6月21日(金) より公開される映画『ザ・ウォッチャーズ』が、お笑いコンビ・ラランドのニシダが背負うリュックサックに広告を掲示するサービス「ニシダ・アド」へ広告展開することが決定した。本作は、『シックス・センス』『オールド』で知られるM・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランが自ら脚本・長編初監督を手掛けた作品。地図にない森に迷い込んだダコタ・ファニング演じる主人公ミナが、忽然と現れた謎のガラス貼りの部屋で、見知らぬ3人とともに“謎の何か”に毎晩監視される恐怖を描く。ニシダ・アド実施理由について宣伝担当者は、「監視するに値する人間性を持つニシダさんのリュックサックに“監視者募集中”の広告を掲出できて光栄です」とコメント。5月1日から30日までの1カ月間、不穏なビジュアルを背負うことが決定したニシダは、「今回かなり目を引くビジュアル内容なので、街中でずっと監視されてるような気になりそうです。いつもの広告より目立ちそうで怖いです」と主人公さながらに監視される恐怖を語っている。5月中旬には『ザ・ウォッチャーズ』の関係者が“監視者”となって、ニシダの動きをレポートする予定となっている。「ニシダ・アド」『ザ・ウォッチャーズ』ビジュアル(c)2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED<作品情報>『ザ・ウォッチャーズ』6月21日(金) 公開公式サイト: WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年04月27日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの『連帯保証人で借金を背負ってしまった父』を紹介します。主人公は、日ごろから横柄な態度をとる父にうんざりしていました。そんなある日、父はかつての遊び仲間である友人から破産したことを知らされます。そして連帯保証人だった父は、友人の代わりに借金を背負うことになり…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:モナ・リザの戯言連帯保証人で借金を背負ってしまった父#2出典:モナ・リザの戯言お金が足りず…出典:モナ・リザの戯言母の私物を売るかどうか迷う父出典:モナ・リザの戯言背に腹は代えられず…出典:モナ・リザの戯言ある程度のお金はできたが…出典:モナ・リザの戯言家に帰り…出典:モナ・リザの戯言節約生活を強いることに出典:モナ・リザの戯言小遣いカットと旅行の中止出典:モナ・リザの戯言次回予告出典:モナ・リザの戯言借金を背負ったものの、家族には黙っておくことにした父。母の持ち物を勝手に売ってお金を集めようとしますが、それでもまだ足りませんでした。そこで父は、主人公たちに節約生活を強いることにしたのです。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2024年04月21日日本には、1歳の誕生日に我が子の健やかな成長を願って、一升餅を背負わせる風習があります。祝い方は地方によって異なりますが、一升餅を踏ませたり、子供のサイズに合わせたリュックに一升餅を入れて歩かせたりしますよね。一升餅の行事を通して、我が子の成長を感じる場面もあるでしょう。娘に一生餅を背負わせた結果?みんあ(@o93_0222)さんも、娘さんに対して一升餅の行事を行った1人。リュックに入れて背負わせた結果、周囲の大人が思わず笑ってしまう反応を示したそうです。「一升餅のやる気のなさ」そんな、みんあさんのひと言とともにX(Twitter)に投稿された、実際の写真をご覧ください!かわいらしいワンピースを身にまとい、一升餅が入ったデニムのリュックを背負って、仰向けに倒れている娘さん。一升餅の重さに驚いたのか、目を見開いた状態で一点を見つめているではありませんか!子供に背負わせる一升餅は、およそ2kgほどあるといわれています。