日本時間1月23日夜、アメリカ映画界最高の栄誉とされる第96回アカデミー賞のノミネート作品が発表。国際長編映画賞に、ショートリスト(最終候補)入りを果たしていたヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演の『PERFECT DAYS』がノミネートされ、監督のコメントも到着した。最多はクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』で、作品賞、監督賞、主演男優・助演女優賞、撮影賞、音響賞ほか順当に13部門でノミネート。ヨルゴス・ランティモス監督『哀しきものたち』が11部門、マーティン・スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10部門。8ノミネートの『バービー』は作品賞・歌曲賞ほか、グレタ・ガーウィグの監督賞とマーゴット・ロビーの主演女優賞ノミネートではなく、助演女優賞にアメリカ・フェレーラがサプライズノミネート。監督賞の候補には、マーティン・スコセッシ、クリストファー・ノーランのほかに10年の月日をかけて『関心領域』を手がけたジョナサン・グレイザーが選出。なお、国際長編映画賞の『PERFECT DAYS』は第94回アカデミー賞の濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(受賞)以来のノミネート。劇映画で初のオスカーノミネートとなったヴェンダース監督は「私の偉大な映画界の師、小津安二郎の祖国である日本の代表としてアカデミー賞に参加できることを大変光栄に思います。『PERFECT DAYS』は彼の魂に導かれた作品です。この作品がノミネートされたことは、私にとってこの上ない喜びです」とコメントを寄せた。『PERFECT DAYS』また、『マエストロ:その音楽と愛と』でブラッドリー・クーパーの特殊メイクアップを担当したカズ・ヒロが5度目のノミネート。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』『スキャンダル』に続く3度目の受賞となるかにも期待がかかる。『マエストロ:その音楽と愛と』アニメ映画賞には宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がノミネート。視覚効果賞に日本映画で初めてノミネートされた『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督は、“監督”としての同賞候補は『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック以来、史上2人目となる。授賞式はロサンゼルスのドルビー・シアターにて現地時間3月10日(日)、日本時間3月11日(月)に開催予定。第96回アカデミー賞ノミネート一覧作品賞『American Fiction』(原題)『落下の解剖学』『バービー』『The Holdovers』(原題)『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『パスト ライブス/再会』『哀れなるものたち』『関心領域』監督賞ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』ジョナサン・グレイザー『関心領域』主演女優賞アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』エマ・ストーン『哀れなるものたち』主演男優賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』ポール・ジアマッティ『The Holdovers』キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』ジェフリー・ライト『American Fiction』助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』アメリカ・フェレーラ『バービー』ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』助演男優賞スターリング・K・ブラウン『American Fiction』ロバート・デニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ライアン・ゴズリング『バービー』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』脚本賞『落下の解剖学』『The Holdovers』『マエストロ:その音楽と愛と』『May December』(原題)『パスト ライブス/再会』脚色賞『American Fiction』『バービー』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』『関心領域』長編アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『マイ・エレメント』『ニモーナ』『ロボット・ドリームズ』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』国際長編映画賞『Io Capitano』イタリア『PERFECT DAYS』日本『雪山の絆』スペイン『The Teachers' Lounge』ドイツ『関心領域』イギリス撮影賞『El Conde/伯爵』(原題)『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』編集賞『落下の解剖学』『The Holdovers』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』美術賞『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』衣装デザイン賞『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』メイクアップ&ヘアスタリング賞『GOLDA』(原題)『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』『雪山の絆』作曲賞『American Fiction』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』歌曲賞"The Fire Inside"『フレーミングホット!チートス物語』“I’m Just Ken”『バービー』"It Never Went Away"『ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー』"Wahzhazhe (A Song For My People)"『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』“What Was I Made for?”『バービー』音響賞『ザ・クリエイター 創造者』『マエストロ:その音楽と愛と』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『オッペンハイマー』『関心領域』視覚効果賞『ザ・クリエイター 創造者』『ゴジラ−1.0』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ナポレオン』長編ドキュメンタリー賞『Bobi Wine:The People’s President』『The Eternal Memory』『Four Daughters』『To Kill a Tiger』『マリウポリの20日間』短編ドキュメンタリー賞『The ABCs of Book Banning』『The Barber of Little Rock』『Island in Between』『The Last Repair Shop』『Nǎi Nai & Wài Pó』短編実写映画賞『The After』『Invincible』『Knight of Fortune』『Red, White and Blue』『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』短編アニメ映画賞『Letter to a Pig』『Ninety-Five Senses』『Our Uniform』『Pachyderme』『WAR IS OVER! Inspired by the Music of John & Yoko』(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.落下の解剖学 2024年2月23日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinémaパスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reservedロボット・ドリームズ 2024年秋、公開© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL
2024年01月24日1月23日(現地時間)、映画賞の最高峰であるアカデミー賞のノミネート作品発表が行われ、視覚効果賞部門に山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』(英題:Godzilla Minus One)が選出されたことが明らかになった。同部門でのノミネートは日本映画で初となる。「アカデミー賞」の視覚効果賞(Academy Award for Visual Effects)とは、その年に公開された映画の中で最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる栄誉。過去には『スター・ウォーズ』『タイタニック』『アバター』などの映画史を代表する傑作が受賞してきた。『ゴジラ-1.0』は日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。ゴジラの大ファンだという山崎貴が監督・脚本・VFXを担当。主人公・敷島浩一役に神木隆之介、ヒロイン・大石典子に浜辺美波、そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らが集結している。ノミネート発表を受けて山崎監督は「まさかオスカーに絡むことができるとは想像してなかったです。ゴジラを作った時も全然想像してなかったので、凄く嬉しいです。新しい扉が開いた感じです。」と喜びを語った。視覚効果賞部門にはこのほかに『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』『ザ・クリエイター 創造者』『ナポレオン』がノミネートされている。第96回アカデミー賞の結果発表&授賞式は2024年3月10日(現地時間)に行われ、「視覚効果賞」を受賞すれば邦画のみならず、アジア映画で初の快挙となる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ゴジラ-1.0/C 2024年1月12日より公開©2023 TOHO CO., LTD.
2024年01月23日1月23日(現地時間)、映画賞の最高峰であるアカデミー賞のノミネート発表が行われ、長編アニメ映画賞部門にスタジオジブリ製作・宮崎駿(※崎=たつさき)監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)が選出されたことが明らかになった。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。公開後、米津玄師による主題歌「地球儀」や山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、木村拓哉らがボイスキャストとして参加していることが大きな話題となった。これまでニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、第81回ゴールデングローブ賞ほか数々の映画賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している。同部門には『君たちはどう生きるか』を始め、井上雄彦監督の『THE FIRST SLAM DUNK』、立川譲監督の『BLUE GIANT』、原恵一監督の『かがみの孤城』、新海誠監督の『すずめの戸締まり』の5作品が日本からの候補作として挙がっていたが、今回は『君たちはどう生きるか』のみのノミネーションとなった。スタジオジブリ作品として同部門でのノミネートは2017年の『レッドタートル ある島の物語』(第89回アカデミー賞)以来、さらに受賞ともなれば2003年の『千と千尋の神隠し』(第75回アカデミー賞)以来、実に21年ぶりの快挙となる。ノミネートを受けて、スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーは「「千と千尋の神隠し」に引き続き2度目のオスカーがもらえたら、 本当に嬉しいです。3月の発表を心待ちにします。」とコメントを寄せている。アニメ映画賞部門にはこのほかに、『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ニモーナ』『ロボット・ドリームズ』がノミネートされている。第96回アカデミー賞の結果発表&授賞式は2024年3月10日(現地時間)に行われる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年01月23日第95回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートの注目作『コット、はじまりの夏』よりアザービジュアルが解禁された。アイルランド語映画歴代最高収入を記録した本作は、9歳の少女と親戚夫婦、たったひと夏の愛おしい日々を描いた感動作。この度解禁されたのは、9歳のコットが親戚夫婦と過ごした成長の記録を切り取ったアザービジュアル全6種。ビジュアルには、美しい田舎の風景やともに3人で過ごした何気ない日常の一コマが切り取られ、「わたしを大きくしたあの夏。愛情って、あたたかい」、「手をつないで、抱きしめてもらった。木々もわたしも、生きている」などコットの目線で描かれたコピーが添えらえている。さらに、「少し、背が伸びた?」、「何も言わなくもいい。沈黙は悪いことじゃない」と、コットを温かく見守り、肯定し迎え入れたキンセラ夫婦目線の温かな愛情を感じられるコピーも。たったひと夏、心を通わせた3人の愛しい日々を切り取った姿から、普遍的な愛情と希望を感じられるビジュアルとなっている。コットを演じるのは、本作が初演技&映画デビューのキャサリン・クリンチ。実の両親からは得られなかった愛情をたっぷりと受け、生き生きと心を解放していくコットを瑞々しく演じ、史上最年少の12歳でアイランドのアカデミー賞と呼ばれるIFTA賞(アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞)主演女優賞を獲得した。さらに、作品を鑑賞した俳優の池松壮亮からのコメントも到着。「コットの過ごした9歳の夏休み。それだけなのに言葉にならないほど美しい。映画そのものがあまりにもコットと共に呼吸している。無垢な眼差しと呼吸は、見たことないほど繊細で美しく、胸が痛むほどの優しさに出逢う。切なく、深く、温かく、いつまでも心に響く。この世界で自分の声をみつけたコットに、この世界で優しくなることを誓った」と絶賛のコメントを寄せている。『コット、はじまりの夏』は1月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コット、はじまりの夏 2024年1月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© Inscéal 2022
