TBS系ドラマ『中学聖日記』の黒岩晶役で注目を集めた俳優・岡田健史が18日、公式インスタグラムを開設した。『中学聖日記』の最終回終了後に初投稿。自身の写真を添えて「はじめまして、公式です。本人です。これからもよろしくお願いします。おやすみ」とあいさつした。インスタ開設にファンから「インスタ開設嬉しいです」「待ってました!」「インスタ開設待ってましたあああ!!」と歓喜の声が続々。また、「黒岩くん大好き」「最終回めっちゃ感動でしたー」「黒岩くんロス……」「中学聖日記最高すぎました!」「中学聖日記最後まで素敵なドラマでした」とドラマの感想も多数寄せられている。『中学聖日記』は、10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田健史)に心惹かれていく女性教師・末永聖(有村架純)の“禁断の純愛”を、儚くも美しく描いたラブストーリー。岡田は、オーディションでこの役をつかみとり、今作で芸能界デビューを果たした。
2018年12月19日有村架純演じる中学教師と岡田健史演じる生徒の“禁断の恋”を描く「中学聖日記」の第8話が11月27日放送。ついに再会を果たした聖と晶だが、想いを抑えきれない晶の行動に「もはやストーカーレベル」「現れ方に笑ってしまった」などの声が寄せられている。片田舎の中学校に赴任してきた女教師・末永聖(有村さん)は婚約者がいながらも、自身の生徒・黒岩晶に心惹かれキスまでしてしまう。それがきっかけで学校を辞め婚約も解消した聖は3年後、別の街の小学校で新たに教師としてやり直そうとするが、そこでも過去を知る者が現れ、さらに18歳になった晶と再会。いまの生活を壊したくない聖は晶の想いを拒むのだが、聖を恨み続ける晶の母、愛子が聖のもとに現れる…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。野上(渡辺大)からの告白を受け交際することを決めた聖だが、そこに愛子(夏川結衣)が現れる。その様子を見ていた美和(村川絵梨)は聖の過去を探ろうと愛子に接近、過去の掲示板などから聖と晶の関係について知る。現在聖が勤務する小宮第一小学校では学習発表会が近づいていて、聖は野上とともに準備を進めていたが、聖の3年前の事件が保護者に知れ渡り母親たちが乗り込んで来る。一方晶はるな(小野莉奈)に自分の気持ちを伝えようとするがるなからは「別れない」と拒否される。上布(マキタスポーツ)からも叱責され追い込まれた晶は家出、父のいる離島へ向かおうとする。それに気づいた聖は後を追い、一緒にフェリーに乗船、そのまま2人は離島に向かうことに…というのが今回のストーリー。今回、聖の想いが抑えられない晶が、「もう来ないで」と言われてるにも関わらず再び聖の前に現れるシーンに「黒岩もうストーカーじゃ… 怖いよw」「唐突に現れられると黒岩に恐怖を感じる」などの声が多数。その登場の仕方に「突然道端からズサァ!って登場するのは笑うwww」「ガザガザって!笑ってしまった!」など、思わず笑ってしまったという反応もあり「黒岩くんの登場の仕方心臓に悪い」「ストーカーホラードラマ」と言った感想まで。当初は再会した晶を拒んでいた聖だがラストでは家出した晶と共にフェリーに乗船してしまう。まさかの“駆け落ち”展開に「来週楽しみすぎて泣きそう」「はやく来週になれ」など、次回に期待する声が殺到中だ。(笠緒)
2018年11月28日有村架純主演で教師と生徒の“禁断の恋”を描く「中学聖日記」の第7話が11月20日放送。有村さん演じる聖と岡田健史演じる晶のまさかの“神再会”にネットが沸き上がると共に、各登場人物たちへ共感の声が続々と寄せられている。3年前に赴任した中学で生徒と恋に落ち、その後別の小学校で教師を続ける末永聖を有村さんが演じ主演。3年前に聖に恋し、高3となった今の心の奥で想い続けている黒岩晶に岡田健史、聖の元婚約者だが現在は別れている商社マンの川合勝太郎に町田啓太、勝太郎の上司・原口律に吉田羊、晶のことが好きで付き合うことになった岩崎るなを小野莉奈、聖を恨み続ける晶の母親・愛子に夏川結衣、聖の現在の勤務先の同僚教師・野上一樹に渡辺大といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小学校教師として再出発していた聖。同僚の野上は過去を知った上で聖を受け入れると宣言。聖の心は揺らいでいた。その頃愛子は聖が教師を続けていることを知り、それはるなたちにも伝わる。同級生から聖の現在の勤務先を聞いた晶は、るなとのデート中にも関わらず聖の元へ向かい、そこで勝太郎と出くわす。勝太郎は聖の夫を装って晶を追い返すのだった。一方、聖は育児放棄が疑われる生徒・橘彩乃の母親・美和に手を焼いていた。彩乃は実家に引き取られたものの、そこからいなくなる。必死の捜索のなか、聖は彩乃を見つけるのだが、そこには晶の姿も。晶は迷った彩乃を助けていたのだった…というのが今回のストーリー。意外な形で再会した2人に「2人の再会のシーン神すぎて最高」「こんな出会い鳥肌」「見つめ合うシーンが目が離せなかった」「黒岩くんと聖ちゃんが再会したとこやばかったよ泣き叫んだ」などの声が殺到。なかには「再会の時何故か正座になってみてた」という人まで現れるほど。「偶然再会した黒岩くんの表情がよかった…」「黒岩くんの「ぼく、もう18です」いいよね」など、晶の“成長ぶり”に感慨を覚える声も数多く、放送当初は聖と晶の関係に様々な声が飛び交っていた本作だったが「やっと再会できたね。幸せになってほしい」など、今では2人の今後の関係を応援するツイートも多数。しかしラストでは愛子が聖の前に現れるという展開に。勝太郎のほかに野上と新たな“ライバル”、そして美和をはじめより手ごわい“恋の障壁”を前に、聖と晶の恋路がどうなるのか、次週が待ちきれない視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2018年11月21日TVアニメ「聖闘士星矢 セインティア翔」に、三森すずこ、竹達彩奈、森下由樹子、佐藤利奈の出演が決定。本作のメインビジュアルも公開された。原作漫画「聖闘士星矢」の“銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)編”と“聖域十二宮編”と時を同じくして、城戸沙織(アテナ)やアテナの身辺を警護する聖闘少女たちに巻き起こ る闘い、葛藤、そして、それぞれの成長の物語を描く本作。すでに、主人公・翔子役の鈴木愛奈をはじめ、M・A・O、水瀬いのり、中島愛、関俊彦、田中秀幸、置鮎龍太郎ら豪華声優陣の出演が決定している。今回新たに発表されたのは、4名の人気声優たち。聖闘少女で小熊座(ウルサミノル)のシャオリン役に、「ラブライブ!」「タイガーマスクW」などに出演し、歌手としても活躍する三森すずこ。同じく聖闘少女のカシオペア座のエルダ役には、「けいおん!」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「神のみぞ知るセカイ」に出演する竹達彩奈。聖闘少女であるが敵か味方かつかみどころのない冠座(ノー ザンクラウン)のカティア役に、「ちびまる子ちゃん」「ONE PIECE」など人気作にも出演した森下由樹子。聖闘少女になるべく決意した翔子に、聖闘士や小宇宙について教え、導く師となる白銀聖闘士 (シルバーセイント)の孔雀座(パーヴォ)のマユラ役に、「とある魔術の禁書目録」「夏目友人帳」「よんでますよ、アザゼルさん。」など数々の人気作に出演する佐藤利奈が決定した。なお、キャラクターデザインには荒木プロの血を継ぐ市川慶一と西野文那。シリーズディレクターを玉川真人。シリーズ構成を高橋郁子が担当。企画・製作の東映アニメーションと手を組み、GONZOがアニメーション制作を手掛ける。「聖闘士星矢 セインティア翔」は12月24日(月・祝)19時~アニマックスほかにて放送。12月10日(月)19時~Amazon Prime Video チャンネル (スカパー!アニメセット for Prime Video)にて最速配信※毎週月曜更新。(cinemacafe.net)
2018年11月19日有村架純主演で教師と生徒の“禁断の恋”を描く火曜ドラマ「中学聖日記」の第5話が11月6日に放送された。聖と晶、勝太郎の関係に1つの区切りがついた前半ラスト回、ネットには多くの視聴者から思い思いの感想が寄せられている。神奈川の片田舎にある子星中学校に赴任してきた新任教師の末永聖を有村さんが演じて主演。聖は大学時代からの恋人で現在は大阪で働く川合勝太郎(町田啓太)という恋人がいるにも関わらず、10歳も年下である自らの生徒・黒岩晶(岡田健史)に惹かれてしまう。しかし晶のことが好きな同級生の岩崎るな(小野莉奈)は聖のことを快く思わず、晶の母・愛子(夏川結衣)に聖が晶をたぶらかしてると話す。そして当初は晶の想いを取り合わなかった聖も次第に晶に惹かれていき、花火大会の夜、晶からキスされてしまうと、2人は手を取り合い聖の自宅へ。だがそこには勝太郎と愛子が待ち構えていた…というのがこれまでの物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2人の“恋”の行方に注目が集まった第5話。勝太郎は聖の肩を抱き部屋に連れ帰ると「向こうのペースに引きづり込まれたんでしょ」と気にしてないそぶりをみせる。翌日聖は学校に呼び出され謹慎を命じられる。そのことを知った晶は勝太郎の会社に出向くなど事態を変えようとするが無力で、結局聖は学校を辞め勝太郎と大坂で暮らすことに。聖が街から引っ越すことを知ると晶は家を飛び出し、聖の乗った車を追う。一方、聖も勝太郎に別れを告げる…というのが第5話のストーリー。聖、晶、勝太郎それぞれの恋にひとまず区切りがついたラストに「歳の差とか立場とか言っちゃっても気持ちは止めれんわぁ」「黒岩くん、聖ちゃんに対して真っ直ぐな感じに涙腺崩壊」「怪我しながらも追いかける黒岩くんが健気すぎ」など一途な想いに共感する声や、「聖についに本音が言えた勝太郎辛くて見てられない」など、それぞれの立場に感情移入した視聴者からの感想が放送後もタイムラインに溢れ続けている。またラストで18歳になった晶の姿が映されると「次回気になりすぎて興奮」「次回の中学聖日記気になりすぎて寝られへん」「3年後!どんな風に再会するのかめっちゃ楽しみ」といった声も続々投稿。公式サイトには波乱の展開を感じさせる予告編もアップされており、次回が待ちきれない視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2018年11月07日現在"放牧中"のいきものがかり・吉岡聖恵がパーソナリティを務めるニッポン放送『いきものがかり吉岡聖恵のオールナイトニッポン』が、22日(25:00~)に一夜限りの復活を果たすことが明らかになった。いきものがかりは、17年1月に「放牧宣言」と題して、グループとしての活動休止を発表。以降はメンバーそれぞれがソロ活動を行っている。吉岡はかつて「オールナイトニッポン」でレギュラーパーソナリティーを務めていた。今回は24日にソロカヴァーアルバム『うたいろ』の発売を記念して、16年3月に一夜限りの特番として放送されて以来、2年半ぶりに復活する。"放牧中"の生活について吉岡の口から語られる他、レギュラー放送時代の名物コーナーも復活する予定だ。吉岡は「2年半ぶりにオールナイトニッポンをやらせて頂ける事、うれしさでいっぱいです!」とコメントし、「放牧中の今ですが、10月24日には初のソロカヴァーアルバム「うたいろ」をリリースさせて頂く事になりました!そのお話もさせて頂きますね」と明かした。番組ではアルバムタイトルにちなみ、「あなたの今、なにいろ?!」というテーマで、リスナーに「自分の『現在』はどんな環境で、どんな心境なのか?」を色で表現してもらうメッセージを募集する。
