お笑い芸人の有吉弘行が、26日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)で、彼女に二股かけられた過去を明かした。今回、37歳男性会社員から「会って謝罪することが誠意ある行動と思っている人に腹が立ちます」という意見が寄せられた。その男性は先日、妻の浮気を発見し、浮気相手から「会って謝罪したい」と言われたが、会う意味がわからず断ったという。「ただその人のケジメに付き合わされている気がしてなりません」と訴えた。有吉は、彼女の浮気相手から謝罪をしたいと言われたらどうするか聞かれると、「ああそうですかって話を聞くけど」と返答。そして、「俺は20歳くらいのときに二股かけられていたから。浮気していると知らず本命だと思っていたら、自分が浮気相手だった」と二股かけられた過去を明かした。「鉢合わせしたときは怖かったね。ドンドンドンって(ドアをたたく音が)したときに死ぬんだなって」と修羅場を回顧した有吉。「ああいうときに女の子は強いね。2人がもめている間にスーッとどこか行っちゃったもんね」と話し、「まさかそういうことあるかもって男2人で必死に探し回ったらケロッとしてた。普通にバイトしてた」と笑いながら振り返った。
2016年10月27日お笑いタレントの有吉弘行がこのほど、18日から22時台に昇格する関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『有吉弘行のダレトク!?』(毎週火曜22:00~22:54)の初回収録に参加。アシスタント・高橋真麻にこれまで行ってきた強烈いじりのVTRを父・英樹に見られ、「やめろ!」と慌てだす。同番組は、2013年10月に放送開始し、毎回"ダレトクな情報"を独自の視点で紹介。見た目はキモいが食べたらうまい「キモうまグルメ」や、日本各地のワケありなものを調査する「ワケあり調査委員会」、「有吉シェフが作るダレトク!?3分クッキング」などの企画が人気で、この秋より23時台の30分番組から、1時間番組となって22時台に進出する。昇格1回目の放送は90分スペシャルで、「キモうまグルメ」では、アンガールズの田中卓志が米・テキサス州でアリゲーターやガラガラヘビの捕獲に挑戦し、危険な作業に「11時台放送のころよりヤバくなってるじゃん。バカじゃないの?」と絶叫。出川哲朗は、北海道で"海のゴジラ"と呼ばれる巨大魚に挑み、「最悪の企画だよ」とテンションが下がる。この"海のゴジラ"は、スタジオゲストの高橋克典が試食するが、「身は大丈夫」と言い、自ら進んで目玉まで食べ始める。また、これまで同番組で有吉が真麻に行ってきた、強烈ないじりをランキング形式で公開。これを真麻の父・英樹に見てもらうことになり、有吉は「やめろ!英樹に見せるんじゃない!」と訴えるが、願いかなわず。高橋克典が「ひどいねこれ。本当に11時台に放送してたの?」と驚くほどのVTRを見た英樹の反応に注目だ。収録を終えた有吉は「真麻ちゃんはますます色っぽくなられて」とおだてながら、「歳を重ねるごとにお父さまに似ていかれるなぁと。将来、バストの大きい高橋英樹さんが見られるのかと思うと楽しみです」と、懲りずにいじりコメント。一方の真麻は「有吉さんから『こいつ気を抜いてるな』とか『やりにくいな』とか思われないことだけを頭に入れてやっています」と、心構えを語っている。
2016年10月17日プロ野球・広島が15日、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)を制して25年ぶりとなる日本シリーズ進出を決め、有吉弘行やアンガールズの田中卓志ら"カープ芸人"が、ツイッターやブログで喜びを爆発させた。有吉は、試合の途中にも「打線爆発!今日決めてくれ!」「痺れるぜ。。。」とつぶやき、広島を応援。熱戦の末、8-7で広島が勝利すると、「あーやったー!!おめでとうございます!日本シリーズだ!!」と喜んだ。アンガールズの田中卓志は、「カープ!いざ日本シリーズへ!」というタイトルでブログを更新し、「やった!やりました!カープが日本シリーズへの切符を手に入れました興奮が止まらない!!まだまだ今年の広島伝説が続いていきます」と感激。そして、試合を振り返って「いやー、横浜ベイスターズも強かった!」「クライマックスのラストに申し分の無い対決でした!」などとつづり、「次は32年ぶりの日本一に向けて頑張れカープ」とエールを送った。また、ザ・ギースの尾関高文もツイッターで「カープ日本シリーズ出場決定!!」と大喜び。「初回のエルドレッドのホームランに解説の安仁屋さんが『やったー!!』と言ってしまうという軽い放送事故的な思い出も遠い昔のよう」と笑いを誘い、「日本一まであとすこし!」と日本一を見据えた。
