今年の冬は、リボンアイテムが豊作!韓国発バレエコア人気とその象徴のリボンが一気に広がっています。アウターに始まりニットやスカート、ヘアアクセやパンプスまで、さまざまなリボンアイテムが登場しています。クラシカル & シンプルの基本のトレンドスタイルをおさえながらも、リボンでちょっぴりガーリーに仕上げるのが今年らしいスタイル。ここでは、今すぐ取り入れたい人気のリボンアイテムをご紹介します。リボンデビューは「ヘアアクセ」から♡出典:Instagramヘアアクセなら、リボンデビューも簡単♪ まとめ髪にリボンモチーフのヘアアクセを添えるだけで、ぐっと華やかな印象に仕上がります。初心者でも抵抗感なく取り入れられるのでは? ビジュー付きのリボンなら、冬のイベントシーンにも大活躍です♡大人女子には「リボンパンプス」がおすすめ♡出典:Instagramリボンは子どもっぽく見えない?と心配な大人女子は、足元にリボンモチーフを取り入れてみて。ビビッドな赤のパンプスは暗くなりがちな冬のコーディネートのアクセントになること間違いなし! さりげなく、トレンドカラーも取り入れることもできますよ♪アウターにもリボン、リボン、リボン!出典:Instagram思いっきりガーリーにキメたい日は、リボンがポイントになったアウターをチョイスしてみて♡ 黒なら甘さを調整してくれて、程よく大人っぽく仕上ります。下半身はミニスカ × ハイソックスで今年らしいバランスに整えて。リボンの取り外しができる「スカート」は着回しにも便利♪出典:Instagramリボンの取り外しができるミニスカートは、冬の着回しに大活躍♪ Y2K的バランスで、ロングブーツと合わせるのも素敵ですが、今年は「ルーズソックス × ムートンブーツ」で程よくカジュアルにまとめるのもおすすめ♡大人のガーリースタイルを楽しめる「リボンカーデ」出典:ViS小さなリボンが散りばめられたカーディガンは、今年らしさ満点! 黒をチョイスすることで甘さが控えめになるので、ハイネックやワンピース上に重ねて、ちょっぴりガーリーな大人スタイルを楽しんで。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではViS、@e.sakaguchi__u様、@kubonbon501様、@kerubin.18様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年12月12日2024年の映画賞レースの幕開けとなる第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間12月11日、ライブストリーミングにて発表。グレタ・ガーウィグ監督『バービー』が最多9部門、続いてクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』が8部門にノミネートされた。本賞を主催していたハリウッド外国記者協会(HFPA:Hollywood Foreign Press Association)が多様性の欠如や倫理的問題を「ロサンゼルス・タイムズ」に指摘され、俳優やクリエイター、映画会社などが一斉にボイコット。昨年はMCのコメディアン、ジェロッド・カーマイケルが壇上で、黒人メンバーの不在についてジョークを交えて指摘したことも記憶に新しい。すっかり権威の落ちた感のあるゴールデン・グローブ賞だが、今回、組織が一新。ハリウッド外国記者協会は6月に解散し、賞に関する資産を買収した投資会社エルドリッジ・インダストリーズの子会社ディック・クラーク・プロダクションズが主催に。候補者と受賞者は75か国・300人のメンバーの投票によって選出され、候補作・候補者の顔ぶれは例年と比べると確かに印象が異なっている。また、新たに2つの賞も新設。映画部門では世界的支持を獲得し、最も収益が高い/あるいは最も視聴された映画を選出し、テレビ部門では最優秀スタンドアップコメディを選出する。これまでTV放映していたNBCの契約も終了となり、授賞式の模様は現地時間2024年1月7日、CBSで生中継、 Paramount+でストリーミング配信される予定。主なノミネートは以下のとおり。【映画部門】作品賞(ドラマ部門)『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『Past Lives』(原題)『The Zone of Interest』(原題)『Anatomy of a Fall』(原題)『オッペンハイマー』作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『バービー』『哀れなるものたち』『American Fiction』(原題)『The Holdovers』(原題)『May December』(原題)『AIR/エア』『バービー』監督賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』グレタ・ガーウィグ『バービー』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』セリーヌ・ソン『Past Lives』脚本賞『バービー』『哀れなるものたち』『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『Past Lives』『Anatomy of a Fall』『マエストロ:その音楽と愛と』主演男優賞(ドラマ部門)ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』コールマン・ドミンゴ『Rustin』(原題)アンドリュー・スコット『異人たち』バリー・コーガン『Saltburn』『異人たち』主演女優賞(ドラマ部門)リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』サンドラ・ヒュラー『Anatomy of a Fall』アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』グレタ・リー『Past Lives』ケイリー・スピーニー『プリシラ』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ファンティジア・バリーノ『カラーパープル』ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと恋の手ほどき始めます』ナタリー・ポートマン『May December』アルマ・ポウスティ『枯れ葉』マーゴット・ロビー『バービー』エマ・ストーン『哀れなるものたち』『カラーパープル』主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ニコラス・ケイジ『Dream Scenario』(原題)ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』マット・デイモン『AIR/エア』ポール・ジアマッティ『The Holdovers』ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』ジェフリー・ライト『American Fiction』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』ジュリアン・ムーア『May December』ロザムンド・パイク『Saltburn』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』『ナイアド ~その決意は海を越える~』助演男優賞ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』ロバート・デニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ライアン・ゴズリング『バービー』チャールズ・メルトン『May December』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』『哀れなるものたち』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』『すずめの戸締まり』『ウィッシュ』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』非英語映画賞『Anatomy of a Fall』(フランス)『枯れ葉』(フィンランド)『Io Capitano』(イタリア)『Past Lives』(アメリカ)『雪山の絆』(スペイン)『The Zone of Interest』(イギリス)映画評価と興行成績(Cinematic and Box Office Achievement)『バービー』『オッペンハイマー』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』『ティラー・スフィフト:THE ERAS TOUR』【テレビ部門】作品賞(ドラマ部門)「1923」「ザ・クラウン」「ザ・ディプロマット」「THE LAST OF US」「ザ・モーニングショー」「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞(ドラマ部門)ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」エマ・ストーン「The Curse」ヘレン・ミレン「1923」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞(ドラマ部門)ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」ドミニク・ウエスト「ザ・クラウン」ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」作品賞(ミュージカル/コメディ部門)「アボット・エレメンタリー」「バリー」「一流シェフのファミリーレストラン」「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」「マーダーズ・オブ・ビルディング」「テッド・ラッソ」主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ナターシャ・リオン「Poker