俳優の磯村勇斗が14日、都内で行われた映画『渇水』(公開中)の舞台挨拶に出席し、同作で共演した女優・山崎七海と柚穂の今後に期待を寄せた。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには磯村のほか、主演を務めた生田と高橋正弥監督が参加。磯村は、「『渇水』が公開されてから、たくさんの方に嬉しいコメントをいただいたりと、多くの方に観ていただいております」と周囲の反響に触れ、「今日こうして生田さんと登壇できたことを嬉しく思います」と心境を伝える。上映後のイベントということもあり、生田と磯村がラストシーンの撮影秘話を語る場面も。劇中の関係性を意識した制作陣から山崎・柚穂との会話を控えるよう指示があったが、ラストシーンの撮影から徐々に会話することができたそう。生田は「このシーンの後から、彼女たちも“この人と話していいんだ”という感じで、学校であった話とか夏休み中の話をしてくれたのが印象に残っています」と振り返り、磯村も「妹役の柚穂ちゃんは、本当に天真爛漫で、お姉ちゃん役の山崎さんはしっかりしていた」と印象を告白した。さらに磯村は、「とてもいい女優さん。僕はこれからがすごく楽しみですね。いい目してますから」とその存在感を絶賛。生田も「本当そうだよね! 今後が楽しみな2人」とうなずく、2人のこれからの活躍に期待を寄せていた。
2023年06月14日ミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』の取材会が5日に都内で行われ、主演の柚希礼音をはじめ、ソニン、実咲凜音、清水くるみ、平野綾、水田航生、演出家の板垣恭一氏が出席した。同作は19世紀半ば、アメリカ北部で女性の権利を求めて労働運動を率いた実在の女性サラ・バグリーと、ハリエット・ファーリーの活動を基にしたミュージカル。全米ベストセラーとなった作家ルーシー・ラーコムの回想記『A New England Girlhood (=ニューイングランドでの少女時代)』の時代に、劣悪な工場の環境の中で働かされていたサラとハリエット、そして仲間の女性達が自身の尊厳と労働環境の向上を求め、理想をぶつけ合いながらもペンと団結力を武器に闘い、世の中を動かしていく姿を描く。アメリカ・ブロードウェイで活躍する新進気鋭の作曲家コンビクレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーによって作られたパワフルでソウルフルなロックサウンド満載の原案をもとに、日本で活躍する板垣氏をはじめとする豪華クリエイティブチームが集結し、日米クリエイターの共作というかたちで2019年に上演された本作。女性たちの闘いと連帯の物語が大きな話題となり、2019年読売演劇大賞優秀作品賞を受賞し、今回約4年の時を経て再上演が決定した。初日を迎えた心境を「こうして再演できることを心から嬉しく思います」と語った柚希。「私自身、この『FACTORY GIRLS』からパワーをもらったり、励まされたり、背中を押してもらったりしながら、毎日稽古をしていました。そのパワーがお客様に届くと思いますので、多くの方に観て頂きたいです!」と意気込んだ。一方、ソニンは「柚希さんの話聞いたら泣けてきた。(再演までのことを)思い出して……」と涙をにじませる。「初演の後にコロナが始まり、稽古中にマスクが外れ、再演までの間にいろんなことを乗り越えて、こうやって家族のみんなに会えて初日を迎えたんだと思うと感慨深くなっちゃった」と初演からの道のりを振り返った。さらに続けて、「(今作は)紡績工場のお話なんですが、みんなの太い太い糸が重なり合って、きょうお客さんを交えて布になっていくんだろうなと」と同作の内容にちなんでコメント。これには柚希も思わず「うまっ!」と声を上げるなど、キャスト陣をうならせた。今回の取材会で唯一の男性キャストとなった水田は、「見どころは全て(女性陣が演じる)FACTORY GIRLSだと思っています! 生きる力を感じますし、そういうパワーはお客さんにも伝わると思います。ぞれぞれの道を必死に生き抜こうとする力を劇場で感じ取って欲しいです」と熱弁。ソニンから「なんか新鮮。真面目なことしゃべるんだな~」とイジられると、「いつもふざけてるみたいじゃないですか!」とタジタジの様子だった。演出を手掛けた板垣氏は、キャスト陣の印象を聞かれると、初演から引き続き参加する柚希、ソニン、実咲、清水を「3年以上の時を経て、人としての重みが明らかに増していて、それが反映されやすい舞台なんだと噛み締めております。有り体な言葉ですが、深みが増したと思います」と分析。また、取材会には登壇していなかった寺西拓人についても、「移民役でダークサイドも含めて背負わなきゃいけない。だけど、稽古初期段階でとても爽やかなシェイマスを演じてくれた。爽やかすぎると悩んだ私が『屈折してみようか?』と言ったら、翌日からちゃんと屈折キャラを作ってきた。この人すごいできるなと思いました」と絶賛した。最後に、柚希は「19世紀のアメリカのお話ですが、現代の皆さんにも刺さるところがあると思います」と同作をアピール。「明日からがんばろうと思える作品になっていると思います」と手応えを口にし、「ぜひ多くの方に観ていただきたいです」と締めくくっていた。同作は、5日~13日に東京国際フォーラム ホールC、24日~25日に福岡・キャナルシティ劇場、29日~7月2日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。
2023年06月05日今年になってから料理を始めたという、乃木坂46の柴田柚菜さんと、コロナ禍きっかけで自炊の楽しさに目覚めた早川聖来さん。そんなお二人のインタビューをお届けします。柴田柚菜「20歳になって、心機一転料理をスタート」今年の3月に20歳の誕生日を迎えた柴田柚菜さん。それを機に、料理をするようになったそう。「以前から、20歳になったら何か新しいことにチャレンジしようと思っていたんです。私は実家にいたときは料理はほとんどしていなかったので、“自炊をしよう!”と思い、始めました」ユニークなのが料理を作る理由。“あれが食べたい”や“この料理が気になる”という食欲ではなくて…。「“この食材にはこういう栄養素があって、体に取り入れるとこんな効果が…”みたいなことに興味があるんです(笑)。例えば、アボカドはカリウムという栄養素が多く含まれていて、カリウムはむくみの解消を促してくれるらしいんですね。そういうところがおもしろくて、料理をやっていたりもします」その日に食べるものを決めて、帰り道にスーパーに寄り、材料を買って帰る。なんてことのない日常のひとコマですが、その行動が今はとても楽しいといいます。「いま夢中なのは、バジル。もともと私はトマトが好きで、どこかでカプレーゼを食べたときに、上にバジルがかかっていたんですが、香りもいいし、なによりとてもおしゃれな感じがして、いいなって思ったんです。後日スーパーで発見して買ってみて、アボカドにかけて食べたらとてもおいしかった!以来おうちで愛用しています」料理は始めたばかり、手の込んだものや工程が多いレシピに挑戦するのはもう少し先かな…、と柴田さん。「今はまだ、えのきをレンジで加熱する、といった簡単なものが多いのですが、出来たての料理ってやっぱりとてもおいしい。もっともっと上手になりたいと思いますね。夢は、ほくほくのじゃがいもの肉じゃが。うちは祖母がとても料理の手際がいいので、これからはもう少し実家に帰る機会を増やし、祖母の料理を手伝って、いろいろと学べたらな、と思っています」早川聖来「夢はスパイシーな中華料理を作ること」祖母が京都で料理屋を営んでいたこともあり、昔から食には興味津々だったという早川聖来さん。しかし自身はほとんど料理をしたことがなく、コロナ禍に実家に帰った際、一緒にキッチンに立った母親に「もうちょっとできると思った…」と言われてしまった、と笑います。「それがきっかけで料理をするようになったのですが、最初に作ったのは野菜スティック(笑)。そこからスープ、ちょっとしたおかず…と段階を踏んでいき、最近ではぶり大根やドライカレーなんかが作れるようになりました。難しそうな料理も、やってみると意外と作れたりするんですよね。なのですごく楽しいです」それ以外にも、料理をするようになり良かったことがある。「お昼のお弁当が揚げ物メインだったから、夜は野菜多めにしよう…とか、一日の食事のバランスをとれるようになったのも良かったことのひとつ。それから調理時間があることで、なぜか食欲自体が満たされるんです。料理してちょっと味見して…とかやっていると、割とお腹がいっぱいになる。いろんな側面から食生活が改善された気がします」今年からインスタグラムを始めたこともあり、作った料理を写真に撮ることにも開眼。同時に、食器集めにもハマりつつある…、とのこと。「せっかくアップするなら、かわいい食器で撮りたいと思って、いま急ピッチで器を揃えています(笑)。あとランチョンマットも凝りたくて、最近は好きな布を買ってきて、手縫いでちくちく縫ってます」少しずつ腕が上がっている早川さん。レストランなどでおいしいものを食べた際には何が入っているのかを尋ね、それを家で再現したり、応用して料理を作ることも。今後は何にチャレンジしたい?「今は中華料理に興味があるので、いろいろ食べに行き、家でも何か作ってみたいです。くるりの『琥珀色の街、上海蟹の朝』を聴きながら、おいしい中華、作りたいな(笑)」(写真右)しばた・ゆな2003年3月3日生まれ、千葉県出身。4期生。毎週火曜、bayfmで放送中の『乃木坂46 柴田柚菜のDreaming time』に出演。千葉ロッテマリーンズのファン。ブラウス¥30,800(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)イヤリング¥19,800(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)エプロン¥8,800(テンベア TEL:03・3405・5278)(写真左)はやかわ・せいら2000年8月24日生まれ、大阪府出身。4期生。毎週金曜にJ‐WAVEで放送中の『INNOVATION WORLD』内「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」に出演。Tシャツ¥13,200キャミソール¥38,500(共にビリティス・ディセッタン/ビリティス)イヤリング¥13,200(タマス/タマス青山店)エプロン 各¥8,800(テンベア)調理台のリネンクロス、イエロー¥2,750グレーチェック、ロゴプリント 各¥2,860(以上テンベア)※『anan』2023年6月7日号より。写真・天日恵美子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・室橋佑紀(ROI)フードスタイリスト・田中美奈子(by anan編集部)
