2023年1月10日にアメリカで開催された第80回ゴールデングローブ賞において、数々のセレブリティがヴァレンティノ(Valentino)を着用した姿を披露しました。歌手、女優として活躍するセレーナ・ゴメスは、2022-23年秋冬オートクチュールコレクション「ヴァレンティノ ザ ビギニング」のドレスを着まといイベントに出席しました。セレーナ・ゴメス (Photo Valentino GettyImages)俳優のエディ・レッドメインは、ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリがエディのためにデザインしたタキシードを着用した姿を披露しました。エディ・レッドメイン (Photo Valentino GettyImages)エディ・レッドメインとともにイベントに参加したハンナ・バグショーは、2023年春夏コレクション「アンボクシング ヴァレンティノ」のドレスを着用しました。ハンナ・バグショーとエディ・レッドメイン (Photo Valentino GettyImages)女優のジェイミー・リー・カーティスは、2022年フォールコレクション「ヴァレンティノ プロムナード」のドレスをまといイベントに出席しました。ジェイミー・リー・カーティス (Photo Valentino GettyImages)カナダの映画監督、脚本家のサラ・ポーリーは、2022年フォールコレクション「ヴァレンティノ プロムナード」のドレスとケープを着用しました。サラ・ポーリー (Photo Valentino GettyImages)
2023年01月12日主催団体の体制を問題視され、昨年は授賞式のTV中継が行われなかったゴールデン・グローブ賞だが、第80回を迎えた今年は通常通りの開催となった。数年前と変わらない華やかさを取り戻したレッドカーペットを賑わせたファッションをふり返ってみよう。色もスタイルも、それぞれの個性を引き立たせる装いが揃った。ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でコメディ・ミュージカル部門の女優賞を受賞したミシェル・ヨーは「アルマーニ・プリヴェ(Armani Privé)」のミッドナイトブルーのシークインのドレスはストラップレスの胸元やウエストからペプラムの裾にかけてクリスタルをあしらうデザインだ。アンジェラ・バセット『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』で助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットは「パメラ・ローランド(Pamella Roland)」の2023プレフォール・コレクションからシルバーのシークインのホルターネックをチョイス。ジュエリーは「ショパール(Chopard)」だ。アニャ・テイラー=ジョイ『ザ・メニュー』でコメディ/ミュージカル部門女優賞候補だったアニャ・テイラー=ジョイは「ディオール(Dior)」の明るいイエローのドレス。デコルテやウエストを大胆に見せ、首元はゴールドのネックレス。アナ・デ・アルマスコメディ/ミュージカル部門男優賞のプレゼンターを務めたアナ・デ・アルマスは「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のカスタムドレス。黒地の前面に精緻な刺繍がほどこしてある。マーゴット・ロビー『バビロン』で女優賞候補のマーゴット・ロビーはピンクのホルターネック。「シャネル(Chanel)」のカスタムドレスだ。ステファニー・スー映画と配信シリーズ、それぞれで注目を集めた新進の2人も華やかにレッドカーペットに登場。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のステファニー・スーは「ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」のオートクチュール。ジェナ・オルテガNetflix「ウェンズデー」でTVのミュージカル/コメディ部門女優賞候補のジェナ・オルテガはウエストの部分が大胆に露出したデザインの「グッチ(Gucci)」の2023春夏コレクションのドレスに「ティファニー&Co,(Tiffany&Co.)」のジュエリーを合わせた。レティーシャ・ライト『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のレティーシャ・ライトはオレンジとアイボリーに染め分けた「プラダ(Prada)」のドレス。ジェシカ・チャステインジェシカ・チャステインは「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」の蜘蛛の巣を模したドレス。同じデザインのマスクも用意されていた。リリー・ジェームズリリー・ジェームズは「ヴェルサーチ(Versace)」の赤のドレス。ウエストからスカートのボリュームあるデザインに「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」のナチュラルダイヤモンドのアクセサリーを合わせた。ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ』で助演女優賞候補だったミシェル・ウィリアムズと「オザークへようこそ」でTVのミュージカル/コメディ部門の助演女優賞受賞のジュリア・ガーナーはどちらも「グッチ(Gucci)」のフリルたっぷりのドレスをチョイス。ジュリア・ガーナーミシェルはオフホワイト、ジュリアはピンクに「デビアス(De Beers)」のジュエリーを合わせた。セレーナ・ゴメスTVのミュージカル/コメディ部門女優賞候補だったセレーナ・ゴメス(「マーダーズ・イン・ビルディング」)は「ヴァレンティノ(Valentino)」の濃い紫のベルベットのドレス。エリザベス・デビッキ同部門助演女優賞候補だったエリザベス・デビッキ(「ザ・クラウン」)は「ディオール(Dior)」のピンクのストラップレス。同色のリボンでハイウエストをマークしたデザインで、ネックレスも「ディオール(Dior)」のホワイトゴールドとダイヤモンド。大人世代の女性のクールな装いも目を引いた。ドラマ部門主演女優賞候補だったヴィオラ・デイヴィス(『The Woman King』原題)はロイヤルブルーのドレスに「ショパール(Chopard)」のジュエリー。助演女優賞候補だったジェイミー・リー・カーティス(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)は「ヴァレンティノ(Valentino)」の黒のドレスに同色レースのケープが印象的。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のシガニー・ウィーバーの「サンローラン(Saint Laurent)」の黒のドレスもシックだ。TV部門で女優賞候補だったエマ・ダーシー(「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」)の「Acne Studios」のオーバーサイズのタキシード・スタイルは強烈な印象を残した。ビリー・ポーターキャロル・バーネット賞のプレゼンターを務めたビリー・ポーターは新たなタキシード・スタイルのドレスを披露。濃いピンクがいつもに増して鮮やかに映えた。ローレン・ミラー&セス・ローゲンスーツもシャツもサーモンピンクで揃えたのは、TVのリミテッドシリーズ/TV映画部門助演男優賞候補だったセス・ローゲン(「パム&トミー」)。オースティン・バトラー『エルヴィス』でドラマ部門男優賞を受賞したオースティン・バトラーは「グッチ(Gucci)」のタキシードをスタイリッシュに着こなした。注目を集めたのはTVのミュージカル/コメディ部門で男優賞候補だったドナルド・グローヴァー(「アトランタ」)。「サンローラン(Saint Laurent)」の白のカシュクールとパンツのセットアップに黒のタキシード・ジャケットという装いだ。ハンナ・バグショー&エディ・レッドメインほかにも、現在第1子を妊娠中のヒラリー・スワンクが着た、両肩に黒いリボンでアクセントをつけた「プラダ(Prada)」深緑のノースリーブ、共にブラウンの装いで色のペアルックで披露したエディ・レッドメイン夫妻も目を引いた。(冨永由紀)
2023年01月11日YOU-PROJECT 主催・京都芸術センター制作支援事業、YOU-PROJECT第24回公演 ソリテュード<孤独>一人芝居シリーズ最終章『ぐるぐる―countless traces—』桜守篇が2023年2月24日 (金) ~2023年2月26日 (日)に枚方市立楠葉生涯学習市民センター大集会室(大阪府枚方市楠葉並木2丁目29-5)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ コロナ禍になってから始まった、YOU-PROJECTによるソリテュード<孤独>という一人芝居シリーズの五本目であり最終章です。9月に同会場で上演した『ぐるぐる―countless traces—』さくらの森編の続編となります。【ストーリー】芝居が進行する最中、火災報知器が作動するが構わず演じ続ける俳優。孫が寂しいだろうと置いていったぬいぐるみが、チェーホフ「ワーニャ伯父さん」の登場人物ソーニャのセリフを話し出す。やがて、どこからかエレーナやワーニャ、前編のさくらの森編で自身が演じていたセレブリャコフの声が聞こえてくる。その上、俳優の姉や俳優自身の声まで聞こえてきて・・・。【さくらの森編】『ぐるぐる―countless traces?』は、4幕8場面あります。そのうち前半の2幕を、‘さくらの森編‘として上演しました。入院の顛末を語りながらも、チェーホフ戯曲の登場人物(『タバコの害について』のニューヒン、『桜の園』のフィールス、『熊』のスミルノーフなど)を演じ始め、次第に元気になっていくさまが描かれました。出演氏田敦(シダアツシ)劇団冬芽舎〈休止中〉代表・俳優京都市生。劇団京都小劇場を振り出しに活動開始。劇団カオスを経て冬芽舎へ 。劇団の中心俳優として京都を拠点に関西の舞台で活躍。一方で冬芽舎俳優教室(1 ~ 16期)指導。放送芸術学院・大阪アニメーションスクール専門学校の講師(’95 ~’16)など後進の育成指導にも尽力。劇団活動休止後は独り他劇団への出演を続け現在に。作・演出より"思いもよらないことがいつ誰にでも起きる"画家の宮崎智晴氏の「荒れ地のさくらもり」という作品を見て、その絵一枚の絵本を作ろうと文を書いたことがありました。京都の俳優、氏田敦さんの入院日記を読ませていただき、今回の作品にしようと思いました。この二つがヒントになっています。さて、なぜさくらもりか。私は演劇って桜のようだな、と思ったのです。数日のうちに散ってしまう、でもその間はものすごく人々に愛でられ、魅了する。やがて消えゆく運命にあるのに、でもそれを丹念に時間をかけて、労力をかけて創り出す、そうした作業がさくらもりに通じるなあ、と感じるのです。普段、私は永遠に生きる前提で生活していますが、それでもやはり死というものを考えたり、今現在は治らない病気にかかったりすることを考えると、桜の散りざまを人の一生に見立ててしまいそうになります。俳優もまた演劇作品というはかない桜を守ってきた人なのではないでしょうか。演出:松浦友YOU-PROJECT2000年設立。「そこに在る演劇」という信念のもと、演劇が、どこか遠い場所の無関係な営みではなく、日常と繋がることで、新たな視点を獲得する作品づくりを目指す。旗揚げ公演『ハーフ』は、座付作家クスキユウにより書き下ろされ、2006年に再演。2012年には小説化された(文芸社刊)。『ジュリエット-Juliet Capulet-』、『ワーニャ伯父さん!』など名作古典劇の再構成も手掛ける演出の松浦友は、2004、2005年と演出者協会主催若手演出家コンクール二次審査選出。2013年『橋の上の男』でギィフォワシイコンクールヤマキ賞受賞。2019年利賀演劇人コンクール第一次上演審査で、『温室の前』(岸田國士・作)が「作品の世界を最も的確に表現している」と評される。公演概要YOU-PROJECT第24回公演 ソリテュード<孤独>一人芝居シリーズ最終章『ぐるぐる―countless traces—』桜守篇公演期間:2023年2月24日 (金) ~2023年2月26日 (日)会場:枚方市立楠葉生涯学習市民センター大集会室(大阪府枚方市楠葉並木2丁目29-5)■出演者氏田敦(劇団冬芽舎)■スタッフ作:クスキユウ (氏田敦『入院メモ』より)演出:松浦友舞台監督:渡川知彦照明・音響:渡川組舞台美術:A.Shida × T.M.衣装:Naomi M.■公演スケジュール2023年2月24日(金) 19:00 開演2月25日(土) 14:30開演2月26日(日) 14:30開演(開場は20分前、上演予定時間40分)■チケット料金一般:2,000円大学生:1,500円中高生:500円劇団応援チケット:5,000円(全席自由・税込)※ 劇団応援チケットとは、一般料金との差額で劇団を支援するチケットです。<カンフェティ限定>1,000円割引!2,000円 → カンフェティ席 1,000円!(全席自由・税込)主催・制作:YOU-PROJECT、京都芸術センター制作支援事業協力:枚方演劇連盟 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月10日現地時間2023年3月12日(日)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第95回アカデミー賞授賞式」を、WOWOWではアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継。番組案内役はペアを組んで3年目になるジョン・カビラと宇垣美里が務めることが決定した。2022年3月に開催された「第94回アカデミー賞授賞式」は、日本作品として濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の4部門にノミネートされ、みごと国際長編映画賞を受賞。『おくりびと』以来13年ぶりの快挙を成し遂げたことが記憶に新しい。さらに、『コーダ あいのうた』が作品賞、脚色賞、助演男優賞の3冠を獲得し、配信作品としては史上初めての作品賞を受賞、また、トロイ・コッツァーはろう者としては史上2人目となる助演男優賞を受賞(男優としては初)した。