この犬をここから追い出したい。アメリカの動物保護施設がFacebookに投稿した、ある保護犬の紹介文に反響が上がりました。その犬とは、テキサス州にある『ウィチタ郡ヒューメイン・ソサエティ』にいるエディくん。一般的に保護施設ではそれぞれの動物たちの魅力をアピールします。ところがエディくんの紹介文に書かれていたのは…!ほかの犬が大嫌いなエディは約8.5㎏の体重でロットワイラーに勝つことができます。もしあなたがバーでケンカをしたら、エディはあなたを援護し、5人の男たちの額にタバコの火を押しつけて、その間手にもったビールを1滴もこぼさないでしょう。もしあなたが、彼を養子にできると思うなら、どうぞ遠慮なく。エディはほかの大型犬たちを怖がらせるので、私たちは彼をここから追い出したいのです。Humane Society of Wichita Countyーより引用(和訳)どうやらエディくんはケンカが強くて、自分より体が大きい相手でもものともしない、荒くれ者のよう。しかし、写真ではとってもかわいらしい犬にしか見えません!この投稿を見た人たちは爆笑!たちまち拡散されて「エディが欲しい」という人たちが次々と現れます。そして投稿からわずか8時間後には、エディくんに里親が決まったのです!エディくんは新しい家族にすぐに懐いて、楽しく過ごしているそうです。「人懐っこい」「子供が好き」など、よくある犬のいいところではなく、真逆の内容で人々の興味を引いたエディくんの紹介文。おかげですぐに家族ができて、『ウィチタ郡ヒューメイン・ソサエティ』の作戦は大成功でしたね![文・構成/grape編集部]
2023年12月04日WOWOW公式noteにて、本日7月18日(火) より「#エンタメ視聴体験記」(全6回)の連載がスタートした。本連載は、お笑い芸人の中山功太とぼる塾・酒寄希望の書き手2人が毎月WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から“今見たい作品”を鑑賞し、その視聴体験を綴る、読んで楽しい新感覚コラム。“今見たい”と思った理由や視聴中のエピソード、作品にまつわる思い出や観て感じたことなどを自由に伝える企画だ。中山は「R-1ぐらんぷり2009」優勝、「歌ネタ王決定戦2015」優勝のほか、怪談の大会「第2回OKOWAチャンピオンシップ」優勝といった受賞歴を持つ正統派ピン芸人。酒寄はお笑いカルテット・ぼる塾のリーダーで、自身のnoteコラム「育休中に相方がめちゃくちゃ売れた」が反響を呼んでいる。2人は今年3月から5月にWOWOW公式noteで実施された「#映画にまつわる思い出」がテーマの投稿コンテストでも参考作品を執筆。その反響を受け、今回の新連載が決定した。なお、「#エンタメ視聴体験記」内のピックアップ作品は、WOWOWオンデマンドで視聴可能で、コラムと作品を組み合わせて楽しめる企画になっている。■中山功太 コメントこの度、コラムの連載を書かせていただく事になりました、吉本興業のピン芸人、中山功太と申します。普段、ネタとSNSの告知以外で文章を書く事がないので、今も脇汗を垂らしながらこちらを綴っています。映画のみならず、演劇・音楽ライブ・ドキュメンタリー等、様々な映像作品に触れる事の喜びや驚きを、素直にお伝え出来たらと思っています。また「コラム」という性質上、と言うよりも僕の「コラム」への偏見から、文体が「〜だ」「〜である」になってしまうであろう事を予めお伝えしておきます。タメ口は嫌いなので本当は「ですます口調」で書きたいのですが、不慣れな僕の場合、コラム感が目減りし、作文感のみが残る為です。一度書いてみたのですが、絵日記の絵なし版みたいで悲惨でした。試行錯誤しながらではありますが、映像作品と過ごす日常の素晴らしさを、皆様に感じていただけたら幸いです。■ぼる塾・酒寄希望 コメントみなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。「酒寄さんが観たいと思ったら何でもオッケーです!」と言ってもらえたので、私自身、これから出会う様々なコンテンツの作品にワクワクしています。ものすごく自分の趣味に走ったり、ぼる塾のみんなのおすすめを聞いたり、未知のジャンルにも挑戦しようと思います!みなさんが読んで楽しくて、作品を観たいと感じられる連載を目指します!この連載を通してみなさんと素敵な時間を共有できたら嬉しいです。<初回7月分のピックアップ作品>【#エンタメ視聴体験記 ~中山功太 meets WOWOW~】映画『四月の雪』ペ・ヨンジュン主演のラブストーリー。妻が入院した病院に駆け付けた夫は、彼女が別の男性と密会していた事実に驚くが、同じくぼうせんとしていたその男性の妻と知り合う。