2016年10月16日お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹が、12日に生放送されたインターネットテレビ局・AbemaTVのバラエティ番組『おねだりプリンセス』(毎週水曜20:00~22:00)にゲスト出演し、相方・小峠英二の元恋人でセクシー女優に転身した坂口杏里のAVデビュー作品について「艶っぽかった」と感想を語った。同番組は、毎週違った美女が"姫"となり、アシスタントの"じいや"と一緒に、登場するゲストからおいしい食事を"おねだり"してごちそうしてもらい、その金額を競い合うという内容。今回は、"姫"にグラビアアイドルの岸明日香、"じいや"に小峠英二、ゲストに相方の西村瑞樹が登場した。姫が引いたカードに書かれたお題でトークする「姫の秘め事カード」というコーナーでは、「最近一番気になっていることは?」というお題が引かれ、小峠は「最近、こいつ(西村)が元カノのDVDを買ったんですよ」と告白。それに対して西村は、「違います。ブルーレイですよ。坂口杏里ちゃんのAVのデビュー作ですよ」と重ね、「最後まで見ました。艶っぽかった」と作品の感想を語った。小峠は「自分で選んだ道は全力で応援しますし、やるからにはトップ目指した方がいい」とエール。また、坂口と共演したこともあるという岸が「(小峠の)元カノとの関係はどうなっているか気になるの」と尋ねると、小峠は「(別れてからの状態と)変わっていないですよ。最近いじられているのでごめんなさいというLINEは来ましたけど」と近況を話した。
2016年10月13日俳優・西村雅彦が、佐々木蔵之介の主演映画『超高速! 参勤交代 リターンズ』(公開中)で披露している落ち武者姿になるまでのメイキング映像が、このほど公開された。本作は土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント『超高速! 参勤交代』(14年)の続編。西村は前作同様、湯長谷藩において家中を総括する家老・相馬兼嗣役で登場している。やや口うるさいところがありながらも、殿様・内藤政醇(佐々木)から厚い信頼を寄せられている相馬は、湯長谷藩が危機に見舞われた際、その知恵なしで切り抜けられないほどの大きな存在。前作では、江戸までの道中で井戸に落ちる不運に見舞われたことで、落ち武者姿を見せ、観客の笑いを誘ったが、本作でも哀愁漂う同様の姿を披露している。公開された映像は、合図とともに、西村が川に流されていくシーンから始まる。「助けて! 助け…」と悲痛な声を発しながら流されていく西村だが、次のシーンでは岸にたどり着いた様子。悲惨な状態になったことが分かるよう、うつぶせに横たわる西村にスタッフが水をかけ、びしょびしょの泥まみれにしている模様も収められている。この場面では、こらえきれずに笑いだしてしまう裏方もいたようで、西村の渾身の演技も相まって、スタッフらの笑みがこぼれる現場であったことがわかる映像になっている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月24日広島出身のお笑いタレント・有吉弘行が11日、パーソナリティを務めるJFN系ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』に生出演。冒頭で広島東洋カープの球団歌「それ行けカープ」を熱唱し、25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を喜んだ。「それ行けカープ」を4番まで力を込めて歌った有吉は、「広島カープ、優勝おめでとうございます!」と祝福。「『それ行けカープ』4番まで歌わせてくれる番組はないからね。いやーありがとう、ありがとう。こんなうれしことはないね。自分のラジオやっていてよかったと思います。いやー本当にうれしいね」と幸せそうに話した。そして、「25年ぶり。四半世紀ですよ。高校2年生のときでしたかね、最後の優勝がね。いやーうれしい」としみじみ。「あと25年たったら俺67歳だぜ?それくらい待ったんですよ。いやーうれしいね」と、「うれしい」と繰り返した。さらに、「それ行けカープ」の歌詞が「めちゃめちゃいい」と熱弁し、その歌詞を力強く読み上げ、番組のタイトルコールでは「有吉弘行のSUNDAY NIGHT CARP」と最後を"カープ"に変えて楽しんだ。有吉は、優勝が決定した10日の試合直後、自身のツイッターで「ああ優勝だ。。ありがとう。」とつぶやき、その後、「応援歌、それ行けカープの一節晴れのあかつき旨酒をくみかわそうカープファンの皆様!旨酒を酌み交わしてください!万歳!バンザイ!BANZAI!!!」と喜びを爆発させていた。
2016年09月11日お笑い芸人の有吉弘行がMCを務める関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『有吉弘行のダレトク!?』(毎週火曜23:00~23:30)が、10月18日から(同22:00~22:54)のプライムタイムに進出することが決定。6日の放送で発表されると、有吉は「えぇ~大丈夫なのかよ!?」と驚いた。同番組は、2013年10月に放送開始し、毎回"ダレトクな情報"を独自の視点で紹介。見た目はキモいが食べたらうまい「キモうまグルメ」や、日本各地のワケありなものを調査する「ワケあり調査委員会」、「有吉シェフが作るダレトク!?3分クッキング」などの企画が人気だ。これらが、プライム帯進出とともにパワーアップ。「キモうまグルメ」は、舞台を海外にも拡大して「キモうまグルメTHE WORLD!」として展開。ほかにも、"普通じゃないモノ"を購入する人の自宅まで同行する「張り込みお宅訪問」や、図鑑に掲載されているモノを専門家と見つけ出す「○図鑑制覇の旅」などの新企画も予定している。23時台最後の放送となった6日のエンディングで、今回の22時台進出が発表。この日は、「人気上昇中なワケありスポーツ」などを紹介したが、ゲストの出川哲朗は「今日やった内容とか、よる10時は絶対NGでしょ」と言い、陣内智則も「やめとけ、10時はムリやって」と非難したが、アシスタントの高橋真麻は「10時になっても頑張っていきます!」と意気込みを見せた。
