落語家の三遊亭若圓歌(本名・公文治)さんが7日、膵臓がんのため死去した。12日、落語協会が公式ホームページで発表した。同協会は発表で「葬儀は近親者のみで執り行われました」と報告。最後の寄席出演は2023年1月の東京・浅草演芸ホール公演で、「謹んでご冥福をお祈りいたします」とつづった。東京都文京区出身、7月3日生まれ。69年に三代目三遊亭圓歌に師事し、87年に二ツ目昇進。91年には「国立演芸場花形落語会銀賞」を受賞。93年に真打昇進し現在の名前・三遊亭若圓歌となった。また、寄席だけでなく、企業や寺院、地方銀行、商店などで落語講演活動を行ってきた。
2024年04月12日谷中骨董市事務局は、日蓮宗 寶珠山 延命院(東京都荒川区西日暮里3-10-1)のご協力の元、延命院駐車場スペースにて2023年9月9日(土)・10日(日)、同10月21日(土)・22日(日)、同11月18日(土)・19日(日)の計6日間、秋の「谷中骨董市」を開催いたします。各日とも約30店舗ほど出店し、入場は無料です。■開催の背景江戸時代の面影を残す古き良き町並みの歴史ある谷中のマチで、古き良きモノとの出会いを提供するアンティークマーケットです。昨年11月に第1回を開催し、今秋、第4回・第5回・第6回を開催することとなりました。谷中界隈にお住まいの方をはじめ、各所から骨董・アンティークなどの古いモノ好きな方が訪れます。また、谷中や浅草などに宿泊している外国人観光客の方も多く来場します。今回は、谷中骨董市の様子を撮影してくれるYouTuberさんを募集します。古き良きアナログなものと、新しい時代のデジタルなものとを融合し、動画やSNSでも発信していきます。■開催概要名称 : 谷中骨董市場所 : 日蓮宗 寶珠山 延命院 駐車場東京都荒川区西日暮里3-10-1日程 : 第4回 2023年9月9日(土)・10日(日)第5回 2023年10月21日(土)・22(日)第6回 2023年11月18日(土)・19(日)時間 : 10:00~15:00出店予定数 : 各日約30店舗入場無料 雨天中止ホームページ: ■会場「延命院」について会場となる延命院は、江戸時代に開創された歴史あるお寺で、駐車場には樹齢600年ともいわれる椎の木があります。日暮里駅から徒歩3分、谷中銀座まで徒歩1分というアクセスの良い場所に位置しています。■出店者募集中出店を希望する方(古物商許可証をお持ちの方に限ります)は、谷中骨董市ホームページにある出店要項をご確認ください。なお第5回開催分は8月1日より、第6回開催分は9月1日より募集を開始します。出店要項: ■YouTuber募集谷中骨董市の様子を撮影・配信してくださるYouTuberさんを募集いたします。謝礼として5,000円分の谷中骨董市で使用できるクーポン券(1,000円×5枚)をお渡ししますので、撮影時の買い物にご使用ください。購入されたものはもちろんそのままお持ち帰りいただけます。また、撮影・編集したYouTube動画は、谷中骨董市の本公式ホームページとInstagramにて、ご紹介させていただきます。・応募資格YouTubeのチャンネル/アカウントをお持ちで、動画配信実績のある方アンティークや骨董品などが好きな方は、大歓迎また、日本語に限らず、英語など、多国語での配信も歓迎いたします。ただし、日本語、または英語でコミュニケーションが取れる方に限ります。・採用数1~数組程度・謝礼5,000円分の谷中骨董市で使えるクーポン券・応募締め切り2023年8月5日(土)※ただし、応募多数の場合、早期に締め切る場合がございます。詳しくは応募要項ページをご確認ください。 ■これまでの谷中骨董市の様子谷中骨董市の様子1谷中骨董市の様子2■これまでに出品された品々(一部)出品された品々(茶道具)出品された品々(猫雑貨)出品された品々(レトロ雑貨)出品された品々(ヴィンテージジュエリー)【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】谷中骨董市事務局TEL : 070-9056-1266E-Mail: yanaka.antique@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月11日プロムジカ・コンティヌオ株式会社(所在地:豊島区池袋、代表取締役:圓谷 俊貴)が運営する古楽団体「プロムジカ使節団 <Promusica Baroque Academy>」の2023年度の年間スケジュールが決定しました。小規模公演ならではの、歌手・奏者の息づかいを感じていただける、魅力的なラインナップとなっております。是非主催公演、そして、出演協力の演奏会にお運びください!2023年度「プロムジカ使節団」年間スケジュール■音楽家兼代表取締役 圓谷 俊貴の挑戦プロムジカ・コンティヌオ株式会社は、国内外で活躍する若手プロ演奏家による古楽団体・プロムジカ使節団の運営、およびコロナ禍で需要が高かった録音・録画・動画編集・配信事業で実績を上げ、今年3期目に入りました。コロナが明けようとしている今、本来、やりたかった事業に邁進するにあたり、自らが現役チェンバロ奏者にして指揮者でもある代表取締役・圓谷 俊貴(35)が今後の展望を語ります。2023年1月《ロ短調ミサ》公演で指揮をする圓谷氏■ニッチな古楽がアフターコロナで跳躍するために古楽とは、クラシック音楽の中でもモーツァルトやベートーヴェンより古い時代のバロック音楽、ルネサンス音楽、中世音楽の総称です。多くは当時の楽器(古楽器、オリジナル楽器、ピリオド楽器などと言われています)を使って当時のスタイルで演奏されます。そもそも、市場規模4,237億円(2019年「ライブ・エンタテインメント白書」より)の日本の音楽シーンにおいて、クラシック音楽は7.5%のシェアしかありません。さらにコロナ禍により、2022年には2019年度の51.2%減という悲惨な状況でした。クラシックの中でもニッチな古楽業界が受けた打撃は想像を絶するものだったと言えるでしょう。そんな中で助成金を効率的に得て、音楽家が音楽で食べていくため、さらにアフターコロナに跳躍するための株式会社設立でした。圓谷「欧米では当たり前の“音楽家が演奏で収益を得て生活する”ことが日本ではまだまだできていません。教職や個人レッスン、アマチュア団体の指導など演奏外の活動で補うか、助成金を得るか。その助成金も赤字を前提としないともらえない。そういう現状を打破して演奏を中心とした音楽事業で収益を上げ、演奏者に還元できるシステムを構築することを目指し、覚悟を持って株式会社を立ち上げました。おかげさまで、私たちのオーケストラとしての活動実績はクレッシェンド(だんだん大きく)になっています」。2022年12月サントリーホール公演 集合写真■今年後半、そして2024年度に向けての展望圓谷「日本の古楽器オーケストラとして海外にもその名を知られ、高い評価を得ているBCJことバッハ・コレギウム・ジャパンと出会ったのは、私がまだ福島から東京藝術大学で声楽を学ぶために上京した18歳でした。その後、チェンバロに転向してからも、バッハをはじめヘンデルやヴィヴァルディといったバロック音楽が大好きで、今もそれが続いています。私たちの目指すところをすでに歩いているBCJを心から尊敬するとともに、私たちもまた、日本発のバロック音楽を世界に発信していけたらという思いを持っています」。「ゆがんだ真珠」を意味するバロック時代の音楽は、感情表現豊かで個性的な魅力にあふれています。プロムジカ使節団にも、バロック音楽やその時代の楽器の音色やタッチを愛し、優れたテクニックを持つ個性的な音楽家が集まっています。圓谷「会社とオーケストラの設立からこれまで、若くて才能あふれる演奏家を集め、演奏活動を通してファンを増やし、土台作りをしてきました。2023年度はさらに演奏のクオリティを上げていきたい。そして、数あるバロック作品の中で次の世代に伝えたいと思う作品を取り上げて、この時代、この空気、この奏者でなければできない、ワクワクするような演奏をお客様にお届けし、世界に向けて発信するために録音を残していきたいと考えています。2024年はバッハが「ヨハネ受難曲」の第1稿を作曲してからちょうど300年のメモリアルイヤーにあたります。そこに向けての企画も視野に入れつつ、歩みを進めていこうと思っています」。インタビューに応える代表<取材・構成 沢井 まみ>編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。企業広報誌、教育分野を中心に取材記者として活躍。一方、20代から古楽のコンサートマネジメントを務め、古楽業界に幅広い人脈を持つ。オフィスサワイ代表。沢井 まみ■会社概要商号 : プロムジカ・コンティヌオ株式会社法人番号: 4010401157145代表者 : 代表取締役 圓谷 俊貴所在地 : 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋4・5階設立 : 2020年12月11日事業内容: 音楽事務所資本金 : 1,000千円URL : 圓谷 俊貴 Toshiki Tsumuraya福島県古殿町出身。チェンバリスト・ピアニスト。2020年12月発足の古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』Promusica Baroque Academyを主宰し通奏低音および指揮を務める。4歳よりピアノ・18歳より声楽・20歳よりチェンバロを学び、東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻、同大学器楽科古楽チェンバロ専攻の2つの科で学び両科とも卒業。『ゴルドベルク変奏曲』リサイタル(郡山市立美術館主催、2020年)等のソロ活動に加え、通奏低音奏者としてバッハカンタータアンサンブル、N響メンバーによるアンサンブル、石田組等に参加するなど、日本各地で演奏活動を展開。《アンサンブル室町》メンバー、《オルケストル・アヴァン=ギャルド》理事及び通奏低音奏者。また、ピアニスト、コレペティートルとしても評価が高く、様々な歌手や奏者がその共演者に指名。第88回日本音楽コンクール木下賞《共演》受賞。声楽を鈴木 寛一、Gerd Turk、Rufus Muller、野々下 由香里、チェンバロを大塚 直哉、ピアノとフォルテピアノを小倉 貴久子、指揮法を根本 卓也の各氏に師事。