2024年01月23日メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』が1月24日(水)から赤坂RED/THEATERで上演される。しずる、ライス、サルゴリラ。いずれも他に真似のできないコントを生み出し続ける3組のお笑いコンビ。コント日本一を決める賞レース『キングオブコント』では、しずるは過去4度ファイナリストに、ライスは2016年優勝、そしてサルゴリラは昨年、最年長王者となった。芸歴20年を数える中堅の彼らは、養成所の同期。同じ時に芸人を目指して活動を始め、切磋琢磨してきた6人は2018年、SIX GUNSというコントユニットを結成。毎月公演を行い、コントを披露していた。2019年、作家である中村元樹を迎えて行った80分の公演が転機となり、以来中村が演出を務める“演劇ユニット”「メトロンズ」として活動を続けている。公演自体は年1回か2回であっても、彼らは普段それぞれのコンビとして会う機会もあるだろう。その際、互いのコントを見合ってもいるだろう。作品ごとに設定やキャラクターは変わっても、20年もの間お互いを見てきた、仲のいい6人だからこそ生み出せる空気感や間合いがそこにはある。今作『寝てるやつがいる!』は、深夜の“ランチ会”が舞台。さまざまな原因で「眠らない身体」になった6人が集うが、どうやらその中にひとり、寝ている人間がいることが判明する……という物語。第1回公演の『副担任会議』はしずるのKAƵMAとサルゴリラ児玉智洋が脚本を、第2回公演『ミスタースポットライト』から昨年7月に上演された第5回公演『ホームルール』まではKAƵMAが単独で脚本を務めてきた。今回上演される『寝てるやつがいる!』は、初めてライスの田所仁が脚本を担当する。これにより、どのように変化するかも気になるところ。前売り公演は即完だが、配信もあるとのこと。ちなみに、メトロンズの過去公演は、YouTube上で全編公開されている。気になったらすぐに過去作品を全て見られるのはかなり魅力的だ。文:釣木文恵<公演情報>メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』脚本:田所仁演出:中村元樹出演:赤羽健壱、KAƵMA、児玉智洋、関町知弘、田所仁、村上純2024年1月24日(水)~1月28日(日)※1月24日公演は配信あり会場:赤坂RED/THEATER公式サイト:メトロンズ公式Youtube:
2024年01月22日第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、英国アカデミー賞(BAFTA)では9部門にノミネートを果たしたA24製作『The Zone of Interest』が『関心領域』の邦題で5月24日(金)より日本公開されることが決まった。イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、スカーレット・ヨハンソン主演『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化した本作。製作は、昨年度のアカデミー賞で作品賞ほか最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や、本年度のゴールデン・グローブ賞でも本作をはじめ4作品がノミネートされ近年の賞レースを席巻している映画スタジオ「A24」。タイトルの「The Zone of Interest」(関心領域)とは、第二次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュヴィッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。映画では、アウシュヴィッツ強制収容所と壁1枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしが描かれる。第76回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、「他にはない衝撃的なホロコーストドラマ」「観客はこの冷酷な傑作から目を背けることはできない」「この映画を観た経験は一生忘れないだろう」と絶賛されグランプリを受賞。その後も、第58回全米映画批評家協会賞で監督賞・主演女優賞(ザンドラ・ヒュラー)、第49回ロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞・監督賞・主演賞・音楽賞、第27回トロント映画批評家協会賞で作品賞・監督賞、第44回ボストン映画批評家協会賞で監督賞・脚色賞・非英語作品賞、第36回シカゴ映画批評家協会賞で外国語映画賞など各地の映画賞を受賞。第81回ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門作品賞、非英語映画賞、作曲賞にノミネート。英国アカデミー賞にも監督賞、撮影賞とともに英語作品賞/非英語作品賞双方にノミネート。「Time」「IndieWire」「Rolling Stone」「The Guardian」など有力媒体が選ぶ2023年ベスト映画にも選出されるなど、世界中から熱い注目を集め、来るアカデミー賞でのノミネート・受賞も期待されている。『関心領域』は5月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月19日1月18日(現地時間)、英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネーションが発表された。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が13部門で最多ノミネート。ヨルゴス・ランティモス監督作『哀れなるものたち』が11部門、マーティン・スコセッシ監督作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』とジョナサン・グレイザー監督作『The Zone of Interest(原題)』が9部門と続いた。今年度の賞レースではゴールデングローブ賞など数々の主演女優賞を受賞もしくは候補に挙がっていたリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)が英国アカデミー賞ではノミネートされなかったこと、グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』が作品賞の候補に入らなかったことが話題になっている。英国アカデミー授賞式は2月18日(現地時間)に開催される。主な候補作、候補者は以下の通り。作品賞『落下の解剖学』『The Holdovers(原題)』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』監督賞アンドリュー・ヘイ『異人たち』ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』アレクサンダー・ペイン『The Holdovers(原題)』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』ジョナサン・グレイザー『The Zone of Interest(原題)』主演女優賞ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』ビビアン・オパラ『ライ・レーン』マーゴット・ロビー『バービー』エマ・ストーン『哀れなるものたち』主演男優賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』バリー・コーガン 『Saltburn』ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』キリアン・マーフィー 『オッペンハイマー』ユ・テオ『パスト ライブス/再会』助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』クレア・フォイ『異人たち』ザンドラ・ヒュラー『The Zone of Interest(原題)』ロザムンド・パイク『Saltburn』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』助演男優賞ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ジェイコブ・エロルディ『Saltburn』ライアン・ゴズリング『バービー』ポール・メスカル『異人たち』ドミニク・セッサ『The Holdovers(原題)』脚本賞ジュスティーヌ・トリエ&アルチュール・アラリ『落下の解剖学』グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』デヴィッド・ヘミングソン『The Holdovers(原題)』ブラッドリー・クーパー&ジョシュ・シンガー『マエストロ:その音楽と愛と』セリーヌ・ソン『パスト ライブス/再会』脚色賞アンドリュー・ヘイ『異人たち』コード・ジェファーソン『American Fiction(原題)』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』ジョナサン・グレイザー『The Zone of Interest(原題)』英語作品賞『実録 マリウポリの20日間』『落下の解剖学』『パスト ライブス/再会』『雪山の絆』『The Zone of Interest(原題)』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『チキンラン:ナゲット大作戦』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(賀来比呂美)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.落下の解剖学 2024年2月23日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2024年01月19日「第78回毎日映画コンクール」の受賞結果が発表され、阪本順治監督・黒木華主演の『せかいのおきく』が日本映画大賞など最多3冠。男優主演賞には『エゴイスト』の鈴木亮平、女優主演賞には『市子』の杉咲花が選ばれた。カンヌ国際映画祭よりも長い歴史を持つ「毎日映画コンクール」は、1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフなど幅広い受賞部門を設けている。今回は、2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象となった。日本映画大賞に輝いたのは、『せかいのおきく』。日本映画優秀賞は塚本晋也監督・趣里主演の『ほかげ』が受賞。『ほかげ』男優助演賞には『エゴイスト』の宮沢氷魚、女優助演賞には『キリエのうた』の広瀬すずが受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は『さよなら ほやマン』のアフロ、『BAD LANDS バッド・ランズ』のサリngROCKに贈られる。田中絹代賞は薬師丸ひろ子が受賞となる。アニメーション映画賞は『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里監督)、大藤信郎賞はハリウッドでも注目を集める『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督)、ドキュメンタリー映画賞は『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』(寺田和弘監督)がそれぞれ受賞。『アリスとテレスのまぼろし工場』外国映画ベストワン賞は『TAR/ター』(トッド・フィールド監督)が選ばれ、さらに特別賞は鈴木敏夫(プロデューサー)に決定。『TAR/ター』また、映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、『劇場版美しい彼~eternal~』(酒井麻衣監督)、外国映画部門は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)が受賞する。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月14日(水)に開催が予定されている。