のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じる映画『天間荘の三姉妹』が10月28日(金)に公開決定、アニメーション映画『この世界の片隅に』の製作スタッフが手掛ける。5月15日、のんさん、門脇さん(事務所公式アカウント)、大島さん、それぞれのSNSアカウントに30秒の動画がアップされ、ファンの間で話題となっていた本作。本作の構想は7年前。『ルパン三世』『あずみ』、そしてルビー・ローズやジャン・レノを迎えた『ドアマン』を手掛け、現在ハリウッドを拠点に活躍する北村龍平監督と、その作風と世界観で熱狂的なフォロワーを持つ漫画家・高橋ツトムというお互いを「盟友」と呼ぶ2人が「これはどうしても映画にしなければならない」と共鳴した物語が、高橋さんの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」。そこに、社会現象を巻き起こした『この世界の片隅に』のプロデューサー・真木太郎と、NHK連続テレビ小説「エール」の脚本家・嶋田うれ葉が加わり、映画化が動き出した。物語の軸となる三姉妹の三女役には、『この世界の片隅に』の主人公・すずの声優として高い評価を得たのん。次女役は、大河ドラマから映画、舞台まで様々な作品で強烈な存在感を放つ門脇麦。長女役に、近年数多くの賞に輝き、役者としての表現力と存在感に大きな注目が集まる大島優子という3人。三ツ瀬という町の温泉旅館、天間荘が舞台となる。映画が描くのは、いのち。ひとの生と死。家族や近しい人たちとのつながり。誰にとっても他人事ではないテーマを、あたたかく、力強く、時に観る者の心に問いかけながら、日常に寄り添う視線から見つめていく。さらにこの度、カジュアルな服装に優しい笑みを浮かべたのんさん、海関連の作業服と思われる衣装をまとった門脇さん、旅館の女将らしき着物を着用した凛とした佇まいの大島さんの画像も解禁となった。<のんコメント>「天間荘の三姉妹」の原作を読ませていただいた時、とても感銘を受けました。一瞬で奪われてしまった命。残された人達はどう受け止めれば良いのか、まだ終わっていないのです。原作に込められたメッセージは、ファンタジーの世界として描かれているからこそ強く届くものだと感じ、参加したい、と決めました。そして、素晴らしいキャストの皆様と演技を交わすことができる喜びもあり大興奮でした。<門脇麦コメント>撮影で共に過ごす時間を重ねる度、本当の家族なんじゃないかと錯覚を起こすくらいに、ご一緒した方々の背中を見るだけで胸が熱くなる、そんな現場でした。幸せでした。大切な方と一緒に、大切な方を思い浮かべながら観ていただけたら嬉しいです。<大島優子コメント>ついにこの映画の情報が解禁になったことを大変うれしく思います。いつだろうかと、ずっと楽しみにしていました。北村龍平監督と最初のディスカッションをしたときにこの作品への滾る思いと信じる思いなどを受け、とても興奮しました。それはこの作品の世界のような、現実ではないような現実、狭間の世界を実際に体感したのです。天間荘の三姉妹の長女として、みなさまの魂のお立ち寄り心からお待ち申し上げます。<北村龍平監督コメント>生きること、死ぬこと、そして、その先の世界。高橋ツトムという比類無き才能が生み出した、魂の救済の物語。原作と出会ってからの長い長い旅路の果てに、優しく、切なく、温かい、とても特別な映画が生まれました。天間荘という宿に集まる「ワケあり」な人々。その一人一人をたまらなく愛おしく感じています。ひとは生きていく。いのちよりも長く。作り手の我々の想いを、観客のみなさんにお届けできる日を楽しみにしています。<原作者・高橋ツトムコメント>「スカイハイ」シリーズは死を扱うストーリーですが、描いていることは常に与えられた人生を精一杯生きるということです。『天間荘の三姉妹』をご覧になった方の1日が充実していただけたらそれ以上の喜びはございません。『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。※高橋ツトムの「高」は、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)■関連作品:天間荘の三姉妹 2022年10月28日より全国にて公開©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
2022年05月17日女優の門脇麦と俳優のウエンツ瑛士が出演する、サントリースピリッツ・鏡月Greenの新ブランドムービー「たのしいお酒がいいお酒」編が、10日より公開される。新ブランドムービーでは、公私ともに仲が良いという門脇とウエンツの2人が登場。「たのしいお酒がいいお酒」をコンセプトに、カメラに駆け寄ったり、月を模したオブジェで頭を揺らしたりと無邪気な姿を見せている。撮影後のインタビューで感想を聞かれた門脇は、「お互いに忙しかったり、ご時世もあって久しぶりに会えたので、話したいけど話できなかったことを1日中ずっと話し続けていたと思います」と話すと、ウエンツも同意し「隙間時間が休憩じゃなくて、隙間時間も撮影現場に残ってしゃべっているから、たぶんみなさんは撮影しづらかったんじゃないかな」と笑いを誘った。さらにウエンツは「麦ちゃんが相手でよかったな」とコメントし、門脇も「今日の撮影は、一番カメラが回っているところで笑った日」だと明かした。普段からプライベートでも交流のある2人に「2人で飲むお酒は楽しい?」という質問をぶつけると、「もちろん」と即答。「どこで飲んだ、なにを飲んだかまですごく覚えています」と門脇がウエンツとのエピソードを披露した。また、門脇とウエンツによる週刊トークバラエティムービー「麦とウエンツのキョーはゲツヨウ Presented by 鏡月Green」が16日から配信開始(毎週月曜12時公開)。同商品を片手に毎週異なるテーマで2人が語り合う。
2022年05月10日株式会社エクラ(本社:東京都新宿区、代表取締役:本多智史)は、「前野原温泉 さやの湯処」と コラボ。2022年4月1日(金)よりキャンペーンを実施します。板橋区にある日帰り温泉施設「前野原温泉 さやの湯処」まるで老舗旅館のような風合いで、館内には庭園もあり、源泉掛け流しの天然温泉が楽しめます。キャンペーン期間中は、フルーツ由来のビタミンC美容液「fru:C(フルーシー)」を女性脱衣所にてご用意。天然温泉で磨きのかかったお肌に、フルーシー美容液をたっぷりお使いいただくことで、さらに輝きをプラスできます。ぜひ、この機会に都内とは思えない癒しの空間で心安らぐ時間をどうぞ。【fru:C美容液コラボキャンペーン】期間中に「さやの湯処」の女性パウダールームに、fru:C美容液のテスターを設置。ご利用されるお客様は、自由にお使いいただけます。受付にて、特別価格での販売も行います。■テスターキャンペーン実施期間2022年4月1日(金)~2022年4月3日(日)※予定数量に達した時点でキャンペーンは終了いたします。★3月22日〜4月3日「桜まつり」も開催しています★「前野原温泉 さやの湯処」について源泉かけ流しにこだわった日帰り温泉施設「さやの湯処」。古民家をリノベーションした格式高い家屋と日本庭園が特徴で、地域の人々を中心に多くの人に愛されています。源泉かけ流しや枯山水の日本庭園、うぐいす色の湯など、古きよき和の趣を堪能できます。■前野原温泉 さやの湯処営業時間:9時~24時(最終入館受付23時)住所:〒174-0063東京都板橋区前野町3丁目41−1tel:03-5916-3826公式ホームページ: fru:C美容液について「フルーツの力で世界を輝かせる」fru:Cは、厳しい自然の中でもみずみずしく力強く輝くフルーツから着想を得たビタミンC美容液ブランドです。フルーツのように一つとして同じ形はなくそれぞれの輝きで、「好きなことに挑戦する」女性を応援したいという想いからfru:Cは誕生しました。またフルーツの成分を取り扱うブランドとして植樹活動を行うなど、自然環境の保護にも取り組んでいます。【製品詳細】名称:fru:C 美容液(フルーシー美容液)容量 :28ml (約1か月分)販売価格:通常価格 5,445円(税込)定期価格 4,356円(税込)URL: Instagram: twitter: note: 【会社概要】株式会社エクラ代表取締役会長本多智史〒160-0023東京都新宿区西新宿7-9-18第三雨宮ビル4階03-6721-5793URL: ▼本製品・プレスリリースに関するお問い合わせ先株式会社エクラ担当者:南連絡先:03-6721-5793(平日10:00〜17:00) s.minami@eclat-inc.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月30日堺雅人主演、絶対に騙せない詐欺師が主人公のコメディードラマ「ダマせない男」の放送が決定。門脇麦、広末涼子、生瀬勝久ら共演者も明らかになった。超が付くおひとよしのサラリーマンの絹咲正(堺雅人)は、婚活パーティーで浅香澪に出会う。正は、澪に頼まれて彼女の父親に会いに行くが、正が会った相手は裏社会にも繋がりのある大手ゼネコン社長・貴島だった。実は澪の正体は、「フレグランスの澪」という異名をもつ女詐欺師。澪は貴島から5億円を騙し取ろうとしたものの失敗し、貴島の支配下にあった。貴島は、リゾート会社社長の大森から10億円を奪ってきたら許すが、それができなければ殺すと正と澪に告げる。澪は、大森から10億をせしめる計画を立てるが、嘘がつけず悪いことのできない正には、とても引き受けられる話ではなかった。しかし、正のあまりの人の良さから、10億円詐欺計画は思わぬ方向へと転がっていく――。本作は、誰も傷つけない、新時代の詐欺師を描く極上のコメディードラマ。超おひとよし男・正を演じる堺雅人は、「変な奴だな、と思いました(笑)」とキャラクターの印象を明かし、「この作品の絹咲正という人は、ちょっとずつ操られて、ちょっとずつ嘘をついて、ちょっとずつ詐欺師に仕立て上げられていくんですが、なんだかその過程って、役者が台本をもらって、徐々に役を作って、本番に行くまでをドラマにしているような感じなんです。ちょっとずつキャラが自分のものになっていく感じを、ずっと撮られているみたいな。手の内を全部バラしているようで、商売上、非常に厄介です。『ああ、この程度なのね、堺は』みたいになるんじゃないかと(笑)。あまり人に見せたくない姿を見せてしまっているけれど、視聴者の皆様には、その姿も見て楽しんでいただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せる。また、正を騙して詐欺師に仕立て上げる女詐欺師の澪を門脇麦、正と澪から詐欺計画のターゲットとして10億円の土地売買を持ち掛けられる社長・大森を広末涼子、その10億円を奪うよう指示する貴島を生瀬勝久が演じる。「台本を読んだ時から撮影が待ち遠しく、面白い作品になる予感しかありませんでした」とワクワクしていたという門脇さんは、「日々の撮影も本当に楽しく、何度笑いが止まらなかったことか! 本番中も多々吹き出してしまい、プロ失格ですが、あんなに魅力的な堺さんには誰も逆らえないでしょう」と現場の様子を明かす。