三井住友銀行は25日、Silicon Valley Robotics (President:Dr. Richard Mahoney、以下、SVR)と、日米のロボット産業の振興に関する相互協力を目的とした覚書を締結したと発表した。米国のシリコンバレーでは、従来よりソフトウェアやインターネットのサービスを提供する新興企業が多く輩出されてきたが、最近では、ロボットを含むハードウェアの開発・販売に取り組むベンチャー企業も増えているという。また、日本には、ロボットを構成するセンサーや駆動装置等の分野において、世界トップレベルの技術を持つ企業が多数存在しているとしている。日本では少子高齢化、生産年齢人口の減少が急速に進んでおり、幅広い分野において、ロボット技術の活用による社会課題の解決が期待されているという。このような中、同覚書締結により、同行及びSVRはロボット関連分野のビジネス展開に関心のある日系企業・米国企業の相互紹介や、ロボット関連の各種イベントの開催での協力などを行うとしている。SVRは、米国・シリコンバレーのロボット関連企業を多数会員に持つ非営利団体。ロボット分野において、起業家育成や企業間連携を促進させるための活動を実施している。三井住友銀行は、顧客の新しいビジネス展開をサポートするため、国内外の機関と連携して、様々なサービスを提供していくとしている。
2015年05月26日日本と同じくお米を主食をする国が多い東南アジア。お米を炊いて「ご飯」として食べることはもちろん、米粉などから作った麺類、さらにはお米を使ったデザートまで多彩な料理を楽しむ事が出来る。その中でも、今回はお米をそのまま使った料理をフィーチャー。各国の人気店と合わせてご紹介。代表的な5つのお米料理とおすすめ店 in ベトナムベトナムを代表する5つのお米料理と、ホーチミンの人気店を紹介。全部制覇したくなる料理の数々をチェック!記事を読む>ご飯がすすむ!カオマンガイの人気店 in タイバンコクでも数あるカオマンガイ屋さんの中から、本当に美味しいお店を一挙公開。記事を読む>多民族国家の定番お米料理人気店 in マレーシア多国籍国家マレーシアに来たら是非食べてほしいお米料理と、人気有名店をご紹介!記事を読む><番外>カラフルなお米が鮮やかなお祭り「ディパバリ」別名「光の祭典」とも呼ばれるヒンズー教徒のお祝いごとディパバリ。期間中は各地でお米を使ったカラフルなアートが楽しめる。2015年は11月10日開催予定!記事を読む>こちらも合わせてCheck!グルメ王国マレーシア流「お米」の楽しみ方
2015年05月24日米カリフォルニア州アナハイムのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートで21日(現地時間)、5月22日よりスタートする開園60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」の目玉となるショー「ペイント・ザ・ナイト・パレード」と「ディズニーランド・フォーエバー」がプレス向けにお披露目された。「ペイント・ザ・ナイト・パレード」は、150万個以上のLEDライトを使用したきらびやかなパレード。先頭を飾るティンカー・ベルがピクシー・ダストを振りまいて魔法を呼び覚ますと、ディズニーアニメの世界が現実のものとなって続々と登場。サリーやマイクを乗せた『モンスターズ・インク』、アリエルたちの『リトル・マーメイド』のフロートや、『カーズ』のライトニング・マックィーンらが光を放ちながら現れた。シンデレラやラプンツェルといったプリンセスも登場し、『美女と野獣』のベルは光輝くドレスを披露。氷の世界を表現した『アナと雪の女王』のフロートに乗ってアナとエルサ、オラフも登場した。そして、グーフィー、ドナルド、ミニーがキラキラ光る丸いフロートにそれぞれ乗って現れ、魔法の帽子をかぶったミッキーがラストを飾った。「ペイント・ザ・ナイト・パレード」に続けて、プロジェクション・マッピングを融合させた新しい花火ショー「ディズニーランド・フォーエバー」もお披露目された。「眠れる森の美女の城」やメインストリートUSAの建物外壁などに映像が映し出され、夜空を彩る花火とコラボレーション。地上から空まで使ってディズニー映画の世界を表現した。『ライオン・キング』の場面では映画に登場するシンバのプライドランドを通り抜け、『リトル・マーメイド』では美しい海の世界へ。『アナと雪の女王』では雪景色に変わり、エルサの魔法の力で氷の城が現れた。フィナーレでは、空一面を明るくするダイヤモンドの輝きを美しく表現。盛大な花火で見る者を魅了した。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、1955年7月17日に誕生した世界初の「ディズニーランド・パーク」と、2001年にオープンした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのパークに、3つのホテルと、ショップ&レストランなどが集まる「ダウンタウンディズニー」からなる一大リゾート。「ダイヤモンド・セレブレーション」は、「ペイント・ザ・ナイト」「ディズニーランド・フォーエバー」と、新ウォーターショー「ワールド・オブ・カラー:セレブレイト!」の3つのショーを目玉に開催する。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney(C)Disney/Pixar協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年05月22日米Microsoftは5月21日(現地時間)、「Outlook.com」のアップグレードを発表した。Clutter、アドイン機能、コラボレーション方法の強化、カレンダーのアップデートなどが含まれる。21日からプレビューとして小規模グループへのロールアウトを開始し、数週間中にオプトインプログラムに拡大する。同社はOutlook.comをOffice 365ベースのインフラに移行させようとしており、今回のアップグレードはその第一歩になる。新版では、カラーの変更に加えて、新たに13種類のテーマを選べるようになった。Clutterはメッセージの自動分類機能である。広告メールなど重要ではないメッセージを別のフォルダに移し、重要なメールに集中できるように受信トレイを整理する。重要ではないメールが受信トレイに残っていた場合は、ユーザーがClutterフォルダにドロップするとClutterが学習し、使うほどに分類精度が高まる。よりリッチかつ柔軟にメッセージを扱えるようになった。メッセージにリンクを貼り付けると、Outlook.comが自動生成したプレビューが表示される(リンクプレビュー)。また、画像をコピー&ペーストして、メッセージ本文の好きな位置に直接貼り付けられる(インライン画像)。メッセージは新しいウインドウとしてポップアウトさせることができ、過去のメッセージを見ながら新規メッセージを作成するというようなマルチタスクが可能。添付ファイルもメッセージと並べて表示でき、たとえばメッセージに返信しながら、同時にメッセージに添付されたWord/PowerPoint/Excelファイルを開き、内容を編集することも可能だ。開発者カンファレンスBuild 2015(4月29日-5月1日)で発表したアドインをサポートし、Bing Maps、My Templates、Suggested Meetingsといったアドインが実装される。さらにUber、Boomerang、PayPalといったサードパーティのアドインが登場する予定だ。Skype統合が向上し、メールとSkypeの間でよりシームレスにコミュニケーションを切り替えられる。またOneDriveを用いたファイル共有が改善され、メッセージにファイルを添付し、ワンクリックでOneDriveの共有リンクに変換できる。Calendarはナビゲーションが見直された。必要に応じて左右のパネルを出し入れしながら、スケジュールやイベント、共有カレンダーなどを管理できる。左上に検索ボックスが設けられ、名前、ロケーション、説明など豊富な検索オプションですばやくイベントやスケジュールを探し出せる。