互いの配偶者が不倫していたことを知った既婚者の男女は、心の空白を埋めるように惹かれ合うが……。共演は『私の頭の中の消しゴム』の人気女優ソン・イェジン。ヒット作『八月のクリスマス』のホ・ジノが監督した。登場人物を少なくすることで、男女の感情の揺れを濃密に描き、許されぬ恋に落ちてゆく男女の切なさや後ろめたさが鮮やかに表現された。視聴はこちら:【#エンタメ視聴体験記 ~酒寄希望 meets WOWOW~】映画『セックス・アンド・ザ・シティ(1&2)』大ブームとなったTV『SEX AND THE CITY (SATC) 』を初映画化。NYを舞台に、キャリーら大人の女性4人のその後を描いたファッショナブルコメディ。日本ではWOWOWが初放送し、大人の女性の本音と友情を軽妙に描いて絶賛された「SATC」。番組終了直後から噂された映画化がついに実現し、全米興収が約1億5300万ドルの大ヒットとなるなど、TV版を上回る大反響を呼んだのが本作。生涯独身を貫くかと思われたキャリーが恋人ミスター・ビッグとついに結婚か、という気になるストーリーを軸にしつつ、4人のヒロインのその後を描写。映画版らしくゴージャス感を高めてもTV版からブレることなく、これ以外は考えられないという最高の映画化に仕上がった。視聴はこちら:<コラム情報>WOWOW 公式note【#エンタメ視聴体験記】マガジン枠にて、7月18日(火) 掲載スタート詳細はこちら:
2023年07月18日春になると入学、入園シーズンの到来。子供はワクワク、お母さんは登校や登園に必要なものを準備しなければなりません。今年で4歳になる娘のこっこちゃんを育てる、荒川つま(arakawalove_blog)さんもその1人。幼稚園に入園することが決まった、こっこちゃんのバッグや上履き袋を作るために、布を購入しに行くことになりました。ここっちゃんに好きな布を選んでもらおうと、一緒に繊維街へ出かけると、思わぬところで難航してしまったようで…。「飛んでいる蜂さんが、蝶々の飛んでいるお花畑を眺めて『あ〜どのお花で蜜を吸おうかな』と考えているバッグ」こんなに細かく指定されるなんて、誰が予想したでしょうか。まるでデザイナーのような想像力!お母さんの荒川つまさんが「え…」と閉口してしまう気持ちがよく分かります。具体的すぎるがゆえ、なかなかイメージに合う布が見つからず、町中を歩き回ってへとへとに…。結果的には無事見つかったものの、想定よりも高級な生地で大幅に予算オーバー。お母さんにとっては厳しい結果となりましたが、こっこちゃんには理想通りの布で作られたバッグを持って、楽しく登園して欲しいですね。そして、この豊かな想像力と上質な物を見極める力は大物になる予感、将来が楽しみです。[文・構成/grape編集部]
2023年02月21日無痛分娩を希望していた長女の出産時、さまざまな場面で「出産は思うようにいかないな」と思った体験談を紹介します。 無痛分娩を予定していたけれど…私は約4年にもわたる不妊治療の末、ようやく第1子を妊娠しました。里帰り出産を予定していましたが、実家のある地域は妊娠8週ごろには分娩予約をしないと、希望する病院の予約が取れないという地域。出産時の痛みが怖いので無痛分娩を希望し、またやっと授かった赤ちゃんであることや、切迫流産も経験していたことから、何かあったときのために総合病院を希望していました。 いくつかの病院のHPや口コミを調べに調べ、幸い実家近くの無痛分娩をおこなっている総合病院を予約することができました。予約したらすぐに一度その病院で健診をおこなう予定でしたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言と私の切迫流産による安静生活のため、最初の健診は1カ月以上遅れてしまいました。 健診時にあらためて説明されたところによると、この病院では平日の9〜16時しか無痛分娩に対応していないとのこと。やや不安がありましたが、無痛分娩を実施できる時間が決まっている病院は、計画分娩をおこなうことが多いと聞いていたので、この病院もそうなのだろうと思っていました。また、今からでは他の病院の予約も埋まっており、変更は実質不可能でした。 細かい条件に戸惑いながらも…その後は住んでいる家の近くで健診を受け、妊娠32週からは再び分娩予定の病院での健診が始まりました。それと同時に、無痛分娩希望者は麻酔学級を受けるよう言われ参加すると、驚きの事実が! なんと、この病院では基本的に計画分娩はおこなっておらず、平日9〜16時以外は麻酔ができないこと、運良くこの時間内に麻酔を開始できても、分娩の進行が遅く産まれないまま16時になってしまった場合、麻酔を切られるというのです。 無痛分娩を希望して、実際に無痛分娩できる割合は3割ほどとのこと。