幼い子供はもちろん、一部の大人でも重いと感じるでしょう。「無理…」という声が聞こえてきそうなほど、脱力している娘さんの姿がなんとも愛らしく、笑みがこぼれますね!一升餅を背負った娘さんの写真には、さまざまなコメントが寄せられました。・我が家の子供も昔、重さでひっくり返っていました。・やる気のなさ!かわいすぎる!・背もたれにして「ふう…」って休んでいるのがかわいいし、かしこい!・大抵、重くて泣きますよね。・一瞬、人形に見えた。この子の将来のために、保存しておかなきゃいけない1枚!一升餅を子供に背負わせた場合、泣いてしまう子や微動だにしない子など、反応はさまざまなようです。また、みんあさんの娘さんも、『脱力写真』が撮影された後に泣いてしまったとか。純粋無垢な娘さんの反応は、みんあさん家族のみならず、多くの人の心を癒してくれました。[文・構成/grape編集部]
2024年01月29日杉咲花の単独初主演映画となる『市子』が、12月8日に劇場公開を迎えた。恋人にプロポーズされた翌日に、姿を消した女性・市子。彼女が抱える秘密と他者に背負わされてしまった業(ごう)が次第に明らかになっていく“人間の尊厳を問う”力作だ。映画『トイレのピエタ』や『湯を沸かすほどの熱い愛』『楽園』、NHK連続テレビ小説「おちょやん」、アニメーション映画『メアリと魔女の花』等々、幅広い活躍を見せ続ける杉咲さんだが、『市子』はひとつのターニングポイントになるのではないか?と思わせる体当たりの熱演を見せている。改めて俳優・杉咲花の魅力を紐解いていきたい。なお、杉咲さんについて考えるうえで、本稿では「演技(スクリーンの中)」「俳優(スクリーンの外)」の2つの項目に沿って進めていく。通常、書き手にとって後者はなかなか材料に乏しいものだが、取材の前後等で彼女の作品に対する責任感や、俳優としての信念に触れる機会に恵まれたため、その姿勢から受け取ったものを一端でも言語化できればと思う。人物の“心”をおろそかにしない真摯さ杉咲さんの演技において、強く印象に残るのは“痛みの感度”だ。俳優の表現力が称賛されるトピックのひとつに「泣きの演技」があるが、彼女の場合はその根源にある感情への潜り込みとそこからの表出が卓越している。つまり、「泣く」のはあくまで結果であって、重要なのは心であるということ。演者として求められる“画”に応えるために「泣く」必要があったとしても、そのゴールに至る感情の積み上げというプロセスの構築がとかく繊細かつ丁寧なため、観る側においては「それは泣いてしまうだろうな」と違和感なく思えてしまう。涙は、感情が高まった結果流れるものだ。そして、感情が高まっているのに泣けないなんてことは日常生活でごまんとある。自制していたり、涙が出ないことで自分でも動揺してしまったり……。見た目で「哀しい」とわからなくても、心は一色に染め上げられている状態。そうした当人のリアルを理解し、シンクロして他者にもわかる表現にまで昇華する。その途方もない役への優しさは、杉咲さん独自のものであろう。『楽園』では、親友が失踪した事件の傷を12年もの間引きずる女性の“内に込めた哀しみ”を見事に魅せきった。自分に非はなくとも、二次被害に遭ってしまう絶望と理不尽にさらされながら、表出を意識的に止めてしまっているさまを解像度高く伝えきれたのは、杉咲さんだからこそであろう。直近の出演作『法廷遊戯』の終盤でみせる感情の爆発には圧倒されるが、ただ「演技が凄い」のではなく、一言では言い表せられない「人間そのもの」を感じさせられるから胸を打たれるのだ。その真骨頂といえる『市子』では、杉咲さんは表層的な「可哀想な人物」として彼女を演じていない。他者的な憐憫にとどまらず、本人の複雑な心模様――利己的なしたたかさも臆せずに表出している。2024年3月公開予定の『52ヘルツのクジラたち』でも、必ずや抜群の“心の解像度”を見せてくれることだろう。“信じられる”存在であり続けるこれは個人の感覚だが、我々が生きるいまは“不信の時代”であろう――と思わずにはいられない。