木曜日(現地時間)、クリステン・スチュワートが演じる故ダイアナ妃の物語『Spencer』(原題)の予告編がついに公開された。数か月前からすでにクリステンが扮するダイアナ妃の姿画像で公開されていたが、“動く”ダイアナ妃が見られるのは今回の予告編が初めて。見た目の役作りについては「そっくりすぎて2度見した!」「これは期待できる!」などの称賛の声が寄せられていたが、クリステンといえばやはり『トワイライト』シリーズのベラ役のイメージがいまだに強く、「本当にダイアナ妃を演じられるの?」という心配の声も上がっていた。しかし、予告編によってその不安は払しょくされ、「クリステンはオスカーを獲りにいくね」「ノミネートは確実!」と早くもオスカーの話が持ち上がっている。1分強の予告編の中で、“ダイアナ妃”のセリフは「They don’t.」という短い短文だけ。しかし、アメリカ人であるクリステンがイギリス英語のアクセントを完全にマスターし、本物のダイアナ妃と同じように話している姿に「完璧!」「素晴らしい。ずっと聞いていたい」とイギリスの人たちにもお墨付きをもらっている。また、ほかのシーンはセリフがなくても「ダイアナ妃をしっかりとらえている」という表情や演技に高い評価が集まっており、映画公開の前から多くのファンを獲得したようだ。『Spencer』は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末が描かれる。9月にヴェネチア国際映画祭で世界初上映が決定している。(Hiromi Kaku)
2021年08月27日miwaが、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」第144回で自身の代表曲「ヒカリへ」を披露することが決定した。今回披露される「ヒカリへ」は、2012年に放送された小栗旬主演のフジテレビ系ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌として制作された自身最大のヒット曲で、紅白歌合戦に初出場を果たした際にも披露された。昨年5月、緊急事態宣言を受けスタジオ収録が困難になった状況で派生した企画「THE HOME TAKE」の第1回目にmiwaが出演した時には想像もしていなかった4回目の緊急事態宣言の最中、“今歌うべき”とセレクトされた。今回は、miwaのバンドメンバーとしてデビュー前からの盟友であるピアニストejiが女性のみのメンバーでクラシックなアレンジを施し、撮影に参加するバイオリンとチェロ奏者とは当日スタジオで初顔合わせからの一発撮りという状況の中、miwaが溢れる想いを歌に込めて同曲を披露する。その映像は本日22時よりプレミア公開される。■miwa コメントすごくドキドキしました。普段レコーディングのときはギターを弾きながらは歌わないのでそこはちょっとライブ感があるけど、メンバーが離れて演奏しているところはレコーディングっぽくて、両方が入り混じった緊張感のあるライブという感じがしました。「THE FIRST TAKE」一発撮りのドキドキ感、ライブ感、素敵な映像といい音で、楽しんでいただけたらうれしいです。miwa「 ヒカリへ」THE FIRST TAKE※8月20日(金) 22:00プレミア公開YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」チャンネルトップページ■「THE FIRST TAKE」SNSOfficial Site Instagram Twitter TikTok■「THE FIRST TAKE STAGE」SNSOfficial Site一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」■Podcast「THE FIRST TAKE MUSIC」「THE FIRST TAKE」に出演したアーティストをゲストに迎え、撮影の舞台裏やエピソードを公開中LiSA×Uru「再会 (produced by Ayase)」配信リンク:×Uru「再会 (produced by Ayase)」/ THE FIRST TAKEYouTube miwa 関連リンクHP
2021年08月20日映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に公開される。この度、本作のカギを握る登場人物たちが固い決意を感じさせるキャラクターポスターと、特別映像「一族に伝わる最強の“力”編」が同時公開された。主演であるシャン・チー役は、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。そして、彼の人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには女優にラッパーに脚本家にと、マルチな才能を発揮し度々話題を集める人気ハリウッド女優のオークワフィナほか豪華俳優陣が脇を固め、新ヒーロー誕生を華やかに彩る。今回解禁となったキャラクターポスターでは、シャン・チーのほかストーリーのカギを握る重要人物たちがそれぞれの固い決意が現れている。一族に伝わる伝説の力「テン・リングス」を受け継ぐ後継者として育てられ、最強の力を持ちながらも、自らの宿命から逃げ出したシャン・チー(シム・リウ)。力を封印し「2度と戦わない」と決意した彼が再び脅威と向き合い、葛藤しながらも“本当の強さ”に目覚めていく姿に注目だ。そのシャン・チーの親友・ケイティ(オークワフィナ)は、偶然にもシャン・チーの正体を知ることになりながらも常に彼に寄り添い「どんな秘密があっても、ずっと味方だから」と自らも戦場へ。一方で、復讐のためにシャン・チーを最強の後継者として育て上げ、最凶の父であり犯罪組織のリーダーでもあるシュー・ウェンウー(トニー・レオン)は「失ったものは、“力”で奪い返す」と「テン・リングス」を両腕にまとい、冷酷な表情を浮かべる。その他にも、シャン・チーが自らの運命から逃げ出したことで自分を守るために心を閉ざし、孤高の戦士となった妹・シャーリン(メンガー・チャン)、シャン・チーの伯母であり、伝説の地、ター・ローの戦士であるイン・ナン(ミシェル・ヨー)、そしてウェンウーへの強い忠誠心を持ち、シャン・チーを狙う刺客デス・ディーラーといったキャラクターたちがどういった活躍を見せるのかにも注目したい。また、同時に解禁となった特別映像「一族に伝わる最強の“力”編」では、冒頭からいきなりファイトクラブで戦うことになったシャン・チーの姿が。これまで名前を変え、自らの力を封印し”普通の人生”を送ろうとしていた彼だが、映像では暴走するバスの中でハラハラするような間一髪のアクションや「テン・リングス」の能力を使った迫力の戦闘シーンも展開される。「父さんとは違う」とその運命と決別しようとするものの、最強の力である「テン・リングス」をめぐって再び過去と向き合うことでついに “本当の強さ”を手に入れたシャン・チーは、“世界の脅威”となった父親とどんな戦いを見せるのだろうか。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年08月16日ディズニーのCEOボブ・チャペックが、同社の収支報告会にて『シャン・チー/テン・リングスの伝説』については劇場“限定”公開(9月3日日米同時公開)とし、Disney+で同時配信をしないことを改めて強調した。新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るっている現在、チャペックのこの宣言の数時間前にはソニーが『ヴェノム』続編の公開日を9月24日から3週間先送りした10月15日に変更している。チャペックは、『シャン・チー』を劇場限定公開に設定した数か月前の当時は、世界の情勢がこのようになっているとは予想していなかったと認めている。とはいえ、「『シャン・チー』は、おもしろい実験になると思うのです。マーベル映画を45日間は映画館で公開し、その後Disney+で配信する。興味深いデータが得られることでしょう」と強気な発言も。ハリウッドでは、新型コロナウイルスが感染拡大する前は、デジタル配信やDVD販売などは、劇場公開から90日以上経ってからという“お約束”が存在していた。コロナ禍において、『ムーラン』『クルエラ』『ブラック・ウィドウ』『ジャングル・クルーズ』など、劇場公開と同時にDisney+で同時配信を行ってきたディズニー。『シャン・チー』はコロナ禍で初めて劇場限定公開される作品となる。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月13日映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に公開される。この度、本作より本編とメイキングシーン、ポスターが解禁となった。主演であるシャン・チー役は、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。そして、彼の人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには女優にラッパーに脚本家にと、マルチな才能を発揮し度々話題を集める人気ハリウッド女優オークワフィナほか豪華俳優陣が脇を固め、新ヒーロー誕生を華やかに彩る。公開された映像は豪華キャスト&制作陣が映画の魅力について語る内容となっている。マーベル・スタジオの社長で、本作の製作プロデューサーでもあるケヴィン・ファイギは「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻る事になる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイマンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されている事を知る…その組織というのが、テン・リングスだ。そこに私達が心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それがシャン・チーなんだ」と、MCUの原点に回帰する作品であることを示唆。最強の武術を駆使して戦う新ヒーロー“シャン・チー”の持つ存在感に太鼓判を押す。またシャン・チーの背景について、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」と語る。幼い頃から、父が率いる犯罪組織での厳しく苦しい鍛錬を耐え抜き、誰にも負けない“最強の存在”に仕立て上げられ後継者として育てられながらも自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出した秘密の過去があるシャン・チー。新ヒーロー誕生の背景には伝説の腕輪《テン・リングス》が関係し、世界の未来をかけた壮大な戦いに隠された<陰謀の存在>を予感させる。果たして、一際優しく人間味に溢れる彼が父から授かった力を解き放つことはできるのだろうか。表情を殺し冷酷な最凶の父が抱える闇を醸し出す、トップスターとしてキャリアを重ねるトニー・レオンの圧巻の演技にも注目していただきたい。主人公のシャン・チー役を務めたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、当時の運命的な出会いを振り返る。さらに「彼は父親のところに連れ戻される…そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも父親は非情だ。そして、とんでもないことが起きる」と語った。「いまこそ私のもとへ戻るのだ」「断る」と自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーと悪に染まった最凶の父が対峙する場面も。父は何を望み、なぜ世界を脅かすのか。そして世界にとって最凶の悪としてたちはだかる父親を目の前にシャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか。今後の新たな展開に期待が高まるばかりだ。また、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ役のオークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができる」と、シャン・チー役のシム・リウの力強い演技を絶賛。デスティン・ダニエル・クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」と、絶対的な自信を覗かせた。同時に本ポスターも解禁。「最強ゆえに戦いを禁じた、新ヒーロー誕生」という本作のキャッチコピーとともに、鋭く前を見据える凛々しい表情のシャン・チーからは強い意志と芯の強さが感じられる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年08月10日マーベル・スタジオの新時代を築く新ヒーロー誕生を描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に公開。この度、圧巻のスケールと迫力を生み出している本編&メイキングシーンとともに豪華キャスト&製作陣が映画の魅力について語る特別映像と、宿命の敵となった父に立ち向かうシャン・チーの姿も印象的なポスターが解禁された。6月にインターネット上でUS版予告映像が解禁されると、SNSには「シャン・チーの予告来てたー!