映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、重岡大毅(24)だ。2008年よりTV、CM、ドラマなどで活躍し、2014年にジャニーズWESTのメンバーとして「ええじゃないか」でCDデビューを飾り、関西・東京を中心にマルチな活躍を見せている。テレビドラマ『SHARK~2nd Season~』(14/日本テレビ系)では主演を果たし、『ごめんね青春!』(14/TBS系)などの話題作にも出演。2016年は映画『殿、利息でござる!』も公開し、幅広い年齢層にアプローチできる役者へと成長中だ。映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)では、小松菜奈演じる少女・夏芽に思いを寄せる青年・大友勝利を演じる。○重岡大毅の印象重岡さんにとって、これが初めての作品というわけではないのですが、彼にとっての処女作を撮ろうという気持ちがありました。きっと今でしか撮れないであろう存在のみずみずしさが彼には見えて、それを絶対捕まえ切ろう、という感じでした。彼にはまだ、体の外に出してない、内的なものがたくさんある気がしました。お芝居って所作なので、初めて会ったときの振る舞いを見て、「ああ、この人はまだ奥行きがたくさんある人なんだな」と思わせられました。アイドルって基本的に笑顔の職業で、綺麗な笑顔の重岡さんは皆さん沢山見ていると思うのですが、「まだ笑ってない笑い方があるんじゃないか」とも思いました。この世で一回も重岡さんが見せたことのない笑顔を撮りたいなという感覚は、あったかもしれないですね。○撮影現場での様子速射的な反応があることが、すごく面白かったです。長い年月をかけて構築的に作っていくお芝居もあると思うんですが、アイドルの方は女性も男性も、超短期的な運動神経の良さ、身体反応の良さを持たれているので、そこがものすごい武器になるんです。その場で問いを投げて、彼から返ってくるものはとてもエキサイティングに撮らせていただいたと思います。大友さんと夏芽のキスシーンは本当に粘って、非常に細かいところまで言いながら長回しで撮りました。カットを割ってしまったらもっと容易に撮影はできるんですが、キスシーンって、口と口が即物的にひっついてる画が大事なんじゃなくて、キスするまでの間合いや空気の流れがどう変容するのかの方が、女の子に繊細に響くところなんです。その場にはカメラマンさんと私と重岡さんと小松さんだけしかいなくて、すごく静かな部屋で、一つ間違えば違ってしまうという、後戻りできない空間でした。その一つの間違いを見逃さないように、全員が、ギリギリまで集中しました。あと、スタイリストの伊賀大介さんにお願いして、絶妙に変なクマのTシャツを持ってきていただいて。衣装合わせの時に、重岡さんにいろんな種類のクマを合わせて考えました。夏芽に会って、お洒落しようとして、でもちょっと違うっていう。重岡さんは「どのクマになるのかな」と不安に思ってたかもしれないですね。○映画『溺れるナイフ』でのおすすめシーン椿の花の前で、夏芽と笑い合うシーンです。予告にも使われているのですが、原作でも夏芽と大友が惹かれあっていることが読者だけには伝わってしまう、すごく大切なシーンなので、より細かい演出をする緊張感はありました。でも重岡さんのストレートさ、計算とかじゃなくて、てらいなくまっすぐ生きている感じを映画に輸入させてもらえたなと思いますね。彼の純粋さがスクリーンで光っていると良いなと思います。(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年11月18日タレントのにわみきほ(27)が17日、自身のブログを更新し、日本テレビの田中毅アナウンサー(38)との結婚を発表した。にわは「いつも応援してくださるファンの皆様へ」と書き出し、「この度、日本テレビアナウンサーの田中毅さんと結婚することになりました」と報告。「誠実で穏やかな彼に支えられて毎日とても幸せな日々を過ごしております。彼となら明るく、笑顔の溢れる人生を送ることができると心から思いました」とつづり、「引き続きお仕事も頑張っていきたいと思いますので、皆様今後とも宜しくお願い致します」と呼びかけた。2人は今年3月まで同局系朝の情報番組『ZIP!』で共演。昨年12月に一部で交際が報じられていた。
2016年11月17日映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の初日舞台挨拶が5日、都内で行われ、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督が登壇した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松菜奈、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉が演じた。映画のタイトルに合わせて、出演者が「はまっていること」を「溺れる〇〇」として発表。最近全身の毛を剃ったという菅田は、ついチクチクしたところを触ってしまうというエピソードを披露した。菅田は、ドラマ撮影で履いたハイソックスを上げられて「ニーハイみたい」になった際、「チクチクした絶対領域なんて見たことないから、みんな珍しそうに見てくる」と状況を語った。重岡が「わかるわかる、肌触りとかな」と同意すると、菅田は「家で風呂で剃るのに、2時間くらいかかるんですよ。結構こう見えて毛深いんで。I字のやつで剃っていく」と、詳細に説明。さらに「溺れる……毛?」と表現すると、重岡が「排水溝に流れてくもんな! 剃った毛は! うまい!」と話を広げてフォローし、菅田は「お前がうまいわ!」と重岡を称賛した。一方、重岡は「溺れる上白石ちゃん」と、上白石の歌声にはまっていることを明かした。警戒した上白石から距離を取られた重岡は「やばいやつじゃないから本当に!」と弁解。また記憶に残っているシーンとしても、上白石演じるカナの変化をピックアップした重岡が、「180度、最初とバチーン!! と変わったから!」と擬音を駆使して説明すると、上白石からは「バカにしてますよね!?」と抗議の声が上がり、菅田からは「笑い欲しいだけやねん!」とツッコミが飛んでいた。
