2017年にパレ・ド・トーキョー(パリ)、2020年にはティンゲリー美術館(バーゼル)で大規模な個展を開催するなど、国内外で活躍する泉太郎の個展『Sit, Down. Sit, Down Please, Sphinx : 泉太郎』が2023年1月18日(水)〜3月26日(日) まで、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。東京の美術館では初の個展となる。1976年奈良県生まれ、東京在住の泉太郎。映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻など多彩なメディアを交錯させるようなインスタレーションを展開するアーティストだ。常に既存の概念を疑ったり、見方をずらしたりしながら、映像とは何か、絵画とは何か、あるいは世界で起こる不条理な問題に対しても不可思議なユーモアを携えながら、そこで起きていることは何なのかを探り出そうとする。そして「アートとは、常に別の道を実験し、準備し続けること」という泉は、自身も現状の社会のシステムの中で生きていることを自覚しながらも、なんとか別の道を探そうとしてアート作品を作り続けている。そのため、リアルタイムと録画が入れ子になり、延々と続いていく多層的な映像作品を制作したり、時には自らパフォーマーとなって「見られる」立場になってみたり、時には観客を巻き込んでその作品の行方を委ねたりと、さまざまな制作方法から模索している。それは終わりのない旅のようだ。今回の展覧会では、古墳や陵墓、ストライキ、再野生化、仮病、鷹狩りにおけるマニング(懐かせる)やフィーディング(目隠し)など、数々のキーワードが絡みあう思考のプロセスや、コスプレ、キャンプ、被葬のような体験を織り交ぜ、「不可知」に向き合い、助け続けるための永久機関を立ち上げるという。と、文字を読んでも、実際に泉が作りだす劇場のような空間の中に入り込んでみないとわからないことも多い。映像機器をつなぐコードのように、作品を体験してみて初めて頭の中に新しい回路が生まれるからだ。ぜひ展覧会場に2度、3度と足を運んでほしい。Cloud (pillow / raised-floor storehouse), 2020©︎2020, Museum TinguelyPhoto by Taro IzumEveryday Life, Another SpaceKanagawa Prefectural Gallery, Yokohama, 2009© Taro IzumiCourtesy of Take Ninagawa, Tokyo Photo by Ken KatoInstallation view of “Kodoku Experiment” at Take Ninagawa, Tokyo, 2022©︎ Taro IzumiCourtesy of Take Ninagawa, TokyoPhoto by Kei OkanoInstallation view of Taro Izumi “My eyes are not in the centre” at White Rainbow, London, 2018© Taro Izumi Courtesy of White Rainbow, London, and Take Ninagawa, TokyoPhoto by Yukitaka Amemiya「泉太郎 突然の子供」展示風景金沢21世紀美術館撮影:表恒匡画像提供:金沢21世紀美術館新作のためのスタディ画像撮影地:石舞台古墳(奈良県)、畝傍山東北陵(神武天皇陵)付近の森(奈良県)、日ノ出町(横浜市)、ほか撮影:泉太郎<開催情報>『Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎』会期:2023年1月18日(水)~3月26日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)休館日:月曜(祝日の場合開館、翌日休)、2月12日(日・全館休館日)料金:一般 1,200円/大高 800円公式サイト:※同時開催『収蔵品展075 彫刻家の素描・版画』、『project N 89 川人綾』
2022年12月21日1990年代の終わりから画家として本格的にキャリアをスタートし、現在国際的に活躍する加藤泉の個展『加藤泉―寄生するプラモデル』が2023年3月12日(日)まで、ワタリウム美術館で開催される。子供が描くようなシンプルで記号的な顔の形から始まり、「ひとがた」を手がかりとして制作し続けてきた加藤。絵画だけでなく、木や石などの自然物、ソフトビニールやプラスチックといった人工物を素材とする彫刻も手がける。今夏は、宮城県石巻市で開催された『リボーンアート・フェスティバル2022』に参加し、石巻で採れた稲井石を組んで直接ペイントした、ひとのような像を3体展示した。石を使い始めたのは、2015年に香港で趣味の釣りをしている際に、足元にあった石に惹かれたことがきっかけだという。自然の情報が蓄積された石と対話しながら、その素地に絵を描き、絵画とも彫刻ともつかない不思議な存在感のある立体作品を作りあげてきた。今回は、コロナ禍でスタジオにいる時間が長くなり、子供の頃から好きだったプラモデルを作るうちに展開した新作などを発表する。自身が手がけた木彫に、動物や昆虫のプラモデルをコラージュして(組み合わせて)みると「プラモデルが作品に寄生して、面白いことになった」という。また、フィギュアやプラモデルの制作会社『ゴモラキック』の神藤政勝と意気投合し、石のプラモデルを制作。デカール(表面に転写する)の絵や箱、組立て説明書もすべて加藤が作っている。そのほか、フランスのル・アーブル市内広場に展示され、一部が恒久展示となったブロンズ彫刻の拡大画像の壁面展示、ペインティングや木版画なども紹介する。また、1月15日(日)まで、ワタリウム美術館地階のライトシード・ギャラリーでは、加藤が設立した、美術と音楽が交差するレーベル『Potziland Records』にフォーカス。加藤が参加するアーティスト・バンド「THE TETORAPOTZ」の活動も紹介する。さまざまな表現が生きることと直結している加藤の世界を楽しみたい。オリジナル・プラスチックモデルphoto by Kei Okano〈無題〉2022photo by Kei Okano〈無題〉2022photo by Kei Okano「加藤泉ー寄生するプラモデル」展覧会限定スペシャル ポスターリトグラフ、2022photo by Kei Okano【開催概要】『加藤泉一寄生するプラモデル』会期:2022年11月6日(日)〜 2023年3月12日(日)会場:ワタリウム美術館時間:11:00~19:00休館日:月曜日(1月9日は開館)、12月31日(土)~1月3日(火)料金:一般1,200円、大人ペア 2,000円、大学(25歳以下)・高校・70歳以上1,000円、中小500円美術館公式サイト:
2022年11月07日仙台・泉パークタウンのイルミネーションイベント「2022 SENDAI 光のページェント in 泉パークタウン」が、2022年10月30日(日)から2023年2月28日(火)まで開催される。仙台・泉パークタウンを照らすイルミネーション「SENDAI 光のページェント in 泉パークタウン」は、仙台の冬の風物詩として例年まちを彩るイベント「SENDAI 光のページェント」から派生して誕生したイベント。パークタウンの商業施設・宿泊施設が集まるメインストリートの街路樹や各施設内をオリジナル LED等の光で華やかに彩る他、マルシェイベント等も開催する。泉パークタウン タピオ、仙台ロイヤルパークホテル、仙台泉プレミアム・アウトレット周辺を温かなイルミネーションで照らし、幻想的な空間を演出。会期中18:00、19:00、20:00のタイミングではイルミネーションが一斉に消え、再点灯する「スターライト・ウインク」も実施し、より一層ロマンチックなムードを作り出す。仙台ロイヤルパークホテルの中庭で「ガーデンイルミネーション」もまた、仙台ロイヤルパークホテルのガーデンをランタンとイルミネーションで飾る「ガーデンイルミネーション」も開催。併せて要チェックだ。尚、仙台・定禅寺通で例年開催されている「2022 SENDAI 光のページェント」については、2022年11月上旬ごろに発表される予定だ。【詳細】2022 SENDAI 光のページェント in 泉パークタウン実施期間:2022年10月30日(日)~2023年2月28日(火)※2023年2月16日(木)を除く場所:泉パークタウン タピオ、仙台ロイヤルパークホテル、仙台泉プレミアム・アウトレット周辺点灯時間:・10月30日(日)~2023年1月31日(火) 16:30~21:00・2023年2月1日(水)~2月28日(火) 17:00~21:00■仙台ロイヤルパークホテル「ガーデンイルミネーション」実施期間:2022年10月30日(日)~2023年3月31日(金)※2023年2月16日(木)を除く場所:仙台ロイヤルパークホテル ガーデン(中庭)住所:宮城県仙台市泉区寺岡6-2-1