広末さんは「このドラマを観てたくさん笑って元気になってもらえたら嬉しいです」と話し、生瀬さんも「この作品の堺雅人さんこそ、僕が見たかった堺雅人さんです!是非、楽しみにしていてください」と視聴者へ呼びかけている。ほかにも、村川絵梨、皆川猿時、小手伸也、岡部たかし、遠山俊也、光石研の出演も明らかになった。スペシャルドラマ「ダマせない男」は3月26日(土)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月09日俳優の大泉洋が12月7日、東京・台東区で実施されたNetflix映画『浅草キッド』(12月9日配信)の配信直前イベントに柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之(ナイツ)、鈴木保奈美、劇団ひとり監督とともに出席。熱のこもった面白トークを展開した。大泉が劇団ひとりと映像作品でタッグを組むのは、映画『青天の霹靂』以来2作目。劇団ひとりは、今作のプロモーションで大泉と何度も会っていると言い、「もう飽き飽きしてるんですよ! ずっと一緒だから。おとといも一緒にいた。話すことがなくて困ってる」とぼやいた。しかし大泉は、劇団ひとりについて「友達が多くいるわけではない。撮影現場でも相当……いないんです、友達が。僕がいるときだけは、ちょっと楽しそう。僕のクランクアップが、作品のなかで早めだった。そのあとまだ1カ月くらい撮影が残っている感じだった。監督が『大泉さん、寂しいっすよ』とおっしゃって。たしかにそう。僕がいなくなると本当にしゃべる人がいない。寂しそう」と話し、反撃。門脇も、劇中で見せる歌やダンスの練習を劇団ひとりが視察に来たと言い、「本当に表情が出づらい……方(笑)。『大丈夫かな?』ってずっと不安でした」と胸中を吐露。「大泉さんのシーンで、すごい監督が楽しそうにしていらっしゃって、初めて監督の笑顔を見たかもしれない。すごいうれしそうだった」と証言。すると劇団ひとりは「おれは、大泉さんの前でだけ素直になる」と自白。満面の笑みを浮かべていた。さらに柳楽も「大泉さんといるときは楽しそう。『おれといるとき、つまらないのかな……』と」とネガティブ発言。劇団ひとりは、柳楽の今作に関する記事を読んだと話して「『作品を初めて試写で見て、監督のこと好きになりました』と。作品見るまでは嫌いだったのかな」とぼやいた。イベント最後に大泉は「劇団ひとりはダメな男ですけど、この作品はすばらしいと思います! 劇団ひとりを嫌っても、『浅草キッド』は嫌わないでください!」と往年のアイドルの名文句をもじって猛烈にアピール。会場を笑わせた。本作は、大泉と柳楽がW主演を務める青春映画。若き日のビートたけし(柳楽)とその師匠・深見千三郎(大泉)を中心としたお笑いをめぐる生き様を描く。今回のイベントは、ビートたけしが深見とかつて過ごした浅草フランス座(現・東洋館)で実施された。
2021年12月07日エンターテインメント風集団秘密兵器主催によるMISSION IN POSITIVE Gorgeous Attack『さやえんどう』が2021年12月28日 (火) ~2021年12月30日 (木)に新宿シアタートップス(東京都新宿区)にて上演されます。本公演では11月19日(金)に芸能界引退を発表した新井愛瞳の最後の舞台出演となります。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ エンターテインメント風集団秘密兵器(主宰岩田有弘、五十嵐和弘、新實啓介、三浦文太郎、野田博史)が20周年を迎えた2021年の最後に初挑戦!!秘密兵器初の一本芝居!?秘密兵器初の新宿シアタートップスにて上演いたします!本公演のテーマとなるのは「ひと繋ぎの魂」。生きている時、場所、時代をも違えど魂は受け継がれる。大切な人への思い遣り、優しさがひと繋ぎに。超個性集団秘密兵器による時空を超えたファンタジーハートフルコメディー。ゲストに室たつき、松野井雅、仙石みなみ、新井愛瞳が出演する。尚、新井愛瞳は去る11月19日、芸能界を離れる事を発表。出演者コメント<五十嵐和弘>2021年。秘密兵器にとって20周年のこのメモリアルイヤー真夏の本公演『情熱大爆笑』が【集大成】ならばこの真冬の特別公演『さやえんどう』はこれからも進化するための【挑戦】いつもの笑いと感動はそのままに新しい秘密兵器をみせるべく想いを込めて物語を書きました。心を込めて演じます。思いっきり楽しんで見届けて下さい。秘密兵器004五十嵐和弘<岩田有弘>今年20周年。その最後を飾るのに相応しい作品となります。キャスト・スタッフとにかくゴルゲオウス(Gorgeous)な魅力の塊が集結してくれました。秘密兵器が作る新しい一本芝居。たくさん心を持っていかれてください。トップスという憧れの場所。二度とこの座組が揃うことはないでしょう。だから特別な“今”を懸命に活きます。笑います。とびっきり楽しい”今”を作って。秘密兵器006 岩田有弘<新實啓介>どうもみなさん。おはこんばんちわ。秘密兵器007新實啓介です楽しみな年の瀬がやってきます。超GORGEOUSキラギラなゲストな皆さまとTEAM秘密兵器が愉快豪快繊細に紡ぐファンタジック物語さやえんどう嫌なことも良いことも全てを忘れ、ただその瞬間空間を楽しんで戴けますよう力のかぎり猛烈にハッスルさせて戴きます。秘密兵器、全身全霊肝魂のゴルゲオウスアタック。ご期待ください。<三浦文太郎>おはこんばんちは!秘密兵器010三浦文太郎です。毎年の夏の風物詩、真夏の『Mission in Positive』に対して、いつもと一味違った、真冬の『Gorgeous ATTACK』ということで、期待とワクワク感で武者震いが止まりません!!このときに、この場所で、このメンバーとご一緒できたことは奇跡であり、一生に一度きりの大冒険です。それを胸に刻んで、めちゃんこハッスルしていきたいと思っております!!<野田博史>2021年の、秘密兵器結成20周年の締めくくりにゴージャスな客演の皆さまと素敵な劇場での公演、本当に本当に嬉しい限りです!これまでとは少し違った秘密兵器をお見せする事になるかと思います!非常に楽しみです!お客様と同じくらい楽しみです!是非劇場でワクワクを確かめてください!秘密兵器016 野田博史<室たつき>大人の色気、子供の無邪気さ、たくさんの魅力を併せ持つ秘密兵器さん。初参加させていただきます室たつきです!『さやえんどう』普段の生活ではなかなか馴染みがないもの。意味を知り、作品に心を込め、師走のお忙しい時に皆様へお届けできるのを楽しみにしております!大忘年会しましょう!<松野井雅>一度知れば虜になる“おじさま”たち。秘密兵器を観たら、必ず元気になって帰れる…これ本当!私は5回目の出演で、光栄です。今作『さやえんどう』は渾身の1本芝居。年末という特別なひとときでの公演は、まさにドラマティックでGorgeousです。感動して笑って今年を締めくくれるよう、あなたのハートに届けたいと思います!松野井 雅(Miyavi Matsunoi)<仙石みなみ>Gorgeous Attackということで初めての年末公演。とてもスッペシャルになること間違いなしです!1人1人個性の強い素敵な皆さまと作り上げる空間、それをお客さまと共有できる幸せを噛み締めて、、舞います!生きます!楽しみます!!<新井愛瞳>今夏の本公演からの連続出演になります。秘密兵器さんの舞台は爆笑、感動を繰り返し最後にはほっこりと幸せな気持ちになれる公演ばかりで、私もそんなエンターテインメントを発信し続ける秘密兵器さんが大好きです。今回はゴージャス公演ですので、この舞台を観てくださった皆様がいつもよりさらに特別な気持ちになっていただけるよう、演者全員で『さやえんどう』を作り上げます!公演概要エンターテインメント風集団秘密兵器2021年暮れの元気なご挨拶 ドラマティックスペシャルMISSION IN POSITIVE Gorgeous Attack 『さやえんどう』公演期間:2021年12月28日 (火) ~2021年12月30日 (木)会場:新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20-8TOPS HOUSE 4F)■出演五十嵐和弘岩田有弘新實啓介三浦文太郎野田博史室たつき松野井雅仙石みなみ新井愛瞳■公演スケジュール12月28日(火) 19:0012月29日(水) 14:00 / 19:0012月30日(木) 13:00 / 17:00※受付開始は開場45分前、開場は開演30分前■チケット料金【前売】:5,000円【当日券】:5,500円【学割:2,700円※要学生証(全席指定・税込)カンフェティURL: 電話受付:0120-240-540(平日10:00~18:00)※学割チケットのご予約は劇団maiilにて●お見上げチケット(本公演映像収録ソフトをお届け)【Blu-ray】4,500円(送料別)【DVD】3,500円(送料別)お見上げチケットとは…劇場に行けずとも同じ空の下で公演をする秘密兵器。何処にいてもこの空を見上げ(土産)て欲しい応援チケット。本公演「さやえんどう」の映像収録ソフトを秘密兵器メンバーからのお礼状を添え、最速で(2022年3月中予定)お届けいたします。《お見上げチケット予約販売》 ■スタッフ脚本:五十嵐和弘演出:岩田有弘音響:濱島俊晴(舞台企画TAKAMA)舞台監督:HiRoE照明:佐藤江未美術:愛知康子映像収録:水野博章音楽:E.watson(SALVALAI)振付:高橋孝衣衣装協力:黒田匡彦(KUMSTYLE)宣伝美術:ハコファクトリィ票券・当日運営:岩間麻衣子(大人の麦茶)主催:株式会社ISIプロダクション(秘密兵器)■協力株式会社芸映株式会社ハッチ株式会社プロダクション人力舎株式会社FREAKS銀岩塩劇団大人の麦茶本多劇場グループYU-M エンターテインメント株式会社(50音順、敬称略) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月20日ドラマから引き続き、原田知世と田中圭がW主演を務める映画『あなたの番です 劇場版』。この度、本作の新たなキャスト、門脇麦と酒向芳の2名の出演が明らかになった。菜奈と翔太が引っ越してきたあの日、もしも、住民会に出席したのが翔太だったら、あの交換殺人ゲームが始まらなかったら…そんな“もしもの世界”を描く本作。今回新たに出演することが分かった門脇さんが演じるのは、とある目的でクルーズ船に乗り込んだ謎の女。何一つ明かせない謎と疑惑に満ちた彼女が、登場人物たちとどのように絡んでいくのかが大きな見どころだ。「まさか自分が出演させて頂けるとは思っていなかったので、驚きでした」と出演が決定した当時をふり返った門脇さんは、「私が演じるのは、ある目的を持って、船に乗り込んでいる女性です。ドラマとは違う設定で、さらにパワーアップしていて、ドラマを観ていた方は勿論、ドラマを観ていない方も楽しめるようになっています」と説明。そして「たくさんの登場人物がいて、時系列が入り乱れていたり、いろんな伏線が張られているので、何度でも劇場に足を運んで楽しんで頂けたらと思います」とコメントしている。また、ドラマファンには馴染み深いながらも、名前しか登場しなかったあの早川教授が、ついにその姿を現す。演じるのは、名バイプレーヤー酒向さん。本作では彼の研究内容も明らかになる。早川教授は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の博士のイメージだそうで「ワクワクしながら、役作りを模索しました」と酒向さん。「この『あな番』チームに、ある種“違う雰囲気の存在”として、参加できていれば良いなと思います。是非、劇場で楽しんで下さい」とメッセージを寄せた。さらに今回、新キャストたちも怪しげに登場する最新映像が到着。衝撃のドラマ映像からスタートする本映像は、なぜか水の勢いで空高く飛んでいく藤井(片桐仁)や、「黙祷~!」と謡う尾野(奈緒)、絶望の表情で何かを見上げる菜奈や、なにかありそうな笑みを浮かべる黒島(西野七瀬)、二階堂(横浜流星)の華麗なキックと、気になるシーンが次々と映し出されていく。『あなたの番です 劇場版』は12月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたの番です 劇場版 2021年12月10日より全国東宝系にて公開©2021『あなたの番です劇場版』製作委員会
