演したシーンを収めた写真が到着した。桐山零(神木隆之介)は、17歳の将棋のプロ棋士。幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つける事ができず、今は東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。しかし史上5人目の中学生プロ棋士になったほど、将棋では天才的な強さに恵まれる零は、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――。現在、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「カルテット」に出演し、話題を集めている俳優・高橋さん。1990年に映画初出演して以来、子役から俳優としての道を歩み続け、数々の映画、TVドラマ、舞台に出演。大ヒット映画『シン・ゴジラ』でも存在感を発揮していたが、今回本作で演じているのは、神木さん演じる桐山零が通う高校の担任教師・林田高志。林田先生は先生らしくない軽いキャラにみえるが、1年遅れで編入し学校に馴染めず友達もいない零を気にかける役どころ。いつも一人屋上で昼休みを過ごす零のところに、林田先生はカップラーメンを抱えて現れ、時には先生と生徒という垣根を越え、本音トークで相談にのることも。そんな林田先生のことを零は、時に面倒そうな素振りを見せつつ、心の底では頼りにしているのだ。そしてこのほど到着したのが、そんな2人の関係性を切り取った、学校屋上での昼休みシーン。林田先生の登場シーンついて大友啓史監督は、「映画全体の緩急で言うと“暖”のシーンですが、そういうときにこういう言い方をされると救われるよね、という微妙なニュアンスを、うまく表現してくれている。彼に演じてもらうことで、とても豊かなシーンになったと感じています」と絶賛している。『3月のライオン』前編は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(cinemacafe.net)
2017年02月07日羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、連載10年を迎える年に神木隆之介主演で映画化する『3月のライオン』。このほど、神木さんが演じる主人公の17歳のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる周囲の人々との物語を生き生きと想起させる新たな場面写真が、一挙に解禁となった。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼いころに交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかった。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していくが…。家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋に打ち込んでいた、17歳のプロ棋士・桐山零。本作は、桐山零と彼をめぐる人々が、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿が描かれていく。今回、解禁された場面写真は全5点。零が何かを決したかのように凛とした表情で真っすぐと前を向く対局中の姿をはじめ、東京の街を全力で駆ける姿も切り取られている。また、川本家の3姉妹(倉科カナ、清原果耶、新津ちせ)とのあたたかな食卓シーン、二海堂晴信(染谷将太)が見守る中、島田開(佐々木蔵之介)と研鑽を積む島田の自宅での研究会シーン、確執ある義姉の香子(有村架純)と彼女とつかず離れずの関係を続ける後藤正宗(伊藤英明)と零が対峙する緊迫のシーンで、彼らとの物語の行方が気になるものばかり。メガホンをとった大友啓史監督は、「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのだろうかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべたときに、自己投影できる主人公だと思います」とコメント、「いままさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」と、本作に込めた思いを明かしている。桐山零が将棋を通じた彼らとのかかわり合いの中で成長する姿に、誰もが共感・共鳴する作品となりそうだ。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月23日俳優の神木隆之介が1月22日(日)、東京・渋谷の書店「HMV&BOOKS TOKYO」にて、写真集+DVDブック「Sincérité(サンセリテ)」の“お渡し会”を実施。主催者発表で約2,600人のファンが駆けつけ、「緊張します」と背筋を伸ばした。昨年公開された主演アニメ『君の名は。』の一大旋風も記憶に新しい神木さん。その瑞々しい魅力をギュッと凝縮した写真集「Sincérité(サンセリテ)」がA4ワイド版、ハードカバーでDVDブック付きの特別装丁BOX仕様という豪華さでついにリリース!本人たっての希望でパリ、モン・サン・ミッシェル、そしてバルセロナなどヨーロッパの有名スポットや都市で撮影が行われ、「こんな美しい景色の中に、自分がいるのが信じられない」といまも夢見心地だ。タイトルはフランス語で“真実・真心”といった意味を表しており、「いままでお見せしたことがない、素の表情もたくさん載っているので、『こんな表情もするんだ』と楽しんでいただければ」とアピール。バレンタインデーに話題が及ぶと、「学生の頃は意識していましたけど、いまやただの1日です。あっ、自分で自分に買いますよ。トラックでチョコ?桜蘭高校みたいじゃないです」とジョークを交えて、話していた。2017年も主演を務める『3月のライオン』前後編、人気コミックを実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など話題作が目白押し。「毎回、勉強させていただき、成長できる作品に携われるのは恵まれているし、感謝しかないです」としみじみ語っていた。写真集+DVDブック「Sincérité(サンセリテ)」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日俳優・神木隆之介が22日、公式Instagramアカウントを開設した。神木は2016年、映画『太陽』主演、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』出演、さらに大ヒット映画『君の名は。』で主人公の声を務め、2017年には映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年夏公開)を控えている。Instagramでは、本人とスタッフが海外ロケの写真を中心に投稿を行っていく。記念すべき初投稿は、神木による自撮り写真。今後は自撮り動画も予定しており、海外で撮影を楽しんでいる様子を垣間見ることができる。また、30日に神木の新作情報発表が行われることも予告されている。
