ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!9歳の長女、5歳の次女、0歳の三女の母をしております、ぴなぱと申します。 前回 、三女出産にあたって旦那が“産後パパ育休制度”を利用したというお話を書きました。単純に人手が増えるという以外にも旦那が育休を取ってくれて良かったと思う理由があるので、今回はその辺りについて書いていきたいと思います。まず本題に入る前に、遡ること約9年前…長女が産まれた頃のうちの旦那は、こういう考えの人でした。当時私も無収入だったので、確かにわが家の家計は全て旦那の収入にかかっていました。なので旦那が家族のためにと働いてくれていることにはもちろん感謝していました…が。当時の恨みつらみを書いていたら膨大な量になってしまうので割愛しますが、とにかく彼の中では「外で働くこと・お金を稼ぐこと」が何より重要で大変なことで、家で娘と過ごすだけの私は「楽でいいなぁ」という認識でした。娘のことは可愛がっていたし休みの日は面倒を見てくれたりもしましたが、少なくとも私にとって旦那は「一緒に育児をしている人」ではありませんでした。 その後いろいろあって、旦那も前ほど家事育児を軽んじることはなくなってきましたが、今から約5年前の次女妊娠中。実はその時も育休の話が出たには出たんです。ただ当時はまだ今ほど男性の育休が当たり前ではなかったし、旦那の会社でも前例はなく、制度としてはあっても実際に利用できる雰囲気ではありませんでした。…というのは半分建前で、単純に私の気持ちとして「長女のとき何もしなかった奴が、育休取ったところで何の役に立つんだよ」と思ってしまい、旦那が育休を取る意義が見出せませんでした。旦那にしても本気で育休を取ろうと思っていたわけでもなかったので、結局その時は取らずに終わりました。しかし、次女が産まれてからの旦那は、長女の頃と違い育児に協力的に。仕事自体は長女が産まれた頃より忙しく、起きている子どもたちに会えるのは休みの日だけという生活でしたが、できる範囲で育児に協力しようとしてくれているのがわかりました。 そして今回の三女出産にあたっての産後パパ育休の取得。旦那からその話が出たとき、次女出産の時と違い二つ返事で「取ってほしい」と言えたのは、次女が産まれてからのこの5年間、少なからず旦那が育児に関わろうとしてくれていたからだと思います。そんなこんなで実際に育休を取り、初めてがっつり育児に参加してみた結果。かつて「楽でいいなぁ」と言っていた生活が「そうでもない」と身をもって感じてくれたようです。加えて今は上2人のお世話もあるのでその忙しさは想像以上だったようです。 単純なタスクの量で見れば、長女と2人きりだった9年前より、子どもが3人になった今の方がたしかに忙しいです。だけど一番大変だった時期は?と聞かれたら、間違いなく私は長女が0歳の時期と答えます。それはひとえに「一緒に育児をしてくれる人」がいなかったから。それくらい、パートナーが育児の大変さを理解しているかいないかは重要なことだと思います。育休があけた旦那は、現在はまた休みの日しか子ども達に会えない生活に戻りました。それでも今は「一緒に育児をしてくれる人」だと思います。旦那の中での意識はもうとっくに変わっていたのかもしれませんが、「旦那が育児の大変さを理解してくれている」と私が思えるようになったという意味で、産後パパ育休を使ってみてよかったなと思っています。
2023年08月17日皆さんは育休を使ったことがありますか? 今回は「育休反対上司の末路」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言育休を取得妻と暮らす会社員の主人公。妊婦の妻は臨月に入っていて、主人公はもうすぐ産まれる子どもを楽しみにしていました。里帰りができない妻を思い、育休を取得することにした主人公。しかし育休取得をよく思っていない上司に、嫌がらせをされるようになってしまいます。そんななか無事に子どもが産まれ、主人公は子育てに専念できると思っていたのですが…。育休中にもかかわらず、主人公は上司から呼び出されます。仕方なく主人公が会社へ向かうと…。取引が中止!?出典:モナ・リザの戯言なんと主人公が担当していた取引先が取引を中止すると言い出したというのです。上司は「お前が育休を取るからだ」と主人公を責めます。しかしそんな上司の理不尽な態度に納得できない主人公は、上司の発言を録音することに。録音した証拠を専務に提出しました。すると取引先から上司へのクレームがたくさんきていると言う専務。上司は取引先でも主人公のことを悪く言っていて、取引先はそんな上司に嫌気がさしていたのでした。上司は、左遷かクビかどちらか選ぶように専務に告げられるのでした。育休反対上司の末路育休に反対し、主人公に嫌がらせをしていた上司。そんな上司の行いが専務にバレて、危うくクビになりそうになってしまうエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。
2023年08月08日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「妻が育休に入った途端、夫が亭主関白に!」を紹介します。30歳のパニ子は結婚2年目、最近仕事の成績が好調でノリにのっています。上司からも期待されていますが、パニ子の成績が上がれば上がるほど、夫の「イサム」は卑屈になっていきます。 義母からのお金の無心に悩む……今月も営業成績トップのパニ子。それを知ったイサムは、どうせ俺は……と目標を見失っています。ですが、ローンで一軒家を買ったばかり。2人で働くしかありません。 イサムのやる気問題よりも厄介なのが義母。毎月、家計から義母に5万円ほど仕送りしていますが、10日に1回はパニ子の家にお金の無心にやってきます。もちろん断りますが、しつこいので毎回心が折れそうです。 育休に入ってから夫の態度が一変そんな憂うつな日々を送るなか、パニ子の妊娠が発覚。育休をもらって自宅で娘を育てていますが……。「たっだいま〜!今日も一家の主のイサム様が稼いできてやったぞぉ〜!」 パニ子が育休に入ってから、イサムはパニ子に対して見下した態度をとるように。これまで卑屈になっていた反動なのか、好き勝手に振る舞います。 ある日、パニ子が夕食に魚をだすと「肉が食べたいって言っただろ。お前、誰のお陰でメシを食えてると思ってんだ!」と時代錯誤な発言。そしてイサムは義母に電話をかけ、自分のご飯が用意されていない、自由になるお金がないと毎回のようにパニ子の悪口を言います。「やっぱり母さんの言う通り、離婚届を用意しておいたほうがいいな。そんじゃ、またね〜!」次の日、イサムは自分の欄を記入した離婚届をパニ子に差し出しました。「俺に離婚されたら困るだろ〜」と離婚届をひらひらさせてイサムはどや顔。こっちは幼いわが子を抱きながら家事をやって大変だってのに!積もりに積もったパニ子の怒りが爆発。こいつ要らねぇ……という結論に至ります。 義母のアドバイスで離婚届を提出!?後日。またも夕食の文句を言い、離婚を脅し文句に使うイサオに対し、パニ子は「もう離婚届出したから」とひと言。ヘラヘラ笑っていたイサムの顔が一気に真顔に。義母が「イサムと離婚しろ!離婚届を出しに行くぞ!」とパニ子宅を訪ねてきたので、提出していたのでした。イサムは慌てて義母に電話。「恥ずかしくて言い出せなかったけど、俺の給料は雀の涙程度なんだよ。パニ子の稼ぎがないと、仕送りもできないし。結婚前につくった借金も返済できないよ!!」 イサムは突然電話を切ってパニ子に土下座しましたが、時すでに遅し。パニ子の決意は固く、まとめてあった荷物と一緒にイサオを外へ押し出しました。 その後、イサオは借金の返済と養育費の支払いに追われ、綱渡りの生活を送っているようです。パニ子は無事に職場復帰し、母と娘で仲良く暮らしています。 夫婦は助け合い、お互いの足りない部分は補いあって……が理想ですが、相手へのリスペクトや思いやりがなくなると修復はなかなか難しいもの。ギリギリの生活を送るイサオですが、養育費はきちんと払って欲しいですね。 パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年08月02日仕事と家事を両立させるのは大変ですよね。今回は家事を手伝わない夫のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:nanakichisan看護師だった主人公主人公の女性は夫と息子の3人家族で、現在は育児に専念しています。そんな主人公が看護師として働いていた7年前、夫との間で起きたトラブルです。主人公が仕事で疲れきっている姿を見ても、夫はまったく家事をする気がありませんでした。その上、突然「明日から残業するから」と言い出します。夫の衝撃的な発言出典:愛カツ夫の仕事が増えるということは、夫に家事をやらない言い訳を与えるようなもの。そして実際にそうなってしまい、心身ともに限界の主人公は、夫と相談することを決意したのです。しかし返ってきたのは「家庭より仕事のほうが大事なんだよ」という言葉。呆れた主人公は、実家に帰ることにしました。読者の感想自分のことしか考えていない夫にイラっとしました。家事を手伝わないだけでなく、相談もなく勝手に仕事の時間を増やすと決めたところもひどいなと感じました。(40歳/主婦)同じくらい働いているのに、主人公は家に帰ってもやることがあり、夫は自分の時間だなんて不平等すぎますよね。最後にきちんと心を入れ替えてくれたのでよかったです。(31歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年07月30日皆さんは後輩への指導で悩んだことはありますか? 今回はコネ入社を理由に好き勝手に振る舞う後輩のエピソードを紹介します!後輩からの申し出出産を控え、育休を取得する予定だった主人公。ところがある日、会社の後輩から「育休ではなく退職してほしい」と言われました。後輩は上司である主人公が退職すれば、自分が昇進できると考えたのです。あまりにしつこい後輩に呆れ、退職することに決めた主人公。それから2年後、主人公は社長に頼まれ職場に復帰しました。職場では後輩が主任になっていたものの、後輩のひどい勤務態度は社内でも評判でした。仕事で大きなミスをしても平然としている後輩に、主人公は会社をクビになると思わないのかと疑問をぶつけます。コネを自慢する後輩出典:Youtube「Lineドラマ」すると後輩は「私コネ入社なんで」と自慢げに話します。そして「大手取引先の部長の娘だからある程度のことは許される」と笑っていた後輩でしたが…。実は後輩がミスをした取引先の社長は、主人公の夫でした。そしてその繋がりから、後輩の父が後輩をかばうために虚偽の言い訳をしていたことが判明。こうして不正がバレた後輩は父から守ってもらえなくなり、会社を退職することになるのでした。コネを失って退職自分の昇進のために主人公に退職を要求した後輩。しかし父のコネを失って自業自得な結果になったエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。
2023年07月21日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! ぴなぱと申します。私ごとですが、4月に第三子となる女の子を出産してまいりました!少し時を戻して出産前。わが家は長女が小3、次女が年長さんなので2人とももうそんなに手はかからないけど、それでも産後は私の動きも制限されるのでどうしようかなーと思っていたところ。昨年10月にスタートした“産後パパ育休”を旦那が取ることに。【産後パパ育休とは】男性従業員が、子の出生〜生後8週までの間に最長4週間の育休を取得できる制度。男女ともに取ることのできる通常の育休とはまた別のものです。わが家の場合途中でGWを挟めたので、出産前日〜産後5週目まで休んでもらうことにしました。旦那は基本的に協力的ではありますが、普段は仕事で土日しか家事育児に参加できません。普段やっていないんだから育休中だからといって多くは望まず、最低限の家事と上の子たちの各種送迎だけやってもらえれば十分、と思っていたのですが…。いざ三女が産まれて、育休生活がスタートすると私の退院翌日から、できないはずの料理に挑戦(私の入院中は義母が手伝いに来て料理もしてくれていました)しかも過去必要に迫られて料理をしたときに私の反応が微妙だったのを鑑みて、私の指示通り作ると宣言し、実際に文句も言わず私に言われるがままに料理をしてくれました。意見が分かれるところかもしれませんが、私は勝手に作られるくらいなら自分でやりたい派なので、こうやって私のやり方に合わせてくれてとても嬉しかったです。さらに産まれたばかりの三女の世話も積極的に代わってくれました。夜間の授乳だけは私がやったほうが何かと都合が良かったので断りましたが、上2人の時はそんなこと言われたことがなかったので(恨み言じゃないですよ)、その気持ちがありがたかったです。そんなわけで、育休中の旦那が担ってくれた家事育児はこんな感じ。育休に入る前は、多くは望まないつもりでいるとはいえ「育休取ったならもっと育児してよ」とか「なんのために休んでるんだよ」とかイライラしてしまうかもと少し心配だったのですが、実際には旦那が想定以上に頑張ってくれたのでまったくそんなことは思わず、“産後パパ育休”取ってくれてよかった!と心から思えました。よかったと思う理由は他にもあるのですが、その話はまた 次回 !