2022年10月31日あの関口メンディーが教師にしてプロレスラーの主人公を演じ、しかも「覆面D」というダジャレのようなタイトル。先日、ABEMAで放送が始まったオリジナルドラマ「覆面D」について「これはコメディドラマでしょ?」と思った(というか、いまも思っている)人も多いのではないだろうか?関口メンディー本人でさえ、最初に企画を聞いた時は「コメディかと思った」とのこと。だが、鈴木おさむの手による脚本を読んでビックリ! ヤングケアラーや現代の貧困、イジメや10代の妊娠といった問題に真正面から切り込んだ、見事な社会派ドラマに仕上がっているのだ。「GENERATIONS」および「EXILE」の一員として活動し、最近はバラエティ番組などでも活躍する姿を見せているメンディーさん。ドラマ初主演となる本作にどのように挑み、ここで描かれる様々な社会問題に対してどのような思いを抱いたのか?――高校教師であると同時に、プロレスラーという裏の顔を持つ大地大輔が、赴任先の教育困難校と言われる高校で、様々な問題を抱える生徒たちに向き合う姿を描いた本作ですが、最初に企画について聞いた時の印象は?最初はコメディかなと思ってました(笑)。僕というキャラクターとプロレスを掛け合わせた作品ということで、勝手にそう思っていたんですけど、脚本が上がってきて、読んでみたら全く違う角度でいまの世の中の問題を切り取った社会派の作品に仕上がっていて驚きました。自宅で脚本を読みながら泣いてしまったのは初めてのことで、「これは絶対に自分がやりたい」と思いましたし、魂を削って良い作品を作り上げたいなと思いました。――メンディーさん自身、以前は教師を志していたそうですね?教師になろうと思ったのは、母が「あなた、教師向いているんじゃない?」と軽く言ったからなんです。それで自分も「教師もいいかも…」と軽い気持ちで体育大学への進学を決めたんです。なので、何か強烈な出来事がきっかけとしてあったわけでもないんです。ただ、僕自身も小学校の頃に担任の先生の言葉に救われた経験があって、周りの人や生徒たちに寄り添える先生になりたいなと思っていました。――先生の言葉に救われた経験というのは?僕はハーフで、見た目が周りと違うということもあって、小学校1~2年生の頃、高学年の子たちからイジられたり、容姿のことを遠目からからかわれたりすることがあって、それがすごく悔しかったんですよね。それで落ち込んでいる時に、その先生が「あなたには黒人の血が入っているけど、それは特別なことなのよ」と言ってくれたんです。その先生はマイケル・ジャクソンの大ファンで、そこで僕にマイケルのカッコよさを熱く語ってくれて「あなたは、世界のポップスターと同じ黒人の血が流れてるんだよ」と。その言葉で「僕はこのままでいいんだ」と認められた気がして、胸がすーっと軽くなって学校生活が楽しくなったんです。――ドラマでは第1話からハードなイジメの様子が描かれたり、10代にして、自分の時間を犠牲にして近親者の介護に従事しなくてはならないヤングケアラーの姿が描かれました。本作で描かれるこうした社会問題をどのように受け止めましたか?大きな社会問題のひとつであり、実際につらい思いを抱えている子たちがたくさんいると思うし、そういう子たちって自分から「つらい」とか「苦しい」と言い出せなかったり、助けを求めたくてもどうにもできない苦しさを抱えている側面もあると思うんです。このドラマを通じて、周囲に助けを求めてもいいし、周りが協力できることもたくさんあるんだということを広く理解してもらえたら嬉しいなと思いました。その意味でも、いま届ける意味のある作品だなと感じています。――ドラマの中で特に印象的なエピソードや心に残ったことはありますか?この作品って、大地大輔が何かを解決するわけじゃないんですよね。最終的には生徒たちが自分たちで問題に向き合っていくので、大地大輔がしていることってシンプルに「寄り添う」ってことだけなんです。ヤングケアラーの問題もそうですが、解決できなくても、誰かが寄り添ってあげるだけで救われる部分があるというのをこの作品を通してすごく感じました。もちろん、具体的な解決策で世の中が良くなっていくことはすごく大事なことですが、まず苦しんでいる人に寄り添ってあげるだけで変わるものってあるんですよね。「自分には何もできないから」なんて考える必要はなくて、自分にもできること、救えることがあるんだというのが、わかりました。――いまのお話にもありましたが、大輔は問題そのものを自分で解決するわけでもないですし、ひと昔前の「俺についてこい!」というタイプの教師でもないですよね? 彼自身、前任校での事件による心の傷も抱えていて、生徒との距離感という部分でも繊細さを持っています。演じる上でこの役柄をどのように捉えましたか?そういう意味で、僕自身と近いなと感じる部分が多かったんですよね。それこそ、少し前の学園ドラマだと「俺についてこい!」というタイプの先生像が多かったかもしれません。世の中の流れもあると思いますが、いま世間で“リーダー”と呼ばれる人たちって「俺についてこい」タイプの人たちは少なくなっていて、どちらかと言うと、頼るべきところは周りに頼るし、「仲間に助けを求めることができる“完璧ではない”リーダーが増えてるんじゃないかなと。僕自身、もしリーダーという立場に置かれても「ついてこい!」とは言えなくて(笑)、どちらかと言うと「この部分、僕はできないから助けてね」とか「ここは頑張るから、その代わりこっちは頼むわ」とお願いするタイプだなと思うんです。いまの世の中の流れを反映した先生像なのかなと思いましたね。――メンディーさん自身は、このドラマの生徒たちと同じ17歳の頃はどんな若者でしたか?ずっと野球をやっていて、高校球児として「甲子園に出たい」という思いはありつつ、「でも自分は甲子園には出れないんじゃないか…?」と気づき始めてもいて、でもやっぱり野球が好きで、うまくなりたいし、試合に勝ちたいという思いで野球に打ち込んでいました。――青春時代をふり返って「こうしておけば」と後悔していることはありますか?後悔とはちょっと違ってくるかもしれませんが、僕らが最上級生になったタイミングで、後輩たちが不祥事を起こして、大会に出られなくなったことがあったんです。その時に思ったのが、こうなってしまった原因や責任は後輩たちだけにあるんだろうか? ということ。もちろん、彼らも悪いんですが、そうなる前に、先輩である僕らができることはあったんじゃないか? と思ったんですね。この事件をきっかけに「何かを他人のせいにするのはやめよう」と強く思いましたし、そこから何かが起きた時「自分に何かできたんじゃないか?」と考える思考法が身につきました。後悔もありつつ、それはいまでも自分が生きていく上で、すごく大切にしている価値観になっていますね。――年齢を重ねて、仕事などで若い世代と接することも増えてきたかと思います。いわゆる“イマドキの若者”に対して、どのような印象を抱いていますか?僕が接している人たちに限りますけど、みんなコミュニケーション能力が高い印象ですね。SNSがこれだけ発達していることも大きいんでしょうけど、「見られている」という意識がすごく高い気がしますね。自分を発信することに慣れていて、そういう部分を僕は後天的に学習したけど、いまの子たちは早い段階でSNSやスマホに触れていたので、自然とできてすごいなと思いますね。――若い世代に接する中で、何かアドバイスしたり、彼らの能力を引っ張り上げてあげようと思うことはありますか?正直、若い子たちにアドバイスすることが果たして良いことなのか? と疑問に感じるところがありまして…。求められればアドバイスはしますけど、そもそも、若い人たちが新しいものを次々と作っていくものだと思っているので、極端な言い方ですけど「若い人たちの考えは正義だ」と思っているんです。「最近の若いやつは…」みたいなことを感じる人もいるかもしれませんが、逆に若者の価値観に僕らが合わせていかないと、世の中がアップデートされていかないなと思います。なので、求められれば相談に乗りますが、基本的には「思うように好き勝手やればいいじゃん!」という思いが強いですね。その周りに頑張っている大人もいるというのを自分が体現できればいいのかなと。――逆に若い人たちの才能に触発されたり、「そんな考え方をしているのか!」と驚かされることは?それはメッチャありますね! みんな才能がすごくて。そこは本当に「どんどんやりなよ!」と応援したくなります。ダンスもそうだし、俳優さん、音楽、ゲームでも新しい価値観を持った若い子たちが次々と新しいものを生み出しているなというのを感じるので、そこに刺激を受けつつ、マネするところはマネしたいです。――メンディーさん自身は今年31歳ですが、いまのご自身の立場や立ち位置について、どのように感じていますか? 30代はどうありたいか? というイメージはお持ちですか?30代は自分の中では、ステップアップの時期なのかなと思っていて、ここまでアーティストとして10年ほど活動してきて、少しずつ余裕も生まれてきているので、それを“新しいメンディー”のために投資する時間にできたらと思っています。いろいろチャレンジしたいし、ここからが本番だと思っています。いまの自分の立場や多少なりともある影響力を駆使して、どれだけ世の中に価値を提供できるか?というチャレンジをしたいし、その輪を広げていけたらと思っています。――そういう意味では、20代で良い積み重ねをすることができたという手応えも感じていらっしゃいますか?手応えはよくわからないですが、ありがたいことに多くの方に自分の存在を知っていただけて、ライブでもアリーナツアーができるようになったり、経験の量という意味では、なかなかできないことをさせてもらえたと思うし、良い20代を過ごせ……いや、うーん…、でも世界は広いんでね…(笑)。まだまだかなぁ? こうやって「まだまだだなぁ」と思いながらやっていくというのはこの先も変わらないのかな? 上には上がいますからね。「もっとできたんじゃないか?」と常に思うし「もっと高く羽ばたける!」といまも信じています。メンディー、まだ序の口です。ここからのメンディーのほうが面白くなります!(photo / text:Naoki Kurozu)