2018年10月16日ドラマ『中学聖日記』で大抜擢された岡田健史さんが、年の差の恋、禁断の恋について語ってくれました。僕が演じる黒岩晶は、有村架純さん扮する新任の教師・末永聖に恋をしてしまう中学生。10歳も年が離れているけれど、原作漫画を読ませていただいたときから、何の違和感もありませんでした。僕自身、年齢差の恋や同性愛など、いろいろな愛の形がある今の世の中において、“好き”という想いに年齢や性別、職業や立場は関係ないと思うタイプ。なので晶の気持ちを理解することは難しくなく、むしろ共感できる部分のほうが多かったです。恋をしたら、周りが見えなくなってしまう晶の気持ちもすごくよくわかりました。僕も中学生のときは、好きな女の子のことと当時熱中していた野球のことしか考えていない時期があったので(笑)、晶という役を生きるうえで必要なことは、その頃の記憶を辿りながら演じているんです。でも今の僕は、禁断の恋とわかっていながら晶のように突っ走ることはできません。こうやってお仕事をさせてもらっている以上、社会的な立場や状況を考えて行動しなければいけないと思うし、周りにも迷惑をかけられない。そのために“好き”という気持ちを自分の中でなんとか消化していかないといけないですよね。一人の大人として。だから余計、頭であれこれ考えない晶が羨ましいし、それが聖ちゃんを惹き付ける晶の魅力なんだろうなと思うんです。聖ちゃんと晶は教師と生徒という関係性だからいろいろな障害があるけれど、10歳年上というのは問題ではないですよね。自分が疲れたときに優しくしてくれたり、時には甘えさせてくれたり、そんな母性を感じさせるのは年上女性ならではの魅力だし、僕自身も自分より知識も経験も豊富な年上の女性は素敵だなと思ってしまいます。ただ聖ちゃんは、そういう典型的な年上女性ではないんです。まだ人を好きになるという感情さえ知らなかった晶が、“こんな美しい人は初めて見た”という男の本能で惹かれてしまった。そして距離が近づいていくうち、聖ちゃんに自分に似た未熟さのようなものを感じてどんどん引き込まれていったんじゃないかなと僕自身は感じていて。決して年上的な要素に惹かれたわけではないからこそ、やっぱり“好き”という想いに年の差は関係ないと思うんです。おかだ・けんし1999年5月12日生まれ、福岡県出身。5年間スカウトされ続けた期待の新人。ドラマ『中学聖日記』でオーディションを勝ち抜き待望の俳優デビュー。プルオーバーニット¥37,800(ダニエルw.フレッチャー/インターナショナルギャラリー ビームス TEL:03・3470・3948)パンツ¥12,500(COS/COS 銀座店 TEL:03・3538・3360)『中学聖日記』勤務先の学校で10歳下の中学生・黒岩晶(岡田健史)に惹かれていく教師・末永聖(有村架純)の禁断の恋を描くドラマ『中学聖日記』は、TBS系にて10月9日(火)22時スタート。※『anan』2018年10月10日号より。写真・大辻隆広(go relax E more)スタイリスト・岡部美穂ヘア&メイク・大橋 覚(VANESSA+embrasse)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年10月08日女優の白石聖が、片寄涼太、鈴木伸之ら出演のプロジェクト『PRINCE OF LEGEND』の、ドラマ(日本テレビ 毎週水曜24:59~)&映画(2019年春公開)ヒロインに決定したことが1日、明らかになった。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら――」という女子たちの“シンデレラ願望”を叶えるというプロジェクト。王子の中の王子、“トップオブザプリンス”は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。ドラマ『Missデビル人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)や「ドラマ甲子園」の受賞作『キミの墓石を建てに行こう。』に出演し、雑誌『FIGARO』の表紙や数々のCMなど、活躍の場を広げている白石。今回演じるヒロインの成瀬果音は、しっかりと自立しているが自分の気持ちをうまく表現できない女性というキャラクターだ。幼い頃に両親と別れ、1人で懸命に生きてきたが個性豊かなたくさんの王子と出会い、思いもよらない展開に巻き込まれていく。白石は演じる果音について「生きていくことに真っ直ぐ必死なさまや、媚びたりしない(お金となると話は別ですが)ところが潔くて、王子だらけの登場人物の中で、もしかして果音が一番逞しいのでは? とも感じられる部分が、今までのヒロイン像とはまた違った印象で、素敵だと思います」と語る。「脚本では私に寄せて頂いた部分もありましたが、本心を内に秘めたままなかなか上手く表現出来ない不器用な部分が、私自身とも重なるように感じました」と明かした。また「撮影は極寒だったこともあり、皆さん大変だったと思います。ですが、違った個性を持った素敵な王子達に支えて頂きながら、監督のコミカルな演出も相まって毎日新鮮な気持ちで過ごすことの出来る、暖かい現場でした」と撮影を振り返る白石。「女性なら一度は憧れるような世界観に、プリンスプロジェクトという前代未聞のパワーワードのコラボレーションは、未知です。視聴者の方々一人一人がヒロインになれる、そんな夢を持った作品になっていると思います」と、プロジェクトへの驚きと作品への期待を表した。
2018年09月01日ディオール(Dior)は、2019年リゾートコレクションをフランス・パリのシャンティイで発表した。ディオールが綴る物語、今季の主役は女性騎士(エスカラムサ)マリア・グラツィア・キウリが、今季の物語の主役として選んだのは、メキシコの伝統的な女性騎士「エスカラムサ」だ。チャレリアと呼ばれる馬術競技に、男性と同じく果敢に挑む彼女たちは、刺繍で満たされたスカート、大きなハット、フラワーモチーフが踊るフェミニンなコスチュームで鍛え抜かれた強靭な肉体を包んでいる。モダンに解釈された“トワル ド ジュイ”太いベルトやウエストラインを強調するジャケットと、軽快に揺れるチュールやレースのスカートによって生まれる、まるでニュールックのようなコントラストの強いシルエットをベースに、幻想的な世界が広がっていく。特に、マリア・グラツィア・キウリが目を付けたのが、フランスの伝統的なテキスタイル、トワル ド ジュイだ。田園風景をはじめとする日常の美しさを投影するトワル ド ジュイを、今季はより自由な発想でモダンに解釈している。うさぎや馬などの優しい動物たちが草原を走るわけではなく、当時の牧歌的な要素は少ない。曲がりくねって朽ちた木々、そしてライオン、トラ、蛇といった強い動物が登場する風景は、身に着ける女性の内側を示すかのように、ワイルドな部分が垣間見える。時には「バー」ジャケットやロマンティックなレースブラウスの下で、伸びやかに重なり合うパウダーカラーのチュールに、またある時には、対照的なサファリジャケットに落とし込まれる。形は違えど古典的な美しさを今に蘇らせるという点で共通していて、あくまで毅然とした佇まいで居続ける。そこに加わる、揺らめく繊細なレースと踊るような草花の刺繍は、強さとは対比的にある、女性の“愛”や“優しさ”の表現にも思える。もうひとつの女性像、ジェンダーにとらわれない“アマゾネス”の存在今季、女性像を具現化するうえで、イメージしたもう一人の人物がいる。ギリシア神話に登場するアマゾネスだ。女性のみで構成された狩猟部族として知られ、彼女たちもまたジェンダーに捉われない存在だったのだ。キュロットスカートや、1948年春夏オートクチュールコレクションに発表した「Drags」を彷彿されるスカート、メンズシャツも登場していた。女性騎士の強さを軸に、マリア・グラツィア・キウリがのせた自由で幻想的な物語が紡がれたランウェイ。時代を越えて、彼女が現代によみがえらせたスタイルは、きっと今の女性たちに通ずるものばかりなのではないか。
2018年06月06日人気コミック『聖☆おにいさん』の実写化が、2018年10月18日(木)より、動画配信サービス「ピッコマTV」にて公開される。また、10月12日(金)より立川シネマシティ・イオンシネマ他にて2週間限定で上映される。監督は福田雄一、製作総指揮は俳優・山田孝之が務める。ブッダとイエス・キリストの生活を描くギャグ漫画を実写に『聖☆おにいさん』は、『荒川アンダー ザ ブリッジ』の原作者としても知られる中村光によるギャグ漫画。ブッダとイエス・キリストを主人公に、世紀末を無事越えた二人が東京・立川でアパートをルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫する物語だ。講談社「モーニング・ツー」で2006年より連載され、コミックの累計発行部数は1,600万部を誇る。イエスは松山ケンイチ、ブッダは染谷将太今回の実写化作品では、イエス役に『ユリゴコロ』や『関ヶ原』での演技が記憶に新しい松山ケンイチを起用。そしてブッダ役には、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』『ポンチョに夜明けの風はらませて』などにも出演した染谷将太が抜擢された。また、高熱でうなされるブッダを問診する医者役は、『斉木楠雄のΨ難』や実写版映画『銀魂』シリーズなど福田作品の常連である佐藤二朗が、主人公2人が暮らすアパートの大家役は山野海が担当する。山田孝之×福田雄一がタッグを組んで製作陣に監督は、『銀魂』『銀魂2』『斉木楠雄のΨ難』も手掛ける福田雄一が務め、製作総指揮には、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『闇金ウシジマくん』などで活躍し、『50回目のファーストキス』にも出演する、俳優の山田孝之を迎える。山田孝之は、2018年公開の『デイアンドナイト』もプロデュースするなど、近年は製作陣としても活躍する。実写化に向け、製作総指揮の山田孝之は主演の松山ケンイチ、染谷将太に対し「既に悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス。」とコメント。また、「演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン。」