2016年11月05日アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が、映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)で、キスシーンに挑戦したことを明かした。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。13日発売の雑誌『別冊フレンド』(講談社)では、重岡と菅田のインタビュー記事を掲載。その中で、重岡はキスシーンに初挑戦したことを明かし、心情について語った。作中では、吉幾三による名曲「俺ら東京さ行ぐだ」を熱唱することも明らかになった。撮影現場ではいじられ役だった重岡は、撮影前に前髪を切ったために露呈した太眉が、映画本編でもいじられることになってしまったという。重岡は「この映画は、僕の眉毛のターニングポイントです(笑)」と振り返った。一方、菅田は自分が演じるコウについて「カッコいいし美しいし脆いし弱いし変に大人だし涙が止まらなかったりするし」とキャラクター像を語った。さらに作中に登場する夏芽とカナのどちらに惹かれるのか、自身の恋愛観についても触れた。(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年09月10日アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が、あす6日に放送される関西テレビの情報バラエティ番組『モモコのOH!ソレ!み~よ!』(毎週土曜14:25~14:55 ※関西ローカル)のシンガポールロケで、屋台グルメに大満足する。この日の番組は「シンガポールでやりたい9つのこと全部やりまくりスペシャル!!」と題して放送。飲茶やシンガポール料理などのグルメ、近未来がテーマの植物園、雑貨がそろう"アラブ・ストリート"でのショッピングなどを、ハイヒールモモコ率いるメンバーが楽しんでいく。重岡は「食いしん坊のコーディネーターが紹介してくれた屋台のチリクラブとマントウ(揚げパン)がおいしかったです。細麺と太麺の2種類の食感が同時に楽しめるラクサもおいしかったなぁ」と、シンガポールグルメを堪能。「食べ過ぎて少し太っちゃいました(笑)」と苦笑いしながら、「みなさんもシンガポールへ行かれた際には、"9つのこと"全部やってみてくださいね!」と呼びかけている。モモコは「シンガポールは大好きな国で、私自身が何度もプライベートでロケハンしているので、本当においしい店が何軒も出ています」と予告。「『モモコのOH!ソレ!み~よ!』は本当の家族みたいなチームワークの良さがあるので、ファミリーの一員になって自分も旅行しているような気分で見ていただけると思います」とアピールした。
2016年08月05日元プロボクサーの亀田興毅氏(29)が12日、オフィシャルブログを更新し、同日未明に急性アルコール中毒で都内の病院に救急搬送されたことについて「皆さん、ご心配をおかけして本当に申し訳ございません」と謝罪した。亀田氏はまず、「体調的には全く問題無く今は元気に仕事しています」と大事に至らなかったことを報告。「ただ普段あまり飲まないお酒を、昨日はちょっとしたお祝いの席で飲み過ぎてしまいました…」「それで夜中2時にタクシーに乗り、次のお店に向かう途中で寝てしまいました」と正直に打ち明けた。また、「もともと一度寝たら起きなくて、さらにアルコールが入った時は身体を揺すられても目を覚まさないので、タクシーの運転手さんがビックリして警察に連絡したんでしょうね」「さらに警察の方が来ても起きないので、そこから病院にって流れですね…」と経緯を説明。「タクシーの運転手の方、警察の方、そして世間の皆様に多大なるご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございません」と重ねて詫びた。さらに、「自分自身の置かれてる状況を改めてもう一度再認識し、必ず同じ過ちを繰り返さないようにします」と誓い、「本当に情けない姿を世間に晒しました…まだまだヘタレで未熟者です…」と終始落ち込んだ様子で猛省している。コメント欄にはファンの声が続々と寄せられ、「無事でよかった」「心配しました」といった安堵の声のほか、「自分の適量を分かって飲み過ぎには注意して下さいね!!」「気を付けてくださいね(笑)」「失敗は成長の種」「これから、気をつければいいだけの話なので落ち込み過ぎなくてもいいと思いますよっ♪」といった励ましや慰める声も相次いでいる。