Face」(原題)クインタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・オブ・ビルディング」主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)ビル・ヘイダー「バリー」ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」マーティン・ショート「マーダーズ・オブ・ビルディング」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・オブ・ビルディング」作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)「BEEF/ビーフ~逆上~」「レッスン in ケミストリー」「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」「すべての見えない光」「Fellow Travelers」(原題)「ファーゴ」主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)アリ・ウォン「BEEF/ビーフ~逆上~」ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」エリザベス・オルセン「ラブ&デス」ジュノー・テンプル「ファーゴ」レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves」(原題)ジョン・ハム「ファーゴ」マット・ボマー「Fellow Travelers」サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ~逆上~」ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ / 米国政治の失墜を招いた男たち」助演女優賞アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ」J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」メリル・ストリープ「マーダーズ・オブ・ビルディング」助演男優賞アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」アレキサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」ジェームズ・マースデン「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」スタンダップ・コメディ賞「エイミー・シューマーのアナタは緊急連絡先!」「クリス・ロックの勝手に激オコ」「リッキー・ジャーヴェイスのこれじゃ世も末」サラ・シルバーマン「Sarah Silverman:Someone You Love」トレヴァー・ノア「Where Was I」ワンダ・サイクス「私はエンタテイナー」(シネマカフェ編集部)■関連作品:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+異人たち 2024年、公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnikオッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2023年12月12日第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が発表された。今回の受賞者・団体は、『火の顔』『アンティゴネ』『未婚の女』の翻訳・ドラマトゥルクを務めた大川珠季、『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』の翻訳を担当した關智子、『黄色い封筒』を上演した劇団青年座、パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』を上演した名取事務所。贈呈式は2024年1月15日(月) 13時より東京・あうるすぽっとで行われる。本賞は、2017年までの10年間、小田島個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に、実行委員の合議で選考している。第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体大川珠季■『火の顔』『アンティゴネ』作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト(原作:ソフォクレス)演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年4月8日(土)~4月16日(日)会場:吉祥寺シアター■『未婚の女』作:エーヴァルト・パルメツホーファー演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年10月18日(水) ~10月22日(日)会場:銕仙会能楽研修所關智子■『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』作:アリス・バーチ演出:生田みゆき翻訳:關智子上演期間:2023年9月21日(木)~9月29日(金)会場:文学座アトリエ劇団青年座■『黄色い封筒』作:イ・ヤング(李羊九)翻訳・ドラマトゥルク:石川樹里演出:須藤黄英上演期間:2023年7月5日(水) ~7月10日(月)会場:吉祥寺シアター名取事務所■パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』「Prisoners of the Occupation」東京版作:パレスチナ人政治囚、エイナット・ヴァイツマン「I, Dareen T. in Tokyo」作:ダーリーン・タートゥール、エイナット・ヴァイツマン翻訳・ドラマトゥルク:渡辺真帆演出:生田みゆき上演期間:2023年2月17日(金)~2月26日(日)会場:下北沢「劇」小劇場■現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:「慈善家-フィランスロピスト」小笠原響「屠殺人 ブッチャー」生田みゆき上演期間:2023年11月17日(金)~12月3日(日)会場:下北沢「劇」小劇場
2023年12月12日12月11日(日本時間)夜、アカデミー賞のゆくえを占う最大の前哨戦「第81回ゴールデン・グローブ賞」のノミネーションが発表され、スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)がアニメ映画賞 ノミネーション作品として選出されたことが明らかとなった。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。公開後、米津玄師による主題歌「地球儀」やボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、風吹ジュン、國村隼、小林薫らが参加していることが大きな話題となった。これまでニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している本作。前作『風立ちぬ』は第71回ゴールデン・グローブ賞に「非英語映画賞(外国語映画賞)」としてノミネートされ、惜しくも受賞を逃す結果となった。『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。新海誠監督の最新作として2022年11月11日より全国公開され、87日間で観客動員数は1,000万人、国内興行収入は134億円を突破した。2023年2月には、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」の「コンペティション部門」へ正式出品された。アニメ映画賞部門にはこのほかに、『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』がノミネートされている。なお、「作曲賞」に久石譲がノミネートしており、『君たちはどう生きるか』は2部門のノミネートとなった。「ゴールデン・グローブ賞」結果発表&授賞式は、2024年1月7日(現地時間)に行われる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日12月10日(現地時間)、第49回ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。作品賞を受賞したのは、ジョナサン・グレイザー監督の『The Zone of Interest(原題)』。次点はクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』だった。昨年は同賞を『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と『TAR/ター』が受賞し、前者はアカデミー賞の作品賞にも輝いた。グレイザーは監督賞も受賞した。監督賞の次点は『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス。主演賞はサンドラ・ヒュラー(『The Zone of Interest』『Anatomy of a Fall』)とエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)、助演賞はレイチェル・マクアダムス(『Are You There, God? It’s Me, Margaret.』)とダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)。ロサンゼルス映画批評家協会賞は昨年より演技部門で性別による区分けを廃止している。アニメ映画賞には宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が選ばれた。昨年は同賞を『ギレルモ・デルトロのピノッキオ』が受賞し、その後アカデミー賞で長編アニメ映画賞受賞を果たしている。今年の受賞者は、2024年1月13日に開催される同協会の晩餐会で表彰される。第96回アカデミー賞のノミネーションはその10日後に発表予定となっている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日映画芸術科学アカデミーは、第96回アカデミー賞授賞式における長編アニメ映画賞、国際長編映画賞の選考対象作品を発表した。長編アニメ映画賞の選考対象となるのは33作品。日本からは宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』、井上雄彦監督の『THE FIRST SLAM DUNK』、立川譲監督の『BLUE GIANT』、原恵一監督の『かがみの孤城』、新海誠監督の『すずめの戸締まり』が選出されている。