焼肉たまき家(東京都千代田区)と連携して、「豊かな食材の宝庫鳥取田村牛美食フェア」を初開催します。焼肉たまき家において、日頃からお使いいただいている田村牛や星空舞はもちろん、旬のもさえび、県オリジナル品種の地どりピヨなど、食パラダイス鳥取県の様々な食材を使用したスペシャルコ-スを期間限定で提供します。【フェア概要】■名称豊かな食材の宝庫鳥取田村牛美食フェア■期間令和6年1月15日(月)~20日(土)■場所焼肉たまき家(東京都千代田区霞ケ関3丁目2-6東京倶楽部ビルディング1F)(電話:03-6550-8299)(最寄駅:東京メトロ各線虎ノ門駅、溜池山王駅、霞ケ関駅、国会議事堂前駅それぞれ徒歩7分圏内)■内容鳥取県の様々な食材を使用したスペシャルディナーコースを期間限定で100食提供します。<金額>お一人様12,000円(星空舞の乾杯スパークリング付き13,500円)<主なメニュー>・鳥取地どりピヨの八幡巻き・鳥取 もさえび 自家製甘醤油 クラッシュアイス・あご竹輪とズワイのお吸い物・田村牛の肉素麺 白味噌仕立て・田村サーロイン焼すき50g鳥取地鶏の卵黄にからめて(米付)など詳細は以下リンク先をご確認ください。 鳥取地どりピヨの八幡巻き鳥取 もさえび 自家製甘醤油 クラッシュアイス田村牛の肉素麺 白味噌仕立て【参考】「焼肉たまき家」概要黒毛和牛メスウシの最高峰といわれトランプ元大統領が来日時に食した田村牧場(鳥取県岩美町)産「田村牛」。「焼肉たまき家」は、この田村牛を専門に扱う焼肉店です。ミシュラン三ツ星のお店を始め、数々の有名店に最高級の黒毛和牛を納品している「精肉たまき家」の直営店として、政治や経済の要地である霞ヶ関エリアに位置し“大人のためのプレミアムダイニング”をコンセプトとする「霞ダイニング」内で営業しています。このたび、この田村牛をきっかけに鳥取県産食材に興味を持っていただき、多くの県産食材を使用したフェアの開催を企画していただきました。<田村牛近年の主な受賞歴>全国肉用牛枝肉共励会 最優秀賞(H29〜R元、R3)全畜連肉用牛枝肉共進会農林水産大臣賞 最優秀賞(H27~H28、R2、R4)全国中核和牛生産者枝肉研究会最優秀賞(H27、H29~R4)(公式HP) 【本リリースに関するお問い合わせ先】鳥取県政策戦略本部 政策戦略局東京本部TEL:03-5212-9187/FAX:03-5212-9079 tokyo@pref.tottori.lg.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月09日現在放送中の多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠主演ドラマ「いちばんすきな花」。本作では、多部さん演じる主人公・ゆくえと、仲野太賀演じる“元トモ”赤田とのやり取りが話題となっている。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんが、ひょんなことから出会う主人公を演じている。主人公のひとり、学習塾講師のゆくえは、女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だが、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がおり、唯一頑張らなくていい関係だったが、「もう会えない」と言われてしまう…。そんなゆくえの男友達が、仲野さん演じる赤田だ。高校時代に通っていた塾で知り合い、恋愛感情は一切無いが、付き合っていた彼女と結婚することになったのを機に、「もう会えない」と言い出す。そんなこともあり、先週の第5話に、赤田が再登場した際は、話題となった本作。SNSにも「太賀再登場嬉しすぎる」「赤田君再登場嬉しい!」などと視聴者から歓喜の書き込みが。赤田はゆくえと再会を果たしたが、そんな中で繰り広げられた会話の中でのメイキング映像も公開され、「お二人の絶妙な掛け合いが大好きでツボです」「ここ好き。こんなにいっぱい『やめろ』言ったんですねw」「このふたりのシーン、大好きです」「いいなあこの掛け合い」と反響も。今夜放送の第6話の予告編でも赤田は登場しており、「ちょっとゴタつきそう」「どうなるかハラハラ…ソワソワ…」「おぉ、部室に赤田が現れた~」「赤田とこのみがいよいよどんなふうにかき乱すかも楽しみ」と期待が寄せられている。第6話ストーリー(11月16日放送)春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。どうやらゴミ箱にゴミ袋を包んでいる袋がセットされているのが気になるらしい。別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出すが、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない。そこで椿は、4人でバーベキューでもしないかと提案するが、ゆくえたちは家から離れたくないようだ。また後日、椿の家には思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠のクアトロ主演ドラマ「いちばんすきな花」の5話が11月9日に放送。結婚を機に親友関係を解消した赤田とゆくえの久しぶりの再会に「また見れて嬉しい」や「ずっと見ていられる」などの声が上がっている。「silent」で脚本を務めた生方美久とプロデューサーの村瀬健、演出の高野舞が再びタッグを組んだ本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝、椿(松下洸平)の家で目を覚ました紅葉(神尾楓珠)。実は前の晩、急に椿の家にやって来た紅葉は、お酒を飲んだあと、そのまま椿の家で寝てしまっていた。その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。そんな紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が。紅葉はナンパするフリをして、その場から解放されるために夜々(今田美桜)を呼び出す。伊田たちから離れたふたりはカフェに行くが、夜々は不意に、潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと紅葉に問いかける。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り嫉妬を隠せない。その頃、ゆくえはアパートで妹のこのみ(齋藤飛鳥)と夜々の話に。夜々がまた泊まりに来るかと尋ねるこのみに、ゆくえは聞いておくと返す。後日、ゆくえは4人で使う用のマグカップを買いに行くが――というのが5話の展開。マグカップを買いに行ったゆくえは、そこで偶然、元親友の赤田(仲野太賀)と再会する。しかし赤田が結婚相手の峰子(田辺桃子)と一緒に買い物に来ていたため、ゆくえは知らんぷり。そんな中、峰子がお手洗いに行き、ふたりは久しぶりに会話をかわす。しばらく会っていなかったにも関わらず、テンポ良くノリやツッコミを繰り広げるふたりの姿にSNSでは「久しぶりなのにすぐこの“いつもの会話”のテンポ、お互い本当に親友と呼べる友達だったんだって2人の関係性がすごくわかる。やっぱり潮と赤田は“友達”という運命の人だったんだよ」や「潮と赤田のシーンはずっと見ていられる」「ゆくえと赤田のやりとり、やっぱり好きだー!2人とも会話のテンポがうますぎる。ツッコミ完璧。さすが仲野太賀。また見れて嬉しい」などの声が。その後、椿、夜々、紅葉と使うために4つカップを買ったゆくえは、全員に好きな色を選ばせる。そして、誰が何色を選んだのか知らない紅葉は、誰も選んでいなかった「黄色」を選ぶのだった。