社会や世界が不安定ななかで何を信じていいのかわからない、他者を信じていたのに裏切られた/幻滅した、というケースがあまりに多すぎて疲弊してしまい、傷つかないために何事にも一定の距離を取るようになってしまった。ある種、諦念と警戒心に支配されがちで、逆にいえば「信じたい」という願いが強まっている状態――。それを個人に限定せず、時代のひとつの風と捉えるなら、こと俳優においては求められる領域が拡張していることだろう。そんななかで、杉咲さんはスクリーンの中と外で、その真摯さに差をまるで感じさせない。役の人生を背負いながら、作品が照射する社会に横たわる課題や問題から目を背けず、何を伝えられるのか・どういった影響や余波が懸念されるのかについて向き合い続けている。演じてそれで終わりにするのではなく、考え続けるということ。インタビュー等の場で、作品を背負って発言する際に多忙の合間を縫って学び、準備し、熟慮しながら言葉を紡いでいく姿を何度も目にしてきた。こうした陰の努力は言葉通り、画面に映らない部分ではある。ただ、杉咲花という俳優を語るうえで「これ抜きには成立しない」と思ってしまうほど強固な特長であり、先に挙げた彼女独自の芝居の繊細さや練度にも直結する精神でもあるため、この場を借りて少しだけ紹介させていただきたい。他者が手放しで「信じられる」存在であり続けること――。俳優・杉咲花は、どこまでも高潔な演じ手なのだ。(SYO)■関連作品:市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2023年12月09日大人気マンガシリーズ、今回はエトラちゃんは見た!さんの「突然身に覚えのない借金を背負わされた結果」です。ある日、突然身に覚えないのない借金を背負わされ…。裁判を起こした結果、衝撃の事実が!<<第1話はこちら!>>前回のあらすじ出典:YouTubeクロキの家には空き巣が入っていたようで、いたるところに指紋が。それが証拠となり、弁護士に依頼することに。話は進み…出典:YouTube別人と判定出典:YouTube不正が証明された出典:YouTube犯人は誰?出典:YouTube半年後出典:YouTube捕まった!出典:YouTube正体は…出典:YouTubeタクシードライバー出典:YouTube次回予告出典:YouTube不正が証明され、無事に債務者から外れたクロキ。半年後、犯人が捕まったとの連絡が。その正体はタクシードライバー?!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月31日「業」とは…様々な意味がありますが、ここで話す「業」は、いつか自分に返ってくる過去や前世の行いのこと。しかし偶然人の業をもらってしまうこともあるようなのです。見知らぬおじさんにぶつかられてから、不可解な出来事が続く…ある日おじさんにぶつかられてコートに謎のシミが…。その日から、不可解なことが続くのでした。奇妙なシミはなかなか取れず、仕方なくコートをクリーニングに出しました。なぜか引換券がなくなり、しかも店側にも受け取り記録がなく、コートが引き取れないのです。そしてこのことを皮切りに、おかしなことが続くようになりました。お祓いに行こうとするも、たどり着けない!?しかし、お祓いに向かっても…。不可解なことが起こり続け、疲労困憊状態のようこ。しかしお祓いに行こうとするもなぜかたどり着けません。「本当にやばいのが憑くと神社にたどり着けない」と言っていた友人の言葉を思い出します。そうこうするうちにさらに体に異変が…。こちらはもちさんに寄せられたエピソードをもとに2023年7月30日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。アンラッキーが続く…これってもしかして「業」!?「怖い」でも「興味深い」という意見がたくさん寄せられた本作品。その中に、同じような体験をした読者のエピソードも。・なんかこういうことありますね。行こうと思えば電車が止まったり、申し込んでいたツアーが催行中止になったり。