第78回毎日映画コンクール受賞結果日本映画大賞:『せかいのおきく』(阪本順治監督)日本映画優秀賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:『TAR/ター』(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平『エゴイスト』『エゴイスト』女優主演賞:杉咲花『市子』『市子』男優助演賞:宮沢氷魚『エゴイスト』女優助演賞:広瀬すず『キリエのうた』スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ『さよなら ほやマン』スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK『BAD LANDS バッド・ランズ』監督賞:石井裕也『月』『月』脚本賞:阪本順治『せかいのおきく』撮影賞:鎌苅洋一『月』美術賞:上條安里『ゴジラ-1.0』音楽賞:ジム・オルーク『658km、陽子の旅』録音賞:志満順一『せかいのおきく』アニメーション映画賞:『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里監督)大藤信郎賞:『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督)『君たちはどう生きるか』ドキュメンタリー映画賞:『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』(寺田和弘監督)TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:『劇場版美しい彼~eternal~』TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)(シネマカフェ編集部)■関連作品:アリスとテレスのまぼろし工場 2023年9月15日より全国にて公開(c)新見伏製鐵保存会エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会TAR/ター 2023年5月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli美しい彼~special edit version~ 2023年3月10日よりTOHOシネマズ池袋ほかにて1週間限定公開©「美しい彼」製作委員会・MBSキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2024年01月19日英国アカデミー賞のノミネーションが発表になった。作品部門の候補は『落下の解剖学』、『The Holdovers(原題)』、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、『オッペンハイマー』、『哀れなるものたち』。監督部門の候補はアンドリュー・ヘイ(『異人たち』)、ジャスティーヌ・トリエ(『落下の解剖学』)、アレクサンダー・ペイン(『The Holdovers』)、ブラッドリー・クーパー(『マエストロその音楽と愛と』)、ジョナサン・グレイザー(『The Zone of Interest(原題)』。主演男優部門の候補はブラッドリー・クーパー(『マエストロその音楽と愛と』)、コールマン・ドミンゴ(『ラスティン:ワシントンの『あの日』を作った男』)、ポール・ジアマティ(『The Holdovers』)、バリー・キオガン(『Saltburn』)、キリアン・マーフィ(『オッペンハイマー』)、ユ・テオ(『パスト ライヴス/再会』)。主演女優部門の候補はファンテイジア・バリーノ(『カラーパープル』)、サンドラ・ヒュラー(『落下の解剖学』)、キャリー・マリガン(『マエストロその音楽と愛と』)、ヴィヴィアン・オパラ(『ライ・レーン』)、マーゴット・ロビー(『バービー』)、エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)だった。授賞式は2月18日。『落下の解剖学』2/23(金・祝)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー!(C)2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinema / Auvergne‐Rhone‐Alpes Cinema『オッペンハイマー』2024年公開(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.『哀れなるものたち』1月26日(金) 公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.『カラーパープル』2月9日(金) 公開(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年01月19日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績ある映画賞第78回毎日映画コンクール第78回毎日映画コンクールにて「せかいのおきく」が日本映画大賞他、最多3冠達成!「ほかげ」が日本映画優秀賞を受賞!男優主演賞に鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞に杉咲花「市子」が受賞!国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定した。日本映画大賞に輝いたのは、阪本順治監督の「せかいのおきく」。日本映画優秀賞は「ほかげ」(塚本晋也監督)が受賞。男優主演賞は、鈴木亮平「エゴイスト」、女優主演賞は、杉咲花「市子」が受賞する。男優助演賞には「エゴイスト」の宮沢氷魚が受賞、女優助演賞には「キリエのうた」の広瀬すずが受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は「さよなら ほやマン」のアフロ、「BAD LANDS バッド・ランズ」のサリngROCKに贈られる。田中絹代賞は薬師丸ひろ子が受賞となる。監督賞は「月」の石井裕也、脚本賞は「せかいのおきく」の阪本順治、撮影賞は「月」の鎌苅洋一、美術賞は「ゴジラ-1.0」の上條安里、音楽賞は「658km、陽子の旅」のジム・オルーク、録音賞は「せかいのおきく」の志満順一が受賞。アニメーション映画賞は「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)、大藤信郎賞は「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)、ドキュメンタリー映画賞は「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)がそれぞれ受賞する。外国映画ベストワン賞は「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)が選ばれ、さらに特別賞は、鈴木敏夫(プロデューサー)に決まった。「せかいのおきく」が日本映画大賞、脚本賞、録音賞を受賞して最多3冠を獲得した。映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)、外国映画部門は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督)が受賞する。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月14日に開催が予定されている。第78回毎日映画コンクール 受賞結果日本映画大賞:「せかいのおきく」(阪本順治監督)日本映画優秀賞:「ほかげ」(塚本晋也監督)外国映画ベストワン賞:「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)男優主演賞:鈴木亮平「エゴイスト」女優主演賞:杉咲花「市子」男優助演賞:宮沢氷魚「エゴイスト」女優助演賞:広瀬すず「キリエのうた」スポニチグランプリ新人賞(男性):アフロ「さよなら ほやマン」スポニチグランプリ新人賞(女性):サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」監督賞:石井裕也「月」脚本賞:阪本順治「せかいのおきく」撮影賞:鎌苅洋一「月」美術賞:上條安里「ゴジラ-1.0」音楽賞:ジム・オルーク「658km、陽子の旅」録音賞:志満順一「せかいのおきく」アニメーション映画賞:「アリスとテレスのまぼろし工場」(岡田麿里監督)大藤信郎賞:「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)ドキュメンタリー映画賞: 「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「劇場版 美しい彼~eternal~」TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」田中絹代賞:薬師丸ひろ子特別賞:鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)(敬称略)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、コレド室町、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 2024年2月14日(水)、めぐろパーシモンホールにて表彰式開催予定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日タイカ・ワイティティ監督が第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』が、2月23日(金) に日本公開される。本作は、2014年に『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースに、ワイティティ監督独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く感動作。主人公トーマス・ロンゲンを演じるのはマイケル・ファスベンダー。共演にはオスカー・ナイトリー、エリザベス・モスなど実力派俳優たちが脇を固める。サッカー代表チームの世界番付「FIFAランキング」で最下位だった「米領サモア」代表チームと強烈な鬼監督が起こした、本当にあった夢のような物語を知るや否や、映画化が使命だと閃いたというワイティティ監督。2014年のドキュメンタリー映画を監督し、本作にプロデューサーとして携わったマイク・ブレットが「本作を作ることができる、あるいは作るべき映画監督は、世界中探しても他にはいません」と振り返るほど、運命に導かれるが如く本作の監督としてワイティティが参加したのが2015年で、アメリカで劇場公開を迎えた2023年まで足掛け9年の道のりとなった。その間、様々な快作を世に放ち“オスカー受賞監督”となったワイティティは自身のスケジュールがどんどん埋まっていく中でも、自身のルーツともなる“ポリネシア文化”を存分に表現し、ありとあらゆる面に細心の注意を払って米領サモアの人々を真正面から描く、本作への情熱を注ぎ続けたという。自身を突き動かした理由についてワイティティ監督は「究極に爽快な敗者の物語なのです。常にインスピレーションを探していますが、この作品に関しては、すべてがそこにありました。実話を映画化する場合、物事を変える自由を自分に与えなければなりません。登場人物に深く入り込み、彼らを理解し、彼らをオープンにすることで観客に親近感を持ってもらえるチャンスなのです」と明かしている。また、ポリネシアン・トライアングルと呼ばれるハワイ、イースター、ニュージーランドを結んだ太平洋地域から多種多様な俳優が集まるなか、異文化からやってくる鬼監督役という劇中の設定とも重なる立場で、俳優陣全体を核としても支える重要な役割を果たしたのが、アカデミー賞ノミネート俳優のファスベンダー。彼はワイティティ監督について「タイカは特別な才能の持ち主です。人の物語を描き、皆を感動的な旅に連れ出すことにおいて、笑いは常に最高のツールになります。タイカはそれを理解し、そして人々を理解し、自分の仕事を愛しているのです。特別なスタイルを持っていて、映画の中で感じることができます」と力を込めて語っている。<作品情報>『ネクスト・ゴール・ウィンズ』2月23日(金・祝) 公開公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月17日テレビ界最高の栄誉とされる2024年・第75回エミー賞の授賞式が現地時間1月15日(日本時間1月16日)に行われ、ドラマシリーズ部門作品賞を「メディア王~華麗なる一族~」、コメディシリーズ部門作品賞を「一流シェフのファミリーレストラン」、リミテッド/アンソロジーシリーズ部門作品賞は「BEEF/ビーフ ~逆上~」が受賞。主要賞もこれらの作品が席巻した。若き天才シェフが亡き兄の遺したシカゴのサンドイッチ店を引き継ぎ、リニューアルに向けて奮闘する「一流シェフのファミリーレストラン」(ディズニープラスで配信中)はストライキの影響により、2022年配信されたシーズン1が今回のエミー賞の対象に。コメディシリーズの主演男優賞ジェレミー・アレン・ホワイトほか、トータル10部門(クリエイティブ・アーツ・エミー賞含む)の最多受賞。ジェレミーも、助演女優賞のアヨ・エデビリもシーズン2を対象にした先日のゴールデン・グローブ賞を受賞したばかりだ。「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン2また、ドラマ部門では最終シーズンを迎えた「メディア王~華麗なる一族~」(U-NEXT配信中)が主演男優賞・女優賞、助演男優賞、監督賞など6冠と圧巻の強さを見せた一方、「ブレイキング・バッド」の前日譚で最終シーズン6で幕を閉じた「ベター・コール・ソウル」(Netflix配信中)は計53ものエミー賞にノミネートされながら無冠という結果となった。「メディア王~華麗なる一族~」シーズン3よりリミテッド/アンソロジーシリーズ部門ではNetflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」が作品賞ほか主演男優・女優賞など主要賞を制覇し、合計で8冠。Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」なお、「エルトン・ジョン・ライブ:Farewell from Dodger Stadium」のバラエティ特別賞受賞により、エルトン・ジョンはEGOT(エミー賞/グラミー賞/オスカー:アカデミー賞/トニー賞)を達成した。第75回エミー賞 主な受賞結果<ドラマシリーズ部門>作品賞「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」助演男優賞マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」助演女優賞ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」監督賞マーク・マイロッド「メディア王~華麗なる一族~」<コメディシリーズ部門>作品賞「一流シェフのファミリーレストラン」主演男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」助演男優賞エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」助演女優賞アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」監督賞クリストファー・ストーラー「一流シェフのファミリーレストラン」<リミテッド/アンソロジーシリーズ部門>作品賞「BEEF/ビーフ ~逆上~」主演男優賞スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ ~逆上~」主演女優賞アリ・ウォン「BEEF/ビーフ ~逆上~」助演男優賞ポール・ウォルター・ハウザー「ブラック・バード」助演女優賞ニーシー・ナッシュ「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」監督賞イ・サンジン「BEEF/ビーフ ~逆上~」第75回エミー賞は1月23日(火)23時59分までU-NEXTにて見逃し配信中。