2021年08月19日門脇麦主演で社宅のベランダを舞台に、不倫まで壁1枚というお隣同士の危うい関係を描く新ドラマ「うきわ ―友達以上、不倫未満―」。この度、新たに大東駿介、西田尚美、蓮佛美沙子、田中樹(SixTONES)、高橋文哉、小西桜子の出演が決定した。大東駿介が演じるのは、社宅住まいの主婦・中山麻衣子(門脇さん)の夫、“たっくん”こと中山拓也。「日常の決断で生まれた小さな波紋が、いつの間にか大きな波に変わり、大切な人が“うきわ“を必要とすることになってしまう。僕のせいですごめんなさい。と毎朝心で唱えてから現場へ向かい、それは心にしまって、日々波を起こしております」と撮影の日々を語り、「とはいえ、その波が心地よいこともあるのかもしれませんね」ともコメントしている。また西田尚美が、麻衣子の隣人・二葉さん(森山直太朗)の妻の二葉聖。蓮佛美沙子が、たっくんの同僚・福田歩。田中樹(SixTONES)が、聖が通う陶芸教室の先生・田宮悠を演じる。西田さんは「原作では、顔が一切描かれておらず後ろ姿だけなのですが、彼女の想いがすごく感じられて胸が詰まるような、なんとも言えない気持ちになりました。ドラマでは聖さんのそんな表情や感情が表現出来たらと思っています」と意気込み、蓮佛さんは「福田さんは、息苦しく海を泳ぐ魚のような人です。彼女が何に囚われ、何に救いを求め、どう変わっていくのか、ぜひハラハラザワザワしながら、見守ってもらえたら」と呼びかける。「田宮くんはストレートでピュアな男の子」と演じるキャラクターの印象を語った田中さんは、「素直にシンプルに演じようと思い臨んでいます。このドラマはいい意味で平凡。そこが溶け込みやすく、自分と状況が違ってもどこか共感しやすいのではないかなと思います。『不倫』『浮気』といったジャンルに騙されず、そしてフィルターをかけずに見てもらえると嬉しいです!」と話している。そして高橋文哉が、麻衣子のパート先のクリーニング屋のアルバイト・佐々木誠役。小西桜子が、二葉さんとたっくんの部下、愛宕梨沙役で出演。高橋さんは「一見クールでありながら、人の事をよく見ていて相手の気持ちを汲み取ることができるからこそ中山さんの変化や心情に言及していく」と役どころを明かしつつ、「中山さんと佐々木くんの掛け合いは温度差や考え方の違いが見えて、とても面白いと思います。佐々木くんの成長も合わせてご覧ください!」とアピール。今回脚本を読み、純粋さや切なさがじわじわと沁みて胸が苦しくなってしまったという小西さんは、「人間らしく魅力的な登場人物に、男女問わずどこか共感したり、少しでも救われることがあるのではないかなと思います。愛宕さんの妙に達観したユニークなキャラクターも、楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せている。さらに今回、本作の“不倫まで壁一枚”の関係を表現したポスタービジュアルも到着した。「うきわ ―友達以上、不倫未満―」は8月9日より毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月14日門脇麦主演のドラマ「うきわ ―友達以上、不倫未満―」の放送が決定。森山直太朗が共演することも明らかになった。原作は、現在新作「うきわ、と風鈴。-友達以上、不倫未満-」が連載中の野村宗弘による「うきわ」。「最終巻は涙なくしては読めない!」と、2015年に完結した本作。社宅のベランダを舞台に、不倫まで壁1枚というお隣同士の危うい関係が描かれる。門脇さんが演じるのは、自称“可もなく不可もない”主人公・中山麻衣子。不倫に揺らぐ、人妻役に初挑戦。麻衣子の隣人で、麻衣子の夫の上司でもある二葉一役を森山さんが演じる。ベランダでの会話を機に、仲良くなる2人。そんな2人の共通点は、配偶者に浮気されていること――。お互いの傷に寄り添いあう中で、ベランダの時間は2人の楽しみになっていく。不倫を通して描かれる、麻衣子の中に眠っていた強さ、二葉夫婦の過去、不倫に走ってしまった人たちの背景も見どころな、ビターで切ない、大人のラブストーリーとなっている。門脇さんは本作について「裏切った人裏切られた人、どんな人にもそれぞれの事情があり、そしてどんな状況でも誰かにとって救いの存在になることができる。今作はそんな人間模様を否定も肯定もせず、優しいまなざしで切り取った作品のように思います」とコメントし、「何より、二葉さん演じる森山さん、最高です。良い作品をお届けできるよう、現場の皆様と力を合わせてがんばります。お楽しみに!」と呼びかける。一方、「毎日がクランクアップのつもりで挑んでいます」と語る森山さんは、「門脇さんはただ真っ直ぐ前を見つめている人。ただただ頼もしいです」と共演した印象を明かし、「テーマは普遍的で裏切りや一定の嘘が介在しているけど、人の持つ業を肯定する愛情に満ちた物語です。駄目で不器用な人たちだけど、"悪い人"が一人も出てこない理想の世界がそこにあります。誰かと語らえるようなドラマです」と作品について説明した。なお、脚本は「アライブ がん専門医のカルテ」で市川森一脚本賞を受賞した倉光泰子、監督は「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」を手掛けた風間太樹が担当する。「うきわ ―友達以上、不倫未満―」は8月、月曜日23時6分~テレビ東京系にて放送予定。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月02日現在公開中の門脇麦主演映画『あのこは貴族』のオーディオコメンタリー付き上映が3月5日(金)より公開されることが決定した。今回公開が決定したオーディオコメンタリーに参加したのは、主人公の箱入り娘・華子役を演じた門脇さん、地方から上京し自力で生きる美紀役の水原希子、華子の友人でバイオリニストの逸子役の石橋静河、美紀の地元の友人・平田役の山下リオ、そして本作の監督の岨手由貴子。収録では、映画の本編に合わせて撮影当時の裏話や爆笑エピソードを思い出し、和気あいあいと行われ、門脇さんは、錚々たるキャストが集った榛原家の会食のシーンについて「重厚感があってゴッドファーザーみたいだった」とふり返り、食事シーンが多かったものの食べられないシチュエーションばかりだったそうだが、「蓋が締まっていた小鉢はこっそり中身を食べていた」と明かす場面も。そんなキャスト陣が撮影時の裏話を語りつくすオーディオコメンタリー付き上映は、主に視覚障がい者向けに音声ガイドを提供している仕組みを使用して、全ての上映劇場・上映回で利用可能。スマートフォンなどの端末を使って専用アプリから副音声データを事前にダウンロードすれば、上映中はネットの接続なしで利用できる。そして今回、コメンタリー収録時に一番の盛り上がりを見せたという「華子と美紀の初対面」のシーンが到着。逸子がそれぞれを紹介し、お雛様展の話題から、幼少期のそれぞれの家庭の差が垣間見える。「希子ちゃんが小鹿みたいに震えているんだよね」という岨手監督に、水原さんは「東京のお嬢様たちを目の前に緊張しました」とふり返る。一方、華子と美紀を会わせる仲介役となった逸子役の石橋さんは「華子ちゃんがフワ―としているのに意外とボス感がある」と印象を語った。また山下さんは、美紀との印象的な自転車のシーンについて「希子ちゃんに自転車を漕がせるのは私の体重が支えられるかどうかと思って不安だった」と明かしている。お昼帯の収録だったため、途中お腹が鳴るハプニングに見舞われつつも、終始、和やかな雰囲気だったという。『あのこは貴族』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月03日●影響を受けた人は三浦貴大『愛の渦』『二重生活』『止められるか、俺たちを』『さよならくちびる』など、20代にして、多くの代表作を持ち、演技派女優としてまい進している女優・門脇麦の最新主演映画『あのこは貴族』が2月26日より公開になった。山内マリコ氏の原作小説をもとに、結婚こそが幸せという価値観で生きて来た良家の子女の華子(門脇)が、全くことなる人生を生きて来た美紀(水原希子)と出会い、自身の人生を模索し始める。自らの生き方を見つめていくヒロインを演じた門脇に、自身の仕事や人への向き合い方を聞いた。また、昨年開始したInstagramのことやSNSの活用法からは、素顔がちらりと覗いた。○■『あのこは貴族』はヒロイン解放の物語――親の敷いたレールの上を歩いてきた華子ですが、大人になってから、自分自身を見つけようともがき始めます。本作から、どんなメッセージを受け取りましたか?華子という女性を主人公にしてはいますが、女性に限らず、人は生まれ育った場所や環境、仕事、出身校といったことで、知らず知らずのうちに自分のことをカテゴライズしているってことあると思います。学校や結婚など、確かに華子は両親が敷いたレールの上を歩かされてきたかもしれない。でも、そこを実際に歩いてきたのは華子です。外れることなしに。大人になればなるほど、敷かれたレールの上を歩いたままのほうが楽ですよね。ということは、歩かされているようでいながら、その上を歩くことを選択してきたともいえる。でも、自分を見つめ直したり、人との出会いや経験によって新しい自分を見つけてあげたりすること、認めてあげること、自分のことを許してあげることで、そこから外れることが可能になり、解放されていく。そうした人間の物語だと思いました。○■以前は“やってる感”の中で安心していた――門脇さんは、ご自身のキャリアや年齢について考えることはありますか?あんまりないですね。ただ、今が一番楽しいです。経験を積むことによって、だんだんバランスが取れるようになって、今まで力み過ぎていたんだなとか、そうしたことが分かるようになりました。最近は釣りをしたり山に行ったり、休みの日は外に出るようにしてますが、以前はそうした余裕がありませんでした。ストイックに追い込むことで安心感を覚えていたのでしょうね。