2016年05月12日元プロボクサーの亀田興毅・大毅や、元バドミントン日本代表の潮田玲子らアスリートたちが、フジテレビ系のゲーム番組『戦闘中2016~アスリート天下統一戦~(仮)』(5月15日19:00~20:54)に参戦することが15日、明らかになった。『戦闘中』は、決められたエリアで制限時間の中、「出演者=プレーヤー」がバトルボールを使って相手を撃破するというドッジボールを進化させたゲーム。今回は「アスリート天下統一戦」と銘打ち、ボクシング王者や五輪メダリストなどのアスリートや、運動神経の優れたタレントがチーム戦に参戦し、真剣勝負を繰り広げる。ゲームを終えた亀田興毅は「作戦は特に立てずにゲームに臨みましたが、全て苦しかったです。忍を見て、仕上がっているなと思いました。ハラハラドキドキ楽しく見てください」、弟の大毅は「ゲームでは焦ってしまってうまくいかなくて、逃げ腰でした」と振り返り、潮田は「ハラハラドキドキする展開なので、どこのチームが優勝するか予想しながら楽しんでください」と見どころを語る。また、リオ五輪水球日本代表の保田賢也は「程よい緊張感でできてよかったです」、野球解説者の槙原寛己は「童心に帰れた気がして楽しかったです」と感想。アスリートたちの中に参戦するお笑い芸人・じゅんいちダビッドソンは「団体戦のにらみ合いが一番苦しかったです。芸人もアスリートも本気の戦いをお見せします!」と自信を見せた。このほかにも、石井一久、小川直也、春日俊彰(オードリー)、加藤優、古閑美保、小島よしお、浜口京子、把瑠都、マック鈴木、室伏由佳といったメンバーが出演する。
2016年04月15日Microsoftは「One Windows」を標榜し、Windows 10をPCにモバイル端末にゲーム機にと全方位的に展開している。今回はこの戦略の一端を知るために、日本におけるWindows 10プラットホームのB2B展開についてレポートしたい。3月8日、ソフトバンクロボティクスと日本マイクロソフトが業務提携し、Microsoft AzureやSurface Hubを活用して、人型ロボットのPepperが販売員として接客するという取り組みを開始した(関連記事)。本件の核はロボットとクラウド連携させる「クラウドロボティクス」であり、Microsoftが持つ技術の活用が大きい。Microsoft Translatorによるリアルタイム通訳や、Microsoft Azure Machine Learning(機械学習)による顧客データの蓄積と応用性、Power BIなどを用いた分析機能があって初めて成り立つ。さらにProject Oxfordによる表情検出技術なども大きく寄与している。このようにロボティクス分野にも広まる「One Windows」プラットホームだが、他方で法人市場への浸透具合は不明瞭だ。先日開催されたプレスラウンドテーブルでは、「全国展開を決めた組織はまだ多くないが、部分導入や検証導入は始まっている。米国では76%に達し、日本も似た数字」との状況説明があった。このような導入事例では、ペンタゴン(米国防総省)が400万台のデバイスを1年以内にWindows 10にアップグレードする意向を示した件が大きい。日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows&デバイス本部長 三上智子氏は、「Windows 10のセキュリティ機能が高く評価された」と本件を説明した。Windows 10 Mobileに関して質問すると、日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループ OEM統括本部長 金古毅氏は「本気度が見えないというのは、B2C市場を中心に考えているからでは? 現時点で(Windows 10 Mobile搭載デバイスの)ニーズが高いのは法人顧客。B2Bは社内でもしっかりとした体制を組んで、市場にコミットできると自負している」と回答。Windows 10 MobileのB2B展開に自信を見せている。今後もWindows 10 Mobile搭載デバイスが増えるのか、という質問に対しては「デバイスの数だけ増えてビジネス的損失が発生することは避けたい。(Windows 10 Mobile搭載デバイスも)ローエンドから始まり、ミッドレンジ、ハイエンドと出揃った。このポートフォリオバランスを大事にしたい」と答えた。Windows 10 Mobileを担当する日本マイクロソフト コンシューマー&パートナーグループ モバイルビジネス担当ディレクターの白男川亜子氏も、「B2Cから成長した他のプラットフォームと違う道を選びたい。現在多くのPCメーカーがWindows 10 Mobile搭載デバイスをリリースしている」と補足した。これらの回答からB2BからB2Cと広まる流れもあり得るだろう。他方でパートナー企業の声も紹介したい。某Windows 10 Mobileパートナー企業の責任者に伺ったところ、日本マイクロソフトと定期的にミーティングを行い、改善を進めているとのこと。日本マイクロソフトは見えないところで努力すると同時に、長期的にWindows 10 Mobile市場を育てていく意思があると感じているという。本当の意味でOne Windowsが実現する日が訪れれば、本レポートで何度も述べてきたように一気通貫的なプラットフォームが実現する。もちろんWindows 10は改善しなければならない箇所が多く、その日が訪れる時期は筆者にも見えていない。次期大型アップデートのRedstoneを2017年に延期するという情報もある。それでもMicrosoftはOne Windowsの日を目指して全方位展開を続けている。それが我々エンドユーザーのメリットにつながることを期待したい。阿久津良和(Cactus)