2016年09月06日TBSにて昨年から放送されている「櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍究極バトル“ゼウス”」の第3弾が、今秋放送されることが決定した。「嵐」櫻井翔と有吉弘行がそれぞれ「ジャニーズ軍」と「芸人軍」を率いて戦う本番組。今年2月に放送された第2弾は、「有吉芸人軍」が勝利し通算2勝0敗となり、「櫻井ジャニーズ軍」はまたしても土下座の屈辱を味わう羽目に…。今回こそは3度目の正直となるのか、はたまた有吉芸人軍が3度目の勝利を飾るのか!?1日で6つの勝負を行う本番組。今回は、お馴染みとなった「ローリングゼウス」や「ゼウスPK」に 加え、新たな種目も登場する予定だという。また、櫻井さん率いるジャニーズ軍には、新たに3グループのメンバーが参戦! 今回は合計7グループから選抜されたメンバーで戦うことになる。「NEWS」や「Hey! Say! JUMP」などが出演しているジャニーズ軍。果たして誰が参加するのだろうか? さらに、対する有吉芸人軍にも新たな顔ぶれが加わる予定だ。「櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍究極バトル“ゼウス”」は2016年秋、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月31日フリーアナウンサーの夏目三久との熱愛・妊娠が一部で報じられたお笑いタレントの有吉弘行が27日深夜、日本テレビ系『24時間テレビ39 愛~これが私の生きる道~』内のバラエティ番組『有吉反省会』に生出演。冒頭で熱愛報道を否定した。タイトルコールをした後、有吉は「というわけで、誤報記事を書かれてしまってすみません」と報道を否定。「何で反省しなきゃいけないんだ、俺が! いい加減にしてくれ!」と自分に突っ込みを入れて笑いを誘い、その後は通常通り番組を進行した。有吉と夏目アナは、2011年4月から今年3月までテレビ朝日系『マツコ&有吉の怒り新党』で共演。24日に一部で熱愛・妊娠が報じられ、同日夜に有吉は、自身のツイッターで「これを狐につままれたような気分というのか。。。」と意味深なコメントをした。有吉は26日には、金曜レギュラーを務める日本テレビ系『ヒルナンデス!』に生出演。陣内智則から「君の方が俺たちは心配しているよ」と熱愛報道をイジられ、「すみません、私事ですが、本日…超
2016年08月28日フリーアナウンサーの夏目三久との熱愛・妊娠が一部で報じられたお笑いタレントの有吉弘行が26日、金曜レギュラーを務める日本テレビ系情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』(月~金曜11:55~13:55)に生出演。陣内智則から「心配」と突っ込まれる場面があった。番組では、お笑いタレントのゴルゴ松本とたんぽぽの白鳥久美子が都内のパン店を紹介。VTR放送後、取り上げた店の店長が体調を崩したことを白鳥が明かすと、有吉は「店長さん、心配しています」とワザとらしくコメントして笑いを誘い、共演者から「絶対心配してないよ!」と突っ込まれると、「めちゃめちゃ心配してるわ!」と反論した。すると、陣内が「君の方が俺たちは心配しているよ」と熱愛報道をイジり、スタジオは大盛り上がり。有吉は「すみません、私事ですが」と話し出すも、「本日…超○×クイズSHOW!!』のPRで終わり、共演者は「そっちかい!」と突っ込んだ。有吉と夏目アナは、2011年4月から今年3月までテレビ朝日系『マツコ&有吉の怒り新党』で共演。24日に一部で熱愛・妊娠が報じられ、同日夜に有吉は、自身のツイッターで「これを狐につままれたような気分というのか。。。」と意味深なコメントをしていた。
2016年08月26日一部でフリーアナウンサー・夏目三久(32)との熱愛が報じられたお笑いタレントの有吉弘行(42)が24日、自身のツイッターを更新。「狐につままれたような気分」と意味深なコメントを投稿した。2人は、2011年4月にスタートしたテレビ朝日系『マツコ&有吉の怒り新党』で共演していたが、夏目アナは今年3月で卒業した。報道によると、その共演をきっかけに親しくなり交際に発展し、夏目アナはすでに妊娠しているという。有吉は夜になってツイッターを更新し、「これを狐につままれたような気分というのか。。。」と意味深コメント。報道後、有吉のツイッターには「有吉さんおめでとうございます」「夏目三久アナと怒り新党婚ですね」「お幸せに」「夏目ちゃんと、まじっすかっ!?」と祝福の声や質問が多数寄せられていた。一方の夏目アナはこの日、TBS系『あさチャン!』に生出演したが、熱愛・妊娠報道に触れることはなかった。
2016年08月24日お笑い芸人の有吉弘行が、20日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)で、視聴者から寄せられた「売れたタレントさんが駆け出しの頃にやっていた仕事を"黒歴史"とすることに腹が立つ」に反論した。46歳会社員の男性が納得できないのは「例えばデビューした時にやっていたドラマやバラエティ番組をプロフィールから消す人たち」で、「それがあったからこそ今があるのではないでしょうか? 本人の希望か事務所の意向か分かりませんが、かえって好感度を下げていると思います」と投げかける内容だった。これに対して有吉は、イラついた表情で「お前に関係ねえだろ!」と即答。「全くお前に関係ねえよ!」「"ではないでしょうか?"じゃないんだよ!」と続け、「ちょっとこういう正論を言えば、みんなが謝ると思ってるからね」と男性の意見を拒絶した。「誰のことを言ってるの?」と疑問を抱くマツコ・デラックスに、有吉はグラビアを経て女優や歌手になった芸能人を例に説明。その上で、「別にいいだろ!」とバッサリと切り捨て、「そのころを支えてたマネージャーならまだしも」「今を応援してやれよ!」とファンとしてのあるべき姿を訴える。有吉やマツコが語る"プロフィール"とは、今のキャリアに見合った内容に書き換えていくもの。有吉は投稿者に向けて「万引き経験からお母さんに怒られたことまで全部書けよ? 隠すなよ、黒歴史を」と主張を飛躍させ、笑いを誘っていた。