加えて、『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボーズがクィアであることを公表した有色人種として、そしてアフロラティーナ(アフリカとラテンアメリカにルーツを持つ女性)として初めて助演女優賞を受賞するなど、あらゆる面で、多様性や時代の変化を感じさせる受賞結果となった。また、スターたちが集う授賞式で披露されるパフォーマンスや、まきおこるドラマの数々も見どころ。「第94回アカデミー賞授賞式」は、ビヨンセが歌曲賞ノミネート曲「Be Alive」(『ドリームプラン』)の圧巻のパフォーマンスをテニスコートから披露して幕開け。ビリー・アイリッシュは歌曲賞も受賞した映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」をプロデューサーで兄のフィニアス・オコネルとともに披露し、会場は彼女の歌声に酔いしれた。一方で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとして登壇したクリス・ロックと彼のジョークに激怒したウィル・スミスの一件で会場は一時騒然となった。その後、『ゴッドファーザー』50周年を記念してプレゼンターとして登場したのは、フランシス・フォード・コッポラ監督、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ。“レジェンド”3人の登場に、会場はスタンディングオベーション。さらに、主演男優賞のプレゼンターとして1994年の映画『パルプ・フィクション』のユマ・サーマン、ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソンの3人が登場。ユマとトラボルタは映画史に残るダンスシーンを再現してみせるなど、サプライズ演出の数々も印象的だった。受賞者やプレゼンターから発せられるその時代を反映したスピーチも見逃せない。プレゼンターとして登場した女優のミラ・クニス(ウクライナ出身)は“紛争”としてロシアによるウクライナ侵攻に言及。世界に対してウクライナ支援を呼び掛けたほか、この侵攻による犠牲者に対して黙祷が捧げられた。また、『タミー・フェイの瞳』で主演女優賞を初受賞したジェシカ・チャステインは、暴力や分断、差別、偏見、そして高い自殺率に言及、「絶望や孤独を味わっているすべての人へ、誰もが唯一無二であり、無条件に愛される存在であることを知ってほしい」とメッセージを送り、会場からは拍手が送られた。時代を反映しながら、数々のドラマを生みだす「アカデミー賞授賞式」に際し、16回目の案内役となるカビラさんも「前回はCODA、聾者ファミリーの夢追い物語から喪失と向き会う密なロードムービーDrive My Carが代表する多様性讃歌のアカデミー賞でした」とふり返り、「さらに濃密なストーリーのある今回のアカデミー賞。さあ、フルフォーマットのオスカーです。賞の行方、そして、ここでしかみられない演出とパフォーマンスにもご期待ください」とコメント。一昨年、昨年に引き続いて案内役となった宇垣さんは、「映画が現実世界の一歩先を描き、こんな世界にしたいんだ!と皆に訴えかけるものであるとしたら、アカデミー賞はそんなクリエイターたちのあげる声を肯定し、背中を押してくれる場所。疫病や戦争、未だ混沌とする現状を前に、どんな新しく優しく明るい未来を見せてくれるのか、今からワクワクが止まりません」と期待をコメントしている。「第95回アカデミー賞授賞式」は現地時間3月12日(日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される。「生中継!第95回アカデミー賞授賞式」は日本時間2023年3月13日(月)、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)
2022年12月26日第47回報知映画賞の表彰式が16日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。表彰式では報知新聞社 代表取締役社長 依田裕彦氏、東宝 代表取締役社長 松岡宏泰氏からの挨拶も。スケジュールの都合で登壇できなかった片山慎三監督、横浜流星からはVTRでのコメントも寄せられた。助演女優賞に輝いた尾野真千子は「こんなにたくさんのお芝居をさせていただけて、本当に幸せだなと日々感じて、それなのにこんなに素晴らしい賞をいただけて、もっともっと幸せな気分になりました」と喜びを表す。「こうやって賞をいただくと、『もっと頑張れ』と言われているような気持ちになります。だからまだもう少しお芝居を続けていいのかなと思ってます。もうちょっとこの世界に頑張ってみようと思います。ですので、皆さん応援よろしくお願いたします」と頭を下げた。また、「ガリレオ」シリーズの最新作『沈黙のパレード』で主演男優賞に輝いた福山雅治は、「ガリレオという作品にはおよそ15年ほどかかっています。15年かかってこの場に立たせていただけてるんだなと思っています」としみじみ。「天才物理学者」というキャラクターを表すために話し合った日々を振り返り、「僕らはおそらく口にこそ出さなかったんですけど『発明をしてやるんだ』と思っていた」と明かす。さらに福山は「生みの親である東野(圭吾)先生も『湯川学というキャラクターが人間として認められたようで、とても嬉しく思っています』と嬉しいコメントを出してくださってました。とても深くとても嬉しく僕も受け止めておりまして、東野先生が生み出した発明、我々がスタッフと共に作り上げた発明が15年かけて認められたのかなという思いです」と語る。「えてしてこういったことは時間がかかるものですが、この場で結実できたこと、とても嬉しく思っています」と喜んだ。福山は「自分にとって賞をいただくということは予想もしていないことで、僕は53歳なんですが、17歳の時に父を亡くし、その時の父が53歳でした」と明かす。「18歳で東京に出て来て、『何者かになってやるんだ』という思いだったのは間違いありません。その時は何も持ってなかったに等しいですけど、出会うものや人、こと、全てを自分の体に血肉化して何者かになってやるんだという思いで東京に来て、今日その“何者かになる”という一つの目標がこの場所で1度叶えられたような気がしています」と今回の受賞には並々ならぬ思いを持っている様子。最後に福山は「あまり謙遜しすぎるのも共にものを作っている人や、僕のことをつぶさによく見てくださっている方に対して失礼に当たるので、謙虚でありたいと思いながらも、謙遜しすぎずに、この賞を誇りに思いながら受け止め、なかなかもらえるものではないと思っていますが、またこの場に呼んでいただけるようこれからも精進していきたいと思います」とスピーチを締め括った。○第47回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『ある男』石川慶監督花束ゲスト:坂元愛登作品賞・海外部門:『トップガンマーヴェリック』東宝東和 代表取締役社長 山崎敏アニメ作品賞:『劇場版四畳半タイムマシンブルース』夏目真悟監督主演男優賞:福山雅治『沈黙のパレード』花束ゲスト:西谷弘監督主演女優賞:有村架純『前科者』花束ゲスト:田畑志真助演男優賞:横浜流星『流浪の月』代理:李相日監督助演女優賞:尾野真千子『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカンSABAKAN』 花束ゲスト:金沢知樹監督監督賞:片山慎三『さがす』代理:山野晃プロデューサー新人賞:嵐莉菜 『マイスモールランド』花束ゲスト:アラシ・カーフィザデー、リリ・カーフィザデー、リオン・カーフィザデー新人賞:白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』花束ゲスト:松本優作監督
2022年12月22日第47回報知映画賞の表彰式が22日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。映画『流浪の月』で助演男優賞を受賞した横浜流星。会場には来られなかったもののVTRメッセージを寄せ「悩みもがきながらも監督を信じて必死に生きようとして来ました。監督、広瀬(すず)さん、松坂(桃李)さん、そしてその他のキャストの皆様、スタッフの皆様がいたから、人間らしくもがいている亮が出来上がったと思います。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を伝える。さらに「これからも『流浪の月』で得たものを次の作品、次の作品に活かして、ひとつひとつ積み重ねて皆さんに心に響く作品をお届けできるよう精進します」と意気込んだ。李相日監督は「横浜くん、ゆくゆくはトム・クルーズのように……はならないと思いますけれど、ストイックさは引けをとっていない」と表す。「横浜くんは空手をずっとやっておりまして、極めて厳しいストイックな性格。今回演じた亮という男は強くあらねばならないという生き方をしてきたと思うんですけど、女性に暴力をふるってしまうような非常に繊細で心の弱い男の内面なので、自分と違う生き方をしてきた男をどう掴むか、撮影中も撮影以外も常に悩んでストイックに探している姿が印象的でした」と振り返る。さらに李監督は横浜に対し「努力の賜物であると思うんですけど、戦友である広瀬すずとの関わりが非常に大きかったと思いますし、我々スタッフも全員で彼を支えて来た成果として受け止めて、非常に嬉しく思っております」と祝福。「賞をいただくということは、非常にこの先厳しく、なかなか褒めてもらえないゾーンに入ると思うので、より高みに向かってストイックに続けてくれる姿を見守っていきたいと思います」とエールを送った。○第47回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『ある男』石川慶監督作品賞・海外部門:『トップガンマーヴェリック』東宝東和 代表取締役社長 山崎敏アニメ作品賞:『劇場版四畳半タイムマシンブルース』夏目真悟監督主演男優賞:福山雅治『沈黙のパレード』主演女優賞:有村架純『前科者』助演男優賞:横浜流星 『流浪の月』助演女優賞:尾野真千子 『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカンSABAKAN』監督賞:片山慎三『さがす』新人賞:嵐莉菜 『マイスモールランド』新人賞:白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』
2022年12月22日カンヌ国際映画祭より長い歴史を持ち、国内で最も権威と実績のある映画賞「第77回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が決定。妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝らを迎えた石川慶監督の映画『ある男』が最多9部門、岸井ゆきの主演・三宅唱監督の人間ドラマ『ケイコ 目を澄ませて』と、早川千絵監督『PLAN 75』が6部門ノミネートで続いた。「毎日映画コンクール」は1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。今回は、2022年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品(アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)が対象となった。『死刑にいたる病』男優主演賞には、阿部サダヲ、稲垣吾郎、佐藤二朗、沢田研二、妻夫木聡、豊川悦司、女優主演賞には、岸井ゆきの、田中裕子、寺島しのぶ、永野芽郁、のん、倍賞千恵子が候補に。『さかなのこ』最多9部門ノミネートの『ある男』は、『蜜蜂と遠雷』で第74回毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞した石川慶監督が芥川賞作家・平野啓一郎の原作を映画化。『ある男』6部門ノミネートとなったのは、聴覚障害のある元プロボクサー・小笠原恵子さんの自伝を原案にした『ケイコ 目を澄まして』と、75歳以上が自らの生死を選択できる<プラン75>という架空の制度を媒介に、「生きる」という究極のテーマを問いかける『PLAN 75』。『ケイコ 目を澄まして』なお受賞作・受賞者発表は、2023年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上にて行われ、表彰式は2023年2月14日(火)に開催される予定だ。第77回毎日映画コンクール主要ノミネート作品(者)(50音順)【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>『ある男』『ケイコ 目を澄まして』『さがす』『PLAN 75』『夜明けまでバス停で』<外国映画ベストワン賞>『アネット』『Coda コーダ あいのうた』『トップガンマーヴェリック』『ベルファスト』『リコリス・ピザ』【俳優部門】<男優主演賞>阿部サダヲ『死刑にいたる病』稲垣吾郎『窓辺にて』佐藤二朗『さがす』沢田研二『土を喰らう十二ヵ月』妻夫木聡『ある男』豊川悦司『あちらにいる鬼』<女優主演賞>岸井ゆきの『ケイコ 目を澄ませて』田中裕子『千夜、一夜』寺島しのぶ『あちらにいる鬼』永野芽郁『マイ・ブロークン・マリコ』のん『さかなのこ』倍賞千恵子『PLAN 75』<男優助演賞>窪田正孝『ある男』坂口健太郎『ヘルドッグス』砂田アトム『LOVE LIFE』中島歩『よだかの片想い』三浦友和『ケイコ 目を澄ませて』山本耕史『シン・ウルトラマン』横浜流星『流浪の月』<女優助演賞>安藤サクラ『ある男』伊東蒼『さがす』尾野真千子『千夜、一夜』玉城ティナ『窓辺にて』広末涼子『あちらにいる鬼』宮本信子『メタモルフォーゼの縁側』<スポニチグランプリ新人賞・男性>岡田健史『死刑にいたる病』神尾楓珠『恋は光』白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』番家一路『サバカン SABAKAN』目黒蓮『月の満ち欠け』<スポニチグランプル新人賞・女性>嵐莉菜『マイスモールランド』大沢一菜『こちらあみ子』川瀬知佐子『愛してる!』北村優衣『ビリーバーズ』Koki,『牛首村』<監督賞>石川慶『ある男』白石和彌『死刑にいたる病』高橋伴明『夜明けまでバス停で』早川千絵『PLAN 75』深田晃司『LOVE LIFE』三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』【アニメーション部門】<アニメーション映画賞、大藤信郎賞>『犬王』『うまとび』『鬼、布と塩』『蟹眼』『機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島』『グッバイ、ドン・グリーズ!』