2016年03月14日ジャニーズWESTの重岡大毅が、俳優・阿部サダヲが主演を務める江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年5月14日公開)に出演することが24日、発表された。重岡が時代劇映画に出演するのは、3度目となる。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。メガホンを取るのは、『白ゆき姫殺人事件』(14年)、『予告犯』(15年)などで知られる中村義洋監督。阿部や町で1番のキレ者・菅原屋篤平治役の瑛太、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木聡らも出演する。重岡が務めるのは、十三郎の息子・音右衛門役。幼い頃に母を亡くし、父と妹の3人暮らしの中、家業の造り酒屋を支えてきたしっかり者で、家のことよりも宿場町を救いたいと私財を投げ打つ父に激しく反発する子を演じる。重岡はこれまで、『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』(13年)、『忍ジャニ参上!未来への戦い』(14年)と2作の時代劇映画に出演してきた。「豪華俳優陣、スタッフ、そして中村監督と共に、この作品に携われた事をうれしく思います」と歓喜する重岡は、同作を「現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、すてきな作品」と表現。「精いっぱい、たくさんの人に支えられながら演じました」と報告し、「ぜひ劇場でご覧になって、たくさん笑って、そのぬくもりを肌で感じてください!」と呼びかけた。一方の中村監督は、そんな重岡演じる音右衛門を「重岡くんが演じたのは、嫌~なヤツ」とした上で、「でも重岡くん本人はいじられ上手の、本当にいいヤツで、こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりました」と告白。しかし、それも杞憂(きゆう)だったようで、「カメラが回ると、実に、ものすご~く、嫌なヤツになるんです」と演技力を認める。さらに、「重岡くんファンも重岡くんを嫌いになるに違いないな、と思いました」と感じつつも、「そんな嫌なヤツも変わるわけで…そこに一縷(いちる)の望みをかけて、『嫌なヤツ・重岡くん』を見てもらえればうれしいな」とアピールしている。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年12月24日東京スカイツリータウン東京ソラマチ5階スペース634で開催中の「大昆虫展」で行われたトークショーに、プロボクシング元世界3階級制覇王者、亀田興毅と昆虫アイドル、カブトムシゆかりが出演した。「大昆虫展」では世界のクワガタや世界文化遺産に登録された富士山の絶滅危惧昆虫など15,000点を超える標本を展示。見どころは子どもたちに大人気の「ふれあいジャングル」。大人も入ることができる大型虫かご(3.78m×14.4m)の中に昆虫が住む森を再現。生きたカブトムシ約200匹が放たれ、子どもたちは自由に触って観察することができる。虫好きだという亀田は「会場内を全部見てみたいです。こんなにいろんな虫を揃えてくれているイベントはなかなかないので。夏休みの貴重な経験になります」とコメント。また、カブトムシを同時に300匹飼っていた経験があるというカブトムシゆかりは「虫の良いところはどんなに愛情を注いでも返ってこないという無償の愛を学べるところです(笑)。猫とか犬だとかえってくるのですが、虫はどう逃げようかと考えているばかりなんです」と虫の魅力を語った。その話を受けて亀田は「飼っている虫300匹全部片思いだったんですね(笑)」と返した。亀田は自身の兄弟について「弟の和毅はむしろ虫にびびってます。俺はこどもができてからは父親としての威厳をみせる為、虫にびびらないように頑張ってます。元々は俺もビビってましたが、ゴキブリの時は頑張ってます。父親になって、ゴキブリをも倒せる世界チャンピオンになりました(笑)」と話した。また自身のボクシングスタイルについて「俺はカブトムシでいうとヘラクレスだけど、パンチはゴキブリパンチです。ゴキブリのように動きゴキブリのように刺す!」と説明、会場を沸かせた。「国際土壌年2015記念『大昆虫展』in 東京スカイツリータウン」は8月25日(火)まで開催中。
2015年08月04日●推進大使の林修先生、二度目の流行語大賞を狙う?ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は、年末商戦向けパソコン販売促進施策として、Office Premiumを搭載した最新パソコンを前面に打ち出した「新しいOffice搭載パソコンはスゴい!」キャンペーンを開始した。年末年始商戦を含む2014年1月12日まで実施する。昨年のキャンペーンに引き続き、今年も東進ハイスクールの林修先生をキャンペーンキャラクターに起用。「新しいOffice搭載パソコン推進大使」に任命し、Office Premium搭載パソコンを訴求する。WDLCの金古毅会長代理(日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループOEM統括本部長)は、「昨年(2013年)、林先生には量販店の店員に扮していただいたが、今年は大使として、パソコン業界の顔となって活躍していただきたい」とコメント。