(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月16日「第96回アカデミー賞授賞式」のWOWOW独占生中継番組に、スタジオゲストとして中島健人(Sexy Zone)の出演が決定した。アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより、独占生中継する同番組。中島さんのWOWOWアカデミー賞生中継への出演は、今回で5回目。初出演となった「第92回アカデミー賞授賞式」で初めて現地のレッドカーペットからの中継出演。その後、第93回&第94回の授賞式は、日本のスタジオから出演。そして昨年は、3年ぶりに現地から出演、シャンパンカーペットからリポートを行った。そんな過去2回の現地中継を経験した中島さんが、今年は、日本のスタジオから出演。さらに、2月24日(土)に生放送&ライブ配信する授賞式の事前番組「第96回アカデミー賞直前総予想」にもMCとして中島さんが出演。同番組でMCを務めるのは、今年で3回目。ノミネーション作品の紹介や、現地アメリカの最新情報を交えながら、ゲスト陣と共に受賞予想を行う。「僕にとって、映画をより深く好きにさせてくれたキッカケの舞台であり、自分の心が燃え上がる大きな時間です」と思いを明かした中島さんは、「今年は日本からですが、場所関係なく精一杯素敵な作品を、そして華やかな受賞者たちを生放送で味わい、その姿を自分の力にする気持ちで焼き付けたいと思います。日本にいても、気持ちはレッドカーペットです!去年の作品賞を受賞したのは、エブエブでしたので、今年はどんな作品が受賞するのかとても楽しみです!」とコメントしている。日本の作品としては、昨年12月に発表された「視覚効果賞」のノミネート候補10作品、通称“ショートリスト”に『ゴジラ-1.0』が選ばれたほか、『PERFECT DAYS』で主演を務めた役所広司が第76回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞、宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』が第81回ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞を受賞するなど注目を集めている。今年の「アカデミー賞」への日本作品のノミネート、そして栄えある受賞への期待が高まっている。「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。「第96回アカデミー賞直前総予想」は2月24日(土)21時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日1月14日(現地時間)、第29回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)授賞式が開催された。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞を含む最多8部門で受賞した。生涯功労賞のキャリア・アチーブメント賞を受賞したのはハリソン・フォード。受賞スピーチで、「今夜ここで私たちの業界がどんなふうに変化しているのかということや、私のキャリア初期にはおそらく存在していなかったチャンスを、才能豊かな人たちが手にしているのを見てとてもうれしく思っています」と語った。また、受賞スピーチ中に感極まって目を潤ませたことも話題になっている。舞台から観客席の妻カリスタ・フロックハートに向かって、「私の愛しい妻に感謝したい。カリスタ・フロックハート、あなたは私がたくさんのサポートを必要としているときに、支えてくれました」と伝え、カリスタの目にも涙があふれた。主な受賞結果は以下の通り。作品賞『オッペンハイマー』監督賞クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』主演男優賞ポール・ジアマッティ『The Holdovers』主演女優賞エマ・ストーン『哀れなるものたち』助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』脚本賞グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』アンサンブル演技賞『オッペンハイマー』長編アニメ賞『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月16日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の山崎貴監督が14日(現地時間)、「クリティクス・チョイス・アワード」の外国語映画賞 授賞式に出席した。公開から1月14日までの73日間で観客動員346万人、興行収入53.2億円を突破。北米では1月13日までの44日間で興行収入5,006万ドル(=約72億円)を超え、先週末にアニメを含めた日本映画の興行収入で北米歴代2位に浮上した同作。現在国内外の多数の映画賞を席巻し、数々の映画賞にノミネートされ、10以上の受賞を獲得している。3月にアメリカで開催される世界最高峰の映画賞 第96回アカデミー賞へのノミネートが有力視されているという。今回の「クリティクス・チョイス・アワード」はアメリカで最も注目される映画賞の1つ。アメリカ・カナダの映画批評家による映画賞であり、アカデミー賞の前哨戦として注目されている。授賞式には賞にノミネートされたロバート・デ・ニーロやレオナルド・ディカプリオ、エマ・ストーン、マーゴット・ロビーらに加え、ハリソン・フォード、ジョディ・フォスター、メグ・ライアンらも出席し、山崎監督もハリウッドセレブたちと共にレッドカーペットを歩いた後、約3時間にもおよぶ授賞式に参加した。惜しくも受賞は逃したが、山崎貴監督は「スターだらけで、本当に凄い異空間でした。そんな中でかなりの人たちが「ゴジラ観たよ」と言ってくれて、写真を一緒に撮ろうとむこうからグイグイ来てくれて、『ゴジラ-1.0』が浸透してくれていることが分かって嬉しかったです」と笑顔でコメントした。その前日である13日(現地時間)には、アカデミー賞の視覚効果賞のノミネート作品を決めるために実施される「Bake Off」にも参戦。「視覚効果賞」(Academy Award for Visual Effects)は、その年に公開された映画の中で最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられるもので、アカデミー賞でも注目される部門のひとつとなている。過去には『スター・ウォーズ』『タイタニック』『アバター』などの映画史を代表する傑作が受賞してきた。12月21日(現地時間)には、「視覚効果賞」のノミネート候補10作品、通称“ショートリスト”が発表され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』などのハリウッド大作と共に、『ゴジラ-1.0』が選出されていた。同賞のショートリストに選出されるのは日本映画で初めての快挙となる。13日に行われた「Bake Off(ベイクオフ)」とは、アカデミー賞「視覚効果賞」のショートリストに残った10作品によるVFXについてのプレゼンテーションの場であり、その内容を受けて最終的なノミネート作品5本が選出される。各作品のVFXスーパーバイザーなどが登壇し、3分間のプレゼン、10分間の本編映像、約5分間のQ&Aが行われた。『ゴジラ-1.0』からは白組の山崎貴監督、渋谷紀世子氏、高橋正紀氏、野島達司氏が登壇。邦画として「視覚効果賞」の「Bake Off」に参加することは初で、白組ならではのハイレベルなVFX技術と古典的な手法を合わせた撮影技法を発表し、会場を沸かせた休憩中や終了後には、山崎監督らのもとへ映画関係者が駆け寄り「プレゼンが素晴らしかった」「私にとって2023年No.1の作品だった」などなど、声をかける。『ブルース・ブラザース』や『星の王子 ニューヨークへ行く』の監督などで知られるジョン・ランディス氏自らが山崎監督のもとに駆け寄り、「とにかく素晴らしい映画だった」と声をかけると、山崎監督も感激していた。○■山崎貴監督 コメントスターだらけで、本当に凄い異空間でした。そんな中で多くの人たちが「ゴジラ観たよ」と言ってくれて、写真を一緒に撮ろうとむこうからグイグイ来てくれて、『ゴジラ-1.0』が浸透してくれていることが分かって嬉しかったです。「いつか一緒に仕事しよう!」と言ってくれる俳優もいました。ハリソン・フォードとも少し話せて、『スター・ウォーズ』のファンということを伝えられて良かったです。(笑)
2024年01月15日米「クリティクス・チョイス・アワード」の外国語映画賞に『ゴジラ-1.0』がノミネートされたことを受け、山崎貴監督が1月14日(現地時間)にカリフォルニア州サンタモニカで開催された授賞式に参加。その前日には、アカデミー賞視覚効果賞のノミネート作品を決めるために実施される「Bake Off」にも参加した。国内では1月14日までの73日間で観客動員346万人、興行収入53.2億円を突破。北米では1月13日までの44日間で興行収入5,006万ドル(=約72億円)を超え、先週末にアニメを含めた日本映画の興行収入で北米歴代2位に浮上した本作。世界各地で“ゴジラ旋風”を巻き起こし、現在、日本興収も含めた全世界興収では現在140億円を突破している。今回、山崎監督が参加したクリティクス・チョイス・アワード(CriticsChoice Awards)は、アメリカ・カナダの映画批評家による映画賞であり、アカデミー賞の前哨戦として注目されている賞の1つ。授賞式には、ノミネートされたロバート・デ・ニーロやレオナルド・ディカプリオ、エマ・ストーン、マーゴット・ロビーらに加え、ハリソン・フォード、ジョディ・フォスター、メグ・ライアンらも出席し、超一流ハリウッド俳優や名監督が勢ぞろい。全米が注目する大舞台に山崎監督も登場。ハリウッドセレブたちと共にレッドカーペットを歩いた後、約3時間にもおよぶ授賞式に参加した。惜しくも外国語映画賞の受賞は逃した(『落下の解剖学』が受賞)ものの、山崎監督は「スターだらけで、本当に凄い異空間でした。そんな中でかなりの人たちが『ゴジラ観たよ』と言ってくれて、写真を一緒に撮ろうとむこうからグイグイ来てくれて、『ゴジラ-1.0』が浸透してくれていることが分かって嬉しかったです」と笑顔で語った。また、その前日1月13日(現地時間)には「第96回アカデミー賞」の視覚効果賞ノミネート作品を決めるために実施される「Bake Off」にも参加。世界で最も有名な映画の祭典「アカデミー賞」の視覚効果賞(Academy Award for Visual Effects)は、その年に公開された映画の中で最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる栄誉。過去には『スター・ウォーズ』『タイタニック』『アバター』などの映画史を代表する傑作が受賞してきた。12月21日(現地時間)には視覚効果賞のノミネート候補10作品、通称“ショートリスト”が発表され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』などのハリウッド大作と共に、『ゴジラ-1.0』が選出。同賞のショートリストに選出されるのは日本映画で初めての快挙となる。1月13日に行われた「Bake Off(ベイクオフ)」とは、アカデミー賞視覚効果賞のショートリストに残った10作品によるVFXについてのプレゼンテーションの場であり、その内容を受けて最終的なノミネート作品5本が選出される。各作品のVFXスーパーバイザーなどが登壇し、3分間のプレゼン、10分間の本編映像、約5分間のQ&Aが行われる。『ゴジラ-1.0』からは白組の山崎監督、渋谷紀世子氏、高橋正紀氏、野島達司氏が登壇。もちろん、邦画として視覚効果賞の「Bake Off」に参加することは初。白組ならではのハイレベルなVFX技術と古典的な手法を合わせた撮影技法の発表に、その日一番の歓声が巻き起こり、会場を大いに沸かせていた。「Bake Off」の休憩中や終了後には、山崎監督らのもとへ映画関係者が駆け寄り、「プレゼンが素晴らしかった」「私にとって2023年No.1の作品だった」などなど、ひっきりなしに声をかけられる場面も。また、『ブルース・ブラザース』や『星の王子 ニューヨークへ行く』の監督などで知られるジョン・ランディス自らが山崎監督のもとに駆け寄り、「とにかく素晴らしい映画だった」と声をかけると山崎監督も感激。確かな手応えを感じながら、現地を後にしていた。「アカデミー賞」視覚効果賞のノミネート5作品は1月23日(現地時間)に発表予定。授賞式は現地時間3月10日(現地時間)に行われ、受賞すれば邦画のみならず、アジア映画で初の快挙となる。『ゴジラ-1.0』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2024年01月15日本年度サンダンス映画祭USドキュメンタリー部門<観客賞>受賞、来たる第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出されている『ビヨンド・ユートピア 脱北』。この度、「詐欺かもしれないけど、信じるしかない」とこぼす、北朝鮮から息子を救うために奮戦する母親の姿を収めた本編映像がシネマカフェに到着した。史上初となる、隠しカメラや携帯電話により撮影された脱北の全行程を映し出した本作の中心となるのは、祖国北朝鮮を離れたばかりのある家族。いくつもの国境や川、険しい山岳地帯を超えて危険な旅に乗り出す2人の幼い子どもと80代の老婆を含む5人のその家族、国に残して来た子どもとの再会を切望する母親、そして、自由を求める彼らを強い使命感をもって支援する人々。この家族のために実に50人以上のブローカーが協力し、脱北ののち中国、ベトナム、ラオス、タイの4か国を経由して最終目的地である韓国を目指す、総移動距離1万2千キロメートルの決死の脱出作戦が展開される。