波瑠と鈴木京香演じる刑事が文字から事件の謎を解いていく新感覚爽快ミステリー「未解決の女警視庁文書捜査官」の5話が9月3日放送。捜査会議で沢村一樹演じる古賀がみせたキレッキレの“エア壁ドン”にSNSのタイムラインが沸いている。本作は、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)所属の、波瑠さん演じる肉体派熱血刑事・矢代朋と、鈴木さん演じる文字フェチ頭脳派刑事・鳴海理沙の2人が“文字”を糸口に未解決事件を捜査していくというもの。2人をはじめ沢村さんが「特命捜査対策室」の室長・古賀清成役で、谷原章介が「特命捜査対策室」第6係新係長・国木田哲夫役で、遠藤憲一が「特命捜査対策室」第6係主任の草加慎司役で、皆川猿時が室長補佐の宗像利夫役で、工藤阿須加が朋と同期の刑事・岡部守役で、飯島寛騎が刑事の多部和樹役で、山内圭哉が第5係係長桑部一郎役でそれぞれ出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は銀行立てこもり事件が発生。人質の中には草加の娘で3年前に妻と共に家を出ていった草加美里(佐久間由衣)がおり、さらに犯人は「草加という刑事に電話させろ」と警察に要求。防犯カメラ映像で漢数字の「三」が書かれた紙を持たされる美里と、犯人の一人の顔を確認した草加は息をのむ。その男はある未解決事件の捜査で出会った河本直也(矢野聖人)だった。草加が担当した未解決事件とは12年前、専門学校生・麦野奈津(水谷果穂)が帰宅途中に刺殺され、地面にダイイングメッセージともとれる漢数字「三」の文字が書き残されていた事件。奈津に当時つきまとい漢数字「三」が名前に入っていることから真っ先に容疑がかかった大学生・三田良平(佐藤祐基)のアリバイは完璧で、草加は奈津の父が経営する児童養護施設で育った直也から、必ず犯人を捕まえてほしいと懇願されるも、必死の捜査もむなしく三田のアリバイは崩せず、他に犯人も特定できずにいた…。草加からの電話に直也は約18時間後の翌朝10時までに奈津を殺した犯人を捕まえるよう要求する…。こうして12年前の事件を再び捜査することになった朋は、捜査会議で古賀の横に立ち被疑者について説明するのだが、そこに宗像が割って入り朋の顔の横に手を突き出して「室長の相棒は補佐の私だぞ!」と怒りの“エア壁ドン”。その後、宗像も古賀から「お前が俺の相棒を名乗るのは10年、いや100年早い」と“エア壁ドン”される。このシーンに「今の手の動きはなんなの?エア壁ドン的なやつ?」「ソーシャルディスタンスを意識したエア壁ドン」などタイムラインがざわめきをみせる。特に古賀役の沢村さんのスピード感ある“エア壁ドン”には「沢村さん、まさかのエア壁ドン」「エア壁ドンのキレがいい」「室長のエア壁ドン!されたい!」「キレッキレで素敵でした(笑)」などの声が殺到、タイムラインが盛り上がっている。(笠緒)
2020年09月03日波瑠と鈴木京香がバディを組んで事件を解決する「未解決の女 警視庁文書捜査官」Season2の第4話が8月27日放送。今回は同じ木曜放送の「警視庁・捜査一課長2020」とのコラボと、ゲスト出演した久保田紗友の演技に多くの反応が集まっている。警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係所属の、波瑠さん演じる肉体派熱血刑事・矢代朋と、鈴木さん演じる文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙。この2人が“文字”を糸口に未解決事件を捜査する新感覚の爽快ミステリーとなる本作。朋と理沙が所属する「特命捜査対策室」室長の古賀清成役で沢村一樹、第6係の新係長・国木田哲夫役で谷原章介、第6係の主任・草加慎司役で遠藤憲一、室長補佐の宗像利夫役で皆川猿時、捜査一課「第3強行犯捜査殺人犯捜査」第5係の刑事・岡部守役で工藤阿須加、第5係の刑事・多部和樹役で飯島寛騎、第5係係長の桑部一郎役で山内圭哉といった面々も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。5年前の未解決事件で何者かに殺された「居飛車のプリンス」こと棋士の佐田貴雄(足立理)の娘・彩子(久保田紗友)が、亡き父の後援会長だった外食チェーンの経営者・山井英俊(長谷川初範)と共に警視庁の相談窓口にやって来る。いまになって突然、佐田が殺された際に盗まれた将棋駒がネットオークションに出品され、1週間も経たぬうちに出品が取り消されるという不可解な出来事があったというのだ。朋は事件を再捜査するため山形へ。出品された駒は17年前、「毎朝杯」決勝戦でライバルの西川悟(木瀬哲弥)に勝った佐田に贈られたもので正村の作品だった。話を聞くとこの対局で反則負けした西川は、同日夜に暴力団員を殺して行方をくらましていたことが明らかに。さらに幼い頃から良きライバルだった佐田と西川だが、プロになってから同じ女性を巡りギクシャクした関係になっていたこともわかる…というのが今回のあらすじ。今回は本作の前の時間帯に放送されている「警視庁・捜査一課長2020」とのコラボに多くの視聴者が注目。内藤剛志演じる同作の主人公・大岩純一捜査一課長がゲスト出演。山形に向かう朋と階段ですれ違った大岩は、朋に“一歩千金”という将棋にまつわる格言を伝え、「必ずホシをあげる」と同作でおなじみのセリフを発する…。「コラボ回を楽しませて頂きました。こういう遊び心大好き」「もう捜査一課長は矢代の尊敬する上司と思って観てる」など視聴者も大いに楽しんだ様子。また佐田の娘として育てられたが、実は西川の子どもだった彩子を演じた久保田紗友にも多くの反応が。先日まで放送され話題を呼んだ「M 愛すべき人がいて」との差に驚く声や、「アンサングシンデレラにも出てた子、久保田紗友というのか。今回も好演だった」など、久保田さんの演技に注目した声も多数投稿されている。(笠緒)
2020年08月27日ハン・ソッキュ、ソ・ガンジュン、キム・ヒョンジュが豪華共演する本格推理ドラマ「ウォッチャー不正捜査官たちの真実」の<韓国放送版>DVD-BOX1・2が7月1日(水)に発売決定。予告編も到着した。警察内部を監視する“不正捜査チーム”が、権力の実態を暴いていく孤独な戦いを描いた本作。人物一人一人の繊細な心理描写と、それぞれの事件が1つの大きなテーマへと繋がっていき、回を増すほど興奮と緊張が倍増していく緻密でスリリングなストーリー展開、映画を彷彿とさせるカメラワークなど全てが相乗効果を発揮した傑作推理ドラマ。また、「浪漫ドクター キム・サブ」「根の深い木」などで知られ、演技の神と呼ばれるハン・ソッキュ、「キミはロボット」「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」など、デビュー以来快進撃を続けるソ・ガンジュン、「ファンタスティック~君がくれた奇跡~」の演技派女優キム・ヒョンジュというドリームキャストの共演が実現。ハン・ソッキュが演じるのは、信じていた先輩の不正を目撃した後、警察内部を調べる監視者としての寂しい道を選ぶことになった不正捜査チームのチーム長ト・チグァン。ソ・ガンジュンは15年前の事件により喪失感やトラウマ、憎悪を抱えながら、正義感が強く傍若無人だが、根は優しく純朴な警察官キム・ヨングンに。キム・ヒョンジュはあるトラウマを抱え、検事から犯罪者を弁護する弁護士に転身したハン・テジュ役を演じる。キャラクターに命を吹き込み、個性を与え、ぶれることなく最後まで演じ切るキャストたちは、視聴者を圧倒しながらドラマに注力させる。DVD-BOX1・2には、韓国で放送された全16話構成の本編を収録。各BOXには特典DISCが1枚封入され、BOX1の特典DISCには「台本読み合わせ」「制作発表会」「インタビュー&ポスター撮影」「ドラマ撮影現場」の映像が30分収録。BOX2の特典DISCには、ソ・ガンジュンを中心とした「ドラマ撮影現場」映像がたっぷり30分収録され、さらにBOX1には、ドラマの見どころ解説やあらすじ、キャラクター紹介、相関図など読み応えのあるカラー8Pブックレットも封入されている。なお、DVD-BOXより先にレンタルと配信がスタート、6月4日(木)からは女性チャンネルLaLa TVでの放送が開始される。(text:cinemacafe.net)