2015年05月22日既報の通り、米AMDは6日(現地時間に)に開催したFinancial Analyst Meetingの中で、次世代GPU製品にHBM(High Bandwidth Memory)を採用することを明らかにしているが、このHBMに関するもう少し詳細な情報が同社のJoe Macri氏(Corporate VP, Product CTO and Corporate Fellow)から電話会議の形で説明があったので、その内容を紹介したい。もともとMacri氏は半導体分野の標準化団体であるJEDECのBoardメンバーで、JC-42.3(Subcommittee: DRAM Memories)の議長も勤めている。そのため、既存のGDDR5の限界もよくわきまえた人である。HBMの策定にはかなり初期から関係しており、その意味では氏が携わってきたHBMがやっと製品の形で登場するということになる。○GDDR5が直面する課題さて、HBMを利用するそもそもの動機であるが、Photo01にあるようにGDDR5メモリは、パフォーマンスと消費電力で課題に直面している。ご存じの通りPC用メインメモリは、FPDRAMからSDRAM/DDR/DDR2/DDR3/DDR4と高速化するついでに電圧を下げることで、何とか全体としての消費電力を一定の枠内に収めてきた。ただそのDDR4でも信号速度は最高でも4.26GHz程度でしかない(というか、現状出荷されてるものは2.13GHz程度にとどまっている)。GDDR5は最大7GHzあたりまで引っ張っているが、こちらもそろそろ頭打ちになってきた。しかもDDR4と比較すると、GDDR5は電圧が高いから消費電力がばかにならない。この先、帯域をさらに必要とするケースでは、あとはバス幅を広げるしかないのだが、そうすると消費電力が増えることになる。まぁ当初はGDDR5は5GHz程度が上限といっていたのが、いまでは8GHzまで引っ張ることが可能という話になっており、これはこれですごい話ではある。それでも9GHzとか10GHzの展望は全く見えていないから、やはり前述したように現状ではバス幅を増やすしかなく、これは必然的にチップ数が増えることになる。結果として、GPUの周囲に多数のチップがぶら下る形になり、実装面積が大きくなってしまう(Photo02)。理想をいえばもう少しGDDR5チップをGPUに近づけたいのだろうが、信号の配線を考えるとこれでも近すぎるくらいで、もう少しゆとりを持たせたいところだ。ところが、GDDR5チップとGPUに距離があるとLatencyが増え、波形が鈍り、消費電力が増え……といった形で別の問題が生じてしまう。110mm×90mmという実装面積は、このあたりのせめぎあいの結果といえる。こうした問題は、いっそDRAMをオンダイで搭載すれば話は解決する。実際こういう考え方でeDRAMを利用したGPU(になる以前のグラフィックコントローラ)は少なくない。しかし、昨今のGPUで要求される容量のメモリをeDRAMで実装するのはやはり非現実的である(Photo03)。加えていえば、昨今のGPUで要求されるメモリ帯域について考えたとき、オフチップでDRAMを接続することそのものが、難しいという話は当然ある(Photo04)。これに対する解決案は、Intel/Micronの開発したHMC(Hybrid Memory Cube)、WideIO/WideIO2、それとHBMということになる。このうちHMCは、帯域はともかくGPUチップとDRAMの距離が結構あるので、消費電力が高くなる。WideIOやWideIO2は、帯域と消費電力の観点では理想的であるが、WideIOを実装するためのTSV(through silicon via:シリコン貫通ビア)の実装が高コストすぎるGPUの消費電力は全然減らない、ということはWideIO構成にするとスタックしたDRAMチップはGPUの熱で激しくあぶられることになり、まともに運用できる気がしないといった辺りが大きな問題として考えられる。そこでAMDとしては、HBMを使ったソリューションを採用することになったとする(Photo05)。○具体的な実装方法具体的な実装方法は、Photo06を見てもらった方が分かりやすいかもしれない。一番下にあるのがPackage Substrateで、これはこれまでのGPUと違いが無い。ところがその上に、Interposerと呼ばれるレイヤが入る。これはSiliconをベースに製造される中間層だ。GPUとHBMはこのInterposerの上に実装される形になる。これを真横から見たのがPhoto07である。このInterposerを最初に採用した商用製品はXilinxのVirtex-7シリーズで、当時同社はこの技術をSSI(Stacked Silicon Interconnect)と呼んだが、同社のSSIの場合、2つのFPGAのダイ間を10,000本以上の信号線で接続している(技術的には35,000本以上が可能、という話だった)。HBMとのバス幅は1024bitになるが、Interposerを使えばこの程度の本数は難しくもなんともない。ちなみにHBMやGPUとInterposerの間はMicrobumpと呼ばれる微細なBallで接続されるが、このMicrobumpの間隔は100μm程度とされる。HBMとGDDR5のスペックを比較したのがこちらである(Photo08)。転送速度を低く抑えているため電源電圧は1.3Vと低めだが、バス幅が1024bitなので、1024Gbit/sec=128GB/secの帯域が1つのHBM Stackで実現できる。ちなみにPhoto09は2014年のHot ChipsにおけるSK Hynixの講演資料からの抜粋だが、こちらだとVDDが1.2Vになっているにも関わらず、Photo07で1.3Vとやや高めになっているのは、1.2V動作を目指して製造したものの、実際には1.3Vを掛けないと安定して動作しないというあたりが正解な気がする。SK Hynixは2014年からHBMのサンプル出荷を開始しており、そろそろ量産に入っている。今回利用されるのはPhoto09でいうところの第1世代であるが、それでも既存のGDDR5と比較すると大幅にメリットがある。○HBMの採用によるメリット1つ目は帯域/消費電力比の改善で、GDDR5が10.66GB/sec/Wに対しHBMは35GB/sec/W以上であるとする(Photo10)。実装面積の最小化も大きなテーマで、既存のGDDR5は基板に直接搭載するのであまりBall Pitchを縮めることができなかった。そのため、チップ辺り14mm×12mm程度の面積が必要になっていた。一方、HBMはMicrobumpでInterconnectとつながるから、ほぼDRAMのダイサイズそのままに近いパッケージで済むことになり、大幅に実装面積の節約が可能である(Photo11)。この結果として、HBMベースのGPUは70mm×70mmと、ほぼGPUのパッケージ+α程度の面積で実装できるという。さて、Macri氏の説明内容はこんなところであるが、若干の補足をしておきたい。まずメモリ容量の話。現在はAIB(Add-in-Board)パートナーの意向で、複数のメモリ構成が可能である。GDDR5の場合、同じメモリ容量のままバス幅をx16とx32で変更可能であり、例えばRadeon R9 290Xの様な512bitバスの場合は32bit幅×16個:メモリ容量4GB16bit幅×32個:メモリ容量8GBの2つの構成が可能である。8GBの場合は、基板の裏面にもGDDR5チップを実装するわけだ。ところが今回のHBMソリューションの場合、メモリの実装はAMDの作業になっているのだが、Photo11の構成だと4GBの容量しか搭載できないことになる。これはなぜか。実はSK Hynixは当初、HBMの第1世代でも1GBと2GBの2種類の容量を出すという話をしており、これが実現していればAMDの側で4GB版と8GB版を用意すれば済む話だった。しかし、Photo09にあるように、第1世代は1GBのみしか存在せず、大容量製品は第2世代送りになってしまった。ということで、いまのところ8GB容量の製品がどうなるのかは全く不明である。一部にはHBMチップを8つ搭載という観測もあるようだが、さすがにそれは考えにくいと思う。もう1つは放熱の話。Photo12を見ると、まるでボード全体の面積も大幅に縮まるように思えるが、実際にこれまでのリファレンスカードを見ると、GPUチップには巨大なヒートシンクが付けられ、これをさらに複雑なファンと組み合わせて一種のウィンドトンネルを構成する様な構造になっている。ボード面積を縮めるためには、このあたりも小さくまとめるための工夫が必要になるわけだが、果たしてそれが可能か? というのはちょっと怪しいところだ。もちろん液冷ユニットを突っ込んでしまえば可能だとは思うが……。最終製品はともかく、リファレンスカードそのものの長さは従来製品とあまり変わらない気がする。ただし、基板そのものはずっと安価になるだろう。これまではGDDR5への信号線を通す必要があったから、10層以上の多層基板が必要であった。ところがHBMを使うとそうした信号は全てInterposerを流れるので、基板側までつながっているのは電源とGND、それとPCI Expressの信号、あとは出力信号(DVI/DisplayPort/HDMI)のみである。さすがに4層程度では足りないかもしれないが、少なくとも10層とかの多層基板はもう必要がなくなり、これは多少なりともコストダウンにつながるだろう。
