米Microsoftは3月17日(現地時間)、Windows 10に組み込まれる生体認証機能「Windows Hello」を発表した。指紋、顔、虹彩といった身体的特徴で本人確認を行い、安全で素早いアンロックを可能にする。指紋認証は既存の指紋認証リーダーを使用可能。顔や虹彩を用いた認証は、Intelの「RealSense 3Dカメラ(F200) 」をサポートする。RealSense 3Dは奥行きも検出し、顔を立体的に読み取る。写真を示してなりすまそうとしても、その人物と誤認することはない。同社はまた、Windows 10ユーザーがセキュアにサインインする方法をアプリやWebサイトに実装できるプログラミングシステム「Passport」も用意した。PINまたはWindows Helloを使ってWindows 10がデバイスの利用者を確認し、そのユーザーでPassportがアンロックされるとPassportに対応するアプリやWebサイトにインスタントアクセスできるようになる。従来のようにパスワードを外部とやり取りすることなく認証が完了するため、外部のサーバからパスワードが漏洩するというような被害を避けられる。
2015年03月18日米NVIDIAは17日(現地時間)、米国・サンノゼで開催されているGPU Technology Conference 2015(GTC 2015)の基調講演において、デスクトップ向けGPUのフラグシップモデル「GeForce GTX TITAN X」を正式に発表した。米国における価格は999ドル。Maxwell"(開発コード名)アーキテクチャをベースとした新GPUコア「GM200」を搭載。製造プロセスは28nm。トランジスタ数は80億個、CUDAコア数は3072基で、2014年9月に発表したGeForce GTX 980の2048基と比べて、CUDAコア数が大きく増加している。また、メモリは384bitのGDDR5で、メモリ速度は7Gbps(データレート)、容量は12GBを搭載し、単精度浮動小数点演算性能は7TFLOPS。このほか、主な仕様はベースクロックが1,000MHz、ブーストクロックが1,075MHz、メモリが384bit接続のGDDR5 12GB、メモリスピードは7Gbps、TDPは250W、補助電源は8ピン×1、6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3。既存モデルとの比較は以下の通り。なお、マイナビニュースでは大原雄介氏による「GeForce GTX TITAN Z」のレビューも合わせて掲載しているので、ご参照いただきたい。
2015年03月18日米Wall Street Journalオンライン版が3月16日(現地時間)に関係者の話として報じたところによれば、米Appleは現在オンラインでのTVサービス提供を計画中だという。今秋サービス提供に向けていくつかのTVネットワーク会社との交渉を進めており、主要チャンネルを含め25局程度を含む配信サービスになる見込みだ。現在Appleの新サービスで提供されるTV局のラインナップはABC、CBS、Foxなどで、Apple TVといったApple製デバイスを通じて視聴が可能になるという。ただしCATVや衛星で提供されるフルサービスとは異なり、いくぶんかプログラムそのものが"スリム化"したものになるようだ。一方で3大TVネットワークの1つであるNBC擁するNBCUniversalは今回のサービスに参加していない。その理由として、昨年2014年時点でTVのストリーミング配信サービス提供をAppleとともに目指していたNBC親会社のComcastが交渉が暗礁に乗り上げたことが背景にあるという。当時、豊富なコンテンツを持つComcastとUIやユーザーのリテンションが高いAppleのそれぞれの強みを活かすことが念頭にあったとみられるが、Comcast側が自社の提供するX1というWebベースのSTBサービスに固執したこともあり、Apple側が交渉を降りたという見方だ。ただ主要ネットワークなしにAppleが新サービスを立ち上げるのは難しいのではないかという業界幹部の声もある。具体的な内容は不明だが、おそらくは有料サブスクリプション型のサービスになると考えられる。現在TVネットワーク各社は視聴者のCATVや衛星TVサービス離れを受けて配信収入減少に悩まされており、Apple向けのコンテンツ提供が新たな収益源になると考えている可能性が高いからだ。一方で前述のように「フル放送」とは異なる形態が提示されており、サービスそのものは25チャンネル選択が可能であっても月額10~20ドル程度の安価なもので、今秋のiPhone新製品とiTunesのアップデートに合わせて目玉サービスの1つとして紹介されるのではないだろうか。WSJによれば、先日の発表会で提供が発表されたHBOのストリーミングサービス「HBO Now」は、この"メインディッシュ"の"アペタイザー"的なものであるとの関係者の声を紹介している。
2015年03月17日米Googleはこのほど、開発者向けのプロジェクトホスティングサービス「Google Code」を終了することを発表した。サービス停止の理由の1つとして、Google Codeが登場して以降、GitHubやBitbucketといった新たなホスティングサービスが成長しており、開発者がGoogle Codeから離れていったことが挙げられている。今回、Googleも自身の1000近くのオープンソース・プロジェクトをGitHubに移行したという。また、開発者が離れるとともに、残ったプロジェクトにおいてスパムや悪用が増えていることも、サービス停止の要因となったようだ。Google Codeでは、3月12日時点で、新しいプロジェクトを作成できなくなっており、8月24日以降、読み取り専用になるという。最終的に、2016年1月25日をもって、サービスが停止される。Googleは、Google Codeに登録しているプロジェクトについて、ツール「Export to GitHub」を使ってGitHubに移行することを推奨している。
2015年03月17日米Microsoftは16日、ビジネス向けコミュニケーションシステム「Lync」の次期バージョン「Skype for business」のテクニカルプレビューを、現行Lyncユーザー向けに公開した。Lyncの機能を拡大し、セキュリティや連絡先の検索機能を強化した。新たにOffice上に組み込まれ、インスタントメッセージやビデオ通話、グループチャットなどがOffice上のメニューから実行できるようになる。Lync 2013用の多くのソフトウェアやハードウェアは、Skype for businessと互換する。新クライアントやサーバ、オンラインサービスの一般向け提供は、2015年4月を予定する。
2015年03月17日米Microsoftは16日(現地時間)、Windowsデスクトップ版「Office 2016」の開発者向けプレビューを公開した。数カ月の間プライベートプレビューとしてきた「Office 2016」を、法人向けOffice 365ユーザーのIT関連の技術者や開発者らに公開。初期ビルドでは全ての機能が含まれておらず、今後アップデートを介して新機能が追加されていく。「Office 2016」開発者向けプレビューでは、ExchangeやOutlook、OneDrive for Business、SharePointなどに搭載してきたデータ損失防止機能(Data Loss Protection:DLP)を、WordやExcel、PowerPointに搭載した。Outlookでは、ExchangeとOutlookの接続でMAPI-HTTPプロトコルによる転送方式をサポート。また、Outlookクライアントでの多要素認証の導入や、メール配信パフォーマンスの改善などがなされた。ほか、Officeをクイック実行(Click-to-Run)も改善されている。一方、マクロやアドインなどへの変更は行っていないという。