2023年06月03日今年になってから料理を始めたという、乃木坂46の柴田柚菜さんと、コロナ禍きっかけで自炊の楽しさに目覚めた早川聖来さん。そんな同期2人が、ぱぱっと作れる簡単料理の腕前を披露!いずれも日常的に作っているレシピなだけあり、手際の良さはさすが。互いに作っている様子を覗き見しつつ、「何ができるの?」「おいしそう!!」と、ワクワク。完成したあとは、お互いの料理を食べ合いながら品評会を開催。さてどんな料理が出来上がり、味はどうだったのか…。その一部始終をご覧あれ!リアルに二人が考えたレシピ&料理【Yuna’s recipe】アボカドディップ(バジル風味)アボカドは種と皮を取り除き、ボウルに入れてフォークで粗めに潰す。塩・胡椒を加えよく混ぜパンにのせ、上からバジルとオリーブ油を振りかけ、レモンを添え、お好みで搾る。【Seira’s recipe】ミニトマトの前菜ミニトマトはヘタを取り除き半分に切ってボウルに入れ、塩・胡椒を加えて混ぜる。トリュフオイルを加えてサッと和え、器に盛りパルメザンチーズをかける。二人の料理を一緒に試食。果たしてその味は、いかに…?!早川:はい、出来上がりました!私、柚菜が作ったアボカドのディップがめちゃくちゃ食べたい。柴田:うれしい~!じゃあこれから食べようか。早川:(もぐもぐ…)おいしい!!柴田:聖来、カメラマンさんが、カメラ見てって言ってるよ(笑)。早川:わ~、ごめんなさい!!でも食べるのが止まらないくらい。私もアボカドディップ作るんだけど、いつもマヨネーズ入れちゃうの。塩・胡椒だけでこんなにおいしいなんて、びっくり。柴田:私は、聖来の作ったトマトの前菜が気になってる。私、トマト大好きで、それにチーズがかかっているなんて、最高。(トマトを近づけて)すごくいい香り!!これは何?!早川:トリュフオイル!オリーブオイルにトリュフの香りを移したもので、これをかけるとなんでもおいしくなる、魔法のオイル。柴田:おしゃれ~。早川:トマトを塩・胡椒で味付けして、オイルをかけてさっと和えて、チーズを振りかけるだけだよ。柴田:簡単!それだけなら私もできそう。やってみよう。早川:よかった!柚菜のえのきだけのお料理、このままでももちろんおいしいんだけど、麺にのせて和風パスタにしたら絶対合うと思う。柴田:それ、新たな発見。私も何かと合わせてみようかな。早川:ていうか、これ、永遠に食べられるね。罪悪感ないし(笑)。柴田:ありがとうー。私の中では聖来は、すごく料理上手の印象があるのね。前に一度、おうちに招いてくれたときも、作ってくれたお料理が全部すごかったから、感動してたの。早川:なんでもおいしいって食べてくれるから、「この子たち…、作りがいがある!!」って思って、楽しくなっていろいろ作っちゃったんだよね、あのときは(笑)。柴田:このスナップエンドウは、どうやって作るの?早川:ニンニクと唐辛子と一緒に、オリーブオイルで焼くだけだよ。柴田:なるほど。すごく簡単そうだけど、上級者の聖来が作るからこそ、なんか余裕のあるおいしさがあった(笑)。大人の味というか、高級感があったよ。早川:めちゃくちゃうれしい。またみんなで、お料理持ち寄り会とかやりたいよね。柴田:やりたい!何作ろう?料理のテーマを決めるとおしゃれじゃない?イタリア、とか。早川:私、イタリアじゃないけどパエリア作りたい!ってことで、ヨーロッパ縛り?!柴田:広いね(笑)。そしたら私は何にしようかなぁ…。早川:スイスで、チーズフォンデュとかどう?柴田:あ、それ楽しそう。じゃ、それにします。早川:後輩ちゃんたちを招いたりするのもいいよね。柴田:ぜひやりたい!近々絶対計画しよう。(写真右)しばた・ゆな2003年3月3日生まれ、千葉県出身。4期生。毎週火曜、bayfmで放送中の『乃木坂46 柴田柚菜のDreaming time』に出演。千葉ロッテマリーンズのファン。ブラウス¥30,800(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)イヤリング¥19,800(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)エプロン¥8,800(テンベア TEL:03・3405・5278)(写真左)はやかわ・せいら2000年8月24日生まれ、大阪府出身。4期生。毎週金曜にJ‐WAVEで放送中の『INNOVATION WORLD』内「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」に出演。Tシャツ¥13,200キャミソール¥38,500(共にビリティス・ディセッタン/ビリティス)イヤリング¥13,200(タマス/タマス青山店)エプロン 各¥8,800(テンベア)※『anan』2023年6月7日号より。写真・天日恵美子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・室橋佑紀(ROI)フードスタイリスト・田中美奈子(by anan編集部)
2023年06月03日ミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』の公開稽古および取材会が22日に都内で行われ、主演の柚希礼音をはじめ、ソニン、実咲凜音、清水くるみ、平野綾、演出家の板垣恭一氏が出席した。同作は19世紀半ば、アメリカ北部で女性の権利を求めて労働運動を率いた実在の女性サラ・バグリーと、ハリエット・ファーリーの活動を基にしたミュージカル。全米ベストセラーとなった作家ルーシー・ラーコムの回想記『A New England Girlhood (=ニューイングランドでの少女時代)』の時代に、劣悪な工場の環境の中で働かされていたサラとハリエット、そして仲間の女性達が自身の尊厳と労働環境の向上を求め、理想をぶつけ合いながらもペンと団結力を武器に闘い、世の中を動かしていく姿を描く。アメリカ・ブロードウェイで活躍する新進気鋭の作曲家コンビクレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーによって作られたパワフルでソウルフルなロックサウンド満載の原案をもとに、日本で活躍する板垣氏をはじめとする豪華クリエイティブチームが集結し、日米クリエイターの共作というかたちで2019年に上演された本作。女性たちの闘いと連帯の物語が大きな話題となり、2019年読売演劇大賞優秀作品賞を受賞し、今回約4年の時を経て再上演が決定した。「再演なんですけど、3年半経って、みんなそれぞれ歩んできた道があるから、(初演を)思い出すというより、また一から作り直している感じ。新作を作っている感じでやっています」と稽古を振り返った柚希。先日からマスクなしでの稽古が始まったそうで、清水が「恥ずかしかったですよね?」というと、柚希も「え、いいの!? って思って(笑)。(これまでは)だいたい舞台稽古で初めてマスクを取るから、こんな顔だったんだ! っていって(恥ずかしさで)だんまりしちゃてたんですけど、そういうのがないから嬉しいね(笑)」と話し、笑いを誘う。ソニンも声の響き方に違いを感じたようで、「(マスクがあると声が)届かなくて……。どうしても喉を痛めがちだったんですけど、こんなに声が通る~! と感動しちゃいました」と笑顔を見せた。また、宝塚時代にも共演経験のある柚希と実咲。柚希は「(在籍は)被ってはいるけど、組が違うから5組一緒にやるときにちょっと踊ったくらい」と当時を回顧する。一方の実咲は、2019年の初演が退団して間もなかったこともあり、「サラ(柚希)の背中を押す役だったので、『私が柚希礼音さんの背中を押すなんておこがましいわ!』なんて気持ちでした」とミュージカルでの共演に恐縮していたのだそう。しかし、再演となる今回は「時間も経ちまして、改めてこの作品に入ったときに心が楽でいられて」と気持ちも切り替わり、これに柚希も「再演になったらちょっと感じが変わりました。ねっ!」と実咲に目配せをするなど、仲睦まじい様子を見せた。最後に、「観て下さった方が自分に期待をして、まだまだ自分は変わっていけるとワクワクして生きていけるような作品になっています!」と太鼓判を押す柚希。熱いメッセージと共に、「ぜひ観て欲しいです!」と呼びかけていた。同舞台は、6月5日~6月13日に東京国際フォーラム ホールC、6月24日~6月25日に福岡・キャナルシティ劇場、6月29日~7月2日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。
2023年05月22日朝ドラ「カムカムエヴリバディ」や『うみべの女の子』などに出演した青木柚が主演する映画『なぎさ』の公開が決定。ポスタービジュアルと予告編も公開された。頼れる親のいない環境で育った文直とその妹・なぎさ。広い世界を求めるように、成長した文直はなぎさを残し、ひとり故郷を後にする。3年後。偶然訪れた心霊スポットのトンネルで、文直はなぎさの幽霊に出会う。そこは、なぎさが事故死した現場だった。トンネルの暗闇の中、文直はなぎさを探し、彷徨い始める――。本作は、TVCM監督や、釜山国際映画祭ほか国内外の映画祭で注目を集める古川原壮志監督の長編デビュー作。青木さんが演じるのは、主人公・文直。「文字通り真っ暗なトンネルの中にいた10代最後の夏。消えることのない文直の痛みと自分自身の弱さを重ね合わせながら、なぎさを、そして自分を探し彷徨う日々でした」と撮影をふり返り、「古川原監督がずっと大切に抱えてきたこの作品を、まっくらな劇場で、そばに感じていただけたら幸いです」とコメント。また、妹・なぎさ役には、本作が映画初出演の山崎七海。「すごく不安だったり自分で大丈夫なのかと心配になる時もありました」とふり返りつつ、「古川原監督、スタッフの皆さんが本当に細かく丁寧にフォローをしてくださって。そのおかげで、このなぎさという役を演じることが出来ました。『なぎさ』という作品に出会って沢山のことを学ぶことが出来ました、皆さんに本当に感謝しています。初めての経験が『なぎさ』で、本当にこの作品に出会えて幸せでした」と話している。ほかにも、三浦誠己や宇野祥平ら個性豊かな俳優陣が存在感を発揮している。『なぎさ』は5月12日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2023年03月31日久保田紗友を主演に迎え、青木柚、莉子、吹越満らも出演する宇賀那健一監督の最新映画『Love Will Tear Us Apart』(ラブウィルティアアスアパート)の製作が決定。世界三大ファンタスティック映画祭の1つである、ブリュッセル国際ファンタスティックにてワールドプレミア上映されることになった。本作は、映画『サラバ静寂』『転がるビー玉』『異物 -完全版-』など、様々な作品を手掛け、国内外での注目が高まっている宇賀那健一監督による7本目の長編映画。宇賀那健一 監督主人公と関わる人たちが次々と殺されていく…という、観る者の感情をぐちゃぐちゃにかき回す、サスペンスホラー&ラブロマンスとなる。主人公の真下わかばを演じるのは、映画『サヨナラまでの30分』『藍に響け』などで瑞々しくも芯のある役柄を演じ、連続テレビ小説「べっぴんさん」や「過保護のカホコ」にて存在感を発揮、現在、主演舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」が公演中の久保田紗友。わかばの友人・小林幸喜と山口環奈を『MINAMATA』『はだかのゆめ』、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」などの青木柚、「ファイトソング」や『なのに、千輝くんが甘すぎる。』『女子高生に殺されたい』などの莉子が演じ、映画やドラマで活躍中のフレッシュな役者が集結。また、とあるきっかけから事件を追い続けることになる重要な刑事・神山総一を吹越満が演じる。今回、オーディションで主演に選ばれた久保田さんは「わかばは私がやるべき役だと不思議と引き寄せられたのを覚えています。わかばとして不幸を抱えながらも、私自身、青木柚くんをはじめとする心強い同世代の仲間と闘って作った作品です」と、本作への強い思い入れを語る。そして、これまでも若者たちの心の叫びや、様々な形の「愛」を描いてきた宇賀那監督も「素晴らしいキャスト・スタッフの方々のお力を借りて、沢山のあまりにも不器用で真っ直ぐな愛を描きました。愛も怒りも恐怖も笑いも全てごった煮のこの映画が、日本国内外の沢山の方々に届いて気に入っていただけますように」とコメントを寄せている。本作はすでに撮影を終え、ブリュッセル国際ファンタスティックにてワールドプレミア上映が決定しており、国内では2023年に劇場公開予定となっている。キャスト&監督よりコメント全文久保田 紗友 コメント(真下わかば役)本作のオーディションを受けた時、わかばは私がやるべき役だと不思議と引き寄せられたのを覚えています。わかばとして不幸を抱えながらも、私自身、青木柚くんをはじめとする心強い同世代の仲間と闘って作った作品です。