2023年07月20日掃除、洗濯、料理と家事にはさまざまなタスクがありますが、そのどれもを完璧にするのは大変なこと。そこで、anan Beauty+ clubのメンバーに「やめた家事」についてアンケートを実施してみました。実際にどのような家事をやめたのか、また、やめたいけれどやめたい家事にはどのようなものがあるのか。所属する約100人の女性への調査結果をご紹介します。やめて楽になった家事はありますか?まずは、「以前はしていたけれど、やめた家事」について調査を実施。どのような家事から解放されたのか、また解放されるまでの葛藤などについても伺いました。「毎週床を拭くこと。スッキリして気持ち良いのですが、すぐ汚れてしまうのと、仕事が忙しくなるとそれどころじゃなくなるので毎週するのはやめた。仕事に集中し、余裕ができたときに行うと決めれば『ああこれもやりたいのに』と余計に考えなくて済む。メリハリをつけることにしました」(35歳・会社員)掃除はやればやるほどスッキリするのですが、その分労力がかかるもの。毎日完璧を求めると疲れてしまうことも…。たまには後回しにするくらいのゆるさを持ち合わせていた方が気持ちが楽になりそうですね。「お風呂の排水口はほぼ毎日掃除していたけれど、使い捨てに変えてからは週1に。すごく楽になりました」(31歳・自営業)お風呂の排水口には、日々髪の毛やほこりが。100均などで買える使い捨てのゴミキャッチを使えば、深めのネットに溜まってくれて掃除が楽になるんです。筆者はダイソーで購入しています!「アイロン。アイロンのいらない型が付いたシャツのみ買うようにした」(女性)意外と手間なアイロン。仕事でシャツを着る人がいる家庭は、特に大変な思いをしているのではないでしょうか。アイロン不要の服を少しずつ増やしていけば、アイロン不要の日が訪れるかも…!?「以前は毎日枕カバーを交換していたけど、フェイスタオルをかけてそのタオルを洗うように変更。枕カバー着脱の手間がなくなって楽になりました!」(31歳・専門職)枕カバーの着脱って意外と面倒。フェイスタオルならサッと替えられて、洗い替えの用意も簡単!毎日洗いたい方は検討してみてはいかがでしょうか。「料理は私は一切やらずにすべて夫担当にしています。うちの家事担当のルールがあり、もともとあまり料理好きではなかった私と割と好きな夫で利害が一致しました(笑)」(36歳・専門職)好きになれない家事を家族に任せてしまうという選択肢も!家事の分担についてはそれぞれ家庭のルールがあるかと思いますが、案外良い収まりどころが見つかるかもしれませんね。「洗濯ものを干す作業は、乾燥機付きのものを買って解決させる。掃除機はルンバを買ったのでやらない。水回りとベッドメイキングは家事外注に依頼する。嫌なこと、めんどくさいことから解き放たれました!」(35歳・会社員)文明の利器に頼るのも一つの手。食器乾燥機やお掃除ロボットなどに頼ることで、大幅に家事負担を減らすことができます。また、苦手な部分だけ外注してしまうのもアリですね!※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。夏の間だけでもやめたい…!年中やらないという決断はできずとも、なるべく暑さが厳しい夏の間だけでもやめたい…!そんな夏はなるべく避けるようにしている家事についても聞いてみました。「アイロン。夏はアイロンをかけなくてもいい服ばかりです」(31歳・自営業)アイロンから発生する熱気で、汗が止まらなくなる季節。夏服は特に使われている素材を見ながら、アイロン掛けがなるべくいらない服を選ぶといいかも。「火を使った調理は少し減りました」(32歳・その他)料理中も暑さとの戦いになりがち。なるべく火を使わずに済ませたいものですよね。筆者はそうめんを茹でるのすら億劫で、レンジ調理で済ませてしまうこともちらほら…。「玄関ドアの掃除。シンプルに暑い!汚れていても別にそんなに困らないし…と夏場は避けてます」(31歳・専門職)冷房が届きにくい場所の掃除は後回しにしがち。暑さで体調を崩すこともありますし、夏は「まあいっか」精神で家事の回数を減らしてみてもいいかもしれませんね。「窓の掃除。紫外線を浴びたくないから」(35歳・会社員)夏の窓際は紫外線に注意。窓掃除中はかなり紫外線を浴びてしまうので、やるなら日焼け止めを入念に塗ってから始めましょう。やらないという選択肢も、大いに尊重します!やめたいけれどやめられない家事も…思い切ってやめたいけれど、そう簡単にはやめられない家事も。女性たちが日々葛藤している、やめられない家事にはどのようなものがあるのでしょうか。「キッチン掃除。サボると結局あとで大変なのでやらなきゃだけど、油汚れや五徳を洗うのがめんどくさい…!」(31歳・専門職)1回の料理でも、気づけば油まみれになっているキッチン。放置すればするほどこびりついてあとが大変なんですよね…。結局はこまめな掃除が功を奏するのはわかっているのですが、面倒になりがちな家事の一つです。「水回りの掃除。放置した時が恐ろしいから」(26歳・会社員)キッチンと同じく、水回りの掃除も億劫になりがち。水垢くらいならまだいいものの、カビになると除去が大変に。こまめに掃除した方が楽だとわかっているからこそ、なんだかんだで手をつけてしまいます。「掃除機をかけること。面倒だけど、さぼると床が髪の毛だらけになって大変なので仕方なくやっている」(35歳・会社員)少し掃除機をサボっただけで、気づけば床は髪の毛だらけ。筆者も掃除機は好きじゃないのですが、音楽を聴きながらなんとか気持ちを上げて頑張っています…!「大事な洋服たちのケア、本当は全部を毎回クリーニングに出せるようになれば最高なんでしょうが…」(35歳・会社員)適当な服であればガシガシ洗濯機にかけるだけでいいのですが、そうもいかない大事な服は洗うのも干すのもひと手間。とはいえそうして手間をかけるからこそ、より大事に思えるのかもしれませんね。「やーめたっ」もアリなのかも?どうしてもやめられない家事もありますが、ある程度やらなきゃという責任感を手放したり、家電や周りの人に頼ったりすることで、案外やめられてしまう家事もあるよう。やりたくないなと思う家事があるなら、離れる方法を考えてみるのもアリかもしれませんね。筆者も大嫌いな皿洗いから逃れるため、食洗機の導入を検討してみようと思います!筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)in4mal/Getty Images文・比嘉桃子
2023年07月17日皆さんは、夫婦の家事の分担はどのように決めていますか?今回は「共働きなのに家事を丸投げする夫」を紹介します。家事をまったくしない夫にうんざり共働き夫婦の主人公には、ある不満がありました。それは、夫が脱いだ服をそのまま放置して洗濯機に持っていかないこと。さらに主人公が残業で遅い日も、定時で帰った夫は洗濯物の取り込みすら手伝ってくれません。主人公が文句を言うと夫は「家事は君の仕事だろ」と言い返してきます。挙句の果てに残業で遅くなる主人公に、帰ったらシャツにアイロンをかけるよう要求してきたのです。既にアイロン済みのシャツがあると主人公が伝えても、夫はお気に入りのシャツを着たいと主張。どうやら会社の送迎会に女性社員が参加するため、夫は見栄を張りたいようです。自分は何もしないのに見栄だけは張りたがる夫に嫌気がさした主人公が、いつもの格好でいけばいいと伝えると…。自分でやると言う夫夫は自分でアイロンをあてるからいい、と言い出しました。主人公が「できるなら最初から自分でしなさいよ!」と文句を言うと、奥さんがいるのに自分でやるのは切ないと言う始末。夫が自分で家事をしない理由のくだらなさに、主人公の怒りは限界に…。そしてこのまま変わらなかったら今後のことも考える、と夫に言い渡すのでした。見栄のためだけに…残業で疲れているなか、夫の見栄だけのために家事をさせられる主人公。夫の発言に怒りが頂点に達したエピソードでした。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年07月03日みなさんは苦手な家事や、嫌いな家事はありますか。そういった家事はできるだけやめて、効率よく楽しく暮らしたいですよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、やめてよかった家事についてリサーチしました!掃除時間が圧倒的に減る※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。以前はしていたけどやらなくなった家事について、やめたきっかけや、やめてよかったことなどを教えてもらいました。まずは、時間のかかる家事でもある、掃除について、見てみましょう。「掃除機をかけるのをやめて、お掃除ロボットにほぼお任せになった。かなりキレイになるのでありがたい。子どもが生まれて、家事をする時間が惜しくなり、自動化できる家事を探している」(29歳・主婦)「掃除機からお掃除ロボットとクイックルワイパーに変えた。嫌いな家事をなくすために方法を変えました。家族にお願いするわけでも、嫌と思いながらやるわけでもなく、とても良い解決策」(29歳・公務員)掃除機をかけるのは、結構時間がかかりますよね。私は、平日は掃除機をかける気力がないので、週に1回、休みの日にかけていました。ただ、数年前にお掃除ロボットを使い始めるようになって、かなり掃除の負担が減り、以前よりも頻繁に掃除ができるようになりました。また、スケジュール設定もできて、決まった時間に掃除をしてくれるので、常にキレイに保つことができています。ちょっとゴミが気になる時は、ウエットティッシュで拭き取ってすませるので、掃除機の出番はほとんどなくなりました。手間も省けて、水道代もお得に続いては、面倒だと感じる人が多い、水回りの家事について。調理のあとの、皿洗いをやめたという人が多くいました。「皿洗いをやめて、食洗機を買った。水道代の節約になった」(35歳・専門職)「食洗機を頼るようになった。忙しくて家事ができないから」(33歳・自営業)皿洗いが苦手な人はとても多い印象でした。楽しく料理をして、美味しく食べるところまでは、とても幸せなのですが、大量の汚れた食器を見ると、一気にテンションが下がってしまいますよね。私は、料理中からできるだけ洗い物が増えないように心掛けて、皿洗いの負担を減らしています。皿洗いをやめた人のほとんどが、食洗機を使っていました。家事の負担が少なくなるだけでなく、一般的には水道代も節約できると言われていて、メリットも大きいですよね。