2022年2月26日(土)、1000 CLUBにてアイドル、彩瀬千聖(あやせ ちひろ)の生誕祭「Dream Collection 彩瀬千聖生誕祭 ~ハムハムプリンセス ワンダーランド~」(主催Dream Collection)が行われた。彩瀬千聖は2021年7月にSHIBUYA DESEOでソロアイドルとして本格的にデビューし、ダンス&ボーカルユニット、TJ(トーンジュエル)のメンバーとしても活躍中。今回行われた彩瀬千聖生誕祭は30組以上のアイドルが出演する大型のライブイベント。そのイベント終盤、30分のメインステージで圧巻のパフォーマンスを披露した。バズーカで銀テープをファンに向け煽る登場してまず目をひいたのが初披露となる新衣装。白に水色のワンポイントが際立つドレス。そして、対バン形式のアイドルイベントではめったにない特殊効果演出がふんだんに使われた。銀テープのバズーカ、そしてステージを覆いつくさんばかりのシャボン玉。歌番組の演出を思わせるスモークなど、多種多様な演出。スモークが入ったシャボン玉がステージいっぱいに広がる「もうめっちゃ緊張しましたね~!みんなの視線が自分にだけ集まるんだって思ったら緊張しちゃって。でも本当によかったです。最初の特効(バズーカ演出)でびっくりしちゃったのですが、フロアにいるたくさんのファンが喜んでくれてるのが見れて本当に最高でした。100点満点です!終わった後、ライブ映像を見直したんですが自分で『私、スーパーアイドルだー』ってなりました(笑)」『スーパーアイドル』ライブ後、自身のステージと喜びをこう表現した。ファンの声援に最高の笑顔でこたえた代表曲「Loving you」を熱唱ファンからは豪華な装飾が贈られた披露した曲は新曲「七色世界」の他、オリジナル曲とTJ(トーンジュエル)のカバー曲を含む計6曲。MCでは2ndシングルの発売も発表(5月頃を予定)。「もうずっとグループでアイドルとして活動してて、ソロは全然やるつもりがなかったんですが、今はソロでもみんなに見てもらいたいって思います。MCでも話したんですがソロでもワンマンライブがやりたいですね。今年中に絶対やります!」今後の抱負を問われ、生誕祭を終えた安堵と共に充実感に満ちた表情でそう語った。リアクションの大きさも彼女のアイドルとしての魅力だ彩瀬千聖の活躍はまだ始まったばかりアイドルとしての将来を真剣に見据える文/写真・パインマツ■彩瀬千聖 主な今後の予定2022年7月27日(水) 「TJP FESTIVAL 2022」 SHIBUYA DESEO■「Dream Collection彩瀬千聖生誕祭」 セットリスト曖昧コントラスト<MV> 僕らのストーリー真夜中のファンファーレ七色世界わがままちゃんLoving you<MV> 【YouTubeチャンネル】 【ホームページ】 【Twitter】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月07日現在バラエティ番組で活躍中の元℃-ute・岡井千聖(24)が4月26日、芸能活動を休止すると発表した。突然の出来事に、ファンの間では動揺が広がっている。岡井は8歳のころにハロー!プロジェクトキッズとしてデビュー。約17年間、活動してきた。同日に更新したブログでは「将来の事を考えた時に、本当に今のままの自分で良いのか?と疑問を持ち始めました」と明かし、「もう少し違った視点に立って、自分の幅を広げるような教養や経験や知識が必要ではないか、それに対して行動を起こすのはまだ24歳の今しかないのでは、と考え今回の結論になりました」と休止の経緯を説明した。さらに「具体的に何をするかとか、どれくらい休むとかは決めていません」とつづり、「本当に突然ですみません。よろしくお願いします」と結んだ。ももちこと嗣永桃子さん(27)が芸能界を引退してから、ハロー!プロジェクト出身タレントの急先鋒として活躍していた岡井。SNSでもほぼ毎日番組出演を報告していただけに、Twitterでは「岡井ちゃんロス」を訴える声が上がっている。《岡井ちゃんのしたいように生きて欲しい。でもやっぱりすごく寂しい》《岡井ちゃんロスがじわじわと》《でも、引退じゃないのが救いだよ……そうか、ゆっくり休んでまた、いつか復活してくれる事を待つよ》岡井は全力でバラエティに取り組む姿勢や「父親が水道屋なのに水道が止められた」「給食費を自分のお小遣いから支払っていた」など貧乏エピソードを笑いに変えるキャラクターで人気を博してきた。その天真爛漫さもあり、周囲の評価も高かった。「特にバナナマンの日村勇紀さん(46)は岡井さんがブレイクする前から『バラエティの才能がある』と発言するなど、その素質を見抜いていました。自身のラジオに呼ぶだけでなく、内村光良さん(54)を交えてたびたび食事にも出かけていたようです。内村さんも岡井さんを気に入っており、番組内で『ウチの飛び道具!』と大絶賛。共演の機会が増えていた矢先でしたから、お笑い界隈でも休止を惜しむ声が上がっています」(テレビ局関係者)ブログでは「また何かお知らせできる事があるときはこちらでお知らせします」とファンに約束している岡井。その時を待ちたい。