2020年05月14日「彼にはかなり前から『またクスリをやっている』という噂が出ていました。昨年12月ごろからは特に、警察が彼の周辺を熱心に聞きまわるようになっていました」(捜査関係者)2月13日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原敬之容疑者(50)。その発端は’18年3月、元事務所社長で長年にわたり同居していた男性・A氏が逮捕されたことだった。当時、2人の住んでいたマンションの一室から覚せい剤と危険ドラッグが発見された。それらについて、A氏は「マッキーのものです」と供述していたという。ただ、すでに2年近く前の話。なぜ今になって逮捕されたのかと疑問の声も上がっている。しかし実は、警察は16年も前から槇原容疑者の2回目の逮捕に向けて動いていたのだ。本誌は’03年12月、ある極秘資料を入手していた。大阪府警から流出した、覚せい剤取締法違反容疑にまつわる捜査資料。容疑者について、記事では“人気歌手”と名前を伏せていた。その人物こそ、槇原容疑者だった。当時、本誌はこの重要な捜査資料を紛失した府警の失態について報じていた。A4判で15ページに及ぶ膨大な資料の内容は、次のようになっている。「東京捜査」とタイトルのある表紙。ここには捜査場所として、槇原容疑者とA氏の住所が記載されている。さらには、捜査にあたる警察官4人の氏名も記されていた。次に、過去3年間にわたる槇原容疑者の交通違反記録が1枚。彼の家族構成を記す戸籍のコピーが1枚。続けて「覚せい剤取締法違反容疑者槇原敬之こと槇原範之に対する捜査計画」と記載された書類が4枚。彼の歌手としての経歴や、捜査の経過や今後の計画についてが詳細に書かれている。そして、「府外捜査計画書」という書類が1枚。東京での捜査目的について記したもので、要件は槇原容疑者の「覚せい剤取締法違反被疑事件」。内容は「裏付け」とあり、捜査の日時や場所などが記されていた。さらには槇原容疑者の自宅と所属事務所、A氏の住居付近の地図が6枚。槇原容疑者の自宅と所属事務所の写真を貼付した書類も1枚あった。資料には“槇原容疑者が大阪で覚醒剤を仕入れ、使用していた疑いがある”との内容が書かれていた。その裏付けのため、大阪府警が東京で捜査を進めようとしていたのだ。府警が槇原容疑者の逮捕に向けて執念を燃やしていたことがうかがえる内容だ。しかし、当時は逮捕に至らなかった。そんななか、’18年にA氏が逮捕された。このときも槇原容疑者逮捕の決め手には欠けたが、今度は立ち消えにはならなかった。再び有力情報が入ったため、警視庁が動きだしたという。「警視庁は昨年、違法薬物の大物売人を関西で逮捕しました。その売人が太い顧客として挙げた名前に入っていたのが、槇原容疑者だったのです。そこから捜査当局は緻密に彼の内偵を進め、2月にようやく逮捕となりました。容疑は2年も前に違法薬物を所有していたというもので、通常なら逮捕するには厳しい内容。それでも踏み切った理由は、売人の証言という強い証拠を握ったからでした」(前出・捜査関係者)「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月18日坂口健太郎主演ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の映画化が決定。『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』として、2021年4月2日(金)に全国東宝系にて公開される。予測不可能なヒューマンサスペンス2018年に全国ネット(カンテレ・フジテレビ系)で放送された人気連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」。“現在”と“過去”を繋ぐ謎の無線機によって、異なる時代に生きる2人の刑事が未解決事件を解決していく、予測不可能なヒューマンサスペンスとして話題をさらった。ドラマのおさらい「シグナル 長期未解決事件捜査班」の主人公は、“現在”を生きる刑事・三枝健人(坂口健太郎)。幼い頃に目撃した女児誘拐・殺害事件の真相を追うため、刑事として捜査する彼は、ある日無線機を通して、同じ事件を追う刑事大山剛志(北村一輝)と繋がる。大山が過去を生きる人間であることに気付いた三枝は、2人で協力し合い、見事時効目前の女児誘拐殺人事件に終止符を打つことに成功するのだった。そしてその後、桜井美咲(吉瀬美智子)率いる警視庁・長期未解決事件捜査班に配属された三枝。「過去を変えれば現在の被害者を救うことができる」という信念のもと、無線機を通じて、大山と共に時空を超えた捜査を開始し、多くの事件を解決していくー。そんな三枝がやがて辿り着いたのは、自分の家族の運命を狂わせた集団暴行事件。そこで事件の悲しい真相を知った三枝は、美咲と共に、現在の大山のもとに向かうのだったー。ドラマ“最終回のその後”を描く、オリジナルストーリー最終回放送後、“続きが気になる!”と続編を希望する視聴者の声が多数寄せられたドラマ「シグナル」。劇場版では、そんなファンの声に応え、最終回“その後”のエピソードを、オリジナルストーリーとして描いていく。劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班2021年東京。高速道路でハイヤーが暴走し政府高官が交通事故死する。三枝をはじめ、桜井率いる長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件である可能性を疑う。一方、2009年の東京でも政務官が相次いで交通事故死していた。警察が事故として発表する中、大山だけは事件性を疑っていた。時刻は、23時23分。繋がるはずのない無線機が再び鳴り出す!脅威のバイオテロから日本を救うため、陰謀渦巻く深い闇に立ち向かう“現在”と“過去”。そして、三枝と桜井は、“現在”で遂に大山と出会うことができるのか――!主演に坂口健太郎主人公の三枝健人役は、もちろん坂口健太郎が続役。『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』『仮面病棟』など、話題作の主演を立て続けに務める彼が、今回初めての本格アクションに挑戦。また前代未聞となる未解決事件に挑むという。豪華キャストが集結また主人公・三枝を取り巻く登場人物には、ドラマ版同様、北村一輝や吉瀬美智子をはじめ、木村祐一、池田鉄洋、青野楓が続役するほか、新キャストとして伊原剛志、鹿賀丈史、田中哲司、杉本哲太、奈緒ら多彩なキャストが出演。過去に“事故”として片づけられた事件の謎に挑む三枝たちにどう関わるのか…? 政府や警視庁など、複雑に絡み合う人間関係も要チェックだ。◆長期未解決事件捜査班・桜井美咲(吉瀬美智子):未解決班の班長。大山の後輩・山田勉(木村祐一):ベテラン捜査員・小島信也(池田鉄洋):優秀な鑑識官◆慶明大学法医学教室・安西理香(青野楓):長期未解決事件捜査班に協力する慶明大学 法医学教室の准教授◆城南署(2009年)・大山剛志(北村一輝):熱血漢の刑事<劇場版からの新キャスト>◆警視庁・青木潤基(伊原剛志):警視庁・刑事部長。誰よりも強い正義感を持ち、理想に燃える警察官・山崎聡士(田中哲司):警視庁・公安部長。将来を約束されているリアリスト。青木と同期。◆政府・三谷宗久(杉本哲太):内閣情報調査室次長。あらゆる情報に精通し、暗躍する・板垣真二郎(鹿賀丈史):内閣官房長官。表裏両方で日本の政界を支配している・小泉ミチル(奈緒):女性ジャーナリスト。三枝たちの捜査に協力する監督に橋本一メガホンを握るのは、映画『探偵はBARにいる』『相棒 劇場版Ⅳ』を手掛けた橋本一監督。なお映画公開タイミングで、「シグナル 長期未解決事件捜査班」のスペシャルドラマの放送も決定している。主題歌はBTS、back numberとコラボで『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』の主題歌は、ドラマ版でも楽曲を提供したBTSが担当。さらに主題歌を制作するにあたり、楽曲プロデュースはback numberが行った。完成した「Film out」は、今でも目に浮かぶあの人、心の中から消えないあの人を想う情緒深いバラードに仕上がっている。なおback numberにとって、楽曲提供は初の出来事となる。【詳細】『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』公開時期:2021年4月2日(金)全国東宝系公開監督:橋本一脚本:仁志光佑、林弘キャスト:坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄、青野 楓、杉本哲太、奈緒、田中哲司、鹿賀丈史、伊原剛志製作:2021映画「劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班」製作委員会配給:東宝■スペシャルドラマ「シグナル(仮)」脚本:仁志光佑放送枠:2021年 カンテレ・フジテレビ系全国ネット
2020年01月18日韓国歴代興収ランキング第1位の記録を作った、リュ・スンリョンら個性派キャスト集結の映画『エクストリーム・ジョブ』。この度、麻薬捜査班の刑事たちが“初めてチキンを揚げてみた”本編映像が解禁となった。日本のラーメン店総数より多いといわれる、韓国の国民食“フライドチキン”。今回到着した本編映像では、ひょんなことからチキン屋を運営することになった、麻薬捜査チームの奮闘ぶりが映し出されていく。敵のアジトの目の前にあるチキン店を買収した麻薬捜査チームのリーダー・コ班長(リュ・スンリョン)は、部下である捜査員たちに、“チキンを揚げてみろ”と指令をかける。するとフライドチキン店のCMのような、美味しそうにチキンが揚げられるシーンが次々と映し出されていき、思わず唾を飲みこんでしまうこと間違いなし!そして揚げられたチキンを、全員で試食していくのだが、どれもイマイチ。しかし麻薬捜査班のトラブルメーカーこと、マ刑事(チン・ソンギュ)のチキンがまさかの絶品!“絶対味覚”という特殊な特技を披露し、厨房長に指名される様子が描かれている。なお、この後、敵のアジトを張るという潜入捜査を忘れるほど、チキン店は大繁盛となり、メンバーたちは頭を抱えることに。本作で、麻薬捜査班の絶対味覚の持ち主“マ刑事”に扮し、初めてコメディ作品に挑戦したのは、マ・ドンソク主演『犯罪都市』などのチン・ソンギュ。クランクインの1か月前から、料理学校で材料の下ごしらえをはじめとして野菜の切り方、鶏の脱骨法、鶏の揚げ方など、調理の講習を受け、真の「チキンの匠」に生まれ変わるための努力を惜しまなかったという。ソンギュは「共演者と会うたびに楽しく、会わない日は寂しくなる。別の撮影があれば、うまく臨めているのか気になるほど、第二の家族のような感覚でした」と語るほど、撮影現場の雰囲気はかなり良かったと明かしている。『エクストリーム・ジョブ』は2020年1月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクストリーム・ジョブ 2020年1月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVED
2019年12月21日『7番房の奇跡』などの実力派俳優リュ・スンリョンと個性豊かな俳優陣が、フライドチキン店で潜入捜査を行う『エクストリーム・ジョブ』。この度、彼らの“仕事ぶり”がよく分かる日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。韓国で公開されると、あの『アベンジャーズ/エンドゲーム』『アバター』といった、全世界大ヒット作品を超えて韓国歴代興行収入第1位を達成した本作。興行収入額は日本円で約127億円(10月13日付のレート換算、1,000ウォン = 91.55円)にも達している。この度解禁された日本版予告編では、失敗ばかり重ねる解散寸前のダメダメな麻薬捜査チームが、上司から叱責されるシーンからスタート。チーム解体の危機に直面したメンバーたちは、名誉挽回のためにも、麻薬組織の大ボスを検挙することを画策。その尻尾をつかむまではと決意し、アジト前のフライドチキン店で張り込みをする日々を送っていた。すると、フライドチキン店の店主から「今日で店をたたむ」と宣言されてしまい、犯人検挙の熱意にかられたコ班長(リュ・スンリョン)の決断により、チキン店を引き継ぎ“偽装営業”することに。“昼はフライドチキン店、夜は潜入捜査官”という、前代未聞の“揚げる大捜査線”が開店すると、待っていたのは本業を忘れてしまうほどの大繁盛!珍しい“カルビ味”のフライドチキンは好評を呼び、テレビ取材、日本人向けの観光ルートに選ばれるほどの大人気店となってしまう。果たして、失格の烙印を押されたダメダメチームは、犯人を挙げるのか、それともチキンを揚げるのか…!?日本のラーメン店総数より多いといわれる韓国の国民食“フライドチキン”と、“麻薬捜査”という相容れない組み合わせが、様々なユーモアを生み出す本作「笑いは人生の慰めだ」というモットーを掲げるイ・ビョンホン監督は「自信を持って笑わせられる伝統的なコメディーを1本撮りたかった。老若男女の誰もが気楽に笑える映画に仕上がりました」と、本作に自信を覗かせている。『エクストリーム・ジョブ』は2020年1月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月17日アカデミー賞に2度輝くマハーシャラ・アリの初主演作『トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査』(本日ブルーレイ発売、DVDレンタル開始)のトークイベント付き第1話試写会が都内で行われ、米在住の映画評論家・町山智浩氏が出席。ドラマの見どころや背景について語った。緻密で骨太なストーリーと、作り込まれた世界観で犯罪ドラマ史上屈指の傑作と絶賛されたアンソロジードラマ『トゥルー・ディテクティブ』の第3弾。『グリーンブック』のマハーシャラ・アリ初主演による本格緊迫クライムサスペンス。幼い兄妹失踪の未解決殺人事件を“事件当時の1980年”“事件から10年後の1990年”“事件から35年後の2015年”という3つの時間軸で描き、米国社会や人間の闇をも抉り出す。「複雑な構成なので、何度も見て楽しんでほしい」(町山氏)主演を務めるアリは、先日開催された第71回エミー賞の主演男優賞(リミテッド・シリーズ部門)にノミネート。惜しくも受賞は逃したが、町山氏は「3つの世代を同時に演じているのが、すごい」と絶賛し、「アメリカの大きな潮流として、科学的に解析し演技する俳優が増えている。アリもニューヨーク大学で科学的演技を学んでいて、演じる役柄の育ちや教養、なまりや使う言葉を(科学的に)研究している。俳優に求められるのは、勘や才能ではなく、教養と分析力」と解説した。また、舞台となる米アーカンソー州は「アメリカでもっとも貧しい地域」だと指摘し、事件の背景のひとつになっていると解説。モチーフとなった現地での2つの冤罪事件にも触れ、「ミステリーというより純文学。アリが演じる晩年の主人公は認知症で、消えゆく記憶と闘っている。明らかになる彼の過去の怖さや重さによって、感動のドラマになっており、ラブストーリーの側面もある」と高いドラマ性をアピールしていた。取材・文・写真:内田涼『トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査』10月2日(水) ブルーレイ発売、DVD レンタル開始ブルーレイコンプリート・ボックス(3枚組/全8話)11,818円+税
2019年10月02日長崎県美術館では9月1日まで、大分では9月14日から11月10日まで開催されている、「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」は、「名探偵コナン」の仲間たちと一緒に科学捜査をしていく企画展です。複製原画も初公開しているので見どころが沢山ある企画展です。「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」あらすじ参加者体験型の企画展「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」で解決していく科学捜査の内容は、毛利小五郎が主人公として登場するはずだったミステリー小説を書いている作家が自宅で殺害されていのだが、現場に残されたカレンダーには「毛利小五郎」の文字が…原作でも書かれていないユニークな内容となっているのでコナンを知り尽くしている方でも楽しく参加できます。証拠を集める3つのエリア事件を解決するヒントとして会場にあるエリアは「現場検証エリア」「聞き込みエリア」「ラボエリア」です。3つのエリアから証拠を得て事件の真相に迫ってみて。操作を分ける2つの「探偵手帳」操作の鍵を握るのは「探偵手帳」。この「探偵手帳」は2種類用意されています。「コナン&安室」の探偵手帳か「コナン&蘭」の探偵手帳があります。「真実はいつもひとつ」ナガサキ会場では、原作者の複製原画コーナーもあり、さらに会員限定グッズも販売されています。初公開となっている複製原画コーナーは見逃せません。「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」コナンたちと一緒に、事件を解決してみて。イベント情報イベント名:名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜長崎催行期間:2019年06月26日 〜 2019年09月01日住所:長崎県長崎市出島町2番1号電話番号:095-833-2110イベント情報イベント名:名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜」大分催行期間:2019年09月14日 〜 2019年11月10日住所:大分市寿町2番1号イベント情報イベント名:名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜宮崎催行期間:2019年11月23日 〜 2020年01月19日住所:宮崎県宮崎市3丁目3番27号
2019年08月16日米イリノイ州のシカゴ市は俳優のジャシー・スモレット(36)に対し、警察の捜査費用の返還を求めて訴訟を起こす見込みだ。ドラマ『Empire 成功の代償』などに出演していたスモレットは1月、シカゴの路上でマスクをかぶった男二人に襲撃されたと警察に通報。首にロープをかけられ、さらに人種差別、同性愛者嫌悪の暴言を吐かれたとも証言し、シカゴ市警はヘイトクライムとして捜査を開始した。しかし翌月に事態は一変する。証言内容に齟齬があり、重要参考人として拘束された兄弟が「3,500ドル(約39万円)でスモレットに雇われた」と白状したことから、スモレットはヘイトクライムの被害者から一転、“容疑者”へ。かねてより出演料に不満を持っており、襲撃をねつ造することで同情と注目を集めて出演量アップの交渉材料にしようと計画したと見られる。 「スモレット氏は、1月29日に氏が行った虚偽の通報に関する捜査において、警察で発生した残業代の返済の支払いを拒否しました。法務部は民事訴訟の準備を進めています」と、市のスポークスパーソンは声明を発表。その額は13万ドル(約1,453万円)に上る。スモレットは先月、米イリノイ州クック郡の大陪審で虚偽通報を含む16の重罪で起訴されたが、26日に罰金1万ドル(約111万円)の支払いに同意し、すべての罪状が取り下げられた。スモレットは一貫して潔白を主張しているが、警察側はスモレットがヘイトクライムを自作自演したとする立場を崩しておらず、真実は未だ闇の中だ。