2016年07月21日お笑い芸人の有吉弘行が7日、神奈川県内のスタジオで行われた日本テレビ系新番組『究極の○×クイズSHOW!! 超問!真実か?ウソか?』(5月6日スタート、毎週金曜19:56~20:54 ※初回は2時間スペシャル)の初回収録後に取材に応じ、劇団ひとりと桝太一アナウンサーの"ウソ"を絶賛した。この番組は、「凧揚げのタコは、最初イカと呼ばれていた。○×クイズを次々に出題。そこに、2人のプレゼンターが、○担当を桝アナが務める。収録を終えた有吉は「思ったよりすごく楽しかったですね」と手応えを語りながら、「やっぱり(ゲストの)和田アキ子の機嫌次第」と毒舌を一発。MCとして正解を知っているものの、「2人とも(ウソが)うまいので、僕も(正解が)どっちか分からなくなって何回も確認しちゃいました。すごいですよ!」と、劇団と桝アナのプレゼンを絶賛した。劇団は「今日僕いっぱいウソついたんですけど、(自分でも)信じちゃってるから、今後間違った情報を言っちゃいそうなんですよ!」と、ウソをリアルに見えるようにするため、頭が混乱しそうになっている心境を説明。また、桝アナが1回もカンペを見ないでプレゼンしていることを指摘すると、桝アナは「宇治原(史規)さんが以前、『一瞬カンペを見たから桝さんはウソついてる』と指摘されて、それ以来カンペが怖くて見られなくなったんです」とウソにかけるプロ意識をのぞかせた。有吉は、桝アナのあまりのウソのうまさに「すごいでしょ?ウソのオーラ。真実が見えない」「誰かを本当に愛してるのかな?って思う」と人格まで分析。一方、劇団が得意なクイズのジャンルを「ITとかパソコン関係ですね」と言うと、「ウソつくなよ!」と突っ込んだが、実は劇団は本心で回答しており、収録が終わってもプレゼンターのウソに翻弄(ほんろう)されていた。
2016年04月07日東京・六本木にあるIMA CONCEPT STORE内のIMA galleryにて開催されている写真家・西村裕介の写真展「The Folk」のクロージングイベントとして、最終日である4月2日に西村とNORITAKA TATEHANAのクリエイティブディレクター・舘鼻則孝によるトークショーが開催される。写真展「The Folk」は、西村裕介が日本各地の郷土芸能を撮影した写真集『The Folk』をもとに開催されるもの。明治神宮の祭事で郷土芸能に出会い、その強烈な魅力に魅せられた西村裕介は、以後3年半に渡り日本各地で受け継がれてきた伝統芸能を追い続けてきた。島根県にある津和野弥栄神社の「鷺舞」や、佐賀県市川の「天衝舞浮立」、沖縄県宮古島の「パーントゥ」などの演者の姿を黒幕の前で撮影することで、神聖さとともに猛々しい躍動感を捉えた写真作品の数々を展示する。今回のトークショーでは、今年3月にパリのカルティエ現代美術財団にて開催された、日本の民族芸能のひとつである「人形浄瑠璃文楽」の舞台「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge / Nomadic Nights」の監督を手掛けた舘鼻則孝が登壇。世界を舞台に活躍する舘鼻とともに、日本文化を世界に伝える意味についてトークを行う。参加の申し込みはオフィシャルサイト()にて。【イベント情報】写真展「The Folk」のクロージングイベント会場:IMA gallery住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:4月2日時間:17:00~18:00入場無料
2016年03月29日タレントの有吉弘行が8月4日(火)、都内で米映画『テッド2』日本語吹き替え版の公開アフレコを行った。前作に続き、主人公“テッド”役に抜てきされたが「吹き替え版って、誰が見ているんですかね~。僕も洋画を見るなら、絶対字幕派なので」と笑いを誘った。世界中で旋風を巻き起こした前作『テッド』は、日本でも40億円超えの大ヒットを記録したが、その立役者である有吉さんは「まさか日本でもヒットするなんて、意外や意外。おかげで勝ち馬に乗れた」と驚きの表情。「マニア向けのアメリカンジョークも多いから、何が面白いのかなって…」と不思議そうに語っていた。アフレコについては、「いまも慣れない仕事で、ストレスがたまる」そうで、「(ディレクターが)厳しいんですよねー。ネチネチと怒られて、イライラする」と恨み節も。公開アフレコに臨むも「もう(本番が)終わったので、気持ちが入らない」と苦笑いを浮かべていた。この日はテッドファンの一人である「AKB48」の小嶋陽菜が、「テッドもふもふファンクラブ」代表として駆けつけ、有吉さんに花束ならぬ“熊束”をプレゼント。テレビ番組でも共演も多いだけに、「テッドは吹き替え版を見ました」(小嶋さん)、「頭悪いから、字幕読めませんもんね」(有吉さん)、「今日は有吉さんに会えて、感動している。