2015年03月17日米Microsoftは3月16日(現地時間)、同社のブログで、Windows 10において2つのアプローチの採用により、必要とするディスク容量を大幅に削減することを明らかにした。具体的には、システムファイルの圧縮機能を改善し、リカバリイメージをPCのHDDに保存することをやめることで、ディスク容量の削減を実現する。同社によると、新たな圧縮機能によって、現在のテクニカルプレビューの32ビット版では約1.5GB、64ビット版では約2.6GB増えるという。この機能は、スマートフォン向けのWindows 10にも採用される。また、現行のWindowsでは、再インストールを行う際などに必要なリカバリイメージをPCにプリインストールされている。その容量は、PCのメーカーやモデルによって異なるが、4GBから12GBに及ぶという。この2つのアプローチにより、64ビット版Windows 10では、6.6GBのストレージが自由に使えるようになる。
2015年03月17日米Microsoftは3月16日(現地時間)、開発中のデスクトップ向けOffice「Office 2016」のプレビュー版を、法人向けOffice 365のユーザーのうち、ITプロフェッショナルや開発者を対象に公開した。プレビュー版は、「Microsoft Connect」のサイトからダウンロードすることができる。プレビュー版には、正式版のすべての機能が含まれているわけではなく、今後、毎月アップデートを行って、新機能を公開していくという。今回公開されたプレビュー版では、Word、ExcelおよびPowerPointに「Data Loss Protection(DLP:データ損失防止)」機能が追加されているほか、OutlookでMAPI-HTTPプロトコルをサポートし、検索機能が強化されている。あわせて、 Microsoft Lyncの次期バージョンとなる、企業向けコミュニケーションツール「Skype for Business」のテクニカルプレビューも公開された。新しいクライアント、サーバ、オンラインサービスは今年4月に利用可能になる。Skype for Businessは、Microsoft Officeに統合されるため、ExcelやWordといったOfficeソフトから、インスタント メッセージング・音声通話・ビデオ会議といった機能が利用できるようになる。Skype for Businessのテクニカルプレビューは、3月16日から4月30日まで、TecnNet Evaluation Centerからダウンロードすることができる。
2015年03月17日NECと同社の子会社であるインフォセックは3月16日、サイバー攻撃情報サービス会社の米Norse Corporation(以下、Norse)と提携し、サイバー・セキュリティ事業における重要な情報(サイバー・インテリジェンス)を強化すると発表した。NECは、情報とスピードを重視し先読みして対策を打つ「プロアクティブサイバーセキュリティ」の実現に向けて、攻撃者からの攻撃を先読みするサイバー・インテリジェンスの強化を進めているという。今回、Norseが独自に世界中に配置した数百万のセンサーからの情報を分析しリアルタイムに提供されるサイバー攻撃情報を、NECの収集情報に組み入れる。これにより、世界の幅広い攻撃者の行動パターンを分析し攻撃プロセスなどをいち早く検知する情報を提供する。インフォセックはNorseと全世界対象の1次代理店契約を締結し、まず、国内及びASEAN各国にNorseのサービスを3月16日から販売する。
2015年03月17日○買収によりBelden傘下となったTripwire米Tripwireは、96カ国で9.000社以上もの顧客を抱えるサイバーセキュリティのリーディング企業だ。従業員は世界各国で450名以上、2014年度の売り上げは前年比20%増となる1億6000万ドルに達している。そして1月5日にこのTripwireを、大手通信ケーブルメーカーとして知られる米Beldenが買収。TripwireはBelden傘下の企業として、新たなスタートを切った。米Tripwire マーケティング担当バイスプレジデントのエリザベス・アイルランド氏は「金融機関などだけでなく、近年は放送業界や産業用制御システムといったBeldenのビジネス領域においても、サイバーセキュリティのニーズは高まっています。そこでBeldenの製品群と、弊社が持つサイバーセキュリティのプラットフォームを統合化することにより、双方の強みを活かしたソリューション提供が実現可能になります」と、買収の背景について語る。さらに「買収という形式ではありますが、経営幹部や従業員はもちろん、実際の業務内容からブランドまでTripwireとして従来の体制をそのまま継続しています。それどころか、Beldenが研究開発への積極的な投資を行うことにより、買収以前の計画を前倒しで進められるようになりました。これは弊社にとっても非常に嬉しい出来事です」と、Tripwireにとっても今回の買収が大きなメリットであることを強調した。○迅速かつ多面的な検知・防衛が求められるサイバーセキュリティ市場は、ここ1年半ほどで大きく変わってきたという。従来、大半の企業では多くの時間と費用をかけて"予防"に注力してきた。しかし現在は、攻撃を受けているか否かをいち早く見極め、もし攻撃を受けていた場合は迅速に影響範囲を割り出すなど、"検知のギャップを埋める"ことが求められている。「攻撃を受けていたことが発覚するまで、平均200日以上かかっているという調査結果もあります。これは前年と比べると短縮されていますが、これだけの期間があれば、悪意ある第三者は企業の重要な情報を発見して盗み出し、そこからさらなる犯罪を犯すことが十分に可能です。そこで、価値ある情報が企業から流出していないかをいち早く見極める手段が必要になってきます」と、アイルランド氏は注意を呼びかける。また、企業の重要な情報へアクセスする手口が巧妙化してきているのも近年の特徴といえる。たとえば2013年末には、小売大手の米Targetで最大7000万人分もの個人情報漏えい事件が発生したが、その際に犯人はまずヒーターやエアコンの制御システムへと侵入。そこから盗み出したパスワードでエンタープライズのネットワークに侵入し、クレジットカードのデータを盗み出したのである。「悪意ある第三者は、IPアドレスが付与されている機器すべてに侵入できると捉えられます」と語るアイルランド氏。ネットワークへ接続できるデバイスは、今後さらに増加してくる。Cisco IBSG(Internet Business Solutions Group)は、2020年にインターネットへ接続可能な機器が500億台に達すると予測。米金融機関グループのMorgan StanleyではCiscoのデータに基づき、さらに高い750億デバイスという数値を予想している。このような背景から、現在のサイバーセキュリティには多面的に検知・防衛する機能が求められるのである。○Tripwire製品で迅速かつ正確にリスクを見極めるこうした現代企業のニーズに応えるべく、米Tripwireが提供しているソリューションセットが「Adaptive Threat Protection」だ。これは、脅威/脆弱性/エンドポイント/ログ&イベントなどに関して、サードパーティを含む各種インテリジェンスを統合したもの。脅威分析やゼロデイ検知、フォレンジックス、脅威への対応を含めて、企業は迅速かつ正確にリスクを見極められるようになるという。インテリジェンスプロバイダやベンダー各社と連携した「Threat Intelligence Integration」の存在も、脅威を迅速に検知する上で重要な存在となっている。このThreat Intelligence Integrationには、米Ciscoや米Checkpointなど大手企業をはじめ数多くの企業が参画。APIをオープン化することで、各社とTripwireの製品を統合化できるのである。たとえば、ある企業でシステムに何らかの変更が加えられた場合、インテリジェンスプロバイダやベンダーを通じて既知のマルウェアなのか、未知の脅威なのかといった検証結果がTripwireに送られてくるため、迅速な対応が行えるわけだ。○日本市場では100%チャネル制で販売を実施日本市場における販売戦略については、トリップワイヤ・ジャパン 代表取締役社長の杉山富治郎氏が「米国では80%が直接販売ですが、日本では100%チャネル制で販売を行っていきます。日本の場合、企業がセキュリティ関連のプロジェクトをベンダーへ発注する際、1社の製品のみで構成されることはあまりありません。そうした意味で、さまざまなインテリジェンスプロバイダと連携した弊社の製品は大きな強みとなります。今後はセキュリティプロジェクトなどに対するアンテナを常に広げていきたいですね」と語ってくれた。最後に「皆さんもご存じの通り、サイバーセキュリティは極めて難しい分野ですが、弊社ではこの市場で長年培ってきた技術やノウハウを基に、お客様のニーズにベストマッチするソリューションをご提供することができます。セキュリティに関する課題がありましたら、ぜひお問い合わせください」と、日本の企業へメッセージを送るアイルランド氏。近い将来、日本においてもさまざまな分野でTripwireの名前が聞かれるようになりそうだ。
