映画は見たいけれど、映画館に行く時間も、DVDをじっくり見る時間もなかなかないという人もいるかも。では、オウチにいながらにして、ショートフィルムを楽しめるオウチ映画館はいかがでしょうか。それは、Web上の無料映画館「ネスレアミューズ オウチ映画館」。現在、こちらでは来年1月16日まで、 「第2回ネスレアミューズ映画祭」 を開催しているそう。 この動画 を見てみて!そう、これは“オウチ”に居ながらにして、世界各国の選りすぐりのショートフィルム作品を視聴・投票できる、いわば“オウチ映画祭”。上映されるのは、コメディ、ファンタジー、ラブストーリーなどさまざまなジャンルで、上映時間が1~25分までのショートフィルム。それらの作品が、毎週ジャンルを変えて4作品ずつ、全13ジャンル計52作品上映されるというから、お楽しみがたっぷりですね。例えば上映作品の中には、お笑いコンビ、ガレッジセールの「ゴリ」として知られる照屋年之さんの監督作『伝説の家族』も。この作品は、自殺未遂しようとするサラリーマンを監督自らが演じ、その彼を救おうと、ある伝説の家族が登場するお話。ユーモラスでありつつ、どこかシュールな一面もあるコメディで、お笑い芸人らしく絶妙の間で笑わせてくれたり、逆にその演技からはお笑い芸人とはまた違う一面を感じられるかも。他にも、ラブストーリーや家族物語、友情物語、ヒューマンドラマ、サスペンス・ミステリーなど、たくさんのジャンルがあるから、自分の好みの作品はもちろん、あまり見てこなかったジャンルの作品を試してみるのにもいい機会になりそう。ショートフィルムは、短い時間でもぐっと引きこまれて見ることができるので、気分をリフレッシュしたいときに見るのもオススメ。ほんの少しの時間でも、見終わった後は気分が切り替わり、満足感が感じられるはず。そしてこれらのショートフィルムの中から、視聴者による投票で最優秀作品「ネスレアワード」を決定するそう。さらに今年はネスレ100周年を記念して、日本人監督を応援する賞が特設されたので、自分の投票で気に入った作品の監督を応援してみては?さらに、投票した人の中から抽選で100名に「オウチ映画館」にちなんだ豪華プレゼントが当たるプレゼントキャンペーンも実施されているから、楽しみ倍増ですね。1作品投票するごとに 100コインが付与され、100コイン1口として応募できるとか。上映されているさまざまな作品に投票することで、複数口(最大52口、5,200コイン)の応募が可能だから、作品を楽しめば楽しむほど、たくさん応募できますね。オウチ以外にも、スマホやタブレットでどこにいても楽しめて、参加もできるというこの映画祭。ショートフィルムになじみのなかった人も、ぜひこの機会にまずは一本見てみては? これまで知らなかった楽しみに出会えるかも。※視聴・投票には、「ネスレ会員」への登録(無料)が必要です。・第2回ネスレアミューズ映画祭 公式サイト(PC) 公式サイト(スマホ)
2013年08月05日ジェイアール東海ツアーズは30日14時より、東海道新幹線にこの夏設定する子ども連れ専用「ファミリー車両」の旅行商品を発売した。同商品は、小学生以下の子ども1名以上と大人1名以上を含むグループが利用できる「ファミリー車両」の乗車・特急券がセットになったもの。7月20日から9月1日までの全44日間、上下各1本運行、合計88本の「のぞみ」に設定される。大きな荷物にも対応し、申し込み人数にプラス1席をサービス。また、有料人員分の1ドリンク引換券が付く。主な区間の片道旅行代金は、東京・品川駅と名古屋駅間が大人1万円、小児と幼児4,600円。新大阪駅間が大人1万3,200円、小児と幼児5,900円。名古屋駅と新大阪駅間は大人6,000円、小児と幼児3,000円となる。発売締切日は、出発日の4日前まで。同社の「旅の通販デスク」と、首都圏・名古屋地区・関西地区にある主な支店で発売する。利用特典として、全ての子どもに「新幹線プラレール・シール」を、抽選で総計50名に「プラレール新幹線セット」等を進呈する。また、子ども向け弁当「キッズランチ」の割引券を、子ども1名につき1枚進呈するほか、7月20日~31日または8月20日~9月1日に乗車した乗客には、「東海キヨスク1,000円分のお土産券」をグループに1枚進呈する。運行スケジュールなど、詳しくは、同社のホームページで確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月30日東急レクリエーションは12月18日、同社の直営映画館である「渋谷東急」を閉館することを発表した。このほど閉館する「渋谷東急」は、2003年6月の渋谷東急文化会館閉館に伴う直営映画館の代替館として、同年7月にオープンした。しかし、同館は10年間の定期建物賃貸借契約により賃借している物件で、2013年5月に契約期間満了を迎えるため、閉館することとなったという。同館の営業終了予定日は、2013年5月中旬となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日今年の夏に明治座140周年記念作品として上映された大地真央主演の舞台を映画館の大スクリーンで楽しめる『大江戸緋鳥808』劇場編集版が来年1月5、6、12日の3日間、全国のワーナー・マイカル・シネマズで上映される。その他の写真本作は、漫画家・石ノ森章太郎の原作を基に、誰にも揚げられないことで名を馳せる美貌の花魁で、実は“くの一”である緋鳥(大地)が、江戸幕府のお家騒動に端を発する戦いに巻き込まれ、自身の生き方を探して奮闘するアクション・エンターテインメント。宝塚OGトップスターの大地、湖月わたる、貴城けいの共演も話題を集めた公演だ。今回上映される“劇場編集版”はリリースが予定されているDVDとも異なる編集で、3日間限定の上映となる。大地は「舞台の作品が映画になるというのは、私にとって初めての事ですし、大画面で、エンターテイメントとしても楽しめるこのドラマを、明治座にお越しいただけなかった全国の皆様にも、映画という形で楽しんでいただけるなんて、幸せだなと思います」と述べ「舞台では見渡せなかった部分の新たな発見や、映画ならではの迫力、そして休憩時間にご覧いただける舞台裏の映像など、いっぱい楽しんでいただけると思います」とメッセージをおくっている。豪華絢爛な衣裳や、豪快な殺陣、華麗な所作など明治座の大舞台に栄える演出が特徴の本作だが、最新のデジタル機器を駆使して収録した“劇場編集版”はその細部を大画面でじっくりと楽しめるもので、明治座の公演に足を運んだ観客も再度、映画館に足を運べる内容に仕上がっているという。『大江戸緋鳥808』劇場編集版2013年 1月5日(土)、1月6日(日)、1月12日(土)ワーナー・マイカル・シネマズにて3日間限定上映
2012年12月14日実際に映画館前で観賞後の観客に作品の“満足度”を調査した結果をまとめた2012年年間満足度ランキングBest10が発売中の「ぴあ Movie Special 2012-2013」で発表された。2012年に公開された多くの新作映画の中で観客が最も高い評価を与えたのは、現在も公開中のフランス映画『最強のふたり』だ。その他の写真本作は、富豪のフィリップと、彼を介護するため雇われた黒人青年ドリスとの交流を描いたヒューマン・ドラマ。本国フランスを始めとするヨーロッパでの大ヒットや、映画祭での評判によって、公開初日から満席の回が続出。平日も動員が落ちることはなく、公開規模は大きくないものの、現在もロングラヒットを飛ばしており、記録的なヒット作となることは間違いない。出口調査では「ふたりの掛け合いにお腹を抱えてげらげら笑った」「新しい発見があり、障がい者との接し方を改めて考えさせられた」「ふたりの信頼関係には、それぞれの人間性が表れていて、外見や人種の違いをこえたハートを感じることができた」など、世代をこえて熱い支持を集めた。ちなみに年間ランキングは例年にない接戦で、ベスト10内には『ダークナイト ライジング』や『アルゴ』『わが母の記』『しあわせのパン』などの作品がランクインしている。※本ランキングは2012年1月1日から11月30日までに公開された411本を対象に、ぴあ出口調査隊が公開初日の満足度調査を行った作品から作成。「ぴあ Movie Special 2012-2013」発売中『最強のふたり』公開中
