ソロキャンパー、ソロトラベラー向けのアウトドア・旅行用品ブランド、ソロサピエンスを展開する株式会社アスニウムは、熊被害や遭難などの山歩きのアクシデントに“備える”ベル「SonaBell(ソナベル)」を2022年5月24日(火)よりAmazonジャパン上にて発売します。新発売を記念し、5月31日(火)まで、メーカー希望小売価格の50%OFFの特別価格にて提供します。SonaBell(ソナベル)URL: ■開発の背景近年、毎年のようにニュースで取り上げられる熊被害。環境庁の調査によれば、2020年4月からの1年間に全国で熊に襲われた人は158人、出没件数は2万870件と、2009年の調査開始以来最多になりました。里に近い低山や市街地近くのキャンプ場などでも熊に遭遇する可能性がある中、自分の居場所を音で知らせて熊よけや遭難防止に役立つ「熊鈴」は、アウトドア活動の安全をサポートする必須アイテムとなりつつあります。ソロサピエンスの熊鈴、SonaBell(ソナベル)は、心地よい音色や音量のバランスを探し、さらには消音機能を採用するなど、徹底的に「音」にこだわって開発しました。より人に近いエリアで使われるようになった熊鈴の、多様なニーズに対応しています。■商品の特徴*山のアクシデントに備えるSonaBell(ソナベル)は、山歩きのアクシデントに「備える」ベルです。自分の居場所を音で知らせ、熊よけや遭難防止に役立ちます。クライマーはもとより、単独で活動するソロキャンパーや、子どもたちがアウトドア遊びをする際にもおすすめです。リュックのカラフルなアクセントに*消音用の強力マグネット付き消音用にリング型の強力ネオジム磁石を付属。ベルの内側に磁石を挿し込むことで、錘(おもり)をガッチリ固定できます。街中で他人に迷惑をかけません。また、磁石はベル本体とループロック紐で結ばれており、紛失しにくくなっています。消音機能付きで市街地でも安心*心地よい鈴の音色鈴本体は中型サイズ(幅5.0cm×高さ3.5cm)。内部にはこだわりの円形錘を採用。カランコロンと心地よい音色と、ほど良い音量の、最適なバランスを目指しました。音へのこだわりがつまった円形錘*カラフルで軽量カラフルなベルで、リュックサックのアクセントとしてもお洒落。軽量(41g)で登山の負担になりません。2重環キーリングと布バンドでリュックサックにしっかり固定可能。紛失の心配はありません。消音リングはループロックで落下防止■新発売記念価格について新発売の熊よけ鈴、ソロサピエンスSonaBell(ソナベル)を、5月24日(火)から5月31日(火)までの期間中、メーカー希望小売価格1,280円の50%OFFの特別価格で提供します。【セール期間価格】640円(税込み)【URL】 ※Amazon通常配送料込みの価格となります。※商品がなくなり次第終了。カラー等品切れの際はご容赦ください。■商品概要商品名 : SonaBell ソナベル発売日 : 2022年5月24日(火)メーカー希望小売価格: 1,280円サイズ : 長さ13cm×幅5cm×厚み2.5cm重量 : 41gカラー : イエロー、ブラック材質 : 鉄、磁石、ナイロン製造 : 中国デザイン : 日本販売場所 : AmazonジャパンURL : ■株式会社アスニウムについて世界一周したバックパッカーが創業。ソロキャンパー、ソロトラベラー向けのオリジナルアウトドア・旅行用品ブランド、Solo Sapiens「ソロサピエンス」の企画・製造・販売を行っています。ブランド名「ソロサピエンス」は、ヒトの学名「ホモサピエンス」を由来とし、1人旅を通じて顧客が「ソロ=単独の」「サピエンス=知恵」を獲得することを目標としています。また、LESOVIK、DD Hammocksをはじめとする世界各国のアウトドア製品等の輸入販売等を行っています。■会社概要会社名 : 株式会社アスニウム所在地 : 茨城県守谷市御所ケ丘2-17-1 B101代表者 : 代表取締役 山田 肇設立 : 2019年10月1日URL : 事業内容: アウトドア用品、トラベル用品、ホビー用品、玩具、メディア、衣料雑貨品、日用雑貨品の輸出入および製造販売【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】ソロサピエンス お問い合わせ窓口URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月24日タイ洞窟遭難事故の緊張感溢れる舞台裏を描いたドキュメンタリー『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』が2022年2月11日(金・祝)より、新宿武蔵野館ほか全国にて公開されることが決定した。