『サカナ島胃袋三腸目』『Sampaijumpa laji』『すずめの戸締まり』『高野交差点』『駐車場でアメを食べたね』『猫パラレル』『半島の鳥』『MARE』『ミニミニポッケの大きな庭で』『無法の愛』『REMれむーThe waves of endless dreams』『わたしのトーチカ』『ONE PIECE FILM RED』(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会ある男 2022年11月18日より全国にて公開©2022「ある男」製作委員会さがす 2022年1月21日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022『さがす』製作委員会ケイコ 目を澄ませて 2022年12月16日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMASマイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会PLAN75 2022年6月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fuseeさかなのこ 2022年9月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2022「さかなのこ」製作委員会あちらにいる鬼 2022年11月11日より全国にて公開©2022「あちらにいる鬼」製作委員会千夜、一夜 2022年10月7日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C)2022 映画『千夜、一夜』製作委員会窓辺にて 2022年11月4日より全国にて公開©2022「窓辺にて」製作委員会夜明けまでバス停で 2022年10月8日より新宿 K’s cinema、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開(C)2022「夜が明けるまでバス停で」製作委員会
2022年12月21日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める、映画『#マンホール』(2023年2月公開)が、第73回ベルリン国際映画祭(現地時間2月16日~26日)にて、ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待されることが決定した。同作は脚本・岡田道尚×監督・熊切和嘉によるオリジナル作。川村俊介(中島)は営業成績はNO.1、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。ベルリン国際映画祭はカンヌ国際映画祭・ヴェネチア国際映画祭などと並んで世界三大映画祭に位置づけられており、1951年から続く歴史ある祭典。なかでもベルリナーレ・スペシャル部門では、エンタテインメント性や話題性、さらに多様性のある特別作品が選出される。熊切監督は『鬼畜大宴会』(97年)、『空の穴』(01年)以来、22年ぶりのベルリン国際映画祭で、映画祭には中島裕翔と熊切監督が出席し、レッドカーペットに登場する。ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門での日本の劇映画の上映は、2016年の黒澤清監督『クリーピー偽りの隣人』以来7年ぶり。今回の正式招待にあたり、中島裕翔と熊切監督からコメントおよび熊切監督による中島へのサプライズ発表動画が到着した。○中島裕翔 コメント世界的に栄誉ある映画祭の一つであるベルリン映画祭に迎えて頂けるのはとても光栄です。世界中から豪華なキャスト、スタッフが一堂に会する、華やかなイベント。それぞれの映画を通して文化交流ができる素敵な機会だと思います。この作品への世界からの反応がとても楽しみです。また一つ世界を学べる機会になると思うので、沢山の事を吸収したいです。○熊切和嘉監督 コメントベルリン映画祭への参加は実に22年ぶりになるのですが、『#マンホール』は思う存分ジャンル映画への愛を炸裂させた作品でして、それがまさかベルリンのような歴史ある映画祭に選んでいただけるとは、正直まだ狐につままれたような心境です。現地でどんな反応があるのか、楽しみ半分、怖くもありますが、何より「映画俳優・中島裕翔」が世界へ羽ばたく第一歩をともに踏み出せたことが嬉しくてなりません。(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2022年12月21日プロペラ犬第8回公演「僕だけが正常な世界」が12月16日(金)東京芸術劇場 シアターウエストで開幕した。女優・水野美紀が主宰を務める演劇ユニット プロペラ犬が、 2016年以来、6年ぶりに上演する第8回公演「僕だけが正常な世界」。 第4回公演「ネガヒーロー」から脚本、第7回公演「珍渦虫」からは脚本に加え、演出を担当するなど、 作品ごとに新たなチャレンジを重ね、外部公演でも高い評価を得てきた水野美紀。 本作で東京芸術劇場に初登場となる。本作は崎山つばさ、鳥越裕貴、安里勇哉、定本楓馬といった2.5次元作品で大活躍する俳優と、 浅野千鶴、福澤重文、宮下貴浩、そしてノゾエ征爾ら演劇界に欠かせない俳優陣が集結。 虚構と現実が入り混じる多層的な世界を描いて来たプロペラ犬が今回新たに挑戦した、 歌やダンスも取り入れて描く、ダークファンタジーである。今回、作・演出・出演の水野美紀、出演の崎山つばさ、鳥越裕貴、安里勇哉、定本楓馬、ノゾエ征爾から開幕にあたりコメントが到着。■水野美紀(作・演出・出演)いよいよ開演いたします。「僕だけが正常な世界」。稽古場で毎日、役者の力でシーンが膨らんでいき、音楽、音響、衣装でさらに彩られ、劇場で、セットと照明と映像が加わり、最後に、お客様がいらっしゃる事で完成します。とにかく、ここまで精一杯やってきました。地震にコロナに戦争に悲惨な事件。一寸先は闇。そんな事を実感させられる時代です。共に生きる皆様の心に、小さな光が届きますように。千秋楽まで精一杯努めます!■崎山つばさ完成されたセットや美しい照明や音響も入り、作品がまた姿を変えた気持ちがしました。そしてここにお客様の熱も合わさるとなると本番が楽しみで仕方がありません。スタッフ、キャストが一丸となり「僕だけが正常な世界」という異常な程に見たこと、感じたことのない世界を皆様にお届けできたらと思います。どうか最後まで無事に走りきれますように。■鳥越裕貴今作の脚本を観た時、ついに僕は水野さんのファンタジー世界に足を踏み込んだんだ!と一人興奮しておりました。稽古が進むにつれて演出やオーダーに応える役者の皆様を観て楽しんでいました!勿論、自分も必死に喰らい付いています!今回の役どころはシアターイーストと間違えてシアターウエストに紛れ込んでしまった役者。この役者がどう絡んでいき、何を思うのか。皆様、存分に想像し色々と感じて頂ければと思います。僕自身、今この時代に今作品に関われる事を嬉しく思います。精一杯、努めさせて頂きます!■安里勇哉遂に幕が開く。本番を楽しみにワクワクしながら、集中して稽古に臨み劇場入りすることができました。夜という役は一風変わっておりますが、稽古を重ねる毎にとても大事な役だと思いました。達観してるというか余裕があるというか。皆さんにどのように感じてもらえるのか楽しみです。振り幅が大きくて頭と心がぐちゃぐちゃになるかもしれないですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。■定本楓馬いよいよ始まります。本当に魅力あふれる先輩方と作品を作れることに感謝しています。2022年、最後を締めくくる舞台として最高の作品です。楽しくて苦しくて、色んな気持ちにさせてくれるこの世界を、皆さんと一緒に過ごしていけたらなと思います。元気という役をやってみて、元気が抱えてるものの大きさや、深さを痛感しました。簡単に元気を演じることはできないです、元気のために最期まで寄り添って演じていきたいと思います。最後までよろしくお願いします。■ノゾエ征爾すごいイイなあ!な若き素晴らしき俳優さんたちにまみれて。水野さんの脚本・演出もさらに覚醒されたような凄まじさで。劇場ではさらにどうなっていくのかすごく楽しみでありつつ。ともかくお客さんに楽しんでいただけるよう、私自身しっかりと謳歌したく思います。公演は、12月25日(日)まで東京芸術劇場 シアターウエストにて。【あらすじ】周りとのコミュニケーションがうまくいかず、ずっと生き辛さを抱えて生きているミチル。家族はミチルとの対話をあきらめ突き放す。そんなミチルの唯一の理解者は幼なじみの元気とその妹あかり。三人は川辺のあずまやに集まり、蛍の育成に熱中する。あかりの大好きな絵本、「青い鳥」から飛び出した精たちがそれを見守る。が、あかりが事故にあったのをきっかけにその関係も壊れ、居場所を失い追い詰められたミチルは刑務所の中に自分の居場所を求めるようになる。プロペラ犬 第8回公演「僕だけが正常な世界」【作・演出】水野美紀(プロペラ犬)【キャスト】崎山つばさ 鳥越裕貴 安里勇哉 定本楓馬浅野千鶴 入手杏奈 竹内真里江藤萌生 西野優希 猪俣利成 武藤心平 小口隼也福澤重文 宮下貴浩水野美紀 ノゾエ征爾【スケジュール】 2022年12月16日(金)~12月25日(日)受付開始:開演の1時間前、開場:開演の45分前【劇場】東京芸術劇場 シアターウエスト (住所:東京都豊島区西池袋1-8-1 B1)【チケット料金(全席指定・税込)】 前売:8500円、夜割(★の回):8000円、高校生以下 3000円(前売のみ、要学生証提示、取扱:カンフェティ) ※当日券は各500円増し【チケット取扱】■Confetti(カンフェティ) ■チケットぴあ Pコード:514-073■東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00) 【公演に関するお問い合わせ】 bokudake2022@gmail.com 舞台『僕だけが正常な世界』 公式HP プロペラ犬 公式Twitter プロペラ犬 公式Facebook 【宣伝衣装協力】YOHJI YAMAMOTO【主催】プロペラ犬 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月16日一般社団法人 日本損害保険協会(会長:白川 儀一)は、第19回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の入選作品(入賞22作品・佳作50作品)を決定しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、全国の小学校、子ども会、児童館など410団体から6,137人が参加し、1,179作品が寄せられました。応募作品の傾向として、まち歩きを通じて分かった事柄を図表やイラストなどにまとめるだけでなく、自らが抱いた疑問を調査・研究したことが読み取れる作品が多数あり、いずれも力作ばかりでした。また、マップの作成を通じて、自治体等に対して高いブロック塀の撤去、台風などで破損した道路設備の修繕、夜間に暗がりになる道路の街灯設置など具体的な改善点を提言する作品も多く、子どもならではの視点から、地域をより安心・安全なまちにしたいという熱意が強く感じられました。保護者や指導者からは、ぼうさい探検隊を実施したことで、「地域の方や専門家から、自らが住む地域の特性等について聞いて学んだ内容がマップに表現されており、子どもたちの安全意識の向上が見られた」、「地域への関心や愛着を持つきっかけになった」といった感想をいただきました。入賞22作品については、審査員の講評等を取りまとめた表彰動画を、2023年1月下旬に当協会ホームページで公表する予定です。※「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」とは子どもたちがまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を発見し、マップにまとめる実践的安全教育プログラムです。2004年から、毎年、マップコンクールを開催し、優れたマップを表彰しています。◆文部科学大臣賞【福島県】相馬市川原町児童センター「みつばち防災探検隊」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月14日第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が決定した。発表された受賞者・受賞団体は、『MUDLARKS』『THE PRICE』の翻訳を手掛けた髙田曜子、『The View Upstairs―君が見た、あの日―』の演出・翻訳・訳詞・振付を担当した市川洋二郎、『5月35日』を手掛けたPカンパニー、『月は夜をゆく子のために』を手掛けたトランスレーション・マターズ。『5月35日』写真:Pカンパニー提供本賞は、2017年までの10年間、小田島雄志個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは、名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に実行委員の合議で選考している。贈呈式は、2023年1月10日(火) 13時より東京都豊島区の「あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)」にて行われる。<第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体>■髙田曜子『MUDLARKS』作:ヴィッキー・ドノヒュー演出:川名幸宏翻訳:髙田曜子上演期間:2022年9月29日(木)~10月9日(日)会場:下北沢 ザ・スズナリ『THE PRICE』作:アーサー・ミラー演出:桐山知也翻訳:髙田曜子上演期間:2022年1月16日(日)~1月23日(日)会場:吉祥寺シアター■市川洋二郎『The View Upstairs―君が見た、あの日―』作・作詞・作曲:Max Vernon演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎上演期間:2022年2月1日(火)~2月13日(日)会場:日本青年館ホール■Pカンパニー『5月35日』作:莊梅岩翻訳:マギー・チャン/石原燃演出:松本祐子上演期間:2022年4月20日(水)~4月24日(日)会場:東京芸術劇場シアターウエスト■トランスレーション・マターズ『月は夜をゆく子のために』作:ユージーン・オニール翻訳・演出:木内宏昌上演期間:2022年10月8日(土)~10月19日(水)会場:すみだパークシアター倉