2012年12月14日天保山にある水族館「海遊館」は、同館7階「パナマ湾」水槽にて、9月6日に生まれた「アカハナグマ」の赤ちゃん3頭とその母親の展示を、12月7日から開始する。赤ちゃんの愛称は「パプリカ」、「アセロラ」、「ローズ」。誕生時の大きさは、全長約15センチ、体重約200グラムだった。現在は、全長約45センチ、体重約780グラム(12月1日現在)まで大きくなっている。両親は、2歳の「アズキ」(メス)と、「リンゴ」(オス)。同館での「アカハナグマ」の出産は今回が初めてだったため、出産や育児に専念できるように、8月31日からバックヤードに移動させていたという。現在、母子ともに健康で、赤ちゃんは3頭ともに順調に生育している。3頭はまだアズキのおっぱいを飲んでいるが、最近では果物も食べるようになったとのこと。なお、「アカハナグマ」は、アライグマ科の中型ほ乳類。成長すると、全長約130センチ、体重約5キログラムになる。体は赤みを帯びた茶褐色で、よく動く長い鼻と、バランスをとるためのしま模様の長い尾が特徴だ。詳細は、同館ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日映画館のない中目黒に生まれた無料の移動式映画館「中目黒シネマズ」。2013年1月からの本格始動に向け、11月24日(土)にプレイベントとしてウディ・アレン監督の傑作『アニー・ホール』(’78)が上映された。上映後には映画文筆家の松崎健夫と映画解説者・中井圭による作品解説トークショーが行われ、熱い“ウディ・アレン”論を繰り広げた。中目黒の街全体を映画館として、月に1度、無料で誰でも映画を鑑賞できるスペースを提供する映画プロジェクト「中目黒シネマズ」。今後は、同じく中目黒で定期開催される、食と体験のプロジェクト「中目黒マルシェ」と連動していく構想もあるという。壁一面を覆う巨大スクリーン、そして通常の映画館の客席とは違い、アンティークなソファや椅子、また前方にはラグを敷いた床に座て鑑賞するゆったりとしたスタイル。今回の本映画祭で上映されたのは、名作中の名作『アニー・ホール』。中井さんは「『中目黒シネマズ』プレ開催第一回目の作品選定に大変悩みましたが、『アニー・ホール』が一番ふさわしく、みなさんに面白いと思っていただけて本当に良かった」と安堵の表情。一方の松崎さんは「当時、『アニー・ホール』は斬新だと言われていました。ネクタイやパンツなど、アニーが着ている男っぽい服など、ちょうどウーマンリブが活発になり始めた頃ですね。ファッションの面でも『アニー・ホール』は影響を与えていたんです」とウディ・アレン作品の時代を掴むアンテナの鋭さに改めて賞賛を送る。さらに「『アニー・ホール』では、イングマール・ベルイマン監督の『野いちご』(’62)にオマージュを捧げているんですね。冒頭では突然観客に話しかけ、敬愛する監督の作品を取り入れ、それはとても当時斬新でした。取り込んで自分のものにし、そして新しく見えるものに変えているんです」と解説し、知られざる映画秘話についても言及。監督がどんな映画に影響を受けたのか考えながら作品を観るというのも映画鑑賞の楽しみの一つではあるが、「ウディ・アレンが好きな日本映画は『羅生門』(’50)、『七人の侍』(’54)、『蜘蛛巣城』(’57)」と松崎さん。日本人として大変誇らしいこの事実に、中井さんも「ウディ・アレンが影響を受けていると思って、次は黒澤映画を観る。映画は数珠繋ぎですね」と深々とうなずいていた。今回のプレイベントに寄せられた意見・リクエスト・アドバイスを反映させ、12月下旬には第2回目のプレイベントを開催予定、そして2013年1月より本格的にプロジェクトのスタートを迎える「中目黒シネマズ」。新たな映画鑑賞スペースの誕生に、多くの注目が集まっている。(photo:Horiba Toshiaki)「中目黒シネマズ」公式サイト:公式Facebook:公式Twitter:■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.
2012年11月27日宝塚歌劇雪組トップスター・音月桂(おとづき・けい)、舞羽美海(まいはね・みみ)の退団公演千秋楽の模様を全国4か所の映画館で生中継する事が発表された。雪組東京宝塚劇場公演千秋楽『音月桂ラストデイ』ライブ中継:チケット情報生中継されるのは、東京宝塚劇場で上演される<宝塚歌劇雪組『JIN-仁-』/『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』>の12月24日(月・祝)公演。雪組一筋15年、舞台に立ち続けてきた音月の勇姿を見届けようと、本公演のチケットは瞬く間に完売。今回の映画館生中継が決定した。当日は、TVドラマも大ヒットを記録した村上もとかの漫画「JIN-仁-」を原作に、宝塚歌劇では主人公・南方仁と橘咲の時空を超えた純愛、坂本龍馬との友情を通して命の尊さを描き出す同名公演と、躍動感あふれるショーに加え、音月桂ら退団者の挨拶も中継される。雪組東京宝塚劇場公演千秋楽『音月桂ラストデイ』ライブ中継は、12月24日(月・祝)、東京・お台場シネマメディアージュ、神奈川・TOHOシネマズ川崎、大阪・TOHOシネマズなんば・本館、兵庫・TOHOシネマズ西宮OSで開催。チケットは、11月25日(日)一般発売。尚、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを11月17日(土)11時から受付ける。
2012年11月16日映画館で上映されるような大作映画は、何億円もの製作費がかかっています。では、そういった商業映画ではなく個人で自主製作映画を作った場合は、コストはどれくらいかかるのでしょうか? 実際に自主製作映画を作っている方に聞いてみました。――自主映画を製作するにはどれくらいのお金がかかるのでしょうか?製作する映画の内容や時間によってピンキリですが、私の場合、30分~1時間の実写映画を作るのにだいたい10万円ほど使っていますね。もちろん、役者やスタッフを増やしたり、撮影地などにこだわった場合はもっと必要になります。――思ったよりも安い印象を受けるのですが、10万円というのは自主製作映画としては高いのでしょうか?映画の尺を考えればかなり安い方ですよ。出演者を知り合いで固めてギャラを節約しているので。普通はもっとお金がかかると思います。ただ、私は普通のサラリーマンなのでがんばっている方だと思いますよ。少しずつお金を貯めて撮影して、お金を貯めて撮影して、という感じですので(笑)。――なるほど(笑)。他の個人ベースで映画を製作されている方も、だいたいそれくらいの費用がかかっているのでしょうか?「趣味」として映画を作っている知り合いと同じくらいですね。10分~15分の短い作品を作っている知り合いは、毎回数万円で収まっているそうですが。――製作にかかる予算は具体的にどんなものなのでしょうか?自主映画の場合は機材さえあればあとはシンプルですよ。私の場合、大まかに言うと「演者さんのギャラ」と「ロケ関係の費用」、これだけです。――本当にシンプルですね。商業映画はもちろん、劇場で上映してような映画だと、もっと多岐に渡りますが、個人ベースで製作する分にはこの2つに主にお金がかかりますね。――出演者の方のギャラですが、どれくらいかかるものなのでしょうか?拘束時間や内容、派遣元の会社で色々変わってきますが、だいたい1人頭で1日1万円前後は必要と考えておいた方がいいですね。もちろん有名なタレントさんを出演させたい場合はもっと値段はアップします。――ということは、10人出演させたい場合は1日で10万円必要ってことですか……。簡単な計算だとそうですね。中には「10人で4時間6万円」といったパック料金があるプロダクションもありますが。――そう考えると、ギャラってかなり高いんですね。個人だとやすやすと出せない金額です。そうなんですよ。なので私は友人や知り合い達に、「ご飯をご馳走するから!」と、お願いして出演してもらっていますよ。完成してもどこかの映画館で上映するようなものではないですからね。経費の節約です。――なるほど(笑)。――ロケ費用というのはどれくらいかかるのですか?ロケ費用もけっこうお金がかかりまして、出演者の交通費やロケ先での飲食費などかなり飛んでいってしまうんです。往復600円でも、10人で移動したら交通費だけで6,000円必要ですからね。そこに全員の飲食費を合わせると1回のロケで20,000円近く必要になります。――飲食費も全部支払っているんですね?協力してもらっているので、ロケ先で必要なものは全部出していますよ。――でも、ロケも1箇所じゃないですよね?そうなんです。10分やそこらの作品でも内容に凝ればあちこちでロケしますし、1時間作品だとそれこそあっち行ってこっち行って……ですよ。クオリティを上げるためには必要なことなんですが、お金がどんどこ消えていきます(笑)。