自由とは何か、楽園<ユートピア>はどこにあるのか――深く心に訴え、観る者に強く問いかけてくるドキュメンタリーとなっている。監督は、Netflixドキュメンタリー『シティ・オブ・ジョイ~世界を変える真実の声~』のマドレーヌ・ギャヴィン。本作は、2023年サンダンス映画祭で圧倒的な支持を得てUSドキュメンタリー部門観客賞を受賞したほか、ウッドストック映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞など2冠、ハンプトン国際映画祭で最優秀作品賞など2冠をはじめ7つの賞を獲得。先日発表された第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞のショートリスト(ノミネート前の候補作)にも選出された本作は、各映画メディアや評論家の間では2023年のベスト・ドキュメンタリーの呼び声が高く、日本公開後に控える現地時間1月23日のアカデミーノミネーションの行方も注目を集めている。脱北にまつわる2つのケースに密着している本作。韓国で20年以上に渡り脱北者の支援活動を続けてきたキム・ソンウン牧師に助けを求めてきた、祖国北朝鮮を離れたロ一家が最終目的地である韓国までの余りにも過酷な脱出作戦を追っていくことに加えて、かつての脱北者で、北朝鮮に残してきた息子ハン・ジョンチョンを脱北させようと奮闘する母親リ・ソヨンの孤独な闘いをも捉えていく。今回解禁となった本編映像は、ソヨンとある中国人ブローカーとの電話の様子を捉えたもの。いったんは北朝鮮を脱出したジョンチョンは中国当局により北朝鮮に強制送還され、強制収容所に収監されたことが明らかに。ジョンチョンの情報を探るブローカーの報告によると、近く収容所での刑期が決まるというのだ。ブローカーは、「お金を用意できれば、息子さんの刑期を短くできるかもしれない」とソヨンに暗に賄賂を要求。「詐欺かもしれないけど、ブローカーを信じるしかない」と悲痛な表情でインタビューに答える彼女は家から離れたATMでお金を振り込むが、このシーンの後、彼女はブローカーから驚愕の事実を聞かされることになる――。本作のギャヴィン監督は、本作でロ一家とソヨンという真逆ともいえるケースを追っている理由について、「ロ一家の脱北は典型的な物語ではありません。ほとんどの脱北者は一家全員では脱北しないからです。一方で、ソヨンさんの話はより典型的で、豊かな暮らしのために、子どもや家族を連れて中国へ渡ろうとする親の話です」と話す。そして「ロ一家は幸せな結末を迎えましたが、ソヨンさんはそれほど幸運ではありませんでした。彼女が息子を探す様子を撮影しているうちに、それはますます悲惨なものになっていきました。彼女がこれまで、そしてこれからも経験し続ける苦しみを表現するのに適切な言葉はありません」と語っている。ソヨンは、気がかりな結末を迎える本作への出演の後も、ジョンチョンとの再会を信じながら気丈に活動を続けており、昨年12月には北朝鮮の人権問題について講演をするために来日。彼女の現在の夢は、再び息子と一緒にご飯を食べることだという。日本公開に向けて、「この映画を通じて多くの人々に事実を知ってもらいたいと思い、出演を決めました。映画を見た皆さんが北朝鮮に取り残された人々や分断された家族に心を重ねて頂き、国際社会に訴える手伝いをして頂けたら幸いです」とコメントを寄せている。『ビヨンド・ユートピア 脱北』はTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ビヨンド・ユートピア 脱北 2024年1月12日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© TGW7N, LLC 2023 All Rights Reserved
2024年01月13日3月10日(日)に香港で開催されるアジア全域版アカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード」(AFA)のノミネーションが発表された。アジア24の国と地域より、35作品のノミネート(全16部門)がある今回のAFA。最多ノミネートは、濱口竜介監督の『悪は存在しない』。作品賞や監督賞を含む6部門でノミネートされた。作品賞はほかにも、東京国際映画祭のオープニングを飾り、アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品となっている『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)、同じく6部門ノミネートの『12.12:The Day』(英題/韓国/キム・ソンス監督)、『Paradise』(スリランカ・インド/プラサンナ・ヴィターナゲー監督)、『雪豹』(中国/ペマ・ツェテン監督)がノミネートされており、これらが最優秀作品賞を競う。またほかにも日本からは、『PERFECT DAYS』の役所広司が主演男優賞、『怪物』の是枝裕和監督が監督賞、『658km、陽子の旅』の菊地凛子が主演女優賞、『首』の中村獅童が助演男優賞、『ゴジラ-1.0』の浜辺美波と『Last Shadow at First Light』(原題)の筒井真理子が助演女優賞、『Last Shadow at First Light』(原題)の白田迪巴耶(しらたみはや)が新人賞に選出、日本の7作品が計15部門でノミネートされた。そして、黒沢清監督が日本人監督として初めて、審査委員長を務めることも合わせて発表。世界中の映画人が務める審査員たちと200人を超える投票メンバーを率いて、今年の受賞者を決定する。黒沢監督は今回の決定を受け、「今年もこれまで誰も見たことのなかった豊かな、全くユニークな作品に出会えることを楽しみにしています」とコメントしている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会658km、陽子の旅 2023年7月28日よりユーロスペース、テアトル新宿ほか全国にて順次公開©2023「658km、陽子の旅」製作委員会首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltdゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2024年01月12日今年もWOWOWにて「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」の放送が決定した。3月10日(日)(※現地時間)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第96回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する同番組。前回の授賞式では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞を含む最多7部門を受賞し、ミシェル・ヨーが主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞、ダニエル・クワンらが監督賞を獲得し、アジア系の俳優やクリエイターの活躍が目立ち、アカデミー賞の変革を感じさせるものとなった。また、第一線から退いていたブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)の主演男優賞受賞や、俳優業から遠ざかっていたキー・ホイ・クァンの助演男優賞受賞など、“復活”がひとつのキーワードに。また日本人としては、短編集『私たちの声』の中で、杏出演の『私の一週間』(呉美保監督)が歌曲賞にノミネートされ、杏さんが授賞式にも出席したことで話題に。受賞は逃したものの、ソフィア・カーソンによる主題歌「Applause」のパフォーマンスが披露された。なお、今回の番組案内役もペアを組んで4年目になるジョン・カビラと宇垣美里。ジョン・カビラさんは「さあ、賞の行方と一夜限りのパフォーマンスに釘付けです。忘れられないオスカー、ぜひご一緒に!」とメッセージを寄せ、宇垣さんも「ぜひ、生中継で、一緒に見届けましょう」とコメントしている。「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(※日本時間)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月12日「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第51回アニー賞のノミネート作品が発表され、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)が、それぞれ作品賞を含む7部門にノミネート。『すずめの戸締まり』からは松村北斗が声優部門にもノミネートされた。アニー賞は1972年、国際アニメーションフィルム協会(International Animated Film Association)によって設立。年に一度、世界中の優れたアニメーション作品・スタッフ・キャストに贈られる賞で、「アニメ界のアカデミー賞」とされている。先日、第81回ゴールデン・グローブ賞にてアニメ映画賞を受賞した『君たちはどう生きるか』は、長編アニメ映画を対象にした作品賞ほか、宮崎監督の監督賞・脚本賞・ストーリーボード賞、音楽賞(久石譲)、キャラクターアニメーション賞、美術賞の7部門。同じくゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた『すずめの戸締まり』は、作品賞ほか、FX賞、音楽賞(陣内一真、RADWIMPS)、キャラクターアニメーション賞、ストーリーボード賞、脚本賞、「閉じ師」の青年・宗像草太役をつとめた松村さんの声優賞の7部門にノミネート。作品賞にはそのほか、Netflixアニメ映画『ニモーナ』、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』といった話題作が並び、松村さんがノミネートされた声優部門には『ニモーナ』のクロエ・グレース・モレッツや『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のジャック・ブラックらがノミネートされている。『ニモーナ』© 2023 Netflix, Inc.今回の日本の2作品は、第96回アカデミー賞長編アニメ映画部門の最終候補となるかにも注目が集まっている。結果が分かる第51回アニー賞授賞式は、現地時間2月17日(土)にロサンゼルスにて行われる予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年01月12日『悪なき殺人』ドミニク・モル監督最新作『12日の殺人』より予告映像と場面写真が解禁された。第48回セザール賞最多受賞、第28回リュミエール賞2部門受賞など世界で高い評価を得た本作は、ひとりの女子大生が何者かに殺された事件とその捜査に当たる刑事を描く。10月12日の夜、21歳女子大生・クララが殺され、複数の容疑者が候補に上がり、地道な聞き込みをしていく班長のヨアンと相棒のマルソー、そして捜査班の刑事たち。だが最初の数週間で何も手掛かりが出てこない。生きたまま焼かれた悲惨な殺人事件であるにもかかわらず、時間だけが過ぎ、マスコミは興味を失い、いつしか忘れさられていくことに。当時班長に昇格したばかりのヨアンは、事件を追い続け、やがて闇へと飲み込まれてしまう…。この度解禁された予告映像からは、考えれば考えるほど事件に取り憑かれていく刑事たちの様子が映し出される。そして浮かび上る容疑者らは、全員クララと関係のあった男たちだった。果たして犯人の胸に宿るのは後悔か、それとも快感か?「『ゾディアック』や『殺人の追憶』を彷彿させる重厚で謎めいた犯罪捜査ドラマ」「本作が観客を引き込むことができないのならそれこそ未解決の謎だ」といった絶賛の評も期待感を煽る。併せて解禁された場面写真には、捜査班の刑事たちが、事件解決に向け邁進する様子が映し出されており、緊迫感溢れる場面が切り取られている。『12日の殺人』は3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月11日第27回釜山国際映画祭で3冠を獲得、主演キム・ソヒョンが第59回大鐘賞映画祭ほか主演女優賞を受賞した『ビニールハウス』が3月15日(金)より公開決定。日本版ポスタービジュアルと併せて、予告編映像と場面写真10点が一挙解禁された。ビニールハウスに暮らすムンジョンの夢は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすこと。引っ越し資金を稼ぐため、目の見えない老人テガンと、その妻で重い認知症を患うファオクの訪問介護士として働いている。そんなある日、風呂場で暴れ出したファオクが、ムンジョンとの揉み合いの最中に転倒。床に後頭部を打ちつけ、そのまま息絶えてしまう。ムンジョンは息子との未来を守るため、認知症の自分の母親を連れて来てファオクの身代わりにするが、絶望の中で咄嗟に下したこの決断は、さらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せる――。主人公のムンジョンに扮するのは、大ヒットドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」や「Mine」「紙の月」などで活躍する名優キム・ソヒョン。本作の出演にあたって「綱渡りのような危うい人生を生きる彼女こそ、まさに私自身ではないかと感じ、最初に台本を読んだときには涙を流しました」と語り、新境地に挑戦。「名優の真価を発揮した」「一瞬たりとも目が離せない」と批評家や観客を圧倒した熱演は、韓国のアカデミー賞と称される第59回大鐘賞映画祭をはじめ、第43回韓国映画評論家協会賞、第32回釜日映画賞、第43回黄金撮影賞などで主演女優賞ほか6冠の快挙を成し遂げ、2023年の韓国映画賞に旋風を巻き起こした。老人テガン役には、「VIP-迷路の始まり-」「私の解放日誌」などで知られるベテラン俳優ヤン・ジェソン。さらに「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で一躍脚光を浴び、本作で第44回青龍映画賞新人女優賞にノミネートされた期待の俳優のひとり、アン・ソヨらがキャストに名を連ねる。監督・脚本・編集を手掛けるのは、ポン・ジュノ監督らを輩出した名門映画学校、韓国映画アカデミーで学んだ29歳のイ・ソルヒ監督。監督自身の認知症の祖母と、祖母をケアする母親の関係性から着想を得てオリジナル脚本を執筆したというだけに、貧困や孤独、高齢者をめぐる介護や認知症といった社会問題に鋭く切り込みながら、ムンジョンの想像を絶する運命をスリリングに描出。