クラシック音楽が暑い夏をより熱く盛り上げるオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザKAWASAKI2024」が20回目の節目を迎える(主催:川崎市/ミューザ川崎シンフォニーホール)。3月下旬にラインナップが発表され、福田紀彦川崎市長や、ミューザ川崎シンフォニーホール・ホールアドバイザーの松居直美(オルガニスト)、小川典子(ピアニスト)、宮本貴奈(ピアニスト)らが出席して発表会見が開かれた。今年のサマーミューザは「夏音(サマーミューザ)!ブラボー20周年」をキャッチフレーズに、7月27日(土)から8月12日(月・振休)まで17日間・全19公演。例年どおり首都圏の9つのオーケストラが川崎に集結するほか、佐渡裕指揮・兵庫芸術文化センター管弦楽団と浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル・ワールド・ドリーム・ウインドオーケストラが初登場、ピアノやオルガン、ジャズまで、多彩なプログラムが繰り広げられる。福田紀彦川崎市長の話。「2005年から始まってついに20回目。毎年バラエティに富んだ内容で、日本を代表するクラシック音楽祭として定着している。7月1日に市政100周年を迎える川崎市。次の100年を見据え、将来にわたって持続可能な都市であり続けるためにも、音楽に身近に親しみ、人々がつながり合える街づくりを進めるとともに、フェスタサマーミューザのような良質な演奏を提供することで、世界に向けて川崎の魅力を発信し続けたい」ホールアドバイザー松居直美の話。「開館以来のアドバイザー・システムにより、それぞれのアドバイザーが専門域で提案・企画するというやりがいのある仕事が20年続いてきた。先ほどホールの担当の方に、20周年記念の目玉はありますかと聞いたら、『すべての公演が目玉です!』ということだった(笑)。記念の年にこのフェスタの場に立ち会えることを光栄に思う」プログラムは以下のとおり。注記以外はすべて会場:ミューザ川崎シンフォニーホール。●7月27日(土)東京交響楽団オープニングは今年も東響。ミューザ川崎をフランチャイズとするホスト・オーケストラだ。音楽監督11年目を迎えるジョナサン・ノットが昨年に続いて、チャイコフスキーの交響曲に挑む。今年は第2番《小ロシア》と第6番《悲愴》。意外にもノットはチャイコフスキーをあまり振っていないので、それを聴く貴重な機会。ジョナサン・ノット (c)K.Miura●7月28日(日)イッツ・ア・ピアノワールド/小川典子(ピアノ)子供たちが客席でなくステージで、目の前のピアノの音を聴く、ホールアドバイザー小川典子の名物企画。「20年ずっと、子供向けでない、真っ向勝負のプログラム」(小川)。じつは今年東響と共演する若手ピアニスト田久保萌夏は、かつてこのイッツ・ア・ピアノワールドで小川のピアノを最前列で聴き、その日にピアニストになろうと決心したのだそう。「20年続けてきたことの意味が、いま、輝かしい形で現れた」と語る小川もさぞ感慨深いはず。実際これは、積み重ねてきた歴史の計り知れない価値を示すエピソードだ。●7月28日(日)サマーナイト・ジャズ/小曽根真(ピアノ)ジャズ・ピアニストの小曽根真が、コロナ禍の中で、若い才能の紹介と躍進のために始めたプロジェクト「From Ozone till Dawn」による一夜。自らの名を「オゾン層(=地球)」にかけて、そこから昇る光を表しているという。今回は小曽根とともに、ベース:小川晋平、ドラムス:きたいくにと、トランペット:松井秀太郎が出演する。●7月30日(火)洗足学園音楽大学秋山和慶が振り、若きダンサーたちが踊る、恒例のバレエ・プログラム。曲目はグラズノフで、バレエ《ライモンダ》組曲(抜粋)と、バレエ《四季》。●7月31日(水)読売日本交響楽団大躍進が止まらない冲澤のどかが登場。現代屈指のリスト弾きである阪田知樹を独奏に迎えてのリストのピアノ協奏曲第2番と、R.シュトラウスの交響詩《ドン・ファン》、サン=サーンスの交響曲第3番《オルガン付き》(独奏=大木麻理)。●8月1日(木)東京都交響楽団終身名誉指揮者・小泉和裕がモーツァルトの交響曲第40番とブラームスの交響曲第1番を振る、王道の名曲プログラム。●8月2日(金)新日本フィルハーモニー交響楽団井上道義のラスト・サマーミューザは、かつて音楽監督を務め、マーラー全曲演奏も手がけた仲間たちとのマーラーの大曲《夜の歌》。演奏前に井上が語るトークコーナー「夜の歌を語る」も聞き逃せない。井上道義 (c)Yuriko Takagi●8月3日(土)浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァルワールドドリーム・ウインドオーケストラ1995年から開催されている世界最大規模の管楽器の祭典を母体とする、世界的名手が揃ったドリーム・オーケストラ。原田慶太楼の指揮で吹奏楽の名曲を堪能。●8月3日(土)真夏のバッハIX/ヨハネス・ラング(オルガン)ライプツィヒの聖トーマス教会は、バッハ自身が楽長を務めたバッハの聖地。そのトーマス教会のオルガニストを務める若き俊英ヨハネス・ラングが初来日。バッハと、楽聖に連なる作品を集めたプログラムを弾く。●8月3日(土)東京交響楽団[出張サマーミューザ@しんゆり]*楽団の桂冠指揮者で今年が指揮者生活60周年の秋山和慶指揮によるグリーグのピアノ協奏曲(独奏=田久保萌夏)とチャイコフスキーの3大バレエ音楽ハイライト。●8月4日(日)NHK交響楽団沼尻竜典が指揮するブラームス・プロ。ヴァイオリン協奏曲の独奏の戸田弥生は沼尻の桐朋の同級生だという。後半はシェーンベルクの管弦楽編曲によるピアノ四重奏曲第1番。●8月5日(月)兵庫芸術文化センター管弦楽団若手演奏家の育成も兼ねた独自の活動で注目を集めるオーケストラが芸術監督・佐渡裕とともにサマーミューザ初登場。前半はミュンヘン国際コンクール優勝のトランペット奏者セリーナ・オットを独奏に迎えて、アルチュニアンのトランペット協奏曲とベルステッドの《ナポリ》(ナポリ民謡の変奏曲)とトランペット三昧。メインは生誕150年シェーンベルク《ペレアスとメリザンド》。直前に同プログラムで定期を3回やった勢いそのままに乗り込んでくる。定期が3回って、すごい。●8月7日(水)昭和音楽大学学生と、卒業生を中心とする若手プロ・オーケストラの合同演奏。梅田俊明と生誕200年のブルックナーの交響曲第7番を披露する。●8月8日(木)神奈川フィルハーモニー管弦楽団オペラの名匠・園田隆一郎ならではのオペラ・プログラムは、没後100年のプッチーニと生誕100年の團伊玖磨という、たぶん世界でここでしか聴けない組み合わせのガラ・コンサート。声楽の出演はソプラノ木下美穂子とテノール笛田博昭。●8月9日(金)日本フィルハーモニー交響楽団フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一による、J.シュトラウス2世の《狩》、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、チャイコフスキーの交響曲第5番という名曲プロ。服部百音のメンデルスゾーンに注目。彼女は日本フィルと、2月にも九州ツアーでメンデルスゾーンを繰り返し共演しているから、(指揮者は違うが)互いの手の内を知り尽くしているはずだ。●8月10日(土)東京フィルハーモニー交響楽団角田鋼亮が指揮するドヴォルザーク・プロ。チェロ協奏曲の独奏者・北村陽に注目だ。2004年生まれ。昨年、ブラームス国際コンクールと日本音楽コンクールで立て続けに優勝を飾った、将来が期待される若きチェリスト。次々と俊英が現れる頼もしい日本のチェロ界に、また一人有望株が加わった。角田鋼亮 (c)Makoto Kamiya●8月10日(土)神奈川フィルハーモニー管弦楽団[出張サマーミューザ@しんゆり]*スクリーン・ミュージックの名曲を華麗なオーケストラ・サウンドと魅惑の声でたっぷりと。ソプラノ中畑有美子、バリトン押川浩士。指揮は中田延亮。●8月11日(日)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団ロン=ティボーやエリザベートで上位入賞を果たし、現在最も注目されるピアニストである務川慧悟。日本センチュリー交響楽団との名演が語り草になっていたラフマニノフの協奏曲第3番がサマーミューザで聴ける。指揮は首席客演指揮者の藤岡幸夫。メインは生誕150周年のホルスト《惑星》全曲。●8月12日(月休)東京交響楽団正指揮者・原田慶太楼が振る「新時代のファンタジア!!」と銘打ったプログラム。彼のライフワークとする邦人作品、吉松隆《アトム・ハーツ・クラブ組曲第2番》、伊福部昭《ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲》(ヴァイオリン独奏=川久保賜紀)と、“元祖ファンタジア”でもおなじみの《禿山の一夜》《魔法使いの弟子》を組み合わせた。さらに「バーチャルピアニスト」なる、最新のテクノロジーによる謎の“演奏者”をフィーチュアした《ラプソディ・イン・ブルー》にも大注目!おそらく「Vチューバー(バーチャルYouTuber)」のようなもののようだが、“正体”は当日、ぜひ自分の目と耳で。*=会場:昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(新百合ヶ丘)文:宮本明フェスタサマーミューザ KAWASAKI 20247月27日(土)から8月12日(月・振休)まで