とも語っている。一方、監督・脚本の福田雄一は、「今まで何度も何度も出演をお願いして叶わなかった松山くんと染谷くんで、連載当初から念願だったこの原作を実写化出来ることが、ただただ幸せです!こんな幸せな作品を任せてくれた山田孝之プロデューサーに感謝します!全力でユルく臨みます!」と意気込みを見せた。記念すべき第一話が、You Tubeで無料先行配信動画配信サービス「ピッコマTV」での独占配信は、10月18日(木)12時よりスタート。記念すべき第1話「ブッダの休日」は、原作第1巻収録のその1の内容を描いたストーリーで、下界でバカンスを楽しむイエス役の松山ケンイチと、ブッダ役の染谷将太のほほえましいやり取りを楽しむことができる。なお動画配信に先行して、第1話に限り、You Tubeにて映像を無料公開。第2話以降の視聴からは、「ピッコマTV」アプリ内の「待てば0円」にて、10月18日(木)12時より視聴が可能となっている。六本木ヒルズで、オリジナルグッズの先行販売も動画配信同日時より、複製原画展「ブッダとイエスの仏賛展」が、東京・六本木ヒルズにて開催。イエスとブッダが下界で着用しているTシャツをモチーフにした「下界用デイリーTシャツ」や、2人をモチーフにしたキーホルダーなど、ドラマオリジナルグッズ7種が先行で販売される。詳細『聖☆おにいさん』実写化公開時期:2018年10月18日(木)12:00~「ピッコマTV」にて公開※10月12日(金)より立川シネマシティ・イオンシネマ他にて期間限定ロードショー(2週間限定)製作総指揮:山田孝之監督・脚本:福田雄一出演:松山ケンイチ、染谷将太、山野海、佐藤二朗原作:中村光(講談社「モーニング・ツー」連載)製作:パンチとロン毛 製作委員会■複製原画展「ブッダとイエスの仏賛展」開催日時:2018年10月18日(木)12:00~会場:カーテンコール住所:東京都港区六本木6丁目10-2六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内アイテム例:・下界用デイリーTシャツ 7種セット 9,800円(税込)・豪華な食卓Tシャツ(半袖) 4,000円(税込)・徳が高くなるアクリルキーホルダー 全2種 各1,000円(税込)※一般のグッズの予約受付は、10月19日(金)10:00~全国のローソン・ミニストップ店頭LoppiとHMV&BOOKS onlineで実施予定
2018年02月23日松山ケンイチ(32)と染谷将太(25)が人気漫画を実写化したドラマ「聖☆おにいさん」に出演すると、各メディアで報じられた。 原作は累計発行部数1,600万部を誇る「モーニング・ツー」(講談社刊)に連載中のギャグ漫画。主人公は、ブッダとイエス・キリスト。世紀末を無事越えた2人が、都内でアパートをルームシェアしながら下界のバカンスを満喫するという内容だ。 松山がイエス役、染谷がブッダ役。さらには製作総指揮を俳優の山田孝之(34)がつとめ、監督を「銀魂」「勇者ヨシヒコ」シリーズで知られる福田雄一氏(49)がつとめるという。 「ドラマ化するものの、テレビではなく今年新たに立ち上がる動画配信サービスで配信予定だそうです。新規参入するということは、かなりの資金力を持ち話題になりそうなコンテンツもすでに仕込んでいることでしょう。原作ファンも満足いくような作品になりそうだと注目されています」(芸能記者) 松山といえば、12年のNHK大河ドラマ「平清盛」に主演。大河主演で俳優としての格がアップし、その後の出演作がことごとく注目されていた。そんななか16年には、カルト的な人気を誇ったギャグ漫画「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」の実写化に挑戦し話題を呼んだ。 「松山さんが原作の大ファンということもあり、主人公・山田太郎のリアリティをとことん追求しました。原作ではおなじみの全裸や尻出しにも、果敢に挑戦。ところがあまり周囲の評価は高くなく、松山さんはへこんでいました。そのため今回、『珍遊記』の“リベンジ”だと意気込んでいるようです」(映画業界関係者) キャストのみならずスタッフも話題になる面々が集結しており、完成作品が注目される。
2018年02月20日俳優の松山ケンイチと染谷将太が、ドラマ『聖☆おにいさん』に主演することが20日、わかった。松山がイエス、染谷がブッダを演じる。同作は中村光による人気ギャグ漫画を実写化。世紀末を無事越えたブッダとイエス・キリストが、東京・立川でアパートをルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫している様を描く。2013年には森山未來、星野源を声優に迎え、アニメーション映画が劇場公開された。大人気漫画のドラマ化というだけでも話題だが、今回は俳優の山田孝之が製作総指揮を務め、福田雄一が監督を務めることでも注目を受ける。2018年、新たに立ち上がる動画配信サービスにて配信を予定している。イエス役の松山は「福田さんがキリスト役の事は熟知してるので色々聞いて頑張りたいなと思っています」と一言。ブッダ役の染谷は「いつか実写でみたいなと思っていた聖☆おにいさんにまさか参加するとは思ってもみませんでした。しかも、ブッタ役で」と驚きを表す。「松山さん演じるジーザスとどんな掛け合いになるのか、想像するだけでニヤケてしまうのは俺だけでしょうか? まだ撮影もしていないのに、皆様に届ける日が楽しみでなりません」と期待を語った。製作総指揮の山田は「想像しただけでも失禁しそうです。 (少し出てますが)」と"うれション"。「既に悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス。日頃の激務に追われる天界での生活から離れ、下界での生活をごゆるりとお過ごし頂きたく思いますが演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン」と祈った。監督・脚本を務める福田は「今まで何度も何度も出演をお願いして叶わなかった松山くんと染谷くんで、連載当初から念願だったこの原作を実写化出来ることが、ただただ幸せです!」と気合十分。原作の中村は「松山さんのアガペー溢れるお顔と、染谷さんのアルカイックスマイルが見られるのを、今から楽しみにしています」と期待を寄せた。
2018年02月20日昨年アンアンマンガ大賞を受賞した、かわかみじゅんこさん『中学聖日記』の第3巻は、もうチェック済みだろうか。「まだ好き」はいつまで続く?女教師と生徒の恋のゆくえ。中学3年生のイケメン男子・黒岩くんが、25歳の新米教師・聖(ひじり)ちゃんに恋心を抱くラブストーリーは、第2巻の途中から高校生編に突入。ちょっぴり大人になった黒岩くんに、萌えた人も多いハズ。「個人的には、黒岩くんの少年ぽさが減ってしまって残念なのですが、自分の興味ないことには無神経、みたいな残酷さは消えないように気をつけています」思春期の男子が年上のおねえさんに恋をする物語は、マンガに限らず“禁断の恋”の王道といえるが、それでもあえてこのテーマで描いてみたかったことを尋ねると……。「思春期特有のアンバランスながら妙に芯の通っている感じと、年上とはいえ未熟な女性キャラという、ふたつの色気と迷走感ですかね。すみません、今考えました」高校生になった黒岩くんは、少々落ち着いたように見えるものの、何を考えているのかよくわからないたたずまいと、いつ何をしてもおかしくないような危うさは健在。「逆に今っぽさはあまり意識しないようにしています。私は今、海外に住んでいて、日本の今どきの子たちの話している言葉とかそぶりが自然と聞こえてきたり、目に入ってきたりするような状況がなく、わからないことはやっぱりわからないので。それでも普遍的な部分は必ずあるような気がするので、黒岩くんを描くときはそこを大事にしています」最新刊の見どころは、同窓会で再会した黒岩くんと、るなちの関係。中学時代は聖ちゃんに夢中で、るなちのひたむきな思いなどほぼ眼中になかった黒岩くんだが、その辺りの変化にも時の流れを感じさせる。そしてやっぱり一番気になるのは、黒岩くんと聖ちゃんの行く末。「大真面目に恋愛モノに挑戦しているつもりです。私としては黒岩くんが暴走しているときと、聖ちゃんの体を描いているときが楽しいのですが(笑)、キャラクターそれぞれの恋愛感情に振り落とされないように頑張ります。誰が最初に泣くか、予想しながら読んでいただけたら!」それってかなり気になるコメントだが、最新刊も胸キュンが止まらないことだけは保証します!かわかみじゅんこ『中学聖日記』3ある事件から2年後を描いた最新刊。先生に恋をした黒岩くん、生徒に恋をされた聖ちゃん、黒岩くんを思い続けるるなち、どの立場も切ないラブストーリー。祥伝社680円(C)かわかみじゅんこ/祥伝社フィールコミックスマンガ家。’95年デビュー。『パリパリ伝説』『銀河ガールパンダボーイ』『少女ケニヤ』『あかずのふみきり』など著書多数。本作で第7回ananマンガ大賞を受賞。パリ在住。※『anan』2017年12月13日号より。写真・水野昭子(本)インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年12月09日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の白石 聖さんです。コンプレックスの塊だけど、演じると忘れられるんです。CMやドラマでの活躍が目覚ましい白石さん。今夏には「午後の紅茶」のCMで、友人に恋のライバル宣言をする女の子を演じて注目を集めた。「TVに映る自分にまだ慣れなくて。私、コンプレックスの塊なんです。演じる時は『今は別人!』って自分に言い聞かせる(笑)。でも、最近は気持ちに余裕が出てきて、仕事をしている時が幸せって思います」。今してみたいことは、髪を派手な色にすること。「そういう役をやってみたいんです。真面目な役を演じることが多いので、ぶっ飛んだ役に興味アリ!」友達のSNSアイコン用似顔絵を描きました♪友人の子供の頃の写真をイラストにしました。絵を描くの、好きなんです。暇な時はもっぱらスマホでゲーム。「うたの☆プリンスさまっ♪」というリズムゲームにハマっています。小学生の頃から飼っている愛猫モウちゃん。育児放棄されているのを発見し、家族になりました。実物は更にカワイイ。しらいし・せい1998年生まれ。高校2年生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。今月スタートのドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)や来年公開の映画『栞』に出演。※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年10月14日聖路加国際病院(以下・聖路加)の名誉院長・日野原重明さんが、7月18日に105歳で逝去した。聖路加国際病院の内科医となったのは1941年。以来半世紀以上に渡り、聖路加の顔として活躍してきた。