女優・門脇麦(25)が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)のシンガーソングライター・セリ役として主題歌「REBORN」のPV(セリver.)に出演し、歌声を披露。すでにYouTubeで公開されていたが、そこでのダンスが即興だったことが8日、明らかになった。東野圭吾の同名小説を原作に、Hey! Say! JUMP・山田涼介が主演を務める同作。3人の青年が一夜を明かすために空き家に逃げ込み、そこがかつて悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だったことを知る。シャッターの郵便口から落ちてきた手紙は32年前に書かれた悩み。3人は戸惑いながらも当時の店主に代わって返事を書く。物語が進むにつれて次第に雑貨店の秘密が明らかになり、最後の手紙を受け取った時に彼らの運命が動き出す。セリは主人公の敦也(山田涼介)たちと同じ施設に育ち、手紙の返事によって人生が大きく変わり、後に国民的なシンガーソングライターになる役どころ。門脇は、PV撮影時のことを「監督から最初に髪をピンクにするよと言われ、冗談かなと思いました。PV撮影をするよと言われた時も、冗談だと思ってました」と振り返り、「しかも前日に急に『踊ってよ!』と言われて、それも冗談かなー?なんて思ってたのですが……実際にやることになってました(笑)」と即興ダンスの経緯を明かす。ミュージカルの経験はあったが、シンガーソングライター役は初めて。役の説得力を持たせるために、日夜ボイストレーニングに励んで本番を迎えたという。門脇は、「歌手の役は初めてでしたが、髪の毛をピンク色にして『REBORN』を歌っていると、自然と役になりきれました。作品に合うとてもすてきな歌だなと思いましたが、音をつかめるようになるまでは本当に難しかったですね」と正直に語る。山下達郎が歌う書き下ろし主題歌「REBORN」は、門脇の役作りにも好影響をもたらしたようだ。KADOKAWAの二宮直彦プロデューサーは、「撮影前日に監督がいきなり"踊ってみて"と提案して実現したんですよ(笑)。それにしても、あの時の門脇さんは大変だったと思います……」とコメント。PV撮影が行われたのは、美しい夕日スポットで知られる大分・真玉海岸。2月の寒風吹きすさぶ中、門脇は薄手のワンピースに裸足という姿で世界観に没入したが、撮影を終えた時の唇は真っ青になっていたという。なお、門脇は9月19日放送のNHK『うたコン』(毎週火曜19:30~)で同曲をテレビ初歌唱する予定となっている。(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2017年09月08日ある島を舞台に、心に傷を負った人間の回復の物語を描く、ベルギー・フランス・カナダの合作映画『KOKORO』。國村隼を始め、安藤政信、門脇麦らが出演することでも話題の本作から、この度予告映像とポスタービジュアルが公開された。今回到着した予告映像の前半では、セザール賞常連女優、イザベル・カレ演じる主人公アリスが、日本を訪れるきっかけとなった経緯が描かれる。崖で國村さん演じるもう一人の主人公・ダイスケから、「飛び降りる?一緒に来る?」と問われるシーンからスタートする本映像、そこでは島に住む人々も登場し、國村さん、安藤さん、門脇さんらによる英語セリフのシーンも展開。また後半では、アリスとの関係性を意味深に垣間見せるドキッとするシーンも盛り込まれている。あわせて、アリスとダイスケのビジュアルに、舞台となった島の風光明媚な景色がコラボされたポスタービジュアルも公開。この風景は、心に傷を負った人々が訪れる“死に場所”ともいえる崖となっており、「生きる」というテーマを描く本作にふさわしい、ビジュアルに仕上がっている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日韓国映画『哭声/コクソン』で世界的にも注目を浴びた國村隼をはじめ、安藤政信、門脇麦らが出演したベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』が11月4日(土)より日本公開されることが決定した。本作は、ある島を舞台に描かれる、心に傷を負った人間の回復の物語。夫と思春期の子ども2人とフランスで暮らすアリスのもとに、長い間旅に出ていた弟ナタンが戻ってきた。ナタンは日本で生きる意欲を見つけたと幸せそうに語る。しかし、その数日後、彼は突然この世を去ってしまう。弟の死にショックを受けたアリスは、弟を変えた人々、そこにある何かに出会うため、ひとり日本を訪れる。ナタンの残した言葉を頼りに、その足跡をたどっていくアリス。そこで彼女は、海辺の村に住む元警察官ダイスケと出逢う。彼は飛び降り自殺をするために村の断崖を訪れる人々を、そっと思いとどまらせているのだった。求めすぎず、静かに傷をいやすことのできるその場所に、アリスはどこか安らぎを感じる。そしてダイスケをはじめ、ジロウ、ミドリ、ヒロミ、ハルキら、その村で出会った人々との交流が、静かにアリスの心に変化をもたらしてゆき…。最愛の弟を亡くし、失意のなかで日本を訪れたフランス人女性が行き着いたのは、投身自殺の名所と知られる崖のある静かな海辺の村。主人公のアリスを演じるのは、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』『きつねと私の12か月』などで知られるイザベル・カレ。もう1人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを演じるのは、 ナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』のみならず、日本でも圧倒的存在感を誇る國村さん。さらにアリスが出会う地元住人ジロウを、ドラマ「コード・ブルー」や映画『GONINサーガ』などで知られる安藤さん、好奇心旺盛な女子高生ヒロミを『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『二重生活』などの門脇麦さんが演じている。本作でメガホンをとったのは、ベルギーの女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。自身の祖母の経験に基づき、第二次世界大戦中にシベリアに追われたポーランド女性を描いた『荒野の彼方へ Beyond the Steppes』(’10)で長編作監督としてデビュー。同作でロカルノ国際映画祭オフィシャルコンペティション正式出品、マラケシュ国際映画祭で審査員特別賞、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011にて監督賞に輝いている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日7月15日公開の映画『世界は今日から君のもの』の完成披露上映会が5日、東京・台場のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、門脇麦、三浦貴大、比留川游、藤原さくら、尾崎将也監督が出席した。門脇麦主演の本作は、フジテレビ系『結婚できない男』やNHKの連続テレビ小説『梅ちゃん先生』など人気ドラマの脚本を手掛けている尾崎将也が、オリジナル脚本で自らメガフォンを執った作品。不器用で引っ込み思案のヒロイン・真実(門脇)の成長していく姿を描く。尾崎監督から、自身を主演にした前提で企画が始まったと明かされた門脇は「私をあてがっていただいた台本をいただいて、(ヒロインが)尾崎さんだなと思いました。後から"女版尾崎監督"を演じている気持ちになり、歩き方や姿勢も尾崎さんの言う通りにして、気づいたら尾崎さんみたいになり、日に日に尾崎さんに近づいていく不思議な現場でした」と回顧。劇中で演じた不器用で引っ込み思案の主人公・真実との共通点を「そこは違いますね。私は結構アウトドアで、外に出掛けたり山登りも好きですから。初めて会う人も最初は緊張しますが、自分のことをペラペラと喋ってマシンガントークしますから(笑)」と自身とは異なると強調しつつ、「尾崎さんが描くキャラクターって私のタイプの女の子で、可愛くて可愛くてしょうがないんです。だから守ってあげたい気持ちを持ち続けて演じました」と振り返った。その門脇が演じた主人公の真実は、劇中で自分の殻を破っていく。これにちなみ「閉じこもりがちな人にアドバイスは?」と助言を求められた門脇は「破っても破っても次の殻が出て来るので、殻を破れてないことにコンプレックスを感じないこと。そうすれば強くなれる気がします」と前向きな回答。一方の三浦は「せっかく殻っていうモノがあるので、取っといた方がいいと思います。逃げないとか後ろ向きにならないとか、そんなことは生活の中で必要ないので、殻は取っておいて欲しいです」と持論を展開すると、門脇から「本当に面白いですね。本当に大好き!」と褒められて照れ笑いを浮かべていた。映画『世界は今日から君のもの』は、7月15日より全国公開。