任天堂とイルミネーションが共同製作し、今年世界中で大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』も。ほかには、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『マイ・エレメント』『ウィッシュ』などの作品が挙がっている。ここから最終的に5本がノミネート作品として絞られ、受賞作品が決定する。長編アニメ映画賞に出品された作品は、作品賞を含むほかの部門のアカデミー賞候補になる可能性もある。昨年、長編アニメ映画賞の選考対象となったのは27作品で、受賞したのは『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』だった。国際長編映画賞の選考対象として発表されたのは、日本の『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)を含む88作品。こちらはノミネート投票に進むことになる15作品のショートリストが、今月21日に発表予定だ。(賀来比呂美)■関連作品:THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日より全国にて公開© I.T.PLANNING,INC. © 2022 SLAM DUNK Film PartnersBLUE GIANT 2023年2月17日より全国にて公開©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会©2013 ⽯塚真⼀/⼩学館すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会かがみの孤城 2022年12月23日より公開©2022「かがみの孤城」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月08日英インディペンデント映画賞が発表された。作品賞に輝いたのは、山田太一の小説を映画化した『異人たち』。今作ではさらに、アンドリュー・ヘイが監督賞と脚本賞、ポール・メスカルが助演賞を受賞している。ただしメスカルは『How to Have Sex』のショーン・トーマスとタイでの受賞。主演賞は『How to Have Sex』のミア・マッケンナ=ブルース、ブレイクスルー演技賞は『ライ・レーン』のヴィヴィアン・オパラ、国際映画賞はフランスの『Anatomy of a Fall』だった。『異人たち』2024年春 日本公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年12月05日2006年にブロードウェイ初演、第61回トニー賞では全11部門でノミネートされ、うち8部門で受賞した傑作ミュージカル『春のめざめ』が東京・浅草九劇で12月3日(日)よりプレビュー公演、12月5日(火)より本公演が上演される。フランク・ヴェデキントの同名小説を原作にしたロックミュージカルで、日本では2009年に劇団四季が初演したが、今回は昨年上演され好評を博した奥山寛演出版。昨年同様、一般オーディションで選ばれたフレッシュな実力者たちをWEST/EASTの2チームに分け上演する。主人公メルヒオールを演じる有馬爽人(WEST)と東島京(EAST)に話を聞いた。現在有馬は23歳、東島は18歳。歌手に俳優にモデルにと多彩に活躍している有馬は今回が初ミュージカル。「自分にとっては新しいことを知るということが活力になっています。初ミュージカル、そして14歳の役ということで、どういう有馬爽人が出てくるのか。新しい自分に出会いたい」と意気込む。一方東島は、今年3月にはロンドンでミュージカルの舞台にも立った注目株。「ブロードウェイ版の音源を聴くと、とにかく曲がキャッチ―で耳に残り、どうしても出演したいと思いました」とオーディションに挑んだ理由を語った。物語は19世紀末のドイツを舞台に、性に対しての無知と大人たちの無理解が悲劇を引き起こしていく、思春期の少年少女たちの群像劇。「本当に繊細で美しいミュージカルです。登場人物一人一人に濃い人生があり、悩みが葛藤がある。生バンドが奏でる音楽の表現や照明、すべてが繊細です」と有馬。演じる上で大切にしているポイントは「メルヒオールはみんなから頼りにされている少年で、同性からも異性からも人気がある。僕は人見知りするタイプなのですが、この稽古場ではメルヒオールとして生きようと思い、一人一人とコミュニケーションをとることを大切にしています」(有馬)、「僕もこれまで辛いこともあったし、楽しいこともあった。そういった葛藤、目の奥にある叫びのようなパッションは大事にしたいです」(東島)とそれぞれ話した。「子どもたちの葛藤も生々しいのですが、そこにどう大人が関わってきているのかを見ていただけたら、原作である小説の出版から100年以上経っている今の時代に上演する意味も見えてくる。観て終わりではなく、4日くらい余韻に浸っていただけたら嬉しいです」と東島。公演は12月23日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。取材・文:平野祥恵
2023年12月04日プーマ(PUMA)とブルーブルージャパン(BLUE BLUE JAPAN)による初のコラボレーションコレクションが、2023年12月9日(土)より、プーマストア 原宿キャットストリートなどで発売される。プーマとブルーブルージャパンが初コラボブルーブルージャパンにとって初のスポーツブランドとのタッグとなる今回のコラボレーション。“メイド・イン・ジャパン”にこだわるブルーブルージャパンならではの、“和”の要素を取り入れたシューズやウェアをラインナップする。オールネイビーの「プーマ クライド」スニーカーは、プーマのアイコニックなモデルをベースにした2型。「プーマ クライド(PUMA CLYDE)」は、アッパーに深みのあるネイビーカラーの日本製ワックススウェードを採用。ライニングとシューレースは、ブルーブルージャパンが得意とする“絞り染め”によって彩られている。ゴアテックス搭載「アーミートレーナー」一方「アーミートレーナー(ARMY TRAINER)」は、ゴアテックス(GORE-TEX)を搭載した、ミニマルなホワイト×グレーのアッパーが特徴。インソールには、サクラをモチーフにした“キリエサクラ柄”を配した。“絞り柄”を配したウェアもウェアは、クラシカルな絞り柄を用いたネイビーカラーに統一。ナイロンジャケット、中綿ベスト、パンツのほか、ウーブン シャツやドレスなども展開される。【詳細】「プーマ×ブルーブルージャパン」コレクション発売日:2023年12月9日(土)販売店舗:プーマストア(原宿キャットストリート、大阪)、一部取扱い店舗、オクラ、聖林公司オンラインショップ、プーマ公式オンラインストア、プーマアプリ※ブルーブルージャパンは、12月8日(金)より先行発売。※店舗により取扱商品が一部異なる。価格:・プーマ クライド 46,200円・アーミートレーナー 38,500円・ジャケット 58,300円・ベスト 55,000円・パンツ 55,000円・ドレス 52,800円・ウーブン シャツ 49,500円・パデット ジャケット 60,500円【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2023年12月01日11月30日(現地時間)、第89回ニューヨーク映画批評家協会賞が発表された。作品賞は、マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、監督賞はクリストファー・ノーラン(『オッペンハイマー』)、主演女優賞はリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、主演男優賞はフランツ・ロゴフスキ(『パッセージ』)、助演女優賞はダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)、助演男優賞はチャールズ・メルトン(『May December』)、アニメ映画賞は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が受賞した。「Variety」誌によると、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞を受賞した映画は、アカデミー賞の作品賞に候補入りすることがほとんどであり、2009年から今年まで候補入りを逃したのは『キャロル』と『ファースト・カウ』のみとのこと。スコセッシ監督がニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞を獲得したのは、『グッドフェローズ』『アイリッシュマン』に続く3度目。80年以上の歴史を誇る同賞で、ほかに作品賞を3度受賞した監督は、ハリウッド黄金期に活躍したウィリアム・ワイラーとフレッド・ジンネマンだけである。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliキラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+
2023年12月01日11月27日(現地時間)、第33回ゴッサム賞授賞式が開催された。A24の『Past Lives(原題)』が最高賞の作品賞を受賞した。同作はセリーヌ・ソンの長編監督デビュー作。韓国・ソウルの幼なじみの男女が、片方の家族がカナダに移住したことで疎遠になるも、20年以上の時を経て再会するという恋愛ドラマだ。セリーヌ・ソンの半自伝的な物語であり、セリーヌ・ソンは脚本も手掛けている。主演はグレタ・リー(「ザ・モーニングショー」ステラ役)、ユ・テオ(『めまい 窓越しの想い』)。今年1月、サンダンス映画祭にて世界初公開された。ゴッサム賞の作品賞を受賞したことに、映画ファンは「とても美しい映画」「作品賞にふさわしい」「オスカーの作品賞にもノミネートされますように」「今年、私を泣かせた唯一の映画」などの感想をXに寄せている。山田太一の小説「異人たちとの夏」をアンドリュー・ヘイ監督が映画化した『異人たち』は、脚本賞(アンドリュー・ヘイ)、国際長編映画賞、主演賞(アンドリュー・スコット)、助演賞(クレア・フォイ)の最多4ノミネートを果たしたものの、受賞ならず。脚本賞&国際長編映画賞は『Anatomy of a Fall』、主演賞はリリー・グラッドストーン(『The Unknown Country』)、助演賞はチャールズ・メルトン(『May December』)が受賞した。(賀来比呂美)