合唱団 Collegium Vocale Purafonte 指揮者、Promusica Continuo Co., Ltd. 代表取締役。Twitter: @Tsmulan (個人)、@PBA_Promusica (プロムジカ使節団) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月28日「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」が、2023年4月29日(土・祝)から12月3日(日)までの期間、兵庫・姫路の書寫山圓教寺にて開催される。“存在とは何か?”を問いかける特別展「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」は、近年チームラボが考える「存在とは何か?」「生命とは何か?」といった大きな問いをテーマとした特別展。今、目に見えている世界がそこに存在しているとは限らないということ、つまり今見えている世界とは、それを見ている者の認知の中にだけに存在しているということを鑑賞者に気づかせる作品を展示する。今回は、光の球体のアート展示2作品がラインナップ。物理的に存在しないはずの光の形や輝きが、環境と認知の作用によって現象として生み出される作品が発表される。チームラボの作品空間に浸ると、その中に連続して存在する自分自身に目を向けるようになる。そのため鑑賞者は、自分自身の認知の中に存在する光の球体を通じ、「生命」そして「存在」という普遍的な問いへ思索を巡らせるだろう。国指定重要文化財・圓教寺の食堂で会場は、平安時代から1000年以上の歴史を刻む書寫山圓教寺の国指定重要文化財「食堂(じきどう)」。現在の建物は室町時代のもので、僧侶の学問や寝食の場として使われていたようだ。2階建ての仏堂としては日本の指定文化財の中で最大規模となる建物の全長約38mの奥深い空間が、チームラボによる作品空間へと様変わりする。【詳細】チームラボ 圓教寺 認知上の存在期間:2023年4月29日(土・祝)~12月3日(日)※会期中無休。天候により中止になる場合あり。場所:書寫山圓教寺 三之堂 食堂(じきどう) 1階住所:兵庫県姫路市書写2968開館時間:10:00~15:45(入館は15:30まで)入場料:一般 500円、大学・高校生 200円、中学・小学生 100円※別途、入山時拝観志納金(中学生以上500円、小学生300円)が必要
2023年04月22日人魚のミイラとは一体何だったのか2023年2月7日(火)、約1年かけて実施された「圓珠院所蔵『人魚のミイラ』を科学的に分析するプロジェクトの最終報告を実施しました。図9:人魚上半身の3D再構成画像科学調査によりわかったこと表面観察・頭部、眉、口の周辺に体毛がある。・眼窩は正面を向く。・耳介(外耳)があり外耳道が開口する、鼻および鼻孔がある。・歯はすべて円錐形で先端が後方(口の中側)にややカーブしている。肉食性の魚類の顎で、種類は明らかではない。・両腕があり、指は5本、平爪を有する。・下半身は、背ビレ、腹ビレ、臀ビレ、尾ビレを有し、ウロコに覆われる。・体表に砂や炭の粉を糊状のもので溶いた塗料が塗られている。人魚収蔵状況X線、X線CT撮影によるによる観察・木や金属の心材は無く、内部は布、紙、綿などからなる。・腕、肩、および首から頬にかけてフグ科魚類の皮が使われている。・背ビレ、尻ビレ、腹ビレの鰭条および鰭を支える担鰭骨、尾部骨格を確認することができた。・首の奥と下半身に金属製の針がある。人魚上半身の縦断面、内部は布などの 詰め物でできており、心材は認められない走査電子顕微鏡による観察・体毛には哺乳類の毛で、毛小皮(キューティクル)が観察できる。・爪は動物の角質が使われている。炭素14年代測定剥離したウロコの年代は1800年代後半の可能性が高い。蛍光X線分析特別な防腐処理は施されていない。DNA分析DNAは検出できなかった。科学調査のまとめ圓珠院所蔵の『人魚干物』は、魚体部は、ニベ科の魚類の皮で覆われ、上半身は、布、紙。綿などの詰め物と漆喰様の物質を土台として、積層した紙とフグの皮でできており、1800年台後半ごろのものと推測される。3D上半身回転歴史・民俗の立場から書付について人魚のミイラと一緒に残されている書付から、円珠院の人魚に直接繋がる情報は得られていなかった。書付には、人魚は『元文年間(1736(元文元)年~1740(元文5)年(徳川吉宗の治世で享保のあと)に、高知(土州)沖で漁網にかかったものが漁師によって、大阪に運ばれ、販売されていたものを、備后(備後)福山の小島直叙氏の先祖が買い求め、以後、小島家の家宝とした。明治36(1906)年11月に小島氏から小森豊治郎氏に売り渡した』とある。これらの具体的な人名などについて、確証のある情報は得られなかった。日本に現存する人魚ミイラについて・確認できるのは12体で、円珠院の人魚が13体目、岡山県内でさらに2体が確認された。これらの多くは寺社と博物館が所蔵している。人魚のミイラのポーズについては、大きく2つの系統、ムンクの叫びの様な姿勢のものと、腹ばい型の姿勢のものが認められる。・江戸時代以降、数少ないが人魚のミイラについて記録が存在する。例:天保3年(1832)の『名陽見聞図会』(小田切春江、東洋文庫)の見世物の図・大英博物館・ライデン国立民族学博物館など外国にも日本製と思われる人魚が存在する。→江戸期以降、多くの人魚が作製され、外国や国内に存在(流通)していた。圓珠院所蔵「人魚のミイラ」研究最終報告を終えて健康科学科教授 加藤この研究プロジェクトは、圓珠院様、及びご住職のご協力とご厚意によって実現できました。まずそのことを感謝したいと思います。幼い頃、少年雑誌に掲載されている妖怪や伝説の生き物の話をわくわくしながら読んでいました。それから何十年もたって、自分がそのようなものにふれ、直接研究する機会に恵まれるとは考えてもいませんでした。タイムマシンがあったら、おまえは大人になって人魚のミイラを調べることができるんだぞと昔の自分に教えてあげたいです。この、プロジェクトで多くの情報が得られましたが、まだ、すべてのことが明らかになっているわけではありません。今回の報告で一応の区切りとしますが、今後もこの圓珠院の人魚のミイラについては研究が継続される予定です。プロジェクトの詳細と沿革仏像や宗教絵画を含め、信仰や伝統・文化は芸術と不可分な関係として歴史的にも長く存在してきました。本学はアート(感性)&サイエンス(理性)教育を新ビジョンに定め、知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材の育成を進めています。このたび県内に唯一その存在が確認されている人魚のミイラについて、ミイラを所蔵している宗教法人 圓珠院のご協力の下、倉敷市立自然史博物館、岡山民俗学会理事木下浩氏とともに、当大学の専門教員たちが、X 線CT 撮影や遺伝子分析など、それぞれの専門分野から徹底的に科学的分析を行ってきました。化石哺乳類の専門家である加藤敬史教授が上半身、魚類学を専門とする山野ひとみ准教授が魚体部の形態分析を、分子生物学を専門とする武光浩史准教授が剥離物のDNA 分析等を行うとともに、木下浩氏が民俗学の視点から調査・分析を担当しておりました。2022 年 2月2日本プロジェクト開始2022年 4月4日研究中間報告としてX 線撮影、X 線 CT 撮影でえられた画像解析結果を発表2022年9月22日高解像度のX線CT撮影を実施し、より詳細な分析のために最終報告延期を発表2023年 2月7日本プロジェクト最終報告関連サイト倉敷芸術科学大学Webサイト 倉敷芸術科学大学最終報告全文掲載ページ 倉敷芸術科学大学 : : お問い合わせ先倉敷芸術科学大学入試広報部所在地:岡山県倉敷市連島町西之浦2640番地電話番号:086−440−1113E-mail: koho@kusa.ac.up 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月08日未来へつなぐ国立劇場プロジェクト初代国立演芸場さよなら公演『令和5年2月特別企画公演圓朝に挑む!』が2022年2月25日(土)に国立演芸場(東京都千代田区隼町4-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月18日(水) 10:00よりチケット発売開始です。カンフェティで1月18日(水)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 落語「黄金餅」橘家圓太郎落語「牡丹灯籠お露新三郎」三遊亭わん丈-仲入り-落語初代桂文治=作「按摩の信心」隅田川馬石落語「安中草三~牢破り~」三遊亭圓馬※番組・出演者に一部変更があることがございます。予めご了承ください。なお、最新の情報は下記の国立劇場チケットセンターへお問い合わせください。公演概要国立演芸場令和5年2月特別企画公演『圓朝に挑む!』公演日時:2022年2月25日 (土)12:30開場/13:00開演(16:00頃終演予定)会場:国立演芸場(東京都千代田区隼町4-1)■出演者橘家圓太郎 / 三遊亭わん丈 / 隅田川馬石 / 三遊亭圓馬■カンフェティ チケット料金一般:3,300円→2,970円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月17日東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が6日、ライブ配信アプリ「17LIVE」の配信番組『西川貴教のニシナナ LIVE』に出演。『イナズマロック フェス 2022』について語った。西川が『イナズマロック フェス 2022』出演のお礼を伝えると、谷中は「こちらこそありがとうございました。念願だったんでね。日本全国のフェス、海外のフェス、いろいろ出てるけど、『イナズマ』出てないのは片手落ちじゃないのって」と返答。西川が「これから先はスカパラを呼ばないわけにはいかないなと」と今後の出演オファーにも言及すると、「本当ですか? 何度でも行きたいですよ」と意気込んだ。そんな念願の『イナズマ』出演について、「めちゃくちゃ楽しかったですよ。場所もいいですよね」としみじみと語る谷中。続けて「僕らって、ステージ上で音を聴くけど、出てる音って聴けないじゃないですか。だから、出てる音ってどんなのなんだろうって。スタッフとかも『音がすごい良かった』って(言ってた)。音はこだわっておられるんですか?」と尋ねる。それに対し、西川は「屋外で、音が風で流されやすかったりする」「決まったデシベル数のなかでどのくらい後ろまで聴かせることができるのかっていうスピーカーの配置とかは、結構時間をかけてやらせていただいてる」と説明。「どうしても屋外ですし、いろんな問題はあったりするんですけど、そんな風に言っていただけるのは僕らにとっても本当に嬉しいです」と喜んだ。また、谷中は「我々は海外のフェスにも行かせていただいてるんですけど、『イナズマ』は初めてだったんで、緊張しました」と回顧。「『大丈夫かな?』『盛り上がってくれるかな?』って、メンバーとドキドキしてたんですけど、お客さんがすごく迎え入れてくれたんで、本当にお客さんありがとうございました」と謝意を表すると、西川は「どのアーティストの方にも言っていただけるんですけど、『イナズマ』はなんでもありで盛り上がってくれる。(『イナズマ』の観客は)アーティストの方が『イナズマ』に来てくれるだけで『ありがとうございます』なんですよ。そこが一番大きいです。僕ら運営側からしても、こんなに素敵なお客様がいるフェスないなっていうくらい」と胸を張った。