2022年12月13日第80回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、日本のアニメ『犬王』(湯浅政明監督)がアニメ映画賞にノミネートされた。作品賞(ドラマ部門)に、ジェームズ・キャメロン監督の渾身作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』や大ヒット作『トップガン マーヴェリック』といったエンターテイメント超大作がノミネート。キャメロン監督は監督賞にもノミネートされたが、同賞には女性監督のノミネートはなかった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最多は『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー監督の最新作『イニシェリン島の精霊』が8部門で、A24作品の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が6部門で続いた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』非英語映画賞には、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した韓国パク・チャヌク監督の『別れる決心』や、『バーフバリ』S・S・ラージャマウリ監督による『RRR』も選出された。『別れる決心』受賞者・受賞作品は2023年1月10日に開催される授賞式にて発表。昨年は、主催する「ハリウッド外国プレス協会」ことHFPA(=Hollywood Foreign Press Association)の人種差別や特権体質が問題視され、トム・クルーズら俳優やAmazon、Netflix、ワーナー・メディアがボイコットを表明。授賞式は無観客開催で米NBCがテレビ中継を取りやめたが、今回は同局にて授賞式の放送が決定している。※主なノミネートは以下のとおり【映画部門】作品賞(ドラマ部門)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『エルヴィス』『フェイブルマンズ』『TÁR』『トップガン マーヴェリック』作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『バビロン』『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』『逆転のトライアングル』監督賞ジェームズ・キャメロン『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』バズ・ラーマン『エルヴィス』マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』脚本賞『TÁR』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『イニシェリン島の精霊』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』『フェイブルマンズ』主演男優賞(ドラマ部門)オースティン・バトラー 『エルヴィス』ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』ヒュー・ジャックマン 『The Son/息子』ビル・ナイ 『生きる LIVING』ジェレミー・ポープ『The Inspection』(原題)主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット『TÁR』オリヴィア・コールマン 『エンパイア・オブ・ライト』ヴィオラ・デイヴィス『The Woman King』(原題)アナ・デ・アルマス 『ブロンド』ミシェル・ウィリアムズ 『フェイブルマンズ』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)レスリー・マンヴィル 『ミセス・ハリス、パリへ行く』マーゴット・ロビー 『バビロン』アニャ・テイラー=ジョイ 『ザ・メニュー』エマ・トンプソン『Good Luck to You, Leo Grande』(原題)ミシェル・ヨー 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ディエゴ・カルバ『バビロン』ダニエル・クレイグ 『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』アダム・ドライバー『ホワイト・ノイズ』コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』レイフ・ファインズ 『ザ・メニュー』助演男優賞ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』ブラッド・ピット『バビロン』キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』エディ・レッドメイン『グッド・ナース』助演女優賞アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』ジェイミー・リー・カーティス 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ドリー・デ・レオン『逆転のトライアングル』キャリー・マリガン『SHE SAID/シー・セッドその名を暴け』アニメ映画賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『犬王』『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)『長ぐつをはいたネコと9つの命』『私ときどきレッサーパンダ』非英語映画賞『西部戦線異状なし』(ドイツ)『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)『CLOSE/クロース』(ベルギー・フランス・オランダ)『別れる決心』(韓国)『RRR』(インド)主題歌賞「Carolina」『ザリガニの鳴くところ』「Ciao Papa」『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』「Hold My Hand」『トップガン マーヴェリック』「Lift Me Up」『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』「Naatu Naatu」『RRR』【テレビ部門】作品賞(ミュージカル・コメディ部門)「アボット エレメンタリー」「一流シェフのファミリーレストラン」「Hacks」(原題)「マーダーズ・イン・ビルディング」「ウェンズデー」作品賞(ドラマ部門)「ベター・コール・ソウル」「ザ・クラウン」「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」「オザークヘようこそ」「セヴェランス」主演男優賞(ドラマ部門)ジェフ・ブリッジス「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」ケヴィン・コスナー「イエローストーン」ディエゴ・ルナ「キャシアン・アンドー」ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」アダム・スコット「セヴェランス」主演女優賞(ドラマ部門)エマ・ダーシー「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」ローラ・リニー「オザークヘようこそ」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」ヒラリー・スワンク「アラスカ・デイリー」ゼンデイヤ「EUPHORIA/ユーフォリア」主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ドナルド・グローヴァー「アトランタ」ビル・ヘイダー「バリー」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」ケイリー・クオコ「フライト・アテンダント」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・イン・ビルディング」ジェナ・オルテガ「ウェンズデー」ジーン・スマート「Hacks」(原題)助演男優賞ジョン・リスゴー「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」ジョナサン・プライス「ザ・クラウン」ジョン・タトゥーロ「セヴェランス」テイラー・ジェームズ・ウィリアムズ「アボット エレメンタリー」ヘンリー・ウィンクラー「バリー」助演女優賞エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」ハンナ・アインビンデル「Hacks」(原題)ジュリア・ガーナー「オザークヘようこそ」ジャネール・ジェームズ「アボット エレメンタリー」シェリル・リー・ラルフ「アボット エレメンタリー」作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)「ブラック・バード」「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」「パム&トミー」「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)タロン・エジャトン「ブラック・バード」コリン・ファース「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」アンドリュー・ガーフィールド「アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実」エヴァン・ピータース「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」セバスチャン・スタン「パム&トミー」主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ジェシカ・チャステイン「George & Tammy」(原題)ジュリア・ガーナー「令嬢アンナの真実」リリー・ジェームズ「パム&トミー」ジュリア・ロバーツ「ガスリッド 陰謀と真実」アマンダ・セイフライド「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partnersエルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedアバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.RRR 2022年10月21日より全国にて公開警官の血 2022年10月28日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEEYANG FILM. All Rights Reserved.イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.バビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2022年12月13日全国のユナイテッドシネマ、シネプレックスなどで毎日映画が1,200円で鑑賞できるキャンペーン「auシネマ割 冬キャンペーン」が、16日から2023年1月12日までの4週間限定で実施される。「auシネマ割」は、auスマートパスプレミアム会員を対象に、映画鑑賞券やポップコーンがお得に購入できるクーポン。今回開催された「auシネマ割 冬キャンペーン」では、全国のユナイテッド・シネマ、シネプレックス、松竹マルチプレックスシアターズ、コロナシネマワールドで、映画鑑賞料金が「auシネマ割」で1,400円になるところ、期間中さらにお得な1,200円で映画鑑賞が可能となる(クーポン1枚につき鑑賞券3枚までで、コロナシネマワールドは最大5枚まで割引対象)。さらに、ポップコーンも100円引きで購入可能だ。また、あわせてauスマートパスプレミアムの映画特典情報をまとめた「冬の映画祭り」も公開された。同キャンペーンは、auスマートパスプレミアム会員であればauだけではなく、ドコモやソフトバンクなど、どの携帯キャリアでも利用することができる。
