EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と、声優の増田俊樹が、W主演を務める舞台『「錆色のアーマ」 -繋ぐ-』の公開ゲネプロに登場し、演出の元吉庸泰とともに取材に応じた。2年ぶりの続編となり、キャラクターのバックボーンが掘り下げられたという同作。増田は「孫一がずっと走り続けている。僕も出ていない時に、『がんばれ大樹、倒れるな。お前が走れば、全員がきっとその背中を追いかけてくれるから、後ろを振り向かずに、大丈夫だ!』と思って臨んだ」と語った。上演台本・演出の元吉は、「前回からまったくこしらえを変えており、前作を見た方は驚かれるんじゃないかな。演劇として走っていけるような形になったと信じております」と変化を明かした。2年の間の変化を聞かれた佐藤は、「僕は、堂々と舞台に立てるようになりました」と胸を張る。「2年前は、EXILE最年少で後ろにいることが多かったんですけど、主題歌も担当させてもらってるFANTASTICSというグループのリーダーをやらせていただいて、自分のグループとしても出会いや別れ、いろいろな経験があった上で、2年ぶりのステージだった」と振り返った。さらに「EXILEがあって、FANTASTICSがあって、雑賀衆というもう一つの居場所ができて、居心地がすごくいいですし、本当に支えてもらっているので、孫一としての居方が変わったかなと思います」という佐藤。増田は「いいね、僕1人になっちゃったんですよ」と作中の信長の立場を寂しがりつつ、「僕もだいぶ現場で堂々とできるようになりました」と前作からの変化を告白する。増田は、「前は信長という役をやるにあたって、孫一になめられちゃいけないなと思って、現場でも頑なに信長モードで関わっていたんですけど、初演の中盤くらいでどんどん僕の化けの皮がはがれて」と苦笑。「『悪ノリがすぎる増田』とバレてるんで、今回は稽古1日目の休憩から好き放題、自由にさせてもらっていました」と稽古の様子を語った。同作にはほか、荒木健太朗、永田崇人、平田裕一郎、章平、神里優希、佐藤永典、石渡真修、田中しげ美、丘山晴己、玉城裕規らが出演。東京公演は天王洲 銀河劇場にて6月6日~16日、愛知公演は岡崎市民会館 あおいホールにて6月22日~6月23日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて6月27日~6月30日。
2019年06月06日EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と、声優の増田俊樹が、W主演を務める舞台『「錆色のアーマ」 -繋ぐ-』の公開初日取材に応じた。同作は舞台からメディアミックスを展開する"逆2.5次元"プロジェクトで、2017年に第1弾舞台が上演された。最強の傭兵集団・雑賀衆の孫一(佐藤)と、本能寺の変で全てを奪われた織田信長(増田)の物語を描く。2017年1月に初演を迎え、今年の1月からコミカライズもスタートしたという同作だが、初日会見で元吉から「アニメ化が決定しました!」と発表。さらに、主人公の孫一と信長を、佐藤と増田が続投することが明らかになった。増田は「いよいよ僕の土俵」と意気込み、佐藤は「初挑戦ですね」と緊張した面持ちに。佐藤が「頑張りたいと思います。わからないことばっかりなんですけど、増田さんの力を借りて」と話を向けると、増田は「そのままやれば大丈夫ですよ。こっちが原作なんで」と励ました。佐藤は「未知の世界とはまさにこのことで、まったくやったことない」と言いつつ、「自分が原作なので誰にも譲りたくない」と強い意志をみせる。アニメ化については「一つの目標としておいてたことなので、叶うことができて嬉しいです。雑賀衆の他のキャラクターも、ここは是非楽しみにしていただきたい」と続報への期待を煽った。増田は「舞台からコミカライズやアニメと、媒体自体はかわりますけど、僕ら芝居人としては、やることは変わらないと思っています」と語る。「大樹も景色が違うと思うけど、心の動きは変えずにやってもらって。大樹の背中を見て突き進んでいくのは変わらないから。早く臨みたい気持ちでいっぱいです」と意気込んだ。
2019年06月06日EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と、声優の増田俊樹がW主演を務める舞台『「錆色のアーマ」 -繋ぐ-』の主題歌が、FANTASTICS from EXILE TRIBEの新曲「 Tie and Tie」に決定したことが28日、明らかになった。同作は舞台からメディアミックスを展開する"逆2.5次元"プロジェクトで、2017年に第1弾舞台が上演された。最強の傭兵集団・雑賀衆の孫一(佐藤)と、本能寺の変で全てを奪われた織田信長(増田)の物語を描く。FANTASTICSによる主題歌「Tie and Tie」は同作のために書き下ろされ、「繋ぐ」という言葉をテーマに、 希望と絶望が隣り合わせの中で真実の歴史が繋がり始めるという世界観に寄りそう1曲。劇中にて初めて音源が披露される。○佐藤大樹 コメントこの曲には大きなテーマのひとつとして"繋ぐ"があります。舞台と同様、先代が築きあげてきたものを後世に受け継いだり、自分達で新たな時代を切り開いていくという意志や大切な仲間や家族、ライバルとの絆、全ての物事は出会いや人と人との大切な繋がりからはじまり、今に至っているという思いが込められています!
2019年05月28日詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS PROJECT」の第3弾として、今市隆二主演作品に続き、EXILE AKIRA、佐藤大樹がそれぞれ主演する2作品が完成したことが明らかになった。EXILE AKIRA主演『Beautiful』今回明らかになった作品の一つは、EXILE AKIRAさんが主演、『クローズZERO』『十三人の刺客』の三池崇史監督が手掛ける作品『Beautiful』。【運命】と【奇跡】が産み出した出逢い。全てを亡くした街が創り出した満天の星。その下で静かに2人の心が重なっていく…beautifulなストーリーだ。EXILE AKIRAさんのほかにも、女優・蓮佛 美沙子が出演。楽曲はCrystal Kayの「Beautiful」が起用された。EXILE AKIRAさんは「この作品は少しファンタジー要素がありつつも、ストレートに心に突き刺さる、メッセージ性溢れる作品に仕上がっているかと思います。是非、小竹正人さんの詞、Crystal Kayさんの歌声と共に、三池監督が手掛けられた、“Beautiful”の世界観を体感していただけたらと思います」と本作について語る。また、海外からも高い評価を受ける三池監督は「実証したかったのは、『短編映画だけが描ける世界がある』ということ。それを証明したAKIRAと蓮佛美沙子の肉体と心に感謝と敬意を表します。まずは観てください。皆さんの心の中の孤独と夢に共鳴し、その手触りの優しさと相まって、ささやかだけどあたたかい希望を生み出すことでしょう」とコメントしている。佐藤大樹主演『魔女に焦がれて』そしてもうひと作品は、佐藤さん主演、『40万分の1』の井上博貴監督による『魔女に焦がれて』。高校3年生の主人公・雅人が、突然「霊感」が備わってしまい、あることがきっかけで「魔女」呼ばわりをされてクラスで疎外されてしまう初恋の人・真莉愛と卒業前に繰り広げる青春ラブストーリーとなっている。そして佐藤さんのほかにも、「過保護のカホコ」「この世界の片隅に」の久保田紗友が出演。楽曲は横井琉衣の「ライラック」に決定した。本プロジェクト参加が念願だったという主演の佐藤さんは「今まで演じた事のないおとなしい役でした。なるべく少ないセリフの中で大樹の目や仕草で主人公の心情を表現したいと言ってくれた井上監督に新たな自分を引き出してもらえたと思います!」と自身の演じた役について語る。また井上監督は「本作は、コンセプトプロデューサーの小竹正人さん作詞の『ライラック』にある『せつない』世界観を私なりに解釈しつつ、一筋縄でいかないユニークなテイストが味わえる青春恋愛映画を目指し、作りました」と明かし、「主演の佐藤大樹君は、どこかこの現実離れした物語の中心に居続けるべく、豊かな表情で様々なシーンを演じ切り、作品の持つムードをも作り出してくれました。その彼の眼差しは観客の想像力を刺激し続けるものだと思っています」と佐藤さんについてもコメントしている。なお、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」オープニングセレモニーにて、EXILE AKIRAさん、佐藤さんが登壇し2作品の完成報告を行うほか、セレモニー後にはオープニングスペシャルスクリーニングも実施する。第3弾「CINEMA FIGHTERS PROJECT」オープニングスペシャルスクリーニングは5月29日(水)渋谷ヒカリエ ホールAにて開催。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」は5月29日(水)~6月16日(日)東京計5会場およびオンライン会場にて開催。(cinemacafe.net)