2022年10月09日谷中骨董市事務局は、日蓮宗 寶珠山 延命院(東京都荒川区西日暮里3-10-1)のご協力の元、延命院駐車場スペースにて2022年11月12日(土)・13日(日)の2日間、第1回「谷中骨董市」を開催いたします。両日とも約30店舗が出店し、入場は無料です。■開催の背景持続可能な消費の形を目指すSDGsの取り組みが注目され、若い人たちの間にアナログ・レトロ文化への回帰が高まる昨今、古き良きものと出会い、大切に受け継いでいくための場として、骨董市を開催します。会場となる延命院は、江戸時代に開創された歴史あるお寺です。日暮里駅から徒歩3分、谷中銀座まで徒歩1分という、谷中散策の最適な場所に位置しています。この駐車場には、樹齢600年といわれる椎の木があり、支柱に支えられながらも、今も健在です。何百年と、人々の生活を見てきたであろうこの椎の木の下で、いにしえへの時代と現在とを結びつける骨董市です。延命院■開催概要名称 : 第1回 谷中骨董市場所 : 日蓮宗 寶珠山 延命院 駐車場東京都荒川区西日暮里3-10-1日程 : 2022年11月12日(土)・13日(日)時間 : 10:00~15:00出店予定数 : 各日約30店入場無料 雨天中止ホームページ: 二次元バーコード■出店者募集出店を希望する方(古物商許可証をお持ちの方に限ります)は、谷中骨董市ホームページにある出店要項をご確認ください。出店要項: 地図【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】谷中骨董市事務局TEL : 070-9056-1266E-Mail: yanaka.antique@gmail.com ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日現在放送中のドラマ『渋谷先生がだいたい教えてくれる』で、ハンサムだけど風変わりな専門学校教師・渋谷保を演じる谷中敦さん。ドラマ初主演となる今作の設定は極めて斬新。ドラマパートのほかに渋谷先生が悩み相談に答えるトークパートが存在し、そこで語られる言葉やアドバイスは谷中さん自身のものだ。大変な今の時代だからこそコメディタッチの今作を楽しんで。「今作は、僕の話を聞いたことがある制作サイドの方に、『谷中さんは名言が多いから、その名言が生きるドラマを作ってみたい』と言われたところから始まりました。不安を覚えながらも挑んだところ、トーク部分の台本には、『谷中ここで名言』とだけ書いてあり、肝心な部分が空白になっていて(笑)。プレッシャーは感じますが、タイトルに“だいたい”とあるので、はぐらかしも含めて面白い回答ができればなと」真心ブラザーズやオカモトショウさんなど、谷中さんと親交の深いアーティストが本人役でトークに参加しているところも見どころだ。「普段、ドラマに出ない方をご案内できることはすごく嬉しいし見ている方も新鮮ではないでしょうか。マキシマム ザ ホルモンのナヲさんは、『先生、オリンピック出てましたよね?』と、渋谷先生の設定を崩そうと仕掛けてきたので焦りましたね(笑)。ドラマとトークパートをシームレスにしているのが、速水流果役の里々佳ちゃんです。僕やバーテンダー役の徳井(義実)さんがトークを回したり活性化させようとする中、彼女はドラマの世界観を保ちながら発言する役割を担ってくれています。一番、活躍していると思います」作品を見ている知人からリアクションもあった。「先日、食事に誘われて食べたいものを聞かれた時に、『食べるものも人も好き嫌いはないので』と伝えたら、『さすが渋谷先生、名言ですね』と言ってくれました(笑)。どんな食材も料理の仕方で美味しくなるように、人とのお付き合いも自分が工夫することで楽しく付き合えるようになると思っているんです」谷中さん自身も数々の名言に影響を受けているという。「『スコラ』という雑誌の編集長だった北井(優)さんの、『俺は最高と最低を知りたいんだ』。あと、作家・ヘミングウェイの『勇気とは極限の状態で見せる品だ』という言葉は、自分が生きる上で大きなテーマとなっています。今、世界が大変ですが、そんな時だからこそ、コメディタッチのドラマっていいなと思うんです。気軽に楽しみながら、“だいたい”な感じで見てみてください」『渋谷先生がだいたい教えてくれる』芸術の世界を目指す専門学校に赴任してきた新任教師・速水流果。生徒からのお悩み相談係を押し付けられた彼女は悩んだ末、謎の教師・渋谷保に頼ることに。TOKYO MXにて毎週火曜23:30~放送。やなか・あつし東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス担当。現在、全国ツアー「BEST OF LUCK」開催中。スカパラの活動の他にも『大豆田とわ子と三人の元夫』など、俳優活動も。※『anan』2022年6月1日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー・文、重信 綾(by anan編集部)
2022年05月30日ガチンコ・ドキュメント・ホラー番組 「おまえら行くな。」北野誠が部長を務める豪華最恐ゲストを迎えた最終公演竹書房 主催、最大・最恐・最期のマルカイ『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』が2022年7月2日(土) にユーロライブ(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて5月21日(土)12:00より発売開始です。カンフェティにて5月21日(土)12:00よりチケット発売開始 公式Twitter(@marukai_take) 最大・最恐・最期のマルカイ『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』2019年11月30日に渋谷の街で産声を上げた圓山町 怪談倶楽部(通称 マルカイ)は、ありそうでなかった寄席形式のホール怪談公演。「おまえら行くな。」等のガチンコ・ドキュメント・ホラー番組で人気の北野誠が圓山町怪談倶楽部部長を務め、人気怪談語りの顔付けを行いました。同じく「おまえら行くな。」シリーズ監督の鎌倉泰川を総合演出に加え、公式パンフレットの解説執筆に川奈まり子等の怪談作家の布陣で、アンダーグランドから現代話芸にアップグレードした新しい怪談公演の形を提案して参りました。第7回目を迎えた、圓山町怪談倶楽部が、3名の豪華最恐ゲストに加え第5回公演までキュレーター(キャスティングプロデューサー)であった西浦和也を大トリの怪談語りに迎えて最終公演を行います。ずばり第7回目のタイトルは、『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』最終公演にふさわしく、おなじみ 部長 北野誠、パンフレット解説執筆・クロストークゲスト出演の川奈まり子に加え、最恐の豪華ゲスト4名が集結!第1回以降、コロナ禍で人数制限による開催を余儀なくされておりましたが、最終公演の今回は最大キャパシティでの開催が可能に!夏の初めに最大・最恐・最期の公演を是非、生ライブでお楽しみください。第7回出演者プロフィール北野誠ご存じ!ガチンコ・ホラー・ドキュメント番組『おまえら行くな。』の心霊探偵団団長。『圓山町 怪談倶楽部』では部長と、第二部の怪談クロストークのMCを務めます。川奈まり子ホラー小説・実話怪談の書き手としての豊かな才能に加え、様々な怪談イベント、怪談番組に出演。今回は公式パンフレットの解説文と、第二部怪談クロストークのゲスト出演いたします。【怪談演者】(出演順)夜馬裕怪談師コンビ・ゴールデン街ホラーズ/相方はインディ。カクヨム異聞選集コンテスト大賞。第7回幽怪談実話コンテスト優秀賞。話数の豊富さと、練られた構成の怪談には自信あり。2020年第3回怪談最恐戦優勝。過去3回、圓山町怪談俱楽部に出演し、『墳墓の丘』『先無ノ森』『供物の約束』を披露。田中俊行(イラストレーター・怪談収集家)幼少の頃より奇怪な物や怪談話が好きで集めはじめる。独特の口調と表情から醸し出される、怪談の数々は要必聴!怪談最恐戦は初年度から3年連続出場。2020年第3回怪談最恐戦準優勝。2021年第4回怪談最恐戦優勝。過去2回圓山町怪談俱楽部に出演し、怪談噺『予感』『古民家』を披露。いたこ28号大阪府出身。ガチ怪談からエロ怪談までこなす自称『怪談バカ』日本の怪談史を振り返るトークライブや怪談イベントで毒と気炎を吐いている。著書に「憑依怪談 無縁仏」(竹書房)など。圓山町怪談倶楽部では、第四回公演『VS怪談新世代』に出演し『天狗使い』を披露。西浦和也怪異蒐集家。ガチンコホラーバラエティー『北野誠のおまえら行くな。』企画構成。代表的な怪談に「迎賓館」、「獄の墓」、「警備会社時代の体験」などがある。圓山町怪談倶楽部でキュレーターを務めると同時に過去2回出演し、『窓辺の処女』『渋谷怪談』を披露。