お笑いトリオ、森三中の黒沢かずこ、ピン芸人の椿鬼奴が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内のシアターで、第2回沖縄国際映画祭の「Laugh部門」出品作の出演映画『クロサワ映画』の公式上映で舞台挨拶を行った。女芸人の悲喜こもごもの私生活を描くドキュメンタリー風ガールズムービーで、黒沢さんを始め、登場人物のほとんどが本人役で出演。フジテレビでバラエティ番組を手がけるディレクター、渡辺琢が初メガホンを取っている。森三中の3人の中で唯一のシングル、黒沢さんは「恋愛が苦手な女芸人さんが何人か出ていて、仕事と恋愛は両立できるのか?というテーマを描いたりしています」とリアリティたっぷりな言葉。「顔がスクリーンに大きく映っちゃうんじゃないかしら?」と両手を頬に当てて乙女の顔をのぞかせる一幕も。渡辺監督が「女芸人さんってコミカルで滑稽ですが、素顔は本当にキュート。間近で見ていて素敵だ!と思い、この映画を作ろうと思った。女芸人さんたちに恋をしていただけたら」とPRすると、黒沢さんは「100点!」と言いながらも照れた。一方、黒沢さんは鬼奴さんについて「監督もよく言うんですけど、椿鬼奴がスクリーンに映るとフランス映画のよう。アンニュイで絵になるんです」と知られざる魅力をPRし、鬼奴さん本人も「アンニュイってよく言われます〜」。また鬼奴さんが「塩ちんすこうが美味かった!」と話すと、すかさず黒沢さんが「家のオーブントースターで塩をトーストしているんですよ」と暴露。鬼奴さんは「結局、ビールに1番合うつまみは塩ってことです」と淡々と話し、会場の笑いを誘っていた。『クロサワ映画』は現段階で劇場公開は決定していないが、調整中だという。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】哀川翔『ゼブラーマン』続編初公開に拍手【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」
2010年03月26日