2018年6月23日、サッカーチーム「ムーパ(イノシシ)」に所属する少年12人がサッカーの練習後、コーチ同行のもとタイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟探検に入った。しかしその日は豪雨により洞窟が浸水し、出入り口が塞がれてしまう。少年たちが帰宅しないことを不審に思った家族からの通報で捜索作業が始まるも、少年たちは洞窟の入り口から約5キロ入った場所に取り残されており、救助は不可能とされた。事実、タイ海軍特殊部隊や米軍特殊部隊に加えて各国から応援が入り数千人が集まったが、洞窟ダイビングは死のリスクが高く、特殊技能が必要なため少年たちの救出活動は進まない。そこで世界各地から集められたのは、民間の洞窟ダイバー達。彼らを中心にした、決死の救出作戦が始まる。2021年のトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞した本作は、『フリーソロ』で2019年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン両監督が、不可能と思われた救出劇の詳しい内容を明らかにしながら、洞窟探検のエキスパートたちの果敢な挑戦と功績を映し出したドキュメンタリー。ダイバーたちにとっても危険と隣り合わせの状況で、様々な困難が降りかかる綱渡りのような救出作戦に思わず息を呑む仕上がりになっている。またいままで明かされなかった貴重な内部映像や関係者へのインタビューに加え、VFXを駆使したリアルな再現映像の撮影を行うなど、リアリティを追求。世界中から救助のために集まった民間ダイバーたちの人間性や勇気、団結力にスポットを当てたことで深い感動を呼ぶドキュメンタリーになっている。『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』は2022年2月11日(金・祝)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE RESCUE 奇跡を起こした者たち 2022年2月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2021 NGC NETWORK US, LLC. All Rights Reserved.
2021年12月09日飛行機墜落事故によって遭難した女子サッカーチームの狂気のサバイバルを描く「イエロージャケッツ」がU-NEXTにて独占配信されることが決定し、併せて予告編も解禁となった。高校の女子サッカーチーム“イエロージャケッツ”が全国大会に向かう途中で起きた飛行機の墜落事故。遭難した山奥は、人影のない陸の孤島だった。それぞれに問題を抱えながらも活躍し、将来有望だったチームメンバーたちの過酷なサバイバルは、次第にカニバリズムにまで至る狂気に満ちていく。幸運にも(不運にも)生き残ったのは、たった数名。25年後、事故について一切を語ろうとしない生存者たちは、いまも終わることのない過去に苛まれながら暮らしている。1年7か月に及ぶ過酷なサバイバルが生み出した狂気と秘密…25年前、山奥で何が起きたのか?その衝撃の真実とは!?本作は、質の高さで知られる米プレミアムチャンネル「SHOWTIME」のオリジナル作品。サバイバル、サイコロジカルホラー、青春ドラマと、様々なジャンル要素を見事に融合させたことで、いままで見たことのない濃厚なドラマシリーズに仕上がっている。YouTubeで公開されたトレーラーの再生回数はすでに800万回以上。11月14日の放送前からアメリカ国内でも話題沸騰中だ。「ウォーキング・デッド」や「The 100」、「イカゲーム」など、近年人気を博すサバイバルを軸にした海外TVシリーズに一石を投じる作品として注目を集めている。