2015年05月20日米Vormetricがクラウド環境にあるデータを暗号化する新ソフトウェア「Vormetric Cloud Encryption Gateway」を、日本国内で5月20日より提供する。一次代理店はアズムで、すでに販売をスタートしている。同ソフトは、Amazon Web Services(AWS)やAmazon Simple Storage Service(S3)、Boxといったパブリッククラウドサービスを利用する際に、データをクラウドに上げる前に暗号化。暗号鍵の管理やアクセス制御をユーザー企業の管理下とすることで、情報のアクセス権限を掌握できるメリットがある。具体的には、オンプレミス環境下でデータを暗号化の上でポリシーを設定し、Vormetric Data Security Manager(DSM)が暗号鍵とポリシーを管理する。DSMは、Vormerticが提供するデータ・セキュリティ・プラットフォーム「Vormetric Data Security Platform」の中核モジュールで、物理環境や仮想環境、クラウド環境と、どの場所に情報が存在しても、全ての暗号化とアクセスポリシーの一元管理が可能となる。DSMは、不正アクセスを探知すると接続中のクラウドストレージを自動的にスキャン。セキュリティポリシーに違反して保護されていないファイルを特定して適切な制御を行う。ポリシー設定や暗号鍵の設定以外にも、データへのアクセスとアクセス試行、使用状況を詳細に可視化できるため、コンプライアンスやデータ監査の要請に対して迅速に対応できる。DSMと今回のGateway製品は、連邦情報処理基準(FIPS)140-2 レベル2 / 3認証を取得したハードウェアアプライアンスか仮想アプライアンスで提供され、柔軟に拡張利用できる。非構造化データを取り扱えるほか、他社製品も含めて暗号鍵を統合管理でき、既存システムの改修なしで利用者が暗号化を意識することなく透過的にデータやアプリケーションにアクセスできることもメリットとしている。アズムでは、DSMの冗長構成(ハードウェアアプライアンス1台および仮想アプライアンス1台)とエージェントソフト「Vormetric Transparent Encyption」の2台分を、導入しやすいスターターパックとして提供する。価格は590万円(税別)相当だが、日本語版の導入手順書も付けて365万円(税別)で提供するとしている。今回発表された「Vormetric Cloud Encryption Gateway」については、サブスクリプション方式での販売となり、年額1万2300円(税別)からの提供で、個別見積がベースとなる。○内部犯行による情報漏えいの重要性Vormetricのメリットは、年々複雑化していくサービスのシンプルな管理と厳重なセキュリティの両立だ。クラウドストレージの存在感は加速度的に増しているものの、依然として多くのユーザーが企業内情報、特にセンシティブな個人情報などの保存に対して疑念を抱いているという。実際に同社が行った脅威調査でも、北米ユーザーの83%が、グローバルで見ても72%がその安全性に疑念を抱いているとの回答を行っている。今回のGatewayでは、オンプレミスのファイルサーバーやクラウドサービスの一つ一つで暗号化処理を施すのではなく、オンプレミス環境下でデータ暗号化を図り、クラウドへ送るため、すべてのサービスで統合管理できる。つまり、データの透明性の担保がすべて手元で実現できるわけだ。クライアント端末にエージェントを入れる必要がなく、正規ユーザーが来た時だけデータを受け渡す。ポリシーに則っていないユーザーにはデータを提供しないため、単純な「安全なクラウドストレージ活用」という目的だけでなく、「内部犯行によるデータ漏えい対策」としても大きな意味を持つわけだ。この点について、12日に都内で行われた記者会見で米Vormetricのプロダクトマーケティング担当ディレクター Andy Kicklighter氏が、同社の内部犯行の脅威に関するレポートを説明した。日本は、先にも触れたセンシティブな情報のクラウドストレージにおける保存・利用率が諸外国に比べて低い。SaaSとIaaS、PaaSと、すべての利用ケースで諸外国が50~60%であるのに対し、日本は26%~32%にとどまっている。一方で、内部脅威に対する認識は日本が17%、米国では45%と、内部からの情報漏えいに対する意識も希薄な面が見られる。こうした状況に懸念を示すKicklighter氏は、「保存データの情報漏えい対策への投資額を増やすとした回答企業も日本は32%にとどまっている。内外を問わず、データ保護は喫緊の課題であり、日本の企業はしっかりと対策すべきだ」と警告している。
2015年05月19日カードゲーム「Solitaire (ソリティア)」がWindowsに含まれるようになってから今年で25周年。米Microsoftは18日(現地時間)、ソリティアの「25周年記念トーナメント」の開催を発表した。ソリティアは1990年5月22日にリリースされた「Windows 3.0」に初めて搭載された。当時はGUI(グラフィカルユーザインターフェイス)のマウス操作やドラッグ&ドロップに慣れてもらうのを目的としていたが、息抜き用お気軽ゲームとして定着。Windows 8ではWindowsストアを通じた配布に変更されたものの、Windows 10ではOS標準付属のゲームとして復活する見通しだ。25周年記念トーナメントは、まず18日からMicrosoftで社内大会を実施して社員チャンピオンを決定。6月5日からゲーム内でホストされる25周年記念トーナメントで、Microsoft社員の優勝者が一般プレイヤーと直接対決する。一般プレイヤーは「Microsoft Solitaire Collection」に含まれる5つのゲーム(Klondike、FreeCell、Spider、TriPeaks、Pyramid)からいずれか得意なものを選んで挑戦できる。
2015年05月19日米Microsoftはこのほど、今夏に発表を予定している、次期OS「Windows 10」のエディションについて発表した。Windows 10はコンシューマ向けに「Home」「Pro」、モバイルデバイス向けに「Mobile」、企業向けに「Enterprise」「Mobile Enterprise」など、7つのエディションで提供されることになる。Windows 10のエディションは以下のとおり。Windows 10 HomeWindows 10 ProWindows 10 MobileWindows 10 EnterpriseWindows 10 Mobile EnterpriseWindows 10 EducationWindows 10 IoT CoreWindows 10 Homeはコンシューマ向けのデスクトップ向けのエディションで、パーソナル・デジタル・アシスタント「Cortana」や顔や虹彩、指紋の識別によって生体認証できるシステム「Windows Hello」などが搭載される。Windows 10 Proはこうした機能に加え、中小企業向けの機能として、データ保護、リモートアクセス、管理に要するコストや手間を削減する「Windows Update for Business」が追加されている。Windows 10 EnterpriseはWindows 10 Proをベースとしており、中規模から大規模向けの組織向けのエディションとして高度な機能を備えている。Windows 10 Mobile Enterpriseは、ビジネスユーザー向けのモバイルデバイスを対象としたエディションで、ボリュームライセンスで提供される。Windows 10 Educationは学校向けのエディションで、Windows 10 IoT Coreはフットプリントが小さい低コストのデバイス向けのエディションとなる。
2015年05月18日米Googleが2010年に明らかにした自動運転車が大きな一歩を踏み出す。Googleは米国時間15日、自社が設計した自動運転車のプロトタイプについて、今年夏に公道でのテストを開始することを明らかにした。Googleは2010年に自動運転車の取り組みを発表、それまではLexusなどの一般自動車にソフトウェアやセンサーを搭載した自動運転車の実験を行ってきた。2014年12月、Googleは自動運転向けに自分たちで完全設計したプロトタイプ自動車を披露した。このプロトタイプ自動車はこれまで、テスト施設でソフトウェアとセンサーの動作などのテストを重ねてきたが、今夏よりGoogleの本社があるカリフォルニア州マウンテンビューで、公道でのテスト運行を行う。このプロトタイプ自動車は、これまで自動運転車の実験で利用してきた「Lexus RX450h SUV」と同じソフトウェアを利用しており、すでに合計で100万マイル(約160万キロ)近くを自動走行しているという。最近では、走行距離が週1万マイル(約1.6万キロ)にアップしており、典型的なアメリカの成人運転手の75年分の経験を積んだとしている。Googleによると、テスト運転では速度を最高で時速25マイル(約40キロ)に抑え、運転手を乗せて行う。運転手が必要に応じて人間による運転を行えるように、取り外し可能なハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルを装着する。この実験を通じて、市民の反応や他の車との関係などを見ていきたいとしている。また、工事や渋滞などが原因で目的地で停車できない場合にどうすべきかなど、自動運転車特有の課題を見ていきたいとも記している。