最終公演は大トリでたっぷり語っていただきます。【圓山町 怪談倶楽部憲章】一、 『圓山町 怪談倶楽部』に出演する者は、百年先の日本に届けたい己の傑作怪談を作品タイトルと共に、怪談倶楽部で披露します。恐さと面白さのクオリティ保証!二、 現代怪談の舞台装置・観劇環境に関して、伝統芸能の話芸と同様のご提案をします。演者の顔の表情が見やすいマイク位置、ゆったりと座れる映画館用の固定椅子など、観客ファーストの会にいたします。三、 映画、演劇、落語、他のメジャー文化と、現代怪談との並列化を目指します。『圓山町 怪談倶楽部』公式読み物「ひゅ~どろろ」(執筆・川奈まり子、他)を発行して、一つ一つの怪談の意義と価値を高めます。メジャー化への挑戦!公演概要最大・最恐・最期のマルカイ『第7回圓山町怪談俱楽部~最終公演 四人(しびと)、最期の恐宴~』公演日時:2022年7月2日(土) 18時開演会場:ユーロライブ(東京都渋谷区円山町1-5)■出演者北野誠川奈まり子夜馬裕田中俊行いたこ28号西浦和也【リアル会場チケット】■カンフェティにて発売2022年5月21日(土)12:00~発売開始全席指定:3,500円(税込)未就学児入場不可※お一人様4枚まで購入可【オンライン公演視聴チケット】■カンフェティにて発売2022年6月17日(金)12:00~発売開始料金:2,500円(税込)主催:竹書房 ユーロライブ協力公演竹書房 噺 TAKESHOBO-BANASHI「圓山町 怪談倶楽部」とは(略称マルカイ)稲川淳二氏、桜金造氏、つまみ枝豆氏等が出演する80~90年代に放送されたテレビ番組やビデオオリジナル番組の怪談に、幼少期から影響を受けた“稲川チルドレン世代”の怪談語りが活躍し始めた2018年以降の直近の怪談ブームの最中に、ライブハウスやイベントスペースではなく、観客の集中力が途切れない劇場で、長尺の怪談を披露する場を若手の怪談語りたちに提供する志で企画されました。企画時にキューレーターとして参加した西浦和也氏は、2000年代から怪談界では絶大な人気があった怪異収集家で、数々のホラー番組へ出演、YouTubeの再生回数も100万再生を突破することも珍しくない存在です。怪談師たちをまとめるニューリーダーは、CS放送のホラードキュメント番組『おまえら行くな。』で、現代のホラーシーンで絶大な人気を誇る北野誠氏の実話怪談哲学(作り話ではない。残虐描写の犯罪の話ではない。心霊を感じたり不思議な気持ちにさせる怪談らしい怪談)に沿った怪談噺を寄席形式で披露する公演が実現いたしました。複数人の怪談語りが、大勢の観客を前にして15分から20分の長尺怪談をソロで披露して、公演の最後に全員が登壇して怪談座談会を行う圓山町怪談倶楽部の公演形式は、2018年の段階で人気のあった5分程度の短い尺の怪談を競う怪談コンテストや、出演者全員が最初から最後まで登壇して雛段トークスタイルで行う怪談イベント、客無しのネット配信の形式とは異なり、普段は怪談イベントに足を運ばない伝統芸能系のファン層も取り込んだ怪談公演となりました。今回の最終公演にあたり、諸事情でキュレーターと出演をお休みしていた西浦和也氏が遂に大トリでたっぷりと怪談を語ります。この最終公演で、圓山町怪談倶楽部は次なる姿に変貌いたします!どうぞ、歴史的な最終公演を目撃ください!これまでの圓山町怪談倶楽部『第一回圓山町怪談倶楽部 ~シバスベリ~』日時:2019/11/30出演: 北野誠/川奈まり子黒木あるじ・夜馬裕・田中俊行・西浦和也・竹内義和『第二回圓山町怪談倶楽部~和装怪談の変~』日時:2020/4/4出演: 北野誠/川奈まり子山口綾子・旭堂南湖・三木大雲・『第三回圓山町怪談倶楽部~遠国奇譚~』日時:2020/7/4出演: 北野誠/川奈まり子神原リカ・上里洋志・村上ロック・中山市朗『第四回圓山町怪談倶楽部~VS怪談新世代~』日時:2020/11/21出演: 北野誠/川奈まり子卯ちり・BBゴロー・大赤見展彦・星野しづく『第五回圓山町怪談倶楽部~先無ノ森~』日時:2021/4/3出演: 北野誠/川奈まり子田中俊行・村上ロック・夜馬裕・下駄華緒・竹内義和『第六回圓山町怪談倶楽部~供物の約束~』日時:2021/10/23出演: 北野誠/川奈まり子牛抱せん夏・吉田悠軌・中山市朗・桜井館長・ 夜馬裕 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月20日多摩美術大学グラフィックデザイン学科に通う新進気鋭の写真家・圓井誓太(まるいせいた)の写真展『こうごうせい』が、3月23日(水)よりパレットギャラリー麻布十番にて開催される。圓井は独学で写真をスタート。主にフィルムカメラを用いて写真を撮っており、デザイナーとしても活動する大学4年生だ。今年3月に自身のTwitterに“個性を愛する”をコンセプトとした卒業制作「目玉焼き」を投稿したところ、大きな話題となり、9万いいねを獲得した。そんな圓井の写真展『こうごうせい』が3月23日(水)〜3月28日(月)の期間限定で開催されることになった。新たな才能が切り取る「光」に注目してほしい。◼️写真家・圓井誓太コメントある日、 私は一時的に目が見えなくなるという経験をしました。 その時、 真っ先に思ったのは、 「写真が撮れなくなる」ということでした。 それ以来、 光を見るという日常的な行為にこれまでとは異なる感性を持つようになりました。 今回の写真展では、 そんな私が感じた光への喜びを皆様にも感じていただけたらと思っております。【開催概要】圓井誓太(まるいせいた)写真展『こうごうせい』開催期間:2022年3月23日(水)~3月28日(月) 11:00~19:00(会期中無休)会場:パレットギャラリー麻布十番(東京都港区赤坂麻布十番2-9-4)入館料:無料問い合わせ先:圓井誓太(mail:pinapoo.222@gmail.com)その他:InstagramのDM、ホームページの問い合わせからも受け付けております。Instagram: ホームページ:
2022年03月22日国立演芸場主催、令和4年2月特別企画公演『圓朝に挑む!』が2022年2月26日 (土)に国立演芸場(東京都千代田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 特別企画公演圓朝に挑む!落語「一名荻江の伝」:橘家圓太郎落語「牡丹灯籠お札はがし」:柳家小八― 仲入り ―落語「にゅう」:春風亭昇々落語「牡丹灯籠栗橋宿」:三遊亭天どん※番組・出演者に一部変更があることがございます。予めご了承ください。公演概要国立演芸場令和4年2月特別企画公演『圓朝に挑む!』公演日時:2022年2月26日 (土)12:30開場/13:00開演(15:30頃終演予定)会場:国立演芸場(東京都千代田区隼町4-1)■出演者橘家圓太郎 / 柳家小八 / 春風亭昇々 / 三遊亭天どん■チケット料金一般:3,300円学生:2,300円(全席指定・税込)<カンフェティ取扱>先着限定!一般:3,300円→ 2,970円! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日北海道の代表的な珈琲店「森彦」が東京・谷中の文化複合施設「HAGISO」に「カフェ 森彦の時間」として期間限定オープンします。札幌の「森彦」の空気感を感じながら、今回新たに発売されたブレンドコーヒー「森彦の時間」の3銘柄を味わえる特別なカフェとなっています。珈琲店「森彦」とは?1996年に北海道・札幌の閑静な住宅街でひっそりとオープンした「森彦」。創業から23年経った今ではコーヒー好き、カフェ好きが一度は訪れたいと願う名店に。路地裏にひっそりと佇む古い小さな木造の家で温かい深入りコーヒーを楽しむ“森彦体験”を今回、期間限定で東京で楽しむことができます。新登場のブレンドコーヒー「カフェ 森彦の時間」新たに新登場したブレンドコーヒー「森彦の時間」は3種類の展開です。深入りながらもほんのりとした甘みを感じるブレンド。ナッツのような香ばしさと優しい甘みが調和したマイルドブレンド。アフリカ・ウガンダのルウェンゾリ山脈で特別に収穫された完熟豆を使用した、アフリカン・ムーンブレンド。これらは店頭で味わうことができ、北海道フードとのフードペアリングや各ブレンドの飲み比べも可能です。珈琲を染料として使った珈琲染めコーヒーを飲料としてではなく染料として、布や紙、木といった素材を染めたアイテムを展示の一部で使用しています。飲むコーヒーだけでなく、見て感じるコーヒーも楽しめるコンセプトになっています。「カフェ 森彦の時間」実施概要・営業日時:11月14日(木)14:30~19:0011月15日(金)~11月16日(土)12:00~21:0011月17日(日)12:00~18:00・場所:HAGISO東京都台東区谷中3-10-25(JR山手線・日暮里駅北改札・西口より徒歩5分、地下鉄千代田線・千駄木駅・2番出口より徒歩5分)イベント情報イベント名:カフェ 森彦の時間催行期間:2019年11月14日 〜 2019年11月17日住所:HAGISO東京都台東区谷中3-10-25