2019年04月05日フランスの名優、ジェラール・ドパルデュー(69)にレイプと性的暴行を受けたとして、22歳の女性が警察に被害届を提出。検察庁が捜査を開始したという。ニュース局「BFM」などが報じた。「BFM」によれば、この22歳の女性はジェラールが教鞭をとる演劇学校の学生で、事件は8月7日と13日、ジェラール宅で劇のリハーサル中に起きたとのことだ。ジェラールの弁護士は、メディアに「ジェラール・ドパルデューと長い時間、話し合いを行いました。私は彼が完全に無実であることを確信しましたし、証明できるでしょう」と語った。ジェラールは1978年に「Film Comment」誌のインタビューで「数えきれないほどのレイプ事件があった」という内容のコメントをしており、1991年に「TIME」誌がこの件について「自分がレイプをしたということか?」と尋ねると肯定。「ああいう環境では完全に普通のことだった。私の子ども時代はね」と答えたという。しかし、後にジェラールは「レイプなんて決してしたことがない。私は女性に敬意を持って接している」と否定し、激怒。「性体験が早かった、レイプ事件を目撃した」とフランス語で言ったことが、英語に翻訳される過程で間違いが生じたに違いないと結論づけた。(Hiromi Kaku)
2018年08月31日27歳のとある女優がパリのホテルでリュック・ベッソン監督に薬を盛られてレイプされたと訴え、フランスの警察が捜査を始めたという。ベッソン監督は弁護士を通し、「リュック・ベッソンは断固としてこのでたらめな言いがかりを否定します」と容疑を否定。被害者とされる女優の名前は公表されていないが、「彼が知っている人です。決してその人に対して不適切な振る舞いを行ったことはありません」とのこと。その女優がフランスのラジオ局「Europe 1」に語ったところによると、彼女はいままでにベッソン監督の2本の映画に出演。事件はベッソン監督との打ち合わせのために、ブリストルホテルに足を運んだ5月10日(現地時間)に起きた。女優は「(ベッソン監督が)私の紅茶に何かを入れたようで、私は気を失ってしまった。目覚めたときにはすでにレイプされており、現金の束が残されていた…」と主張している。事件が公になったのは、ちょうどカンヌ国際映画祭が幕を閉じる頃。女優のアーシア・アルジェントが「21年前にここカンヌでレイプされた」とハーヴェイ・ワインスタインを告発し、ハリウッドのみならずフランスでも「#MeToo」運動が加速する発端となった。現在ベッソン監督はフランス国外におり、まだ警察の事情聴取は受けていない。(Hiromi Kaku)
2018年05月21日リアル脱出ゲームを展開する株式会社 SCRAPは、新宿・歌舞伎町の街全体が舞台の謎解きイベント、リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」を、2017年12月19日(火)に新宿・歌舞伎町にオープンするテーマパーク「東京ミステリーサーカス」にて開催する。歌舞伎町の街全体を舞台にしたリアル捜査体験リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」で楽しめるのは、「東京ミステリーサーカス」2階の「リアル捜査スペース」を起点にした、歌舞伎町の街全体を使う謎解き体験。バーやキャバクラ、ホストクラブで聞き込み本イベントでは、参加者は「NO.1キャバ嬢殺人事件」「裏カジノ・イカサマ事件」「心霊マンションしたい消失事件」など、6つの事件の中から自分の請けたいものを選んでプレイすることが可能。依頼書を元に捜査すべき場所を特定し、バーやキャバクラ、ホストクラブ、マンションなど、歌舞伎町に実在する場所に実際に足を運んで聞き込みを行い、謎や暗号を解きながら”捜査”を進めることで、事件の真相を解き明かしていく。制限時間はないため、自分のペースで複数日にわたって遊ぶことが出来るのもポイントだ。プレイヤーの相棒となるキャラクターは「逆転裁判」の岩元辰郎がデザインまた、本イベントでプレイヤーの相棒となる探偵たちのキャラクターデザインは、ゲーム「逆転裁判」シリーズのキャラクターデザインなどで知られる岩元辰郎が担当。脚本には「テラスハウス」「脱力タイムズ」「あいのり」などを手掛けた放送作家の堀田延が参加している。ゲームの登場人物だけではなく、彼らを取り巻く事件もまた個性的で魅力あふれるものとなりそうだ。開催概要リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」イベント開始日:2017年12月19日(火)〜受付場所:東京ミステリーサーカスチケット料金:初回捜査チケット 2,500円/捜査チケット 2,000円※前売・当日共に料金は一律。※前売券が完売した場合、当日券の販売は行わない。※「初回捜査チケット」にはゲームに必要なバインダーが付属。※初プレイ時は「初回捜査チケット」を購入する。※初プレイ時に「捜査チケット」を購入した場合は、当日受付にて差額分500円を要支払い。※2つ目以降の事件をプレイする場合は「捜査チケット」を購入。<プレイ形式>想定プレイ時間:約2〜3時間/1事件チーム人数:自由場所:屋内 / 屋外スタート:常時可能<事件一覧>No.1 キャバ嬢殺人事件/裏カジノ・イカサマ事件/ホストクラブ偽札事件/心霊マンション死体消失事件/整形アイドル恐喝事件/恋するレバー教団・連続失踪事件
2017年11月02日ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、2013年に起きたとされる婦女暴行容疑の捜査対象となっている。30年以上に及んで行われてきたとされるセクハラ騒動の渦中にあるワインスタインだが、匿名のイタリア人モデルが4年前にレイプされたと被害報告を出したことで、ロサンゼルス警察によって捜査を受けている。TMZによれば、2013年2月に行われたイタリア映画・ファッション・芸術フェスティバルの際にワインスタインから接触されたという女性の被害報告について、ロサンゼルス警察はワインスタインに対する犯罪捜査を開始したという。当時34歳だったというその女性は、ワインスタインから「話をしたいだけ」とホテルへ誘われたとロサンゼルス・タイムズ紙に説明している。そしてワインスタインから裸を見たいと言われ、髪の毛をつかまれてバスルームへと引きずり込まれた挙げ句にレイプされたという。止めるように頼み込んだもの、45分間に渡って行為はおよび、その女性を部屋に残して去ったとしている。セクハラ疑惑が浮上した当初は、夫を支えるとしていた10年来の妻ジョージナ・チャップマンが離婚の意向を表した際には、その決断を支持するとコメントを出しているワインスタインだが、2児をもうけたジョージナと将来的にやり直せることを願っていると明かしていた。(C)BANG Media International
2017年10月22日のどかな田舎町ツイン・ピークス、ビニールで丁寧にくるまれた女子高生の遺体、事件の捜査にやって来たFBI捜査官デイル・クーパー、やがて明らかになる町の秘密、嘘、欲望、混沌…。90年代に社会現象を巻き起こし、いまなお伝説として語り継がれる「ツイン・ピークス」は、映画界の鬼才デヴィッド・リンチが手掛けたTVドラマ。その「ツイン・ピークス」が25年の歳月を経て復活します!しかも、舞台は旧シリーズの最終回から25年後。ツイン・ピークスの町はあれからどうなったのか?クーパー捜査官をはじめとする登場人物たちは何をしているのか?気になる新作について、来日したクーパー役カイル・マクラクランに訊きました。「ツイン・ピークス」の中心となる女子高生ローラ・パーマー殺害事件は、旧シリーズで解決済み。しかし、その後も町に不穏な空気がうごめき、常識を超えた事態の数々が起こる中、旧シリーズは全30話で幕を閉じました。「終了を決めたのは放送局ABCの判断だけど、僕としては不本意だった。クーパーがボブに憑かれ、物語にも役にもいろいろな可能性が広がるところだったからね」と語るカイルの言葉通り、最終回は何とも思わせぶりな幕の閉じ方。カイルの言う「ボブ」とは本編にたびたび登場する謎の男で、悪を象徴するようなキャラクター。つまり、正義の味方だったクーパーが、悪と化す展開で旧シリーズは終了していたのです。それから25年。クーパー捜査官はどうなったのでしょう。より表現に自由の利くケーブルTV局SHOWTIMEに放送局を移し、以前にも増してリンチ節が炸裂する新シリーズ作のクーパーについて、カイルはこう語ります。「難しいけど、頑張って説明してみるね(笑)。新シリーズは何人かのクーパーがいる状態で、本来のクーパーが別次元に囚われている一方、ボブに乗り移られたクーパーは現実世界で25年間悪の限りを尽くしてきた。そして、なぜかクーパーはもう1人いて、彼の名はダギー。けれど、この世の中にクーパーが2人いるのは許されない。だから、いつか何かが起きるかもしれないね」。「何人ものクーパーを演じるのは楽しい」と微笑むカイルですが、この設定すら視聴者にとってはすでにクエスチョンマークだらけ。物語の持つ真の意味を、出演者はどこまで把握しているのでしょうか。「『これはどういう意味?』とデヴィッドに訊ねることもあったし、彼に委ねることもあった。すべてを把握しているのはデヴィッドだからね。僕は彼の思い描くものを形にする役目に徹する。とは言え、第2話で(ボブに乗り移られた)クーパーは女性を殺し、その後ある行動に出る。