2019年05月07日今回、ご紹介する作品は、女優・声優として活躍する福原遥さんと、EXILE&FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹さんがW主演する『4月の君、スピカ。』。高校の天文部を舞台に、甘く切ない三角関係を描いた青春映画です。福原遥さん演じる早乙女星の初恋の相手として、三角関係の一角を担う大高深月を演じた鈴木仁さんにお話を伺いました。写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・田村和之 ヘアメイク・眞弓秀明【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 33女子人気No.1キャラがハマる19歳の新鋭杉山美和子氏の同名人気漫画を実写映画化した『4月の君、スピカ。』。東京から長野の高校へ転校した初日に失敗デビューをしてしまう早乙女星。落ち込んでいた矢先、ちょっぴり意地悪で強引な学年トップの秀才・宇田川泰陽と、天文好きで無口な好青年・大高深月に遭遇。誘われるまま部員ふたりの天文部に入った星は、とっておきの居場所を見つけたことにより、毎日が一気に輝き出します。大高深月を演じた鈴木仁さんは、いまもっとも注目を浴びている若手俳優のひとり。メンズノンノ専属モデルとして活躍しながら、2017年のドラマ『リバース』で俳優デビュー。2018年のドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』ではC5の成宮一茶、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』ではクラスの女子人気No.1でありながら、暗い秘密を抱える里見海斗を熱演し、話題を呼びました。ーー役作りとして、どのようなことを?鈴木さん 原作を読み、深月についてイメージを膨らませました。ーー泳ぐシーンで上半身裸になるということは、脚本の段階からご存知でしたか?鈴木さん わかっていました。泰陽を演じた大樹くんがすごい筋肉をしているので、内心は隣に並びたくなかったです(笑)。ーーそんな! サッカーで鍛えた鈴木さんの細マッチョもお見事でした。ほかの作品で脱いだことは?鈴木さん そう言えば……、この作品が初めてですね(笑)。ーー本作で最大露出に挑んだわけですね(笑)。鈴木さんは、演じる役柄の影響もあって、イケメンでモテるというイメージが定着しています。そのことについてどう思いますか?鈴木さん ありがたいことだなと。作品をご覧になる方々の期待に答えられるように、一生懸命、お芝居に取り組んでいきたいと思います。ーー深月に共感したところは?鈴木さん 友達想いなところです。彼は映画の最後まで、泰陽のことを考えていますから。ーー深月のように、親友と同じ人を好きになったら?鈴木さん 個人の問題だと思いますので、自分は全く気にしません。ライバルがいてもいなくても誰かを好きな気持ちに変わりはないです。ーーそこは鈴木さんと深月の明らかな違いですね。鈴木さん 全く違うタイプです。彼は泰陽に対して、かなり気を遣っていますし、星への愛をめぐってライバル心も抱いていますから。ただ、深月が自分を冷静に客観視するところは自分と似ていると思いました。ーー深月と星が一緒に星を見るシーンがとてもロマンチックでした。鈴木さんだったら、好きな人と一緒に何をしてみたいですか?鈴木さん 服が大好きな人と一緒にショッピングへ行って、お互いの服を選びたいです。異性に服を選んでもらうと、新しい発見があると思うので。ーー星を演じた福原さんの印象は?鈴木さん 福原さんは、見た目通りの、ふんわりした優しい方です。『3年A組-今から皆さんは、人質です-』でも共演させていただいて。撮影の合間は、みんなでトランプをして、子どものように遊んでいました。ーートランプは強いほうですか?鈴木さん 自分も福原さんも弱かったです。そのときの運もあるとは思うのですが(笑)。ーー親友役の佐藤さんの印象は?鈴木さん お兄ちゃんのような存在です。オフの日も一緒に過ごすほど、仲良くさせていただきました。ーーヒップホップのダンスとサッカーが得意なところは、おふたりの共通点ですね。鈴木さん 大樹くんとは、僕が小学校のころにダンスをやっていたこと。大樹くんがオーディション(※2014年に催された「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」のこと)を受けている番組を当時リアルタイムで見ていたこと、などを話しました。ーー佐藤さんとは意外なご縁があったのですね。しかもそれから何年も後に、こうして一緒にお仕事をされるとは!ーー鈴木さんが心惹かれるのは、どういう人ですか?鈴木さん 人間として憧れる部分を持っている方が良いなと感じます。そういう方は自然と興味が湧きますし、尊敬もできるので、好きになってしまうと思います。ーーイケメン人生を歩まれてきたなかで、失恋した経験はありますか?鈴木さん そもそも、実生活でモテたことがなくて(苦笑)。人見知りということもあり、これまでに女性とお話をする機会がほとんどなかったんです。ーー最近、胸キュンしたことは?鈴木さん 完成した『4月の君、スピカ。』を観たとき、かなり照れてしまいました(笑)。ひとりひとりの気持ちにスイッチが入るところがよく表現されていると思います。ぜひそこに注目して観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話今年の7月22日で20歳を迎える鈴木さん。今後は、「学生以外の役にも挑戦したい」とのこと。ちなみに、鈴木さんの高校時代の制服はブレザー。『4月の君、スピカ。』では、貴重な学ラン姿を堪能できるので、お見逃しなく!Information『4月の君、スピカ。』4月5日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国公開出演:福原遥、佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、鈴木仁、井桁弘恵ほか配給:イオンエンターテイメント©2019 杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会衣裳協力:ジャケット¥40,000(1F/ファクトタム ラボ ストア TEL: 03・5428・3434) カットソー¥8,800(ジエダ/KIKUNOBU TOKYO TEL:03・6455・0535) パンツ¥32,000(クラネ/クラネ TEL:03・5464・2191) そのほかは、スタイリスト私物
2019年03月31日お笑いコンビ、矢野・兵動の兵動大樹と落語家の桂吉弥が2月28日、W主演を務める舞台『はい!丸尾不動産です。~本日、家をシェアします~』(大阪・ABCホール、6月29日~7月1日)の記者会見を大阪・カンテレ本社で行った。2人は初共演だが、兵動は「自分の中でまだ眠っているものが起き出してくるんちゃうかなという楽しみがあり、来ていただいたお客さんに満足していただき、関西での楽しみをひとつ増やせればなと思って頑張りたい」、吉弥は「憧れの兵動兄やんとお芝居ができてワクワクしています。新たなキャラクターを出したい!」と笑顔。互いにリスペクトしあう2人に「自身がすごいと思うしゃべくりの達人は?」という質問が飛ぶと、兵動は「エピソードをしゃべられるときの間は(笑福亭)鶴瓶師匠がスゴいと思うし、初めて落語の世界に入っていったのは(故・桂)枝雀師匠。上岡龍太郎師匠のきれいさの中にある毒とか、松本(人志)さんの臨場感のあるしゃべりや、上沼恵美子さんのボールを持った瞬間、誰にも止められない突破力など、レジェンドが多すぎて絞れないです」と困惑し、吉弥は「この頃思うんですけど、アナウンサーや気象予報士の何かを伝える話し方ってスゴいことやと思います。…ということで関西テレビの豊田(康雄)アナウンサーです!」と回答して、会見会場を盛り上げた。舞台の見どころについて、兵動は「今回のお芝居の脚本がドラマ界のヒットメーカー古家和尚さんというのもテレビ局が作る舞台として1つの見どころです」、吉弥は「関西で新しい楽しみが一つ増えるというか、関西にこういう芝居でお客さんが集まってくれる…そんな舞台にしたいです」と意気込みを語っていた。この舞台は、『ハゲタカ』『任侠ヘルパー』などのドラマを手掛けた古家和尚氏が脚本、舞台『それいゆ』などを手掛けたカンテレの木村淳氏が演出する、ワンシチュエーションコメディ。不動産屋さんにふんする兵動と、とあるシェアハウスに入居申込みに来る元エリート銀行員を演じる吉弥が、“おしゃべりの応酬”を展開する。チケットは、3月30日10時から一斉発売。