キャストには、「キャッスルロック」のメラニー・リンスキー、『ケープ・フィアー』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたジュリエット・ルイス、『マトリックス レザレクションズ』にも出演予定のクリスティーナ・リッチ、「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」のタウニー・サイプレスら豪華俳優陣が集結。「ナルコス」シリーズのアシュリー・ライル、バート・ニッカーソンがクリエイター兼製作総指揮を務める。解禁された予告編では、かつての友人ショーナ(メラニー・リンスキー)に、ナタリー(ジュリエット・ルイス)がライフルを片手に再会。毛皮をまとった不気味な集団や雪山を逃げ惑う少女の姿などが映し出され、狂気を感じさせる謎めいた映像となっている。「イエロージャケッツ」(全10話)は11月26日(金)よりU-NEXTにて見放題で独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年11月17日2019年には、2500件以上も発生した山岳遭難。警察庁によると、約3千人が遭難し、その多くが登山だったといいます。山岳遭難では、ヘリコプターによる救助が行われることが多く、いち早く救助してもらうためにも自分の居場所をアピールする必要があるでしょう。もしもの時に使える『シグナル』とは災害時などに使える知識をTwitterで配信している、警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai)は、いざという時のために覚えておくべき『シグナル』を投稿しました。ヘリコプターから山を見た時、どこに人がいるかを探すのは難しいはず。そこで、少しでも早く居場所を分かってもらうためには、鏡を使ってヘリコプターにシグナルを送るといいといいます。山岳遭難の際などに鏡を使ってヘリコプターに光のシグナルを送る方法をご存知ですか。片手でピースサインを作り目標のヘリを指の間に入れます。鏡を持ち、ピースサインに光が当たるように太陽光を反射させれば狙いを絞ってシグナルを送ることができます。アウトドア派の方は、ぜひ覚えておいて下さい。 pic.twitter.com/8Xjl4x4d8x — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) April 15, 2021 太陽光を鏡で反射させ、ピースサインの指の間にヘリコプターを入れてシグナルを送る方法。鏡なら、そこまで重くもなく、荷物としてもかさばらないでしょう。【ネットの声】・普段、山には登らないけど、いつか役に立つ時もあるだろうから覚えておきます!・勉強になります。これは確実な方法ですね。・覚えていて損はない。いいことを知れました。・遭難した時のことは考えず、山登りをしていた…。鏡を持っていきます。いつどのような状況で、遭難するかは分かりません。道に迷ったり、滑落したり、疲労によって遭難してしまったというデータがあります。近年、人気が高まっているアウトドアの趣味。もしもの時のために、覚えておくといいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月17日2018年にタイ・チェンライで起こった洞窟遭難事故での精鋭ダイバーとレスキュー隊による奇跡の救出劇を映画化した『THE CAVEサッカー少年救出までの18日間』の公開が決定。併せて、予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。豪雨でタイの洞窟に取り残されたサッカーチームの少年たちを、各国から集まったケイブ・ダイバーと遭難救助の専門家たちが救出した実話を映画化した本作。タイ・バンコク出身のイギリス人映画監督トム・ウォーラーが、実際に救助にあたった世界屈指のダイバーたちに出演依頼し、緊迫と感動のドラマに仕上げている。今回解禁された予告編では、当時全世界が固唾をのんで見守った少年たちの救出劇が再現されていることが分かる。ニュース映像などではこれまで描かれなかった洞窟内部の映像や、命がけで救出する様子、皆がどうやって彼らを救出するかという1点において協力しあう様子が描かれる。事故発生から18日目に奇跡的に生還した救出劇の裏には何があったのか?最後まで目が離せない予告映像に仕上がっている。併せて解禁されたポスタービジュアルには、閉じ込められた洞窟の雫で喉の渇きを潤す少年の姿とともに、ケイブ・ダイバーや医療関係者などの姿が写し出されるアートワークとなっている。