でもそれはある意味で自己満足というか、“やってる感”の中で安心してたんだなと気づいたんです。それでやめようと。今の方が想像以上に楽だし、すごく精神的にも健康で以前よりもアイディアも作品欲も自然と湧いてくる感じがします。プライベートも仕事もいい感じで両立できるようになりました。――本作の華子ではありませんが、門脇さん自身も解放されたんですね。仕事現場でどなたか影響を受けた人はいますか?三浦貴大さんです。わたしが仕事への向き合い方に悩んでいる時期に、たまたま何度か共演する機会があって。三浦さんの作品への取り組み方が本当に素敵で、ものすごく影響をうけた先輩です。○■人と向き合っている感覚を忘れたくない――多くの人と関わるお仕事ですが、仕事人として、何か気を付けていることはありますか?真心を持つこと。ちょっとしかいられない現場もありますし、大河ドラマのように期間をかけて向かい合う仕事もありますが、どの現場でも変わらず真心を持つこと。誠実に人と向き合うこと。たくさんの人と会えば会うほど、適当におざなりにしようと思えばできると思うんです。でもちゃんと真摯に向き合う。エネルギーを使うことだけれど、そこは心掛けています。――常に、対象が人であることを意識している。そうですね。分かりやすく具体的に例を出すならば、たとえばこうした取材でも、どうしても同じ質問が出てきますよね。でも、質問内容は同じでも、質問して下さる方は毎回違うわけだから、目の前にいる方とお話しているんだという感覚になれば、全然大変じゃない。ちゃんと人と向き合うという感覚を持っていると毎回新鮮な気持ちでしゃべれるわけで。撮影の現場には本当にたくさんの人がいて、さらに現場によってスタッフさんが変わるので皆さんのお名前を覚えるのは確かに大変ですが、そういう部分を今後も大切にしていきたいです。●大河ドラマの撮影途中に手術○■昨年の夏にICLの手術をして、よりパワー全開――それも経験を積むことによって、見出してきたことですか?そうですね。昔は全然余裕がなくて。周りを見たりできていませんでした。あと、単純に目が悪くて見えていなかったのもあります。特に芝居中はコンタクトを外して、見えない状態でお芝居をしていました。それが、去年の夏くらいに、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術をして、すごく見えるようになったんです。見えない方が芝居しやすいと思って10年間やってきましたが、見えた方が間違いなく楽だと知りました。(笑)。――見え過ぎて疲れませんか?全然疲れないです。大河ドラマの撮影の途中に手術したので、視界の悪い大河も、すごく見えている状態での大河も、両方経験しました(笑)。以前は、カメラの向こう側の人まで見えてしまったら、集中できないんじゃないかと思っていたのですが、むしろ一緒に頑張っている感じがして、パワーが出るんです。目が見えるってすごいです。――なぜこのタイミングに?昔から興味はあったんです。ただ怖くて。でも、やっぱりやりたいことはやっておこうと。ちょうど同じくらいの時期に引っ越しもしました。何か行動を起こしたい時期だったのでしょうね。○■趣味の情報収集はもっぱらTwitterで――ちなみに「行動」といえば、昨年はInstagramも始めましたよね。SNSとはどう付き合っていますか?今まで自分のコンテンツを持っていなかったので、ファンの方との交流の場になればいいなと思って始めました。でも、どうやって活用していいのか、まだ分かってません。もっと素敵な活用法があるんじゃないかなと思って模索中です。――では今は発信より、情報を見たり集めたりするツールとして使っている感じですか?それはもうお世話になりっぱなしです。ニュースも何もかも、情報収集はTwitterです。私が大好きな釣りとか、キノコとかって、情報戦なんです。今年はここの太刀魚がとか、富山でこのキノコが出たとか。そうした趣味仲間がTwitterを使っているので、わたしも使っています。――すごく謳歌している感じが伝わってきて、プライベートの充実が女優としてのお仕事にも反映されていきそうで、これからの活躍も楽しみです。最後に主演作公開へのメッセージをお願いします。生まれた環境だったり、こういう自分でいなきゃいけないとか、こう生きていくべきなのだと、自らを囲ってしまった人たちがたくさん出てくる物語です。もう少し自分をいい意味で諦めたり許してあげたり、そうした勇気を持ったり、人との出会いを重ねることで、もっといい自分が見つけられる、そう思える映画になっていたらいいなと思っています。■プロフィール門脇麦1992年8月10日ニューヨーク生まれ、東京育ち。幼少期よりバレリーナを目指し、クラシックバレエに勤しむが、その後、芸能界へ。2011年に女優デビューを果たし、翌年公開された映画『愛の渦』での果敢な演技により、多くの賞を獲得。16年、『二重生活』で映画単独初主演。近年は『止められるか、俺たちを』(18)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。また『さよならくちびる』(19)で第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。第59作大河ドラマ『麒麟がくる』ではヒロインを務めた。今後は、主演舞台『パンドラの鐘』が、4月14日~5月4日、東京芸術劇場シアターイーストで上演予定。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年02月28日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、門脇さんと水原さん、それぞれの友人役を演じた石橋静河、山下リオの4人が見事なカルテットで魅せたメイキング映像が到着した。東京生まれ、東京育ちの箱入り娘・華子(門脇さん)と、大学進学をきっかけに上京してきた上京組の美紀(水原さん)。同じ空の下、まったく違う世界を生きてきた2人が出会い、交差することで、それまで囚われていた価値観から抜け出し、思いも寄らない人生を切り拓いていく。そんな女性2人の姿を小気味よく、清々しく描いた本作。門脇さんと水原さんがいまを生きる女性たちの葛藤と成長を見事に表現する中、本作には華子と美紀、そして門脇さんと水原さんにとっても欠かせない重要な役を担った女優がいる。華子の友人であり、プロのヴァイオリニストとして海外でも活躍、上流階級の家庭に生まれ育ちながら、地に足つけた独自の価値観で華子に良きアドバイスを送る逸子役を演じた石橋静河。そして、美紀と同郷で同じ大学に進学、一時は疎遠になっていたが、美紀と同窓会で再会したのを機に意気投合、美紀の良き相談相手となる平田役を演じた山下リオだ。華子にとっては、自分の素直な本音を明かせる唯一の友人といえるのが逸子であり、美紀にとっては、共に地方から上京し、支え合いながら東京を生き抜く戦友ともいえる役どころの平田。先日行われた公開直前イベントの中で、門脇さんは「この2人(華子と美紀)の友達に逸子と平田がいて本当によかったと思う」と口にしており、劇中では絶妙な距離感で心地よい空気感を作り出し、抜群の存在感を放っている。今回解禁となる映像では、そんな4人の女優に焦点を当てたメイキングシーンが切り取られている。門脇さん、水原さんの初共演シーンとなるホテルのラウンジでのひと幕や、タブレットを見ながら和やかな雰囲気で撮影の合間時間を過ごす門脇さんと石橋さんの姿、さらに、以前共演して以来、プライベートでも仲がいいという水原さん、山下さんは本当の親友のように和気あいあい。勢いあまって頭をぶつけるちょっとしたハプニングも映し出された。それぞれが演じた華子、美紀、逸子、平田という4人の女性。それぞれが抱える生き辛さを共有し、支え合いながら、自らの足で人生を切り拓いていく劇中の姿が浮かび上がるメイキング映像となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月25日21歳にして『愛の渦』で大胆な演技に挑み、表現することへの果敢な姿勢で観客の心を奪った門脇麦さん。東京に生きる2人の女性がそれぞれの人生を切り拓いていく『あのこは貴族』では、大きな愛に胸を熱くさせてくれる。愛する表現の深さは、私自身の生き方で決まる。門脇さんが演じるのは、東京生まれの箱入り娘・榛原華子(はいばら・はなこ)。結婚こそが幸せと信じて育った彼女は、良家の青年・青木幸一郎と出会うのだが、甘くない現実に息苦しさを感じる。そんななか、地方出身で自分とは違う世界に生きる時岡美紀と人生が交錯する。「華子と美紀は育った環境も価値観も違うし、気が合う者同士ではないかもしれません。でも、ひょんなことから出会い、ほんの一瞬、人生が交わるなかで共鳴し合う。すごい人間賛歌ですよね」結婚や恋愛だけではない人生を見つめる作品の根底に流れるのは、大きな愛。幸一郎への「恋」から始まった華子の成長は、ラストシーンで彼を見つめる眼差しに「愛」を感じさせる。「幸一郎への最後の眼差しは、男女の関係性を超えた人類愛ですよね。ふたりは似た環境に育っているので、おたがいの息苦しさをより感じ合える。あの表情は、華子が自分自身という人間を少し受け入れることができたから生まれたものなのかな」そう、自分を認められない人間は、誰かを愛することなどできない。華子は、それに気づかせてくれる存在でもある。「愛する」という表現で、門脇さんが大切にしていることは?「表現しようと思って出てくるものではないですからね。自分を愛せないと人を愛せないのと同じように、現場を丸ごと愛さないと愛情は溢れてこないと思っていて。脚本も監督も、共演者もその役も、自分の役もそうですし、現場の空気やスタッフさん全員に愛情がないと、そこが太くならない。愛をどう表現するかというよりは、作品丸ごと愛情を注ぐというのが、自分の中ではいちばん演じやすい方法です」演技の話をするときには、「役になりきる」という表現がよく使われる。けれども、門脇さんの感覚は、それとはまったく別物なのだそう。「役になりきるという感覚になったことがなくて。もちろん相手役の人にだんだんと情が湧いたり、その役を愛おしく感じたりもしますけれど。でも、私、そもそも恋愛の“愛する”みたいな役はそんなにないんですよね(笑)」恋愛の「愛する」表現も見てみたい。門脇さん自身は、ラブストーリーを演じてみたい?「とてもやってみたいです。『天安門、恋人たち』みたいな骨太なラブストーリー。時代に翻弄されて関係性が変わらざるを得ないけど、それでも一緒にいるみたいな話が好きなので。結局、男とか女とかじゃなくて、そこに人類愛を感じるんですよね」そんな門脇さんが「愛する」という表現に思うのは?「お芝居でいうと激しい愛でも穏やかな愛でも、使う言葉や肉体表現、瞬発力や表現の大小が違うだけで根っこのスイッチは一緒な気がします。愛の種類よりも発動スイッチがいかに深くて大きいかのほうが大事なのかなと思います。その深さや大きさは、今まで自分が生きてきた全部によって決まってくるから、自分で深くしようと思ってできるものじゃない。自分がどれだけ真剣に物事に取り組んできたかにもよりますよね。だから、その表現は役じゃなくて、完全に私自身の私生活で決まってくる。子供を産んだら、もっと深くなるんでしょうし、新しい出会いや別れによっても育ってくる。