2016年11月22日俳優・神木隆之介が9日、韓国・釜山で行われる第21回釜山国際映画祭に、女優・上白石萌音、新海誠監督とともに登場した。神木と上白石が声優を担当した映画『君の名は。』は、同映画祭の【ガラ・プレゼンテーション部門】に出品され、同日に公式上映が行われた。同作は、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で知られる新海による最新長編アニメーション映画。上白石が声を担当した田舎の女子高生・三葉と、神木が声を担当した東京の男子高生・瀧が”入れ替わり”を経験し、互いの姿を探すことになる青春物語となっている。新海監督は、東西大学校centum campusコンベンションホールで行われた記者会見で、海外メディアを前に「2011年に日本を襲った地震は、私に大きな影響を与えました。その時に日本人が想った願いや祈りの結晶をこの作品に込めました」と発言。神木は「入れ替わった時に、瀧を可愛いと思ってくれるよう演じました」と演技について語り、上白石は「三葉はとても普通の女の子。親近感を持ち、自分と重ね合わせて声を吹き込みました」と役への思いを表した。その後行われた野外舞台挨拶では、20代の男女を中心に600人以上の観客が集まった。さらに、公式上映が行われたハヌルヨン劇場には、当日券を求めた徹夜組が出るほどとなり、同作は日本だけでなく、海外でも熱い視線を集めていることが示された。神木は「韓国の方は、楽しいと声に出して素直に喜んでくれるのが嬉しいです。思っていることを表現してくれるから、本当に楽しみにしてくれているんだということが分かりました」と満足そうな様子。上白石も「韓国の人は熱い! 日本にはないノリを感じます!」と興奮を見せた。同作の韓国公開は2017年1月を予定しており、300スクリーン以上での公開が決定している。現地配給担当のカン・サンウック プロデューサ・理事は「メガヒットのニュースを聞いた韓国の映画ファンたちの、とても期待しているという書き込みが、ネット上でかなり増えました」と韓国での状況を説明し、「映画館からも公開の問い合わせが殺到している」と期待の高さを語った。
2016年10月10日共演した声優たちが「瀧がそこで“息をしている”と感じた」と、口をそろえて評した映画『君の名は。』での神木隆之介の芝居――ところが本人にそのことを伝えると、「本当ですか!そんなことを言っていただいていたんですね。嬉しいです」とまるで無自覚な様子で、「僕は、島崎(信長)さんと石川(界人)さんのお芝居を横で聞いていて、声が良すぎて耳が溶けそうでした」と無邪気に言葉を続けたのだった。「芝居のリアルさはあまり…考えていなかったかもしれないです。ただ今回は…新海監督の作品は、実写により近いアニメーションだと思っています。例えばひとりごとのところとか、“もし自分が実写の現場でひとりごととしてお芝居するなら、どういうふうに話すだろう?”というのは、すごく考えました。掛け合いでは信長さんと石川さんが両隣にいて、僕が真ん中だったのですが、画面を通して話しかけるというよりは…司に話すときは信長さんに話しかけているような感じで、高木に話すときは石川さんに話しかけているような感じで演じていました」。それこそが、芝居のリアルさに繋がってくるのではなかろうかと思ったが、神木さんは「信長さんたちが僕を引っ張って下さったので(笑)、すごく安心しました。本当にすごいです、職人です」と心底感心した様子で、ひとりごとのように小さくつぶやいている。なるほど、神木隆之介という役者は基本的には“感覚の人”なのだろう。特に今回主役を演じた『君の名は。』では、いくつかの理由によって彼のセンスがピタリとはまり、立花瀧というキャラクターがより一層鮮やかに、みずみずしく浮かび上がったのではないだろうか。ひとつは、神木さんが新海誠監督の大ファンだったということ。高校生のときに『秒速5センチメートル』と出会い感銘を受け、ほかの作品も全て観たという神木さんは、新海監督が描く世界を“色彩のイメージ”で捉えたうえで、『君の名は。』はこれまでとは少し違ったものになっていると感じたようだ。「これまでの新海監督の作品は、深い色、もしくは白と黒というようなモノクロのイメージだったんです。それが今回、監督の声でセリフが入っているビデオコンテをいただいて観たときに、“なんてカラフルなんだろう!”と思ったんです。表情が豊かというか…楽しかったり、笑えたり、切なかったり、感情がすごく鮮やかになるような作品だなと思いました。しかし、モノローグの節々には、やはり新海監督の独特な間や表現が折り込まれているので最初は、どのぐらい芝居をカラフルにしていいのか、監督とすごく話しました」。そもそも神木さんは、自分の声が新海監督の世界には合わないと思っていたという。「僕は自分の声を、“特徴のある声だな”と思っているんです。というのも以前、ドラマで周りの声を録ったときに、ふざけて入ったら一発でバレてしまったんです(笑)。そのとき、“僕は人と少し違う声質なのかな?”と思ったからこそ、新海監督が描く日常の、あのモノトーンな感じが絶対合わないと思っていました。前作の『言の葉の庭』を観て、次回作が“早く出ないかな”と、とても楽しみにしていました(笑)。いまだになぜ僕が『君の名は。』にキャスティングしていただけたのか、まったく分からないのですが…今作はモノトーンだけではなくて“色分けだ”と思いました。三葉のときはオレンジや黄色の声です。滝のときは青という感じで、モノローグは黒か白かグレー。でもたぶん僕は、モノトーンな声は出ないと思うので、モノローグはとてもがんばりました(笑)。できるだけモノトーンをイメージしながら」。もうひとつ、神木さんがアニメ好きということも大きかった。共演した声優陣について――それまでの会話よりも、わずかに声のボリュームを上げつつ――楽しそうに語る神木さんを見ていると、現場でもイキイキとした表情で、心から楽しんで芝居していたのだろうなあと容易に想像できる。「声優の方々はすごいです。何十回も同じトーンで声が出せますし、監督の指示にも的確に対応して、そこから絶対ブレないんです。本当に職人だなと思います。横で聞いていて“畑が違うって、こういうことなんだろうな”と思いましたし、勉強させていただくことも本当にたくさんありました。勉強させていただきながら、すごい心地良い時間を過ごさせていただきました(笑)。本当にアニメが大好きなので、幸せの場でした」。一方で、アニメが大好きだからこそ、高度な技術を要する声優という仕事を十分に理解していた神木さんは、彼らと同じ舞台に立つことに戸惑いがあったようだ。「役者が本業の声優の方々と一緒に、声に関わる仕事をするのは本当に緊張します。違う畑にお邪魔しているような。なので最初は、すごく緊張していたのですが、信長さんが話しかけてくださって、石川さんが同い年だということが判明して。同じアニメを好きで観ていて、ほぼ同世代で同じようなアニメを辿ってきたという話をしたら、一気に仲良くなりました(笑)。そうやって距離が近くなって打ち解けてから、3人でのお芝居に入れたので…打ち解けられずに“この場を僕はどうしたらいいんだろう?”