2022年10月28日恵泉女学園大学(東京・多摩市)では11月6日(日)に学園祭「恵泉祭」を開催いたします。今年は在校生と招待卒業生以外は高校生や受験生のみの来校受付となります。恵泉祭主なプログラム・ハローキティSDGsスペシャルステージ・インターナショナルファッションショー・ハンドベルクワイヤ演奏・クラブ・サークル活動発表、展示・メイポールダンスメイポールダンスオープンキャンパス同時開催!恵泉祭同日に高校生や受験生対象にオープンキャンパスを開催いたします。オープンキャンパスプログラム・2023年度入試概要説明・SDGs講座~指定校&公募推薦対策講座・一般・特別スカラシップ入試対策講座(国語・英語)・キャンパスツアー・教育農場ツアー・授業体験「東アジアの中の日本語・日本文化」「韓国若者の兵役問題と東アジアの平和ーB.T.Sの兵役免除、あなたは賛成ですか反対ですか?」★注目プログラム★特別企画!プロのマンガ家から学ぶキャラクター講座講座内容:形が与える印象というものは、無意識に私たちの脳にインプットしてきます。私達がかわいいと感じたり、カッコいい、面白いと感じるキャラクターは、いったいどういう形をしているのでしょう?また、このまる・さんかく・しかくという図形を用いて、さまざまなキャラクターを作ってみましょう。【詳しい説明とご予約はこちら】 アクセス京王多摩センター、小田急多摩センター、多摩都市モノレール多摩センター駅よりスクールバス(無料)で約10分 地図 : 特典来場者全員に恵泉女学園大学オリジナルグッズ(消毒スプレー、スケッチブック、ワイルドストロベリー栽培キット等)をプレゼントオープンキャンパスに参加し、アンケートに回答した方は入学検定料が通常3万円のところが1万円に割引にさらに、個別相談に参加した方はAO入試前期の入学検定料が無料恵泉女学園大学について東京都多摩市にある女子大学人文学部(日本語日本文化学科・英語コミュニケーション学科)人間社会学部(国際社会学科・社会園芸学科)の2学部4学科がある。学園創立当初から、他の学校では見られない「聖書」「国際」「園芸」を正課に取り入れてきた恵泉女学園。人間の基本的なあり方を学び、広い視野をもつ自立した女性の育成を願った創立者・河井 道の信念は、恵泉女学園の誕生から90年近くたった今日でも、脈々と受け継がれている。お問い合わせ先恵泉女学園大学入試広報室TEL:042-376-8217FAX:042-376-8604email: nyushi@keisen.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月22日関口メンディーが主演し、現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く「覆面D」第2話。今回は、関口さん演じる大輔と武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)演じるプロレスラー・ハオウが本気の勝負を見せ、小森隼()も感動したことを明かした。妊娠した女子生徒は退学!?教師でレスラーの“覆面D”が寄り添う様々な問題を抱える生徒たちが通う“教育困難校”の道山高校で、教鞭を執る大地大輔(関口メンディー)。ある日、大輔が受け持つ生徒の中でも、特に真面目に勉強に取り組んでいる生徒・岡田カズ(秋田汐梨)に妊娠の事実が発覚する。大輔は教頭の天山(大水洋介)からカズを自主退学させるよう指示されるが、カズの出産の意志が固いことや、学校も退学せずに通い続けたいという希望を聞いた大輔は、カズとお腹に宿る新しい命を応援することに。そして、カズの交際相手で子どもの父親である同じクラスの星野寛太(吉田仁人)を探し出して話を聞きに行くが、このことをキッカケに大輔とカズの関係性は悪化してしまう。そんな中、大輔にプロレス団体BBTから覆面レスラーとして所属しないかとスカウトの声がかかることに。高校教師であることから一度は断る大輔だったが、誰にでも未来を変える力があることをカズに知ってほしい一心で、BBTの人気トップレスラー・ハオウ(武知海青)を相手にしたテスト試合に挑むことに。もちろん大苦戦する大輔。それでも諦めずにハオウへ果敢に挑みながら、カズへと「僕にも何かできることはありませんか!?」と訴えかける大輔の姿に、視聴者からは「熱くて真っ直ぐな大地先生の言葉が心に刺さる」「大地先生を応援したい!」といった声や、「私の担任になってほしい」「大地先生とハオウが感情を露わにしてぶつかっていくのがめちゃくちゃ印象的だった」「気持ちが入りこみすぎて泣いちゃう」など反響が寄せられた。また、本作の第1話にゲスト出演し、主題歌「愛傷」も担当している「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森さんは、第2話放送後に自身のインスタライブを配信。冒頭、「今目が赤いんですけど…」と切り出した小森さんは、「さっき2話を観て、普通に泣いたんです。一人でホテルの部屋で大号泣しちゃって!本当に素晴らしいですね」と興奮気味に第2話のストーリー展開を絶賛していた。「覆面D」は毎週土曜22時よりABEMA SPECIALチャンネルにて放送中。第2話は1週間無料見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年10月19日関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)が初主演で、覆面プロレスラーという裏の顔を持つ教師を演じ、様々な困難や問題を抱える生徒たちに寄り添い、奔走する姿を描く「覆面D」。その第1話が放送され、関口さん演じる夢破れた元熱血教師・大地大輔の体を張ったひたむきな姿に、SNSを中心に大きな反響が寄せられた。「今の日本が抱えている問題」「リアルすぎて震えた」の声も熱血漫画「ROOKIES」に憧れて教師の道に進んだ主人公・大地大輔(関口メンディー)。3年前に受け持ったクラスの生徒が自殺してしまい、以降、自身の持つ“理想の教師像”に悩んでいたが、貧困に苦しむ家庭に身を置く生徒たちが通う“教育困難校”の道山(どうざん)高校へ赴任してきた大輔は、“生徒に必要以上に介入しない”という学校の教育体制に疑問を抱く。そんな中、登校してこない生徒の1人、武藤啓(水沢林太郎)の自宅を訪ねた大輔は、啓が年の離れた弟の世話と祖父の終日介護をするヤングケアラーだったことを知る。大輔はそんな啓の境遇に言葉を失いながらも、希望を持つことを諦めてほしくない一心で、「(現状は)変えようと思ったら変えられる。努力次第で変わるかもしれない」と語りかけるが、自分の境遇に諦めを抱いている啓の心には響かず「親ガチャって言葉聞いたことあるでしょ? 努力じゃ変わらないものもある」と冷たくあしらわれてしまう。そんな中、道端に貼ってあったプロレス団体BBTのポスターに目を留めた啓は、理想ばかりを語る大輔に「超巨漢レスラーをぶん投げたら1000万円」に挑戦できるのかと詰め寄る。逡巡する大輔は、啓の心を動かすため、そして自身の悲しい過去を乗り越えるためにもと、そのチャレンジに飛び入り参加することを決意。しかし、プロレスラーとの戦いは想像を絶し…!?汗だくになりながらも諦めない大輔の姿に、視聴者からは「メンディーさん頑張って!」「先生の想いにすごく感動した」「初回から涙が止まらない」とコメントが集中。また、第1話から、いじめやヤングケアラーなど、現代の社会問題が浮き彫りになるストーリー展開に、視聴者からも「今の日本が抱えている問題」「リアルすぎて震えた。こんなドラマ初めて」「大輔先生のこと大好きになった」「こんな先生に出会いたかった」といった声が上がっている。ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」は毎週土曜22時~より配信中。(最新話は1週間無料で視聴可能)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月18日ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」が10月15日より配信スタート。10月10日には第1話をいち早く観ることができるプレミア試写会が行われ、主人公役の関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、プロレスラー役の武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が登壇した。現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く本作。熱血教師を夢見て高校の教鞭を執るも、理想の教師像に悩み苦しみながら生徒と真正面から向き合っていく大地大輔役を、ドラマ初主演のメンディーさんが演じる。また、大輔が担任を務める3年D組には様々な問題を抱えた生徒がおり、年の離れた弟の世話と寝たきりの祖父の介護をする武藤啓役で水沢林太郎、妊娠し相談先を失っている岡田カズ役で秋田汐梨、金欲しさに闇バイトに加担してしまう鶴田源一役で曽田陵介、家業を守るため寝る間も惜しんで働く小橋アキラ役で紺野彩夏が出演している。試写会後にはメンディーさんと武知さんがドラマの見どころや、来場者からの質問などに答える一幕も。ドラマ初出演の武知さんは、本ドラマへの出演決定を最初に両親に報告したそうで「最後まで逃げずにやり切って、と言われました」と母親からの激励があったことを明かした。また「5年ほど生やしていた髭を剃りました」「髭なしが好評でそのままにしています」と話すと、会場のファンも大きく頷く。