2024年04月04日お茶の祭典「ティー フォー ピース 05(Tea for Peace 05)」が、2023年11月11日(土)・12日(日)に青山・国際連合大学中庭で開催される。お茶の祭典「ティー フォー ピース」に100種以上のお茶が集結開催5回目を迎える「ティー フォー ピース」は、全国・世界各地のお茶が一堂に会するお茶の祭典。今回も国内外から約40店舗の生産者・茶屋が出店し、100種以上におよぶ多彩なお茶が販売される。オリジナルの磁器カップで様々なお茶を飲み比べまた、台湾で製作されたイベントオリジナルの磁器製カップを会場内とオンラインストアで販売。日本国内はもちろん、韓国や中国、台湾などから出店する店舗で産地や製法などの話を聞きながら、心ゆくまで試飲が楽しめる。ティータイムを彩るお菓子や茶器もこのほか、会場内にはティータイムを彩るお菓子、お茶にまつわる本、この日のためにオリジナルの茶器を作成した作家の作品などもラインナップ。ここでしか出会えない人やお茶との出会いを通して、お茶のある豊かな暮らしを体験できるようなイベントとなっている。開催概要「ティー フォー ピース 05」開催日:2023年11月11日(土)・12日(日)入場料:無料会場:国際連合大学中庭(東京都渋谷区神宮前5-53-70)<出店者例>■生産者月ヶ瀬健康茶園 / 【New】駄農園 / 宮﨑茶房 / at leafs / camino natural Lab/カミーノナトラルラボ (12日のみ) / HERBSTAND / 有機・自然栽培のお茶 善光園 / 宮崎上水園 / 【New】しばきり園 / 【New 】木花茶寮 / お茶のカジハラ / 【New】TEA FACTORY GEN / 麻(海外からの出店)■ショップ/販売者ジュンチヤバリ茶園(11日のみ) / モクシャチャイ(12日のみ) / Ponchice / FAR EAST GROCERY T OKYO / 茶苑 CHA-EN(海外からの出店) / TEATHERAPYNEW(海外からの出店) / ハーブと漢方のお店 ヘルシアス / unithé ウニテ / THE NODOKA / MWL STORE / 桐箱オザキショウタロウ(11日のみ) / オーガニック・プーアール / luonluon(12日のみ) / 【New】herb tea yado Kuramae / 【New】 台湾烏龍茶舗 縁 / Lʼechelle / YouCha / 【New】shopULU (ショップウル) / いわしや /【New】 LEAF MANIA(11日のみ) / 【New】noi / 【New】torinos■ワークショップ、その他鎌倉蕾の家(12日のみ) / Verseau Herb & TEA Mini Shop / 名和靖高 / 【New】なわチャイ / 余韵(12日のみ) / 【New】chayoi /【New】東坂茶園chanowa 出野尚子 / teteria(11日のみ) / TEATHERA PYNEW(海外からの出店) / 茶酔■フードトラックリキシャカフェマユラ / _SHIP KOMBUCHA
2023年11月02日アーバンスポーツの祭典「ヨコハマアーバンスポーツフェスティバル ʼ23(YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ23)」が、2023年7月29日(土)・30日(日)に横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパークにて開催される。アーバンスポーツの祭典「ヨコハマアーバンスポーツフェスティバル」2022年に初開催された本イベントは、国内外で活躍するトップアスリートが集まるアーバンスポーツ競技と、その原点とも言えるストリートカルチャーが融合したイベント。観る、体験する、食べる、そして楽しむ要素を組み合わせた、アーバンスポーツの祭典だ。スケートボードやパルクール、BMXフラットランドなど競技コンテスト&大会フィーチャーするスポーツは、スケートボード、ブレイキン(ブレイクダンス)、ダブルダッチ、パルクール、BMXフラットランド、フリースタイルフットボールなど。日本発祥のストリートスポーツの世界大会であるアークリーグがプロデュースするスケートボードのコンテスト「スケートアーク」、20年以上の歴史を誇るブレイキンバトル「フリースタイルセッションジャパン 2023」、1対1&10秒間のフローで勝敗が決まるバトル形式のパルクールマッチ「パルクール ワンフローバトル」など、2日間で様々なコンテストや大会が行われる。注目のアスリートたちが集結各種競技には、国内外のトップクラスの大会やイベントで活躍するアスリートや、2022年度の優勝者、シーンの成⻑を担う次世代アスリートなど、各界で注目を集めるアスリートが多数出場する。ファッションやカルチャー、グルメを体験できるマーケットまた、会場ではアパレルから食まで様々なカルチャーを体験できるカルチャーマーケットが出店。ファッションやカルチャーを体験できるショップ&ブース、アーバンスポーツを観ながら楽しめるフード&ドリンクなど、様々なコンテンツが用意されている。開催概要「ヨコハマアーバンスポーツフェスティバル ʼ23(YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ʼ23)」開催日:2023年7月29日(土)・30日(日)時間:両日ともに 11:00〜20:00(予定) ※雨天中止会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場・赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区新港 1-1)入場料:無料
2023年06月29日国内最大規模の室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」が明日、開幕する。2011年から続く初夏の恒例イベントで、今年も多くの観客が足を運ぶことになりそうだ。本イベントは、クラシック音楽の原点ともいわれる室内楽を気軽に楽しむことができるもので、サントリーホール ブルーローズ(小ホール)の親密な空間で演奏者の息遣いや表情を間近に体感できる。会期は6月3日(土)から18日(日)までの16日間で、12企画21公演が開催される予定だ。注目は全6公演が行われる「エリアス弦楽四重奏団ベートーヴェン・サイクル」。1998年に英国で結成され、ベートーヴェンを深く探求してきたエリアス弦楽四重奏団の初来日公演で、創意工夫に富んだプログラムが披露される。ミュンヘン国際音楽コンクール優勝以来、内外で大きな反響を呼んでいる葵トリオは9日(金)に登場。11日(日)には、葵トリオと、現役のアカデミー・フェロー(受講生)が初めて共演し、ピアノと弦楽器の濃密なアンサンブルをトークも交えながら披露する「室内楽のしおり~葵トリオとホープたち」も開催される。そのほか、ホルンの世界的スター奏者ラデク・バボラークが出演する「ラデク・バボラークの個展’23~若き音楽仲間とともに」や、サントリーホールが所蔵する1867年製のエラールを、ガット弦のアンサンブルと共に味わえる「エラールの夕べ~壮年ブラームス」など多彩なプログラムが登場。最終日には豪華出演者たちによるガラ・コンサート「CMGフィナーレ 2023」が行われ、大団円を迎える。さらに会場名のブルーローズ(小ホール)にちなんだオリジナルグッズが、会場ホワイエの店舗とオンラインショップで販売。室内楽の響きを堪能した1日の記念に購入する人が増えそうだ。また、有料オンライン配信(ライブ&リピート配信)を5公演で実施。公演の細部、演奏家の動きの細やかな部分を公演から1週間限定で何度でも繰り返し楽しめる。チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)20236月3日(土)から18日(日)までサントリーホール ブルーローズ(小ホール)■チケット情報
2023年06月02日姫路市立美術館では、開館40周年記念コレクション展「春の祭典ー生きる力を生み出す大地」を、2023年6月18日(日)まで開催する。バレエ音楽《春の祭典》をヒントにコレクションを紹介ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーによるバレエ音楽《春の祭典》は、第一次世界大戦前の1911年、セルゲイ・ディアギレフ率いるロシアのバレエ団「バレエ・リュス」のために作られた。生贄の乙女たちが「春の神をなだめる」ために、長老たちが見守る中、命が尽きるまで踊り続けるという異教徒の神話がモチーフとなっており、曲中にはリトアニアなどスラヴの民族音楽や民謡のメロディが数多く取り入れられている。展覧会「春の祭典ー生きる力を生み出す大地」では、その革新性によってジャンルを超えて20世紀美術に影響を与えたバレエ音楽《春の祭典》から派生する4つのテーマ、「郷愁」「伝統」「革新」「リズム」の4章構成で、全所蔵作家311人による作品を紹介する。郷愁:懐かしい風景などを描いた作品を展示各地で発展し、伝承されてきた民族舞踊や音楽は、えてしてその根本には民族性や土地の精神を宿している。民族音楽や民謡のメロディを取り入れた『春の祭典』は、作家のストラヴィンスキーがその民族性などに意識的に向き合ったものだといえる。「郷愁」の章ではこの点に着目し、作家にとって懐かしさを覚える風景や望郷、大切な人への慕情、さらにはここではないどこか、時空を超えた理想世界への憧れなどを「郷愁」と捉えた作品を展示。たとえば、エコール・ド・パリの画家として活躍した藤田嗣治は、日本画的技法で独自性を開拓した作品を、ベルギーの画家ポール・デルヴォーは廃墟に理想郷を見出した作品を生み出し、松井紫郎は宇宙に想いを馳せた作品を手掛けた。伝統:古来より続く技法などを取り入れた“伝統的なるもの”「バレエ・リュス」は、今日のモダンバレエの基礎を築いたとされており、パブロ・ピカソやアンリ・マティス、ストラヴィンスキーやココ・シャネルなど20世紀を代表する作曲家や芸術家を取り込み、バレエと美術・ファッション・音楽を融合していった。そうして確立したのが「総合芸術としてのバレエ」であり、重厚で洗練された規範や形式美といった従来の伝統があってこそ構築された、新たな文化的伝統となったのである。「伝統」の章では、古来より続くモチーフや技法を継承・発展する営みを伝統と捉え、郷土の作品に加えて国内外の“伝統”が反映された名品を紹介。「白馬会」を発足し日本の洋画の伝統を築き上げた黒田清輝や藤島武二、美人画で知られる上村松園らの作品を目の当たりにできる。革新的な表現&美術作品に見られるリズム感このほか、「革新」の章では、それまでの伝統を打ち破るような意外性のある作品や前衛的な試みなど、様々な革新的な表現を紹介し、「リズム」の章では、形や色、構図や素材の質感などを通して、視覚だけでなく聴覚的、身体的にも刺激を感じる作品、また複数の作品で成り立つ連作など、美術作品に見られる「リズム」に着目した作品を展示する。展覧会概要開館40周年記念コレクション展「春の祭典ー生きる力を生み出す大地」会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)[前期 4月22日(土)~5月14日(日) / 後期 5月16日(火)~6月18日(日)]会場:姫路市立美術館 企画展示室住所:兵庫県姫路市本町68-25開館時間:10:00〜17:00まで(入館は16:30まで)観覧料:一般 700円(500円)、大高生 400円(200円)、中小生 200円(100円)【問い合わせ先】姫路市立美術館TEL:079-222-2288