じつは、そんな日野原さんには最後まで知らされなかった“ある事実”が。医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんが語る。 「全国でも屈指のブランド病院ですが、現在、深刻な経営難と、ブラック企業ぶりが問題となっています。表面化したのは、昨年5月に同院に労基署による監査が入ったことです。月平均95時間を超える超過勤務と、残業代などの不払いが問題となりました。病院幹部と労働組合の話し合いも長引き、ボーナスが遅配される事態になったんです」 聖路加国際病院のA医師が、院内の様子を教えてくれた。 「超過勤務は深刻で部署の報告会では『労務状況が改善されなければ現院長(福井次矢氏)の逮捕もありうる』と聞かされたほど。オーバーワークは常態化していて、医師によっては100時間、200時間にも。ところが聖路加はそれほど給料が高くはない。それでも働きたいのは履歴書に“聖路加”と書けるのがキャリアになること、トップレベルの医療技術を勉強できること、そして日野原先生のようなカリスマによる求心力があったことです」 上さんは「聖路加のOBの話では過労で倒れた医師が労災申請をしようとしたとき、院内で『日野原氏の名誉を傷つけるのか』と声があがったと聞きます。黙っていても研修医は集まるので奢りがあったのかも」と指摘。別の病院に勤務する産婦人科医C医師は語る。 「10年に自然の営みで起きる出産を応援するため、日野原先生肝いりで設立したというのが聖路加の助産院。『通常の助産院に比べると1.5倍くらいと高額』という理由で利用者が非常に少なかったそうです。今では助産院では分娩が不可能になったと聞きました。せっかく助産院に入院しても、わざわざ通りを挟んだ本院に移動して出産。状態がよければ産後4時間ほどで助産院に戻らされるそうです」 高級志向、富裕層向けのサービスが、ことごとく裏目に出ているという声は多い。 「大手町には、富裕層向けの健康サポートを提供するクリニックがあります。ところが、入会金180万円、年会費60万円(それぞれ税別)とあまりに高額です。そのため、会員は目標数の4分の1~3分の1程度しか集まらなかったみたいです」(前出・A医師) 実際、聖路加の経営は厳しい。今回、聖路加は労基署に指摘された数十億円とも言われる不払いの時間外手当を支払った。同院の財務報告を見た税理士が分析する。 「15年度の資料を一見すると、健全な経営に見えます。ところが収入の部門には、解散した研究所の資産譲受などの“特別収入”が多い。これはその年度限りのもの。それらを差し引くと、おそらく年間の赤字額は8億円にも上ると思われます」(前出・税理士) 前出の上さんはこう語る。 「聖路加は6月から、34の診療科で行っていた土曜外来を14に大幅縮小しました。まずは採算が取れない外来から手をつけたのではないでしょうか。今後、救急や小児科など不採算を生みやすい部門にもメスが入れられることは十分に考えられます」 聖路加国際大学広報室は土曜外来の診療科が大幅縮小されたこと、助産院で出産できなくなったことは認めたが、その理由や指摘された経営危機などについては「内部の事情となりますので、お答えしかねます」と回答。別の現役医師が語る。 「現場には聖路加ブランドをはき違えて“一見さんお断り”の銀座の老舗料亭のように、患者さんを選ぼうとする医師がいるのは事実です。今回の“危機”が、それを見直すチャンスになってほしい。富裕層ばかりに目を向けず、本来の“弱者”に寄り添う日野原先生が守ってきた聖路加らしさを取り戻してほしいです」
2017年07月28日全米はじめ各国で公開されるや、全米&全世界興収NO.1の大ヒットスタートを切った『トランスフォーマー/最後の騎士王』。期待高まる日本公開を前に、トランスフォーマーたちと地球を守るために戦う新たな2人のヒロイン、ローラ・ハドックとイザベラ・モナーの初来日が決定。本作のジャパンプレミアに参加することになった。日本で生まれ、世界的大ヒットシリーズとなった『トランスフォーマー』。その最新作『最後の騎士王』では、1,000年以上前から語り継がれるアーサー王の伝説や世界遺産ストーンヘンジに隠された、トランスフォーマーと人類の歴史の謎が明かされることで注目を集めている。日本よりひと足先に世界公開され、全米興行収入ランキング初登場1位に輝くと、41の国と地域で1億9,620万ドルを稼ぎ、インターナショナル興行収入でも1位を獲得。全世界の総興収は2億6,520万ドルにも上り、全米&全世界興収NO.1の大ヒットとなっている(※Box Office Analyst調べ)。その本作で、マーク・ウォールバーグ演じる主人公ケイド・イェーガーと共に戦う、魅力的なオックスフォード大学の女教授を演じているのがローラ・ハドック。そして、同じく彼らと共に戦う、勇ましいストリートキッドを演じているのがイザベラ・モナー。ローラは、日本でも大人気の世界的モデル、ミランダ・カーにも通ずる美貌の持ち主であり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズではクリス・プラット演じる主人公ピーター・クイルの亡き母親役で出演するなど、いま話題の女優。また、モナーは2013年に映画デビューを果たし、2015年には歌手としてアルバムも発売、ダンサーやウクレレ奏者など多彩な才能を持ち、今年のシネマコンではハリウッドの将来を渇望されるスターに贈られる「ライジング・スター賞」を受賞した大注目の15歳。まさにハリウッドが大注目するローラとイザベラの2人が、今回、華やかに日本初上陸!世界中で勢いが止まらない本作のジャパンプレミアは、7月20日(木)、新宿にて実施される予定。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は8月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマー/最後の騎士王 2017年夏、全国にて公開(C) 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年07月05日監督マイケル・ベイ、製作総指揮スティーブン・スピルバーグによる世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』。この度、ついに本作の本ポスターが完成し、戦闘の最中にバラバラになったバンブルビーが、一瞬にして結集して反撃に転ずる特別映像も到着した。人類とトランスフォーマーたちは戦い、オプティマス・プライムは消息を絶った。未来を救う鍵は過去の秘密――地球史から隠し続けられてきたトランスフォーマーの秘密に隠されていた。そして、地球を救うために予想外のチームが組まれる。発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマス無き後にオートボットのリーダーとなったバンブルビー、英国貴族の謎めいた老人(アンソニー・ホプキンス)、オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)。誰もが一度は変化を起こすために立ち上がらなければいけないときがある。本作では追われる者がヒーローに。また、ヒーローは悪につく。彼らと人類、生き残るのは果たしてどちらか…!?過去4作の全世界累計興行収入が約4,200億円を記録する大ヒット作『トランスフォーマー』シリーズ。最新作では、トランスフォーマーと人類の歴史の謎が明かされるということで早い段階から話題に。1,000年以上前から語り継がれるアーサー王の伝説や、有名なストーンヘンジに隠されたトランスフォーマーの秘密とは…ついに最終章がこの夏幕を開ける!到着したポスタービジュアルは、人類滅亡を宣言したダーク・オプティマスのほか、人類を守るために戦友オプティマスに立ち向かうバンブルビー、一緒に戦う初登場・スクィークス、まるで中世の騎士のような姿をしたトランスフォーマーや西洋のドラゴンのような竜型タイプなど、本作のキーとなるアーサー王伝説ほか第2次大戦など人類の歴史と深く関わってきたトランスフォーマーたちが勢揃い!果たして、発明家ケイド(マーク・ウォールバーグ)、イザベル(イザベラ・モナー)、ヴィヴィアン(ローラ・ハドック)、そして歴史の謎のすべてを知る謎の紳士、バートン卿(アンソニー・ホプキンス)はこの迫りくる脅威を超えられるのか!?「最後の騎士王」とは一体誰なのか?と期待高まるビジュアルとなっている。そして、ポスターと併せて公開された特別映像では、地に横たわるバンブルビーの腕が突如として動き出したかと思えば、バラバラになった各ボディパーツがスクラップの車をふっ飛ばしながら結集する衝撃の瞬間が映し出されている。映像は約10秒と一瞬だが、最後に頭を装着しニクい表情を見せるあたりは、お調子者のバンブルビーらしい。ベイ監督は、「日本のファンは常に私の作品を支えてきてくれた。今作も観てもらえることを願うよ。今作はいままでとはまったく違う新しくて新鮮な作品だ。口先だけで同じことを言う人は大勢いるけど、私は本心から言っている。事実だからね」と作品に対する絶対の自信が伺えるコメントを寄せている。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は8月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマー/最後の騎士王 2017年夏、全国にて公開(C) 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年06月16日人気アイドルグループ・KAT-TUNの元メンバーでインディーズバンド・INKTのボーカルをつとめていた田中聖容疑者(31)が24日、大麻所持で警視庁に現行犯逮捕された。 25日には、各メディアがいっせいに報道。報道によると田中容疑者は24日午後6時50分ごろ、渋谷区道玄坂の路上に止めたワンボックスカーの車中に少量の乾燥大麻を所持していた疑い。本人は「自分のものではない」と容疑を否認しているという。 「13年10月に『度重なるルール違反行為があった』として、ジャニーズ事務所を事実上クビに。その当時から薬物使用疑惑がささやかれていました」(芸能関係者) 翌14年から、INKTというインディーズバンドのボーカルとして活動。現在は全国ライブハウスツアー中だったが、逮捕によって継続は難しくなってしまった。 「現在の田中容疑者の自宅マンションの家賃は、15万円ほど。以前よりも生活のレベルを落としましたが、ツアーの違約金などの支払いに追われればもっと安いところに引っ越さなければならないでしょうね」(前出・芸能関係者) 26日には、三重県で開催予定だった同バンドニューアルバム「square」発売記念イベントの中止も決定。レコード会社関係者は「音楽活動は決して順調ではなかったようだ」として、こう語る。 「ニューアルバムの売り上げは3,000枚程度。14年11月のファーストアルバム『INKT』は5,000枚ほど売れたがそれが最高の売上げ枚数。プロモーションの予算もないので苦戦を強いられていました」 いっぽう田中と同じ元KAT-TUNメンバーの赤西仁(32)と田口淳之介(31)も、ソロで音楽活動中だが……。 「赤西さんはKAT-TUN時代も人気が上位でした。ソロになってからもCDはそれなりに売れており、ライブも盛況。また田口さんは今年2月にユニバーサルミュージックと2年契約を結んでいて、4月5日にはメジャーデビューシングル『Connect』を発売しています。田中さんからしてみればうらやましい限りだったのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者) 田中容疑者の逮捕で、さらに赤西や田口との明暗が分かれてしまったようだ。