2015年05月18日米Googleは現地時間15日、Googleが設計した自動運転車プロトタイプの公道走行試験を、今夏から米国カリフォルニア州マウンテンビューの公道で開始することを発表した。Googleは、数年前から自動運転車の開発に取り組んでおり、トヨタ「Lexus RX450h」をベースにした車両は、すでに公道走行試験を開始している。今回の試験は、Googleが2014年5月に発表した、一から設計した自動運転車を作るプロジェクトの一環。公道走行試験に使われる車は、Google初の「完全自動運転のための完全なプロトタイプ」としている。このプロトタイプの自動運転車は、これまでにGoogleの私有地を中心とした試験路での走行を行い、累計テスト走行距離が1,000,000マイル(約1,609,344Km)近くに達している。最近は、毎週10,000マイル(約16,093Km)を走行している。今夏から始める公道での走行試験では、最高時速は時速25マイル(約40Km)に制限され、車両には万が一のために運転者が乗車する。取り外しが可能なステアリングホイール、アクセルペダル、ブレーキペダルを備えており、必要に応じて人が運転するマニュアル走行に切り替えることができる。このプロジェクトの目標は、運転者の負担を肩代わりする車両を作ること。誰もがボタンを押すだけで、A地点からB地点へ移動できる自動車を目指しているという。
2015年05月18日写真提供:マレーシア政府観光局日本と同じく「お米」が主食の東南アジア各国。その生産量や消費量は、世界でも上位を占め、多い国では1日お茶碗3杯ほどお米を食べるという国もある。一方日本はというと、コメ離れが進んでいることが話題に…… (さらに…)
2015年05月18日多民族国家マレーシアでは、マレー、インド、中国の民族ごとに名物料理が存在し、様々なグルメが楽しめることで有名です。麺類からデザートまで、その種類は数え切れないほど!今回はその中から、マレーシアに来たら是非食べてほしい「お米料理」と、人気有名店をご紹介です。 (さらに…)3. お粥(店名:I LOVE YOO! (老油鬼鬼))中華系の人々の朝ごはん、お粥。マレーシアではちょっと小腹が減った時や、軽く食事を済ませたい時にお粥を食べる人が多いのだそう。揚げパンをお粥に浸しながら食べるのが、定番の食べ方です。消化がよく、お腹に優しいお粥。日本のお粥とは少し違いますが、マレーシアで食べてもなんだかホッとする味ですよ。「I LOVE YOO! (老油鬼鬼)」は、マレーシアのショッピングモールで展開されているお粥のチェーン店。ちょっと小腹が減った時、1人でも気軽に入れるお店です。お粥は牡蠣とホタテの2種類で、3.5RM(約120円)。豆腐花やゴマ団子などのサイドメニューも充実しています。I LOVE YOO! (老油鬼鬼)HP: バナナリーフカレー(店名:Banana)バナナの葉の上にご飯とカレー、おかずを乗せたインドの定食、バナナリーフカレー。オーダーすると、まずバナナの葉っぱの上にご飯がのせられ、こちらにおかずとカレーを自由にトッピングしていきます。おかずはチキンや魚のフライ、ベジタブルなど。カレーも数種類の中から好きなものを好きなだけかけてOKです。おかずの量で料金が決まりますが、写真のもので5RM(約160円)でした。「Banana」はマレーシアでは有名な南インド料理のチェーン店。店内はいつも朝早くから沢山のお客さんで賑わっています。インド系、マレー系の人たちの中には、スプーンを使わず手で食事をする人がいて、そんな人々の姿を間近で見られるのも新鮮かもしれませんね!Banana(Publika店)住所:D3-G3-9 Solaris Dutamas,No.1 Jalan Dutamas 1 ,50480 Kuala Lumpur※日本円表記は、2015年5月18日現在の為替レートに準じます。
2015年05月18日フレンテの事業会社である湖池屋は18日に、全国コンビニエンスストアにて「ポテトチップス もも味」、「ポテトチップス バナナ味」を先行発売する。○パン・米・グラノーラに次ぐ"第4の朝食"にパンケーキやグラノーラなど、朝食をテーマとした商品やサービスに注目が集まり、近年、朝食マーケットが活況を呈しているという。こうした中、同社では朝食マーケットに対応する新商品として同商品を開発。幅広い年齢層への展開を検討し、子どもからシニアまでに親しまれている"ポテトチップス"の新しい可能性に着目した。さらに、パンケーキやグラノーラが支持されている要因の一つとして"フルーツ"との組み合わせがあることを発見。ポテトチップスと好相性のフルーツを追求し、試行錯誤を重ねた結果、"もも"と"バナナ"に至ったとのこと。内容量は50g。価格はオープン。実勢参考価格は124円(税込)となる。18日に全国のコンビニエンスストアで先行発売。6月1日に、全国スーパーマーケットなどで発売される。同商品の発売にあたり同社では「袋を開けてすぐに食べられ、栄養と満足を手軽に取れる"朝ポテチ"習慣を朝食マーケットに広げ、"ポテトチップス"をパン・米・グラノーラに次ぐ"第4の朝食"として育てていく」としている。
2015年05月17日米Microsoftは14日(現地時間)、手持ちで撮影した動画を手軽に滑らかなタイムラプス動画が作成できる技術「Microsoft Hyperlapse」を公開した。同技術を採用したアプリを、Android、Windows Phone、Windows向けに無料提供。Androidではベータ版、Windowsではプレビュー版として提供する。「Microsoft Hyperlapse」は、自転車に乗ったり散歩したりする際に手持ちで撮影した動画を、手短なタイムラプス映像にする技術。AndroidおよびWindows Phone向けに設計されたモバイルアプリ「Hyperlapse Mobile」では、端末で撮影した動画だけでなく、既に撮影済みの動画をタイムラプス化でき、最大32倍までのスピードの変更や、Facebook、メールなどで他者と共有できる。なお、Android版はベータ提供のため、一般公開はしておらず、Google+のコミュニティに参加する必要がある。Windowsのデスクトップ向けアプリ「Hyperlapse Pro」では、GoProなどのアクションカメラや、ビデオカメラなどで撮影した動画をタイムラプス動画に変換できる。解像度やフレームレートの変更も可能。対応OSは64bit版のWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年05月15日森永製菓はこのほど、東京工科大学 前田憲寿教授(医学博士)と共同で行った研究により、酒粕と米麹を使用した甘酒の飲用が、目の下のクマの改善に効果があることを明らかにした。同社は、甘酒が持つ健康効果に関する研究を進めている。これまでの研究では、甘酒には暑さからのストレスの回復を早める効果があることがわかっていたが、今回は「目の下のクマ」や「髪のツヤ」などの美容効果について検証。40~60代の便秘気味で肌荒れが気になる女性17名を対象に効果試験を実施した。私見では対象者を2群に分け、一方には「酒粕、米麹入りの甘酒」(甘酒群)、もう一方には「酒粕・米麹なしの甘酒風味の飲料(プラセボ)」を、1カ月間にわたって毎日朝・晩の2回飲用してもらった。いずれもカロリーや風味は同じようにあわせ、対象者には内容を知らせない「シングルブラインドテスト」とした。1カ月間の継続飲用の結果、測定装置を使用した「目の下のクマ」の評価では、甘酒群は「目の下のクマの明るさの有意な改善」が認められた。対象者自らが感じる主観的評価でも、甘酒群のみが、目の下のクマの明るさに対して有意な改善を感じており、実感を伴った結果であることがわかる。また、「皮膚の表面湿度」についても、甘酒群のみが飲用後は湿度の上昇が確認できた。主観的評価でも、「髪のつや」「朝の目覚めの良さ」が、甘酒群のみ有意な改善を感じている。同社では「『酒粕と米麹を使用した甘酒』を継続的に引用することで、美容や健康に良い影響が期待できることが示唆された。今後も甘酒に関する研究に取り組んでいく」としている。