2017年07月06日連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で知られる人気脚本家の尾崎将也のオリジナルストーリーで、自らが監督も務める門脇麦主演作『世界は今日から君のもの』。この度、門脇さんが華麗な指さばきでコントローラーを操る本編映像の一部が初解禁された。小沼真実(門脇麦)は、高校の頃から5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父・英輔(マキタスポーツ)と母・美佳(YOU)は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことからそのゲーム会社に勤める矢部遼太郎(三浦貴大)が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれ、彼への仄かな恋心もあり遼太郎の役に立ちたいと描くことに向き合おうとするのだが…。本作は、主人公・小沼真実が新しい人との出会いや社会との触れ合いを通して、少しずつ自分らしい一歩を踏み出し、笑顔に向かって一歩、一歩前進していく姿を描いた物語。“引きこもり”という社会派なテーマを、ガーリーな世界感で描き、どこか愛おしく可愛い青春ドラマとなっている。キャストには、主演の門脇さんが引きこもりになった小沼真実役を演じるほか、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUが出演。また本作の主題歌は、若手注目シンガーソングライターの藤原さくらの代表曲のひとつ「1995」が起用されている。今回公開された映像では、真実が外の世界に踏み出しゲーム会社で働くワンシーンが明らかに。そこで注目なのが、門脇さんの華麗な指さばき。役作りのために習得したとは思えない熟練の域に達した指の動きは必見だ。さらに、映像の後半には真実の自宅の様子も。引きこもりの娘を必死に応援しようとする不器用な父と、近所に住む引きこもり男子を交えた、たわいのない会話…。この短いシーンには、引きこもりという問題を抱えた娘への父の気遣いと、知人の何気ない一言に敏感に反応する真実の様子が映し出され、外の世界と上手く付き合えない人たちと周囲の人たちとのリアルな現状が投影されている。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日女優の門脇麦が5日、東京・神田明神で行われた映画『こどもつかい』(6月17日公開)公開直前大ヒット祈願イベントに、滝沢秀明(タッキー&翼)、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、清水崇監督とともに登場した。同作は"こども"の霊を操り大人に呪いをかけるという男「こどもつかい」(滝沢)の謎を追うオリジナルのホラー作品。連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也を有岡、駿也の恋人でふとしたことからこどもに怨まれてしまう尚美を門脇が演じ、『呪怨』で知られる清水監督がメガホンをとった。ホラー映画では撮影中のトラブルやお祓いが話題になりがちだが、ホラーが苦手な門脇は、撮影中のノイズにも「普段もそういうことよくあるし、みんなの空気に流されてたまるかと思って、ただの機械トラブルだと思うようにしてました」と苦笑した。清水監督も「別にヤクザ映画でも、恋愛映画でも、『ピーチガール』でも、ヒット祈願と安全祈願、お祓いはするもんですから。ホラーだけじゃないんですけど、どうしてもホラーだと煽られる」と心境を吐露。「次またホラー映画だったら、キャスティングしづらくなるんですよ。宣伝になるけど営業妨害にもなる。ジャニーズさんにまたお仕事させていただきたいので、お願いします」と頭を下げた。とはいえ清水監督は、出演者を「怖がらせる」ことは心がけていたようで、ロケ地となった廃病院では有岡と門脇を連れて「廃墟ツアー」を決行。本当の廃墟だと示すために、特に行く必要がない場所にも2人を連れて行き、「この屋根が抜けてるの。有岡くん行ってごらん」等とけしかけていたという。しかし門脇は「その廃墟の怖さより、森に蜂の巣があって、そっちの方が怖いと監督が言っていて、ドキドキしました。(逆に)少し気が楽になりました」と振り返る。清水監督は「俺としては、演出だったんだけど」と驚き、「もちろん(蜂の巣は)スタッフが取り除いてるし、安全にしてるんだけど、怖がりな麦ちゃんが安心してきちゃったと思って」と裏側を明かした。清水監督が「今、なんか、がっかりです」と肩を落とすと、門脇は「意図が汲み取れず……」と申し訳なさそうにしていた。
2017年06月05日門脇麦が不器用な引きこもり女子から、新たな自分らしい1歩を踏み出していく主人公を熱演する『世界は今日から君のもの』。先日の予告編に引き続き、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUも登場する場面写真が一挙に解禁された。小沼真実(門脇麦)は、高校のころから5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父と母は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことから同じ会社に勤める矢部遼太郎が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれた真美。遼太郎へのほのかな恋心もあり、彼の役に立ちたいと思う真美だが、「自由に描く」ことが一番難しく…。本作は、人と接することが苦手で引きこもりになった主人公・小沼真実が、新しい人との出会いや社会との触れ合いを通して、少しずつ自分らしい1歩を踏み出していく物語。NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などを手がけてきた脚本家・尾崎将也が、門脇さんをイメージして描き、自ら監督も務めたオリジナルストーリーは、引きこもりという社会的テーマをガーリーな世界観で描写。門脇さんは、まるで『アメリ』のような、フワフワとしたところのある“ちょっと風変わりな女の子”を見事に体現する。今回解禁される場面写真では、主人公・真実の重要な周辺主要人物が全て明らかに!心配症な父親役を演じたマキタさん、離婚して家を出てしまった母親役のYOUさんに加え、真美の変化と成長のカギとなる役どころとなる遼太郎役の三浦さんと真実を居候させるスタイリスト・恵利香役の比留川さんの姿がお披露目。なぜ、真実はひきこもってしまったのか?彼らとの関わりのなかで、真実は自らの殻を打ち破ることができるのか?今回の場面写真から思いを巡らせてみて。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月16日門脇麦が不器用な引きこもり女子を熱演する、7月公開の映画『世界は今日から君のもの』。この度、本作の主題歌を若手注目シンガーソングライターの藤原さくらが担当することが決定。また、本作のポスタービジュアルと、主題歌入り予告編も到着した。小沼真実(門脇麦)は高校の頃から5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父・英輔(マキタスポーツ)と母・美佳(YOU)は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことからそのゲーム会社に勤める矢部遼太郎(三浦貴大)が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれ、彼への仄かな恋心もあり遼太郎の役に立ちたいと描くことに向き合おうとするのだが…。本作は、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で知られる人気脚本家の尾崎将也のオリジナルストーリーで、自らが監督も務めた映画。“引きこもり”という社会派なテーマをガーリーな世界感で描き、どこか愛おしく可愛い青春ドラマだ。キャストには、主演の門脇さんが引きこもりになった小沼真実役を演じるほか、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUが出演している。そして、本作の主題歌には、藤原さんの1stフルアルバムに収録されており、代表曲のひとつでもある「1995」が起用。藤原さんといえば、昨年放送された月9ドラマ「ラヴソング」でヒロインを務め、『3月のライオン』後編の主題歌や、自らもMCとして出演するBSフジ「ポンキッキーズ」エンディングテーマにも楽曲が起用される、注目のシンガーソングライターだ。同時に公開された予告映像では、不器用で引っ込み思案な女の子がゲームのバグ探しという地味なバイト生活から、ひょんなきっかけで大きな前進があるかもしれない予感と勝手な妄想をコミカルに描いている。また主題歌「1995」も流れ、明るいカントリー調のメロディと英語歌詞によるスモーキーな歌声が、まるで励ますかのようにヒロインの心に温かく寄り添っているようだ。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月30日『愛の渦』『オオカミ少女と黒王子』『二重生活』など様々なジャンルの作品に出演する女優・門脇麦が、7月15日(土)公開の映画『世界は今日から君のもの』で主演を務めることが決定。門脇さんは、不器用な引きこもり女子を熱演する。小沼真実は高校の頃から5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父・英輔と母・美佳は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことからそのゲーム会社に勤める矢部遼太郎が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれ、彼への仄かな恋心もあり遼太郎の役に立ちたいと描くことに向き合おうとするのだが…。