4人で会う前に画家として活躍する高校の同級生・篠宮と再会した紅葉は、自分が当時篠宮に優しくしていた本当の心のうちを暴露して、深く沈んでいた。そんな紅葉の言葉に傷ついた篠宮が、紅葉との思い出のブランコを描いた絵を「黄色」で塗りつぶす場面に「篠宮くんが、紅葉との思い出のブランコの絵を、泣きながら紅葉を表す黄色で塗りつぶすの、切なかったなあ」や「アトリエで紅葉くんに塗り潰されてしまった良い思い出を、今度は自分の手で物理的に塗り潰すシーンがとても良かった。しかも紅葉は黄色ってわかってるところがもう…」などの声が上がっており、脚本の巧みさが際立つシーンになっている。【第6話あらすじ】椿の家で、ゆくえと夜々、紅葉がリビングを掃除していると、キッチンで洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。明らかにサイズが小さい袋をセットしたことに言い合う椿とゆくえ。そんなふたりのやり取りを見ていた夜々と紅葉は、目が合ってお互いの思っていることを理解した様子。また、別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出す。しかし、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない様子。そこで椿は4人でバーベキューでもしないかなどと提案するが、ゆくえたちは家から離れたがらない。後日、椿の家に思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月10日劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と女優の緒川たまきのユニット『ケムリ研究室』の第三弾新作公演『眠くなっちゃった』が、10月7日(土) に世田谷パブリックシアターで初日を迎えた。毎回観客の予想を超える挑戦を続け、注目を浴びる『ケムリ研究室』。第三弾となる今回は“レトロフューチャー”と称し“近未来を舞台にした大人のための寓話”をテーマに、20世紀初頭のヨーロッパを思わせるような懐かしさと異質な未来感、そして終末感が混在する不思議な世界の中で、恐ろしくどこか儚い人々の姿が描かれる。当初、10月1日(日) に初日を迎える予定だったが、9月30日(土) に発生した劇場機構の予期せぬ深刻なトラブルにより公演が中止に。その後劇場内の安全確認を行い、10月7日18時に開幕した。出演者は緒川をはじめ、北村有起哉、音尾琢真、奈緒、水野美紀、山内圭哉、野間口徹、犬山イヌコ、篠井英介、木野花といった面々がキャストとして名を連ねている。東京公演は10月15日(日) まで。その後、北九州、兵庫、新潟公演を予定している。■ケムリ研究室(ケラリーノ・サンドロヴィッチ緒川たまき) コメント『眠くなっちゃった』開幕ニ日目の夜にこれを書いています。キャスト&スタッフの溢れんばかりの愛情が詰まったこの作品が、観客の皆様の記憶に永く刻まれることを願うばかりです。撮影:桜井隆幸<公演情報>ケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』ビジュアル【出演】緒川たまき北村有起哉音尾琢真奈緒水野美紀近藤公園松永玲子福田転球平田敦子永田崇人小野寺修二斉藤悠藤田桃子依田朋子/山内圭哉野間口徹犬山イヌコ篠井英介木野花【公演日程】東京公演:2023年10月1日(日)〜15日(日) 世田谷パブリックシアター(10月1日(日)~10月7日(土) 13時公演は中止)北九州公演:2023年10月20日(金)〜22日(日) J:COM北九州芸術劇場 中劇場兵庫公演:2023年10月26日(木)〜29日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール新潟公演:2023年11月4日(土)・5日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場チケット情報:公式サイト:
2023年10月10日劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)さんと俳優の緒川たまきさんによるユニット、ケムリ研究室。これまで、どこかほの暗く非現実的でありながら、ポップさも感じさせる独特の世界に、シニカルな笑いを交えた作品を上演してきた。その最新作で第3弾となる舞台『眠くなっちゃった』に音尾琢真さんが出演する。「KERAさんの作品というと、どこかトリッキーなイメージがあると思うんです。でも実際に出演してみると、演技の組み立て方というのはすごくベーシック。自分の役をしっかり立ち上げて、その人と人とが会話をしているという土台をしっかり作っておかないと、あのKERAさん独特の世界は生まれないんです」KERAさんの演出作は、’19年の舞台『ドクター・ホフマンのサナトリウム』以来2度目の出演となる。「正直、僕は何もしていません。僕が無理にああだこうだとしなくても、台本が緻密に書かれているから、KERAさんに委ねれば自然と面白くなるんです。ただ、シーンによって、この場面のこのセリフではお客さんにこういう印象を抱いてほしいと言われるので、それに忠実に応えようとしているくらいです」“いつか見た懐かしい未来”を舞台に不可思議なSF劇が展開される。「もともとファンでもあるんですが、KERAさんの作品って物語の中に入り込んで、何が起こるかわからない“何か”を追いかけている間に終わるっていう印象があって、観ている間ずっと集中が途切れないんです。しかもそれが複雑な迷路のように見えるのに、ひとつひとつ矢印が付いているようにスイスイ進んでいけるのが面白いんですよね」ただ、その複雑な迷路を、毎日突っかかることなく同じペースで歩くのはやはり大変なようで…。「毎日綱渡りをし続けている感覚ではあります(笑)。その日の気持ちに任せてやれれば、毎回達成感は得られると思いますが、この現場はそういうわけにはいかない。毎回、あるハードルを越えたその先のレベルで、出演者全員が抑制をきかせた芝居で、狭い通路を通り続けなければいけないんですよね。その通り方を少しでも間違うと、棘が刺さって痛ッてことになってしまう。KERA作品に出ている方というのは、その日その日の自分のコンディションを調整しながら、ブレなくやり続けられるタイプの人ばかりな気がします。僕も日々精神統一して、仙人のような気持ちで臨んでいます」しかし、「そうやって迷路の中を歩き続けるくらいじゃないと、芝居って面白くないと思ってしまうところがある」のだとか。そして苦笑いしながら、「逆に言えば、そうじゃない舞台にはあまり興味がないともいえるんですけど」と付け加えた。「KERAさんの作品には知性を感じるんですよね。その知性が非常に探究心を煽るというか、観ていて、自分の中の何かが刺激されている感じがするのが好きなんですよね」音尾さんといえば、出演はわずかながら、妙な存在感を残したドラマ『VIVANT』が記憶に新しい。「完全に演出のおかげです。あえてもったいぶった出し方をして、視聴者の方にそう思わせる。まさに福澤(克雄)監督の思惑通り。そうやって、見る方の意識を思い通りに誘導できる方でないと、作れないものっていうのがあるんですよね。それはKERAさんも同じなんですけど」笑いながら語るその言葉の奥に流れるのは、深い信頼とリスペクト。「これは白石(和彌)監督にもいえるんですが、信頼している監督の作品ならば、どんなにちょっとでも、いつでも出させていただきたい。『そんなわけにいかないよ』って言われますけど、信頼できる方となら、どんな役でもやりたいです」ケムリ研究室 no.3『眠くなっちゃった』いつか見た懐かしい未来、どこかの国の話。娼婦のノーラ(緒川)。