無痛分娩する気満々だった私はびっくり。でも、今さら他の病院に変更することも不可能なので、とにかく毎日「平日の9〜16時に産まれて来てね!」とおなかの赤ちゃんに話しかけることしかできませんでした。 妊娠36週ごろの健診時、赤ちゃんの体重があまり増えず、「早めに出産したほうがいいかもしれない」と言われました。その後、2,500gをぎりぎり超えたので、「このまま出産予定日を待ってもいいけど、無痛分娩も希望してることだし、妊娠39週で陣痛促進剤使って産もうか?」と医師から提案を受けましたが、その日はさんざん苦労してようやく予約が取れた新型コロナのワクチン接種日。これを逃すと次はいつワクチンの予約が取れるかわからない状況だったため、泣く泣く見送り、自然に予定日を待つことになりました。 その後、ワクチン接種前に陣痛が来ないかヒヤヒヤしながらも無事にワクチン接種が終わり、出産予定日前日の健診で自覚はないものの、すでに子宮口が4cmも開いているとのこと。そのため、医師からは「明日入院して、明後日9時から無痛分娩を開始しましょう」と言われ、入院が決まりました。私は内心ガッツポーズ! 無痛分娩できる確率がかなり高くなったと思いました。 思いどおりにいかないのが出産…!?無痛分娩なら、「産むまでリラックスして過ごせるはず」と、何冊もマンガを持ち込み、動画もダウンロードして、次の日の昼に無事に入院しました。この時点で、私はもう完全に無痛分娩できるものと思っていました。 ゆっくり部屋の荷物を整え、病院内のコンビニで次の日のお菓子や飲み物も買い、明日に備えて「さぁ寝よう」と思った21時過ぎ、だんだんとおなかが痛くなってきました。最初は「気のせいかな」くらいだったのがだんだん強くなり、間隔感覚を測ると15〜20分くらい。「前駆陣痛かもしれないし、初産は時間がかかるから、明日麻酔を入れるころに陣痛が来てバルーンを入れなくて済むかも」と、このときはまだ呑気に考えていました。 しかし、夜中の12時過ぎには10分を切り陣痛に。その後どんどん痛みが強くなり、私は「まだ産まれないで!もしくはめちゃくちゃすぐ産まれて!」と、よくわからないことを思いながら必死に耐え、明け方5時過ぎには破水、全開大になり分娩室へ。 ちなみに、新型コロナの感染対策のために立ち会いも面会も一切禁止のため、陣痛中もほとんど腰をさすってもらえず、1人で耐えるのみでした。もちろん、持ってきた本や動画も一切手つかずでした。 子宮口が全開大になってからが非常に長く、何十回といきんでもなかなか産まれず……。そうこうしているうちに9時を過ぎ、とにかく痛みから逃れたくて今からでも麻酔できるのか助産師さんに聞くと、「ここまで進んでからでは無理」とのこと。いきむ体力もなくなってきて、赤ちゃんの心拍も下がってきたことから、最後は吸引分娩になり、おなかもぎゅうぎゅう押されて9時半にやっと産まれました。 産まれた直後、朦朧とした意識の中で携帯電話を手渡され、「ご家族に報告してくださいね」と言われ、最後の力を振りしぼってLINEしました。家族は「そろそろ麻酔始まったかな〜」と思っていたら、「産まれた」と連絡が来てびっくりしたそうです。 その後、胎盤を出したり会陰裂傷で外科医の先生まで登場して縫うのに時間かかったりと、1〜2時間後にすべてがやっと終わり、ほぼ気絶状態でした。 何回か「無痛分娩できる!」というチャンスがあったにもかかわらず、結局最後は惜しいところで自然分娩になってしまい、「出産は思い通りにはいかないな」と痛感しました。また、病院のホームページ上には書いていない、細かいけれど重要なルールがいろいろあるので、もっと調べておけばよかったと思いました。出産にかかった時間は約8時間と、「比較的安産だった」と言われましたが、それでもものすごく痛かったので、もし2人目を産むことがあれば、今度こそは無痛分娩がいいなと思っています。 監修/助産師 REIKO 著者:さびにゃん不妊治療を経て産まれた0歳の女の子の母。医薬品メーカー勤務だが、現在育休中。