2015年03月17日●Cortanaの特徴米Microsoftは、同社がWindows Phone 8.1以降ならびに、今年後半での提供が見込まれるWindows 10で採用したパーソナルアシスタント機能「Cortana」について、AndroidとiOSの両プラットフォームにも技術を提供していく計画だという。スマートデバイス市場では出遅れが目立つMicrosoftだが、プラットフォーム中立による拡大政策はどこまで功を奏すのだろうか。同件はReutersが3月13日(米国時間)に報じている。Microsoft ResearchのAI (人工知能)研究プロジェクトである「Einstein Project」の一環として誕生した「Cortana」だが、その本質は単なる音声認識による応答だけではなく、ユーザー個々人の属性や嗜好に応じてその時その時で最適なアドバイスや情報提供を行う、"パーソナライズ"されたアシスタント機能にある。その名前が人気ゲーム「Halo」の人工知能アシスタントから取られていることからもわかるように、個々人に最適なアシスタントを目指している。それゆえ、利用開始にあたってはある程度のカスタマイズが必要で、さらにより正確な検索結果を導くにあたってユーザー行動記録による情報蓄積が重要になる。同様のサービスに「Google Now」があるが、これもGmailやGoogle Calendar、検索履歴、スマートフォンでの日々の行動情報収集を繰り返すごとに、これからの行き先や行動に必要な情報がカード形式で整理されて一覧表示され、さらにGoogle Mapsでは関連店舗や行き先がハイライト表示されるなど、より賢くなっていく。Cortanaは、その初見のデモストレーションやイメージからAppleの「Siri」を彷彿とさせるが、実際の中身はどちらかといえばGoogle Nowを目指している。●Microsoftは何を狙うのか近年のMicrosoftはOfficeアプリをAndroidやiOSといったWindows以外のプラットフォームにも積極展開しており、むしろアプリケーションやサービスに関してはプラットフォーム中立の性格が強くなっている。これは特にコンシューマ市場における利益の源泉がOSのライセンス収入よりも、むしろアプリケーション提供やサービス提供による収入モデルへと移行しつつあることを反映したものだ。Cortana、つまり(検索技術のベースになっている) Bingの利用機会を少しでも増やすことがMicrosoftの長期的な戦略成功へとつながる。一方でGoogle Nowで実現されているようなカスタマイズに必要な情報収集がCortanaで行われているとはいえず、これは今後Windows 10への同機能の標準搭載が行われてもそれほど変わらないだろう。Cortanaの利用機会を増やすことは、こうした変化しつつあるMicrosoftの収益モデルを後押しする効果があると考えられる。対抗となるGoogle側では、こうしたMicrosoftの動きを歓迎しているようだ。Marketing Land主催のDanny Sullivan氏が現在米テキサス州オースチンで開催されているSXSWの自身がモデレータを務めるセッションにおいて、Google Now製品担当ディレクターのAparna Chennapragada氏に尋ねたところ、「月並みな言葉だが非常に素晴らしいことで、これから登場する技術の礎となる」とReutersの報道を受けての感想をコメントしている。GoogleとしてはMicrosoftの方向性は歓迎しているが、Google NowそのものはWindows Phoneに対して提供する計画はないとも説明しており、現状で世界シェアの3%に満たないといわれるWindows Phoneの立場の難しさも同時に示唆している。
2015年03月16日スタジオジブリのアニメーション映画『思い出のマーニー』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが12日、都内で行われ、米林宏昌監督とCMに出演したフィギュアスケート選手の高橋大輔が出席した。イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる同名の児童文学を原作とした本作は、ぜんそくの療養のため海辺の村に訪れた主人公・杏奈が、金髪の少女・マーニーとの出会いを通じて、不思議な出来事に次々と遭遇する物語が描かれている。3月13日よりオンエアがスタートしたCMでは、高橋が映画の主題歌「Fine On The Outside」に合わせてスケートリンクで演技し、「変わろうと願う人だけが変わろことができる」というコンセプトのもと、オリジナル振付を披露している。CMの上映後には、米林監督と高橋によるトークショーが行われた。高橋は『思い出のマーニー』について「そっと寄り添ってくれるような作品。僕は根がネガティブな方で、小さい頃は団体生活がすごく苦手でした。学校に行くのもすごく辛くて、気持ち的に弱い子だった」と前置きしながら「自信を持てるようになったのはスケートがあったからで、スケートと人が支えてくれた。杏奈の『人間には、内の人間と外の人間がいる』という台詞には共感が持てました」と自身の幼少期と杏奈を照らし合わせながら、感慨深げに語っていた。米林監督は「最初は、こんなに暗い子を主人公にして大丈夫なのだろうかと思いましたが、世の中にもそういう子はいると思い、勇気を与えたいと思って作りました」と想いを吐露。また、苦労して描いた水の動きを宮﨑駿監督が褒めていたことを人づてに聞き、喜びをあらわにしていた。そして「この作品は物語が難しいので、繰り返し見ていただくことで、物語の中に潜む伏線や繋がりに気づいていただけるんじゃないかと思います」とパッケージならではの鑑賞方法を紹介した。本作の宣伝の柱となった「変わろうとした人だけが変われると僕は思っているんです」というコピーは、米林監督のインタビュー発言から生まれた言葉。米林監督は「杏奈はマーニーがいたから変われたのは事実ですが、それは杏奈が変わりたいと思っていたからです。人は受け身では変わることができない。僕もそういったスタンスで作りたいと思っていたので、この言葉が生まれたのだと思います」と述懐した。そうした米林監督の想いを氷上で表現するべく臨んだ高橋は「(リンク内の)プロジェクターで投影された映像に収まるように滑るため、距離感を掴むのに苦労しました」と普段とは異なる演技の苦労を語りながらも「曲は入りやすかったので、滑っている最中はすごく楽しかった。自分で言うのは恥ずかしいんですが、リンク上が寒く、自分の吐く白い息が演出のように見えました」と出来栄えにも納得。また、振付については「今回は、小さいリンク用に振付しましたが、いつかは大きいリンクで踊るようアレンジしたいと思います」と意欲を見せていた。今後についての話が及んだところで、米林監督から「実は昨年末で会社を辞めていて、もうジブリの人間ではありません」という爆弾発言が飛び出し、ざわつく報道陣を前に「今は西村プロデューサーとどうしようかと話をしています。また作品を作っていきたいという気持ちあります」と言及。高橋もあまりの衝撃に呆然とした様子だったが「素敵な作品がまた作られることを楽しみにしています」と想いを伝え、米林監督は「まだ何とも言えませんが」と前置きをした上で「『思い出のマーニー』とは正反対の快活に動くファンタジー作品をやってみたい」と今後の展望を明かしていた。最後に米林監督は「僕が言うのもおこがましいですが、『思い出のマーニー』は共感できる人、そうではない人、いろいろな気持ちを持った人たちが受け入れることができる作品です。一息ついた時に見てもらえたら楽しめるのではないかと思います」と本作に込めた想いを改めて伝える。そして高橋は「杏奈は、最初自分が嫌いと言っていますが、そんな女の子が周囲や自然の力を借りて変わっていく物語。それは、小さいけれど杏奈にとっては大きな一歩なんです。一歩を踏み出す後押しになれたらうれしいです」と本作をアピールしていた。『思い出のマーニー』Blu-ray&DVDは、3月18日に発売予定。