あとはロケをする際に、施設などの使用料金がかかることがありますね。――使用料金ですか?そうです。例えば、国や市が管理する建物や大きな公園で撮影をする場合、一応撮影許可の申請や利用料金が必要になる場合があるんです。他にも、イメージに合うようにハウススタジオなんかも借りたりするので、そういった部分でもお金が必要になりますね。そうなるとまたロケの費用が高くなるんですよ。ロケ費用だけで10万、20万円必要になったりしますからね。――そういえば、「先ほど機材さえあれば」とおっしゃいましたが、撮影・製作に必要な機材はどんなものがありますか?必要なのは撮影用の「カメラ」、「マイク」、「照明」、編集用の「パソコン」の以上4つですね。最低でもこれらがあれば映画は作れます。――パソコンは今ではほとんどの家庭にありますけど、カメラやマイク、照明などはいくらぐらいするのですか?カメラは市販のデジタルビデオカメラで十分です。30,000円とかそれくらいで買えるものでいいと思います。ステレオマイクは10,000円ほどでそれなりのものが買えますし、照明は5,000円ほどのハンディライトを使っています。必要に応じてダンボールで囲ったりいろいろ工夫はしていますが。また、キーライトだけでは十分ではない時は自作のアルミのレフ版を使ったりしていますね。パソコンは……まぁピンキリなので映像編集ができる最低限のものでいいと思います。――ということは、カメラとマイク、照明だけだと50,000円ほどで済むんですね。上を見ればキリはありませんけど、まぁそんなもんで揃うと思います。ただ、機材や編集ソフトにこだわり始めるとものすごいお金がかかるのは言うまでもありませんが(笑)。――なるほど(笑)。まぁそこまでこだわらなくてもいいと思いますよ。昔と違ってフィルム現像や手作業での編集がいらないのでそんなに難しくないですし。――そういえば昔はいちいちフィルムを現像に出さないとダメでしたね。やっぱりフィルムは味がありましたからね。今でもデジタルで撮影したものを白い布に投影し、その投影されている映画をもう1回デジカメで撮影することによってフィルムっぽくしたりしていますよ(笑)。――そんなやり方があるんですね(笑)昔、大阪市立大学の映画部がやっていたのをマネしています(笑)。ともかく、自主製作でも映画を作るにはそれなりの費用が必要ですが、最低限の機材と費用でも、工夫次第で斬新な映画や演出ができたりするので、単純に映画を作ってみたいという人はとりあえずやってみればいいと思いますよ。やはり映画製作は簡単ではないようで、個人でもちゃんとした映画を作るにはそれなりのお金が必要になるようですね。ただ、パソコンとカメラさえあれば簡単な作品は作ることはできるみたいなので、興味のある人はまず手近なところで撮影して作ってみてはいかがですか?(貫井康徳@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日最近、映画を見に行かない人が増えてるんじゃないか?という話があります。「頑張らないと!」という声が映画業界から上がっているという話もあります。そこで、マイナビニュース会員1,000人に「映画館にどのくらいの頻度で行きますか」を聞いてみました。調査期間:2012/6/27~2012/6/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)日本はたくさんの映画が見られる国です。ざっくり言えば1年間に約800本の映画が公開されます(2011年は799本)。つまり1日に2本以上の映画が公開されているのです。それだけ広く娯楽として認知されているわけですが、ここにきて「映画館に足を運ぶ人が減っているのでは?」という話が出て来ました。データを確認してみましょう。一般社団法人日本映画製作者連盟の公表によれば、2004年に170,092千人を動員した後で、2005年にはいったん160,453千人に落ちます。その後は、2006年に164,585千人、2007年に163,193千人、2008年に160,491千人、2009年に169,297千人、2010年に174,358千人まで上がります。ところが2011年には144,726千人にがくっと下がります。さて今年です。もちろんまだ年内ですからデータは出ていません。しかし、映画関係者から上のような意見が出るのはあまりいいことではありません。現在の状況を調べるべく、アンケートを行った結果は以下のようになりました。■あなたは月に何回ぐらい映画館に行きますか?1回19.7%2回6.2%3回1.6%4回0.7%5回0.1%6回以上1.0%1回行くか行かないか35.8%行かない34.9%「1回」など回数を答えてくれた、いわば「映画に積極的に行く」人の合計は29.3%、約3割です。この3割の人は映画を自分にとって恒常的な娯楽と考えていると言っていいのではないでしょうか。きっぱり映画に「行かない」と答えた人は35%でした。「1回行くか行かないか」は約36%です。この人たちをより映画館に足を運ぶようにできれば、動員人数は増えることになるでしょう。「1回行くか行かないか」、「行かない」と回答した人にその理由を聞いたので紹介します。■「1回行くか行かないか」と答えた人の、その理由●問題は時間時間がないから。(大阪府/女性/19歳)●見たいものがない映画館で見たいと思う映画がそれくらいの率であるから。(大阪府/女性/29歳)●高い!料金が高いから(レンタルで済ませてしまうことが多い)。(山形県/男性/24歳)●レンタルで見るレンタルなどで見ればいいと思っているので。(宮城県/女性/26歳)「時間がない」、「見たいものがない」、「料金が高い」、この3つの理由がほとんどでした。■「行かない」と答えた人の、その理由「行かない」ときっぱり答えた人の意見です。基本的には上の3つの理由と共通します。●料金に見合う価値があると思えないから。(愛知県/女性/29歳)●幼児がいるので行きたくても行けない。(愛知県/女性/33歳)●彼女が居ないから。(兵庫県/男性/30歳)●私は1年に一度は行っています。たくさん行かない理由は値段が高いからです。(愛媛県/女性/23歳)●家で見るのが好き。のんびりできるし、お菓子や飲み物も好きにできる。(長崎県/女性/31歳)●映画に興味がないから。(千葉県/女性/25歳)●レンタルで良いかと思います。(広島県/女性/29歳)●DVDで十分。見てる時間にほかのことをしたい。(神奈川県/女性/25歳)みなさんは映画館にどのくらい行っていますか?(高橋モータース@dcp)一般社団法人日本映画製作者連盟のデータ公表ページ
2012年10月29日1980年代に製作された英国の秀作映画『アナザー・カントリー』と『眺めのいい部屋』が明日より全国で順次公開される。HDリマスターされた素材での上映で、配給会社は“語り継ぎたい映画シリーズ”として今後もクラシック上映を続けていきたいという。予告編動画35ミリフィルムの製造が中止になるなど、映画の上映環境はデジタル化の波をうけて激変しており、近年、旧作の上映が難しくなっているが、配給会社のアンプラグドは「もう一度スクリーンで観たいというお客様の熱い要望にお応えしたい」という想いから“語り継ぎたい映画シリーズ”と題して、過去の傑作を最新リマスターで上映する企画をスタート。昨年上映した『いちご白書』と『ひまわり』は好調な動員を記録した。明日から公開されるのは英国映画の2作品。1984年製作の『アナザー・カントリー』はルパート・エヴェレットとコリン・ファースが主演し、英国のパブリック・スクールで学ぶ寮生たちの姿を描いた作品。1985年製作の『眺めのいい部屋』は名匠ジェームズ・アイヴォリー監督が若き日のヘレナ・ボナム=カーターを主演に迎え、良家の令嬢が異国の地で情熱的な恋に身を焦がす様を描いている。どちらの作品も最新のHDリマスター版で上映され、入場料は各作品1000円均一となる。『アナザー・カントリー』『眺めのいい部屋』10月27日(土) ヒューマントラスト渋谷ほかにて全国順次公開(C)1985 A ROOM WITH A VIEW PRODUCTIONS LTD. ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月26日大阪府大阪市の水族館「海遊館」(大阪府大阪市港区海岸通1-1-10)で9月12日、今年2羽目となるオウサマペンギンの赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんは自分で卵の殻を割ることができず、海遊館の獣医師が殻をむいてやっと誕生した。