続いて、注目のシーンについて問われると、メンディーさんは「第1話の巨漢レスラーを持ち上げるシーンも見どころですが…、やはり最終決戦後のシーンですかね。大地大輔が生徒の前で話すシーンがあるのですが、『覆面D』を通して伝えたいメッセージがぎゅっと詰め込まれたラストシーンになっているので、是非観てほしいです」と明かし、「この作品を通して、1人でも多くの人が一歩踏み出そうと思える作品になっていると思いますし、一緒にこの作品を全国に届けていけたら良いなと思っています」とコメント。また、当日の来場者アンケートでは、第1話について98%が「胸が熱くなった」と回答。印象に残ったシーンについては「巨漢のプロレスラーを倒すために、大輔が諦めずに立ち向かっていくシ-ンがとても素敵でした」「プロレスのシーンがどう絡んでくるか気になっていましたが、そう来たか!と思い、続きがどんどん気になりました」と、大輔がプロレスに出会ったきっかけと、巨漢レスラーへ意を決して挑むシーンに反響が集まった。「覆面D」第3話は10月22日(土)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年10月17日NFTプロジェクトとインフルエンサーのマッチングサービス『Buzzmint』は、2022年10月07日付で関口メンディーーが新たにBuzznders(主要メンバー兼アンバサダー)として参加することを発表しました。主要メンバー兼アンバサダーとして参加Buzzmintは国内外のNFTプロジェクトとインフルエンサーの抱える課題を解決するため、NFT領域における先駆者たちが集まり、2022年3月に組成され、6月にサービスがスタートしています。現在、NFTのマーケットは非常に盛り上がっており、世間からの注目も非常に高まっています。しかしながら、まだまだ一般の方がNFTを購入するにはいくつかの大きなハードルがあり、またNFTプロジェクト側も増加するコレクションによって、ひとつひとつの知られる機会が減っているという課題があります。Buzzmintには、現在、主にTwitterで活躍する2,000名を越えるインフルエンサーが登録しており、埋もれてしまいやすいNFTプロジェクトの情報を効果的に登録インフルエンサーに届けることが可能です。この度、web3だけでなく、音楽業界やエンタメ業界で幅広く活躍される関口メンディーーをお迎えいたしました。昨今、web3ネイティブのNFTプロジェクトだけでなく、従来の既存企業いわゆるweb2企業がNFTに参画が急増しており、それらの企業様より「従来のマーケティング手法や従来のインフルエンサーではリーチできない」と数多くのご相談をいただいております。これにより、従来にもましてより強力にNFTプロジェクトを発信力のある真のインフルエンサーに届けることが強固なものとなり、はじめてNFTに触れるユーザにとってもわかりやすく、そして彼らにもリーチできるサービスとして期待に応えていきたいと考えております。BuzzmintはNFT業界を牽引する、かねりん氏、けんすう氏、パジ氏が主要メンバーとして設立し、web3領域を技術でサポートする株式会社THE BATTLEが協賛しています。■新メンバー関口メンディーーEXILEのメンバーであり日本で名だたるNFTコレクター。世界で最も有名なNFT・BAYCのホルダーであることは有名であるが、それ以外でも国内外でいくつものNFTを持っている。日本最大のNFTプロジェクトCrypto Ninjaの#014の初代ホルダーでもある。Twitter: ■Buzzmint概要Buzzmint: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月07日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが、ABEMAオリジナル連続ドラマ『覆面D』(10月15日22時スタート、全8話)で主演を務めることが13日、発表された。ドラマ初主演で、覆面プロレスラーの顔も持つ熱血教師を演じる。本作は、現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、完全オリジナルストーリーの連続ドラマ。主人公の大地大輔は、熱血教師を夢見て高校の教鞭を執るも、クラスを受け持った生徒が自殺してしまい、以降自身の持つ“理想の教師像”に悩むようになる。悲しい出来事から3年後、大輔が新たに赴任した高校は、貧困に苦しむ家庭に身を置く生徒たちが通う“教育困難校”。校長からも「なにか問題が起きても、それは学校外のこと。必要以上に介入しないこと」と、生徒へ過度な介入をしないよう釘を刺されている。大輔が担当する3年D組には、今の日本社会の縮図のような問題を抱える生徒たちばかり。現在の教師生活に疑問を感じながらも、為すすべもなく淡々と授業を行う日々を過ごしていた大輔だったが、とある出来事から、プロレス団体・BBTにスカウトされ、“学校には絶対バレてはいけないこと”を条件に、覆面レスラー・覆面Dとしても活動することになりなる。真実を隠したまま、生徒を救うために奔走する大輔。はたして、“覆面D”として戦うことで、真正面から生徒たちの問題に向き合い解決に導くことができるのか?大地大輔役としてドラマ初主演を務めるメンディーが、理想の教師像に悩みながらも、現在は教育困難校で教鞭を執りながら、覆面プロレスラーとしての顔ももつ熱血教師を体当たりで演じる。また、水沢林太郎、秋田汐梨、曽田陵介、紺野彩夏ら、今を時めく若手俳優陣が大輔の受け持つクラスの生徒役として出演。水沢は年の離れた弟の世話と寝たきりの祖父の介護をするヤングケアラーの武藤啓役を、秋田は彼氏との間に予期せぬ妊娠をし相談先を失っている岡田カズ役を、曽田は毎日お金をめぐり両親の喧嘩が絶えず、金欲しさに闇バイトに加担してしまう鶴田源一役を、紺野は実家の家業を守るため寝る間も惜しんで働く小橋アキラ役をそれぞれ演じる。さらに、川津明日香、鶴嶋乃愛、吉田仁人、松村キサラ、桜田通、武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、松井利樹(BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)、野波麻帆、萩原聖人、酒井若菜、高橋克典らが脇を固める。なお、武知はプロレス団体BBTの人気トップレスラー・ハオウ役を、酒井はプロレス団体・BBTの副社長で、覆面Dを団体の稼ぎ頭にしようと熱心に指導する前田信子役を、高橋は大地大輔の赴任先である教育困難校校長で覆面Dを影で見守る馬場寛治役を演じる。メンディーのコメントは以下の通り。――『覆面D』出演についてはじめHIROさんから今回のお話についてご連絡をいただいた時は、自宅でひとり、狂喜乱舞しました。ただどんな内容になるのか知らされなかったので、自分のキャラに合わせて勝手にコメディ寄りになると思い込んでいたんです。でも、その想像は鈴木おさむさんが書き上げた脚本によって、ボコボコに打ち砕かれました。社会派学園ドラマ。その鮮明な描写に雷に打たれたような感覚になりました。読み終える頃には目に涙。脚本を読んで泣いたのは今回が初めてです。それくらいストーリーに共感しましたし、この物語を世に送り出さないと絶対にダメだと思いました。自分がこの作品を演じることで、世の中にインパクトを与え、世界を変えられるかもしれないという希望を持って今作に挑みました。――ドラマ初主演について主演・座長というものが一体どういった立ち振る舞いをするべきなのか、まったくわかりませんでした。ただこの意味のある作品をより多くの人たちに届けるためには、良い作品でないといけない。良い作品を生むためには、全員の協力やチームワークが必要です。そのために、スタッフのみなさんの名前を覚えてのコミュニケーション、撮影現場の雰囲気作りに始まり、やれることはすべてやりました。そもそも僕はお芝居の実力があるわけでもなければ、キャリアがある訳でもありません。そんな僕が一人で頑張ったところで、他の作品に勝てる見込みはゼロです。でも携わってくれる演者、スタッフの皆さん全員が100%のパフォーマンスを発揮できたら、勝機はあります。だからまず自分が誰よりも努力して、本気であることを証明する。カメラに映らないお付き合いのお芝居だろうと、相手がお芝居しやすいようにちゃんと演じることを自分のルールにしました。それを続けていくうちにチームワークも益々良くなっていき、チームとしてひとつになれたように思います。最初は座長として自分がやらなきゃと気負っていた部分もありましたが、後半戦に進むにつれて、むしろスタッフの皆さんの熱量にパワーをもらう場面が何度もありました。プロレスも吹き替え無しで挑んだ今作ですが、最後まで駆け抜けられたのも、他の出演者の皆さんやスタッフの皆さんが支えてくださったからです。本当に感謝しています。――主題歌「愛傷」について今作の主題歌GENERATIONS「愛傷」は、この作品のために作られた楽曲です。ストーリーや世界観にリンクするように歌詞とメロディが紡がれています。今の世の中には、貧困などの経済的な面、人間関係のことで大変な思いをしている人たちがたくさんいます。その状況を今よりも良くしたり解決するためには選択肢を増やすしかないと思っています。でも選択肢を増やせることを知らない人や選択肢が他にないと思いこんでしまっている人は、往々にして最悪な選択をとってしまいます。諦めないでほしい。一緒にいい方法を探したい。僕たちにできることは少ないかもしれないけれど、困っている人たちに寄り添い、並走したい。そんな想いが込められた楽曲です。(C)AbemaTV, Inc.