今は、夫のヨルコ(音尾)と一見、穏やかな日々を過ごしているが…。ほろ苦い異色のSF劇。10月1日(日)~15日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/緒川たまき、北村有起哉、音尾琢真、奈緒、水野美紀、近藤公園、松永玲子、福田転球、平田敦子、永田崇人、小野寺修二、斉藤悠、藤田桃子、依田朋子、山内圭哉、野間口徹、犬山イヌコ、篠井英介、木野花S席1万2800円A席8800円U‐25チケット6000円キューブ TEL:03・5485・2252北九州、兵庫、新潟公演あり。おとお・たくま1976年3月21日生まれ、北海道出身。TEAM NACSのメンバーとして人気を博し、ドラマ、映画、舞台などで活躍。10月24日深夜スタートのドラマ『マイホームヒーロー』(TBS系)への出演が控える。※『anan』2023年10月4日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年10月03日VTuberの犬山たまきをはじめとするVtuberプロダクション「のりプロ」所属のメンバーが出演する、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の新番組『のりナナ』が30日にスタートする。○■バーチャル出演者だけのトーク番組『のりナナ』では、人気VTuberの犬山たまきを中心に、稲荷いろは、レグルッシュ・ライオンハートなど「のりプロ」 所属メンバーが、VライバーやVTuberなどのゲストとともに、毎回決められたテーマに沿ってトーク。バーチャル出演者だけが出演する新しいスタイルのトーク番組となる。○■『のりナナ』配信日時・9月30日(土)20:00〜・10月18日(水)20:00〜・10月25日(水)20:00〜・11月15日(水)20:00〜・11月29日(水)20:00〜・12月6日(水)20:00〜・12月13日(水)20:00〜
2023年09月22日赤田善株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:赤田 真朗、以下 当社)は、いつでもどこでもお手軽にたんぱく質が補給できる「ポータブルプロテイン」ProPota(R)を、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」で2023年8月9日より先行予約を開始しました。 ProPota(R)メイン画像トマトポタージュ味登場!ProPota(R)は、甘い系のプロテインパウダーではなく、トマトポタージュ味のプロテインパウダーのため、食事にもなります。1食でたんぱく質を20g、不足しがちなカルシウムや食物繊維が摂取できます。また、容器付き・1食分個包装で持ち運びがお手軽、水さえあればどこでもたんぱく質が摂取できます。【ProPota(R)の特徴】ProPota(R)は、トマトポタージュ味のプロテインパウダーです。たんぱく質を効率よく摂取するのに、食事としておいしい、満足できるプロテインパウダーを開発しました。ホエイプロテイン(動物性たんぱく質)を主原料に、トマトポタージュのおいしさ成分の絶妙な配合に成功しました。1食あたり、必要なたんぱく質の約1/3日分の20gを摂取できます。また、1食分を個包装にしてセットしてあり、商品容器が、そのまま簡易シェイカー兼コップとなります。つまり、水(冷水)さえあれば、いつでも、どこでもお召し上がりいただけます。【ProPota(R)開発の技術】綿密な数値計算で絶妙な「おいしさ」の開発に成功しました。それによりたんぱく質含有量20gを実現しました。【お召し上がり方】容器(簡易シェイカー)から袋を取り出し、容器側面に示す線まで水(約120ml)をいれます。次に、1袋の中身を全部容器に入れ、キャップをしっかりと締めてください。そのうえで、十分にシェイクして、キャップを外してお召し上がりいただけます。【食べ方提案】・水の量を減らして、サラダドレッシングとして。・サラダにかけて、スープサラダとして。・パスタにかけても美味しくお召し上がりいただけます。簡易シェイカーの特徴ProPota(R)の特徴【ProPota(R)開発秘話】赤田善株式会社は、創業91年目、長年作り上げてきた味づくりのノウハウを生かし独特の高品質でおいしいプロテインの開発に成功しました。その秘話を開発者である代表取締役社長 赤田 真朗が語ります。開発者の赤田社長のように、1日4回もプロテインを摂取する必要はありませんが、小腹がすいた時や、食事の1品を置き換えるなど、好きなタイミングでプロテインを摂取することにより、健康美へのお役立ちになればと思います。○ProPota(R)開発秘話30代の頃、私は体型に気になることが増えました。しかし、あるきっかけでTBSの人気番組SASUKEに出場し、その後も美ボディコンテストBEST BODY JAPANの地方大会で2度のグランプリを獲得しました。ジムに通わず、自宅のトレーニングだけで、ボディメイクに成功しました。その秘訣は食事にあったのです。私は加工食品業界で働いており、食品と特に栄養成分に関する情報に精通しています。そこで、美味しく健康的に栄養素を補給する方法を模索しました。自分自身で試行錯誤した結果、自宅のトレーニングだけでBEST BODY JAPANのグランプリを獲得し、健康な身体を手にいれることができました。1日に必要な摂取カロリーを計算し、健康的なPFCバランス(たんぱく質、脂質、炭水化物)に配分することが重要であることが分かりました。特に、たんぱく質の必要性が予想以上に高いことが分かりました。そのため、1日に必要なたんぱく質量を計算し、プロテインパウダーを、1日4回に分けて摂取することにしました。しかし、自宅や職場ではプロテインパウダーの摂取する時間を調整することはできましたが、外出先では摂取が難しいという問題がありました。そこで、1食分のプロテインパウダーを計量し、持ち運び可能なペット容器に入れることで、外出先でも好きなタイミングで摂取することができるようにしました。ただし、プロテインパウダーを1食分計量してペット容器に充填する作業は手間がかかり、後片付けも大変でした。この課題を社内で共有したところ、女性社員有志が立ち上がり、プロジェクトチームを結成する運びとなりました。彼女たちは、持ち運び可能でおしゃれで美味しいプロテインを開発することに取り組み、トマトポタージュ味のポータブルプロテイン「ProPota(R)」が誕生しました。【ODM(Original Design Manufacturing)のご提案】今回Makuakeにて先行予約するProPota(R)トマトポタージュ味は、当社のProPota(R)モデル商品となります。これをモデル商品に、ポタージュ系のプロテイン・甘い系のプロテイン・配合したい成分など、ご要望に応じてお客様オリジナルのProPota(R)を、当社よりODM(設計・製造)提案をいたします。【ProPota(R)の商品説明】商品名 :ProPota(R)(トマトポタージュ味)名称 :プロテインパウダー内容量 :30g製造国 :日本賞味期限 :製造後365日保存方法 :直射日光、高温、多湿を避けて保管してください。栄養成分表示(1食30gあたり):エネルギー 115kcal、たんぱく質 20.0g、脂質 1.1g、炭水化物 6.0g、食塩相当量 0.9g、カルシウム 101mg※この表示値は目安です。