2015年03月13日米AppleがiOS 8.3のパブリックベータ版を「Apple Beta Software Program」の一部の登録者に対して配布したと、9to5macなど米メディアが現地12日に報じた。これまで同社ではOS Xのパブリックベータ版の提供を行ったことはあるものの、iOSでは初となる。「Apple Beta Software Program」は一部のユーザーに対して、プレリリース版のソフト、アプリ、サービスを試用してもらい、正式リリース版の品質向上を目指してフィードバックを収集する取り組みのこと。同プログラムへの参加者に配布されるのはプレリリース版となるため、不具合が発生する可能性がある。また、プレリリース版は機密情報に該当し、スクリーンショットの公開やプレリリース版の情報をSNS等での公開、同プログラム参加者以外にプレリリース版の画面を見せたり、内容を話したりすることは禁止される。禁止事項が多い一方で、同プログラムへの参加者は、先行して無料で新サービスに触れられるのがメリットだ。ただし、今回配布されたiOS 8.3では、新しい絵文字キーボードの追加、Siriの対応国の拡大、安定性やパフォーマンスの向上、バグフィックスとされ、新機能を目当てにするユーザーにとってはメリットは大きくはなさそうだ。なお、同プログラムに参加するには、「Apple Beta Software Program」でApple IDを登録する必要がある。
2015年03月13日スタジオジブリの長編アニメ『思い出のマーニー』の米林宏昌監督が3月12日(木)、都内で行われた同作のブルーレイ&DVD発売PRイベントに出席し、「実は昨年末に会社を辞めて、もうジブリの人間じゃない」と発表。監督業は継続する意向だと言う。今後の予定を問われた米林監督は、退社した事実を明かし「また作品を作っていきたい。いろいろアイデアはあるが、希望としては『思い出のマーニー』とは真逆の快活な動きのあるファンタジーに挑戦したい」と抱負を語った。イベントにはブルーレイ&DVDのテレビCMに出演するフィギュアスケーターの高橋大輔が同席した。「自らを変えたい」と勇気をふり絞り、現実と向き合うヒロインを描く本作。そんな「一歩を踏み出す勇気」を表現できる人物として、昨秋に現役の競技選手から引退し、新たな一歩を踏み出した高橋さんに白羽の矢が立った。プロジェクションで映像を投影した氷上で美しい滑りを披露しており、「いかに作品を邪魔しないか意識した。カッコ良く撮ってくださって嬉しい」と満面の笑み。深夜に行われたと言う撮影には、米林監督も立ちあい「作品には崩せない世界観があるが、高橋さんの持つ雰囲気やこれまでの歩みが、作品と響きあっている。美しい滑りに感謝しています」と話していた。CMでは、映画の主題歌「Fine On The Outside」(作詞・作曲・歌:プリシラ・アーン)に合わせ、振付師・宮本賢二によるオリジナル振付での演技を披露。3分にも及ぶ映像は、スペシャル動画として公式サイトにて3月12日(木)より公開。15秒のTVスポットは3月13日(金)から放送される。イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソン(1910―1988)による同名児童文学を原作に、札幌から療養のために釧路の親せきに預けられた少女・杏奈と、海辺に佇む“湿っ地屋敷”に暮らす金髪の少女・マーニーがひと夏を過ごし、ある秘密を分かち合う姿を描く。<『思い出のマーニー』ブルーレイ&DVD/リリース情報>■発売日:3月18日(水)■価格:ブルーレイ 6,800円+税DVD(2枚組み)4,700円+税■発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(C) 2014 GNDHDDTK(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日米Googleは3月11日(現地時間)、マルチタッチ対応の高解像度ディスプレイを備えたChromebook「Pixel」の新製品を発表した。初代からの変更点は、CPU、電源ポートとUSBポート、Webカムなど。高速になったCPUは、下位モデルがIntel Core i5 (2.2GHz)、LS(Ludicrous Speed)バージョンと呼ばれる上位モデルがCore i7 (2.4GHz)。USBポートはUSB Type-C×2とUSB 3.0×2になった。USB Type-Cポートはデータ転送のほか、充電(15分の充電で最大2時間分の高速充電対応)、HD動画出力もサポートする。Webカムはカメラが広角レンズになった。内蔵バッテリーの容量は不明だが、バッテリー動作時間が初代の最大5時間から最大12時間に伸びている。その他の主なスペックは以下の通り。ディスプレイ: 2560×1700 (239ppi)、アスペクト比3:2、マルチタッチ対応メモリ: 8GB(下位モデル)、16GB(LSバージョン)ストレージ: 32GB(下位モデル)、64GB(LSバージョン)カメラ: 720p HD無線: Wi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0その他: SDカードスロット、ヘッドホン/マイク・ポート本体サイズ: 297.7×224.55×15.3ミリ、重量1.5キロ筐体には陽極酸化処理したアルミニウムを採用した。トラックパッドはガラスでカバーされており、スムースにスクロールやマルチタッチ操作を行える。価格は下位モデルが999ドル。LSバージョンが1299ドル。GoogleはこれまでGoogle Playストアの端末セクションでハードウエア製品(スマートフォン、タブレット、Chromebook、Chromecast、Nexus Player、スマートウォッチ、アクセサリ)を販売していたが、新たに「Google Store」としてハードウエア製品を扱う専門ストアを設けた。Chromebook PixelもGoogle Storeで販売されている。なお、Google Storeが新設されたことで、Google Playストアはアプリ、映画・テレビ、音楽、書籍、雑誌などを扱うコンテンツストアになった。