最近は、食洗機対応の食器や調理器具も多いので、食洗機だけでも調理後の片付けが完結できそうです。ただ、備え付きでない場合は、設置するためのスペースが必要になるのがネックです。私は、まだ手での皿洗い生活が続きそうです。洗濯物をそのままクローゼットへ続いて、実は面倒だと思っている人が多かった、「洗濯」についてのコメントを見てみましょう。「乾燥機付き洗濯機を使って干すことをやめた。その時間を仕事にあてられるようになった、苦手なことをしなくてすむようになった」(35歳・会社員)乾燥機付きの洗濯機に変えると、洗濯を干す作業がまるっと必要なくなりますよね。洗濯物を「干す」ことをやめるだけで、かなり時短になるので、メリットを感じている人は多そうです。私も乾燥機付き洗濯機を使っていますが、以前は、1度洗濯機をかけると、干す作業が終わるまで外出もできず、寝ることもできないということに、ストレスに感じていました。今は、スタートボタンを押したら、そのまま放置しておけるので、時間を有効活用できるようになりました。また、洗濯物を「干す」以外に、こんな家事をやめた人たちもいました。「一部の洗濯物を畳まなくなった。クローゼットにハンガーでかける収納にしたことで、一部の洋服は畳むことはなくなった」(36歳・専門職)「洋服を畳むことをやめた。引っ越しをして、ウォークインクローゼットになったから。洗濯がラクになった」(32歳・無職)「洗濯物をほぼ干しっぱなしにしている。来客もないため、干しっぱなしでも気にならなくなってしまった」(28歳・会社員)意外に多かったのが、洗濯物を「畳む」作業をやめたという人たち。確かに、畳むのも時間がかかりますよね。私は、乾燥機付き洗濯機を使うことで、「干す」作業はやめられたのですが、「畳む」ことは避けられません。「干す」も「畳む」も両方やめられる方法があるといいのですが…。手入れが簡単な服で家事負担も減らす続いても、衣服にまつわる家事で、こちらもやめた人多数でした。「アイロンがけをやめた。アイロンをかけなくてもいい素材の服を買うようになった。アイロンがけが必要な服は、結局着なくなることに気づいたので」(31歳・会社員)「アイロンがけをやめてクリーニングに出すようになった。娘が小さくて危ないから。時短にもなる」(35歳・会社員)アイロンがけは、とにかく面倒という声が多く集まりました。アイロン台を広げて、アイロンを温めてという準備も手間という人も。また、シワになりそうな服は、アイロンがけが頭をよぎって結局出番が少なくなってしまうという意見は、私も共感できます。家で簡単に手入れができることは、洋服選びでも大切なポイントになりますよね。私の手持ちの服を見てみても、もともとシワやプリーツ加工がされていて、洗濯などの手入れがラクな商品が多い気がします。時間も気持ちもゆとりをやめてよかった家事リサーチ、いかがでしたか? 家事をやめるために家電を購入した人もいれば、家電そのものを使わなくなった人もいましたね。どんな方法でも、その家事をやめたことで、時間を有効活用できたり、心にゆとりが生まれたりしているようです。みなさんも、頑張りすぎず、苦手な家事は1度やめてみるのはいかがでしょうか?(C)Klaus Vedfelt/Getty Images文・高橋あやか
2023年05月21日みなさんは、育休をとったことがありますか?母子にとって大切な期間ですが、よく思わない人もいるようで…。今回は「育休中に嫌味を言われた話」を紹介します。育休中困ったときはお互い様迷惑よ!先輩が怖くて…先輩の態度が一変育休中に先輩から嫌味を言われ、復帰するのが怖くなってしまった女性。しかし先生の奥様がしっかりと注意してくれたようで、先輩の態度は一変しました。職場に頼れる人がいると心強いですね。
2023年05月17日→『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』の他の話はこちら第8話(パパ頭『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』(KADOKAWA)より抜粋/マイナビ子育て編集部)→『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』の他の話はこちら『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』についてパパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話(2023/4/10 時点)購入する¥1,210私は君を、愛せているかい?Twitterで大反響を得た「パパが育休を取った話」が大幅描き下ろしを加えて書籍化!家事には慣れているつもりだったが、子どもを相手しながらの家事・育児は想像を絶する過酷さだった…!命をはぐくむことへの深い(考えすぎともいえる)考察と、何も考えなくてもただただ愛しい家族の日常――育休を取得してみないと分からなかったこと、妻子への愛情が深まった経験をつづったコミックエッセイは子育てママの心に刺さること間違いなしです!パパ頭さんのプロフィール子の誕生に伴い育休を取得、大変ながらも喜びも多い育児の日々を記録したいとの思いから育児漫画を描き始めた父親。高校教師であり、哲学を教えながら漫画部の顧問をしている。Twitter:@nonnyakonyakoInstagram:@papaatama
2023年05月08日私は長男の育休中に長女を妊娠し、そのまま長女の産休・育休を取得しました。合計で約2年半の休みを取ってから職場復帰した私。仕事に復帰するといろいろなことが変わっていて、わからないことだらけになってしまったのです……。 2年半の間に変化した会社長男の産休に入るまでは在宅勤務という制度はなく毎日出勤していましたが、長女の育休から復帰すると新型コロナウイルスの影響で週2回ほどは在宅勤務が導入されていました。加えて業務で使用していたシステムも変わり、2年半という長い休みも相まって浦島太郎状態の私。復帰直後はわからないことだらけでした。 おそらく社内のサイト上でも探せばマニュアルはあったのですが、時短勤務で残業ができない私には探す時間もありません。不明点があれば申し訳ないと思いつつ、すぐに同業務の人に質問しました。そして聞いたら必ずすぐにメモ! 同じ質問を繰り返さないよう気をつけています。 いつ休むかわからない…小さい子どもがいると、病気などで突然仕事を休まざるを得なくなることがあります。そのため、1日の仕事終わりには次の日にやることを付箋で残し、期日が近い仕事はまとめてファイルに入れています。 そうすることで突発的に休むことがあっても代わりに業務をおこなってくれる人がわかりやすく進めやすいのはもちろん、自分自身も仕事の進捗がわかり、業務の効率化につながりました。 長い育休を終え、仕事復帰するときは不安でいっぱいでした。いざ仕事が始まると、本当に毎日が忙しくあっという間に過ぎていきますが、毎日が充実しているとも感じます。これからも仕事と育児の両立ができるよう、日々頑張っていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:森まり子
2023年05月06日切れないと家事ストレスだけど、研ぐのもまた面倒毎日料理に使う包丁は、長く使用していると切れ味が悪くなります。切れない包丁にストレスを感じながら、料理時間が長くなってしまうことも。定期的に研げばいいのだけれど、つい忘れてしまう、そんな時間もない、その作業自体があまり好きではない。という方も多いのではないかと思います。そんな方にぴったりなのが・・・普段の動作で包丁が研げる包丁スタンドセットディノスのツヴィリングJ.A.ヘンケルス 砥石内蔵ナイフブロックセット(三徳包丁・ペティナイフ付き)<提供品です>木目のスタンドがとてもきれいで、真っ白な包丁も可愛らしいセット。インテリアにも合わせやすく、見た目も大満足なのですが何より家事がラクになります。内側にセラミック砥石が内蔵されている表面的には一般的な包丁スタンドですが差込部分をよく覗き込むと、V字になったセラミック砥石が内蔵されているのがわかります。これにより・・・出し入れだけで包丁が研げる普段の「使う」「片付ける」の動作だけで包丁研ぎができています。あえて研ぐ時間を作る必要もなく、いつもの動作の中で+αの家事ができていることが便利でとても得をした気分になります。セットの包丁を実際に使ってみたら軽量で扱いやすく使いやすさを実感しました。見た目も可愛らしく、料理のモチベーションも上がります。切れ味もサクサク。ペティナイフはちょっと切りたい時にも便利人暮らしのわが家は、食材をたくさん切るわけではないのでペティナイフがちょうどいいサイズ感です。小さくてもサクサク切れるので助かっています。その家事時間本当に必要?毎日当たり前だと思ってかけている家事時間ですが、忙しい人ほど一旦立ち止まり疑問視してみてもいいかもしれません。包丁研ぎにストレスがある、忘れてしまう、忙しくてなかなかできないそんな方は是非使ってみてください。