2022年12月09日セリスタ株式会社は、『第3回 医療機関あるある川柳コンテスト』を開催します。応募できるのは現役医療従事者のみ、病院や薬局などの医療機関「あるある」川柳クリニック、病院や薬局などの医療機関にまつわる、思わず「あるある」とうなずいてしまう日常的でユーモアのある川柳を、院長先生の立場やナースからみた院長など、様々な立場や視点の川柳を大募集します。特に一昨年から今年にかけて新型コロナウイルスの影響で、医療機関の現場での様々な変化やご苦労も多く、まさに今年の主役は医療従事されている皆様では無いでしょうか?そんな皆様の日頃の思いを5・7・5にのせて、是非川柳にしてみてください。【コンテスト概要】1. 名称第3回 医療機関あるある川柳コンテスト2. 募集内容クリニックや薬局などの医療機関にまつわる、思わず「あるある」とうなずいてしまう日常的でユーモアのある川柳を、院長先生の立場やナースからみた院長など、様々な立場や視点の川柳を大募集します。3. 募集期間2022年12月19日(月)~2023年3月31日(金)4. 応募資格医療機関で現役で働いている方であればどなたでも応募できます。※通院患者様は対象外です。5. 応募方法「WEB専用応募フォーム」または「FAX」でのお申込みとなります。詳細は公式サイトをご確認ください。6. 応募上の注意点応募をもって、本注意事項を確認同意いただいたとみなします。(1)「おひとり様2作品」までとさせていただきます。(2)必要事項は必ずご記入の上ご応募下さい。(3)未発表で必ず本人が作ったものを応募してください。(作品が既に発表されたものに類似していた場合、受賞を取り消す場合もあります)そのほか詳細は公式サイトをご確認ください。7. 審査セリスタ株式会社スタッフの選定によって各賞を決定します。8. 発表(1)プレスリリース配信(2)Liveウェビナー「Sunday Wellness Breeze」で発表(3)セリスタのホームページに掲載9. 賞金(総額:25万円+α)(1)最優秀賞(1名):賞金10万円+額入り賞状(2)優秀賞(3名):賞金3万円(9万円)+額入り賞状(3)セリスタッフ賞(6名):賞金1万円(6万円)(4)佳作(20名) :セリスタオリジナル「OligoScan元素周期表マグカップ」是非、医療従事されている皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております!(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月06日2月10日(金)から12日(日)までの3日間、インテックス大阪にて『第26回 大阪オートメッセ2023』が開催される。「第26回 大阪オートメッセ2023」 チケット情報「ひろげる・つながる・クルマのワクワク」をキャッチコピーに掲げ、幅広い世代に「クルマのワクワク」を感じてもらえるエンターテインメント・モーターショーを目指す。本イベントは、国内自動車メーカーによる新型車のほか、最新のスタイルをまとったカスタマイズカーが500台以上集合し、25万人以上が来場する関西最大級のモーターショーだ。ツーリングカーレース最高峰の“SUPER GT”のド迫力が体験できたり、日頃なかなか間近で見ることのできない自衛隊の車両も会場にやってくる。クルマとカスタマイズの楽しさを堪能してほしい。チケットは発売中。
2022年12月06日映画賞レースのトップを飾る第47回報知映画賞の各賞が発表され、『沈黙のパレード』で難解な事件を解決する天才的物理学者を演じた福山雅治が主演男優賞を初受賞、主演女優賞は『前科者』の演技が評価された有村架純が初受賞。作品賞・邦画部門は石川慶監督、妻夫木聡主演の『ある男』が受賞した。主演女優賞:『前科者』有村架純報知映画賞はスポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として、1976年に誕生。読者参加型の映画賞が大きな特色であり、各映画賞や映画祭の先陣を切って発表されるため、その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めている。助演男優賞:横浜流星「流浪の月」なお、作品賞(海外)は130億円超えのメガヒットとなった『トップガン マーヴェリック』が受賞した。第47回報知映画賞各賞作品賞・邦画『ある男』監督賞片山慎三『さがす』主演男優賞福山雅治『沈黙のパレード』主演女優賞有村架純『前科者』助演男優賞横浜流星『流浪の月』助演女優賞尾野真千子『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカン SABAKAN』新人賞嵐莉菜『マイスモールランド』/白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』作品賞・海外『トップガン マーヴェリック』アニメ作品賞『劇場版 四畳半タイムマシンブルース』(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.20歳のソウル 2022年5月27日より全国にて公開©2022「20歳のソウル」製作委員会前科者 2022年1月28日公開© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会沈黙のパレード 2022年9月16日より全国にて公開©2022「沈黙のパレード」製作委員会ある男 2022年11月18日より全国にて公開©2022「ある男」製作委員会さがす 2022年1月21日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022『さがす』製作委員会マイスモールランド 2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開予定©2022「マイスモールランド」製作委員会サバカン SABAKAN 2022年8月19日より全国にて公開©2022「SABAKAN」Film Partners四畳半タイムマシンブルース 2022年9月30日より全国にて3週間限定公開©2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会ぜんぶ、ボクのせい 2022年8月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2022『ぜんぶ、ボクのせい』製作委員会千夜、一夜 2022年10月7日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C)2022 映画『千夜、一夜』製作委員会
2022年11月30日積水ハウス株式会社は、11月29日発表の「第15回ペアレンティングアワード」において、男性の育児休業に関する取り組みが評価され、コト部門で受賞しました。「ペアレンティングアワード」は、育児雑誌メディアが中心となり、子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)を表彰し、信頼性が高くタイムリーな情報を提供するアワードです。今回、44社のノミネートの中から、コト部門で4社が受賞し、男性の育児休業取得が当たり前になる社会を目指す当社の取り組み「IKUKYU.PJT」が受賞しました。第15回ペアレンティングアワード<IKUKYU.PJT 概要>・2018年より「男性社員の1ヵ月以上の育児休業完全取得」を推進し、2019年2月以降、取得期限を迎えた男性1,479人全員が1カ月以上の育休を取得・男性の育児休業取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定。毎年9月に社外向けのフォーラムの開催や、企業で働く男性の育児休業取得の実態を探る「男性育休白書」を発行して、世の中の男性の育児休業取得推進に貢献・今年初の取り組みとして、男性の育児休業取得推進に賛同する81企業・団体の皆様と共に「育休を考える」プロジェクトを展開<受賞理由>今年の4月から「育児・介護休業法の改正」が施行され、この改正前の2018年から男性の育児休業取得推進をしてきていた積水ハウス。翌2019年には取得率100%を達成し、4年目の今年は賛同企業・団体が81に拡大中。今年の法改正によりこの活動が再度注目され、男性の育児参加・育休取得浸透の一助になった。積水ハウスは「男性の育児休業取得が当たり前になる社会の実現」を目指して活動を続け、世の中に先んじたダイバーシティを今後も推進し、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。▼「第15回ペアレンティングアワード」HP ▼特設サイト「IKUKYU.PJT」 ▼「男性育休白書2022」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日第14回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。映画『PLAN 75』で最優秀女優賞に輝いた倍賞は、「最初に読み始めた時にあまりにも衝撃的で、途中でやめまして、どうしようかなってしばらく台本を、テーブルの上に1日置いてから、もう1度頭から読み直してぜひ監督さんに、お会いしなきゃいけないなと思って、お受けしました」と明かす。今後の抱負を聞かれると「自分の体をきちんと管理して、病気にならないように転ばないように気をつけ、そして何よりも心をいつも豊かにして、その2つを一応自分の中に準備しながら。今年はちょっと忙しかったので、少しゆっくりしながら、その準備を生かせるような作品と出会えたらいいなと思っています」と語った。倍賞の前にスピーチを行った、最優秀男優賞の佐藤二朗は「私、日本映画で多分1番たくさん何回も見てる映画は『幸せの黄色いハンカチ』なんですよ。『男はつらいよ』の記念すべき第1作の公開は昭和44年、1969年。僕が生まれた年なんです。だから今日まあ、この後おいでになる倍賞さんと同じ式に居られるということは、僕にとって、大きな喜びです」と興奮気味に語り、倍賞も受け取ったトロフィーについて「大好きな"黄色"で、結構重たいです」とコメントするなど、粋なやりとりも。自身のスピーチを終えた倍賞は受賞者が壇上で待機する場所へ行き、佐藤と握手も。最後には受賞者全員が集まってフォトセッションを行い、倍賞は花束を掲げて退場すると言ったかっこいい姿を見せていた。○受賞一覧■最優秀作品賞『LOVE LIFE』(深田晃司監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ハケンアニメ!』(吉野耕平監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞芦田愛菜・宮本信子、及びスタッフ・キャスト一同 (『メタモルフォーゼの縁側』)小林啓一監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『恋は光』)■最優秀男優賞佐藤二朗 (『さがす』『truth 姦しき弔いの果て』『バイオレンスアクション』)松坂桃李 (『流浪の月』)■最優秀女優賞倍賞千恵子 (『PLAN 75』)広瀬すず (『流浪の月』)■最優秀新進監督賞片山慎三監督 (『さがす』)森井勇佑監督 (『こちらあみ子』)■最優秀新進男優賞磯村勇斗 (『ビリーバーズ』『PLAN 75』『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『前科者』『彼女が好きなものは』ほか)横浜流星 (『流浪の月』『アキラとあきら』『嘘喰い』『あなたの番です 劇場版』『DIVOC-12』)■最優秀新進女優賞河合優実 (『PLAN 75』『愛なのに』『ちょっと思い出しただけ』『女子高生に殺されたい』『百花』『冬薔薇』ほか)伊東蒼 (『さがす』『恋は光』『MIRRORLIAR FILMS Season4』)
2022年11月27日第14回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。映画『流浪の月』で最優秀男優賞を受賞した松坂。映画『さがす』等で同賞を受賞した佐藤二朗も後に控えていたため「先ほど舞台袖で、佐藤二朗さんに『俺がしゃべりやすいように場を柔らかくしといて』と言われて。もともとしゃべることを考えておいたんですけど、それが先行して何を喋って良いのかわからなくなってきちゃったんですけど、すいません二朗さん」と困惑し、袖の佐藤から「なんだよ!」というツッコミが飛ぶと、会場も驚き爆笑。松坂は改めて「昔チャップリンが『あなたのベストアクトはなんですか?』と言われた時に、『Next One』、僕のベストワンは常に次だ、と答えたんですよね。それが良いコメントだなと思ってて、僕もいつかそういうことを言えるようになればいいなと思ってやってきました。まだまだやっぱりチャップリンには遠く及ばないですけど、『流浪の月』に関しては、間違いなく今の僕の中でのベストだと思っています」と語り、拍手に包まれる。「そういう風に言えるくらい、今回自分の中で全てを出し切ろうと、挑戦でもありましたし、勝負の作品だなと思っていたので、受賞することができて本当に嬉しいです」と喜びつつ、周囲への感謝を述べた。また、その後に登場した佐藤は「桃李が全部出しましたね。まあでも正直言いますと、桃李が俺から袖で聞いたことを言うと、わかっています。だから僕はなんかそれで『バラすなよ!』と言うところまで想定内です」と胸を張る。しかしすぐに「ごめんなさい、嘘をつきました」と謝っていた。○受賞一覧■最優秀作品賞『LOVE LIFE』(深田晃司監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ハケンアニメ!』(吉野耕平監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞芦田愛菜・宮本信子、及びスタッフ・キャスト一同 (『メタモルフォーゼの縁側』)小林啓一監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『恋は光』)■最優秀男優賞佐藤二朗 (『さがす』『truth 姦しき弔いの果て』『バイオレンスアクション』)松坂桃李 (『流浪の月』)■最優秀女優賞倍賞千恵子 (『PLAN 75』)広瀬すず (『流浪の月』)■最優秀新進監督賞片山慎三監督 (『さがす』)森井勇佑監督 (『こちらあみ子』)■最優秀新進男優賞磯村勇斗 (『ビリーバーズ』『PLAN 75』『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『前科者』『彼女が好きなものは』ほか)横浜流星 (『流浪の月』『アキラとあきら』『嘘喰い』『あなたの番です 劇場版』『DIVOC-12』)■最優秀新進女優賞河合優実 (『PLAN 75』『愛なのに』『ちょっと思い出しただけ』『女子高生に殺されたい』『百花』『冬薔薇』ほか)伊東蒼 (『さがす』『恋は光』『MIRRORLIAR FILMS Season4』)