本作は、人と接することが苦手で引きこもりになった主人公・小沼真実が、新しい人との出会いや社会との触れ合いを通して、少しずつ自分らしい一歩を踏み出していく物語。監督は、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や「お迎えデス。」「特命係長・只野仁」などのドラマや、映画『g@me.』『天国からのエール』を手掛ける人気脚本家の尾崎将也。本作は脚本も自ら手掛けたオリジナルストーリーで、『ランデブー!』に続く監督2作目となり、“引きこもり”という社会派なテーマを、ガーリーな世界感で描き、どこか愛おしく可愛い青春ドラマとなっている。本作の主演で映画やドラマ、舞台でも躍進を続ける女優、門脇さんが引きこもりになった小沼真実役を演じるほか、『進撃の巨人』シリーズや『怒り』『淵に立つ』の三浦貴大と、モデル・比留川游が主人公と関わっていく周辺人物を。そして、真実の父をマキタスポーツ、母役をYOUが扮する。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月23日日帰りで行ける癒やしスポット都内でもお風呂のみならず、美味しい食事と本格的な日本庭園で、日常の喧騒から遠ざかり、リフレッシュ出来る施設が増えています。この記事でご紹介する「さやの湯処」も、落ち着いた空間でゆったりした時間を過ごすことが出来る施設なんですよ。さやの湯処の建物は、昭和21年に建設されたとある実業家の自宅でした。その翌年に全国から集めた銘石で、立派な日本庭園が完成したのです。それから約50年後の1996年、隣接した会社と工場の移転に伴い、この家は空き家となりました。主のいなくなった住まいは荒れ果て、庭とともに取り壊されるのを待つだけの日々。そんな中、この場所をどうにか残したいという動きが高まり、古民家再生のプロフェッショナルの力もあり、2005年、さやの湯処として新たなスタートをきったのです。さやの湯処の温泉は、都内でも珍しいうぐいす色のにごり湯。これを源泉かけ流しで楽しむことが出来ます。また、リラクゼーション施設や落ち着いた御食事処が併設されているので、心身ともにリラックスして、リフレッシュすることが出来るのです。きっと求めている癒やしがあるはず、そんなさやの湯処について、もっと詳しくご紹介します。大型駐車場も完備さやの湯処は、東京都板橋区前野町にあります。■電車の場合最寄り駅は、都営三田線の志村坂上駅です。駅を出たら、首都高速道路5号線の方へ向けて歩きます。見次公園と高速道路を通り過ぎ、イオンスタイル板橋前野町を左折。445号前を渡ると到着です。徒歩で約8分の道のりですので、散歩の気分で歩いてみてくださいね。■車の場合最も近い高速道路のインターは、首都高速5号線の中台インターです。イオンスタイル板橋前野町を目指しましょう。駐車場は敷地内無料駐車場が90台、またイオンスタイル板橋前野町とも提携していますので、駐車券を持参すれば5時間無料です。利用料金案内施設の基本的な利用料金は以下の通りです。“入館料大人料金平日870円土/日/祝日1,100円子供料金(小学生以下)平日550円土/日/祝日750円”出典:銭湯価格ではありませんが、丸1日ゆっくりすることが可能ですよ。岩盤浴や貸切風呂、マッサージなどは、別途料金がかかります。ただ、オムツ使用のお子さんや生理中の方は脱衣所や浴室を利用することが出来ませんので、ご注意くださいね。“さやの湯処 ご利用案内”出典:源泉かけ流しの贅沢をどうぞさやの湯処のお風呂は、天然温泉を源泉かけ流しで利用することが出来るようになっています。珍しいうぐいす色のにごり湯は、空気に触れず酸化していない証拠。加水も薬剤も使われていないお湯は、PH7.4の弱アルカリ性です。お肌がスベスベになり、湯冷めもしにくいので、冷え性で悩んでいる方にオススメです。適応症は、神経痛や関節痛、筋肉疲労などです。切り傷や皮膚乾燥症にも効果が期待出来ます。■源泉風呂保温性に優れているので湯冷めしにくく「熱の湯」と呼ばれています。1年を通じて気持ち良い温度で入ることが出来ますよ。■露天風呂緑に囲まれた空間で、温泉に入ることが出来ます。昼と夜では違う印象の景色を眺めることが出来ますよ。なお天然資源保護のため、この温泉は加水されています。また、衛生管理のためろ過装置等が使用されています。■内湯高濃度炭酸泉や立湯、寝湯、座り湯など、様々なお風呂が用意されています。大きな窓から外を眺めながら、ゆったりくつろぐことが出来ますよ。岩盤浴やエステで更に綺麗に!さやの湯処にあるお風呂以外の施設を、簡単にご紹介します。■サウナサウナはドライサウナとスチームサウナがあります。スチームサウナは薬草塩蒸風呂となっており、薬草はヨモギと和漢薬草の週替りです。■岩盤処岩盤浴は「春夏秋冬」の4つのエリアに分かれています。庭を眺めながらのんびり過ごすことが出来る「春」、ブラックゲルマニウム等、3種類の高温岩盤浴でじっくり汗をかくことが出来る「夏」、薬宝玉石で肌に優しい中温岩盤浴が楽しめる「秋」、ほてった体を冷気で引き締め、岩盤浴と交互に利用することで高い効果を発揮する「冬」、4つのエリアを有効に活用して、体の内側から綺麗になりましょう!なお、館内着・バスタオル・フェイスタオルがセットになったセット(520円)がありますので、手ぶらでも楽しむことが出来ます。■癒し処(リラクゼーション)アロマテラピーを活用したトリートメントや、古い角質を取り除くマッサージなど、全身を綺麗にしてくれるサービスが用意されています。また「うたたね処」という静かな空間が用意されており、昼寝や読書など、自分の時間を過ごすことも出来ますよ。■お食事処昭和の住まいを現代に蘇らせた趣のある空間で、庭を眺めながら食事が出来ます。季節ごとの限定メニューがオススメですよ。また、個室もありますので、家族や大切な人と、ゆっくりと食事を楽しむことも可能です。四季折々の様相を楽しめる日本庭園と、気持ち良い天然温泉、マッサージに食事と、1日じっくり楽しむことが出来るさやの湯処。一人で楽しんでも良し、気心の知れた仲間と一緒でも良し、自分だけの楽しみ方を見つけに行きましょう!店舗情報店名:前野原温泉・さやの湯処TEL・予約:03-5916-3826住所:東京都板橋区前野町3-41-1アクセス:都営三田線「志村坂上」駅A2出口より徒歩8分営業時間:10:00〜25:00(最終受付24:00)
2016年12月07日眼鏡市場は、窪田正孝と門脇麦を起用した、新TVCM「FREE FiT【MEN】篇」「FREE FiT【WOMEN】篇」を12月2日(金)より全国エリアで放送開始。またTVCMでも着用されているフリーフィットの新シリーズは12月2日(金)より全国の眼鏡市場にて発売開始する。CMストーリー・みどころ男性篇では窪田正孝、女性篇では門脇麦が演じる主人公を通じて、フリーフィットがアクティブな日常にフィットするフレームであることを伝える内容になっている。今回のTVCMでは通勤、サーフィンエクササイズなど計12シーンを撮影。それぞれのシーンで違った表情をみせる窪田正孝と門脇麦の演技はCMのみどころの1つとなっている。また、門脇さんが窪田さんをビンタするシーンと遊園地でジェットコースターに乗っているシーンは男性篇、女性篇とも描かれており、2本のCMを1つのストーリーとしても楽しめる。FREE FiT (フリーフィット)とは2010年12月の発売以来人気のある、FREE FiT (フリーフィット)は眼鏡市場人気NO.1のオリジナルフレーム。超弾性樹脂をフレームに採用し、日本人の顔にあわせた設計によって、驚きのかけごこちを実現。豊富な商品バリエーションで子供から大人まで幅広いお客様に好評。12月2日に発売される新シリーズでは、フロントにステンレススチールを採用し、よりスマートでスタイリッシュなデザインとなり、カジュアルシーンだけでなくビジネスシーンでも着用を楽しめる商品になっている。新シリーズラインナップFFT-1001<COLOR:BK・BR・GR・NV>FFT-1002<COLOR:BK・BR・DGR・NVM>FFT-1003<COLOR:BKM・GR・LGR・NVM>FFT-1004<COLOR:BK・BLU・BR・RE>FFT-1005<COLOR:BK・BR・PU・RE>FFT-1006<COLOR:BK・BR・LBR・RE>商品概要■商品名:FREE FiT (フリーフィット)■ラインナップ:メタルフレームタイプ 6型×各4色(全24バリエーション)■価格:30種類以上から選べるレンズ+フレーム一式 ¥16,200(税込)■発売日:12月2日(金)