2022年10月01日希望者に無償配布することが決定していた“アベノマスク”。多数の希望者が殺到したものの、税金が費やされ続けたことに批判の声が再燃している。各メディアによると、1月27日、安倍晋三元首相(67)は7,900万枚の在庫に対し2億8,000万枚の配布希望があったと明かした上で、「7,900万枚しかないので、量を区切って(配布する)ということになる」と語ったという。厚生労働省のホームページを見ると、アベノマスクの配送費用については、《配送費用は国が負担するため、配布をご希望する方にはかかりません》と明記されており、配送費用には税金が充てられると見られている。安倍氏が指揮官となり推し進められてきたアベノマスク政策。これまでも多額の税金が投入されてきたと、社会部記者は指摘する。「安倍政権は約2億8,700万枚のアベノマスクを調達していましたが、実際にはその3割近くの約8,200万枚が配られずに倉庫に保管されていました。この8,200万枚の調達費用はおよそ115億円、保管費用は2020年8月から2021年3月までの間で約6億円にものぼっており、税金の使いすぎだと度々批判の的となってきました」さらに2021年末には、この保管されていた分のマスクの検品に約20億9,200万円の追加支出が発生していたことも報道により明らかになっていた。調達から配布、保管、検品、再配布まで、あらゆる局面で税金が費やされてきたアベノマスク。国民にのしかかり続ける負担に、インターネット上では批判の声が相次いでいる。《今まで掛かった保管費は何だったのでしょう?マスクが出回った時に希望者、希望団体を募れば税金の無駄遣いは無かったと言う事ですね?》《申し込んだ人への発送は、国が支払うことになっている。つまり「下さい」と言えば、それだけで届けてくれるんだ。送料はもらう人が負担してくれにしたら、ここまで集まるかどうか。送料は国が負担といっても、それは税金から支出されることになる。安倍元首相に負担してほしいもんだ》《応募が多いのは、マスクの評価やアベ政権の評価ではない。捨てるくらいなら、貰いましょうか。という、日本人の気持ちです。逆に、何故捨てるくらい多く作ったのでしょうか。何故、無駄に税金を使ったのですアベさん、国民が納得できるように説明してください》今回の配布希望殺到を受けて「もっと早くやっておけばよかった」と述べたという安倍氏。“もっと早く”決断すべきだったことは他にもあるのではないだろうか。
2022年01月29日yama(ヤマ)が新曲「希望論」を発表。映画『DIVOC-12(ディボック-トゥエルブ)』の主題歌となる。yamaの新曲「希望論」yamaは、2020年4月にリリースした自身初のオリジナル楽曲「春を告げる」がヒットを飛ばした人気アーティスト。9月1日(水)に発売される自身初のCDアルバム『the meaning of life』や、9月29日(水)よりスタートする全国ライブツアーも注目を集めている。そんなyamaが新曲「希望論」を発表。同曲はCDアルバム『the meaning of life』に収録される予定だ。yamaは新曲について、「この曲に込めた思いは『この歌だけ僕の本当だ』と歌にある通りです。正解か不正解かは問題ではなく自分だからこそ見える景色を作品として残し続けること。それが自身の存在証明であり真実です。『希望論』という曲が皆さんに少しでも伝われば嬉しいです」とコメントしている。横浜流星や松本穂香ら出演映画『DIVOC-12』主題歌になお「希望論」は、10月1日(金)公開の映画『DIVOC-12』の主題歌となる楽曲。映画『DIVOC-12』は、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎、『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子に加え、公募で選ばれた新人9名を含む12人の監督が、12の物語を紡ぐ共同制作プロジェクトだ。キャストには、横浜流星、松本穂香、小関裕太らが集結する。【詳細】yama 新曲「希望論」※2021年9月1日(水)発売CDアルバム『the meaning of life』に収録。※配信未定。■映画『DIVOC-12』公開日:2021年10月1日(金)キャスト:横浜流星、松本穂香、小関裕太、富司純子、藤原季節、石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、安藤ニコ、おーちゃん、清野菜名、高橋文哉、蒔田彩珠、中村守里、中村ゆり、髙田万作、笠松将、小川紗良、横田真悠、前田敦子監督:藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子、志自岐希生、林田浩川、ふくだみゆき、中元雄、山嵜晋平、齋藤栄美、廣賢一郎、エバンズ未夜子、加藤拓人製作・配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント©2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