2022年11月26日福山市では、第56回福山ばら祭2023テーマにふさわしいポスターデザインを次のとおり募集します。採用された作品は福山ばら祭のポスターやチラシ等のデザインに使用します。期間2022年(令和4年)12月1日(木)~12月27日(火)必着各賞優秀賞1点…賞金7万円佳作3点…賞金1万円※未成年者が受賞した場合は、賞金金額の同等品に替えさせていただきます。ローズマインド賞1点…記念品※15歳以下の作品から選考します。優秀賞・佳作の中に15歳以下の作品が選考された場合は、ローズマインド賞と同時受賞とする場合があります。審査・発表主催者が委嘱する審査員により審査を行い、発表は1月中旬頃を予定しています。第56回福山ばら祭2023ポスターデザインを募集 | お知らせと募集 | 福山ばら祭 : 福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月24日日本全国のプロ・オーケストラからコンサートマスターや首席奏者を中心に編成されたジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ〔JVSO〕。その第11回兵庫公演「名手たちの交響楽団ニューイヤーコンサート」が、2023年1月4日(水)に行われる。「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ 第11回兵庫公演 名手たちの交響楽団 ニューイヤーコンサート」チケット情報JVSOは日本のオーケストラが、今どれだけの音を創り出せるかという可能性を求めて作曲家、プロデューサーの三枝成彰と指揮者の大友直人が1991年に試演。以来、東京・名古屋・大阪で定期的に公演を重ねてきた。2012年からは三枝の出身地である兵庫県でニューイヤー公演として開催。クラシック音楽本来の魅力を追求する一方で、阪神淡路大震災や、同じ震災の記憶から東日本大震災の被災者に寄り添ったプログラムなども取り上げ、京阪神を中心に多くの熱心な観客を獲得している。今回はコンサートマスター7名、首席奏者34名に副首席、フォアシュピーラーを含む59名という編成でモーツァルトの最後にして最大の交響曲、第41番「ジュピター」やメンデルスゾーンが陽光降り注ぐイタリアの印象を描いた交響曲第4番「イタリア」といったプログラムを届けてゆく。本公演で聴き逃せないのが、ソリストとして登場するヴァイオリンのHIMARIだ。2011年生まれの11歳、3歳からヴァイオリンを始め、国内外42のコンクールで第1位に輝いた逸材である。2021年9月には、ポーランド(ルブリン)で3年に1度開催される「第15回リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール2021」で史上最年少、特賞グランプリ(第1位を上回る)を受賞。現在は慶應義塾幼稚舎5年生に在籍する傍ら、フィラデルフィアの名門カーティス音楽院に学んでいる。すでに国内外の主要なオーケストラと共演を重ねており、今回はヴィエニヤフスキのヴァイオリン協奏曲第1番より第1楽章を演奏する。ピアニストの奥井紫麻やチェロの北村陽など、JVSOのステージでは多くの若い才能を紹介してきた。三枝成彰はかつてこのことに触れて、演奏家の一番フレッシュな瞬間を聴いてもらいたいと語ったことがある。「もちろん音楽的にはもっともっと深くなっていく演奏家もいます。しかし10代で才能を発揮している人たちには、やはりこの時期にしかない新鮮な輝きがある。それを聴くことは私たちにとって、希望のひとつだと思います」。その希望に満ちた音色を、この春、名手たちの響きとともに体感したい。文:逢坂聖也
2022年11月21日第38回サンダンス映画祭でワールドシネマドラマ部門観客賞を受賞、来る第95回アカデミー賞国際長編映画賞のフィンランド代表作品に選ばれた青春映画『ガール・ピクチャー』が、2023年4月7日(金)より公開決定。シーン写真1点が解禁となった。最初の金曜日。クールでシニカルなミンミ(アーム・ミロノフ)と、素直でキュートなロンコ(エレオノーラ・カウハネン)は同じ学校に通う親友。放課後はスムージースタンドでアルバイトしながら、恋愛やセックス、そして自分の将来についての不安や期待にまつわるおしゃべりを楽しんでいる。そんな中「男の人と一緒にいても何も感じない自分はみんなと違うのでは?」と悩み続けていたロンコは、理想の相手との出会いを求めて、果敢にパーティーへと繰り出す。一方、ロンコの付き添いでパーティーにやってきたミンミは、大事な試合を前にプレッシャーに押しつぶされそうなフィギュアスケーターのエマ(リンネア・レイノ)と急接近する――。少女たちは自身のセクシュアリティや恋愛指向にあえて名前を与えてはいないが、ヘテロセクシュアル(異性愛)やシスジェンダー(生まれもった性別と性自認が一致している人)を前提とせず、それぞれ様々な性自認や恋愛指向があることが当たり前として物語は進む。同性同士で深い関係になるミンミとエマも、アロマンティック・アセクシュアル(他者に対して恋愛感情や性的欲求を抱かないセクシュアリティ)かもしれないと考えるロンコも、果敢に自分自身を追求し、感情やセクシュアリティについて語ることを恐れない。解禁となったシーン写真では、様々な悩みを抱えながらも支え合い、心を許し合う3人の少女たちの多幸感あふれる瞬間を切り取り、まさにガール・ピクチャーといえるものとなっている。フレッシュで魅力的なキャスト陣にも注目感情的な部分はあっても心優しいミンミを演じるのは、12歳から俳優業をスタートし、『エデン』(ウラ・へイッキラ監督/2020)で初主演を務めたアーム・ミロノフ。静かなたくましさを持つロンコ役を、俳優、ダンサー、シンガーであり、舞台俳優として活躍し、本作が長編映画デビューとなるエレオノーラ・カウハネン。フィギュアスケートに青春注いできたエマ役は、ドラマや映画で活躍中のリンネア・レイノが演じる。監督は、自分の声を見出していく女性作家を描いた映画『Love and Fury』(原題/16)でデビューし、女性たちが主導するストーリーを生み出しているアッリ・ハーパサロ。本作は、ノーベル平和賞を受賞した社会運動家ジェーン・アダムズにちなんで名づけられた「シチズン・ジェーン・プロダクション」によって製作された。これからの活躍も期待されるハーパサロ監督は、この度の日本公開にあたって、「『ガール・ピクチャー』は、女性としての一歩を踏み出し始めた3人の少女の、ごくわずかな時期を切り取ったものです。ティーンエイジャーの生活はとても豊かで一瞬一瞬が大切。ごく短い期間であったとしても、本人たちにとっては全宇宙をも包み込むほど大きなことなのです」とコメントを寄せた。つまずき、ぶつかり、失敗しながらも誰かと寄り添い、新しい“金曜日”を過ごすたびに、まるでジェットコースターのようにアップダウンしながら自由を獲得する方法を学んでいく少女たち。かつて女性軽視のニュアンスで使われたこともあった“ガール”という言葉を女性たちが自らの手で取り戻したように、この3人の物語は、流動的で、たくましく、まぶしいほどエネルギーに満ちたものへと躍動。リアルでまっすぐな“ガール・フッド=少女時代”のポートレイトのような作品となっている。なお、本作は劇場本公開に先駆け、11月19日(土)より開催される「フィンランド映画祭 2022」でひと足早く特別上映されることが決まっている。『ガール・ピクチャー』は2023年4月7日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年11月18日映画『逆転のトライアングル』は、第75回カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドール受賞作品。2023年2月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開される。リューベン・オストルンド監督が2作連続でパルムドール受賞映画『逆転のトライアングル』は、スウェーデンの奇才リューベン・オストルンド監督が“ファッション業界とルッキズム、そして現代階級社会”を題材に描く新作映画。前作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』に続く2作連続で、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールに輝いた。豪華客船が遭難?!乗船者のヒエラルキーが逆転物語は、超富裕層のための豪華客船クルーズに、セレブモデルのカップルが招待されることからはじまる。リッチでな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。インスタ映えすると思われた船旅だったが、その船は遭難してしまう。流れ着いた無人島では、乗船者たちのこれまでのヒエラルキーが逆転。その頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な、船のトイレの清掃婦だった――。驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、価値観を見事にひっくり返す本作は、まさに世紀の大逆転エンタメ。皮肉の効いた社会風刺コメディに仕上がっている。ハリス・ディキンソンやウディ・ハレルソンが出演キャストは、『キングスマン:ファースト・エージェント』のハリス・ディキンソンや、チャールビ・ディーン、フィリピンのベテラン女優ドリー・デ・レオンや『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソンも出演する。■主人公カール…ハリス・ディキンソン男性ファッションモデル。恋人のヤヤと豪華客船の旅に出る。・ヤヤ…チャールビ・ディーン恋人のカールにSNS用の写真を撮影させる超売れっ子モデルで人気インフルエンサー。・アル中の船長…ウディ・ハレルソン・アビゲイル…ドリー・デ・レオンサバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦。第80回ゴールデングローブ賞&第95回アカデミー賞にノミネート映画『逆転のトライアングル』は、第80回ゴールデングローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門の作品賞とトイレの清掃婦を演じたドリー・デ・レオンの助演女優賞の2部門にノミネート。第95回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚本賞の主要3部門にノミネートされている。〈映画『逆転のトライアングル』あらすじ〉モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルのカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に出ることに。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破してしまう。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態で、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。【詳細】映画『逆転のトライアングル』公開日:2023年2月23日(木・祝)監督:リューベン・オストルンド出演:ハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン、ドリー・デ・レオン、ウディ・ハレルソン、ズニー・メレス原題:TRIANGLE OF SADNESSFredrik Wenzel © Plattform Produktion
2022年11月14日「メガネのパリミキ」を展開している株式会社 パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田将広、以下パリミキ)は、2022年12月1日より第五回「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」の募集を開始いたします。◆「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」とはこのコンクールは、視覚障害に因んだテーマを、視覚障害当事者だけでなくそれぞれの視点で「五・七・五の川柳」にして社会全体で共感できることを目的としています。また、川柳にユーモアのエッセンスを加えることでご自身の気持ちも前向きにしてもらえれば、という思いを込めて開催しています。現在はコロナ感染も落ち着き、行動制限も緩和されました。今まで行けなかった色々な場所で色々な体験や経験をされていると思います。新たな気持ちで、その経験や体験談を川柳で表現し、ご応募ください。また、今年は「公益社団法人日本眼科医会」のご協力で日本眼科医会賞を新設いたしました。眼科医会の先生方をはじめ多くのご応募お待ちしております。その他、新たに約20の団体がご協力くださいます。【賞と副賞】■最優秀賞(1作品)ミキギフトカード5万円■各部門賞・各部門より優秀作品(合計3作品)ミキギフトカード3万円■NEXTVISION賞ミキギフトカード3万円■日本眼科医会賞(新設)ミキギフトカード3万円【応募期間】2022年12月1日(木)~2023年1月31日(火)まで※応募方法は下記URLページにて12月1日(木)より公開されます。URL: 【応募概要】①見えにくさを感じている方部門(視覚・色覚に障害のある方)②メディカル・トレーナー部門(医師・看護師・視機能訓練士・歩行訓練士・その他、訓練施設等の先生方)③サポーター部門(ご家族・ご友人・職場の同僚・誘導ガイド・ヘルパー・商品開発関連商品販売者・または一般の方)【受賞作品の発表】:優秀作品は2023年3月末(予定)に(株)パリミキホームページにて掲載いたします。◆第四回「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」受賞作品☆最優秀賞『消毒液声を出してよどこにいる』もぐら圭様(ブラインド)■部門賞:メディカル・トレーナー部門『できぬこと認めて観えるできること』たろう様(ロービジョン)■部門賞:見えにくさを感じている方部門『曲がり角パン屋の香り鼻印』 原久様(ブラインド)■部門賞:メディカル・トレーナー部門『増やしましょできないことよりできること』帰ってきた花子様(医師)■部門賞:サポーター部門『凸凹を覚えた頃にまた工事』テクノボー様(一般)【応募総数】: 2,954句応募者の約半数が視覚障害当事者でしたが、サポーター部門の応募が増え、若い方をはじめ幅広い層からの応募をいただきました。【審査委員長】:八木 健氏 プロフィール経歴:元NHKアナウンサー、NHK「俳句王国」司会10年、元『川柳マガジン』選者、元愛媛新聞月刊誌『アクリート』川柳欄選者現在:日本農業新聞川柳欄選者、月刊俳句総合誌『俳壇』選者、愛媛CATV『八木健の川柳天国』主宰、愛媛CATV『八木健の俳句遊遊』主宰、滑稽俳句協会会長、俳句美術館館長、浪曲・虎造節保存会創立名誉会長著書:『八木健の川柳アート』『平成の滑稽俳句』『すらすら俳句術』『教師のための俳句読本』『こっけい俳句に咲くきりえ』他◆会社概要会社名:株式会社 パリミキ設立:2009年1月15日代表者:代表取締役社長澤田 将広資本金:1億円事業内容:眼鏡およびその関連商品を主に取り扱う眼鏡専門店チェーンURL: 【本件に関するお問い合わせ先】ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局メール: lv-senryu@paris-miki.