2023年05月01日いちごの祭典「ヨコハマストロベリーフェスティバル 2023(Yokohama Strawberry Festival 2023)」が、横浜赤レンガ倉庫にて、2023年2月3日(金)から2月26日(日)まで開催される。いちごスイーツやブランドいちご、雑貨など集結「ヨコハマストロベリーフェスティバル 2023」は、“いちご”の新しい楽しみ方を伝えるイベント。2013年に初開催されて以来、 10周年を迎える。前回開催時を含む10年の間に、延べ約160万人もの来場者を記録した人気イベントだ。期間中は、定番のいちごスイーツやブランドいちご、ドリンクメニュー、いちごの雑貨など、いちごの魅力を堪能できるメニューやグッズが勢揃い。さらに、横浜赤レンガ倉庫の各店舗では、開催10周年を記念した限定メニューも販売する。「いちごオブジェ」など“いちごづくし”の空間にまた、会場には恒例のイベントシンボル「いちごオブジェ」をはじめ、いちごデザインの装飾をあしらい“いちごづくし”の夢のような世界を演出。食べて楽しむだけでなく、視覚的にも楽しい空間を用意する。イベントの詳細情報は、追って2023年1月上旬頃に発表される予定だ。【詳細】ヨコハマストロベリーフェスティバル 2023開催期間:2023年2月3日(金)~2月26日(日)※2月21日(火)は横浜赤レンガ倉庫休館日に伴い休業。※雨天決行。荒天時はイベント全体、もしくは一部エリアを休業する場合あり。時間:10:00~18:00会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場 特設テント住所:神奈川県横浜市中区新港1-1入場料:300円※横浜赤レンガ倉庫イベント公式アプリのユーザー限定で、入場料100円となる。※飲食・物販・アトラクション代は別途。※小学生以下は無料(保護者同伴に限る)。【問い合わせ先】横浜赤レンガ倉庫2号館 インフォメーションTEL:045-227-2002
2022年12月20日スイーツの祭典「フランス パティスリーウィーク2022」が、2022年7月31日(日)まで全国163店舗にて開催される。全国163店舗参加のスイーツの祭典フランス パティスリーウィークは、2022年で2回目を迎えるスイーツの祭典だ。全国のパティスリー、ホテル、レストランなど、163店舗が参加して、各店舗で自慢のスイーツを販売する。2022年のテーマは「ミルフィーユ」。思わす写真に収めたくなる華やかなミルフィーユを筆頭に、ヴィーガン、野菜系など、バラエティ豊かに揃っている。163店舗それぞれに個性豊かな味わいで、“十人十色のミルフィーユを食べ比べ”できるチャンスとなる。参加店は、“スーパーシリーズ”が人気のパティスリーSATSUKI、シャネル(CHANEL)銀座ビルのレストラン「ベージュ アラン・デュカス」、東京・自由が丘のパリセヴェイユ、目白のエーグルドゥース、秋津のロートンヌ、鎧塚俊彦が手掛けるトシ ヨロイヅカ トウキョウなど、東京を代表する人気店が勢ぞろい。また、大阪のパティスリーアクイユや名古屋のショコラトリー タカスなど、全国選りすぐりの人気スイーツショップも参加する。【詳細】「フランス パティスリーウィーク2022」開催期間:2022年7月1日(金)~7月31日(日)参加店舗:公式サイトより確認(<アイテム例>・トシ ヨロイヅカ ミッドタウン「ミルフィーユ ド パステーク」プティガトー1,430円・ベージュ アラン・デュカス「ミルフィーユ グレイス マンゴー パッション」プティガトー 3,360円
2022年07月15日ディオールのクリエイションを纏った華やかなセレブリティたちが、ファッションの祭典「メットガラ」に登場。トーマス・ドハティ、ピート・デヴィッドソン、キーラン・カルキン、ハリス・ディキンソン、エヴァン・シュピーゲルは、キム・ジョーンズによるディオールのメンズコレクションに身に纏いレッドカーペットに登場しました。Thomas Doherty ©Getty俳優のトーマス・ドハティはディオールのメンズコレクションより、グレーのテイルコートに共地のパンツ、ホワイトのウィングカラーシャツ、ボウタイ、オフホワイトのショールカラーベスト、ブラックのパテントレザーダービーにジュエリーを合わせたカスタムルックで登場。Pete Davidson ©Gettyピート・デヴィッドソンはフォール 2022 メンズ コレクションより、ブラックのダブルブレストジャケットに、ブラックのウールパンツ、ホワイトのコットンシャツ、ブラックのシルクタイ、フラワーモチーフのブローチ、「ディオールブラックスーツ」サングラスにレザーダービーを合わせた装いで登場。Kieran Culkin ©Getty俳優のキーラン・カルキンはブラックのピークドラペル「テイラー オブリーク」タキシードに、クラシックなホワイトのコットンシャツ、シルクボウタイ、ブラックの「B23」スニーカーを合わせた装いで登場。Harris Dickinson ©Getty俳優のハリス・ディキンソンはウィンター 2022-23 メンズ コレクションより、フラワーモチーフのハンドメイド刺繍が特徴的なチュールトップに、ホワイトのオフィサーカラーシャツ、ブラックのオーバーサイズパンツにレザーダービーとジュエリーを合わせた装いで登場。Evan Spiegel ©Getty実業家のエヴァン・シュピーゲルは、ブラックウールのテイルコートのセットアップに、ホワイトのウィングカラーシャツ、オフホワイトのウールベストにホワイトのボウタイを合わせた装いで登場。@Dior #ディオール #Dior #StarsinDior【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月04日ディオールのクリエイションを纏った華やかなセレブリティたちが、ファッションの祭典「メットガラ」に登場。エリザベス・デビッキ、カミーユ・コッタン、カーラ・デルヴィーニュ、メイ・マスクは、マリア・グラツィア・キウリによるオートクチュールコレクションを身に纏い、美しくも個性的な装いを披露しました。Elizabeth Debicki女優のエリザベス・デビッキは、春夏 2022 オートクチュール コレクションから、立体感のあるレースで仕立てられた総刺繍のシルクドレスに、ディオール ファイン ジュエリーより「ディオール ア ヴェルサイユ」コレクションを纏い登場。Camille Cottin女優のカミーユ・コッタンは、秋冬 2019-2020 オートクチュール コレクションより、星座をイメージしたゴールドの装飾が特徴的なブラックメッシュのイブニングドレスに、ブラックベルベットのベルトを合わせた装いで登場。Cara Delevingneカーラ・デルヴィーニュは春夏 2019 オートクチュール コレクションより、コード刺繍があしらわれたバーガンディーのジャケットに、サテンのパンツを合わせた装いで登場。Maye Muskモデルのメイ・マスクは、ディオール オートクチュール コレクションより、バーガンディのベルベットドレスに、バッグ「レディ ディオール」とシューズを合わせた装いで登場。@Dior #ディオール #Dior #StarsinDior【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月04日テクノロジーカルチャーの祭典「メディア アンビション トウキョウ 2020(Media Ambition Tokyo[MAT]2020)」が開催される。なお、WEB・SNSを通じてイベントを紹介する「eMAT」でも実施する。「MAT」最先端のテクノカルチャー作品を体感2020年で8回目を迎える「メディア アンビション トウキョウ」通称「MAT」は、テクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケース。会期中は、最先端のアートや映像を展示するほか、音楽、パフォーマンス、トークショーを実施する。気鋭のアーティストが集結2020年もテクノロジーカルチャーの世界を牽引する気鋭のアーティストたちが集結。メディアアーティスト、学際情報学博士の落合陽一、東京とロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ・WOWら多数の作家が出展し、プログラムを配信していく。【詳細】メディア アンビション トウキョウ 2020開催期間:2020年2月28日(金)~3月8日(日)、3月14日(土)※WEB配信でも対応。<参加作家/プログラム例>落合陽⼀、脇⽥玲、高嶺格、IMG SRC、Qosmo、三浦亜美×板坂諭、WOW、小野澤峻Naotaka Fujii + GRINDER-MAN + evala、会⽥虎次郎、三木麻郁、中山祐之介、Wyatt Roy、Amir Zobel、Olga GengoRaw (石橋友也/新倉健人/吉田竜二/二口航平/吉田智哉)、トモトシ、Camila DeEzkauriatza、SUZY SULAIMAN、hysteria collective、Fablab 品川、OPEN MEALS、Rhizomatiks Architecture、Chevalvert、竹村眞⼀、坪倉輝明、小松宏誠、WOW、Vegetable Record、恵比寿映像祭、MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless、未来の学校祭、DIGITAL CHOC 2020、デジタルハリウッド大学大学院 成果発表会 DEFRAGMENT ‒DHGS the DAY‒