2019年03月01日女優の福原遥と、EXILE・FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹がW主演を務める映画『4月の君、スピカ。』(4月5日公開)の場面写真、およびメイキング写真が28日、公開された。同作は、杉山美和子による累計発行部数120万部を突破した少女漫画を実写化。高校受験に失敗し、うっかり超スパルタ進学校へ入ってしまった早乙女星(福原)は友達もできず落ち込むが、天文好きの無口な美少年・深月(鈴木仁)と、口の悪い学年トップの秀才・泰陽(佐藤)の2人組に出会い、天文部に入る。公開されたのは、星、泰陽、深月、そして咲(井桁弘恵)4人の関係や恋模様は、どう動くのか、作品の核心に迫るシーン。さらに、撮影の裏側が垣間見えるメイキングショットでは、全編を長野県での撮影を行ったからこその、自然の中で見せるおちゃめな表情から真剣な表情まで見せている。さらに原作の最新10巻が公開同日の4月5日に発売されることも決定した。
2019年02月28日女優の福原遥と、EXILE・FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹がW主演を務める映画『4月の君、スピカ。』(4月5日公開)のポスタービジュアル、および予告編が8日、公開された。同作は、杉山美和子による累計発行部数120万部を突破した少女漫画を実写化。高校受験に失敗し、うっかり超スパルタ進学校へ入ってしまった早乙女星(福原)は友達もできず落ち込むが、天文好きの無口な美少年・深月(鈴木仁)と、口の悪い学年トップの秀才・泰陽(佐藤)の2人組に出会い、天文部に入る。ポスターは原作のビジュアルを再現し、福原演じる星と鈴木演じる深月が抱き合っているところを、後ろから佐藤演じる泰陽が抱え込み、さらに星の髪の毛をそっとつまむという、密着度の高いものに。撮影の際には、佐藤が福原の髪を絶妙に“つまんでクルン”と指を絡めたために、スタジオ中が盛り上がり、“つまクル”と命名された。予告編では、佐藤がリーダーを務めるFANTASTICS from EXILE TRIBEが歌う主題歌「Believe in Love」にのせて、“いつも一人だった”星と、泰陽、深月、そして咲(井桁弘恵)がそれぞれまっすぐな想いを本気でぶつける青春を切り取る。星にキスしようとする泰陽や、泰陽と深月の水泳シーンなど、見どころ満載の予告編となっている。
2019年02月08日お笑いコンビ、矢野・兵動の兵動大樹と落語家の桂吉弥がW主演を務める舞台『はい!丸尾不動産です。~本日、家をシェアします~』が、大阪・ABCホールで6月29日~7月1日に上演されることが決定した。この舞台は、『ハゲタカ』『任侠ヘルパー』などのドラマを手掛けた古家和尚氏が脚本、舞台『それいゆ』などを手掛けたカンテレの木村淳氏が演出する、ワンシチュエーションコメディ。不動産屋さんにふんする兵動と、とあるシェアハウスに入居申込みに来る元エリート銀行員を演じる吉弥が、“おしゃべりの応酬”を展開する。兵動は「コメディです! 笑いに来てください! 笑わせます! びっくりするぐらい笑わせます…たぶん…頑張ります!」、吉弥は「兵動さんと一緒に仕事ができる、それもそれぞれの本職ではなくて芝居とは! 稽古が始まるのが楽しみで楽しみで仕方ないです。がっつり芝居、私も負けません、ぜひお越しください」とコメント。演出の木村氏は「今回はとにかく、“会話の間”にこだわった会話劇を作りたかった。そのためにはどうしても出演してほしかった2人です。楽しみでしかないです。お客さまには、2人が創り出す“会話の妙”を楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。チケットは全席指定6,000円で、一般販売は3月30日10時から。
2019年01月30日漫画家・杉山美和子の累計発行部数120万部超えの「4月の君、スピカ。」が、2019年春、実写化映画化されることが決定。福原遥と佐藤大樹(「EXILE」「FANTASTICS from EXILE TRIBE」)をW主演に迎えることも分かった。本作は、中村ゆりか、杉野遥亮、松尾太陽ら注目の若手が出演したドラマ「花にけだもの」の原作者・杉山氏の漫画「4月の君、スピカ。」の実写化。2015年~2017年まで 「Sho-Comi」で連載され、10代を中心に話題を集めた人気作だ。高校受験に失敗し、うっかり超スパルタ進学校へ入ってしまった早乙女星は、勉強にはついていけず、友だちともうまく会話できず、入学早々にも関わらず落ち込んでしまう。しかし、天文好きの無口な美少年・深月と口の悪い学年トップの秀才・泰陽の2人組 に出会い、誘われるまま天文部に入ったことで、星の毎日が一気に輝きだす――という天文部を舞台に巻き起こる、三角関係の天体観測ロマンチック・ラブストーリー。そんな本作の実写化で主演を務めるのは、「グッドモーニング・コール」「キラキラ☆プリキュアアラモード」「恋は雨上がりのように」や、「もしもツアーズ」にはレギュラー出演中と幅広く活動する福原遥と、「ママレード・ボーイ」では原作人気キャラのひとり、銀太役で出演し、12月5日にはシングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューもする、EXILE TRIBEの新星「FANTASTICS from EXILE TRIBE」リーダー・佐藤大樹。極度に運が悪く、友達が欲しいおとなしい女の子・早乙女星を福原さんが、チャラめだが学年トップの秀才・宇田川泰陽を佐藤さんが演じる。なお監督を務めるのは、『NANA』「恋がヘタでも生きてます」の大谷健太郎。「砂の塔~知りすぎた隣人」の池田奈津子が脚本を担当。全編、長野県千曲市の協力のもと、地域と密着し桜の名所で有名な戸倉宿キティパークなど、自然を生かし撮影が行われるという。『4月の君、スピカ。』は2019年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年12月03日女優の福原遥と、EXILE・FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹が、映画『4月の君、スピカ。』(2019年春公開)でW主演を務めることが3日、明らかになった。同作は、杉山美和子による累計発行部数120万部を突破した少女漫画を実写化。高校受験に失敗し、うっかり超スパルタ進学校へ入ってしまった早乙女星(福原)は友達もできず落ち込むが、天文好きの無口な美少年・深月と、口の悪い学年トップの秀才・泰陽(佐藤)の2人組に出会い、天文部に入る。『NANA』や『黒執事』を手掛けた大谷健太郎監督が4年ぶりに劇場公開作品のメガホンを取り、青春×三角関係を描く。全編を長野県千曲市で撮影、桜の名所で有名な「戸倉宿キティパーク」などの自然を生かし、夜空の星々も映し出す。(C) 2019杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会
2018年12月03日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日俳優の竹内涼真が26日、東京・青山学院大学で行われた映画『センセイ君主』(8月1日公開)のフラッシュモブイベントに、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)とともに登場した。同作は幸田もも子による同名コミックを映画化。イケメンで頭脳明晰だけど冷徹でヒネクレ者な高校教師・弘光由貴(竹内)に、とにかく恋人が欲しくて頑張っているが報われない女子高生・佐丸あゆは(浜辺美波)が猛アタックする。大学には多くの学生が詰めかけ、竹内は「テストなんでしょ? 頑張ってるか! 休み時間の貴重な時間でイベントを開いてくださりがとうございます」と学生たちに感謝した。人気ガールズグループ・TWICEによる主題歌「I WANT YOU BACK」のMVでは、浜辺、佐藤、川栄李奈と共にダンスでコラボも行った竹内。「僕はダンスできないんですよ。1週間前くらいに振りが送られてきて、本当に無理かと思った。ちょうど『ブラック・ペアン』の撮影してて、途中で覚えて」と振り返る。「大樹くんの事務所の先生に教えてもらったんですが、2回しか来てくれなかったの! もう少し来て欲しかった」と苦笑。佐藤は「普段、ダンスを仕事としている面もあるので、楽しくやらせてもらいました」と自信を見せた。「イントロだけでも歌ってもらえないですか?」という司会者の振りで、その場で佐藤が踊ることに。しかしこれが竹内へのサプライズで、歌が始まると佐藤はステージ正面エリアの学生たちのところへ降りて行く。最初は楽しそうに一緒に振りを行ったり、自分も降りていこうとしていた竹内だが、佐藤と一緒に学生たちが踊り出すと呆然。実はこの150人の学生たちは、同大学のダンスサークル(ADL、NACK)のメンバーたちだった。ダンスサークルの学生の作る花道を通って後方エリアに到着すると、驚きながらも改めて2人でダンスを披露し、集まった学生たちからも拍手が起こっていた。踊り終えた竹内が佐藤に「びっくりした! だから車の中で緊張してたんだ!」と言うと、佐藤は「台本持つ手がプルプルプルプルしました」と心境を明かす。朝7時からリハーサルを行っていたという佐藤は、「毎日涼真君が宣伝活動を頑張ってるので、少しでもパワーを送れたり、元気になってもらえたらなという、フラッシュモブでした」と語る。学生たちがダンスサークルのメンバーだと明かされると、竹内は「青学サイコー! 嬉しい! 25年間生きてきて一番嬉しいかもしれない」と告白し、佐藤も「マジすか! やったよみんな!」と喜んだ。また佐藤は「涼真君の性格は知ってるんで、絶対すぐに降りてきてくれると思ったので、そこは必死に止めました」と段取りを守るために苦心した様子。竹内は「なんで、盛り上げようとして追い返されるのかなと思って、びっくりしちゃった」と振り返った。