というようにならなかったので、信長さんと石川さんには本当に感謝しています」。最後に、たくさんのオススメシーンがあることは承知の上で、神木さんに「ネタバレしない程度に」という条件で、『君の名は。』の見どころや、印象に残っているシーンを聞いてみた。「瀧と三葉が入れ替わったときの上白石さんの声がカッコイイです。『あれ、私のことだよね?』と言って机を蹴飛ばすところとかもカッコイイですし。あと印象に残っているところは、歩道橋での奥寺先輩とのシーンです。憧れの先輩と男の子の、絶妙な、理解しあえていない、少しズレた感じっていうのが、やはりリアルだなと思いました。長澤(まさみ)さんの“先輩っぽさ”もすごく良いので、観ていただきたいです。長澤さんとは初めてお会いしたのですが、役者同士だからという違和感も特になかったです。役を通して、きちんと受け入れていただいていたんだろうというのはすごく思いました。ぎこちない感じでもないし、気持ち良く瀧を演じさせていただくこともできました」。これまでいち(熱狂的!?)ファンとして新海監督の作品を観ていたためだろうか、「公開されてから、新海監督のファンの方にどう思われるか、すごく不安です。自分ではやっぱりまだ…客観的に観れないです」と語っていた神木さんだが、みなさんも観ていただければ分かるだろう。新海誠監督の最新作『君の名は。』には、俳優・神木隆之介の溢れる想いがこぼれ落ちそうなほど、詰まりに詰まっていることを。(text:とみた まい/photo:Nahoko Suzuki)
2016年08月27日アイドルグループ・TOKIOのメンバーで俳優の長瀬智也と、俳優の神木隆之介が25日、都内で行われた主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)初日舞台挨拶に、共演の尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古館寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督とともに登場した。同作は、不慮の事故によって地獄に送られてしまった普通の高校生・大助(神木)が、地獄農業高校軽音部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)に導かれ、現世に転生するチャンスを狙って地獄めぐりをするというコメディ。宮藤が監督・脚本を務めた。映画にちなんだ「誰が一番鬼か?」という質問に、桐谷と長瀬は神木を指さした。桐谷が「リュウ(神木)はカレーのごはんに対して、ルーをティースプーン1杯しかかけない」というエピソードを披露し、「変態鬼」と命名すると、神木は「ごはんに染み込んでいるルーが好きで」と弁解。長瀬は、神木が地獄で拷問を受けて吊るされるシーンでスタッフに気遣われるも「『いや大丈夫です~』ってすごい爽やかな笑顔で言う」と神木の様子を語り、「最後の方は快感を覚えていたんじゃないかと」と疑惑を話した。相次ぐ"変態"疑惑に、長瀬と桐谷は「みんなからキャーキャー言われるかわいい変態の鬼」(桐谷)「そんなリュウも好きだから」(長瀬)「神木ルーのすけ」(桐谷)と、”神木いじり”が止まらなくなった様子。神木は「鬼ってつけ足しただけでしょう!」「カレー屋さんじゃないし!」と全ての球を打ち返し「ツッコミの鬼」と呼ばれた。また、神木が話し出すと長瀬が急に「お前かわいい顔してるなあ。みんなかわいいって言ってるぞ」と言い出し、客席からも「かわいい!!」と悲鳴が上がる一幕も。2001年に放送されたフジテレビ系ドラマ『ムコ殿』以来の共演となる神木に、長瀬は「本当久しぶりだったので、大人になったな、なんて思いもありましたね。僕も人間じゃなくなって鬼になっちゃったんで。あの頃はまだ人間で一緒にお風呂に入るシーンもあったんですけど」と、しみじみと振り返っていた。
2016年06月25日神木隆之介と門脇麦の主演映画<a href="">『太陽』</a>の公開直前トークショーが4月2日(土)、東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて開催され、入江悠監督と原作・脚本の前川知大が登壇し、映画の制作秘話を語った。『太陽』は、2011年に前川さんが主宰する劇団イキウメによって上演された同名舞台に強く惹かれた気鋭の入江監督による実写化映画。人類が、夜にしか生きられない進化した新人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオに分かれた近未来で、己の未来を探そうとする若者たちを描く。イベントは、映画化の経緯や、舞台と映画の違い、2人が影響を受けた作品などをテーマにして始まった。入江監督は舞台「太陽」を観劇した際、「ディズトピアに至るちょっと手前の世界かなと思ったところが面白かったんですよね」とふり返った。前川さんに、「『太陽』を観て俳優陣はどう映った?」との質問が向けられた一幕があった。前川さんは「主演の2人はすごくいいなと思いました」と神木さんと門脇さんの演技を絶賛し、「自分で演劇をやったときの俳優さんの顔を思い出すわけでもなく」と語った。前川さんは続けて、神木さんと門脇さんの顔は別作品などで知っていたが、『太陽』を観ているときは、「(知っていたその顔を)思い出すわけでもないというのがありました」と言い、2人の演技に引き込まれたことを明かした。入江監督も、映画化の実現には「神木君の出演が決まったことが大きかったです」と製作秘話を披露。神木さんのキャスティングについて、入江監督は、「彼の明るさといいますか、ポジティブさが映画版の方ではかなり大事だったんですよね」とも。「色々としがらみとか、難しいこともあるかもしれないけど、神木君のような次世代の人であったら突破してくれるかもしれないという思いがありました」と神木さんに期待していたエピソードを語った。前川さんが手がける舞台「太陽」も、5月と6月に東京と大阪で再演される。前川さんは2月に小説版「太陽」(KADOKAWA)も上梓した。イベントではQ&Aコーナーもあり、会場に詰め掛けたファンから、映画『太陽』と舞台「太陽」のどちらを先に観たらよいのかとの質問が出た。前川さんは「ネタバレで面白さを損なうタイプの作品ではないので、どちらでもよいのでは」と回答。入江監督は、「小説から入ったらよいのでは?」と、「太陽」の楽しみ方をファンに“逆提案”していた。『太陽』は、4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年04月03日羽海野チカの人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』で、神木隆之介が主演を、大友啓史が監督を務めることが発表になった。映画は前後編の2部作で、2017年に公開される。その他の情報『3月のライオン』は、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、夢を獲得していく様を描いた作品。「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかった」という神木は「大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」とコメント。『るろうに剣心』でも神木とタッグを組んだ大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と意気込みを寄せている。また、原作者の羽海野も「棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」とコメント。実写化が発表になった際には、ネットで神木が主演予想に挙がることが多く、ファンも原作者も監督も期待を寄せるキャスティングになったようだ。映画は今月末から撮影を開始する。『3月のライオン』2017年 前編、後編2部作 全国ロードショー
