~NHK大河ドラマ初出演決定~2023年10月22日、株式会社アデッソ所属の俳優、網川凛が、NHK大河ドラマ「どうする家康」第40回「天下人家康」から藤堂高虎として出演いたします。網川凛NHK大河ドラマ『どうする家康』■放送局:NHK総合テレビジョンほか■放送日:毎週日曜日午後8時~ほか放送中(全48回)■HP: ☆YOUTUBE: ☆X(旧twitter): ☆instagram: ■網川凛は、2023年10月22日(日)午後8時<第40回「天下人家康」>より藤堂高虎役にて出演いたします。<藤堂高虎>天下人家康の流れをつくった知将。羽柴秀長のもとで活躍、知将としての才能が開花。唐入りでは水軍を率いて、最前線で激闘を重ねる。秀吉死後は武将の心を解さない三成に見切りをつけ、いち早く家康支持に転じる。網川凛網川凛網川凛<プロフィール>東京都出身。映画・TV・CMなどで活躍中の俳優。藤井道人監督、権野元監督、手塚眞監督作品などで活躍。今回、NHK大河ドラマへ初出演。事務所HP: 個人HP: <網川凛コメント>知将、築城の名手、主を7回変えた猛将、と様々な側面を併せ持った印象の武将です。足軽の出、外様でありながら家康臨終の際には枕元に招かれるほど信頼されたその人柄は、合理的精神と忠義の人なのだと思います。あとかなり大柄だったとも。僕、大柄な方ではないんですよね。むしろ共演する方々が大柄です、顔も濃いです。家よりも人を重んじる、その部分を根底として大切に演じていきたいです。今作を通じて藤堂高虎という人物に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。大河の時代劇は役者なら誰しも一度は出演を願う憧れの場です。今回初参加させていただける事を大変光栄に思いつつ、本当に楽しみしかありません。※NHKHPより引用 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月22日坂口健太郎&杏共演「競争の番人」第10話が9月12日オンエア。小日向文世演じる藤堂が談合を進める理由に「そんな悲しい過去が…」と同情の声が上がるとともに、最終回の次回予告を見た視聴者からは「まだ見れるんだ嬉しい」といった反応も上がっている。「元彼の遺言状」に続いて新川帆立の原作をドラマ化した本作。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる公正取引委員会にスポットを当て、過去に談合で父を亡くした主人公が、その談合の裏で暗躍した官僚に挑むというストーリーが展開してきた。父親が経営していた建設会社が談合に関わったことで、父が自ら死を選んだ過去を持つ第六審査の審査官・小勝負勉を坂口さんが。殺人事件の犯人らしき人間を取り逃がし公取委へ異動してきた第六審査の白熊楓役を杏さんがそれぞれ演じる。また第六審査“ダイロク”の面々として桃園千代子を小池栄子が、風見慎一を大倉孝二が、六角洸介を加藤清史郎が演じるほか、検察官の緑川瑛子に大西礼芳。第六審査長で小勝負の父が亡くなった談合の調査にも関わっていた本庄聡子には寺島しのぶ。小勝負の父が亡くなった談合の裏で暗躍した国土交通省事務次官・藤堂清正役に小日向文世といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ダイロクはラクター建設の樋山雄也(平原テツ)が仕切る談合現場に踏み込むが、それは「東京湾岸地区再開発プロジェクト」の談合ではなく、藤堂が自分の身に危険が及ばないようにするため仕掛けた罠だった。ダイロクは樋山と小津建設が関わっていた談合の裏付け調査という名目で「ラクター建設」を立入検査するも、留置した資料からは証拠品がなかなか見つからない。そんななか藤堂が談合を一部合法化する法案を国会に提出しようとしていることがわかる…というのが10話のストーリー。かつての藤堂は不正を憎む役人だった。しかし出張中に阪神淡路大震災が発生し、幼かった娘の環を残し妻が亡くなってしまう。倒壊したマンションは安さを売りにする業者が入札しており、偽装されていたことを知った藤堂は、競争を憎み談合を推進するようになった…。「藤堂さんにもそんな悲しい過去が…」「だから「私にとっては競争が悪に思える」と言ってたのね」「談合してよい住宅を作れば悲劇を繰り返さないと思ったのね…」など、藤堂の過去に同情の声が上がる一方、「競争の結果の最安値だからこその悲劇だったのね……でもそれは入札の制度の問題では……?」といった声も。その後、藤堂は逮捕されるが、無茶な調査の責任を取らされる形で小勝負は四国に異動となる。ラストシーンでは数か月後、成長した白熊が立入検査する姿が映し出され、次回予告へ…。「最終回だと思って凄いグッと来まくって泣いちゃってたのに、最終回来週だった」「てっきり最終回だと思って見てた!!来週がほんとの最終回なのね!まだ見れるんだ嬉しい」「今日で終わりかと思ってたから来週もう1回観られるの嬉しすぎる」など、今回が最終回だと思っていた視聴者からは喜びの声が上がっている。「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日株式会社朝日出版社は2022年1⽉14⽇(金)に『句集 伊月集 鶴』(著者:夏井いつき)を全国の書店で発売いたしました。