まるでテッドと一緒にいるみたい」(小嶋さん)、「とってつけたようなコメント!」(有吉さん)と丁々発止のやりとりを披露していた。ファン待望の続編は、バイト先のセクシー美女と結婚したテッドが、子作りのために“人権”を勝ち取ろうと法廷に乗り込むが、下品な性格と暴走グセが災いし、またまた大騒動を巻き起こすというコメディ作。前作に続き、「R15+」指定を受けている。『テッド2』は8月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日8月28日公開の映画『テッド2』のアフレコ会見が4日、都内のスタジオで行われ、有吉弘行、AKB48の小嶋陽菜が出席した。見た目は愛くるしいテディベアで中身は下品な中年オヤジのキャラクター設定で世界中を虜にした映画『テッド』。前作に続いてテッドの日本語吹きかけを担当する有吉弘行が、アフレコ会見に登場した。前作のヒットに有吉は「もう本当、単館で潰される映画だと思ったら意外や意外、勝ち馬に乗れましたよ~。女の子も可愛い可愛いって言ってましたもんね」と素っ気なく語りながら、前作に続いての声優起用に「吹き替えってみんな見ているんですかね?僕は絶対に字幕派なんでね」と有吉節がさく裂。とは言え「これがヒットすればするほど続投続投で僕にお金が入るのでヒットして欲しいです(笑)。R15ということで子供は見れませんが、楽しい映画になっているので是非ご覧下さい」とアピールした。この日は有吉の続投を記念し、途中から登場した小嶋陽菜が有吉に花束ならぬクマ束を贈呈。有吉からの「いつもはちょっとむくんでますけどね」という指摘に苦笑いを浮かべた小嶋は「今日は気合を入れてきました」と語りながら「本当に感動しましたよ。今でもテッドといるような気持ちです!」と有吉を大絶賛。すると有吉は「とってつけたような言い方を」と照れながら「今回の人選はエロ本(写真集)を見て決めました(笑)。本当に随分エロくなられましたよね。よく仕事をしているものですから気楽でいいですよ」と馴染みのある小嶋の登場に安堵した表情を見せていた。映画『テッド2』は、8月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開。
2015年08月04日命を宿した中年オヤジのテディベアと中年男の友情を描いた人気コメディの第2弾『テッド2』の日本語版で、有吉弘行が前作に続いてテッドの声を演じることが発表になった。その他の写真『テッド2』は、監督・脚本とテッドの声を担当したセス・マクファーレン、親友ジョンを演じたマーク・ウォールバーグが続投し、新たなヒロインをアマンダ・セイフライドが演じる作品で、再びジョンとテッドのダメ男コンビが騒動を巻き起こす。有吉は前作でもテッドの声を演じており、日本でもヒットを記録。続投について有吉は「がんばります!! それぐらいしか言いようがありません…」とコメントしている。『テッド2』8月28日(金)公開
2015年07月01日Twitterフォロワー数370万人は、ぶっちぎりの日本一、キー局では月曜から日曜まで毎日レギュラー番組を持つ、今まさに売れっ子芸人の有吉弘行さん。かつては共演者たちにあだ名をつけまくり、最近では自ら考案した「オバショット」(観光地などで写真を撮るときのオバ様の雰囲気を模倣した写真)をtwitterに投稿し、それがちょっとしたブームに。そんな有吉さんも、ヒッチハイク企画で大ブレイクしてから約20年経ち、今年で41歳。そして未だ独身。ダチョウ倶楽部など男性芸人達とつるんでいる印象が強く、あまり女性の影を感じさせません。そこで、勝手に有吉さんの今年の恋愛運と電撃婚の可能性を占ってみました!◆有吉弘行さん1974年5月31日広島生まれ<西洋占星術で占う2015年の恋愛運>年下や目下の異性と、2015年は縁が強くなります。有吉さんに対する憧れや尊敬の気持ちが、恋愛感情へと変わっていくのです。時間を取って話を聞いてあげたり、世話を焼いてあげたりすれば、理想的な存在だとますます真剣に想われるようになりますよ。特に仕事の場では、後輩や部下から慕われて、好意を向けられるようになるでしょう。優しく包み込んであげれば熱心に愛されて、ときめきの多い素敵な恋を経験できますよ。・・・・・・・・・・・・バラエティやロケ番組などで、女性タレントとの共演も多い有吉さん。ベテランらしく場を仕切ったり、ツッコんだりする姿を見て抱く尊敬が、やがて恋愛感情に発展してしまう女性がいるのでしょうか!?<四柱推命で占う 2015年上半期の運勢電撃婚の可能性>有吉さんが経済的に自立していて、心の準備が整っていればスピード婚の可能性も高いでしょう。2015年上半期は、先見の明がある時なのです。将来を見越して準備していれば報われますよ。ですが、準備が整っていないのなら、焦らず今後に備えた方が良いでしょう。大切なことは、急いで結婚することではなく、結婚して充実した人生を送ることなのです。・・・・・・・・・・・・高収入の有吉さんですから、本人の心の準備さえ整っていれば、今年の電撃婚もあり!?私生活では倒れるまでお酒を飲み、かなりのヘビースモーカーだそう。そんな生活を一変させ、充実させてくれる素敵な女性と巡り合って、2015年にまた新たなブームを作って欲しいですね。大ブレイクの後、全く仕事が無くなった経験から、かなり堅実に貯蓄をしていると噂される有吉さん。結婚する女性は、芸能界でも指折りの玉の輿に乗れるかも知れません!あなたも今年の恋愛運と電撃婚の可能性を占ってみませんか?・西洋占星術で占う2015年の恋愛運・四柱推命で占う 2015年上半期の運勢電撃婚の可能性(文=kogu)画像:『オレは絶対性格悪くない!』(有吉弘行/著太田出版)