2022年09月13日関口メンディーが熱血教師を演じるABEMAオリジナルドラマ「覆面D」の配信決定プレミアイベントが9月12日(月)に開催され、メンディーさんをはじめ、共演の水沢林太郎、秋田汐梨、曽田陵介、紺野彩夏、武知海青、酒井若菜が出席した。「M 愛すべき人がいて」や「奪い愛、冬」などの話題のドラマを手掛けてきた鈴木おさむの脚本による本作。教育困難校の教師にして、覆面プロレスラーという裏の顔を持つ主人公が、様々な困難や問題を抱える生徒たちに寄り添い、奔走する姿を描く。メンディーさんは、高校時代は「教師になりたい」という夢を持っていたそうで「ちょっと遠回りしましたけど、ひとつ夢が叶いました」と笑顔を見せる。熱血教師の大地大輔を演じたが、鈴木さんの脚本は「あて書きが入っていて普段、自分が発信していることや思っていること、ブログなどで書いていることが随所に入っている」そう。「役作りをしたという感じではなく、役がもうひとりの自分のような感じで、ドキュメントっぽく見せたいなと思えました」と明かし、本作に出演したことで「改めて先生という職業へのリスペクトがわいてきました。ただ勉強を教えるだけでなく、生徒一人一人に向き合うって尊い職業だなと思いました」と充実した表情で語る。劇中、華麗かつ激しいプロレスのシーンも披露しているが、本物のレスラーを相手に練習を重ねたという。「受け身や基礎練から始めて、ドロップキックなどを練習しました。室内の熱がこもる現場で、やっている側もスタッフも汗だくで、常に首にアイシングをしていました」と“熱い”現場を述懐。大輔が所属するプロレス団体の副社長を演じた酒井さんは、現場でメンディーさんのプロレスシーンを見守っていたが「岩盤浴よりも暑いね」という会話が交わされるほどの熱気だったとのこと。メンディーさんも「ナチュラルに整ってましたね(笑)」とふり返っていた。こうした苦労のかいもあってか、プロレスラーの魅力にも目覚めたよう。2つの顔を持つ大輔にちなんで「実はやってみたいもうひとつの仕事は?」というお題にメンディーさんは「プロレスラー」と回答。「技をかけるだけでなく、相手を受けるターンもあって、奥が深いなと感じました」と語る。実際、トレーニング協力をしてもらったプロレス団体の人々からは「『(興行に)出てくださいよ』というラブコールがすごかったです(笑)。機会があればやりたい」と“プロレスラー”メンディーのデビューにやる気をのぞかせていた。イベントでは、メンディーさんが共演陣には内緒でサプライズで用意してきた手紙を朗読!バラエティ番組で活躍するタレントのイメージの強いメンディーさんが主演を務める作品に「どうして出てくれたんでしょうか?だって主演はメンディーですよ(笑)?」と問いかけつつ「みなさんの勇気に絶対に応えたいと思った」と本作に懸ける強い思いと共演陣への感謝を口にし、これには生徒のひとりを演じた水沢さんが思わず涙する一幕も!メンディーさんは改めて本作について「大地大輔はお節介な人です。お節介って実はすごく大事なんじゃないかと思っています。コロナ禍もあって、人と人のつながりが希薄化しているけど、人と向き合うこと、つながることで生まれる何かにフォーカスした、いま、世の中に必要な作品だと思っています」と力強く作品をアピールしていた。ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」は10月15日(土)22時より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2022年09月13日ダンス&ボーカルグループ『GENERATIONS from EXILE TRIBE』と『EXILE』のメンバーとして活躍している、関口メンディーーさん。関口さんは、2022年9月5日に自身のTwitterで『関口メンディー』から『関口メンディーー』へと改名したことを発表しました。本人によると『関口メンディーー』は、発音するだけで自然と口角が上がり、笑顔になれる最強の名前とのこと!確かに「メンディーー」と伸ばしてみると、自然と口角が上がりますよね!関口メンディーー「いつでも僕のところに来てください」改名を発表した翌日となる6日に、関口さんは自身のTwitterで『ある思い』をつづりました。そのツイートの内容が、「優しい」「温かい」と反響を呼んでいます。関口さんのツイートがこちら!いろんなニュースがあるけどもっとオモロいニュースで世の中溢れて欲しい笑顔になりたかったらいつでも僕のところに来てください— 関口 メンディーー (@mandy_s_mandy) September 6, 2022 同日、改名に関するニュースが、続々と取り上げられていた関口さん。関口さんは、「深刻なニュースばかりではなく、自身の改名のような面白いニュースが、もっと世の中にあふれてほしい」といった思いをツイートにつづります。そして「笑顔になりたかったらいつでも僕のところに来てください」と続け、『笑顔になれる名前』になったからこその関口さんの思いを伝えました。関口さんのツイートには、さまざまなコメントが寄せられています。・笑顔になりたいときはメンディーーさんを呼びます!・みんなでいってみよう!せーの!「メンディーー!!」・一生ついていきます。・本当にいい人すぎる。・笑顔にしてくれてありがとう!関口さんの改名という明るいニュースを見て、笑顔になった人もたくさんいるはず。今回のツイートの中にあった「僕のところに来てください」という頼もしいひと言には、多くの人が元気をもらえたのではないでしょうかーー![文・構成/grape編集部]
2022年09月08日【中編】泉ピン子語ったえなりかずきの“共演拒否”騒動への思い「悪口を言われても気にしない」から続く「ママ」と慕う恩人である橋田壽賀子さん(享年95)を昨年看取ったことで自身の終活についても考え始めたという泉ピン子(74)。夫婦の間に実子のいないピン子は、当然の備えとして、自分の死後に夫が残されたときのことまで考えている、と打ち明ける。「熱海のマンションは私の名義で、私がいなくなって死後離婚もあるかもしれないけど(笑)、夫は住まわせてあげるし、お墓にも入れてあげる。でも、彼が死んで、私の財産が向こうの親族に行くのは、皿1枚だってイヤ。それは、最初から結婚に猛反対されたってことがある。だから今、私の財産を信託にすることも考えて、誰か引き継ぐのにふさわしい人を探しているというのも本当です。でも、この気持ちは、日本中の奥さんたちが同意してくれるんじゃないかしら。だから、次世代の子供たちの育英基金への寄付なども真剣に考えてます。私の親族へ?これもお断り。私が売れなくてひもじい思いをしてたとき、誰か一人でも『小夜ちゃん、そばでも食べていきな』って言ってくれた人がいますか?」終活の一環として、自宅から車で10分という場所に墓を購入したのは一昨年。淡いピンク色の御影石は、彼女の希望で取り寄せた。「『建立泉ピン子』になっているのはなぜかというと、自分が建てたのに、私の名前ではお墓に入らないわけでしょう。どこかに『泉ピン子』の名前を残したかった。でも、裏に小さく入るとは思わなかった。前面に大きく、と指定すればよかったかしら(笑)。主人の九州の墓に入るのは、これも遠慮したい。死んだ後なのに、墓の中のご先祖たちに『東京から来ました。武本の嫁です』って挨拶していくだけで10年もかかっちゃいそう(笑)」とはいえ、ご主人とは、ほどよい距離感のまま、変わらずに「いい関係」を保っているようだ。「夫も、コロナもあって通勤が大変で、去年からは、都内にある自分のクリニック近くのマンションから熱海に帰るのは週末だけ。えっ、明日は土曜?まだ金曜か。よかった、もう1日ラクできる。だって、頭に来るわよ。丸1日かけて食事を準備しても、たった10分で食いやがる(笑)。九州の人間だから、酒ばっかり飲んでるし。でもね、もう腹も立てない。74と71。この年になったら楽しさとか明るさって、自分から見つけるもんじゃないかと思ってる。今回、仕事の関係で今日まで4日間、私も東京に泊まってたの。昨夜、彼と夜ごはんを一緒にとなって、珍しく手なんかつないで、銀座界隈の若い人が行くようなイタメシ屋に入った。『小夜ちゃん、ピザでも頼めば』って夫が言って、私は、『そんなに、入んないよ』で、1千980円のパスタを半分コして食べながら、ふと思う。この人が死んだら、私、泣くかな、泣かないだろうな……。今ね、橋田先生ご夫妻をまねてじゃないけど、うちも夫婦の終活で、予行演習している感じです。先生んちも東京と熱海で別居生活が長かったから、ご主人を亡くしたあとに、よく言ってました。『またフッと帰ってきそうで、夫が死んだ実感がないのよ』もともと私と先生とのご縁が始まるのは、最初にお父ちゃん(TBSプロデューサーだった岩崎嘉一さん)が私を気に入ってかわいがってくれたから。だから、私は『夫の三十三回忌をしたかった』というママの生前の気持ちを継いで、お父ちゃんの三十三回忌も富士霊園で、私なりに心を贈りました」ご主人にも、すでに「私は葬儀も戒名もいらない」という気持ちを伝えているというが、驚いたのは、芸能界の仲間たちにも同様に手を打っていること。「TBSアナウンサーの安住(紳一郎)に言ってある。葬式はしないから、お気に入りのそば屋を貸し切りにして、好きな人間だけを呼んで、と。すると、せいぜい十数人かな。嫌いなヤツは絶対に入れるな、とも。意地悪ですよ、私(笑)。でも、相手も義理で来ることを考えると、実は親切でしょ。そしたら安住、『その名前をご自分で書いておいてください。その人が来たとき、僕から“入らないでください”とはとても言えませんから』ですって(笑)。理想の死に方については、橋田先生ともよく話しました。『ねえ、あの人、最近、見ないけど、どうしてる?』『こないだ死んだんじゃない』『いや、まだ生きてるよ』『いやいや、もう死んだよ』そんな感じで、芸能界からも社会からも自然にフェードアウトして、いつのまにか忘れられてるというのが、いいかなあ。