新人監督としては異例といえる第27回釜山国際映画祭で3冠を獲得し、第59回大鐘賞映画祭・第44回青龍映画賞の新人監督賞にノミネートされた。この度完成した日本版ポスタービジュアルには、「半地下はまだマシ」というキャッチコピーが添えられ、ムンジョンが暮らす、とある農村地帯にたたずむ黒いビニールハウスが切り取られる。元々は作物栽培のための農業施設であるビニールハウスもまた、不動産価格の高騰や経済の低迷により住宅を失った低所得者層、移民労働者が転がり込むなど、半地下や屋上部屋よりもさらに“底辺”の住居として社会問題となっている。予告編映像は、訪問介護士として働くムンジョンの日常が、介護先の認知症の老婦人ファオクの死をきっかけに一転し、破滅へのスパイラルが加速する、緊張感高まる様子を収めた。韓国では「圧倒的な結末。キム・ソヒョンの演技が上手すぎて何度も鳥肌が立った」「こんなにすごい映画を久しぶりに観た」など、口コミが巻き起こった。併せて場面写真10点が解禁。介護先で献身的に働くムンジョンの姿や、老老介護の様子、夫がすり替えられた“妻”を疑うサスペンスフルな場面などが切り取られている。『ビニールハウス』は3月15日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ビニールハウス 2024年3月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2024年01月10日2024年1月7日にロサンゼルスのホテル「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催された「第81回ゴールデン・グローブ賞」授賞式に、女優のアメリカ・フェレーラ、ヘレン・ミレン、ナオミ・ワッツがハリー・ウィンストンのジュエリーを着用し登場しました。プレゼンターとして登場したアメリカ・フェレーラは、総計約29.52カラットの「シークレット・コンビネーション・ステートメント・ネックレス」をはじめ、約15.66カラットの「シャンデリア・イヤリング」と、約2.34カラットの「サンフラワー・リング」を着用しました。女優賞(ドラマシリーズ)にノミネートされたヘレン・ミレンは、総計約48カラットを超えるダイヤモンドをあしらった「リース・ネックレス」、耳元には約16.04カラットの「シャンデリア・イヤリング」を纏い登場。同じくプレゼンターとして登場したナオミ・ワッツもまた、約18.73カラットの「シークレット・コンビネーション・フープイヤリング」、そして約2.82カラットの「ピルエット・リング」を着用し、それぞれが燦然と煌めくダイヤモンドでレッドカーペットに華やぎを添えました。America Ferrera・シークレット・コンビネーション・ステートメント・ネックレス (Diamond 29.52 carats, set in platinum)・シャンデリア・イヤリング (Diamond approx. 15.66 carats, set in platinum)・サンフラワー・リング (Diamond approx. 2.34 carats, set in platinum)Helen Mirren・リース・ネックレス (Diamond 48.39 carats, set in platinum)・シャンデリア・イヤリング (Diamond 16.04 carats, set in platinum)Naomi Watts・シークレット・コンビネーション・フープイヤリング (Diamond 18.73 carats, set in platinum)・ピルエット・リング (Diamond 2.82 carats, set in platinum)【ハリー・ウィンストンとは】1932年に米国ニューヨークで創業したハリー・ウィンストンは、高級ジュエリーやハイエンドの腕時計製造の分野において先駆者的な存在です。創始者ハリー・ウィンストンは、ヨンカーやホープ・ダイヤモンドなど世界有数の宝石を収集することで「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されました。また、1944年に初めてレッドカーペットでハリウッド女優にダイヤモンド・ジュエリーを貸し出したことから、「スターたちのジュエラー」という名声も手に入れます。現在はニューヨーク五番街に本店を置き、ビバリーヒルズ、ロンドン、パリ、東京、香港、上海をはじめとする世界中の主要都市で直営サロンを運営しています。【読者お問い合わせ先】ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーションTEL:0120-346-376 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日第81回ゴールデン・グローブ賞が1月7日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。パンデミック収束し、劇場で大作映画が公開されるようになった2023年を象徴する作品に参加したスターやセレブたちがドレスアップし、レッドカーペットを華やかに飾った。映画のドラマ部門主演女優賞を受賞した『キラー・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンはヴァンレティノ(Valenntino)。白のストラップレスにたっぷりしたデザインの黒のオペラコート、ブルガリ(Bulgari)のジュエリーを合わせた。リリー・グラッドストーン Photo by Kevin MazurGetty Imagesミュージカル・コメディ部門主演女優賞のエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)は、立体的な花の刺繍をあしらったルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のカスタム。淡い色彩の繊細なビーズで覆われたプランジスタイル、フロントの深いスリットとトレーンが特徴。髪は自然に下ろし、ダイヤモンドのイヤリングを見せた。主演と製作を兼ねた『バービー』が今年開設された興行成績賞を受賞したマーゴット・ロビーはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(Giorgio Armani Privé)のカスタムのドレスを着用。作品のテーマカラーであるホットピンクのシークインに同色のチュールのボアは、マテル社の「1977スーパースターバービー」のスタイルを再現したものだ。マーゴット・ロビー Photo by Earl Gibson IIIGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images助演女優賞を受賞したダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』原題)はロダルテ(Rodarte)ダークレッドのストラップレス。胸の部分は貝殻のデザインだ。TVでは、ドラマシリーズ部門女優賞のサラ・スヌーク(『メディア王~華麗なる一族~』)がプラバル・グルン(Prabal Gurung)のレースのバンドゥをあしらった黒のシースルー。ニール・レーン・クチュールのダイヤモンドのイヤリングを合わせた。コメディ・ミュージカル部門女優賞を受賞したアヨ・エデビリはプラダ(Prada)赤のストラップレス。足首が見える丈に長いトレーンがアクセント。アヨ・エデビリ Photo by Gilbert FloresGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Imagesリミテッド&アンソロジーシリーズ、TV映画部門女優賞のアリ・ウォン(『BEEF/ビーフ』)はディオール(Dior)のオートクチュールで白のストラップレス。トレードマークの大きなメガネにジュエリーはスワロフスキー(Swarovski)だ。助演女優賞を受賞したエリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』)はディオール(Dior)のシャンパンゴールドのシークインのドレス。自然に下ろしたブロンドの髪色とマッチしていた。今年はストラップレスやオフショルダーのデザインも人気。歌曲賞候補のデュア・リパ(『バービー』)はスキャパレレリ(Schiaparelli)。マーメイドラインのシルエットは演じた役への目配せになっていた。映画のドラマ部門女優賞にノミネートされた『Priscilla』(原題)のケイリー・スピーニー(ミュウミュウ/miumiu)、プレゼンターのミシェル・ヨーやアマンダ・サイフリッド、キャリー・マリガン、ジェニファー・アニストン、エル・ファニングら、多くのスターが好んで着用した。デュア・リパ Photo by Kevin MazurGetty Images個性を放ったのは、「What Was I Made For」(バービー)で歌曲賞を受賞したビリー・アイリッシュ。イベントにドレスで登場することも増えたが、今回はウィリーチャバリア(Willy Chavarria)のオーバーサイズのブレザーにシャツとタイ、カーキのスカートにピンクのソックスというプレッピー・スタイル。ベラ・ラムジー(『The Last of Us』)はプラダのペールブルーのジャケットにグレーのパンツを合わせた。人気のカラーは赤で、プレゼンターで登場したフローレンス・ピューは花のアップリケにボリュームのあるスカートのスリップドレスを着用。ダックテイルにしたヘアスタイルで彼女らしい個性を強調した。他にもセレーナ・ゴメス(アルマーニ・プリヴェ)やジュリアン・ムーア(ボッテガヴェネタ/Bottega Veneta)、レイチェル・ブロズナハンなど多くのスターが赤をチョイスした。セレーナ・ゴメス&フローレンス・ピュー Photo by Michael KovacGetty Images for Moët & Chandonピンクをチョイスしたのはプレゼンターを務めたハンター・シェファーやヘイリー・スタインフェルド。どちらもプラダのドレスだ。さらに花モチーフというトレンドも取り込んだのはジェニファー・ロペス。ニコル+フェリシア・クチュール(Nicole + Felicia Couture)のペールピンクに大きなバラのモチーフというデザインをゴージャスに着こなした。映画のドラマ部門女優賞候補のグレタ・リー(『パスト・ライブス/再会』)はロエベ(Loewe)の淡いイエローのドレス。背面のデザインがエレガントだ。助演女優賞候補のロザムンド・パイク(『Saltburn』)はディオールのヴィンテージ・ドレス。黒のレースの花模様が全体に散りばめられたミディ丈で、フィリップトレイシー(Philip Treacy)のヘッドピースがアクセント。ロザムンド・パイク Photo by Kevin MazurGetty ImagesCMブレイク中に親友のセレナ・ゴメスを見つけて話し込んでいたテイラー・スウィフトはグリーンのシークインドレス。グッチ(Gucci)の特注で、細いショルダーストラップ、大きく開いた背中の3本の細いストラップが特徴。ジェリーはデビアス(DeBeers)のダイアモンド。最後に男性のファッションも。やはりCMブレイク中の様子をカメラに追われ続けたティモシー・シャラメはセリーヌ(Celine)の幾何学模様をあしらったシークイン・ジャケットが目を引いた。同色のシャツの胸をはだけ、カメラを気にすることなくカイリー・ジェンナーと仲睦まじい様子を見せていた。ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー Photo by Christopher PolkGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images映画のドラマ部門男優賞を受賞したキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)はサンローラン(Saint Laurent)のスーツ、助演男優賞受賞のロバート・ダウニー・ジュニア(『オッペンハイマー』)はディオール(Dior Men)。同男優賞候補のバリー・コーガン(『Saltburn』)はルイ・ヴィトンの赤のスーツ。上下の色のトーンやダミエ模様のサイズが異なる個性的なデザイン。同じく男優賞候補のアンドリュー・スコット(『異人たち』)はヴァレンティノ(Valentino)で全身ホワイトのスタイル。バリー・コーガン Photo by Amy SussmanGetty ImagesTVのドラマ部門男優賞候補のペドロ・パスカル(『The Last of Us』)はボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)の無数の白糸で模様を縫いつけた黒のシャツに黒のパンツ。転んで負傷した右腕を黒のアームホルダーで吊った姿はちょっと痛々しいながらもスタイリッシュに決まっていた。ペドロ・パスカル Photo by Tommaso BoddiGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images(冨永由紀)