書籍内容鶴を抱くやうな余生をたのしまん (「あとがき」より)『伊月集 龍』『伊月集 梟』に続く第三句集『伊月集 鶴』は、五十代の作品を中心にまとめたものだ。三十年近く前、第八回俳壇賞をいただいた時、「統一感がない」という審査員の評言を心に刻み精進しようと思ったのだが、如何せん、我が好奇心は一方向を向いてくれず、統一感のない作品を作り続けてきた。が、この歳になって、いまさら全方向全天候型の好奇心をなだめたところでどうなる? という開き直りも生まれてきた。ありとあらゆる多種多様な句を作りたいという思いを、敢えて封ずることもなかろうと。そんな理由から、二十句一組の作品をさまざまに構成する方法を思いついた。百色の色鉛筆の箱のような色とりどりの作品を楽しんでいただけたら幸いだ。五十代の句集を早くまとめねばと思っている間に、コロナ禍に突入し、時間が無為に過ぎた。余録「青き踏め」二十六句はその時期の作品。この艱難を共に生きるエールとして付け加えた。五十代の作品をまとめてしまえば、我が好奇心はすでに次に向かって動き出す。ますます俳句が楽しくてたまらない六十代を、真剣に遊びつくす。そんな日々が始まっている。(夏井いつき)本文見本コロナ禍を詠んだ句も収録目次・鶴の章 〈鶴食うてよりことのはのおぼつかな〉・お降りの章 〈お降りや壺に緋いろの鳥しづか〉・暖かの章 〈暖かをまるめたやうな小石かな〉・陽炎の章 〈心臓部らし陽炎のあのあたり〉・時鳥の章 〈水に根のひろがる夜の時鳥〉・百合の章 〈一本の百合のごとくに戦はぬ〉・月の章 〈二つ目の月産み落としさうな月〉・黄落の章 〈百年を旅して黄落の一本〉・余録 「青き踏め」・あとがき 〈鶴を抱くやうな余生をたのしまん〉書籍概要書名:句集 伊月集 鶴著者:夏井 いつき発売:朝日出版社発売日:2022年1月14日定価:2,420円(税込)判型・頁数:A5判変型(150mm ×150mm)・192頁書籍詳細・購入はこちら : 夏井いつきの句集「伊月集」シリーズ第1句集『伊月集龍』著者の30代の330句を収録。多くの方から「復刊してほしい」との要望に応え、 新装復刊。 前書きや表記も改め、 今、 『龍』となる。 時代が待っていた句群のあらためての登場です。書籍詳細・購入はこちら : 第2句集『伊月集梟』著者の40代の句、 400句を収録。−−この10年は、 師から学んできたことを自分なりにどう昇華していけばよいか、 考え続けてきた年月だった。 憧れに縋りついているだけでは不甲斐ない弟子で終わってしまう。 そんな己のひそやかな決意を師の前に差し出す400句。 今回の句集はそんな緊張感に満ちた一冊でもある。 (「あとがき」より)書籍詳細・購入はこちら : 著者紹介夏井いつき昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長。俳都松山大使。「第8回俳壇賞」「第44回放送文化基金賞」「第72回日本放送協会放送文化賞」「第4回種田山頭火賞」受賞。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』『夏井いつきのおウチde俳句』、句集『伊月集 龍』『伊月集 梟』(小社刊)等多数。▼夏井いつき先生が俳句を徹底指導!ネット俳句教室「夏井いつきのおウチde俳句くらぶ」はこちら夏井いつきのおウチde俳句くらぶ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月14日7人組メンズアイドルグループ7m!n(ヨミ:セブンミニット)のデビューライブ『7m!n Debut Live -クロノメーター-』が、2021年4月10日に品川インターシティホールにて行われた。元さんこいちのやっぴと、元ヘンジンマジメの米村海斗がプロデューサー。SNS総フォロワー数150万人超えの人気を誇るアイドルグループ、9bic(ヨミ:キュービック)の後輩グループとして結成された彼らは、実は3月13日にグループ結成を発表したばかり。それにもかかわらず、本公演のチケットは、発売後即ソールドアウトとなり、YouTubeで行われた生配信は、同接3500人を超える盛り上がりとなった。そんな大物感漂わせる彼らの、初々しくも熱気あふれたライブを詳しくレポートする。【7m!nメンバー】火ノ宮夕(ひのみや・ゆう)/レッド担当水原匡也(みずはら・きょうや)/ブルー担当白金倫太郎(しろかね・りんたろう)/イエロー担当木瀬怜芽(きせ・りょうが)/グリーン担当宇佐美健土(うさみ・けんと)/ピンク担当藤堂伊月(とうどう・いつき)/パープル担当日之出莉玖(ひので・りく)/オレンジ担当2021年4月10日、7人組のアイドルグループ・7m!nのデビュー公演が、品川インターシティホールで行われると同時に、YouTubeにて無料生配信された。実はYouTube上では、既に彼らのデビュー曲『クロノメーター』のMVが発表されており、素顔が分かる日常動画も複数アップ済み。そのため「デビュー前なのに既に人気が爆発直前」という現象が起き、配信が始まる直前は、ハイスピードでコメント欄の書き込みが増えていっていた。ライブ開始時間の17時、メンバーの1人であるピンク担当の健土からの、ファンへの感謝メッセージが読まれる。会場内では新型コロナウィルス感染対策のため、ペンライトの使用はOKだが、コールや私語は禁止。