その後健康管理のため人工保育されていたが、20日に赤ちゃんを親鳥の元へ戻したところ、親鳥からエサをもらう姿が確認され、現在は順調に生育中だ。なお、1羽目の赤ちゃんペンギンは9月2日に誕生。生まれた時は240gしかなかった体重が、9月下旬には1,700gにまで成長しており、海遊館の「南極大陸」水槽では現在2羽の赤ちゃんペンギンを見ることができる。詳細は海遊館ホームページで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日10月20日(土)より遂に開幕を迎えるアジア最大級の映画の祭典「東京国際映画祭」(以下、TIFF)。このたび日本映画を裏側から支える4団体から構成された「映画館に行こう!」実行委員会によるラインナップ・プレゼンテーションイベント「新作映画イッキに見せます in 東京国際映画祭」が、10月25日(木)に開催されることが決定した。邦画・洋画を問わず、大作から心に響く佳作まで各々の自信作を引っ提げ、このイベントに集結するのは19社の日本の映画配給会社が一堂に会し、2013年に公開される選りすぐりの作品の予告編64本を、日本初公開の映像を含め上映する。当日は、コーナー別にそれぞれ趣向を凝らしたプレゼンテーションが展開されるようで、もちろん一般映画ファンの入場も可能。また、日ごろの映画ファンへの感謝と今後の映画界そのものへのプロモーションイベントということで、なんと入場はすべて無料という太っ腹なイベントなのだ!残念ながら座席数に限りがあるため、入場引き換え券を手に入れることができるのは10月17日(水)23時59分まで受付中の「新作映画イッキに見せます」特設ページより受付を行い、翌18日(木)の抽選で当選した人のみとなる。松坂桃李主演の『今日、恋をはじめます』を始め、『黄金を抱いて翔べ』、『舟を編む』、『LOOPER/ルーパー』、『クラウド アトラス』、『リンカーン 』(原題)、『華麗なるギャツビー』など当日に予告編が上映される作品を取り上げれば切りがないが、そのどれもが今後要注目の作品であることは言わずもがな。この先公開を控える大作を、初公開映像と共に鑑賞できるまたとない貴重な機会を逃さぬよう、ぜひ会場に足を運んでみて。新作映画イッキに見せます!in 東京国際映画祭日時:10月25日(木)15:00開場/15:30開演場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン2(東京・六本木)〆切り:10月17日(水)23時59分まで (※抽選は翌18日となります)特設ページ:「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催今日、恋をはじめます 2012年12月8日より全国東宝系にて公開© 2012映画「今日、恋をはじめます」製作委員会 © 水波風南/小学館黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLCクラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.リンカーン (原題) 2013年4月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月16日世界最高峰とも言われる英国ロイヤル・バレエ団の最新作8作品が24日(水)から全国の映画館で日本初上映される。これまで名ダンサーを輩出してきた英国ロイヤル・バレエ団の魅力はどこにあるのだろうか? 本バレエ団で “プリンシパル”として活躍していた吉田都氏からコメントが届いた。その他の写真英国ロイヤル・バレエ団を「古典バレエを始めとして、バレエ団オリジナルの大作、そして現代の振付家の作品や新作にも意欲的に取り組む、幅広いレパートリーを持つバレエ団」だと説明する吉田氏は、その魅力を「独特の品のあるロイヤルスタイルを保ちつつ、演劇的要素をたくさん取り入れたドラマティックな作品を得意としています。世界各国から入団し、活躍している個性豊かなダンサー達が魅力的。そして衣装や装置に至るまで細部にこだわり抜いた総合芸術を魅せてくれるバレエ団です」と分析する。踊り手たち、芸術家たちが紡ぐ“舞台芸術”を楽しめるのが英国ロイヤル・バレエ団の魅力。それだけに吉田氏は、「作品にもよるが、演劇的バレエの場合はただただストーリーに入りこんで楽しんでほしい。視覚から入るものはより強烈な印象を残すと言われるが、セリフのないバレエは全身で踊りで表現する分、心の奥深くまで届く。また、ダンサー達は普通の人が出来ない動きでいとも優雅に踊るが、その奥には長年の過酷な訓練の積み重ねがあり、痛みを伴うからこその美しいライン、その優雅な踊りや動きだけを楽しむこともできます」と語る。そんな英国ロイヤル・バレエ団の作品を大画面で堪能できる試みが始まる。「映画館の大画面では、舞台では観ることの出来ないダンサー達の細かい演技を見ることができる。劇場では遠くなってしまうが、映画ではダンサー達の息遣いまでが聞こえてきそうな距離での迫力満点の映像を見ることができる。もし出来れば衣装の細かいところまで見て欲しい。また、映画館の大スクリーンで観る衣装、装置の素晴らしさ、豪華さと共にオーケストラの奏でる音楽も堪能してほしい。音楽と一体となったダンサー達の踊りは何倍もの迫力で迫ってくる」と吉田氏。「私が長年在籍しプリンシパルとして踊ってきた英国ロイヤルバレエ団の魅力を余すところなく観て頂きたいと切望してやみません。世界のどこのバレエ団とも違うロイヤルバレエ団を大スクリーンで観劇すれば、また新しい発見もあるはず。気軽に映画館に足を運んで頂きたいと思います」。『英国ロイヤル・バレエ団』シアター上映全国のワーナー・マイカル・シネマズ他シネコンにて上映10月24日(水)『白鳥の湖』11月14日(水)『マノン』12月14日(金)『くるみ割り人形』2013年1月23日(水)『ジゼル』2013年2月20日(水)『ロミオとジュリエット』2013年3月29日(金)『不思議の国のアリス』2013年4月10日(水)『眠れる森の美女』2013年5月22日(水)『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』
2012年10月11日メル・ギブソンが久々にアクション映画に主演した最新作『キック・オーバー』が13日(土)から日本公開される。史上最悪の刑務所で暴れまわる主人公を演じたギブソンは現在56歳! 今秋には彼だけでなく多くの“最強オヤジ”たちが日本の映画館を沸かせるようだ。その他の画像『キック・オーバー』は、マフィアから大金を強奪した主人公のドライバー(ギブソン)が、金さえあれば何でも可能な史上最悪の刑務所“エル・プエブリード”から決死の脱獄を試みる姿を描いたノンストップ・アクション。ギブソンは劇中で犯罪者たちや看守を相手に丁々発止のやりとりを展開し、少し変わった相棒とタッグを組んで前代未聞の作戦を展開。中でも彼が走り、飛びはね、華麗なガンファイトを見せる場面は必見だ。近年はデジタル技術が飛躍的に進歩したおかげで、これまでになく壮大なスペクタクル映像や、様々な要素が複雑に絡み合うアクション・シーンが次々に登場している。その反面、カメラの前で走り、戦い、歯を食いしばり、実際に我々に“戦う姿”を見せつけてくれる俳優たちは減ってしまった。しかし2012年秋、60歳前後の“オヤジ”たちが真のアクション映画を復活させるべく行動を開始した。63歳のサミュエル・L・ジャクソンは『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』で、過去を清算して新たな人生を歩もうとする詐欺師の男を熱演。緊迫感あふれるガン・アクションと渋い演技で観客を魅了する。さらに、66歳のシルヴェスター・スタローンは、65歳のアーノルド・シュワルツェネッガー、57歳のブルース・ウィリス、もはや何歳か判別できないチャック・ノリス(実際は72歳)ら最強オヤジを集めて渾身の一作『エクスペンダブルズ2』を完成させた。いずれのオヤジたちも長いキャリアのすべてが順風満帆だったわけではない男たちだ。しかし、彼らは幾度も最大の危機を乗り越えて、身体をはって戦い、自らのキャリアをさらに更新してきた。ギブソンが『キック・オーバー』で演じた主人公も、脱獄不可能な地獄のような刑務所から這い上がり、脱獄することを目指す。その熱さと渋さは若手俳優やCGには決して出せないもの。この秋、多くの映画ファンが、ギブソンらオヤジたちの奮闘を目撃することを期待したい。