2023年11月29日国内映画賞のトップを飾る第48回報知映画賞の各賞が決定。『ヴィレッジ』『春に散る』の演技が評価された横浜流星が、昨年の助演男優賞に続いて主演男優賞を初受賞。また、主演女優賞は『レジェンド&バタフライ』『リボルバー・リリー』の演技が評価された綾瀬はるかが初受賞した。『リボルバー・リリー』報知映画賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。年末から年明けにかけて日本各地で開催される映画賞の中でも、先陣を切って発表されるため、その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めている。『月』作品賞・邦画部門は宮沢りえ主演、石井裕也監督による『月』が受賞し、同作に出演した磯村勇斗、二階堂ふみがそれぞれ助演男優賞、助演女優賞に選ばれ、3冠。監督賞は『ゴジラ-1.0』山崎貴監督が受賞した。第48回報知映画賞各賞作品賞・邦画部門『月』作品賞・海外部門『グランツーリスモ』アニメ作品賞『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』監督賞山崎貴『ゴジラ-1.0』主演男優賞横浜流星『ヴィレッジ』『春に散る』主演女優賞綾瀬はるか『レジェンド&バタフライ』『リボルバー・リリー』助演男優賞磯村勇斗『月』助演女優賞二階堂ふみ『月』新人賞アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』(シネマカフェ編集部)■関連作品:リボルバー・リリー 2023年8月11日より全国にて公開©2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会春に散る 2023年8月25日より全国にて公開©2023映画『春に散る』製作委員会ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studiosキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Bandグランツーリスモ 9月15日(金) 全国の映画館で公開月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年11月28日『ドライブ・マイ・カー』で第74回カンヌ国際映画祭3冠、第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督による最新作『悪は存在しない』の凱旋JAPANプレミアがメインロケ地・広島で行われ、2024年4月26日(金)より日本公開されることが発表された。今年、第80回ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したことで、カンヌ映画祭、ベルリン映画祭の3大映画祭のグランドスラムを果たし、アカデミー賞を含めると黒澤明監督以来の快挙を成し遂げた濱口竜介。本作は、3年弱の短期間での活躍に世界で最も注目される監督の1人となった濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』以降の長編映画最新作品であり、現在、世界中の映画祭、映画館で上映されている話題作。ジャパンプレミアは広島国際映画祭2023にて開催された。国内で初の上映となり、満席となった会場には上映後の盛大な拍手の中、レッドカーペットを歩きながら、濱口監督、企画・音楽の石橋英子、出演の大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁らが舞台挨拶トークショーに登壇しティーチインを含んだ1時間のトークを行った。国内初のジャパンプレミアを終えた感想を聞かれると、濱口監督は「広島では自分の初期の作品から上映していただき、また『ドライブ・マイ・カー』のメインロケ地として石橋さんと出会い、素晴らしい仕事ができて、その続きとして『悪は存在しない』のジャパン・プレミアでまた広島に来られて本当に心から嬉しく思います」と応じる。企画・音楽担当の石橋さんは「『ドライブ・マイ・カー』の時は広島に来ることができなかったのでようやく来ることができたという気持ちでして、こうして広島の地で皆さんと作品を共有できて嬉しいです」と喜びを伝えた。キャストの大美賀さんは「いろんな映画祭を巡って映画を紹介していただく経験は初めてで、このような作品に関われて嬉しいです」と語り、大美賀と親子役を演じた西川さんは「こうやってマイクを持って大勢の前でお話することも初めてで、お弁当を食べたりしてすごく楽しいです」と元気いっぱいに回答。続いて小坂さんは「自分も広島で『ドライブ・マイ・カー』でスタッフとして参加していたので大変嬉しいです」と、渋谷さんは「初めて広島に来たのですがこんなに広い会場で大きな拍手で迎えていただいて、あたたかい雰囲気ですごく嬉しいです」と、それぞれに語った。『悪は存在しない』が生まれるきっかけを作った石橋さんは「海外のプロモーターの方から、映像と一緒にライブをやらないか?と言われた時、あまりピンとは来なかったんですが、映像と音楽がそれ自体面白くて独立したものが作れれば、ライブでも毎回演奏の計画とかを色々変えていくことができて飽きずに演奏していけるんじゃないかと思って、人柄もチャーミングで作品も大好きな濱口さんにお願いしました」とコメント。濱口監督は「お話をいただいて、初めは『どうしよう!』と思いました」と言いながらも、「ライブでの映像は結構抽象的な映像のイメージがあったので。その後石橋さんから『濱口さんのいつものやり方で』とおっしゃっていただき、そこから普通に脚本を書いて劇映画を作る、そうすれば自由に使える映像素材が得られると思い、『GIFT』というライブパフォーマンス用映像が完成しました」と話す。そして「ただ自分自身が役者さんのセリフの声を聞いてしまうと感動するところもあったので石橋さんに確認を取ってもう1本、『悪は存在しない』を作ることになりました」とふり返えると、「すごく嬉しかったですね。それこそ<GIFT>でした」と石橋さんも応じた。さらに、濱口監督は、「そしてもう一つ入り組んでいることを説明しますと、主演の大美賀さんは、元々スタッフとしてシナハン(脚本を執筆する際のロケハン)時の運転手をやってもらってたところ、そのうち『あら!いいじゃない!』という気持ちになりまして(オファーしました)」と言い、場内の笑いを誘った。大美賀さんは「こんなふうに映画祭を回るなんて全く想定していなかったんですが、濱口監督の元でそういう経験をするのはすごく大事だなと思って受けました」と答え、その返答を受けて濱口監督は「大美賀さんは来月に監督作が控えてますんで」とフォローした(大美賀均監督作品『義父養父』は12月15日より下北沢のK2にて公開)。撮影や映画本編で印象に残っていることに話が及ぶと、小坂さんは、映画の中の説明会のシーンをあげ、そのシーンを演じて以来、「テレビなどの記者会見で叩かれてる人を見ると、気になるようになった」と答え、同じく渋谷さんも説明会のシーンでの他の役者の切迫した演技や声のトーンなどを感心しながら、「幸せな時間を過ごせた」と明かした。また、濱口監督は小坂さんについて、『ドライブ・マイ・カー』の車両部スタッフをやっていた時からチェーホフが好きなドライバーと認識しており、印象に残っていたという。そんな小坂さんは、『悪は存在しない』に出演が決まり当初はサイレント映画だと知らされていたが、届いた台本で自身のパートで6ページもあったことに驚いたことも打ち明けた。最後に、企画者の石橋さんは「自分が企画させていただいた作品なんですが、私自身が他人ごとのように大好きな作品なので、こうやってあたたかい時間を過ごさせていただいてありがとうございました」と言い、濱口監督は「正直、完成した自分の作品を何度も見ることはあまりないんですが、この『悪は存在しない』は珍しく何度も見てます」と明かし、「本当に飽きがこない作品なので、皆様にもぜひ何度もご覧いただいていただけたら大変嬉しいです」と締めくくった。『悪は存在しない』は4月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シモキターエキマエーシネマK2ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2023年11月27日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。最優秀作品賞の是枝裕和監督『怪物』には黒川想矢と柊木陽太、足立紳監督『雑魚どもよ、大志を抱け!』には田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登も揃って登場。足立監督には、子供達から色紙が渡される。『怪物』是枝監督も「今、隣にいるこの二人の役者さんと出会えたことがこの作品にとって一番大きかったなと改めて思っております」としみじみ。黒川は「今このような舞台に立たせていただくことを想像してなかったので、この『怪物』に出演させていただけて感動してます」、柊木は「このような大きな反響をいただいて、素晴らしい作品に携わらせていただけたことがとて嬉しいです。これからいろんなことで悩んでいったりすると思うんですけど、この作品での経験を活かしてこれからもこのお仕事を続けていけたらなと思います」と思いを明かす。また是枝監督は「だいぶ撮影の現場でも最年長になることが増えてきたんですけども、珍しく大先輩が2人。阪本(順治)さんともご挨拶しましたけども、会うと緊張する方達がいるんですよ」と、授賞式ならではの後輩感を見せていた。この日は受賞者の他、『せかいのおきく』阪本順治監督、『エゴイスト』松永大司監督、『リバー、流れないでよ』藤谷理子、永野宗典も登場。特別賞の 『君たちはどう生きるか』からはスタジオジブリ執行役員 野中晋輔氏が登壇し、宮崎駿監督からの「歴史ある映画祭で特別賞をいただき大変光栄に思います。この映画の完成には構想から7年の時間がかかりました。僕もずいぶん歳をとって、長い時間仕事に集中することができなくなってるのに、映画を完成させて公開できたのは支えてくれた多くのスタッフと、キャストの皆さんのおかげだと思います。心から感謝申し上げます。映画はまだ上映されていますので、一人でも多くの人が映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです」というコメントを読み上げた。○■受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月26日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。『658 km、陽子の旅』で最優秀女優賞を受賞した菊地は、ギラギラに輝くドレスで、会場内でも圧倒的存在感を発揮。