2018年07月26日重松清の小説『泣くな赤鬼』を映画化。2019年6月14日(金)より全国ロードショー。重松清の短編を実写化映画『泣くな赤鬼』は、ベストセラー作家の重松清による短編集『せんせい。』に収録されている物語「泣くな赤鬼」を実写化した作品。物語の主人公は、陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導から「赤鬼先生」と呼ばれていたが今では野球への情熱が衰えてしまった、城南工業野球部監督・小渕隆。小渕はある日、かつての教え子・斎藤智之(愛称ゴルゴ)と偶然、病院で再会する。野球の素質はあるものの、途中で挫折してしまったゴルゴだったが、結婚して家庭を築き、立派な大人に成長していた。しかし、そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。あの時、かけてやれなかった言葉、厳しくすることでしか教え子に向き合えなかったあの頃の後悔―。赤鬼は、ゴルゴのために最後に何ができるのか――。今だからわかり分かり合える教師と生徒の、感動の物語を描く。堤真一、柳楽優弥、川栄李奈が出演主人公・赤鬼先生を演じるのは堤真一。『DESTINY 鎌倉ものがたり』や『海街diary』、『銀魂2 掟は破るためにこそある』にも出演。重松清原作の作品はドラマ『とんび』に続いて2作目の出演となる。また、赤鬼先生の元教え子・ゴルゴは、『銀魂』シリーズをはじめ、『響 -HIBIKI-』、『夜明け』などの話題作で存在感を放つ柳楽優弥が、ゴルゴを献身的に支える妻・雪乃は、『センセイ君主』、『人魚の眠る家』、『嘘を愛する女』にも出演した川栄李奈が演じる。また、提真一演じる主人公・小渕隆の妻・小渕陽子役には麻生祐未、柳楽優弥演じるゴルゴの母・斎藤智美役にはキムラ緑子が選ばれた。ゴルゴのライバル和田圭吾役には、映画『泣き虫ピエロの結婚式』の竜星涼が抜擢された。かつてゴルゴと共に甲子園を目指した和田は、ゴルゴとの再会によって感動的なストーリーを繰り広げる予定だ。また、監督は、『キセキ-あの日のソビト-』でヒットを飛ばした兼重淳が務める。主題歌は竹原ピストル「おーい!おーい!!」主題歌は、竹原ピストルの「おーい!おーい!!」。作詞・作曲ともに竹原ピストルが担当した、自身初の映画主題歌の完全書き下ろしとなる。情熱的な歌声と、胸に染み入る歌詞で物語を盛り上げる。ストーリー城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われるのであった―。詳細映画『泣くな赤鬼』公開日:2019年6月14日(金)出演:堤真一、柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、キムラ緑子、麻生祐未原作:重松 清『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」(新潮文庫刊)監督:兼重淳※「汗と涙をふこう☆オリジナルミニタオル」付きムビチケカード(1,400円(税込))は、4⽉19⽇(⾦)~⼀部の劇場を除く全国の上映劇場にて販売。
2018年07月22日「とんび」「流星ワゴン」など多数の著書が映像化されるベストセラー作家・重松清による、“特に教師濃度の高い作品集”とされる短編集「せんせい。」に収録の「泣くな赤鬼」が、堤真一、柳楽優弥、川栄李奈によって映画化されることが明らかとなった。■あらすじ城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。いまでは、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院で、かつての教え子、斎藤智之こと“愛称・ゴルゴ”(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒だった。いまでは20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われ…。原作は重松作品史上、最も熱く先生と教え子を描いた短編小説!甲子園出場一歩手前までいきながらも夢叶わず、いまでは「赤鬼先生」と呼ばれる元・城南工業野球部監督・小渕隆と、野球の素質はあるものの挫折して高校を中退、その後結婚して家庭を築くも、現在は末期がんで余命半年と宣告されるゴルゴこと斎藤智之。2人が一緒に過ごしたもの、厳しくすることでしか向き合えなかったあの頃の後悔や、かけてやれなかった言葉など、過ぎてしまったからこそ分かり合える教師と生徒を描いた感動作だ。堤真一&柳楽優弥&川栄李奈、強力な布陣により実写化!主人公・赤鬼先生には、実力とその存在感で作品世界を表現する、日本を代表する俳優・堤 真一。同じく重松氏の原作「とんび」に続くコラボレーションとなり、注目が集まる。赤鬼先生の元教え子で、がんにより余命わずかなゴルゴを演じるのは、『銀魂』『ディストラクション・ベイビーズ』など、個性溢れる存在感と演技力でTV・映画とひっぱりだこの柳楽優弥。さらに、そんなゴルゴを献身的に支え、元ヤンキーの過去を持つという妻・雪乃には、TV・映画と幅広く活躍する若手注目女優・川栄李奈が抜擢された。『キセキ-あの日のソビト-』で大ヒットを打ち出した兼重 淳がメガホンを取る。主人公を演じた堤さんは「本作は、どこか親子にも通じるような、人と人との関わりについて考えさせられる作品です。僕が演じる野球部の監督は、熱気に満ち溢れた現役監督時代の姿と、元生徒と再会したときの疲労感が漂う姿の二面があります。そんな過去と現在の二面性を、決して表面的に作るのではなく、佇まいの違いで表現できればと思っています」と意気込みをあらわにする。柳楽さんは、堤さんとの共演に喜びつつ、「監督とクランクアップまでしっかりと話し合いながら、斎藤智之という役を丁寧に作り上げていきたいと思っています。この原作の素晴らしさをしっかりと伝えられるように頑張ります」とコメント。川栄さんは「雪乃は病に侵される夫を献身的に支え、子どもには弱さを見せない力強い妻であり、母です。夫役の柳楽さんは以前共演したときのお芝居が魅力的で忘れられません。今回また夫婦役で共演できると聞き、柳楽さんがどんな空気感を作ってくれるのか、私もそれを支える奥さんでいられるように頑張りたいと思います」と自身の演じる役について熱く語った。原作・重松清コメントいままで書いてきた「教師と生徒」のお話の中で、特に愛着のある作品です。堤真一さん、柳楽優弥さん、川栄李奈さんたちが、兼重淳監督のタクトで物語にどんな温もりを与えてくれるのか、楽しみにしています。監督・兼重淳コメント堤真一さん、柳楽優弥さん、川栄李奈さんという素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフと共に作品作りができることを、とても光栄に思います。厳しくすることでしか生徒と向き合えなかった「せんせい」と、大人になったかつての教え子の物語を、心を込めて作ります。豪華キャスト、スタッフ、珠玉の小説による期待の実写化に、引き続き注目していて。『泣くな赤鬼』は2019 年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月19日映画『センセイ君主』(8月1日公開)のスペシャルステージイベント、および完成披露試写会舞台挨拶が18日に都内で行われ、竹内涼真、浜辺美波、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、川栄李奈、新川優愛、月川翔監督が登場した。同作は幸田もも子による同名コミックを映画化。イケメンで頭脳明晰だけど冷徹でヒネクレ者な高校教師・弘光由貴(竹内)に、とにかく恋人が欲しくて頑張っているが報われない女子高生・佐丸あゆは(浜辺美波)が猛アタックする。あゆはに想いを寄せる虎竹役を演じた佐藤は「ただ『いい奴だったね』で終わりたくない。観た人がちゃんと弘光派か、虎竹派に分かれてもらうくらい、先生と張り合えるくらいの男になりたいと思って観たんですけど、僕は完全に先生派でしたね」と、竹内に完敗の様子。「僕が先生派になっちゃいました。カッコ良かったあ」と語ると、竹内も「はっはっはっは! ブレた!?」と嬉しそうにしていた。さらに、MCが女性陣に「思わずドキッとした竹内のシーン」を聞くと、佐藤が勢い良く手を挙げる。佐藤は「あゆはがモノマネを全力でして、そこで初めて先生が全力で笑うんですよ。女の子だったらここで絶対キュンとしてると思った。マジでカッコ良かった」と熱弁し、MCから「恋する男子のようになってますね」と突っ込まれていた。「恋愛では草食派か肉食派か」という質問には、「めちゃくちゃ草食ですよ。でも、俗に言うロールキャベツ男子ですね。中をあけたら……」と答える佐藤に、竹内が「それ、エロいね」と頷いた。佐藤は続けて「デートとかも誘えないので、『牛の肝臓が食べたい』とか言ってハツ食べに行くかもしれませんね」と、月川監督&浜辺のヒット作『君の膵臓を食べたい』にかけて発言するが、客席は静まり返ってしまう。「めちゃくちゃ滑ってますね……」と焦る佐藤に、竹内は観客に向かって「みんな、笑うとこだよ!?」とフォロー。「みんなも気づいてくれないとこっちもこっちで困っちゃう!」と訴えていた。