2016年03月16日劇場アニメーション『君の名は。』の制作発表会見が12月10日(木)、東京・有楽町の東宝で行われた。会見には、新海誠監督をはじめ、本作で声の出演を務める俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音らが出席した。山深い田舎町に暮らす女子高生・宮水三葉(上白さん)と、東京に暮らす男子高校生・立花瀧(神木さん)。夢でお互いと出会い、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる、恋と奇跡の物語が描かれている。『言の葉の庭』以来、新海監督の3年ぶりの新作となる本作。キャラクターデザインを務めるのは、『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター、田中将賀。作画監督には『千と千尋の神隠し』や『思い出のマーニー』を手掛けた安藤雅司を迎えた。新海監督は、「今まで憧れていた方たちと一緒に創らせてもらっているので、隣の席から聞こえてくる鉛筆の音、紙の音を聞くだけで泣けてくるほど嬉しい」と感無量の様子だった。『ほしのこえ』以来、述べ14年間ラブコールを送り続けていた、という東宝株式会社・川村元気プロデューサーは、「深海誠のビュジュアルセンスと、田中さん、安藤さんの力がかけ合わさり、今までの日本アニメーションの集大成になるのではないか」と期待を寄せた。立花瀧の声を担当した神木さんは、「深海監督の作品は別の世界へ連れて行ってくれそうな空の色が好きなんです。携われることはとても嬉しいですが、大好きだからこそ、プレッシャーがとてもあります」と話し、『言の葉の庭』を観て以来、舞台である新宿御苑に通い詰めていたことも明かした。オーディションで役を射止めた上白石さんについて深海監督は、「三葉がいる!って思ったんですよね。最初から何のズレもなくハマっていました」と話し、上白石さんは恐縮しながらも、「気が早いですが、もう公開が待ち遠しいです」とにっこり笑顔を見せた。新海監督と二人三脚で制作を続けていたコミックス・ウェーブ・フィルム株式会社・川口典孝プロデューサーは、「新海史上、最高傑作になる」と話し、新海監督も、「分不相応な大きな舞台でプレッシャーもありますが、2010年代の日本を代表するアニメーションになるんだ、と自分たちが確信を持って作っています」と力強く語った。『君の名は。』は2016年8月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日神木さんが各界の第一線で活躍する達人を訪れて、その世界観に触れながらさまざまなトークを繰り広げてきた人気連載「Master’s Cafe」が待望の書籍化となった。「2年前20歳になってやっと、大人1年生になれた気がしました。打ち上げでジュースではなくビールで乾杯できるようになって、周囲の大人たちと対等に話せるようになったと感じたんです。20歳の境目って大きいなぁ、と実感していたところにこの連載のお話をいただき、それまで知らなかった世界を見ることができた。この2年で経験できたことは僕にとって大きな意味があったし、それだけに思い入れの深い一冊です」手にしていた本には、角を折り込んで印をつけたページがたくさん!「今でも、それぞれの達人たちとのやり取りが鮮明に思い出されます。現場で話すのとはまた違い、文字を追うことで達人の言葉が『なるほどなぁ』と改めて心に染みたり、何気ないひと言が刺さったり……印象に残るページに印をつけながら何度も読み返しました(笑)」とくに印象に残った達人や、言葉を尋ねると、さっそくひとつめの印を開いた神木さん。「作家・辻村深月さんには、どうやって物語を動かしていくのか、というテーマでお話を聞いたのですが、『ラストを決めずに書き進める』というやり方は衝撃的でした。『書いているうちに登場人物たちが教えてくれる』ともおっしゃっていましたが、確かに僕も、そのシーンの中で僕らしく役をどう生きて全うしようかといつも考えながら演じています。そういう意味では、辻村さんとつながりを感じました。宇宙飛行士・野口聡一さんは、宇宙での仕事を普通に話してくださっただけなのに、僕の想像を遥かに超えていて、あんなに不思議な感覚になったのは初めてでした。『重力から解き放たれた瞬間に胃がせり上がり、すべてのものが宙に浮く』と言われても、未知すぎて受け止めきれなかった(笑)。それだけにインパクトがありました」書籍化にあたり、俳優の中井貴一さんとの特別対談も掲載された。「ドラマ『風のガーデン』で約半年間、北海道ロケをしていたこともあり、それ以来中井さんはお父さん的存在。中井さんほどのベテランでも『今でも撮影初日などは不安』と聞いた時は意外でした。でも、不安があるからこそ次はがんばろうって思えるし、過去の自分を超えて成長するためには、不安があって当然なんだと新たに勇気をもらいました」達人たちから学んだこと、またこの本の教えは何でしょうか?「自分の道を終わりなく追求し続ける達人たちに共通するのは、僕のような素人の意見にも聞く耳を持つ、柔軟な人柄でした。だから哲学者に天文学者、文化庁長官なんて肩書を聞くと難しそうだと構えがちですが、わかりやすく丁寧に説明していますし、誰にでも必ずひっかかる言葉があると思う。まずはサラッと読んで気になる場所に印をしておき、読み返してみると面白いです。悩みを解決する糸口や、目標達成のヒントが隠されているはずです」◇かみき・りゅうのすけ1993年生まれ。俳優。6歳でドラマ『グッドニュース』でデビューして以来、映画『桐島、部活やめるってよ』『るろうに剣心』『バクマン。』などの話題作に出演。ユニセックス コート¥48,000 オーダー販売(TATEGAMI/tategami.tokyoTEL:03・6324・2100 )ニット¥19,000(BLUE BLUETEL:03・3715・0281)パンツ¥18,000(HOLLYWOOD RANCHMAKETTEL:03・3463・5668)モンクストラップシューズ¥23,000(CEBO/JOURNEYTEL:03・3461・8506)ソックスはスタイリスト私物。◇神木さんが各界の第一線で活躍する達人を訪れて、その世界観に触れながらさまざまなトークを繰り広げてきた連載から、選りすぐりの達人14名と中井貴一さんとの特別対談を掲載。マガジンハウスより発売中!1300円。※『anan』2015年11月4日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・若山あや