2021年08月19日●今春レギュラー3本スタート! 演技にも初挑戦結成から2年も経たずして、その人気と活躍は飛ぶ鳥を落とす勢いのぼる塾。あんり、きりやはるかからなる「しんぼる」と、田辺智加、酒寄希望からなる「猫塾」が合体し、2019年12月に誕生したお笑いカルテットだ。ネクストブレイク芸人として注目され、数々のバラエティ番組に引っ張りだこ。2019年のテレビ出演は0本だったが、2020年のテレビ出演番組は98本と急増(ニホンモニター調べ)、田辺の「まぁね~」という決めセリフは昨年の新語・流行語にノミネートされた。今春からは『ぼる塾の煩悩ごはん』(テレビ朝日)、『ぼる部屋』(九州朝日放送)と2本の冠番組がスタートしたのに加え、『ラヴィット!』(TBS)では月曜コメンテーターを担当。結成と同時にはじめたYou Tubeチャンネルも人気で、今月16日からLINE NEWSの動画コンテンツ「VISION」で配信されている『まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常』では演技に初挑戦するなど、活躍の場を広げている。また、これまで芸人の“役回り”とされてきた「大食い・水着・体を張る仕事」をNGとしていることも話題に。新世代の女芸人として注目を集める彼女たちに結成後の変化、4人だからこその利点などを聞いた。――テレビで見る日がないくらい人気ですが、忙しくなるきっかけは何だったのでしょうか?あんり:昨年放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日)と『しゃべくり007』(日本テレビ)ですね。この2番組のオンエア後、いろんな番組から声がかかりました。YouTubeチャンネル登録者数もテレビの出演とともに増えていきました。コンビからぼる塾になった後に「あ、今までと違う」と思ったことの1つが、テレビ番組のオーディション。オーディションは基本的にその場にいる方は笑わない。いつも沈んだ気持ちで帰路に着いていたんです。でも、3人で初めてオーディションを受けに行ったときすごいウケて。「これは受かったな」と初めて手応えを感じることができた。そこからどんどん露出が増えていった感覚です。――この春、レギュラーが3本スタートしました。忙しさに拍車がかかったのでは?あんり:それぞれ実家を出てルームシェアを始めたこともあって、生活はガラッとかわりました。でも寝る時間がないほど忙しいとかではない。朝早くに仕事が始まって夜にちゃんと終わる。意外にも健康的な生活になりました。きりや:田辺さんはタクシーをたくさん使うようになったよね。田辺:(笑)。さすがに運動しないとやばいと思って少し歩いたら、捻挫してしまって。もっとタクシーを使うようになりました(笑)――人気ブログを実写化した『まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常』では初めての演技に挑戦されました。田辺さんがニートの飼い主・まめこを、あんりさんが愛犬のこまち、きりやさんが猫のタビを演じています。活動の幅がどんどん広がっていますね。田辺:私はこのブログを友人から紹介してもらって、かれこれ2年くらい前から愛読していました。読んでいて「あれ、これは私?」と思うことがあった。実際に働いていない時期もあったので(笑)。演技が下手なりに自分の中の「まめきちまめこ」を出せたらいいなと思って意識しました。あと2人を飼っている犬と猫だと思いこみました(笑)。だから休憩中、ずっと2人を撫でていました。そこから入りましたね。きりや:初めてのお芝居でネコ役。緊張したけど楽しむことを重視しました。タビは「ナァ」って鳴くんですが、悲しい「ナァ」、喜んでいる「ナァ」。色んな「ナァ」を言えるよう頑張りました。あんり:あんなに色んな「ナァ」を1日で聞いたのは初めてだったよ(笑)。私の演じた犬のこまちは「ナァ」もなくて、顔だけで演技をしないといけなかった。細かい動きで演技をしたことがなかったので難しかったですね。みんなと相談しながら取り組みました。でも、いままで意識してこかったことを意識できた気がします。あと、田辺さんに教えてもらってこのブログを読んでいたので、演じているときに「このシーンだ!」と思いながらやれました。楽しかったです!●コンビからカルテットへ理解しあえる人に出会えた幸せ――コンビからぼる塾になって変わったこと、よかったなと思うことはありますか?あんり:コンビ時代は憧れの人に追いつきたい、周囲と同じようにしないといけないと焦っていて、自分たちの個性が活かしきれていなかった。でも、酒寄さんと田辺さんは個性を大事にできていて、活かせていた。そういう人たちと出会って、ぼる塾となり、「これでいいんだ」というものを見つけられた。自分がこれまでやってきたムダなものが排除できた感覚です。あとは人数が増えて負担が減った。ボケ担当のはるちゃんの気持ちは田辺さんが分かるし、ツッコミ役の私の気持ちは同じ立ち位置の酒寄さんが分かってくれる。