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月14日アニメ映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』が、2023年3月17日(金)より公開される。第80回ゴールデン・グローブ賞 アニメ映画賞、第95回アカデミー賞 長編アニメーション部門のノミネート作品だ。ユニバーサル・スタジオ×ドリームワークスの最新作映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』は、『シュレック』や『ボス・ベイビー』シリーズを生み出してきたユニバーサル・スタジオ×ドリームワークスによる最新作。『シュレック』シリーズから飛び出した伝説ネコ“プス”を主人公とした『長ぐつをはいたネコ』シリーズの第2弾だ。“プス”は、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの人気ネコ。シリーズ1作目となる『長ぐつをはいたネコ』は、興行収入11.5億を超えるヒットを飛ばし、アカデミー賞にもノミネートされた。『長ぐつをはいたネコ』2作目は“命を取り戻す”冒険へシリーズ2作目となる『長ぐつをはいたネコと9つの命』は、“9つあったはずの命があと1つ”になり、絶体絶命のピンチに陥った“プス”の新たな冒険を描くもの。一度は賞金首のレジェンドの看板を下ろし、家ネコになろうと決意するもの、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞いて、再奮起。命のストックを求める旅へと繰り出す。そこに、新しい仲間や最強の敵が現れて...“プス”の冒険の行方は?<登場キャラクター>■プス長ぐつをはいた、お尋ね者の賞金首ネコ。キュルルンお目目とモフモフのビジュアルでありながら、キレキレの剣さばきで敵を圧倒する。9つあった命がラスト1になってしまい、家ネコになることを決意するも、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞いて再奮起。新たな冒険に出る。■キティプスがかつては結婚も考えた、気まずい元カノ。プスには厳しく接しながらも、目的のために手を組み冒険に同行する。■ワンコネコに変装したイヌ。プスとキティと冒険をすることになる。プスが家ネコになろうとしていた時期に出会い、つらい過去を抱える健気なイヌかと思いきや、空気を読まずに毒を吐く一面も。■ゴルディプスの前に立ちはだかる敵キャラで「3びきのくま」を引き連れた女の子。■ベイビー・ベアゴルディの“弟”くま。■ウルフ鋭い眼光でプスを狙う賞金稼ぎ。プスにとって最大の脅威。日本語吹替版キャストに山本耕史、土屋アンナ、中川翔子映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』の日本語吹替版キャストとして、山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎が声の出演を果たす。〈映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』日本語吹替版キャスト〉・プス…山本耕史・キティ…土屋アンナ・ゴルディ…中川翔子・ワンコ…小関裕太・ベイビー・ベア…木村昴・ウルフ…津田健次郎ゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞にノミネート映画 『長ぐつをはいたネコと9つの命』は、第80回ゴールデン・グローブ賞で、アニメ映画賞にノミネート。第95回アカデミー賞では、長編アニメーション部門にノミネートされた。<映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』あらすじ>長ぐつをはいたお尋ね者の賞金首ネコ、プス。剣を片手に数々の冒険をし、恋もした。でも気付いたら、9つあった命はラスト1に。急に怖くなり、賞金首のレジェンドの看板を下ろして家ネコになることにしたが、プスを狙う敵の急襲で、平和な生活は壊される。そんな時、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞き、再奮起。命のストックを求める旅の道中、プスが出会ったのは、元カノ・キティと、イヌのワンコ。そこに、「願い星」の噂を聞きつけた手強い奴らもモチロンやってきて、前途多難な予感しかない。やれやれ、次死んだら、ほんとに終わりなのに。【詳細】映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』公開日:2023年3月17日(金) TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー監督:ジョエル・クロフォード<本国声の出演(字幕版)>出演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック<日本語吹替版キャスト>出演:山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎
2022年11月14日「第10回イルミネーションアワード」が11日に「ナイトコンテンツMICE 2022 in 沖縄」内で発表された。イルミネーションアワードは、年々多様化するイルミネーション&エンターテインメント業界の新たな価値基準を創造するべく2013年より開催しているイベント。記念となる10回目は、国内の施設を対象に、全国6102人の夜景観光士に「実際に行ってみて良かったイルミネーション(前年対象)」をアンケートで聞き取り、得票ポイントによって各部門のランキングを決定した。本年は「総合エンタテインメント部⾨」「イルミネーション部⾨」「プロフェッショナルパフォーマンス部⾨」の ランキングが発表され、「関東三大イルミネーション」の改選発表および、新たな夜景観光ブランド「沖縄三大夜景」の発表も行われた。■総合エンタテインメント部門1位 ハウステンボス 「光の王国」 長崎県/佐世保市2位 さがみ湖イルミリオン 神奈川県/相模原市3位 日本庭園 由志園黄金の島ジパング 8thジャポニスムイルミIMPRESSIONISM 島根県/松江市4位 よみうりランドジュエルミネーション 東京都/稲城市5位 御殿場高原 時之栖イルミネーションひかりのすみか 静岡県/御殿場市6位 大阪・光の饗宴 OSAKA光のルネサンス 大阪府/大阪市7位 備北イルミ 広島県/庄原市8位 イルミネーション in 東武ワールドスクウェア 栃木県/日光市9位 フラワーイルミネーション in とっとり花回廊 鳥取県/西伯郡南部町10位 ミッドタウン ウィンターライツ 東京都/港区赤坂■イルミネーション部門1位 あしかがフラワーパーク 「光の花の庭」 栃木県/足利市2位 なばなの里イルミネーション 三重県/桑名市3位 東南植物楽園 沖縄南国イルミネーション 沖縄県/沖縄市4位 東京ドイツ村ウィンターイルミネーション 千葉県/袖ケ浦市5位 さっぽろホワイトイルミネーション 北海道/札幌市6位 SENDAI光のページェント 宮城県/仙台市7位 丸の内イルミネーション 東京都/千代田区丸の内8位 けやき坂イルミネーションRoppongi Hills Christmas 2021 東京都/港区六本木9位 横浜港フォトジェニックイルミネーション 神奈川県/横浜市10位 京都イルミネーション シナスタジアヒルズ 京都府/南丹市■プロフェッショナルパフォーマンス部門1位 湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典 神奈川県/藤沢市1位 伊豆ぐらんぱる公園 「グランイルミ」 静岡県/伊東市3位 レオマリゾートレオマウィンターイルミネーション 2021 香川県/丸亀市4位 ラグーナテンボスラグーナイルミネーション 2021 愛知県/蒲郡市5位 グリーンランド Wonder illumination 熊本県/荒尾市6位 小倉イルミネーション 福岡県/北九州市7位 マザー牧場イルミネーション光の花園 千葉県/富津市8位 ローザンイルミ2021 ―ひかり奏でる丘― 滋賀県/米原市9位 ビッグツリーページェント・フェスタ IN KORIYAMA 2021 福島県/郡山市10位 国営讃岐まんのう公園 ウィンターファンタジー 香川県/仲多度郡まんのう町■関東三大イルミネーションあしかがフラワーパーク 「光の花の庭」(栃木県/足利市)さがみ湖イルミリオン(神奈川県/相模原市)江の島 湘南の宝石(神奈川県/藤沢市))■沖縄三大夜景<パノラマ夜景> 浦添の夜景~てだこの夜景~(浦添市)<夜祭> 琉球ランタンフェスティバル(中頭郡読谷村)<イルミネーション>東南植物楽園~沖縄南国イルミネーション~(沖縄市)「イルミネーションアワード」
2022年11月11日大会初フルマラソンの部スポーツ向けサプリメントや健康食品の開発及び販売を行うSAURUS JAPAN 株式会社が、2022年12月25日(日)に『第8回SAURUSマラソンチャレンジin長居公園~Break your limit ~今までの自分を超えよう~~』を開催します。同大会は自己ベストを目指すランナーに向け、挑戦する機会を提供することをミッションとして開かれるものです。コロナ禍における2020年11月のオンラインマラソン大会からスタート。リアルではこれまで4度開催され、今回初となるフルマラソンの部が設けられます。挑戦する人をサポート同社ではSAURUSシリーズのアミノ酸商品を燃料に挑戦し、結果を出し、周囲に影響を与えるランナーをSAURISTと呼び、SAURISTに2022年を締め括る「自己ベストを目指せる大会」を提供するため、フルマラソンによる第8回大会の開催を決定しました。一方で、ランニング初心者でも目標を持って挑戦できる場となるようハーフマラソンを同時開催し、幅広くランナーを受け入れます。現在、早割参加費での申し込みを受け付けており、11月21日(日)からは通常参加費にて12月18日(日)が申し込み締め切りです。完全フラットな周回コースを会場に、ペーサーがペースメイクをサポート、マラソン中や前後には同社のアミノ酸商品を提供。全部門男女優勝者には賞品、各部門男女1位~3位までに賞状、完走者全員に完走証が発行されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※『第8回 SAURUS マラソンチャレンジ in 長居公園』大会HP
2022年11月11日「空港全体で発信する、空港だからできる映画祭」を目指す世界初の空港内映画祭新千歳空港を舞台に開催している「第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」が、本日2022年11月3日より開幕しました。11月6日(日)までの4日間にわたり、新千歳空港ターミナルビル等を舞台に約60本のプログラムを開催します。国際線に隣接する「ポルトムホール」で行われた開会式には、事前申込による一般来場者及び関係者・ゲストなど220名が集まり行われました。一般来場者を招いての開会式は3年ぶりとなります。北海道エアポート株式会社 代表取締役社長 蒲生 猛 氏より開幕の挨拶として、「着実にファンが増え、社会的な評価も集まってきていることを喜ばしく思う。来年10年に向けての大事な1年、本映画祭そして千歳市からアニメーションの文化を世界に発信していきたい。」、また本映画祭名誉委員長 古川タク氏は、新型コロナウイルス感染症や揺らぐ世界情勢に触れつつ「子どもたちに今よりもう少し面白いフレンドリーな地球にして引き渡したい気持ちでいる。そのために、今年も面白いフレンドリーな映画祭を届けたい」と挨拶しました。開会式会場古川タク名誉委員長小出正志 実行委員長短編・長編コンペティションを審査する国際審査員7名を代表して、ニューヨーク在住のYoshi Sodeoka氏より「日本人ですがニューヨークに住んで30年以上、この場に呼んでもらって光栄に思っています。審査する作品の質がとても高い。グランプリを選ぶのは難しいですが、優秀な審査員のみんなと話し合っていきたいです」と意気込みを語りました。グランプリ及び各賞の発表する授賞式は、11月6日(日)17:30より、ポルトムホールで行われるほか、公式YouTubeチャンネルにて配信予定です。最後に、本映画祭実行委員長 小出正志より「いよいよ来年10年、実行委員のひとりですが、大きく立派な映画祭に育ってきたと思う。多くの方々のご支援・ご助力に感謝しています。」という力強い挨拶と共に、開会宣言がなされました。GIFアワード2022 ベスト・オブ・GIFの授賞式を実施。札幌のイラストレーター Futaba.氏が受賞今年から新設し、SNSでGIFアニメーション作品を募集した「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」。今回大賞「ベスト・オブ・GIF」の授賞式を開会式に合わせて執り行いました。ゲスト審査員でアニメーション作家の山田遼志氏は「GIFにおける、低解像度、短尺ループという条件で、こうも儚く尊い表現が可能なのか、という驚きがまずあった。イラストレーターの作者だからこそできる、絵画におけるフレームの視点を感じさせている」と授賞コメントを送りました。Futaba.氏は「山田監督にとても素敵なコメントをいただき感動しました。今後も楽しむことを忘れず頑張っていきたい。輝かしい賞を頂戴し光栄です。」と喜びを語り、山田遼志氏から受賞メダルを受け取りました。新千歳空港ターミナルビル センタープラザでは、「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」の受賞作品5作品を展示しているほか、受賞者のTwitter投稿から視聴できます。「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」展示の様子「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」展示の様子授賞式(左:山田遼志氏/右:Futaba.氏)Futaba.氏Twitter投稿 : 新千歳空港国際アニメーション映画祭、本年新設のコンペGIF部門の各アワードが決定!短編部門ノミネート全71作品も発表。 : ゲストトークや爆音上映など、3年ぶりの本格実地開催。コロナ禍の中、オンデマンド上映やライブ配信など試行錯誤を経て、海外作家の来場がまだ叶わないながらもプログラムとしてはほぼコロナ前の形で、上映及びプログラム開催となった本年。