「映画は完成してから観客の皆さんに手渡されますけど、心に残っていたのだと実感することができて、大変嬉しく思いますし、とても励みになりました」と受賞の喜びを表した。同作については、「ロードムービーなので最初から最後まで一つもかけることもなく彼女の1日をやってくわけですけど、一つ一つ進んでいくにあたって彼女が心を開いたり成長していったり自分を見直したりしていくんですが、そういった心の変化とか動きがあり、どうしたら彼女でいれるか考えて過ごしてやっていたと思います」と振り返る。今後については「とにかく丁寧に真摯に向き合っていければいいなと思っています。またこうして映画に巡り合うことを願って頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んだ。○■受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月25日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』で最優秀新進男優賞に輝いた目黒蓮。「こうして賞をいただけると、作品が生き続けてくれているんだなと実感することができて、とてもありがたく思います」と感謝する。塚原あゆ子監督との出会いが大きかったそうで「『リアルを大切にしてほしい』ということをすごく言っていただいて。塚原監督はお芝居をするというよりも、『こういうことを言われたらこういう反応になるよね』とか、『こういう表情になるよね』とか、現実を大切にされている方なので、お芝居経験がまだ少ない時期に塚原さんと出会うことができて本当に幸運だなと思いますし、『わたしの幸せな結婚』を撮影した後の作品でも、塚原さんに教えていただいたことが生きてきたなと感謝しています」と語った。今田美桜との共演シーンについては「今田さんが今までやってこられていた役や印象として、華やかな方なのかなというイメージがあったので、初めて対峙してお芝居をした時に美世というキャラクターの悲壮感といいますか、そういう部分が表現されていて、僕自身やりやすかったですし役に没頭することができたなと思います。感謝しています」と表す。普段の活動と役者としての活動について聞かれると、「ダンスや歌、振り付けを覚えるのと、アクションは結び付いてはいけないものといいますか、塚原さんに教えていただいたことでもあるんですけど、アクションが振り付けっぽくならないように『きれいにやらないでほしい』と言っていただいて、崩していくような感覚でアクションをやらせてもらっていました」と振り返る。「逆にふだんのSnow Manの時の歌、ダンスパフォーマンスの表現力は、お芝居をたくさん経験させてもらううちに、表現の幅が増えたのかなと思います」と相互に作用している様子。さらに「Snow Manでいる時はなるべく『目黒蓮』というものをどれだけ足していくかという感じなんですけど、役を演じさせていただく時はどれだけ自分を引いていくか。足し算と引き算で全然違うことやってる感覚なんですけど、どちらもすみわけられて楽しくやらせてもらってます」と説明した。最後に目黒は「常に思っているんですが、自分というのは作品のためにあって、作品を通して何か思いを伝えたり、その思いが一人でも多くの方に作品を通して届けばいいなと思いますし、自分が演じるにあたって、観てくださった方の人生、生活に何らかの影響を与えられるようなお芝居ができたらいいなと思います」と語る。「ありがたいことに、いくつか話をいただいているんですけど、誰かがじゃなくて自分がやるべきだと思えるような作品、自分の心も動くような作品に出演させていただいて皆様にお届けできればいいなと思います」と今後の活動についても意気込んだ。○受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月25日12月30日に生放送される『第65回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)。11月22日に大賞候補となる優秀作品賞として、アーティスト10組の楽曲が発表された。ノミネートされたのは、“首振りダンス”が話題となった4人組ダンスボーカルユニット・新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」やAdo(21)の「唱」、男性アーティスト・imase(22)の「NIGHT DANCER」。そしてロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」や緑黄色社会の「サマータイムシンデレラ」、韓国の5人組ガールズグループ・NewJeansの「Ditto」など、若者を中心に人気を集める楽曲が並んだ。ネット上では《受賞された皆様おめでとう》《絶対見る》と期待の声が上がるいっぽうで、批判の声も続出する事態に……。《え、YOASOBIは!?絶対YOASOBIのアイドルが大賞とると思ってたのに!!まじでレコ大の選び方の基準がわからん》《いや、ほんまに日本レコード大賞じゃなくて日本バズり大賞に名前変えて欲しいわ。 ここ数年は何かバズった曲って感じ》《Dittoってギリ去年やん?でもグラミーの選考基準的な感じか? とか思ってたらIMASEのNight Dancerはさらに前のリリースだったり、オトナブルーに至っては3年前のリリースで、さすがはレコ大。ガバッガバ》《確かにレコ大疑問すぎるなぁもうオワコンやなぁ》公益社団法人日本作曲家協会の公式サイトによれば、「優秀作品賞」の審査基準について《大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、その年度を反映したと認められた作品に贈る》と記されている。■“バズる”楽曲がノミネートされる傾向に、視聴率は過去10年で半減どのアーティストにとっても渾身の作品がノミネートされたに違いないが、選考基準が判然としない点に違和感を抱く人が少なくないようだ。「優秀作品賞にノミネートされた楽曲は、主にTikTokなどSNSでバズったものが目立ちます。例えば、新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』は今年リリースされたアルバム『一時帰国』に収録されましたが、配信限定シングルとしてリリースされたのは’20年5月。NewJeansの『Ditto』もアルバム発売に先駆けて、’22年12月に配信された楽曲でした。待望の声が上がっていたYOASOBIの『アイドル』は今年4月に配信リリースされ、同月に放送開始した人気テレビアニメ『【推しの子】』のオープニングテーマに。6月には米ビルボード・グローバル・チャートで1位を獲得し、YouTubeで公開されている公式MVはすでに3.7億回再生を突破。YouTubeでのMV再生回数は、優秀作品賞にノミネートされたアーティストを上回っています。本年のレコード大賞においてYOASOBIは特別国際音楽賞を、メンバーのAyaseさん(29)は作曲賞を受賞しました。ですが“大衆の強い支持を得ている”にもかかわらず、優秀作品賞から漏れたことに驚いた音楽ファンもいたようです」(レコード会社関係者)時代とともに審査基準も変化しつつある「レコード大賞」。1970年代には視聴率40%台を記録するなど、『NHK紅白歌合戦』に次ぐ国民的音楽番組として親しまれてきた。しかし音楽市場の多様化に伴って、視聴率にも影響が出ているようだ。「’05年までは紅白と同じく大みそかに放送されていましたが、’06年から放送日が毎年12月30日に変更されました。55回目の節目となった’13年には、放送日を変更してから最高となる平均視聴率 17.6%を記録。しかし以降は下降線をたどっており、昨年の第1部平均視聴率は 7.2%。第2部は平均視聴率 10.7%と、この10年で視聴率が半減しているのです。’00年代に入って音楽配信サービスが誕生し、それまで主流だったCDは衰退傾向に。現在ではサブスクリプションが浸透し、動画配信サービスや音楽配信アプリなどでのストリーミング再生が主流です。『レコード大賞』でも音楽市場の変化に伴って、“バズる”ことが重要視されているのでしょう。しかし選考の根拠が視聴者に伝わっていないことから、視聴率の低下を招いているのではないでしょうか」(音楽関係者)長年「レコ大」の愛称で親しまれてきたが、このまま“オワコン化”してしまうのだろうか。
2023年11月25日【しまむら】で大人気の「リボン袖トップス」をクローズアップ! 1枚でも華やかで、レイヤードも楽しめる着回し力の高いアイテム。アイボリーとブラウン、どちらも落ち着いた色合いで甘すぎず大人っぽく着こなせます。3つ並んだリボン袖に視線が集中!大人可愛い、華やぎトップスが登場出典:Instagram袖に3つあしらわれたリボンが特徴的なプルオーバー。裏毛素材なので気軽に着られて、程よいカジュアル感もあり。インフルエンサーの@collin_wearさんも「オンラインで先行販売されていたんですが、即売り切れになった人気アイテムです。ガーリーなイメージもありますが、パンツスタイルにもマッチして、意外と大人っぽくも着られますよ」とコメントしています。着回しやすいアイボリーとブラウンの2色展開出典:Instagram色合わせを選ばないアイボリーと、ワントーンコーデなどにも活躍するブラウン。どちらも優しい雰囲気に着こなせる人気カラーです。すっきりとしたタイトスカートに合わせて大人っぽくまとめたり、ふんわりとしたチェック柄フレアスカートに合わせてフェミニンにコーディネートしたり、着こなしの幅も広がります。ジャンパースカートのインナーに着ても可愛い♡出典:Instagram袖のリボンがアクセントになり、ジャンパースカートのインナーとしても活躍。1枚でも、インナーとしても使える適度な厚みもうれしいポイントです。あまりコントラストをつけず、馴染みのいいカラーでまとめるとガーリーな雰囲気を楽しめますよ。タートルを仕込めば表情に変化が生まれる出典:Instagram袖のカッティング部分や襟元からインナーを覗かせると、また違った雰囲気を楽しめます。今なら透け感のあるシアータートルがおすすめ。インナーをタートルニットに変えれば冬も暖かく過ごせそうですね。上にベストを重ねたり、インナーにタートルを仕込んだり、いろいろな着こなしを楽しめるプルオーバー。コーディネート次第でロングシーズン活躍しそうです!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@collin_wear様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:keiko