林先生は、「新しいOffice搭載パソコンの魅力を多くの人に伝えていきたい。責任が重い役割だが、やり遂げたい」と抱負を語った。WDLCは、PCメーカーやソフトメーカー、量販店などのほか、業界の枠を超えた112社の企業が参加。2007年11月の設立以来、情報機器や情報サービスに関して業界を超えた形で連携し、新たなデジタルライフスタイルの提案を目指している。2011年7月の地デジへの完全移行に伴う、地デジチューナー搭載パソコンの販売促進や、昨年の年末商戦ではWindows XPのサポート終了に関する認知度向上、および新たなパソコンへの乗り換え促進キャンペーンを実施した経緯がある。今年の「新しいOffice搭載パソコンはスゴい!」キャンペーンは、新しいOffice搭載パソコン推進大使となった林先生が、Office Premium搭載パソコンのポイントを訴求。「ずっと最新バージョンのOfficeを使えるから、ずっとおトクなんです」、「たっぷり保存できて、いつでも取り出せる1TBのストレージもついているんです」(OneDrive)、「スマホやタブレットにも対応。外出先から、自宅のパソコンと同じ感覚で編集できるんです」、「毎月60分無料のSkype世界通話がついているので、通話料も節約できるんです」、「教え上手なテクニカルサポートを、無償で何度も受けられるんです」といったメッセージで訴える。なお、すでに発表しているOneDriveの容量無制限化の時期については、決定しだい正式に発表するとのこと。11月12日から全国約3,000店舗の店頭に、順次、キャンペーン用POPを配置。キャンペーンサイトや交通広告、オンライン広告を通じて訴求する。また、Webサイトのクイズに回答してOffice公式アカウントをフォローすれば、誰でも応募できる総額500万円のオープン懸賞を用意。抽選で1組2名に300万円分の世界旅行、4組8名に各50万円分の国内旅行をプレゼントする。加えて、NECパーソナルコンピュータ、東芝、富士通、マウスコンピューター、レノボ・ジャパンというPCメーカー5社(キャンペーン協賛メーカー)の対象製品購入者を対象に、抽選で1000名に5,000円相当のクーポンセットをプレゼントするキャンペーンを行う。そのほか、インテルが全国18カ所のショッピングモールで開催するタッチ&トライイベントでも活動する。日本マイクロソフト コンシューマー&パートナーグループオフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳執行役は、「お金で買えない価値を提供するのが新たなOffice。幸せな笑顔を提供したい」として、Officeで提供される新たな機能を説明。Officeを常に最新版にアップデートして利用できることや、OneDriveによる容量無制限のオンラインストレージ利用、Skypeを利用した月60分間の公衆回線への無料通話、iPadやスマートフォンでもOfficeが利用できるようになるマルチデバイス対応、何度でも電話での問い合わせが可能なマイクロソフトアンサーデスクの利用といったサービスについても説明した。これに対して林先生は、新Officeの機能を自らの仕事や生活にどう利用できるかといった観点から回答。「私の場合は、授業に関するデータをOneDriveに保存すると便利そう。データを信頼できるスタッフと共有できる。しかも、無制限に保存できるということには驚く」とコメント。「だが私は親しい知人が少なく、情報を共有したいと思っている先生はいない」と発言して笑いを誘った。また、「私は、移動距離が日本でもっとも多い予備校講師。今年は300泊しているほど。Officeをどこでも使えるという点は、私にとってありがたい。これは本当にスゴい」とした。無料のテクニカルサポートについては、「分からないことを誰に聞いたらいいのか、こんなことを聞いていいのかという不安があること、さらには従来は最初のコールから90日間に限定されていたため、いつ最初の電話をするのかが勝負だった。それを考えなくていいことは大きい。これは両親にもすすめたい。まずは年賀状に間に合わせたいと思う」と述べた。そのほか、インプレス発行の「できるシリーズ」5冊分(7,000円相当)をOneNote上で閲覧できる形で無償提供。電話サポートだけでなく、解説書でもユーザーサポートできるようにしたことや、来年の干支である羊のイラストをはじめ、年賀状に関するテンプレートを約400種類用意(無料)していることなども説明した。記者会見では、WDLCの理事を務めるPCメーカーの担当者も登壇。NECパーソナルコンピュータ 取締役 執行役員 常務の留目真伸氏は、「今年のパソコンは、新たな提案が盛りだくさん。林先生にはぜひそれを伝えてもらいたい」とコメント。東芝 パーソナル&クライアントソリューション社 国内営業統括部 統括部長の長嶋忠浩氏は、「今年も業界一丸となって市場を盛り上げたい」と語り、富士通 ユビキタスビジネス戦略本部 本部長の高木達也氏は「一緒に盛り上げ、林先生からもご指導をいただきたい」と述べた。また、タレントの坂口杏里さんが登壇。Office搭載パソコンを利用して交換日記が行いやすくなるという事例に関する説明を聞いた。OneDriveを利用して、無制限の容量で知人と日記の内容を共有でき、さらに長い間保管できること。さらにはOneNoteを利用して、様々なデータを入れることができ、交換日記がやりやすくなることなどの説明を受けて、坂口さんは「スゴい」を連発。