めためたかっこいい……」「情報量多すぎて頭の中がシャン・チーでいっぱいだ、いいぞシャン・チー最高」、「今年1番楽しみな映画になった笑」など日本公開への期待が大いに膨らんだ本作。特別映像では、マーベル・スタジオの社長で本作の製作プロデューサーでもあるケヴィン・ファイギが「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻る事になる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイマンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されている事を知る…その組織というのが、テン・リングスだ。そこに、私達が心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それが、シャン・チーなんだ」と、MCUの原点に回帰する作品であることを示唆、最強の武術を駆使して戦う新ヒーロー“シャン・チー”のMCUでの存在感を語る。また、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」と語るように、シャン・チーは幼い頃から、父が率いる犯罪組織での厳しく苦しい鍛錬を耐え抜き、誰にも負けない“最強の存在”に仕立て上げられ後継者として育てられながらも自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出した秘密の過去があることが語られる。新ヒーロー誕生の背景には伝説の腕輪《テン・リングス》が関係し、世界の未来をかけた壮大な戦いに隠された“陰謀の存在”を予感させる。冷酷な最凶の父が抱える闇を表現するアジアのトップスター、トニー・レオンの圧巻の演技にも注目だ。主人公のシャン・チー役を務めたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、当時の運命的な出会いをふり返る。続けて、「彼は父親のところに連れ戻される…そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも、父親はとても非情な父親だ。そして、とんでもないことが起きる」と語るように、「いまこそ私のもとへ戻るのだ」「断る」と自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーと悪に染まった最凶の父が対峙する場面も。勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ役のオークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができる」と、シム・リウの力強い演技を絶賛。デスティン・ダニエル・クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」と、絶対的な自信を覗かせた。そして同時に本ポスターも解禁。鋭く前を見据える凛々しい表情の主人公シャン・チーからは、強い意志と芯の強さが感じられる。シャン・チーの背後には、本作の中でも印象的な伝説の腕輪《テン・リングス》を身に付けた、最愛の妻を失い悪に染まった最凶の父・ウェンウー(トニー・レオン)の姿や、一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹シャーリン(メン・ガー・チャン)、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ(オークワフィナ)や、物語の鍵を握る人物たちの姿も収められている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月10日NHKの超長寿にして超人気番組といえば「大河ドラマ」だ。1963年の第1回「花の生涯」から現在放送中の第60回「青天を衝け」までの長く輝かしい歴史は、日本を代表する現代作曲家達が手掛けた渾身のテーマ曲の歴史。まさに最も身近な現代曲集であり、誰もが親しむことができる近代オーケストラ作品集とも言えそうだ。何しろ、歴代の作曲者たちの顔ぶれが物凄い。武満徹に芥川也寸志、山本直純に池辺晋一郎、さらにはエンニオ・モリコーネまでもが名を連ねているのは驚きだ。今回は、自身も大河ファンにして、5作品のテーマ曲を指揮している下野竜也が、新日本フィルハーモニー交響楽団とともに、大河ドラマを徹底解剖。日曜日の夕食時間に家族みんなで楽しんでいたあの音楽の魅力を再発見だ。そして今年2021年は、下野竜也生誕51年にして、大河ドラマ58周年。さらには、赤穂浪士討ち入り319年という、ほとんど意味のない年にあたるだけに、ぜひコンサートだけは盛り上げたい。さてさて公演当日はどの作品が演奏されるのか乞うご期待!●公演概要下野竜也プレゼンツ!音楽の魅力発見プロジェクト第8回 レクチャー付きコンサート「大河ドラマのテーマ曲 徹底解剖!」8月14日(土)16:00開演/すみだトリフォニーホール下野竜也(指揮とお話)/新日本フィルハーモニー交響楽団
2021年07月06日クラネ(CLANE)とテン(TEN.)がコラボレーションしたアクセサリーが、2021年8月3日(火)よりクラネ直営店ほかで発売される。先駆け、7月7日(水)よりクラネ伊勢丹新宿店にて先行発売する。クラネ×テンのコラボアクセサリーコラボレーションアクセサリーは、クラネの2021年秋冬コレクションをイメージして、ニットやアウターの素材感に合わせたエレガントなデザインで登場。ネックレス、ピアス、バングル、イヤーカフの計4型を、ゴールドとシルバーの2色で展開する。太さの異なるチェーンで仕上げた2WAYネックレス中でも注目したいのは、テンで人気の「カンダマントネックレス」をベースにしたアクセサリー。太さの異なる2種類のチェーンにクラネらしい華奢なメタルラインをあしらい、アクセントを加えた。1連でロングでも、2連にしてチョーカーとしても使える2WAY仕様なので、気分やコーディネートに合わせて様々な表情が楽しめる。“多年植物の葉”のような質感のピアスピアスは、“多年草植物の葉”のようにデコボコとしたナチュラルな質感が印象的。インパクトのある太幅のピアスだが、女性らしい上品なカーブを描くようにデザインされているので、厚手のニットなどにもすっと馴染みそうだ。“コロン”と丸みを帯びたイヤーカフ“コロン”と丸みを帯びたフォルムがチャーミングなテンのピアス「プラムピアス」は、イヤーカフにアレンジ。ピンキーリングとして楽しめるのも嬉しいポイントだ。“重ね付けにもおすすめ”サークルカットバングルさらに、サークルカットのバングルもラインナップ。程よい存在感がありつつも、シンプルなデザインなので、手持ちのブレスレットや時計と重ね付けするのもおすすめだ。【詳細】クラネ×テン発売日・取扱店舗:・2021年7月7日(水):クラネ伊勢丹新宿・2021年8月3日(火):クラネ直営店、クラネ公式オンラインストアアイテム:・TEN.×CLANE TWIG CHAIN NECKLACEシルバー:36,300円 / 素材:シルバー925ゴールド:38,500円 / 素材:シルバー925に18金メッキミックス:37,400円 / 素材:シルバー925,シルバー925に18金メッキ※伊勢丹新宿店限定カラー・TEN.×CLANE CALATHEA PIERCEシルバー:22,000円 / 素材:シルバー925ゴールド:24,200円 / 素材:シルバー925に18金メッキ・TEN.×CLANE EAR COMBI PLUMP RINGシルバー:13,200円 / 素材:シルバー925ゴールド:15,400円 / 素材:シルバー925に18金メッキ・TEN.×CLANE TOWER UP BANGLEシルバー:29,700円 / 素材:シルバー925ゴールド:31,900円 / 素材:シルバー925に18金メッキ■クラネ×テン期間限定ストア日程:2021年7月7日(水)~7月13日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館2F センターパーク/ザ・ステージ#2住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2021年07月01日9月3日(金)に公開される『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の本予告映像が初公開された。全世界を席巻し、衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。世界中の人々を魅了する最強ヒーローたちが結集し、世界を救うべく壮絶なバトルを繰り広げた本作が“エンドゲーム”という名に相応しいドラマチックな結末で、全世界の涙を誘ったことは記憶に新しい。そんなマーベル・スタジオが贈り出す最新作『ブラック・ウィドウ』では新たなヒーローの誕生が描かれる。主演シャン・チー役には、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。そして、彼の人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには女優にラッパーに脚本家にと、マルチな才能を発揮し度々話題を集める人気ハリウッド女優オークワフィナほか豪華俳優陣が脇を固め、新ヒーロー誕生を華やかに彩る。今回解禁された映像では、マーベル・スタジオの新たな時代を築く新ヒーロー「シャン・チー」の秘密が明らかに。かつて父が率いる犯罪組織で、子供の頃から苦しい修行の毎日だったシャン・チーは、誰にも負けないほど“最強”の存在として鍛えられ、組織の後継者になることを期待されていた。しかし優しすぎる彼は自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出すのだった。そして過去の自分を捨て、アメリカのサンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らす。しかし悪に染まった父が伝説の腕輪「テン・リングス」を操り世界を脅かす時、シャン・チーは遂に封印していた力を解き放してしまう。本映像内では、自らの宿命に抗おうとするシャン・チーが再び父のもとへと呼び戻される様子が描かれる。過去と決別して平穏に生きることを誓った彼と、彼を手塩にかけて育てた父親との一筋縄ではいかない葛藤のドラマにも注目だ。また、鍛え抜かれた肉体から繰り出される度肝を抜くアクションシーンが存分に披露されている。これまでも、悪に立ち向かう最強ヒーローたちが繰り広げる過激なバトルシーンで世界を熱狂させてきたマーベル・スタジオだが、本作では新境地ともいえるマーシャル・アーツを大胆に取り入れた巧妙な戦闘シーンが続々登場。マーベル・スタジオならではの目を見張る迫力抜群のアクション、世界の未来をかけた壮大なストーリー展開にも期待が高まる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年06月25日月刊誌『JUNON』(主婦と生活社)が主催している「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のBEST150が、22日発売の同誌8月号で公開される。「あなたの隣のすてきな男の子、紹介してください」をコンセプトに、武田真治・溝端淳平・三浦翔平・菅田将暉・井手上漠など数々のスターを生みだしてきた同コンテスト。34回目を迎える今年、まずは応募総数1万6,622人のなかから、エントリーシートで選考された第1次審査通過者約1,000人(BEST1000)に。続いて5月に行われた第2次審査(地方予選orリモート選考)を経て、編集部員による厳正な審査のもと、150人の「BEST150」が出そろった。ここからの第3次審査は本誌『JUNON』とじこみの愛読者ハガキ、携帯・スマホサイト「プラチナ☆JUNON」、公式アプリ「CHEERZ for JUNON」、ライブ配信サービス「SHOWROOM」での読者人気投票により行われ、BEST150→BEST70→BEST35→BEST20→BEST10と絞られていく。BEST70決定戦は19日からスタートする。そして、敗者復活戦の通過者5名を合わせて決定したファイナリスト15人の中から、11月21日に東京で開催される最終選考会にて第34代グランプリが決定する。写真/JUNON編集部(2021年6月22日発売JUNON8月号より抜粋)