2019年11月03日東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さん。大人の男の色香を湛え、ミュージシャンとして、詩人として活動する彼が考える「色気論」とは?――どんなときに、あるいは、どんな音楽に色気を感じますか?谷中:静と動、両方感じることが色気ですね。それが混ざる瞬間、その「間」、その「余白」が色気じゃないかと。僕の大好きなミュージシャン、フランク・ザッパの言葉で、「何をやるときもセクシーであれ」というのがあって。「それが自分の個性につながるのだ」と。それはつまり、「剥き出しの表現をする」ことだと僕は解釈しているんです。――剥き出しの表現で生まれる個性が、色気につながっていくのだと。谷中:「裸」になるということだと思うんです。自分自身と真摯に向き合い、それを表現する。嘘のない表現というか。精神的に裸になるというか。それがアーティストの個性になるし、それが色気につながる。例えば、ラテン系のアーティストはよく裸になるんです。ステージでも、プライベートでも、男性も女性も肌を露出する。精神的な部分でもそうですが、服を脱ぎ捨て剥き出しの自分をあえて見せることでそれを体現しているんじゃないかなって。――スカパラの音楽にもそれは感じます。特に、桜井和寿さん、あるいは、チバユウスケさんだったり奥田民生さんだったり、ゲストボーカリストがスカパラの楽曲に参加するときに「剥き出しの表現」を強烈に感じるんです。そこはかとない男の色気のようなものを感じるというか。谷中:詞も曲も僕らが用意して、歌ってもらうだけの状態にしているので、ゲストの方々は身ひとつで、それこそ裸でやって来るんです。エレファントカシマシの宮本浩次君とやったとき、彼は彼らしくこんな言葉で表現したんです。「レコーディング現場へ行ったら、スカパラのメンバーが全裸で並んでるように感じて、自分だけが服を着てることが恥ずかしくなった」と。「だから、自分も服を脱いで全裸にならなくちゃいけないと思った」と(笑)。いつもの自分のバンドではないですから、服を脱げば脱ぐほど個性はより際立ってくるし、互いに全部さらけ出さなければいいコラボレーションは生まれない。そういう意味でも、丸裸になって学ぶことはとても多いんです。――谷中さんはミュージシャンとしてだけでなく、作詞もされます。言葉を紡ぐ上ではどうですか?谷中:やっぱり、精神的に裸になりますね。僕の大好きな詩で、アルチュール・ランボーの「感覚」という詩があるんです。「夏の青い夕暮れにぼくは小道をゆこう」という言葉で始まる短い詩。帽子を脱いで、麦の穂にちくちく刺されながら歩いていく、心のおもむくまま、ボヘミアンのように遠くへ、遙か遠くへ行くのだ、と。そして、詩の最後は、「女と連れ立つときのように心たのしく」と終わるんです。ああ、ランボーは独りぼっちなんだなと。そこに、男っぽさと寂しさと、なんともいえない色気を感じて。でもね、孤独って、我がままなんです。人間は社会的な動物だから、たった一人で生きていくことはできない。どんな人も誰かと関わりをもって生きている。家族もいて仕事もあって仲間もいる、なのに孤独だと思い、孤独を気取るのは、時として周囲に迷惑になることもあるわけでね。でも、ただ一人の男として、自分の人生をどう作っていくべきかと考えるとき、社会的な役割から離れて孤独にならないとつきつめることができないこともあるんです。ひどく勝手だとは思うんですが、それがアーティストとしての深みにつながっていく部分はあるんじゃないかなって。――谷中さん自身、スカパラのメンバーであり、夫であり父であり、という部分はあるけれど、孤独を感じるときもある、ということですか?谷中:詞を書くときはそうですね。世界観をどれだけ掘り下げられるか、集中するには孤独であることは必要だし、一人になりたくなくても一人にならなくちゃいけない部分もある。詞を書くためじゃなくても、精神的に裸になって真正直に生きることは、大事なことだと思っていますから。――そういうときはどこかへ行かれたりしますか?旅に出るとか。谷中:いや、自分自身に没入するだけですね。没入して精神的に自由になる。僕はわりと、どういう場所でも誰と一緒にいても、そういうスイッチが入ると書けてしまうんです。――谷中さんは友人知人によく詩を贈ったりするそうですね。谷中:昔はよくやってました(笑)。今は酒を断ってますが、昔、浴びるように飲んでた頃は、酔うと誰彼構わず詩を贈ってたんです。会ったばかりの人にもね。それはもう、迷惑だったでしょう(笑)。そもそもはメール代わりのようなものだったんです。僕が詩を書くようになったのは、携帯電話を持つようになってから。20年ぐらい前かな。携帯ってテキストを打てるじゃないですか。自分の文章が手軽に活字にできてそれをすぐ見られるのが楽しくて。最初は面白い文面をメールしてたんです。それがだんだんと詩になっていって、歌詞になっていった。最初のうちは自意識過剰でした。ただのポエムおじさんだったと思いますよ(笑)。でも不思議なことに、それを人に見せることで、だんだんと自意識が削がれていく。自我を脱がなければ詩は書けないと学んでいったんです。そもそも詩は、自分のことを赤裸々に書くものではないんです。それこそ間や余白が必要で。一から十まで全部書いてわかってもらおうとするのではなく、パズルのワンピースが欠けた状態で読んだ人が完成させる、それがいい詩なんです。――確かにそうですね。ランボーの詩にもそういった魅力があります。谷中:ちょっと謎めいているでしょ。パウル・ツェランというユダヤ人の詩人は、「詩人の言葉は海を漂う瓶の中に入った手紙だ」と言ったんです。それをたまたま海岸で拾った人が読む、それが詩だと。だから、多少暗号めいていても、自分なりに理解し、それを解く楽しみがある。それが詩の醍醐味。その神秘性が色気につながるんだと思いますね。やなか・あつし1966年、東京都生まれ。ミュージシャン、作詞家。所属するバンド、東京スカパラダイスオーケストラは今年デビュー30周年。11月20日には記念アルバムが発売決定。翌日から全国ホールツアーも開催。2001年発表のチバユウスケとのコラボ曲「カナリヤ鳴く空」は、現在公開中の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の主題歌。コート¥280,000シャツ¥62,000パンツ¥46,000スカーフ¥55,000靴¥119,000(以上ダンヒル TEL:03・4335・1755)※『anan』2019年10月23日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・吉本知嗣ヘア&メイク・高草木 剛取材、文・辛島いづみ(by anan編集部)
2019年10月22日落語中興の祖・三遊亭圓朝ゆかりの「幽霊画展」東京谷中にある全生庵(臨済宗国泰寺派)で、2019年8月1日(木)〜31日 (土)まで、谷中圓朝まつり「幽霊画展」が開催されます。江戶末期から明治にかけて活躍し、「牡丹燈籠」「真景累ケ淵」「死神」など、多くの名作落語を創作した落語中興の祖・三遊亭圓朝は、怪談創作の参考に数多くの幽霊画を収集していました。伝・円山応挙から、柴田是真、伊藤晴雨、河鍋暁斎など、著名な画家たちが描いたさまざまな幽霊たち。現在は、圓朝の墓所がある全生庵でこれらのユニークな幽霊画を所蔵し、毎年8月の1ヶ月間のみ特別公開しているのだとか。左から、伊藤晴雨「怪談乳房榎図」、池田綾岡「皿屋敷」、鰭崎英朋「蚊帳の前の幽霊」。すべて全生庵所蔵。谷中圓朝まつり「幽霊画展」【開催概要】会期:2019年8月1日(木)~2019年8月31日(土)※土日祝祭日も開催開館時間:10:00~17:00(最終入場16:30)拝 観 料 :500円今年は8月3日 (土)に「幽霊の怨返し ― 落語にみる情愛」と題した記念イベントも開催されます。(※定員に達したため、受付終了)「幽霊の怨返し ― 落語にみる情愛」8月3日(土) 16:00 ー 18:00(開場15:30)【ゲスト】【聞き手】雲田はるこ(漫画家)金原亭馬玉(落語家)平井正修(全生庵 七世住職) 昨年NHKでドラマ化された大人気漫画「昭和元禄落語心中」の作者・雲田はるこさんと落語家・金原亭馬玉さんをゲストに迎え、三遊亭圓朝がこれほどまでの幽霊画をコレクションしていた理由や、なぜ落語には幽霊がよく登場するのか、人々が「幽霊」に見た意味と、そこから受け取ることができる「生」への学びを考えるトークセッションです。ほか「谷中圓朝まつり」として、全生庵で多くのイベントが開催されます。■8月11日(日)「圓朝忌」法要/奉納落語/扇子のお焚き上げ「圓朝座」出演:鈴々舎馬桜、古今亭菊之丞■8月17日(土)第三十五回圓朝寄席出演:三遊亭鳳楽、三遊亭好楽、三遊亭圓橘■8月24日(土)実話怪談師が語る「掛け合い噺『死神』」出演:牛抱せん夏、上間月貴詳細は、特設ウェブサイトよりぜひこの貴重な機会に谷中に足を運んでみては?幽霊画展で暑い夏を涼しく乗り切りましょう!全生庵(東京都台東区谷中5丁目4−7)山岡鉄舟居士が明治維新の際に国事に殉じた人々の菩提を弔うため、明治十六年に建立。居士との縁で落語家・初代三遊亭圓朝の墓所があり、圓朝遣愛の幽霊画五十幅が所蔵されている。アクセス◯JR・京成電鉄「日暮里駅」より徒歩約10分◯東京メトロ千代田線「千駄木駅」(団子坂下出口)より徒歩約5分主催:臨済宗国泰寺派 全生庵企画・運営:有限会社エピファニーワークスお問合せ:info@epiphanyworks.net
2019年06月28日「幽霊画展」が、東京・谷中の寺院「全生庵」にて、2019年8月1日(木)から8月31日(土)までの期間で開催される。毎年開催されている「幽霊画展」では、「全生庵」の境内に墓所がある落語中興の祖・三遊亭圓朝が、怪談創作の参考に収集してきた数多くの幽霊画を展示。普段「全生庵」に非公開で所蔵されている作品を公開する、1年に1度の貴重な機会となる。展示作品は、伝・円山応挙とされる『幽霊図』や、伊藤晴雨の『怪談乳房榎図』のほか、柴田是真、河鍋暁斎ら著名な画家たちが描いた“幽霊画”。江戸時代や近代の絵師たちのユニークな世界観を感じることが出来る。また、2019年はNHKでドラマ化された漫画『昭和元禄落語心中』の作者・雲田はるこ、落語家・金原亭馬玉をゲストに招いたトークセッションなどのイベントも実施。三遊亭圓朝が幽霊画をコレクションしていた理由や、なぜ落語には幽霊がよく登場するのか、といったことを通して、人々が“幽霊”に見た意味と、そこから受け取れる「生」への学びを考える。【詳細】幽霊画展開催期間:2019年8月1日(木)~8月31日(土)開催時間:10:00~17:00(最終入場16:30)会場:全生庵住所:東京都台東区谷中5-4-7拝観料:500円■開催記念イベント「幽霊の怨返し-落語にみる情愛」開催日:8月3日(土)開催時間:16:00~18:00(開場15:30)参加費:3,000円(拝観料込)定員:100名(事前申込制)プログラム:住職による幽霊画展解説、ゲストと住職によるトークセッション、金原亭馬玉による怪談落語「死神」※申し込みは7月19日(金)締め切り。※申し込みは「幽霊画展」特設ウェブサイトより可能。