とはいえ無言の中でも熱気ムンムンになった様子は、画面越しにも伝わってきた。そしてとうとう、「7m!nによる完全無欠の時間を、ぜひお楽しみになってください」「『7m!n Debut Live -クロノメーター-』、スタートです!」のアナウンスがされ、しばらくすると……暗闇の中でビートの強い音楽にあわせ、7人が踊る映像が始まり、個々のメンバーのアップが入る。7人全員の紹介が終わると同時に、音楽が止み暗闇に戻り……ライトアップされた舞台に時計の針の音が響いた。観客はペンライトを揺らしながら、メンバーを待つ。配信を見ているファンも固唾をのんでいることだろう。そして流れる、デビュー曲『クロノメーター』のオープニング。ライトがだんだん明るくなっていくと、舞台上に立つ7人のシルエットが見え、歌が始まった!満面の笑顔で踊るメンバー。「1つ教えてクロノスあとどれくらい時間を積めば完璧主義なあの子と釣り合う男になれるの?」という最初のフレーズを聴いた時は「ここから本当に7m!nが始まるんだ!」という、高揚感が止まらなくなった。曲が進むに連れ、メンバーの立ち位置が目まぐるしく変わり、歌うパートもどんどんと回る。正直、どのメンバーも緊張が取れず笑顔が固かった気がするが、持てる力をすべてぶつけようとしていることは、ひしひしと伝わってくる。舞台を大きく使いながら踊り、観客に向かって歌詞は語りかけるように歌い、優しい目線を送る様は、まるでミュージカルのよう。時々挟まる可愛い仕草も微笑ましく、キラキラとしたパフォーマンスは、始まりと同じ時計の音で終わりとなった。「今日は、初めてのライブです。ここで、僕たちの近況報告をお伝えします」ーーそんなブルー担当の匡也のセリフで始まったのは、YouTubeにコール動画までアップされている『近況ロードshow!』。メンバーがコミカルに弾けて歌うこの曲に、観客もコメント欄も大盛り上がり。小芝居風の演出が入ったり、歌詞にボケ・突っ込み部分があったりと、とにかく楽しい。最後は7の字の形にメンバーが集まり、ポージングを取っての暗転となった。2曲続いたところで、トークショーが始まった。MCはオレンジ担当の莉玖が務め、メンバーそれぞれの自己紹介を仕切る。「藤堂伊月です、幸せです」「今日は最高に楽しみましょう」(パープル担当・伊月)「普段YouTubeではおバカなところしか見せていないんですけど、今日はカッコいいところを見せれるように頑張るので、よろしくお願いします!」(レッド担当・夕)「今日楽しみにしてた人~?(手を振る)今日はね、僕たちもメチャメチャ、え~~~(詰まる)。はい、全力で盛り上がっていきましょう~!」(ブルー担当・匡也)「今日はここに立ったということは、全力で、みなさんのことを楽しませるので、よろしくお願いいたします!」(グリーン担当・怜芽)「今日はこんなたくさんの方にお越しいただけて、ご視聴していただけて、とっても幸せです!」(イエロー担当・倫太郎)「今日はみんな来てくれてありがとう!キュンです!」(ピンク担当・健土)「今日のためにメンバー7人全員で頑張ってきたので、よろしくお願いいたします!」(オレンジ担当・莉玖)それぞれまだ緊張は完全に抜け切れてない様子だったが、初めてファンの前に立て、エンターティメントを届けられる喜びが見て取れた。「はい、ここからはMCさんに登場いただいて、進行していきたいと思います」という匡也の案内で、MCの女性が登場。まずは7人に「お客様の目の前でライブを行った感想は?」という質問がされ、「(登場前に)ドアの後ろでガタガタ震えていたんですけどーー」という夕の言葉に、他のメンバーは冷やかしつつも同意の様子。ただ更に夕が「ドアが開いて皆さんの顔が見えて『クロノメーターの』が流れたら、緊張より楽しさが勝って、楽しくパフォーマンスができました」と続けると、より強い同意を見せていた。「デビューまでの道のりでは、歌やダンス、いろんな苦難があったのでは?」という質問に、「僕、ダンスも歌も初心者だったので、最初のダンスレッスンでは本当にひどすぎて、みんなに笑われていました」と答えたのは匡也。しかし続いて伊月が、「匡也が一番、ダンスが下手って言ってましたが、実は僕が1番ダンスが下手で……」とまさかのかぶせ。メンバーも「実は、ね」と苦笑いをしながら先を促すと、伊月は「伸び悩んでいる時期、1ヵ月くらい深夜練習していたんですけど、僕は泣き虫で部屋でずっと泣いていて」と告白。しかし同じ部屋で暮らす莉玖と健土が慰めてくれ、夕が朝まで話を聞いてくれたという、超いい話となり、「辛いこともあったけど、この7人だからこそ、ここまでこれたのかなって思っています」という〆の言葉に、メンバーも納得していた。「デビュー曲のMVも撮影していますが、その感想を」という質問には、「撮影前日は寝れる人と寝れない人の2つに別れてしまいまして、僕は寝れなかった人なんですけど……」と健土が長めのエピソードトークをスタート。伊月と莉玖を無理やり誘って、3人でなんと温泉とサウナでオールしたのだとか!当時の健土の無茶に苦笑いする伊月と莉玖だが、結局は「しょうがないよね」という雰囲気になり、仲の良さが伺える。また、MVの冒頭はメンバーの半裸のシーンがあるのだが、実は全部脱いでいるという夕の衝撃発表!「僕ら、どうカッコつけていいのかなって思って」(夕)、「みんな恥ずかしがっててね。