2017年05月25日累計3,800億円以上の大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』。この度、過去シリーズにもつながるシーンがいくつも描かれた本作の最新映像が到着した。人類とトランスフォーマーたちは戦い、オプティマス・プライムは消息を絶った。未来を救う鍵は過去の秘密――地球史から隠し続けられてきたトランスフォーマーの秘密に隠されていた。そして、地球を救うために予想外のチームが組まれる。発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマス無き後にオートボットのリーダーとなったバンブルビー、英国貴族の謎めいた老人(アンソニー・ホプキンス)、オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)。誰もが一度は変化を起こすために立ち上がらなければいけないときがある。本作では追われる者がヒーローに。また、ヒーローは悪につく。彼らと人類、生き残るのは果たしてどちらか…!?世界中で圧倒的大ヒットを続ける本シリーズは、革新的な最先端VFX映像のみならず、桁外れのド派手な実写アクション映像の融合で映画の常識をことごとく打ち破り、驚きの連続で見る者を圧倒し続けてきた。実写映画化10年を迎える記念すべき今年、新たに製作される最新作では、従来のキャスト&キャラクターを軸に、新しいキャスト&キャラクターが次々と登場するという、まさにシリーズの集大成となっている。監督は引き続きマイケル・ベイが務め、主演には前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』で主人公を務めたマーク・ウォールバーグ、新キャストとしてアンソニー・ホプキンスや魅力的な新ヒロインにローラ・ハドック。またシリーズの顔ともいうべきジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、前作で印象的だったスタンリー・トゥッチなどが同じ役で再び出演する。今回解禁された予告編では、相変わらずの爆破シーン、驚異のVFXなどに加え、過去シリーズにもつながるシーンがいくつも描かれている。シリーズ4でも活躍した恐竜型トランスフォーマーの“ダイナボット”や、シリーズ3で登場した“センチネルプライム”が、到着した月に巨大な宇宙船が衝突。さらに、トランスフォーマーたちを地球に送り込み、最新作ではオプティマス・プライムを洗脳する金属生命体の“創造主”も登場している。10年以上シリーズに携わってきたベイ監督。「今作には間違いなく過去作にはない壮大な視覚的空間と成長した神話が存在しています」と明かしたベイ監督は、「私にとっては悲喜こもごもです。このシリーズを手掛けるたびに『これが最後だ』と言ってきましたが、世界中の1億2,000万人のファンがいて、彼らは『トランスフォーマー』のアトラクションに列を成し、メイク・ア・ウィッシュ財団から子どもたちは撮影現場を訪れてくれる…彼らが私がこのシリーズを続ける原動力なのです。このシリーズをつくるのが大好きだし、今作は特に楽しく撮影出来ました。しかし、本当にこれが最後になってしまうかもしれない…その想いから思い切りやり遂げました。最終章であり、新たな始まりです」とメッセージを寄せている。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月10日世の中がしあわせオーラに満ちることはとってもイイことですが、知り合いであっても彼らのリア充投稿を浴びすぎると、たださえ寒いこの季節に心も凍てついてしまいそうで、年末年始はできるだけ(ショックを受けそうな)SNSから遠ざかる生活を送っている古山エリーです。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。「四十を過ぎると身体のあちこち調子が悪くなるよ」と周りから聞いておりますが、まだ四十代の前半だから私は大丈夫、大丈夫~!と余裕のよっちゃん(こういう昭和言葉をつい思い浮かべて、そのまま書いちゃう自分がイヤ…)のつもりでしたが、少し前に10日ほど頭痛が続いてお医者さんに診てもらうことに。「肩こりからくる頭痛だと思いますが、念のため検査しましょう」とMRI検査を受けました。短時間で終わるCTスキャンと違ってMRIは20~30分かかり、看護師さんから「閉所恐怖症じゃないですか?」「ずっと音がしていますけど、具合が悪くなったらボタンを押してくださいね」と説明を受けて検査室へ。狭い空間が苦手の人が多いようですが──「SF映画に出てくる宇宙船の脱出カプセルみたい!」私のなかでは映画のセットのようで、ちょっと心が躍っちゃったり…(こういう所でも妄想力、全開!)。そして基本どこでも寝られる女。断続的に音がしているなかで、あの音のなかで何と!ほぼほぼ寝ておりました(信じられない…)。どんだけ神経太いんですか?と自分にびっくりです。アンタって…と。あ、検査結果は異常なし。毎日ストレッチをして肩こりをほぐし、ついでに周囲のしあわせに過剰反応しないように「よしっ、心もほぐそう!」と選んだ映画は『聖杯たちの騎士』です。主人公はクリスチャン・ベイルの演じる脚本家のリック。映画界で成功を収め華やかな生活を送るリックは、ある日ふとした瞬間に自分の人生は「これでいいのか?」「なにか間違ってはいないか?」と疑問を抱き、いわゆる自分探しの旅に出て、その途中で6人の女性たちと出会います。映し出される映像はエマニュエル・ルベツキ(※)の撮影なので文句ナシに美しいのですが、監督はテレンス・マリックですから、ストーリーはあるようでなくて、そう簡単に理解できる映画ではありませんでした。ただ、悩める人にはものすごく響くのでないないかと。リックという悩める1人の男が導かれるように1人、また1人…女性と出会い、その出会いと別れが描かれ、彼女たちが放つセリフが響いてくる。セリフはもちろんリックに向けられたものですが、捉え方によっては観客がそのときに抱えている悩みに向けられているようでもあって。たとえば「何でも試して、ためらわないで」とか「愛は貴重なの、見つけたら迷っちゃダメ」とか。悩める四十路にはグサグサ突き刺さってきました。おそらくしあわせに満ち満ちているときに観たら、リックのことを「グズグズした情けない男だなぁ」とイラッとしたかもしれないですが、悩める者同士は共感するんですね、きっと。そんなこんなで来年こそは「愛をつかみ取るぞ!」と気合いをいれつつ、今宵はここまで。また来年。(text:Elie Furuyama)※エマニュエル・ルベツキ……2013年『ゼロ・グラビティ』、2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、2015年『レヴェナント: 蘇えりし者』で、3年連続アカデミー賞撮影賞受賞。(Elie Furuyama)
2016年12月30日寡作の巨匠テレンス・マリック監督のもと、クリスチャン・ベイルら、豪華ハリウッドスター競演で贈る『聖杯たちの騎士』。このほど、本作でクリスチャン演じる主人公の脚本家と許されない恋に落ちる人妻を演じたナタリー・ポートマンのインタビュー映像が、シネマカフェに到着した。気鋭の脚本家リックは、ハリウッド映画の脚本依頼を請けたことをきっかけにセレブリティな生活へと溺れていく。しかし、心の奥底にある怯えや虚無感を拭い切れず、進むべき道を探して彷徨う日々を送っていた。そんな彼の前に現れる6人の美しい女性たち。リックは彼女たちとの愛の記憶の中で、自分の過去と向き合い始める――。『マネー・ショート華麗なる大逆転』や『ダークナイト』3部作などで知られるクリスチャンが演じる、迷えるイケメン脚本家リックを取り囲むのは、『キャロル』のケイト・ブランシェット、『マイ・ファニー・レディ』のイモージェン・プーツ、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピント、『ライト/オフ』のテリーサ・パーマー、『パーフェクト・ルーム』のイザベル・ルーカスといった、それぞれタイプの異なる美女たち。その中でナタリーは、リックと恋に落ちる人妻のエリザベスを演じている。彼女は、共演したクリスチャンについて「とても自然体で、面白くて、いたずら好き」と楽しげにコメント。「彼はとても喜んで人を受け入れていく方だったので、彼の前では安心していられました」と語り、彼の包容力を絶賛。わずか数日の撮影の中で、いきなり激しい繋がりを演じなければいかない状況だったが、すぐに居心地のよい関係性になれたと明かしている。また、マリック監督について、初めてその作品に触れたのは大学生のころだったという。カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した『天国の日々』(’78)を観て圧倒されたそうで、「彼の作品は全て、何度も何度も繰り返し観ました。それでも、やはり『天国の日々』が一番心に残っています」というナタリー。「映像とサウンドの組み合わせ方や、感情や雰囲気を創り出す手法に独特の感性があり、詩情あふれる人だと思います」と、独特といわれる監督の手法に触れながら、尊敬を込めてその魅力を語っている。今年、自ら製作・主演を務めた『ジェーン』が公開され、2017年には早くも各映画賞で高い評価を得ている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』も控えるナタリー。憧れの巨匠と、実力派俳優と組んだ彼女のまた新しい姿を、本作で見つめてみて。『聖杯たちの騎士』は12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日寡作にして発表する作品は常に高い評価を受け、まもなくクリスチャン・ベイル主演『聖杯たちの騎士』の日本公開も控えるテレンス・マリック監督。このほど、その最新作『Voyage of Time: Life’s Journey』が、邦題『ボヤージュ・オブ・タイム』として2017年3月より全国公開することが決定。合わせてポスタービジュアルと本予告が解禁となった。カンヌ国際映画祭では『天国の日々』(’78)で監督賞を、『ツリー・オブ・ライフ』(’11)でパルムドールを、さらにベルリン国際映画祭では『シン・レッド・ライン』(’98)で金熊賞を受賞したテレンス・マリック。