2019年06月23日昔ながらの商店街、七福神が点在する寺院の数々、情緒と風情の溢れる店々で職人の手仕事を横目に見ながらそぞろ歩きも楽しい、谷中エリア。年季の入った商店に混ざって、近代的でおしゃれなカフェや雑貨店が軒を連ね、懐かしさと新しさとが入り混ざった風景がこのエリアの魅力でもあります。レトロな東京を感じられると人気の高い下町には、外国人観光客の姿もチラホラ。そんな谷中銀座商店街から少し歩いた、千駄木駅徒歩6分ほどの場所に亀の子束子 谷中店はあります。スタイリッシュさとノスタルジックさが混ざり合った店舗。 オフホワイトの優しい色合いの外観。外窓から見えるのは、店内に灯るオレンジ色の照明。目を引くのは、とりどりの吊るされた束子。思わず写真を撮りたくなるお店の扉を開けると、店内は束子一色!これだけたくさんの束子を見られるのは、恐らく直営店舗だけなのでは?ベーグル?いいえ、束子です!センスに脱帽するアイディアディスプレイ。いろいろな種類の亀の子束子が揃っています! 雑貨店?じゃなくて束子屋さん!ギャップに惹かれる専門店亀の子束子 谷中店は、外観から見ると雑貨店のように見えるので、ディスプレイされているのが束子だと気がついて驚くかもしれません。店内は看板商品の亀の子束子・亀の子スポンジがセンス良くディスプレイされていて、とにかくおしゃれ。束子以外にも、ポーチやトートバック、Tシャツなどのオリジナルグッズがラインナップされているので、珍しくて面白い!そして「こんな束子の見せ方があるのか!」と感心してしまいます。ロゴ入りオリジナルグッズ。直営店ならではのラインナップ。人気の束子Tシャツ。白と黒の2種類から選べます。天井から吊るされた存在感たっぷりの束子ディスプレイは、発売当時の販売方法を参考に作られたのだそう。普段束子を使っていなくても、ディスプレイのセンスに惹かれて思わずお店の扉を押してしまう不思議な魅力のある谷中店。「一度使ってみようかな」と心動かされます。 使えばわかる束子という道具の魅力束子は、ひと昔前まで多くの家庭で日常的に使われていましたが、最近では家々のキッチンで見かけることが少なくなってきました。職人が一つひとつ手作りしている束子は、日本の伝統と技術が詰まった道具。ジャガイモやニンジン、ごぼうなどの野菜を洗ったり、金ザルやおろし金などといった目の細かい調理用品を洗うのにも最適で、木製のまな板では包丁傷になった溝まできっちりと汚れを落としてくれます。使ってみると実は合理的で便利なのに、その使い方を知らない親世代が増えたことで束子離れが進み、「実家で使われていなかった」という背景が若い世代へも影響して、存在は知っているけど使っていないという状況へ繋がっているようです。亀の子束子では現代の台所事情に合わせたキッチンスポンジなど、さまざまなシチュエーションの商品を製作しています。柄付のボディブラシタイプ「太郎くん」と「二郎くん」。水切れ抜群の亀の子スポンジ。ワインの葡萄をイメージした冬の限定色。 亀の子束子をモチーフにしたロゴ入りオリジナルグッズもデザイン性が高くて、純粋に可愛いだけでなく、一つひとつのグッズから「束子に興味を持ってもらおう!」という気持ちが伝わってきます。 まるで谷中のような、古さと新しさが混ざり合うお店下町らしさ溢れる軒続きの長屋を改修したレトロな雰囲気のある亀の子束子 谷中店。この写真映え抜群のおしゃれな店舗で取り扱っている看板商品が束子である、というギャップは、まるで谷中という町を表現しているかのよう。時間の流れに適応しながら、古き良き時代の道具を文化として未来へ受け継いでいきたいというメッセージが、職人町として栄えた谷中とリンクするように思えてなりません。束子が伝える、古くて新しい世界。これまでイメージしていた束子の価値観が、きっと変わるはずです。お店では実際に束子を手にとって触り心地を確認したり、使い方も教えてもらえるので、初心者の人も入門しやすいはず。谷中散策の際にはちょっと寄り道して、束子の良さを感じに亀の子束子 谷中店へ足を運んでみませんか? 亀の子束子 谷中店
2019年02月09日裏谷中に誕生するギャラリー&ストア「ハコとソウ(haco/sow)」は、オープニング展示企画として、糸島で活動する陶芸家・高須健太郎と木工職人・酒井航による企画展「二人展」を3月24日から4月1日まで開催する。日暮里駅の南口から谷中霊園を抜け、周辺には上野桜木あたりやカヤバ珈琲などが集まり、観光の喧噪から離れて落ち着いた街並みを感じることができる裏谷中に位置する、ハコとソウ。谷中のデザインオフィス「HUB a nice day!」と、日本の感性をコンセプトに創作活動を行うクリエイティブスタジオ「SELF」、そして地元の不動産会社である「ハウスサポート」の3社が共同運営を行う同スペースは、地域住民と観光客がクロスオーバーするエリアの一角に明治初期に建てられ、近年はクリーニング店としても使われた長屋の一部を改装して誕生する。ギャラリーとしての自主編集企画から、不定期にオープンさせるセレクトショップ「Sow」や食のイベントを通した地域の交流会など、既存のギャラリースペースにはないアプローチで地域からの発信、地域への発信を行っていく。オープニング展示企画となる本展では、上質なデザインに触れながら陶器と木工の対比を通し、それぞれの技術的な知識を深めることができる企画展を創出する。糸島の空気と、ふたりの作家の世界観を堪能してみては。詳細はフェイスブック公式ページ()にて。【展覧会情報】二人展会期:3月24日〜4月1日場所:haco(sow)住所:東京都台東区谷中6-1-27
2018年03月15日架空の商店街「東東京モノヅクリ商店街」によるリアルイベント「出張商店街」第2回目が、3月17日に谷中の人気スポット「上野桜木あたり」にて開催。東東京モノヅクリ商店街は、近年も盛り上がりをみせる「イースト・トーキョー」を拠点に活動する日本のモノヅクリメーカーがつくる架空の商店街。古くから続く「モノヅクリ」のちからと、それぞれのエリアが育んできた独自の歴史に敬意を払いながら、さまざまなクリエイターや、企業と取り組みながら古き良きものと、新しいものが起こす化学変化を通じて、東東京を盛り上げる活動を行う。第2回目となる本イベントでは、職人たちによる商品展示や即売会、ワークショップも開催予定。参加企業は、株式会社アポロ製作所、有限会社清川商店、株式会社キャライノベイト、材木加工業ニチナン株式会社、有限会社トラストプリンティング、中村縫製、ホーショー株式会社、株式会社ヨシヨシなど。東東京のモノヅクリに触れられるこの機会を是非お見逃しなく。【イベント情報】東東京モノヅクリ商店街 出張商店街開催日:3月17日会場:上野桜木あたり住所:東京都台東区上野桜木2丁目15-6時間:10:30~16:30入場無料
2018年02月27日今年1月にオープンした日本発オーガニックコスメ「オサジ」の谷中店で、夏季限定「甘酒ジェラート」と「甘酒フローズンドリンク」が発売されます。■オサジ 谷中店の甘酒に新しい仲間が「オサジ」は皮膚が拒絶反応を起こさない「生体親和性」の高い原料にこだわり、皮膚科学から学んだ安全なオーガニックコスメを提案。オサジの直営店舗「オサジ 谷中店」でのみ提供されている甘酒は「美味しい、肌にやさしい甘酒」をコンセプトに、フランスで修行をした経験のあるスタッフがメニューを開発。発売以来人気の甘酒に8月12日から夏季限定フレーバー「パッションフルーツの甘酒¥450(税抜)」が登場するほか、9月末までの新メニュー「甘酒ジェラート」と「甘酒フローズンドリンク」が発売されます。■商品情報[甘酒フローズンドリンク]・福島県産あかつき桃/¥550・パイナプルとアロエのヨーグルト風味/¥550[甘酒ジェラート]・イタリア産マスカルポーネとレモンの/¥450・ブルーベリーヨーグルト/¥450・パッションフルーツ/¥450・ココナッツ/¥450※すべて税別■OSAJI 谷中店住所:東京都台東区谷中2-5-14 A区画営業時間:11:00〜18:00電話番号:03-5834-8524定休日:月火休(祝日除く)(お問い合わせ先)OSAJI 谷中店TEL 03-5834-8524
2017年08月12日「亀の子束子 谷中店」で暮らしを楽しむおしゃれグッズを千駄木駅から徒歩5分「亀の子束子 谷中店」は、「亀の子束子 西尾商店」のアンテナショップ。白を基調とした店内は、まるでカフェのような雰囲気。おしゃれな空間の中、ゆったりとアイテムを選ぶことができます。創業以来変わらない製法と品質の「亀の子束子」をはじめ、亀の子束子のロゴが入ったオリジナルアイテムもラインナップ。気持ちいい手触り! 体に使う「白いたわし サイザル麻」「白いたわし サイザル麻」大・972円、小・648円。今までのたわしとは異なるドーナツのような形状で、手に吸い付くような触り心地です。心臓に向かって皮膚をさすることで、血流を良くし健康促進の効果が期待できるそう。ちょっとした贈り物としても最適なアイテムです。定番アイテム! サイズも様々な元祖「亀の子たわし」たわしと言えば誰もが思い浮かべるであろう「亀の子たわし」1号・367円。創業から100年以上経った今もなお、多くの人に愛されている逸品です。天然素材を使用し、すべて手作業で作られている「亀の子たわし」 は、様々な調理器具を洗ったり、食材を洗ったりと幅広く使えるのが魅力的です。大小様々なサイズが揃います。普段使いにぴったりの高品質! 「亀の子スポンジ」高い抗菌力と水切れの良さ、さらに柔らかい握り心地が特徴の「亀の子スポンジ」324円。スポンジに求められる機能をシンプルに製品化することを目標として作り出されました。「亀の子束子 谷中店」 はおしゃれな店内と実用性たっぷりのアイテムが魅力。お店に足を運んで、こだわりのアイテムを手に取ってみてください。日常使いはもちろんのこと、お土産やちょっとした贈り物にするのも喜ばれるでしょう。スポット情報スポット名:亀の子束子 谷中店住所:東京都台東区谷中2丁目5−14 C 店舗電話番号:03-5842-1907