2023年04月27日産後パパ育休の給付金の水準引き上げへ手取り額と同額をカバー政府は2023年3月17日に行われた記者会見で、産後パパ育休(出生時育児休業)中の育児休業給付(出生時育児休業給付金)について、支給額を引き上げる方針を表明しました。現行の制度では休業前賃金の67%が支払われますが、これを8割程度に引き上げることが検討されています。休業中は社会保険料が免除されるため、実質的には休業前の手取り額をほぼ100%カバーできる見通しです。給付金引き上げの目的は?今回の給付金引き上げが検討された背景には、男性の育休取得率を引き上げたいという狙いがあります。2025年度までに男性の育休取得率を30%にする政府の目標に対し、2021年度の取得率が13.97%にとどまっている現状があるためです。政府は今回の給付金引き上げを含めた改革を推し進め、男性の育休取得率を25年度には50%、30年度には85%まで向上させたいとしています。給付金引き上げはいつから?育児休業給付の財源は雇用保険でまかなわれていますが、給付額が年々増加しており、財源が不足すると懸念されています。支給額を増額するには、財源の確保が課題です。現状では、給付金の引き上げ時期について具体的には明示されていません。政府は2023年3月末には子ども政策のたたき台をまとめ、6月までには予算倍増に向けた大枠を示す考えです。産後パパ育休とは?産後パパ育休は、育休とは別に出生後8週間以内に最大4週間まで休みを取得できる制度です。2回まで分割取得することも可能で、2022年10月に創設されました。女性の給付金は引き上がる?女性についても、産後の一定期間に育休を取得した場合の給付率を手取りと同額に引き上げることが検討されています。加えて希望する場合は、時短勤務時にも給付が行われるよう制度の見直しが進められる予定です。産後パパ育休の最新情報をチェックしよう男性の育休取得率が上がりにくい理由のひとつとして、収入面の不安があげられています。政府としては給付金を引き上げ、手取り額と変わらない支援をすることで、育休取得の促進につなげたい考えです。現在は産後パパ育休をはじめ、そのほかの子ども政策も次々と打ち出されています。当初の発表から内容が変わることもあるため、最新情報をチェックし、制度を活用していきましょう。産後の時期をパパと共有できることは、ママにとって大きな心の支えになることでしょう。とるだけ育休にならないように準備を進めて、産後パパ育休や育児休業制度を有効に活用しながら、ママとパパのふたりで産前産後の生活を整えていけると良いですね。※この記事は2023年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年04月05日先日、第2子となる男の子が誕生したわが家。出産にあたって、夫が初めての育休を取ることになりました。それまで「専業主婦の妻が家事・育児をするのは当たり前」という考えを持っていた夫でしたが、育休をきっかけに子どもを育てながら家事をする大変さを知ることになり、態度が一変。その後の夫婦関係にも大きな影響を与えた、わが家のパパ育休体験談です。妻が家事・育児をするのは当たり前?2年前に長男を出産してから、慣れない育児に奮闘しながらも、仕事の忙しい夫のためほとんどの家事をこなしていた私。普段から育児には協力的な姿勢を見せてくれる夫ですが、専業主婦の家庭で育った夫にとっては、基本的に妻が家事・育児をすることが当たり前という考えのようで、あまり感謝の言葉を口にされることもありませんでした。 それどころか、夫に「自分が稼いでくるおかげで生活できている」という発言をされることも……。そんな夫の態度に、私はどこかモヤモヤした気持ちを抱えていました。 夫、初めてのワンオペ育児に挑戦その後、次男を妊娠。今回は長男もいるため里帰りせず、自宅近くの産院で出産することになりました。2歳の長男を見ながら赤ちゃんのお世話をするのは大変だろうと思いましたが、夫婦で一緒に乗り越えたいと思い、夫に相談。すると、夫の職場で育休を取得する人が増えていたことも後押しし、夫は4カ月間の育休を取得してくれることになったのです。 出産にあたり、私が入院する5日間、夫と2歳の長男が初めて2人で生活をすることになります。これまで時々私の息抜きのため、夫が長男と2人で過ごしてくれることはありましたが、それでも数時間程度。 長男と一対一で過ごした経験が少ない夫に「5日間も大丈夫?」と尋ねると、「毎日一緒に遊ぶから全然平気だよ」との答え。「長男と一緒に20時に寝ちゃうし、家事もやればできるから」と。あまりにあっさりとした回答に、私は正直「家事・育児をナメているな……」と思わずにはいられませんでした。 夫の育休がスタート!結果は…そしていよいよ次男が生まれ、夫の育休がスタート。あんなに「大丈夫」と言っていた夫はというと、慣れない家事・育児で想像以上に疲れ切った様子。それでも毎日頑張ってくれる夫に、私はとても感謝していました。 そしてまもなく4カ月間の育休が終わるというころ、夫から「家事・育児よりも仕事のほうが大変だと思っていたけど、間違っていた。経験してみて初めて大変さがわかった。育休を取って本当によかった」と言ってもらえ、とても感動しました。 それから夫は育休が終わったあとも、まるで人が変わったかのように家事を積極的に手伝ってくれるように。「いつも本当に頑張ってるね、すごいよ」と労いの言葉までくれるようになりました。私もそんな夫に日々感謝できるようになり、夫婦の絆がより深まったような気がします。わが家にとって、思った以上に大きな収穫のある育休となりました。 イラスト/ななぎ著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年03月29日子持ちで共働き夫婦は今の時代、珍しくありませんよね。けれど妊娠から出産までの期間、どうしても女性のほうが仕事のペースを変えたり、育休中は家にいるからと家事の負担が増えがちです。今回は「愛カツ漫画」のなかから共働き夫婦の話を描いた漫画を紹介します。朝はいつもバタバタ。主人公の裕子さんは、中学受験を控えた娘の歩美ちゃんと夫の隆弘さんの3人家族。子どもは大きくなったとは言え、朝はバタバタと慌ただしく支度します。しかし以前からずっと家事育児は裕子さんの担当で、完全にワンオペ状態。隆弘さんは素知らぬ顔です。「これって本当に夫婦と呼べるの…?」裕子さんがもやもやした気持ちで家事をこなすなか、事件は起こります。突然の怒鳴り声。私がお気楽って…?うたた寝のつもりが、疲れてつい家族が帰ってくるまで眠ってしまっていた裕子さん。「いいなお気楽で!」仕事が休みだったとはいえ、家族を見送った後は一日ずっと家事をこなしていた裕子さん。汗水垂らして働いているのは裕子さんも同じですが、隆弘さんはそのへんが見えていません。「離婚して」夫婦生活に限界を感じた裕子さんは、そう切り出したのです。共働きは仕事のことだけではない病める時も、健やかなる時もなんて言葉がありますが、家事や育児に関しては夫婦のどちらかにだけ負担がいきがちだったりしますよね。仕事をこなし、家事をこなし、おまけに育児も…もう、無理…ってなっても、労られるわけでもなく怒鳴られたら「離婚」の二文字が飛び出すのも無理はありません。せっかく夫婦になったのだから、色んなことを共有していきたいですよね。仕事だけではなく、家事と育児も2人でこなして初めて「共働き夫婦」と呼べるようになるのかもしれません。作画:なぁ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年03月20日結婚前は「家のことも一緒にやろう」って言ってくれたよね……? ご自身の実体験を基にしたものうはなこさんのマンガ「ママ戦記」。 記事やSNSのコメント欄でも多くの意見をにぎわせた、こちらの作品ですが、特に家事をしない夫に対して取った妻の言動に、読者から賛同の声が多数寄せられています。ぜひ、この記事を機に読んでみてください!<「ママ戦記」あらすじ>ワーママである桃生花子(モノウハナコ)さんの妊娠から出産後の体験談マンガ。産後間もない、もうのはなこさんは始めての育児であたふた。しかし、夫は家事をせずゲームなどやるばかりで……。 「家のことも一緒にやろう」はウソだったの?結婚前、ものうはなこさんは「仕事を続けたいから、家事や育児を一緒にできる人しか結婚するつもりはないの」と話していました。そのとき、夫・太郎さんは「今どき、あたりまえだよ」「2人で働いて、家のことも一緒にやろう」と家事・育児への意欲は積極的だったのですが……。 寝不足で疲れ果てていた、ものうはなこさんは夫に対して家事・育児にポイントを細かくつけた表を突きつけました。 そして「私の育休は、赤ちゃんを無事に育てるための時間であってあなたの分の家事代行する時間ではない」と言い放ち……。 「私の育休が終わったら、分担できるの?」ものうはなこさんからの言葉に、夫は「俺のほうが家にいる時間が短いんだから……」と仕事の話を持ち出します。それに対して、4月から職場復帰を予定しているものうはなこさんは……。 ものうはなこさんは「仕事をしてるし」という夫に、「私が仕事に戻ったら分担を半々にできるの?」と質問します。すると「できる限りするつもりだよ」と言う夫。ものうはなこさんは「それなら復帰のタイミングでパニックにならないように慣れておいたほうがいいよね」と太郎さんに家事育児の参加を促しました。 育児休業が明けたら、働く予定のものうはなこさん。今の状態でもいっぱいいっぱいなのに、仕事に復帰するとなると夫の家事・育児の参加が必要不可欠ですよね。このものうはなこさんの言動に、読者から賛同の声が寄せられました。 育休は働いているのと一緒●単純に夫が外で働いてる時間、妻は家で子育て家事をしてるから、内容は違えど仕事をしてることは同じ。夫が家に帰ってきたら、夫婦がそろうわけだから、同じ内容の育児家事を半分ずつ割ればいいのでは。 ●育休は金出るんだから働いてるのと一緒、少なくともふたり家にいる時間は家事育児折半じゃないとね。 育休はお金が発生しているため、働いているのと同じ。そのため、ふたりがそろう時間は一緒に家事・育児をするべきとの意見をいただきました! 私も参考にしたい! 自分のことは自分でやってくれ!●この表くれ! 私も計算したいわ! ●ぶっちゃけ産後すぐは自分のことだけでも自分でしてほしい ●子どものこと以外やらなくていいと思います! 大人(夫)は自分で家事できると思うので。 ●産後2カ月なんだか自分のことは自分でやりなよ。「仕事中に家に帰ってきて家事して!」って言ってるわけじゃないんだから。 ●1人暮らしして家事できても結婚したら妻に丸投げする男性や子供できたら何故かしなくなる男性、産休育休入ったらしなくなる男性はいます。この男性もそのタイプだったのではないでしょうか。(以下省略) そして、一番多かったのは「自分のことは自分でしてほしい」という意見。夫・太郎さんの場合、結婚前に分担して家事育児をしてくれると言っていました。そのため、まったく自分の身の回りのことができないというわけではないと思うので、ものうさんの負担を減らすためにも、できれば自分のことは自分でしてほしいですよね。 このようにコメント欄には、夫婦の家事育児の考え方をコメントでたくさんいただきました! 寝不足でヘロヘロのなか、一方的に「家事・育児やってよ!」と言わずに冷静になって夫と話し合いに持ち込める、ものうはなこさんの姿にも尊敬してしまいますよね。 『ママ戦記』ママたちの声を代弁してくれるお話となっていますので、ぜひ他のお話も読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2023年02月28日妻の気持ちを思いやることができず、身勝手な行動をとる最低な夫っていますよね…。 ときには反撃に出ることが必要かも!?今回は実際に募集した「ダメ夫に制裁を下したエピソード」をお届けします。