その意味がさっぱりわからなかったからとりあえず訊ねたよ。でも、そんなときの彼は必要最低限のことしか話さない。それ以上頑張っても言わないから、僕も『うん、わかった』となるんだ(笑)」。冗談めかして諦めの表情をしてみせながらも、そこにはリンチ監督に対する絶対的な信頼が。カイルとリンチ監督は「ツイン・ピークス」以外にも、『デューン/砂の惑星』『ブルーベルベット』などでタッグを組んできました。しかも、ロサンゼルスではご近所さんだそう。「だから、この25年間もたびたび会っていたよ。近況を報告し合ったり、仕事以外の話をしたり。彼は唯一無二の存在で、『ツイン・ピークス』は世界中に大きな影響を与えた。予測不可能な登場人物、斬新な映像、引き込まれる音楽と、すべてがそれまでのドラマとは違ったんだ。デヴィッド・チェイス(『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』)やデイモン・リンデロフ(『LOST』)が新しいタイプのドラマを作るようになったのも、『ツイン・ピークス』からの流れがあってこそだと思う」。もちろん、リンチ監督と「ツイン・ピークス」を愛するのはカイルだけではありません。新作には、旧シリーズのキャラクターが大勢再登場。25年前との変化を感じ取るのも楽しみ方の1つです。あるいは、登場人物の謎が明かされることも?旧シリーズでクーパーは「ダイアン」なる人物に宛て、捜査の詳細をカセットテープに吹き込んでいました。しかし、その人物が何者なのか、そもそも存在するのか、本編では語られていません。「実は僕も“ダイアン”の人物像を想定するようなことはせずに演じていた。テープに録音することは、いわば日記をつけるような行為だったから。昔のこと過ぎて記憶が曖昧だけど、テープをどこかに郵送するだとか、そういったシーンもなかったはず。ただし、新シリーズ作には…ダイアンが登場するよ!楽しみにしていてほしいね」。旧シリーズからのファンに楽しみを提供し、新たなファンに衝撃を与えること間違いなしの新作「ツイン・ピークス」は、毎週土曜21時よりWOWOWプライムにて絶賛放送中。さらなる“伝説”をお見逃しなく!(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年08月09日「そばにいてくれるだけで癒されます。彼女と出会えたのは実に幸運でした。日々、感謝しています」 主演ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系・木曜20時〜)の撮影のため京都に通う上川隆也(52)の元に時折遊びに来て上川を癒しているのは愛犬ノワール(7歳・メス)さん。出会いは7年前、保護犬に興味のあった奥さまと一緒に行った譲渡会。「現実的にいろいろ準備してから」と見学だけの予定で出向いたが、ノワールさんに口元をペロッとなめられた瞬間、「このこいぬにしよう!」と即決してしまったという。 「“縁”というんでしょうか。今となっては、あの譲渡会に行っていてよかったと思います。もし行っていなかったら、ノワールに会えなかった。彼女がいなかったら、僕の生活は今とまったく違っていたことでしょう」 保護犬なので正確な犬種が判断できないまま、みるみる成長していくノワールさん。「人さまに危害を与えたりしてはいけない」と1歳になる前に警察犬訓練所に2カ月間通わせることに。 「その間は頻繁に会いに行きました。仕事もあるのに週一ペースで(笑)」 その後、CD3と呼ばれる家庭犬訓練試験高等科を見事クリアし、競技会にも参加するなど、その賢さを日々実感しているそう。 「保護犬でもそれだけできるんです。おかげで日々本当に助かっています。さまざまな指示がスムーズに伝わるので散歩中も苦労しませんし、いたずらや無駄吠えも一切しません」 大きな病気にもかからずにやってきた。 「我慢しちゃう子なので、ほっておいて重病になってもいけない。ふだんからよく体を触っているのですが、1ミリくらいのポッチを指先に感じただけで『大変だ!』って病院に連れて行っています。獣医さんが『ふつう気づきませんよ』とあきれるくらい(笑)。ノワールは、ちゃんと向き合いたい命。愛情も含め、すべてをひっくるめて、これからも彼女と向き合っていきたいです」
2017年08月07日上川隆也(52)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「遺留捜査」が13日に2時間SPでスタート。初回平均視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。 「テレビ朝日の木曜午後8時枠『木曜ミステリー』は、他局の連ドラが苦戦するのをよそに安定した視聴率を記録しています。同枠の前作『警視庁・捜査一課長』は全10話のうち1ケタを記録したのが1回。終盤に向けて視聴率が伸び、全話平均で12.1%を記録。この数字は同じクールだと『緊急取調室』(テレ朝系)や『小さな巨人』(TBS系)に続く第3位でした。『遺留捜査』もかなり上位に食い込みそうです」(テレビ局関係者) 「遺留捜査」は11年からスタートし、今回は2年ぶりに復活。遺留品を調べて事件解決に導いていくマイペースで変わり者の刑事・糸村(上川)の活躍を描く。 大筋はこれまでと同じだが、なぜか前シリーズまでは警視庁月島中央署の刑事だった糸村が今シリーズから京都府警に。初回ではその経緯について詳しく触れられることがなかったが、異動にはテレ朝の“お家事情”が深く関わっているようだ。 「放送される『木曜ミステリー』の枠は基本的に東映京都撮影所の仕切り。そのため京都を舞台にした人気シリーズが多いんです。この撮影所、かつては時代劇の撮影で潤っていたものの時代劇の撮影が激減。ただでさえ仕事量が少ないうえ、『警視庁・捜査一課長』のように東京が舞台でないと成立しない作品では仕事が回らない。そこで少しでも同撮影所の仕事を増やすため、『遺留捜査』の舞台を変更したようです。今後も同じような流れになるシリーズ物が増えそうですね」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 果たして、次に活躍の場を移すのはどのシリーズの主人公になるのだろうか。
2017年07月15日「東日本大震災直後に放送開始ということで被害者の方の思いに寄り添うドラマとしてやりがいを感じ、臨んでから6年。また糸村を演じられることは、まじりっけなしにうれしいです」 そう語るのは、’11年4月のスタートから今回で第4シリーズとなったドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系にて木曜20時~・7月13日スタート)で、現場に残された遺留品からのメッセージを読み取り、事件を解決するマイペースで風変りな刑事・糸村聡役を演じている上川隆也(52)。 「糸村の奔放な感性は、僕が演じてきたどんな役も持っていないもの。6年という時間を経ても変わらない、糸村の“唯一感”、そこをまたどっぷり演じられる面白さも感じています」 今回、舞台は月島署から京都府警へ。強行犯捜査を担う捜査一課の特別捜査対策室に配属された糸村は、京都府警刑事役の栗山千明、戸田恵子ら新メンバーと共に新しい化学反応を巻き起こすことになる。 「栗山さんは聡明でかわいらしくてユーモアのある方。戸田さんもびっくりするくらい現場を盛り上げてくださるので、和やかに収録が進んでいます」 モチベーション、現場の状況ともに盤石な様子だが、ほかにも、上川の京都ライフを支えてくれる大切な存在がある。愛犬のノアールちゃん(7)だ。 「今回、京都で一緒に過ごすので、3カ月、撮影の合間に癒しを得られならが生活できるんじゃないかと思います」 ノアールちゃんといえば、今年1月、『徹子の部屋』に上川とともに出演。ビーフジャーキーをくわえたまま「待て」ができる、という見事な躾ぶりを披露し、上川ファンはもちろん、犬好きからも注目を浴びた。 「うちの子は、おやつの袋が開いた状態で置いてあっても、絶対に手を出さない。『食べていいよ』と言うまで我慢しています。優秀なんでしょうか。わが家に来てくれたこと、日々癒してくれることに感謝しています」