『キック・オーバー』10月13日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年10月11日海遊館(大阪市港区海岸通1)は10月11日~11月30日、館内6階「エクアドル熱帯雨林」水槽前の特設コーナーにて、リスザルのオスの赤ちゃんを展示し人工保育の様子を紹介する。今回一般公開するリスザルの赤ちゃんは、8月14日に同館のバックヤードで誕生。母親による授乳が見られなかったため、当日の夕方に保育器に収容し、人工保育で育てることとした。赤ちゃんの健康状態は良好で、出生時の体重は105gだったが、10月1日には約2倍の210gに達している。飼育係員が一日4回、3時間ごとにミルクを与えており、来館者はそのうちの3回、13時、16時、19時の各回、約10分を観覧できる。授乳の回数は、赤ちゃんの成長に伴って、離乳食を与えるため、次第に少なくなる。通常、リスザルの赤ちゃんの授乳期間は生後約2カ月間で、現在はリンゴやバナナなどの離乳食を与えはじめているという。リスザルはオマキザル科で、名前は顔がリスに似ていることに由来。中央アメリカから南アメリカの熱帯から亜熱帯地域に生息し、30cmほどの体長に40cm近い尾を持つ。約20通りの鳴き声を出し、鳴き声でコミュニケーションをとると言われている。餌は昆虫や果物、木の実や葉、花など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日東京都杉並区にあるアトリエを拠点に活動する“くらすこと”のテーマは、「子どもと一緒のスローなくらし」と「オーガニックライフ」。なかしましほさんのおやつ教室の開催や、作家ものの器をはじめとする日用品を扱う雑貨店の運営など、くらしをつつましくも豊かにしてくれるあれこれを手がけている。 そんな“くらすこと”がこの夏にスタートさせた新しい取り組みは、写真館。誰でも気軽に写真が撮れるようになったいまだからこそ、写真館で撮ってもらう写真は特別な一枚になる。昔ながらの街の写真館に“くらすこと”のエッセンスを取り入れて、スペシャルな、でも、自然な表情の家族の肖像を残そうというものだ。 撮影するのは、文化人やタレントなど著名人のポートレイトを数多く手がけているカメラマンの藤田二朗さん。「雑誌などに使われる写真は多くの人の目にふれるけれども、それは一定期間のこと。でも家族の肖像は、そのお家に飾ってもらえて、ずっと眺めてもらえて、長く大切にしてもらえる可能性が高いと思うんです。震災以降、誰かの心のなかにあたたかく残る仕事をしたいという思いがより強くなりました」と藤田さん。 また、写真を飾る台紙や額も魅力。基本プランとなる台紙は、1~3枚から選べるようになっている。オプションプランでは、作家もののオリジナルの額を用意。“くらすこと”の店でも人気の作家、工房イサドさんと枯白さんがそれぞれ、写真館のために一点一点つくりおろしている。誕生日、結婚記念日、七五三……。“くらすこと”の写真館でしか味わえない、「家族のきろく、家族のきおく」をつくってみては?【料 金】・基本プラン例:写真1枚入り台紙21,000円~・追加プラン例:台紙つき追加プリント5,250円、プリント1枚入り額8,400円など“くらすこと”の写真館 開館日:土曜日、日曜日(10:00~17:00)東京都杉並区高井戸西1-18-8 2F(京王井の頭線「富士見ヶ丘駅」から徒歩4分)TEL.03-5344-9178(電話でのお問い合わせは平日10:00~17:00)取材/神田こまるら
2012年09月18日海遊館(大阪市港区海岸通1)では2日、オウサマペンギンの赤ちゃん1羽が誕生した。誕生から数週間は親鳥がおなかの下で保護しており、赤ちゃんは時折、顔をのぞかせている。オウサマペンギンは、国内の動物園・水族館が協力して繁殖計画を定め、「種の保存」を推進する希少な野生動物。同館でのオウサマペンギンの誕生は、通算38羽目となった。オウサマペンギンは、ペンギンの中でも特別な方法で卵を温める。巣を作らず、卵を直接足の上に載せ、おなかの皮膚をかぶせて卵を包み込む。卵は、オスとメスが交代で温め、およそ60日後に赤ちゃんが誕生する。同館では、オスとメスが卵を受け渡す時に卵を落として割ってしまったり、プールに落としたりする事故を防ぐため、産卵後すぐに模造の卵とすり替える工夫を行っている。卵はふ卵器に収容し、赤ちゃんが中から殻を割り始めてから、親鳥に戻す。今回の赤ちゃんは、卵から出るのに通常よりも時間がかかったため、同館の獣医師が卵の殻を割って赤ちゃんを誕生させたという。現在、赤ちゃんの健康状態は良好で、飼育係員は毎日、体重を測定し親鳥とともに成長を見守っている。9月2日のふ化日に242gだった体重は、9月7日現在で271gまで増加している。同館では、赤ちゃんが成長し、かわいらしい姿が見やすくなったタイミングで、あらためて告知を行う予定にしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月16日TOKIOが9月23日(日)に東京・日本武道館で行う全国ツアーファイナルの模様を、全国のスクリーンで同時生中継する事が決定した。【公演情報はこちら】今回の全国ツアーは「TOKIO LIVE TOUR 1718」というタイトルで、オリジナル・フル・アルバムとしては約6年ぶりとなる『17』のリリースツアーだ。加えてツアー中の9月21日(金)にTOKIOがデビュー満18年を迎えることから、このタイトルがつけられている。本人たちも今回のアルバムとツアーは現時点での自分たちの集大成と語っており、その模様を全国のスクリーンで見る事ができる、ファンでなくとも注目の公演になりそうだ。ライブシネマ「TOKIO LIVE TOUR 1718」は全国94館の劇場で、生中継予定。チケットは、オフィシャル先行第一弾として8月23日(木)昼12時から8月27日(月)23:59まで実施の他、各劇場窓口およびWEBにて9月21日(金)午前0時から9月23日(日)まで販売。■ライブシネマ「TOKIO LIVE TOUR 1718」日程:2012年9月23日(日)16:00開演(開場時間は各劇場で異なります)チケット料金:全席指定3,500円(税込)■購入方法ライブシネマ・オフィシャル先行第一弾8月23日(木)12:00~27日(月)23:59ライブシネマ・オフィシャル先行第二弾8月28日(火)0:00~9月2日(日)23:59各劇場販売9月21日(金)0:00~当日(各劇場Webおよび各劇場窓口)
2012年08月23日テレビ、DVDにスマートフォン……。映画を見ようと思えば、映画館以外でもいろんな手段でみることが可能です。NTTレゾナント株式会社が行ったアンケート調査(※)によると、「2011年の日本の映画興行収入は、対前年比で約2割の減少。直近1年以内に映画館で映画鑑賞をした人は5割弱」。直接映画館まで足を運ぶ人は減少傾向にあるようです。※「映画館での映画鑑賞」についてのアンケート調査。対象者は全国の10代~70代の男女。有効回答者数3,189名。●映画料金は1,000円が妥当!?映画館離れが進んでいる理由の一つとして、映画料金の高さが指摘されています。同調査で料金設定について聞いたところ、料金が「1500円」になった場合、鑑賞回数が「増える」と答えた人は19.1%、「変わらない」が8割。一方、料金が「1000円」になると鑑賞回数が「増える」と答えた人は55.3%とようやく過半数となり、「変わらない」を上回る結果になりました。映画館は、レンタルに比べて料金が高く時間の制約もありますが、大きなスクリーンを通しての臨場感や作品に集中できるといったメリットも。これらをひっくるめて、映画館の価値が1000円と考えられるのでしょう。●1,000円で映画を見よう!現在の通常料金は、一般1800円、大/高校生1500円、中/小学生1000円、幼児1000円。1,000円なら映画館に行こうとする利用者意識を考えると、大きな差があることは否めません。それなら、各劇場で打ち出している割引を積極的に利用したいところ。これをうまく利用すれば1,000円で鑑賞するができます。■TOHOシネマズ・TOHOシネマズデイ/毎月14日は1,000円。・ファーストデイ/毎月1日は1,000円。・レディースデイ/毎週水曜日は、女性1,000円。・夫婦50割引/どちらかが50歳以上の夫婦の場合、2人で2,000円。■ワーナー・マイカル・シネマズ・ファーストデイ スペシャル/毎月1日は1,000円。・レディスデイ スペシャル/毎週月曜日(または水曜日)は、女性1,000円。