2016年12月03日うぐいす色の秘密は、空気に触れずに届くから珍しい“うぐいす色”の理由は、お湯が敷地内にある源泉井戸から直接浴槽に注がれたときに初めて空気に触れるから。温泉成分が酸化しないから、あのキレイな色が生まれるのです。加水も循環ろ過も薬剤も使わないお湯は、肌がすべすべになるPH7.4の弱アルカリ性。塩分濃度が高い含よう素ナトリウム塩化物強塩温泉だから、湯冷めしにくく、湯上り後のポカポカが長く続くので、冷え性さんにはうれしい限り。内湯は井戸水を使っているので、肌さわりがとてもなめらか。いろんなお湯を平日なら870円で心ゆくまで楽しめます。温度を選べる“春夏秋冬”部屋で、まったりお湯を楽しんだら、春夏秋冬エリアへ。「春」は庭を眺めながらのんびりできる休憩所。「夏」は40度後半の温度高めで、天寿石、不老石、ゲルマニウム石の3種の石が敷かれた岩盤浴。体の芯から温まるので血液循環が良くなり、脂肪燃焼、細胞の活性化、デットクス効果が期待できます。「秋」は40度前半の温度低めで薬宝玉石を敷いた岩盤浴。薬草との相乗効果で、汗が美肌を作るとされるだけでなく、肩こりや疲労回復効果も。そして「冬」は10度前半のエアの中でのクールダウン。体を温めたり冷やしたりすることで、新陳代謝が活発になってさらに美肌になれます! ちょっとした小旅行気分を味わえるのに、手ぶらで出かけられるのがさやの湯処。館内着、バスタオル、フェイスタオルのセット520円が強い味方になってくれます。選べる「処」で、美肌に磨きをかけましょう肌がすべすべになったら、さらに磨きをかけましょう。香処(アロマテラビー)、美肌処(韓国式アカスリ、うるおい美肌、リンパエステ)、てもみ処(足つぼ、タイ古式マッサージ)とキレイになってリラックスできる技が充実! フェイシャルからボディまで、疲労回復から血行促進までと、あなたの肌をもっとキレイにしてくれるぴったりの「処」が待っています。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:前野原温泉・さやの湯処住所:東京都板橋区前野町3-41-1電話番号:03-5916-3826
2016年11月09日良質なお湯と、露天からの絶景で、身も心もリラックスさやの湯処の源泉掛け流しは、都内でも珍しいうぐいす色の天然温泉。肌がすべすべになるだけでなく、湯冷めしにくく湯上り後のポカポカが長く続きます。内湯は井戸水を使っているので、肌さわりがとてもなめらか。つぼ湯に寝ころび湯、蒸し風呂と、露天も内風呂もいろんなお湯があって一日中楽しめます。食べるも、寝るも、湯上りはお好みの過ごし方でお風呂上がりは温度の違う4つの部屋「春夏秋冬」でリラックスするのもいいし、個人の邸宅を改装した昭和の匂いがする和室で、枯山水の美しい苔庭を眺めながらの食事もおすすめ。年に6回はその時期一番美味しい粉に代わるという粗石臼挽きぐるみ十割蕎麦は、挽きたて、打ち立て、ゆでたての旨さを堪能できます。帰宅時には、人気のミニ盆栽を、小さな“癒し”として連れて帰ってください。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:前野原温泉・さやの湯処住所:東京都板橋区前野町3-41-1電話番号:03-5916-3826
2016年11月08日『百円の恋』で「日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した足立紳が、監督デビューを果たす『14(じゅうし)の夜』の公開がこのほど決定。併せて、門脇麦、光石研、濱田マリら実力派キャストが勢揃いしていることが明らかとなった。足立氏は、『百円の恋』でアカデミー賞のほかにも、「松田優作賞」グランプリ、「菊島隆三賞」を受賞。そして『お盆の弟』や、ドラマ「佐知とマユ」の脚本でも数々の賞を受賞するなど、いま最も注目の脚本家だ。「自分のことを大嫌いな人間が、いまの自分から一歩でも脱却しようともがく話にしたい」と語る足立監督が作り出す本作は、1980年代の田舎町のレンタルショップが舞台に、AV女優・よくしまる今日子がサイン会にやってくるということでざわめき、やがて冒険に出る中学生男子たちの悶々とした思いを描く。情けなくも愛すべき“性春”を通じて成長していく少年たちの姿は、あの名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる…かも。今月末よりクランクイン予定の本作だが、撮影に先駆けて今回主要キャストも発表。主人公の中学生・タカシ役には、約750人のオーディションから主役の座を射止めたシンデレラボーイ・犬飼直紀が抜擢。その父親役には、足立監督脚本の『お盆の弟』にも出演している光石さん、母親役に「重版出来!」や『団地』など数々の作品に出演し、独特の魅力を放つ濱田さん、姉役に現在公開中の『二重生活』が話題を呼んでいる門脇さん、姉の婚約者に連続テレビ小説「ごちそうさん」の和田正人、さらには、タカシの幼なじみに「SUPER ☆GiRLS」の浅川梨奈 、同級生のヤンキー役にいま人気急上昇中の健太郎と、個性豊かな面々が集結。そのほか、駒木根隆介、内田慈、坂田聡、宇野祥平、ガダルカナル・タカらも出演する。今回実力派キャストが揃ったことについて監督は、「とても素敵なキャストの方々に出演して頂けて本当に光栄です!皆さんが勢揃いする場面はすげぇ楽しい場面になるかもしれないとすでにひとりでニヤニヤしています」と期待を寄せる。また「これで面白い映画にならなかったら誰が責任を取るのだろうかと考えると少し不安になるときもありますが、毎日のように新しい出会いのある監督業は(いまのところ)最高に楽しいです!」とコメントしている。豪華実力派俳優から期待の新星まで、様々なキャストが集結した本作。数々の賞を獲得した脚本家が、今度は監督としてどんな物語を作り出すのだろうか。『14の夜』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月14日先月より公開されている、門脇麦単独初主演作『二重生活』。この度、7月12日に新宿ピカデリーにて、大ヒット御礼トークイベントが行われ、門脇さんと岸善幸監督が登壇した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。キャストには、見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役の門脇さんを始め、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキーなど、豪華俳優陣が競演。いままでの日本映画にはない、新感覚の心理エンターテイメント映画となっている。この日のトークイベントには、主演の門脇さんと岸監督が登壇。監督はSNSなどで多数の感想が寄せられているのを見ているようで、「褒められると嬉しい、そして厳しい評価も真摯に受け止めて、励みにしていかないといけないと思いました。いずれの意見も、自分の糧にして進まねばという思いです」と謙虚な姿勢で御礼を述べていた。一方、門脇さんは両親と3人で劇場に観に行ったそうで、「お客さんもみんな集中してスクリーンに映る珠の尾行を目で追っていて、なんだか幸せでした」と語った。イベントの後半では、観客からのティーチインが行われ、様々な質問が飛び交っていた。「あまりにも演技が自然で、居酒屋でだんだんと酔っ払っているシーンなんて本当に酔っているのかと思いました」という感想に門脇さんは、「あれたしか朝の8時頃だったんですよね」と笑って解答。監督も「10テイク、カメラの動きなんかも調整すると13テイクくらい撮ったシーンだね」と撮影での様子も明かした。さらに、「尾行している感覚で見られておもしろい」という口コミについては、「視線を大切に作った映画です。麦ちゃんが観ている視線と、映画の情報を伝える、いわば説明のような視線。この2つの視線を1セットとして撮り進めました。同じ芝居、同じ動きを麦ちゃん以外のキャストにも記憶して何度も演じてもらって」と監督が撮影方法を語る。また、共演の長谷川さんなどから、岸監督はサディストだと言われたそうで、門脇さんは「人当たりがいいのに、ニコニコしつつ腹黒いところもちゃんとある。毒舌ですしね(笑)サディステックというか、1シーン1カットこだわりと愛情を持って撮っているのに、それを編集でばっさりカットする精神がすごい!」と監督についてコメントした。「尾行シーンでの役作りの苦労は?」という問いには、「ジッと見ていればいいので、楽しいんですよ」と話すも、「卓也との生活は初日と、その次の日の2日くらいで撮ったんですけど、自分の役が嫌な女にしか見えなくてもやもやして。でも、監督と何か明確な言葉で共有してしまうと逆に枠のようなものにはまってしまうようでそれも嫌で。1カット終わったあとの『OK』という言葉と、1日撮影が終わったあとの『大丈夫でした?』『うん、大丈夫』という確認の一言で、だんだんと役を理解して、積み上げていった感じです」と語り、言葉では共有しない信頼関係を築き上げていったようだ。『二重生活』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年07月13日笑福亭鶴瓶と森川葵が司会を務め、ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」の6月24日(金)放送回に女優の門脇麦が出演する。2011年に女優デビューした門脇さんは2013年『スクールガール・コンプレックス』で映画初主演を飾ると翌年公開された『愛の渦』でヌードを披露するなど体当たりでヒロインを熱演、大きな注目を集めた。その後2015年放送の連続テレビ小説「まれ」でヒロインの同級生役を演じたことでその知名度を大きく高め、最近では5月28日公開した『オオカミ少女と黒王子』、現在Netflixで配信中のドラマ「火花」でヒロインを務めるなど、いま最も成長著しい若手女優のひとりである。番組の司会の森川さんとは『スクールガール・コンプレックス』でW主演を務めて以来の共演となる門脇さん。門脇さんは仕事のこともプライベートも全て家族に筒抜けだといい、いまでも家族で温泉旅行に行き、貸切で家族風呂に入るほど家族との仲が良いのだとか。そんな門脇さんの意外なプライベートが明かされるトークをお楽しみに。門脇さんは初の映画単独主演作となる『二重生活』が6月25日(土)から新宿ピカデリーほか全国で公開となる。