2017年04月07日ネコのいる隠れ家カフェ「ねんねこ家」 とは!?「ねんねこ家」 は普通のネコカフェとは少し違い、古民家のようなレトロな雰囲気の中に暮らすように、ネコを堪能できるカフェです。お店は店主の自宅を開放して営業しており、食事やデザートなども提供しています。店内にはとにかく猫をモチーフにした雑貨でいっぱいです! ネコちゃんはいたりいなかったり…。もし出会えたら、その日はラッキー!あふれんばかりのネコグッズに埋め尽くされたネコ屋敷店内にはネコの置物やこたつ、うちわなど、とにかくネコをモチーフにしたグッズがたくさん置いてあります。本物のネコちゃんに会えなくても、たくさんのグッズがあなたを癒してくれるでしょう。ネコ好きな人はここにいるだけで気分が上がり、見ているだけでも楽しめるはずです。ここでしか見られないレアなネコグッズを探して、ゆっくりと部屋でくつろいでみてはいかがでしょうか。ネコをモチーフにしたメニューも必見!「ねんねこ家」 に来たら、ネコをモチーフにした食事をするのも楽しみのひとつ。食べるのがもったいないと思えるくらい、見ためもキュートなメニューが揃っています。ランチやデザートも提供しているので、いつ来ても楽しく食事をすることができるでしょう。コースターやコップ、お皿まで、ネコをモチーフにしたキュートさに溢れているのもポイント。思わずSNSにアップしたくなります。「ねんねこ家」 に行けば、たくさんのネコグッズや可愛いメニューに癒されるはずです。こちらは2019年に閉店し、その後はネコのいる民宿として営業する予定となっています。谷根千に、ネコを探しに行った時にはこちらのお店を覗いてみて。スポット情報スポット名:ねんねこ家住所:東京都台東区谷中2-1-4電話番号:03-3828-9779
2017年03月25日「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中敦と茂木欣一が、本日3月4日(土)より放送スタートするラジオ番組「キリン 氷結(R)presents Find New Me!」で、3月のマンスリーMCとして出演することが決定した。「キリン 氷結(R)presents Find New Me!」は、昨年4月から8月まで放送されていた、「#あたらしくいこう」をテーマに「氣志團」の綾小路翔や「トレンディエンジェル」など各界で活躍する著名人をマンスリーMCに迎え、ゲストとのジャンルの垣根を超えたコラボレーションが話題を呼んだラジオ番組。そして今回、「#あたらしくいこう」のテーマはそのままに、番組内容をリニューアルして放送!初月となる3月のMCには、3週に渡り昨年から「キリン 氷結(R)」TVCMのテーマソングを手掛ける「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中さんと茂木さんの2人が担当。さらに、番組を盛り上げる週替りのゲストとして、ジャンルの垣根を超えた多彩なアーティストたちが登場し、「#あたらしくいこう」をテーマに様々な企画にチャレンジしていくという。初回放送では、CMでお馴染みの「Paradise Has No Border」を本番組のために特別披露!さらにトークパートではスカパラメンバーが入り乱れてのここでしか聞けないスペシャルトークが展開。また生放送内では、リスナーからの質問も募集する。MC就任に谷中さんは、「人は耳だけで幸せになれるからラジオがあるんだと思います。音楽とお喋りで聴いてるひとを幸せに出来るように務めます。つまりは楽しみにしてます(笑)」と意気込み。茂木さんも「この春、新たなスタートを切る人たち、新たな壁に挑戦する人たち。そんな人たちに向けて、スカパラから最大限のエネルギーを届けます」と話し、「ニュー・アルバムの音源はもちろん、ゲストとのトークなどを通して、みんなの心が弾むような時間を作り出したいと思っています」とコメントしている。さらに21日(火)には、渋谷マークシティ・イーストモール1Fのイベントスペースに特設ブースを設置し、MCにベッキーを迎えた特別版の公開収録も決定。ベッキーさんは、「“あたらしくいこう”をテーマに豪華な皆様と公開収録ができること、うれしく思っております。収録後に、ぷはーっとおいしい氷結がいただけるよう、全力でがんばらせていただきます!」と話している。「キリン 氷結(R)presents Find New Me!」は3月4日より毎週土曜日18時~InterFM897にてオンエア。(cinemacafe.net)
2017年03月04日一度閉店した後、復活した人気店谷中にある「カヤバ珈琲」は、昭和13年に榧場伊之助さんが創業した喫茶店です。創業以来70年近く親しまれてきましたが、平成18年にお店を切り盛りしてきた奥様が亡くなり、その後、お店は惜しまれつつ閉店することになりました。転機が訪れたのは平成20年秋のこと。歴史ある建物を残す活動をしている「NPO法人たいとう歴史都市研究会」や、銭湯を改装したギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」が協力して建物を借り受け、店舗の再開を望む人やご家族の方々とも相談し、翌年9月にリニューアルオープンを果たしました。建物は大正5年の家屋を必要な分だけ補修しているので、外観や柱、看板、椅子、食器などは残されています。昔からのお店を知る人は懐かしく感じますし、知らない人はレトロな雰囲気を新鮮に感じる、そんなお店です。駅から歩いてお腹を空かせよう「カヤバ珈琲」は、台東区谷中にあります。電車の場合JR「鶯谷駅」からの場合、言問通りを根津駅の方へ向かって10分程度の道のりです。逆に東京メトロ千代田線の「根津駅」からは言問通りを鶯谷方面へ向かいましょう。こちらも徒歩で10分程度の道のりです。またJR「日暮里駅」からの場合は、南口を出て少し進み、谷中霊園の中を通り抜けて言問通りを目指しましょう。通りと交わるところにお店がありますよ。徒歩でやはり10分程度の道のりです。どの駅からも大体同じ時間がかかりますので、利用しやすい駅から歩いてみてくださいね。車の場合「谷中霊園」方面を目指しましょう。店舗は言問通り沿いにあります。首都高速1号上野線を利用する場合は「入谷」で降りてから国立科学博物館や国会図書館の横を抜けて、言問通りへ向かってください。なお、駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。朝8:00から営業中「カヤバ珈琲」は朝8:00から営業しています。月~土曜日は8:00から23:00まで、日曜日は18:00までです。定休日はありません。平日は遅い時間まで営業していますので、仕事帰りに立ち寄って、ホッと一息つくことも出来ますね。優しい味でホッコリ幸せ♪「カヤバ珈琲」で提供されているのは、どこか懐かしく、ホッと出来るメニューばかり。朝に食べると体が温まり、1日を過ごす活力をくれますよ。たまごサンド(500円)ずっと変わらない味で私たちをもてなしてくれるたまごサンドは、ワンコインという良心的な価格。食パンに厚焼き玉子が挟まっているシンプルさですが、フワフワの玉子は一度食べるとやみつきになってしまいますよ。たまごサンド以外にも、野菜サンド(500円)やハムサンド(600円)があります。ルシアン(500円)たまごサンドと並んで創業当時から人気のメニューが「ルシアン」です。コーヒーとココアをミックスした飲み物なので、コーヒーが苦手な人でも飲むことが出来ると評判です。あんみつ(600円)ガッツリ甘いものを食べたい、という方にオススメなのがあんみつです。パフェや洋菓子とは違う甘味は、店内の雰囲気とも相まって、昭和にタイムスリップしてきたかのような気分になれます。お茶もついているのが嬉しいですね。変わる東京を見守り続けている「カヤバ珈琲」は、忙しなく動き続ける私たちを優しい空気で包み込んでくれます。カフェめぐりも良いですが、レトロな喫茶店巡りをしてみてはいかがですか?店舗情報店名:カヤバ珈琲TEL・予約:03-3823-3545住所:東京都台東区谷中6-1-29アクセス:JR山手線日暮里駅から徒歩10分東京メトロ 千代田線根津駅から徒歩10分営業時間:月―土8:00~23:00日8:00~18:00定休日:年中無休
2017年01月29日多くのファンを魅了する「谷中福丸饅頭」昭和30年創業の老舗、「谷中福丸饅頭」。伝統ある和菓子は、観光客や地元民の垣根を越えて愛されています。谷中福丸饅頭の和菓子は、上品な甘さと細かい気配りで作られていることが特徴です。店頭には、谷中福丸饅頭の看板商品である「黒糖まんじゅう」や、人気テレビドラマ「孤独のグルメ」にも登場した「かりんとうまんじゅう」など、人気商品が多数並びます。上品な甘さがウリ! かりんとうまんじゅうカリッとした食感と、上品な甘みのあんこが特徴の「かりんとうまんじゅう」。“孤独のグルメ”などたくさんのメディアに取り上げられ、多くのファンを魅了している商品です。カリッとした食感は、一度揚げることにより生み出され、その揚げ方も絶妙で外はカリッ、中はしっとりとしたおまんじゅうになっています。また、上品でしっかりとした甘さのあんこも特徴的。1個80円というリーズナブルさながら、老舗ならではのこだわりを詰め込んでいます。黒糖まんじゅう10個入り110円完売必至の看板商品である、「黒糖まんじゅう」(10個110円)。黒糖を練りこんだ薄皮は、ほんのりと甘く仕上げられています。こだわりぬいた素材を使用したあんこは、上品で甘さ控えめ。お店の看板商品として、老若男女問わず多くのファンを集めています。10個で110円というリーズナブルな価格も魅力です。見た目も味もキュート! ひとくち大福こだわりぬいた上質のもち粉を使用した「ひとくち大福」。可愛い見た目も魅力です。上品で素材をいかした甘味のあんこと、モチモチとした食感が絶妙! モチモチ感とあんこのおいしさが後を引くおいしさです。「孤独のグルメ」の"ゴローちゃん"気分で、心がほっこり温まる谷根千食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか?店舗情報店名:谷中福丸饅頭TEL・予約:03-3823-0709住所:東京都台東区谷中3-7-8アクセス:東京メトロ千代田線千駄木駅より徒歩3分、JR日暮里駅より徒歩8分営業時間:10:30~18:00