2015年05月15日ポーカロ・ラインは5月13日、米Microshar社のDAC内蔵ヘッドホンアンプ「MICROSHAR G3」を発表した。発売は5月16日。価格はオープンで、推定市場価格は92,000円前後だ(税別)。5月16日と17日に開催される「春のヘッドフォン祭2015」の会場とフジヤエービック店頭でのみ限定販売される。2010年に発表された「μAMP109G2+」では、搭載していたDACが最大48kHz/16bitまでにしか対応していなかったが、今回のG3ではこれを大幅に強化。PCMでは最大384kHz/32bit、DSDでは最大11.2MHz(DSD256)までのネイティブ再生に対応している。DACチップには、ESSテクノロジー社のSABRE Reference 32-bit DAC「ES9018K2m」を採用。DACのTHD+Nは0.0001%未満(-120dB)となっている。周波数特性は5Hz~22kHz(-0.2dB)で、アナログ入力時のTHD+Nは0.0006%未満(5Hz~22kHz)。ヘッドホンアンプ出力は最大500mWとなっている。出力インピーダンスは1Ω未満で、対応ヘッドホンインピーダンスは8Ω~600Ωだ。リアパネルに配置されているスイッチで、ゲインは3段階に調節できる。また、ベースブースト機能も搭載しており、0~6dBで調整可能だ。デジタル入力端子としてUSB mini Bを持っているほか、3.5mmステレオミニのアナログ入力端子も装備。フロントパネルにはヘッドホン出力を備える。ボディは従来モデルからコンパクト化を図り、サイズW61×D102×H13mm、質量114gを実現した。電源はUSBバスパワーか内蔵のリチウムイオン充電池。リチウムイオン充電池は、約2時間でフル充電される(初回の充電時のみ約3時間)。最大で約35時間の連続使用が可能だ。iPhoneやiPodなどアップル社製品との接続に使用する専用ケーブル「MS-iD2USB1」も同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は30,000円前後(税別)。
2015年05月13日富士フイルムは5月13日、米医療ITシステムメーカーTeraMedicaを買収したと発表した。2001年に設立されたTeraMedicaは異なるメーカーの医用画像情報システムや各臨床部門システムに管理されている診断画像や各種動画などの診療情報を効率的に管理・保管する「Vendor Neutral Archive(VNA)」を提供している。米国の大手病院と協力して開発したというTeraMedicaのVNAは、そのシステム設計と拡張性を高く評価されており、全世界で合計300以上の病院へ導入された実績をもつ。富士フイルムは2013年から米国においてTeraMedicaと販売提携を行っており、今回の買収によってVNAの導入を加速させるとともに、富士フイルムの情報システムと組み合わせることで、今まで以上に効率的なソリューションを提案し、積極的にグローバル展開を推進していくとしている。
2015年05月13日米通信大手のVerizon Communicationsが米インターネットサービス大手AOLを1株50ドル、総額約44億ドルで買収する。5月12日(現地時間)にVerizonが買収合意契約の締結を発表した。規制当局からの承認を必要とする買収だが、今夏中に全ての手続きが完了する見通しだという。AOLはVerizonの完全子会社になり、AOLの会長兼CEOであるTim Armstrong氏が引き続きAOL事業を率いる。AOLはパソコン通信サービスでスタートし、世界最大のインターネット接続サービスに成長。ITバブルの崩壊で業績を悪化させ、またオープンなWebへの対応も遅れて低迷したが、2009年にGoogleで米州事業を率いていたTim Armstrong氏が会長兼CEOに就任し、ブランド力に富むデジタルメディア企業として再成長し始めた。Huffington Post、TechCrunch、Engadget、MAKERS、AOL.comといったコンテンツブランドを保有しており、現在こうしたPC時代から続くデジタルコンテンツ事業と広告事業のモバイルへの移行を推進している。一方、米最大規模の携帯キャリアであるVerizon Wirelessを持つVerizonはLTEネットワークを中心に、多様なデバイスにビデオやデジタルコンテンツを提供する戦略を進めており、デジタルメディアのマルチスクリーンへの展開がVerizonとAOLを結びつけた。
2015年05月13日東芝は5月8日、BtoB企業としてのブランディングを目的とし、新たに米シェアスルーが提供するインフィード型ネイティブアドの活用を開始したと発表した。これにより同社は、シェアスルーの広告主側プラットフォームとなるアドマネージャー(Sharethrough Ad Manger : SAM)を利用し、自社のコンテンツをネイティブアドに設定。シェアスルーのエクスチェンジ(Sharethrough Ad Exchange : STX)からCPMやCPE(コストパーエンゲージメント)により、RTBにて広告在庫を買い付け、コンテンツが自動最適化配信されるよう運用する。また、アドマネージャーでは、配信する広告枠とデバイスごとのインタフェースの体裁に合わせた広告クリエイティブが自動的に作成され、最適化することが可能だ。同社によると、導入に至った理由として、既存のコンテンツをデバイスを問わずネイティブアドとして配信できることや、Forbesのようなプレミアム媒体をはじめ、欧米中心としたビジネス・ニュース・テック系の媒体に掲載できることをあげる。なお、これらネイティブアドは、5月5日より配信を開始され、モバイルのエンゲージメントが極めて高く推移していることから、同社は「BtoBブランディングにおいてもモバイルシフトが起きていることが分かる」と説明する。
2015年05月11日PALTEKは5月8日、一般、産業、軍事向けにさまざまな赤外線画像システムを設計、製造および販売する米FLIR Systemsの赤外線カメラに関するセンサ製品の販売を開始すると発表した。FLIRは検出器、電子機器、特殊レンズなど製品の重要な部品を自社で設計、製造しており、同社の赤外線画像システムには先端の赤外線画像技術が用いられ、近距離から最大で20kmの超望遠監視も実現可能だ。PALTEKでは、こうした赤外線カメラが今後、さまざまな機器に採用されていくとの予測から、同社製品の販売を決定。今後、監視カメラや検査・保全機器、防災機器にとどまらず、ヘルスケア、自動車、介護、スマートビルティング分野などに向けても、赤外線カメラに関するセンサ製品を提供していくとしている。
2015年05月08日米Facebook傘下の米Oculus VRは6日(現地時間)、バーチャルリアリティ用のヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)「Oculus Rift」を2016年第1四半期に一般発売すると発表した。今年後半に予約申し込みの受け付けを開始する。Oculus Riftは広い視野角でバーチャルな世界に没入できるユーザー体験を特長としている。2012年夏にクラウドファンディングKickstarterにおいて25万ドルの目標額で244万ドルを集め、北米最大のゲームカンファレンスE3で開発版が数々の賞を獲得して話題になった。現在Oculus VRのサイトで開発者向けハードウエアの第2世代「DK2(Development Kit 2)」(350ドル)を提供しており、また昨年末からSamsungがOculus VRと共同開発したGalaxy S6/S6 edge用VRHMD「Gear VR」を発売している。Oculus Riftの最終製品は、ゲーム開発者カンファレンス「GDC 2015」(2015年3月2日-6日)などで公開したプロトタイプ「Crescent Bay」のVR体験をベースにデザインや装着感を磨き上げる。次週に公式ブログでスペックの追加情報を公開し、また北米最大のゲーム見本市「E3 2015」(2015年6月16日-18日)などでハードウエアやソフトウエアの詳細、対応ゲームやサービスなど未発表の情報を提供する。