お互いに分かりあえる人に巡り会えたので、それが大きい。4人になってお互いのことを分かってくれる人ができたので、1人で考え込まなくてよくなった。きりや:私は今年の2月から田辺さんとルームシェアをしているのですが、それが大きくて。一緒に住む前は1人で考えることが多かったけど、田辺さんと住んでからは1人で抱え込まなくなったかな。田辺さんが「今日よかったよ」とか「あそこウケてたね」とか褒めてくれる。だから暗い方向に考えなくて済む。だから、私にとって田辺さんは神様です(笑)。田辺:まぁね~。一同:(笑)。――現在、メディアの露出は主に3人。酒寄さんは育休中ですが、YouTubeに出演したり、ぼる塾のことをブログで発信したりと支えている印象です。なんでも「ぼる塾のブレーン」だそうですね。田辺:酒寄さんはメンバーの1人でもあるから私達の気持ちを分かりつつ、さらに客観的に“外”からも見てくれる。外から一番近い人がいてくれることでぼる塾は上手くいっていると感じます。きりや:酒寄さんは育休をとりながら外から私たちのことを見てくれている。「あれがよかった」「これもいいね」と褒めてくれて、それが自信に繋がっていると感じます。あんり:これまで私が誰かを指摘する立場だったので、私に対して何かを言ってくれる人はいなかった。でも4人になり、酒寄さんが助言してくれることで、自分のよかった点と反省すべき点を冷静に見られるようになった。それはいままでの芸歴でなかったことなので、ありがたい。酒寄さんの存在は私にとっても大きいです。――4人が一緒にいることでプラスになる、素敵な関係性ですね。あんり:そうですね。ぼる塾は「全員自信を持っていていいね」とよく言われるのですが、そうじゃない。どこか自分に自信がない4人なんです。1人ひとり接していて「この人自信あるな」って感じることはないんですよ。でも、ほかの3人が相手のいいところを見ているから、自信があるように見えているんだと思う。お互い自信をつけあえる仲間です。――酒寄さんが復帰したらまた違うぼる塾が見られるのでしょうか?あんり:役割分担は変わってくると思うけど、全然不安はないですね。むしろもっと良くなるだろうなって。そこは100%の自信ですね。きりや:うん、4人になってからのほうが絶対面白い。――復帰される時期の目安は決まっていますか?あんり:酒寄さんの復帰時期はまだ決まっていないんです。お子さんはまだ1歳ですし、育児はずっと続くもので終わりはないですし。どういう形で復帰になるのかは、みんなで話し合って一番良いものをとりたいと思っています。●「楽しんでいる姿を見て笑ってもらいたい」――水着、大食い、体を張る仕事は基本NGというのも、ぼる塾らしさとして注目されています。あんり:最初は「やりたくないことはやりたくない」と言っていただけなのですが、それがメディアで取り上げられて「あ、すごいこと言っちゃったな」という感覚はだんだん感じてきました。ちょっと遅いかもしれませんが(笑)。今は「やりたくない」のではなく「できない」という感覚。体を張っている方を見ると「面白い」と思う一方で、「自分にはもう無理、向いていない」って。だからこそ、お断りしていない仕事に対して誰よりも力を入れないといけない。その責任をひしひしと感じるようになりました。田辺:ぼる塾を結成する前、私は大食いも水着も体を張ることも当たり前だと思って生きてきた。でも結成前にあんりに聞いたのよ。「こういう仕事がきたらどうする?」って。そしたら「無理です」とハッキリ言えるんです。私はそこに便乗しました(笑)。もし2人に会えていなかったら、私と酒寄さんは無理をしながらお仕事をしていたかもしれない。だからありがたい。救われたと思いました。――NGを出すことへの批判的な意見を感じることはありますか?あんり:例えばガンバレルーヤさんは体を張って頑張っていらっしゃるけど、ガンバレルーヤさんがぼる塾に対して何も言わないし、ぼる塾もガンバレルーヤさんに対して何も言わない。それでいいんじゃないかって。ガンバレルーヤさんとぼる塾が同じ番組に出ている世界でいい。どっちが正解とかではないし、どちらも正解で面白い。そう思います。――今後、ぼる塾が目指す方向とは?あんり:やっぱり「楽しそう」と思ってもらえること。見ていて「あいつら楽しそう」「幸せそう」と思われているのがいいですね。きりや:自分たちが楽しんでいる姿を見て笑ってもらいたい。私たちが楽しいと感じていることを楽しいと感じてもらうのが一番いいなと思っています。