ただ、近しい人との最後のお別れは、やっぱり自宅で。いつもテレビを見てるお気に入りの場所があるから、そこの椅子をどけて棺桶を置いてほしい。そう、お手伝いさんにもすでに伝えてます」■夢がかなった朗読劇は、芸能人生の集大成。感謝を伝えるために、日本全国どこへでも!「岩造に愛人がいた。その愛人は68。その子がもう36になる。妾との間にできた子供が36。少なくとも40年、騙された……」7月半ばの都内のスタジオ。ピン子は、8月4日から主演する朗読劇『すぐ死ぬんだから』の稽古の最中で、共演の村田雄浩(62)を相手に、『渡鬼』にも負けない長い台詞を披露していた。長年連れ添った夫に、まさかの愛人と隠し子がいたという、どこかで聞いたようなストーリーだ。「この朗読劇の話が決まって、うちの夫に原作を読ませたら、『おもしろい』ですって。つい、心の中で『おまえのことだろ!』って、突っ込んでたわよ(笑)。でもね、言いたいのは、夢ってかなうのね。私、ずっと朗読劇をやりたいと思って、これまで頑張ってきたら、74になって、芸の神様が、「最後にこれをやらせてやるよ」と、プレゼントしてくれた。だから、これが集大成、芸能人生の終活です。稽古場では、汗だくになりながら何度も台詞を繰り返す姿があった。同作は、東京公演後には全国で「感謝の行脚」をする予定。「北海道でも九州でも、ナマ泉ピン子を見たいという人がいれば、私は行くわよ。だって、その人たちが、私を作ってくれたんだから。特に地震や災害で大変な思いをした人たちのところには行きたいわね。少しでも元気になってもらえる役に立つなら、地方の公民館だって行く、そんな心意気よ」ピン子節健在。たとえ迷いながらでも、自分らしい終活は、人をまた元気にするようだ。
2022年07月31日関西のコンサートプロモーター清水音泉が主催するライブイベント『風雲!大阪城音泉』が、今年は「納涼!大阪城音泉『ソロ?否、バンド?編』~清水音泉成人記念~」として、8月19日(金)に大阪城音楽堂にて開催される。「風雲!大阪城音泉『ソロ?否、バンド?編』~清水音泉成人記念~」チケット情報出演は岡崎体育とキュウソネコカミの2組。清水音泉の開湯18周年を記念した公演となる。入浴順(出演順)は事前に発表。チケットは、7月15日(金)昼12:00まで先行先着プリセールを実施中。
2022年07月13日恵泉女学園大学(東京夏休みのの3日間、キャンパスにて高校生対象に「SDGsスクール」を開催。 ワークショップやzoomで海外とつながるイベントなど、楽しく実践的な企画を自然豊かなキャンパスで展開する。8月23日(火)、24日(水)、26日(金)の3日間に渡って高校生対象に楽しく学べるワークショップを開催する。大学の農場での有機農業体験、zoomで海外とつながるなど、いろいろなイベントを通してSDGsを学び、グループで討議しさまざまな考えに触れる機会を持つことで、自分の研究を深めることを目的としている。最終日には自身の研究を発表し、しっかり取り組んだ証として修了証が授与される。発表の場には、高校の先生、友人、家族の招待も可能。また、スクールでの研究成果を同大の総合型入試で活用できる。【日時】8月23日(火)、24日(水)、26日(金)10:00~15:00【対象】高校1年生~3年生※3日間とも参加できる方【場所】恵泉女学園大学(多摩センターからスクールバス約10分)【申し込み方法】大学ホームページ 3日間無遅刻無欠席で参加し、研究発表をした受講生には同大総合型選抜(AO入試)SDGs型に出願できる「修了証」が授与される。20220712140234657.pdf : 【問い合わせ先】恵泉女学園大学入試広報室TEL:042-376-8217FAX:042-376-8604email: nyushi@keisen.ac.jp 恵泉女学園大学 : 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月12日恵泉女学園大学(東京都多摩市)では、学生たちに実体験を通してグローバル時代を生き抜く本物の知性と行動力を身につけてほしいとの思いから、世界の都市・地域を教室ととらえ、実体験から広く深く学ぶ機会として、多彩できめ細かい海外プログラムを用意しています。 今年度夏より、待ちに待った海外プログラムをほぼ全面的に再開することになりました。韓国留学カリフォルニアフィールドスタディ恵泉女学園大学では、「世界各地を教室に、実体験を通してグローバル時代を生き抜く本物の知性と行動力を身につけてほしい」との思いから、小さな大学ながら多彩できめ細かい海外プログラムを用意しています。今年度夏より、学生達も待ちに待った海外派遣・現地実施プログラムをほぼ全面的に再開することとなりました。なお、昨年度までは新型コロナウイルスの時代に対応したオンライン形式での海外プログラムも実施。また、コロナ禍のなかでも現地の学校と緊密に連絡を取りつつ、韓国や台湾の協定校への長期留学も実現してきました。今後も女子大ならではの安全対策・危機管理と手厚い奨学金制度で学生たちの夢を応援していきます。タイ長期フィールドスタディ恵泉女学園大学が提供している海外プログラムの種類(1)留学半年から1年程度、アメリカ、イギリス、アイルランド、韓国、中国、台湾、タイの協定校に留学するプログラム。(2)語学研修春休み、夏休み中に2週間~1カ月かけて、オーストラリア、カナダ、イギリス、フィリピン(英語)、韓国、中国、インドネシアを訪問し、語学を学ぶプログラム。(3)フィールドスタディフィールドスタディ(FS)とは、海外の現場での実体験を通して、机上の知識だけでは学び取ることのできない人間的理解を得る体験学習。約5ヶ月にわたってタイに滞在し、現地のNGOや農山村などで体験学習をする長期FSと、アメリカ、オーストラリア、アジア各地域へ1~2週間程度行く短期FSがあります。(4)海外日本語インターンシップ日本語教員を目指す学生が参加する2週間の海外教育実習。これまで、韓国・新羅大学、韓信大学、タイ・パヤップ大学、中国・上海杉達学院大学などで実施。実習生は「文字」「文法」「読解」「会話」の授業を行うとともに、現地学生との交流を深めます。(5)ピースボート世界一周の船旅国連NGOのピースボートが主催する世界一周の船旅に参加し、大学の単位を取得できます。船で世界各地を訪問し、現地での交流や船上でのゼミを通じて、今日のグローバルな諸問題を考える視点を養います。(6)タイ国際ワークキャンプ3月に約10日間、タイ・チェンマイにある恵泉と同じくキリスト教主義の大学であるパヤップ大学と共催で行っています。タイ北部の村でホームステイをし、タイの学生と村の人々と一緒に集会所などの建設のお手伝い、レクリエーション、礼拝を通し、交わりを深めます。関連記事▼国際交流 ▼国際交流いろいろ日記 ▼本件に関する問い合わせ先恵泉女学園大学教務課住所: 206-8586東京都多摩市南野2-10-1TEL: 042-376-8211(代)FAX: 042-376-8218 国際交流 : 国際交流いろいろ日記|ブログ|恵泉女学園大学 : instagram投稿 : 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月06日連日、例年以上の暑さが報告されている、2022年の夏。猛暑で何よりも恐ろしいのが、毎年多くの人が引き起こす熱中症です。頭痛や倦怠感、吐き気などを引き起こすだけでなく、重度になると後遺症が残る可能性も。また、最悪の場合は命を落としてしまうのです。2022年は6月から全国的に記録的な猛暑が続いており、政府は熱中症対策を呼び掛けています。泉ピン子、熱中症で亡くなった野村昭子に「信じられない」同年7月1日に、俳優の野村昭子さんが急逝し、共演者やファンから悲しむ声が相次ぎました。近隣住民から「最近、姿を見ていない」という声を聞いた親族が、野村さんが一人暮らしをする自宅を訪問し、亡くなっているのを発見。後に、熱中症が原因だったことが明らかになりました。同月5日に放送された情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、熱中症の恐ろしさについて伝えるとともに、野村さんについて言及。テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で共演をしていた俳優の泉ピン子さんは、野村さんの旅立ちについて、このようにコメントをしました。もうね、その前からです。ずっと、親子(の役を)やってて。熱中症って信じられない。でも、お母さん(野村さん)、あんまりお水飲まない…お酒ばっかりの記憶があって。あとお茶飲んでて。夏でもあんまりお水飲んでるのを見たことないし、クーラーはかけてたと思うんですけどね…。情報ライブ ミヤネ屋ーより引用40年以上にもわたる親交があったという、泉さん。野村さんが亡くなった際は、「いつでも誰にでもまっすぐで、正義感の強い方。思い出はそのどれもが笑いと一緒によみがえってきます」とコメントを発表していました。長年一緒にいたからこそ、熱中症による突然すぎる別れを受け入れられないのでしょう。野村さんの訃報を受け、ネットでは泉さんを心配する声が上がっています。・お2人の掛け合いが大好きだったなあ。野村さんのご冥福をお祈りいたします。・ピン子さんの表情から戸惑いが伝わってきた。元気を出してほしい…。・熱中症って本当に怖いな。高齢の人はより気を付けないと。熱中症を防ぐには、定期的な水分補給はもちろんのこと、室温の管理や健康的な食生活、質のいい睡眠も重要です。自身や、周囲にいる大切な人の命を守るためにも、しっかりと気を引き締めたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月05日「わたくし、競馬をやりませんので名前が読みにくいんですよ」こう述べたのは俳優の関口宏(78)。