2015年10月28日佐藤健と神木隆之介が、「anan」1972号の表紙に登場。「彼と一緒に東京観光。」と題した特集で、2人と揃って東京デートをしているかのような豪華シチュエーションが実現していることが分かった。さらに本誌には野村周平、中川大志、高杉真宙、志尊淳、葉山奨之ら最旬若手俳優たちも“デートシチュエーション”で登場しており話題を呼んでいる。今回、表紙を飾る佐藤さんと神木さんは、共にアミューズ所属の俳優。プライベートでも交流があるという2人は、過去に佐藤さん主演『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で対峙するキャラクターとして競演。10月3日(土)より公開される『バクマン。』ではW主演を果たし、その最強タッグに注目が集まっている。本誌の巻頭ページでは、豪華にも佐藤さんと神木さんが2人揃って登場!東京駅から日本橋、人形町を2人がリアルに歩き、街の風景や買い食いなどを楽しむ様子を激写。「2人と待ち合わせして、3人でデートした」気分を味わえること請け合いだ。さらに本誌内では、若手俳優たちと東京の様々な場所でデートをしている気分が堪能できる「彼と東京」特集を掲載。月9ドラマ「恋仲」で、福士蒼汰と本田翼との三角関係を見事に演じ、『ライチ 光クラブ』『ちはやふる』と話題作の公開が待たれる野村さんとは、下町散歩デート。東京のレトロな喫茶店を満喫したのは、ドラマ「南くんの恋人~my little lover~」や「監獄学園-プリズンスクール-」、主演映画『通学シリーズ 通学途中』など今後出演作目白押しの中川さんと、ドラマ「表参道高校合唱部!」出演の高杉さん、そして「烈車戦隊トッキュウジャー」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」出演で話題の志尊さんに。連続テレビ小説「まれ」出演で注目を浴び「サマー・ストーカーズ・ブルース」で主演を果たす葉山さんだ。ほかにも、10月期ドラマ「おかしの家」出演の勝地涼、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が公開中の三浦貴大、『星ガ丘ワンダーランド』主演の中村倫也らが登場する。いまをトキメク俳優たちと東京デートを妄想体験できる本誌は、ファン必携の一冊となりそうだ。「anan」1972号は現在発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日大人気コミックを実写映画化した『バクマン。』の完成報告イベントが9月8日(火)、都内で行われ、高校生漫画家コンビを演じた佐藤健と神木隆之介が出席。神木さんの“珍行動”に、佐藤さんが「おれは絶対やらない!」と突き放した。イベントには佐藤さん&神木さんに加えて、共演する染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、大根仁監督、主題歌を手がける人気バンド「サカナクション」の山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一が勢ぞろい。秋雨が降りしきるなか、約600人の当選ファンが駆けつけ、会場となった東京・六本木ヒルズアリーナは大盛り上がりだった。撮影現場をふり返るトークで、山田さんが神木さんにユニークな筋トレを伝授したエピソードが披露されると、大根監督は「この場でやって見せたら?」とムチャぶり。神木さんは「いま、どんな画(え)になってます?」と照れくさそうに、“山田式筋トレ”を実践したが、これに対し佐藤さんは「えっ?おれも?おれは絶対やらない!」と突き放した。原作は「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビが、2008年より「週刊少年ジャンプ」で連載が始め、累計発行部数1,500万部を超える大人気コミック。高い絵の才能を持つ真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書く高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る週刊少年ジャンプ誌上で、若き天才漫画家・新妻エイジ(染谷さん)らライバルとしのぎを削る青春ストーリーだ。「すごく王道の青春映画に仕上がった。それに大根監督の手によって、最先端の映像技術も使われていて、とてもスタイリッシュでハイセンスな作品」と佐藤さん。漫画家同士のバトルをダイナミックに描いたアクションシーンについては、「まさか、『バクマン。』の映画化でワイヤーに吊るされるとは」(佐藤さん)、「白いスタジオで撮影し、どんな映像になるか想像もつかなかった。完成した映像を見て、感激しました」(神木さん)。大根監督は、染谷さんもまじえた撮影風景を「るろ剣vs.寄生獣」だと盛り上がった』と話していた。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日「佐藤と神木、逆じゃない?」人気漫画「バクマン。」の映画化および主人公のサイコーを佐藤健が、シュージンを神木隆之介が演じることが発表された際の、大多数の反応である。いや、ファンだけではない。当の佐藤さんも「最初に僕がサイコーで、シュージンを神木隆之介でと言われた時はびっくりした」というし、神木さんも「僕がメガネの方?『逆じゃないんですか?』と聞いた」という。人気漫画の実写化に関してその是非が問われるのは宿命であるし、人気キャラを誰が演じるのか?というキャスト論争ももはや日常茶飯事。だがメインキャスト2人が「逆じゃない?」というツッコミを受けつつ船出する作品もあまりない…。だが、佐藤さんも神木さんも、今では…いや、撮影の段階でこのキャスティングで間違いはないと自信と手応えを感じていた。改めて、佐藤健&神木隆之介が『バクマン。』キャスト論争について答えると共に、作品の魅力について語った!原作はあの「DEATH NOTE」の大場つぐみ×小畑健のコンビによる人気漫画で、まさに己の経験を元に自分たちの戦いの場である「週刊少年ジャンプ」を舞台にした本作。No.1の漫画家を目指すサイコー(作画担当)とシュージン(原作担当)が恋やライバルたちとの切磋琢磨の中で成長していくさまを描く。撮影開始前からの異例のキャスト論争に加え、佐藤さんは「まず、リュウ(=神木さん)とは5つも年が違うのに同級生ができるのか?いや、そもそも学生やれるのか?という不安もあった」という。それでも、原作、および映画の中での2人の関係性、そしてサイコーの内面について考えた時、最初に感じていた“違和感”はなくなっていた。「(逆という声は)ビジュアル的な部分なんですよね。でも、原作でも2人の関係性って、最初にシュージンがサイコーをマンガの世界に引き込むけど、サイコーに火がついた後は、どちらかというとサイコーが突っ走って、シュージンが後から追いかけていくという感じ。そういわれると、普段の僕とリュウの関係としてしっくりくるものがあったんです。(神木さんは)弟のように慕ってくれるところがすごくある。