販売者 :赤田善株式会社<原材料名>ホエイタンパク(乳成分を含む、ドイツ製造)、デキストリン、トマトパウダー、食塩、砂糖/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、香料<アレルギー物質(特定原材料の記載を含む)>本品に含まれるアレルギー物質(特定原材料28品目中)「乳成分」(※小麦、卵、牛肉、さば、大豆、鶏肉、豚肉、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナ、ごま、アーモンドを使用した設備で製造しています)■「Makuake」プロジェクト概要【いつでもどこでもお手軽補給】甘くないポータブルプロテイン「ProPota」期間: 2023年8月9日 10:00~2023年9月9日 18:00URL : 【Makuakeとは】「Makuake」は、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げる、アタラシイものや体験の応援購入サービスです。全国100社以上の金融機関との連携により日本各地の事業者が活用しているほか、国内外の流通パートナーとも連携し、プロジェクト終了後も事業が広がるよう支援しています。【赤田善株式会社の概要】社名 : 赤田善株式会社創業 : 1932年1月代表者 : 代表取締役社長 赤田 真朗(あかた まさあき)資本金 : 1,000万円本社 : 〒540-0021 大阪府大阪市中央区大手通3丁目2番20号工場 : 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目6番53号研究所 : 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目6番53号配送センター: 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目6番53号事業内容 : 食品添加物製剤の製造業食品添加物、食品原材料、機能性食品素材の卸売業食品工場総合衛生管理システム(TOSCOシステム)の構築URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月09日劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチと女優の緒川たまきによるユニット「ケムリ研究室」の第3弾公演『眠くなっちゃった』の公演ビジュアルが公開された。「近未来を舞台にした大人のための寓話になる」という本作には、緒川をはじめ、北村有起哉、音尾琢真、奈緒、水野美紀、篠井英介、木野花といったキャストが名を連ねている。公開されたビジュアルは、閉塞的な雰囲気漂う中、集合したキャストたちと異質な存在感の緒川がこちらを見つめており、SF的な雰囲気と不思議な懐かしさが混じり合う“レトロフューチャー”の雰囲気を醸している。『眠くなっちゃった』は、10月1日(日) から15日(日) まで世田谷パブリックシアターで上演後、北九州、兵庫、新潟公演が行われる予定だ。■ケムリ研究室(ケラリーノ・サンドロヴィッチ、緒川たまき) コメントケムリ研究室は私たち二人が2020年に結成した演劇ユニットです。この秋、三回目の公演を行う運びとなりました。今作の時代背景はいつか見た懐かしい未来。追い詰められ世界を呪う人、生きることに草臥れた人、社会に怒れる人――そんな人々が織り成す、ほろ苦い異色SF劇になるのではないでしょうか。今回も素晴らしいスタッフ、キャストと共に思い切った研究に邁進します。ご期待ください。<公演情報>ケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ【出演】緒川たまき北村有起哉音尾琢真奈緒水野美紀近藤公園松永玲子福田転球平田敦子永田崇人小野寺修二斉藤悠藤田桃子依田朋子/山内圭哉野間口徹犬山イヌコ篠井英介木野花【東京公演】10月1日(日)〜10月15日(日) 世田谷パブリックシアター■チケット情報(前売・当日共/全席指定/税込)S席(1・2階席):12,800円A席(3階席):8,800円U-25チケット:6,000円(チケットぴあ前売のみ取扱)※U-25チケットは当日の開場時間から受付にて身分証明書提示の上、指定席券と引き換えます。座席はお選びいただけません。東京公演チケット一般発売:8月5日(土)【北九州公演】10月20日(金) 〜10月22日(日) J:COM北九州芸術劇場 中劇場【兵庫公演】10月26日(木) 〜10月29日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【新潟公演】11月4日(土) ・11月5日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場公式サイト:
2023年06月30日劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチと女優の緒川たまきによるユニット「ケムリ研究室」の第3弾公演のタイトルが『眠くなっちゃった』に決定した。本作は近未来を舞台にした大人のための寓話になるとのことで、緒川をはじめ、北村有起哉、音尾琢真、奈緒、水野美紀、篠井英介、木野花といったキャストが名を連ねている。東京公演は、10月1日(日) から15日(日) まで世田谷パブリックシアターで上演。その後北九州、兵庫、新潟公演が予定されている。また、本作への期待をより高めるイベント『ケムリ研究室・研究見学会2023~新作のためのキーワード「未来・喪失・革命」をなんとなく巡ってのリーディング&トーク~』が、7月7日(金)・8日(土) に渋谷 LOFT HEAVENで開催予定。イベントにはケムリ研究室のふたりのほか、前作『砂の女』に出演した武谷公雄も参加する。<公演情報>ケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ【出演】緒川たまき北村有起哉音尾琢真奈緒水野美紀近藤公園松永玲子福田転球平田敦子永田崇人小野寺修二斉藤悠藤田桃子依田朋子/山内圭哉野間口徹犬山イヌコ篠井英介木野花【東京公演】10月1日(日)〜10月15日(日) 世田谷パブリックシアター■チケット情報(前売・当日共/全席指定/税込)S席(1・2階席):12,800円A席(3階席):8,800円U-25チケット:6,000円(チケットぴあ前売のみ取扱)※U-25チケットは当日の開場時間から受付にて身分証明書提示の上、指定席券と引き換えます。座席はお選びいただけません。東京公演チケット一般発売:8月5日(土)【北九州公演】10月20日(金) 〜10月22日(日) J:COM北九州芸術劇場 中劇場【兵庫公演】10月26日(木) 〜10月29日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【新潟公演】11月4日(土) ・11月5日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場株式会社キューブ 公式サイト:<イベント情報>ケムリ研究室・研究見学会2023 ~新作のためのキーワード「未来・喪失・革命」をなんとなく巡ってのリーディング&トーク~7月7日(金)・7月8日(土) 渋谷 LOFT HEAVENOPEN18:30 / START19:00出演:ケムリ研究室(ケラリーノ・サンドロヴィッチ×緒川たまき)、武谷公雄詳細はこちら:
2023年06月07日劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と、緒川たまきのふたりが主宰するユニット「ケムリ研究室」の新作公演が、2023年10月の世田谷パブリックシアター公演を皮切りに、北九州・兵庫・新潟で上演されることが決定した。旗揚げ公演『ベイジルタウンの女神』は、緒川たまき、仲村トオル、水野美紀、山内圭哉、松下洸平、吉岡里帆、温水洋一、犬山イヌコ、高田聖子といったキャストが出演し、コロナ禍の閉塞感漂う中、心をほぐすコメディを届け好評を得た。第二弾『砂の女』では第一弾に続き仲村トオルが続投。シアタートラムという濃密な空間で、閉鎖的な集落と砂の存在に圧迫されてゆく男女の心のゆらぎを描き、第29回読売演劇大賞 優秀作品賞、最優秀女優賞(緒川たまき)、第五十六回紀伊國屋演劇賞個人賞(緒川たまき)、第41回公益社団法人日本照明家協会賞 舞台部門 文部科学大臣賞・大賞(関口裕二)など、数々の賞に輝いた。第三弾公演となる今回は、緒川たまきをはじめ、北村有起哉、音尾琢真、奈緒、水野美紀、近藤公園、松永玲子、福田転球、平田敦子、永田崇人、山内圭哉、野間口徹、犬山イヌコ、篠井英介、木野花、さらに「ケムリ研究室」第一弾、第二弾の振付を手がけた小野寺修二がキャストとして出演する。公演タイトルなど詳細は後日アナウンスされる。<公演情報>ケムリ研究室no.3『新作(タイトル未定)』ケムリ研究室no.3『新作(タイトル未定)』チラシ画像作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ【出演】緒川たまき北村有起哉音尾琢真奈緒水野美紀近藤公園松永玲子福田転球平田敦子永田崇人小野寺修二斉藤悠藤田桃子依田朋子/山内圭哉野間口徹犬山イヌコ篠井英介木野花【公演日程】2023年10月 世田谷パブリックシアター※ほか北九州・兵庫・新潟公演あり東京公演チケット一般発売:2023年8月予定お問い合わせ:キューブTEL:03-5485-2252(平日12:00〜17:00)
2023年02月24日窪田正孝主演の月9「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」4話が10月25日放送。山口紗弥加演じるたまきの生き方に「かっこいい」など共感が集まるとともに、山口さんの演技を賞賛する声が寄せられている。「グランドジャンプ」(集英社)連載の人気原作をドラマ化した前シーズンから2年、医師でありながら診療放射線技師として甘春総合病院に勤務する五十嵐唯織を窪田さんが演じ、アメリカから帰国、再び甘春総合病院に戻ってきた唯織と“ラジハ”のメンバーを中心としたストーリーが展開する本作。窪田さんのほか唯織が想いを寄せる放射線科医の甘春杏に本田翼。唯織に密かな想いを抱く広瀬裕乃に広瀬アリス。杏に告白、唯織をライバル視する整形外科医の辻村駿太郎に鈴木伸之。マッチングアプリに熱心な軒下吾郎に浜野謙太。ナルシストな性格の威能圭に丸山智己。医療機器の知識が豊富な悠木倫に矢野聖人。毒舌の黒羽たまきに山口紗弥加。技師長の小野寺俊夫には遠藤憲一。今シーズンから新たなラジハメンバーとなった田中福男には八嶋智人。甘春総合病院副院長・鏑木安富には浅野和之。甘春総合病院に戻ってきた前院長の大森渚には和久井映見。新院長の灰島将人には高嶋政宏といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はたまきの母・るり子(中田喜子)が突然ラジエーションハウスに現れる。いまだ独身のたまきを心配するるり子に、たまきは「誰とも結婚する気がない」と反発。そんななか堀田成美(臼田あさ美)が激しい腹痛で搬送されてくる。杏は便秘だと判断するが、唯織は便秘の原因のひとつが大腸がんであることから検査を進言。杏は成美に検査を勧めるが、堀田は子育てで多忙だと断る。一方、るり子も突然倒れ…という展開。唯織は負担の少ない検査として“大腸CT検査”を提案、検査の結果堀田の腸には異常がなく、たまきは堀田から感謝される。たまきの仕事ぶりや堀田の言葉を聞いたるり子は、「あんたはあんたらしくここで頑張んなさい」とるり子の生き方を受け入れ、退院していく。視聴者からは「『結婚=女の幸せ』とまるで宗教のように迫る母親に恐怖しか感じられない」「たまきが望んでないなら親のために結婚する必要はないと思う」などたまきの目線でるり子の言葉に拒否反応を示す声とともに、「たまきさんかっこいいいいいいい」など、たまきの生き方に共感する投稿多数。一方「結婚が全てじゃない。ただ、娘が心配なんだよねお母さん」とるり子の気持ちに寄り添うコメントも。またたまき役の山口さんにも「山口紗弥加氏は年齢重ねるごとにますます綺麗でかっこいい女優さんになっていくな」「山口紗弥加さんのお芝居がめちゃめちゃ大好きだから今日のラジハめちゃめちゃ良かった」「演技力ありきのうざくならない程度にめちゃめちゃ怒鳴ったり個性溢れすぎてほんと好きが溢れる」といった感想が寄せられている。(笠緒)
2021年10月25日ケムリ研究室vol.2『砂の女』が8月22日(日)、シアタートラムにて開幕する。ケムリ研究室はケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)と緒川たまきが立ち上げたユニット。その一作目、昨年9月に上演された『ベイジルタウンの女神」は緒川演じるお金持ちの女社長がふとしたきっかけから貧民街で暮らすことになり、そこで新たな出会いを経験し、やがて街のために立ち上がるという極上のコメディだった。ユニット立ち上げの際、KERAが「作風は公演ごとにバラバラになると思う」と語っていたとおり、彼らが2作目に選んだのは安部公房『砂の女』。昆虫採集のために砂丘へ出かけた男が、砂に埋もれた一軒家に住まう女と出会う。男はそこからの脱出を試みるが、村の人々の邪魔もありなかなか抜け出せない、という物語。女を岸田今日子が演じた1964年の映画が印象深い。「安部公房氏の長編小説『砂の女』が、読者のその後の空想の中で自由に育ち続けているように、ケムリ研究室による舞台『砂の女』もまた、妄想と実験精神たくましく育てあげる所存です」とコメントを出していたケムリ研究室のふたり。公演に先立ち、6月には緒川による原作小説のリーディング、主宰ふたりによるトークのイベントも開催。そんなふうにして制作過程も開示しつつ、地道に丁寧に練り上げてきた作品をようやく目にすることができる。女は緒川たまき、そして男には『ベイジルタウンの女神』をはじめ、KERA作品に多数出演している仲村トオルが扮する。その他、オクイシュージ、武谷公雄、吉増裕士、廣川三憲が共演に名を連ねる。この骨太なキャストたちがあの砂にまみれた世界をどのように表現していくのか、どんな演出と美術であの空気が再現されるのか。閉塞感にからめとられそうな2021年の夏、うだるような暑い陽射しの中を劇場に向かった記憶ごと、忘れられない作品になりそうだ。文:釣木文恵ケムリ研究室no.2『砂の女』原作:安部公房上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ音楽・演奏:上野洋子振付:小野寺修二出演:緒川たまき / 仲村トオルオクイシュージ / 武谷公雄 / 吉増裕士 / 廣川三憲