そして「状況は“絶望的”…だが誰ひとり“信じること”を諦めなかった―」というキャッチコピーから、奇跡を信じて一丸となって救出活動をした「ONE TEAM」が感動を呼ぶ作品に仕上がっていることが伺える。『THE CAVEサッカー少年救出までの18日間』は11月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月02日台湾で遭難していたハイカーが10日ぶりに発見されたが、「幽霊のカップルにガイドしてもらった」と告白。ASIA TIMESが11月22日に報じたところ、ネットで話題を呼んでいる。ASIA TIMESによると、60歳の宋瑞雄さんは屏東県にある山々をハイキングしていたが遭難。栄養源は川の水や天然の砂糖。しかし岩壁を登っていたときに、メガネを紛失。一度は洞窟に避難したものの、やがて「このままではいけない」と決意。そこを後にしたところ、あるカップルに出会ったという。宋さんは彼らと並んで2時間歩き、その間は日々の生活について話していたという。ところが突然、彼らはいなくなった。振り返っても姿が見当たらず、彼らを見つけることができない。その代わりに、宋さんは山の麓へと続く道を発見したというのだ。やがて地元の村人たちに発見され、すぐに警察署で保護された宋さん。出会った幽霊のことを台湾土着の祖先の霊だと信じているという。ネットでは《是非とも映画化してほしい》《メタフィジックなものが歩いていたと……》《キャスパーかな?彼はとても優しいからね》といった声が上がっている。日本でも10年7月、三重県・鎌が岳で遭難した男性が不思議な2人組みに助けてもらったというニュースがあった。asahi.comによると、山中で男性が遠くにヘッドランプの灯りを発見。大声で助けを求めたところ、40代くらいの男性2人組がやってきて道案内をしてくれたという。そして下山。しかし、その直後に2人の姿が見えなくなったのだ。警察は「御在所岳で夜の登山客は通常考えにくいが、無事下山できて何より」とコメントしたという。真相はいかに?
2019年11月28日この時期は雪山のハイキングで遭難する人が多いそうです。では、実際に遭難してしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?遭難救助研修などを行っている、日本スポーツ振興センターの国立登山研修所にお話を伺いました。■雪山では自分がどこにいるのか把握することが大事――この時期、雪のハイキングを楽しむ人が多くいますが、こうした雪山の登山で遭難しないようにするには、どんなことに注意しないといけないのでしょうか?雪の山は夏の山と異なり、雪がすべてを隠しています。道はもちろん、道しるべや目印の赤いテープなども雪に覆われて、認識が難しくなります。地図を頼りに自分の進むべき方向と自分がどこにいるのか正確に把握できるナビゲーション能力が不可欠です。休日ともなれば人の歩いた跡があることもありますが、むやみに足跡をたどれば、分岐点で自分の行きたい方向と異なる道に進んでしまい、目的地にたどりつけないことも十分にあります。――ほかの人がそっちの方に進んでいるから、と安易に同じ道をたどるのは危険なのですね。不幸な遭難事例に、初心者が登りやすい山に行くつもりが、180度反対の踏み跡をたどってしまい、ピッケル・アイゼンを駆使する尾根に踏み込んで滑落したという事例があります。――上級者向けのコースに進んでしまったのですか。また、天気予報が晴れの予想であっても、山では強い季節風や寒気の影響で山だけが雲に覆われ、強風・雪・濃い霧となることも多々あります。少しでも天候が安定しないときや、降雨・降雪・寒気の流入が登山をするすぐ次の日に予想されるときは、予想以上に早く天候が悪化する可能性があるので登山は中止にするべきです。――わずかでも天候に不安があれば避けた方がいいのですね。そうですね。きれいな雪山も晴天があればこその美しさです。――その方が気分もいいでしょうね。遭難しないために所持しておいた方がいいという道具はありますか?読図能力があり、夏の山などで使用法に習熟していることが前提ですが、GPSは自分の現在位置を把握するのに有効です。雪山では、天候が急変して降雪や濃霧となることが多く、遠くに見える山や尾根、谷の様子を地図で読み取ることが困難になります。そうなると、現在位置を割り出すことができず、夏の山で培った読図能力を十分に活用できないことがあります。