2019年04月27日(撮影:加藤順子) 「うちの夫は、『鍋食いてえ』って言いながら、食べると泣いてます。いまも、あの日から時間が止まったままなんです」 2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波で、全校児童の約7割にあたる74人もが犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校――。 震災と津波で長女の麻里さん(享年18)、二女の理加さん(享年17)、そして大川小6年だった長男の大輔くん(享年12)の3人の子供全員を奪われた今野ひとみさん(47)は、冒頭のように語った。夫の浩行さん(56)は、遺族訴訟団の団長だ。2人はともに石巻市生まれ。 「大輔は体も大きくて柔道もやっていましたが、家では、『おっかあ、一緒に寝っぺ』と私の布団に入ってくるような、甘えん坊の男の子でした」 この上ない絶望のなか、長い裁判を団長として闘うストレスも大きかったに違いない。 「夫の心臓は一審で勝っても、県や市がまた裁判すると言い出したころから、おかしかった。酒やタバコも増えたし。それで去年7月、人工心臓弁の移植手術を行いました」 14年3月に23人の児童たちの遺族である19家族が起こした裁判は、いまも継続中だ。遺族が宮城県と石巻市を相手に約23億円の損害賠償を求めて起こした民事訴訟では、16年10月に県と市に約14億3千万円の支払いを命じる一審判決が出たが、被告、原告ともに控訴している。裁判について、浩行さんはいまから「その先」を見据えていると語る。 「そもそも裁判したのは、『何が起こったのか』という真相究明だったのが、控訴審では争点が『事前の防災対策が十分だったのか否か』に変わってきた。学校だから、子供を守るのは当たり前なのに。でもね、勝たなければいけないんです。裁判で被告の責任が認められれば、そこから、事故の検証や、行方不明の子の捜索、A先生との対話などに進んでいく土台になるから」 3年生だった健太くん(享年9)を失った佐藤美広さん(56)と、とも子さん(54)も、訴訟団のメンバーだ。夫婦の姿は昨年8月、阪神甲子園球場にあった。 「もし、健太が高校生になって野球を続けていたら……」 息子の遺影を手に夏の高校野球の選手宣誓を聞きながら、ふたりは涙を抑えることができなかった。2度の流産の末に授かった最愛のひとり息子。 「幼稚園のころから大人びていて、近所のおじいさんからも『健太くん、しっかりしてるな』と褒められるほどで、自慢の息子でした」 少年野球チーム「大川マリンズ」では、セカンドと外野のポジション。だが、もう父とのキャッチボールもできない。 「船舶に関わる仕事柄、最初の学校説明会では、『学校を船にたとえれば、船長は全責任を負うんだ』と言いました。健太は9歳で夢も命も奪われたのに、教師、校長、学校、教育委員会……あんな隠蔽がまかり通ってはダメだと思った」 美広さんも、裁判中の14年12月にがんを発症している。 「私は15年に3度、手術しています。がんや大病をしている遺族も多いんですよ。それでも一審で勝ったあと、『まだ金が欲しいか』と、すれ違いざまに言われたこともありました」 とも子さんは、今後についてこう語る。 「何を言われても、健太の存在をなかったことには絶対させない。4月に出る判決がどうであれ、『お父さんとお母さんは最後まで頑張ったよ』と報告できる日まで、終わることはないんです」 震災当時、同校5年生だった二女の紫桃千聖さん(享年11)を亡くした紫桃さよみさん(51)は、最後に次のように強調する。 「千聖が帰って来ないという事実は、認めざるを得ない。それでも裁判をするのは、母として、あのときの千聖の状況や感情を、自分の子供の最後を知りたいだけなんです。これ以上、私たちのような悲しみを、ほかの親御さんたちにしてほしくない。負けそうなとき、千聖が、『ママとパパが果たす役割があるでしょ』って言っている気がして……」 高裁判決はひとつの区切りだが、それで遺族たちの闘いが終わるわけではない。真相究明は、ずっと続いていくのだ――。 (取材:鈴木利宗、加藤順子)
2018年03月10日(撮影:加藤順子) 「亡くなった子供たちも、私たちも、また切り捨てられたんですね……」 2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波で、全校児童の約7割にあたる74人もが犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校。悲劇からまる7年を目前にした2月24日、33年の歴史に幕を下ろす閉校式が行われた。 震災当時、同校5年生だった二女の紫桃千聖さん(享年11)を亡くした母・さよみさん(51)は、式の後半に上映されたスライドで、04年入学までの卒業アルバムしか映されなかったことを知り、怒りを抑えるように呟いた。 「震災以降の歴史は、無視されたも同然です」 14時46分に地震が発生した「あの日」。津波は校舎にも押し寄せた。その後、大川小では別の小学校を間借りして授業するなどしていたが、児童数は29人まで減少し、閉校に至った。