3年ぶりに爆音上映や有観客ゲストトーク等が復活し、エンターテイメント空港が仕掛ける映画祭が復活しました。実地開催復活について、チーフディレクター小野朋子は「コロナ禍を経て、不確実なことばかりを経験した今、もはや定義づけが難しいほど拡張するアニメーションの多様性に触れることが唯一の希望のようなものです。来年10周年を迎えるにあたり「映画祭とは何か」を考えると、気が遠くなるような制作過程を経る作家たちにとって受賞だけが全てではなく、作り続ける活力を得る生命線の一つとして、これから生まれる作品への中継地点として、映画祭があります。その場は、多様な人々が集まる中継地としての新千歳空港でことふさわしい。」とその意義を実感しています。「第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」は2022年11月6日まで開催。ぜひ新千歳空港で、世界のアニメーションの"いま"を体感してください。新千歳空港シアターの来場の様子オアシスパークでのトークイベント「新千歳空港国際アニメーション映画祭」について新千歳空港国際アニメーション映画祭は、北海道と世界を結ぶゲートウェイである新千歳空港ターミナルビル(北海道千歳市)を会場とした、アニメーション専門の国際映画祭です。第9回目の開催となる今年も、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、アニメーションの“いま”を多角的にお届けするプログラムを展開し、来場者へ最新情報と国際的な出会いを共有できる場を提供します。■実施概要名称:第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭開催日程:2022年11月3日~2022年11月6日会場:新千歳空港ターミナルビル(新千歳空港シアターほか)公式サイト: 第9回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月03日10月24日(月)より日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典である第35回東京国際映画祭が、11月2日(水)に閉幕、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーを行った。【東京グランプリ/東京都知事賞】を受賞したスペイン/フランス合作の『ザ・ビースト』が、最優秀監督賞、最優秀男優賞も受賞し3冠。同作とグランプリを競ったイラン映画『第三次世界大戦』は審査員特別賞に。『半世界』『クソ野郎と美しき世界』など次々と斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎が主演、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督による完全オリジナル作品『窓辺にて』が観客賞を獲得した。『窓辺にて』今年は10日間で169本の作品が上映され、上映動員数が59,414人と6万人近くとなり、昨年のほぼ倍に(第34回:29,414人/126本)。上映本作品における女性監督の比率(男女共同監督作品含む)は169本中25本で14.8%となった。ゲスト登壇イベントや海外ゲストは大幅に増え、そのほかリアルイベント動員数は50,842人、共催提携企画動員数は約20,000人の人手となった(速報値・11月2日は見込み動員数)。コンペティション部門の審査委員長を務めたジュリー・テイモアは記者会見で、東京グランプリ/東京都知事賞に輝いた『ザ・ビースト』について「音楽、撮影、物語、脚本、役者、そして演出も本当にすべてに感動したし心を動かされる、これこそまさに『映画』だと感じさせてくれる作品でした」とコメント。『ザ・ビースト』「最後まで競っていた『第三次世界大戦』は本当にワイルドで、『パラサイト 半地下の家族』や『ゲット・アウト』やチャップリンの『独裁者』のような映画で、本当にショックを受けましたし驚かされました。イランでホロコーストの映画が撮影されていて、現場の作業員が収容所の無理やりエキストラにさせられていたり、主人公の男性が困難な状況にある中でヒトラーにさせられたり非常に珍しい映画。ぜひ2本とも配給されてほしいと願っています」と希望を語り、「私たちは馴染のあるものに慣れてしまっている傾向があるが、それは問題だと思います。そうではなく、自分ではない他の人の人生を経験し歩むことで自分を豊かにしてくれるのが映画だと思います」と映画の多様性に触れることを示唆した。『第三次世界大戦』また、新人監督を対象に長編映画の企画を実現するチャンスを与えるAmazon Prime Videoテイクワン賞は、該当者なしという結果に。プレゼンターの行定勲監督は、「それに見合う実力を、この人に獲らせたいという想いを、今回のファイナリストの作品から見出すことが出来ませんでした」と明かし、「『それぞれの作品には良さがある、しかしそれは世界に繋がっていない、15分という短編には強い作家性が込められるべきで、それを感じられなかった』と審査会議では辛辣な意見も飛び交った」といい、「どの作品にもイメージの飛躍が我々の想像を超えるものではなかった」とコメント。「しかし、今はまだ賞に値するものではないが、今回のファイナリストに残ったいつか評価される才能が、この中にいるのではないかと期待したい」と思いを明かした。各賞の受賞者は以下のとおり。第35回東京国際映画祭各賞受賞作品・受賞者■コンペティション部門・東京グランプリ/東京都知事賞『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)・審査員特別賞『第三次世界大戦』(イラン)・最優秀監督賞ロドリゴ・ソロゴイェン監督『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)・最優秀女優賞アリン・クーペンハイム『1976』(チリ/アルゼンチン/カタール)・最優秀男優賞ドゥニ・メノーシェ『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)・最優秀芸術貢献賞『孔雀の嘆き』(スリランカ/イタリア)・観客賞『窓辺にて』(日本)■アジアの未来・作品賞『蝶の命は一日限り』(イラン)■Amazon Prime Video テイクワン賞該当者なし■特別功労賞野上照代第35回東京国際映画祭主要受賞者コメント最優秀男優賞受賞『ザ・ビースト』 主演ドゥニ・メノーシェ東京国際映画祭は大好きな映画祭です。賞をいただくことができて光栄です。日本が大好きで、日本の文化を素晴らしく思っております。世界中が「日本的」だったらもっと住みやすくなるに違いありません。ですから受賞を大変喜ばしく思っております。残念ながら、今私はモントリオールにいます。また日本に行くことを楽しみしにしており、いつか日本で映画を作りたいものです。最優秀女優賞受賞『1976』主演アリン・クーペンハイムこのような素晴らしい賞をいただいて大変嬉しく驚くと共に、大変光栄に思っております。映画祭審査委員のみなさん、そしてこの役を私に託してくれたマヌエラ・マルテッリ監督、『1976』の素晴らしいチームの仲間たち、非のうちどころのない愛情に満ちたチームワークは改めてお礼を申し上げます。本当はみなさんと一緒に祝いたいのですが、私は文字通り地球の裏側にいるのです。とても遠いチリのサンティアゴからみなさんに暖かい抱擁を送ります。あなた方一人一人の幸運を祈ります。最優秀女優賞受賞作『1976』マヌエラ・マルテッリ監督私の作品を上映する機会を与えてくださった東京国際映画祭のみなさま、心から感謝しております。そしてまた、この素晴らしい日本という国、そして素晴らし日本のみなさまに心から感謝しております。実は、10歳の時にこの主演のアリンさんにインタビューをする機会があったんです。それで今彼女がこの作品で賞を獲ったと行くことが、とても感激しております。審査員特別賞受賞『第三次世界大戦』ホウマン・セイエディ監督(代理:主演マーサ・ヘジャズィ)残念ながら監督がこの場に来られなかったので代わりにメッセージをいただいているので私が読ませていただきます。“日本のために、そして全ての私の幻想のために。この世界は山であり、私たちの行動は呼びかけである。呼びかけは声として入ってくる、声には呼吸がないが、声は聞くことができる。私の声は、あなたの元に届くでしょう。私は今、この瞬間みなさんと一緒にいることができません。それは私が望まなかったからではなく、そうせざる得なかったからです。けれど私の声は、そこにあります。あなた方と一緒にいられなかったこと、あなた方の文化や伝統に触れられなかったことが、とても悲しいです。しかし私は何年も前からみなさんの声を聞いているのです。俳句読む度に、村上春樹やカズオ・イシグロの本を開く度に、黒澤映画をみる度に、私はみなさんのことをよく知っています。そしてもうすぐみなさんに会いに飛んでいきます。世界平和を願い、日本のみなさんに会えることを願い、私たちを受け入れてくれたこと深く感謝の気持ちをお送りします。”最優秀監督賞&東京グランプリ/東京都知事賞受賞『ザ・ビースト』 ロドリゴ・ソロゴイェン監督最優秀監督賞と東京グランプリ/東京都知事賞の2つをいただけるなんて本当に嬉しいです。この2つの賞を受賞できることを心より光栄に思います。東京国際映画祭と審査委員のみなさんありがとうございます。授賞式に参加できないのは残念ですが、『ザ・ビースト』や映画祭、そして素晴らしい東京という街を楽しんでいただければと思います。本当に嬉しいです。最優秀芸術貢献賞受賞『孔雀の嘆き』サンジーワ・プシュパクマーラ監督日本の政府・日本のみなさんに大変多くなサポートいただきましたことを心から感謝したいと思います。私たちの困難の間、みなさんから非常に強力なサポートを得ることができております、ありがとうございます。また、私の映画のまさに源となりました妹、兄弟に感謝しております。この映画を全てのスリランカの人に捧げたいと思います。私たちは税金で教育を受けることが出来ております。そういった意味で私はこの映画そのものをスリランカの人々に捧げたいと思います。観客賞受賞『窓辺にて』今泉力哉監督この度は、観客賞をいただきありがとうございます。私は東京国際映画祭のコンペティション部門は今回が2回目でして、それまでにも日本映画スプラッシュという部門で何度か参加させていただいております。私は個人的な悩みや、小さな悩みに焦点を当てた恋愛映画を作り続けています。世界には戦争やジェンダーなど様々な問題がありますが、本当に小さな、映画の題材にならないような悩みや個人的な問題などを、恋愛を通じて、また、笑いやコメディ的なことも含めて描こうと思い、作品を作っています。どうしても、映画や小説などでは、大きな問題を取り上げてそれについて語るという側面がありますが、自ら行動できない受動的な主人公だったり、見過ごされるような小さな問題について描きたいという思いがあります。最初に野上さんが特別功労賞を受賞していた場面が、今日のクライマックスなんじゃないかと思いながら見ていたんですが、自分も作品を通して同じ舞台に立てていることを嬉しく思いますし、今後も映画監督を続けていければと思います。また、今回ご一緒した主演の稲垣吾郎さんが新型コロナウィルスに感染され、初日にも大事をとって登壇できない状況があります。まだまだ戦争だけじゃなくて、コロナもそうですし世界にはいろんな問題がありますが、ネガティブに全部とらえるわけじゃなくて、そこにある小さな喜びとか、そういうものについて、これからも自分なりにできることを考えていこうと思います。本日はありがとうございました。<アジアの未来>作品賞受賞『蝶の命は一日限り』モハッマドレザ・ワタンデュースト監督この賞をいただくことはとても感銘を受けることなのですが、今は芸術性の高い映画が中々色んな映画祭で賞を貰ったりしないので、東京国際映画祭は今でも芸術性を大事にする映画、芸術の言葉で一つの物語を語る映画を大事にすることということに、私たちは感銘を受けました。私たちは監督として一つの社会問題を、映画の言葉で表現することはとても重要なことであると信じてます。この場を借りて、この賞をイランの大変素晴らしい女性たちに捧げたいと思います。世界の平和、そして戦争がない平和を願って、スピーチを終わりたいと思います。特別功労賞受賞野上照代ありがとうございます。なんて言ったって(今年で)95歳ですからね、よく保ったものです。私は、映画が本当に好きだし、映画という表現をここまで続けてきてくれた色々な監督たちに感謝します。いろいろな表現があるけれど、やっぱり映画ほどリアルで具体的で真実に迫るものはない、やはり素晴らしい表現だと思います。今年は、安藤さん(チェアマン)も来られて素晴らしい会になって良かったと思います、ありがとうございました。第35回東京国際映画祭は10月24日(月)~11月2日(水)まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催、閉幕。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窓辺にて 2022年11月4日より全国にて公開©2022「窓辺にて」製作委員会
2022年11月03日「第18回東京蚤の市」が、2022年11月18日(金)から20日(日)まで、東京・国営昭和記念公園にて開催される。「第18回東京蚤の市」アンティーク&ヴィンテージが集結全国各地の古道具店や古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」は、「紙博」などの人気イベントを手がける「手紙社」によるフリーマーケット。第18回目、そして3年ぶりの秋開催となる今回も、世界各国・日本全国から集められたアンティークやヴィンテージの品々が販売される。また、会場では丁寧に支度されたご飯やおやつ、コーヒーにお茶といった飲食物も販売されるほか、子どもと一緒に体験できる各種ワークショップ、品定めの合間に楽しめる音楽ライブやパフォーマンスも実施される。北欧の生活道具を集めた「東京北欧市」も同時開催また、北欧発のアイテムに焦点を当てた「東京北欧市」を同時開催。人々の暮らしを明るく彩る、北欧の知恵が詰まったテキスタイルや家具、生活道具もあわせてチェックしてみてほしい。開催概要「第18回東京蚤の市」開催期間:2022年11月18日(金)〜11月20日(日)会場:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば(無料エリア)時間:9:30〜16:00入場料:[前売券]1,200円/[当日券]1,500円
2022年10月30日