同作は『欲望』『無伴奏』などで知られる直木賞作家・小池真理子の同名小説を、数多くのTV番組で演出やプロデュースを手がけNHK「ラジオ」が文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど高い評価を受けた岸善幸が大胆な脚色で映画化。大学院の哲学科に通う珠(門脇さん)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。門脇さん、リリーさん、菅田さん、長谷川さんというそれぞれが独自の個性を放つ俳優たちがみせる世界は必見だ。「A-Studio」は6月24日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月24日6月25日公開の映画『二重生活』の完成披露試写会が14日、東京・新宿ピカデリーで行われ、門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、岸善幸監督、原作の小池真理子が出席した。直木賞作家・小池真理子の同名小説を、映像作家の岸善幸が映像化した本作。大学教授から見ず知らずの他人を尾行して哲学的尾行の実践を持ちかけられた大学院生の珠が、いつしか禁断の行為にはまっていく、というストーリーだ。リリー・フランキーが演じる大学教授にそそのかされて隣人の石坂(長谷川博己)を尾行する珠役の門脇は「クランクインしてから初日と2日目は恋人(菅田将暉)とのシーンを撮っていて、非常に悶々とした日々を送っていました」と振り返ると、恋人役の菅田から「悶々としてたんだ(笑)。俺のせい?」と茶化される場面も。すかさず「そうことじゃなくて!」と否定した門脇は「監督に『大丈夫でした?』と言う日々を過ごしていました。でも尾行になった瞬間から尾行に集中すればよかったし、尾行は見ているだけで頑張ることがなかったのですごく楽しかったです。長谷川さんと女性がイザコザを起こすんですけど、面白くて面白くてニヤニヤしながら見てました」と明かした。その門脇から尾行された長谷川は「役とはいえ、ずっと尾行されて嫌な気持ちでした(笑)。尾行されている気持ちを消して集中しなくてはいけなかったので変な感覚でした。監督も静かなサディストで、結構なものを要求されるんですが、『お任せします』と言ってくるんです。今までの役を作るのとは違う感覚になりました」と戸惑った様子だった。映画のタイトルでもある『二重生活』に引っ掛けて、『共演者の意外な一面は?』という質問に「門脇さんは、理性というか、色んなことを考えているイメージがあったんですけど、実際にお会いしたら動物的で意外でした」と語った菅田。対する門脇は「私は基本的に何も考えていないです」と菅田のコメントを肯定しながら、菅田について「最近はトリッキーな役や"わ~!"っていう役あ多いんですけど、テンション低い時はめっちゃテンション低いんですよ。それに寝るのが早くて、気づいたら撮影中でも寝ていましたね」と明かして観客を驚かせた。映画『二重生活』は、6月25日より全国公開。
2016年06月15日『太陽』『オオカミ少女と黒王子』など、出演作が続々と公開する門脇麦。そんな彼女が単独初主演に挑んだ映画『二重生活』から、素の表情が覗くメイキング映像が、いち早くシネマカフェに到着した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。『愛の渦』や『太陽』など、体を張った演技で24歳という若手ながら、高い評価を得ている女優のひとり門脇さん。大胆な演技だけでなく、『オオカミ少女と黒王子』や「お迎えデス。」といったラブコメにも出演するなど、その演技の幅は計り知れない。そんな彼女が今回本作で演じるのは、見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役で、いままでとはまた違った役柄に挑戦している。このほど到着したのは、単独初主演に挑んだ門脇さんのリアルな表情を切り取ったメイキング。「連日悪夢を見て、2、3回起きる」「夢から覚めても夢…」と、門脇さんが悩み交じりに語り出すところから映像は始まる。続けてその夢を具体的に語っているところから、夢の中でも仕事の事を考えている事に、女優としてのプロ根性が感じ取れる。そして映像の最後では、休憩中についつい寝てしまった際の映像も収められており、本作では対象者の生活を覗き見る大学院生の珠を演じている門脇さんだが、撮影現場では逆に寝顔を覗き見られていたようだ。そのほかにも本作には、尾行対象の石坂役に、長谷川博己。恋人・卓也役に菅田将暉、尾行を勧める謎多き教授にリリー・フランキーなど多彩なキャストが集結している。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月05日女優の門脇麦が2日、東京・Zepp ダイバーシティ東京で行われたNetflixオリジナルドラマ『火花』(3日配信開始)の舞台あいさつに登場。同作に登場する夢を追いかける男性に対し、「やっぱり安定した人がいいなという気持ちがあります」と冷静に見解を述べた。同作は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が執筆した、第153回芥川賞受賞作の同名小説が原作で、売れない芸人・徳永(林遣都)と、その彼が師と仰ぐ先輩芸人・神谷(波岡一喜)の姿を通して、笑いとは・才能とは・生きるとは・人間とはを描くもの。門脇は、神谷と同棲して支える女性・真樹役を演じている。そんな役柄を演じた門脇だったが、「女性なら誰でも支えたいという気持ちは共感できると思うんですけど、そういう気持ち半分と、やっぱり安定した人がいいなという気持ちがあります」と、正直な意見を披露。主人公の芸人活動を応援するあゆみ役を演じたはずの徳永えりも「私も安定してた方がいいです(笑)」と門脇に同意した。さらに、追い打ちをかけるように、主人公の相方の恋人・百合枝役を演じる高橋メアリージュンも「私も20代前半の時だったら何年か支えていきたいと思うんですけど、出産とか考えるとやっぱり安定した方が…」とリアルな条件まで飛び出す始末。林と波岡それぞれの相方役を務める本職漫才師の村田秀亮(とろサーモン)は「ちょっと切なくなってきた…」、好井まさお(井下好井)も「出産の話をしだしましたよ…」と、いたたまれない状況になってしまった。舞台あいさつの前には、一般招待客が1話から3話を試写。門脇は「3話まで見ていただいたら、(徳永と神谷の)おふたりの魅力は十分伝わってると思うんですけど、4話以降も、どのキャラクターもどんどん愛おしくなってくると思うので、引き続きお楽しみいただければ。レッツNetflix(笑)」と呼びかけた。ところが、この「レッツNetflix」というキャッチーな響きが気に入ったのか、その後あいさつする登壇者も、口々に「レッツNetflix」と言い出し、監督陣まで使いはじめるプチブームに。ほぼ全員が言ったと思われた中、原作者の又吉は最後に「ちょっと勇気がなくて、『レッツNetflix』って言えなくてすいません」と乗り遅れてしまったことを謝罪していた。
2016年06月03日女優・門脇麦が、俳優・山崎賢人と二階堂ふみがW主演を務める映画『オオカミ少女と黒王子』(5月28日公開)で演じている、さんちゃん(三田亜由美)の場面写真とメイキング写真が23日、公開された。原作は、八田鮎子氏が2011年から漫画誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載した同名コミック。2014年にはTVアニメ化もされ、話題を呼んだ。恋愛経験ゼロで恋人がいないにもかかわらず、周囲に「いる」と嘘をついてしまい、学校一のイケメン・佐田恭也(山崎)に彼氏のフリをお願いする、見えっ張りの女子高生・篠原エリカ(二階堂)のドタバタラブコメディが描かれる。廣木隆一監督がメガホンを取り、門脇のほか、池田エライザ、菜々緒らも出演する。門脇が演じる、さんちゃんはエリカの中学時代からの大親友。原作でも、物語の重要なキャラクターとなっている。公開された写真は、傷ついたエリカを優しく抱き寄せるシーンと、"恋バナ"を相談しているエリカに対し親友だからこそ厳しいアドバイスをしているシーンの場面写真、そしてエリカと共にハンバーグを作っている場面のメイキング写真で、門脇に二階堂が抱きついているものも見られ、役柄を超えた2人の友情をうかがい知ることができる。実際に、4月27日に行われたジャパンプレミアでは、このハンバーグのカットなどを振り返り、声を合わせて「楽しかったね~」と口にするほど、仲睦まじい様子を見せた。さんちゃんが劇中で登場するのは、エリカとのシーンがほとんど。そのため、プロデューサーの松橋真三氏は「二階堂とタメを張れる演技力と、母のような包容力が必要」とした。製作陣も、女子の共感ポイントの高い大事なセリフも多いことから「門脇さんしかいない」と彼女のスケジュールが空くのを待ち続けたという。公開に先立って行われた地方キャンペーンでは、二階堂と山崎が愛知・名古屋を起点に、大阪、福岡を訪れた本作。観客からはTwitterにて、「めっちゃ感動した 途中からずっと泣いてた 山崎賢人かっこよかった めっちゃ暴言吐くのに、めっちゃ優しいって反則でしょ」、「キュンキュンして何回も見たいです!!」などの声が上がっている。(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