2021年06月18日インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクト 日・英・バングラデシュ3か国共同事業『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』がプレビュー公演を終え、6月2日より、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で本上演をスタートする。ストーリーは日本、英国、バングラデシュの3カ国での『テンペスト』の作品上演を控えた稽古場から始まる。登場人物たちは、新型コロナウイルスの影響により、海外キャスト・スタッフの来日が不可能となった日本の稽古場をオンラインで海外と繋いで本番に向けた稽古を行っていた。本作は様々な障がいやバックグラウンドを持つ出演者たちが、それぞれに異なる表現方法で『テンペスト』を創造するため奮闘するという、劇中劇なのだ。総合演出のジェニー・シーレイは、実際にフルリモート体制で英国から稽古に参加。英国とバングラデシュのキャストは映像での出演となる。現実を投影するかのように、コロナ禍での公演に向け起こる様々な困難を、劇中劇テンペストと共にキャストたちは熱演するだろう。ブリティッシュ・カウンシルと駐日英国大使館が展開する日英交流年「UK in JAPAN」の主要プログラムとしても位置付けられている本公演は、日本・英国・バングラデシュ3か国の障害のあるアーティスト、聴覚障害のある母親に育てられたコーダ(CODA:Child of Deaf Adults)の俳優が、それぞれの文化や言葉、障害の違いを超えて共演。劇場内外でも、あらゆる人が作品を楽しめることを目指し、舞台セットや衣装の説明音声・動画説明を劇場ロビーで上映。劇中でも手話や日英の両字幕、ボイス・オーヴァーを取り入れ、表現する側にとっても鑑賞する側にとってもバリアフリーな作品の創造となるはずだ。<演出 / 出演:大橋ひろえ・コメント>客席に満開のお花を咲かせられるように、頑張りたいと思いますので、ぜひ皆さんお越し頂けると嬉しいです。カンパニー、一同お待ちしております。<演出:岡康史>面白かった!自分たちで作っておきながらそう思ってしまうほど、予測がつきません!私たちは違うのです。でも、だから「繋がりたい」のです。あなたと。<出演:柳浩太郎>いま、劇場まで足をお運びいただける、皆様の想いに感謝します。障害を持つ僕たちにはそれぞれの芝居のやり方があって、物語や演出にもなっています。僕たちにしかできないことを感じて欲しいです。「泳ぎ方」とは何か?ジョニー(関場理生)に注目して物語を楽しんで!僕の芝居でも伝えていけたら嬉しいです。■公演情報インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクト日・英・バングラデシュ3カ国共同事業『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』6月1日(火)~6日(日)(6月1日はプレビュー公演)会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)料金(全席指定・税込):一般 5,000円 ほか上映時間:1時間45分(休憩なし)チケット発売中・当日券あり
2021年06月02日コロナ禍が続く中での開催となった第93回アカデミー賞。感染拡大の予防対策として、参加人数は最小限に抑えられたが、レッドカーペットだけは今年も華やかな装いが揃った。今年のメイン会場は、ソーシャルディスタンスを保つことや換気などを考慮して、ロサンゼルスのユニオン駅になった。海外在住の候補者のためにロンドンやパリなど複数の会場を設け、スピーチの時間制限なし、各部門の発表順も異なるなど、何もかも異例ずくめだった授賞式だが、レッドカーペットだけはコロナ禍前と変わらない、鮮やかな様相を見せた。3月に授賞式の概要が明らかになった際、ドレスコードはフォーマルと発表され、参加者たちは入念に準備した様子。レッドカーペットでひと際存在感を放ったのが、主演女優賞候補のキャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』)。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュールのドレスはオスカー像を思わせるようなまばゆいゴールドのツーピース。バンドゥクロップトップに大きく裾が広がったスカートは、図らずも社会的距離を保つにも好都合なデザインだ。同じく主演女優賞候補のアンドラ・デイ(『The United States vs. Billie Holiday(原題)』)もゴールドをチョイス。「ヴェラウォン(VERA WANG)」のワンストラップのドレスはアシメントリーなデザインで、片側のウエスト部分が露出している。このような肌見せは、プレゼンターを務めたゼンデイヤの「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のシルクシフォンドレスにも。ヴィヴィッドなイエローと600万ドル以上という「ブルガリ(BVLGARI )」のダイアモンド・ネックレスが印象的だった。主演女優賞候補のヴァネッサ・カービー(『私というパズル』)が着た「グッチ(GUCCI)」のペールピンクのドレスも、フロント部分が少しだけ肌を見せるデザインだった。『ノマドランド』で作品賞、監督賞を受賞したクロエ・ジャオは三つ編みのおさげに「エルメス(HERMES)」のドレス。ほぼノーメイクで、パーティバッグというより実用的なポシェットを斜めがけして、足元は白のスニーカーという彼女らしいスタイルでハイブランドを着こなした。『ミナリ』で助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンはエジプトのデザイナー、Marmar Halimの深いネイビーブルーのドレス。ウィットに富んだスピーチで、今年の賞レースの人気者だった韓国の名女優は「私の名前はユン・ヨジョンですけど、今日はどんな風に呼んでも許します」と自分の名前を呼び間違えたプレゼンターのブラッド・ピットにチクリと一言贈り、会場の笑いを誘った。最初のプレゼンターを務めたレジーナ・キングは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のパステル・ブルーのドレス。カスタムメイドで、サテン地にシルバーのスパンコールとクリスタルでストライプの刺繍をほどこし、蝶の羽根を思わせる袖のデザインも優雅。エッジの効いたボブスタイルの髪とのコントラストも絶妙だ。『プロミシング・ヤング・ウーマン』の監督で脚本賞を受賞したエメラルド・フェネルは「グッチ(GUCCI)」のフローラル・プリントのドレス。グリーンとライラックがメインカラーのオーガンジーにスパンコールの刺繍、フリルもたっぷりというドリーミーなデザイン。助演女優賞候補のアマンダ・サイフリッド(『Mank/マンク』)は「アルマーニ・プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」の赤のドレス。プリーツの入ったチュール、胸元の深いVラインと大きく広がった裾は、ザ・女優というべき装いで、往年のハリウッドを描いた出演作の世界観にマッチしていた。赤はプレゼンターを務めたリース・ウィザースプーン(ディオール Dior)、アンジェラ・バセット(アルベルタフェレッティ ALBERTA FERRETTI)、『ミナリ』のハン・イェリ(ルイ・ヴィトン LOUIS VUITTON)も着用。主演女優賞候補のヴィオラ・デイヴィス(『マ・レイニーのブラックボトム』)と助演女優賞候補のマリア・バカロヴァ(『続・ボラット栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)は白。ヴィオラの「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のドレスはトップのカットアウトのデザインが見事。バカロヴァは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタムドレス。柔らかいチュールを何層も重ね、トップにクリスタルやビーズの刺繍をほどこしたロマンティックなデザインだ。『ミナリ』で監督の少年時代を彷彿させる少年を演じた9歳のアラン・キムは「トム・ブラン(Thom Browne)」のタキシードとショートパンツ。黒のハイソックスは左側だけ4本のストライプが入っていて、心憎いアクセント。レッドカーペットでも臆することなく堂々たるポーズを決めて、人気をさらっていた。男性では、助演男優賞候補のレスリー・オドム・ジュニア(『あの夜、マイアミで』)が「ブリオーニ(Brioni)」のゴールドのシルクのスーツ、『マ・レイニーのブラックボトム』のコールマン・ドミンゴもフューシャピンクのスーツ(ヴェルサーチ VERSACE)で注目を集めた。ドミンゴのインスタグラムによると、4500個のスワロフスキー・クリスタルとスパンコールが使用されているとのこと。コロナ禍による例外的な演出、歌曲パフォーマンスを授賞式の事前番組中で放送するなど、様々なサプライズで記憶に残るものとなった第93回アカデミー賞。来年は、候補者のみならず多くのゲストたちのファッションをチェックできることを楽しみに待ちたい。(text:Yuki Tominaga)
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催され、クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が作品賞をはじめ、監督賞、主演女優賞の最多3部門で栄冠に輝いた。開催時期の延期、ノミネート条件の変更による配信公開作の躍進、授賞式会場の分散、セレモニー当日に実施された出席者へのPCR検査…。コロナ禍の影響を受け、今年のアカデミー賞授賞式がいかに異例であったかは、今更多くの説明は不要かもしれない。さらに“ほぼ真っ白”だった昨年の反省を受け、すべての俳優賞部門に非白人の俳優が名前を連ねる多様なノミネーションも含めて、第93回のアカデミー賞は“ニューノーマル”に向き合う、歴史的祭典だったといえる。そんな今年の授賞式で、『ノマドランド』が頂点を極めたのは、自然な流れだった。リーマンショックの影響で、長年住み慣れた家を失った60代の女性が“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩く。その姿がコロナ禍で希望を見失い、葛藤と向き合う現代人の心にそっと寄り添ったのは言うまでもない。誇りを胸に、自由に、そして未来を見据えて生きる主人公には、期せずして「再始動」を表明することになった映画界全体の祈りと願いが込められている。一方、最もハリウッド的といえる最多ノミネート作『Mank/マンク』が、最も浮いた存在となった逆転現象は、同作がNetflix作品であるという皮肉も含めて、今の時代を映し出す象徴的な出来事だった。結果的には美術賞、撮影賞に輝き、作品のクオリティの高さを証明している。『シカゴ7裁判』『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』など、歴史の闇を照らすことで、現代社会の問題を改めて浮き彫りにする秀作の存在は、頼もしいばかりだし、脚本賞1冠に留まったが『プロミシング・ヤング・ウーマン』の多層的な語り口と絶妙なバランス感覚には、映画の新たな可能性が秘められている。重厚なテーマに対し「この手があったか!」とうなる斬新な構造で切り込んだ『ファーザー』にも大いに拍手を送りたい。そしてその『ファーザー』が脚色賞に加えて、なんと主演男優賞にも輝いた。受賞したアンソニー・ホプキンスは『羊たちの沈黙』(第64回)以来の同賞受賞であり、史上最高齢での受賞を果たした。ホプキンスの名演に対する敬意を惜しむつもりはないが、あえて“衝撃的結末”だったと断言したい。おそらく世界中の映画ファンが、同じように感じているのではないだろうか。誰もが昨年8月に43歳の若さで亡くなったチャドウィック・ボーズマンが遺作『マ・レイニーのブラックボトム』で主演男優賞に輝くと予想していたのだから。そもそも作品賞の発表を前倒しに、セレモニーの最後に主演男優賞が発表されたのだから、多くの視聴者は「チャドウィック・ボーズマンへの追悼で、授賞式を締めくくるのだろう」という“ドラマ”を予想していたはず。同時に、予想を覆すどんでん返しこそ、アカデミー賞授賞式の醍醐味であると再確認させられたのも事実だ。史上2人目となる女性監督の栄冠、韓国人俳優初の受賞といった歴史的な瞬間の数々も含め、後世に語り継がれるべき、セレモニーであったことは間違いない。ホント、ビックリした!【第93回アカデミー賞主な受賞結果】作品賞:『ノマドランド』監督賞:クロエ・ジャオ『ノマドランド』主演男優賞:アンソニー・ホプキンス『ファーザー』主演女優賞:フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』助演男優賞:ダニエル・カルーヤ『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』助演女優賞:ユン・ヨジョン『ミナリ』国際長編映画賞:『アナザーラウンド』(デンマーク)脚本賞:『プロミシング・ヤング・ウーマン』脚色賞:『ファーザー』音響賞:『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』編集賞:『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』撮影賞:『Mank/マンク』美術賞:『Mank/マンク』衣装デザイン賞:『マ・レイニーのブラックボトム』メイク・ヘアスタイリング賞:『マ・レイニーのブラックボトム』作曲賞:『ソウルフル・ワールド』歌曲賞:『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』“Fight For You”視覚効果賞:『TENET テネット』長編アニメ映画賞:『ソウルフル・ワールド』長編ドキュメンタリー映画賞:『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』短編実写映画賞:『隔たる世界の2人』短編アニメ映画賞:『愛してると言っておくね』短編ドキュメンタリー賞:『コレット(原題)』(text:Ryo Uchida)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24ファーザー 2021年5月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020アナザーラウンド 2021年9月3日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催され、クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が作品賞をはじめ、監督賞、主演女優賞の最多3部門で栄冠に輝いた。