「みなさんも、家族や仲のいい友達と交換日記をしてほしい」と語った。●パソコン推進大使、ヨドバシカメラAkibaとビックカメラ有楽町へ○ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの店頭でOfficeセミナー記者会見のあと、林先生は、新しいOffice搭載パソコン推進大使の最初の仕事として、東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaと、有楽町のビックカメラ有楽町店を訪問。林先生の大使就任と、量販店店頭の展示を同キャンペーン向けに一新したことを記念して、テープカットやくす玉割を行ったほか、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba店頭では、「新しいOfficeの3つのここがスゴい」といったタイトルで、「ずっと最新でおトク」、「たっぷり保存いつでも取り出せる」、「マルチデバイス」という3つの観点からOfficeの魅力を伝えるセミナーを行った。ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店頭において、新しいOffice搭載パソコン推進大使就任の抱負を聞かれた林先生は、「新たなOfficeは、本当に便利である。私自身が使っていた感じたメリットや魅力を、多くの人に分かりやすく伝えたい」と述べた。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの御代川忍店長は、「新しいOfficeについては、ヨドバシカメラの店員も、林先生に負けないぐらい勉強してきた。秋冬モデルのパソコンが出そろい、店員も万全の体制。ぜひ店員に質問してもらって、新しいOfficeを搭載したパソコンを理解して購入してほしい」とコメント。「新たなOfficeの良さを、まだご理解いただいてないお客様も多い。10月17日の新Office登場以降、これまでの訴求は少しおとなしめだったといえる。今日をきっかけにして、もっと盛り上げていきたい。今回の新たなOfficeは、大きな特徴を持ち、良さを訴求しやすい。お客様はOneDriveのサービスに高い関心を寄せている。これまでのパソコンとの差をしっかりと説明していきたい。WDLCという業界全体をあげた取り組みに期待している」(御代川忍店長)。○林先生のポスターを貼ったら売り上げが伸びたまた、ビックカメラ有楽町店の塚本智明店長は、「昨年はWDLCのキャンペーンにおいて、店員に扮した林先生のポスターで売り場の壁を埋めた。新Office搭載パソコンは年末商戦の大きな柱。今年も林先生とともにキャンペーンを推進してきたい。Officeが使いやすくなった点や電話サポートを何度も受けられるといったメリットを訴求したい。また、ビックカメラ全体としては10大特典として様々なサービスを用意しており、新Office搭載パソコンの販売に弾みをつけたい」と述べた。「昨年、林先生のポスターを掲示した途端に売り上げが伸びた。林先生のポスターを掲示することが、そのままパソコンが売れることにつながると考えている。今年は前年に比べて林先生のポスターを1.5倍に増やして、しかもパソコン売り場以外を含む、地下2階から6階まで、すべての売り場にポスター展示を掲示した。ほかの売り場にいっても、パソコンに気付いてもらい、そろそろ買い換えなくてはということも感じてもらいたい。パソコンを売らないと量販店のビジネスは厳しい。その柱になるのが新たなOffice。パソコン市場の低迷を感じないように、これを起爆剤にして盛り上げていきたい。ポスター掲示量が1.5倍ならば、売上高も1.5倍を目指したい」(塚本智明店長)。林先生は、「ビックカメラでは私の写真を売り場に飾っていただく『暴挙』ともいえる展開が見られ、もう少し私のルックスが良ければと反省していた。しかし、今年は店員から大使へと大きく出世しており、昨年以上に年末商戦をみなさんと一緒に盛り上げ、お役に立てればと思っている。少し古くなるが、『いつ買うか、いまでしょ』。そして、見て帰るだけでは『ダメヨー、ダメダメ』ということでお願いしたい」と挨拶して会場を沸かした。さらに「今度は、『スゴい!』で二度目の流行語大賞を狙いたい」として、口を大きくあけて、手を口に当てる「スゴい!」のポーズを披露した。
2014年11月12日●2014年内に3割達成を目指す11月5日、日本マイクロソフトは2014年の年末商戦向け施策を発表した。発表会の内容は本誌既報の記事をご覧いただくとして、本稿ではWindowsタブレットのシェア拡大について着目したい。日本マイクロソフトがWindowsタブレットの拡販施策を実施するのは3回目。第1弾は3月にエイチ・アイ・エスと手を組んだ「タブレット×旅」、第2弾は5月にデータスタジアムと提携した「タブレット×スポーツ観戦」。今年はちょうどサッカーW杯開催というタイミングだったため、それなりの盛り上がりを見せたのではないだろうか。かく言う筆者も、試合終了後にWindowsストアアプリの「リアサカLIVE」を起動し、タブレットで「あそこで選手が相手を止めれば……」と"たられば"を繰り返していた。「タブレット×旅」キャンペーンの発表会で日本マイクロソフト 執行役常務の香山春明氏は、「2014年末には3割のシェアを取りたい」と発言している。