2018年06月18日桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が、東京・実践女子大学で行われた、映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)の公開直前サプライズイベントに登場した。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。吉沢演じる遊と、佐藤演じる銀太が恋のライバルとなる同作に、2人は女子大生の前でプレゼン対決をすることに。「頭脳明晰・スポーツ万能で、王子様を絵に描いたような完璧な男なわけですよ!」と説明書きを読み上げる。一方佐藤は、銀太について「好きになった光希に対する思いは一途。遊というライバルが現れたから急に焦りだす、不器用で素直な優しくまっすぐな男です。遊が『ママレード・ボーイ』なら、タケノコのようにまっすぐな、『タケノコ・ボーイ』です!」と表現。「ぜひ清き一票をお願いします!」とアピールした。これには吉沢も「やられた!」と苦笑。改めて遊について「思いを表に出すのがへたくそで、むしろかわいいみたいな。不器用で愛情が伝わる、ほっとけない系男子ですね。彼は」と紹介した。拍手で行われた女子大生の判定は、ほぼ互角に。最終判定を任された桜井は「勘弁してください……」と弱気な面を見せる。桜井は最終的に「遊は顔には出さないけど、見守っててくれる。困った時にふっと背中を押してくれるような優しい『ママレード・ボーイ』。銀太はその思いを隠さずダイレクトに親しみが持てる『タケノコ・ボーイ』だなと思うので、勘弁してください」と頼み込み、対決は引き分けとなった。
2018年04月20日桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が、東京・実践女子大学で行われた、映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)の公開直前サプライズイベントに登場した。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。「この春話題の映画のキャストが登壇」とだけ知らされていた学生たちは、すでに準備の段階からテンションMAX。桜井、吉沢、佐藤の3人が登場すると、教室は絶叫に包まれた。吉沢は「フゥ〜!」と女子学生たちを煽り「楽しい!」と盛り上がりに喜んでいた。女子大の反応に、桜井は「パワーがすごいなと思いました」と驚いている様子。吉沢は「とてもいい匂いがします。みなさんみんなかわいい! 最高です!」と盛り上げ、佐藤は「皆さんの髪の毛のキューティクルが眩しい! いいですね、女子大」と楽しそうな様子を見せた。会場の女子大生からは2名が選ばれ、「理想のデート」「今まで経験した最高のデート」を発表した。「お台場で遊んで、観覧車に乗った」という女子大生には、吉沢が「(観覧車の中で)よからぬことしてるなあ、これは」とニヤリ。発表した2名には、吉沢と佐藤が後ろから手を回し「内緒」のポーズをするという、同作のポスターと同じ構図での撮影がなされ、会場には絶叫が響き渡っていた。
2018年04月20日EXILE、FANTASTICSの佐藤大樹が、映画『ママレード・ボーイ』(2018年4月27日公開)に出演することが1日、わかった。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。佐藤が演じるのは、主人公・光希と遊の同級生でテニス部のエース、須王銀太。かつて光希が想いを寄せた相手で、実は銀太自身も一途に彼女を想い続けていた。光希と遊が一つ屋根の下で暮らし始めると、銀太の秘めた恋心も揺れ動き始める。佐藤は、2014年にEXILEの新パフォーマーを決めるオーディション「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格し、最年少でEXILEに加入。2017年には、EXILEの世界とともに、ダンスパフォーマンスグループFANTASTICSを結成し、リーダーを務める。同グループは昨年末に新ボーカリストの加入も発表された。また『HIGH&LOW』シリーズでは山王連合会のチハル役として、ドラマシーズン1のキーパーソンとなった。今回はテニスシーンでも抜群の身体能力を発揮。テニスシーンがあると聞いた時から練習を重ね、テニス部のエースらしく説得力のある美しいフォームを追及したという。廣木隆一監督も「こんなに好青年なのかと驚くほど、キャラクター通りの好青年でした」と佐藤の佇まいを称賛。「明るくて、まっすぐで、一途。銀太と光希にとって、ある大切なシーンでの彼の芝居は本当に切なさが伝わると思います」と太鼓判を押した。原作の吉住は「テニスシーンを見学に行ったとき『撮影どうですか?』と聞いたら『楽しいです!』と目をキラキラさせて答えてくれて嬉しかったです」と振り返る。「爽やかで、ちょっとワンコっぽい感じ。猫っぽい吉沢さんの遊と好対照で、良いバランスなんじゃないかと思いました」と語った。松橋真三プロデューサーは「"銀太"は、連載当時、女性たちから人気を二分した人気キャラクターなだけに、慎重な選定をしました」とキャスティング時の苦労を明かす。「役者としても可能性を感じ、注目している男でしたが、本人に出会い、夢を持ち、礼儀正しく、そのまっすぐな瞳で一生懸命になんにでも取り組む姿はまさに銀太そのものだと思いました」と印象を表した。○佐藤大樹コメント原作がたくさんの方に愛されているので、銀太役が自分でいいのかなと不安に思うこともありましたが、監督や周りの方に支えられ、今の自分にできる精一杯の銀太を演じることができました。銀太は、真っ直ぐで一途で情熱もあるスポーツマンです。廣木監督からは「今の大樹が演じるままに、素でいていいよ」と仰って頂けたのが印象的でした。桜井さんは、積極的に話しかけてくれるし、作品を盛り上げようという気持ちが強く感じられる、本当に素敵な方だと思いました。吉沢君とは恋のライバル役ですが、現場でも時間が空くたびに二人でたくさん練習したり、プライベートでは二人でご飯や温泉に行くほど仲良くなりました。ライバル役が吉沢君でよかったです! 原作ファンの方はもちろん、映画好きの方々にも是非観ていただきたいです!(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2018年02月01日直木賞作家・重松清による小説「幼な子われらに生まれ」が実写映画化、同名タイトル『幼な子われらに生まれ』として2017年8月26日(土)より全国ロードショーキャスト&登場人物の特徴・田中信(浅野忠信):バツイチ&再婚。一見良きパパを装いながらも、妻の連れ子とうまくいっていない。・信の妻・奈苗(田中麗奈):沢田と離婚した後、信と再婚。新たに子供ができたことに喜びを感じる一方で、信と前妻との娘との関係がぎくしゃくし始める。・友佳(寺島しのぶ):信の元妻でキャリアウーマン。信との間に1人の娘ができるが、折りが合わずに離婚。・沢田(宮藤官九郎):奈苗の元夫。奈苗とは、沢田のDVを元に離婚。関係性を見ると、とってつけたかのようなパッチワークのような家族構成。4人の不器用な大人たちが成長していく過程をリアリティあふれる映像と、かつ優しく見守るように描いていく。監督:三島有紀子『しあわせのパン』『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を担当。幸せの瞬間をさりげなく、そして繊細に丁寧に描くことで評価が高い。『幼な子われらに生まれ』ではドキュメンタリータッチの撮影を行い、まるでその場面の中にいるかのようなリアリティーを引き出したという。脚本は、『共食い』の荒井晴彦が担当。あらすじ『幼な子われらに生まれ』「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた…。バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。作品詳細映画『幼な子われらに生まれ』原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)監督:三島有紀子脚本:荒井晴彦出演:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎寺島しのぶ配給:ファントム・フィルム(2016年/日本/ビスタサイズ/5.1ch)(c)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
