くらし情報『展覧会「春の祭典」姫路市立美術館で - バレエ《春の祭典》をヒントに、上村松園など収蔵作品を紹介』

2023年5月1日 17:30

展覧会「春の祭典」姫路市立美術館で - バレエ《春の祭典》をヒントに、上村松園など収蔵作品を紹介

展覧会「春の祭典」姫路市立美術館で - バレエ《春の祭典》をヒントに、上村松園など収蔵作品を紹介

姫路市立美術館では、開館40周年記念コレクション展「春の祭典ー生きる力を生み出す大地」を、2023年6月18日(日)まで開催する。

バレエ音楽《春の祭典》をヒントにコレクションを紹介
ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーによるバレエ音楽《春の祭典》は、第一次世界大戦前の1911年、セルゲイ・ディアギレフ率いるロシアのバレエ団「バレエ・リュス」のために作られた。生贄の乙女たちが「春の神をなだめる」ために、長老たちが見守る中、命が尽きるまで踊り続けるという異教徒の神話がモチーフとなっており、曲中にはリトアニアなどスラヴの民族音楽や民謡のメロディが数多く取り入れられている。

展覧会「春の祭典ー生きる力を生み出す大地」では、その革新性によってジャンルを超えて20世紀美術に影響を与えたバレエ音楽《春の祭典》から派生する4つのテーマ、「郷愁」「伝統」「革新」「リズム」の4章構成で、全所蔵作家311人による作品を紹介する。

郷愁:懐かしい風景などを描いた作品を展示
各地で発展し、伝承されてきた民族舞踊や音楽は、えてしてその根本には民族性や土地の精神を宿している。民族音楽や民謡のメロディを取り入れた『春の祭典』は、作家のストラヴィンスキーがその民族性などに意識的に向き合ったものだといえる。

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