2013年第4四半期におけるWindowsタブレットのシェアは26%。第3四半期までに比べ、倍増という大幅な成長だ。「タブレット×スポーツ観戦」キャンペーンの発表会ででは、同社業務執行役員(当時、現在は執行役)の金古毅氏が、同じくIDGの調査データを提示し、2014年第1四半期にシェア30.5%に達したことを報告した。続く7月。日本マイクロソフトは2015年度 経営方針記者会見を開催した。ここで取締役代表執行役社長の樋口泰行氏は、記者からの質問に「(個人・法人を対象に)50%を目指す」とWindowsタブレット市場の拡充を明言した。そして今回の「COOKレット」キャンペーンの発表会で同社執行役の高橋美波氏は、Windowsタブレットのシェアについて、最新のデータこそ提示しなかったものの「3割達成を目指したい」と述べている。樋口氏の言う「50%」との差に関しては、「3割はあくまでも2014年内の目標値」と期限の違いがあることを説明した。筆者が各所で取材した範囲では、今年後半は企業や官公庁へWindowsタブレットの普及が進んでいるように感じる。もちろん日本マイクロソフトだけではなく、OEMメーカーを含めた営業努力の賜物だが、Windowsタブレットが市場の3割以上を確保できるか否かは、Windowsタブレットを本来のタブレットとして活用するWindowsストアアプリの存在が大きいはずだ。Microsoft/日本マイクロソフトも努力しているが、Windows 8リリースから早2年。Windowsストアからは、いまだにキラーアプリは登場していない。強いて言えば「OneNote」が挙げられるが、これはMicrosoft純正のアプリでサードパーティのものではない。2015年中に登場するWindows 10もデスクトップ環境の強化が主たるアピールポイントであることを踏まえると、ソフトウェア開発者の間口を広げる施策が必要ではないだろうか。●タニタの体組成計とスマートウオッチが連動する可能性は?○タニタの体組成計とスマートウオッチが連動する可能性は?さて、今回のキャンペーンで日本マイクロソフトはタニタをパートナーに選んでいる。その理由は本誌記事をご覧いただきたいが、筆者の興味を引いたのは、タニタが展開中のサービス「からだカルテ」の将来的展望だ。「からだカルテ」はタニタの体組成計や体脂肪計からUSBやBluetooth経由で測定データを転送し、Webサイトやスマホアプリで閲覧して自己管理に役立てるというもの。筆者も以前からタニタ製体組成計を愛用しており、体組成データの変化をスマホアプリで視認できるのは実に便利である。だが、日々の食事内容の記録や睡眠時間は別のアプリケーションで記録しなければならない点は、日頃から面倒に感じていた。このような背景からウェアラブルデバイスの可能性に期待しているのだ。今回、タニタ代表取締役社長の谷田千里氏は「ITと健康ソリューションの親和性は高いため、今後は次世代の健康管理ソリューションを開発していく」と発言している。各社がリリースするスマートウオッチとの連携について同社に取材したところ、「市場が広がれば(連動機能の実装や展開を)検討したい」との回答を得た。しかし、タニタの体組成計や活動量計の信頼性が高いからこそ、将来的なソリューションというよりも今後の拡大が期待できるスマートウオッチと連動すれば、より便利になるのではと考えてしまう。タニタは独自の健康・身体情報プラットホームを構築し、新たなビジネスモデルを目指しているが、AppleのヘルスケアやMicrosoft HealthVaultとの連携も含め、ユーザーとしては期待したいところである。阿久津良和(Cactus)
2014年11月10日ボクシングのWBA世界バンタム級チャンピオンであり、日本人初の3階級制覇を成し遂げた亀田興毅が、公開中の映画『ザ・ファイター』の舞台挨拶に登壇し、震災の被災者への支援を訴えた。あるプロボクサーが世界タイトルに挑戦する姿を、破天荒だが彼を一心に支え続ける兄、そして家族との絆を交えて描いた感動作で、クリスチャン・ベイルとメリッサ・レオが揃ってアカデミー賞の助演男優賞、女優賞を受賞したことも話題に。亀田さんはこれまでにもチャリティイベントに参加し、募金活動を行うなど震災直後から積極的に被災者支援を行ってきた。この日も、集まった観客を前に「苦しんでいる方がいっぱいいる中、日本中のみんながひとつになって、“絆”で結ばれたら大きなことができるはず」と訴えた。5月に、自身初の防衛戦を控えるが「大阪から何が届けられるか、と考えています」と語った。映画で描かれる家族の存在については「俺も弟のためにアドバイスしたり考えたりするし、自分の試合よりも弟の試合の方が緊張する。試合してない俺が汗ボトボトたらしたり(笑)。家族がおれへんかったら、ここまでやってこれなかった」と改めて家族の存在の大きさを語った。弟たちも試合を控えており、三男の和毅については「年内に世界戦を行えたら」というプランも。そうすると3兄弟揃って世界チャンピオンというのも、実現不可能ではなくなってくるが…。亀田さんは「まずは目の前の試合を勝ちたい」と力を込めた。『ザ・ファイター』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『ナルニア』初登場1位!オスカー4冠『英国王のスピーチ』も異例の大ヒットスタート【シネマモード】ドレス姿で受賞者がわかる!?オスカー・ファッション【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】助演男優賞はクリスチャン・ベイルモデルとなったボクサーに感謝