2017年05月29日映画『幼な子われらに生まれ』が、2017年8月26日(土)より、テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国の劇場で公開される。原作は、直木賞作家・重松清による同名の小説。中年サラリーマンの主人公・信が、元妻、現在の妻、妻の連れ子、元妻と暮らす実娘、そして新しく産まれくる命をめぐって、不器用な大人たちと共に成長していく姿を描いたヒューマンドラマだ。キャスト&登場人物の特徴主人公の信を務めるのは、浅野忠信。そして、連れ子の二人の娘と共に、信と平凡ながらも幸せな生活を送る二度目の妻・奈苗役を田中麗奈が演じる。これまでのキャリアにはない平凡なサラリーマン役を務める浅野は、家族の中で“異物”である自分が、「父性とは何か」という事に向き合う難しい役どころを演じている。・田中信(浅野忠信):バツイチ&再婚。一見良きパパを装いながらも、妻の連れ子とうまくいっていない。・信の妻・奈苗(田中麗奈):沢田と離婚した後、信と再婚。新たに子供ができたことに喜びを感じる一方で、信と前妻との娘との関係がぎくしゃくし始める。何かあったときはあまり自分で考えない、ぶらさがり系。・友佳(寺島しのぶ):信の元妻でキャリアウーマン。信との間に1人の娘ができるが、折りが合わずに離婚。・沢田(宮藤官九郎):奈苗の元夫。奈苗とは、沢田のDVを元に離婚。ツギハギだらけの家族信との子どもを妊娠している奈苗。「病院で妊娠高血圧症と言われた」ことを信に伝え、「どうしよう…」と相談するが、信は黙ったまま。夫に「どうしたらいい?」と判断を委ねてしまう奈苗。信「そういうの俺に聞かれても分かんないよ」奈苗「あなたの子供なんだし、2人で考えよう」信「自分の身体にいろいろなことが起きるんだったら、それはもう堕ろすしかないでしょ」と話してしまう。奈苗は、「嫌よ、嫌よ」とが泣き拒む中、「ずっと考えてるけど、今だったら俺たち綺麗に別れられると思う。だから、子ども堕ろして別れよう。あなたがそんなことなくても俺がもうだめでしょ。もうあなたのことも薫(奈苗の連れ子)の事も全然分かんない」とより感情的になっていく。関係性を見ると、とってつけたかのようなパッチワークのような家族構成。4人の不器用な大人たちが成長していく過程をリアリティあふれる映像と、かつ優しく見守るように描いていく。監督:三島有紀子『しあわせのパン』『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を担当。幸せの瞬間をさりげなく、そして繊細に丁寧に描くことで評価が高い。『幼な子われらに生まれ』ではドキュメンタリータッチの撮影を行い、まるでその場面の中にいるかのようなリアリティーを引き出したという。脚本は、『共食い』の荒井晴彦が担当。映像を確認した原作者の重松清は、「この映画は最高の勲章です」とコメント。実力派豪華キャストが繰り広げる、不器用な大人たちのアンサンブルムービーをぜひ劇場で楽しんで。あらすじ『幼な子われらに生まれ』「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた…。バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。作品情報映画『幼な子われらに生まれ』公開日:2017年8月26日(土) テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー出演:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)監督:三島有紀子脚本:荒井晴彦©2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
2017年05月11日重松清の小説『希望ヶ丘の人びと』が、WOWOWの“ドラマW”で連続ドラマ化されることが決定した。沢村一樹が主演を、連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が脚本を、『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務める。その他の:情報本作の主人公・田島は、妻の圭子、娘の美嘉、息子の亮太と都内で幸福に暮らしていたが、圭子に末期がんが見つかり、3か月でこの世を去ってしまう。そこで、田島は圭子が育った希望ヶ丘に行き、そこで圭子の思い出をたどりながら暮らすことを子どもたちに提案し、現在は空き家になっている圭子の旧家で新生活を開始する。沢村が主人公の田島を、和久井映見が亡き妻を、桜田ひよりと『そして父になる』の二宮慶多がふたりの子どもを演じるほか、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年05月09日「とんび」「流星ワゴン」など、人々を魅了し続けるヒューマンドラマ小説の名手・重松清の秀作「希望ヶ丘の人びと」が、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定。主演を沢村一樹、脚本を岡田惠和、監督を深川栄洋が務めることが分かった。東京都内に住む田島(沢村一樹)は、妻・圭子(和久井映見)と、この春で中学2年生になる美嘉(桜田ひより)、小学3年生になる亮太(二宮慶多)とともに、幸せな日々を送っていた。しかしある日、圭子の体に末期がんが見つかり、圭子は家族に見守られながら、その3か月後、この世を去ってしまう。家族の“太陽”だった妻を失い、心にぽっかり穴があいてしまった田島家は、これまでと変わらない日常を過ごそうと無理して笑顔を作っていた。しかし田島は“忘れようとしたって、無理なんだ”と気付く。そこで、圭子が育った町である「希望ヶ丘」に行き、圭子の思い出をたどって生きていこうと子どもたちに提案。田島はそこで偶然、圭子の同級生・藤村香織(伊藤かずえ)に会い、今は空き家となっている圭子の旧家で新生活を始めるのだが…。脚本は、「最後から二番目の恋」やNHK連続テレビ小説「おひさま」でも知られる岡田惠和、『神様のカルテ』の『トワイライト ささらさや』の深川栄洋監督が演出を務める。沢村さんは、今回が連続ドラマW初出演。ときには空回りしながらも、母を亡くした子どもたちのために奮闘する“ちょっと駄目”な父親を魅力たっぷりに演じる。その妻役には、同じく連続ドラマW初出演の和久井さん。また、沢村さん演じる主人公とは対照的な、妻の初恋の人である伝説の不良を演じるのは寺脇康文。主人公の娘・美嘉役には、期待の若手女優・桜田さん、愛らしい息子・亮太役には『そして父になる』の二宮さんが抜擢され、希望ヶ丘のユニークな住民たちに、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太、やついいちろう、平泉成といった個性豊かな俳優陣が顔をそろえる。「子どもの『もしも』は未来に向いている。でも、おとなの『もしも』は過去にしか向かわない」という、原作の言葉にあるように、本作のテーマとなるのは、未来に希望をなくした大人たちに必要な“勇気”と“純粋な心”。明日への元気をもらえる、笑いあり、涙ありの心温まる爽やかな物語に、期待していて。<以下、コメント>■主演・沢村一樹田島という男は、このゆったりとした希望ヶ丘での時間の中で、唯一突拍子もない人物なのかもしれません。何でも思いつきですぐ行動し、ダメだったら潔く止める。そこには、彼の良さとダメさが混じっていて、そんな彼の行動について、見てくださる方が一緒に悩み、考えながらドラマを見続けていく、そこがこのドラマの面白さかもしれません。田島は自分自身とは全く違うタイプで、“共感”というと違うかなと思います。でも、田島という男の存在があると、なんとなく周りが落ち着き、安心する、そんな人物に演じられたら、と思っています。(視聴者へメッセージ)考えながらというよりは、1つ1つ、感じながら見ていただきたいドラマです。そしてふと気付くと、目から、耳から、体中から何かが浸み込み、心に届いていく…そんな作品です。希望ヶ丘の住民たちは、それぞれみんな、うまくいかないことも抱えながら一生懸命生きているんだなぁ、と感じていただき、時に自分や周りの人と重ね合わせたり、そこから勇気をもらったりしてくださったら嬉しいです。■原作・重松清(『希望ヶ丘の人びと』(下)「講談社文庫版のためのあとがき」より抜粋)あと何年かはこの仕事をやらせてほしいと切に(まったくもってココロから)願っているのだが、その際、おそらく本書『希望ヶ丘の人びと』は、ある種の目盛りのような作品になるはずである。分水嶺かもしれない。街と、家族と、学校――僕がずっと追いかけている主題を「こういう形で描いたお話」は、おそらく、これが最後になるだろう。■脚本・岡田惠和初めての、そして念願の重松清さんの原作でした。ずっと読者として尊敬していたのでとても光栄なことです。ドラマとしての脚色はされていますが、精神はしっかり受け継いだと思っております。信頼する深川演出で、面白く、心に染みるホームドラマになると確信しています。そして沢村さんを中心に豪華でユニークで実力派ばかりの俳優陣。