2020年02月02日「Eurochocolate」今年も日本に登場ヨーロッパ最大級のチョコレートの祭典「Eurochocolate」が、昨年の日本初上陸に続いて今年も開催されます。前回は大阪会場のみのところ、2回目となる今回は東京、名古屋、大阪の3都市に。日本初上陸となる数十種類のチョコレートをはじめ、イタリアで人気のチョコレートブランドが集結します。バレンタインギフトにぴったりイベントでは、こだわりの材料からひとつひとつ丁寧に作られたチョコレートの数々が並びます。カカオ本来の味を楽しめるスタンダードなものはもちろん、フルーツやミント、スパイス、スーパーフードなどを使った様々なフレーバーから選べるのも楽しみの一つです。他にも有機・オーガニック材料にこだわったチョコレートや、環境に配慮したパーム油不使用のものなども用意されています。各会場、日程については公式サイトにて。今年のバレンタインギフトは「Eurochocolate」で探してみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Eurochocolate2020」公式サイト
2020年01月14日『ウルトラQ』『ウルトラマン』などを手がける円谷プロダクションが“ファンの皆さまへの感謝を直接伝える場”として史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」を14日(土)と15日(日)に東京ドームシティで開催する。円谷プロは、日本特撮界の父であり“特撮の神様”とも称される巨匠・円谷英二が1963年に自宅に設立していた研究所を法人化して“株式会社円谷特技プロダクション”としてスタート。1966年には後世の作家たちに絶大な影響を与えた伝説的な作品『ウルトラQ』を制作。以降も『ウルトラマン』『ウルトラセブン』をはじめとする“ウルトラ”シリーズなどを手がけ、現在も小さな子どもたちから、かつてテレビの前で熱狂した大人まで幅広い層を魅了し続けている。今回のイベントはそんな円谷プロダクションの作品に新たな角度から光をあて、今後公開が予定されているプロダクションの“最新型/未来型”を披露するもの。オープニングセレモニーには円谷プロが2020年以降に発表する映像作品の最新情報も披露。2021年公開予定の映画『シン・ウルトラマン』の主演を務める斎藤工と樋口真嗣監督が登壇する。そのほか、『ウルトラマンゼロ』10周年を記念し、ギンガからタイガまでのヒーロー全員が集結するスペシャルライブや、豪華ゲストアーティストと東京フィルハーモニー交響楽団がウルトラマンシリーズの名曲を演奏するシンフォニーコンサート、総勢50のウルトラヒーローが登場するパーティ、思想家の中沢新一と筑波大学推教授の落合陽一の特別対談など、様々な角度から円谷作品の魅力を掘り下げることができるプログラムが揃う。今回のコンベンションは“史上最大”の名にふさわしく、かつてヒーローに熱中した大人も、家族連れも2日間のどこかのプログラムには足を運びたくなるラインナップになっている。基本、入場は無料で、各プログラムに参加する場合は別途、有料チケットが必要になる。また、同施設内のGallery AaMo(ギャラリー アーモ)では最新テクノロジーを駆使して“かいじゅうのすみか”に足を踏み入れることができるイベント『空想科学 かいじゅうのすみか 体感エンターテイメント』も開催中。合わせて参加するファンも多そうだ。TSUBURAYA CONVENTION 201912月14日(土)、15日(日)東京ドームシティ料金:各プログラム別チケット制 PRODUCTIONS Co.Ltd.
2019年12月13日世界最大規模のキルトの祭典「第19回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」が、2020年1月23日(木)から29日(水)まで、東京ドームにて開催される。「東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」は、キルトを愛する人々が集い、キルトの魅力を伝える世界最大規模のキルトの祭典。“音楽”をテーマにしたキルト作品19回目を迎える今回は、特別企画として「キルトが奏でるミュージック」と題し、日本を代表するキルト作家8名が“音楽”をテーマに制作した作品を展開。鷲沢玲子の「ブレーメンの音楽隊」をモチーフにしたものや、キャシー中島が憧れのロックスターへオマージュを捧げたキルト、斉藤謠子による「メアリー・ポピンズ」をイメージした作品などが並ぶ。アンティークから現代アートまで“英国”キルトもう1つの特別企画 「英国キルト・布の宝石の旅~アンティークから現代アートまで~」では、上流階級の趣味として、また庶民の必需品として長い伝統を紡いできたイギリスのキルティング文化を保全する「英国キルト遺産プロジェクト」のコレクションの中から、19世紀初頭以降の貴重な名品を展示。また、伝統を受け継ぎつつも自由な発想でキルトを発展させている現代作家による作品も紹介する。その他「おさるのジョージ」の物語をキルト手芸で演出する企画や、日本の第一線で活躍するキルト作家約60名による新作発表、約300点が集結する日本最大級のキルトコンテスト「日本キルト大賞」なども実施される。【詳細】第19回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-期間:2020年1月23日(木)~29日(水) 9:30~18:00(入場は閉場の30分前まで)※初日は11:00開場、最終日は17:30閉場会場:東京ドーム(東京都文京区後楽1-3-61)入場料金:前売券2,000円/当日券2,200円※小学生以下は無料。但し大人の付き添いが必要。前売券発売:2019年10月18日(金)~チケット販売:セブンチケット、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、JTBレジャーチケット、CNプレイ ガイド、チケットポート、楽天チケット、Confetti、、PassMe!、EVENTIFY、Yahoo! チケット、ファミリーマート、ミニストップ、東京ドームシティ総合案内所、公式ホームページ 他総展示数:約1,800点【問い合わせ先】東京ドームシティわくわくダイヤルTEL:03-5800-9999
2019年10月21日東京・池袋を拠点にした国内外のパフォーミングアーツの祭典、フェスティバル/トーキョー(F/T)が10月5日(土)に開幕する。11年目を迎えた今年は、例年にも増して多様性に富んだラインナップが並ぶ。企画の立案者であるディレクターの長島確に話を訊いた。ヨーロッパの演劇に注目した初期、身近でありながら知らないアジアの作品を1カ国ずつ紹介する時期を経て、昨年からはプロジェクトのひとつに「トランスフィールド」というキーワードを掲げているF/T。「これはプロジェクトひとつではなく、全体にかかることでもあると思います。地域もジャンルも混じり合うことによって生まれるエネルギーに注目したい。また、劇場以外の場所の魅力を発見し、外にいる素晴らしい人たちと出会っていくと同時に、劇場自体の面白さも再発見したい。“混ざっていく”ことと“場”の2本柱を意識しています」。その上で長島は、今年のテーマを〈からだの速度で〉とした。「情報のスピードが速すぎると感じるいま、もう少しからだの速度を意識したいと思いました。けれど、遅くすればいいのかというと、そういうことではない。〈からだ〉と言っても、人によって違うし、ひとりの中でも体調や年齢によって速さは変わる。東京って、そういう多様なからだの速度に、さらに人間以外のものまで加わって、膨大な種類の、いろんなスピードが共存してできている街。この複雑さこそ面白いし、リアルです。それを感じていただけるようなプログラムになったと思います」その言葉のとおり、体験型のプログラムが多く用意されている。たとえばオープニングのセノ派『移動祝祭商店街』からしてそうだ。今回のために、舞台美術家である杉山至を中心として結成されたセノ派が、池袋近辺の3つの商店街をリサーチして山車を作るというもの。「劇作家や演出家だけに主導権があるのではなくて、いろんな形のパフォーマンスがあっていい。舞台美術家が先導してチームを組み、それぞれの商店街をリサーチしてきました。午前中から順次各商店街で山車を引いて練り歩き、午後は大塚駅前に集まってパフォーマンスをします」豊島区近辺の商店街と広場をピックアップしたが、リサーチしていくとそれぞれの特色が見えてきたのだという。「たとえば南長崎はあちこちの店でシャッターが閉まっていますが、どんなお宝が眠っているかわからない。だから“眠り”をテーマにしたベッド型の山車を作り、ゆっくり曳きます。午後にみんなが集まる大塚の駅前広場は、2年前、トランパルという名前で再整備されました。地元住民の自治会が何年もかけて、住民の意思を反映してボトムアップで作った珍しい広場です」このオープニングには、快快やBaobabの北尾亘など、ジャンルレスに活躍するパフォーマーたちも参加するという。他にも、中国から招く香料SPICE『ニュー・ジャングル』は、ハッカーが支配するディストピアを描いた自作コミックに基づくコンセプトアルバムを作り、そのライブを行うという。ジャンルや表現方法を幾重にも横断したプログラムだ。さらには期間中インドネシアの屋台を池袋に出現させる『NOWHERE OASIS』、誰もがZINE(雑誌)を発行できる『ひらけ! ガリ版印刷発信基地』など、パフォーマンスの枠をも飛び越えたようなプロジェクトが多く用意されている。一方で「劇場の再発見」を体現するように、いわゆるふつうのステージを観客が観るかたちの演劇にも、F/Tならではのプログラムが並ぶ。「『ファーム』は松井周の戯曲を、韓国の演出家キム・ジョンが上演するものです。キムは劇場で、正攻法で戯曲に取り組み、面白い解釈を引き出す人。エネルギッシュで、エンタメ度の高い作品になると思います。『オールウェイズ・カミングホーム』のマグダ・シュペフトはキムとは対称的。20代のポーランドの演出家で、テキストも映像も音楽も同等に扱って組み立てていく人なんです。ポーランドと日本の混成キャスト・スタッフで、『ゲド戦記』でも知られる作家アーシュラ・K・ル=グウィンのSF小説を土台にしたパフォーマンスを上演します」商店街のあたらしい祭りがあれば、オリジナルのコミックに端を発した音楽ライブや、思えば初めての組み合わせによる演劇も。どの作品も、とても一言では言い表せない複雑さをもったものだ。「本当にいろんなプログラムがあるのですが、それぞれ〈からだの速度で〉というテーマを頭の片隅において観ていただけたらと思います。都市のフェスティバルは、単一の価値観をかかげる場ではなく、出自も価値観もバラバラな人たちが共存しているということを確かめられる場所。速さや遅さのどちらかを目指すのではなく、街の中で、いろんな立場から多様性を発見できる機会になればと思っています」取材・文:釣木文恵