2011年03月29日プロボクサーの亀田興毅が、市原隼人主演の映画『ボックス!』(李闘士男監督)でスクリーンデビューすることが明らかになった。同作は、高校のボクシング部を舞台に、やんちゃ坊主ながら天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢(かぶらや)義平(市原隼人)と幼なじみで努力型の優等生・木樽優紀(高良健吾)の交流とそれぞれの挫折、苦悩から立ち上がる姿を追う青春ドラマで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手掛けてきた放送作家・百田尚樹氏の同名小説。亀田さんはクライマックスの国体予選で鏑矢が宿敵・稲村との試合に挑むシーンで、稲村を視察するため観戦に来たプロボクサーの本人役で出演する。2人は、市原さんが一昨年3月、亀田選手の試合でリングアナを務めたことをきっかけに同い年ということもあり親交を深め、同作への主演を機に市原さんが亀田選手の本作への出演を提案。亀田選手もそれを快諾し、WBC世界フライ級王者の映画デビューが実現した。撮影は茨城県内の体育館で行われた。入場し、リング脇の席に座った亀田さんは、リング上の熱戦に見入り真摯な表情。展開が白熱すると興奮気味に体を揺らし、稲村のパンチが飛ぶと「いけ!いけ!」と熱く声援を送った。撮影が終わり、市原さんと対面した亀田さんは「難しいし慣れないことをするのは恥ずかしい。めっちゃ緊張したわ」と苦笑い。スクリーンデビューの感想を聞かれ「ホンマにチョイ役で、『いけーっ』としか言うてへんからなぁ」と映画のデビュー戦の手応えを明かした。市原さんは出演をオファーした心境を「同い年だし、2人でいろんなことを経験したら楽しいし、お互い違う自分を探し出せればと思った」と説明。亀田選手の俳優のセンスについて聞かれると「分からないですが、ボクシング以外にもいろいろなことができそう。これから何か弾けるんじゃない?」と期待を寄せた。8月からボクシングのトレーニングを積んできた市原さんに、亀田さんは「数か月であれぐらい動けるなら、結構練習したんちゃう?普通こんだけの動きはできへん。プロテストくらい受けたら?受けて1回試合したらごっついボクシングも盛り上がるんちゃう?」とリング上の“競演”ラブコール。市原さんの印象を「見たまま熱い、ヤケドするわ。イッチーじゃねえな、アッチーやわ」などと笑わせ、市原さんも「器用にやる大人というより、真っ直ぐで人思いで優しい人」とお返し。ヘビー級の好相性をうかがわせていた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年03月03日ボクシングWBCフライ級王者の亀田興毅選手が12月21日(月)、東京・スペースFS汐留でホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』(オーレン・ペリ監督)を鑑賞した。同作は、若いカップルが女性の側に幼少時からにとり憑いていた悪霊の正体を知るためビデオカメラで生活の一部始終を撮影し、悪霊と対峙するさまを描く物語。ペリ監督が自宅で体験した不可解な出来事を基に撮影日数7日、製作費約135万円の超低予算で完成させ、全米で興行収入約96億円のヒットを飛ばした話題作。スティーヴン・スピルバーグ監督率いるドリームワークスがリメイク権を得ながら、これ以上の恐怖を描くのは難しいと判断しオリジナルをそのまま公開した経緯を持つ、スピルバーグ“お墨付き”の作品だ。特別チャンピオンベルトを手に登場した亀田選手は、上映前から「怖いのメチャメチャだめ。顔真っ白になるんちゃうかな…」とビビリながら最前列中央に着席。上映中は凍りついたようにスクリーンに見入った。上映後は「なんやコレ、ごっつびっくりしたわ。おれ、結構ビビリやで。怖いのって夢に出てきたりするやろ。あかんあかん。本当は観たくなかったん」と怯え、劇中の悪霊には「勝たれへん、勝ち目ないで」と降参。彼女を守るため悪霊に立ち向かえるか?の質問に「怖いな〜。試合の方が楽や。でもやらなあかんとな。ハッスルしないと」と騎士道精神をチラリとのぞかせつつも、「ジェットコースターもお化け屋敷もあかん。遊園地で乗れるのはメリーゴーランドぐらいや」と怖がりぶりを見せつけた。一方、先月29日の内藤大助選手に判定勝ちした試合の話題には「終わったことやから次に向かって頑張っていかんとあかん。変化?特にないし毎日一緒。最近もまあ適当に」とサラリ。今年1年をふり返ると「喜びは半分。大毅と兄弟でチャンピオンになっていい正月迎えようと話していたけど大毅が(10月の試合で)負けてしまったからな」と語り、「来年2月7日に世界戦決まったから兄弟でチャンピオンを実現してくれるやろ。兄弟でがんばってボクシング界を盛り上げたい」と抱負。プライベートで結婚は?と聞かれると「考えてないね。まあいつかね」とはにかんでいた。『パラノーマル・アクティビティ』は2010年1月30日(土)よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。■関連作品:パラノーマル・アクティビティ 2010年1月30日より全国にて公開■関連記事:全米を沸かせた“超常”ムービー『パラノーマル・アクティビティ』試写会に40組80名様ご招待無名ホラー映画が全米で“恐怖”の社会現象に12館スタートからトップ5位へ!
2009年12月21日