でも1人だけでも脱ごうよって人がいて……」(健土)。思わずといった様子でMCが「誰ですか?」と訊ねると、スッと手を挙げたのは伊月。「良い思い出になるかなって」というコメントに、まあそれはそうだねという雰囲気になり、更に匡也が一番嫌がっていたのにいざ脱いだらはっちゃけたという証言も出て、「なんやかんやで、楽しく撮影できたと思いますね」(健土)とのことだった。最後の質問は、「今日は皆さんにとっての第一歩になると思うんですけど、これからの目標を教えてください」。代表して答えたのは、莉玖。「本日のデビューライブが僕たち7m!nにとってのアイドル活動の入り口になったワケですが」と前置きし、長時間の深夜レッスンや、ハードなダンスレッスン・ボイトレで学んだことを振り返り、「これからも大変なことはあると思うんですけど、そこを乗り越えて、大きな舞台で活躍できたらと思っております」と結んでいた。質問コーナーの後は、某人気テレビ番組にあやかった「7m!nの格付けしまshow!」というゲームコーナーへ進んだ。事前に「1番モテそうな人」と「1番性格が良さそうな人」をメンバーに予測してもらい、ファンの投票結果に照らし合わせるという内容だ。メンバーの予測は「1番モテそうな人」は匡也、「1番性格が良さそうな人」は倫太郎が代表して発表。結果、匡也の思う「1番モテそうな人」は自分だったのだが、見事ファン投票第1位を獲得して的中!倫太郎は「1番性格が良さそうな人」で自分を最下位にしていたが、堂々3位。しかし第1位に予測していた健土こそが最下位、第6位に予想していた夕こそが第1位に。意外な結果に一同笑ったり思わずムクれたり、途中、先輩である9bicのメンバーたちからの応援メッセージがあったりで、メンバーたちの素顔が大いに堪能できる、充実の時間となった。格付けの盛り上がりが落ち着いた後は、YouTubeコメントの読み上げをはさんで、ファンへのスペシャルプレゼントという名のお知らせ。夕の「VTRがありますので、ご覧ください!」で始まった映像で、2021年5月4日から定期公演が決定したこと、そして東阪ライブが決定し、大阪8月1日・東京2021年8月21日で開催されることが発表となった。メンバーも改めて大興奮のこの告知、公式Twitterでの詳細が待ち望まれる。さて、ライブもさすがに終盤。「こんな重大発表の後に申し訳ないんですが、1人ずつ今日の感想を言っていきましょう」と匡也が促す。「7人で7m!nとしてデビューできて本当に嬉しくて、あまり実感がないんですけど、今日はまた泣いちゃうと思います」(伊月)、「まだまだ未熟な7人ですが、これからどんどん成長していって、もっと大きなところでライブできるよう頑張るので、皆さん応援よろしくお願いします!」(夕)「はい、今日は楽しかった人~!(手を振る)僕たち7人もメチャメチャ楽しかったです。お客様の拍手とかペンライトとかいただいて、メチャメチャいいライブになったんじゃないかなと思います」(匡也)「もし本当に辛いこととか苦しいことがあったら、僕たちこれから色んなところで活躍したいので、僕たちのことを見て、明日も頑張ろうと思ってくれたらいいな」(怜芽)、「最初はみんなを楽しませようと思っていたライブだったんですけど、始まれば自分たちがすごく楽しくライブすることができました。これでやっとアイドルとしてのスタートラインに立てたということで、みんなと一緒に成長していきたいなと思っています」(倫太郎)「まずはこんな素敵な景色を見せてくださった皆さん、本当にありがとうございます。今日ライブしてみて、この7人、最高のメンツが集まったなと改めて実感できて、メチャメチャ嬉しかったです」(健土)「こうやって定期公演とか東阪ツアーが決まったことを皆さんに伝えることができて、本当に幸せです。今日はありがとうございました」(莉玖)ーーこれまでのことを思い返すと同時に、目線は次のステージを見ているメンバーたち。ここから輝かしい未来が始まる予感に、配信視聴者たちのコメント欄のスピードも上がっていく。7人、言いたいことが言えたという安堵感から、フと気が抜けた瞬間。「はい」と伊月が手を上げる。「ちょっと終わりたくないです、僕」という彼の言葉に、「終わりたくないよ、俺らも正直」と答える莉玖。ちょっとしんみりする雰囲気の中、伊月が再び口を開き「なんと……新曲を披露します!」と大発表。『クロノメーター』『近況ロードshow!』とは雰囲気が違う、可愛さではなくカッコいいダンス、そして歌詞だという。そして始まったのが、新曲『マイクテスト』。そろそろはじめようか君とのリハーサルーーそんな莉玖のソロから始まり、続く匡也、そして夕のハスキーボイスが強いインパクトを与える。目まぐるしくメインボーカルが変わり、クールなダンスが時に挑発的だ。トークやゲームコーナーでいい意味で緊張がほぐれたのか、メンバー全員に余裕が見え、時折見える笑顔に硬さがない。途中に入った莉玖の「好きです、聞こえた?」のセリフでは、会場の客席から思わずと言った悲鳴が飛び出していた。ペンライトの激しい揺れで迎えた曲終わり。「今日はありがとう~!」と言い手を振るメンバーたち。莉玖の「この曲で最後になります!最後まで盛り上がっていきましょう~!」の言葉で始まったのは、再び『クロノメーター』!最初のパフォーマンスより、明らかにレベルアップしているメンバーたち。