ベネチア国際映画祭での金獅子賞受賞を皮切りに、トロント国際映画祭、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞といったオスカー前哨戦で圧倒的な強さを発揮した本作が、アカデミー賞でも大本命としてのポテンシャルを見せつけた。ジャオ監督は監督賞を受賞し、女性監督として『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー(第82回)以来2人目の快挙を達成した(なお、女性監督の作品がアカデミー賞の作品賞に輝くのも、『ハート・ロッカー』以来2作目となる)。主演女優賞も『ノマドランド』からフランシス・マクドーマンドが受賞。こちらも前哨戦での勢いそのままに、彼女にとって『ファーゴ』(第69回)、『スリー・ビルボード』(第90回)に続く3度目の同賞受賞を果たした。これで主演女優賞の受賞回数としては、通算4度輝いたキャサリン・ヘプバーンに次ぎ、歴代2位を誇ることになる。『ノマドランド』はジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド漂流する高齢労働者たち」を映画化したロードムービー。リーマンショックの影響で、長年住み慣れた家を失った60代の女性・ファーン(マクドーマンド)が、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩く姿を通して、人間にとっての誇りと尊厳、自由に生きる意義を問いかけた。フィクションとドキュメンタリーの境界を巧みに行き来する芸術性に加えて、主人公のたくましい姿に、コロナ禍を生き抜こうと葛藤する現代人が、自らを重ね合わせたのも旋風の大きな要因。まさに“今年の1本”と呼ぶにふさわしい本作が、激動のアカデミー賞を制する結果となった。中国出身の女性監督が手がけた『ノマドランド』が作品賞と監督賞に輝いた第93回のアカデミー賞で、もう1つ歴史的瞬間が刻まれたのが、助演女優賞。『ミナリ』のユン・ヨジョンが、韓国人俳優として初めてアカデミー賞の俳優部門で受賞する快挙を成し遂げたのだ。1980年代、農業での成功を夢見て、アメリカ南部に移住した韓国出身の一家が、理不尽な境遇にも負けず生きる姿を描くヒューマンドラマで、ヨジョンは毒舌で破天荒な祖母スンジャを好演。前哨戦にあたる全米映画俳優組合(SAG)賞、英国アカデミー賞でも助演女優賞を獲得していた。なお、『ミナリ』は大半が韓国語のセリフだが、ブラッド・ピットの映画製作会社「PLAN B」が製作に関わったアメリカ映画となる。例年と異なり、セレモニーの最後に発表されたのが主演男優賞。受賞したのは『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスだった。史上最高齢で2度目の受賞。遺作『マ・レイニーのブラックボトム』で“最期の熱演”を披露し、昨年8月に43歳の若さで亡くなったチャドウィック・ボーズマンさんは受賞を逃した。最後の最後、大方の予想に反する驚きのどんでん返しが待っていた。また、助演男優賞は『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』のダニエル・カルーヤが初受賞している。新型コロナウイルスの影響により、開催が危ぶまれた中、例年の2月開催から4月に延期された今年のアカデミー賞授賞式。劇場閉鎖が長引く現状を考慮し、NetflixやAmazon Prime Videoといったインターネットを通じて配信された作品も、各部門のノミネート資格を得る異例の条件が加えられた。昨年から一転し、俳優賞全部門に非白人の候補が名を連ねた。異例尽くし、そしてニューノーマルともいえる投票の結果、会員たちは『ノマドランド』を筆頭に、時代や人種、性別や障がいの有無といった枠組みを超えて、逆境にもめけず前を向く人々の力強さと多様な生き方を祝福した。繰り返しになるが、その姿にコロナ禍を生きる私たちが大いに共感を覚えることは言うまでもない。【第93回アカデミー賞主な受賞結果】作品賞:『ノマドランド』監督賞:クロエ・ジャオ『ノマドランド』主演男優賞:アンソニー・ホプキンス『ファーザー』主演女優賞:フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』助演男優賞:ダニエル・カルーヤ『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』助演女優賞:ユン・ヨジョン『ミナリ』国際長編映画賞:『アナザー・ラウンド』(デンマーク)脚本賞:『プロミシング・ヤング・ウーマン』脚色賞:『ファーザー』音響賞:『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』編集賞:『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』撮影賞:『Mank/マンク』美術賞:『Mank/マンク』衣装デザイン賞:『マ・レイニーのブラックボトム』メイク・ヘアスタイリング賞:『マ・レイニーのブラックボトム』作曲賞:『ソウルフル・ワールド』歌曲賞:『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』“Fight For You”視覚効果賞:『TENET テネット』長編アニメ映画賞:『ソウルフル・ワールド』長編ドキュメンタリー映画賞:『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』短編実写映画賞:『隔たる世界の2人』短編アニメ映画賞:『愛してると言っておくね』短編ドキュメンタリー賞:『コレット(原題)』取材・文=内田涼『ノマドランド』公開中生中継!第93回アカデミー賞授賞式放送日時:4月26日(月)午前8:30 [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]第93回アカデミー賞授賞式<字幕版>4月26日(月)夜9:00 [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]番組オフィシャルサイト:
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスが、2度目となる主演男優賞に輝いた。世界30か国以上で上演された傑作舞台の映画化。先日12月31日に83歳を迎えたホプキンスが自身と同名、同年齢、そして同じ誕生日の認知症の主人公を演じている。この物語を手掛けたのは、ロンドンのタイムズ紙が「現代において最も心躍る劇作家」であると謳う、フランス人のフロリアン・ゼレール。原作である舞台作品は、フランス演劇界最高位のモリエール賞で脚本賞を受賞し、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界30か国以上で上演。ゼレール自身が長編初監督作としてメガホンをとり、『危険な関係』でアカデミー賞を受賞した脚本家クリストファー・ハンプトンが共同脚本を務める。アンソニーが主演男優賞を受賞するのはハンニバル・レクターを演じた『羊たちの沈黙』(1991年)に続き2度目。アンソニーは自身のinstagramを更新し、「おはようございます。故郷のウェールズにいます。83歳でこのような賞を受賞するとは思ってもみませんでした。アカデミーに感謝します。そして、あまりにも早くこの世を去ってしまったチャドウィック・ボーズマンにこの賞を捧げます。ありがとうございます。予想外でした。光栄で名誉なことと思います」とコメントした。本作は、アンソニーの記憶と現実を追体験する迷宮のような世界観で描かれている。5月14日より全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーザー 2021年5月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、『ノマドランド』のフランシス・マクドーマンドが、3度目となる主演女優賞に輝いた。作品にほれ込み、製作にも関わったマクドーマンドが演じるのは主人公・ファーン。企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失った彼女は、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで、“現代のノマド(遊牧民)”として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った自由な放浪を続ける彼女がたどり着くのは?マクドーマンド自身が自身の生き方や考え方、ファッションなどライフスタイルのすべてを投影し、実在のノマドたちと路上や仕事場で交流をしながら、ファーンというキャラクターを作り上げた。シカゴ映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞、英国アカデミー賞などで主演女優賞に輝いており、アカデミー賞も貫禄の受賞を果たした。マクドーマンドが主演女優賞を受賞するのは『ファーゴ』(第69回)、『スリー・ビルボード』(第90回)に続き3度目。これで同賞に通算4度輝いたキャサリン・ヘプバーンに次ぎ、歴代2位の受賞回数を誇ることに(ちなみに、ジョディ・フォスター、ヒラリー・スワンク、メリル・ストリープらは2度受賞している)。受賞コメント言葉で表現できません。私たちは作品を通して戦っています。そのことを知ってもらいたい。感謝しています。(text:cinemacafe.net)
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、作品賞にクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が輝いた。第77回(2020年)ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を皮切りに、第45回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞、第78回ゴールデングローブ賞で作品賞と監督賞を受賞。第74回英国アカデミー賞でも、作品賞をはじめ最多4部門に輝いていた。オスカー前哨戦で圧倒的な存在感を示した“大本命”が、今年のアカデミー賞でも順当に作品賞を手にし、コロナ禍に揺れた映画賞レースにおいて有終の美を飾った。なお、女性監督の作品がアカデミー賞の作品賞に輝くのは、キャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』(第82回)以来2度目となる。ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド漂流する高齢労働者たち」を映画化したロードムービー。リーマンショックの影響で、長年住み慣れた家を失った60代の女性が“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩く姿を、アメリカ西部の雄大な自然を背景に描いた。誇りを胸に、自由に生きる主人公には、コロナ禍に苦悩する世界中の観客から強い共感が寄せられていた。受賞コメントクロエ・ジャオ監督プロデューサー陣、フランシス・マクドーマンドを代表してご挨拶します。他の候補者の皆さんにもお礼を申し上げます。フォックス・サーチライト・ピクチャーズ、原作者のジェシカ・ブルーダー、そしてノマドの皆さん。多くの人たちのおかげで、この作品が完成しました。皆さんは真実の優しさを示してくれました。プロデューサーも務める主演のフランシス・マクドーマンドぜひ、大きなスクリーンで見てください。仲間を連れて映画館に行き、隣にも観客がいる状況で。ウルフにこの映画を捧げます(オオカミの鳴き声をまねて、雄たけび)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、『ミナリ』のユン・ヨジョンが韓国人俳優として初めて助演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。農業での成功を夢見て1980年代、アメリカ南部に移住した韓国出身の一家が、理不尽な運命に翻弄されながら、たくましく生きる姿を描くファミリー映画。リー・アイザック・チョン監督(『君の名は。』ハリウッド実写版)が手がけた本作で、ヨジョンは毒舌で破天荒な祖母スンジャを好演し、前哨戦にあたる全米映画俳優組合(SAG)賞、英国アカデミー賞で助演女優賞を獲得していた。