6月6日、MCを務める『サンデーモーニング』(TBS系)での発言が批判を浴びている。問題の発言が飛び出したのは5月29日に行われた競馬の「日本ダービー(G1)」について取り上げた際のこと。関口は「1番人気はダノンベルーガ」と競走馬の説明を述べたが、その後、冒頭のように競走馬の名前に“読みにくい”と文句をつけたのだ。さらにレースのVTRが流れる最中には、「ダノンベルガー」と誤った馬名をつぶやいた関口。番組の司会進行を務める立場だが、これまでたびたびそのスタンスが問題視されてきた。「『サンデーモーニング』での関口さんの発言はこれまでもたびたび問題視されてきました。たとえば今年1月、トンガの海底噴火の影響で日本にも津波警報が発令された際、『サンデーモーニング』は画面に日本地図と津波警報・注意報を伝えるテロップを表示しながらの放送に。それについて関口さんは『画面はどうしても津波の警報を出すために、日本地図を出さなければいけないんでしょうか?』と発言し、物議を醸しました」(テレビ局関係者)さらについ1カ月前にも波紋を呼ぶ発言が。「野球評論家の達川光男さんがゲスト出演し、シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手について、エンゼルスのマイク・トラウト選手を引き合いに出して打法の解説をしました。すると関口さんは『マイク・トラウトって何ですか?』と噛み合わない質問を投げかけました。達川さんは『すごいバッターなんです』と答えたものの、生放送での噛み合わないやりとりに違和感を持った視聴者が多かったようです」(前出・テレビ局関係者)度重なる問題発言。SNS上では、“司会として事前に勉強するべきでは”との声があがっている。《競馬をやらないのは良いが、事前に原稿の下見とか読み合わせとかしないの?自分が読めないなら他の人にその役割を渡せよ。不快でしかない》《関口さんまたですか。MCとして勉強不足。詳しくなくても表面的にでも、すべて把握し進行するのがMC。もうそろそろMC交代してほしい》《関口宏のボロが毎週出まくっててもう怒りを通り越してツラい。本当何とかならないのかこの状況》《アナウンサー失格ですよ。番組内容の勉強も出来ないんだから。古舘伊知郎、筑紫哲也はキッチリしていた。》
2022年06月06日【第三章】泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」 から続く批判に向き合い、「全国的にもっと子供支援に取り組んでほしい」と訴えた明石市の泉房穂市長(58)。他の自治体も真似するようになったその手腕は、コロナ禍でも注目を集めた。’20年1月に新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから約2年半。泉市長は、改めてコロナ対策を振り返った(インタビューは全4回中の4回目)。「コロナ禍になったので、市民は神戸や大阪でお金を落とす機会が減りました。もともと人口が増えて街が活性化されていたのもあり、もっと地元でお金に落としてもらおうと考えました。そこで明石は17億円を使って、市民全員に商店街で使える5,000円の商品券を配ったんです。『明石市サポート利用券』というもので、これは市民生活の負担軽減だけでなく事業者支援の意味もあります。さらに商品券のおかげで、お店が新規顧客を掴むことにも成功。今は商品券がなくても、商店街を利用する人が増えたと聞いています。コロナ禍にも関わらず、明石駅前にあるショッピングモール「アスピア」は過去最高の売り上げになりました。市の貯金も2億円増えました。もちろん『ああすれば上手くいくだろう』と考えながら政治を行なっていますが、それでも思わず『何で貯金が増えてるんや!』と驚きましたよ(笑)」明石市はコロナ禍で、17もの独自支援策を行なっている。そのうち7つが未成年の子供を対象にしたもの。児童扶養手当を5万円上乗せして支給したり、返済不要の奨学金を給付したりといったサポートを行なっている。市に住む親子からの反響は大きいといい、泉市長はこんなエピソードを話してくれた。「地元のコープで買い物をしていたら、お母さん方が来てくれて『市長さん会えてよかった!本当に暮らしやすいと、お伝えしたかったんです』とおっしゃってくれました。別の日に駅前を歩いていた時も『一言お礼が言いたかったんです!』と言って、お母さんが隣にいた小さいお子さんに『お礼言いなさい!』なんて頭を下げさせたりね。ちょっと、ビックリでしたが(笑)。みなさんに、明石市の本気度が伝わっているのかなと嬉しく思いましたよ」■「私も含めて、関わる人みんなが本気だからできる」泉市長はたびたび「本気」という言葉使う。「悪いけど、他の政治家のみなさんは本気のフリにしか見えません」といい、こう続ける。「例えば5つの無料化のうちの一つは、おむつの無料宅配です。子育て家庭の孤立化を防止するために、研修を積んだ、子育て経験のある方々に毎月お願いしています。私が子育てをしていたとき、子供の夜泣きに妻が悩んでいました。そこで週に1回、妻の代わりに、私が一晩中、子供につきっきりになる日を作りました。でも、たった1日だけの当番なのに大変しんどかった。これを連日すると、誰でも参ってしまいます。ひとり親の方なら尚更でしょう。ですから、おむつを届けた方に子育て家庭の相談に乗っていただくようお願いしています。オムツを渡すだけではダメで、きちんと支援につながることが大事。『チェーンロックを外してもらって、家に入って、お子さんの調子などをちゃんと聞いてください。それから、おむつを渡してください』と伝えています。これができるのは私も含めて、関わる人みんなが本気だからです」■みんなに優しい街・明石の「光と影の問題」泉市長はこどもだけでなく、「みんなに優しい街・明石」を目指している。例えば’11年4月、犯罪被害者等の支援に関する条例を施行。’16年4月には障害者支援の一環で、点字メニュー作成や手すり設置などを行った飲食店への費用助成を開始。さらに’20年4月にはLGBTQ+をサポートするべく専門職員を全国で初めて採用している。そんな泉市長に、今後の目標について尋ねると「明石が住みやすいと答えた市民は全体の91.2%。これを100にしたい」と話した。「正直、『8.8%はまだあかんのか?』とも思いますよ(笑)。でも出生率や税収ということより、“住みやすい”というのが何よりものキーワードだと思います。子ども支援に力を入れている分、子育てしていない方々は“住みやすさ”を実感する機会が少ないのかもしれません。その不満をきちんと解決するにはどうすればいいのか。このことを考え続けます」自信に満ちた表情で、自身の政治と明石の未来を語ってきた泉市長。いっぽう、「光と影の問題もある」と明かす。「子供が増えたため、教室が足りなくなりました。学校を急ピッチでもう一つ作る必要があります。あとこの5、6年で保育所の数が2.5倍になり、待機児童対策1位とも評価していただいているのですが、待機児童の数もワースト1位なんですね。家が増えた影響で、渋滞も増えています。物には限度がありますから、たくさん増えた分、都市基盤整備を含めた部分に問題が出てきました。それから、明石市の人口や出生率が上がったのは地価や物価が安いというのもあるでしょう。今の勢いが永遠に続くわけではないとは思っています。ただ軌道に乗っている今だからこそ、他の自治体にもいい影響を与えやすいので、明石市から始まったこども支援の波をもっと繋げていきたいんです」■明石から始めて、全国に広げる。みんなが幸せになればいい泉市長は「実は市長ってね、すごいんですよ。いや、私がすごいということではなくてね(笑)」と語る。「市長は市の方針を決めるのとお金のこと、この二つに関連する権限が非常に強いんです。『それにお金を使うのは無駄やから止めにしましょう』といえば、一発です。まぁ、やり方によっては、関係者から怒られるのですが(笑)。でも怒られる覚悟でやれば、なんぼでもできるんですよ。言い換えると、既得権益に気を遣ったりしていると何もできません。人事に関しても、市長に権限があります。ですから、私はこども支援の予算を2倍にして担当職員を3倍に増やしました。ただ、これが国レベルの話になると簡単ではないんでしょうね。例えば『厚労省の職員数を3倍にしましょう』なんて、なかなかできません」泉市長は「言ってしまえば、市長は大統領と同じなんですね」といい、こう結ぶ。「市長になることにしたのは、自分の持っているエネルギーや能力、そして人生の残り時間を考えたからです。市長ならば一部とはいえ、日本を変えられるという自信がありました。寿命が200年あるのなら、別の選択肢もあったのかもしれません。今もなお、人生のタイムリミットを考えながら市長をやっている状況です。ですから、明石から日本に変化の波を起こしたい。他の市町村や県、国レベルでこども支援に真剣に取り組んでもらいたい。明石から始めて、全国に広げて。そして、日本に住む全ての人が幸せになればいいなと本気で思っているんです」