モラハラ発言をする夫に…夫は疲れているとき、モラハラ男に変貌します。育休中の私に対して「あ~俺も育休とってラクしたい」「どうせお前も休めてラッキーだと思ってんだろ?」などとイヤミを言います。「俺より稼げる?」は常套句です…。出典:lamire話し合っても私の話は一切聞いてもらえないので、夫の友人夫婦が遊びに来たときに、2人に夫のモラハラの実態を暴露。友人夫婦はドン引き…一緒に夫を怒ってくれました。夫がタジタジになっていたのでスッキリしました。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?自分勝手な行動をとる夫とは、一緒に暮らすのも一苦労。夫婦は一生をともに過ごす間柄ですから、確かな信頼関係を築いていきたいものですね。以上、ダメ夫に制裁を下したエピソードでした。次回の「ダメ夫エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2023年02月21日育休も後半に差し掛かり、いよいよ息子の保活をしようと決めたころのことです。共働きをするからには、夫の協力も必要と思い、育児と家事の役割分担をしようと夫に相談をしました。しかし夫から返ってきた言葉で大喧嘩に! その喧嘩によって大きく変わった生活についてお話しします。 育休明けに向けて息子の出産に伴い、勤めていた会社で産休や育休を取ることにした私は、遅くても1歳半までには息子を保育園に預ける予定でした。夫も私が仕事をすることに対しては賛成で、冬生まれの息子の1歳の誕生日に合わせて復帰すべく、夏ごろから保活を開始。保育園見学や市の保活のイベントに参加しては、夫にも相談をしていました。 そしてその保活のイベントで、「家事の見える化」について学んだ私は、復帰するからには夫にも家事育児をやってもらわなければ! と考え、家事や育児の分担リストを作成。夫に相談を持ち掛けることにしました。 リストを見た夫の反応それまでの夫との家事分担は、9割は私が家事をする生活でした。もともと家事が好きだった私にとってはあまり負担には感じていなかったものの、子育ても……となると協力なしに仕事はできないと考え、夫にリストを渡しました。「どれなら協力できそうかな?」と相談すると、目の前にはあぜんとした顔の夫。「何これ?」とリストに目を通すこともなく呆れた顔をしていました。 それでも夫に理解してもらいたかった私は、リストがどういうものなのかを説明しました。しかし夫の反応は、「俺は仕事に責任をもってやっているんだから、約束として家事や育児の分担を課されても困る!」と否定的。その言葉に、私の怒りが頂点に達しました。 大喧嘩の末、私が決めたこと確かに当時の夫は、仕事で多忙な日々を過ごしていました。しかし、「子育ては夫婦でやることじゃないの?」「私だって仕事を始めたら、家族を頼らなければいけない日があるのに……」と不満が爆発。夫に声を荒らげていました。ただ夫も仕事が優先な考え方を変えることはできず、折り合いのつかない状況から「私が仕事を辞める」という選択肢も含めて話し合いをしました。 そして私は、今は「子育てを最優先にしたい」と仕事を辞め、専業主婦になることを決意。子育てが落ち着いたら社会復帰をするという結論になりました。私にとって大きな決断ではありましたが、家族が円満でいられるかたちだと考えたのです。 子育てと仕事の両立は、どれだけ大変かということを考えさせられる夫婦喧嘩でした。長年勤めていた会社を退職したことに寂しさを感じることもあります。息子が3歳を過ぎ、子育ての時間、そして在宅での仕事と家事を無理なく続けられる現状が思い描いていたワークライフバランスであり、喧嘩をしながらもしっかりと話し合った結果だと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2023年02月18日金子大地主演、共演に前田敦子と北乃きいを迎えたNHKドラマ10「育休刑事」が4月18日(火)より放送。育休中の刑事が0歳児の赤ちゃんと一緒に事件を解決する!? ホームドラマ&ミステリーとなる。育児休業中の刑事・秋月春風(あきづき・はると/金子大地)は、妻の沙樹(北乃きい)とともに、生後4か月の息子・蓮くんの育児に奮闘中。そんなある日、春風は法医学者の姉・涼子(前田敦子)と蓮くんの3人でお出かけ中に、強盗事件の人質になってしまう。前田敦子職場の県警本部・捜査一課にこっそり電話し、事件の解決を待つ春風。しかし、蓮くんのウンチやミルクの時間は事件とはお構いなしにやってきて…。育休中の男性刑事が事件に巻き込まれ、“赤ちゃんの育児中”だからこそ気づいたヒントをもとに事件を解決していくライトミステリー。北乃きい子育てにまつわる様々な社会問題も背景にしつつ、赤ちゃんの成長と育児のあるあるエピソードに“ほっこり”、事件やアクションに“ハラハラ”、さらにはキャラクターの濃い登場人物たちの会話劇に“くすっ”とする、そんなコメディテイストのホームドラマ&ミステリーとなっている。第1話スタート時に4か月だった赤ちゃんは、回が進むごとにどんどん大きくなっていく点にも注目だ。金子大地金子大地コメント(主人公・秋月春風役)この度、「育休刑事」で主演を務めさせていただきます。育児というものはこんなにも大変なんだということを、日々感じながら撮影に臨ませていただいております。日々、お仕事、育児や学業などさまざまなことに対して頑張っている方々に、火曜よる10時にほっこりしてもらえたらうれしいです。ぜひご覧ください。前田敦子コメント(春風の姉・吉野涼子役)見てくださる方に楽しみながら赤ちゃんのかわいさに癒やされる時間になって欲しいです。弟の家族と巻き込まれる事件に首を突っ込みつづける、楽しそうな事には居ても立っても居られないとにかく明るい姉を演じさせていただきます。弟と姉のちょっと変わったバディも楽しんでいただけたらうれしいです。明るい色の作品になるようにみなさんと試行錯誤しながら撮影頑張っています。北乃きいコメント(春風の妻・秋月沙樹役)台本はとにかく面白くて、テンポも良くアッという間に読み終えてしまいました。育児あるあるもたくさん出てくるのでお子さんのいらっしゃる方はもちろん、私のような独身の方が見ても、さまざまな方向性から楽しめる内容だと思います。このテンポの良さと、様々な事件を解決していく刑事と育休という組み合わせが予想外の化学反応を起こします。どの世代の方にも楽しんで見ていただけると思いますので、ぜひご覧ください!!!ドラマ10「育休刑事」は4月18日(火)より毎週火曜22時~NHK総合・BS4Kにて放送予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2023年02月16日妊娠前から育休の取得に興味があった夫。「2人で一緒に育休取れたらいいね~」なんて話をしていました。そしていざ私が妊娠すると、夫は「育休、取るよ!!」と宣言。そんなわが家の体験談です。 もとから男性育休が取りやすい環境ニュースやSNSで、「男性が育休を取得したら昇進できない」「周りの人から嫌味を言われた」ということを目にする機会がありました。自分が妊娠しても、里帰り出産か、生後1カ月くらいは実家の母に手伝いにきてもらうんだろうなと思っていた私。 しかし、夫の会社は男性の育休取得の実績が多数ある会社でした。もとから子育てに興味があった夫は、私が妊娠後に半年の育休の取得を申請しました。上司に話をしたときに、「半年? 1年取らなくていいの?」と言われたほど、理解のある職場でした。 出産までもサポート出産予定日が1月中旬だったため、夫は1月はたまっていた有休を使いすべて休み、2月から7月末まで、半年間の育休を取得することに。 妊娠期間はマタニティヨガに通ったり、行きたいお店にランチに行ったりと元気に出歩いていた私も、1月に入ってからの外出は夫に付き添ってもらうことが多くなりました。産後だけでなく、初めての出産で不安も多い中、産前もサポートしてくれたのは本当に助かりました。 いざ息子が生まれると無事に出産し、5日後に退院。家族3人での生活が始まりました。出産した病院の規則で、入院中に赤ちゃんに直接触れられるのはママのみ。面会者は新生児室のガラス越しで見学しかできませんでした。そのため、夫は退院してから初めて息子のおむつ替えや授乳をおこないました。はじめはおぼつかない手つきでしたが、徐々に慣れて、1週間もすると私と変わらない対応ができるように。 また、産褥期は家事を積極的におこなってもらえるようお願いし、私は息子のお世話が最優先の生活。生後3カ月ごろまで混合栄養だったため夜中の授乳は私が対応しましたが、おむつ替え、ミルク、そして息子と遊ぶことも、夫は率先しておこなってくれました。 育休を終え、夫は⋯夫婦そろっての育休期間は、親子3人で濃密な時間を過ごせたと思います。特に新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が多くなりましたが、逆にそれが3人でたくさん過ごした良い思い出です。 夫自身は、息子が生まれて間もない時期からずっと一緒に生活をしたことで「大変さも楽しさもよくわかった」と言っています。ちなみに夫は、もし2人目を授かっても育休を取得する気満々です! 夫は育児や家事を「手伝う」ものではなく、「2人の子どもだから2人で育てる」という意識を持ってくれています。当たり前のことだと思う反面、そう考え、実行してくれる夫は心強い存在。夫や、理解のある会社や周りの環境に感謝を忘れず、今後も2人で子育てをしていきたいと思います。 イラストレーター/まっふ著者:森まり子男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年02月15日2023年1月30日に行われた衆院予算委員会で、岸田文雄首相は産休や育休期間中における学び直し(通称:リスキリング)支援について発言しました。当事者の希望を前提として、「ライフステージのあらゆる場面で、学び直しを後押しできる環境整備を強化することが大事である」と意見を述べた、岸田首相。ネットでは、妊娠や出産、子育てを経験した人を中心に、「産休や育休の期間中に、そんな余裕はない」という声が上がりました。そういった批判に対し、岸田首相は「負担があることは認識しており、決して育休や産後を甘く見るということではない」とも述べています。『産休・育休中のリスキリング』に1人の親が思うこと1児の父親である、たけ(@take2022_)さんが描いたのは、子育てに奮闘するたけさん一家の日常。