宇賀那監督が創り出す唯一無二のジャンルレスな本作を多くの方に観ていただきたいです。青木 柚 コメント(小林幸喜役)好奇心をくすぐる世界観の中で、同世代の皆さんと共にした青春と恐怖。"映画”の中に迷い込んだような感覚になった夏でした。彼らだけが信じ、貫く事のできる愛。宇賀那監督と描いたこの作品が、どのように皆さんの目に映るのか、楽しみです。莉子 コメント(山口環奈役)撮影に参加していた時も思わずドキッとしてしまうくらい、息を呑むリアルな描写があるので注目して頂きたいです。この作品で共演させていただいた素晴らしい役者の皆様、宇賀那監督との出会いと一夏の思い出に感謝しております。皆様、是非心待ちにしていてくださると嬉しいです。吹越 満 コメント(神山総一役)あの撮影は、2021の8月だった。僕には珍しく、1年半以上経っていてもよく覚えています。いやぁ、いろいろ重なって忘れられない現場になりました。何があったか、詳しくはまた今度、かなぁ?笑。なんだかんだ大変な現場でしたが、喉もと過ぎればなんとか。ひっさしぶりの大量血まみれ映画は楽しかったのです。宇賀那健一 監督 コメント(監督・脚本)素晴らしい各部署の方々のお力を借りて、沢山のあまりにも不器用で真っ直ぐな愛を描きました。愛も怒りも恐怖も笑いも全てごった煮のこの映画が、日本国内外の沢山の方々に届いて気に入っていただけますように。『Love Will Tear Us Apart』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月24日カンテレ・フジテレビ系春の月10ドラマは、柚月裕子の小説を原作とした痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」を放送。天海祐希が主演し、松下洸平と初タッグを組む。本作は、天海さん演じる頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、松下さん演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決、あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくドラマ。「孤狼の血」で日本推理作家協会賞を受賞し、エンタメ界でいまもっとも注目される作家・柚月さんの「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(講談社文庫)を、痛快にドラマチックに、ときにコミカルに映像化する。女探偵・上水流は、凄腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪され、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた。殺しと傷害以外の依頼は全て受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し、超大胆に事件を解決していく。一方の相棒・貴山は、偶然の出会いから「探偵事務所 上水流エージェンシー」で働くことに。多くの分野に精通しており、一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点も。2人が立ち向かうのは、理不尽な悪党たち。痛快に解決へと導いていくと同時に、それぞれが抱える過去の確執にも立ち向かうことに。貴山は家族との確執を、そして弁護士資格を剥奪されたきっかけである傷害事件の記憶が全くない上水流は、その真相を追い続ける。コメント●天海祐希原作がすごく面白かったので、ありがたい役だなと思いましたし、お相手が松下さんと伺ったので、それもすごく楽しみで光栄なことだと思いました。(松下さんは)人柄も役者としての力も、ものすごくポテンシャルが高いですし、パッと演じた私の芝居にもパパッと乗ってくれるので、演じていてとても楽しいです。どこか人を信用できないけれど、人を信じたいと思う2人が、結果として人を助けていくことになるという展開がすごく面白いと思います。淡々とした2人の歩調が合っていくというところを楽しみに見て欲しいです。●松下洸平探偵・上水流涼子という役を天海さんがやるのだと思うと、もう天海さんにしか見えなくて、そのバディとしてご一緒させていただけるのは、とても光栄ですし、嬉しかったです。シリアスなシーンも多い中で、ふざけたシーンでは天海さんが真剣にふざけてくださるので、僕は正直、笑いをこらえるのにいつも必死です。(貴山は)かなりクセが強いというか、つかみどころのない性格ですが、どこか人として隠している部分がある、人間味のある貴山をストーリーが進むごとに見せていきたいと思います。●原作者・柚月裕子この作品は自分が書いた小説のなかで、一番、楽しさを意識して書いたものです。ドラマはその上を行くとびっきりのエンターテインメントで、小説の世界がさらに大きくなっています。登場人物たちの背景もより深く作られていて「このあとどうなるの?」とドキドキハラハラしました。早く、動く涼子や貴山が観たくてたまりません。愉快で痛快で豪快。そして、胸がジーンとするような感動もあり、とても贅沢なドラマだと思います。ご覧になった方も、胸がスカッとすることに間違いはありません!私も登場人物たちの活躍を、ひとりのファンとして楽しませていただきます。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年02月09日女優の杉咲花が出演する、リクルート・SUUMOの新CM「杉咲さんの検索するなら地図から」編が、11日より放送される。新CMでは、杉咲がミニチュアの世界にあるカフェにスーモとともに登場。スマホを片手に住まい探しをしながら、お気に入りの物件を見つけて思わず「お~!」と声を出して立ち上がる。■杉咲花インタビュー――今回のCM撮影の感想は?2017年に出演させていただいたSUUMOのCMは、物語性のある内容で心に残った作品でもあったので、再び携わることができて、とてもうれしかったです。今回は、前回のCMとはまた違ったテイストのポップでかわいらしい世界観の中での撮影となり、楽しかったです。また、前回共演できなかったスーモと初めて共演することができてワクワクしましたし、思わず触りたくなってしまうかわいさでした。――CMの注目してもらいたいポイントや見どころは?スーモとNO.1のモニュメントの前に、ひょっこり出ていくシーンがあるのですが、その時のスーモの動きがすごくかわいらしくて、個人的にツボに刺さりました。ぜひ注目してもらいたいです。――住まいを選ぶ上でのこだわりを教えてください。日光がたくさん入る環境が好きなので、日当たりの良さにこだわりたいです。それから、キッチンが広い家にも憧れます。料理が好きなので、食器や調理器具などをたくさん収納できるといいなと思います。――料理が好きということですが普段から料理はされますか? また、得意料理を教えてください。仕事終わりに夜ご飯を作ったり、朝ごはんも結構作ります。よく作るのは筑前煮です。――今回のCMで地図をなぞって住まい探しをしていただきましたが、自身で地図をなぞって住まいをお探しするときの条件はなんですか?木々が多い場所がいいです。自然が近くにあると、ちょっとお散歩に出かけるときなど気分転換ができていいなと思います。あとはスーパーが近くにあるといいなと思いますね。――自宅でのマイブームやリラックス方法はなんですか?去年、家の中に置けるハンモックを買ったのですが、そこで本を読んだりお昼寝などをしています。家の中でゆっくりと過ごす時間は至福です。――2023年の抱負を教えてください。今年は知識を蓄える年にしたいです。これまで文学に触れる時間はそれほど多くなかったのですが、最近プレゼントでエッセイや小説などをいただく機会が増えて本を読むようになりました。世界が広がっていく感覚があって、楽しいですし学びにもなるので、これからもたくさんの本を読みたいと思っています。それから、体力をつけたいので、運動をする時間にも力をいれていきたいと思っています。
2023年01月10日柚希礼音、美弥るりからが出演する舞台、SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』が11月20日に東京・シアタークリエで開幕した。「SHOW-ism」は演出家・小林香が2010年より作り続けている、歌とダンスをふんだんに盛り込んだエンターテインメント・ショー・シリーズ。出演する俳優の個性を存分に活かし、俳優の個性の上に物語が紡がれていく点に人気が高いシリーズで、今回も柚希、美弥をはじめ、JKim、佐竹莉奈、鈴木瑛美子、宮本美季、原田薫といったキャストがとにかくカッコ良く舞台上で躍動している。物語は、新作映画を撮るために11人の女性が集められたところから始まる。パリで撮影のはずが、気付いたらそこはサハラ砂漠。課せられたミッションは、2週間で「人間とは何か」をテーマにした映画を1本撮ること。謎めいたオファーに戸惑いながらも、この映画を機に再起をはかりたい者、高額の報酬が欲しい者、それぞれの事情を抱えた彼女たちはこの仕事に取り掛かるが……。舞台にはシンプルな白幕と、その裏の三階建てのむき出しの鉄骨。回り舞台の上でこのセットが効果的に表になり裏になり、映画製作の表と裏だけでなく、彼女らの心の表裏も表現していく。男性不在の中で「人間」を描くことを求められた彼女らは、オムニバス形式で短編映画を5本撮り、その答えとすることに。その“短編映画”が舞台ではショーアップされた見せ場になっていく仕掛けだ。その内容はバラエティに富んでいて、『常夜灯』と名づけられたフィルム・ノワールへのオマージュでは、台詞はなくダンスと歌で、ナイトクラブを舞台にした男女の愛憎を官能的に描く。ここでは男性役に扮した柚希が、美弥が演じる素行の悪い、しかし魅力的な“悪女”的女性ダンサーに翻弄され破滅していくのが見どころ。佐竹をはじめとするクラブダンサーたちも美しく、タカラヅカのショーもかくやといった圧巻の一幕になっている。他方、男性の影にいた映画のヒロインたちが誇り高く立ち上がっていく『ハイヒールズ』はロックテイストでダンサブル、スカッと爽快な一幕だし、『オズの魔法使い』を思わせるファンタジックでカラフルな物語があったかと思えば、母、娘、孫の三世代の歴史と思いが紡がれる心に染みる物語も。これらの撮影を通し、寡黙なリーダーといった雰囲気のクールな柚希、華やかな外見に野心を燃え上がらせている美弥、ふたりが反発しながらもお互いを認め合っていくさまも“バディもの”の映画のようで粋だ。さらにJKim、鈴木、宮本が個性の異なる、しかしそれぞれに素晴らしい歌声を響かせれば、佐竹はエレガントなダンスで魅了し、原田は迫力あるダンスとともに芝居でも盛り上げる。皆、華やかで美しい女性たちだが、それぞれの武器を研ぎ澄ましたかのようなストイックさ、職人っぽさも感じるのがカッコいいところ。ここに日替わりゲスト扮する“ノーウェア”が意外な存在感で登場するのも楽しい。この日の日替わりゲストは元宝塚男役スター、愛月ひかる。優雅な白のパンツスーツを身にまとい、浮世離れした美しさであったが、その正体は……ぜひその目で確かめて欲しい。なお日替わりゲストはほかに花乃まりあ、昆夏美、新妻聖子、涼風真世、ソニンが出演する。振付の数は「宝塚のショーの倍くらい」SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』初日前会見より、左から)柚希礼音、美弥るりか初日に先駆け19日には柚希、美弥、演出の小林による囲み取材も開催された。柚希は「宝塚を退団したら、ショーというものはなかなかできないので楽しみにしていました。お稽古が始まったら、振付の数がすごくて……。宝塚のショーの倍くらいある。ものすごい数の場面があり、歌と踊りがあり、そして「映画を作っていく」というストーリー性、芝居もある。色々な見どころがある作品です」とアピール。美弥も「私は宝塚退団後、女性らしい役を演じることがあまりなかったので、こんなに“女性感”を出すのは初めて。自分の新しい表現力のひとつを見せられるよう、一生懸命やりたい」と意気込んだ。また、宝塚星組時代に先輩・後輩として共に過ごしていたふたりの久々の共演ということで「(美弥は)最初からスタイルが良くて、可愛かった。(美弥が組替えの時は)涙・涙で月組に送り出しましたが、こうしてまた共演できるのは奇跡のよう」(柚希)、「私にとって柚希さんは入団した時からスター、初対面から雲の上の存在でした。今回ご一緒して、稽古場などでお話させていただくと、舞台上の勢いある柚希さんとは違って、普段は癒し系。中身の内面の繊細さ、優しさに触れさせていただき、少し近付けたように思えて嬉しいです」(美弥)と、ともに共演を喜んでいる様子。SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』初日前会見より、左から)小林香(演出)、柚希礼音、美弥るりかさらに小林は「この世相ですので、シンプルにカッコいい、美しい、笑いたいといった感情を楽しむために劇場に来ていただきたいと思って作りました。自画自賛しているわけではないのですが、色々な音楽と色々な種類のダンス、(レギュラーメンバー)11人プラスゲストの方の、多種多様な魅力が散りばめられています。劇場は敷居が高いと思わずに、ぜひ気楽にいらしてください」と話した。小林のコメントのとおり、カッコよくて、美しいプロフェッショナルな女性たちの姿は非常に前向きなパワーを呼び、最終的には多幸感が劇場を包む。ライブエンターテインメントの良さをシンプルに集めたようなステージだ。公演は12月5日(月) まで同劇場にて。取材・文:平野祥恵