※劇場によって曜日が異なる・高校生友情プライス/高校生3人以上のグループは、一人1,000円。・夫婦50割引/どちらかが50歳以上の夫婦の場合、2人で2,000円。■ユナイテッド・シネマ・ファーストデイ/毎月1日は1,000円・レディースデイ/毎週水曜日は、女性1000円。・会員デー/毎週金曜日は会員1000円。■ムービックス・MOVIXデイ/毎月20日は1,000円・ファーストデイ・スペシャル/毎月1日は1,000円・レディースデイ/毎週水曜日は、女性1,000円・夫婦50割引/どちらかが50歳以上の夫婦の場合、2人で2,000円。■109シネマズ・109シネマズの日/毎月10日は1,000円。・ファーストデイ/毎月1日は1,000円。・レディースデイ/毎週水曜日は、女性1000円。・夫婦の日&カップルデイ/毎月22日は、男女ペア2人で2,000円。・ポイント会員感謝の日/毎月19日は、ブルーカード会員、ブルーモバイルメンバー1,000円。・夫婦50割引/どちらかが50歳以上の夫婦の場合、2人で2,000円。※サービス内容は2012年6月26日現在のもの。一部の映画館では利用できない場合もあります。映画を利用する日にちを計画的に決めておけば、1,000円での鑑賞はさほど難しいことではありません。ファーストデイやレディースデイは、だいたい共通して1日と水曜日(月曜日のところもあり)。それに加え、毎月10日(109シネマズ)、14日(TOHOシネマズ)、20日(ムービックス)等、月1回映画館の日が設定されています。また、会員限定で特定の曜日に割引が用意されていることも。情報収集さえまめに行っておけば、1000円札一枚で快適な鑑賞環境を手に入れることができそうです。(文/森眞奈美)■執筆者 プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」、「クレジットカード・電子マネー」、「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。
2012年07月22日現地時間の7月20日、米コロラド州デンバー近郊オーロラの映画館で『ダークナイト ライジング』上映中に発生した銃乱射事件を受け、25日(水)より予定していた監督・キャストの来日プロモーションを中止することを配給元のワーナー・ブラザース映画が正式に発表した。死者12名、負傷者59名の犠牲者を出した同事件を受け、日本とメキシコで予定されていたキャスト・スタッフ登壇によるプロモーションツアーが急遽中止となった。また、これに先立ちパリで行われる予定だったプレミアイベントも中止となっている。日本では、クリストファー・ノーラン監督、アン・ハサウェイ、そしてジョセフ・ゴードン=レヴィットらスタッフ&キャストが来日し、25日(水)と26日(木)の両日にわたり、東京国際フォーラムでのジャパン・プレミア並びに来日記者会見に臨む予定であった。ただ、25日に東京実施予定のプレミア試写会に関しては、映画を楽しみにしているファンの期待に応えるため、予定通りに執り行うという。この悲報を受け、「『ダークナイト ライジング』のスタッフ・キャストを代表して、この無意味な悲劇に対する深い悲しみを表したい」と追悼の意を寄せたノーラン監督は、「映画はアメリカの素晴らしい芸術の一つであり、スクリーンを通して人と物語を共有することは重要で幸せな時間だと信じています。映画館は私にとって家であり、無実で希望に満ちた場所が今回、耐え難い残酷な形で破壊されました。残念ながら、私たちの感情表現を無実の犠牲者たちに伝えることは叶いませんでしたが、私たちの思いは彼らと遺族のみなさまのそばにあります」と無念の胸中を語っている。20日に全米公開された同作の事件による興行収入への悪影響が心配されているが、同日、ニュースが流れた後にもニューヨーク、ロサンゼルスなどの劇場で行われた上映ではファンが長蛇の列を成したといい、作品に対する支持の高さを証明した。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月21日神戸市で公共交通機関を運営する神戸電鉄、北神急行電鉄、神戸市交通局は30日、映画館共通入場券と電車乗車券をセットにした「格安え~がなクーポン」を発売する。3社局共通の同クーポンでは、神戸ハーバーランド内の「シネモザイク」とミント神戸内の「OSシネマズミント神戸」の2館で使用できる映画館入場券に、各駅から三宮駅(阪急・阪神・市営地下鉄)までの往復乗車券が付く。利用路線の違いにより、神鉄・高速版 / 神鉄・北神・地下鉄版 / 北神版 / 神戸市営地下鉄版の4タイプが発売される。乗車券の有効区間は、「神鉄・高速版」は神戸電鉄各駅から新開地駅経由で阪急・阪神三宮駅まで、「神鉄・北神・地下鉄版」は有馬線の鈴蘭台駅から有馬温泉駅間の各駅、ならびに三田線および公園都市線の各駅から北神急行電鉄谷上駅経由で神戸市営地下鉄三宮駅まで、「北神版」は北神急行電鉄谷上駅から神戸市営地下鉄三宮駅まで、「神戸市営地下鉄版」は神戸市営地下鉄各駅から同三宮駅までとなっている。発売額は大人1セット1,600~2,200円。8月31日までの発売期間中、利用当日1日限り有効。神鉄・高速版および神鉄・北神・地下鉄版は神戸電鉄主要駅窓口と駅売店ほか、北神急行版は北神急行谷上駅で、神戸市営地下鉄版は地下鉄各駅窓口と駅売店ほかで販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日外国映画輸入配給協会の発足50年を記念した特集上映「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」が7月11日(水)から、東京中央区京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。社団法人外国映画輸入配給協会は、輸入映画の質的向上と輸入配給事業の健全な発達を図るために発足した国内資本の外国映画配給会社による団体。今年で発足50年目を迎えることから、フィルムセンターと共同で記念上映会を行うことが決まった。上映される作品は、アクション大作から、コメディ、ホラーまで幅広いジャンルから厳選された17本で、すべて35ミリプリントで上映される。娯楽大作の金字塔として知られる『大脱走』をはじめ、1976年冬に日本公開されて大ヒットを記録した『キングコング』、大画面いっぱいに映し出されるトレーラーが観客をトリコにした『コンボイ』、独自の映像美と周到に仕掛けられたトリックが観客を震え上がらせた『サスペリア PART2』、香港から登場したホイ兄弟が大活躍するコメディ映画の傑作『Mr.BOO ! ミスター・ブー』など、大画面で観られる機会の少ない作品が並ぶ。他にも『エレファント・マン』や『ランボー』『プロジェクトA』『ターミネーター2』など80年代のヒット作も上映を予定しており、かつてスクリーンで観たという年配の映画ファンから、今回が初見となる若い映画ファンまで幅広い層の観客を集めることになりそうだ。特集上映「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」期間:7月11日(水)~7月29日(日)※月曜日休館場所:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール(東京都中央区京橋3-7-6)料金:一般1000円、 高・大・シニア(65歳以上)800円、小・中600円 (各種割引あり)上映作品:『大脱走』『キングコング』『カサンドラ・クロス』『コンボイ』『ジュリア』『サスペリア PART2』『Mr.Boo! ミスター・ブー』『エレファント・マン』『ジェラシー』『エンドレス・ラブ』『ハウリング』『愛と哀しみのボレロ』『ランボー』『プロジェクトA』『ストリート・オブ・ファイヤー』『フィールド・オブ・ドリームス』『ターミネーター2』