それから現場に入って、リュウのシュージンを見たら漫画そのまんまで、僕にはシュージンはできないなって思いました」。何より佐藤さん自身「本質的なところで、自分はサイコーだなと思った」という。「基本的にサイコーの気持ちが全て、自分と重ね合わせながら理解できましたね。だから、その気持ちに従って『作った』というよりも、自分が素直に感じたまんまでした。なかなか、サイコーたちのような状況に陥ることってないけど(笑)、もしそうなったら、僕もサイコーと同じ気持ちになると思う。好きな女の子から夢に向かって『頑張って』と言われたら燃えるし、自分がプライドを持って打ち込んでいることがあって、ライバル(=同年代の漫画家・新妻エイジ/染谷将太)がいて、そいつに『ヘタクソ』と言われたら、ものすごく悔しいだろうと思うでしょうから」。元々、原作の大ファンだったという神木さんも「台本を読んでみたら、ピッタリだなと感じました。僕そっくりというか、そのままのテンションで役作りをすることなしに演じられました」とうなずく。神木さんは、映画の中の原作と重なるシーンに関しては「いい意味で忠実に再現したいと思い、原作のページをコピーし台本に貼っていた」という。特に神木さんにとって「原作の中でもグッとくる大好きなシーン」であり、サイコーとシュージンの関係性や心情を表しているという点で、大切に演じたというのが、過労で倒れてしまったサイコーを見舞ったシュージンが病室を出て、涙を流すシーン。「シュージンは最初、自分は絵が描けないからと深く考えずに原作担当になったところもあったけど、いつしかサイコーの存在が支えになっていたと思うんです。まさに健くんが言ったように、最初に漫画家を目指すきっかけはシュージンが作ったけど、サイコーがどんどん前に出て、それを追いかけるようになって『よっしゃ、やるぞ!』となっていた矢先に、自分の先を走っていたサイコーが絵を描けなくなってしまったという悔しさ――。そこでサイコーのために泣けるくらい、大きい存在になっていた。2人で一つなんだと感じてもらえるシーンだと思います。初めてシュージンの心が折れた瞬間でもあるし、サイコーのために泣いているんだと感じてもらえたらと力を入れたシーンでもあります」。涙といえば、サイコーも劇中、あるシーンで涙を流す。実は台本上ではここでは涙を流すことにはなっておらず、演じる中で思いがけず、佐藤さんの目から涙がこぼれたという。大根監督はもう一度、涙を流さないバージョンを撮ったものの、編集の段階で結局、最初の“涙アリ”の方を使用することにしたという。佐藤さんは「あれはまあ、たまたま出ただけ(苦笑)。涙が出る、出ないはどっちでもいいんですけど…」と照れくさそうに語りつつ、のちにプロデューサーから聞かされたというこんなエピソードを明かしてくれた。「実は映画の“ピーク”を当初は別のシーンを想定していて、あのシーンをピークにする予定ではなかったそうです。でもああいう形になったので、結果的に後半のシーンの構成を最初の予定から変えたらしいです」。まさに、監督の頭の中の想像を超えた瞬間、いや漫画という二次元の世界で既に表現された物語を、生身の人間が演じることで新たなシーンとして塗り替えた瞬間といえるかもしれない。俳優の演技だけではない。「週刊少年ジャンプ」の歴史を紹介するオープニングでの映像や、本作ならではのエンドロール、2人が原稿を執筆するシーンでのプロジェクション・マッピングを映画に取り入れるという新たな試みが詰め込まれている。改めて佐藤さんは言う。「初めてこの映画のお話をうかがった時、大根さんが監督を務めるというのもそうですが『新しい映画を作りたい!』という気持ちがすごく強く見えたんです。台本にYouTubeのURLが書いてあったり、エンドロールの部分も台本上に『いままで見たことのないエンドロール』とあったり。誰もやったことないものを作りたいんだなっていうが伝わってきて、そういうところが一筋縄でいかないキャスティングにも表れていると思うし、すごく惹かれて『ぜひ出たい』って思いました。そういう精神は「バクマン。」という原作とものすごく相性がいいと思うんです。(同じ大場×小畑コンビの)『DEATH NOTE』もそうですが、それまでの『ジャンプ』になかった。革命的な作品だったと思うし、そういう精神をキャスト・スタッフ全員が持っていたし、完成した映画を見ても、すごく新しく魅力的な作品になっていると感じました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年08月31日俳優の佐藤健と神木隆之介が主演する映画『バクマン。』(10月3日公開)の特報映像が21日、公開された。公開された約30秒の映像は、神木演じる高木秋人(たかぎあきと)が、佐藤演じる真城最高(ましろもりたか)に「俺と組んで漫画家になってくれ」と持ちかけるところから始まる。さらに、最高が思い余ってヒロイン・亜豆(小松菜奈)にプロポーズするシーンなど、ファンにとっても印象深い場面を紹介。注目の創作シーンは、CGとアクションを使い大迫力で表現されており、東宝宣伝部も「今まで見たことがない」と自信をもつ。ナレーションは、『ONE PIECE』のルフィ役、『ドラゴンボール』のクリリン役など数多くのジャンプアニメに出演する声優の田中真弓がナレーションを務めている。本作は、『デスノート』の大場つぐみ×小畑健コンビによる同名コミックが原作。2008年より週刊少年ジャンプに連載され、連載開始と同時に一般読者から業界関係者まで幅広い層から支持を受け、全20巻で累計発行部数1,500万部超の大ヒットを記録した。高い画力がある最高とクラスメートの秀才で漫画原作家志望・秋人の高校生コンビが、漫画家を目指していく奮闘劇を描く。2人と『ジャンプ』連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強のライバルにして天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太、2人とよき友となる漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役を皆川猿時。2人の才能を見抜くジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役にリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろう役に宮藤官九郎といった実力派が脇を固め、『モテキ』(2011年)の大根仁監督がメガホンをとった。(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会