2022年11月21日森ノ宮医療大学も参画する咲洲プレ万博実行委員会は、2023年4月から1年間、大阪ベイエリア咲洲地域にて、官民連携によるプログラム「咲洲プレ万博※1」を開催します。大阪・夢洲では、2025年に大阪・関西万博が開催されます。一方で隣接する咲洲では、本学でも2020年にインクルーシブ医科学研究所※2を開設し、大型複合施設ATCにおいては先端技術を活用した製品・サービスの実証実験が日常的に行われているほか、大手企業によるR&Dセンターの開設が続くなど、大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を地域全体で体現するような取り組みが進められています。こうした背景を活かして、大阪・関西万博の盛り上がりを咲洲地域の活性化や大阪を中心とした中小企業・スタートアップの新規事業創出につなげることを目的に開催するのが咲洲プレ万博です。咲洲プレ万博では、「みんなで考える未来社会」をテーマとして、年間を通じてテクノロジーやSDGsに関連した展示商談会や体験イベント、セミナーなどを開催します。また、地域全体で実証実験の受け入れを行い、未来社会につながる新しい製品・サービスの開発を支援します。特に本学は医療系総合大学として、教員の様々な知見の活用を通じて協力していく予定です。オープニングイベントは2023年4月13日(木)〜16日(日)に「ATC OSAKA MIRAI EXPO」を予定しており、本展示・商談会を皮切りに年間を通じて様々なプログラムを実施していきます。他にも、咲洲プレ万博に先んじて、プロモーションイベントとして2022年11月5日(土)・6日(日)にテクノロジー体験&ワークショップイベント「ATCロボットストリート」を実施します。咲洲プレ万博実行委員会は、本学を含めた地域の企業・行政などが参画し、企画・運営を行います。※1)咲洲プレ万博: ※2)インクルーシブ医科学研究所: ■咲洲プレ万博開催概要・テーマ:みんなで考える未来社会・概要:SDGsやテクノロジーをキーワードに、咲洲プレ万博のテーマである「みんなで考える未来社会」を体現するようなイベントを通年で実施するほか、ATCや森ノ宮医療大学など咲洲に立地する企業・大学の敷地を活用して実証実験の受け入れを行います。また、本プログラムの趣旨に賛同するイベントを幅広く募集し、共催イベントとして一緒に大阪・関西万博の機運醸成に取り組んでいきます。・開催期間:2023年4月1日(土)〜2024年3月31日(日)・会場:咲洲エリア(大阪市住之江区南港北及び南港中)・主催:咲洲プレ万博実行委員会[アジア太平洋トレードセンター株式会社、公益財団法人大阪産業局、学校法人森ノ宮医療学園、西尾レントオール株式会社、ミズノ株式会社、一般財団法人大阪国際経済振興センター、日立造船株式会社、大阪市経済戦略局、大阪市住之江区役所]■オープニングイベント・名称:ATC OSAKA MIRAI EXPO・概要:社会課題や環境問題の解決に向けた先端技術や取り組みに関する展示会。平日のビジネスデイと土日のパブリックデイで構成され、SDGsやIoT・AI、多様性社会、デジタルコンテンツなどの展示やセミナー、体験イベントなどを実施。・開催期間:2023年4月13日(木)~4月16日(日)・会場:ATCホール他(大阪市住之江区南港北2-1-10)・主催:ATC OSAKA MIRAI EXPO実行委員会・共催:咲洲プレ万博実行委員会・詳細: ■プロモーションイベント・名称:ATCロボットストリート・概要:咲洲地域の産官学メンバー連携による地域活性化プロジェクト「第10回咲洲こどもEXPO2022」の一環として実施。「テクノロジーを見て・触れて・学ぶ」をテーマにした小学生対象の体験型イベントで、ロボットなどのテクノロジー体験とワークショップで構成。当日は、30を超える最新のテクノロジーが集合します。・開催期間:2022年11月5日(土)~11月6日(日)・会場:ATCビルITM棟2Fセントラルアトリウム他・主催:アジア太平洋トレードセンター株式会社・詳細: 森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する関西最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。■看護学部:看護学科■総合リハビリテーション学部:理学療法学科、作業療法学科■医療技術学部:臨床検査学科、臨床工学科、診療放射線学科、鍼灸学科■大学院保健医療学研究科■助産学専攻科■大阪ベイクリニック(森ノ宮医療大学附属クリニック)\New!/■はり・きゅうコスモス治療院(森ノ宮医療大学附属鍼灸施術所)【関連リンク】・森ノ宮医療大学ホームページ ・森ノ宮医療大学公式YouTubeチャンネル お問い合わせ先担当:森ノ宮医療大学事務局企画課電話番号:06-6616-6911E-mail: kikaku@morinomiya-u.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月18日アイドルグループ・NMB48の本郷柚巴が表紙を務めるグラビア企画『GIRLS graph.(ガールズグラフ)004』(10月20日発売/宝島社)より、本郷が飾る特典のA2ポスターの画像が15日、公開された。今号では、藤本和典氏が本郷を撮影。今までにないシチュエーションで、大人な表情やあどけなさとグラマラスが絶妙に混ざり合った姿を撮り下ろし。誌面未収録のアザーカットによるポスターでは、美バストが大胆にのぞく水着姿を披露している。好評につき第4弾となった『GIRLS graph.』。裏表紙は『ミスマガジン2020』で「ミス週刊少年マガジン」を受賞した菊地姫奈が務め、バラエティ・ドラマ・CMで活躍する都丸紗也華も登場。本郷のA2サイズ両面ポスターも同封される。
2022年10月15日アイドルグループ・NMB48の本郷柚巴が表紙を務めるグラビア企画『GIRLS graph.(ガールズグラフ)004』(10月20日発売/宝島社)より、本郷が飾るセブンネット限定特典のクリアファイル画像と、楽天ブックス限定特典のポストカード画像が11日、公開された。週刊誌・漫画誌・SNSで活躍する豪華メンバーが出演する同企画。今号では、藤本和典氏が本郷を撮影。今までにないシチュエーションで、大人な表情やあどけなさとグラマラスが絶妙に混ざり合った姿をみせており、誌面未収録のアザーカットが採用されたクリアファイルとポストカードでも、どこか色香も漂う表情で美ボディを披露した。好評につき第4弾となった『GIRLS graph.』。裏表紙は「ミスマガジン2020」で「ミス週刊少年マガジン」を受賞した菊地姫奈が務め、バラエティ・ドラマ・CMで活躍する都丸紗也華も登場。本郷のA2サイズ両面ポスターも同封される
2022年10月11日ミュージカル『COLOR』の稽古場歌唱シーン披露が21日に行われ、浦井健治、成河、濱田めぐみ、柚希礼音、小山ゆうな(演出)が取材に応じた。同作は草木染作家・坪倉優介が自身の体験を綴ったノンフィクション「記憶喪失になったぼくが見た世界」のミュージカル化作。交通事故で記憶喪失になった"ぼく"が、周囲を理解し「新しい自分」を生き始めていく姿を描く。出演者は3名のみで、成河(ぼく)×濱田めぐみ(母)×浦井(大切な人たち)、浦井(ぼく)×柚希(母)×成河(大切な人たち)という組み合わせで上演される。浦井は「成河くんがアイディアの宝庫で、いろんなことをやりたい、こうやったらどうだということをどんどんやっていく。作ることの喜びを学んで、自分の中では成河と作る時間がかけがえのないものだと改めて初心に戻ります」と心境を吐露。「お客さんに見ていただくのはもちろんですが、作ることが人生のありがたさと感じてきた自分がいます。そういうことができるのは友達としても嬉しかったし、2人で両方やりきるのは大変だけど、1つのセリフを言うのに受け手と発信者が何を思ってるのか理解しているだけで全然違うことになると学ばせていただいたので、今までやってなかった部分もあるかもしれないとすごく貴重な経験になっています」と現在の稽古から学んだことを明かした。成河は「いっしょいっしょ!」と周囲を笑わせつつ、「作りながら変えながら稽古をしているので、普通とは違いますね」とオリジナルならではの過程について述べる。さらに「作ることが好きで、最近特に、作る作業さえしたらやる人は別でもいいやくらいに思っちゃう。その時に健ちゃんを見ると、上演の喜びに溢れてる人。作ると言うある種頭でっかちになってくところだけど、彼を見てパーンと手放していく作業を学び直してます。作って満足してちゃダメだという」と感謝。「相乗効果になっていって、それを大きなところからゆうなさんが見守っていてくれて、心地いいです」と現場の様子を語った。2人がそれぞれ演じることによって、セリフが微妙に違っていたのでは? 」という指摘には、成河が「今日の稽古に関しては、言い間違いだね!」と苦笑し、周囲も爆笑。またそれぞれの息子の印象を聞かれると、柚希は浦井について「こんな大きいのに守らなきゃ感がある。記憶がなくなってる前半とか、ぽにょぽにょしてるから守らなきゃと思います。成長していくと感無量」と表現し、浦井は「ぽにょぽにょしてます」と照れ笑い。濱田は成河について「事故に遭う前の親子はさっぱりと言うか、べったりしてなかった分、事故に遭ってからギクシャク感があり、触りたいけど触り方がわからなくて、時間が過ぎていけばいくほど寄り添っていける。事故をきっかけに逆に近くなっていくような」と関係を表す。「たまに、そんちゃんの目の奥にものすごい孤独があって、役として見た時に震えるような思いになるんです。この子は強がって『大丈夫だよ』とか言うけど、どれだけ苦しんでるんだろうと、イマジネーションを掻き立てるような目をしてくるんですよ。涙が出そうになるけどいやいやいやとこらえて。その時その時起こる火花を生で大事にしていくのがテーマで、今のところそれがすごく効いてる気がします」と手応えを感じているようだった。東京公演は新国立劇場小劇場にて9月5日~9月25日。大阪公演はサンケイホールブリーゼにて9月28日~10月2日、愛知公演はウインクあいちにて10月9日~10月10日。