2015年01月05日昨年公開された『かぐや姫の物語』をプロデュースしたスタジオジブリの西村義明氏が3月21日(金・祝)、東京・新宿バルト9でトークショーを行った。ジブリ新時代を担う存在として注目され、夏公開のジブリ新作『思い出のマーニー』も手がける西村氏ってどんな人?この日は「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」が特別企画した3夜限定の上映会「これが出発点だ。」の“第1夜”で、高畑勲監督の記念すべき長編アニメ初作品『太陽の王子 ホルスの大冒険』(’68)がニュープリント版で上映された。同作に加えて、宮崎駿監督の初期代表作である『ルパン三世 カリオストロの城』(’79)、『風の谷のナウシカ』(’84)もスクリーンに復活。どれも現在のジブリを語る上で欠かせない、文字通りの“出発点”だ。西村氏は1977年、東京生まれ。アメリカ留学後の2002年、スタジオジブリに入社した。「若気の至りで映画を作ってやりたいと思っていたが、何をしたらいいのか分からなかった」そうで、入社当初は「著作権や法務を扱う部署で、ひたすら契約書のファイリングをしていた」のだとか。その後、『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』の宣伝に参加し、高畑監督に多大な影響を与えた50年代の仏アニメ『王と鳥』(’06年に日本公開)で宣伝プロデューサーを務めた縁で、高畑監督と出会った。ちょうどこの時期、『かぐや姫の物語』は準備段階にありながら、ほとんど前進が見えない状況だったという。そこでスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが白羽の矢を立てたのが、西村氏。そこから『かぐや姫の物語』が完成するまでの苦闘の8年が始まった。「初めて高畑さんにお会いしてから、監督をお願いするのに1年半。脚本はさらに1年半かかった。ところが出来あがった脚本は、上映時間が3時間半もあって…」と西村氏。さまざまな試行錯誤を経て、当初183ページあったシナリオは、138ページにまで絞られたそうだ。絵コンテの段階になっても、高畑監督のこだわりはノンストップで「ある日突然、高畑さんが『なんで竹が光るんですか?光源はどこですか』って(苦笑)。その答えが出るまで、絵コンテが6週間止まってしまった」(西村氏)。映画は2013年7月、宮崎駿監督の『風立ちぬ』と同日公開される予定だったが、最終的には同年11月23日に全国封切りされた。「最初から無理だったんでしょうね。製作が遅れるなか、夏に公開するか、企画そのものを中止するか決断することになった。鈴木さんに『企画を中止にし、製作にかかった数十億円をドブに捨てる権利を僕にください』と伝えた。すると鈴木さんは『お前が始めたことだからな。いいよ、ドブに捨てても』って…。最終的には4か月遅れで、高畑さんとも意見が合致しましたが。高畑さんは初めて納得してくれましたね。そもそも(『風立ちぬ』との)同時公開には納得していなかったですし」(西村氏)。目下、夏の全国公開に向けて、最新作『思い出のマーニー』の完成を目指している。メガホンをとるのは、『借りぐらしのアリエッティ』で長編デビューを飾った米林宏昌監督。こちらは、演出面でジブリ新時代を担う存在だ。西村氏は「全然、順調じゃないです!夏には公開しますけど。米林監督は現実的で、現状の中で最大限の力を発揮する人。朝10時から翌朝4時まで頑張っています」と現状報告した。そんな西村氏が考えるスタジオジブリ作品の魅力とは?「ピクサーやドリームワークスと違うのは、夢だけじゃなく、悪夢も描いているところ。例えば『となりのトトロ』が夢なら、『火垂るの墓』が悪夢。過去のあやまちや現実に、目を背けてはいけないとアニメーションで訴えるのはジブリしかないと思う」(西村氏)。(photo / text:Ryo Uchida)
2014年03月22日12月13日公開の映画『ゼロ・グラビティ』の公開直前イベントが10日、都内で行われ、第4回国民的美魔女コンテストでグランプリを獲得したタレントの西村真弓が出席した。世界43カ国で興行ランキングNo.1を獲得し、全米週末興行ランキング3週連続第1位を記録するなど、すでに全世界で600億円を突破する興行成績を収めたサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演の本作。この冬最大の話題作がいよいよ日本で公開されるとあって、この日は"ハリウッド最強の美魔女"のサンドラ・ブロックにちなみ、第4回国民的美魔女コンテストでグランプリに輝いた西村真弓を招いたトークショーが行われた。西村は「終わった直後に無気力になるというか、『はぁ~終わっちゃった~』という感じで、非常に孤独と向き合う作品だと思います。サンドラ・ブロックの演技は、演技というより1人の人間性というか、女性が持っている強さを感じさせてくれました」と本作の感想を述べ、同じ美魔女と呼ばれているサンドラ・ブロックを「一言で言うと49歳には見えないですよ。お茶目な女性ですが、作品に向かう姿勢はお茶目から想像できないぐらいに真摯に受け止めている女性だと思います」と絶賛した。観客が女子高生ということで、美魔女の秘訣も伝授。「美の秘けつは、実は目に見えないことだと思います。目に見えないことをいかに大切にするか」と外見の美しさよりも内面の美しさを強調。コンテストでは"ランジェリー美魔女"と謳われたが「17歳から下着にはこだわっていました。人に裸とか身体を見てほしくないと思う人もいると思いますが、体型変化は誰にでも起きます。身体の身体に合ったものをつければ、20年後に必ず差が出ますよ。自分に合ったランジェリーを身につけることが大事です」と女子高生たちにリアルなアドバイスを送った。映画『ゼロ・グラビティ』は、12月13日より3D/2D同時公開。