2015年03月12日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の3月9日、米ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社のエア・リース・コーポレーション(ALC)がA330-900neoを25機とA321LRを30機、合計55機を正式発注したことを発表した。A321LRはA320neoファミリーの派生機で、A321neoの最大離陸重量を97tに増加させたタイプ。ALCは2014年のファーンボロ航空ショーにて、ローンチされた新型エンジンを搭載する広胴型機A330neoファミリーに対して最初に発注意向を表明しており、A321LRのローンチカスタマーでもある。A321LRの発注覚書は2015年1月に締結され、2014年にA321neoを60機発注し、A321neoに対する合計発注数は90機に増加した。今回確定発注した30機のA321neoと25機のA330neoを合わせると、ALCのエアバス機に対する合計発注数は258機になる(A320ceoが53機、A320neoファミリーが140機、A330ファミリーが15機、A350 XWBファミリーが25機、A330neoファミリーが25機)。A321neoの最大離陸重量を97tに増加させた派生機であるA321LRは、航続距離が4,000海里(7,408km)に延長される。これは単通路型機の中で最長の航続距離で、大西洋横断路線での運航に最適な機体となる。これにより、航空会社は従来の単通路型機では実現できなかった新たな長距離路線市場開拓も可能。快適な2クラス制の客室に206席を装備する。初号機の引き渡しは2019年に開始される予定。A330-800neoとA330-900neoは、エアバスのワイドボディ機ファミリーの新型派生機。2014年7月にローンチされ、初号機の引き渡しは2017年第4四半期(10月~12月)の予定。ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000エンジンを装備する。また、空力性能を強化して客室装備も改良する。A330neoは、A330ファミリーの経済性と柔軟性、高い信頼性を受け継ぎ、座席あたりの燃費を14%削減する。中距離用ワイドボディ機市場において最もコスト効率の優れた航空機となる。大幅な燃費削減のほか、最大400海里(740.8km)航続距離が延長され、他のエアバス機ファミリーとの運航共通性を保持する。
2015年03月10日米Appleは現地9日、医療・健康分野の研究用に設計されたオープンソースソフトウェアフレームワーク「ResearchKit」を発表し、医療分野へ進出することを表明した。同フレームワークの活用により、医師や科学者はiPhoneアプリを活用して、様々な疾患のデータを患者から正確に収集し、研究に役立てることができる。ResearchKitでは、ユーザーが許可すれば、サードパーティのデバイスやアプリで測定された体重、血圧、血糖値、ぜんそく用吸入愚の使用といったデータをヘルスケアアプリから収集することが可能になる。また、データ収集という側面にとどまらず、様々な人口構成の患者にアクセスでき、大規模な研究への参加者も募りやすくなること、さらに研究のフローも変えるメリットがあるとしている。研究参加者はアプリからタスクの実行や調査結果の提出ができ、研究者は従来の書類の作業にかける時間を削減し、データの分析に集中できるようになる。同社によると、すでに複数の研究機関でResearchKitを使用したぜんそく、乳がん、心臓血管疾患、糖尿病、パーキンソン病の研究用アプリが開発されているという。具体例として、Appleはいくつかのアプリを挙げている。Mount SinaiのIcahn School of MedicineとLifeMap Solutionsが共同開発した「Asthma Health」アプリは、ぜんそく患者向けの教育と自身のモニタリングを促進する。研究を進めることで、症状悪化につながる潜在的な要因を個別に特定して症状パターンを追跡し、研究者が新しい方法で一人ひとりに合ったぜんそく治療法を発見することを目指す。Sage BionetworksとUniversity of Rochesterが共同開発した「Parkinson mPower」アプリでは、パーキンソン病患者がiPhoneの内蔵センサーを使用して活動を記録することで、症状を記録する。記憶ゲーム、フィンガータッピング、発声、歩行などが記録され、iPhoneで収集した活動の内容や調査のデータを他の患者から収集したデータと組み合わせ、パーキンソン病研究に役立てる。ResearchKitは、4月にリリース予定。ResearchKitアプリは米国で提供され、今後他の国でも利用可能になる予定。ResearchKitアプリはiPhone 5/5s/6/6 Plusと最新のiPod touchが対応する。
2015年03月10日米テラデータは2月11日(現地時間)、企業がビッグデータを活用しビジネス上の課題解決を実現する、Teradata Aster AppCenterとビッグデータ・アプリを発表した。新アプリは、顧客獲得およびリテンション、金融詐欺、購入経路、マーケティング最適化など、ビッグデータ分析による解決が必要な課題に取り組む全てのビジネスユーザーを支援するように設計し、個人向け金融、エンターテインメントおよびゲーム、ヘルスケア、小売、通信などのビヘイビア・アナリティクス(行動分析)が有効に作用する業界向けに開発したという。同アプリはAppCenter上で稼働し、AppCenterはWebインタフェースによる対話型のアプリケーションを構築・導入・活用するための共通のフレームワークを提供する。また同アプリはユーザーにとっての価値を実現するまでの時間を短縮するよう設計しており、分析ロジック、データ・スキーマ、対話型可視化機能、使いやすいインタフェースなどが含む事前構築済みのテンプレートを活用し、分析を反復可能なものにするという。同社の分析コンサルティング・サービスの様々な導入実績から得たベスト・プラクティスが反映しているとし、同社の分析コンサルティング・サービスが個々の企業の課題解決を支援するビッグデータ・アプリを構成することも可能という。AppCenterは2015年第2四半期までに提供開始を予定しており、オンプレミス環境またはクラウド環境で実装したTeradata Aster Database 6.0との互換性を確保するとのことだ。
2015年03月06日日本テラデータは3月5日、2015年の同社およびグローバルでの事業戦略を発表した。発表会の冒頭では、米テラデータの共同社長にボブ・フェア氏とハーマン・ウィマー氏が就任したことを発表した。ボブ・フェア氏はマーケティング・アプリケーション部門を、ハーマン・ウィマー氏がデータ分析部門を統括する。米テラデータ 共同社長 ハーマン・ウィマー氏は、最近の同社の取り巻く環境について「テラデータには11,500人の従業員がおり、7年で2倍になっている。そして、売上げは10億ドルアップしている。テラデータは、データ分析と統合マーケティング管理の2つの分野にフォーカスしているが、昨年の売り上げは27億ドル3200万ドルで為替を除くと3%の成長だ。目標としてはもっと高いものを期待していたが、他の企業比べれば高い。2015年は3-5%の成長を目指している。売上げ構成比率では、金融が31%、通信が19%、小売りが14%、製造が13%となっており、製造が一番伸びている。これはIoTが成長をもたらしている。2020年には300億台がインターネットに接続されると予測されており、顧客はこれに対して、どのように最適化し、インフラを構築していくかに悩んでいる。すべての業界がデータ指向になっている」と語った。そして、同社の事業戦略については、「テラデータの強みは1つのデータベースでいろいろなことを実現できることだが、今はさまざまなデータがあり、すべてのデータをテラデータに入れるとコストが高くなってしまう。そのため、データのエコシステムが重要で、データを適切に扱うことが必要だ。今後テラデータは、すべてのデータを分析するパートナーになっていく。ビッグデータはその一部でしかない。テラデータはオンプレミスとクラウドに投資しており、顧客はどちらでも選択できる。2年後には多くの顧客はハイブリッド環境になっていくだろう。テラデータはこれまでいろな研究開発に投資しており、企業買収も行ってきた。どちらがいいかを判断する上では、市場に早く出すということが重要だ。今後は、お客様にとって最高のITプロバイダを目指す。そして、分析とマーケティングの2つの分野でリーダーになる」と述べた。また、日本テラデータ 代表取締役社長 吉川幸彦氏は、「日本のビッグデータの取り組みは3年前から始まっており、昨年あたりから、どうやって取り組んでいくかが明確になってきた。金融ではリアルタイムマーケティング、不正検知、小売りではO2O、オムニチャネルによる顧客行動分析、製造は、IoTセンサー、故障予知、予防保全、通信ではネットワークの稼働履歴と顧客情報統合による設備投資の最適化などだ」と現状のビッグデータの現状を説明。その上で、同氏はビッグデータで得られる知見を金、ビッグデータを金鉱山に例え、「ビッグデータに対する期待は高いが、金の含有率は低いという状況がある。要はスピードが重要だ。時間が短かければビジネス機会を多く得ることができる。テラデータのTeradata Unified Data Archtectureにより、SQLプラスアルファ技術でデータ準備/問い合わせが可能で、より確率の高いところを掘っていくことができ、時間を短縮できる。そのためにインダストリー・コンサルタント、アドバンストアナリティクス、プロフェッショナル・サービス、ビッグデータ分析ラボの設立など、データサイエンティストに必要な組織を強化している」と語った。