2022年08月22日松井玲奈が主演を務め、中島歩、織田梨沙、青木柚らが共演する『よだかの片想い』より、一つの映画で様々な表情を見せてくれる主人公アイコを含め、主要キャストを写す場面写真が解禁となった。今回解禁となったのは、アイコ(松井玲奈)と飛坂(中島歩)の距離が縮まっていく中で、特に印象的なシーンを始めとした12枚の場面写真。琵琶湖でボートに乗る場面や飛坂がアイコの手をとり走り出す場面、飛坂の家で寄り添う場面を切り取ったほか、ロマンティックでありながらも初めての恋に苦悩するアイコの姿を写し出す。また、アイコの物語が動き出すきっかけとなった本の出版社の編集者である幼なじみのまりえ(織田梨沙)や、アイコの大学院の先輩で、いつも明るくアイコと自然に接し、さりげなく気にかけて恋愛相談にも乗ってくれるお姉さん的存在のミュウ先輩(藤井美菜)。アイコを優しく見守る大学院の研究室の教授・安達(三宅弘城)に、アイコのことを慕う後輩・原田(青木柚)など、アザを通して人を見てきたアイコの周りで、彼女の背中を押してくれるキャストの姿が切り取られている。さらにアイコの本が映画化されるあたり、その作品の主演を務めることになる女優・城崎美和(手島実優)との対面シーンを写す場面も。城崎と飛坂にはある関係がようで、さらに本編の内容が気になる写真となっている。『よだかの片想い』は9月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:よだかの片想い 2022年9月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©島本理生/集英社©2021映画「よだかの片想い」製作委員会
2022年07月27日タレントの井上咲楽さん(22)といえば太眉とお団子ヘアがトレードマークでしたが、日本テレビ系列のトークバラエティー番組『今夜くらべてみました』の番組内で、人生初の眉毛カットをし大変身を遂げました。美女になったと世間から反響を呼びグラビアにも挑戦するなど仕事の幅を広げている咲楽さん。先日、自身のインスタグラムに下着ショットを投稿したところ注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!透明感溢れる儚げな下着ショットにうっとり この投稿をInstagramで見る 井上咲楽(@bling2sakura)がシェアした投稿 「今日からGIRLS by PEACH JOHNの新ビジュアル、少しずつ載せていきます」とPEACH JOHNの妹ブランドのGIRLS by PEACH JOHNのモデルを務める咲楽さんは新作の下着を公開。草花を背景に立ち、淡いパープルの下着を着た咲楽さん。とても儚げでなんだか守ってあげたい雰囲気ですね。コメント欄には「国宝級の美しさ」「淡いパープル、上品で素敵ですね」「こうゆう色素薄い系のメイク、すっごくかわいいからもっとみたい♡」「私もこの下着が気になりますが、やはりこの先ますます綺麗になっていくさくらちゃんが一番気になります」とセクシーな咲楽さんに見惚れる声続出でした。見るたび美しさを増している咲楽さん。この美貌にして昆虫食を好んだり変顔をするなど飾らない姿も話題に。次はどんな姿を見せてくれるのか楽しみですね!あわせて読みたい🌈沢村一樹さんの息子・野村康太さんが俳優デビュー「そっくり」「ビジュが良い」と反響
2022年07月26日オサジ(OSAJI)は、2022年夏フレグランス「オサジ オードトワレ Aoyu〈青柚〉」を、2022年5月13日(金)に全国発売する。“シャリっとほろ苦い”青柚の爽やかな香り日本になじみの深い花々や木々をキー素材にしたオサジの人気フレグランス「オサジ オードトワレ」から、“青柚”をイメージした夏限定フレグランスが登場。シャリっとした皮の苦みも感じるような爽やかな香り立ちは、“いつかの夏の恋”を連想させる甘酸っぱくて切ないムードへと誘う。気になる香りは、柚子やベルガモットが香るフレッシュな柑橘系に、温かなグリーンやウッディを重ねて。ベースには、アンバーやサンダルを添えることで、芳醇な甘さもほんのりともたらしてくれる。【詳細】オサジオードトワレ Aoyu〈青柚〉50mL 4,950円<数量限定>発売日:2022年5月13日(金)全国発売予約受付:5月6日(金)~オサジ直営店・オンラインストア【問い合わせ先】OSAJITEL:0120-977-948(10:00~12:00/13:00~18:00 土日祝除く)
2022年04月30日女優の武井咲さんは、EXILEのTAKAHIROさんとドラマの共演をキッカケに交際し、2017年に結婚。翌年には長女に恵まれました。そして先月、夫婦連名で第2子女児の誕生を発表。ふたりのママになった武井さんが、インスタで最新ショットを公開しました!お出かけ中の1枚を公開 この投稿をInstagramで見る 武井咲 / Emi Takei(@emitakei_official)がシェアした投稿 「あったかい日もあったり 急に寒かったり 皆さんいかがお過ごしですか?」とフォロワーに問いかけるようにSNSを更新した武井さん。この日はいいお天気だったようで、「桜が満開で思わずLeicaを持ち出した日。 綺麗だったー。 自然が好きだなー。」と、カメラを持ってお出かけしたことを報告しています。大きな桜の木をバックに、やさしく微笑む武井さん。変わらない美しさにドキッとします。自然体な武井さんの投稿に、「桜が綺麗な季節ですね。咲ちゃんは桜がとっても似合います」、「さくらも綺麗だけど、咲ちゃんも綺麗〜」、「二児のママとは思えない綺麗さ、横顔が素敵ですね」などの声が。また第2子誕生のニュースを知っているフォロワーからは「ご出産おめでとうございます。咲さんのペースを大切に、今後の活躍も楽しみにしています!」、「2人目ご出産おめでとうございます。美しすぎるママですね」と祝福メッセージも届いていました。インスタでは「そろそろ釣れますな」と釣りにワクワクしている様子も。プライベート感満載の武井さんの写真、期待しちゃいます!あわせて読みたい🌈間宮祥太朗さんのヤンキー高校生役にファン歓喜「手の血管ヤバい」「愛羅武勇」と大反響
2022年04月14日女優の綾瀬はるか、子役の加藤柚凪が出演する、キッコーマン食品「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」の新CM「キッコさん 登場」編が、4月4日より放送される。新CMでは、綾瀬と加藤が、「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」キャラクターのキッコさん、キッココちゃんに扮し、仲良く料理に挑戦。料理好きな綾瀬と、最近料理のお手伝いを始めた加藤のほほえましい調理風景に注目だ。○■インタビュアー・加藤柚凪による、綾瀬はるかインタビュー(一部抜粋)――CM撮影が終わって印象に残っているシーンはありますか。2人で一緒にお料理をして、しょうゆをかけて「ん〜!」とやったところは印象に残っています。食べるところもおいしくて印象に残っています。――綾瀬さんがズルいほどうまく作れそうなお料理は何ですか。(CM中にも出てくる)鶏肉とじゃがいものお料理がおいしかったので、バターとおしょうゆでマネして作るとおいしいものが作れそうと思いました。――新生活がスタートする季節ですが、綾瀬さんがスタートしたいことはありますか。今は寒い時期なのでサボっていますが、運動をしてみたいと思います。――綾瀬さんが6歳ぐらいの時には何になりたかったですか。ケーキを作るパティシエになりたいなと思っていた時がありました。――綾瀬さんは小学生の時、どんな時間が好きでしたか。給食の時間はすごく好きでした。楽しかったですね。――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。この度、おいしい料理にぴったりな生しょうゆの新しいCMが完成しました。キッコさんとキッココちゃんの楽しいCMです。ボトルと同じデザインの私たちの衣装もとてもかわいくて見どころです。皆さん、ぜひ見てください。
2022年03月29日ダンス&ボーカルグループ『EXILE』のメンバーで、俳優としても活躍しているTAKAHIRO(たかひろ)さん。2022年3月26日に、妻で俳優の武井咲さんとの間に、第2子が誕生していたことを発表しました。TAKAHIROさんは、所属している事務所『LDH』のウェブサイト上で「どうか温かく見守ってください」とコメントしています。いつも応援して下さる皆さまへ私事で恐縮ですが、第二子となる女の子が誕生したことをご報告させていただきます。母子共に元気に過ごしています。更に賑やかになった日々に幸せを実感しつつ、これからの未来が明るいものでありますように、心から願っております。支えて下さる皆さまへ感謝の気持ちを忘れず、尊い命を守りながら、より一層精進して参りますので、どうか温かく見守っていただければ幸いです。2022年3月26日LDHーより引用2018年3月には、第1子の女の子が誕生したことを発表した、TAKAHIROさんと武井さん。「さらに賑やかになった日々に幸せを実感している」というめでたい報告に、ネットからは祝福の声が上がりました。・おお~!すごくめでたいですね!子育て、頑張って!・そろそろ2人目かなと思っていました。娘さん、お姉ちゃんになるんだね、おめでとう!・生まれたばかりは大変なことが多いと思うけど、家族が増えた分だけ幸せも増えると思います。おめでとう!暗いニュースが続く中、めでたいニュースに少し気持ちが明るくなりますね。TAKAHIROさん、武井さん、第2子誕生おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年03月27日女優の柴咲コウさんといえば、女性らしい黒髪ロングヘアのイメージでしたが最近ガラリとイメチェン!思い切りがよいハンサムショートヘアが「イケメン」と反響を呼んでいるんです。こなれた金髪ショートヘア姿には「なんだろう。このイケメン感!」 この投稿をInstagramで見る 柴咲コウ ???????? ????????????????????????????????????(@ko_shibasaki)がシェアした投稿 「冬眠から目覚めました」との自身のインスタには、髪の毛をバッサリカットして一瞬誰なのか目を疑うほどのイケメンが微笑む写真を公開。ストレートなラインもこなれたハンサムショートは、目にかかる長めの前髪がミステリアスさを添えてくれています。パキッとしたブロンドが輝き、金髪がショートにインパクトをオン。2枚目はダボッとオーバーシルエットの白Tシャツを着用したショットもアップし、韓国アイドルのようなルックスには胸キュン。女も惚れてしまうカッコよさには、変幻自在な女優の顔もうかがえます。この投稿には「カッコいい!」「なんだろう。このイケメン感!」「まるで別人に見える!」「コウちゃんにキュン死させられるわ」との声が寄せられ、柴咲さんの少年っぽい姿にドキドキさせられたファンもたくさん!カットした髪の毛はヘアドネーションした柴咲さん この投稿をInstagramで見る 柴咲コウ ???????? ????????????????????????????????????(@ko_shibasaki)がシェアした投稿 まずは黒髪のショートからチャレンジしていた柴咲さん。「髪の毛切りました」とのインスタには、黒髪ショートヘアの横顔を投稿。つやつやの黒カラーは金髪とはまた違う大人の妖艶さもプラスされ、エレガントな美しさ。「ショートヘアにしてドネーションも」とも続け、切った髪の毛は寄付するというアイディアも柴咲さんらしくて好感度大。「かっこよくて可愛くて何でも似合うコウさんは素敵すぎます!」とのコメントも届き、素の美しさを最大限に引き出せるショートはアラフォーだからこそ参考になります。4月からは高橋一生さんが主演を務めるTBS系ドラマ『インビジブル』に出演する柴咲さん。ドラマ内のショート姿の柴咲さんも要チェックしたいですね!