2017年07月03日主人公の左遷された元敏腕刑事を仲村トオル、その“相棒”を栗山千明が演じることが発表されている、ドラマ特別企画・堂場瞬一サスペンス「検証捜査」。このほど、2人とともに本作を盛り上げる、総勢12名もの豪華共演陣が明らかとなった。神奈川県警で冤罪事件が!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」として、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出す。しかし、そこに集まったのは、すねに傷を持つワケありの刑事ばかりだった…。「特命班」として招集されたのは、警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)。そのメンバーは、警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1か月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、もみあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったというのだ。神奈川県警の管理官・重原功などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取り調べを行なった東京・大森の事件で容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴ったことで左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。やがて、検証が進むにつれ、県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。本作は、「刑事・鳴沢了」シリーズ、「失踪課」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出す警察小説の旗手・堂場瞬一の同名小説の初のドラマ化。特命班として招集された元敏腕刑事を仲村さん、そのバディとして心に傷を抱える女性刑事を栗山さんが演じるほか、さらに豪華共演陣が集結。警視庁捜査一課刑事で、いつか神谷が戻ってくる日のために独自で捜査を続けている天野大には、「マッサージ探偵ジョー」に続いて再び刑事役を務める和田正人。また、特命班のメンバーで、駅伝仕込みの体力を買われて召集されたという福岡県警刑事・皆川慶一郎には平岡祐太、趣味は総合格闘技という埼玉県警の桜内省吾には深水元基。冤罪事件について神谷に重大な情報をもたらす謎の男・山田には、TBS日曜劇場「小さな巨人」では刑事役として出演中の高橋光臣。過去に神谷が担当した東京・大森の事件で容疑者となった酒田誠には野間口徹。戸塚署管内で起きた事件の容疑者として誤認逮捕されるも、性犯罪の前歴があり、長い拘置所生活で精神的に不安的になっている柳原真治を、忍成修吾が務める。さらに、神谷が左遷された伊豆大島署で共に働く生活安全課の巡査・谷本には中村靖日、神谷らの特命班チームと対峙する神奈川県警捜査一課長・中田誠司には堀部圭亮、同じく神奈川県警捜査一課の刑事で、戸塚事件を担当、県警では「取り調べのエース」「落としの松崎」の異名を持ち一目置かれている松崎次弘には金田明夫、そして、忍成さん演じる柳原の冤罪を本気で信じているのか、売名行為なのかは不明の弁護士・石井一樹に六角精児。加えて、特命班のキャップであり、警察上層部と特命班の板挟みとなり、ストレスでいつも胃薬を手放せないという警察庁刑事企画課理事官・永井高志には滝藤賢一、特命班の切り札として召集され、取調べの技術と評価が高い大阪府警警務部監察官・島村丈には角野卓造。角野さんは仲村さんとは初共演、今回はコーヒー好きの刑事として関西弁での演技を見せてくれる。実に豪華な顔ぶれで贈る連続婦女暴行殺人事件の検証捜査。真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷たち“ワケあり”特命班が最後にたどり着く、驚がくの真実を見逃さないで。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~ テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日「捜査員のみなさんから、『処女ですか?』と質問されました。『なんのための質問ですか?』と聞いたら、『聞かなくてはいけないことになっている』と。捜査のガイドラインに載っているんだと思いますが、そうならとてもおかしいことだと思います」 そう話すのは、元TBSのジャーナリスト山口敬之氏(51)から、レイプ被害を受けたと訴えているジャーナリストの詩織さん(28)。詩織さんは5月29日、山口氏が不起訴処分になったことを受け、検察審査会に不服申し立てをしたあと“実名・顔出し”の記者会見を行い、注目を集めた。 記者会見後は、「売名行為だ」といったバッシングもあり、「1週間ほど固形物が喉を通らなかった」と言うほど、詩織さんは強いストレスを受けていた。しかし、冒頭のような警察の捜査態勢をはじめとする、性犯罪被害者がバッシングを受けるような状況を「変えないといけない」という強い思いから、記者会見から約1週間後の6月7日、詩織さんは再び心境を語る決意をした。 「捜査の過程では、被害者として耐えられないことがたくさんありました。所轄の高輪署では、男性警官がいる前で私が床に寝転がり、大きな人形を相手にレイプされたシーンを再現させられました。さらにそれを写真に撮られるんです。口頭で説明すれば状況はわかることなのに、なんでこんな屈辱的なことをしなくちゃいけないのか。ほんとうに苦しかった……」 詩織さんの口からはまさに“セカンドレイプ”のような捜査の実態が語られた。8日、性犯罪に関する刑法の厳罰化に向けた法改正が衆議院で可決された。しかし詩織さんは「こういう捜査の方法から変えていかないと、被害者が警察に届け出できない。いくら性犯罪の法律が厳罰化されても救われない」と指摘する。 とくに詩織さんのように知人からレイプ被害を受けたと訴えた場合、「合意があったのでは?」と被害を受けた側が疑われ、被害届を受理されるのすら難しいという現実がある。 今回はホテルの防犯カメラの映像をチェックした警察が、事件性があることを認めた後ですら「君の経歴に傷がついてしまう。いままでがんばってきた勉強も全部水の泡。あなたも傷つく、家族も傷つく」などと言われ、詩織さんは何度も、警察から被害届を出すのを思いとどまるように説得された。 「私は被害を受けた時点で十分傷ついています。そこを受け入れてもらえないと知ったときは、もっと残念に思いました。日本には、性被害について語ることは“タブー”っていう空気があって、被害者自身が話せない状況が作り上げられている。このタブーを壊して話せる社会にしないと被害者は助かりません」 こうした無理解に加え、大きな問題なのは、社会に根深く残る性犯罪被害者に対する“偏見”だ。5月29日に行った記者会見のあと詩織さんは、着ていたシャツの「胸元が開きすぎている」と非難を受けた。つまり「そういう隙のある服装をする被害者が悪い」という被害者に責任を押しつける風潮があるのだ。詩織さんは、幼いころにも同じような非難を受けたことがあった。 「10歳のとき、母に初めて買ってもらったビキニを着て友人と波のプールで泳いでいたら、男性に後ろから体を触られたんです。でもそのとき友人の母親から『そんなのを着ているからよ』と言われて、とてもショックでした。着ているもので責められる。日本の性犯罪被害者に対する認識はいまも遅れたままだと思います」 気丈な詩織さんだが、「家族に心配や迷惑をかけるのは、本当に辛かった」と話す。 「けど、私がだまっていたら現状を変えられない。将来、自分の子どもや大切な人に同じことが起こったら、すごく後悔すると思ったんです。いまここで、なぜきちんとこの話を伝えて、変えようとしなかったんだろうって。まちがっていることは、まちがっていると、きちんと話せる社会にしたいんです」 (取材・文/和田秀子)
2017年06月08日全米での放送を前に、日本でも早くも話題沸騰中の「ツイン・ピークス The Return」。このほど、先日のローラ・パーマーとクーパー捜査官らのビジュアルに続き、前シリーズファンにはたまらない、デヴィッド・リンチ自らが演じる捜査官たちの新たな場面写真が到着した。TVシリーズの最終回で、ローラ(シェリル・リー)がクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げた通りに、25年後の世界を描く本作。前作同様、リンチが監督を務める本作は、米SHOWTIME局で5月21日にスタートする。先日、WOWOWでの放送日が7月22日(土)に決定した本作。それに合わせて、25年前、無惨に殺されてしまったローラ、その事件の捜査のためにやってきたFBIのクーパー捜査官がツイン・ピークスの町を象徴する森の中に映し出されたキービジュアルと、“名物チェリーパイ”を出す「ダブルRダイナー」のノーマ(ペギー・リプトン)とシェリー(メッチェン・エイミック)が顔を見合わせている場面写真がお披露目。さらに、ローラと密かに交際していたジェームズ(ジェームズ・マーシャル)らとリンチ監督のメイキング写真も解禁された。そして今回は、女装癖のあるDEA捜査官デニスを本作でも演じる「X-ファイル」でもお馴染みのデヴィッド・ドゥカヴニー、クーパーの上司であり極度の難聴のFBI捜査官ゴードン・コール役を務めるリンチ監督と、さらに鑑識担当で毒舌屋のアルバート・ローゼンフィールド役を務めていたが、1月にこの世を去ったミゲル・フェラーの場面写真が登場。当時も話題を呼んだ個性が強すぎる顔ぶれの再登場に、ますます期待が高まるばかりだ。「ツイン・ピークス The Return」は7月22日(土)21時~WOWOWプライムにて独占放送(全18話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年05月19日アメリカの「麻薬戦争」史上、最も大胆にして最も成果を上げた“潜入捜査作戦”に参加した捜査官による回顧録を、ブライアン・クランストン主演で映画化した『潜入者』。本作で、ブライアン扮する潜入捜査官の“婚約者”に扮した女性捜査官ダイアン・クルーガーの美しすぎる七変化が到着した。1980年代、史上最大規模ともいわれる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだといわれていた。事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザーを架空の大富豪に仕立てあげ、資金洗浄をエサに組織に取り入り、内側から組織を崩壊させるという大胆不敵なものだった――。およそ5年間に及ぶ危険な潜入捜査の実態を余すことなく書き記した、ロバート・メイザー本人による回顧録を原作にした本作。主人公となるメイザーを演じるのは、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた遅咲きの名優、ブライアン。4度のエミー賞に輝いた大ヒットTVシリーズ「ブレイキング・バッド」では、ウォルター・ホワイトこと麻薬王“ハイゼンベルグ”として名を馳せた彼が、本作では一転、麻薬組織を壊滅に追い込むべく、命の危険と隣り合わせのなかで潜入を続けるベテラン捜査官を熱演する。あるとき、ブライアン演じるメイザーは、潜入捜査の渦中で「婚約者がいる」と口をすべらせてしまう。そのため、上層部が新たに“偽りの婚約者”として手配したのが、新人女性捜査官キャシー・アーツだ。彼女もまた実在の人物であり、演じているのは、『イングロリアス・バスターズ』『マリー・アントワネットに別れをつげて』『バツイチは恋のはじまり』などで知られるダイアン。彼女は、本作のブラッド・ファーマン監督作とは初タッグとなったが、彼女自身、監督の前作『リンカーン弁護士』に感銘を受けており、監督と初めてミーティングしたときのことを「ブラッドには会いたかったの。とても楽しくランチをして、(役作りの)自由裁量権をくれたわ。すごく楽しくてクリエイティブなプロセスだった」とふり返っている。本作では、大富豪の婚約者らしく、80年代の煌びやかなファッションを着こなすダイアンの姿も見逃せない。彼女が演じるキャシーもまた、麻薬組織の幹部やその妻にも取り入ったり、果てはメイザーとの“結婚式”に彼らを招待したりと、命を賭けて潜入捜査に挑んでいく。「女性にとっては面白い役柄だと思ったわ」とダイアン。「間違いなく――80年代ではなおさら――男性優位の世界にいる。彼女は自分の爪跡を残そうとしていて、ブライアン・クランストン演じる人物の中に素晴らしいパートナーシップを見出し、彼とすごいチームを組むのよ。この2人は、2年もの間、刺激的で活気のある人生を送ったと思う。思う、というより、送ったと確信しているわ」と語り、その壮絶な日々に思いを馳せている。『潜入者』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月13日主演の小栗旬が演じる稲見朗、西島秀俊が演じる田丸三郎をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家・金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第5話が、5月9日(火)今夜放送される。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子らが出演する本作。劇中で繰り広げられる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開は、毎回大きな注目を集めている。第5話では、政治家恐喝の証拠を手に入れることを命じられた稲見が、暴行罪を装って警察の留置場に潜入捜査を行う。しかし、今回が初の潜入捜査となる稲見は、自分を弟分として可愛がってくれる暴力団員・沢田(杉本哲太)と接していく内に、次第に人を騙すことに罪悪感を抱くようになってしまう。さらに、この任務の背後には、少女買春にまつわるジャーナリスト殺害事件が起きた第2話で登場した官房長官・神谷(石黒賢)の邪悪な思惑が…。そんな中、組の一員として認められた稲見は沢田らと共に、危険が伴う薬物の取引現場に同行することになり…というストーリー。本話について小栗さんは、「今回の稲見は嘘をつく自分に対して罪悪感をすごく持ちながら潜入捜査を行っています。哲太さんとは何度か共演していますが、今回もすごく役に徹してくれたので、稲見と沢田はとても面白い関係性になっています」とふり返った。2人のやり取りにも注目だ。また今回は稲見の潜入捜査をはじめ、いくつもの“嘘”が張り巡らされたストーリーに。事前の告知映像では、稲見の「もし私が権力に逆らったら、殺しますか?」という意味深なセリフが印象的だったが、任務に翻弄される稲見の“怒り”もテーマの一つ。小栗さんも、「『もし私が権力に逆らったら、殺しますか?』という言葉を稲見に喋らせるって、やっぱりすごい作品」と話し、「第5話では稲見の怒りを皆さんに感じてもらえるんじゃないかと思います。最後の最後、結末をお楽しみに」と期待煽るコメントを残している。なお、第3、4話の放送後に行われたTwitterでのスペシャル企画を、今夜も実施することが決定。放送終了の21時54分から当日22時30分までの36分間、Twitterで「第5話に関する質問」を募集し、応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城氏や監督・プロデューサーなどのスタッフが公式Twitter上で回答していくというこの企画。今回は出演者ゲストとして、松永芳役の野崎萌香が登場予定となっている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月09日俳優のブラッド・ピットが、FBIから捜査を受けることはないようだ。先日、プライベート機の中で息子マドックス(15)と喧嘩になったとして、ロサンゼルス警察がFBIへと捜査が移行したと報じられていたが、「マドックスは怪我をしておらず、ブラッドは故意的に接触したわけではないという目撃者の情報」があったことから、FBIは捜査の対象として取り上げなかったとTMZは報じている。FBIの関係者らはTMZに対し、その一件はFBIに持ち込まれたこと自体が不適切であったとコメントしているようだ。そんなブラッドは先日、アンジェリーナ・ジョリーが9月19日に2年間の結婚生活の末に離婚届を提出して以来初めて、子供たちと面会する機会を与えられていた。アンジェリーナは子供たちに対する一時的な親権を認められており、2人はカウンセリングを受けることを裁判所から命じられているほか、プライベート機の中で起こった長男マドックスと喧嘩がきっかけでアンジェリーナが離婚を決めたと言われるブラッドは、自主的なドラッグとアルコールの検査を実施している。現在施行されている一時的な処置は、今月20日まで有効となっている。今回の離婚申請において、アンジェリーナは単独親権を求める一方で、ブラッドは共同親権を求めている。(C)BANG Media International
2016年10月11日「勇者ヨシヒコ」や「孤独のグルメ」を生みだしてきたテレ東深夜ドラマがこの秋送る“刑事”と“アイドル”を組み合わせた異色の新感覚クレイジーコメディー「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」が10月8日(土)今夜から放送開始となる。物語の主役は、芸能界で起きている事件を解決するために場当たり的に組まされた潜入捜査アイドル「デカダンス」。新人刑事の辰屋(タツヤ)すみれは刑事ドラマに出てくるような熱血刑事になることを夢見ていた。しかし、上司からの初命令は“事件捜査のためアイドルとしてある番組に潜入すること”だった…。しかも、急遽組んだメンバーは元詐欺師・コミュ障の引きこもり・売れない元子役・超バカなバイトなど、個性豊か過ぎる面々!最初は芸能界という特殊な世界に戸惑い衝突しながらも、事件を解決するたびになぜか売れていってしまう「デカダンス」。そして、徐々に増してくるアイドルとしての自覚。背後には謎の巨悪が。なぜか感動のステージも待っている――!熱血刑事(デカ)になることを夢見るも偽アイドルとして潜入捜査にあたることになるすみれを演じるのは、この夏放送されたTBS系ドラマ「せいせいするほど、愛してる」の宮沢役が女性視聴者を中心に人気となった中村蒼。「なぞの転校生」以来約2年半ぶりにテレビ東京でドラマ主演を務めることも話題だ。また中村さんとともに「デカダンス」のメンバーを演じるのは大東駿介、横浜流星、森永悠希、立花裕大の4人。人を丸め込むのが得意で女性にもてる元詐欺師・黒澤裕也(ユーヤ)を公開中の『グッドモーニングショー』への出演や『曇天に笑う』の公開も控える大東さんが、同じくネット事情に詳しくコミュ障で元引きこもりの堺章吉(ショウ)を「烈車戦隊トッキュウジャー」の横浜さんが、13年間芸能界にいた元子役、星輝男(テル)に「お迎えデス。」や『ちはやふる』の森永さんが、歌がうまい能天気バカ、出川てつや(D)を俳優やモデルとして活動する立花さんがそれぞれ熱演。その他、辰屋が所属する警視庁警備部特殊芸能課第1係、篠原課長に近藤芳正、同じく警視庁警備部特殊芸能課第1係で「デカダンス」のマネージャーも務める島崎進に野間口徹、婦警ピコ役に福地桃子、そして変幻自在のアイドルとして青山美郷も出演する。脚本は「ウレロ」シリーズなどのオークラ、土屋亮一と「SMAP×SMAP」「水曜日のダウンタウン」などの構成に参加している大井洋一が担当。監督は「戦国鍋TV」や「実在性ミリオンアーサー」で知られる住田崇。個性的な作品を生みだしてきたスタッフがテレビ東京の深夜に新たな伝説を刻む。「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」は10月8日(土)今夜0時20分~テレビ東京系での放送。Amazonプライム・ビデオでは放送1週間前から独占先行配信。(笠緒)