2015年05月07日●Apple Watchは微妙?PTC傘下のIoTプラットフォームベンダーである米ThingWorxのIoTカンファレンス「LiveWorx 2015」が5月5日(現地時間)にスタートした。LiveWorxの来場者数は、2014年の350名から7倍弱となる2300名を記録している。カンファレンスに先駆けて、ボストン大学のEngineering Product Innovation CenterでIoTハッカソンを2日、3日に開催。アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏がプレゼンターとして参加しており、参加者はThingWorxのIoTプラットフォームを活用して、社会の課題解決に繋がるアプリケーションの開発を行った。5日には、ウォズニアック氏がIoTハッカソンの最終結果を発表。参加者は、スマート農業とスマートシティ、アクセシビリティ(障害者などが支障なくサービスを利用できるようにする取り組み)の3つのテーマを選んで挑戦し、今回のハッカソンでは障害者でも問題なく利用できるスマートなストリート標識が最優秀賞に選ばれた。このチームには1万ドルが贈られる。○プラットフォーム開発の重要性とはハッカソンの結果発表の前に行われたトークセッションでは、共に米Appleを創ったスティーブ・ジョブス氏などとの思い出話を語った。ウォズニアック氏は、HPで計算機の設計を行っており、「何か自分独自で新しいものを作れないか」という思いでパーソナルなコンピューターの制作に取り掛かったのだという。それが、後のApple IIやMac、iPod、iPhoneへと続くAppleの源流になるのだが、これはひとえに「プラットフォームという考え方」が功を奏したとウォズニアック氏は話す。これは、IoTプラットフォームベンダーの米ThingWorxへのはなむけの言葉でもあるのだが、「当時はタイプライターなど様々な機械があったが、スマートテクノロジーというものを目指して、ハードウェアやセンサー、データ分析、プログラム開発、表計算など、コンピューターで様々な機能が利用できるようになった。表計算ソフトが出てきた時は、メインフレームよりも価値があるとようやく認めてもらえた」と、自身の苦労話を交えて、その理念の重要性を強調する。「プラットフォームを開発することがキーになる。最初は趣味で始めた開発だったから、破壊的なイノベーションは起きなかった。破壊的なイノベーションというものは、最初はなかなか理解されない。それは、何十年も普及に時間がかかった映画や新聞などを見てもわかるだろう」(ウォズニアック氏)○Apple Watchのメリットは?最近のITのトピック、とりわけ古巣のAppleでは、発売されたばかりのApple Watchが今一番ホットといってもいい。これについて尋ねられたウォズニアック氏は「最近は色んなアプリを試してくれと言われたり、Apple製品もよく試すよ」と語りつつ、「Apple Payや飛行機の搭乗券がWatchで使えたところでどうなんだと思った」と発売前に抱いた正直な感想を口にする。理由としては、いわゆる時計型のウェアラブルデバイスをいくつも保有しており、それと機能的に大差ないApple Watchでは何も変わらないのではという思いを抱いたようだ。ただ、「音楽にも言えることだけど、実際に曲を自分で聞いてみないと、その曲がいいかどうかは判断を下せない。実際にApple Watchを使ってどう思うかが重要だ」とも話す。具体的な明言は避けたものの、人それぞれが自分でApple Watchに触れることで、製品の本質に何を求めるかを(直感で)感じてほしいというメッセージを送ったようだ。●次世代のエンジニアに伝えたいことハッカソンで審査員を務めたウォズニアック氏はエンジニアへ、どのように仕事に取り組むべきかを、自身の経験を交えて話す。「自分たちの世代では、子供時代に学校でコンピューターなど学ぶ環境がなかった。まだまだアナログの時代で、無線もろくに普及していなかった。そんな中で、0と1を組み合わせるデジタルの"ロジックゲーム"に夢中になった。高度な数学じゃなくて、この単純なゲームが面白いと思ったんだ。ハードウェアやソフトウェア、どちらも論理的な考え方が好きだった。私の父はロッキード・マーティンで働いていたが、ロケットを飛ばす宇宙用の半導体は非常に高価なものだった。こうした環境の中で、コンピューターのアーキテクチャの魅力に気づいた。自分が見たものを実際に何か有益なことに使えないかと思って、コンピューターのパーツを試行錯誤して設計した。どんどんパーツを変えていったんだよ! 本当に好きで仕方なかったんだ。当時は、コンピューターのエンジニアという道があるなんて思っていなかったけど、大学院でコンピューターの講義を取ろうと思ったんだ。ただ、大学院ですら初歩的な文字を打ち込むようなクラスしか存在しなかった。もちろん成績はAだったよ(笑)。のちにApple IIを作った時も、色んな人に、設計や回路図からソフトウェアの魅力を全て自分たちの手で作れるという魅力をまとめて伝えたかった思いがあるんだ。今は色んな物にトライできる環境が揃っている。自分自身の興味を発見することが重要だよ。私はエンジニアとして今でも仕事をしている夢を毎日20時間も見ている(笑)。目が覚めたら設計して、発明にいそしんでいる。ものを作ることが本当に好きなんだ」(ウォズニアック氏)
2015年05月06日米Intelは5日(現地時間)、"Haswell-EX"の開発コード名で知られていたIntel Xeon E7-8800 v3シリーズおよび、Intel Xeon E7-4800 v3シリーズを発表した。前世代からコア数やLLCが増加し、パフォーマンスが向上したほか、Intel TSXをサポートした。「Xeon E7 v3」ファミリは、ミッションクリティカルな基幹業務に加え、インメモリデータベースやビックデータ分析といった分析ソリューション、仮想化といったワークロードに向けた製品。今回発表されたラインナップはIntel Xeon E7-8800 v3シリーズが8モデル、Intel Xeon E7-4800 v3シリーズが4モデル。一部を除いて16コア/18コアがIntel Xeon E7-8800 v3シリーズ、8コア/10コア/12コア/14コアがIntel Xeon E7-4800 v3シリーズとなっている。アーキテクチャがHaswellベースとなり、前世代の「Ivy Bridge-EX」から、IPCが向上したほか、コア数とスレッド数が最大15コア/30スレッドから最大18コア/36スレッドに、LLCが最大37.5MBから最大40MBに増加している。基本的な内部構造は、2014年9月発表の"Haswell-EP"こと「Xeon E5-2600 v3」ファミリと大きな違いはなく、2重のリングバスや統合電圧レギュレータ(iVR:Integrated Voltage Regulator)による電力管理、DDR4メモリサポート、仮想化機能の実装などが行われている。「Xeon E7 v3」ファミリはトランザクションメモリ命令「Intel TSX」(TSX:Transactional Syncronized Extentions)をサポート。TSXはもともとHaswell世代のCPUで実装されていたが、問題が見つかっており、Haswell-EPでは「実装はしているものの、無効化」という状態だった。その後、2015年3月にBroadwellベースのサーバ向けSoC「Xeon D」シリーズで命令の追加が発表された。TSXの詳細については、Hisa Ando氏の記事や大原雄介氏の記事を参照してもらいたいが、トランザクショナルメモリをハードウェアで実装し、メモリロック処理のオーバーヘッドを解消し、マルチプロセッサ/マルチスレッドでの処理を高速化する。TSXではHLE(Hardware Lock Elision)とRTM(Restricted Transaction Memory)の2種類が用意され、HLEはレガシーのXACQUIRE/XRELEASEプリフィクスを使用し、既存のコードをベースとして利用できる。一方、RTMはXBEGIN/XEND/XABORTという新しい命令を使用する。Intelによると、SAPのインメモリデータベース「HANA」とIntel TSXを組み合わせたところ、前世代のIntel Xeon E7-4890 v2と比較して、5.9倍のパフォーマンス向上が実現できたという。また、最大メモリ容量は1ソケット当たり最大24個の64GB DIMMに対応し、4ソケットのシステムでは最大6TB、8ソケットのシステムでは最大12TBと前世代から変わらない。しかし、メモリインタフェースSMI Gen2(Scalable Memory Interface)の転送速度が前世第の2,667MT/sから3,200MT/sに向上した。さらにメモリコントローラに接続されるメモリバッファの世代も新しくなった。パフォーマンスモードでは最大1600MHz、ロックステップモードでは1866MHz(いずれもDDR4メモリ、DDR3メモリはどちらのモードでも最大1600MHz)で動作する。「Xeon E7 v3」ファミリでは、ダウンタイムが発生する頻度、エラーによる損失を抑える「Run Sureテクノロジ」を強化し、システムRAS機能およびメモリRAS機能をはじめとする新機能の追加を行っている。システムRAS機能「エンハンスドMCA Gen2」では、OSに対するエラーリポート前にファームウェアでエラーを受けるという流れは従来と変わらないが、ファームウェアで記録できるエラーログを拡張し、より詳細な解析を行うことが可能となったという。メモリRAS機能「アドレス・レンジ・メモリー・ミラーリング」では、メモリの特定領域だけをミラーリングでき、さらに粒度の細かいメモリミラーリングを提供する。このほか、複数のランク・スペアリングやDDR4コマンド/アドレス・パリティ・エラー・リカバリーといった機能も備える。