2022年02月16日ミュージカル『ボディガード』が今月21日、大阪で初日を迎える。主演の大谷亮平、ヒロインのレイチェル役をトリプルキャストで務める柚希礼音、新妻聖子、May J.、そしてマネージャー役の内場勝則が前日の囲み取材に応じた。本作は90年代にケビン・コスナー&ホイットニー・ヒューストン主演で大ヒットした映画の舞台化。グラミー賞受賞曲『I Will Always Love You』をはじめ、数々の映画挿入歌を日本語歌詞で上演するスリリングな愛の物語だ。ミュージカル「ボディガード」チケット情報2020年の初演はコロナ禍に見舞われ、大阪での5回の上演にとどまった。初日が開くのを前に「感謝の気持ちしかない!」と揃って再演の喜びを口にする登壇者たち。初演メンバーが再集結し、May J.という新メンバーも加わり「新たな『ボディガード』になっております」と柚希。新妻も「少しの幸せと素敵な明日に繋がるような観劇になると思うので、楽しみに待っていてください」と自信を見せる。再演から参加のMay J.は劇場入り後、初めてマスク姿ではない共演者の姿を見たといい「皆さん『こんなお顔をされてたんだ!』って思いました」と笑顔で語った。本格的なライブシーンにも挑むスター歌手役の3人。柚希は「レイチェルは命の危険があっても待っていてくださるお客様がいる限り、絶対にお客様と歌には背を向けない。その姿勢は本当に尊敬する」と語り、「自分自身も長い間舞台に立ってきたので、その思いを重ねながら演じたい」と元宝塚歌劇団星組トップスターの片鱗がキラリ。圧倒的な歌唱力と芝居心に長けた新妻は再演では「物語を伝える」役作りに注力した。その上で「お客様が期待されている華やかなショーや熱唱のシーンを織り交ぜ、いろんな意味で満足度の高い公演にしたい」と意欲を見せる。舞台初主演でもあるMay J.は「とても厳しく稽古していただいた」とし、歌声の変化にも注目してほしいと話す。本作の代名詞ともいえる名曲『I Will Always Love You』に触れ、「May J.としても歌ってきましたが、役を演じる中で歌うとまた全然違ってくる。気持ちも変わるので、その変化を感じていただけたら嬉しいなと思います」。ボディガード役の大谷は「“レイチェル三姉妹”を命がけで守るシーンは格好良く見せたい」と理想の身体作りも上々の仕上がりをアピール。一方、身体は張れないが「違う側面からレイチェル守って行きたい」と内場。役作りでは吉本新喜劇で見せる表情とは真逆の方向性を示唆し「人の命を守るんですからシリアスに、ギャグもおちゃらけも一切なし。大阪弁もダメです」と、神妙に語れば語るほど笑いを誘うさすがの空気感で場を沸かせた。果たして、内場が本当に笑いを封印するのかも観てのお楽しみだ。公演は1月21日(金)から31日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月8日(火)から19日(土)まで東京・東京国際フォーラムホールCにて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2022年01月21日プランピット(東京都江東区、代表:樋口義高)主催による『崎元讓&西森記子ファンタスティック・デュオ』が2022年5月21日 (土)にすみだトリフォニーホール・小ホール(東京都墨田区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月21日(金)より発売開始です。カンフェティにて1月21日(金)10:00よりチケット発売開始予定 公式ホームページ ハーモニカとヴァイオリンによる魅力溢れる音色と新たなる音楽の扉プランピットは、「時ノ空間」というテーマで、音楽を通じて日本の生活・歴史・文化に目を向けて、魅力ある響きと新しいサウンドを企画しお届けしています。今回は「ハーモニカ」と「ヴァイオリン」のデュオとソロの演奏です。ハーモニカの演奏は、ハーモニカという楽器を他の楽器と十分に肩を並べることのできる表現を持った演奏をすることを掲げられ、2022年には音楽生活55周年を迎えられる、日本を代表する音楽家、崎元讓さんです。ヴァイオリンは、東京芸術大学音楽学部を卒業後大谷康子氏、山岡耕筰氏に師事。卒業後JAZZとの出会いにより、「東京ホット倶楽部バンド」に参加。多彩なる音楽ジャンルにヴァイオリンの華麗なる音色を奏でられ演奏活動中の、ヴァイオリニストの西森記子さんです。お二方の魅力溢れる音色と新たなる音楽の扉を開くサウンドを是非お楽しみください。プランピット日本語を大切に、日本語のもつ美しさをジャンルにとらわれず、日本中に広めたいと考えて、活動を開始。そして言葉だけではなく空間に響く音やリズムによって日本が係ってきた文化と音色の素晴らしさをシリーズ「時ノ空間」と題して、様々な楽器にスポットをあて、楽器の可能性をコラボなどにより伝えていくコンサートを開催している。公演概要『崎元讓&西森記子ファンタスティック・デュオ』開催日時:2022年5月21日(土)13:00開場/13:30開演会場:すみだトリフォニーホール・小ホール(東京都墨田区錦糸1-2-3)■出演者崎元讓(ハーモニカ) / 西森記子(ヴァイオリン)■チケット料金前売:4,000円→ カンフェティ席3,000円!(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月12日1921年、宝塚歌劇で花組が誕生してから今年で100年。この記念すべき年に、トップスター・柚香光(ゆずか・れい)と、トップ娘役・星風まどかの新たなトップコンビが誕生。ふたりを中心に、『元禄バロックロック』、『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-をお届けする。100周年を華やかに彩るこの2作の見どころや意気込みについて、柚香が取材会で語ってくれた。忠臣蔵ファンタジーと、100周年を祝うレビューを上演『元禄バロックロック』は、忠臣蔵の物語をもとにしたファンタジー作品。架空の都市“エド”を舞台に、運命に翻弄されるふたりを軸にしたオリジナルストーリーをお届けする。柚香が演じるクロノスケは、元赤穂藩藩士の時計職人。貧しいながらも穏やかに暮らしていたが、ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する…。「清涼感と華やかさと、さまざまな愛が散りばめられている作品だと感じています。“あの時に戻れたら”と思うことは決してネガティブなことではなく、昔を懐かしむことも大事にしつつ、未来にも何かが待っているかもしれないと、じんわり思わせてくれるような作品にできれば。生きることにポジティブな想いが溢れている登場人物が多く、観劇後は爽やかな気持ちになっていただけるのではと思います。また、ファンタジーとはいえ、日本人に愛されている史実に基づいたお話ですので、忠義とは何か、侍の魂とは何かというものはしっかりと押さえてお芝居を作りたいと思っています」。演じるクロノスケについては「知的好奇心に溢れた、少年漫画の主人公にいそうなお役」と表現。柚香が今までに演じたことのない役柄だ。「快活な人だと思います。想定外の出来事が起きたとして、それがたとえ苦難であったとしても、ワクワクしながら立ち向かう。探求心があり、すごくエネルギーに満ち溢れていて、爽快な人物です。私自身、新しい刺激や学びが好きであったり、想定外のことが起きた時に面白いと思うところがあるので、共感できるところも活かしつつ演じたいと思います」。第二幕の『The Fascination!』は、花組誕生100年と新しい花組の始まりを華やかに祝うレビュー。“花”をテーマにしたダンスシーンを中心に、伝統を未来へとつなぐステージを展開する。「花組100周年のショーということで、(作・演出の)中村一徳先生が花組生全員の顔が見えるようにと、本当に大きな愛で場面を構成してくださっています」。下級生の一人ひとりにまでスポットライトが当たるように構成され、過去に花組で上演された作品をオマージュした場面もあるという。「聴けばすぐ分かるくらいの名曲もあれば、“こんな素晴らしい曲も花組から生まれていたんだ”と思うような曲もあります。花組の歴史というものを、短い時間では表現しきれませんが、皆さまに少しでも感じていただけるかと思います。また、私としましては、花組の名シーンと言われるダンスナンバーをさせていただきます。本当に光栄に思いますが、この場面を汚してはならないと思うほどに素晴らしい場面を再演させていただくので、心して挑みたいと思います」。芸術に対する敬意と、携わる方への敬意を持って今年7月に花組のトップ娘役に星風まどかが就任。本作が大劇場での新トップコンビお披露目公演となる。星風の印象を尋ねると「面白い人だと思います」と語る柚香。「似た温度を感じることが多々あります。芸事においての好奇心も近いものがあると感じますし、夢中になって一緒に作っていってくれることがとてもありがたいです。先生のおっしゃることに誠実に向き合う中で、いろんな時間を共有して深めていけたらと思います」。花組誕生から100年を迎える今、花組のトップスターとして組を率いることには「身の引き締まる思いです」と力を込める。「このタイミングで居させていただけることを思うたびに、感謝の思いが溢れますし、最善を尽くさなければと思います。日々、新しい楽曲であったり、先生から構成を伺ったり、新しい情報が入ってくるたびに、事の大きさに、思いの大きさに、毎日ハッとさせられます。少しでも皆さまへの御恩をお返しできるように精進してまいります」。100年の間、受け継がれてきた花組のバトン。柚香は何を受け取り、下級生に何をつなげたいと考えているのだろうか。「ひとつの作品を手掛ける中でも、どれだけ多くの人の思いが詰まっているか、どれだけ多くの労力と才能が詰まっているかというのを、やはり歴代の先輩方はちゃんと受け取って、感じて舞台に立たれていらっしゃった。それを今いろんなことから感じています。芸術に対する敬意と、それに携わる方への敬意。“自分がどうしたい”というだけではなく、私たちが美しいお衣装を着て舞台に立たせていただくまでに、どれだけの労力とこだわりとが詰まっているかというのを分かったうえで立っていきたいですし、そういうことを感じながら芸事に向き合える人たちでありたいです」。花組のトップ就任から約2年。コロナ禍で思うように動けない時期もあったが、「全部のことに感謝しています」と前向きに捉える。「これだけ学びをいただけた2年間というのは、人生の中できっと大きなことだと思いますし、宝塚歌劇でいろんなことを感じさせていただける環境へのありがたみを強く感じます。これからも、自分がすべきこと、できることを、ワクワクとドキドキを持ちながら邁進していきたいと思います」。取材・文・撮影:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント柚香光さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!宝塚歌劇団花組忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』 / レビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-【兵庫公演】2021年11月6日(土)~2021年12月13日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2022年1月2日(日)~2022年2月6日(日)会場:東京宝塚劇場