――なるほど。そういった場合に、GPSが有効になるのですね。■雪山ではとにかく冷静に――もし、雪山で遭難してしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?最初にやるべきことなどを教えてください。遭難してしまった場合は、・その場を動かない。・状況を冷静に分析する。・リーダーを中心にして、無事に帰る方法や対処法をメンバー全員で確認するといったことが大事です。単独行の場合、独り善がりな判断を下して、事態を深刻化させる可能性が多くあります。この点からも単独登山は避けるべきです。連絡を取ることが可能な場合は、警察・消防に連絡を取り、状況を正確に伝え(このためにもメンバー全員で状況分析・対処法を話し合う必要がある)諸機関の指示に従う。連絡が取れない場合は、その場所を動かず、付近に安全に待機できる場所を見つけて避難・待機する、などが重要です。――雪山で遭難してしまった際に役立つ道具、またその使い方などを教えてください。雪山で身動きが取れなくなった場合、一番の危機となるのは風と寒さです。これらを防ぐために、「ツエルト」(ツェルト)と呼ばれる簡易テントを雪山では必ず携行すべきです。樹木帯であれば、木の枝などを利用して簡易テントを設営し、そこに避難することで体力の消耗を防ぐことができます。――テントが設営できない場所だった場合はどうすればいいですか?その場合は、なるべく風を避けることができる場所、例えば岩陰や樹木の根元には空洞があり、ここを利用すれば比較的安易に安全な空間を手に入れることができます。ここでリュックサックに腰かけてツエルトを上からかぶり、風が入ってこないようにすそをたくし込みます。――とにかく風が直接当たるのを防ぐのですね。ツエルトに加えて、ロウソクや登山用コンロを常に持参して、ツエルトの中で使用すれば、暖かな空間を作り出すことができます。また、日帰りの登山であっても、着替え(手袋や靴下も含めて)・防寒具・非常食・ヘッドランプを携行するようにしましょう。これは雪山に登山する者の最低限の心得です。■遭難の原因は準備不足と認識不足――日本では毎年どれくらいの人が遭難しているのでしょうか?警察庁の発表では、2010年で2,396人(死者・行方不明者294人)、2011年は2,204人(死者・行方不明者275人)となっています。――毎年多くの人が遭難しているのですね。遭難の原因はどんな理由が多いのでしょうか?道迷い・転滑落・雪崩などが主な遭難の原因です。しかし、これらは事前の準備で防ぐことが可能です。言い換えれば、事前の準備不足や認識不足がすべての遭難の原因といえるでしょう。――準備不足や認識不足ですか……。そうですね。登山をする者、自然界に分け入る者はすべて自然を学び、危険を理解して、安全に人間界に戻る義務があると考えています。自然の危険さや帰ってくる義務を認識した上で、心身の鍛錬や登山の技術の訓練など、しっかりとした準備をすることが必要です。自然に対して真摯(しんし)に取り組む者でないと、登山をする資格はないといえるほど、山は途方もなく奥の深い世界です。こうした真摯(しんし)に取り組む心や山に対する認識を持って、登山に臨んでもらいたいと思います。ブームだから、と安易に始める人も多い昨今。山で遭難しないためにも、登山というのは危険と隣り合わせということをちゃんと認識し、しっかりと事前の準備をして山に臨むようにしないといけませんね。(貫井康徳@dcp)【日本スポーツ振興センターHP】【国立登山研修所HP】
2013年03月03日山登りブームで注目の「山岳保険」中高年の間で登山ブームが起きており、知識の習得や訓練なしに気軽に趣味感覚で登山に挑戦してしまい、遭難など事故にあうケースが増えていると指摘されます。知識の習得や日頃からの訓練、山岳ガイドを同行させることで事故や遭難に遭う可能性を減らすことが出来ますが、救助される場合に備えて山岳保険に入ることも重要だと専門家は言います。産経NEWSによると民間ヘリの場合、救助費用が数百万円かかるケースがあり、当事者もしくは家族の救助費用の了解が必要になる。と、『山の遭難』の著作者の羽根田治さんは語ります。不幸にも助からなかった場合にも、親族に救助対策費用が請求されることになります。最近では個人で加入できる山岳保険や、1日単位で申し込める保険もあり利用者にとっては便利な保険となっています。
2010年10月13日