正直、同じ曲とは思えないほどの完成度になっている。会場が一体化している喜び、「一緒に楽しもう」と自然に言えるようになっているメンタルが、プラスのオーラとなってこちらに押し寄せてくる。これぞアイドル、見ているだけで元気になる、大切な何かをもらった気になる、魔法の時間が流れていく。7人が代わるがわるキラキラとした笑顔を振りまいてくれ、歌詞の意味が心に迫り、胸キュンさせられる。曲終わりになってくると、達成感にあふれた表情の7人に、手を振って心からお礼が言いたくなってきた。そしてメンバーたちも客席のファンに手を振ったり、画面越しのファンに目線を合わせたりしているうちに、瞳が潤んできていた。曲が終わった後、まずは匡也が「本日は『7m!n Debut Live -クロノメーター-』にお越しいただき、またご視聴いただき、誠にありがとうございました。これから皆さんと素敵な時間を過ごすために、僕たち7人で頑張っていきますので、これからもどうかよろしくお願いいたします」と挨拶。そして健土が「それじゃあ最後に、マイクなしで挨拶をしよう」と呼びかけ、メンバーが横一列で手をつなぎ、夕がマイクなしで「僕たちが、7m!nでした!」と叫び、一同が「ありがとうございました~!」との言葉と共に深々と礼。顔を上げたあとは、涙を流しながらそれぞれ「ありがとう~」「幸せでした」「バイバーイ!」と口々に言い、手を振って終幕となった。デビューライブということで、我武者羅に頑張ったであろう7m!n。アイドルとしてのスタートをとうとう切った彼らは、きっともう次の舞台への準備に余念がないだろう。ただ、このファーストライブは彼らにとって一生忘れられないライブになっただろうし、この初心を忘れなければ、遠くない将来もっともっとたくさんの人に、幸せを届けられるようになるだろう。メンバーから動画コメントも届きました! ここでしか観られない動くメンバーの姿もお楽しみください♪7min!のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ音楽編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年4月30日(金) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。『7m!n Debut Live -クロノメーター-』配信アーカイブ 4/17 23:59まで公開中!◆7m!nオフィシャルウェブサイト◆7m!nオフィシャルTwitter◆7m!nオフィシャルInstagram◆7m!nオフィシャルTikTok⚫︎月1回の定期公演が開催決定!【 初回公演:5月4日(火・祝) 】⚫︎東阪ライブ開催決定!【 大阪:8月1日(日) 】【 東京:8月21日(土) 】文/中尾巴
2021年04月16日唐沢寿明主演、仲間由紀恵、栗山千明らが出演する「24 JAPAN」19話が2月19日放送。佐野史郎演じる鬼束か、栗山さん演じる伊月か…CTUにいるはずの“もう1人の内通者”は誰かを巡る視聴者の考察合戦が白熱している。世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」をテレビ朝日と20世紀FOXが共同でリメイクする本作は、原作シーズン1をベースに日本初の女性総理候補の暗殺計画を巡る総選挙前夜からの“24時間”を1話1時間のリアルタイムで描いていく。今回は18時~19時の1時間の物語が展開。CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬に唐沢さん。テログループに命を狙われる日本初の女性総理候補で、自らの支持者たちと“対決”しようとしている朝倉麗に仲間さん。獅堂の部下で一時期は親しい関係でもあった水石伊月に栗山さん。現馬と麗を狙うテログループに誘拐され救出されるも隠れ家が襲われ脱出。逃走中に車が転落し記憶を失った現馬の妻・六花に木村多江。現馬の娘で誘拐犯の男に惹かれ、そのアジトに身を寄せている娘・美有に桜田ひより。麗の夫で家族の過去を隠蔽しようと考えている遥平に筒井道隆。麗の息子で妹を襲った相手を殺したが、その過去を明かす決意をし麗を説得した夕太に今井悠貴。CTUの南条巧に池内博之。CTUのマイロに時任勇気。美有を誘拐したKENこと研矢に上杉柊平。妻子が行方不明になっていることを現馬に隠しているCTUの東京本部第1支部長・鬼束元司に佐野さん。7年前、現馬に家族を殺され復讐に燃えるアンドレ・林に村上淳といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アレクシス・林(武田航平)が午後7時20分から5分間だけ御殿場の“A51地区”を停電させようとしていることを知った現馬は、鬼束とともにA51地区に。鳥獣保護区となっている同地区に違和感を覚える2人のもとに謎の車列が現れる。記憶喪失になった六花は友人の医師・浜畑圭介(西村直人)に付き添われ自宅に戻るが、テログループの暗殺者が六花を狙う。あわやのところで南条が助けに来るが、圭介は撃たれてしまう。研矢たちのアジトに身を寄せた美有だが、仁(蕨野友也)に剛(犬飼貴丈)が死んだことを継げると仁は逆上。さらに仁の“取引相手”が警察で、身柄を拘束されてしまう。そして麗はついに夕太の問題を会見で公表する…というのがこの1時間での出来事。家族のことが気になる現馬のスマホを借りるふりをして電源を切ってしまうなど、現馬を家族やCTUから孤立させるような行動を取る鬼束に「支部長怪しいんだけどどうなんだろ」「佐野史郎さんの演技がどことなく怪しい雰囲気」「佐野さん怪しすぎません?」などといった声が。また六花と美有を匿ったうえでその場を離れた途端、2人が襲われるなど伊月にも「水石必死すぎてあやしくない!?」「そろそろ水石も裏切りそうな予感が」と、2人に“疑念”を抱く視聴者からの声が続々とSNSに投稿。現馬が語る“CTU内部にいる(明智菫以外の)もう1人の内通者”が誰なのか、原作通りなのかも含め視聴者の考察合戦が熱く盛り上がっている。(笠緒)