2021年11月06日舞台人としての圧倒的な華と、心が伝わる芝居、ダイナミックなダンスで観客を魅了してやまない。宝塚退団から6年。柚希礼音さんの現在地とは。男性を演じても女性を演じても、大事なのは心だなと。もともとスターの器を持って生まれたきた人だ。しかし、今年の初夏に上演されたミュージカル『マタ・ハリ』での柚希礼音さんの、有無を言わせぬカリスマ性と毅然とした美しさには圧倒されるばかりだった。マタ・ハリとは、世界が戦争に駆り立てられていた20世紀初頭、フランスを拠点に国境を越え活躍していたダンサー。柚希さんにとっては‘18年の初演以来3年ぶりに演じた役。前回も高い評価を受けていたが、今回のマタの神々しさに、やはりこの人は真ん中に立つべき人なのだと再認識した。そんな感想をぶつけると、少し恐縮しつつも笑顔で、「自分でもよくわからないけれど、何かが起きていたんですよね」と続けた。「私自身、舞台上に立っていることを忘れてマタ・ハリとしてそこにいるような感覚になったんです。だからご覧になった方がそう感じてくださったなら嬉しいです。じつは初演の時は、自分が女性を演じることに対してまだまだ戸惑う部分もあったんですね。稽古場では女性っぽくいなければと思いすぎて、演出の石丸さち子さんに『ぶりっ子してるように見える』って指摘を受けたりもしました。今回は前回以上に強く、誰にも媚びず、もっとカリスマで規格外の女性にと言われて、最初はこんなに強くて大丈夫かなと思いました。自分のけがれた過去を語る場面も、小さい声で歌っていたら、『そここそ大きく歌うのよ』と。結果、仁王立ちでいていいんだってところに辿り着いたんですよね」宝塚歌劇団を退団して約6年。在団中は、その実力と人気でレジェンド級トップスターと謳われた人。しかし、女優として歩いてきた年月に対しては「難しかった」と振り返る。「この身長といい肩幅といい、男役というものが自分の何もかもに合っていたんですよね。その前にバレエをやっていた時は身を縮めるようにしてきたからこそ、男役になって、伸び伸びできて体が喜んでいるのを感じましたし。だからこそ、男役を卒業してここから女性を演じるってなった時に、どうしたらいいんだろうって途方に暮れてしまって」それまで自身の強みになっていた体格がコンプレックスに感じられ、男役として積み上げてきたさまざまな技術やキャリアは必要のないもののように思われた時期も。「語尾に『~だわ』ってつけると、心がザワザワしたり。衣装でワンピースを着ている自分が落ち着かなくて、しっかり役に入れないまま舞台に立ってしまったこともありました。コンサバな服で取材を受けた時に、あまりに自分に似合っていなくて、もう終わったと思ったことも。その頃は『髪は伸ばすんですか?』『スカートはいつはきますか?』『ネイルはしてみました?』というような質問を受けることが多くて、逆にそうしないといけないのかなと悩んだり」そんななか、女性としての居方や振る舞いを「その時その時の役が教えてくれた」と話す。「研1(宝塚入団1年目)から男役を始めたのと同じ感覚で。この人はこういう歩き方でこういう喋り方をするんだっていうところから、女性としての型や心を学んでいったような気がします」なかでも大きなターニングポイントになったのが初演の『マタ・ハリ』。「それまでは役をいただくたびに、ファンの方はこれをやることをどう思うんだろうと気にしていました。とくにマタ・ハリは、露出度の高い衣装もあるので、きっと見たくないだろうなと心配したことも。でも、私が本気で役に挑んだら、みなさんそれを受け入れてくれたんです。退団後も応援してくださる方々は、私が男っぽいから好きなわけではないんだということがわかって、そこからは自分が心惹かれる作品や役に真摯に向かっていこうと思えるようになりました。自分にとってそれはすごく大きなことで、宝塚時代に男役として進むべき道を教えてくれた、『スカーレット・ピンパーネル』のショーヴランという役と同じくらいの意味を持っているんです」そこから、初のアングラ劇に挑戦となった『唐版 風の又三郎』や、ヒロインの歌姫を演じた大ヒット映画の舞台化であるミュージカル『ボディガード』、主人公の少年を導いていくバレエ教師に扮したミュージカル『ビリー・エリオット』など、さまざまな役を経験してきた。「いろいろな女性の型を学んでいくなかで辿り着いたのは、結局、男性を演じても女性を演じても、大事なのは心だなということでした。よく考えれば男役もそうだったんですよね。宝塚で約10年かけて男性に見せるための所作を学び、身ぶり手ぶりを身につけてからは、仁王立ちじゃなく立っていても、男役としての型じゃない脚の組み方をしても、男としていられるようになって。そこからは、型よりも心を追求していくことに意識を向けるように変わっていきました。今ようやく、いろんな役から学んできた“型”をあまり意識しなくても女性として舞台上にいられるようになり、役の心と向き合う段階に少しずつ入ってきたのかなと感じています」そんなタイミングで迎えるのが、退団後からスタートさせ、今回で第4弾となる自身のソロコンサート『REON JACK4』だ。「宝塚にいた時は、普段もカッコよくいたほうがいいんだって思って過ごしていました。でも、退団して男役ではない自分として出ていかなきゃいけなくなった時、“全部はカッコよくできないですけれど、心を少しオープンにします”って始めたのが、このコンサートです。ショーの場面では、普段の自分を忘れて思いっきり世界観に入り込める瞬間があったりするのですが、トークの場面になるとそのままカッコよくいられなくて…。それでも応援してくださる方々と、より強い信頼関係を築けた場所な気がします」コンサートと銘打ってはいるが、毎回、柚希さんの代名詞でもある高い身体能力を生かしたダイナミックなダンスもふんだんに盛り込まれる。「自分の芸事の原点にあるのがバレエで、やっぱりダンスは自分にとっては切っても切れないもの。たぶん私は、ダンスというものが好きになるように生まれてきたんだと思うんです。子供の頃、どんな習い事をしても嫌だったのが、初めてバレエをやった時に本当に楽しくて嬉しかったのを今も覚えています。それまでは授業で当てられても人前に出たくないと思っていたのが、バレエでなら表現できた。踊っていると、自分自身がいろんなものから解放されて、血管というか…細胞全体が喜んでいる感じがするんですよね。踊れば踊るほど、魂が浄化されていくような不思議な心地よさがあって。ただ、宝塚を退団すると、ミュージカルの中で少し踊る場面があっても、ショーのようにたっぷり踊れる機会って少ないんです。だから私にとって踊る場所として『REON JACK』はすごく大事なんです」しかも、ただ得意なダンスを踊るだけにとどまらない。バレエはもとより、アルゼンチンタンゴや、ヒップホップやロックなどのストリートダンス、そしてコンテンポラリーと、新たなダンスにも挑戦している。「ひと言でダンスと言っても、種類によってリズムのとり方も、使う筋肉も見せ方も全然違うんです。私のようなバレエ経験者は、ヒップホップが苦手な人が多くて、宝塚時代も自分は必死なのに、動きがダサいってよく言われていたくらい(笑)。前回初めて挑戦した男女ペアのコンテンポラリーでは、テコの原理でお互いがお互いの動きを利用し合うことで振りがどんどん発展していくのが、初めての経験で興味深かったです。私自身は、バレエだけを続けていくことの厳しさを痛感して宝塚という道に進むことを選びましたけれど、『REON JACK』に参加してくださっているのは、ダンスの道一本でやり続けてこられた超一流の方々ばかり。やればやるほど、リスペクトが止まりません。そのみなさんは、私がなかなか習得できない動きがあっても、振りを簡単にしようとはしてくれないんですよね。初日までには絶対できるようになるから大丈夫って、つねに私の前に高い壁を用意してくださるありがたい存在です」今回は3年ぶりの開催。今、生のエンターテインメントにとって困難な状況にあるが、どんな趣向を考えているのだろうか。「これまで私、ファンの方との心と心のキャッチボールをずっと大切にしてきたつもりなんですね。でもこんな情勢になってからは、みなさんと繋がろうと思ってもオンラインイベントとかになってしまって、すごく寂しかったんです。これまでのようにコールアンドレスポンスのようなことは難しいかもしれませんが、心のキャッチボールができて、久々に柚希礼音そのものに触れたって感じていただけるものにしたいと思っています。ストリートダンサーのYOSHIEさんからは、今回はパンキングのレッスンに来るよう言われていますし、振付で参加してくださる辻本知彦さんには、上野水香さんや宮尾俊太郎さんの場面を作っていただきます。演出も手がけるSHUN先生は、明るいのになんだか涙が出ちゃうストーリー性のある場面を作る方なので、楽しみなんですよ。ここまでの我慢や張り詰めてきた気持ちが少しでもほぐれて、面白かった、楽しかった、幸せだったと思ってもらえたら嬉しいです」宝塚在団中も今も変わらず、芸事にはストイック。しかし、以前に比べてどこか肩の力が抜けて、ほがらかで柔らかな印象を受ける。「もう、あまり無理して肩肘張らなくてもいいかなと思っているんです。作品に向かっている時は、それでも自分を追い込んでしまうんですけれど、それ以外のことなら無理して頑張るのはやめて、しっかり休もうという考え方になりました」もともとは、休みとあらばここぞとばかりに予定を詰め込んでいたというが、昨年のステイホーム期間を経て、家で過ごす時間がいかに大切か実感するようになったそう。「休みの日は朝から晩まで体のメンテナンスの予約を入れて、家は寝られればいいやみたいな感じだったんです。でも、家にいる時間が増えて、もっと広いベランダが必要だったなって思って、最近は物件ばっかり見ています。以前は公演がひとつ終わると海外旅行に出かけるのがルーティンでした。海外で何をしているかといったら、ホテルのベランダのチェアに座って、風を受けながらボーッとしていることが多かったんです。今は海外に行けない代わりに、家のベランダにソファを置いて、そこで台本を覚えたり、スマホのチェックをしたりしています。あとは、必要に迫られて料理をするようにもなりました。一度に大量に作って、同じものを何食か続けて食べているんですけれど(笑)」そんな柚希さんに、いま挑戦してみたい作品や役柄を伺った。「まだまだ女として勉強中なので、何でもやってみたいんですよね。マタ・ハリのように、演じることで自分を育ててもらえるような役とまた出合いたいし、すべての公演がそうなれたら幸せですよね。これまでずっと目の前のことを一生懸命やって次に繋げてきたので、あれこれ考えすぎず、目の前にあることを無理なくしっかりやっていきたいです」『REON JACK 4』歌のみならず、各ジャンルの第一線で活躍するダンサーたちとのハイレベルなパフォーマンスやトークなども交えたショースタイルのコンサート。日替わりでさまざまなゲストも。9月11日(土)・12日(日)東京ドームシティホールほか、北九州芸術劇場大ホール、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットスペース TEL:03・3234・9999(平日10:00~12:00、13:00~15:00)ゆずき・れおん大阪府出身。1999年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属。下級生時代から、そのスター性の高さとダンスの実力で注目され、数々の作品に主演。2009年に星組トップスターに就任し、約6年もの間、組を牽引し続け、‘15年に退団。退団公演の千秋楽には、史上最多となる1万2000人ものファンが劇場前に集まり話題に。退団後は舞台を中心にさまざまな作品に出演。来年1~2月にはミュージカル『ボディガード』への出演が決まっている。シャツ¥48,400スカート(ライナー付き)¥66,000コルセット¥231,000(以上Chika Kisada/エドストロームオフィス TEL:03・6427・5901)上につけたイヤカフ¥220,000(RIEFE/リーフェ ジュエリー TEL:03・6820・0889)下につけたイヤカフ¥18,480(KNOWHOW/ノウハウ ジュエリー TEL:03・6892・0178)その他はスタイリスト私物ノースリーブコート¥308,000パンツ¥96,800(共にMax Mara/マックスマーラ ジャパン TEL:0120・030・535)ピアス¥1,408,000(MESSIKA/メシカ ブティック 日本橋三越本店 本館6階 TEL:03・6262・7688)バングル¥105,000(Buccellati TEL:03・4461・8330)レザーコート¥286,000パンツ¥82,500(共にSportmax/マックスマーラ ジャパン)ネックレス¥201,300上につけたイヤカフ¥220,000(共にRIEFE/リーフェジュエリー)下につけたイヤカフ¥18,480(KNOWHOW/ノウハウ ジュエリー)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月15日号より。写真・Takanori Okuwaki(UM)スタイリスト・後藤則子ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年09月13日柚希礼音が3年ぶりに開催するソロコンサート『REON JACK 4』の開幕を控える9月10日、東京会場となるTOKYO DOME CITY HALL(文京区・東京ドームミーツポート1F)でゲネプロ及び取材会を行った。音楽プロデューサーに本間昭光を迎え、迫力あふれる歌声、そして様々なジャンルの実力派ダンサーを迎えたハイレベルなダンスを次々と披露し、コンサートの枠組みを超えた芸術的なショーとして、高く評価された同公演。「3年ぶりということで、すごく楽しみにしていますし、コロナ禍でコンサートするのも初めてのこと。安全第一で、いつも緊張している心がホッとするような、そして心がひとつになれる温かいコンサートになればいいなと思っています」と抱負を語った。今回もバレエ界の女王上野水香(東京公演)、K-BALLET COMPANYのゲストアーティストで俳優としても活躍している宮尾俊太郎(北九州・大阪公演)、「REON JACK」初回から参加しているアルゼンチンタンゴの名手、クリスティアン・ロペス、ストリートダンサーのYOSHIE、コレオグラファーで柚希の盟友でもあるSHUNこと大村俊介らが集結。開催に先がけてリリースしたCD「PARTY!」に収録の新曲3曲も初披露される。「温かいコンサートにしたいという思いはもちろんですが、やっぱり、ハイレベルなパフォーマンスをお届けしたいという気持ちは譲れない。ご一緒するダンサーの皆さんも、ギリギリまで私を高めようと、ご指導くださって、すごくいいものが出来て上がっていると思います」(柚希)また、初の試みとして日替わりでのスペシャルゲストも決定。甲斐翔真、夢咲ねね、佐藤隆紀(LE VELVETS)、湖月わたる、東啓介、西川貴教といったゲストが登場し、コラボレーションに加えて、素顔をのぞかせるトークも披露することになっており、「できれば、すべて(の公演を)見ていただきたい。本当に楽しみです」と期待を寄せた。12日の17時公演がライブ配信されることも決定しており、「コロナ禍なので、どうしても会場に足を運ぶのが難しいという方もいらっしゃると思いますし、海外からも『どうか配信を』という熱いお声をいただいていた。1回限りですが、配信が実現してうれしい。多くの皆様に、思いをお届けできれば」とコメント。「マスクをしているとはいえ、お客様のお顔を見て、同じ空間でパフォーマンスできるのは、本当に幸せ。想像しただけで、ウキウキしております。配信でもお楽しみください」とアピールしていた。取材・文・写真(会見写真)=内田涼柚希礼音ソロコンサート『REON JACK4』【東京公演】9月11日(土)12:00/17:009月12日(日)12:00/17:00会場:TOKYO DOME CITY HALL[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[9月11日ゲスト]甲斐翔真[9月12日ゲスト]夢咲ねね【北九州公演】9月18日(土) 17:009月19日(日) 13:00会場:北九州芸術劇場 大ホール[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[ゲスト]佐藤隆紀(LE VELVETS)【大阪公演】9月23日(木・祝) 17:009月24日(金) 13:009月25日(土) 12:00/17:009月26日(日) 13:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[9月23日・24日ゲスト]湖月わたる[9月25日ゲスト]東啓介[9月26日ゲスト]西川貴教※緊急事態宣言の延長による観客上限変更により、一部公演のチケット販売は9/12(日)23:59で終了しています。(9/13追記)