2023年11月20日“韓国のアカデミー賞”とも称される第59回大鐘賞映画祭にて、映画『コンクリート・ユートピア』が作品賞をはじめ、イ・ビョンホンの主演男優賞、キム・ソニョンの助演女優賞ほか6冠を獲得。また、シリーズ部門では「ムービング」が作品賞に選ばれるなどディズニープラスオリジナル作品が圧倒した。大鐘賞映画祭は、青龍映画賞、百想芸術大賞とともに韓国の3大映画賞といわれる中で最も長い歴史を持つ映画賞。今回、京畿アートセンター大劇場にて11月15日(水)に行われた授賞式はYouTubeで生中継された。『隠された時間』で高評価を得たオム・テファ監督が、イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン、キム・ソニョン、キム・ドユンら豪華キャストを迎えた『コンクリート・ユートピア』(2024年1月5日より公開)は、大地震により一瞬にして廃墟と化したソウルで唯一崩落しなかったマンションを舞台に、生存者たちが極限状態で巻き起こす濃密な人間ドラマを描いた。崩落をまぬがれたマンション=“ファングンアパート”では居住者だけのルールを定め、“ユートピア”を築こうとする。そこで住民代表に選ばれるヨンタクを狂気を持って演じたイ・ビョンホンが、『白頭山大噴火』などに続いて自身4度目の主演男優賞を受賞。「愛の不時着」や『三姉妹』『人生は、美しい』など多くのドラマ・映画で知られ、“ファングンアパート”の婦人会会長としてヨンタクを支持するグメを演じたキム・ソニョンが助演女優賞に。美術賞、音響効果賞、視覚効果賞とディストピア的世界観の表現も評価された。同作は現地韓国では8月9日より公開され、初登場動員数1位、公開7日で観客200万人を突破する大ヒットスタートを切った。トロント国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ハワイ国際映画祭などへ出品され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品ともなっている。また、監督賞は同じくトロント国際映画祭で北米プレミアされた『密輸』(原題/英題『Smugglers』)のリュ・スンワン監督。新人女優賞は『あしたの少女』のキム・シウン、新人男優賞は『貴公子』(原題)のキム・ソンホ。キム・シウン『あしたの少女』2月9日(金)より日本公開の『梟ーフクロウー』のアン・テジン監督は新人監督賞と脚本賞を受賞。ドキュメンタリー賞ではヤン・ヨンヒ監督による『スープとイデオロギー』が受賞した。今年から初めて動画配信サービスの作品も対象になったシリーズ部門では、「ムービング」が作品賞・女優賞(ハン・ヒョジュ)、「カジノ」が監督賞・男優賞(チェ・ミンシク)という結果となった。ハン・ヒョジュ「ムービング」ディズニープラスにて配信中主な受賞結果作品賞:『コンクリート・ユートピア』監督賞:リュ・スンワン『密輸』(原題)新人監督賞:アン・テジン『梟ーフクロウー』脚本賞:アン・テジン、ヒョン・ギュリ『梟ーフクロウー』主演男優賞:イ・ビョンホン『コンクリート・ユートピア』主演女優賞:キム・ソヒョン『ビニールハウス』(原題)助演男優賞:オ・ジョンセ『クモの巣』(原題)助演女優賞:キム・ソニョン『コンクリート・ユートピア』新人男優賞:キム・ソンホ『貴公子』(原題)新人女優賞:キム・シウン『あしたの少女』ドキュメンタリー賞:ヤン・ヨンヒ『スープとイデオロギー』音楽賞:『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』シリーズ作品賞:「ムービング」シリーズ監督賞:カン・ユンソン「カジノ」シリーズ男優賞:チェ・ミンシク「カジノ」シリーズ女優賞:ハン・ヒョジュ「ムービング」(上原礼子)■関連作品:スープとイデオロギー 2022年6月11日よりユーロスペース、ポレポレ東中野、シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほか全国にて公開© PLACE TO BE, Yang Yonghiコンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月19日2024年3月10日に開催される第96回アカデミー賞授賞式で、昨年に続きジミー・キンメルが司会を務めることが分かった。ジミー本人がXで発表した。ジミーは2017年、2018年にもホストを担当し、今回で4度目となる。昨年、製作総指揮として製作に携わった妻のモリー・マクニアニーも続投する。ジミーは「アカデミー賞のホストをまさに4回やるのが夢だったんだ」、モリーは「今年は特に、オスカーのチームの一員になれることを光栄に思います。みんなが一緒になって仕事に戻ることを熱望している年なので」とコメント。ハリウッドで4か月に及んだストライキが終結したことを受け、意欲を燃やしているようだ。モリーはジミーがホストを務める「ジミー・キンメル・ライブ!」で10回以上エミー賞にノミネートされた経歴を持つ敏腕プロデューサー。授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーのCEOビル・クレイマーと会長のジャネット・ヤンは、「オスカーに再びホストとしてジミー、製作総指揮としてモリーを迎えることを大変うれしく思っています。2人は私たちの映画への愛情、活力とエンタメ性に優れたショーを製作するという私たちのコミットメントを共有しています」と2人に太鼓判を押す。第96回アカデミー賞授賞式はロサンゼルスのドルビーシアターで行われる。(賀来比呂美)
2023年11月16日第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少で主演俳優賞(ソフィア・オテロ)を受賞し、先日は第36回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門でも仮題『20000種のハチ』として上映された『ミツバチと私』から予告編が解禁、新場面写真と監督からのメッセージが到着した。今回解禁された予告編は、ソフィア・オテロ演じる主人公のアイトールが「私はなんでこうなの?」とつぶやくシーンから始まる。男の子の体で生まれたアイトールは、名前や髪型や水着…日々の様々なことに違和感を覚え、自分のことが分からない不安を募らせていく。そんなアイトールに戸惑いを隠せない家族。スペイン・バスク地方の柔らかな光が差し込む緑豊かな美しい自然を背景に、家族に寄り添われながら、自分らしく生きていきたいと顔を上げる繊細な表情が映し出されていく。併せて解禁となった新場面写真は、養蜂用の防護服に身を包んだアイトールの姿や、休暇でバスクへ向かう車の後部座席で並ぶ兄弟3人、叔母と植物を植えていたアイトールがハチに驚いて顔をしかめる場面。ドレスを着たアイトールと母親が鏡を見つめるシーンのほか、池で水着を交換したアイトールと友達の2ショットのカットなどが収められている。本作が第36回東京国際映画祭で上映された際、観客からは「傑作」「涙が止まらなかった」「主演の子の演技が素晴らしい」といった声が多くあがり大好評を博し、連続で満席に。さらに、今年度新設されたアワード「エシカル・フィルム賞」の第一回受賞作品に選ばれた。エシカルとは人・社会・環境を思いやる考え方や行動のこと。近年ではSDGsに積極的に取り組む企業が増えたことでエシカルの認知度が高まり、エシカルに沿った意識行動がSDGsの目標達成には必要不可欠とされている。本賞は、世界でも注目されるエシカルに特化した部門で、ジェンダー平等、環境、貧困、多様性、差別といった現代の重要な社会テーマに向き合った作品が対象。審査委員でエシカルディレクターの坂口真生氏は、選考理由を「一言で言えば優しさ。この映画に出ていたすべての人がすべての人に優しい思いやりを持った一面が見てとれた」と語っている。監督エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンよりメッセージ日本で私の映画を上映していただけてとても幸せです。皆様にこの映画を観ていただきたい理由はいくつかあります。ひとつは、子どものトランスジェンダーというとても重要なテーマを扱っているからです。しかし、それだけではありません。家族の問題も含まれていますし、私たちは時々、自分はいったい誰なのだろうと自問することがあります。それは、自分自身を取り巻く人々が自分をどのように見ているかにも関係します。この映画は、光に満ちていて繊細で優しく感動的です。主人公のソフィア・オテロだけではなく、母親や祖母、叔母役の俳優たちも素晴らしい演技をしています。また、この映画を見て私の生まれ故郷であるバスクを発見してほしいと思います。バスク語という言語、そしてバスクの風景をです。映画館で皆様を待っています。『ミツバチと私』は2024年1月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミツバチと私 2024年1月5日より新宿武蔵野館、 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開© 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE
2023年11月15日第33回ゴッサム賞授賞式で、グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』が「グローバル・アイコン&クリエイト・トリビュート賞」を受賞することが分かった。ゴッサム賞を主催する「ゴッサム・フィルム&メディア・インスティチュート」が発表した。同賞は「文化的なアイコンと、そのアイコンに命を吹き込んだ映画製作者を表彰する」もので、今年の授賞式のために創設されたという。事務局長ジェフリー・シャープは、「『バービー』の独創的な世界とエッジの効いた脚本、生き生きとした映画製作、感情に訴え、楽しい演技、明るくてにぎやかなセットと衣装デザイン、そして衝撃をもたらすオリジナル音楽に世界中の観客が虜になりました」とコメントしている。『バービー』のクリエイティブチームは撮影監督のロドリゴ・プリエト(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、プロダクション・デザイナーのサラ・グリーンウッド(『美女と野獣』)、衣装デザイナーのジャクリーン・デュラン(『アンナ・カレーニナ』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でアカデミー賞受賞)ら。第33回ゴッサム賞授賞式は11月27日に開催される。(賀来比呂美)