今年のアカデミー賞助演女優賞には、“無冠の女王”グレン・クローズ(『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』)、過去にそのクローズを打ち破り主演女優賞をもぎ取ったオリヴィア・コールマン(『ファーザー』)ら強豪ライバルが名を連ねていたが、50年以上にわたる輝かしいキャリアを誇る、韓国の国民的俳優が、アカデミー賞の歴史を塗り替えることになった。受賞コメント(プレゼンターを務めた)ブラッド・ピットさん、お会いできてうれしいです。もっと早くお会いできれば。ご存知の通り、わたしは韓国出身です。(いくつかの呼び名があることについて)今夜は、どのように呼んでもいただいても、構いませんよ。いつも、アカデミー賞の授賞式はテレビで見ていました。私にとってはテレビ番組。なので、この場に私が立つのは信じられないです。まずは落ち着きますね…。アカデミー賞会員に感謝申し上げます。そして『ミナリ』のチームにも。私たちは“家族”になりました。何よりもリー・アイザック・チョン監督、彼がいなければ、わたしはここにいません。彼は私たちにとって、まさにキャプテンでした。一緒に候補に挙がった皆さんにも感謝いたします。それぞれでの作品、異なる役柄を演じた5人ですから、本来競争などふさわしくありません。私は少しだけラッキーだっただけ。そして2人の息子にも感謝します。ママが一生懸命に仕事したから、この賞を受賞することができました(笑)。そしてデビュー作(1971年製作『火女』)を手がけたキム・ギヨン監督。天才的な存在であり、今日の受賞を知ってくれれば、きっと誇らしく思ってくれるはず。生きていればですが。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、ディズニー&ピクサー作品『ソウルフル・ワールド』が長編アニメーション映画賞を受賞した。人間が生まれる前の「ソウル(魂)」たちの世界を舞台に、そこに迷い込んだジャズミュージシャンを夢見る音楽教師の主人公と、何事にも興味も示さず、生きる目的を見つけられない22番と呼ばれるソウルが冒険を繰り広げる。昨年の『トイ・ストーリー4』に続き、ディズニー&ピクサー作品が同賞に輝くのは2年連続。ピート・ドクター監督の作品が受賞するのは、『カールじいさんの空飛ぶ家』(第82回)、『インサイド・ヘッド』(第88回)に続き3回目となる。『ソウルフル・ワールド』は当初、劇場公開が予定されていたが、度重なる公開延期を経て、現在はディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて独占配信されている。長編アニメ/ピート・ドクター監督の受賞コメントこの作品は、人生を教えてくれるジャズに対するラブレターです。(スタッフ、キャストの名前を挙げながら)人生の目的を追求したいという私の思いを、支えてくれた。家族もそうです。そして映画の主人公と同じ世界中の音楽教師たちにも感謝を申し上げます。彼らは世界をより良いものにしてくれています。ジャズミュージシャンの模範に従って、これからも美しいものを作っていきましょう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソウルフル・ワールド 2020年12月25日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信©2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、『ノマドランド』のクロエ・ジャオが監督賞を受賞した。同賞に女性監督が輝くのは、『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー(第82回)以来11年ぶり2人目の快挙となる。アジア人女性としての監督賞受賞は史上初。1982年、中国・北京生まれのジャオ監督はニューヨーク大学で映画制作を学び、脚本、監督、プロデューサーを務めた長編デビュー作『Songs My Brothers Taught Me』(原題/2015)が高く評価され、続く長編2 作目『ザ・ライダー』(2017)は、カンヌ国際映画祭監督週間でプレミア上映されたほか、映画賞43ノミネート24受賞という栄誉に輝いた。本作『ノマドランド』では実在のノマドたちの生活に分け入りながら、ドキュメンタリーとフィクションの境界線を超越する、斬新な映画作りで世界中に旋風を巻き起こし、ゴールデングローブ賞監督賞、英国アカデミー賞監督賞、米監督組合賞などに輝いていた。マーベル・スタジオが贈る『アベンジャーズ』シリーズに続く最新ヒーロー超大作『エターナルズ(原題)』にも大抜擢されている。受賞コメントありがとうございます。一緒に候補になったノミニーにも感謝します。そして『ノマドランド』のチームの皆さん、一生に一度の経験をさせてもらい感謝しています。最近、よく考えるんです…。困難なとき、私たちはどう前進すべきなのか。(中国で育った子ども時代、父親と楽しんだ言葉遊びを振り返りながら)人間は生まれつき、良い人たちだと心から信じています。ときにはそうは思えない瞬間もありますが、私はいつでも人間の“善”を信じています。勇気ある人々、人間の善を認めようとする人々にこの賞を捧げたいです。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、『Judas and the black Messiah』(原題)のダニエル・カルーヤが助演男優賞を初受賞した。1960年代後半から70年代にかけて、アメリカ国内で急進的な黒人解放運動を展開した政治組織「ブラックパンサー党」の指導者だったフレッド・ハンプトン暗殺事件を描いた実録ストーリーで、カルーヤはハンプトンを演じた。前哨戦にあたるゴールデングローブ賞に続き、助演男優賞を受賞。なお、『Judas and the black Messiah』(原題)からは、共演したラキース・スタンフィールドも助演男優賞の候補に挙がっていた。受賞コメント神様ありがとうございます。神の導きがあって、ここに来ることができました。すばらしいサポートをしてくれた共演者、スタッフと出会えてうれしく思います。彼らはわたしを信頼し、インスピレーションを与えてくれた。一緒に仕事ができて光栄でした。我々は、フレッド・ハンプトンという人の人生にインスピレーションをもらいました。22歳で亡くなったけど、子どもたちの教育や無料の医療の提供に尽力した人です。ブラックパンサー党の一員であった彼から多くを学びました。「統合」の力を示したと思います。分断ではなく統合を。結束の力を教えてくれたことに感謝しています。これからも努力を続けなければいけない。明日からも仕事です。そして人生を祝うこと、生きていることはすばらしいことなのです。(text:cinemacafe.net)
2021年04月26日第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表作品となった『The Auschwitz Report』の邦題が『アウシュヴィッツ・レポート』として、7月30日(金)より公開決定。アウシュヴィッツ脱走者の報告書が12万人の命を救った実話を描く。1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。遺体の記録係をしているスロバキア人のアルフレートとヴァルターは、日々多くの人々が殺される過酷な収容所の実態を外部に伝えるため脱走を実行した。同じ収容棟の囚人らが何日も寒空の下で立たせられ、執拗な尋問に耐える中、仲間の想いを背負った2人は、なんとか収容所の外に脱走し、ひたすら山林を国境に向けて歩き続けた。奇跡的に救出された2人は赤十字職員にアウシュヴィッツの信じられない実態を告白し、レポートにまとめるが…。アウシュヴィッツ強制収容所を脱走した2人の若いスロバキア系ユダヤ人のレポートによって、12万人のユダヤ人の命が救われた実話である本作は、スロバキア人のペテル・ベブヤクが監督を務め、第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された。脱走する2人のスロバキア人を、デイジー・リドリー主演『オフィーリア 奪われた王国』のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが熱演。2人を救済する赤十字職員には『ハムナプトラ』シリーズのジョン・ハナーが演じた。今回、公開・邦題決定と併せて解禁となった日本版ポスターは、アウシュヴィッツ収容所から脱走する主人公の姿が大きく使用され、「ホロコーストの真実を世界に伝える」というコピーが配される。収容所に残る脱走者の仲間たちの表情とこちらを見つめる視線からは、観るものに何かを訴えかけるようなビジュアルに。また、最下部の「脱走者の報告書<レポート>が12万人の命を救った実話」というコピーで、脱走者の勇気ある行動によって、実際に多くの命が救われたという知られざる真実であることがうかがえる。『アウシュヴィッツ・レポート』は7月30日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アウシュヴィッツ・レポート 2021年7月30日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)D.N.A., s.r.o., Evolution Films, s.r.o., Ostlicht Filmproduktion GmbH, Rozhlas a televizia Slovenska, Ceska televise 2021
2021年04月22日マーベル・スタジオ作品『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の特報映像が公開された。これまでアイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々を魅了する魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー“シャン・チー”が誕生、その物語がいよいよ幕を開ける。主演シャン・チー役には、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンがシャン・チーの父親役で出演。監督には『キャプテン・マーベル』のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・ターム』や、『ブラックパンサー』のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなど、マーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、その作品性が高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務める。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、『アイアンマン』シリーズにも登場していた犯罪組織の名称。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる。公開された映像では、ホテルの駐車係として働きながら暮らしていた主人公シャン・チーが、“ある出来事”をキッカケに世界を脅かす恐ろしい計画に巻き込まれていく様子が描かれている。仮面をつけた謎の敵との息もつかせぬ怒涛のファイトシーンや、スリリングかつスタイリッシュなカーアクションなど、わずかな映像からでもこれまで見たこともないような壮大なアクションや圧倒的な迫力が随所に伝わるものとなっている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年04月20日2021年、『ブラック・ウィドウ』に続き、新たなヒーロー誕生の物語を描く最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に劇場公開。この度、マーベル・スタジオの新たな時代を築くアジア系ヒーローの特報映像が初解禁となった。新たなヒーロー、シャン・チーの物語がいよいよ幕を開ける本作。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、『アイアンマン』シリーズにも登場していた犯罪組織の名称で、本作ではこれまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も明かされることになる。今回解禁された映像では、ホテルの駐車係として働きながら暮らしていた主人公シャン・チーが、“ある出来事”をキッカケに世界を脅かす恐ろしい計画に巻き込まれていく様子が描かれている。仮面をつけた謎の敵との息もつかせぬ怒涛のファイトシーンや、スリリングかつスタイリッシュなカーアクションなど、わずかな映像からでもこれまで見たこともないような壮大なアクションや圧倒的な迫力が随所に伝わってくる。「運命からは逃れられない」と、父親から息子のシャン・チーへと告げられる言葉に謎が深まる。彼を巻き込む恐ろしい計画の全貌とは、一体…?シャン・チー役に大抜擢されたのは、最注目俳優シム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンがシャン・チーの父親役で出演。映像からは、『ラーヤと龍の王国』『フェアウェル』のオークワフィナがスパイスのようなユーモアをもたらすことも分かる。監督は『キャプテン・マーベル』のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・ターム』や、『ブラックパンサー』のマイケル・B・ジョーダン主演『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなど、その作品性が高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務める。およそ2年ぶりの劇場公開作品となる『ブラック・ウィドウ』を皮切りに、いよいよ本格始動したマーベル・スタジオの新ヒーローに注目だ。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス(原題) 2021年9月3日より全国にて公開