2021年09月10日憂いある存在感で異彩を放つ俳優・青木柚さんと、新世代写真家として脚光を浴びる石田真澄さん。夏の海辺の公園で、レンズが捉える心地いい距離感。出演する度に印象をガラリと変えてみせる俳優、青木柚。ステージで輝くアイドルに憧れていた9歳の頃、自らの意思で演技のレッスンを受け始めた。演技は好きでもまだ遊んでいたかった16歳の頃、俳優としての転機となる映画『14の夜』(’16)と出合う。「当時は自分に自信がなくて。華も背丈もないし、良くも悪くも尖った部分がなく、無個性だと思っていた時に、当時のマネージャーさんが『柚は映画がいい』とアドバイスをくれて、それを信じて挑戦したのが『14の夜』です。あの作品をきっかけに、感想をもらったり、オーディションにも呼んでもらえるようになった。自分という人物像が、他者の中では違って映るんだということを知って、力をもらいました」以降、『アイスと雨音』(’18)や『暁闇』(’19)、などで確固たる存在感を見せてきた彼は、役に対してどんなアプローチをするのだろう。「役をいきなり自分に憑依させるような効率的なことができなくて。どこか自分の中にも見覚えのあるものを手繰り寄せて、それを培養させながらちょっとずつ近づいていく感覚です。自分の外にあるものをそのまま取り付けるというのが僕にはできないというか、映像として映った時に嘘にならないかなとも思うんですよね」俳優を仕事としてやりたいと自覚した18歳の頃から、現場に対する姿勢も変わってきた。「もちろん完成を意識してはいるんですが、みんながひとつの作品の完成の向こう側を向いているということが、目や空気から感じる瞬間がすごく美しいなと。その瞬間がやりがいだし、どんな成功にも代えられないものです」2021年春、彼の名を知らしめた作品が、NHKよるドラ『きれいのくに』だろう。「最近は時代に合いつつもわかりやすさを意識したドラマが多い中、曖昧な会話のつながりだけで作品を成立させることができるんだ!と新鮮に感じましたし、あの現場での経験は大きかったです。テレビは関わっている人の数が多くスピードも速いので、ベストなものを生み出す瞬発力という足腰の強さにつながりました」この夏公開を控える、浅野いにお原作の映画化『うみべの女の子』では、残酷な“恋”と“性”に悩みもがく少年、磯辺を漫画から飛び出てきたかのように演じ、ジョニー・デップ主演の映画『MINAMATA‐ミナマタ‐』でも、キーとなる少年として作品に爪痕を残す彼。尊敬しているのは、加瀬亮、柄本佑、若葉竜也、仲野太賀、そして所属事務所ユマニテの俳優陣だ。「作品の規模や役の大小を問わず、その人が演じるだけで“生きている”ことが感じられる。どれだけ存在が大きくなっても、考えることをやめない誠実な姿勢があって、人間の複雑な面を持ち合わせている俳優さんに憧れます」今年2月に20歳を迎えたが、成人としての実感はあまりないそう。プライベートの性格は、一度心を開けばお喋りで少々面倒くさがり。Z世代であっても、SNSは得意ではないとか。「喋ることはストレス発散になるけど、家を出るまでの足取りが重くて(笑)。一人旅がしたいので、最近はYouTubeで自然の動画を見ながら意識を遠くに飛ばしてます。SNSは正直苦手で、傷つきたくないし、弱いなって思うけど、適度な距離感で付き合っていければ」と強がることにこだわらないところも魅力だ。「昔はもっと細かったので、『いっぱい食べろよ、男だろ!』と言われたりすると、自分らしくできないんだと窮屈に感じる時期はありました。でも僕は別に強くなくていいかなって。きっと、みんなそんなものじゃないですかね」YUZU AOKI2001年2月4日生まれ、神奈川県出身。俳優。主演映画『うみべの女の子』が8月20日より公開。9月23日公開のジョニー・デップ製作・主演『MINAMATA‐ミナマタ‐』にも出演。パンツ¥26,400(トゥモローランド TEL:0120・983・522)その他はスタイリスト私物MASUMI ISHIDA1998年生まれ、埼玉県出身。写真家。2017年に初の個展「GINGER ALE」開催。’18年に作品集『light years‐光年‐』刊行。カロリーメイトの広告写真で注目を集め、雑誌や広告など幅広く活躍。※『anan』2021年8月4日号より。写真・石田真澄スタイリスト・稲垣友斗(TRON)ヘア&メイク・ 橋本裕介(TRAPEZISTE)取材、文・小川知子(by anan編集部)
2021年08月02日女優・柚希礼音が、8月4日に最新シングル「PARTY!」を発売する。柚希は、宝塚歌劇団星組トップスターを6年間務め、宝塚の歴史の中でも絶大な人気を誇るトップスターとして多くのファンを魅了。2015年の退団以降も、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』『マタ・ ハリ』など、話題の作品に次々と出演している。「PARTY!」は、コロナ渦の中、柚希自身が「きっとファンの皆様も心が晴れない期間が続き、その心を解放して元気が出る音楽をいつも応援してくださる皆様に届けたい」という気持ちで制作。リード曲「PARTY!」のほか、 新たなダンスナンバーを作成したいという柚希の言葉からできた楽曲「溺れたい」、自ら作詞を手掛けた楽曲「I miss you」が収録される。また、「PARTY!」のミュージックビデオが収められたDVD、フォトブックレット(24P)も封入。そのほか、柚希本人と1対1で会話ができるオンライン個別お話し会(8月7日12:00~)の開催、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでのミニパネル展(8月4日~29日)の開催が決定。なお、オンラインイベントはHMV&BOOKS onlineからの購入が対象となる。
2021年07月01日女優の柴咲コウが25日、都内で行われた映画『クルエラ』の公開直前イベントに出席。作品の主人公であるクルエラをイメージした、パンク風のドレスを披露した柴咲。赤色の服は「10年くらい着ていない」といい、「その反動で最近は情熱を感じる色を身にまといたくなった。今日の気持ちとぴったり。色があると元気になる」とご満悦だった。本作は、ディズニーアニメーション『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン(悪役)・クルエラが主人公。1970年代の英国ロンドンを舞台に、いかにして彼女はヴィランへ変貌したのか、その誕生秘話を描く。主演は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞の主演女優賞を受賞したエマ・ストーンが務めている。柴咲はクルエラの日本語版声優を担当。アニメ声優は経験あるが、吹き替えは本作で初挑戦となった。「映画として完成されている作品声を入れるのは難しかった。口も合わせないといけないので。俳優さんが声優をやるとよくなりがちなのですが、120%出し切ってもその声を聞くと全然出せていないっていう。その現象が起こりましたね。役者は無言の芝居ができるけど、声優では声にすべてを吹き込まなければならず、そこが苦労しました」とアフレコを回想した。吹き替えのほか、エンドソングも歌唱している。「歌詞がぐっとくる。クルエラとして生きていくんだという決意がすべて閉じ込められている。“心の声に従う”というキーワードは大切だと思っていて、共感した」と魅力を力説。レコーディングは「覚悟を持って臨んだ」といい、収録後のミックスチェックも立ち会ったという。「もともと英語で歌われている曲。英語と日本語では響きが違うので、息を吸う加減とか色々細かく検証しました」と熱を込めた。本作ではクルエラが「心の声」に従って生きる様が映し出されているが、柴咲自身も「心の声に従って生きてきていると思う」と自己分析する。「協調性も大切だと思うけど、自分自身が一番の味方であり、応援者であり、支持者でありたい。これからも正直に生きていきたいですね」と語った。また、現在の夢について話題がおよぶと「夢というからには小さいことを言ってはいけない。大きいこと言う」とし、「コミューンを作ること!」と宣言。北海道と東京の2拠点生活を送っているが、「北海道で共同ファームを持っていますが、自分の思いに共感する人を集めてユートピアみたいなことができたらいい。馬に乗って、畑を耕して、みたいな」と願望を明かした。『クルエラ』は、5月27日より映画館で、5月28日よりディズニープラス プレミアアクセスで公開。
2021年05月25日宝塚歌劇団花組の新作『アウグストゥス-尊厳ある者-』、『Cool Beast‼』が、4月2日(金)より兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。トップスター・柚香光に話を聞いた。宝塚歌劇花組 ドラマ・ヒストリ『アウグストゥス-尊厳ある者-』/パッショネイト・ファンタジー『Cool Beast!!』ぴあ貸切公演 チケット情報本作の主人公は、ローマ史上初の皇帝となり、「尊厳者」を意味する“アウグストゥス”の称号を贈られたオクタヴィアヌス帝。若き英雄の姿を、フィクションと史実とを織り交ぜて描いた作品だ。「オクタヴィアヌスが成熟する前の未熟な部分が描かれていて、“若さゆえの青さ”がテーマになっています。賢くて聡明な、政治のお手本となるようなシステムを残された方でも、それまでには道を踏み外しそうになったり、己の感情に飲み込まれそうになったりしながら、いろんな人の教えを得て成長された。美化された英雄伝ではなく、そんな人間らしい部分に魅力を感じています」。鋭い眼差しをまっすぐに向けるポスタービジュアル。そこには“憎しみ”の感情が込められているという。「オクタヴィアヌスは、基本的には戦うよりも頭脳を使って人と分かり合うということを選びますが、その彼が、憎しみに傾いたときの瞬間を撮りました。いろんなメッセージが作品に込められている中で、“憎しみ”がひとつのキーワードになっています。希望や願い、夢が欲に変わり、それが叶わないときに憎しみが生まれる。いろんな感情の連動が演じる上で大切だと感じています」。『Cool Beast‼』は、美しく心優しい“野獣”が見た夢を、ストーリー仕立てで綴るラテンショー。「お客さまにはいろんな表情を楽しんでいただけると思います。また、久しぶりのエネルギッシュなラテンショーで、私たちも新鮮に感じています」。その中でも「長年夢見ていた裸足で踊るシーン」に注目してほしいと語る。「男役は基本的に足首まで固定されるようなシューズやブーツを履き、足首や足裏が固められた状態で舞台に立ちますが、裸足ではそれが解き放たれることになります。そうなれば身体の稼働や躍動がまったく変わってきますので、一度足が自由な状態で、いつも以上に自由に音楽を感じ、踊ってみたいなと思っていました。音楽も『水の戯れ』という美しい旋律の曲が使われています。デュエットでお見せしますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」。昨年、トップ就任が決まるもコロナ禍により大劇場お披露目公演が延期になるなど不測の事態が起きたが、柚香は「気付きの多い時間だった」と振り返る。「私たちがいかに恵まれた環境の中で過ごさせていただいているのか、どれだけ多くの方に大切に思っていただいているのか、心の底から実感しました。恥ずかしながら、こういう経験がなければこれほどまで思えなかったのではないかなと思いますので、今後、自分が道を歩んでいくうえで、大切な時間になったと思います」。公演は、4月2日(金)から5月10日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、5月28日(金)から7月4日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。4月15日(木)15:30ぴあ貸切公演、チケットは4月3日(土)一般発売。取材・文:黒石悦子
2021年04月02日