生まれたばかりの0歳児を育てるにあたって、たけさんは『産休・育休中のリスキリング』について疑問を覚えたといいます。夫婦で協力して子育てに励む、たけさん。その姿に、子育てを経験した多くの人から共感の声が寄せられました。育休中のリスキリングて(2/2)子育て支援、少子化対策ということなら、シンプルに妊娠から出産、育児教育の部分の心身、金銭的負担軽減が何より一番必要だと思います。 pic.twitter.com/TgLClhn5dH — ©︎たけ (@take2022_) January 31, 2023 この漫画に描かれているのは、あくまでも『たけさん一家のケース』。子供の性質や生活環境、また子育てのサポートによって、中には育休中にリスキリングを行う余裕のある人もあるでしょう。しかし、たけさん一家のように『リスキリングどころか、自分の健康的な生活さえ困難』という状況に置かれる人は少なくないはず。悲しいことに、子育ては軽視されやすい傾向にあるため、今回の件で「育休中は、ほかのことに取り組む余裕がある」という偏った印象を持ってしまう人もいるかもしれません。たけさん一家を描いた漫画に対し、子育ての負担が大きかった経験者から共感する声が寄せられています。・本当にそう。今回の話題を聞いた時、「育休中にそんな余裕ってあるの!?」って驚いたな。・中にはこういう家庭もあることを知ってほしい。子供がよく泣いて落ち着きのないタイプだと、より大変だよね。・我が家も同じだ…。「育休中はリスキリングができるくらい楽なもの」と、ひと括りにした印象を世間に持たれたら嫌だな。世間では、岸田首相によるリスキリングの提案に対し、「選択肢が増えるのはいいこと」とする声もあれば、「少子化対策としては、ほかに優先すべき施策があるのではないか」という意見も。日本では長年、少子高齢化や婚姻数減少が問題視され続けてきました。しかし2023年現在も、改善の目途は立っていません。少子化の原因は1つではなく、社会構造のさまざまな部分にあるといわれています。未来のために、私たちは『子育てしやすい社会』を作っていかなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2023年02月06日男性の「とるだけ育休」とは?パパの育休の過ごし方から生まれた言葉厚生労働省が発表した「令和2年度雇用均等基本調査」結果では、男性の育児休業取得率が12.65%(※1)となり、初めて1割を超えました。2023年4月からは、従業員が1,000人を超える企業は男性の育児休業取得率などを公表することが義務化されます。パパの育休取得をうながす環境が整いつつあり、育休を取得する男性も増えています。ところが、育休を取得したパパの家事・育児時間について調べたところ、家事・育児時間が3時間以下という回答が47.5%を占める結果となりました。育休を取得したにもかかわらず、育休を「とるだけ」になっている実態が浮かび上がったのです(※2)。このように、パパが育児や家事をする時間が短く、パパの育休取得に対する満足度が低い状況を「とるだけ育休」と呼んでいます。ママの負担が大きい現状子育て中のママ・パパに行った別の調査では、仕事がある日の家事・育児時間はママが4.73時間なのに対しパパが1.55時間、休日はママが7.42時間なのに対しパパが3.43時間という結果でした(※3)。ママとパパの育児分担割合を見る調査ではママが8割、パパが2割となっています(※4)。いずれの調査でも、家事・育児の負担に大きな差があることがわかります。育休を取得しているのにもかかわらず負担感が変わらないままだとしたら、育休を取得する意味を問いたくもなるでしょう。夫婦ともに満足度が高まるパパの育休中の過ごし方について、考える必要がありそうです。2022年10月から産後パパ育休がスタート2022年10月からは「産後パパ育休(出生時育児休業)」がスタートしています。産後パパ育休は1歳までの育児休業とは別に、出生後8週間以内に4週間まで育児休業が取得できる制度です。分割して2回まで取得可能で、このあいだ一時的に就業することもできます。この制度を活用すれば、ママの入院中から退院までのあいだにきょうだいのお世話をしたり、里帰り先から自宅に帰る際に迎える準備をしたりできます。また、授乳やおむつ替えが頻回な新生児期に家事・育児を分担するなど、柔軟にママをサポートすることが可能です。「とるだけ育休」を防ぐためのポイント1ヶ月以上は育休を取得する育児休業は原則として、子どもが1歳になるまで取得できます。しかし、2022年6月に行われた調査では、男性の育休取得日数は全国平均で8.7日と、月の半分にも満たない状況が明らかになっています(※3)。短い育休期間では、生活のリズムをつかむことは難しいでしょう。たとえ生活リズムがつかめたとしても赤ちゃんの成長スピードは早く、1~2ヶ月単位で生活リズムが変わるため、そのたびに育児のアップグレードが必要です。2022年10月には育児・介護休業法が改正され、夫婦ともに分割して2回取得することが可能となりました。夫婦が交代で育休を取得できるなど、柔軟な働き方・休み方が選択しやすくなっています。育休をとるときはできれば1ヶ月以上まとめて取得し、赤ちゃんの生活の変化を感じながら家事・育児に向き合いたいものです。子育ての勉強をする出生届や健康保険の加入など、パパが主体で進めるとスムーズな手続きや、産後ケアなどの公的に利用できる制度について事前に把握しておきましょう。健診やワクチンの定期接種などのスケジュールを共有し、ママとパパが交代で連れていくようにすると、かかりつけ医との連携がとりやすいですよ。子育て中は月齢に合わせて授乳・離乳食の回数、着るもの、部屋の環境などを変える必要があり、成長に応じて遊びの内容や働きかけ方も変わってきます。母子手帳などに書かれた成長の目安を参考に、子どもの成長の段階を覚えておくと良いでしょう。お宮参りやお食い初め、初節句といった節目のイベントを準備したり、アルバムをつくったりといった作業を一緒にするのもおすすめです。子どもの成長を夫婦で実感できる機会となりますよ。家事・育児の担当を決めるパパが育休で家にいるあいだは、ママとパパの家事・育児の負担が分散できるように、タスクを見える化して担当を決めておきましょう。ママの美容院や歯医者、リフレッシュなど、パパがいるあいだにやりたいこともピックアップしておきたいですね。乳幼児期は夜中も授乳やおむつ替えがあり、夜泣きする赤ちゃんにつき合う場面も出てきます。パパの育休中は夜中の家事・育児も分担して、どちらかに負担が偏らないように工夫していきましょう。子育てについて話し合うパパの育休の質を高めるには、夫婦のコミュニケーションも大事なポイントです。家事・育児のタスクを洗い出し、役割分担を決めていきましょう。話し合いの際は当事者意識をもって、お互いに意見を出し合えるのが理想です。「頼まれたからやる」のではなく、「自分で気づいて取り組む」「わからないことは調べる」という姿勢がお互いの満足感を生みます。産後のママの体調やホルモンの変化についても理解しておきたいですね。ママの疲れがたまっているときや気持ちの変化が大きいときは、パパがママの気持ちに寄り添うよう意識してみましょう。パパが話を聞いてくれる安心感が、ママの精神的なサポートにつながります。育休前の準備をして「とるだけ育休」を回避しようパパの育休取得が進んでいるとはいえ、その実態が「とるだけ育休」なのだとしたらママはがっかりしてしまうでしょう。こうした状況に陥らないためにも、パパはママの妊娠中から子育てについて学んでおきたいですね。育休中の過ごし方をイメージしておけば、気持ちの切り替えがスムーズにいきますよ。あらかじめ準備をしておくと、想定外のことが起こっても臨機応変に対応できます。パパのための休日ではなく、ふたりで一緒に子どもがいる生活を作るための期間として、有意義に過ごしていきましょう。※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年01月19日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が手がけるパパ専用アプリ「パパninaru」は、育休取得を検討しているプレパパと、育休取得経験のある先輩パパをつなぐ「パパninaru育休座談会」をオンラインにて開催しました。10月~11月にかけて3回実施し、計25名の方にご参加いただきました。「パパninaru育休座談会」の様子■背景2022年10月より出生時育児休業(通称:産後パパ育休)制度が始まり、男性の育休取得に向けた取り組みが増えています。一方で、実際に男性が育休を取得しようと思っても、前例がない、法改正により情報が複雑化していてわからない、育休中のリアルな情報を聞ける人がいない、という悩みを抱える人も多くいるのが現状です。今回は、今まさに育休取得を検討しているプレパパをサポートすべく、実際に育休を取得したことのある先輩パパをお呼びしてオンライン座談会を実施しました。育休はどれくらい取得できたか、会社との交渉や説明方法はどのようにしたか、育休を取って良かったことや後悔したことなど、さまざまな疑問を解消していただく場となりました。また、パパninaruのプロダクトオーナー自身もこの12月に第一子が生まれたばかりの新米パパです。12月から半年間育休を取得する当事者として、今感じている不安や悩みをもとに今回の座談会を企画いたしました。■座談会概要開催日時:2022年10月31日(月)、11月7日(月)、11月14日(月)いずれも19時~20時開催場所:オンライン(Google Meet)参加人数:計25名参加費 :無料内容 :第1部 <出産前>育休検討~取得編 30分第2部 <出産後>育児編 30分■当日の内容座談会は第1部を出産前、第2部を出産後に関する話題とし、それぞれ参加者からの質問に先輩パパが答える形で進めました。各回先輩パパ2名にご協力いただき、以下のような質問に対し、ご自身の経験談とともにお話いただきました。【参加者からの質問例】・育休を取得してよかったこと・おすすめの育休取得期間・社内へ伝達した時期や方法・育休中のタイムスケジュール・育休中のお金のやりくり・生協やAmazonなどのサービス活用について・おすすめの高価格帯の育児グッズこのような男性の育休に特化したセミナーはまだ少なく、参加者からは非常に参考になったとの声を多くいただきました。■参加者の声(一部抜粋)【プレパパ】先輩パパさんの経験談をみんなで聞けたこと、嬉しく思います。また機会があれば参加できたら嬉しいです。