2012年06月19日「映画館といえばポップコーン!」というイメージ、ありますよね。元々はアメリカの映画館がスクリーンに投げつけられても傷がつきにくいという理由でポップコーンの販売を始め、食べていても音が出にくいこともあり、大きく広がることになったそうです。そんなポップコーンですが、実際どれくらいの人が映画館に行った際、ポップコーンを食べているのでしょうか? 読者のみなさんにアンケートで聞いてみました。調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.映画館でポップコーンを食べますか?はい……189人いいえ……811人圧倒的な差で『食べない』に回答が集中しました。映画を見に行くと、そこそこの割合でポップコーンを食べている人を見かけるのですが、数字に直すとやはりこのくらいになるのでしょうか。まず回答が多かった『食べない』と答えた人にその理由を聞いてみました。●食べながらだと映画に集中できない(33歳/男性)スクリーンを見ながらだとポップコーンをうまくつかめないこともありますし、ポップコーンに目を落とすとシーンを見逃す可能性が……難しいですよね。●まわりに迷惑かな?と考えてしまう(22歳/女性)ひとりだと気になりませんけど、やっぱり大勢のお客さんがいるとなると……。●量が多くて映画終了までに食べきれない。持って帰るのも邪魔だし……(25歳/女性)ボリュームがあるので食べきるのは至難のワザですね。捨てるのももったいないですから●食べるとのどが渇き、それで飲み物を飲むとトイレに行きたくなる可能性がある。悪循環(27歳/女性)非常に説得力のある意見。●歯に詰まる(30歳/男性)あ~、しかも取りにくいですし(笑)。『食べない』と答えた読者は、大半がここで挙げた理由のどれかでした。これらが『食べない』派の代表的な意見といっても過言ではないようです。次に『食べる』と答えた人に理由を聞きました。●映画館での醍醐味(だいごみ)のひとつだと思うので(24歳/女性)やっぱり映画館=ポップコーンってイメージありますもんね。●静かなシーンでおなかがなってしまうのを防ぐため(27歳/女性)シリアスなシーンで「グ~」と大きな音をたてるのは避けたい所。●映画館で食べるポップコーンはおいしいから(29歳/男性)シチュエーションがおいしさを後押ししてるのかもしれませんね!●食べようと思ってなくてもあの香りにつられてしまう(23歳/女性)私の場合はキャラメルのにおいにやられます(笑)。●デートなどでふたりでつまむと楽しいので(24歳/男性)ふたりなら食べきることもできそうです。大差でポップコーンを食べない人が多かったわけで……頻繁にポップコーンを食べる派の私としてはちょっと悔しい結果になりました。でも、食べない派の人も久しぶりに食べてみたら、もしかするとハマっちゃうかもしれませんよ!?と、最後にちょっと悪あがきをしておしまいにいたします。(貫井康徳@dcp)
2012年06月08日ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘は6月9日・10日の2日間、通常より1時間早い午前8時にオープン。“早朝落語“と題し、「映画館落語 かもめ亭」を8時30分から上映する。同イベントは、ショッピングセンター「イオン」の早朝営業に合わせて企画。上映する「映画館落語 かもめ亭」は、文化放送が2007年から定期開催している落語会「浜松町 かもめ亭」を映画館で楽しめるように撮り下ろしたもので、桂歌丸師匠と三遊亭小遊三師匠の落語2席と色物1席、普段は見られない舞台裏の映像も盛り込んでいる。同映画は、ワーナー・マイカル・シネマズが映画以外のジャンルのコンテンツを提供するサービス「シアタス」として公開中で、実際に見た人からは「臨場感があり、寄席で見ているようだ」、「映画館で見ていることを忘れて笑った」、「気軽で良い」などの高い評価を得ているという。“早朝落語”「映画館落語 かもめ亭」は、ワーナー・マイカル・シネマズ 新百合ヶ丘において6月9日、10日に開催。午前8時オープン、8時30分上映開始。演目は桂歌丸「ネズミ」、三遊亭小遊三「蛙茶番」、ぺぺ桜井「色物」、ナビゲーターは林家たい平。鑑賞料金は1,500円(シニア割引はなし)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日全国の映画館の支配人ほか、社員、アルバイト、映画技師など“映画館のスタッフ”の投票により決定する「第3回 日本シアタースタッフ映画祭」が4月22日(日)に都内で開催。大賞にあたる「グランシャリオ賞」に三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』が輝き、主演男優賞の堺雅人、主演女優賞の井上真央を始め西田敏行(助演男優賞)、染谷将太(新人賞)、三谷監督(監督賞)ら受賞者たちがセレモニーに出席した。受賞作の選出のみならず、この日の映画祭の運営も各地の映画館スタッフが行なっており、受賞者への賞状の授与なども映画館で働くスタッフたちが執り行った。『ステキな金縛り』で作品賞と監督賞を受賞した三谷監督は、ぎこちない手つきで賞状を手渡すスタッフに「僕よりも渡す彼の方が緊張してますね」とニッコリ。本作で既に数々の賞を受賞しているが、今回の受賞には格別の思いがあるようで「僕らが最後の最後に作品を託すのが映画館のスタッフ。僕らにとって彼らは仲間です!その仲間から表彰されるなんてこんなに嬉しいことはない。この賞が一番嬉しいです…日本アカデミー賞もほしいですが(笑)」と冗談を交えつつ、受賞の喜びを語った。『八日目の蝉』で主演女優賞に輝いた井上さんは真っ赤なドレスで登場し「この作品に携われて幸せです」と語った。映画館スタッフからの「かわいさを保つ秘訣は?」という質問に「私はコンプレックスもたくさんあるし、秘訣なんてないですよ」と照れつつ「秘訣ではないですが、人間観察が好きなので、会った人の仕草やメイク、洋服をよく観察してます」と明かした。堺さんは『ツレがうつになりまして。』での演技が評価され、一昨年の第1回に続いての受賞。映画館に自分の作品を観に行くかを問われると「恥ずかしくて観に行けません(笑)」と少し申し訳なさそうに語った。スタッフから「ぜひ映画館に足を運んでください」と声をかけられると「はい、分かりました。次の休みにでも行きます」と優しい笑みを浮かべて応じた。『ステキな金縛り』で助演男優賞を受賞した西田さんは映画館スタッフの「落ち武者の幽霊役は初めてでしたが…」という言葉に「だいたいみんな初めてだと思います。5回も落ち武者の幽霊やったという人もいないでしょ?」と軽妙にツッコミを入れ、会場を沸かせる。そしてその役作りについて「ちょっと浮遊感のある楽しい現場で、みんなの口角が少し上がってる感じでした。そういう中にいて自然と出来上がっていきました」と明かした。今年、創設された新人賞を受賞したのは『ヒミズ』の染谷さん。自身もかなり頻繁に映画館に足を運んでいるそうで「映画館の方にはお世話になってます。そうした方からこうして賞をいただけるのは嬉しい」と語った。会場の映画館スタッフの中には4回も『ヒミズ』を観に行ったという男性もいたが、染谷さんも気に入ると何度も劇場に足を運ぶことがあるそう。「『ダークナイト』は3回観に行きましたね。『ドライヴ』も、もう1回観に行きたいと思ってます」と熱く語っていた。この日は、これから公開される映画の中から映画館スタッフが期待する10作品も紹介されたが、その中から『わが母の記』でメガホンを握った原田眞人監督と同作に出演している三浦貴大もゲストとして来場した。映画祭の名誉会長を務める漫画家の松本零士とトークを繰り広げたが、その中で松本さんは三浦さんを自作のキャラクターになぞらえ「ハーロック的な美青年の部類に入る」と絶賛。「将来、僕が実写で映画を作ることになったらよろしく」とラブコールを送っていた。「第3回 日本シアタースタッフ映画祭」受賞一覧グランシャリオ賞:『ステキな金縛り』監督賞:三谷幸喜監督(『ステキな金縛り』)主演男優賞:堺雅人(『ツレがうつになりまして。』)主演女優賞:井上真央(『八日目の蝉』)助演男優賞:西田敏行(『ステキな金縛り』)助演女優賞:長澤まさみ(『モテキ』)脚本賞:向井康介(『マイ・バック・ページ』)音楽賞:武部聡志(『コクリコ坂から』)グランシャリオ新人賞:染谷将太(『ヒミズ』)■関連作品:ステキな金縛り 2011年10月29日より全国東宝系にて公開© 2011フジテレビ 東宝ツレがうつになりまして。 2011年10月8日より公開© 2011「ツレがうつになりまして。」製作委員会八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会ヒミズ 2012年1月14日より新宿バルト9、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ■関連記事:殿堂入り果たした松本人志、ヨーロッパ最大のアジア映画の祭典でアピール『八日目の蝉』、日本アカデミー賞10部門獲得!主演男優賞は故・原田芳雄に99歳日本最高齢の現役監督に、永作博美、小池栄子らがスタンディング・オベーション染谷将太、「周りでどんどん人が死んでいく」現場に困惑三谷幸喜、芥川賞会見を意識した挨拶で喜びを語る!