2016年05月23日門脇麦が単独初主演に挑む『二重生活』。監督には、本作で映画監督デビューとなった岸善幸が務めているが、そんな本作への出演を熱望した門脇さんらが監督へ熱い想いを語るメッセージが到着した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。本作は、NHK「ラジオ」(文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネート)など、大きの記憶に残るドラマを手掛けた映像作家・岸氏が直木賞作家・小池真理子の同名小説に大胆脚色を施し、映画化に挑んだ。キャストには、見ず知らずの他人を尾行しいつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役の門脇さんをはじめ、尾行される男に長谷川博己、珠の恋人・卓也役に菅田将暉、 尾行を勧める謎多き教授にリリー・フランキーなど、多彩なキャストが揃い、「尾行を哲学する」新しい心理エンターテインメントを創り出している。国内外で多くの受賞歴を持ち、俳優からの信頼も厚い岸監督。そんな彼の作品とあって、本作の出演を熱望した上記4人のキャストは、岸監督についてこう語る。主演の門脇さんは、これまでの岸氏の作品を見ていつか一緒に仕事がしたいと思っていたそうで「岸監督の素晴らしいところは、優しさの中にきっちりと残酷さがあるところだと思います」と絶賛。また長谷川さんも「静かなサディストです(笑)」と話すも、「作家としてとても懐が深く、ご自身が書かれた脚本に手を加えることを厭わず、役者の意見にもしっかり耳を傾けてくださいました」と撮影を振り返った。「監督の中には悪魔が宿っています」と語る菅田さんは、「モテると思います。かっこいいなと思いました。声もいいですし、皆が監督のことを好きになるんです。女優さんだったらやばいかもしれない」と、男性の目からも魅力的な存在に映るようだ。一方のリリーさんは、「撮影中、岸さんは頭の中にあるものを映像化しようと、試行錯誤しながら撮っていたと思います。街中で撮っていても、ミニマムなダイナミズムがありますよね」と語り、「人間の視点の画角で撮られている映画になっていました。密度がすごくて、ありそうでない日本映画だと思います」と、まるで尾行しているかのような臨場感あふれるカメラワークに、さすがだと話した。役者の“生”の存在感を引き出す演出術で時代の空気を切り取る岸監督と、人気の俳優陣で贈る本作。ますます本作の公開が待ち遠しい。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月28日本能のままに感情を爆発させた――。神木隆之介は言う。「ここまで何も分かっていない状態で現場に入り、がむしゃらに演じたのは初めてでした」。門脇麦は、自身が演じるヒロインが遭遇する様々な苦難や葛藤、そしてこの物語それ自体が背負った重みを受け止め「ボロボロになる覚悟で現場に入りました」とふり返る。「劇団イキウメ」(主宰:前川知大)による傑作舞台を映画化した『太陽』。バイオテロによるウイルスが蔓延する近未来を舞台に、太陽の下では生きられないが若く健康な肉体と高い知能を有する新人類【ノクス】と、太陽の下で貧しいままの暮らしを続ける旧人類【キュリオ】の2つの世界に分かれ、生きる人々の悲哀や衝突、決断を描く。神木さんが演じた鉄彦、門脇さん演じる結は共に貧しい寒村に暮らすキュリオで幼なじみ。自由や新たな世界への憧れを持ち、いつか手術を受けてノクスになることを夢見る鉄彦に対し、結は自分と父を捨ててノクスとなった母親への反感から、決してノクスになどならず、つつましい暮らしを送ることを決めている。太陽に愛された者たちと太陽に見捨てられた者たち。幸福、老い、融和…演劇として上演された際も、その深遠なテーマ性がセンセーションを巻き起こしたが、神木さんは、あえて演劇の映像資料などは見ずに、映画の脚本だけを読んで撮影に臨んだ。すがすがしささえ感じさせる表情で「脚本を読ませて頂き、僕がこの映画を理解するのはずっと先のことになるだろうと思ったんです」と語る。この“分からなさ”を武器に鉄彦を演じた。「鉄彦自身、映画の中でまっすぐで純粋な存在であり、大人たちのいざこざや事情を分かっていないまま、必死でもがいてる。あえて、分からないままに、感じるままに表現しました。ロールプレイングゲームで、何の装備もせずに戦いの旅に出たような気分でした…(苦笑)。完成した映画を観て、それでよかったと思いました」。門脇さんは、今回のオファーが届く以前に、イキウメの「太陽」再公演を見ていたという。「こちら(=観客)の想像と、作り手が提示するものが合致し、ひとつの作品になる――舞台だからこそできる作品だなという印象が強かった」と語る。映画化の難しさを感じつつも「どんな感じになるのかなと、いち観客としてムクムクと好奇心がわいてきた」とも。舞台ならば「ウイルスにより、2つの世界に人類が分かれた近未来…」という説明と舞台美術、観客に想像力に委ねることで、SFの世界を納得させることができるが、実写映画となるとそうはいかず「余白を残すことができない」(門脇さん)。そんな中で、キュリオの村に生きる彼らに求められたのは、徹底的なリアリティ!リアルによってSFを描く――日本のSF映画の新たな境地を開いたといえる。門脇さんは「正直、現場に入ってやってみてもなかなかどうなるのか分からなかった。ちゃんと映像になるまでは、なかなか想像がつかなかった」と明かす。「キュリオの村のシーンは、SF的な要素は全く意識せず、むしろ、どうしたら現実的に見えるかだけを気にしていました。SFを入口としているけど、描かれるのはそこから浮かび上がってくる人間の隠したくなるようないろんな感情や醜さであったりするので、そこに説得力がないと全てが陳腐になっちゃう。秩父の山奥の古民家があるようなところで撮影したんですが、『この人たちはこういうところで生きてる』『この世界しか知らないんだ』というのを感じてもらえるようにと思っていました」。太陽を捨ててでもノクスになることを熱望する鉄彦と、ノクスを醒めた目で見つめる結だが、皮肉な運命が彼らを襲う。2人は初共演だが、神木さんは門脇さんとのシーンについて興奮気味に述懐。先述のようにノープラン、ノーヒントで感情のままに現場に立ったという神木さんだが、当然のことながら今回特に、その演技は、会話の相手のリアクションに大きく左右された。「とんでもなく素晴らしかったです!セリフのちょっとした間も、結の複雑な心境があって少しだけずれていたり、ただ立っているだけでも目の奥に大人たちの事情に巻き込まれ背負っている苦しさや儚さが映し出されていて…ただただ、門脇さんすごい!と感じました」。1歳年下の神木さんの激賞に「えー本当に?ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべつつ、門脇さんは、神木さんの存在が現場で大きな支えになったと語る。「鉄彦が結にとって支えであり、常に前を向いて先を歩いていく存在であったように、カメラの前でもそれ以外でも、神木くんに引っ張ってもらいました。いまでも鉄彦のことを思うと、神木くんの背中が浮かんできます。こちらが甘えさせてもらいました」。メガホンを握ったのは『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカーゲーム』の入江悠監督。寒さと厳しいスケジュールの中で、過酷な撮影が続いた。神木さん曰く、入江監督は「エネルギーが必要となる撮り方をする監督」。「長回しが多く、それも1回ではOKが出ず、何度も繰り返しました(苦笑)。ほかの作品やドラマだと、カットをいくつも割って作っていくようなところでも、割らずに長く回す。集中力、精神力が削られていく厳しい撮影なのですが(苦笑)、流れのままに撮っていくので臨場感があり、感情の動きが生々しく伝わってきて、リアリティがあるんです。会話をしながら、演技ではなく、人間としてコミュニケーションをとっている感覚がすごく強かったです」。そして門脇さんは「待つ人」という言葉で入江監督を語る。「向こうから簡単に手を差し伸べてくれない。“任せてくれる”というのは優しさだけど、ある意味で冷たい。『何か言って下さい!』って思っちゃいます(笑)。提示もしないし、要求もハッキリとは言わない――ただ『うーん、もう1回!』『よかったけどもう1回』、と(笑)。もしかしたら監督もハッキリとは見えていない“何か”を待ってるんだなというのをヒシヒシと感じました。実際、完成した作品を観て、監督はここを目指していたんだなと思いました。テーマに偏るでもなく、このキャラクターに感情移入してくれと誘導するでもなく、ただ『こういうことがありました』という“人間観察記”のように俯瞰の目で物語を見つめ、こちらに託してくる。すごいなぁ…ってゾクッとしました」。改めて、この異色のSF映画を通じて得たもの、自分の中から引き出されたものは?と尋ねると、神木さんは「自由に暴れるということは怖いことでもあったのですが、そうやってパワーを放出し続ける芝居はすごく楽しい経験でした」と語り、いたずらっぽい笑みを浮かべて続ける。「橋の上でのシーンで、撮り終わった後に入江さんに『まさか地団駄踏むとは思わなかったよ。地団駄踏む人初めて見た(笑)』って言われました」。一方、門脇さんは「自分が何を手にしたのか…まだ、分からないですね。いつも、気づいたら考え方が変わっていたり、目指す場所が拓けてきたりするもので、一概にこの作品でこう変わった!と言えないので…」と首をかしげるが「あ、1個ありました。この作品でできるようになったこと!」とパッと顔を輝かせた。「立ち寝ができるようになりましたね(笑)。