どういう表現がしたいかというよりは、自分の生きていく人生の中で、そのスイッチをどう深められるかに尽きるのかな」門脇麦1992年8月10日生まれ。東京都出身。2011年に女優デビューし、『愛の渦』(‘14年)で数々の新人賞を受賞。主人公・榛原華子を演じた『あのこは貴族』(監督:岨手由貴子、原作:山内マリコ)は2月26日公開。ワンピース¥67,000(マメ クロゴウチ/マメ クロゴウチオンラインストア TEL:0120・927・320)サンダル¥17,200(スタッカート/バロックジャパンリミテッド TEL:03・6730・9191)イヤリングはスタイリスト私物※『anan』2021年2月17日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・小谷雄太(UM)ヘア&メイク・草場妙子取材、文・杉谷伸子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年02月11日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが出演する、リアルを徹底追求した“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」より、選りすぐりの映像が映し出されるPR映像が公開された。「限定された空間、限られた時間、限られた状況」でリアルタイム進行する「半径3メートルの人間ドラマ」をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで配信する本作。リアルな臨場感を漂わせながら、様々な限定空間の中で追い詰められた主人公たちが、深みのある人間ドラマが展開されていく。配信開始まであと約1か月となった今回、全6話のエピソードがそれぞれ放つ世界観を、満を持して初めて映像で一挙公開。第1話の井戸を覗く男女3人や、第2話のタクシーに乗っている門脇さん、第3話の狭いユニットバスのシーンなどと、不思議な世界観を覗くことができる。“ここから一体何が起こるのか!?”とワクワクするような緊迫シーンや衝撃シーン、思わずハッとさせられる主人公たちの追い詰められた様子が厳選収録されている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(cinemacafe.net)
2021年02月05日門脇麦と水原希子が対照的な2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、その2人の女性をつなぐ幸一郎役を演じた高良健吾の特別映像が解禁となった。東京の上流階級に生まれ育った華子(門脇さん)と、大学への入学を機に地方から東京へ出てきた美紀(水原さん)。異なる世界を生きてきた2人を結びつけることになるのが、高良さん演じる弁護士の幸一郎。華子とはお見合いを経て、後に結婚。美紀とは大学時代の同級生であり、お互い社会人となってからも、つかず離れずの関係を続けているキーパーソンだ。代々政治家を輩出してきた名家の子息であり、将来も約束されているほかに類を見ない最高の“ハイスペ男子”である幸一郎。高良さんはそんな役柄に対して、「一流のものが生まれたときから用意されている」と明かしており、演じてみて「あまり感じたことのないドキドキ」を感じていたとか。華子と美紀、2人の女性にはそれぞれ違う表情をみせ、上流階級の家庭に生まれたからこその葛藤や悩みを抱える様を嫌味なく表現した高良さん。幸一郎が素直なキャラクターとして受け止められるのは、高良さんが演じればこそ。映像内には、実際に高良さんと対峙した門脇さんと水原さんも、「高良さんが幸一郎を演じることでどこかチャーミングな人になる」と語り合っている様子も映し出されている。幸一郎との出会いをきっかけに、引き合わされた華子と美紀。同じ東京という街でまるで違う世界を生きる互いの存在に驚きながらも、それぞれを受け入れることで自らの世界を切り拓いていく彼女たちの人生の選択に注目だ。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月02日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境で生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、主人公の“箱入り娘”華子を演じた門脇さんとその夫役を演じた高良健吾のウエディング写真と本編シーンが解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の娘・華子は、結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かった彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息。今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウエディング姿が写し出されている。特に華子を演じた門脇さんのウエディングドレス姿には注目。シンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着。さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れる。このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、挙式を迎えたシーンの空間を演出するのに一役買っている。門脇麦、後半のシーンは「関係性が変わったと感じた」門脇さんは、幸一郎を演じる高良さんとの芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影をふり返っている。劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。その様を、控えめなセリフと表情を通して雄弁に表現してみせた門脇さんの演技は圧巻。自分自身の選択によって人生を切り開いていく女性たちを描いたシスターフッドムービーの新境地の体現者となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月19日リアルを徹底追求した究極の1シチュエーションドラマ、Huluオリジナル「THE LIMIT」より、伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが写るメインビジュアルが公開された。全6話からなる本作。伊藤さんが出演する第1話「ネコと井戸」は、ネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描く。本作唯一のオープンロケを敢行し、朝から日没までの間に撮影された。続いて、門脇さんが出演する第2話「タクシーの女」と、浅香さん出演の第6話「高速夜行バス」では、走行車の中が舞台となっており、ハリウッド映画などでも利用される撮影システム「LED スクリーン・プロセス」(※投影された映像の前で役者が演技をするシステム)が使われ、臨場感を生み出した。また細田さん出演の第3話「ユニットバスの2人」はユニットバス内で巻き起こる“芸人と泥棒のバトル”を描いた作品。実際の一人暮らし用マンションのユニットバスで撮影されている。岡山さん出演の第4話「ベランダ男」も“忍び込んだ女性宅のベランダでピンチに陥った男”が追い込まれてく様を生々しく切り取るため、実際のマンションを使い、20分ワンカットで撮影。そして泉澤さん出演の第5話「切れない電話」は、喫茶店で謎の発信者から脅迫を受け、主人公たちがゲームに強制参加させられる物語。電話をかけてくる女性を演じる青山祥子が、リアルタイムで電話をしながら撮影された。どのエピソードも、撮影でリアルを徹底追求した本作。通常のドラマでは味わえないリアルな臨場感は必見だ。そんな本作のメインビジュアルでは、各話の主人公たちが緊迫の表情を浮かべている。登場人物たちの意外な過去、隠された本音、衝撃の事実、リミット空間に追い込まれたときに表れる人間の本性――人間ドラマの深みが伝わってくるビジュアルとなっている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(全6話)(※通常配信に加え4KHDR/5.1chでも配信)(cinemacafe.net)
2021年01月15日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる、山内マリコ原作小説の映画化『あのこは貴族』。この度、門脇さん演じる都会の令嬢・華子と水原さん演じる地方出身で都会で奮闘する美紀のそれぞれの生きる世界を感じられる場面写真が一挙6点解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の子女である華子は、一般家庭では中々お目にかかれない豪華7段の雛人形を飾る姿や、刺繍を楽しむ優雅な姿、美しい着物に身を包む姿が切り取られている。「結婚=幸せ」という価値観で育てられた箱入り娘である華子は、自分の感情を表に出すことに慣れておらず、微妙な表情や雰囲気だけでストーリーを引っ張っていく必要のある、映画的にはきわめて難しい役柄。岨手由貴子監督は脚本の段階から「華子ができるのは門脇麦しかいない」とイメージを固めていたそうで、門脇さん自身も「岨手監督の前作を観てからずっとご一緒したかったので期待に応えたい」と強い意気込みを持って挑んだ役柄だ。一方、地方出身者である美紀は、ジャージ姿でベッドに横たわるラフな印象を与えるものや、真新しいリクルートスーツに身を包んで大学の入学式に向かう姿、それらとは対照的に、真っ赤なスカーフとスーツで力強い印象を与える姿が切り取られている。地方出身の秀才で都会に馴染んでいるのに、自己肯定感が低い。もはや東京への幻想は抱いていないが、地元に帰る気にもなれず、学生時代からの腐れ縁を引きずっている――。そんな複雑な役柄に対して、脚本を読んだ水原さんは「美紀のキャラクターはほとんど私自身。年齢的にも今の自分にぴったりだと思う」と、自分自身と重ねるほど共感できたキャラクターであることを明かしている。劇中では、このチャレンジングな配役が想像以上のケミストリーを生んでいる2人。東京という同じ空の下、違う環境の中でそれぞれの人生を切り拓こうとする2人の女性の世界観を感じ取ることができるはずだ。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年12月16日女優・門脇麦とフードエッセイストの平野紗季子が出演する連食テレビエッセー「きみと食べたい」の放送が決定した。「食」をテーマに放送する新番組「きみと食べたい」。今回2人は、長崎県島原市へ旅に出る。目的地は、イタリアンがベースのとあるレストラン。しかし、梅干しと赤じそと昆布のソースや、地元でおやつとして食べる塩辛をのせた焼き芋をアレンジした料理など、ここで生まれ育ったシェフが “ここでしか食べられない”その土地に根ざした料理が提供されている。