2021年02月20日波瑠の民放連続ドラマ初主演作となるドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第2話が7月19日(火)今夜、オンエアされる。第2話はゲストに間宮祥太朗を迎えドラマオリジナルストーリーが展開する。波瑠さんにとって民放連続ドラマ初主演にして初の刑事役となる本作。今回彼女が演じているのは警察学校を優秀な成績で卒業し刑事部に配属された新人刑事・藤堂比奈子。彼女は「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため刑事を志したという設定。その強すぎる探求心から時に単独で殺人犯に接近しようとする危険な一面をのぞかせることもあるという比奈子の、これまでの波瑠さんが演じてきたキャラクターにはない“心の闇”に新鮮ながらも衝撃を受けた視聴者も多かったことだろう。内藤了の「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)をベースにドラマオリジナルの展開も加えドラマ化される本作。今夜放送の第2話では早速ドラマオリジナルのストーリーが展開する。空き地に乗り捨てられた冷凍車から椅子に座ったまま凍結された2つの遺体が発見され、両者が兄弟で殺害後に冷凍され遺棄されたことが判明する。一方、東京拘置所では一人の死刑囚が変死。先日留置所で自殺と思われる不審死を遂げた殺人犯の大友(三浦貴大)と同じケースだという。検死のため拘置所へ向かう妙子(原田美枝子)に同行した比奈子は受刑者の面談をしている中島(林遣都)と再会。中島は大友の事件をふり返り、比奈子が殺人犯の犯行の動機を“ある種の衝動”だと決めつけたことに対し「犯罪者の心理は一筋縄で解き明かせるものではない」とその考えに苦言を呈する。一方凍結遺体事件を追っていた厚田(渡部篤郎)たちは冷凍設備のある一軒の商店にたどり着く。比奈子や東海林(横山裕)、倉島(要潤)、清水(百瀬朔)が現場へ向かうと3か月前に閉店した店はもぬけの殻で、そこに住んでいるはずの父親と3人の子供の姿もない。だが裏庭にはなぜかいまも動いている大型の冷凍庫があり、中を調べるとそこにはテーブルセットの前に座っている老人と女性の凍結遺体があった――。第2話では次々と凍結された状態で発見される家族の遺体。仲良く暮らしていた家庭に秘められた“異常”に比奈子が迫る。そして今回、ゲストとして出演するのが間宮さん。映画『高台家の人々』やドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」などに出演。映画、ドラマだけでなく舞台まで幅広い活躍を見せる間宮さんが今回演じるのは物語の鍵を握る謎の男。捜査線上にも浮かび上がらず、名前も年齢も明かされてない彼の秘密に比奈子がたどり着いた時明かされる事件の真実に、今週も驚愕すること間違いない。「短時間で濃縮された撮影はすごく刺激的でした。人間の禍々しさみたいなものを描いていて、挑戦的な作品だと思いました。関われてよかったです」と撮影の感想をコメントしてくれた間宮さん。オリジナルストーリーが展開する「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」第2話は7月19日(火)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月19日波瑠が民放連続ドラマ初主演にして初の刑事役に挑戦するドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」が7月12日(火)今夜から放送が開始される。原作は内藤了による「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。ドラマでは「第21回日本ホラー小説大賞」読者賞受賞作を受賞した「ON」のストーリーに続編の「CUT」「AID」「LEAK」、そしてドラマオリジナルの展開も加えたストーリーになるという。今回主演を務める波瑠さんは連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインの白岡あさを演じ全国的な人気を集め、4月から放送されたドラマ「世界一難しい恋」でもヒロインとして「嵐」の大野智と共演するなど、いま一番注目されている女優と言っても過言ではない。そんな波瑠さんが今回が演じるのは警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事部に配属された新人刑事・藤堂比奈子。 