アカデミー賞にも数々ノミネートされ世間を賑わしてきた偉才が、40年のライフワークの集大成として世に送り出す渾身作となる本作。『ブルージャスミン』でアカデミー賞を受賞し、『聖杯たちの騎士』にも出演している女優ケイト・ブランシェットがナレーションを務め、製作にはブラッド・ピットが名乗りを挙げている(ブラッドは40分のIMAX版ナレーションも担当)。描かれるのは、宇宙創生、そして生命の歩み。今回解禁となる本予告では、『ツリー・オブ・ライフ』でも触れられたような圧倒的な映像美が繰り広げられる。「白昼夢のような、未体験の感覚」(THE NEW YORKER)、「圧倒的な自然美に眼福。愛を綴ったポエムのような作品」(Variety)、「スクリーンに“奇跡”がおこる。緻密で壮大な作品に、ひれ伏し魅了される」(SCREEN)といった海外評にもあるように、想像を超え続ける未曽有の90分。その一端を、まずこちらから覗いてみて。『ボヤージュ・オブ・タイム』は2017年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』が、2017年8月4日(金)に全国の劇場で公開される。トランスフォーマーシリーズ新3部作の第1弾全世界のシリーズ累計興行収入は約3800億円と、大ヒットを記録している映画『トランスフォーマー』シリーズ。最先端VFXと、実際に爆破を行うような実写アクション映像の融合で多くの人々に驚きを与え続けてきた同シリーズの新作となる映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』は、3年連続で公開する新たなシリーズの第1弾となる。監督はマイケル・ベイ、主演は前作主人公のマーク・ウォールバーグ監督はもちろん、これまでの作品を手掛けてきたマイケル・ベイ。主演は、前作で主人公を務めたマーク・ウォールバーグだ。また、従来のキャスト&キャラクターを軸に、新しいキャスト&キャラクターが次々と本シリーズには登場する。新キャストとして『羊たちの沈黙』でハンニバル・レクター博士を演じた大御所のアンソニー・ホプキンス、新ヒロインに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のローラ・ハドックが参加。そのほか、御馴染みのジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、スタンリー・トゥッチらが再び出演する。脚本はマット・ハロウェイ&アート・マーカム(ともに『アイアンマン』を手掛けた)とケン・ノーラン。驚異のトランスフォーメーションを実現するVFXは、世界最大の特撮工房「ILM」が務める。シリーズ最大スケールで描かれる“最終章のはじまり”トランスフォーマーと人間の戦いが避けられない絶望の中で、唯一の希望は“選ばれし者”の存在であると知った主人公ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)。オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)、謎の少女(イザベラ・モナー)との出会いを経て人類最大の危機に立ち向かうイェーガーは世界を救えるのか?「最終章の始まり」と監督が語る通り、過去シリーズの謎、そして地球史を覆す歴史ミステリーがシリーズ最大のスケールで描かれる。オプティマスが悪に染まり、ケイドとバンブルビーに刃を向ける目の前に現れた“創造主”と呼ばれる存在に拘束されたオプティマス・プライムは、「お前は故郷を破壊した。償いを求めるか?」と迫られ、瞳の色を変化させながら「はい、創造主様」と服従するショッキング展開に。マーク・ウォールバーグは、オプティマスについて次のように話している。「オプティマスが悪に染まってケイドとバンブルビーに刃を向けるというショッキングなストーリー展開ですが、僕は一度もオプティマスへの信頼を失ったことはないと誓うし、バンブルビーと僕が彼の心を取り戻し、改心させる責任があるとだけ言っておきましょう。前作よりも大きなスケールで内容もレベルアップしているし、マイケル・ベイ監督も常にファンにより良いものを見せたいと思っているんですよ。」また、アンソニー・ホプキンス演じる謎の英国老人によると、トランスフォーマーと人間との繋がりは1000年以上前から始まり、独立戦争、ナポレオン戦争、第一次世界大戦などその歴史のターニングポイントにトランスフォーマーが深く関わっていたそうだ。日本版予告が世界最速で公開そのほか、ナチスの旗が掲げられた建物に近づく1台の車がトランスフォーミングし、リボルバーをぶっ放すという、歴史の闇に葬られていたのであろう驚愕の戦闘シーンや、トランスフォーマー同士の戦いが繰り広げられ、「我々の星を救うため全ての人間を滅ぼす」と恐怖の宣言とともに地球に帰還したダーク・オプティマスが、ケイドの制止も聞かずバンブルビーと壮絶な死闘を展開する。『トランスフォーマー/最後の騎士王』あらすじ人類とトランスフォーマーが壮絶な戦いを繰り広げる最中、オプティマス・プライムが消息を絶った…。果たして、オプティマスはどこにいってしまったのか?その一方、目前に迫る未曽有の危機から地球を救うため、前作の主人公・発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)の下に集まったのは、オプティマス無き後オートボットのリーダーとなったバンブルビー、謎の英国貴族(アンソニー・ホプキンス)、そして、オックスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)、誰も予想していないチームだった!『トランスフォーマー/最後の騎士王』で問われる“正義"、そして明かされる人類の謎。誰もが一度は変化を起こす為に立ち上がらなければいけない。そこでは追われる者がヒーローに、そしてヒーローが悪に。人類かトランスフォーマーか?オプティマスかバンブルビーか?生き残るのは、果たしてどちらなのか!?【作品情報】映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』原題:Transformers: The Last Knight公開:2017年8月4日(金) 全国ロードショー監督:マイケル・ベイ脚本:マット・ハロウェイ、アート・マーカム、ケン・ノーラン出演:マーク・ウォールバーグ、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、スタンリー・トゥッチ、アンソニー・ホプキンス© 2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro.© 2017 Hasbro. All Rights Reserved.
2016年12月10日テレンス・マリック監督の最新作『聖杯たちの騎士』が12月23日(金・祝)から公開される前に、主演のクリスチャン・ベイルのインタビューが届いた。様々なジャンルの作品に出演し、観客、評論家から高い評価を集めているベイルは、マリック監督と長年に渡って連絡を取り続けていたようだ。その他の画像ベイルは子どもの頃から俳優として活躍し、近年は徹底的に役に向き合う実力派俳優として『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』などに出演。『ザ・ファイター』ではアカデミー助演男優賞に輝くなど、人気・実力ともに世界のトップクラスにある俳優だ。そんな彼は、マリック監督の『ニュー・ワールド』に出演して以降も、監督と連絡を取り合っていたという。「いつも素晴らしい会話をしているけど、何度か新作の話が持ち上がった。この作品に関して彼は、僕に役の説明をしたいと言ってきたんだ。そしてそれだけだとも言った。“何が起きるか試して見よう”的なアプローチだとね」。通常、ベイルほどのスター俳優になると、完成した脚本か、しっかりと書かれたシノプシスを読んで出演を決めることが多い。しかし、ベイルは「すべての監督とこのような撮影方法が出来るわけではないけど、テリーとだったら間違いないと思った」という。監督が、ベイルに与えたのは“リック”という役だ。ベイルは監督から受け取った断片的なエピソードや情報を基に、想像を膨らませ、監督に伝えては、リックという男が形作られた。「多くのことが実際の映画では出てこない情報だけど、僕はそれらの情報に頼るしかなかった」。リックは脚本家で、大成功を収めているが、妻や実家の両親、兄弟とはトラブルを抱えていて、心の中に大きな“空白”を抱えている。「周りから見れば彼は成功者だけれど、彼は自分自身のことをそうは思っていない。だからこそ彼は旅路に出る。行き先がどこかもわからないけれど、いつか忘れてしまった何かを再び取り戻そうとしているんだ」映画は、リックが様々な女性と出会い、交流を重ねながら自身の進むべき道を見つけようと彷徨う姿が描かれる。ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンら演技派女優たちとの演技もまた、“段取り”を繰り返すものではなかった。「この撮影でのスタンスが“準備が整う前に始めよう”だったので、自分がまだ何をするかもわかっていないうちからカメラが回り始めた。人生みたいだよね。次に何が起きるかなんてわからないのだから」。観客もまた、ベイルと同じように次に何が起こるかわからない気持ちを抱えて、リックの“心の旅”を見守ることになるだろう。「とにかく撮影中、素敵な“わからない”という要素がたくさんあった。他の監督では楽しむことはできないだろうけど、テリーとだからこそ、楽しむことができたんだ」『聖杯たちの騎士』12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