2016年10月08日カスペルスキーは4月24日、警察の犯罪捜査にビッグデータが活用された事例を同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説している。代表的な活用例として、都市の中で最も危険なエリアがわかるようになった。下の地図では、ロンドンの「犯罪多発地域」が赤色で示されている。シアトルやニューヨーク、ロサンゼルスの警察でも同様の治安対策がすでに実施されている。特にロサンゼルスではめざましい改善効果が得られ、強盗が33%、暴力犯罪が21%、窃盗が12%減少した。捜査を進める上でもビッグ―データが活用されている。具体的には、写真、FacebookなどのSNSの更新やチェックインの状況、不登校の状況、医学的所見、購買データ、街頭の防犯カメラの記録など、どんな小さなデータにも価値があるという。データ分析がさまざまな傾向の解明にも役立っている。例えば、銃や弾丸が犯罪者の通貨代わりに使用されることが明らかになっているほか、SNS(特にFacebookとInstagram)には犯罪者自身の重要なデータがアップロードされており、貴重な情報源となっている。○分析システムで犯罪を予測路上犯罪は分析システムで予測可能で、街頭での暴動やテロ行為の予測にも分析システムが能力を発揮するという。Forensic Logicは、逃亡中の犯罪者を分析システムを活用して発見した。分析は、ロサンゼルス郡にある約80の都市のデータベースからデータを集め、ある警察管区から次の管区へと犯罪者が潜行していることを突き止めたという。ペンシルベニア大学犯罪学部の専門家チームは、地元の警察管区の報告など、さまざまなデータを基に犯罪を予測するアルゴリズムを開発した。このアルゴリズムは、殺人事件の被害者となる可能性のある人が洗い出され、警察がそのデータに基づいて、危険にさらされている人物に注意を呼びかけいる。犯罪予測ソリューションを開発した企業で最も有名なのは、Palantirだという。Palantirは先ごろ、行政サービスから民間市場へ参入した。Palantirの製品は、整理されていない大量の情報を処理するもので、DNAデータ、さまざまな情報源(街頭の防犯カメラの録画など)から記録した音声や動画、車の横転を監視するためのナンバープレートなど、世界各地のニーズに合ったオプションを多数展開している。この製品はすでに数カ国でテロ防止に使用された実績を持ち、アフガニスタンで反政府組織による攻撃の予測にも使われた。また、米国の税関職員を殺害したメキシコ人の麻薬カルテルメンバーの所在も見事突き止めたほか、ダライ・ラマのPCにスパイウェアをインストールしたハッカーの追跡に成功した。さらに、児童性的虐待者の逮捕に一役買ったという重要な事例もある。ニューヨーク市で起きたケースでは、街頭防犯カメラの動画に犯人が映っており、虐待から1時間と経たないうちに犯人が見つかったという。
2015年04月27日GYAOとヤフーが運営する無料映像配信サービス「GYAO!」では現在、織田裕二主演の映画『踊る大捜査線』シリーズが無料で配信されている。映画『踊る大捜査線』シリーズは、織田裕二演じる刑事・青島俊作がさまざまな事件の解決に挑む物語。現在、『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』(~1月4日)と『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(~1月11日)の2作品が配信されている。『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』は、腹部に刺しゅう用の糸で縫合した手術跡のある水死体が発見され、猟奇殺人事件へと発展していくストーリー。そして、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、観光客でにぎわう東京・お台場で次々に起こる凶悪事件に、青島ら湾岸署の刑事が挑む。また、1月5日~18日には、ユースケ・サンタマリア演じる犯罪交渉人・真下正義課長を主人公とするスピンオフ映画『交渉人 真下正義』が、1月12日~25日には、柳葉敏郎演じる室井慎次警視正を主人公とする『容疑者 室井慎次』も配信される。
2015年01月03日韓国で2013年度の映画賞レースを席巻し、『インファナル・アフェア』以上に“切ない”潜入捜査モノとして女性ファンの心をとらえた『新しき世界』。このほど、韓国を代表する3大スターが競演する、本作の日本版予告編が解禁となった。韓国最大の犯罪組織に潜入し、8年になる警察官ジャソン(イ・ジョンジェ)。彼に潜入捜査を命じたのは、上司のカン課長(チェ・ミンシク)だ。ジャソンは、自分と同じ中国系韓国人である組織のNO.2、チョン・チョン (ファン・ジョンミン)が、真実を知らずに兄弟のように慕ってくることに胸を痛めていた。だが、組織のリーダーが急死。カン課長は一気に組織の粉砕を目論み、ジャソンに「新世界」作戦を命じる――。本作は、『オールド・ボーイ』や『悪いやつら』の名優チェ・ミンシク、『10人の泥棒たち』の後、2013年は本作と『観相』(原題)の2作が大ヒットし、“第2の黄金期”と言われているイ・ジョンジェ、さらに本作で「演技賞」に多数ノミネートされ、青龍映画賞、釜日映画賞で「主演男優賞」を獲得したファン・ジョンミンという豪華3大スターが初共演。『インファナル・アフェア』と『ゴッドファーザー』を合わせたかのような人間ドラマと予想外のエンディングは米公開時にも絶賛され、ハリウッドリメイクも決定している。このほど完成した予告編では、イ・ジョンジェ演じる警察官・ジャソンが、韓国最大の犯罪組織“ゴールド・ムーン”に潜入するきっかけになる、カン課長との印象的な出会いのシーンから始まる。トラックと車が激しく突き当たる衝撃シーンから一転、ゴールド・ムーンのトップが急死し、後継者争いに乗じた組織破滅作戦“新世界プロジェクト”の発令により、“警察VS犯罪組織”の争いが勃発し、観る者を一気に引き込んでいく。潜入捜査は終わると信じていたのに、再び上司のカン課長から非情な捜査続行を命じられるジャソン。課長がジャソンにとって“父”のような存在なら、チョン・チョンは“兄”のような存在。“父”への忠誠か、“兄”との絆か。予告編のラスト、人生の岐路に悩むジャソンに「強く生きろ、それがお前の生きる道だ」と声を掛ける人物は一体、誰なのか。監督は『悪魔を見た』で脚本を務めたパク・フンジョン。日本版予告篇では、韓国版以上にジャソン、カン課長、チョン・チョンそれぞれの内面に迫っており、3大スターの切ない葛藤の演技も見逃せない。『新しき世界』は2014年2月1日(土)より丸の内TOEI、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(上原礼子(cinema名義))
2013年12月15日『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスの弟で俳優のスコット・エヴァンスが、麻薬取引のおとり捜査官からドラッグを購入しようとして逮捕された。警察関係者によると、スコットは今月4日午後6時15分(現地時間)頃、ロサンゼルスで麻薬ディーラーを装った捜査官から薬物を購入しようと試みたという。スコットは勾留されたが、午前0時30分に1万ドルの保釈金を支払って釈放された。スコットが買おうとした薬物の種類は明らかにされていない。スコットは主にTVシリーズにゲストとして出演しているほか、2008年からソープ・ドラマ「One Life To Live」(原題)で警官役を演じていた。だが、パーティに明け暮れるなど、プロ意識に欠ける生活態度などが問題視され、2010年で同作を降板。釈放後の5日朝(現地時間)、スコットはFacebookに「僕のL.A.生活で最も馬鹿馬鹿しかった夜。逮捕されるまで、1年間はうまくいっていたんだけど…」と書き込みをしている。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年12月07日バンダイ公式オンラインショッピングサイト「プレミアムバンダイ」はこのほど、「踊る大捜査線THE FINAL WPS MA-1タイプジャケット」の予約受付を開始した。同商品は劇場公開が始まった映画『踊る大捜査線 THE FINAL』に登場する湾岸署の「WPS」ロゴがデザインされたMA-1タイプジャケットだ。カラーはブラックとカーキの2展開。左胸と袖にはワッペン、背中にはWPSのロゴが刺しゅうで表現されたシンプルなデザインで、ジャンパー本体も本格派のジャケットに仕上がった。サイズはS / L / XLの3展開で、価格は1万8,000円。予約受付は準備数に達し次第終了し、商品の発送は12月を予定している。その他に、「WPSTシャツ」「WPSマフラータオル」なども予約受付中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日