2015年03月06日●HPのワークステーションは30年以上の歴史日本ヒューレット・パッカードは3月4日、米HPのワークステーション部門におけるプロダクトマーケティングディレクター、ジョシュ・ピーターソン氏の来日に伴う記者会見を開開催。HPのワークステーション分野における状況や、米国市場での新製品について説明した。ジョシュ氏はまず、HPのワークステーション部門が30年以上にわたってビジネスを継承しており、ワールドワイドで2010年から出荷台数トップを続けている理由として、ワークステーション市場における重要な3つの核「高性能・革新性・信頼性」を守っているためと述べた。「高性能」は、ワークステーションのユーザーが短時間で結果を出すために必要な要素。「革新性」は、「真のイノベーションは顧客と共に発生する」とHPでは考えているため、顧客の課題に耳を傾けて製品に反映させている結果だ。そして、ミッションクリティカルな業務の根幹を支えるアプリケーションを動作させるためには、高い「信頼性」が重要だとした。HPのワークステーション製品にはこれらの核が反映されていることで、顧客の選択につながっているという。次に、ワークステーション分野での技術トレンドを紹介した。まず古くから存在するデスクトップ製品では、価格性能比の高さが求められており、エントリークラスの製品が伸びている。また、ペンやタッチのISV統合も求められているとのことだ。一方、モバイル分野のワークステーションには、パフォーマンスだけでなく、従来とは異なる形態と性能が求められるように。さらに、最近は仮想ワークステーションによる運用が着目され、いくつかの実証例が出てきている。●薄型軽量ワークステーション「HP ZBook」などの実機を展示最近発表した製品も紹介。薄型軽量ワークステーションとしては、「HP ZBook 14 G2」と「HP ZBook 15u G2」がある。Value Performance製品ゆえに性能面は上位製品に劣るものの、エントリーレベルの製品開発やメディア分野、そして教育分野にフォーカスした製品だという。とはいえ一般のノートPCとは異なり、GPUにAMD FireProを採用し、メモリも最大16GBを搭載可能だ。ストレージも、PCI Expressに直結して高い性能を持つHP Z Torboドライブを採用している。ディスプレイ製品に関しては、広範なラインナップとHPならではのイノベーションと品質を備えたものとして、34インチの曲面ディスプレイ「HP Z34c Curved Display」、および専用3Dグラスとペンを備えた「HP Zvr Interactive 3D Display」を挙げた。そのほか高解像度製品として、4K対応の「HP Z24s」「HP Z27s」、5K対応の「HP Z27q」を紹介した。●一方、日本のワークステーション市場はどうか○日本でもニーズの高い製品を提供日本ヒューレットパッカードの小島順氏からは、日本におけるワークステーション市場の状況と、投入予定のHP製品について説明があった。世界では2010年からトップシェアのHPだが(ワークステーションの出荷台数)、日本では2008年から7年連続トップシェアと、世界市場に先がけて達成。昨年(2014年)は、Windows XPサポート終了と消費税の増税に伴う、駆け込み需要の反動による落ち込みが目立ったものの、直近はようやく持ち直してきているという。また、HPワークステーション製品の顧客として、設計とDCC(Digital Contents Creation)の比率が市場全体よりも高く、潜在的には他の領域でも販売を伸ばせる余地があると分析している。日本での特徴的な採用事例としては、以下の3点を挙げた。(1)土木現場でも3次元化を進めるCIM(Construction Information Management)の動きが出ていること、(2)アニメーションやCG現場で4Kおよび8Kの環境構築が増えていること、(3)2015年に初飛行を予定といわれているMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の開発に採用されていることだ。さらに、投入予定の新製品「DL380z Gen9」についても言及。HP DL380z Gen9は、Xeon E5 v3プロセッサを採用し、NVIDIAのGRID K1 / K2、Quadro K6000 / K5200 / K4200 / K2200をサポートしている2Uラックマウント筐体だ。中身はHPのサーバー製品であるが、ワークステーションの部隊が扱うため、ISV認証が取れているところが利点となる。DL380z Gen9は、「ワークステーションの仮想化」に対する1つの答え。例えば現在、設計現場ではデータ量の増大とデータ管理が問題となっている。そこで、データセンター内に重要データを保持しつつ、処理も描画もデータセンター内で行って、クライアントに結果を表示するのが、DL380z Gen9によるワークステーションの仮想化だ。米国では前世代の「DL380z Gen8」から製品を投入していたが、日本市場ではDL380z Gen9から販売を予定している。なお、今回紹介された製品に関しては米国での発表展開であり、日本での投入はまだ決定ではないとしたうえで、日本ではスペースの関係からあまり大型の製品が望まれていないと、大型モニタの販売を行わない可能性を示唆していた。
2015年03月05日米AMDは3日(現地時間)、米国・サンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けカンファレンス「Game Developers Conference 2015」(GDC 2015)にて、バーチャルリアリティ(VR)コンテンツ向け技術「Liquid VR」を発表した。VRコンテンツを視聴する際、特にVRヘッドマウントディスプレイの利用時に、頭の動きとディスプレイの表示に遅延(レイテンシ)が発生すると、コンテンツへの没入感を阻害してしまう。「Liquid VR」はレイテンシの解決に向けて開発された技術だという。AMDでは「Liquid VR」の発表に合わせて、情報を登録した開発者向けに「Liquid VR」SDK 1.0アルファ版の提供を開始した。SDK 1.0では、リアルタイムに近い早さでデータをまとめて、頭部の動きの情報をGPUに送り、フレームのレンダリング後に頭部の位置情報を活用する。新しいイメージをVRヘッドセットに送信することで、頭の向きを変えた時点からディスプレイに表示されるまでのレイテンシを最小化する。また、複数のGPUを並列動作させ、GPUごとにプロセスを割り当てることでVRアプリケーションのフレームレートを改善する技術により、フレームレートを落とさずにそれぞれのGPUが片目で見たイメージをレンダリングし、その出力を組み合わせて1枚のステレオ3Dイメージにすることができる。このほか、Radeon GPUに接続したヘッドマウントディスプレイに対して、プラグアンドプレイでの直接起動やWindowsでの拡張ディスプレイ機能を利用できるという。