2017年01月28日一度閉店し、復活した下町の喫茶店谷中町の入り口にある、『カヤバ珈琲』。町のシンボルとして、昭和から多くの人に親しまれてきた「喫茶店」です。実は、一度閉店をしましたが、周囲の協力により2009年に当時の面影や人気メニューを残しつつ、新たなデザインを加え、復活したエピソードをご存知でしょうか?お店の「カヤバ珈琲」という名前は、榧場伊之助さんという創業者の名前が由来となっています。昭和13年に創業して約70年近く営業し、お亡くなりになるまで、ずっと近所の人々の憩いの場所になっていました。店主が亡くなり閉店状態が続いていたところを、台東区の歴史のある建物を残していく活動をしている「NPO法人たいとう歴史都市研究会」や、銭湯を改装したギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」の有志によって、お店の復活を目指し、2009年9月にリニューアルオープン。大正5年に建てられた木造の家屋は老朽化した箇所のみ修繕し、看板やイスなど往時の設えを残したこの喫茶店に愛着を持つ地域内外の人の支援を得て、「カヤバ珈琲」が復活しました。往年の味を忠実に再現した名物のたまごサンド名物「たまごサンド」(500円)に挟んであるのは、ゆでたまごではなくフワフワのたまご焼き。パンとたまご焼きのみのシンプルな構成ながら、からしマヨネーズや塩の効かせ方が絶妙なやさしい味わい。かじりついた瞬間に、ついほころんでしまう、往年の味を忠実に再現した名物メニュー! 食事と一緒に楽しみたいドリンクも『カヤバ珈琲』オリジナルのメニューが充実しています。創業当時から人気を博している「ルシアン」(500円)はコーヒーとココアが半分ずつミックスされていて、コーヒーが苦手な人もおいしく味わうことができます。昭和喫茶の思い出が残る、椅子、カウンター、食器等を眺めながら、時代を超越したレトロモダンな空間で、心豊かな憩いのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?取材・文/中島和美店舗情報店名:カヤバ珈琲TEL・予約:03-3823-3545住所:東京都台東区谷中6-1-29アクセス:JR山手線日暮里駅から徒歩10分東京メトロ 千代田線根津駅から徒歩10分営業時間:月―土8:00~23:00日8:00~18:00定休日:年中無休
2016年07月23日下町情緒あふれる街並で知られる東京の「谷根千」(谷中・根津・千駄木)。そのひとつ、谷中の商店街「谷中ぎんざ」は昭和時代がそのままに残されてきたかに思える、まさに映画「三丁目の夕日」のような通りとなっている。しかもここは、猫と食べ歩きの宝庫としても有名。果たして、どんな猫とグルメが待っているのだろうか。○寺町の古き良き・谷中ぎんざ"東京下町レトロ"。そう呼びたくなるのは今回紹介する「谷中銀座商店街」(通称「谷中ぎんざ」)だけに限ったことではない。この一帯は古くから寺町として栄え、現在もその風情はそこかしこに見てとれる。JR日暮里駅を降りて商店街へと歩いていくだけでもそれは感じられるだろう。昭和20年頃から商店街として発展してきたという谷中ぎんざは、松嶋菜々子さん主演の連続テレビ小説「ひまわり」に登場して以来、メディアに多く取り上げられている。バラエティー番組などで見たことがある人も多いのではないだろうか。しかし、意外にもその長さは170mとこぢんまりとしたもの。魚屋や総菜屋などが多く、観光名所として知名度が高くなった今も地元の台所としての役割は変わらないようだ。○商店街は猫だらけ昔なつかしい商店街というのは、とかく猫が多いもの。しかもなぜか、どこのお寺にも猫は多い。その両方がある谷中ぎんざは「猫が多い! 」という噂が絶えない。ネット検索をしても猫が5~6匹写っている写真を容易に見つけることができる。しかし、今回の取材で、リアル猫は野放しの猫1匹と店番猫1匹を辛うじて見ただけだった。過去にも何度か来たことがあるが、その時も"猫運"に見放されていたのだろうか、多くて3匹くらいにしか出会ったことがない。しかし、本当はどこかに隠れているのだろう。地域の人々にはとても大事にされているらしい。商店街の中にはあちこちに猫の置物があり、猫モチーフのグッズやお菓子がたくさん。猫には非常に住みやすい環境だと思われる。想像以上に短い商店街のため、おしゃべりしながら歩いていたら、それこそあっという間に出口にたどり着いてしまう。行ったり来たり、何度も往復してしまうだろう。そんな時は上を見上げて歩いてみたい。○1,000円片手に食べ歩き数ある商店街でも、谷中ぎんざほど食べ歩きが楽しいところはないだろう。定番の揚げ物や、おやつも豊富。そして食べ歩きはいずれも200円前後という超お手頃価格なのだ。外せない定番はやはりメンチカツ。この小さな商店街の中に揚げ物を扱うお店はざっと見ても4~5軒ある。そのひとつ「肉のすずき」の「元気いっぱい! 元気メンチカツ」は1枚230円。油っこくなく比較的あっさりした味なため、いろいろと食べ歩きたい人にも最適だろう。こちらは魚貝類「丸初福島商店」の北海道産「焼きほたて」で280円。こちらもタレはさっぱり系。ホタテ本来の味が楽しめる。そして見逃せないのは猫モチーフのお菓子。そのひとつは「やなか しっぽや」の、猫のしっぽ型・焼ドーナツ。模様も味も違うしっぽが14~15種類があり、いずれも100円台なのがうれしい。食べ歩きには焼きたてを出してくれる。同じく猫モチーフの「招き屋」の「福にゃん焼き」は180円。十勝あんやチョコクリームなどが入った猫型のたい焼きだ。招き猫だけに、店員さんが「いいことがありますように!」と言ってくれるため、非常に楽しい気分になる。また、酒屋の「越後屋本店」では店先でビールを1杯400円で販売している。飲みながらほろ酔い気分で散策ができるというわけだ。これは1,000円の食べ歩き予算+αで楽しみたい。そのほか、食べ歩きはできないものの気になったのが「ちょんまげいも たまる」の「ちょんまげいも」(白ごま・黒ごま各210円、抹茶380円)。スイートポテトを胡麻でコーティングしたお菓子で、店内でのみいただける。飲み物とセットで注文しよう。この界隈はテレビや雑誌に取り上げられることも多く、ほとんどの食べ物屋の店先には芸能人来訪時の写真が大量に貼られている。筆者はいつも、取りあえずメディアでの人気は脇に置いておいて、実際に行ってお店の人と話をしたり食べてみたりして、「これは! 」というものだけを紹介したいと思っている(ただし、そのハードルはかなり低いのだけど)。とは言え、今回紹介できなかったお店の中には隠れた名店があるかもしれない。自分なりのお気に入りを探しての谷中ぎんざ散策も楽しそうだ。※記事中の価格・情報価格は2015年11月取材時のもの。価格は全て税込○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年12月09日東京、谷中にある銭湯を改築し1993年にオープンしたギャラリー「スカイザバスハウス(SCAI THE BATHHOUSE)」で、名和晃平の個展「FORCE」が開催される。期間は3月7日から4月18日まで。名和晃平はプリズムシートや発泡ポリウレタン、ガラスビーズなどを用いた作品で知られる現代アーティスト。最先端の3Dテクノロジーや化学的なアプローチを駆使したオブジェは、表層のテクスチャーにおける情報量を増幅させるとともに、その素材特性を最大限に引き出している。観察者の知覚体験によって現代彫刻の新たな可能性を示すとともに、その一方で希薄化していくオブジェの実体を対比させ、デジタル社会における存在のリアリティーを問いかけてきた。今回の展示会では三つの新作が発表される。そのうちの一つ、インスタレーション「Force」では黒いシリコンオイルが雨のように降り、床の所々に黒い池を構成。一定方向に高速で流れ続けるオイルは、独特の粘性と重力によって空間に配置され、液状化した彫刻作品を完成させる。一方、平面作品「Direction」シリーズは、垂直に張ったキャンバスの上端から顔料を滴らせたもの。モノクロームの反復、自律的な階調が強いコントラストを生む。また、「Moment」では顔料入りのタンクを振り子にして、インクの軌跡を円心状に錯綜させながら、画布を動かすことで局所的なカオスを発生させた。【イベント情報】FORCE会場:SCAI THE BATHHOUSE住所:東京都台東区谷中6-1-23 柏湯跡会期:3月7日から4月18日時間:12:00から18:00休館日:日・月曜日(3月21日は開館)
2015年03月03日東京都・谷中のSCAI THE BATHHUOSEでは、デフォルメしたポートレート作品などで知られるアーティスト、ジュリアン・オピーの新作個展「Street Portraits」を開催している。開催期間は12月20日まで(日月祝は休廊)、開場時間は12:00~18:00。入場無料。「Street Portraits」と題された同展は、オピーが暮らすロンドンの雑踏の光景に加え、東京の賑わうストリートで無作為に撮影された人々の顔を題材にした新たなポートレイトのシリーズを、絵画、彫刻、映像作品として展開している。今回の新作についてオピーは、「制作スタジオから外界を見渡して、いま世界がいったいどんな気分なのかを描写する現代の言語を探しています。これらの作品は、ロンドンと東京、二都市の街頭で集めたイメージを、LEDやビニール、アクリルをなど商業的なメインストリートでみられる画像生成技術と組み合わせて作りました。それは、原始時代から行われてきた人間の描写方法(顔のイメージを一瞬とめて記録するポートレイト)を、刻石やモザイク画、油彩ではなく現在の素材をつかって、そして象形文字からオールド・マスター、浮世絵、マンガまでに至るアート言語から抽出したかたちなのです」と説明している。なお、ジュリアン・オピーは1958年ロンドン生まれのアーティスト。1980年代初期に芸術活動をスタートし、ユーモアと批評性をあわせもった彫刻作品でイギリスのアートシーンの寵児として注目されるようになる。90年代以降に制作された、BLURのメンバーの顔を単純化したアートワークや、街角で目にするサインやピクトグラムを想起させる人物像のシリーズなどで知られている。また、広重の風景画や歌麿の人物像を敬愛するオピーは日本にも関わりが深く、日本の風景を描いた作品が東京国立近代美術館に収蔵されているほか、電通本社の「歩く人」の彫刻、2008年の水戸芸術館での大規模個展などを通して、日本にもファンが多い。
2014年11月27日神田小川町のオリンパスプラザ東京で、須賀一写真展「谷中寺町、猫の町」が催される。期間は、10月2日~10月15日。○ステキな縁結びを谷中は、猫を名物にして町興しをしているが、その一方でマンションが乱立し、猫の数が激減しつつある。野良猫への餌やり禁止も、この現象に拍車をかけている。急激に変化する現在の谷中を、須賀一が写し出す。会場となるオリンパスプラザ東京は、都営新宿線 小川町駅、東京メトロ 淡路町駅、各線 新御茶ノ水駅よりすぐ。営業時間は、10時から18時まで(最終日は15時まで)。入場料は無料。
2014年09月29日