2023年11月15日JRA中京競馬場(愛知県豊明市)は、2023年12月2日(土)より「第4回中京競馬」を開催いたします。第4回中京競馬では、チャンピオンズカップ(GI)をはじめとするアツいレースが開催されるだけでなく、JRA年間プロモーションキャラクターの長澤まさみさんがゲストで来場されるほか、かわいいイベントが盛りだくさんです。抽選で1,300名様にかわいいウマのオリジナルグッズが当たる抽選会や、パン好きが選んだ人気ベーカリーが集合するパンマルシェがございます。さらに、このシーズン恒例となった中京競馬場オリジナルのクリスマスツリーも登場。今年はかわいいウマモチーフのオーナメントで彩られたクリスマスツリーがお客様をお迎えいたします。そのほか、かわいいウマデザインのプリントシール機や、アイドルホース専用のフォトスポットなど、SNS映えするコンテンツも充実しています。今年の冬は、中京競馬場でたのしいひとときをお過ごしください。みーんなたのしい中京競馬場。【特設サイト】みーんなたのしい中京競馬場。: ■12月3日(日) チャンピオンズカップ(GI)当日イベントJRA年間プロモーションキャラクターの長澤まさみさんを招いてトークショーを行います。また、チャンピオンズカップ(GI)オリジナルグッズが当たる抽選会も行います。チャンピオンズカップ(GI)イベント■その他の競馬場イベント12月10日(日)にはチャンピオンズカップオリジナルソング「ドラマチック・チャンピオンズ」のMVに出演した、世界を舞台に活躍する「アバンギャルディ」のダンスショーを、12月17日(日)には“さゆりんご”の愛称で大人気の松村沙友理さんのトークショーを行います。タレントイベントこの他にもグルメイベントや抽選会などたくさんのイベントを開催しております。詳細は以下よりご覧ください。第4回中京競馬開催イベントページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月13日「第48回報知映画賞」のノミネートが発表された。スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生した「報知映画賞」。各賞は、作品/主演男女優/助演男女優/新人/海外作品の7部門を選出。第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞も加わり、年によっては特別賞が選定される。各賞とも、ファン投票上位から報知映画賞事務局(顧問・渡辺祥子)が選出。今後、選考委員会で厳正な審査が行われ、今月下旬以降に各賞の結果を発表。毎年12月に行われる表彰式では、受賞者に賞状と賞金(第16回から)、イラストレーター・和田誠デザインのブロンズ像を贈呈している。今回、作品賞(邦画部門)は、瀬々敬久監督×二宮和也主演タッグの『ラーゲリより愛を込めて』や、岸井ゆきのが主人公のボクサーを演じ新境地を切り開いた『ケイコ 目を澄ませて』。『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』、『BAD LANDS バッド・ランズ』、読者投票1位の『わたしの幸せな結婚』を含む17作品。主演賞には、岸優太や神木隆之介、鈴木亮平、二宮和也、横浜流星、綾瀬はるか、安藤サクラ、岸井ゆきの、黒木華、長澤まさみ、松岡茉優ら。新人賞には、アイナ・ジ・エンド、當真あみ、目黒蓮(Snow Man)らが選ばれた。作品賞(海外部門)には『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、『グランツーリスモ』など、アニメ作品賞には『THE FIRST SLAM DUNK』、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などがノミネートされている。なお、最多ノミネートは『仕掛人・藤枝梅安』の6部門6ノミネートとなっている。第48回報知映画賞主なノミネート▼作品賞・邦画部門17作品ラーゲリより愛を込めてケイコ 目を澄ませて仕掛人・藤枝梅安1、2茶飲友達エゴイストわたしの幸せな結婚★ロストケアヴィレッジ劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~銀河鉄道の父怪物春に散るこんにちは、母さん福田村事件BAD LANDS バッド・ランズ月ゴジラ-1.0▼監督賞16名足立紳石井裕也今泉力哉河毛俊作熊切和嘉是枝裕和瀬々敬久外山文治塚原あゆ子★原田眞人藤井道人松永大司三宅唱森達也山崎貴山田洋次▼主演男優賞12名岸優太★神木隆之介窪塚洋介倉悠貴佐藤浩市鈴木亮平豊川悦司二宮和也藤竜也松山ケンイチ役所広司横浜流星▼主演女優賞12名天海祐希綾瀬はるか安藤サクラ★岸井ゆきの菊地凛子黒木華さとうほなみ筒井真理子長澤まさみ松岡茉優宮沢りえ吉永小百合▼新人賞8名アイナ・ジ・エンド池川侑希弥大西利空黒川想矢當真あみ柊木陽太目黒蓮★山崎七海※50音順、作品は原則公開順★は読者投票1位(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラーゲリより愛を込めて 2022年12月9日より全国東宝系にて公開ⓒ2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 ⓒ1989清水香子劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~ 2023年4月28日より公開©2023劇場版『TOKYO MER』製作委員会ケイコ 目を澄ませて 2022年12月16日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMASロストケア 2023年3月24日より全国にて公開©2023「ロストケア」製作委員会わたしの幸せな結婚 2023年3月17日より全国にて公開ⓒ2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会福田村事件 2023年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開(c)「福田村事件」プロジェクト2023こんにちは、母さん 2023年9月1日より全国にて公開©2023「こんにちは、母さん」製作委員会春に散る 2023年8月25日より全国にて公開©2023映画『春に散る』製作委員会仕掛人・藤枝梅安 2023年2月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社仕掛人・藤枝梅安2 2023年4月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社茶飲友達 2023年2月4日渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開©️2022茶飲友達フィルムパートナーズ怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年11月08日アベリ(AbHerï)の2023年クリスマスジュエリー「ボウ(bow)」が、2023年11月2日(木)より発売される。“リボン”着想の2023年クリスマスジュエリーアベリが贈る2023年クリスマスジュエリーは、ほどけることのないようにキュッと結ばれた“リボン”をイメージした「ボウ」がテーマ。“蝶結び”を彷彿とさせる、センターストーンの両脇に3つのループとダイヤモンドを配したアイキャッチーなモチーフが展開される。ダイヤモンド煌めくチェーンリングやピアスコレクションアイテムは、指にリボンを巻いて結ぶようなフィット感が心地よい“チェーンリング”のほか、着ける位置や角度を変えて印象の違いを楽しめる“ピアス”、繊細なチェーンに立体感のあるモチーフが上品に馴染む“ネックレス”で構成。センターストーンは、ダイヤモンド、アメシスト、ピンクサファイアから選ぶことができる。【詳細】アベリ 2023年クリスマスジュエリー「ボウ」発売日:2023年11月2日(木)<ダイヤモンド>・チェーンリング 143,000円・ピアス 176,000円・ネックレス 154,000円<アメシスト>・チェーンリング 137,500円・ピアス 165,000円・ネックレス 148,500円<ピンクサファイア>・チェーンリング 137,500円・ピアス 165,000円・ネックレス 148,500円※アメシスト、ピンクサファイアは数量限定。【問い合わせ先】アベリTEL:0120-16-4402
2023年11月02日「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーが1日、都内で開催され、『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)が観客賞と最優秀監督賞を受賞した。朝井リョウ氏による小説『正欲』を、監督・岸善幸氏、脚本・港岳彦氏で映画化した本作。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを描きながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。観客賞、さらに最優秀監督賞にも輝き、2度ステージに登壇した岸監督。「4作目の作品ですが、名誉ある賞をいただけてこれからの映画作りの励みになります。これからも頑張っていこうと思います」と語った。そして、「この作品は、多様性の意味を、すべての人が自由で、自分を偽らずに生きていける社会は何かということを問いかけています。なかなか自分のアイデンティティを確立するというのは難しい時代です。この作品を見て多様性の意味を皆さんに考えていただけたら本当にうれしいです」と本作に込めた思いを説明。「これを励みにこれからもいろんな映画をいろんなテーマで作っていきたいと思います」と決意を新たにし、「ありがとうございました」と感謝した。なお、コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品がノミネートされていた。
2023年11月01日「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーが1日、都内で開催され、『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)が観客賞を受賞した。朝井リョウ氏による小説『正欲』を、監督・岸善幸氏、脚本・港岳彦氏で映画化した本作。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを描きながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。今年の映画祭のナビゲーターを務める安藤桃子監督からトロフィーを受け取った岸監督は、「この作品は多様性という言葉にはじかれてしまうようなマイノリティの中のマイノリティ、非常に些細な小さな人間たちを題材にしています。言葉だけではなくこの映画を見てたくさんの人が多様性の本当の意味を感じていただけたらと思います」と本作に込めた思いを語った。そして、「こんな素敵な賞をいただけて幸せです。主演の稲垣さん、新垣さん、磯村さん、皆さんに伝えたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝した。なお、コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品がノミネートされていた。