2013年12月11日タレントの有吉弘行が12月12日(水)、都内のスタジオで米コメディ映画『テッド』日本語吹き替え版のアフレコを行った。洋画の吹き替えに初挑戦した有吉さんが演じるのは、なんとタイトルにもなっている中年テディベアの“テッド”役!毒舌キャラという共通点から今回の大抜擢となったが、有吉さん本人は「ちゃんとした声優さんがやればいいのに」とネガティブ発言。気分を出そうと、スタッフが熊のかぶり物を用意すると「これ、かぶるんですか?こんな屈辱、なかなかないし、みなさんの前では気持ちも入らない」と愚痴をこぼした。2012年6月に全米公開され初登場No.1を記録、R+15指定のコメディ映画としては異例の大ヒットを記録した話題作。大人になりきれない中年男のジョン(マーク・ウォールバーグ)と、すっかり下品で過激な中年に成長したテディベア“テッド”。20数年続く2人の友情は永遠だと思われたが、4年間付き合っている彼女・ローリーに「私とどっちが大事なの?」と究極の選択を迫られ、ジョンはテッドから自立することを決意する…。可愛らしいルックスと、超アダルトな言動に“ギャップ萌え”必至のテッドを演じて「これ言っていいのかなというセリフがバンバン出てくる。テレビだったら、絶対カットされるはず」と有吉さん。アフレコは「難しかった」と言い、「スタッフさんは細かいし、長時間やらされたから、正直イライラしっ放し。ブチぎれそうになったが、テッドの気持ちにはなれた」とふり返った。レギュラー番組を多数抱え、幅広いジャンルで多忙を極めた2012年を漢字一文字で表現すると「保身の“保”ですね。今年も何とか逃げ切りました」とホッとした表情。「今年後半には、(年収)5億円も稼いでいると報道されて戸惑いもありつつ…。来年も目標は立てないで、行き当たりばったりで頑張りたい。スキャンダルだけは気を付ける」と来年に向けた抱負を語っていた。『テッド』は2013年1月18日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© UniversalPictures/Tippett Studio
2012年12月12日俳優の西村雅彦率いる「ドリス&オレガコレクション」の第6弾公演『地球の王様』が、10月26日、東京・シアター1010にて開幕した。初日前日の25日にはマスコミ向けに公開リハーサルが行われた。『地球の王様』チケット情報脚本を手がけるのは、「ドリス&オレガコレクション」への参加はこれが4度目となる金子茂樹。また映画『沈まぬ太陽』やドラマ『やまとなでしこ』などで知られる若松節朗が、初の舞台演出に挑戦している。物語はウィルスの感染により、世界中の人々が死に至る事件が勃発したことからはじまる。生き残った6人の日本人たちは、時に衝突しながらも、富士山の山小屋で穏やかな日常を過ごしていた。そんなある日、宇宙飛行士を名乗るひとりの男が山小屋に現れる。彼はウィルスが蔓延する前に宇宙へと旅立ち、地球に戻ると、生命反応が確認出来るのは今この場にいる7人だけになっていたと言う。人類存亡の危機に直面した7人。彼らは残された人類のリーダーとなるべき、“地球の王様”を決めようとするのだが……。“人類再生”という壮大なテーマを掲げながらも、そこに登場するのは食品会社の社員と清掃員という、いわゆるフツーの人々。だからこそ彼らは、嫌味な上司に対して愚痴をこぼすこともあれば、恋愛を巡ってすったもんだも巻き起こす。とても“地球の王様”に選ばれる者とは思えない、身勝手で情けない、でも妙に愛おしい、小市民たちの実像が浮き彫りになっていく。しかしそこに一石を投じるのが、“宇宙飛行士”というトップレベルの肩書きを持つ男の存在。ウィルスさえ無ければ、彼とほかの6人の人生が交わることは恐らく一生なかったであろう。しかし地球上に残された人類は、この7人の男女のみ。そんな状況のなかで彼ら彼女らがどんな決断を下すのか、非常に興味深いラストが待っている。カンパニーを引っ張るのは、やはりベテランの西村。クセのある中年男のなかに見え隠れする、悲哀とかわいらしさを体現させたら、この人の右に出る者はいないだろう。宇宙飛行士役の永井大は、自尊心の強い男ならではの表と裏の顔を使い分け、真骨頂を見せる。ほかに岡田義徳、大塚千弘、浅利陽介、高橋ひとみといった実力派が脇を固め、清掃員役の片桐仁が、独特の空気感と間で客席の笑いを誘っていた。近年の世界の状況を考えれば、この物語が現実になる日もいつか来るのかもしれない。だがそんななかでも生きていく、人間の図々しいほどのたくましさを、この舞台に見た気がした。公演は兵庫、宮城、大阪、福岡と各地を巡演する。なお、東京公演は11月14日(水)から25日(日)まで紀伊國屋サザンシアターにて上演。