どの場面も見逃せません。ご期待ください。■監督・深川栄洋35年ほど前、高度成長経済で横浜に作られた希望ヶ丘という架空のニュー・タウンがこのドラマの舞台。当時の大人たちは夢を持ち、幸せを祈って、山を削り、谷を埋めた開発地区に住み始めました。時代は流れて、そこで育った子供たちも今や50歳を迎えようとしている。人生の折り返しを迎えてみると、この街に住む人々にも様々な苦悩があるようです。今度のドラマでは、悲しくも可笑しい個性的な住人がたくさん登場します。週に一度、そんな彼らに会いに来てはいかがでしょう。彼らも私たちと同じように、一生懸命に生きています。連続ドラマW 「希望ヶ丘の人びと」は7月16日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日佐野瑞樹、大樹の兄弟ユニットによる公演WBB vol.10『懲悪バスターズ』が5月に上演される。作・演出・出演をする佐野大樹と、佐野の舞台に初出演する鈴木勝吾が、作品にかける想いを語ってくれた。WBB vol.10『懲悪バスターズ』チケット情報「今作は子供にも観に来てほしい。家族で楽しめる舞台にしたいです」と話す佐野。瑞樹演じる天才科学者と、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)演じる悪霊によるハートフルコメディ。「落ちこぼれの悪霊とそれを退治する気難しい天才科学者が、お互いを知って仲良くなっていくストーリーです。今回のテーマは『知ること』。病気にしても何にしても知ることで怖くなくなるじゃないですか。未知なものにみんな恐怖を感じるから、そこを描けたらいいなって」鈴木は悪霊役。佐野は「色んなチラシ見るたびに(鈴木の)名前があるんですよ。きっとみなさんお願いしたがる方なんだろうなと思って」と話す。鈴木は「コメディはそんなに体験してきてないのですが、年々『勝吾くんっておかしいよね』って共演者から言われるようになって…(笑)。自分のズレてるところが出せたらと思っています」今作の構想を「お祭りのイメージ。普段はやらないダンスを取り入れたり、いつもより派手に。身体と体力で見せたいですね。どれだけ演劇的に表現できるか」と佐野が語ると、鈴木も「絶対そっちの方が楽しいと思います。演劇でしかできないことだから」と目を輝かせた。記念すべきWBB10作目。佐野は「今作の目標として、最後の最後までこだわり続けたい。どこまで追求できるか、その勝負はしたいです。大人になるとできないこともわかってしまうから、わがままを言わなくなったりもするんですけど、その時期を経て、それじゃだめだよなと思いました。嫌われてもいいからギリギリまで詰めていきたいです」。それに対し鈴木が「すごく共感します。それをやってこそ、ですよね。観客の前に出すものであること以前に、自分が選んでやっていることだったりするので、やっぱり納得いくまでやりたい」と話すと、佐野は「素晴らしい!」と笑顔を見せた。「大樹さんの想いを聞いて、僕ももっと頑張んなきゃなと思いました。夢が詰まった楽しい作品に必ずしようと思います。がんばって踊ります!」(鈴木)「今回は先輩方が多いのでプレッシャーはありますけど、そこは信じて、自分のやりたいものをまっすぐぶつかっていけたらなって思います」(佐野)WBB vol.10『懲悪バスターズ』は5月19日(木)から5月22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、兵庫にて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年04月25日ジャニーズ事務所所属の俳優、佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー、佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。同ユニットの第9回公演、WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』が11月14日(土)より東京・赤坂RED/THEATERで上演される事が決定した。「WBB」は毎回、遇数回公演は弟の佐野大樹が企画を担当する通称「Side-B」、奇数回公演は兄の佐野瑞樹が企画を担当する通称「Side-W」のふたつの形式で行われている。奇数回となる今回は佐野瑞樹が得意とするワンシチュエーションコメディ作品。脚本を務めるのはフジテレビ系ドラマ『ロストデイズ』などで知られる徳尾浩司。キャストは佐野大樹、佐野瑞樹のほか、ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『K』などに出演した俳優の荒牧慶彦、劇団「柿喰う客」に所属する俳優の永島敬三、劇団「動物電気」に所属する森戸宏明など、多彩な面々。物語は、豪雨の中、結婚式の参列者が車で2次会に向かう所から始まる。途中、車が動かなくなってしまい、とある洋館を訪ねる一同。彼らを迎えたのは、温かい食事、清潔なベッド、燃えさかる暖炉。だが、洋館の住人の姿はどこにもない。まるで、彼らが来ることが分かっていたかのような・・・。恐怖が笑いを、笑いが恐怖を誘うサスペンス風ワンシチュエーションコメディだ。同作の上演決定に際し、佐野瑞樹は「WBBもあっという間に9回目。来年には10回記念公演が待っています!その前に、僕が企画を担当するSide-Wの純粋なコメディの力というものを存分に魅せつけたいと思います!! まずは脚本。そしてガチな役者勢。それを支えるスタッフと一丸となって笑わせます!!こだわりのワンシチュエーションコメディ、観たことある人もない人も、好きな人もそうでない人もぜひ劇場まで足を運んでください!! きっとほっこりとした気持ちで帰れますよ(笑)」とコメントを寄せている。WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』は11月14日(土)から23日(月・祝)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。チケットの一般販売は10月10日(土)午前10時より開始。
2015年09月07日佐野瑞樹・佐野大樹の兄弟プロデュースであるWBB Vol.8公演『ネバー×ヒーロー』が6月26日に幕を開けた。みず=WATER、だい=BIG、兄弟=BROTHERSの頭文字を取って名付けられた通り、佐野兄弟が全力でエンタメ舞台をお届けするユニットだ。今回、企画・演出を手がけたのは弟の佐野大樹。彼らが選んだ題材はヒーロー!【チケット情報はこちら】舞台は悪の組織“ヨゴス”に対抗して設立された正義の組織“ヒーロー協会”が正義の中枢と呼ばれていた時代。協会に雇われた彼らは給料制で、活躍によって決まる“ヒーローポイント”が0になるとライセンスを剥奪され、引退しなければならなかった……。しかし、ここにポイントの残りがわずか5点という崖っぷちヒーローがいた。その名もギブアップマン(佐野瑞樹)。「おばあちゃん、荷物重そうだね。このギブアップマンが持ってあげますよ」と、姑息(?)にポイントを集める彼をアシストするのは、優秀すぎるサポートヒーローのシュン(神永圭佑)。この日も、なんとかギブアップマンにポイントを稼いでもらおうと怪人ヨゴレール(小林健一)に立ち向かうが、強すぎて自分が倒してしまう。「スターゲイザーメテオストライク!」とカッコよく、必殺技を決めた後、「しまった!」と慌てるもすでに遅し。リポーターの平岡(稲垣成弥)にマイクを向けられ、逃げ出してしまう。そのシュンを目障りに思う、同じくサポートヒーローのキッド(安川純平)は「キライなんです」と愛らしい笑顔で毒を吐く。そんな彼がいやいやながらもサポートするビリーマン(ヒカリゴケ片山)も努力のわりにポイントは今ひとつ伸び悩み、ギブアップマンに「辞めようかな……」と愚痴る日々。しかし、それを聞いたギブアップマンは「俺はヒーロー以外にできることがないからなあ」と明るく、笑う。そんなある日、やることすべてが裏目に出て落ち込むシュンのもとに最強と謳われるヒーロー、アルティメット・ソリューション(小野健斗)からスカウトが……けれど、シュンには絶対にギブアップマンのサポートでいたい理由があった。一方、負け続けるヨゴレールはついに自分の上司であるドクロマンサー(佐野大樹)に退職を申し出る。しかし、ドクロマンサーは高笑いとともに「退職は契約不履行で違約金だ!」と言い放つ。失意のヨゴレールは謎の男が差し出す薬に手を伸ばし――暗躍する要注意人物(和田雅成)、ポイントを減点し続ける監察官(斉藤コータ)、彼らの記録を語る記者(権藤貴志)、果たしてその正体は?問われるのは辞めない強さと真の正義。これは、うんと笑えて情けなく、けれどとてつもなくカッコイイ伝説のヒーローの物語。今回もいかにもWBBらしい肩の力を抜いて観れるアクションコメディ作品に仕上がっており、照明、音響効果を駆使し、数々のシーンをコミカルに演出。パワーマイムで表現するヒーローバトルも見応え十分だ。公演は6月30日(火)まで東京芸術劇場シアターウエストにて。7月3日(金)~5日(日)にはグランフロント大阪北館4Fナレッジセンターにて上演される。取材・文:おーちようこ