2021年08月20日ケムリ研究室no.2 『砂の女』のビジュアルと公演詳細が発表された。2020年、劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)と、女優・緒川たまきが結成した演劇ユニット「ケムリ研究室」。2020年大好評を博した旗揚げ公演『ベイジルタウンの女神』に続き、8月22日()日よりシアタートラムほかにて、第二回公演『砂の女』が上演される。舞台『砂の女』は、1962年安部公房により書き下ろされた小説「砂の女」を原作とし、KERAが上演台本と演出を担当、緒川たまきはじめ、仲村トオル、オクイシュージ、武谷公雄、吉増裕士、廣川三憲、といった実力派俳優が顔を揃えてこの作品に挑むとあって、演劇ファンの大きな期待をあつめている。砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、ある女と関わることによって、とめどない砂に埋もれゆく家に閉じ込められるという、一見奇想天外な設定でありながら、普遍的でリアルな肌触りが迫りくる、この稀代の名作が、ケムリ研究室の“実験”によって、いかなる変化を遂げるのか。チケットは東京・シアタートラム、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールともに、7月17日(土)に一般発売を予定している。なお、6月10日より、主催のキューブのメルマガ会員「cubit club plus」での最速先行申し込みがスタートする。詳しくはcubit club plusオフィシャルサイト( )にて。その後、各プレイガイドでの先行販売も予定されている。また、明日6月11日(金)には公演に先駆けて、LOFT9 shibuyaにて、「ケムリ研究室『砂の女』を研究する〜リーディング&トーク〜」も開催される。緒川による小説『砂の女』の一部抜粋リーディング、KERAと緒川とで『砂の女』について語り合うトークとを織り交ぜながらお届けする研究会となる。配信チケットはアーカイブ視聴ありで販売中。■公演概要ケムリ研究室no.2『砂の女』原作:安部公房上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ音楽・演奏:上野洋子振付:小野寺修二出演:緒川たまき仲村トオルオクイシュージ武谷公雄吉増裕士廣川三憲【東京公演】2021年8月22日(日)〜9月5日(日)シアタートラム<料金>チケット料金:8,800円(前売当日共/全席指定・税込)学生割引券★:5,500円(チケットぴあ前売のみ取扱・税込)チケット一般発売=7月17日(土)企画協力:ラウダ協力:KITTOヘリンボーンダックスープ公演の最新情報はこちら: お問い合わせ:キューブ03-5485-2252(平日12:00〜17:00)企画・製作:キューブ【兵庫公演】2021年9月9日(木)〜9月10日(金) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット料金:A席8,500円 B席5,500円(全席指定・税込)チケット一般発売日:7月17日(土)お問合せ:芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255 (10:00-17:00月曜休み※祝日の場合翌日休み)主催:キューブ/兵庫県/兵庫県立芸術文化センター協力:リコモーション東京・兵庫公演cubit club plus 最速先行受付プレオーダー受付期間:6月10日(木)12:00~6月21日(月)12:00詳細: ■6月11日イベント概要ケムリ研究室『砂の女』を研究する〜リーディング&トーク〜6月11日(金) OPEN 17:00 / START 17:30 (END 19:30〜20:00予定)LOFT9 Shibuya出演:緒川たまき、ケラリーノ・サンドロヴィッチ会場チケット:前売3,000円 / 当日3,500円(+ドリンク代)70席限定配信チケット:2,000円*6月20日(日)23:59までアーカイブ配信あり詳細はこちら: お問い合わせ:LOFT9 Shibuya03-5784-1239企画・製作=ケムリ研究室
2021年06月10日劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)と、妻で俳優の緒川たまきが、「ケムリ研究室」なるプロデュース・ユニットを旗揚げ。その第一回公演となる『ベイジルタウンの女神』が、9月13日(日)に開幕する。コロナ禍に揉まれた春、開幕寸前に公演中止となった『桜の園』の無念も記憶に新しいKERA。だからといって、歩みをゆるめる彼ではまるでない。KERA作品常連俳優陣によるコントムービーの製作や、あらゆる工夫をこらしたリーディングアクトの配信公演の敢行など、実に彼らしい創作のいくつかを観客に届けた。そんな彼の次なる一歩は、パートナーである緒川たまきとの連名で立ち上げる新ユニット「ケムリ研究室」の始動である。「ケムリ研究室」ロゴKERAの作品作りにはもはや欠かせない存在である緒川。出演者としてのみならず、作り手同士としての意見交換も大いに行われてきたという。そんな彼女が満を持して、共作者として操縦桿を握る本作。KERAのSNSを見ていると、その稽古が上演の実現に向けて、祈るように重ねられていることがわかる。稽古しながら上演が叶わないことの悔しさを、知っている人による言葉たちだ。その旗揚げ作は、KERAの書き下ろし新作『ベイジルタウンの女神』。仲村トオルや水野美紀、犬山イヌコら常連組と、吉岡里帆や松下洸平、高田聖子ら初参加組が入り乱れる布陣だ。山内圭哉や菅原永二、温水洋一ら、小劇場で磨き抜かれた個性派の参戦にもにんまりさせられる。もちろん、小野寺修二のステージングや、上田大樹による映像とのコラボレーションはここでも万全。始まりの予感と熟練の仕事が入り交じる舞台だ。9月22(火祝)18時の回は「PIA LIVE STREAM」での生配信が決定。本編休憩時間と終了後には、キャストによる座談会も予定されている。公演は9月27日(日)まで世田谷パブリックシアター。兵庫、北九州公演あり。文:小川志津子
2020年09月12日演劇界を牽引する劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と女優・緒川たまきが立ち上げたユニット「ケムリ研究室」の旗揚げ公演、新作『ベイジルタウンの女神』が、9月13日(日)より、世田谷パブリックシアターで初日を迎える。この度、本舞台の9月22日(火・祝)18時開演回(追加公演)が生中継配信されることが決定した。出演は、緒川たまき、仲村トオル、水野美紀、山内圭哉、吉岡里帆、松下洸平、尾方宣久、菅原永二、植本純米、温水洋一、犬山イヌコ、高田聖子など。新作ごとに異なる魅力を放つKERAの待望の新作とあって、チケットは争奪戦必至だ。この度の生中継配信は、コロナ禍の影響で今年既に2本の舞台の中止を経たKERAの「来場できない状況の方にもご観劇頂ける機会を」という思いが発端となった。配信は、「PIA LIVE STREAM」と「WOWOWオンデマンド」で視聴可能。「PIA LIVE STREAM」は、チケットぴあの購入ページより視聴チケットを購入し視聴。「PIA LIVE STREAM」配信では、公演生配信に加え、キャスト座談会映像を併せて収録配信予定だ。「WOWOWオンデマンド」は本編配信のみ、WOWOWの加入者対象の配信となる。「PIA LIVE STREAM」配信のチケットは、9月5日(土)より、チケットぴあ にて発売開始。なお、この日は、『ベイジルタウンの女神』東京公演の後半日程の一般チケット発売日であり、9月22日(火)の追加公演の劇場の観劇チケットもこの日に同時発売される。物語は、ふとした事から貧民街で暮らすことになった、俗世知らずの女社長を巡るロマンティック・コメディ。実力派のキャスト陣がどんな群像劇を繰り広げるのか。幅広い層の観客が楽しく笑えるコメディ作品になるとのことだが、「ケムリ研究室」が届ける笑顔の時間を、劇場で、それぞれの場所で、ひととき共有できればと思う。『ベイジルタウンの女神』9月22日(火・祝)18時開演公演中継生配信「PIA LIVE STREAM」※本編休憩時間&終了後にキャスト座談会付き(予定)予定キャスト・緒川たまき×仲村トオル×水野美紀・温水洋一×犬山イヌコ×高田聖子・山内圭哉×吉岡里帆×松下洸平視聴チケット料金:¥4,000(税込)※生配信のみ。アーカイブ視聴無し視聴チケット販売期:2020年9月5日(土)10:00〜9月22日(火・祝)19:30まで(要チケットぴあ会員登録)※公演の途中からご視聴頂く場合でも、巻き戻し再生はできませんので予めご了承ください。