2019年10月03日期間限定イベント、ビールと氷と音楽の祭典「SHIBUYA SUMMER PARK2019」が2019年8月16日から18日までの3日間開催されます。クラフトビールやかき氷。夏の渋谷の風物詩がこれでもか!と、詰められた祭典です。渋谷の文化・コンテンツに期待大なイベント。「クラフトビール ‘新酒解禁’ PARK」クラフトビール新酒解禁祭りがプロデュースする新酒のお祭りです。2018年には3万5千人があつまった大好評の祭典。日本各地のクラフトビールが堪能できる、ビール好きにはたまらないお祭り。「KAKIGORI」が勢ぞろい!ふわふわなかき氷。タピオカが使用されたかき氷…?種類豊富なかき氷が、渋谷の街に大集合します。夏の風物詩「YAGURA」盆踊り大人も子供も楽しめる盆踊りが8月16日から18日の三日間を通して行われます。夏の風物詩楽しんでみては。筋肉盆踊り筋肉と盆踊りのコラボレーション。最高のマッスルポーズでムッキムキに!灼熱の夏を楽しんでみてはいかが。スペシャルライブお祭りの最終日には、スペシャルフリーライブ in SHIBUYA SUMMER PARKが行われます。出演はベリーグッドマン、HAND DRIP、MINAMI NiNE、mahinaの4組。パワフルで夏にぴったりのスペシャルライブ。盛り上がっていい汗かきませんか。渋谷の夏を楽しんで渋谷ならではのイベントが盛りだくさんな「SHIBUYA SUMMER PARK2019」。大人も子供も時間を忘れて楽しめるお祭りです。8月16日(金)から18日(日)までの3日間限定のイベントです。夏の渋谷を感じに、赴いてみては。イベント情報イベント名:「SHIBUYA SUMMER PARK2019」催行期間:2019年08月16日 〜 2019年08月18日住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1
2019年08月11日ダンデライオン・チョコレート(Dandelion Chocolate)が、Bean to Bar チョコレートの祭典「Craft Chocolate Market 2019」を、東京・清澄白河のThe Fleming Houseにて2019年1月19日・20日に開催する。Bean to Bar チョコレートはアメリカで生まれ、2014年頃から日本でも徐々に広がり始めた新しいチョコレートのカテゴリー。豆(Bean)からバー(Bar)になるまで、 すべての工程を1つの作業所で完結することを指します。 現在、国内には約100社ほどのメーカーが存在し、今なお新たなブランドが誕生している現在最も勢いのあるクラフトシーンの一つ。前回2,000名以上のチョコレート好きを魅了し、前売りチケットが完売となった同イベント。今回もダンデライオン・チョコレートを始め、千葉県の「Artisan Chocolate 33」、広島県の「rit. craft chocolate and coffee」、鹿児島県の「NESARI CHOCOLATE」など日本を代表するクラフトチョコレートメーカーが登場する他、海外の人気メーカーが一堂に会する。バヌアツの「Gaston Chocolat」やオーストラリアの「Atypic chocolate」など、これまで日本未輸入・未発売だった貴重なチョコレートも並ぶ。また、前夜である1月18日には事前申込み制のネットワーキング・レセプションを開催。国内外のBean to Bar カルチャーを牽引するキーパーソンたちと直接語り合うことのできる、貴重な機会となっている。【イベント情報】Craft Chocolate Market 2019会期:2019年1月19日〜1月20日会場:The Fleming House住所:東京都江東区三好2-6-10時間:11:00〜18:00入場料:前売り券 税込700円 、当日券 税込1,000円 ※未就学児童は無料
2018年12月20日世界最大規模のキルトの祭典「第18回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」が、東京ドームにて2019年1月24日(木)から30日(水)まで開催される。「東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」は、キルトを愛する人々が集い、キルトの魅力を伝える世界最大規模のキルトの祭典。18回目を迎える今回は、「印象派に恋して~キルトとアートの素敵な出会い~」がメイン企画として実施され、19世紀後半、まばゆいばかりの光と色彩で多くの人々の心をとらえてきた印象派の世界を、作家4名がキルトを用いて表現する。なかでも日本を代表するキルト作家である鷲沢玲子は、モネが終生愛した「ジヴェルニーの庭」をモネ財団の協力を得て布世界に映し出す。また、「アルルの女」でも知られるプロヴァンス地方にも焦点を当てる。「南フランス・プロヴァンスの服飾魔法~アルルの女~」では、アルルの服飾研究家マガリ・パスカルの貴重な民族衣装のアンティーク・コレクションを日本初公開。また、そのほか日本最大級のキルトコンテスト「日本キルト大賞」では、国内外より応募のあった作品の中から入選・入賞作品約290点を展示する。【詳細】第18回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典- 期間:2019年1月24日(木)~30日(水)期間:9:30~18:00(入場は閉場の30分前まで) ※初日は11:00開場、最終日は17:30閉場 会場:東京ドーム(東京都文京区後楽1-3-61) 入場料金:前売券 1,900円/当日券 2,100円 ※小学生以下は無料。但し大人の付き添いが必要 チケット販売:セブンチケット、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、JTBレジャーチケット、CNプレイガイド、チケットポート、楽天チケット、Confetti、Tチケット、PassMe!、funity、Yahoo!チケット、ファミリーマート、ミニストップ、東京ドームシティ総合案内所、公式ホームページ 他
2018年10月21日「タカシマヤ アイス ワンダーランド」が開催決定!横浜髙島屋で2018年8月8日(水)~8月13日(月)までの期間限定で開催する、国内外の人気アイススウィーツを一堂に集めた「タカシマヤ アイス ワンダーランド」に出店する計27ブランドが決定。イタリアの高級チョコレートブランド「DOMORI」や、本イベントでしか味わえない限定スウィーツなど約150種類が登場します。絶対に外せない “タカシマヤ アイス ワンダーランド特別企画品”スウィーツ3選!イタリアの高級チョコレートメーカー「DOMORI(ドモーリ)」コールドチョコレート エクアドル イチゴトッピング「ドモーリ」はカカオの栽培から発酵、焙煎、製造まで全て行い、高品質のチョコレートを提供しているBean to Bar(ビーントゥバー)のパイオニア的存在のチョコレートメーカーです。2015年には、チョコレート界の巨匠、ゲオルグ・ベルナルディーニ氏が選出する「世界トップ25」のブランドにイタリアで唯一選ばれました。本イベントでは、「ドモーリ」がガンベロロッソ最高格付けの職人と共に考案した、今年日本初上陸の「コールドチョコレート」を限定発売します。南米・エクアドル産のカカオを100%使用した、フルーティーな風味とまろやかな味が特徴のミルクチョコレートに冷凍イチゴをトッピング。シャリシャリした食感も楽しい冷凍イチゴのほのかな酸味が、ミルクチョコレートの甘さを引き立て、贅沢な味わいが口いっぱいに広がります。商品名:コールドチョコレート エクアドル イチゴトッピング価格:756円(税込)アントルメグラッセ・生グラス専門店「グラッシェル」ベリーと桃のジャージーミルクパフェマンゴーとパッションのジャージーミルクパフェ表参道で今話題のアントルメグラッセ・生グラス専門店「グラッシェル」。「グラッシェル」は、アイス職人の意味の「グラシェ」とアイスの「グラス」、空の「シエル」から生まれた造語で、食べるときの口に広がるアイスの美味しさ、豊かさ、店舗の中庭から見上げる空をイメージしています。その日に作ったアイスを売り切りのスタイルで提供しており、フルーツはそのジャンルにおいてトップクラスの生産者から旬のものを毎日取り寄せています。「タカシマヤ アイス ワンダーランド」では北海道産ミルクを使用したソフトクリームに、マンゴーやパッションフルーツ、桃など季節のフルーツをトッピングした横浜髙島屋限定のパフェを発売します。商品名:ベリーと桃のジャージーミルクパフェ価格:972円(税込)商品名:マンゴーとパッションのジャージーミルクパフェ価格:972円(税込)夜パフェ専門店「パフェテリア ベル」パフェテリア ベル パフェ3種イメージ札幌から広まった大人の夜の新定番「シメパフェ」を食べられる夜パフェ専門店「パフェテリア ベル」。お酒を飲んだあと、シメで食べることを意識しているため、甘さ控えめなのが特徴。「パフェテリア ベル」のパフェは、酸味・甘味・苦味のバランスのとれたマリアージュを楽しめるパフェです。本イベントでは、桃やメロンなど旬のフルーツを使用した横浜髙島屋限定パフェが3種登場。全メニューが期間限定の提供となっています。ぜひこの季節にしか味わえない特別なパフェをお楽しみください。