2015年05月06日日本郵政グループ、米IBM、米Apple は4月30日、ニューヨーク(米国)において、日本における高齢者向け生活サービスの提供に向け、高齢者向けタブレットなどを活用した実証実験を共同で行うことに合意したと発表した。同グループは、今回の業務提携により、全国2万4000の郵便局のネットワークを活用して、ICTを活用した新たな高齢者向け生活サポートサービスを 2016年度から本格展開することを目指す。これに向け、同グループは、2015年度下期にIBMとAppleが開発した高齢者向けの専用アプリやiPadを配布して、それらを活用した各種のネットサービスなどを支援する実証実験を行う。専用アプリでは、薬を飲む時間や運動、ダイエットのお知らせや、コミュニティ活動、食料雑貨の買い物支援、就業支援などの各種サービスに直接アクセス可能。同グループに対しては、IBM MobileFirst for iOSプラットフォームの専用クラウド・サービスによるデータ統合とセキュリティ、アナリティクス、機器管理機能が提供される。実証実験では、ICTの利活用を併用した「みまもりサービス」のほか、世代向け・子世代向けの「コミュニケーションサービス」、自宅での申し込みによる「買い物支援サービス」、自治体と連携した「地域情報サービス」、各種相談サービスを、地域特性に応じて順次提供していく。同グループは、サービスを段階的に増やしながら、2020年に国内の400万人から500万人規模の顧客へのサービス提供を目指す。
2015年05月01日米Microsoftは29日(現地時間)、サンフランシスコで開催した同社の開発者カンファレンス「Build 2015」に合わせ、既存アプリをWindowsアプリに移植できる新たなSDKを発表した。今回開発者向けに発表されたSDKは、「Webサイト」「.NETおよびWin32」「Android(Java/C++)」「iOS(Objective C)」の4種類で、アプリの既存コードをベースに、Windowsストアのユニバーサルアプリを制作できる。制作したアプリはWindowsストアを通じて提供されることになる。Adobe Systemsはこのうち、Win32用のSDKを利用して「Adobe Photoshop Element」「Adobe Premiere Elements」のWindowsアプリの提供を発表している。また、既にWindowsストアで提供している、KingのWindows Phoneアプリ「Candy Crush Saga」にはObjective C用のSDKが利用されていることも発表された。
2015年04月30日米Googleは28日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」の更新版「Chrome 42.0.2311.135」をWindows、Mac、Linux向けに公開した。今回のアップデートでは、5件のセキュリティ修正を行った。米Googleのブログによると、更新版の「Chrome 42.0.2311.135」では、危険度が4段階中2番目に高い「High」に分類された「DOMにおける解放後使用」の問題が含まれている。これに加え、社内での調査やファジングによって判明した問題も修正したという。
2015年04月30日米Appleは27日(米国時間)、2015年第2四半期(2015年1月から3月)の決算を発表した。iPhoneが全体を牽引し、Macなどの製品、アプリストア「App Store」も第2四半期ベースで過去最高を記録、売上高は580億ドル、純利益は135億ドルと好調だった。2Qの売上高は580億1,000万ドル、純利益は135億6,900万ドルとなった。前年同期と比較すると、それぞれ27%、33%の増加となる。1株あたりの利益は2.33ドル、これも前年同期の1.66ドルからのアップとなる。粗利益率は、前年同期の39.3%から1.5ポイント増加し40.8%となった。地域別にみると、売上高の31%を米国が占め、ついで中国が168億2,300万ドルを売り上げた。その後、欧州、日本、日本と中国を除くアジア太平洋地区と続く。中でも、中国は前年同期から71%増で成長し、欧州を超えて第2の市場となった。日本市場は前年同期比15%減のマイナス成長となった。製品別では、iPhoneの販売台数が前年同期から40%増の6117万台。金額ベースでは前年同期比55%増の402億2,820万ドルとなった。逆にiPadはマイナス成長で、販売台数は前年同期比23%減の1,262万3,000台、売上高は同29%減の54億2,800万ドル。Macは台数ベースでは前年同期比10%増の456万3,000台、売上高ベースでは同2%増の56億1,500万ドルとなっている。iTunes Store、App Store、Mac App Store、iBook Storeなどのコンテンツ販売、それにサービスのApple Care、モバイル決済Apple Payなどを含むサービス事業も成長し、前年同期比9%増の49億9,600ドルを売り上げだ。このうち、App Storeについては過去最高を記録したと報告している。AppleのCEO、Tim Cook氏は「過去のサイクルよりも早くiPhoneへの移行が進んでいる」と述べている。先に発売開始となった「Apple Watch」にも言及し、「Apple Watchのローンチで、エキサイティングな次の四半期のスタートを飾った」とコメントしている。
2015年04月28日米テラデータはこのほど、Teradataデータベースの強化機能であるSoftware-Defined Warehouseを発表した。同製品により、セキュリティやサービス・レベルに適合したパフォーマンスを犠牲にすることなく、複数のデータウェアハウス(DWH)を1つのシステムに統合することが可能になる。具体的には、Teradataデータベースの Teradataワークロード管理、テラデータ・ラボ、また Secure Zones機能を用いて、マルチテナント展開として、複数の事業部門や組織のデータとユーザーを別々に管理し、セキュリティまたはプライバシー保護が必要な場合は、システム管理者がテナントのデータを閲覧できないように保護する。また、企業間分析サービスとして、Teradataを利用する顧客企業のパートナー企業向けに、企業間分析サービスのホスティングと管理を簡略化すると同時に、各パートナー企業のサービス・レベルの基準に応じて、一貫したパフォーマンスを提供する。データマート統合では、複数のデータマートを単一のシステムに統合し、総所有コストと二酸化炭素排出量を削減。ユーザーはデータ、ユーザー、アプリケーション、ワークロードを各データマートから隔離し続けたままで、企業規模の多角的な視点からデータをみることも可能になる。そのほか、本番分析サンドボックスとして、ユーザーに焦点を当て、セルフサービスのデータ・ラボの機能を設定することで、データの重複や新たなサイロをつくることなく、データ主導型の新たな洞察(インサイト)の発見や俊敏性を実現する。あわせて、Teradataデータベースの追加機能として 安全性が確保された状態で、データとユーザーグループを属性ごとに分ける機能「Secure Zones」が発表された。同機能は、第2四半期の後半に提供が開始される予定。同機能により、単一のDWH内にある複数の事業体属性や各国から構成される個人情報や同一データセンター内のデータの移動を規制するセキュリティおよびプライバシーに関する法律に遵守できる。