【先輩パパ】実際に育児をしていて思うのですが、父親向けの情報発信や交流などまだまだ少ないと感じています。今回のイベントは本当に有意義なものだと感じているので、これからも応援しています。■パパninaruプロダクトオーナー三木より企画当時、私自身がプレパパで、育休取得や育児のこと・復職について不安を感じていました。また、身近な立場で相談できる(プレパパ、産後直後の)友人がおらず、疑問や不安を独りで抱えていたため、同様の悩みを持つパパが多いと考え、本企画を実施しました。発表したところアプリ内の反響だけでなく、先輩パパ、プレパパともにTwitterからも参加希望のDMをいただき、企画の必要性を感じました。「同じ境遇のプレパパと一緒に、体験談を聞くことができ、嬉しく思った」「(育休中の先輩パパ側も)育児に専念しており、交流の機会が少ないため、イベントを応援している」など、参加者の方からお声をいただきました。プレパパ・パパともに育休・育児の不安や悩みに寄り添う企画ができたことを、嬉しく思います。12月上旬には、アプリ内でパパ育休に特化した新機能「パパ育休ペディア」を新設しました。今後も、多くのプレパパ、パパが利用する「パパninaru」だからこそできる企画を通して、パパがもつ妊娠~育児の課題を解決していきたいと思います。■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年11月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。パパninaru【サービス名】パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長 牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月13日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が手がけるパパ専用アプリ「パパninaru」は、12月5日(月)よりプレパパの育休検討をサポートする「パパ育休ペディア」機能を追加しました。パパ育休ペディア【「パパ育休ペディア」主な機能】(1)育休の基本が学べる「育休の教科書」(2)プレパパの疑問を、社労士・管理職・先輩パパが回答!「育休の知恵袋」(3)取得期間や企業規模ごとに検索できる「先輩パパの体験談」(4)あなたの育休タイプや受け取れる給付金がわかる、2種類のシミュレーター(「育休シミュレーター」、「育休手当シミュレーター」) ▼開発背景改正育児・介護休業法が段階的に施行される中、パパninaruでは育休座談会や先輩パパの体験談を通じて、プレパパ・先輩パパの声を聞いてきました。上がった声から「育休制度が複雑であること」「会社側も正確に理解できていない」ケースがあることがわかりました。また周囲に相談できる人がおらず、育休の悩みや不安を抱えるプレパパも多くいます。男性の育休は、育休を取得する前の検討段階から高いハードルがあるのです。育休検討時点での課題を解決するために、「複雑な制度をよりわかりやすく」を念頭において、育休検討するパパが増えてほしいという想いから「パパ育休ペディア」を開発しました。▼主な機能(1)育休の教科書複雑な育休制度を取得期間、お金、仕事の3つのポイントからわかりやすく解説。一読することで育休制度の全体を理解することが可能です。育休の教科書(2)育休の知恵袋プレパパが抱える育休にまつわるお金・職場・育児の不安や悩みを、専門家や先輩パパがQ&A形式で回答します。疑問や不安があれば、「育休の質問フォーム」へ投稿することも可能です。・社労士が答える「お金・制度の疑問」・管理職が答える「仕事・職場の疑問」・先輩パパが答える「産休・産後の不安や悩み」育休の知恵袋(3)先輩パパの体験談育休を取得した先輩パパの体験談をもとに、育休取得前~育休中のエピソードを紹介。育休取得期間別、企業規模別に検索も可能で、より自分にあった体験談を発見することができます。先輩パパの体験談(4)育休シミュレーター/育休手当シミュレーター1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します。・診断は簡単なアンケート・5問に答えるだけ(1分で完了)・合計12パターンから、あなたにおすすめの育休タイプを診断・「育休手当シミュレーター」で、育休でもらえる金額・減ってしまう金額を可視化育休シミュレーター/育休手当シミュレーター■ご賛同いただいた企業様ピジョン株式会社PRグループ 笠井様弊社の男性社員は、「ひとつきいっしょ」という名の最低1ヵ月間の育休を6年連続100%で取得しています。でも、社会に目を向けると、まだまだ男性が当たり前に育児をする世の中には到底たどり着いていないのが現状です。そのような日本の社会に対し、同じ課題感をもって世の中に解決策を提供しようとお取り組みをされている「パパninaru」のアプリは、これから育休を考えているパパにとっては心強いミカタになってくれると思います。これから育児に前向きに取り組もうとされているパパたちを一緒に応援したいですね。■監修いただいた専門家かもめ社会保険労務士事務所 代表 小橋 海生先生「パパ育休ペディア」のリリース、おめでとうございます。育休を円滑・円満に取得するためには、とにかく早く、職場に取得意向を伝えることが重要です。その点で、パートナーの妊娠直後からプレパパのお供となる「パパninaru」は、育休を真剣に考えるためには最高のツールです。私自身、長期の育休を経験したパパ社労士として、「よく分からないから取得しない」を一掃したい。そして一つでも多くのご家庭で、「パパ、育休取って良かったね」という心からの会話が生まれてほしい。そんな思いで監修にあたりました。■パパninaruプロダクトオーナー三木より法改正の後押しにより、男性の育休取得については様々なメディアで取り上げられることが増えています。私自身、12月に第一子が生まれるプレパパであり、このような世の中の流れを嬉しく思っています。一方で当事者としては、育休制度や育休中の話を、当事者の体験談を交えて、わかりやすく解説している情報はまだまだ少ないと感じてきました。今回の新機能「パパ育休ペディア」を通じて、まだ育休や育児に詳しくないプレパパでも、育休や育児について考えるきっかけをつくり、抱えている不安や悩みを解消できると嬉しいです。■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年11月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。【サービス名】パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長 牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月05日先日第2子となる男の子が誕生したわが家。出産にあたって、夫が初めての育休を取ることになりました。普段はほとんど家事をしない夫が育休中にどれだけ動いてくれるのか不安に思っていましたが、あることがきっかけで自らすすんで家事をするように。その意外なきっかけをご紹介したいと思います。 普段はほとんど家事をしない夫長男を出産したときは1カ月里帰りし、夫はほとんど新生児のわが子と触れ合うことができませんでした。今回は「あの貴重な期間を夫にも満喫してほしい! 」と自宅で産後を過ごすことに。夫には4カ月間の育休を取得してもらうことになりました。とはいえ普段はほとんど家事をしない夫。特に料理はまったくで、キッチンに立ってすることといえば、パンを焼くか、ラーメン用のお湯を沸かすくらい。 産後、毎日の食事をどうするかが1番の心配ごとでした。大人だけなら適当でも良いのですが、長男がいるとなると話は別。もうしっかり食べる2歳児のごはんを3食用意するのは簡単なことではありません。産後のボロボロの体を1度経験している私は、夫がどこまで家事をしてくれるのか、長男にきちんとしたごはんを食べさせられるのか、とても心配でした。 不安な気持ちから喧嘩にそうして臨月に入り、育休を目前に控えたころ、家事分担について1度、きちんと話し合おうと夫に相談すると、お互いの不安から喧嘩に。すると「ちゃんとやることをリスト化してくれれば俺はできる! 引継書を作ってくれ! 」とまさかの「家事引継書」の作成を夫に求められました。 「なんでわざわざ夫婦で引継書!? ここは職場じゃない! 」と内心イライラした私でしたが、「どうせやるなら完璧な物を作ろう」とすぐに引継書の作成に取りかかりました。 「家事引継書」で家事をリスト化それから毎日の掃除、洗濯から週1でのトイレ掃除、換気扇掃除など思いつく限りすべての家事をリスト化。特に料理に関してはかなり力を入れて、息子の好きなメニュー、肉、魚のバランス、なるべく朝からたんぱく質をとれるようにするなど……正直私自身も普段できていないところまでここぞとばかりに「理想」を書きました。 そうして翌日にはA4用紙6枚にも渡る「家事引継書」を完成させた私。夫に引継書を渡したときはその細かさに驚かれましたが、改めて普段夫が意識していなかった家事の数々を認識することができたようです。 「家事引継書」の思わぬ効果 引継書を渡した次の日、なんと朝起きると引継書片手にお味噌汁を作る夫の姿が! 「やってるやってる~! 」と私は思わずにやけずにはいられませんでした。 「今まで家事をやっても夫から感謝の言葉もない、私だけがひとりで動いてる……」と不満に思っていましたが、きっと夫も何をしたらいいかわからない状態だったのかもしれません。 あれやって、これやってといちいち指示するより、「今日やることはこれ」とリストにして提示したほうがやらされている感もなく、夫も自分から動きやすかったのかなと感じました。それからはなんと夫は料理に目覚め、産後1カ月以上経ち私が動けるようになったあとも夕飯作りを担当してくれています。「家事引継書」がわが家に意外な効果をもたらしてくれました。 作画/山口がたこ監修/助産師REIKO 著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2022年11月29日わが家には2歳9カ月と1歳6カ月の兄妹がいます。夫は2人の子どもが生まれる際、どちらも約半年の育休を取得しました。育休中、そして育休後も「夫婦で子育てしている」と実感できる、わが家の子育て事情を紹介します。