2015年05月21日映画『神さまの言うとおり』の初日舞台あいさつが15日、都内で行われ、キャストの福士蒼汰、山崎紘菜、優希美青、神木隆之介が出席した。全国公開中の本作は、金城宗幸の同名漫画(講談社刊)を三池崇史監督が実写化したサバイバルホラー作品。突如、ある高校の教壇の上に現れたダルマさんに、頭を吹き飛ばされていく生徒たち。級友が次々と犠牲になる中、生き残った高畑瞬(福士)は、まねき猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカから出題されるデスゲームに挑む――というストーリーで、第9回ローマ映画祭にて、三池監督がマーベリック賞を受賞している。主演の福士は、「本当に新しいエンターテインメント作品。ローマでは、笑いと拍手が起こりました。一人ひとりが楽しんでくれたらうれしいです」と笑顔であいさつ。イベントでは、この日、スケジュールの都合で欠席だった三池監督から、"監督さまの言うとおり"と題したサプライズ指令を実施。ローマ映画祭で、流ちょうな英語とイタリア語を披露した福士は、本作がロシアでも公開されることを受けた"ロシア語でのあいさつ"という無茶ぶりを課せられ、「出来ない! やったことない!」と大慌て。舞台上でロシア語通訳者から指南を受けた福士は、「こんにちは、福士蒼汰です。僕はみなさんのことを愛しています」と見事ロシア語であいさつし、その俳優魂を見せつけた。また、"福士への告白"というミッションを課せられた山崎は、撮影中の感謝の言葉を述べつつ、「ストレッチしてたら、『あのさ、何かキモイよね』って言われた。謝って欲しい……。あと、漫画返して!」と怒りのエピソードを暴露。「修羅場だね~」と苦笑いする神木らが見守る中、福士は「誠に申し訳ないと思っております」と平身低頭していた。一方、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』のGMT47メンバーとして福士と共演したことがある優希には、"福島弁でPR"というお題が出題。「おら、おっかねぇのは苦手だけんども、感動もすっぺ」と照れ笑いを浮かべる優希に、思わず、「じぇじぇ!」と名セリフを吐いた福士は、「久し振りに、懐かしいヤツやっちゃった~(笑)。東北弁は、やっぱり可愛いですね~」とニヤけ顔を浮かべていた。
2014年11月16日映画『神さまの言うとおり』が11月15日(土)に公開を迎え、主演の福士蒼汰を始め、山崎紘菜、優希美青、神木隆之介が揃って舞台挨拶に登壇した。理不尽な殺人ゲームに投げ込まれた高校生たちが生き残るべく、知力と体力を駆使してゲームに挑んでいくさまをスリリングに描き出す。この日、三池崇史監督は残念ながら欠席となりビデオメッセージでの登壇となったが、このビデオの中で「神さまの言うとおり」ならぬ「監督の言うとおり」というゲームの開始を宣言!監督の指示に従い一人ずつ“課題”をこなし、観客に認められないと舞台挨拶は終わらないと宣告する。最初に課題に挑んだのは神木さん。劇中、普段の神木さんのイメージとかけ離れた冷酷な青年・天谷を演じたが、三池監督から「天谷の好きな決めゼリフを生で披露して」という指令を受け、神木さんは役になりきって「オレたちは仲間だろ?なぁ、高畑」というセリフを披露。一瞬の沈黙ののちに大きな拍手が沸き起こり、神木さんはホッとした表情を見せた。続く優希さんは、福島県出身でNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でも“小野寺ちゃん”の役で東北出身のアイドルを演じて注目を集めたが、三池監督の指令は「福島弁で映画をPRせよ」というもの。優希さんは「公の場で福島弁で話すのは初めて…。ドキドキします」と緊張した面持ちを見せつつ、かわいらしい福島弁でキュートに映画をアピールし、これには会場のみならず福士さんや神木さんからも「かわいい!」との声が。同じく「あまちゃん」組の福士さんは衝動を抑えきれず(?)、東北弁で応戦し「じぇじぇじぇ!」を披露。会場は爆笑と拍手に包まれ、福士さんも「懐かしいやつ、やっちゃった(笑)。かわいいですねぇ」と15歳の優希さんにメロメロだった。山崎さんは、三池監督から「福士蒼汰への思いを“告白”せよ」との指令を受け、意を決して「3つあります」と通告。一つ目は現場で積極的に話しかけてくれたことへの感謝、二つ目はインタビュー取材時のさりげないフォローへの感謝と、いい流れで来たが、三つ目に「撮影中にストレッチしながら立っていたら、福士さんに『あのさ、なんかさ、キモいよね』と言われました。すごくショックでした!謝ってほしい!」と福士さんの中傷への謝罪を要求。さらに「あと、貸した漫画返してください!」となぜか公の場で貸した漫画の返還も求めた。神木さんが「修羅場だね(笑)」と言うほど福士さんはうろたえていたが、やがて「誠に申し訳ないと思ってます。すいません(笑)」と謝罪。「福士蒼汰に『キモい』って言われた私はどうしたらいいの(苦笑)!」と怒り心頭だった山崎さんも、「スッキリしました。もう言わないでください」と謝罪を受け入れて和解した。この時点で福士さんはどっと疲れた顔で「もう(課題を)やった気分」とボヤいていたが、最後に三池監督から課された課題は、イタリアのローマ映画祭の時に披露したイタリア語…ではなく、なんと「ロシア語で挨拶して」という無茶ぶり!そのためにわざわざ、ロシア人の通訳まで用意され、作戦会議の後に福士さんはその場で覚えたという自己紹介と「みなさんを愛してます」というロシア語を披露し、無事全員ゲームをクリア。「撮影本番の時より緊張した…」という声が苦笑交じりに聞こえてくるほど、登壇陣にとって苦労の多い晴れの初日舞台挨拶となった。なお、福士さんが懸命にロシア語を披露したから…ではないが、本作がロシアで配給されることも正式に発表された。『神さまの言うとおり』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神さまの言うとおり 2014年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年11月15日あびる優、ブログ人気急上昇先月結婚をしたばかりのあびる優さんのブログが、人気急上昇中!仕事やプライベートを楽しみつつも、常にオシャレな彼女の生活をのぞき見ることができます。同ブログで特に話題になっているのが、ランジェリーシリーズ。彼女がモデルをつとめるエメフィールのランジェリーを着用した写真が、4回にわたってアップされています。エメフィール・ランジェリー可憐な花柄模様やセクシーな黒やヒョウ柄など、豊富なデザインで知られるエメフィールですが、胸をボリュームアップさせるのも得意中の得意。同ブログ9月25日付けの記事では、「今回も盛れるブラが豊富だったよん。」と彼女も大満足のコメントを寄せています。お気に入りはグレース彼女が自身の結婚会見で着ていた素敵なワンピースについても、9月21日付けの記事で触れられており、グレースで購入したと告白。ビジューの使い方を絶賛していて「素敵で衣装でもプライベートでも大活躍!」とグレースを愛用していることを明かしました。テレビや雑誌で活躍中のあびる優さん。ブログ同様、彼女のタレント人気にこれから火がつきそうです。【参考】・あびる優オフィシャルブログ「あびるさん」