商品名:北海道メロン藻岩山価格:1,080円(税込)商品名:黄色い豊平公園価格:880円(税込)商品名:桃色の南郷通り価格:980円(税込)かわいいアイススウィーツと記念撮影ができる、フォトジェニック空間が登場!会場内には、カラフルで“SNS映え”するフォトスポットやフォトブースを設置。その場で作りたてのアイスを食べられる広い休憩エリアには、可愛く彩ったテーブルや壁もあり、フォトジェニックな空間で、可愛いアイススウィーツと一緒に、この夏の思い出の写真撮影を楽しめます。また、アイスワゴンやフォトプロップスを備えたフォトスポットと#SNSnapのミラースナップという撮影機材、オリジナルデジタルフレームを用意したフォトブースのコーナーも登場します。#SNSnapでは、顔認識機能でアイスワンダーランドのキャラクターの白くまに変身して撮影できるデジタルフレームをご用意。撮影したデータはお客様のスマートフォンに転送することができ、SNSでのシェア、友達や家族・親子での記念撮影にもぴったりです。イベント開催概要名称:~ひんやりスウィーツの祭典~タカシマヤ アイス ワンダーランド開催期間:2018年8月8日(水)~2018年8月13日(月)開催場所:横浜髙島屋 8F 催会場(神奈川県横浜市西区南幸1-6-31)営業時間:10:00~20:00(最終日は18:00閉場)出店店舗数:27店舗入場料:無料イートインブビン とうもろこし・グラッシェル・ブビン実演ロールアイスクリーム集合イメージ・アイスモンスター・yelo・オーガスタミルクファーム ※テイクアウトも可・カントリーホーム風景・クリオロ ※テイクアウトも可・廚otona くろぎ・クレマモーレ・スリーツインズアイスクリーム ※テイクアウトも可・ドモーリ・南国フルーツ・フレーバーラマ・フューチャーアイ ※テイクアウトも可・夜パフェ専門店 パフェテリア ベル・レ トロワ ショコラ パリ・ロールアイスクリームファクトリーテイクアウト・ウッドベリーズ・グロム・ゴディバ・天文館むじゃき・那須千本松牧場・ノレグレット・べつかい乳業興社・モロゾフ・横濱馬車道あいす・ヨックモックイベント情報イベント名:~ひんやりスウィーツの祭典~タカシマヤ アイス ワンダーランド催行期間:2018年08月08日 〜 2018年08月13日住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 横浜髙島屋 8F 催会場
2018年08月10日ティップネスは、都心型ブランド「ティップ.クロス TOKYO」独自のコンテンツや世界観を思う存分体感できるスペシャルイベント「ティップ.クロスTOKYO WORKOUT FES」を6月9日(土)に渋谷・WOMB(ウーム)で開催します。■ティップ.クロスTOKYO WORKOUT FESクラブカルチャーの聖地として世界的に有名な渋谷・WOMBを会場にしたこのイベントは、ティップ.クロス TOKYO初の試みとして、「筋トレ美人」を目指す方たちに向けて開催されるワークアウトの祭典です。美しく引き締まったカラダのために厳選した“筋トレ”を中心に、ティップ.クロス TOKYOならではのエッセンスがふんだんに盛り込まれた多彩なプログラムを、音と光があふれるエモーショナルなDJ演出で、次々に展開していきます。参加者は全員活動量計を着用、スタートからクライマックスまでで「合計10万キロカロリー」の消費をめざし一体となります。シンプルな動きながら達成感と爽快感が得られる、レベルを問わずに楽しむことのできる体感型イベントです。■イベント開催概要名称: ティップ.クロス TOKYO WORKOUT FES日時: 6月9日(土)13:00〜17:00(12:30開場)会場: WOMB(ウーム)(東京都渋谷区円山町2-16)料金: 1080円(税込)対象: 18歳以上/女性限定/定員150名(先着)*ティップ.クロス TOKYOの会員・非会員を問わず参加可持ち物: トレーニングウェア、シューズ、タオル、身分証明書(18歳以上と証明できる顔写真付のもの)実施プログラム(予定):X TARGET WORKOUT/GET STYLE/INDIA YOGA/DANCE WORKOUT他その他、DJ演出、ダンスSHOW、軽食提供など(お問い合わせ先)ティップネスお客様情報ダイヤル(総合案内)TEL 0120-208-025
2018年05月16日紙の祭典「紙博」が2017年12月23日(土・祝)・24日(日)に、京都市勧業館みやこめっせで開催される。「紙博」は、“紙”の数々が、古今東西から集まる祭典。素材としての紙、雑貨としての紙、作品としての紙…活版印刷の会社や文房具メーカー・イラストレーターなど、 世界中から紙にまつわる作り手たちが集合する。ラッピングペーパー専門店「レガーロ パピロ」は、国内外から集めた珍しい包装紙をはじめ、デザイナーでもある店主が書き起こしたデザインを紙にした“オリジナルペーパー”がお店の看板商品。人とは違うラッピングをしたい人は注目のショップだ。他にも、おすすめの紙を勧めるショップが集まり、クリスマス前の2日間を盛り上げる。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【概要】紙博 in 京都/イベント日時:2017年12月23日(土・祝) 11:00〜17:00、24日(日) 10:00〜16:00会場:京都市勧業館みやこめっせ 第3展示場Bホール住所:京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1出店数:59組入場料:500円(小学生以下無料)
2017年11月28日元広島東洋カープの衣笠祥雄氏(70)と山本浩二氏(70)が2月27日、都内で行われたイベント「朝日新聞ReライフFESTIVAL」でトークショーを行い、カープの伝統について語った。ユニフォームではなく、スーツを着用しての対談は初めてという2人。「『鉄人』と『ミスター赤ヘル』が語る『優勝』とは?」をテーマに、昨年25年ぶりにカープが優勝を果たしたことをはじめ、健康維持のために食生活や運動を心掛けていることなどプライベートの話題でも盛り上がり、会場は多くの人で埋め尽くされた。「もう優勝することはないだろうと思っていた(笑)」「うれしいの一言です」(衣笠)、「ありがたいことに広島に帰る機会が非常に増えた」「ファンの方と同じ気持ちで一喜一憂した」(山本)とカープの大躍進を思い返して相好を崩す。ここで司会者から「カープの伝統は?」の質問が飛んだ。これに衣笠氏は、「『球場に行けばエネルギーをもらえる』という気持ち。自分に嫌なことがあったり、仕事がうまく進まないことがあったりしても、とにかく今日は球場に行くぞと。球場で『わー!』と叫んで『よーし! これで明日もがんばるぞ』」とファンの気持ちを代弁。「広島には『野球は文化』が根付いている」と断言し、「カープが強い時は広島が元気」と影響力の大きさを説明する。この意見に同意する山本氏は、「今の球団オーナーは三代目。代々、チームをファミリー、選手を子どもと思っている。家族のような思いは、裏方さんのスタッフにも伝わるんですね。そういう気持ちが1つになって、今回の優勝につながったんだと思います」と付け加える。「お金がない球団の筆頭と言われて、我々はなかなか給料を上げてもらえなかった(笑)」と自身の現役時代を自虐的に振り返り、「今は億の世界ですから。時代が悪かったな(笑)」とボヤいて会場の笑いを誘った。衣笠氏は笑顔を見せながら、「これは絶対に言っちゃいけない。禁句なんです」とピシャリ。元MLB選手で伝説的ナックルボーラーだったフィル・ニークロ氏の名前を挙げ、「たまたま向こうで会ってね。『あなたが今の時代に現役でやっていたら1年で20億円近くもらえますね』と言ったんです。すると彼は『それを言ったら、歴史は作れない』『その時代で満足していたんだからいいんだ』」と当時のやりとりを伝える。詰めかけたアクティブ世代の多くも深くうなずき、静まり返る場内。山本氏が「心の中で抑えとけばええんやな?」と思い直すと、衣笠氏は「そう!」と声を上げつつ、「悪いけど、何億円ももらってる選手をいま見ても、俺よりうまいとは思わんもん」とニヤリ。観客からは笑いと拍手喝采が起こり、「『その強さを持て』とニークロは言っていました」とこの話題を結んだ。
2017年03月01日世界最大規模のキルトの祭典「第16回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」が、2017年1月19日(木)から25日(水)まで東京ドームにて開催される。約1,800点のキルトが集う「東京国際キルトフェスティバル」2017年の目玉となるのは、1800年代の貴重な花キルトの展示。キルトの殿堂として有名なアメリカ・ネブラスカ大学リンカーン校IQSCMが所蔵する5,000点の中から、花をモチーフにした貴重なアンティークキルト28点をピックアップして紹介する。ガーデンブームが起こった1800年代後半のアメリカでは、ガーデンデザインや新種の花が図案として取り入れられた色鮮やかなキルトが多く制作されたという。今回は、クレイジーキルトの傑作ともいえる「My Crazy Dream」も特別展示される。また、日本を代表するキルト作家・鷲沢玲子も参加。アメリカのカンザスを舞台としたオズの魔法使いを立体キルトで表現する。さらに、『スイミー』などで知られる絵本作家レオ・レオニの鮮やかな世界も21点のキルトで表現されたコーナーも用意される。イベント内では、日本最大級のキルトコンテスト「日本キルト大賞」の応募作品の中から入賞・入選作品300点余りも公開され、200店が出店する日本最大級のキルトマーケットも展開される。【イベント詳細】第16回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-開催期間:2017年1月19日(木)~25日(水)時間:9:30~18:00※入場は閉場の30分前まで。※初日は11:00開場、最終日は17:30閉場。会場:東京ドーム住所:東京都文京区後楽1-3-61当日券:2,100円、小学生以下無料(ただし大人の付き添いが必要)総展示数:約1,800点