人知の及ばぬどこかで止められているのかとも思います。・取り憑かれたわけじゃないけど、似たような体験があったのでちょっと納得。・わが家もここのところ、怒涛のついてないの連鎖です。昨年、関東から関西の夫の地元に帰って来ましたが、何かとお金が湯水のように出ていき、人間関係も変にこじれておかしくなります…。この作品を読んで、人からそういう業を何かもらったのか、と心配になります。今年の御年始には厄払いに行き、近所の神社に毎月の月参りも行っています。夫の地元に越してくる前の平穏で穏やかな落ち着いた日々に戻りたいです。・まさに今現在私が業に苛まれてます。 厄年で片付けて良いのか怪しいくらいに不幸の連続です。お祓いしてもらおうと思います。ちなみに、運気が下がった時に、自分なりの対策をもっているという読者も。・回り道して目的地に向かう。電車も回り道する。違う駅から乗る。地元の神社参りする。地元の良さげな寺にお参りする。それから出かける。お香を鞄に忍ばせる。・他人に無礼を働くと自分にも返ってきます。 精神的に参っている時程、他人様に失礼のないように、できる限りの最大限礼儀を尽くす努力をする事が結果的に運気を戻す近道だと思っています。関わるのは怖いけれど、ちょっと気になる不思議な世界。もし偶然「業」をもらってしまったら、どうしたらよいのでしょうか? 「業をもらった話」を読むと、いつ起こるかわからない不思議な世界に備えることができるかもしれません。▼漫画「業をもらった話」
2023年08月23日皆さんは義母との関係性に悩んだらどうしますか?今回は「義母と同居中に子どもを背負ってご飯を作った話」を紹介します。イラスト:慣れないことばかりの生活主人公は夫とともに義実家で暮らし、まだ慣れない家事、育児、義母との同居生活をしていました。ある日、主人公は1歳の子どもをおんぶしながらコロッケを作っていました。大変な状況の中、台所に義母が入ってきますが何も声はかけてくれず…。コロッケが完成出典:Grappsなんとかコロッケが完成し、主人公は安心して少し休んでいました。すると夕方、義母が夕食の支度をしており、コロッケを出さず夕飯は義母の作った餃子になりました。義母の嫌味な行動に、主人公は悲しく悔しい気持ちになったのでした。読者の感想何を思って料理の準備をしている姿を義母は見ていたのか疑問です。今回の義母の行動は失礼すぎると思いました。気に入らないのであれば食事を分ける提案をしてもよいのではないかと感じました。(40歳/主婦)家族間の会話がなさすぎではないかと疑問に思いました。義母もこの程度の会話すらできないなら、誰かと一緒に生活することは無理だと思ってしまいます。(32歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月22日リュックサックやバックパック、要は背中に背負うタイプのバッグですけど、春から夏にかけて背負っていると、バッグと背中が触れている部分に熱がこもって熱くなりませんか?特に自転車を日常生活の足として使う場合、夏場のこもり熱と背中から溢れてくる汗はストレス以外の何ものでもありません!Amazonで検索すると、バックパックと背中との間に隙間を作る背負子のような製品や、USBのファンで背中に風を送る製品が売られていましたが、高いです。2,000円以上する。ということで、100均ショップのアレやコレやを組み合わせて、暑さ対策グッズを作ってみました。■ 背中を冷やすなら、やはり「保冷剤」でしょ!?介護施設で働いている現役介護福祉士の筆者。先日、夜間に38℃以上の熱が出て唸っていたご利用者様の熱冷ましにと、「熱冷まし用保冷まくら(商品名:アイスノン)」を使ったのですが、そこで突然閃きました。こ、これだ!翌朝、夜勤明けの眠たい目をこすりながら、いつものセリアではなく、職場にほど近いダイソーへと向かいました。早く着きすぎて、時間調整のために近くのファミレスに入ってモーニングセットを食べながら、何が必要か考えました。保冷剤……ハードタイプもあるけど、凍らせても柔らかいままの製品があったはず。