チケットは一部を除き発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年10月26日第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の同名小説を、『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』などを手掛けた山下敦弘監督が映画化した『苦役列車』が 7月14日、全国で封切られ、西村氏と山下監督をはじめ、主演の森山未來、共演する高良健吾、前田敦子(AKB48)、マキタスポーツが東京・丸の内 TOEIで初日舞台あいさつに立った。その他の写真三畳一間に住み、日雇い労働にすがる19歳の青年役に森山を迎え、実力派俳優の高良と、映画オリジナルのヒロインを演じるAKB48の前田が脇を固める本作。原作は壮絶な自身の過去をベースに書き綴った“私小説”だが、西村氏は完成した映画をさまざまなメディアで公に酷評し、大きな話題と熱い議論を巻き起こしていた。舞台あいさつでもその言動に注目が集まったが、この日は「ご覧いただき、ありがとうございます。小説家として終わりかけたときに執筆した思い入れのある作品。妙に図々しさとしぶとさがある小説なので、その部分に皆さんが共鳴してもらえたら、こんなにうれしいことはない」と観客への感謝に終始した。それでも山下監督と言葉を交わすことはなく、いまだ埋められない“距離感”が見て取れたのも事実。今後、両者の確執がどのようにクリアされるか、さらに注目を集めそうだ。山下監督は「毎日、日替わりで面白い人がやってくる、まるでイベントのような現場だった」と多彩なキャストが集結した現場を振り返っていた。主演の森山は「昨日、急に十二指腸あたりが痛くなって、まさかの『体調不良で舞台あいさつ欠席』になるところだった」と同日、公開初日を迎えたライバル作『ヘルタースケルター』に主演する沢尻エリカを連想させる第一声で客席の笑いを誘い、高良は「憧れの山下組で、素敵な経験ができた」と感激しきりの様子だった。また、先日21歳になったばかりの前田は「ぜひ、同世代の人たちに見てほしい」とアピールしていた。『苦役列車』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年07月17日有吉弘行が11日、都内で米映画『レギオン』のCMナレーション録りを行った。有吉弘行、満面の笑み!映画は、英俳優ポール・ベタニーを主演に迎え、天国や地獄などの神話性を取り入れ、人類と天使の壮絶な戦いを描いたアクション・スリラー。「悪口」という肩書きで初のナレーションに挑んだ有吉は、天井をはいまわる老婆に「ゴキブリばあちゃん」、アゴが伸びる男には「アゴ」など、次々と現れる異形のモンスターたちに毒舌でツッコミを入れ、ディレクターから「もっと憎たらしく」と注文を受けながら「おい天使!お前ら地獄見たことねぇだろ」のセリフを披露。無事に収録を終えた有吉は「案外あっさり終わるもんですね。こういう仕事の方が効率が良くていい」と感想を語り、「毒舌だけじゃなくて、普通に映画をホメるナレーションもやりたい。そっちの方が仕事増えそうですし。もちろんホメるとなると気持ち的にウソつくことになりますけど。たいていの人はウソつきながらやってますから、僕だけ正直に生きろってのもおかしいでしょ」と話した。有吉といえば、お笑いコンビ「猿岩石」時代にリリースしたシングル曲『白い雲のように』が大ヒットしたが、その後人気が低迷しコンビも解散。芸能界の“天国と地獄”を見てきたことから、今回のナレーションに抜てきされた有吉は「歌のビジネスってデカいですね。あの時はホントに天国でした。地獄はまったく仕事がない時でしたね。今はちょうど狭間なんですよね、意外とね。でも、こうしてお仕事を頂いている意味では天国だと思います」としみじみと語った。『レギオン』5月22日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
2010年05月13日あだ名の命名と毒舌で人気の芸人、有吉弘行が出演するドキュメンタリー映画、『我々は有吉を訴える謎のヒッチハイク全記録』のDVD発売を記念して、9月19日(土)より有吉さんをテーマにした映画祭、その名も「有吉映画祭」が開催されることが決まった。「進め!電波少年」でのユーラシア大陸横断でブレイクを果たしたのち、ピン芸人として再出発し、現在はアドリブの効いた毒舌を売りに活躍する有吉さん。『我々は有吉を訴える謎のヒッチハイク全記録』では、有吉さんはユーラシア大陸を横断した頃のピュアな自分を取り戻すべく、もう一度自分の原点“ヒッチハイク”に挑戦したいと自ら申し出て、山形県酒田市を出発点に日本三景で有名な宮城県松島町へと向けて“東北横断ヒッチハイク”を敢行!だが、その内実たるや、「ピュアな自分を取り戻す旅」とは名ばかりの愚行、蛮行の連続。どこまでも姑息な有吉さんが心優しい田舎の人々を騙し続ける姿が綴られている。有吉映画祭では、本作に加え、その続編で本邦初公開となる「我々は有吉を再び訴える沖縄ヒッチハイク殺人未遂事件の全真相」、そして上島竜平と共に有吉さんが夏を駆け抜けるサーフ・ドキュメンタリー「上島ジェーン」を上映する。映画祭は9月19日(土)よりシネマート新宿、センチュリーシネマにて、20日(日)よりシネマート心斎橋にて開催。TVでは見ることのできない真の有吉弘行の姿がここに!有吉映画祭『我々は有吉を訴える謎のヒッチハイク全記録』価格:3,990円(税込)発売中『上島ジェーン』価格:3,990円(税込)発売中我々は有吉を再び訴える沖縄ヒッチハイク殺人未遂事件の全真相価格:3,990円(税込)10月21日(水)発売発売元:ポニーキャニオン
2009年09月05日