2023年11月01日東京・丸の内に誕生した新たな映画祭「丸の内映画祭」が、10月28日から30日の3日間、丸ビルホールで開催。記念すべき第1回の今年は、第36回東京国際映画祭のコンペティション部門審査委員長を務める巨匠ヴィム・ヴェンダース監督作品や、今泉力哉をはじめ、国内外から注目を集める日本映画監督の作品など、計7タイトルの上映とトーク・レクチャーが行われた。最終日の30日には、『裸足で鳴らしてみせろ』の工藤梨穂監督と、『ケイコ 目を澄ませて』で第46回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきのによるトークイベントを開催。日本映画界を担う若き映画人の2人が、同日上映されたヴェンダース監督作の『夢の涯てまでも』(ディレクターズカット 4Kレストア版)について、その魅力を語った。工藤梨穂地球の滅亡が近づく中で、主人公のトレヴァー(ウィリアム・ハート)は、父親が発明した装置を使って、世界中を旅して集めた映像を、盲目の母親の脳に送り込もうとしていた。フランス、ドイツ、日本など世界各地でロケが行われた壮大な作品で、詩情豊かな映像、追跡劇、SF的な設定、そして小津作品への深い愛情が結集した287分の超大作だ。工藤監督は「美術1つ1つが世界を作っている。世界観やばっ」とヴェンダース監督のこだわりに驚きの声。本作に限らず「ロードムービーが好き」だといい、「旅の中で、何かをしたいというのがある。青春、かな?」とその理由を説明し、『天国の口、終りの楽園。』(アルフォンソ・キュアロン監督)、『イントゥ・ザ・ワイルド』(ショーン・ペン監督)も好きだと明かすと、岸井は「最高ですね」とうなずいた。岸井ゆきの岸井は『夢の涯てまでも』について、「SFのような、でもすんなり入り込める地続きのSF」とコメント。ヴェンダース監督の最新作で、第36回東京国際映画祭のオープニングを飾った『PERFECT DAYS』も鑑賞したといい、「ヴェンダースの作品は、音が意外な方向から来ることがあって、この作品もそういうシーンがありました。歌を口ずさむシーンでは、アフレコと口の動きが合っていなくて、これもヴィム・ヴェンダースの世界なんだと思った」と独自の批評眼を披露していた。取材・文・撮影:内田涼<開催概要>第1回丸の内映画祭会期:10月28日(土)・29日(日)・30日(月)会場:丸ビルホール10月28日(土)15:00~『ハッシュ!』『ちひろさん』2本立て19:45~今泉力哉監督ビデオトーク10月29日(日)12:00~『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』14:30~『リスボン物語』17:00~『東京画』18:45~「小津安二郎とヴィム・ヴェンダース」特別講義10月30日(月)12:00~『夢の涯てまでも』ディレクターズカット4Kレストア版、『裸足で鳴らしてみせろ』2本立て19:10~工藤梨穂監督+岸井ゆきの対談
2023年10月31日一般財団法人 明治安田健康開発財団 が運営する「明治安田新宿健診センター」では、2023年ピンクリボン月間において、10月31日まで、性別・年齢に関係なく健診受診者の皆さまに向け、「ピンクリボンキャンペーン2023」を実施しています。このキャンペーンはKNOWYOURLEMONSによる「#knowyourlemonsキャンペーン」に賛同するとともに、同団体の教材を使用して乳がん啓発活動を実施するものです。ピンクリボンデー、ピンクリボン月間とは毎年10月1日は、ピンクリボンデーとして、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を広くお伝えする日と定めるとともに、毎年10月は「ピンクリボン月間」として、乳がんに関する正しい知識の普及、乳がん検診の受診を通じた早期発見・早期治療の啓発を行う目的で、様々なキャンペーンが世界的に展開されています。日本でも啓発キャンペーンが多く行われ、世界各国でも、イルミネーションが行われるなど、ピンクリボン運動は、乳がん検診の啓発運動だけでなく、乳がんになった人を支えていく世界を目指して活動しています。これらの活動をふまえ、明治安田新宿健診センターにおいても、10月を「乳がんを意識する月(Brest Cancer Awareness Month)」として、10月31日まで、多くの方に乳がんについて関心と理解を深めていただく「ピンクリボンキャンペーン2023」を実施しております。■大切な事は定期的な乳がん検診と、あなたのレモンをよく知ることそして、あなたの大切な人のレモンを知りましょう。<ピンクリボンキャンペーン2023の概要>・施設内デジタルサイネージの活用等により、男女フロア関係なく、また、多言語により、より幅広い受診者へ乳がんを意識する月とし、乳がんに関する正しい知識の普及、乳がん検診の受診を通じた早期発見・早期治療の啓発を推進・フロア内を「乳がんを意識する月(Brest Cancer Awareness Month)」をイメージするピンクでデコレーション・趣旨に賛同する職員はピンクリボンバッチを装着するとともに、ピンクリボン月間中の朝礼で乳がんについてのラーニングを行うことで、職員の知識と意識の向上を企図・財団の社会貢献活動、ならびに明治安田生命グループの職員が全員参加するKizuna運動の地域貢献活動の一環として、NPO法人に寄付を実施乳がんは女性のがんの半数を占めるポピュラーな病気です。年齢別にみると、40歳代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎え、最近では60歳、70歳代にも多くみられます。また、乳がんは男性にも発症することがあります。乳がんは、定期的に乳がん検診を受け早期発見することで、生存率は高くなりますので、罹患後にも人生を愉しむチャンスがたくさんあります。10月にご受診いただくお客さまには、本キャンペーンにより、性別、年齢等にかかわらず、乳がんについて関心と理解をよりいっそう深めていただければ幸いです。■「明治安田新宿健診センター」施設概要名称:明治安田新宿健診センター(センター長:三森 教雄)所在地:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 12階アクセス:地下道(ワンデーストリート)出口O-1隣接※天候を気にせずお越しいただけます・新宿駅(新都心出口6)より徒歩約3分(京王新線・新宿線・大江戸線)・新宿駅(南口)より徒歩約8分(JR・小田急線・京王線)・都庁前駅(A2出口)より徒歩約6分(大江戸線)<予約・お問合せ先>電話予約: 0570-03-5489(平日9:00~16:00/土日祝休診日を除く)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年10月30日パートナーコ・モリンダジャパン合同会社(東京都新宿区、代表:長濱 創)は、2023年10月18日に発表された第13回年間グロービー・ビジネス賞2023においてサプリメント製品「リニューHGH*」が、クール・プロダクト・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、ゴールドを受賞したことをお知らせいたします。*グローバル市場では「リニュー」の製品名で販売リニューHGH(1)リニューHGH(グロービー賞)グロービー賞( )は、2003年に創設されたビジネスアワードのコンペティションで、世界中の企業や経営陣、専門家らに対して、功績と貢献を称える賞です。受賞した「リニューHGH」は、2022年に発売した製品で、選りすぐりの数種類のアミノ酸、亜鉛、GABAと数千年も前から人々の健康を守ってきたタヒチ産ノニ果実を配合した未来型サプリメントです。【リニューHGH】リニューHGHは、ヒト成長ホルモンHGHの分泌に関係しているといわれる「良質な睡眠」「適度な運動」「バランスの良い食事」「適度な刺激」に注目し、この4つのポイントにアプローチする成分を配合しています。科学的研究を基に開発された理想的な原材料の組み合わせが毎日の健康をサポートし、多方面からのアプローチが若々しさを引き出します。商品詳細: リニューHGH(2)また、リニューHGHは食品サプリメントやスポーツ栄養剤による禁止物質や非自発的なドーピング違反による汚染のリスクから消費者やアスリートを守る世界的な機関であるケルンリストにも追加されました。何千もの非管理製品が存在する不透明な市場において、アスリートを保護するもので、リニューHGHは、ケルンリストによって認証されたパートナーコの34番目の製品です。さらに、世界4,000人以上のリニュー・ユーザーに実施した製品体験調査( )※では、回答者の95%が、それぞれの健康ニーズへの満足感を実感しているとの結果を得ています。使用後から1週間以内に57%、4週間以内に85%と、期間が長いほど満足度が向上しています。※25歳から74歳までのユーザーを対象に実施青グラフ:使用後から1週間以内黄グラフ:使用後から4週間以内▲カテゴリー別にみる健康ニーズへの満足感の推移【グロービー・ビジネス賞】グロービー・ビジネス賞( )は、カスタマーサービス、イノベーション、マーケティング、リーダーシップなど幅広いカテゴリーごとに、優れた功績を称える国際的な受賞プログラムです。世界のビジネスコミュニティーにおいて最も注目を集める賞として広く知られており、世界中のあらゆる規模の組織を対象に、企業や個人がその卓越性を披露し、国際的な評価を得るためのプラットフォームを提供しています。さまざまな国の業界専門家やオピニオンリーダーが参加する厳格な審査プロセスを通じて、国境を越えて進歩を奨励し、世界規模で卓越性の高い新たな基準を設定する並外れた業績にスポットライトを当てます。【パートナーコ・グループについて】パートナーコ・グループは、あらゆる経験を持つ成功志向の起業家とウェルネス愛好家を集めてパートナーシップを結び、独自の専門性を生かして可能性溢れる高品質な製品を世界へ紹介する活動を行っています。パートナーコはより健康で幸せな生活の実現を目指して、世界中のブランドパートナーのネットワークをサポートしながら、世界50ヵ国以上で事業を展開しています。パートナーコ・グループ公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月27日