チケット販売ページ ※ご視聴方法、推奨環境、等詳細、お問い合わせにつきましては、 PIA LIVE STREAM( ) のページにてご確認ください。「WOWOWメンバーズオンデマンド」※本編生配信のみ。アーカイブ視聴無し詳細 ■『ベイジルタウンの女神』公演詳細情報ケムリ研究室 no.1『ベイジルタウンの女神』公演概要●スタッフ作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ振付:小野寺修二映像:上田大樹音楽:鈴木光介●キャスト緒川たまき、仲村トオル、水野美紀、山内圭哉、吉岡里帆、松下洸平、望月綾乃、大場みなみ、斉藤悠、渡邊絵理、荒悠平、高橋美帆、尾方宣久、菅原永二、植本純米、温水洋一、犬山イヌコ、高田聖子(※高橋美帆の「高」は、はしご高)公演日程【東京公演】9月13日(日)〜27日(日) 世田谷パブリックシアター※未就学児の入場はご遠慮ください。※車椅子でのご来場は事前にキューブまでご連絡ください。●チケット料金S席12,000円A席 8,800円学生割引席6000円●チケット一般発売日9/13(日)〜20(日)の公演→8/22(土)発売9/21(月)〜27(日)の公演→9/5(土) 発売●お問合せ(東京公演)株式会社キューブ03-5485-2252(平日12:00〜18:00)
2020年09月04日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が、パートナーでもある緒川たまきと共に、新たなユニット「ケムリ研究室」を立ち上げ。その第1回公演『ベイジルタウンの女神』の本格始動を前に、KERAに現在の構想を聞いた。【チケット情報はこちら】緒川とのユニットについて、「8、9年前から考えていたこと」と振り返るKERA。というのも緒川は、すでに数々の作品で、KERAのブレーン的役割を担ってきている。「『百年の秘密』とか、ちょっとヘビー目な人間ドラマに関しては、彼女の力がかなり大きいです。でもこれまではすべてノンクレジット。だから共作しているって部分をもっと堂々と打ち出せるものがあってもいいんじゃないかなと。緒川さんからは、『将来的には野外劇やテント芝居もやるぐらいの挑戦的なユニットになれれば』なんて話も出ていますし、ともかくフレキシブルに動けるユニットでありたいんです。」今回緒川が演じるのは、父親の会社を成り行き上継ぐことになった女社長。そんな彼女がなぜか貧民窟で暮らすことになり……というファンタジック・コメディだ。「これまで僕が緒川さんに当てて書いた役って、もともと彼女の中にあるものを拡大していたんですよね。でも今回に関しては、本人にとって若干やり難いところにも踏み込んでもらおうかなと。その方がやりがいもあると思いますし。コメディとしては、ニヤニヤ、クスクス、そしてたまにゲラゲラみたいなところを狙っていけたらと思っています」第1回公演ということで、「幅広い人に受け止めてもらえるような、賑やかで、明るくて、観た後にハッピーな気分になれる作品に仕上げたい」とも語るKERA。その想いは、仲村トオルや水野美紀、吉岡里帆に松下洸平といった、豪華なキャスト陣からも伺うことが出来る。だがこの時期の上演で何よりも気がかりなのは、やはりコロナ問題。「台本を書くとか、その前の段階ですよね。もし台本をフルに書いて上演中止なんてことになったら、今回はちょっと立ち直れないかも……。でも中途半端なものには出来ませんし、自己暗示をかけてでも「やれる」と信じてやっていかないと。もちろん安全第一でね。」また現在、『ケラリーノ・サンドロヴィッチ自選戯曲集1・2』が発売中のKERA。「印刷物フェチ」を自称する彼のこだわりが詰まった2冊で、「自分の仕事が紙で残せることが個人的にすごく嬉しい」と笑みを浮かべる。旧作の戯曲を読みつつ、新作舞台の無事の開幕を、一ファンとしても切に願いたい。9月13日(日)から27日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演後、兵庫、北九州を巡演予定。チケットぴあでは8月10日(月・祝) 23:59まで東京公演の先行抽選プレリザーブ受付中。取材・文:野上瑠美子
2020年08月04日●厳しい環境や試練があってこその"成長"バラエティからグラビアまでマルチに活躍中の佐野ひなこ(21)。昨年から今年にかけて女優業にも活動の場を広げ、新たな一面を見せている。今年は7月クールに放送された『デスノート』の"ミサミサ"こと弥海砂役で注目される存在となったが、それよりも前に撮影していたのが映画初出演の『探検隊の栄光』(10月16日公開)だった。フェイクドキュメンタリーの撮影で悪戦苦闘する落ち目の俳優・杉崎正雄を藤原竜也が演じ、佐野はその光景を終始冷ややかに見つめるAD・赤田たまきを演じる。当初は苦手意識を抱いていたという演技やグラビアで活躍する今、どのような心境で仕事と向き合っているのか。今回のインタビューでは読者モデル時代までさかのぼり、そのルーツを探りながら、『探検隊の栄光』でメガホンを取った恩人・山本透監督との関係性も取材。逆境で開花する才能の原点に迫った。――今回が初めての映画ですね。『水球ヤンキース』(フジテレビ系)、『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)、『デスノート』(日本テレビ系)と昨年からドラマ出演が続いていますが、映画の現場ではどのような違いを感じましたか。昨年は学園ものに出させていただいて、同世代が多かった作品でした。でも、『探検隊の栄光』は女性キャストが私だけで、皆さんと年齢も離れていて(笑)。すばらしいキャストの方々に囲まれながら、少数の出演者で撮ることも初めてで、しかもタイトなスケジュール。そういうところでもドラマと映画の違いを感じました。――タイトなスケジュールだと、ドラマと比べて演技や役柄のことを考える時間も減ってしまいそうですね。しかも、相当過酷な撮影だったと聞いています。そうですね。でも、撮影前に山本監督とマンツーマンで本読みをしながら指導していただきました。本読みの段階で完璧に頭に入れるくらい練習したので、むしろドラマよりたくさん考えられる日々だったと思います。演技もそんなに経験がないので、監督が提案してくださったんです。私としては本当にありがたかったです。このワンクッションがなかったら、ボロボロだったと思います(笑)。――その指導はどんなやりとりなんですか。特に喋り方について細かくアドバイスしていただきました。私と監督の間でADのイメージが違っていて、私は「なんですよ~」とか語尾を伸ばしていたんですがそこを伸ばさないで言い切ったり。だいたい1時間ぐらいでしたけど、時間があるときはほぼ休憩なしで4~5時間ぐらいやった日もありました。初めての演技の時はプロデューサーさんに役柄の設定やセリフの意味などを教えていただく機会がありましたが、そういうリハーサルを事前に設けていただいたのは初めてでした。――世間の人々は『デスノート』の後に『探検隊の栄光』を観ますが、こっちの方が撮影は先なんですよね?そうなんです。『デスノート』ではキャラクターが全然今回とは違いましたが、セリフの言い方の幅は広がったのでその経験は生かせたんじゃないかなとは思います。――洞窟での撮影など、厳しい環境下の撮影だったと聞いていますが、心が折れそうな瞬間はありませんでしたか。めげそうになりましたけど、撮影はどんどん進んでいきますし、女性も私一人だったので、皆さんの空間やペースから取り残されないように、ついていくことに必死でした。足場が悪いところでも気にせず歩けたり、洞窟も一人で下れるようになったりとか、そういう意味ではたくましくなった現場だったと思います。