2014年10月04日神木隆之介の脳裏を予感めいた思いがよぎった。「この2人、姉弟なんじゃないか――?」それはドラマ「SPEC」の第3話で神木さん演じる“一(ニノマエ)”が「当麻!」と叫ぶシーンでのこと。「この時点で、過去に何があったのか?ニノマエと当麻がどういう関係なのか?といったことは僕自身も全く知らされてなくて、そうだったらすごいなという程度の思いだったんですが…」。だがドラマが最終盤に差し掛かった頃、神木さんは、そのときの予感が正しかったことを知る。「よし、来たか。やはりそうか!という感じでした(笑)」。“時を止める”という最強の能力に飽きたらずこの男、予知能力まで身に着けていたとは…。神木隆之介がこれまでとは全く異なる“悪”と“狂気”の一面を見せ、文字通り新境地を開いた「SPEC」が、公開中の『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』と『爻(コウ)ノ篇』で3年にわたるシリーズの幕を閉じる。神木さんにとってこの3年はどのような歳月だったのか?そして今年、20歳を迎えてその先に見据えるものとは――?『SPEC』最終章の公開を記念してロングインタビューを敢行!まずは約3年前、ドラマ「SPEC」のオファーを受け、ニノマエという役を演じることになったときの率直な心境、そしてどのように役を作り上げていったのかを聞いた。「びっくりしましたね。作品やスペック(=選ばれし人物たちが持つ様々な特殊能力)についての説明があったのですが、まず悪役であるということ。さらにニノマエは『時を止める能力を持つ』と。それまでそういう超人的な役を演じたことはなかったですし、悪役ということでどんな風に見える役にすればいいか?かなり悩みましたね」。“無垢なる悪”ともいうべき、従来の悪役像を一変するようなニノマエのキャラクターは、役者に自由を与え、可能性を引き出していく堤幸彦監督の下で神木さん自身が作り上げていったものだ。「口の片方を上げてニヤリと笑って『キサマら』と言う、いかにもって感じの悪役は嫌で、この子は味方になるのか?ずっと敵なのか?それともどちらでもないのか?という曖昧さを持った役にしたかったんです。一見、悪いヤツに見えないくらい無邪気で、逆にそれが狂気を孕んでいて怖い――特にドラマの第1話、2話あたりは笑顔ひとつ、動きひとつにも細心の注意を払っていました」。もしも彼が先述のような「いかにもな感じの悪役」を演じたとしても、それはそれでこれまでにない神木隆之介として強い印象を与えたことだろう。だが、彼がすごいのは単に極端な方向へと舵を切るのではなく、自身の容姿や従来のイメージまでも踏まえた上で、どうしたらこの作品の中で最も恐ろしい形で存在感を放ち、見る者にインパクトを与えられるかまで考えて、ニノマエというキャラクターの“スイッチ”を調整していることだ。「身近にいる友達や家族にまで『怖い』とか『何考えてるのか分からない』って言われました(笑)。ただ、ニノマエを演じるのは気持ちいいです。テンションの急な上げ下げもあり、人をおちょくるような態度を取ったり、極端な切り返しもあって…。どうしてもこれまで、感情を抑えるような役が多かったのですが、初めてエネルギーを外へ外へと発していく役で快感でしたね(笑)」。一方で、ニノマエ絡みのシーンの撮影はシリーズを通じてスタッフ、キャストのとっては最も苦労の多いシーンとも言われている。ニノマエが能力を発動し“時を止める”シーンでは、最新の撮影設備が用意され「準備だけでも2時間くらいかかることもあった」という状況で、ニノマエ以外の共演陣は実際に、同じ姿勢で止まったままいないといけない。神木さんだけがその場を悠々自適に微笑みを浮かべて動き回ることになる。「現場に行くとみなさんから『来たよ…』って言われてましたからね(苦笑)。こっちも(頭を下げつつ)『どうも、お邪魔します』という感じで(笑)。僕以上に周りのみなさんは本当に大変だったと思います。戸田さんや加瀬さんの目がだんだん、充血していくのが見えましたからね。ニノマエのような役を演じることはそうそうない事だと思いますので、そういう意味でも本当に貴重な体験をさせて頂きました」。オリジナル(?)のニノマエはドラマの最終話で死を遂げているが、その後のスペシャルドラマや劇場版でも、ニノマエは“死んだスペックホルダーを呼び戻す”という当麻の能力やクローンという形で登場。そして最終章となる『爻ノ篇』にも神木さんの名はしっかりとクレジットされている。どのような形での出演となるのかは観てのお楽しみだが、改めて、『爻ノ篇』の撮影で3年におよんだ「SPEC」に別れを告げた瞬間の気持ちは?「正直、まだ終わってないような気持ちですね。終わったの?ホントに?いやいや、まだあるでしょ!という感じで(笑)。これまでがまさにそうでしたからね。連続ドラマが終わって死んだはずなのにスペシャルドラマに呼ばれ、『おつかれさま』と言われたはずが映画にも呼ばれ…まだそのパターンが続いているような気がします。撮影を終えてしばらく経って『終わったんだな』と思っているのですが、心のどこかでまだ終わっていないような…それくらい、この3年は長く特別でしたね」。「SPEC」に携わった約3年の間、もちろん、神木さんはそれ以外の作品にも携わってきた。いや、“以外”などという言葉では片づけられない、俳優人生における大きな転機となる出会いもあり「役と一緒に成長してきた3年だった」とふり返る。ドラマでは宮藤官九郎脚本の「11人もいる!」で主演を務め、映画『桐島、部活やめるってよ』ではニノマエとはまた180度異なるスクールカーストの“底辺”に位置する主人公の高校生を好演。改めて俳優・神木隆之介の幅の広さ、ポテンシャルの高さを見せつけた3年だった。「特にこの2年ほど、高校を卒業して『桐島』のプロモーションが始まって、おこがましい言い方だけど“座長”としてしっかりしなくちゃという意識、責任感を強く感じていました。卒業して、運転免許もとったし(笑)、変化だらけですね。自分の中で成長を感じてもいますし、それを見せていけたらという気持ちはより一層、強くなりました」。神木さんの口からはたびたび「社会人」という言葉が口をついて出る。俳優にインタビューをしていて「大人」や「プロ」という言葉が出てくることはよくあるが、「社会人」という言葉を聞くことはめったにない。なるべく仕事と切り離して過ごしていたという学生時代が神木さんにとっていかに大きかったか、そして、どんなに芸歴が長くとも、世の中との繋がりを常に意識し、しっかりと地に足をつけて歩みを進めていこうとする思いが垣間見える。「高校を出たことで、この仕事で食っていかないといけないという覚悟は確実に芽生えましたね。正直、高校生の頃は『まだ学生』という気持ちがあったんだなということを、いまになって改めて実感しています。頑張らなきゃって気持ちと同じように不安もあるし、新鮮だけど、確実に“重さ”を感じています。まだそこまで年月が経ってないのに高校時代が懐かしくなりますね(笑)。この先に関して…元も子もない言い方ですが(笑)、何があるか分からないから全力で死ぬ気でやっていきたい。いまは、スーツを着て会社勤めをする役がやりたいです。上司や部下や同期の仲間がいて、ほかの部署の女の人と社内恋愛したりとか(笑)」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ぜん)ノ篇 2013年11月1日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻(こう)ノ篇 2013年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会
2013年11月29日