あまりにキツいスケジュールで…眠くて眠くて、みんなセッティング中に立ったまま寝てました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年04月21日神木隆之介と門脇麦が初共演を果たし、「第63回読売文学賞戯曲・シナリオ賞」を受賞した同名舞台を映画化した『太陽』が、いよいよ4月23日(土)より公開される。本作から、初日を終えた2人がお互いの第一印象を語るインタビュー映像が解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口が激減した世界。生き残った人類は、夜にしか生きられない進化した新人類“ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類“キュリオ”の2つに分断された。家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、未来のためにそれぞれどんな決断を下すのか――。『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『日々ロック』などを手がけてきた鬼才・入江悠が、2011年に前川知大主宰「劇団イキウメ」によって上演された同名舞台に強く惹かれ、メガホンをとった本作。今回、解禁となったメイキング映像では、神木さんと門脇さんがクランクインを迎え、お互いの印象を語るコメントが収められている。門脇さんは、自身が「わりと人見知り」ということで、「神木さんも絶対そうだと思って、大丈夫かな~」という不安な気持ちがあったことを明かす。しかし、いざ撮影初日を迎えると、「全然そんなことなくて、ふわ~っと話しかけてくださって。年上なのに申し訳ない(笑)」と語り、当初の心配も問題なく、すぐに打ち解けた様子。一方、神木さんは門脇さんに対し、「すごく優しかったです。僕のくだらない話を聞いていただいて(笑)」と笑顔で語り、「初日にしてはお話できた!」と満足そうな表情を見せた。そんな2人は、本作が初共演にしてW主演。神木さんは「今後は大変なシーンもたくさんあるし、息を合わせなくちゃいけない」と意気込みを語ると、門脇さんも「2人でうまくできたら」と語り、お互い主演としての決意を新たにする撮影初日となったようだ。近未来を舞台にしたSFでありつつ、20代の2人がおりなす青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族愛の物語でもある、あらゆる要素を含んだ本作。神木さんと門脇さんの“化学反応”を、スクリーンでぜひ確かめてみて。『太陽』は4月23日(土)から東京・角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月21日神木隆之介と門脇麦の主演映画<a href="">『太陽』</a>の公開直前トークショーが4月2日(土)、東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて開催され、入江悠監督と原作・脚本の前川知大が登壇し、映画の制作秘話を語った。『太陽』は、2011年に前川さんが主宰する劇団イキウメによって上演された同名舞台に強く惹かれた気鋭の入江監督による実写化映画。人類が、夜にしか生きられない進化した新人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオに分かれた近未来で、己の未来を探そうとする若者たちを描く。イベントは、映画化の経緯や、舞台と映画の違い、2人が影響を受けた作品などをテーマにして始まった。入江監督は舞台「太陽」を観劇した際、「ディズトピアに至るちょっと手前の世界かなと思ったところが面白かったんですよね」とふり返った。前川さんに、「『太陽』を観て俳優陣はどう映った?」との質問が向けられた一幕があった。前川さんは「主演の2人はすごくいいなと思いました」と神木さんと門脇さんの演技を絶賛し、「自分で演劇をやったときの俳優さんの顔を思い出すわけでもなく」と語った。前川さんは続けて、神木さんと門脇さんの顔は別作品などで知っていたが、『太陽』を観ているときは、「(知っていたその顔を)思い出すわけでもないというのがありました」と言い、2人の演技に引き込まれたことを明かした。入江監督も、映画化の実現には「神木君の出演が決まったことが大きかったです」と製作秘話を披露。神木さんのキャスティングについて、入江監督は、「彼の明るさといいますか、ポジティブさが映画版の方ではかなり大事だったんですよね」とも。「色々としがらみとか、難しいこともあるかもしれないけど、神木君のような次世代の人であったら突破してくれるかもしれないという思いがありました」と神木さんに期待していたエピソードを語った。前川さんが手がける舞台「太陽」も、5月と6月に東京と大阪で再演される。前川さんは2月に小説版「太陽」(KADOKAWA)も上梓した。イベントではQ&Aコーナーもあり、会場に詰め掛けたファンから、映画『太陽』と舞台「太陽」のどちらを先に観たらよいのかとの質問が出た。前川さんは「ネタバレで面白さを損なうタイプの作品ではないので、どちらでもよいのでは」と回答。入江監督は、「小説から入ったらよいのでは?」と、「太陽」の楽しみ方をファンに“逆提案”していた。『太陽』は、4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年04月03日門脇麦×長谷川博己×菅田将暉×リリー・フランキーという、日本映画を代表する最旬キャストで贈る新感覚の心理エンターテインメント『二重生活』。このほど、門脇さん演じるヒロイン・珠が行う禁断の尾行に心がざわつく予告編映像と、キャスト4人が勢ぞろいしたポスタービジュアルが解禁となった。大学院で哲学を学ぶ珠(門脇麦)は、担当の篠原教授(リリー・フランキー)から、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかけられる。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠。ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。尾行の中で彼の秘密が明らかになっていくにつれ、珠は異常なほどの胸の高鳴りを感じていくが…。直木賞作家・小池真理子の同名小説を、NHK特集ドラマ「ラジオ」で文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされた気鋭の映像作家・岸善幸が大胆に脚色、映画初監督を務めた本作。今回解禁となった予告編では、先立って公開された特報映像より、珠の“理由なき尾行”がさらにディープな領域へと踏み込んでいく。まるでドキュメンタリーを見ているかのようなリアルな映像は、尾行する者・珠の視点と、その珠を見つめる視点が入り交じり、見ず知らずの他人の日常を覗く高揚感と胸騒ぎをスリリングに体感させる映像となっている。やがて、見てはいけないものを見てしまう珠、尾行に気づく石坂、恋人に対して疑心暗鬼になる男。それぞれの“二重生活”の向こう側に孤独が見え隠れし、いつの間にか彼らの自らの日常が浸食されていく――。また、禁断の行為にいつしかハマッていく主人公・珠の心の成長物語ともなっている本作。門脇さんが繊細な演技で紡ぐ、その心の変化と成長にも注目していて。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日門脇麦が主演を務め、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキーが出演する『二重生活』の予告編映像が公開になった。見ず知らずの他人を尾行し始めた主人公がいつしか禁断の行為にはまっていく様を描いた作品だ。予告編映像このほど公開になった映像にまず登場する主人公・珠(門脇)は、平凡な大学生だが、担当教授の篠原(リリー・フランキー)にすすめられ、ひとりの対象者を尾行して記録することに。相手は無作為に選ばれ、珠は隣人の石坂を“対象者”に選ぶ。妻と子と幸福に暮らしているように見える石坂の尾行をはじめた珠は次第に、彼の“秘密”を知るようになり、そのことが結果的に珠をも変えていく。珠と同棲している恋人・卓也(菅田)はその変化に気づくが、珠は禁断の行為にはまっていく。予告編は、対象者にバレないように尾行する珠の緊迫感、次第に明らかになっていく石坂の秘密、そして珠の日常が変容していく様が緊迫感のあるトーンで描かれ、物語の行方が気になる内容になっている。『二重生活』6月25日(土) 新宿ピカデリー他全国公開