虫も苦手だったんですけど、あまり気にならなくなったり(笑)。スタッフさんの支えもあって、なんとか乗り切ることができました。――逆境に強いタイプですか? 追い込まれて真価を発揮するというか。どうでしょう……負けず嫌いなところもあって、簡単にクリアできてしまうとやりがいをあまり感じないタイプなのかもしれません。厳しい環境や試練があってこそ成長できる、そう思います。私……Mなんですかね(笑)? 今以上に大変なことをこれからもがんばっていきたいです。――2012年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」ではすごく緊張されたそうですが、そこも逆境だったと思います。緊張度としては今でもあの時が一番ですか?あの時は人生の分岐点でした。事務所に入ることができたらタレント活動をスタートできますし、落ちたらその先の人生が見えなくなる。そういうことをいろいろ考えないといけない時期だったので、とにかく胃が痛くてしょうがい時期でした(笑)。でも、それからもいろんな新しいことをやらせていただいているので日々緊張との闘いです。出させていただく作品は、私にとってすべて"新しいもの"なんです。『探検隊の栄光』でいえば、共演する方々の前でセリフを言うことを想像するだけでも緊張しましたし、事前リハーサルで監督にたくさん怒られたところが本番になると「また監督から怒られたらどうしよう」という自分だけのプレッシャーがあったりして(笑)。ドラマもテストの段階では平気なんですが、本番は毎回緊張します。短いセリフでも、「私の一言で台無しになったらどうしよう」みたいな(笑)。――「ホリプロタレントスカウトキャラバン」では涙を流されていましたが、今回の作品でもクランクアップで涙を流されたそうですね。今回はどのような涙だったんですか。いろんな感情が混ざっていました。監督に一から指導していただいた感謝の気持ち、過酷な環境からの解放感、無事に終えての達成感とか。――昨年は舞台に出演されて、2014年3月8日付のブログでは千秋楽を迎えての気持ちが「演技のステップアップに繋がったかな。女優さんになれるよう、もっと意欲的に勉強します!ぜひ経過を見守ってほしいなと」とつづられていました。女優としての経験を少しずつ積み重ねていきたいという思いは今も変わっていませんか。そうですね。作品が増えてくることがとても楽しくなってきました。1クールや1つの作品が終わるまではあっという間なんですが、次の作品に入るとまた一から積み上げる。そういう完成するまでの経過がすごく楽しいので、自分もその作品の中だけでも「成長したね」と言われるとうれしいです。●高3で直面した3つの選択肢――もともと演技は苦手だったそうですね。何をきっかけに、そこを追求しようと思ったんですか。……そうです(笑)。本当にこの映画の影響は大きいです。大変なロケ地でのタイトなスケジュール、何回と重ねたリハーサル……この作品をきっかけに演技の「幅」についてすごく考えるようになりましたし、有名な原作だったり、参考になったものがあったり、作品によっていろんな方向性があるので、新しいものに挑戦することが本当に楽しくなりました。そして、もっともっと演技で成長したいとも思えるようになりました。監督は恩人です。一言のセリフを40~50分繰り返したことは一生忘れません(笑)。――ちなみにどんなセリフですか。「トゥルースって言った」です。――大事なセリフですね。はい。それを繰り返して、監督からは「違う」「変わってない」「もう1回」と次々オーダーが(笑)。――最後にOKが出た時はどんな反応だったんですか。「そんぐらいで行こう」みたいな返答でした。――粘ったわりにリアクションが薄い(笑)。たぶん、どストライクではなくて、ストライクゾーンに入ってきたような感じだったんだと思います。40分ぐらい経過した時に、思わず「もう! 分かりません!」って叫んでしまいました(笑)。――演技の苦手意識と関連する話題なのですが、もともとグラビアに抵抗があったんですよね。でも、"51センチのくびれ"で佐野さんのことを知った人も多いと思います。そうです。もともと芸能界を目指していたわけではなくて、モデルをやりたくてこの業界に入ったような感じで。グラビアをやるとグラビアアイドルという肩書きが決まってしまいそうな気がして、最初は少し抵抗がありました。でも、グラビアアイドルというイメージがないまま女優さんをやる方もいるので、ちょっとやってみようかなというところがはじめるきっかけです。たくさん表紙とかをやらせてもらえるなんて想像していなかったので、「実は私に向いていることなのかな」と後から思うようになりました。でも、やっぱりやってみるとそんなに甘いものじゃなくて、ポージングも難しいですしたくさん苦労もありました。――くびれを維持するのも大変だと思いますが、そういう使命感もグラビアをはじめたからこそ芽生えたことだったんですね。はい。ウエストも最初は意識したことはありませんでしたが、グラビアをやるとそこも目立ちますし、そのくびれがなくなったら私のグラビアの魅力がなくなっちゃうんじゃないかなという危機感みたいなものも。あとはせっかく評価していただいたところでもあるので、そこはなんとしてもキープしなきゃと思っています。認めていただいたこと、注目していただいたことは「もっともっと」という追求心でがんばっています。――この業界に入る前は読者モデルをやっていたそうですね。どのようなきっかけではじめることになったのでしょうか。都内の高校に通っていて、髪の毛を染めるのは校則で禁止されていたので夏休みだけ染めていたんですけど、夏休みの終わり頃に黒髪に戻さないといけなくて。ちょうどその時に美容師さんに声をかけていただきました。怪しいなと思ったんですけど、有名な美容室だったのでそれをきっかけにサロンモデルをすることに。そこからヘアカタログを見た出版社の方から雑誌モデルのオファーをいただきました。読者モデルをはじめたのは高校2年生ぐらいで高校3年生ぐらいまで続けました。スケジュール管理ももちろん自分。1日に4つぐらいの撮影が毎日続くような生活で、そういう個人事務所のような状態が、私にとっての読者モデル時代です。芸能界に入ることはあまり考えていなかったんですけど、そういう状況もあって具体的に事務所に入ることを目指すようになりました。読者モデルを続けていくか、大学に進学するか、事務所に入るか。高校3年生でそれぞれの進路を考えた時に、大学の選択肢はなかったので「スカウトキャラバン」を受けることにしました。――好きな言葉は「マイペース」と聞きました。お話するとそんな印象も受けますが、経歴を見るとそうじゃないのかなとも。今も変わらず好きな言葉ですか?そうですね。マネージャーさんとか見てても「なんでそんなに急ぐの?」「すごく急かされるなぁ」とか思ってしまいます(笑)。――そういうところはいつまでも変わらないでいてほしい(笑)。いえ! 21歳になりますし(取材は9月)、成長しなきゃいけません! 徐々に大人の佐野ひなこになっていければなと思います(笑)。■プロフィール佐野ひなこ1994年10月13日生まれ。東京都出身。身長160センチ。読者モデルを経て、2012年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のファイナリストに選ばれ、芸能界入り。2013年に『週刊ヤングマガジン』でデビューし、2014年に雑誌『ViVi』の専属ビューティー・ミューズに抜擢される。2014年からは女優としても活動し、これまで『水球ヤンキース』(14年・フジテレビ系)、『地獄先生ぬ~べ~』(14年・日本テレビ系)、『デスノート』(15年・日本テレビ)などのドラマに出演した。
2015年10月16日