「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため刑事を志した彼女は、強すぎる探求心から時に単独で殺人犯に接近しようとする危険な一面をのぞかせることもあるという設定だ。今回が初の刑事役となる波瑠さんだが「人の美しさだけではない、傷や苦しみ、怒りなどの感情も描かれていく作品になると思います。藤堂比奈子の歩む道がどんなものになるのか、皆さんに見届けていけたら嬉しいです!」とメッセージを発表している。波瑠さんが、風変りだが内に秘めたものを持っている“藤堂比奈子”をどう演じるのか期待だ。そのほか比奈子と同じ警視庁捜査第一課に所属し、かつてはエース刑事だったがある事件をきっかけに人生が一転、殺人犯を異常なまでに憎悪するという東海林泰久を「関ジャニ∞」の横山裕が演じ、篠田麻里子が制服警官役で出演。さらに渡部篤郎、林遣都、要潤、原田美枝子らも共演する。藤堂比奈子(波瑠さん)は、警視庁刑事部捜査第一課に配属された新人刑事。事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れない彼女は、上司の厚田巌夫(渡部さん) にその驚異的な記憶力を買われ、先輩刑事の東海林泰久(横山さん) 、倉島敬一郎(要さん)らと共に、ある変死体発見現場に向かう。そこには、かつて起きた未解決殺人事件の容疑者だった男の変わり果てた姿が。現場の状況、さらに監察医・石上妙子(原田さん)による解剖所見からも男は自殺したと推測される。しかしそれは到底自ら行ったとは考えられないほど凄惨な死に方で、しかも男が容疑をかけられていた殺人事件と同じ方法だった!これは本当に自殺なのか?それとも…。不可解な自死事件の謎が深まる中、さらなる殺人事件が発生!比奈子は捜査中に出会った心療内科医師・ 中島保(林さん) にアドバイスを求めるが――。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は7月12日(火)22時~フジテレビ系で放送。初回2時間スペシャル。(笠緒)
2016年07月12日●猟奇的なシーンは「美しく」朝ドラ『あさが来た』で女性起業家の先駆けを、日本テレビ系『世界一難しい恋』でマイペースなやり手ホテルマンを演じてきた女優の波瑠が、きょう12日スタートの新ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』で殺人犯に異常な好奇心を持つという、これまでとはガラッと変わったキャラクターに挑む。『サイレーン』の菜々緒、『僕のヤバイ妻』の木村佳乃と、女優の"怪演"ぶりが話題の"火10"ドラマだけに、波瑠の演技も…!? 制作を手がける関西テレビの河西秀幸プロデューサーに話を聞いた――。――今回の原作は、内藤了さんの猟奇犯罪ミステリー『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズですが、これをドラマ化しようと考えた背景はなんですか?昨年の10月クールに『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』という作品を手がけて、その中で少し猟奇犯罪を扱ったのですが、菜々緒さんの怪演ぶりもあって、面白いなと思ったんです。刑事モノや事件モノのドラマはたくさんありますが、刺激が足りないのではないかと個人的に思っていて、"刺激的な事件モノ"ができたら面白いんじゃないかなと、うっすら考えていました。――猟奇犯罪を扱う作品だと、地上波テレビのプライムタイムでは描写に限界があると思います。台本にも、遺体のあるシーンで「※見せ方は要検討」と書いてありましたが、どのような工夫をされているのですか?描き方のテーマとして「美しくしよう」というのを考えています。エグくなるだけではなく、どこかに美しさが出せると良いなと監督と話しているんです。例えば、光の具合だったりとか、ミイラの遺体には赤いドレスを着せたりですとか、そういう意識を持つようにしていますね。――とは言うものの、今回のような題材で、NHK『あさが来た』や、日本テレビ『世界一難しい恋』のヒロインで清純な役が続いてきた波瑠さんを起用した狙いはなんですか?以前、僕は『逃亡弁護士』(2010年)というドラマで波瑠さんと一緒に仕事をさせていただいたことがあって、そのときは偽装妊娠をするという、闇を抱えた女の子を演じていたんです。その印象があった中で、朝ドラで芯のある強い女性を演じられているのを見て、女優さんとして幅があって面白くなってきたなと思ったんです。そこで、今回の比奈子は二面性のある役なので、波瑠さんが演じたらすごく面白くなるなと考えて、お願いしました。――『サイレーン』での菜々緒さんや、前クールの『僕のヤバイ妻』での木村佳乃さんは、"怪演"と言われて大変話題になりましたよね。今回の波瑠さんも"怪演"と呼ばれるような役になりますか?そこはあるかもしれないですね。普段の状況では普通の明るい女の子なんですけど、殺人に向かって行くときは、ある種の怖さとか、冷たさといったものが感じられると思います。殺人犯に対する探究心が強すぎるヒロインなんていないですからね(笑)。