2016年03月22日直木賞作家・小池真理子の小説を原作に、数々のドラマを手掛ける映像作家・岸善幸が脚色して映画化する『二重生活』。この度、本作で初の単独主演を務めた門脇麦と、その恋人を演じる菅田将暉との寝顔を収めた場面写真が解禁された。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。「恋」で直木賞を受賞し、『欲望』や今月公開される『無伴奏』など様々な作品が映像化されている作家・小池氏の同名小説を原作にした本作。映画化にあたり、NHK特集ドラマ「ラジオ」が文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど多くの記憶に残るドラマを手掛けた映像作家・岸氏が大胆に脚色し、自ら監督も務めている。本作で、見ず知らずの他人を尾行しいつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役を演じるのは、『愛の渦』、連続テレビ小説「まれ」など様々なタイプの役柄を演じ、また近日公開予定の『オオカミ少女と黒王子』『太陽』といった話題作にも出演し、強い印象を残す門脇さん。珠の恋人・卓也役には、『ディストラクション・ベイビーズ』『デスノート2016』『溺れるナイフ』など多くの公開作が控える菅田さん。そして、尾行を勧める謎多き教授役をリリーさんが務め、多彩な俳優陣が集結した。今回、本作から場面写真が2点到着。1つは珠の尾行対象となる長谷川博己演じる敏腕編集者・石坂が、駅で立ち尽くす写真。石坂が向けるその鋭い視線の先には何があるのか…と想像を掻き立てるビジュアルだ。またもう1点の写真は、珠と同棲中の恋人・卓也の寝顔を捉えたもの。まるで2人のプライベートを覗き込んでしまったかのようなドキっとさせるアングルに、映画の内容を期待させる写真となっている。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月09日福士蒼汰を主演に、ヒロインに土屋太鳳を迎え、4月より日本テレビにて放送されるドラマ「お迎えデス。」。この度、本作の重要なキーとなる役どころで、門脇麦が登場することが明らかとなった。大学生・堤円(福士蒼汰)は生粋の理系男子。感情表現が希薄なため、「とっつきにくい」「何考えてるかわからない」と敬遠されがち。確かに、感情で動くという衝動的行為をしたことは生まれてこのかた一度もなかった。 そんなある日、夜道でじいさんと格闘するピンクのうさぎに遭遇。「お前、オレたちが見えるのか?」と、うさぎに驚かれる。うさぎは自らを“死神”と名乗り、相手のじいさんは昨日死んだばかりの幽霊だと言う。ありえないはずのものが見えるようになってしまった円は、見た目はピンクのうさぎ男で死神・ナベシマと、見た目は幼児、中身は大人の相方・ゆずこに幽霊の未練を解決して成仏させるバイト要員に仕立て上げられてしまう。バイトの先輩・阿熊幸(土屋太鳳)にしごかれながら、毎回彼だけの特殊能力“憑依”で、死者の未練を次々と解決していく円。未練を残すほど誰かを想う感情に突き動かされ、汗する貴さ、生きる喜びを感じていく――。本作は、「LaLa」(白泉社)にて連載されていていた田中メカの人気マンガ「お迎えです。」を原作に、福士さん演じるちょっと偏屈な理系男子・円と、土屋さん演じる猪突猛進女子・幸が、この世に思いを残した幽霊を成仏させるという不思議なアルバイトを通じて心を通わせていくというストーリー。そして今回、物語の中で重要なキーとなる緒川千里役に抜擢されたのは、実力派の若手女優・門脇さん。『愛の渦』や連続テレビ小説「まれ」などに出演し、その存在感を見せつけ、『二重生活』『太陽』の公開も控える門脇さんが今回演じるのは、円の高校時代の同級生で、事故により亡くなり、円とのある因縁から成仏できずに幽霊としてこの世に残っている役どころ。死神にみつからないよう幸に匿われているが、何を考えているのか一切謎に包まれている…。高校時代の回想からスタートした門脇さんの撮影。川沿いの道を円と並んで寄り添って走るシーンだ。3月に入ったとはいえ、まだ寒い朝の土手を白い息を吐きながら演じきっていた。初日を終えて門脇さんは「探り探りで終わってしまった初日でしたが、いよいよ始まった!という現場の空気に包まれ、私自身もワクワクした気持ちで満ちています。春らしい温かみのある作品になるよう3か月間頑張ってまいります」と初日の感想を語った。また福士さんは門脇さんとの共演に「門脇さんとは、実はデビュー作(「美咲ナンバーワン !! 」)が一緒なんです。それから数年お会いしてなかったのですが、今回また共演することになり『懐かしいね』と言い合っていました。同じ作品に出演できることが嬉しいですし、これからの撮影が楽しみです」と再会の喜びを語っていた。また門脇さんの起用についてプロデューサーの高明希は、「儚さと強さを併せ持つ希有な魅力の持ち主。まだ詳細は明かせませんが、千里が担う運命を演じられるのは麦ちゃんしかいないと思いました」と話している。さらに円の母・由美子役に「花より男子」「メイちゃんの執事」などでも母親役を好演する石野真子、父・郁夫役には、刑事、ヤクザ、ホームレスなど様々な役柄をこなす大杉漣、そして見た目は子どもだが中身は大人の死神・ゆずこ役で現在放送中のドラマ「わたしを離さないで」の幼少期の花役を演じた濱田ここねが出演することが決定。さらに野間口徹、森永悠希、大友花恋、根岸拓哉、比留川游らの出演も明らかとなった。今回の発表で、キャストの全貌が明らかとなったが、うさぎの着ぐるみをきた死神・ナベシマに関してはいまだ謎に包まれたまま。ナベシマを演じるのは一体誰なのか?続報に期待がかかる。「お迎えデス。」は4月より毎週土曜日21時~日本テレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月08日人気の舞台を映画化した『太陽』の完成披露試写会が3月7日(月)に開催され、W主演の神木隆之介と門脇麦、古川雄輝、古館寛治、原作者の前川知大、入江悠監督が舞台挨拶に登壇した。前川さんの主催する劇団イキウメが上演し、その後、蜷川幸雄が「太陽 2068」として上演もしている人気の舞台を映画化。人類が“ノクス”と呼ばれる太陽の下では生きられないが、頭脳で進化を遂げた人類と、旧来のまま太陽の下で生きる“キュリオ”に分かれた近未来で、もがきながら己の未来を探そうとする若者たちを通して「生きる」ことを問う。この日は、約800人の観客が足を運んだが、中には早朝から会場前で並んでいたという熱烈なファンも!神木さん、古川さんらが壇上に現れると、悲鳴どころか雄たけびのような歓声がわき起こった。撮影について尋ねると、神木さんは「いいんですか…?」と念を押したうえで「ホンットに寒かったです!」と述懐。「特に古川さんとのシーンは水辺でホント寒くて…魂を削って頑張りました」と振り返った。その古川さんからは「そう言ってるけど、一番寒くなさそうだった」との証言も飛び出した。神木さん演じる鉄彦は、感情を爆発させるシーンが多く、そういう時は神木さんから“熱”が発せられていたようで「ベンチコートも脱いでた」と古川さんは明かしたが、神木さんは「(熱が)冷えると本当に寒いんだよ」と苦笑。そんなやり取りで2人が視線を交わらせるだけで、客席からは歓声が上がっていた。門脇さんは、寒さに加えて、短期での撮影による「睡眠不足が重なった」と振り返る。「そうなると人間、生命の危機を感じて食欲が増すみたいで、いつもの倍くらい食べて、コロコロになってビックリしました…」と思わぬ苦労を明かした。報道陣用の写真撮影の時間になっても、会場の興奮は冷めやらぬようで、目線を指示するスタッフやカメラマンの声も甲高い歓声にかき消されるほど!TVカメラに向かって神木さんらが手を振ると、客席の800人も一斉に手を振り、最後の最後まで歓声が途切れることはなかった。『太陽』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、そしてリリー・フランキーといった豪華キャスト陣で、直木賞作家・小池真理子の同名小説を実写映画化する『二重生活』。このほど、本作待望のWEB特報映像が解禁。門脇さん演じるヒロインによる “理由なき尾行”が、ついに開始された。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、担当教授である篠原(リリー・フランキー)のもと、修士論文の準備を進めていた。論文のテーマに悩む珠に、篠原教授は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。その“理由なき尾行”に当初は迷いを感じていた珠が、ある日、偶然見かけたのは、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む編集者の石坂(長谷川博己)。書店で作家のサイン会に立ち会う石坂がその場を去ると、珠も後を追うように店を出る。こうして、石坂を尾行する日々が始まった――。本作は、見ず知らずの他人を尾行するという禁断の行為にハマっていく主人公を描く、かつてない“心理エンターテイメント”となる本作。NHK特集ドラマ「ラジオ」が文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど、映像作家として知られる岸善幸が小池真理子による原作を大胆に脚色、自ら初メガホンもとり、映画化を実現した。ヒロイン・珠を演じるのは、二階堂ふみ×山崎賢人W主演の『オオカミ少女と黒王子』、神木隆之介共演の『太陽』など、タイプの異なる話題作への出演が相次ぎ、本作が単独初主演となる門脇さんだ。今回解禁となった特報映像は、門脇さん演じる珠に、リリーさん演じる大学教授が尾行を勧めるシーンから幕を開ける。「理由なき尾行、はじめました」という珠の言葉を裏づけるように、表参道や渋谷、移りゆく東京の雑踏の中で、長谷川さん演じる大手出版社勤務の編集者・石坂の後を追う様子が描かれていく。やがて、菅田さん演じる恋人の卓也との逢瀬を挟むように、意味深な監視カメラや、教授までも尾行する珠希の姿が…。「覗き込んだ世界は、禁断の人間模様」という彼女の言葉そのままに、尾行のその先にやがて浮き彫りになっていく、知ってはならない“秘密”を暗示させる映像となっている。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日