2015年04月28日『ネムジム食堂』朝ごはん担当のミカです。今日は週末の朝ごはん提案として、米粉で皮から手作り“水餃子”をご紹介。ハードル高そうな手作り皮ですが、実は30分ほど寝かせればOK。思ったより手軽に作れますよ。週末の朝にわいわい包んで食べる、幸せな朝時間を過ごしてみませんか?さぁ、一緒に作って食べましょう♪米粉で作った皮は柔らかいので、手でのばせる&包むのも簡単!≪材料≫(16個分)■餃子の皮米粉 120g片栗粉 36gお湯 145ml塩、こしょう 各少々■餃子の餡豚ひき肉 120gにら 3本しょうが 6gキャベツ 60g酒 18mlごま油 15gオイスターソース 10g塩、こしょう 各少々■つけだれしょうゆ 30ml酢 15mlごま油 3gラー油 少々≪作り方≫1. ボウルに米粉と片栗粉、塩を合わせ、真ん中に穴をあけ、そこに熱湯を100mlほど流し入れてすばやくさいばしで混ぜ合わせます(熱湯が熱いので取り扱いにはご注意ください!)様子を見ながら残りの湯を足してこね、粉っぽさがなくなりまとまってきたらさいばしについた生地をこそげ取り、手でひとまとめにしてラップに包んで30分ほど置きます。2. 生地を寝かしている間に餡を作ります。にらはみじん切り、しょうがはおろし金でおろします。キャベツは1枚ずつはがしたら500wのレンジで5分加熱し、冷めたら水気をギュッと絞ってみじん切りにします。3. ボウルに豚肉、酒、ごま油、オイスターソース、塩、こしょうを入れ、豚肉に調味料をなじませるようによく混ぜます。4. さらに2.で下処理したにら、しょうが、キャベツを加えてまんべんなく混ぜます。5. 1.の生地を棒状に手でのばし、まずは2等分し、それをさらに8等分して丸めます。米粉を打ち粉としてまぶし、手か綿棒で直径5~6cm程度の円形にのばします。6. 皮の真ん中に4.をティースプーンでのせ、皮の端に水をつけたら餡を包むように合わせ、指先で押さえてしっかり閉じます。7.鍋にたっぷりの湯を沸かし、6.を入れます。強めの中火で3分ほど茹でて完成!【取り扱い簡単!“米粉水餃子”包み方解説】1) 生地を手か綿棒でのばす米粉の皮は小麦粉よりも柔らかく仕上がるので、手でも簡単にのばせます。2)手のひらに乗せて、餡をのせるここで端に水をつけます。3)餡を包む4)あっという間に完成!まず両端をくっつけてから、残りの部分を閉じていくとうまくいきます。水餃子ならひだを作る必要がなく、ふちを閉じるだけでOKです!やや不恰好ですが、茹でるとこなれた見栄えになるので問題なし!餡がちょっとはみ出しても、茹でると皮が膜のようになるので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。■餡が余ったら、スープにしても。餡が余ったら小さくまとめ、冷蔵庫に残っている野菜と一緒に煮込み、つけだれを調味料として加えればスープが完成!皮も包まず“すいとん”のようにちぎり入れて煮込んでも美味しいですよ。朝からスッキリしたところで、皆さん職場に学校に遊びに行ってらっしゃ~い!!朝ごはん担当:ミカさん「ネムジム食堂朝ごはん担当のミカです。朝のスタートが体内時計をしっかり動かし、夜の快眠をつくります。一緒につくる朝ごはん、朝のスタートを心地よくしてくれるメニュー。これで今日一日のパフォーマンス、そしてその日の夜の快眠がバッチリです。」ミカさん(本名:岩渕美華)プロフィール:食品業界において商品開発、バイヤー、販促、広報、飲食店立ち上げなどを経験。2013年度丸の内朝大学復興プロデューサークラスを受講後、コミュニティキッチン・イニシアティブを設立。「仲間と作り、仲間と食べて、仲間とつながる食の劇場」をコンセプトに、東北食材を使用したキッチンイベント『コミュニティキッチン』を定期開催。団体副代表並びにナビゲーターとして、メニュー企画、レシピ作成、イベント運用を担当。≪information≫「コミュニティキッチン」では、現在横浜ドッグヤードガーデンの『BUKATSUDO』にて、みなとの朝ごはんDishを定期開催中。食材は東北から直送されたこだわり素材を使用、仲間と素材に一手間加えるだけの料理体験を通じ、つながりをより感じられる仕掛けを用意してお待ちしております!参加者の皆さんは、時間までに会場へ来るだけ。料理が得意な方はもちろん、あまり得意で無い方もナビゲーターのアドバイス付きで、必ずメニューができあがるようになっていますので、是非お気軽にご参加ください。『コミュニティキッチン』Facebookページはこちら『ネムジム食堂』とは『食で眠りを鍛える!』をモットーに「今日を元気に過ごす朝ごはんレシピ」、「快眠を約束する夜ごはんレシピ」など、毎回様々な情報をご紹介していきます。『ネムジム食堂』その他の記事はこちら
2015年04月27日米Microsoftは4月21日と22日(現地時間)にかけて、スマートフォン向けとPC向けの2種類のWindows 10 Technical Previewの最新ビルドを立て続けにリリースした。ビルド番号はそれぞれ「Build 10052」「Build 10061」となっており、すでにTechnical Previewをインストール済みのユーザーは通常のアップデートで最新版へと移行できる。両プラットフォームともに3月以降の更新頻度が早くなっており、7月といわれる製品版リリースに向けた動きが加速している。「Build 10052」と「Build 10061」のリリースはそれぞれMicrosoftの公式Blogで紹介されている。スマートフォン版にあたるBuild 10052はマイナーチェンジの感が強いが、PC版にあたるBuild 10061は主要アプリの一斉アップデートが行われるなど、ユーザーの目にわかりやすい形での変化が出ている。それぞれ概要をまとめる。○Windows 10 Technical Preview for phones - Build 10052Windows 10 Technical Preview for phonesは4月10日に「Build 10051」がリリースされたばかりであり、それから2週間を経ていないBuild 10052はビルド番号が1つしか上がっていないことからもわかるように、バグ修正を中心としたマイナーアップデートだといえる。機種依存のバグもいくつか見受けられるが、筆者もBuild 10051で経験していた「言語追加後の(文字入力用)キーボードのダウンロードが行えない」といった共通バグもBuild 10052で修正されているとMicrosoftでは説明している。このほか「フライトモードの有効化」「データ通信の無効化」といった設定メニューが追加されており、より製品版に近い体裁でWindows 10 Technical Previewのテストが行えるようになっている。またLumia 520/521の一部ユーザーで報告されていたWindows Phone Reset Tool使用後に端末が使用不能になる問題を受け、一時的に同デバイスへの最新ビルド配布を停止していたが、現在は問題が解決したとして同ツールのアップデート版提供とともに配布を再開している。詳細についてはMicrosoftの会議室で情報がまとめられている。○Windows 10 Technical Preview - Build 10061Windows 10 Technical Preview for PCは前回のBuild 10049のリリースが3月30日で、リリースサイクルは3週間強となっており、主にUI関連で変更が目立つなど、スマートフォン向けのBuild 10052に比べると比較的大きなアップデートとなっている。Build 10061は現在更新周期を「Fast」に設定したユーザーにのみ配布が行われているが、Build 10049では言語パック等での問題がみられるなど「Slow」の更新周期を選択したユーザーに最新ビルドの配布が行われていないことを受け、Build 10061においてもSlowユーザーにアップデートを配布するか適時判断していくという。Build 10041やBuild 10049で確認された言語パックのインストールに関する詳細は会議室を確認のこと。Build 10061における大きな変更点は「Mail」「Calendar」アプリのアップデートで、画面表示の変更やカスタマイズ可能なスワイプによるジェスチャー操作、2つのアプリの切り替えで予定の設定や確認など、Windows 8時代のものに比べてUI面での工夫がみられる。文章編集機能も強化されており、表や写真の挿入が簡単に行えるほか、メールアカウントの設定が使いやすくなっている。スタートメニューとタスクバーにも変更が加えられ、黒色の新しいテーマとなっているほか、デスクトップの背景から自動的に(OSが利用する)メインのカラーリングを選択するAutoColor機能の採用、Action Center等の透明度の設定、電源ボタンの位置変更、アイコン形状のリフレッシュといったUIや設定メニュー変更が可能になっている。タスクビューもUIが変更され、最も大きなポイントとしては仮想デスクトップの作成上限が緩和されたことが挙げられる。従来は仮想デスクトップを作成していくと、デスクトップのサムネイルが画面の横幅に達したときに新規作成できなくなっていたが、Build 10061ではこの上限を振り切っても新規追加が可能となっている。Continuum使用時のタブレットモードにも変更が加えられ、これまでデスクトップモードとタブレットモードで劇的にレイアウトが変化していたものが、あまり違和感なく両モードを移行できるようになっている。このほか、既知の問題もいくつか報告されており、詳細についてはBuild 10061のリリースノートを確認してほしい。来週4月29日からは米カリフォルニア州サンフランシスコでBUILDカンファレンスが開催される予定であり、Windows 10開発に関する現状報告と今後の方針について改めてアナウンスが行われるものとみられる。
2015年04月27日