2015年03月04日米Microsoftは2日(現地時間)、iOSやAndroid、Windowsタブレットなどで使用できる折りたたみ式のBluetoothキーボード「Universal Foldable Keyboard」を発表した。2015年7月に発売予定。直販サイト「Microsoft Store」の価格は99.95ドル(約12,000円)。二つに折りたたみできる、小型のBluetoothキーボード。ヒンジなどを設けず、開いた状態で約5mm、折りたたんだ状態でも約11.5mmという薄さを実現した。iPadやiPhoneなどのiOS端末、Android、Windowsタブレット、Windows Phoneなどのモバイル機器での使用を想定する。本体は撥水素材の防滴設計。キーボードを開くと自動的に端末に接続される機能も備える。本体サイズは開いた状態でW295.1×H125.3mm、二つ折りの状態でW147.6×H125.3×D11.5mm。対応OSはWindows 8 / 8.1、Windows Phone 8.1 Update 2、iOS 7~8.1、Android 4.3~5.0。インタフェースはBluetooth 4.0。電源は充電式の内蔵バッテリで、1度の充電で約3カ月使用できるとする。
2015年03月04日米NVIDIAは3日(現地時間)、米国・サンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けカンファレンス「Game Developers Conference 2015」(GDC2015)で、Android TV端末「SHIELD」を発表した。本体価格は199ドルで、米国とカナダでは5月、それ以外の国では2015年後半の発売を予定するが、日本国内での販売については現在のところ決まっていないという。「SHIELD」は、次期モバイルSoC(System on Chip)「Tegra X1」を搭載。「Crysis 3」や「Doom 3: BFG Edition」「Borderlands」などの大型タイトルを含む50以上のゲームが「SHIELD」向けに最適化されリリースされるほか、Android向けゲームのプレイも可能。また、「Tegra X1」はH.264/H.265/VP9のハードウェアデコーダを内蔵し、「SHIELD」では、4K解像度での動画再生にも対応する。GDC2015のプレスカンファレンスで製品の概要を説明したNVIDIAの会長兼CEOのジェンスン・ファン氏は「世界初の4K動画再生に対応したAndroid TVデバイス」とアピールする。本体の操作はマイクを内蔵した付属のリモコンで行うが、8型タブレット「SHIELDタブレット」用のワイヤレスコントローラにも対応するという。このほか、「SHIELD」でも「SHIELDタブレット」と同様に、NVIDIA GRIDによるゲームストリーミングサービス「GRIDゲーム」が利用できる。クラウド上でゲームを実行し、ストリーミングで配信するにより、大型タイトルのゲームも「SHIELD」上で1080p/60fpsのプレイが可能になるとしている。料金体系はサブスクリプションのほか、個別のタイトル購入にも対応するという。主な仕様は、SoCがNVIDIA Tegra X1、メモリが3GB、ストレージが16GB、グラフィックスがMaxwell GPU(256コア/統合GPU)。通信機能がギガビット対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1/BLE。インタフェースはHDMI 2.0、USB 3.0×2、Micro USB、MicroSDスロット、IRレシーバー。本体サイズはW210×D25mm×H130mm、重量は654g。○「GRIDゲーム」が日本でも提供予定に - ただし時期は未定なお「GRIDゲーム」だが、これまでNVIDIAでは日本国内における「GRIDゲーム」の展開は未定としてきたが、プレスカンファレンスのスライドでは「GRIDゲーム」の提供地域の中に「日本」と思しき場所にも印があった。NVIDIAの広報担当者に確認を取ったところ、「日本でも「GRIDゲーム」の提供を予定しているが、開始時期はいまのところ未定」との答えが返ってきた。これは既存の「SHIELDタブレット」ユーザーにも朗報といえるだろう。
2015年03月04日米SanDiskは1日(スペイン時間)、スペイン・バルセロナで2日より開催したモバイル機器関連の展示会「Mobile World Congress」に先駆け、リバーシブル形状のType-Cコネクタを備えたデュアルUSBドライブ「SanDisk Dual Drive Type C」を発表した。一端にPC向けのUSB 3.0コネクタ、もう一端にモバイル向けのUSB 3.1(Type-C)コネクタを備え、データをPCとモバイル機器間で共有できるデュアルUSBドライブ。Google Playで無料配布している同社製アプリ「Memory Zone」を通じて動作。デバイスを接続すると自動的にMemory Zoneが起動し、データの転送やコンテンツ管理が行える。調査会社Strategy Analyticsの最新レポートによると2016年までにモバイル機器の12%がType Cコネクタを備えるとして、SanDiskは需要を見込み製品を発表。発表時点の製品ラインナップは32GBモデルのみ。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS 10.1以降。2015年のQ2期に全世界向けに出荷開始する。価格情報は未公開。また、合わせてLightningコネクタとUSBコネクタを備えたiOS向けUSBドライブ 「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」の128GBモデルも発表。こちらは149.99ドル(約18,000円)で4月に登場する予定だ。
2015年03月03日米SanDiskは1日(スペイン時間)、microSDカードとして世界最大容量となる200GBのmicroSDXCカードを発表した。同社は2014年3月に、当時世界最大容量だった128GB容量のmicroSDXCカードを発表済み。この128GBモデルを達成した独自技術に加え、新設計と新しい製造プロセスを採用し、今回の200GBの大容量を実現したという。データ転送規格はClass10とUHS-Iに準拠し、最大転送速度は90MB/s。フルHD解像度の動画であれば最大20時間保存できるとし、Androidスマートフォンやタブレット端末などの容量増強に適しているという。防水や耐温度(-25度~85度)、耐衝撃、耐X線仕様。本体サイズはW14.99×D1.02×H10.92mm。2015年のQ2期にワールドワイド向けに出荷。価格は399.99ドル(約48,000円)を予定する。標準サイズのSDXCメモリーカード変換アダプタも付属する。
2015年03月03日米HPは1日(現地時間)、液晶が360度背面に回転する13.3型ノートPC「HP Spectre x360」を発表した。米国で2015年3月1日に直販サイトにて販売開始する。価格は899.99ドル(約108,000円)から。360度回転する新デザインのヒンジを搭載した、13.3型ノートPC。通常のクラムシェル型ノートPCとして使えるほか、キーボード面を底面としたスタンドモード、キーボード面の長辺と液晶面の長辺でスタンドさせるテントモード、キーボード面を360度倒したタブレットモードなどを利用可能。標準構成時の液晶解像度は1,920×1,080ドット。OSはWindows 8.1 64bit。プロセッサは第5世代Core i5/Core i7を用意。標準構成時のメモリとストレージは、Core i5モデルで4GBと128GB SSD、Core i7モデルで8GBと256GB SSD(フルHD解像度モデル)/512GB SSD(Quad HD解像度モデル)を用意する。BTOによるカスタマイズも行える。搭載インタフェースはHDMIやMiniDisplay Port、USB 3.0など。本体サイズは12.79×8.6×0.63インチ(約325×218×16mm)、重量は3.26ポンド(約1.48kg)。バッテリ駆動時間は最大12.5時間。オプションとして、専用のレザースリーブケースやスタイラスペンなどを用意する。