2017年01月17日世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2016(JATA Tourism EXPO Japan 2016)」が、国際展示場(ビックサイト)でスタートしました!24日(土)、25日(日)の一般公開を前に、編集部が内覧会にお邪魔しましたので、見どころと注目したいポイントをご紹介します。 東南アジア各国の文化に触れる豪華なブース©TRIPPING!東南アジア(ASEAN10カ国)のブースが集結するのは、東展示場の一番手前、東1ホール。各国政府観光局や、航空会社、ホテルなど旅行関連企業や団体がそれぞれ華やかなパビリオンで来場者を魅了します。 ローカル体験が楽しい!タイ国政府観光庁©TRIPPING!タイ国政府観光庁のパビリオンでは「ローカル・エクスペリエンス」をテーマに、タイの地方の文化に触れる催しを開催予定。タイ料理を代表するサラダ「ソムタム」を作る会や、タイ式ヨガの「ルーシーダットン」のデモンストレーションに、ムエタイパフォーマンスまで目白押し。12の秘境を紹介するセミナーにも注目です。 ワークショップ満載!マレーシア政府観光局©TRIPPING!マレーシア政府観光局では、昨年に引き続き、美しい紋様が目を引く「ヘナアート」体験や、伝統的な凧「ワウ」の装飾のデモンストレーション、さらに伝統舞踊が披露されます。©TRIPPING! 3Dグラフィックがユニークなフィリピン政府観光局©TRIPPING!フィリピン政府観光局では、フィリピン観光に役立つ各種セミナーや、クイズ大会に加え、日焼けしたキティちゃんがキュートな3Dグラフィックのフォトブースがお目見え。指定された位置から撮影をすると平面のグラフィックが立体的に見えるから不思議です。©TRIPPING! マーライオンと撮影!シンガポール政府観光局©TRIPPING!シンガポール政府観光局では、シンガポールと日本の国交50周年を記念した「SJ50」のフォトブースが出現。マーライオンと撮影してみてはいかがでしょうか。 飛行機好きには嬉しい航空各社のブースシンガポール航空 ©TRIPPING!政府観光局のパビリオンと並んでぜひ訪れてほしいのが航空各社のパビリオンです!タイ国際航空 ©TRIPPING!マレーシア航空 ©TRIPPING!全日本空輸 ©TRIPPING!ジェットスター・ジャパン ©TRIPPING!美しい制服に身を包んだキャビン・アテンダントとの撮影や、シート座席に座ることのできる体験会を開催しているパビリオンが目立ちました。シンガポール航空 ©TRIPPING!日本航空 ©TRIPPING!©TRIPPING! ツーリズムEXPO限定のお得なツアーや航空チケットも販売中ツーリズムEXPO限定のお得なツアーや航空チケットを販売しているブースもあるので、要チェックです!©TRIPPING!編集部が注目した商品その1は、シンガポール航空のグループ、旅行代理店「SIA Holidays」の限定商品。なんと先着50名に限り、羽田・成田発シンガポール航空でいくシンガポールの旅2泊3日が燃油サーチャージ込みで39,800円より!ホテル宿泊込みでこの値段とは驚きです。日数が少ないものの、初めてシンガポールに行く方や、短期で旅行をしたい人にはよさそうです。©TRIPPING!そして、タイ国際航空のグループ、旅行代理店「ROYAL ORCHID HOLIDAYS」では、ツーリズムエキスポ来場者限定で、プーケット3泊5日の旅を49,800円から販売予定です! 日本にいながらにして各国の文化を体験でき、次の旅の情報収集のできるツーリズムEXPO。この週末はぜひ東京ビッグサイトに足を運んでみてはいかがでしょうか? ツーリズムEXPOジャパン2015 (JATA Tourism EXPO Japan 2016)会期: 2016年9月24日(土)~25日(日)会場: 東京ビッグサイト当日券 大人:1,300円、学生:700円(税込)前売券 大人:1,100円、学生:600円(税込)※保護者同伴の小学生以下と中・高生無料(学生証提示)詳細:
2016年09月23日インドネシア・バリ島で毎年行われている古典芸能の祭典「バリ・アート・フェスティバル」。2016年は6月11日~7月9日の約1か月間、デンパサールのバリ・アートセンターを中心に、インドネシア各地で開催される。 古典芸能の復興を目的として始まった祭典©ASEAN-Japan Centre2016年で38回目の開催を迎える「Bali Arts Festival(バリ・アート・フェスティバル)」。当初はバリ古典芸能の復興を目的として始まったこのイベントだが、ここ数年で古典芸能にとどまらない総合芸術披露の場へと発展している。 ©ASEAN-Japan Centre 約1か月に及ぶ会期中には、毎日盛り沢山のイベントが予定されている。大掛かりな舞踊劇「Sendratari」や、ミュージカル、音楽演奏の他、インドネシア各地でのパレードや行進、ドキュメンタリームービーや小説、絵画や写真などのコンテストや、ワークショップ、フードフェスティバルなども開催される。バリ舞踊には欠かせないlegong(レゴン)、gambuh(ガンブー)、kecak(ケチャック)、barong(バロン)などの古典舞踊や、ガムランの演奏も見どころだ。 ©ASEAN-Japan Centre 2016年のテーマは「Preserving the Universal Harmony and Synergy(普遍のハーモニーとシナジーの保存)」。古くからバリ人の中で受け継がれてきた芸術を守り、インドネシアを越えて世界に広げていきたいという意思が込められる。バリ芸術の全てがここにあると言っても過言でない「バリ・アート・フェスティバル」。年に一度の芸術の祭典へ、ぜひ足を運んでみては? 38th edition of the annual Bali Arts Festival(第38回バリ・アート・フェスティバル)開催日:2016年6月11日(土)~7月9日(土)開催地:Bali’s Art Center(バリ・アート・センター)を始め、デンパサール、インドネシア各地
2016年05月16日ヒンドゥー教徒にとって最も重要な行事と言われる「Deepavali(ディーパバリ)」。「光の祭典」とも呼ばれるこのお祭りでは、オイルランプや電飾で飾り付けられたリトル・インディアの街並みが華やか。パレードやコンサートなどのイベント、民族衣装やランプの屋台、そしてヘナアートがお祭り気分を盛り上げる。国民の休日にもなる2015年のディーパバリは11月10日。光の祭典「Deepavali(ディーパバリ)」ディーパバリは、別名「Festival of Light(光の祭典)」と呼ばれている。由来には様々な説があるが、一般的なものとしては、悪に対する善の勝利(闇に対する光の勝利)を祝う祭とされる説が有力。悪の象徴「ナラカスラ」が独裁政治を行う中、家臣たちが主教「クリシュナ」に助けを求めた。善の象徴「クリシュナ」がナラカスラを破り凱旋した夜が新月だったことから、家臣たちが祝福のため、暗い街をランプで照らして祝ったという言い伝えがある。ディーパバリでは、この伝説を継承し、オイルランプに灯りをともして善の勝利を祝うとされている。街中がランプの灯りに包まれるエキゾチックな祭典。お祭りモードを味わうならリトル・インディアへ多民族国家シンガポールでは、このヒンドゥー教の祭典を尊重し、当日は国民の休日に定められている。この日はSri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)での祝賀が最も盛大。ヒンドゥー教徒は、新調した服で礼拝をし、家族や友人同士で集まってパーティーをする。また、伝統的なヘナアートを体中に施して祝うのもお決まり。お祭りは参加した者勝ち!このお祭り、ヒンドゥー教信者でなくても楽しめる要素が沢山。街の華やかな装飾を見るだけでも十分だが、ヒンドゥー教徒のようなヘナアートを体験してみるのもいい思い出になるはず。観光客や外国人相手に地元のヘナアーティストがアートを施してくれる店もあり、ぜひトライしてみたい。ポイントで手の甲や腕、足首などにアートをするのも気分を盛り上げるのに十分だ。その他、祭のメインアイテムであるキャンドルやランプを購入したり、インド料理が振る舞われる屋台で食べ歩きをしたり、インドの伝統的紅茶「テ・タリ」を飲んでみたり……。いつものリトル・インディアより更に活気に溢れた街を歩けば、パワーをもらえること間違いなし。ヒンドゥー教コミュニティでは会計年度の開始をこの日に定めることもあるくらい縁起がいいと言われるこの日。パワーが溢れるハッピーなこのお祭りにぜひ参加してみよう。©All photos to Singapore Tourism Board