そんな料理の素材や地元の食べ方を探っていくと、見えてきたのは島原の魅力。シェフの料理を入り口に、海や畑の食材、食堂の定食まで、食べ続ける2人の旅を平野さんが書き下ろすエッセーで綴っていく、極上の料理を目と耳で楽しむ新感覚の番組だ。大河ドラマ「麒麟がくる」に出演、主演作『あのこは貴族』が来年公開を控える門脇さんは、「『食』を突き詰めたら、不思議とその土地で暮らす方々が大事にしているものが見えてきて、文化や営みに少し触れられたような気がしました」と今回旅した感想を語り、平野さんは「旅の難しい日々は続きますが、とある海辺の街に生きる人々の、食を通した声や想いを味わっていただけたら」とコメント。なお、番組のナレーションは、「MIU404」「いとしのニーナ」などに出演するいま注目の若手俳優・岡田健史が担当する。連食テレビエッセー「きみと食べたい」は12月24日(木)22時~Eテレにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月06日門脇麦と水原希子の共演で、都会の異なる環境を生きる2人の女性が人生を切り拓く姿を描いた『あのこは貴族』。この度、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀が偶然の出会いをきっかけに、自分の階層の中で幸せを模索していく姿が描かれた予告編と、大島依提亜デザインの本ポスタービジュアルが解禁となった。「結婚=幸せ」と信じて疑わない箱入り娘の華子は、両親に言われるがままお見合いをするなど、お相手探しに奔走。終始うつむきがちで、感情が見えない表情の華子は、目の前に現れた良家の生まれで弁護士の青木幸一郎(高良健吾)にひと目惚れ。やっと見つけた私の幸せとばかりに顔をほころばせるのだが…。一方、地方出身者の美紀は名門大学に進学するも家庭の事情で学費を自分で稼ぐこととなりアルバイトに明け暮れ、次第に心と体はすり減っていき、中退を余儀なくされる。しかし、小言のうるさい父親や停滞する地元から抜け出したい気持ちから、その後も東京で働き続けていた。出会うはずのなかった華子と美紀の人生が、幸一郎をきっかけに突然交錯。同じ東京に暮らしながら、互いに自分の生きる世界とは全く違う世界があることを知り、同時に自身の階層の狭さも、その中にあった自由にも気づかされる。そこで友人になるわけではない、忘れられない出会いを糧にして人生の新しい扉を開いていく2人の姿は、先日開催された第33回東京国際映画祭で「これまでになかったジャンル」と喝さいを浴びた。予告の前半では年齢や性別、出身地など社会の中で選別され続ける生きづらさを華子と美紀の視点を通して映し出しながら、終盤には友人の逸子(石橋静河)とはしゃぐ華子の姿や友人の平田(山下リオ)と笑顔で談笑する美紀の姿を確認することができ、明るく変化する彼女たちの表情から、未来に微かな希望があることを気づかせてくれる映像となっている。また、併せて解禁となったのは、『ミッドサマー』や『万引き家族』などを手掛ける大島さんデザインによる本ビジュアル。黒のタートルネックにネックレスというお嬢様の装いの華子に対し、上下紺のパンツスーツを着こなす美紀の対照的な2人が並ぶ。互いに近くにいるのに別世界に生きる華子と美紀の人生が交錯した瞬間を切り取り、この出会いをきっかけに変化を見せていく2人の後が気になるビジュアルとなっている。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年11月30日門脇麦と水原希子の共演で、山内マリコの同名小説を映画化する『あのこは貴族』が2021年2月26日(金)に公開決定、初映像となる特報とティザービジュアルとともに高良健吾、石橋静河、山下リオら追加キャストが発表された。初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子(そでゆきこ)監督が、主人公の東京の箱入り娘・華子役に門脇さん、地方から上京し、自力で生きる美紀役に水原さんを迎えて贈る本作。今回追加キャストとして、奇しくも2人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎役に高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役に石橋静河、美紀の地元の友人で同じ名門大学に入学する平田役に山下リオが決定したほか、華子の家族に銀粉蝶、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、幸一郎の家族に高橋ひとみ、津嘉山正種など実力派俳優が集結。特報では、東京の箱入り娘・華子が見合いの末、良家の弁護士・幸一郎との結婚生活をスタートするが、幸一郎に「華子には夢なんかあるの?」と、華子が“結婚すること”のみにしか関心がなかったことを言い当てられてしまう。一方で、地方出身者の美紀は幸一郎と一緒に、パーティーで楽し気に過ごす様子が。そして、美紀を見かけた華子がタクシーを降り、自転車で通り過ぎる美紀を呼び止める瞬間までが収められている。2人はこの出会いをきっかけに、どのような決断をし、人生を切り拓くのか。その先の展開が楽しみな特報となっている。また、ティザービジュアルのデザインは、『サスペリア』『ミッドサマー』『デッド・ドント・ダイ』などを手掛けるグラフィックデザイナー・大島依提亜が担当、人気イラストレーターの塩川いづみが華子と美紀のイラストを描き下ろした。異なる階層に生き、身に纏うものが異なっていても、中身は同じ女性であると、シンプルな線で描くことで気づきを与えてくれるビジュアルとなっている。追加キャスト&原作者からコメント到着高良健吾(青木幸一郎役)それぞれの一生があり、そこにある当たり前のズレが、それぞれの一生に色を添えていて、すべてがひとつの生き方で、この役だからこそ思うことが多くありました。その加減を監督と話し合うことが多く、役としての立場を監督は包み込んでくれていたと思います。そして、感覚的な演出がいろんな気づきを与えてくれて楽しかったです。当時、意識していたことを現場がアップしてから時間が経つにつれ、自分の中でより大きな意味を持っていることに驚いています。本当にいい経験をさせてもらいました。映画自体も時間がひとつのキーワードです。わからない正解が多い中、この映画はいろんな今。が押し付けられることなく切り取られていると思います。石橋静河(相良逸子役)今回、初めてプロのバイオリニストの役を演じることになり、短い期間でしたが猛特訓をして、肩がガチガチに凝りながらも、なんとか自分なりの精一杯を形にしました。お芝居の面では、門脇麦さんと水原希子さんという人間的にも素晴らしいお二人とご一緒できたことがとても嬉しかったです。ぜひ劇場でご覧ください!山下リオ(平田里英役)私は、日々生きていく中で、社会には見えないカーストがあるのでは?と思うことがあります。そして、その社会の目を気にしながら、自由に生きることは難しい。台詞の一言一言に共感し、そんな社会に生きる女性たちが、足掻きながらも成長し、逞しく生きていく姿に、いつしか私自身がリンクし、演じながら勇気をもらっていました。撮影中、岨手監督は、優しく背中を押し続けて下さいましたし、水原希子ちゃんとは、旧友のように居心地よくいさせて頂きました。あの一瞬一瞬が、すべて愛おしい時間です。ありのままの自分を抱きしめてあげたくなる映画になっているのでは。是非、たくさんの方に観ていただきたいです。原作・山内マリコ映画『あのこは貴族』、正直に言ってわたし、ものすごぉーく気に入ってます。2021年の日本映画の大収穫の一つなんじゃないかと。籠の鳥のようなヒロイン華子は、いつも安全なタクシーの中から、二度目のオリンピックを夢見て普請中の東京を眺めます。そして上京者という名の越境者であるもう一人のヒロイン美紀は、バッグを斜めがけにして自転車を漕ぐ。異なる階層に属する二人を岨手監督は、移動手段ひとつとっても映画的にアプローチしている。その演出力は本当に見事で、主役から傍役まで役者さんたちは誰もがその役柄を生きていて、命が吹き込まれるってこういうことかと唸りました。深みのある映像、美術、衣装、音響、どれをとっても丁寧ないい仕事ばかり。映画を観るよろこびをビリビリ感じます。世襲され固定化した社会階層と、女性をしばる価値観。女同士を分断させてなるものかと橋をわたす、逸子の存在。原作に込めたメッセージを大事にしてくれているのは、監督の作家性とこの物語が、ちゃんと共鳴しているからにほかなりません。監督ありがとう。岨手監督に撮ってもらえて、とても幸せな作品となりました。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年09月24日齊藤工が監督した、安藤裕子の楽曲「一日の終わりに」のMVが公開。宮沢氷魚と門脇麦がW主演を務め、疫病が蔓延した未来の世界を描いている。「一日の終わりに」は、本日リリースされた安藤さんのオリジナルアルバム「Barometz」に収録されている楽曲。齊藤さんが監督・脚本、さらに一部撮影も務めた本MVは、歴史上100年毎に起こっている疫病が、2120年にも起きていると想定された世界を舞台に、主演の2人が孤独な世界に生きる男女を演じ、それを美しく映し出す。なお、本作は今後、ショートフィルムとして作品化されることも決定している。安藤裕子オリジナルアルバム「Barometz」は8月26日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2020年08月26日千葉雄大と門脇麦が案内人を務める、本と本屋の魅力を再発見する少しユニークな番組「ドラマ+紀行 夢の本屋をめぐる冒険」が、8月18日(火)&19日(水)の2夜連続で放送されることが決定した。番組では、千葉さんと門脇さんが本屋で働く「バイトさん」と「店長」に扮し、潰れそうな書店の再生策をめぐってやりとりを繰り広げる、ユーモア溢れるドラマを縦軸に、世界の「夢のように素敵な本屋」を探訪。世界中の読書家や作家たちを魅了するパリの由緒ある書店「シェイクスピア・アンド・カンパニー」と、“世界で最も美しい書店”にも選ばれた中国の「先鋒書店」をそれぞれ取り上げていく。「本が大好き」という2人による素のトークも楽しめる、不思議な演出も魅力の本作。千葉さんは「ドラマパートでは役者として芝居をして、VTRを見てのトークパートは素の自分として出演して楽しかったですね」と撮影をふり返り、「登場した本屋さんに行くためだけにその街に旅行したくなるくらい全部の本屋さんが素敵でした!視聴者のみなさんにも『改めて街の本屋って素敵だな。大事にしたいな』って思ってもらえたらうれしいですね」とコメント。門脇さんは「本もネットですぐに買えてしまう時代ですが、本屋さんに行かないと過ごせない時間、出会えない作品がたくさんあるということを改めて考え直す良い時間になりました」と出演した感想を語り、「明日本屋さん行こう!そんな風に思っていただける番組になっていますように」と話している。また、お客さん役で青木柚、おばあちゃん役は大方斐紗子が務める。あらすじここは、めったにお客の訪れない小さな街の本屋さん。今日もバイトさん(千葉雄大)と店長(門脇麦)が店の方針をめぐってひと悶着。ジャンルも年代も言語もばらばらな個性的すぎるラインナップは、ちょっぴり偏った嗜好を持つ店長が選んだもの。そんな店長の暴走に巻き込まれながらも、しっかりとお店を支えるバイトさん。2人は、お店の再建に頭を悩ませているとき、店長の亡きおばあちゃん(大方斐紗子)が残した「夢の本屋」についての記録を見つける。そこには、海外の魅力的なお店について紹介されていた――。ドラマ+紀行 夢の本屋をめぐる冒険「第1話・フランス編」は8月18日(火)22時45分~、「第2話・中国編」は8月19日(水)22時45分~NHK総合にて放送。※再放送あり(cinemacafe.net)