2016年11月30日松山ケンイチが驚異の体重増量と役作りで、病いと闘いながらわずか29年の生涯を駆け抜けた伝説の棋士を熱演する『聖の青春』。その松山さん演じる村山聖と「東の羽生、西の村山」と並び称され、現在もなお棋界の頂点で活躍する羽生善治を演じるのは、精神面・肉体面の両方からアプローチし、激似ぶりが話題となっている東出昌大。それぞれ渾身の役作りが話題になっているこの2人。お互いが最大のライバルでありながら、村山さんにとっての羽生さんは「ヒロイン」ともいえる存在であったという。将棋界の最高峰「名人」を目指し、人生をかけ、短い命を燃やした村山聖九段。彼の最大のライバルにして、憧れの存在でもあったのが、100年に1人と称される天才棋士、羽生善治だ。村山さんにとって、同世代ながらトップ棋士として活躍する羽生さんは凄まじいライバル心を燃やす相手である一方、「羽生さんと同じ空気を吸いたい」と、当時拠点を置いていた大阪から上京するほどの憧れの存在だった。対する羽生さんにとっても、村山さんは強烈な存在だったよう。先日行われた映画公開記念イベントでは、羽生さん本人が、かつて負けた一戦を回顧しながら「彼の手の動きが印象的で、いまでも覚えている」と語っており、短い期間ながらも、濃い時間を過ごした2人の確かな関係性をうかがい知ることができる。本作においても、松山さん演じる村山聖と、東出さん演じる羽生善治の関係性は物語の核となる重要な部分。これまで、『ひゃくはち』で万年補欠の野球部員、『宇宙兄弟』で宇宙飛行士を目指す兄弟という“名ライバル”を描いてきた森義隆監督は、撮影にあたり、2人の距離感を大事にするため、松山さん、東出さんに演技以外での会話を禁止するなど、徹底した関係作りを行ったという。そして、棋譜すべてを覚え、約3時間にもおよぶ長回しを行った伝説の対局シーンを、「2人が勇気を持って『やる』と言ってくれた」と嬉々として語りながら、「想像のはるか上をいくものが出来上がった」と自信のほどを語っている。松山さん、東出さんの2人もまた、撮影中、互いの演技に触発されていた様子だ。先日行われた村山さんの地元・広島での舞台挨拶で、「羽生役が東出くんで本当によかった」と話した松山さん。「羽生さんというオーラを身に纏ってくれたから、村山さんが羽生さんに抱いていた尊敬の念を自然と持つことが出来た」と語り、自ら「本作のヒロイン」と言ってはばからない東出さん演じる“羽生善治”への気持ちが、“村山聖”という役と見事にシンクロしたことを明かしている。一方、東出さんも、「松山さんの演技に負けないよう、真剣で切り合うつもりで挑んだ」と、松山さんの演技に大いに刺激を受けた様子。盤上で棋力を存分に引き出しあっていた村山さんと羽生さん同様、互いの力を限界まで引き出しあった松山さん、東出さんの両名の熱演は必見だ。また、本作では対局を離れた2人の会話シーンも見どころとなる。“激戦”の後、2人っきりの食堂で、将棋に対する想いや、対局における“潜る”という感覚、そして対局の先にあるまだ見ぬ世界への憧れを語り合う2人の姿にもグッとくるものがあるはず。最大のライバルであり、“将棋”という道を究める同志でもあった村山さんと羽生さん。松山さんと東出さんが渾身の役作りで演じた、この2人のアツい関係にぜひ注目していて。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月18日●村山聖が憧れた羽生善治と向き合う感覚29歳の若さでなくなった天才棋士・村山聖。少年時代から、難病と戦いながら将棋にすべてを賭けてきた彼の人生を描いたノンフィクション小説『聖の青春』が、発表から16年を経て映画化されることとなった。2008年に映画化の企画が生まれてからさらに、公開まで8年の月日をかけ、監督の中でも熟成された作品に挑むのは、松山ケンイチと東出昌大だ。"怪童"村山聖を松山、将棋界でも100年に1度の天才と呼ばれ現在も活躍する棋士・羽生善治を東出が演じた。先に行われた東京国際映画祭では、東出から「ヒロイン・羽生善治役」とジョークも飛んだが、ライバルであった2人の対局シーンには映画というフィクションを超えた迫力、そして将棋盤をはさんで育まれた絆が宿っていた。○戦っているのが見えた――おふたりは初共演とのことですが、お互いの印象はいかがでしたか?松山:東出くんが出ている作品も観ていましたし、(早乙女)太一くんと共演した時に東出くんの話を聞いたりしていたので、「どんな人なのかな」と楽しみにしていました。かといって、色々とプライベートな話をするような状況でもなかったような気がします。現場に入ったらもう東出くんじゃなかったですね。自分の中ですごく戦っているのが見えました。最初は本当に対局シーンだったんだよね、大阪で。東出:はい、そうでしたね。松山:一発で、「羽生さんだな」と思いました。村山さんが、尊敬や憧れを感じていただろう"羽生さん"が目の前に現れたんですよね。東出さんがすごくリサーチをかけて役を作ってきたのも見えましたし、何より羽生さんと将棋に対する愛情をすごく感じて、それがひとつのオーラになっていました。だから、羽生さんを演じる東出くんを素直に尊敬できたし、憧れることができて、「これからすごく面白いことになるな」と思いえました。自分自身も、もっともっと村山さんに向き合って演じていけば、それこそ作中で対峙した時のように、深い海に2人で潜っていけるな、という実感がありました。東出:僕は、クランクインする前から、プロデューサーさんや監督さんから「松山さんがすごく過酷な増量をしている」とか、「将棋連盟に通っている」とか、色々とお話を聞いていたんです。クランクインして2週間ほど経ってから現場に入ったんですが、それまでに「村山聖の組として現場を作っておくから、お前はそこにライバルとして入ってこい」と監督から言われていて。実際に現場に入ったらもう、ライバルとしての村山聖がいました。松山さんの気迫あふれる村山聖を前にして、やっぱり僕も嬉しかったです。元々松山さんの作品も見ていますし、尊敬する先輩としての印象は大きかったんですけど、現場に入ってからは村山さんとして向き合う感覚でした。鬼気迫るものがありましたね。●向かい合うシーンは、ある種の殺し合い○「この人大丈夫か」という感覚――対局シーンにしても、食堂でお酒を飲むシーンにしても、お二人が向かい合ってるシーンが多くて印象的だったのですが、どういう気持ちで対峙していたのでしょうか。松山:ずっと、東出くんが前にいるというよりも、羽生さんが前にいるという感じだったんですよね。東出くんがそこまで役を昇華させて自分のものにしているから、すんなり入ることができて、こちらとしてはありがたかったです。そこに支えられている部分もありました。東出:僕は松山さんから、鬼気迫るものを感じていました。先日、行われた羽生さんと(原作の)大崎善生さんのトークショーで、羽生さんは生前の村山さんに対して「この人大丈夫か」と思っていたと話されていたんです。それは村山さんの病のこともあるし、将棋の指し手に鬼気迫るものがあったからだそうで。まさしく、僕が松山さんに抱いていた気持ちそのまんまだなと思いました。羽生さんが病のことを気にされていたように、僕も増量による松山さんの体の負担のことも考えましたし。松山さんが村山聖として、対局中に肩をいからせて入ってくる姿は、威圧感がありながら繊細さもはらんでいて、ある種の”殺し合い”という感じはありました。――作中の対決だけでなく、演技の上でも対決、みたいな感覚は少しあったんでしょうか?東出:「現場であまり松山さんと話さないように」というお話は、監督からありました。もちろん、みんなで軽く待ち時間に「この掛け軸、いいね」みたいな話などはしたんですが。僕等に限らず、みなさんが役を引っ張って、ずっとギアを上げている状態だったと思います。全員で同じ方向を向いていたのがこの現場のすごさですし、俳優部だけでなく、全体的にずっと緊張感のある現場だったと思います。松山:スタッフの方々の、環境づくりみたいなところは凄まじかったですよね。東出:本当に。松山:やっぱりみんな、将棋が好きなんじゃないかなと思いました。中にはもちろん、将棋を知らない人もいたと思うんですけど、愛がありましたよね。○森監督にききたいこと――棋士の役作りということで、将棋連盟にも通われていたという話ですが、どのような雰囲気を意識されましたか?松山:撮影に入る前の準備段階で、実際に対局室にお邪魔した時に、普段自分が吸っている空気とは明らかに次元の違う空気感があったんです。それをどう演技で表現していくかはすごく大事なことだと思っていましたし、ある意味一番時間かかかっている部分かもしれません。やっぱり、棋士役の人たちはみんな、プロ棋士としての佇まいを身につけるのに苦労したんじゃないでしょうか。きっと裏では各々が一つのコマを持って、ずっと将棋をさしていたんだと思うんです。――ぜひ今回メガホンをとった森監督に言いたいこと、聞きたいことがあれば教えていただきたいです。松山:監督は8年間企画を進めようとしていて、僕は途中の段階から入ってきているんです。「ぜひ村山さんを演じたい」とアプローチをして、選んでいただきました。すごく嬉しかったし、選んでいただいたからこそ、限界以上のものを出さなきゃいけない、という覚悟もありました。だから、単純に、なぜ僕を選んでくれたのか聞いてみたいですね。東出:監督は村山聖のことが大好きですし、映画が大好きだと思うんですけど、この映画を撮っていて「楽しかったですか?」と聞きたいですね(笑)。撮影している時に、気迫がすごくて。この映画にかける思いを聞いてこなかったように思うんですよね。楽しかったとしたら、どのシーンを撮っていたときが楽しかったのか教えていただきたいです。※監督からの回答は次のページに掲載●俳優2人からの質問に、監督の回答は?2008年に 『ひゃくはち』で映画監督デビューし、2012年には『宇宙兄弟』が大ヒット。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍しながら、この『聖の青春』を映画化するために8年もの間動き続けてきた森義隆監督は、俳優2人から預かってきた質問に快く答えてくれた。○監督の回答・松山ケンイチさんからの質問:なぜこの映画で僕を選んでくれたんですか?森:8年前から君の名前は挙がっていました(笑)。その上、こっちが「撮れるぞ」というタイミングで自ら手を挙げてくれたことに、運命を感じたんです。企画から8年もかかっていると、もう「この作品が動く時って運命しかないな」と思うんですよね。やっぱり実在した人物の物語を撮る時に、作り物じゃないものにしていこうと思うと、ある大きな流れの中でしか撮れないんじゃないかと思い始めて。30歳の松山くんが、29歳で死んだ男の話に手を挙げてくれたことにも、必然を感じました。・東出昌大さんからの質問:この映画を撮っていて楽しかったですか?森:めちゃめちゃ楽しかったし、鬼気迫ってないですよ!(笑) 僕が20年やっている中で、一番楽しかったし、一番笑顔が多かった現場です。もちろん集中はしていましたが、撮影できるまでに8年もかかってるし、気負わないことは逆にテーマにしていました。しびれたのは最終対局ですね。2人の対局シーンを3時間長回しなんて、試したこともなかったし、俳優を信じるしかなかった。クライマックスシーンだから失敗できなかったし、僕の経験値でも2人の経験値でも、やれるかやれないかわからなかったけど、2人とも「やりたい」と言ってくれたので、一緒に飛び込めました。想像を超えた感覚があって、楽しかったです。■聖の青春(11月19日公開)"西の怪童"と呼ばれる新世代のプロ棋士・村山聖(松山ケンイチ)。現在七段の聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。