1人目から有休&育休を取得した夫息子は、1月中旬が出産予定日でした。出産のとき夫は、1月はすべて有給休暇を取得して休み、2月から7月末まで育児休業を取得してくれました。初めての出産で不安も多い中、妊娠後期にサポートしてくれたのは心強かったです。また、夫は息子が生まれてから、私の産褥期に積極的に家事をして、おむつ替えや授乳といった息子のお世話もしっかりおこなっていました。そのため、息子のことは私も夫も変わらず同じように対応できました。 2人目妊娠時にはトラブル発生!?娘は6月中旬が出産予定日でした。そのため、夫は息子のときと同じように、予定日の当月は有休を使い、7月から育休に入る予定でした。しかし、4月下旬に私が切迫早産となり緊急入院。そしてそのまま、出産予定日から2カ月ほど早く出産となったのです。夫が会社に事情を話すと、5月も何度か出社はしたものの、ほぼ仕事をしなくて良い状況をつくってくれました。 早産で低出生体重児として生まれた娘は1カ月ほど入院していたので、私はほぼ毎日母乳を病院に届ける日々。夫は1歳4カ月になった息子と毎日遊びに出かけてくれました。突然の入院、出産となりましたが、夫と夫の会社のおかげで息子に寂しい思いをさせずに済んだことが、何よりありがたかったです。 家族4人での生活は…?娘は出生から1カ月ほどで退院、家族4人での生活が始まりました。約1歳3カ月しか離れていない兄妹の育児は、とにかくバタバタ! まだまだひとりでごはんを食べるのは難しく、抱っこ抱っことせがむ息子と、3時間おきに授乳が必要な娘。これを自分ひとりで対応するのは難しいなと痛感しました。 夫がいることで息子と娘、2人とも泣いていても、手分けしてどちらかを見れば良いので焦らず対応できました。 お互いにリフレッシュ時間を!週に1度は夫も私も「お休みデー」をつくり、もう一方が育児担当。日中は出かけても家でのんびりしても自由! 息抜きの時間としました。私は外に出かけておいしいランチを食べたり、骨盤矯正に行くことが多かったです。 夫は読書をしたり体を動かしたりと自分なりに気分転換を楽しんでいるようでした。この時間をお互いに設けることで、お互いストレスを溜めずに楽しく育児ができたと思います。 夫が2度、約半年の育休を取得したことで「夫婦一緒に育児をしている」という意識が強くなりました。夫は家事や育児といった家庭生活に必要なことを「手伝う」ではなく「一緒におこなう」という当事者意識を持っています。それが当たり前だと思わず、日々感謝を忘れずに、子どもと一緒に毎日を楽しんで過ごしていきたいと思っています。 著者:林 ゆり2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月24日この記事では、育休を取得してくれたものの家事も育児も手抜きばかりだったパパが、ママが病気になったことによって心を入れ替えたという体験談をご紹介しています。パパをイクメンにするには、ママの弱さを見せることも大切だと感じたそうです。育児休暇を取得する男性が少しずつ増えてきている昨今ですが、本当に育児ができている男性は想像以上に少ないように感じています。 実は、私の夫も育休取得当時はダメダメパパでした。そんな夫がイクメンに進化していった軌跡をご紹介します。 育休を取得してくれた夫私の夫は、私が妊娠する前から「絶対に育児休暇をとる!」と息巻いていました。実際、田舎の地方公務員だった夫は産後1カ月は有給休暇をとり、その後半年間は育児休暇を取得してくれました。 妊娠期間中は頼りになる夫だと思っていて、周囲からは「育児休暇を取ってくれるなんてすごいね。いい旦那さんだね」とうらやましがられて鼻高々でした。しかし、赤ちゃんが生まれた直後、夫の知られざる本性が露わになったのです……。 1から10まで言わないと動かない夫退院後、赤ちゃんと一緒にわが家に帰ってまず驚いたのは、部屋の汚さでした。部屋の片づけをお願いしたのですが、夫は何もしていませんでした。これには私も大激怒。すぐに物を片づけるように夫の尻を叩きました。 ところが、「何をどこにどう置くのか、ひとつひとつ教えてくれないとわからない」と夫はブツブツ文句を言います。こまごま指示しないと動かないなら……と、産褥期という言葉も忘れ、私がひとりで部屋の片づけをしたのでした。 夫より先に仕事に復帰、しかし予想外の出費がかさんで貧窮したわが家では、私が産後1カ月半で仕事に復帰することになりました。 そのころには、夫ひとりで赤ちゃんのお世話ができるようになっていました。しかし、私が仕事から帰ってくると、夫は私に赤ちゃんを押しつけてぐうたら。しかし、夫は「育児休暇をとったイクメンパパ」と言われ、鼻高々になっていました。 夫が目覚めたきっかけは「その辺の父親よりは育児もできるし、家事もしている」と言って開き直っていた夫でしたが、ある出来事がきっかけで心を入れ替えてくれました。 それは、私が慣れない育児と仕事でうつ病になったことです。昼を過ぎると熱が出る日が続き、ついには耳も聞こえなくなって食べ物の味もわからなくなってしまいました。このことによって病院の先生や看護師さんの指導を受けた夫は、育児はもちろん、家事も真面目にこなしてくれるようになったのです。 ママは意外と弱くて頼りない存在だということを、もっと早く夫にわかってもらえたら……と、今でもたまに振り返ります。ママは育児に一生懸命になりがちですが、夫をイクメンにするためには「もう限界」と、投げてしまうことも必要だと思いました。 イラストレーター/Michika著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2022年10月30日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が展開するパパ専用アプリ「パパninaru」は、たった5問でオススメの育休タイプがわかる「育休シミュレーター機能」を追加しました。段階的に施行される改正育児・介護休業法のうち、10月1日に施行された出生時育児休業(産後パパ育休)にも対応しています。パパninaruは第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞した、パパ専用アプリです。パパninaru■産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」の特徴これから育休を検討するパパにピッタリ!1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します。● 診断は簡単なアンケート・5問に答えるだけ(1分で完了!)● 合計12パターンから、あなたにおすすめの育休タイプを診断● 「育休手当シミュレーター」で、育休でもらえる金額・減ってしまう金額を可視化産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」■産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」を利用する こちらのURLよりアクセスください。※スマートフォンでのアクセスを推奨1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します!これから育休を検討するパパにおすすめです。■開発背景【先輩ママの本音】パパの育休は「1ヶ月以上取得してほしい」が93%を占める結果に理想の育休取得期間先輩ママにアンケートを取得したところ、1ヶ月以上が93%。内訳で多かったのは、・3ヶ月~6ヶ月未満 33%・6ヶ月以上 31.3%という結果になりました。先輩ママメッセージ【先輩パパの本音】育休取得が1ヶ月未満のパパは「後悔している」育休満足度育休を取得した先輩パパにアンケートを取得したところ、満足度の平均点は7.5点でした。取得期間が[1ヶ月未満]の場合、平均を下回る結果となりました。一方で[1ヶ月以上]の場合、全て平均を上回っており、取得期間が長いほど満足点が高い結果となりました。先輩パパメッセージ満足の高い育休を過ごすために、まずは検討を開始!ママと話し合おう!妊娠期間にパパがすべきこと育休を取得したことのあるパパに、満足度の高い育休を過ごすために準備することを聞いたところ、・より早い段階で育休の検討を開始する 38.6%・パートナー(ママ)とよく話し合う 38.6%が重要という結果になりました。育休の検討やパートナーと話し合うきっかけに、今回リリースした「パパninaru育休シミュレーター」を活用していただけると幸いです。■調査概要調査名称 :パパの育休に関するアンケート実施期間 :2022年8月2日~8月15日調査対象 :ninaru baby、パパninaruユーザー有効回答数:554件収集方法 :アプリ内アンケート■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年3月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。【サービス名】 パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長:牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月24日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが初めて娘さんを叱ったときのお話です。娘さんの目を見て「登ったら危ないの! 痛い痛いだよ」と、しっかりと伝えます。すると、娘さんはシュンとした表情を見せるのですが……? 「娘に伝わった!」と思ったのに…!? 最近できることが増えて、危ないことにも挑戦するようになってきた娘。 ソファをよじ登ったり,椅子の上で立ってみたり……。その度にヒヤヒヤさせられています。 「ダメ!」と言っても分からないだろうし……と思うも、「最近はコミュニケーションが取れるようになってきたし、ちゃんと言えば伝わるのかも?」と、しっかりと目を見て注意してみました。 すると、大人しく聞き、少しむくれてしょんぼりする娘。 これはちゃんと伝わっているのでは!?と期待したのも束の間、すぐさままたソファによじ登りはじめました。 やっぱりまだ全然伝わらないな……と、思い知らされた出来事でした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年10月11日