2021年04月19日第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『THE MAN WHO SOLD HIS SKIN』(英題)が、邦題『皮膚を売った男』として2021年晩秋より公開が決定した。難民のサムは、大金と自由を手に入れる代わりに現代アートの巨匠からあるオファーを受ける。それは背中にタトゥーを施し彼自身が“アート作品”になることだった。美術館に展示され、世界を自由に行き来できるようになったサムは国境を越え離れ離れになっていた恋人に会いに行くのだが…。本作は、矛盾に満ちた世界の在り様をユーモアを交え描いた怪作。第77回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門でプレミア上映が行われ、主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞。日本でも東京国際映画祭で上映されるや「大傑作」「監督は天才か?」「最大級の驚き」「予想もつかない結末」と評判を呼び、多くの劇場公開を望む声が挙がった。本作の演技が高く評価されたヤヤ・マヘイニほか、『007 スペクター』『オン・ザ・ミルキー・ロード』のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』のケーン・デ・ボーウなど、豪華キャストが脇を固める。監督を務めるのは、過去にも『Beauty and the Dogs』でカンヌ国際映画祭「ある視点」音響賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれたことがある実力派、カウテール・ベン・ハニア。今回解禁された写真には、厳かな空間の中で“アート作品”として大勢の人物に品評される男の姿が写し出されている。監督は「主人公のサムは自分の背中を『アート作品』として売ることで、思いもよらない形で現代美術の世界へ足を踏み入れます。ファウストが悪魔と契約したように、恵まれた人と呪われた人とが契約を交わしたのです。現代美術と難民は全く異なる世界ではありますが、この2つの世界が映画の中で対比することで“自由”について考えさせられるものとなっています」と、メッセージを寄せている。『皮膚を売った男』は晩秋、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:皮膚を売った男 2021年秋、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 – TANIT FILMS – CINETELEFILMS – TWENTY TWENTY VISION – KWASSA FILMS – LAIKA FILM & TELEVISION – METAFORA PRODUCTIONS - FILM I VAST - ISTIQLAL FILMS - A.R.T - VOO & BE TV
2021年04月19日中島健人(Sexy Zone)が出演する番組「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」が4月26日(月)7時半からWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドで放送される。それに先駆け、中島への公式インタビューが公開された。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、例年より約2カ月遅れて開催される世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞授賞式」。さらに例年会場となるアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターに加え、ユニオンステーションとアメリカ以外の会場を加えた複数会場を繋いで、かつてない特別な式典となる。WOWOWは、この受賞式を4月26日(月)8時半より独占生中継・配信する予定だ。そして「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」は開式目前の現地のもようや最新情報をレッドカーペットより生中継される。出演するのは授賞式の生中継と同じく、案内役のジョン・カビラと宇垣美里、スペシャルゲストの中島、スタジオゲストとして行定勲(映画監督)、河北麻友子、さらに町山智浩がリモート参加。今年はどの作品が受賞を果たすのか期待したい。公開された中島のインタビューを読んで当日に備えよう。<中島健人・オフィシャルインタビュー>――今年のノミネーションの中から、主要6部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞)に関して、見通しをお聞きできればと思います。中島:作品賞は『Mank / マンク』が有力だと思います。――それは中島さんの予想ですか? それともイチオシですか?中島:予想であり、イチオシですね。とても面白かったです。候補作品、全部はまだ見られていないのですが、ここまで見た候補作の中で一番でしたね。これは個人的な好みではあるんですが、(『Mank / マンク』は)映画へのリスペクトがものすごくつまった映画なんですよね。いまの映画人たち――映画についてたくさん勉強してこられた方たちがいまのハリウッドを作り上げているわけじゃないですか。その方たちが、必ず一回は勉強したであろう史実が描かれた作品。僕たちが歴史を勉強する面白さと同じで、映画にもこんな時代があったんだな! と知ることができました。『市民ケーン』という、映画史におけるNo.1ともいわれる作品の脚本がこんなふうに書かれたんだという…。全てがノンフィクションではなく、フィクションも交えているんですけど、そこをデヴィッド・フィンチャー監督が面白く描いているなと思いました。――最有力といわれる『ノマドランド』に対する中島さんの評価は?中島:『ノマドランド』も素敵な映画だったと思います。(主演の)フランシス・マクドーマンドさんがすごいなと思ったのは、リアルなノマドの方々(※マクドーマンドとデヴィッド・ストラザーンを除いて、登場人物たちは俳優ではなく実際のノマドの人々)との対話で成り立っていて、自分は聞き手に回りつつ、自身は“フィクション”のノマドなわけですよ。いわばリアルとフィクションの中でお芝居をしているわけですけど、その中にちゃんと感情を生むことができる彼女の技術力はすごいなと思いました。あとは、Amazonで働いている姿なんかは本当にリアルでしたね。映画って華やかなんだ、と思っていたんですが、近年、こういう“裏側”の部分に映画業界自体がフォーカスを置いているところがあると思うんです。すごく繊細な表現をされていて、僕自身は派手な映画が好きなんですけど(笑)、『ノマドランド』のように繊細で日常を深堀したような映画も美しいなと思いました。そこにクロエ・ジャオさんという、いま、ここで流れている1分1秒の風景を切り取るのが本当にうまい監督がいて…。いつのまにか本番が始まっている“河瀨直美監督感”というか。「(目の前に置いてあるペットボトルを手に)あ、これ飲んでいいですか?」というその1秒を映画化しているのが「すごいなぁ…」と思いました。いまの「これ飲んでいいですか?」もセリフ化すると、役者っぽくなっちゃうんだけど、そういう何気ないひと言や、ティッシュを取る動きのような日常の断片みたいなものをカメラで切り取って、音響をつけて…という1秒というものへのこだわりを感じました。――ということは、主演女優賞はフランシス・マクドーマンドを予想しますか?中島:主演女優賞候補の中で僕がいまのところ見ている作品は『ノマドランド』と『マ・レイニーのブラックボトム』(ヴィオラ・デイヴィス)なんですけど…。(マクドーマンドの3度目のオスカー受賞は)ありうる状況なんですが、僕の予想は…ヴィオラ・デイヴィスさん。『マ・レイニーのブラックボトム』でのヴィオラさんの演技は圧巻でしたね。ああいう強情な人って実際にいるなぁって。リアルにいる人を連れてきたような感じでした。そういう意味でも“リアル”を切り取るということがいまの時代の主流なんですね。――監督賞に関しては? 作品賞予想は『Mank / マンク』でしたが、そのまま監督賞もデヴィッド・フィンチャーが獲ると思いますか? それとも…。中島:監督賞はクロエ・ジャオさんだと思います。――主演男優賞は?中島:チャドウィック(・ボーズマン / 『マ・レイニーのブラックボトム』)さんです。――大方の予想でもチャドウィックの受賞は堅いと言われていますが…。中島:やっぱりそうですよね(笑)。そう言われると他の方を挙げたくなるのですが、でもそうなると思いますね。『マ・レイニーのブラックボトム』のチャドウィックさんは、見ていて本当にムカつきますから! それくらいうまい! 命をすり減らして作られたのだと思います。――助演女優賞、助演男優賞の予想は?中島:助演女優賞に関しては、僕は『Mank / マンク』推しでアマンダ(・セイフライド)さんに獲ってほしいです。――助演男優賞の予想は?中島:僕は『シカゴ7裁判』しかまだ見られていないので、サシャ・バロン・コーエンさんの名前を挙げるしかないんですが、素晴らしかったです。ちょっとポップな部分を担っていて、(共演シーンの多かった)ジェレミー・ストロングさんとの相性もすごくよかったですね。存在感があって素晴らしかったです。――コロナ禍での授賞式となりますが、中島さんが期待している部分、楽しみにしている部分はどんなところですか?中島:これまでの歴史の中でもありえなかった授賞式になるわけですよね。ドルビー・シアターとユニオンステーションなどの複数の会場で行われるということもそうですし。つまり、歴史の1ページに残る授賞式になるんですよ。そこで何が巻き起こるのか?受賞された俳優さんたちは何を話すのか?いったいどういうメッセージを伝えるのか?コロナ禍であってもエンタテインメント精神を貫き通して、ドレスを着て華やかさを世界に与えるハリウッド俳優たちはどんな立ち姿を見せてくれるのか? というのが一番の楽しみです。それによって自分たちの元気ややる気、エンタテインメントに対する気持ちとか、世界中の“心”が華やかになっていくんじゃないかと思います。――中島さん自身は2年連続でWOWOWのアカデミー賞授賞式に携わることになりますが、意気込みをお願いします。中島:とにかく感謝ですね。昨年は心から楽しんだだけだったのですが(笑)。ただただミーハーで、何かを「やってやろう!」とかではなく、素直にエンジョイしていたらこういう機会をまたいただけたので、感謝です。それでも楽しむ中で、映画に対するリスペクトを忘れず、僕自身も俳優・役者としての精神をこのお仕事を通じて養っていけたらいいなと思ってますし、自分が日本の映画界を彩るために必要な考え方などをハリウッドから学べたらと思っています。■番組情報「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」4月26日(月)7時半~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」4月26日(月)8時半~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送【出演者】※2番組共通案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里スペシャルゲスト:中島健人(Sexy Zone)スタジオゲスト:行定勲(映画監督)、河北麻友子リモートゲスト:町山智浩(映画評論家)