もちろん、事件モノとしても楽しめるように作っていますけど、比奈子が他のメンバーとの関わり合いの中で成長してくところもあるので、人間ドラマとしても見てもらいたいですね。●波瑠に「極力まばたきをしないで」――今までのドラマでしたら、そうした異常な面を持つ刑事は男性が演じることが多かったですよね。そうですね。強くて芯のある女性で、みんなを引っ張る女子ヒロインの刑事ドラマは今までも結構あったと思うんですけど、そうした役は30歳以上の中堅の女優さんが多かったと思います。一方で若い女の子の刑事モノは、キャピキャピで右も左も分からないけど、何か一瞬のひらめきや特殊能力で、一発解決するというものが多いと思うんですが、そういうものにはしたくないんです。正義感だけではなく、殺人犯への興味で動いているというのが、今作の大きな特徴で、脚本家も物語の組み立て方が「難しい」と言っていますが、トライしていきたいと思います。――この役を演じる波瑠さんに、何か特別意識してほしいことなどは伝えていますか?普段の明るいときは、振りきれて本当に明るく演じてほしいと監督も言っていますが、僕からは、本性が出るときに「極力まばたきをしないでください」と言いました。波瑠さんは目が大きくて特徴的なので、まばたきをしないと、すごい雰囲気が出るんですよ。それから本人が役に関して、演じているからこそ僕ら以上に分かる部分があるようで、監督に提案して、こちらが気付かされることも多いですね。――『逃亡弁護士』の頃から比べて、女優さんとしてすごく成長しているんですね。もう全然違いますね。今回は殺人犯に対して全くひるまないという役ですが、彼女の雰囲気やセリフで、むしろその極悪な殺人鬼たちが一瞬たじろぐくらいです。そこの波瑠さんの熱演ぶりは、すごくゾクゾクするところだと思いますね。――今回は、比奈子の先輩刑事役として、関ジャニ∞の横山裕さんも出演されますよね。かなりアクションシーンがあると伺っています。本人がボクシングをやっているので、パンチを繰り出す姿はカッコいいですね。こういうアクションシーンは、パンチを受ける側の役者さんもうまくないと強そうに見えないんですが、その方も上手なので、より横山さんのパンチがカッコよくなっています。●"火10"ファンにどんどん球を投げていきたい――『サイレーン』や『僕のヤバイ妻』など、最近の"火10" 枠ドラマはサスペンス作品のイメージが強くなってきていると思います。枠としてそういう部分を意識していることはあるのですか?ある一定の層は、こうした作品が好きな人がいると思いますので、やっぱり意識しますね。"火10"は変わった面白いことをやっているよねというイメージもあると思うので、そういう人たちにはどんどん球を投げていきたいなとは思います。――あらためて、サスペンス作品の魅力というのは、どう感じていますか?人間って、やっぱり新事実が分かっていくということを、すごく面白いと感じると思うんですよ。秘密が明らかになるっていうのは、見ていて気持ち良いんですよね。――同じ"火10"では、TBS系でも連続ドラマが放送されていますが、そちらの意識はいかがですか?めちゃくちゃ意識していますが、ジャンルが全然違うので、お客さんはうまくすみ分けができているのかなとは思います。とは言え負けていられないので、いい結果を出していきたいですね。裏同士に連続ドラマがあっても、『JIN-仁-』と『マルモのおきて』とか、両方視聴率が良いときもあるんですよ。だから、枠がかぶってるからどうこうということではないと考えているので、ドラマ全体が盛り上がればいいなと思いますね。――昨今、連続ドラマは厳しい状況が続いています。ドラマ全体を盛り上げていくというのは、それぞれの枠を超えた大きな課題ですね。とにかく、視聴者の皆さんの目がものすごく肥えてきているので、テレビドラマというのは何か1つ振り切れているものがないと、飽きられてしまうのではないかと思っているんです。"月9"も、若い人に向けて振り切れているじゃないですか。そういう思い切りの良さが必要なんじゃないかなと。以前のヒット作に似ていると思われるような"置きに行った"作品だと、視聴者の皆さんから弾かれますよね。――視聴率の数字以外にも、データニュース社が行っている「テレビウォッチャー」というアンケート調査で、"火10"ドラマが『お義父さんと呼ばせて』『僕のヤバイ妻』と、2作連続で、そのクールの満足度1位を獲得していますので、今作も期待がかかります。視聴率は良ければ賞賛されるけど、悪かったら「爆死」と言われたり、そこだけでものを言われることが多いので、そういった満足度調査とか、ネットの盛り上がりとか、視聴率以外にもいろいろな尺度があると、こちらとしてもやりがいがあります。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。あらためて、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の見どころをお願いします。ゾクゾクするスリリングな、新しい感じの事件モノ作品になっていると思います。今本当にフレッシュな波瑠さんのいろんな顔が見られて、それが面白くなっていると思うので、刑事ドラマとしても、彼女の人間ドラマとしても、ぜひ楽しんでください。もう皆さん、"不倫モノ"は十分だと思いますので!(笑)
2016年07月12日