2024年01月08日第81回ゴールデン・グローブ賞の受賞者・受賞作品が発表され、『オッペンハイマー』が作品賞を含む5冠に輝いた。本作は、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという矛盾を抱えたひとりの男の知られざる人生を、クリストファー・ノーラン監督がIMAX撮影による没入感と共に描き出す壮大な実話ドラマ。ノーラン監督は監督賞にも選ばれたほか、キリアン・マーフィーがドラマ部門 主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrが助演男優賞、そのほか作曲賞を受賞した。『オッペンハイマー』とともに多数ノミネートされていた『バービー』は楽曲賞と興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞)の2冠に終わり、アメリカで同日に公開された大作の対決は『オッペンハイマー』に軍配が上がった。コメディー/ミュージカル部門の作品賞には『哀れなるものたち』が選出され、主演とプロデューサーを兼務したエマ・ストーンが主演女優賞も受賞した。本作は、『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とストーンが再タッグを組んだファンタジー。アラスター・グレイの同名ゴシック小説を基に、胎児の脳を移植され死からよみがえった女性が、まだ見ぬ世界を知っていく冒険の旅を描く。『哀れなるものたち』 (C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.また、アニメ映画賞にノミネートされていた宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』が、日本作品で初めて同部門を受賞した。アカデミー賞の前哨戦とも言われる同賞だけに今後の行方に期待が高まる。『君たちはどう生きるか』 (C)2023 Studio Ghibliそのほか、結果は以下の通り(★は受賞作品)。第81回ゴールデン・グローブ賞 受賞&ノミネート一覧<映画>【ドラマ部門 作品賞】★『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『Past Lives(原題)』『The Zone of Interest(原題)』『Anatomy of a Fall(英題)』【コメディー/ミュージカル部門 作品賞】★『哀れなるものたち』『AIR/エア』『バービー』『American Fiction(原題)』『The Holdovers(原題)』『May December(原題)』【監督賞】★クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』グレタ・ガーウィグ『バービー』セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』【ドラマ部門 主演男優賞】★キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』アンドリュー・スコット『異人たち』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』バリー・コーガン『Saltburn』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』【ドラマ部門 主演女優賞】★リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』アネット・ベニング『ナイアド~その決意は海を越える~』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』グレタ・リー『Past Lives(原題)』ケイリー・スピーニー『Priscilla(原題)』サンドラ・フラー『Anatomy of a Fall(英題)』【コメディー/ミュージカル部門 主演男優賞】★ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ニコラス・ケイジ『ドリーム・シナリオ(原題)』ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』マット・デイモン『AIR/エア』【コメディー/ミュージカル部門 主演女優賞】★エマ・ストーン『哀れなるものたち』アルマ・ポウスティ『枯れ葉』ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』ナタリー・ポートマン『May December(原題)』ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』マーゴット・ロビー『バービー』【助演男優賞】★ロバート・ダウニー・Jr『オッペンハイマー』ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』チャールズ・メルトン『May December(原題)』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』ライアン・ゴズリング『バービー』ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』【助演女優賞】★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ジュリアン・ムーア『May December(原題)』ジョディ・フォスター『ナイアド~その決意は海を越える~』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』ロザムンド・パイク『Saltburn』【脚本賞】★ジュスティーヌ・トリエ(写真)&アルチュール・アラリ『落下の解剖学』エリック・ロス&マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』【作曲賞】★ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』久石譲『君たちはどう生きるか』ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』ダニエル・ペンバートン『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』ミカ・レヴィ『The Zone of Interest(原題)』ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』【楽曲賞】★『バービー』「What Was I Made For?」ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』「Peaches」ジャック・ブラック他『She Came to Me(原題)』「Addicted to Romance」ブルース・スプリングスティーン、パティ・スキャルファ『バービー』「Dance the Night」デュア・リパ、マーク・ロンソン、キャロライン・アイリン『バービー』「I’m Just Ken」 ライアン・ゴズリング、マーク・ロンソン『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』「Road to Freedom」レニー・クラヴィッツ【アニメ映画賞】★『君たちはどう生きるか』『ウィッシュ』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『すずめの戸締まり』『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』『マイ・エレメント』【非英語作品賞】★『落下の解剖学』(フランス)『枯れ葉』(フィンランド)『雪山の絆』(スペイン)『Io Capitano(原題)』(イタリア)『Past Lives(原題)』(アメリカ)『The Zone of Interest(原題)』(イギリス)【興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞)】★『バービー』『オッペンハイマー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』<ドラマ>【男優賞(ドラマシリーズ)】★キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」ドミニク・ウェスト「ザ・クラウン」ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」【男優賞(コメディ&ミュージカル)】★ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」ビル・ヘイダー「バリー」マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」【男優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)】★スティーブン・ユァン「BEEF/ビーフ ~逆上~」ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ/米国政治の失墜を招いた男たち」サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」ジョン・ハム「FARGO/ファーゴ」デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves(原題)」マット・ボマー「Fellow Travelers(原題)」【女優賞(ドラマシリーズ)】★サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」エマ・ストーン「The Curse(原題)」ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」ヘレン・ミレン「1932」【女優賞(コメディ&ミュージカル)】★アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」エル・ファニング「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜」キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・イン・ビルディング」ナターシャ・リオン「Poker Face(原題)」レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」女優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)★アリ・ウォン「BEEF/ビーフ ~逆上~」エリザベス・オルセン「ラブ&デス」ジュノー・テンプル「FARGO/ファーゴ」ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」【助演男優賞】★マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」アレクサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」ジェームズ・マーズデン「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」【助演女優賞】★エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」ハンナ・エインビンデル「Hacks(原題)」メリル・ストリープ「マーダーズ・イン・ビルディング」【作品賞(ドラマシリーズ)】★「メディア王~華麗なる一族~」「1923」「ザ・クラウン」「ザ・ディプロマット」「THE LAST OF US」「ザ・モーニングショー」【作品賞(コメディ&ミュージカル)】★「一流シェフのファミリーレストラン」「アボット エレメンタリー」「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」「バリー」「マーダーズ・イン・ビルディング」【作品賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)】★「BEEF/ビーフ ~逆上~」「すべての見えない光」「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」「FARGO/ファーゴ」「Fellow Travelers(原題)」「レッスン in ケミストリー」
2024年01月08日第81回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が1月7日(現地時間)に、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催。主催団体が変わり、ノミネートされている俳優・監督やプレゼンターたちが華やかに集い、ディナーショー形式で行われた授賞式では『オッペンハイマー』が映画部門・作品賞(ドラマ)ほか5部門で受賞。『バービー』は今回、大ヒット映画を対象にした新設の興行成績賞と歌曲賞の2冠となった。『オッペンハイマー』は監督賞をクリストファー・ノーランが6度目のノミネートで初受賞、主演男優賞(ドラマ)にキリアン・マーフィーが初受賞。『オッペンハイマー』キリアン演じるオッペンハイマーと対立するルイス・ストローズ役を演じたロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞に選ばれた。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で石油の発掘によって巨大な富を得たオセージ族の女性モーリー・カイルを演じたネイティブアメリカン出身のリリー・グラッドストーンが、初ノミネートで主演女優賞(ドラマ)を初受賞。客席からも歓声が上がった。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』また、エマ・ストーンが主演とプロデューサーも務めたヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』が作品賞&主演女優賞(ミュージカル/コメディ)を獲得。脚本賞はカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作である『落下の解剖学』のジュスティーヌ・トリエとアルチュール・アラリが、『オッペンハイマー』『バービー』『哀れなるものたち』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』などを押さえての受賞、非英語映画賞と合わせて2冠となった。『落下の解剖学』なお、今回より2つの賞が新設。マーク・ハミルがプレゼンターを務めた映画部門・興行成績賞で初の栄冠を受けたのは、社会現象ともなり、最多9ノミネートを果たしていた『バービー』。一方、テレビ部門では最多9ノミネートとなっていた「メディア王~華麗なる一族~」が作品賞(ドラマ)など4冠。「一流シェフのファミリーレストラン」(ミュージカル/コメディ作品賞ほか)、「BEEF/ビーフ~逆上~」(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ作品賞ほか)が強さを見せた。テレビ部門の新設・スタンドアップコメディ賞には、過去のゴールデン・グローブ賞で司会を務めたこともあるリッキー・ジャーヴェイスが受賞。司会はフィリピン系アメリカ人のスタンダップコメディアン、ジョー・コイが初めて務めた。これまで授賞式をテレビ生中継していた放送局がNBCからCBSとなり、公式サイトやParamount+などを通じて生配信。同賞を主催してきたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は解体され、今回よりディック・クラーク・プロダクションのもと開催。投票権のあるメンバーは75か国・300人で構成された。