2020年08月09日全く異なる生き方の女性たちの自立を描いた、山内マリコによる同名小説を映画化した『あのこは貴族』。この度、主要キャストとして門脇麦と水原希子が出演することが決定した。主演を務めるのは、「トドメの接吻」や『愛の渦』、本作と同じ山内マリコ原作の『ここは退屈迎えに来て』などに出演し、本年度のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、長谷川博己演じる明智光秀に生涯にわたって影響を与えるヒロイン・駒役を好演している門脇麦。本作では都会に生まれ、婚活に余念がない箱入り娘の華子を演じる。共演には、『ノルウェイの森』や『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』などに主演し、また女優だけでなくモデル、デザイナーと多彩に活動し、常にその動向から目が離せない水原希子。本作では地方から上京し、自力で都会を生き抜く美紀を演じる。監督を務めるのは、『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督。同じ都会に暮らしながら、全く異なる生き方をする2人の人生が交差したとき、それぞれが自分の居場所を見つめ、恋愛や結婚だけではない自分の人生を切り開こうとするシスターフッドムービーの新境地を描く。■コメント門脇麦(榛原華子役)この度、映画『あのこは貴族』で榛原華子役を演じさせて頂きました。家柄の事、出身の学校、職業。私達は無意識のうちに世間から、そして自ら自分の人生に線引きをし、それを全うすべく日々を過ごしている部分が少なからずあるのではないかと思います。この物語は、そんな窮屈さを感じながら生きる2人の女の子が、少しづつ自分を解き放っていくお話です。『グッド・ストライプス』を観てから、いつかご一緒したいとずっと思っていた岨手監督。さり気ないト書き1行が監督の手によって、みるみるうちに胸をきゅっと掴まれるようなシーンに変わっていく様に何度も高揚しました。皆様が映画館に足を運べる日常が、1日でも早く訪れることを祈っています。『あのこは貴族』がたくさんの方に届きますように。水原希子(時岡美紀役)この度、『あのこは貴族』で地方生まれの時岡美紀役を演じさせて頂く事になりました。そして大好きな門脇麦さんをはじめとする素敵な共演者の方々に沢山刺激を受けながら共演させて頂けた事をとても嬉しく思います。初めて岨手監督とお会いした時、とても柔らかい印象。でも現場に入ると、明確に指導して下さり、全てのシーンにおいて、フラットにディスカッション出来た事、疑問や不安から解放してくれて、監督の包容力で等身大の自分として、素直な感情を制限なく自由に表現する事が出来たと思います。この映画は境遇の全く違う2人が、自分らしく生きる事、自分にとって本当の幸せとはどういう事なんだろうと葛藤しながらも、悩みと変化の中で成長し、自立していく事でより自由になり解放されていく。29歳、地方育ちの私にとって、とても共感の多い作品でした。女性のみならず、色んな方が自分で自分の人生を選択していく事の大切さに共感して頂ける作品になっていると思います。岨手由貴子(監督)監督を務めた岨手由貴子です。『あのこは貴族』は出自も生きる階層も違う二人の女性が、これまでどんな風に生きてきて、これからの日本をどう生きるのかを描いた作品です。多くの選択肢が用意されているわけでもなく、器用にベストな選択ができるわけでもない。それでも自分の足で立ち、生きていく。そんな原作の持つスピリットを、素晴らしい俳優陣が血の通った物語に昇華してくれました。タイプの違う二人の女性、「華子」と「美紀」を演じた門脇さんと水原さん。お二人は芝居や役柄へのアプローチも異なる、まさに“タイプの違う”役者さんでした。けれど、対峙するのではなく、お互いを認め、共存する。そうやって、それぞれのやり方で「華子」と「美紀」の人生を生き、体現してくれました。そんなお二人の在りようは、まるで劇中の彼女たちそのもので、初号試写のあと普通の女の子に戻って楽しくおしゃべりする姿に、とても幸福なキャスティングだったことを実感させられました。普通に生きることすら困難な時代だからこそ、これまで頑張ってきた自分を肯定してあげたくなるような、誰かにとっての特別な一作になることを願っています。ぜひ、多く方に見ていただきたいです。『あのこは貴族』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年06月02日村上春樹の長編『ねじまき鳥クロニクル』が、イスラエル出身のインバル・ピントと藤田貴大の演出により舞台化。そこで女子高生の笠原メイを演じる、門脇麦に話を聞いた。【チケット情報はこちら】年に1本ペースで舞台出演を重ね、名立たる演出家からの信頼も厚い門脇。彼女自身は舞台に立つ魅力を、どんな点に感じているのだろうか。「1か月くらい稽古期間があるっていうのが、映像との一番の違いですよね。その分、いろんなことを試行錯誤出来るのが舞台の面白さであり、同時に自分の実力の無さとも向き合わなければいけない。だから“楽し苦しい”って感じですね(笑)」これまで門脇は、インバルの日本での上演作品はほぼ観てきたという。「いつか参加してみたいと思っていたので、純粋に嬉しかったです。ただ今回は村上さんの原作がとても難解ですし、筋書きがすべての話ではない。でもあの行間にある思想的な部分を、言葉ではなく、インバルさんがつくる世界観みたいなもので伝えることが出来たら…。とても面白いものになると思いますし、エンターテインメントとして楽しんでいただけるものになるんじゃないかと思います」演じる笠原メイは、主人公の岡田トオルを導いていく存在。「自分の世界観がある利発的な女子高生の役ですが、自分で殻をつくって、そこから世の中を俯瞰しているようなキャラクター。その奥の部分が見えてくると、作品にとってなにかいいスパイスになれるんじゃないかなと。この難解な物語を理詰めにするのではなく、音楽、踊り、そういった肉体的な部分から膨らませていければいいなとは思っていて。そうすることで今までにない新しくて、面白いものが生まれそうな気がしています」岡田トオルを演じるのは、ともに共演経験のある成河と渡辺大知。「成河さんはあれだけたくさんの舞台をやってらっしゃるのに、真心と熱量が人一倍どころじゃないぐらいある方。またご一緒出来るのはすごく楽しみですし、気が引き締まる想いです。大知くんは立っているだけでチャーミングな方。そこをインバルさんがどうピックして、演出されていくのか。これもまた楽しみですね」さらに音楽には大友良英と、今をときめく才能が一堂に会する。「すごいものが出来ないとまずい、みたいな空気がムンムンしているので(笑)、楽しみでもありプレッシャーでもあります。もちろん精一杯頑張りますので、ぜひ期待していてください」取材・文:野上瑠美子
2019年10月25日女優・門脇麦が、8月24日(土)放送の「ノンフィクションW パリ・オペラ座バレエ団 オニール八菜 夢の中で踊る」でナレーションを務めることが分かった。本番組では、日本人として初めてバレエ界の頂点である“オペラ座バレエ団”エトワールに挑戦するバレエダンサー、オニール八菜に密着した模様を放送。彼女の原点である、3歳の頃から通い始めた東京・成城の岸辺バレエスタジオから、パリ・オペラ座の心臓部である内部稽古場、歴史を誇るオペラ・ガルニエでの世界で最も華やかな舞台の模様まで、独自の長期取材を敢行。夢を実現し舞台で踊る現在の日々を追いながらも、伝統に向かい合い、さらなる高みを目指す姿を映し出す。今回、同番組のナレーションを務めるのは、連続テレビ小説「まれ」や「トドメの接吻」、『さよならくちびる』などに出演、オニールさんと同時期に岸辺バレエスタジオに通っていた門脇さん。ナレーションの担当が決定し「すごくうれしかった」という門脇さんは、「普段のナレーションの仕事はもう少し、専門用語が出てきたり、解説的な文章が多かったりしますが、今回はいわゆるナレーション、というよりはもう少しカジュアルな感じで、八菜に寄り添うように喋れたら良いなと思ってやらせていただきました」とコメント。また、岸辺バレエスタジオで過ごした日々をふり返り、「打たれ強くなったんじゃないかなと思います。それは今の仕事にかかわらず、わたしの人格というか、すべてにつながっていると思います」と自身にとっても原点であるようだ。さらに、オニールさんとは幼少の頃から仲良しだったそうで、「小さい頃の彼女は、快活で明るい子でした。あのおてんばだった八菜が本当に立派になられて…!感慨深いです」と笑顔。「海外に行ってからも、たまに帰ってきて、何ヶ月か一緒にレッスンをする機会があったのですが、帰ってくるたびに成長のスピードがすさまじくて。こういう人がプロになれるんだろうと肌で感じました」と一緒に教室に通っていた頃をふり返っている。番組については「バレエに限らずどのスポーツでも、頂点を極めて、プロで活動するのは言うまでもありませんが本当に大変なこと。でもこの番組ではそれを感じさせないというか。それは八菜の性格的なものもあると思う。明るくて飄々としているというか、なんだか軽やかなんです。そんな八菜の魅力が詰まった、新しいタイプのバレエダンサーのドキュメンタリーだと思います」と説明し、「バレエ初心者の方にも敷居が高くない番組になっていますので、ぜひ八菜とバレエの魅力を堪能してください」と呼びかけている。「ノンフィクションW パリ・オペラ座バレエ団 オニール八菜 夢の中で踊る」は8月24日(土)16時30分~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月21日小松菜奈と門脇麦がW主演し、共演に成田凌を迎えた青春音楽エンタテインメント映画『さよならくちびる』より、主演2人が扮する“ハルレオ”のオフショット未公開写真がシネマカフェに到着した。マネージャーの支えもあり、インディーズ界で人気を博すようになった「ハルレオ」だが、それぞれの恋心が原因で3人の仲はこじれ、解散ツアーが始まってしまう。居場所を求める3人の若者たちの青春と恋愛のリアルを描いた音楽が紡ぐロードムービー『さよならくちびる』。劇中に登場する「ハルレオ」は、主演の小松さんと門脇さんが劇中で組むギターデュオ。実際に「ハルレオ」として、秦基博が作詞・作曲・プロデュースした主題歌「さよならくちびる」、あいみょん作詞・作曲の挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」でメジャーデビューも果たした。