保冷剤を入れる袋……いろいろあるけど、見た目的にも涼しげなメッシュタイプがいいのでは?留め具……懐かしの単語帳に使っていたりするリング状のものとか、カラビナとか、ヒモとか。などとぼんやりした頭で想像しながら、いつの間にかローストビーフのサラダと厚切りパンのセットなどという小洒落たメニューを食べ終わり、いざダイソーへ!ちなみに、ここまでで早くも800円以上の出費です!!■ 組み立ては超簡単まずは、「COOLER GEL」という名の保冷剤。重さは、なんと1kgあります。早速、冷やすために冷凍庫へ突っ込みます(冷えるまで10時間くらいかかるらしい)。この保冷剤のサイズにぴったりだったのが「あっ!きれい!マイクロファイバーで拭けるiPadケース」です。このケースの四隅に「カードリング」をぶっ刺します。千枚通しなどの穴あけアイテムを使わなくても、リングを貫通させることができました。お次は4つのリングに、適当なヒモと「アルミ製カラビナ(4個で1セットなのでお得)」を組み合わせた留め具で、バックパックの上と下の部分に取り付けます。位置を調整するために、何度か背負ってみたほうがいいと思います。保冷剤の重さが1kgあるので、下よりも上の方に取り付けたほうが、さほど重さを感じないかもしれません。大きなカラビナでもいいかも。ただし、制作費が上昇します登山やハイキングでも、リュックに荷物を詰めるときは軽いものを下に入れて、重いものを上に詰めると、重力で下に引っ張られる力が弱まって疲れにくいというアレです。あっという間にできました!さあ、10時間ほど冷凍庫に入れといた保冷剤を、バックパック取り付けのケースに入れてみましょう!!ソフトタイプの保冷剤、予想に反してガチガチに凍っていましたが、バックパックのケースに入れて背負うと、あぁ背中が冷んやりと気持ちいい。暖かい空気が冷やされてできる結露的な水分は、ケース内部のマイクロファイバーに遮られて、滲み出てこないようです。涼しさの持続時間は、その日の天気と外の気温で大きく変わりそうですが、とりあえず使えます!夏場は、この保冷剤バックパック、かなり重宝しそうですよ?
2018年06月04日双子の兄弟が就学年齢に。長男は特別支援学校、次男は通常学校への入学が決定重度自閉症の長男は、比較的早い段階で特別支援学校への入学が決まっていました。そして我が家は双子であるため、同時に通常学校へ入学する次男の学校手続もしなければなりませんでした。忙しい日々でしたが、10月に長男の就学通知書が届いた時にはなんだか肩の荷がおりてほっとした気持ちになったものです。入学前の準備。支援学校のカバンはランドセル?それとも?Upload By シュウママそして11月も過ぎたころ、はっと気が付いたのは長男が学校に持っていくカバンのこと。次男はもちろんランドセルのつもりでしたが、長男はランドセルが必要だろうか――入学説明書にはこのカバンで!という明確な記載がなかったので、私は支援学校に問い合わせてみました。電話で丁寧に答えて下さった女性の返事は「特に規定はありませんよ」というものでした。Upload By シュウママこの言葉を聞いた私は、じゃあリュックでいいかな…と思い大きめの新しいリュックサックを長男のために、次男には同じ頃、ランドセルを購入しました。次男のランドセルをじっと見ていた長男に、母として想うことピカピカのランドセルを見て次男は嬉しそうでした。色は黒、ふち取りは赤、何日も前から次男が選んで注文しておいたものでした。入学式の前から次男はランドセルを背負い鏡を見て満足そうにしていました。そんな次男の姿を療育から帰ってきた長男がじっと見つめていました。Upload By シュウママ次男がランドセルを床に置いて遊びに行ってしまうと、長男はランドセルにそろりそろりと手を伸ばしました。どうしたのかな?と見ていると、長男はランドセルの肩ベルトに腕を通して背負おうとしました。けれど不器用で筋力のない長男は、うまく手が通せなかったのかごろりと前のめりになり床であごをごんっ!