2012年04月23日4月25日(水)に日本武道館で行われるTM NETWORKのワンマンライブ「TM NETWORK CONCERT -IncubationPeriod-」が日本全国の映画館スクリーンで同時中継されることが決定した。ライブシネマ「TM NETWORK CONCERT -IncubationPeriod-」開催情報TM NETWORKは2008年のライブを最後にメンバー3人が揃っての活動を休止していたが、3月20日に開催された東日本大震災復興支援チャリティコンサートで完全復活。以前と変わらぬ3人の姿にファンの期待が高まる中、このたび4月24日(水)、25日(木)に待望のワンマンライブを日本武道館で開催する。このステージでは約5年ぶりにリリースされる新曲『I am』も初披露。ファンの間では今から話題になっているこのライブ、4月25日(水)のステージを、今回日本全国115館の映画館に加え、香港、台湾の映画館で同時中継する。チケットの一般発売は4月17日(火)10:00より。チケットぴあでは4月10日(火)11:00よりインターネット先行を受付スタート。
2012年04月09日ロックバンド・黒夢が、今年1月14日深夜に代官山UNITで行ったライブの模様を映画館でプレミア上映する。『黒夢 1.14』公演情報このライブ映像は、1月13日に行われた黒夢復活後 初の日本武道館公演で開催が発表された緊急ライブで、武道館公演終演から、わずか3時間半後に550人という限定人数で開催されたもの。当日は、突然の発表、実施が深夜のため未成年者は入場できないなど、ライブを生で体験できなかったファンも多かったはずだ。この貴重なライブの模様を、映画館の大スクリーンで体感できる一夜限りのプレミア上映。この機会をお見逃し無く!開催は、4月23日(月)、全国17か所の映画館にて。チケットは、チケットぴあにて4月6日(金)より発売中。■『黒夢 1.14』4月23日(月)21:00 開演[関東]TOHOシネマズ六本木ヒルズ/TOHOシネマズ渋谷/109シネマズMM横浜/109シネマズ川崎/TOHOシネマズ市川コルトンプラザ/シネプレックス幕張/ユナイテッド・シネマ浦和[関西]TOHOシネマズ梅田/TOHOシネマズなんば/TOHOシネマズ二条[中部]109シネマズ名古屋[中四国]109シネマズ広島[九州]ユナイテッド・シネマキャナルシティ13[北海道]ユナイテッド・シネマ札幌[東北]109シネマズ富谷[北陸]ユナイテッド・シネマ金沢[甲信越]ユナイテッド・シネマ新潟
2012年04月06日北は北海道から南は沖縄まで、全国の映画館スタッフの投票により邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画館スタッフたちがオススメする“スクリーンで観てほしい映画”のベストテンを選出する「映画館大賞2012」の結果が発表となった。映画のソムリエたちが真に観せたい作品とは?第4回目となる今年は、2010年12月から2011年11月末日までの公開作品を対象に、全国128館におよぶ独立系映画館のスタッフが投票に参加した。今回、圧倒的な人気ぶりを見せつけ見事1位に輝いたのは、ナタリー・ポートマン主演のヒューマン・スリラー『ブラック・スワン』。鬼才ダーレン・アロノフスキーが監督を務め、ナタリーにアカデミー賞主演女優賞を始め世界各国で50以上の映画賞をもたらした大ヒット作。ナタリーの魅せる美と狂気が入り混じった渾身の舞いをぜひスクリーンで観てほしいという映画スタッフの多くの声が反映されたようだ。さらに、各界の著名人がその年に最も印象に残った1本として選ぶ「あの人の1本」(特別部門)においても、『悪人』の李相日監督、劇画家・声楽家の池田理代子により選ばれた『ブラック・スワン』。李監督は「もう監督の人非人っぷりが最高です。肉体的にも精神的にも極限まで追いつめられたナタリー・ポートマンの恍惚がうずきますね。彼女が苦しんで苦しみ抜いて、果ては快感に捕われる瞬間を見事に視覚化させるセンスと技術は脱帽です。“狂気”という一番難しい映像表現を成し得たのは、やっぱりダーレン・アロノフスキー監督の徹底したサド体質にあるんでしょうねぇ。見習いたいです」と称賛を贈る。ほかには、昨年のアカデミー賞で4部門を受賞した『英国王のスピーチ』(2位)やデヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』(7位)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(10位)など日本でも記録的なヒットを見せたハリウッド大作が並んだ。一方、邦画勢も健闘を見せ、鬼気迫る演出で各国の映画祭で称賛を得た『冷たい熱帯魚』を始め、故・原田芳雄の遺作となった『大鹿村騒動記』、さらに日本の映画賞を総なめにした『八日目の蝉』が3位から5位にランクインした。映画館スタッフという最も観客に近い立場の彼らが選び抜いた作品とあって、その面白さは間違いなし?見逃した方は、ぜひこちらの結果を参考にしてみて。<映画館大賞2012ベストテン作品>1位:『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)2位:『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)3位:『冷たい熱帯魚』(園子温監督)4位:『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)5位:『八日目の蝉』(成島出監督)6位:『キック・アス』(マシュー・ヴォーン監督)7位:『ソーシャル・ネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー監督)8位:『ステキな金縛り』(三谷幸喜監督)9位:『ゴーストライター』(ロマン・ポランスキー監督)10位:『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(マイケル・ベイ監督)特別部門「あの人の1本」※各界の著名人が選ぶ、2011年に最も印象に残った1本・李相日(映画監督):『ブラック・スワン』・池田理代子(劇画家・声楽家):『ブラック・スワン』・佐野史郎(俳優):『不惑のアダージョ』(井上都紀監督)特別部門「蘇る名画」※特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1作『河口』(中村登監督/1961年)「映画館大賞」公式サイト<セル>「ブラック・スワン」DVD価格:2,990円(税込)発売中「ブラック・スワン3枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)」[初回生産限定]価格:4,190円(税込)発売中発売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント・ジャパン© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:全国のビデオショップ店員が選ぶ「ビデオ屋さん大賞」、2011年の1位は『告白』!三谷幸喜、芥川賞会見を意識した挨拶で喜びを語る!被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り【シネマモード】2011年、「出会えてよかった」映画をふり返る。ミラ・クニス、政治に無関心な同世代の若者に苦言
2012年04月02日出版界において、いまやベストセラーのステータスともなっている書店発の「本屋大賞」。同様に、日本全国の街角で365日、観客に映画を届ける独立系の映画館スタッフの投票により「スクリーンで観てもらいたい」映画のベストテンを決める「映画館大賞」が間もなく発表となる。第4回目を迎える「映画館大賞2012」で投票対象となるのは、原則として、2010年12月~2011年11月末日に公開された作品。邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画ファンと映画の送り手の橋渡し的存在である“映画館スタッフ”がオススメする作品10本を選び、その集計からベストテンが選出、発表される。また、特別部門として各界の著名人にその年最も印象に残った1本を選んでもらう「あの人の1本」、2011年に特集上映、リバイバル上映された旧作のうちもっとも鮮やかに蘇った1本を選出する「蘇る名画」などオリジナルの賞も同時に発表される予定だ。昨年行われた「第3回映画館大賞」では、湊かなえによるベストセラーを鬼才・中島哲也監督が映画化した『告白』が見事1位を獲得し、2位には口コミで高い評価を集めた韓国映画『息もできない』が、ハリウッド大作を抑えて堂々のランクインを果たした。情熱とこだわりを持って映画をセレクトし、映画ファンのもとへ送り出す映画のソムリエたちがオススメする作品とは…?「映画館大賞2012」の投票結果は3月31日(土)、「映画館大賞」公式サイト上で発表される。「映画館大賞」公式サイト
2012年03月21日