2015年09月13日マレーシアで食の祭典「Malaysia International Gourmet Festival 2015(マレーシア・インターナショナル・グルメ・フェスティバル)」が2015年10月1日~31日開催。世界中から有名レストランが集結しこの期間のための特別メニューを解禁する、美食家たちのための夢の祭典。9月5日~6日のプレビュー・フェスティバル、「Taste MIGF(テイスト・MIGF)」にも注目!きっかけはタウン誌の1コーナーMalaysia International Gourmet Festival 2015(以下MIGF)の発端は1990年代、首都クアラルンプールのタウン情報誌「Vision KL」上に連載されていた「The Gourmet Club」というコーナー。当時のクアラルンプールには、世界レベルのレストランが多数あったのだが、これをなかなか広く知らせる方法がなかった。そんな時、Vision KLは大手メディアグループに、このグルメコーナーをきっかけとした食のイベントを開催しないかと話を持ち込み、ついに2001年に第一回目「KL Gourmet Festival」を開催。たった13のレストランの参加であったが、この反響は想像以上で、瞬く間に参加レストランが大ヒット。2003年に「KL International Gourmet Festival」、2006年には「Malaysia International Gourmet Festival」と名を変え、回を重ねるごとに大きく成長。参加レストランも100を越え、現在では名実ともに世界規模のグルメ祭に発展している。今年のテーマは、"Galactic Chefs! 2015: A Food Odyssey"(銀河のシェフ!2015:食の旅)。ウェスタンクラシック料理、和食、タイ料理、フレンチ、スリランカ料理、モダンフレンチ、コンテンポラリーイタリアンなど、有名シェフによる様々なジャンルのお料理がいただける食の祭典は1か月続く。出店レストランはこちらを参照。プレビューイベント「Taste MIGF」を楽しもうMIGF開催前に催されるプレビューイベント「Taste MIGF(テイストMIGF)」では、有名シェフのメニューがお得にテイスト(試食)できる。「Super Gourmet Safari(スーパー・グルメ・サファリ)」コーナーでは、参加レストランによる世界中の味が楽しめる他、有名シェフのクッキングクラスやワインテイスティングなどのワークショップに参加することも。2015年9月5日、6日にBerjaya Times Square Hotel Kuala Lumpurで開催。「Epicure International Gourmet Village(世界のグルメ村)」では、「Taste Italy」や「Taste New Zealand」などの各国のコーナーが設けられ、ご当地ワインやチーズをお得に購入することができる。尚、フード試食やワークショップ参加には、イベント専用通貨「Gourmet Dollars」を購入しよう。当日会場でも購入できるが、事前にネットで購入すると5%割引が付いてお得。MIGFの詳しい情報はこちら。どちらのイベントも、ドレスコードはスマートカジュアル。タンクトップやサンダルは入場を断られる場合があるので、注意して。年に一度の東南アジア最大級フードフェスティバル。世界のグルメをお得に楽しもう!©All photos to the Malaysia International Gourmet Festival
2015年09月07日大塚食品は、スパイスをテーマにした食の祭典「SPICE FES 2015@COMMUNE246 Supported by ボンカレーネオ」を開催する。会期は2015年8月27日~8月30日。会場は東京都・表参道のコミュニティ型空間「COMMUNE246」ドーム内。参加は無料。本イベントは、8月24日に新発売される「ボンカレーネオ」を記念して開催する食の祭典。同商品は従来の甘口・中辛・辛口ではなく、「ボンカレーネオ とろけるデミグラス欧風」「ボンカレーネオ コクと旨みのオリジナル」「ボンカレーネオ 薫り立つスパイスインド風」という3種のフレーバーで展開するとのことで、会場ではこれらのフレーバーの食べ比べができるほか、COMMUNE246の店舗がスパイスをテーマにした料理やドリンクを期間限定で提供するとのこと。さらに、会場にはプロジェクションマッピングが無料で体験できるブースも用意。このプロジェクションマッピングは、テープル上に置かれた3枚のお皿に映像を投影するものだといい、体験者にはイベントで使用できるドリンク割引券もプレゼントされるという。
2015年08月17日©Tourism Authority of Thailandタイの主要都市で開催される、年に一度のショッピングの祭典「Amazing Thailand Grand Sale(アメージング・タイランド・グランド・セール)」が、2015年6月15日~8月15日の日程で開催中だ。Amazing Thailand Grand SaleとはAmazing Thailand Grand Saleは、バンコク、チェンマイ、プーケットなどのタイ国内主要都市で開催される、年に一度の大セール。この期間中は、ファッションに限らず、飲食店やホテル、スパ、レンタカー、ゴルフまでも特別価格にて提供されるのが嬉しいところ。最大80%オフまでディスカウントされる物もあるため、国内はもちろん国外からも毎年注目されている。せっかくタイへ旅行するなら、この期間中を狙って行くとお得な出会いがあるかもしれない。事前にチェックして賢くショッピング&レジャーAmazing Thailand Grand Saleに参加している施設は、都市ごとに簡単に検索できるので、事前にチェックしてみるのがおすすめ!ショッピング天国バンコクは主要ショッピングモールがこぞってキャンペーンを実施しているので、目的に合わせて行き先を選んでみては。更に、お得なキャンペーンを実施しているスパやホテルも多数あるので、賢く利用してみよう!©Tourism Authority of Thailand■バンコクの参加施設はこちら>■プーケットの参加施設はこちら>■チェンマイの参加施設はこちら>■その他はこちら>クレジットカードで更なる特典も!?各ショッピングセンターでは、この一大セールに協賛している「VISAカード」ホルダーを対象に、それぞれ独自のキャンペーンを展開中。例えば、大手デパート「Robinson」では、期間中5,000バーツのお買い物をVISAカードですると、200バーツ分のRobinson商品券を配布している。その他「Siam Paragon」や「Siam Center」、「Central Chidlom」では、VISAカードで5,000バーツのお買い物をすると、オリジナルギフトのプレゼント(なくなり次第終了)を配布。レンタカーの「Hertz」では、レンタル料が最大50%割引となる特典を用意している。これらのサービスを受けるのにパスポートの提示が求められることがあるので、お買い物の際は忘れずに持参しよう!その他、詳しい特典の内容はこちらを参照。2か月に渡るお得なセールは始まったばかり。この期間にタイを旅行する予定のある人は、是非チェックしてみて!
2015年06月25日オランダのデン・ハーグ市で行われている、最先端アートの祭典「TodaysArt(トゥデイズアート)」が、昨年に続き今年も「TodaysArt.JP TOKYO 2015(トゥデイズアート ドット ジェーピー トーキョー 2015)」と題して、9月5日から13日まで東京・天王州アイルで開催される。今年で11年目を迎える「TodaysArt」は、世界で活躍する著名なアーティストたちが集う世界有数のアートフェスティバル。街の至る所でプログラムや展示が行われることが特徴で、その作品領域はヴィジュアル・アートや、パフォーミング・アートから、デザイン、建築、先端技術、体験型インタラクティブ・アートまで様々。ローカルから世界的アーティストまで垣根を超えた多様なアーティストが参加する。昨年、東京で日本展開のパイロット版として試験的に開催された「TodaysArt.JP edition Zero」では、3日間で8,000人が来場し、国内外のメディアで取り上げられ注目を集めた。本格開催第1回目となる今年の舞台は、昨年同様に東京のユニークな水辺環境に位置する天王洲アイル。「寺田倉庫」の関連施設など大規模な倉庫空間や運河沿いの新開発スペースなど、天王洲アイルの多彩な空間をアレンジし、国内外の先進的アーティストによるインスタレーションや日本未発表作品を含む体験型アート作品の展示、多彩なゲストによるトーク、シンポジウムなども実施され、週末にはライブパフォーマンスも行われる予定だ。
2015年06月22日東南アジア各国が参加するスポーツの祭典「SEA Games 2015」が、2015年6月5日から16日までシンガポールで開催される。大会は、競泳、シンクロナイズドスイミングなどの水上競技の他、バスケットボール、サッカー、柔道、テニスなど多岐にわたる36種の競技、全402種目から構成される。©Sport Singapore2015年の大会はシンガポールで開催28回目となる今大会の舞台は、この夏に独立50周年を迎えるシンガポール。同国での開催は、1973年、1983年、1993年に続き、今回で4回目となる。メイン会場となるのは、昨年竣工したばかりのスタジアム「Singapore Sports Hub」。サークルラインのスタジアム(Stadium)駅を降りてすぐに位置し、マリーナ地区のエスプラネード(Esplanade)駅や、オーチャードエリアのドビーゴート(Dhoby Ghaut)駅から直通。チャンギ空港からも車で15分程度とアクセス良好。バスは11番が最寄りとなる。チケットを購入して試合を観戦!チケットは公式HPで購入が可能。その他、ホットライン(+65 3158 8080)や、Singapore Post(郵便局)でも購入できる。既に完売している競技も多いが、空席状況も公式HPで確認することができる。中には無料で見学できる競技もあるので事前にチェックしておくことをおすすめする。例えば、東南アジア大会ならではの競技、’Traditional Boat Race’。通称「ドラゴンボート」と呼ばれる、龍をモチーフにしたボートを使ったスピード競技は、2015年6月6日~7日にマリーナベイにて開催されるので、気軽に観戦に行けそうだ。©2015 Singapore Tourism Board尚、無料で観戦できる競技については、座席が「早いもの勝ち」になるので注意したいところ。試合日時を確認したら、客席への入場開始時刻もチェックし、早めに会場へ足を運ぼう。無料競技についても、チケットページを参照。子供向けアクティビティも充実会場には、子供も楽しめるジュニア・ゾーンが設けられている。トランポリンや巨大滑り台など、キッズが喜びそうなアトラクション、イベントが10種類以上。こちらも無料で楽しめる。28th SEA Games Carnival期間:2015年5月31日~6月16日、毎朝10時~21時※終了時刻は日によるのでHPを参照場所:Singapore Star Hub敷地内関連グッズを手に入れよう公式HP、または特設ショップにて、オフィシャルグッズを販売。大会グッズを身に着け、選手を応援しよう!The official merchandise store営業時間: 11:00~22:00場所: Ngee Ann City(TAKASHIMAYA)前---------------28th SEA Games Singapore2015
2015年06月04日