今回シネマカフェが入手した「ハルレオ」とローディ兼マネージャーのシマが写る写真は、主題歌「さよならくちびる」のMVの監督・山田智和による撮り下し!この「ハルレオ」のアーティスト写真を未公開写真も含め、全4枚が公式サイトにて一挙公開。アーティストとしての特別な表情が切り取られている。さらに、秋には本作のBlu-ray&DVDの発売も決定。 映像特典には、主演2人のオーディオ・コメンタリーや、撮影の裏側を捉えた貴重なメイキングや未公開シーンが収録されている。『さよならくちびる』Blu-ray&DVDは10月25日(金)リリース、TSUTAYAレンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年07月15日女優の小松菜奈と門脇麦が映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で演じたギターデュオ・ハルレオの楽曲「さよならくちびる」が、音楽ストリーミングサービス・Spotifyの国内ウィークリーバイラルチャート(5月16日付)で2位になった。ハルレオは、門脇演じるハルと小松演じるレオで結成されたギターデュオ。孤独だった2人が出会い、路上から始めた活動はライブハウスを埋めるまで人気を獲得するが、やがて2人は解散を決断。映画では、解散ツアーで全国を巡る日々と葛藤を描いている。「さよならくちびる」は同作の主題歌で、シンガーソングライター・秦基博がプロデュースした楽曲。MVは、米津玄師「Lemon」やあいみょん「マリーゴールド」も手掛けた山田智和監督が担当し、ハルとレオ、マネージャー・シマ(成田凌)の3人で過ごす「最後の時間」をテーマに撮影した。バイラルチャートはSpotifyが独自の調査に基づき、SNSで話題の曲をランキング化したもの。同曲は「そうだ、映画行こう」「Buzz on TV」「演者、歌う」などのプレイリストにピックアップされ、再生数を伸ばしている。
2019年05月29日小松菜奈と門脇麦。初共演となった映画『さよならくちびる』では人気デュオ“ハルレオ”に扮し、初挑戦とは思えないほど流暢にギターをかき鳴らし、繊細なハーモニーを響かせた。フレッシュな魅力あふれる若手女優ながら、どこか肝が据わったような、凛とした佇まいのふたりだからこそ、「自分たちで演奏して歌い、演じる」という離れ業さえ、やり切れたのだろう。若手トップ女優の共演が実現「絶対にやりたい」『さよならくちびる』は『害虫』や『黄泉がえり』などで知られる塩田明彦監督によるオリジナル映画。アルバイト先のクリーニング工場で、ハル(門脇さん)に声をかけられ音楽を始めることになったレオ(小松さん)が、“ハルレオ”というデュオを結成する。やがて、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)の支えもあり、インディーズ界で人気を博すようになったふたり。しかし、それぞれが一方通行に芽生えた恋心が火種となり、3人の仲はこじれ、とうとう解散ツアーが始まってしまう。出演の経緯を尋ねると、「塩田監督×オリジナル」、さらにはお互いの存在に強く惹かれたと、ふたりは声をそろえた。「オリジナルで音楽ものを、麦ちゃんと一緒にできる作品があると聞いたときに、私はもう、絶対にやりたいと思いました。関係性や設定もすごく素敵でしたし、とにかく惹かれましたね」と小松さんが告げると、門脇さんも「そうだよね、そうだよね」と相槌を打ちながら、「菜奈ちゃんと何か作品をやりましょう、というところから企画が始まっていたので、私も台本が来る前から楽しみで」と、打ち明けた。互いにトップ女優として多くの作品に出演してきた。共演前から「こうなる」予感のようなものはあったのかもしれない。「麦ちゃんとは、いつかはガッツリと共演できたらいいな、と思っていたんです。麦ちゃんは、いつもドンと構えている方で、すごく落ち着いているし、頼りがいがあるので、安心感がすごくて。作品を観ていると、自分にはないものを持っていて魅力的だな、と思うんです。そこは…だから役と一緒なんですよね。レオも自分にないものを持っていると、ハルについて思っているし。そういう部分で、すごく共感できました」とは、小松さんの弁。悩みを分かち合い、本物の“ハルレオ”が生まれた小松さんのラブコールに、さらに愛情を込める形で打ち返したのが、門脇さん。「私も、菜奈ちゃんとずっと仕事がしてみたくて。そもそもお客さんとして作品を観ていて、すごい好きな女優さんだったんです。実際、撮影の初日は、ふたりで部屋でギターをポロンって鳴らすところから始まったんですけど、その瞬間に“今日が初日じゃない感じ”だったというか…“初めましてな感じ”じゃなかったというか。菜奈ちゃんとは、すべてにおいて何の無理もない人だったので、すごく居心地がよかったんです。菜奈ちゃんは私を『落ち着いている』と言ってくれましたけど、菜奈ちゃんは私にはないエネルギーがある。本当に伸びやかで軽やかなので、私にはもっていけない何かがあったから、何度も何度もすごく助けられました」。特に、劇中で披露することになる、ふたりが初めて挑戦するギターに関しては、お互いの支えなしにはできなかった、とふり返る。門脇さんが「最初はまさか、正直、音楽物になるとは思ってもいなかったんです。だから、すごく予想外な形ではありました」と苦笑すれば、小松さんも「ギターに歌…初めてのことだらけで、すごい最初は戸惑いましたけど、いまとなってはすごくいい思い出で、巡り会えた作品だったと思います」とした。在りし日には、自主練を重ねた末、どちらからともなくマイクスタンドのあるカラオケを探して、ギターを背負い、渋谷の街を彷徨ったそう。その姿こそ、まさに “ハルレオ”といえそうだ。「そこで、いろいろ打ち解けたんです。『いまここで悩んでいて、突っかかっていて、うまくいかないんだよね』みたいなことを、麦ちゃんに自然に言えました。人によっては、ライバルというか…、負けたくないから(言わない)とかも、もちろんあると思うけど、素直に気持ちを伝えられることが、私には大事でした。すごくいい時間でした」(小松さん)。「家でギター練習をしても、なかなか思うようにうまくならないときもあって、本当に孤独な闘いなんです。そんな中で、初めてふたりで合わせたとき、お互いに『不安だよね』『つらいよね、練習』とか言うだけで、ひとりで闘っているわけじゃないんだな、共に闘っているんだなと思えて。私はますます頑張ろうと思えたので、あの時間は大きかったです。何かがいい方向に変わるターニングポイントだった気がします」(門脇さん)。劇中披露の楽曲「この素敵な曲をどう真摯に伝えられるか」ふたりが劇中で歌う楽曲に関して、シンガーソングライター・秦基博が主題歌「さよならくちびる」を、あいみょんが挿入歌「誰にだって訳がある」、「たちまち嵐」を提供している。豪華なラインナップには、歌う側のプレッシャーという受け止め方よりも、いかに“ハルレオ”として届けるかに、彼女たちは心を砕いた。「それぞれご本人の声でデモテープに吹き込まれていたので、それがある意味、完成形なんですよね。私が“素敵だな”と思った魅力をいかに減らさずというか、伝えられるかということなんだと思いました。音楽家ではない私たちだから、申し訳ないけど、どうやったってうまくはないので、この素敵な曲をどう真摯に伝えられるかを大事にしました。ライブ会場での歌唱も、エキストラの方とはいえ聴いてくださっているから、自然と楽しんでもらいたいなとか、少しでもいい時間だったな、と思って帰ってもらいたいなという気持ちが生まれてくるものでした」(門脇さん)。「私は、歌が苦手なので、いままで歌に関わるのが“恥ずかしい”みたいなコンプレックスがあったんです。でも…今回は役だし、ふたりのデュオだったからこそ楽しんでやろうと吹っ切れた感じになりました。お客さんが受けてくれるので、撮影の間だけはアーティストさんになった気分でいましたね(笑)。曲も本当に素敵でしたし、“これは自分たちだけの歌なんだ”って特別感みたいなものがあって、歌っていてもすごく気持ちよかったです」(小松さん)。心地のよい空気、やわらかにシンクロするような雰囲気があたりを包み、ふたりの呼吸が交わる。小松さんと門脇さんが“ハルレオ”として生きた時間は、スクリーンに誠実に刻み込まれている。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年05月27日映画『さよならくちびる』でW主演を務める女優の小松菜奈と門脇麦が、5月26日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」にゲスト出演。2人の素顔、オフの過ごし方や家族が語る幼少期の姿など、知られざる一面が明かされていく。本番組は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫っていくトークバラエティー。今回のゲスト、小松さんはモデルとして活動しながら2014年公開の映画『渇き。』で女優として注目され、その後『近キョリ恋愛』『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの胸キュンムービーから『溺れるナイフ』や『恋は雨上がりのように』、ハリウッド映画『沈黙 -サイレンス-』まで幅広い作品に出演。一方の門脇さんも『愛の渦』での体当たり演技や連続テレビ小説「まれ」への出演で注目されると、「お迎えデス。」『オオカミ少女と黒王子』などで実績を積み上げ「トドメの接吻」ではヒロイン役を務めたほか、『止められるか、俺たちを』『チワワちゃん』など数々の作品に出演している。5月31日(金)から公開される映画『さよならくちびる』で共演している2人が今夜スタジオに登場。映画で共演して仲良しになったという2人。今回は“どうしてもやりたかったコト”として、門脇さん憧れの野食家と一緒に潮干狩りロケに行き、獲った貝を自分たちで料理。また意外な素顔をお互いに紹介しあったり、幼少時の秘蔵写真公開に、家族がイメージとかけ離れた驚きの姿を明かす。ふたりの結婚観にも注目だ。小松さんと門脇さんがW主演する映画『さよならくちびる』は、小松さん演じるレオと門脇さん演じるハル、女性ギター・デュオ「ハルレオ」は音楽にまっすぐな思いで活動してきたが、そこに成田凌演じる付き人・シマが加わることで徐々に関係をこじらせていく。全国ツアーの道中、少しずつ明らかになるハル・レオの秘密と、隠していた感情。すれ違う思いをぶつけ合って生まれた曲「さよならくちびる」は、3人の世界をつき動かしていく――というストーリー。主題歌「さよならくちびる」は秦基博がプロデュース、挿入歌「たちまち嵐」はあいみょんが作詞・作曲を担当しており、小松さんと門脇さんは劇中で組む人気デュオ「ハルレオ」としてメジャーデビューも果たす。『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。日本テレビ系「おしゃれイズム」は5月26日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年05月26日