2015年03月02日米IBMは2月24日(現地時間)、新しいモジュラー・モバイル・ソリューションとして「IBM MobileFirst Platform」を発表した。「IBM MobileFirst Platform」では、アプリケーションの利用状況やフィードバックを収集し、センチメント分析やクラッシュ解析を行うことができるほか、ユーザー認証の使用、アプリ発行元認証のサポート、ローカル・データの暗号化、アプリ・スキャンの実行を行う。また、近接性を検知可能なモバイル用アプリを開発して同ソリューションを利用すると、デジタルなエンゲージメントや物理的な存在から得られる洞察を活かし、関連性やコンテキストに基づくモバイル体験を提供する。そのほか、データ・リッチな「アプリケーション-Cloudantモジュール」を通じてモバイル・データを提供することで、企業システム内のデータを保存・同期・拡張・接続可能にする。クラウドあるいはデータセンターで提供されるモバイル・プラットフォーム・サービスの包括的セットにより、IT部門はIBM MobileFirst Platformを既存のアプリケーションに組み入れることができ、ユーザーはいつでも、どこからでもプラットフォーム機能を利用できるという。
2015年03月01日米Googleが現在本社を置くカリフォルニア州マウンテンビュー市に新しいキャンパス計画の許可申請を提出した。「宇宙船」と呼ばれるAppleのドーナッツ型の新キャンパス、周辺の自然環境と調和した秘密基地のようなFacebookの新キャンパスなど、シリコンバレーではユニークなキャンパス計画の発表が続いているが、Googleの計画も新たなキャンパスのあり方を示すものになっている。Googleが27日にマウンテンビューに提出したのは、同市のノースベイショア地区に広がる4つのオフィスサイトの建設計画だ。同社は建築設計事務所BIGのBjarke Ingels氏と建築設計事務所Heatherwick StudioのThomas Heatherwick氏に設計を依頼した。市の認可が得られれば、Googleがゼロから設計・建築計画を進める初めてのオフィスビルになる。自動運転カーやロボットなどGoogleには多様なプロジェクトが存在するが、計画案では軽量でLegoブロックのように柔軟に組み立てられる構造をオフィスサイトに採用しており、開発チームごとに異なるオフィススペースへのニーズに応える。オフィスサイトは透明で巨大なキャノピーで覆われ、キャノピー全体から外部の光が入ってくる。オフィスサイト部分にも樹木が植えられ、周囲の風景が見える透明なキャノピーによってオフィスサイトと自然が和合する。また、周辺の自然環境の保護、再生可能エネルギーの活用も計画に含まれている。キャンパスにはレストランや小売店などのスペースも用意。それらとオフィスサイト、公共の自然公園などを歩行者・自転車用の道で結ぶことでマウンテンビュー市のコミュニティとの融合も図っている。
2015年02月28日米カリフォルニア州アナハイムのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートで5月22日よりスタートする開園60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」のプレス発表会が27日、東京・港区のアメリカ大使館で行われ、キャロライン・ケネディ駐日米大使がスペシャルゲストとして登場。ミッキー&ミニーも駆けつけた。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、1955年に開園した最初のディズニー・パーク「ディズニーランド・パーク」と、2001年にオープンした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのパーク、3つのホテル、ショップ&レストランやライブハウスが集まる「ダウンタウンディズニー」からなる一大リゾート。今年7月に「ディズニーランド・パーク」が60周年を迎えることを記念し、5月22日よりリゾート全体で特別イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」を開催する。プレス発表会では、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート アンバサダーのジェシカ・バーナード氏らがイベント概要を発表。目玉として、初の全LEDパレード「ペイント・ザ・ナイト」、新しい花火ショー「ディズニーランド・フォーエバー」がスタートし、ウォータースクリーンを用いた人気ショー「ワールド・オブ・カラー」がスペシャルバージョンになって登場することが明かされた。そのほか、リゾート内はもちろん、周辺のアナハイムの通りも特別装飾で輝き、関連グッズやフードも登場すると発表された。発表会には、特別ゲストとしてキャロライン・ケネディ駐日米大使が登場。「開園から60年。累計来園者30億人のうち年間5万人が訪れる日本からのファンはその大きな割合を占めています」と伝え、「米国外で初めてディズニー・パークをオープンした日本は、マジックキングダムの中で特別な場所。ディズニーシーをオープンした時には、日本はアメリカのアイコンをさらに素晴らしいものに昇華させました」と語った。続けて、「私はディズニーと共に育ちました」と自身の思い出を振り返り、「日曜日の夜、テレビで放映される『シンデレラ』『眠れる森の美女』といった初期の長編アニメーション映画、そして、テーマパーク」とコメント。「いとこたちと私はよく"ディズニーの映画ごっこ"をして遊びました。白雪姫と小人のドビー役をだれがやるかが大げんかになり、アマチュア演劇は終わりました」というエピソードを披露すると、笑いが起こった。最後に、「私たち家族にとっても、世代を超えて共通の思い出を持つことができました。ディズニー・パークにしてもそれは同じで、何百万、何千万の親や祖父母が、子供や孫を連れて何度でも戻っています」と語り、「この特別な年に、マジックが始まった場所にまたぜひ行ってみてください」と呼びかけた。写真撮影では、ミッキーとミニーも登場し、盛り上げた。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney
2015年02月27日米Appleは米サンフランシスコで3月9日に行うスペシャルイベントの模様をライブ中継する。中継は現地3月9日の午前10時より。日本時間3月10日の午前2時にスタートする。視聴条件はOS X 10.6.8以降で動作するSafari 5.1.10以降、もしくは、iOS 6.0以降に搭載されているSafari。このほかソフトウェア6.2以降を搭載した第2、3世代Apple TVも視聴可能。今回のイベントでは、Apple Watchの詳細が発表されそうだ。同社が報道関係者に向けて発送した招待状やライブ中継の予告画像には、「Spring forward.」(サマータイムへの移行)と記されており、時計を連想させるメッセージからApple Watchが発表会の中心になるとみられる。発売日はすでに同社のTim Cook CEOが、1月27日の決算カンファレンスコールで4月になるとコメントしており、今回のイベントで4月の何日になるのか注目される。なお、12インチのiPadや新型Mac Book Airなどがかねてより噂されており、Apple Watch以外の製品の発表も期待されている。
2015年02月27日