2015年06月29日ジャニーズ事務所所属の俳優・佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー・佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」の第8回公演、WBB vol.8『ネバー×ヒーロー』が決定した。偶数回となる今回は弟である佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品になるという。脚本にコメディユニット磯川家の代表にして『朝ドラ殺人事件』等、数多くのドラマ脚本も手掛ける保木本真也を迎え、WBBでは初めて大樹自らが演出を担当する。物語は悪の怪人が現れる町を舞台に、ヒーローやそのサポート役のバディ達によるハートフルアクションコメディ。バカバカしくありながらも、熱い友情と人間ドラマにスポットを当てた、Side-Bらしい作品だ。出演は佐野兄弟の他、舞台や映像の世界から個性豊かな俳優陣が顔を揃える。最近では『学校のカイダン』等、TVドラマでも活躍中の神永圭佑。『タンブリング』等、数多くの舞台で人気を博している安川純平。そして、元お笑いコンビ「ヒカリゴケ」で、現在はピン芸人として活躍するヒカリゴケ片山。また、昨年1月より俳優としての活動を休止していた小野健斗が本作で舞台復帰を果たす。小野は過去に『天装戦隊ゴセイジャー』でゴセイブルー役を演じていたが、本作で再び「ヒーロー」役に挑むという点にも注目が集まる。他に小林健一、稲垣成弥、和田雅成が出演。公演は6月26日(金)から30日(火)まで東京芸術劇場 シアターウエストにて、7月4日(土)・5日(日)にグランフロント大阪北館4Fナレッジシアターにて上演される。チケットの一般発売は5月24日(日)午前10時より。
2015年04月07日直木賞作家・重松清の大ベストセラー小説「流星ワゴン」が、TBS2015年1月期の日曜劇場として映像化されることが決定。この度、先日結婚を発表し話題をさらったばかりの西島秀俊を始め、香川照之ら豪華キャストが集結していることが明らかになった。永田一雄はこの半年間のうちに、リストラ宣告をされ、妻の美代子から離婚を切り出された。家には家庭内暴力が止まらない息子・広樹がいる。そんな一雄の心には、さらに末期癌の父親・忠雄との確執までが存在した。そんな思いで駅前のベンチに座っていた一雄の前に、突如ワインカラーのワゴンが現れる。その車を運転するのは、5年前に亡くなっているはずの橋本義明。同乗している息子・橋本健太も、同じく亡くなっているはずだ。この2人と一緒に不思議なワゴンに乗り、過去の大切な場所を巡るうちに、一雄は妻や息子とうまくいかなくなったきっかけを知ることになる…。本作は、様々な家族関係を軸に描く“人生の再生”と“家族愛”の物語。社会現象ともなった「半沢直樹」や「ルーズヴェルト・ゲーム」のスタッフが再集結する。真面目でしっかりした性格で、何よりも妻と息子を大切にし、日々を正直に生きるが、妻子の心の闇を見過ごしてしまったことで家庭が破綻してしまう会社員・永田一雄役を演じるのは、「MOZU」など数々のドラマや映画で活躍する西島秀俊。そんな一雄とは対照的に、破天荒で血気盛ん、数々の事業を興して成功させた一雄の父・永田忠雄役を香川照之が好演する。さらに、一雄の妻で家庭では良き妻・良き母親を演じているが、一方で完璧過ぎる夫から逃れたいと感じ、ふとしたきっかけから心のバランスを崩してしまう永田美代子役を井川遥が、一雄が駅前で一人佇んでいた時に突如目の前に現れたワゴンを運転する橋本義明役を吉岡秀隆、そのほか一雄の母・永田澄江役に倍賞美津子、妹・永田智子役に市川実和子と豪華かつ多彩なキャストが顔を揃えた。以下、キャスト陣コメント■西島秀俊今回お話を頂いたとき、その原作の面白さに興奮しました。参加することが出来てとても光栄です。香川照之さんが僕の父親役ということにも驚きましたが、一緒に時空の旅をしてくれるのが吉岡秀隆さん、そして妻役に井川遥さんという素晴らしい共演者の方々とのドラマは、出演する側の自分がワクワクさせられています。常に高みを目指す最高のスタッフと、全身全霊を込めて撮影をしている毎日です。21世紀の日本が舞台の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はどんな物語になるのか。来年1月の放送を、是非ご期待頂ければと思います。■香川照之『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を知らない10代20代の若者に、タイトルだけは知ってますという30代の諸君に、それこそが青春の思い出だった40代50代のあなたに、そして親子三代の絆に追憶を感じる60代以上の親御さんたちに、今後私が二度と人生で経験しないであろう「西島さんと親子、倍賞さんと夫婦」という衝撃のキャスティングで送るこの全身全霊のファンタジーで、新年からがっつりと感動していだきたく思っています。■井川遥生きてゆく上での葛藤をそれぞれの立場で描いているこの作品を通して、希望を届けられたらと思っています。私自身は心に闇を抱えた妻、美代子を演じます。希望を見出すのは容易なことではないと思いますが、弱さや葛藤を丁寧に演じたいと思います。■吉岡秀隆父と子。そして生きている事は素晴らしいと思えるドラマになるよう、地に足をつけて人間臭く演じたいと思います。幽霊の役ですが…。「流星ワゴン」は2015年1月、毎週日曜21時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日小豆島ヘルシーランドは4日、瀬戸内海に浮かぶ小豆島にある、樹齢1,000年のオリーヴの大樹が開花したと発表した。1908年(明治41年)、日本で初めてオリーヴ栽培に成功したのが、瀬戸内海に浮かぶ小豆島。年間平均気温や降雨量、日照時間など、オリーヴ栽培が盛んな地中海に気候が似ていることや、さまざまな先人の努力もあり、いまや日本で唯一の「オリーヴの島」となった。日本で現存しているオリーヴは、樹齢で言えば一番古くて100年ちょっと。2011年3月12日、その古木の10倍以上の年月を生き抜いてきた大樹が、スペインのアンダルシア地方から、約1万kmの海路を約1カ月間かけて小豆島に到着。同社のオリーヴの森にやってきた。その夏には、しっかりと青く若々しい枝葉を伸ばしたその大樹を農園チームの精鋭が大切に管理し育てたところ、同社のオリーヴの森でついに開花した。もし、花が受粉すれば、オリーブの実が近日結実する可能性もあるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー『流星ワゴン』が11月18日、兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて初日を迎えた。今回は重松清による2002年発表のベストセラー小説を舞台化。“再生”をテーマにした物語は、観客の心を揺さぶり、深い感動を与えた。キャラメルボックス「流星ワゴン」チケット情報会社でリストラにあった38歳の主人公、永田一雄(阿部丈二)。妻の美代子(岡内美喜子)からは離婚を迫られ、息子の広樹(原田樹里)は引きこもり、さらに故郷の父、忠雄(三浦剛)は末期がん、と、もはや夢も希望もなく「死んでもいい……」とすら思っていた。父の見舞いの帰り、最終電車を降りた一雄の前に、5年前に事故で亡くなったという親子、橋本義明(西川浩幸)と健太(林貴子)が車で現れた。一雄がその車へ乗ると、過去へとタイムトリップを始めた……。舞台は『流星ワゴン』を本屋で手にした38歳の女性、小島孝美(坂口理恵)が本を読み進めるようにテンポよく展開していく。踏んだり蹴ったりの救いようのない絶望的な設定から始まるストーリーは、温かく優しい印象を残すキャラメルボックスには珍しい。一雄の後悔が消えるまで続く過去の世界。そこで38歳の父と出会い、言えなかったことや逃げてしまったことと改めて向き合うことで、妻、息子、そして父への想い、また、彼らからの一雄への想いが明らかになっていく。過去を変えることはできない、しかし未来は自分の力で変えることができる……。自分はどう生きていくんだ?と問いかけられるような作品だった。主人公役の阿部丈二ほかメインキャストらの渾身の演技が涙を誘う。脇を固める俳優陣もコロコロと何役も演じ分けながら、時にはコミカルな演技で笑いをもたらし、劇団の層の厚さを見せた。さらにキャラメルボックスの軸となる役者、西川浩幸がこのステージで復帰、逞しく演じる姿にファンは安心と勇気を与えられたことだろう。人生のどん底から這い上がっていこうとする主人公の強さ、そしてキャラメルボックスがこれまでにも描き続けてきた親子の絆や愛が強く胸を打ち、絶望的なストーリーは最後にキラリと輝きを見せた。取材・文:黒石悦子兵庫公演は同劇場にて11月25日(金)まで上演。その後12月3日(土)から25日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて公演を行う。
2011年11月21日