旧校舎は、「震災遺構」として保存されることが、すでに16年春に決まっている。 「7年たって、私たち親も家族も、いろんなことに向き合わなければならない。閉校式に参加するかしないかも、大事な節目なので、長男とも長女とも相談して個々で決めました。彼らにとっては母校なので『同級生と行くよ』と言うから、私は『どうぞ、行ってらっしゃい』と送り出しました」 さよみさんの言うように、かつては子供たちの元気な声で溢れていた大川小の閉校は大きな節目ではあるが、遺族にとっては震災が終わったわけではない。現に、14年3月に23人の児童たちの遺族である19家族が起こした裁判は、いまも継続中だ。紫桃さんら遺族が宮城県と石巻市を相手に約23億円の損害賠償を求めて起こした民事訴訟では、16年10月に県と市に約14億3千万円の支払いを命じる一審判決が出たが、被告、原告ともに控訴している。 地震発生から津波が襲うまでの51分間。教師たちの判断で校庭で待機した挙げ句、津波が押し寄せる堤防方向へと移動させられ、命を落としたわが子たち。なぜ、すぐ背後の裏山に逃げなかったのか。どの親も抱く「空白の51分間に何が起きていたのか」という疑問に、一審判決は何も答えてはいなかった。その裁判の控訴審判決が、この4月26日に出る――。 「なんで、あのとき、私は千聖を迎えに行かなかったんだろう。入学式のときに、『学校は児童の命に責任を持ちません』って言ってくれれば、すぐに迎えに行ってたのに。あのとき、51分間も校庭で待たずに、有無を言わさず裏山に避難誘導されていれば、わが子は助かった――」 紫桃さんら遺族たちは怒りのなかで、説明会の開催を訴え、ほぼ1カ月後の4月9日になって、ようやく第1回の保護者説明会が行われた。ここには、当日学校にいて唯一生き延びた男性教師のA先生も出席した。 「助けられなくて本当に申し訳ありませんでした。すいませんでした……」 この後、A先生は「波をかぶったが、ひとりの男子児童を助けて山に登り、助かった」という旨の説明を途切れ、途切れにしただけだった。その後は「体調を崩し自宅療養中」とのことで、裁判中を含めて、今日まで顔を見せていない。しかし、実際に当日、A先生が逃げ込んだ自動車整備工場の社長は「A先生も児童も服装はきれいで濡れていなかった。波はかぶってないと思います」と証言しており(本誌既報)、食い違う。A先生の「波をかぶった」などの証言は「偽証だったのではないか」という見方も広がっているのだ。 さらに、当時の校長の、以下のような問題発言もあった。「説明会の約10日前の震災後初の登校日、校長は子供たちに『笑顔がいっぱいの学校を作ろう』と語りかけたそうです。この言葉で、私たちの子は、亡くなった子供たちは切り捨てられたんだと思いました」 さよみさんが、冒頭、閉校式を受けて「また切り捨てられた」と発言したのには、こんな前段があったのだ。 判決を1カ月半後に控えたいま、さよみさんと夫の隆洋さん(53)には一層、「勝たねばならない」という思いが強い。 「親であれば、ふつう、子供に『先生の言うことをよく聞きなさい』と教えるでしょう。そう教えたのが正しかったのか、そういう自問自答も入っているんです」 (取材:鈴木利宗、加藤順子)
2018年03月10日アイドルグループ・℃-uteの岡井千聖が13日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系バラエティ特番『さんまの東大方程式』(9月10日21:00~23:40)の収録後に取材に応じ、東大生たちを「こんな純粋な人たちと出会いたい」と恋愛対象の理想像として語った。MCの明石家さんまとスタジオに集結した現役東大生たちがトークを繰り広げていく同特番は、今年3月に続いて第2弾の放送。今回は、合コンに初参戦した東大男子が、一生懸命プレゼントを準備する様子が紹介されるほか、メールの文面やデートのプランで大いに悩む様子などが見られる。岡井はそれを見て、「私アイドルなんで恋愛禁止なんですけど、自分がアイドル辞めたら、こんな純粋な人たちに出会いたい!」と興奮。「水族館とかあんまり好きじゃないんです」というが、デート場所を悩みに悩んで「水族館」と挙げていた東大生に対し、「そんなに考えてくれた水族館だったら行きたいと思いました!」と、心がひかれたことを明かした。一方で、「(東大生が)しゃべっているのを聞いていると、知らない言葉がたくさん出てきて、途中で頭がボーッとしてきて、明日知恵熱が出るかもしれないと思うくらい、今日は頭を使ったな」とお疲れの様子。「芸人さんとお仕事をしてて、『この方たち頭がいいなあ』って思うんですけど、それとは違った理解できない頭の良さがある」と、普段は出会わないタイプであることを説明していた。また岡井は、主席をとった男子が、これまで「イエイ!」と言って喜んだ経験がないことや、試験で高得点をとっても親に見せないというエピソードに驚がく。「私、50点とっただけでも喜んでましたから、本当にもっと楽しく勉強してほしいなと思いました」と、人生をよりエンジョイしてもらいたいという気持ちを力説した。
2016年08月14日