2021年06月24日俳優のジョン・ボイエガが、『スター・ウォーズ/エピソード9』での長めの戦闘シーンを希望している。ジョン・ボイエガ(C)BANG Media International同シリーズでフィン役を演じるジョンは、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』での自身のアクションシーンが予想外に短かったことから、次作ではもっと激しいシーンが出来ることを願っているそうだ。IGNのインタビューでジョンはこう話す。「正直言って、あんなに早く終わってしまうとは思わなかったよ。『え? ちょっと待って、何?』って感じだったね。フィンは大きな戦闘に向けてひたすら準備してきたっていうのに、いざとなったらあっという間に終わっちゃってるんだもん。次は誰かと直接対決するとか、もう少し長いシーンになることを願ってるよ」その一方で、ルーク・スカイウォーカー演じるマーク・ハミルは、若手のキャストたちが素晴らしいと絶賛している。ジョンをはじめ、デイジー・リドリー、オスカー・アイザックなどの若手キャストについて尋ねられた際、マークは「何よりもキャストは素晴らしいよ。みんなそれぞれすごく才能がある」「僕はかつて孤児だったけど、今ではデイジーがいる。僕はかつて衝動的なパイロットだったけど、今は(オスカー演じる)ポーがいる」「自分のおもちゃを他人に使わせたくない子供みたいな気分さ! でも僕は若者たちに重労働を喜んでさせるような年齢だからさ」と語っていた。(C)BANG Media International
2018年03月12日映画『希望のかなた』が2017年12月2日(土)より公開される。「難民問題」に向き合うヒューマンドラマ『希望のかなた』は北欧フィンランドの首都・ヘルシンキが舞台。生き別れの妹を探すシリア難民の青年カーリドは、“いい人のいい国”だと聞いていていたフィンランドで、無常にも難民申請を却下され、ネオナチからのいわれのない暴力にさらされる。そんな中、レストランオーナーのヴィクストロムをはじめとする市井の人々が救いの手を差しのべ、彼らの小さな善意に救われるという物語だ。世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと無償の優しさをもって描いたヒューマンドラマとなっている。なお本作は、2017年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した。フィンランドの名匠がメガホンを握る監督は“フィンランドの名匠”と呼ばれる、アキ・カウリスマキ監督。社会への深い洞察を得意とする彼は、前作『ル・アーブルの靴みがき』で“港町三部作”と名付けたシリーズ名を“難民三部作”に変え、今回の『希望のかなた』で全世界の課題となった「難民問題」に向き合う。シリア人のキャストを起用カーリドを演じるのは、シリア人俳優シェルワン・ハジ。映画初主演ながら、ダブリン国際映画祭にて最優秀男優賞を受賞した注目の俳優だ。そして、サカリ・クオスマネン役のヴィクストロムを始めとする、個性的なカウリスマキ組の常連役者と監督の愛犬・ヴァルブも出演している。ストーリー内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおりか、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランのオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手を差しのべ、自身のレストランに雇い入れる。そんなヴィクストロムもまた行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞれの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始める…。【作品詳細】『希望のかなた』公開日:2017年12月2日(土)監督・脚本:アキ・カウリスマキ出演:シェルワン・ハジ、サカリ・クオスマネン原題:TOIVON TUOLLA PUOLEN / 英語題:THE OTHER SIDE OF HOPE配給:ユーロスペース© SPUTNIK OY, 2017