2016年11月18日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖の生涯を描く『聖の青春』。この度、主演の松山ケンイチと森義隆監督が、村山さんのゆかりの地である広島・大阪を訪問。それぞれの地で試写会が行われ、2人が登壇した。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された棋士・村山聖。本作は、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く、奇跡の実話を元にした感動のエンターテイメント。主人公・村山聖役には松山さん、聖の最大のライバル・羽生善治に東出昌大を始め、聖の弟弟子・江川貢役に 染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子ら豪華キャスト陣が脇を固めている。今回、最初に訪れたのは村山さんの実家がある広島。森監督は村山さんの実家を訪問し、村山さんの両親に映画の完成を報告。映画化を志した8年前から、毎年訪れていたという森監督は、お墓参りもして村山さんに映画の完成報告も行った。8年の月日をかけようやく良い報告できたということで、森監督も安堵の様子だった。そして、広島バルト11で行われた舞台挨拶では、松山さんと森監督が登壇。まず、原作との出会いをふり返った2人。監督は「原作との出会いが8年前で、29歳という村山さんが亡くなった年齢だったんです。村山さんの生き様に、自分自身の人生を問いかけられているようでした。彼の人生をなぞるのではなく、彼の魂の形をお客さんに届けられたらなと思っておりました」と語り、同じく松山さんも29歳のときに原作を読んだそうで、「家の本棚を整理していると偶然見つけたんです。同い年というところに惹かれ手に取りました。ここまで命を燃やすということを体言している人はいないなと心を打たれ、役者として命を燃やしてこの役に臨みたいと思ったんです」とコメント。そんな役者魂に火をつけられた松山さんは、リサーチしていく中で森監督が映画化に動いているという話を聞き、自らアプローチをしたそう。「私が松山さんを選んだのではなく、作品が松山さんの名乗り出を待っていた」と森監督が語り、松山さんは「29歳のときに原作を読んでいなければ、ここまで強い気持ちは持てなかったと思います。そういうめぐり合わせに深い縁を感じます」と運命的な役との出会いであったと明かしていた。翌日訪れたのは、村山さんが将棋人生の大半を過ごした大阪。なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶に2人が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。まず、話題となっている松山さんの役作りについて話が進むと、ポスター画像に写っている自身を指しながら「サモ・ハン・キンポーではないです」とジョークをとばす松山さん。体重増加という外面的なアプローチに関し、撮影中に履いていた大きいサイズの下着をいまでも使用していることを明かし、「(あまりの大きさに)ズボンを履くときに下着もずり上げて履くのですが、食い込んでしまうんです」と会場を笑わせる場面も。最後には、観客に向けて「限られた命を燃やした村山さん。その姿にどの年代の方も何かを感じるはずです」(森監督)、「この村山聖役は、自分にとってとても貴重な経験になりました。命を燃やすということは決してよいことばかりではないですが、その美しさを見てほしい」(松山さん)とメッセージを送った。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月09日クリスチャン・ベイルと、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンというアカデミー賞俳優に、注目の若手女優たちが豪華競演を果たすテレンス・マリック監督最新作『聖杯たちの騎士』。このほど、ベイルと彼を取り巻く美女たちとの関係性に、より迫った本予告映像が解禁となった。気鋭の脚本家リック(クリスチャン・ベイル)は、ハリウッド映画の脚本依頼を請けたことをきっかけにセレブリティな生活へと溺れていくが、心の奥底にある怯えや虚無感を拭い切れず、進むべき道を探して彷徨う日々を送っていた。そんな彼の前に現れるのは、6人の美しい女たち。リックは彼女たちとの愛の記憶の中で、自分自身の過去と向き合い始める。『シン・レッド・ライン』『ツリー・オブ・ライフ』など“寡作の巨匠”と呼ばれるテレンス・マリック監督の、ベン・アフレック主演『トゥ・ザ・ワンダー』(‘12)以来の最新作となる本作。主人公の迷えるイケメン脚本家を演じるのは、『ダークナイト』3部作などで知られるクリスチャン・ベイル。彼の前に現れ、人生の節目を形づくる女性たちには、『キャロル』『ニュースの真相』のケイト・ブランシェット、『ジェーン』『Jackie』(原題)も控えるナタリー・ポートマン。さらに、『マイ・ファニー・レディ』のイモージェン・プーツ、『スラムドッグ・ミリオネア』のフリーダ・ピント、『ライト/オフ』のテリーサ・パーマー、『パーフェクト・ルーム』のイザベル・ルーカスと、それぞれタイプの異なる6人の美女たち。本作の舞台となるのは、ハリウッドとラスベガス。届いた本予告では、煌びやかなセレブリティの世界で、脚本家として成功への階段を駆け上がったリックが、業界の有力者の豪邸でパーティ三昧。女性たちとの享楽的な日々に溺れていく。その一方で、崩壊した家族の絆を取り戻そうと奔走し、富や名声と引き換えに自分を失っていく自身の姿にも胸を痛めていた。やがて、漠然と“ここにはない何か”を探してさまよい始めたリックは、6人の美女たちと愛を語るが…。五感に響く映像は、『レヴェナント:蘇えりし者』で3度目のアカデミー賞に輝き、マリック監督とも長らくタッグを組んでいるエマニュエル・ルベツキ。空と大地、海にダイブするようなカメラワークでそれぞれの人物像に迫り、愛に満ちた人生がいかに壮大で美しいのかを思い出させてくれる。美女に導かれた、リックは自らが探し求めていたものへと近づけるのか…。美しくまばゆい愛の数々をこちらから見届けてみて。『聖杯たちの騎士』は12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月07日クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンが出演する映画『聖杯たちの騎士』の予告編映像が公開になった。『天国の日々』『トゥ・ザ・ワンダー』のテレンス・マリック監督の作品で、気鋭の脚本家と6人の女たちのドラマが描かれる。聖杯たちの騎士』予告編映像映画の原題“Knight of Cups”はタロットカードでは“杯の騎士”と呼ばれることが多いカードで、正位置であれば積極的に行動することや熱い想いを意味し、逆位置では熱くなりすぎてしまったために目的を見失って失敗するなどの意味があるといわれている。映画は、ハリウッド映画の脚本を手がけ、派手な生活に溺れながら、様々な女性たちの間を渡り歩く脚本家リックが、女性たちとの記憶をたどりながら、自らの過去、自分が本当に求めていたものに歩んでいく様を描く。マリック監督の作品に出演を希望する俳優は多く、本作でもベイル、ポートマンら豪華キャストが集結。2005年の『ニュー・ワールド』からタッグを組んでいる撮影監督エマニュエル・ルベツキが本作でも撮影を手がけており、シーンによって、35ミリ、70ミリのフィルムとデジタル撮影を使い分けて圧倒的な映像を描き出している。また、マリック作品の常連にして名匠ジャック・フィスク(『マルホランド・ドライブ』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)が本作でもプロダクションデザインを担当。予告編に登場するシーンだけでも喧騒的な都市や、雄大な自然が広がる場所など様々な場所が舞台になっており、マリック作品だけでなく、『レヴェナント』などで繰り返しチームを組んできたルベツキとフィスクのコンビがつくりだす重厚な世界を楽しむことができる。『聖杯たちの騎士』12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
2016年10月07日100年に1人といわれる天才・羽生善治と互角に渡り合いながら、29歳で急逝したプロ棋士・村山聖の、全力で駆け抜けた生涯を描く『聖の青春』。このほど、本作の主題歌に泰基博が書き下ろした「終わりのない空」が決定、併せて、その楽曲がドラマティックに彩る予告編映像と新ビジュアルが解禁となった。本作は、幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された村山聖の全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動作。主人公・村山聖には、役づくりのため体重を大幅に増量させた松山ケンイチ。また、ライバル・羽生善治には早くも「激似」と話題の東出昌大。聖の弟弟子・江川貢役に染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子、さらに安田顕や柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら、豪華キャスト陣が脇を固め、伝説の将棋指しの短い人生を、周りの人々から愛された記憶と共に愛情豊かにスクリーンに昇華する。そして今回、本作の主題歌を担当することになったのが、今秋デビュー10周年を迎え、幅広い世代のファンを惹きつける秦さん。名人になることだけを夢見て、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山聖の一生に感銘を受けたという秦さんは、本作のために主題歌を書き下ろし、力強くも儚い、ドラマティックな名曲が完成した。その主題歌「終わりのない空」に乗せて映し出される予告編では、「さっき、村山くん亡くなりました…」と電話口で語る彼の師匠・森(リリーさん)の言葉から始まる。そして、“西の怪童”と呼ばれた天才棋士・村山聖(松山さん)が、最大のライバル・羽生善治(東出さん)と死闘を繰り広げる一方、医師から進行性の膀胱がんを宣告される場面も。「負けたくない」という心の叫びのごとく、短くも全力で駆け抜けた聖の生き様が、泰さんが歌い上げる楽曲とマッチ。羽生との勝負を超えた心のつながりも胸を打つ、「どう生きるか、どう死ぬか」を問いかける映像に仕上がっている。■泰基博コメント主題歌のお話をいただき、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。曲作りは5月ごろから。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。映画とともにこの「終わりのない空」を受け取っていただけたら嬉しいです。■監督・森義隆コメントまた一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。■原作者・大崎善生コメント考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。いつの間にかそれが画像になり、カラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日