と打ち、大きな声で泣き出しました。Upload By シュウママ私は驚いて長男のあごをさすってやりました。もちろん長男は痛くて泣いているのでしょう。でもこの泣き声がまるで「僕もランドセル背負いたかった!」という長男の叫び声に聞こえてきました。私はランドセルにするか、リュックにするか、ほとんど逡巡せずに決めたことに対して申し訳ない気持ちになりました。当時、まだ言葉で意思の疎通ができなかった長男に、どちらかを選択させるという考えが私にはなかったのです。ごめんね…と私は長男に謝りました。Upload By シュウママ長男が入学。そこで目にしたのは…そしてひと月が過ぎ長男は支援学校に入学しました。ほどなく父兄の懇談会が長男の教室で行われました。私は同じクラスのお母さん達に挨拶しながら、何気なくロッカーに目をやりました。すると長男のリュックの入ったロッカーの隣りに、横長の形をしたランドセルがあることに気がつきました。Upload By シュウママ「横に長いランドセルってあるんですね」私はランドセルの子のお母さんに聞いてみました。障害児を育てる親に寄り添うランドセルがあったするとそのお母さんは微笑んで言いました。Upload By シュウママお子さんは足が悪いため、車椅子に取り付けやすいベルトがついていることと、沢山荷物が入るということが横型ランドセルを選んだ理由だそうです。最近は障害のある子ども用のランドセルも充実しており、多機能でいろんな色が選べるんだというお話でした。「何よりランドセルを背負った姿が見たかったから・・」お子さんを優しい目で見つめながら言われた気持ちが、私にはよく分かりました。障害のあるお子さんをお持ちなら親は何度も選択を強いられます。そしてそれはとても辛い選択です。普通学校の支援級ならランドセルが必要、でも支援学校なら必要ない――それもその一つです。けれど障害があっても背負えるランドセルもある。それは苦しみを少しだけ軽減してくれ、親心に寄り添ってくれる素敵なランドセルだなと、私もほわっと温かい気持ちになるお話でした。
2017年10月12日周りが結婚や出産などで賑やかであればあるほど、つい焦りを感じてしまうのが女性というものです。今付き合っている彼との将来がどうなるのか分からず、不安を抱えている方も多いかもしれませんね。30代の女性といえば、仕事の面でもやりがいが出てきたり、責任ある立場につくようになる頃でしょう。恋愛と仕事のバランスを上手く保てなくなるケースも多くなってきてしまいます。 A子(35歳)キャリアウーマンがとったリスクA子の恋人のM男はA子より5歳年下の30歳。付き合い始めの頃は年の差も気になる事なく、2人で過ごせる時間が何より楽しかったもの。しかし、時が経つに連れ次第にA子は焦り始めます。 「"愛してる"と言ってくれるけど、プロポーズはいつしてくれるのかしら?」「仕事も楽しいし、今すぐ結婚したい訳じゃないけど... 早くしなきゃ子供が産めなくなるかもしれない... でも、こんな話を切り出して重たく思われるのは嫌だわ...。」 こんな風に悩み始めたA子。 そんなある日のこと。M男から「転職する事にしたんだ、それで急なんだけど来月から海外勤務に決まったんだ」 と告げられます。折にも、この日は新しいプロジェクトリーダーに抜擢された事を上司から報告された日でし た。 「A子、俺と一緒に行く?」「一緒に行くって...それって私は会社を辞めなきゃいけないじゃない...。」「うん、そうだよな...わかってるよ、無理強いはできない事は。」「無理強いとかじゃなくて...一緒に行くって事は...結婚したいって事なの?」「結婚?あ...そうか。うん、そうだね。」「そうだねって...。結婚するならあなたについて行くわ。」「わかった...結婚しよう!」 意外にもあっさりと結婚する事になり、A子は動揺しました。 「せっかく大きなプロジェクトリーダーに抜擢されたっていうのに辞めなきゃいけないなんて...。でも、ここでM男の転勤について行かないなら結婚できなくなっちゃうわ。 どうしたらいいのかしら?」  