主な受賞結果は以下のとおり映画部門作品賞(ドラマ)『オッペンハイマー』『オッペンハイマー』主演女優賞(ドラマ)リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』主演男優賞(ドラマ)キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』作品賞(ミュージカル/コメディ)『哀れなるものたち』『哀れなるものたち』主演女優賞(ミュージカル/コメディ)エマ・ストーン『哀れなるものたち』主演男優賞(ミュージカル/コメディ)ポール・ジアマッティ『The Holdovers』(原題)監督賞クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』脚本賞ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ『落下の解剖学』助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』(原題)助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『君たちはどう生きるか』非英語映画賞『落下の解剖学』(フランス)作曲賞ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』歌曲賞「What Was I Made For?」ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル『バービー』興行成績賞『バービー』テレビ部門作品賞(ドラマ)「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞(ドラマ)サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞(ドラマ)キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」作品賞(ミュージカル/コメディ)「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞(ミュージカル/コメディ)アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」主演男優賞(ミュージカル/コメディ)ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」「一流シェフのファミリーレストラン」作品賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ、テレビ映画)「BEEF/ビーフ~逆上~」Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ~逆上~」主演女優賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ、テレビ映画)アリ・ウォン「BEEF/ビーフ~逆上~」主演男優賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ、テレビ映画)スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ~逆上~」助演女優賞エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」助演男優賞マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」スタンダップコメディ賞リッキー・ジャーヴェイス(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.落下の解剖学 2024年2月23日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2024年01月08日日本時間2024年1月8日、アメリカで『第81回ゴールデン・グローブ賞』の発表と授賞式が行われ、宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞を受賞したことが分かりました。産経ニュースによると、日本のアニメが同賞を受賞するのは、今回が初とのことです。出典:スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた長編アニメ映画で、2023年7月14日に公開。公開日まで事前プロモーションを一切行わなかったことでも話題になりました。史上初の快挙に、ネット上では「おめでとうございます!」「すごい!」「また映画館で観たい」などの、喜びの声が上がっています。宮崎監督が手掛けたスタジオジブリ作品が再び世に出ることを、人々は待ち望んでいることでしょう。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年01月08日12月11日(現地時間)、第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。2023年は全米映画脚本家・俳優組合のストライキにより、大作の公開延期や撮影中止などハリウッドが大いに振り回された一年だったが、同時に映画ファンは良い映画を観るためなら映画館にちゃんと足を運んでくれる、という事実を再確立した年でもあった。特にグレタ・ガーウィグ監督による『バービー』が好例だ。この夏、社会現象とも言える規模で爆発的な興行成績を納め、ゴールデン・グローブ賞コメディー/ミュージカル部門を含む9部門で最多ノミネートを果たした。本作は停滞していたハリウッド映画界を蘇らせた作品といっても過言ではない。バービーといえばアメリカ人なら誰でも知っている、いわばアメリカ版リカちゃん人形だ。人気俳優マーゴット・ロビーが主人公バービーを実写で演じた本作大ヒットの秘密は、ファミリー映画というよりは、むしろ大人に訴えかける意外なまでに奥の深いストーリー作りにある。『バービー』主人公バービーは、“バービーランド”で何の疑いもなく幸せな日々を送っていたが、ある事をきっかけに自分のアイデンティティーに疑問を抱き始め、自分探しの心の旅に出るというあらすじだ。映画のポスターを見ても分かるように、ピンクとブルーを主体に奇抜なネオンカラーを散りばめたプロダクション・デザインは映画公開前からソーシャルメディアで旋風を巻き起こした。そして、ゴールデン・グローブ賞8部門でノミネートされたのは、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』。本作は、第二次世界大戦中、ロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導した“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーを描いた作品だが、『バービー』と同時期に公開された際、ある現象が注目を集めた。『オッペンハイマー』暗く重いテーマの『オッペンハイマー』を観て気落ちした観客が、気分直しにすぐ隣で上映されていた『バービー』を観に行くというパターンが生まれたのだ。この現象を文字って、"バーベンハイマー”なる造語まで流行した、というところまではいいのだが、これに便乗した心ないアメリカのファンが『バービー』公認ソーシャルメディアに、キノコ雲の前でバービーを抱っこしたオッペンハイマー博士を描いたファン・アート(一般ファンが描く作品を題材にしたイラスト)を投稿した。それに対して『バービー』ソーシャルメディア側も「思い出の夏になりそう!」などと、無神経な返答をしたことが問題に。映画の責任者であるワーナーブラザーズが謝罪文を発表した。いずれにしても、ここまでの社会現象まで引き起こした秀作『バービー』のマルチ受賞は必至とみられている。10月20日に全米で劇場公開されたマーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は約3時間半という長さから映画ファンに敬遠されて赤字興行を記録したが、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』と同様に7部門ノミネーションという栄誉に預かった。『君たちはどう生きるか』そして、今年注目のアニメーション部門では宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と新海誠監督の『すずめの戸締まり』が日本勢ダブル・ノミネーションを達成し、日本国内ならびに米国アニメファンを大いに沸かせた。日本アニメの大躍進であり、その立ち位置をますますソリッドなものとした今回のノミネーションだが、とにかくアメリカは大きな国であることから、作品のCMが目に付かないことや、上映館数が少ないなどの点から、一般市民の作品認知度を見るとまだまだといった感はある。しかしこの状況は、作品が受賞をした時点で大きく変わる可能性があるため、その時の反響に期待したい。『すずめの戸締まり』ゴールデン・グローブ賞で今年から新たに設けられた興行成績賞も注目されており、テイラー・スウィフトのコンサート映画『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』などが有力視されている。このカテゴリーは、一般市民にも認知度が高い、話題の人気映画が候補に上がっていることから、受賞式中継の視聴率アップにも繋がること必至。こういった新しいカテゴリーには、クラーク・プロダクション側の授賞式PR戦略が伺える。歴代ゴールデン・グローブ賞を主催してきたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は、2021年に人種的多様性の欠如ならびに内部でのお金の流れが不透明であることが指摘され、2022年には批判が殺到した。HFPAが司るゴールデン・グローブ賞の先行きが案じられたが、根本的な改革を進め心機一転を試みている。これまで非営利団体扱いだった組織を解体、そして米国屈指のプロダクション会社であるディック・クラーク・プロダクションと金融持株会社エルドリッジ・インダストリーズに売却して営利団体となった。そして2024年放映より製作総指揮をディック・クラーク・プロダクションが主催することとなり、これまで100人前後しかいなかった投票権のあるメンバーを300人に増やした。これまで業界関係者たちから、「授賞式のパーティーは最高だが独断と偏見のお飾り映画賞」と揶揄されていたゴールデン・グローブ賞。2024年初春に披露される新装オープンの成果にそのメンツがかかっている。(Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliオッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月06日1月7日(現地時間)に行われる第81回ゴールデングローブ賞授賞式に向けて、プレゼンターが発表された。オプラ・ウィンフリー、アメリカ・フェレーラ、フローレンス・ピュー、ダニエル・カルーヤ、イッサ・レイ、シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、シム・リウの8名。今回の発表は第2弾であり、8名は3日に発表されたアマンダ・サイフリッド、アンジェラ・バセット、ミシェル・ヨー、ウィル・フェレル、「SUITS/スーツ」のコンビのガブリエル・マクト&パトリック・J・アダムスらに加わる。ゴールデングローブ賞のSNSによると、今後さらなるプレゼンターが発表予定だという。第81回ゴールデングローブ賞授賞式は、ロサンゼルスのビバリーヒルズにあるホテル「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催される。司会はコメディアンで俳優のジョー・コイ。俳優としての最近の出演作には『ホーンテッドマンション』がある。今回の授賞式では、「ベスト・スタンダップコメディアン賞」と、興行的に大成功した映画から優秀な作品に贈られる「シネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント賞」が新設されたことにも要注目。(賀来比呂美)
2024年01月05日株式会社K.グラヴィティ(代表:河本 慎一)は「NuuK!ローション」が「第5回セレクション賞 2023」において、最優秀賞の5つ星賞を受賞したことをお知らせいたします。株式会社オレコンが運営しEC@JAPAN協会(代表:山本 琢磨)が主催する「第5回セレクション賞 2023」は、優れた製品やサービスに賞が与えられるアワードコンテストであり、初の受賞。2023年12月25日に表彰状・トロフィーを授与いたしました。EC@JAPAN協会 公式サイト: セレクション賞バナー【「第5回セレクション賞 2023」について】セレクション賞は、以下5部門から優れた製品の受賞を決めるコンテストです。1. 品質(Quality)2. 接客(Customer Service)3. 配送(Delivery)4. アフターケア(Aftercare)5. スピード(Speed)株式会社K.グラヴィティが提供する「NuuK!ローション」は上記5つの部門全てで高く評価されました。本商品は発売から4年、様々な誌面にも掲載され、リピート率も高水準を保つ商品となっております。【受賞商品詳細】家族みんなで使えるフェイス&ボディローション。界面活性剤や合成香料、シリコンなど8つのフリー処方で体に優しいローションです。【商品概要】商品名: 「NuuK!ローション」価格 : 16,500円(税込み)詳細 : 商品画像【第5回セレクション賞 2023 5つ星賞 取得企業概要】社名 : 株式会社K.グラヴィティ本社 : 〒142-0062 東京都品川区小山5-16-5-201代表取締役: 河本 慎一URL : 「第5回セレクション賞 2023」は、EC@JAPAN協会が2019年から毎年度、優れた製品やサービスを選定し表彰するアワードコンテストです。品質(Quality)、接客(Customer Service)、配送(Delivery)、アフターケア(Aftercare)、スピード(Speed)の全5部門から、対応状況や改善率、成約率、顧客評価等を算出のうえ評価。各部門の獲得点数に合わせて部門賞、金賞、5つ星賞が贈呈されます。【調査実施団体概要】調査実施団体 : EC@JAPAN協会代表 : 山本 琢磨(ヤマモト タクマ)所在地 : 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4Fメールアドレス: info@ecjapan.gr.jp URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月05日