2017年09月23日子育てなどの理由で現在未就業ながら再就職を希望する女性は仕事の条件面や子供と仕事の両立について不安を感じている傾向があり、再就職希望の女性が学びたいスキルと雇用側の企業が求めるスキルには大きなギャップがある実態が、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが12月11日に発表した「再就職希望の女性と雇用側の意識格差に関する調査結果」から浮かび上がった。同調査は、同社と実践女子大学 斎藤明研究室が共同で、同社が運営するインターネット・アンケート・サービスである「NTTコム リサーチ」の登録モニターのうち、就業経験はあるが現在働いておらず再就職を希望する女性及び、企業の採用担当者を対象として、10月14日から16日にかけて実施したもの。なお、有効回答者数は再就職希望の女性が304人、企業の採用担当者が160人。現在未就業の理由を尋ねると、子育てが50.7%で最多であり、以下「働きたいが仕事が無い」(29.6%)、「働くためのスキルが無い」(15.5%)と続き、これらが再就職への妨げとなっている傾向が見られるという。再就職を考えるにあたって気がかりになることでは、正社員での就職を希望する回答者では「職場になじめるか」「希望の収入が得られるか」といった仕事の環境・条件面に対する不安を、契約・派遣社員の希望者では「子供が病気の際の対応」「子供の預け先が無い」といった子供と仕事の両立についての不安を感じている傾向が見られた。現在未就業の女性に前職を尋ねると、役職が無い正社員が57.6%で最も多いが、再就職で希望する就業形態では「希望は無い」(38.5%)が最多であり、役職が無い正社員の希望は34.9%で前職と比べると22.7ポイント減少している。一方、雇用側の人事担当の意見としては、女性の再就職で想定する雇用形態では正社員、とりわけ役職が付く職位での採用も想定している傾向が見られ、就業希望側と雇用側の希望に大きな開きがある。企業側が求めるスキルとしては「コミュニケーション能力」「ビジネスマナー」などが多く、以下「データをまとめるスキル」「プレゼンテーション能力」「人事、労務関連」「経理、財務関連」が続き、再就職を希望する女性が学びたいと考えているスキルとの間にミスマッチが生じている。再就職するには、企業側が求める能力についてのスキルアップも考慮すべきではないかと同社は推測する。また、正社員に対して求める行動特性や業務の遂行能力(コンピテンシー)では、「自己成熟性」(71.4%)や「組織・チームワーク力」(68.4%)、「対人・営業活動スキル」(61.2%)を挙げる企業が多い。再就職に向けて不足を感じ今後学びたい能力・スキルを聞くと、「パソコン操作」が55.9%と最も高く、以下「外国語」(30.6%)、「タイピング能力」(24.3%)と続く。不足スキルと今後学びたいスキルの差を見たところ、これら以外に「コミュニケーション能力」や「ビジネスマナー」「プレゼンテーション能力」などで大きい傾向があり、能力不足を感じているものの学習意欲は高くない要素だと同社は見る。能力・スキルを習得したい場所としては、「書籍、教材」「通信講座」「資格スクール」の順で並ぶが、正社員での再就職希望者は「大学・大学院」での学習意向が、契約・派遣社員の希望者や希望が無い回答者と比較してやや高い傾向にある。「大学で研究された上でのより専門的な知識を得られる」「年齢層の近い人がより多く、同じ問題意識や感覚が共有できそう」など、他者との問題意識共有や協働を目的とした学び直しの場所として大学に期待している傾向も伺えるという。子育てや介護をしながら働く女性に対する企業側のサポート制度では「勤務時間の短縮制度」が64.4%で最も多く、以下「休暇取得制度」(50.6%)、「遅刻、早退の許可」(41.3%)と続く。従業員500人以上の大企業ではさらに、加えて在宅勤務や託児所設置などの制度が充実している。一方、未就業女性を再雇用する場合の課題として「特に課題は無い」が54.4%と過半数に上るものの、残り半数は「再雇用」と「復職後の社内制度や環境」に対し何らかの課題を感じており、特に全体との比較で大企業においてその割合が高い傾向が見られたという。また企業でのSOHO形式での業務委託の導入意向については、大企業では既に導入済みと検討予定が計34.0%と若干高いものの、全体では24.4%にとどまっており、「予定は無い」と回答した企業が全体の75.6%と大半を占める。
2015年12月12日シャープは20日、「希望退職の募集」の結果及び特別損失の計上に関して発表した。希望退職募集の対象会社は、同社及び主要国内連結子会社で、募集人数は2000人程度。募集期間は2012年11月1日~11月14日で、退職日は2012年12月15日。募集の結果は、希望退職者数は2960人。応募者数が募集人数を超えたため、2012年11月9日に募集を締め切った。希望退職の募集に伴い発生する費用は、同社及び主要国内連結子会社合計で約253億円で、2013年3月期第3四半期決算において特別損失として計上する予定。なお、この費用は2012年11月1日に公表した2013年3月期通期連結業績予想に織り込み済みとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日