悩みに悩んだ挙句、A子は会社を辞めてM男について行く事に。頭を切り替えて、結婚式の日取りやスタイルなどに集中する事にしました。今までは出来合いのもので済ませた夕食も今では毎日作るようになり、会社で得られる達成感や、やりがいは無くともA子は主婦業を楽しむようになってきました。そんな中、M男は新しい職場や仲間に囲まれ、やりがいのあるプロジェクトを任され、家に帰る時間が日に日に遅くなるようになってきました。 「浮気...してるんだわ。仕事を辞めてまでついてきたのに、結婚式の前に浮気するなんて... 。」 問いただしたい気持ちがあるものの、結婚式をキャンセルする勇気もなく、また、まだ愛してるという思いから、浮気を黙認する日々が続きました。そんなある日のこと。M男はA子の気持ちを先読みしたのか 「俺は君を愛してる。愛してるけど、浮気はする。きっとこの先もする。」と言い放ちました。A子は大きく動揺するものの「男は浮気するものなのよ、そんな事気にしてたら結婚できないわ。」A子はそう自分に言い聞かせました。しかし、そんなA子が別れをついに決意する日がやってきました。 A子が別れを決意した理由それはM男の母の病気。長い間、癌を患っていた母の末期を知らせる連絡がM男の実家から入り、M男はしばらく実家に帰る事に。こんな時だからこそ、家族の一員として役に立てることがをしたいというA子の申し出をM男は断ったのです。そう、A子の別れの決意の決め手は大好きな仕事を辞める事でもM男の浮気ではなく、家族として、パートナーとしての絆。楽しい時も辛い時も、共に支えあえる関係が何より大事な事だと改めて実感したのです。 別れた時のA子は38歳。 「あの時、会社を辞めずに別れをもっと早く選んでいれば... 。」そう思うこともありました。しかし、その時その時に出せる答えを必死で考え、苦しみながらも歩んできたからこそ、別れのリスクを納得して受け止めることができたのだと思います。A子はその後、海外の企業へと転職し新たな仕事を楽しんでいるようです。 「今は自分を取り戻せて嬉しいの。独身である事を楽しんでるわ。あの頃は本当に悩んでばかりだったけど、本気で愛して本気で悩んだからこそ、別れを選んだ事を悔やんでないわ。 逆に世間体を気にして結婚しなくて良かったと思ってるわ。」 そう笑顔で語るA子はキラキラ輝いて見えました。 あなたにどうですか?別れ際、自分で見分けられますか?別れのリスク、背負えますか? 大人の女性の定義とは…"自分の出した答えに責任を持つ"という事ではないでしょうか。どんな事情があっても、会社を辞める事も恋人との関係を続けることも、そして、別れを決める事も。そんな積み重ねを経て、自分の人生で何が大事な事なのかが見えてくるのだと思います。 
2016年10月24日次世代のハリウッドを背負うであろうこの男、単なるイケメンアイドルとは一線を画した匂いを発している。夭折したリヴァー・フェニックスや若い頃のスティーヴン・ドーフを彷彿とさせるような…。甘い笑みを浮かべつつもどこかに切なさを感じさせる。来年4月13日(金)に公開となるウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品の超大作『ジョン・カーター』では、タイトルロールに抜擢され、これまでにない激しいアクションを披露すると共に、心に傷を負った主人公を熱演している。アウトローの空気を身にまといつつ、ニュータイプのヒーロー像を体現した30歳。いままさにブレイクへの過渡期を迎えた男の素顔は――?来日を果たしたテイラーを直撃した。最初にテイラーが脚光を浴びたのはドラマ「Friday Night Lights」。青春の最中に自らと向き合い葛藤し、酒に溺れていくハイスクールの生徒を好演し注目を集めた。近年では『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で、ひと筋縄ではいかないキザなギャンブラー、ガンビットを演じ存在感を示したテイラー。