2021年04月15日インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクトによる日・英・バングラデシュ3カ国共同事業として舞台『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』が6月1日(火)~6日(日)、東京・あうるすぽっとで開催される。インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクトは、障がいの有無や国籍、性別、年齢、経験などを超えて人々が共に享受できる良質な舞台芸術の創造を目指す企画。2019年に英国の演出家ジェニー・シーレイの呼びかけのもと日本、英国、バングラデシュの3カ国の障がいのあるアーティストによってスタートした。『テンペスト』はシェイクスピア最後の戯曲で、まるで嵐のあとの風のような透明感が漂う劇世界を持つ。運命や大自然の驚異、神々の導き、時の流れによる和解など、ロマンチックで超自然的な要素が散りばめられ、人間礼賛、人間肯定といったシェイクスピアのメッセージを読み取ることも可能である。この戯曲の時代設定を現代に置き換えた本作は、新型コロナウイルス感染症の影響に見舞われた世界の様子をも反映しながら大胆な新作として昇華させた。本作は当初2020年5月の作品上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い延期になっていた。しかしオンラインによるワークショップは継続され今回の上演に至る。総合演出を務めるジェニーは英国からオンラインで日本人アーティストに演出を行い、英国、バングラデシュの役者は映像によって出演。このプロジェクトが目指す「表現する側にとっても鑑賞する側にとってもバリアフリーな作品の創造」は新しい表現領域の挑戦とも言える。それに伴うクリエイティブな形での手話や音声描写の導入に注目したい。さらに耳の聞こえない人、聞こえにくい人に向けた字幕の投影、劇場案内時からの手話・筆談等での対応が準備され、目の見えない人や見えにくい人へ向けては上演前に舞台セットなどを説明する音声ガイドと東池袋駅から劇場までの送迎も行われるもようだ。また日本人演出家として選ばれた大橋ひろえは、第7回「読売演劇大賞優秀女優賞」を受賞するなど女優として活躍しているが、本プロジェクトで演出家としてのキャリアを本格化。もうひとりの演出家・岡康史は、静岡を拠点に自信も障がいを持ちながら劇団を主宰し活動している演劇人である。キャストとしてはミュージカル『テニスの王子様』初演時に、主役・越前リョーマ役でデビューした柳浩太郎をはじめ、ワークショップで選ばれた日本人4人、英国人3人、バングラデシュ人ふたりの3カ国の障がいを持つアーティスト、そして新たに聴覚障がいのある母親に育てられたコーダの女優・吉冨さくらが出演。個々の様々な障がいやバックグラウンドを持つ出演者たちが、それぞれに異なる表現方法で観客へ、そしてその先の世界へ真っ直ぐに伝えるべく創造していく本作。ぜひ現場で体感してほしい。関係者からのコメントは以下。<総合演出 / 出演:ジェニー・シーレイ>この作品はすでに荒波の中を旅してきました。もう上演できないだろうと、幾度となく思いました。しかし、あうるすぽっと、ブリティッシュ・カウンシル、グレイアイ・シアター・カンパニーのビジョン、熱意、コミットメントに加えて、国際色豊かな素晴らしい俳優たちの「ネバー・ギブ・アップ」の精神により、ついに上演へと漕ぎ着けました。でき上った作品は元々私たちが思い描いていたものとは別のものとなりましたが、このパンデミックと何もかもが全く新しくとらえ直された世界、そして新たな創造の仕方に真摯に向き合ったからこそできあがったものです。この冒険に参加できることを心から嬉しく思っています。<演出 / 出演:大橋ひろえ>『テンペスト』の演出兼出演、大橋ひろえです。この物語はシェイスクピアの最後の作品です。コロナ禍の中で、新しい感覚の演劇が生まれるだろうと予感がします。これは、英国、バングラデシュ、そして日本の多様性を持つ才能の溢れる俳優たちが文化、人種、言語、障害の違いを織り交ぜながら、どのように作品を作り上げていくのか、今から楽しみです。みなさん、素晴らしいカルチャーショックを受ける『テンペスト』の舞台を覗きに来てください。<出演:柳浩太郎>ジェニーのWSで思ったのは「これはスゲーぞ」と。彼女が考えていることを僕たちの芝居を通してお客様に伝えられれば良い作品になるのではないかと、一緒に頑張りたいと思ってます。例えば人が立っていて風に吹かれるというような芝居をしたとき、ジェニーは、風そのものの強さを表現するだけでなく、身の回りにあったモノの位置が変わったり、風の強さが変わったら人間はどうなるかなど、視野の広い捉え方をしたり、面白いアイディアを提案して来ました。彼女のディレクションが僕自身も今から楽しみです。ぜひ劇場に見に来てください。■公演情報インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクト日・英・バングラデシュ 3 か国共同事業『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』6月1日(火)~6日(日)上演会場:東京・あうるすぽっと<チケット料金(全席指定・税込)>プレビュー(全券種):3,500円、一般:5,000円、U24:2,500円※1、豊島区民割引:4,500 円※2、障害者割引:4,200円※3※1 入場時に学生証・年齢確認証要提示※2 豊島区民割引(在住・在勤・在学)は前売のみ取扱 / 証明書要提示※3 障害者割引は介助者1名まで同額 / 障害者手帳要提示※未就学児のご入場はご遠慮ください※車イスで来場・補助犬同伴の場合は事前にとしまチケットセンターまでチケット一般発売:4月17日(土)10時~
2021年04月14日WOWOWでは、アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞授賞式」を4月26日(月)8:30より独占生中継・配信する。その関連番組として、4月24日(土)に放送予定の『第93回アカデミー賞 直前総予想』では、斎藤工と中島健人の対談が実現。この度、3月下旬に行われた収録中のレポートが到着した。長年WOWOWで映画紹介番組に携わり、近年は監督・プロデューサーとしても活躍する斎藤と、昨年に続きアカデミー賞授賞式のWOWOWでの中継番組にスペシャルゲストとして出演する中島。ふたりは過去にレッドカーペットリポーターを務めた経験があり、斎藤はその経験から「映画少年として憧れていた“THAT’S ハリウッド!”なエンタテインメント作品と自身が表現者として携わる邦画作品の関係性について、(以前は)距離を感じていたけど、同じ映画産業なんだと繋がるようになった。むしろ繋げていくべきだと思うようになった」と自身の内に起きた変化を明かす。中島は、斎藤の言葉に深くうなずき、特に現在、主演を務める配信作品の撮影に入っていることに触れつつ「去年、授賞式に行ってからオスカーの存在が他人事ではなくなった。配信作品への気持ちの入れ方も、“もしかしたらこの1本が世界に届くかもしれない”、その可能性を求めて自分は役者として一歩一歩、歩み始めているんだなと思えるようになった」と語り、「工さんがレッドカーペットに行っている姿を見たら、非常にクールでかっこよくて、完全に僕のロールモデルになっていました。僕も行ったら渋くしようと思ってたけど、無理でした(苦笑)。テンションが上がってしまって、少し子供っぽくなっちゃいました」と振り返った。また、今回のノミネートについて中島は「“史上初”が多い」と言及。斎藤はコロナ禍を受けて「配信作品の位置づけが明らかに去年と変わった」と語り、その影響もあって、日本で授賞式前に事前に鑑賞できる作品が増えたことに「授賞式の楽しみ方が変わった。そこはすごくポジティブなところ」と受け止める。中島が「今回、『ミナリ』も作品賞ノミネートに入っていますが、アジアの流れは今後も続くと思うか?」と斎藤に尋ねると、「数年前まではメキシコの監督たちが連続でオスカーを獲る“ラテンの風”があったけど、それがまさに去年の『パラサイト』以降、“アジアの風”が吹いてきた。明らかにかつての“ラテンの風“が“アジアの風“になっている」とうなずいた。さらに現時点で作品賞最有力との呼び声の高い『ノマドランド』についても語り合うふたり。斎藤は『ノマドランド』について、原作本をAmazonで購入したことを明かし(※同作の主人公はAmazonの工場で季節労働者として働く)、「アメリカの高齢者の労働者の現状と僕らが気軽にタッチパネルで(Amazonからの配送を)お願いするものとの関連を含め、これは海の向こうの遠い話ではないと思った」と語る。中島は、クロエ・ジャオ監督にリモートインタビューをしており、斎藤は興味津々。「Amazonの工場のシーンについても『常にリアルを求めていて、リアルとフィクションの端境を俳優さんに歩ませた』と監督はおっしゃっていました」と中島が明かした。斎藤は『ミナリ』、『ノマドランド』に共通する、主演俳優がプロデューサーを務め、企画段階から携わっている作品の持つ“強度”を指摘し「どの作品も素晴らしいけど『ノマドランド』は前評判を含めて(受賞は)堅いなと現時点で思っている。時代にしっかりとコネクトしている」と自身の予想を口にした。『ノマドランド』受賞を予想する一方で、斎藤が個人的に“イチオシ”と語るのは、アンソニー・ホプキンスが認知症を患う父親を演じた『ファーザー』。「すごくシンプルな作りで比較的地味な作品なんですけど、全部が伏線になっている」と称賛を送る。また、作品賞候補作の中で、中島が「とても面白かった」と語るのは、最多10部門にノミネートされたNetflix配信作品『Mank/マンク』。「本当に楽しい2時間でした。映画に対するリスペクトが込められていて、興奮の1本でした」とイチオシ。さらにトークは今回の授賞式がどのような演出、構成になるのか? という部分にも及んだ。「今回、ノミネーションされているスタッフ、キャストのみなさんは、この1年で蓄積されてきた考えをスピーチで話されると思う。それを聞いたクリエイターの方々が今後どのような作品を作っていくのか?アカデミー賞が『次はこうしていこうか?』と(考えることになる)。変化の時代を目の当たりにしていると思うので、あまりネガティブに考えず、ポジティブに同じスタートラインに立って新しく一緒にアカデミー賞を作っている感じがしています。お互いのアイディア、思考を持ち寄ってボーダレスなエンタテインメント業界になっていけばいいなと思います」と中島。斎藤も「“海の向こうのことだから”、“僕らはいままで通り”じゃなくて、世界中が新しい方向に、希望を探しに舵を切っている気がします。大げさじゃなく、アカデミー賞は映画業界の祭典ではあるけど、世の中がどうなっていくか?ということを示す祭典でもある。また、日本の映像業界では、クオリティ・ファースト、作品至上主義が増えていくというのが、唯一の道筋じゃないかと思う。一部の支持をしてくれる人が楽しむエンタメもあると思うけど、それだけじゃ、ここ(=世界)では戦えないという“危機感”を感じられるいいチャンスになのではないか。クリエイターや若い方にこの祭典を見てもらって、気軽にそこを目指してほしい。オスカーを目指して、そこにたどり着くプランが生まれてくると思うので、そこからが始まり」と熱く説く。最後に中島が「いつか一緒にレッドカーペットを」と斎藤に語ると、斎藤も「夢は見ないと実現しないですからね」と笑顔で応じていた。斎藤と中島の対談の模様は、4月24日放送の「第93回アカデミー賞 直前総予想」でお届け。こちらもあわせて、「第93回アカデミー賞授賞式」をより楽しんでいただきたい。【WOWOW番組情報】■『第93回アカデミー賞 直前総予想』放送日時:4月24日(土) 14:00出演:斎藤工、中島健人(Sexy Zone)、町山智浩ほか■『生中継!第93回アカデミー賞授賞式』放送日時:4月26日(月) 8:30 [WOWOWプライム]<字幕版>4月26日(月) 21:00 [WOWOWプライム]案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里スタジオゲスト:行定勲(映画監督)、河北麻友子リモートゲスト:町山智浩(映画評論家)スペシャルゲスト:中島健人(Sexy Zone)【関連番組】■『中島健人の今、映画について知りたいコト。』#4 アカデミー賞座談会 伝説の名場面を語り尽くす!4月21日(水) 深夜0:00 [WOWOWプライム] ほか■『中島健人と河北麻友子が振り返る 第93回アカデミー賞授賞式』放送日時:5月16日(日) 16:30 [WOWOWプライム]■『放送と配信で観る!アカデミー賞特集2021』放送:4月1日(木)~425日(日) / 配信:4月配信開始予定4月1日から授賞式前日まで、歴代の受賞作全37本放送!第92回アカデミー賞主演女優賞受賞の『ジュディ 虹の彼方に』を独占初放送するほか、WOWOWオンデマンドでも受賞作10本を配信。番組オフィシャルサイト: 映画オフィシャルツイッター: 【関連配信イベント情報】■『アカデミー賞授賞式直前パーティ!』開催日時:4月16日(金) 20:00頃~WOWOW公式YouTubeチャンネル ※約1時間を予定配信URL: 出演者:ビビる大木 [MC]、尾上松也、こがけん、津田健次郎、よしひろまさみち(映画ライター) [ゲスト / 50音順表記]
2021年04月07日『Spencer』(原題)から、ダイアナ妃に扮したクリステン・スチュワートのセカンドルックが公開された。前回公開された画像は顔を斜めに傾け流し目気味なダイアナ妃の姿に、「本当のダイアナ妃の写真かと思った」「思わず2度見した」など2人のそっくりぶりに驚きの声が上がっていた。今回は真正面から撮影した、わずかに笑みを浮かべるクリステン/ダイアナ妃の姿なのだが、2人が似ているかについては、意見が割れている。「そっくり」と言う人もいれば、エマ・ワトソン、エリザベス・バンクス、リース・ウィザースプーン、カミラ夫人などに似ているという人も。共通しているのは「クリステン本人の面影はない」ということ。『Spencer』は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末について描く作品で、撮影は終盤に差しかかっているという。このたび、チャールズ皇太子を演じる俳優は、ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)であることが発表された。そのほか、キャストにはサリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)、ティモシー・スポール(『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役)、ショーン・ハリス(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)ら。(Hiromi Kaku)