本作のジョン・カーター役も含め、エンターテインメント作品の中でも、陰や挫折を抱えたキャラクターを演じることが多いが、それはテイラー自身の意図?「僕の中にそういう男になりたいという思いがあるかどうかは分からないな(笑)。でも役柄としてそういう人物を演じることが多いのは確かだ。何かが欠けている、決して完璧ではない人物。観る側としても演じる側としてもそういった人物の方が面白いし、共感しやすいというのはあるね」。そういう意味で、今回のジョン・カーターは戦争で妻子を亡くした男であり、心の傷や挫折の深さはこれまでの役柄の比ではない。大切な存在を守れず、己の人生を棄てた男がもう一度、誰かのために立ち上がる――この成長していくヒーローの内面にどのようにアプローチしていったのだろうか?「今回に関しては、南北戦争のときに兵士が家族に宛てて書いた手紙を読んだり、歴史学者に話を聞いたりして、そうした知識や情報に身を浸しながら役に近づいていったよ。内容によって共感できるものもあればできないものもあるんだけど、そうした準備を通じて、自分で意識しないところで、僕の中に残り、積み上げられていくものがあると思うんだ。演じるにあたってそうしたものが自然に引き出されていったと思うよ。作品にもよるけど、知識を集めてそれに包まれるということは大切にしてる。面白いことに、そうした役作りの過程でその人物がなぜそういった行動をとるのかという理由が自分なりに見つかると、それ以外のことも自然と理解できるようになるんだ」。ファンは、そうやって彼が作り上げた作品の中のキャラクターを投影して彼の素顔を想像しているわけだが…。実際にはテイラー・キッチュとはどんな男なのか?「残念ながら、僕自身はこれまでやってきた役柄ほど魅力的で興味深い人物ではないな(苦笑)。彼らとは程遠いね。友達とワイワイ過ごしたり、笑ったりするのが好きで、何か素晴らしいチャンスをもらえれば喜び勇んでチャレンジする。そんな単純な男だよ(笑)」。『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で2度にわたりオスカーを手にし、今回初めて実写映画のメガホンを握ったアンドリュー・スタントン監督は当初、テイラーについて、ヒーローを演じるには若すぎると感じていたとか。だが、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド(『007』)を、ハリソン・フォードがハン・ソロ(『スターウォーズ』)を演じたのが共に30歳前後であったことを知り、改めてテイラーの抜擢を決めたという。「それは初耳だね」と笑みを浮かべ、テイラーは30歳にしてアドベンチャー巨編のヒーローを演じたことをどのように受け止めたのか、そして気になる今後についての思いを明かしてくれた。「幸運なことだと思っているし、自分が俳優として恵まれていると強く感じてるよ。それはこの作品に限らず、これまでたどってきた道のりを含めてね。そして何より、僕自身、今後が楽しみでしょうがないんだ。これからもずっと成長していくつもりだけど、もちろん、良くないことも起こるかもしれない(笑)。でも歳を重ねるごとに自分がより良くなっていくことを願ってるよ」。女性ファンがメロメロになるような純愛映画に出る気は?最後にそう尋ねると「『ジョン・カーター』も核心にあるのは純粋なラブストーリーだよ」といたずらっぽく笑いつつ、「素晴らしいキャラクターや脚本、クリエイターと出会えるならもちろん」と頷いた。2012年、目が離せない存在になりそうだ。(photo/text:Naoki Kurozu)特集『ジョン・カーター』:2012年は“カレ”が来る!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney■関連記事:ジャック・スパロウらと徹底比較!ジョン・カーターは新時代のヒーロー像を体現?未知なる惑星“バルスーム”の姿が明らかに『ジョン・カーター』最新映像が解禁!ブレイク必至の次世代スター、テイラー・キッチュ来日!
2011年12月22日