2021年03月26日先日「第63回グラミー賞」のベストポップデュオ / グループパフォーマンスにノミネートされ、授賞式で「Dynamite」をパフォーマンスしたばかりのBTSが、2017年からの4年半の間に日本でリリースした作品を網羅したベストアルバム『BTS, THE BEST』を6月16日にリリースすることが決定した。輝かしい成長を見せた2017年から2021年までのBTSの日本での活動を、海外での主要な活動とともに振り返ってみる。2017年5月の日本7thシングル「血、汗、涙」リリース後、6月から行われたツアーでは日本6都市13公演、14万5千人を動員。2017ビルボード ミュージックアワードではTop Social Artist賞を受賞。史上初めて受賞を果たしたK-Popアーティストとしてアメリカで初めて音楽授賞式に参加し、BTSの新たな歴史が開いた瞬間となった。12月には日本で8枚目のシングル「MIC Drop / DNA / Crystal Snow」をリリースし、収録されている日本オリジナル曲「Crystal Snow」はクリスマスキャンペーンイメージソングとしても愛された。2018年には、日本オリジナル曲「Let Go」やTVドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の主題歌「Don’t Leave Me」を含むアルバム『FACE YOURSELF』を送り出した。『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』(2018年5月 / 韓国)では、韓国人アーティストとしてもアジア圏全体としても史上初の快挙となる「ビルボード200」で1位を記録。2018年11月にはワールドツアーの日本公演「BTS WORLD TOUR ’LOVE YOURSELF’~JAPAN EDITION~」を敢行し、デビュー時から“夢”と語っていた東京ドームのステージは映像化もされている。2019年も彼らは躍進し続けた。2019ビルボードミュージックアワードに出演し、Top Duo / Group賞とTop Social Artist賞の2部門を受賞し、ホールジーと共に「Boy With Luv feat. Halsey」をパフォーマンス。2019アメリカンミュージックアワード、第61回グラミー賞にも立て続けに出席。日本では7月にスタジアムツアーを行い、4回公演で21万人を動員。7月にリリースした9枚目のシングル「Lights / Boy With Luv」は、日本レコード協会の2019年7月度「ゴールドディスク認定」でミリオン作品として認定された。シングルでのミリオン認定は、海外男性アーティスト初で、ミリオン認定を受けた男性アーティストのシングルは、11年11ヶ月ぶりの快挙となった。2020年、全世界を新型コロナウイルスの猛威が襲うという未曾有の事態により、予定されていたワールドツアーは延期となる中、BTSが全世界に“皆が大変な時期に活力と希望のメッセージを伝えたい”と送り出した「Dynamite」が全世界で大ヒットし、米ビルボード“HOT100”チャート(9月5日付)では初登場1位を獲得。日本でも3億ストリーミングを突破し、その人気ぶりは世代を超えて広がっていった。昨年日本では、映画『きみの瞳が問いかけている』主題歌「Your eyes tell」やドラマ『らせんの迷宮』主題歌「Stay Gold」を収録したアルバム『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』(2020年7月)をリリース。今月発表された「第35回日本ゴールドディスク大賞」で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)と「ベスト3アルバム」(アジア)など海外アーティスト初8賞を受賞した。今回のベストアルバムには、4月2日公開の『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』主題歌で、メンバーのJUNG KOOKが楽曲制作に参加し、back numberとコラボレーションした日本オリジナル曲「Film out」が初収録される。「Film out」は今でも目に浮かぶあの人、心の中から消えないあの人を想う、美しいメロディとともにリスナーに寄り添う情緒深いバラードとなっている。「Dynamite」はもちろんのこと、2017年からの日本でのシングル楽曲、アルバムの収録楽曲を入れた全23曲が収録される。BTSを愛するすべての方に楽しんでもらえる1枚になっている。また、初回限定盤A/Bにはミュージックビデオ・コレクション全6曲が入るほか、「血、汗、涙 -Japanese ver.-」から「Film out」まで、ミュージックビデオのメイキングを収録。シングル発売時には収録されなかった未公開シーンも初収録される。さらに、新曲「Film out」が4月2日に全世界同時配信されることが明らかとなった。本日、ミュージックビデオのティザーが公開となり、早くも話題となっている。「Film out」MVティザー<商品情報>BTS 新曲「Film out」「Film out」ジャケット2021年4月2日0時 全世界同時配信配信リンク: ベストアルバム『BTS, THE BEST』2021年6月16日 発売予約開始日 2021年3月26日(金)12:00〜(セブンネットは14:00〜予約スタート)■収録内容DISC1 CD:計13曲M1. Film outM2. DNA -Japanese ver.-M3. Best Of Me -Japanese ver.-M4. LightsM5. 血、汗、涙 -Japanese ver.-M6. FAKE LOVE -Japanese ver.-M7. Black Swan -Japanese ver.-M8. Airplane pt.2 -Japanese ver.-M9. Go Go -Japanese ver.-M10. IDOL -Japanese ver.-M11. Dionysus -Japanese ver.-M12. MIC Drop -Japanese ver.--Bonus Track-M13. DynamiteDISC2 CD:計10曲M1. Boy With Luv -Japanese ver.-M2. Stay GoldM3. Let GoM4. Spring Day -Japanese ver.-M5. ON -Japanese ver.-M6. Don’t Leave MeM7. Not Today -Japanese ver.-M8. Make It Right -Japanese ver.-M9. Your eyes tellM10. Crystal SnowDISC3 Blu-ray/DVD:【MUSIC VIDEO】Film out Music VideoStay Gold Music VideoLights Music VideoAirplane pt.2 -Japanese ver.- Music VideoMIC Drop -Japanese ver.- Music Video血、汗、涙 -Japanese ver.- Music Video<MAKING>Making of Jacket PhotosFilm out Making of Music VideoStay Gold Making of Music Video [Additional Edition]Lights Making of Music Video [Additional Edition]Airplane pt.2 -Japanese ver.- Making of Music Video [Additional Edition]MIC Drop -Japanese ver.- Making of Music Video [Additional Edition]血、汗、涙 -Japanese ver.- Making of Music Video [Additional Edition](DVDはDISC3にMUSIC VIDEO, DISC4にMAKINGを収録予定)※初回限定盤A・Bに付属するBlu-rayとDVDの収録内容は同一のものとなります。■仕様 / 販売価格●初回限定盤A【2CD+1Blu-ray】5,500円(税込)●初回限定盤B【2CD+2DVD】5,200円(税込)●初回限定盤C【2CD+フォトブックレット】4,400円(税込)112Pフォトブックレット+ステッカー2枚●通常盤【2CD】2,970円(税込)36P歌詞ブックレット初回プレス分封入特典:クリアフォトカード2枚ランダム封入※2枚は同じメンバーになります。(全14種:『BTS, THE BEST』衣装A絵柄&「血、汗、涙」未公開絵柄)●BTS JAPAN OFFICIAL FANCLUB限定盤【2CD】4,840円(税込)128Pフォトブックレット(A4サイズ)+ステッカー2枚(A4サイズ)※128Pフォトブックレットには、『BTS, THE BEST』写真に加え、「血、汗、涙」~『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』までの未公開写真掲載。更に貴重となるFC限定盤のために行ったメンバー独占インタビュー内容も掲載。初回プレス分封入特典:クリアフォトカード2枚ランダム封入※2枚は同じメンバーになります。(全14種:『BTS, THE BEST』衣装B絵柄&「MIC Drop/DNA/Crystal Snow」未公開絵柄)●UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤【2CD】2,970円(税込)36P歌詞ブックレット初回プレス分封入特典:クリアフォトカード2枚ランダム封入 ※2枚は同じメンバーになります。(全14種:『FACE YOURSELF』未公開絵柄&「FAKE LOVE/Airplane pt.2」未公開絵柄)●セブンネット限定盤【2CD】2,970円(税込)36P歌詞ブックレット初回プレス分封入特典:クリアフォトカード2枚ランダム封入 ※2枚は同じメンバーになります。(全14種:「Lights/Boy With Luv」未公開絵柄&『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』未公開絵柄)※形態毎にジャケットデザインは異なりますが、CDの内容は同一のものとなります。※通常盤、FC限定盤、UMストア限定盤、セブンネット限定盤に封入されます、クリアフォトカード14種の絵柄は形態毎に異なります。※全タイトル共通で『応募抽選券(シリアルナンバー)』が初回生産分に封入されています。(内容は決まり次第、オフィシャルサイトにて発表)■ストア限定セット購入特典下記3店舗では、4形態を同時予約購入されると先着で各ストア限定特典をプレゼントします。※詳細は後日発表・BTS JAPAN OFFICIAL FANCLUB:BTS JAPAN OFFICIAL FANCLUB限定特典あり・UNIVERSAL MUSIC STORE:UNIVERSAL MUSIC STORE限定特典あり・セブンネット:セブンネット限定特典あり①Blu-rayセット:初回限定盤A【2CD+Blu-ray】+初回限定盤C+通常盤+各ストア限定盤(FC限定盤/UMストア限定盤/セブンネット限定盤)②DVDセット:初回限定盤B【2CD+2DVD】+初回限定盤C+通常盤+各ストア限定盤(FC限定盤/UMストア限定盤 / セブンネット限定盤)※上記2パターンの組み合わせのみ、4形態同時予約購入の対象になります。下記店舗では、3形態を同時予約購入されると先着で特典をプレゼントします。※詳細後日発表・タワーレコード:タワーレコード限定特典・HMV:HMV限定特典・TSUTAYA:TSUTAYA限定特典・Amazon:Amazon限定特典 ※商品ページのご案内は、詳細発表後となります。・楽天ブックス:楽天ブックス限定特典・その他一般店①Blu-ray&フォトブックレットセット:初回限定盤A【2CD+1Blu-ray】 +初回限定盤C+通常盤②DVD&フォトブックレットセット:初回限定盤B【2CD+2DVD】+初回限定盤C+通常盤※上記2パターンの組み合わせのみ、3形態同時予約購入の対象になります。※特典は先着で数に限りがあります。※特典は指定の組み合わせでのご購入のみにお付けいたします。その他の組み合わせには特典は付きません。※特典は同時予約購入限定のため、別会計で予約購入された場合特典は付きません。※一部取扱いのない店舗、先着の上限数に達し終了している店舗もございます。詳しくは各CDショップにてご確認ください。■予約販売サイトBTS JAPAN OFFICIAL SHOP: MUSIC STORE:セブンネットショッピング:関連リンクBTS 公式ホームページ ユニバーサルミュージック公式ページ
2021年03月26日