2022年05月21日【第二章】泉房穂市長 出生率アップのキーワード語る「二つの不安を取り除くこと」 から続く明石市の子供支援について、力強く語ってきた泉房穂市長(58)。そんな泉市長だが、“暴言パワハラ”で議員を辞職したことがある。’17年6月、明石駅付近にある国道2号線の拡幅工事に立ち退きが必要だったものの、計画通りに進行することができなかった。そこで、泉市長は「火付けて捕まってこい。燃やしてまえ。損害賠償を個人で負え」などの暴言を担当職員に吐いていたのだ。一年半後となる’19年1月に問題が発覚し、泉市長は会見で「怒りに任せた発言でパワハラだった」と認めて謝罪。そして、辞表を提出した。ところが、子育て中の母親たちが中心となり市長選に立候補するよう求める約5,000人の署名を泉市長に手渡した。そこで立候補の決意を固めた結果、再び市長の座に返り咲いたのだ。泉市長は、こう話す(インタビューは全4回中の3回目)。「再選挙のとき、有権者の7割から票を得ることができました。しかも、子育て層である30代では9割が支持してくれたんです。暴言の直後ですから、他の地域からすると『どういうこと?』と思われたでしょうね。暴言については今でも反省しています。そのいっぽうで、施策の効果にリアリティがあったから本気度を信じてもらったのかなと思いました」泉市長は、「政治にはリアリティが大切」と語る。「市長としての11年間を振りかえると、最初の5年間は『変わり者が何いうてるねん』と市民は総スカン。他の自治体の人からもボコボコに叩かれましたよ。実は就任3年目から人口も税収も増えていましたが、それだけでは市民がリアリティを体感し辛かった。でも次第に商店街が潤い出したり市民の負担が軽減されたり、駅前に図書館ができたり。5年目で、駅前に開発ビルもできました。目に見える形で、リアリティが生まれ出したんです。すると、市民からの支持率がぐんと上がりました。当初、商売をしている人からは『子供のことより商店街振興を』と厳しく言われました。でも、子供が増えたおかげで街が活気付いて、彼らも儲かり始めた。今は『子供のためにもっとやれ』なんてね(笑)。公共事業費を削ったので建設業界も怒っていたのに、『マンションで儲かりました』と。キッカケはお金でも、子供も大人もみんなハッピーならそれでいいのではと思います」■泉市長が批判に答える「半分正解で半分誤解」変わり者と批判されながらも、「子供は社会のもの」という哲学で突き進んできた泉市長。「厳しい声に心が折れることは?」と問うと、こう答えた。「子供の頃から批判ばっかりされ続ける人生で、昔からずっと少数派。自慢じゃないですけど、メンタルは半端ないんですよ(笑)。世間では“鋼メンタル”というみたいですが、私は自分のことを“スポンジメンタル”やと思っています。批判されると『なるほど、そう言う切り口か!』と吸収するんでね。そもそも、批判って悪いことではないんですよ。何をしても批判する方というのももちろんいます。ただ批判には、その人の立場が関係していることや誤解しているケースが多い。『そういう批判があるなら前もって説明する必要があるな』と気づくこともありますし、批判そのものはむしろ栄養分ですね」実際、ネットでは泉市長の少子化対策を批判する声が上がっている。例えば、こういったものだ。《明石市は子育て世代が転入してきているだけでは?周辺の自治体が出生率低下してたら意味ない》《単に子育てしやすいところに周辺から人が集まってるだけで国を挙げて真似しても国全体の総量としては変わらないっていう可能性もあるんじゃないの》《他県からの流入が多い以上、明石生まれの女性に限定して出生率を調べなければ、少子化対策として成功しているとは言えないのでは?》これらの声に対して、泉市長は「半分当たって、半分誤解があるかなと思います」といい、さらにこう回答する。「日本の少子化は2つの点で、しんどいんです。1つ目は完全に少子化が始まっているということ。そしてもう一つは、出生率を上げても人の数自体が減っているということです。国は特殊合計出生率2.08を目標にしており、明石市は’18年度で1.70です。’11年の1.50から0.2上げることはできましたが……。つまり相当なレベルで、市だけでなく県や国も参加して総合的に施策をしないと2.08は難しいと思われます。明石市だけが頑張っても、どうにもなりません。日本全体の出生率を上げるなら尚更です。ただ大事なのは、“いかにソフトランディングするか”です。人口が減るにしても、減り方の程度を変えることはできます。そこで、明石市がひとまずの可能性を示すことはできると思います」そして、こう続ける。「『他の自治体から明石市に流入している』という指摘は当たっています。実際に『今の町で産めなくても、明石なら産める』と思った方が移住しているんですから。ただ大事なのは、移住してきた人たちが明石に定住しているということ。そして5つの無料化の影響で、明石で2人目以降のお子さんを産んで育てているということです。『他の地域から人を取っている』という言い方も理解できます。ただ、『他の自治体が子供のことを大切にする施策をしていないから流れている』とも言えるのではないでしょうか。実は明石市の隣にある播磨町は、明石の施策を取り入れているんです。そして兵庫県にある41の市町村で、出生率が増えているのは明石市と播磨町だけ。近隣の町でも効果が出ているんです。明石市の取り組みを国全体でやれば、産むのを躊躇していた層が『産もう』と傾くはず。そうすることで、日本全体で出生率の底上げができると考えています」■「明石だけハッピーならいい」とは考えていない明石市の施策を取り入れているのは播磨町だけではない。全国の市町村にも波及し始めていると泉市長は話す。「昨年あたりから約10の自治体が明石のマネを始めたんです。誰でもできる、普遍性のある政治だと気づいたのでしょう。まぁ、『みんなできるやん。早よやっとけよ』とも思いましたけどね(笑)。今年3月、大変驚いたことがありました。関西エリアの『住みたい町ランキング』で3年連続1位に輝いている西宮市の市長選挙で、所属政党もバラバラの候補者3人が明石市の施策同様に『18歳まで所得制限なしの医療費無償化』を公約に掲げたんです。数字が語り始めたから、他の自治体にもリアリティを持って受け止められたのでしょう。『波がきたな!』と12年目にして思いましたね」そして、泉市長は「『明石だけハッピーならいい』なんて考えていないんですよ。明石市の子供支援を全国の自治体も、県も国も取り入れてほしい。そして日本全体がいい方向に向かってほしいと、真剣にそう考えています」と語る。「明石市の施策で日本全国、全ての問題が一瞬で解決するとは思っていません。でも、明石市はこれまで成功事例を示してきました。ですから、施策を取り入れる価値はあるのではないでしょうか。また明石市は早い段階で第二子以降の保育料の無料化を行いました。すると、国も幼児教育・保育の無償化を’19年10月から始めました。明石市はその分、財源負担が軽減され、そのお金で’20年4月から中学校給食の無償化を実現することができました。今後、国や県がこども医療費の無償化に舵を切れば、明石市は小学生の学費無料化もできるのではと考えています。つまり国が制度化して財源が国や県に置き換わると、明石市はさらに進んだ市民サービスを提供することが可能になるということ。明石市が、もっと住みやすくなるんです」【第四章】泉市長 コロナ禍でも冴える手腕、地元のコープで感謝されたことも へ続く
2022年05月21日【第一章】明石の泉市長がこども家庭庁に苦言「お金を使ってちゃんとするべき」 から続く電気自動車企業「テスラ」のCEOであるイーロン・マスク氏(50)の《出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう》というツイートに《“世界の損失”うんぬんの前に、私たち自身の問題として、日本が消滅しないよう、日本の“政治の転換”を図りたい》と反応した明石市の泉房穂市長(58)。泉市長は前章で「国は少子高齢化対策に本気を出していない」といい、政府が進めるこども家庭庁について「ちゃんとするべき」と苦言を呈している。そこで本誌はこども家庭庁の問題点について、深く聞くことに。すると「改善点は5点セット」と泉市長は答える(インタビューは全4回中の2回目)。「1つ目は『子供は社会で見る』と発想の転換をすべきということで、2つ目はその考えに基づく組織の再編が必要だということ。3つ目と4つ目はカネとヒトを動かすことのできるような仕組みづくりを徹底するべきということで、最後の5つ目は『国民の期待が高まるような機運に持っていけるんですか?』ということ。今回のこども家庭庁は2つ目ですが、発想の転換もないまま、ちょっとだけ取り組んでいる程度です」泉市長が国会議員だった当時から、こども家庭庁の話はあったという。「その時はこども家庭省という名称でしたが、『子供も家庭も支援しましょう』という考えが案を通して含まれていました。家庭は支援すべきものだから、子供を応援するなら家族もセットで応援しましょうと。でも今回のは、予算も人も用意していない形だけ。これでは『子供の面倒は家庭がやるべき庁』なわけです。応援対象だった『家庭』が、責任を押し付けられるための『家庭』に意味が変わったんです」■出産前の面談や、母子検診にも一工夫する理由泉市長は不必要な責任感を親に与えることが、出生率の低下に繋がると考えている。そのため「2つの不安を取り除く必要がある」という。「1つ目はお金の不安で、もう一つは“もしもの不安”です。つまり『子供は欲しいけどお金がないから、やっていけないだろうなぁ』と『病気やリストラで働けなくなったらどうしよう』などの不安です。明石市は5つの無料化を筆頭に、この2つに向き合っています。他にも養育費が支払われず困っている家庭に、市が金銭的に支援しています。また親御さんが病気になった時のために、明石の駅前で預かり保育もしています。ここまでするのは『明石市は市民の親戚です』というイメージを私が持っているからです」泉市長は「誰1人見放したくないと、真面目に思っているんですよ」といい、こう続ける。「例えば明石市では、“無戸籍の子供ゼロ”を目指しています。そこで出産前の面談に参加してくれたら、帰りに5,000円のタクシー券を渡しています。もし『5,000円いらないから母子手帳も必要ない』という人は、逆に心配ですよね。この対策をとったことで全ての赤ちゃんをいち早く把握し、その結果、お子さん9人の戸籍取得にも繋がりました」また、母子検診にも一工夫しているようだ。「明石市は母子検診の際、生まれた子供、一人一人の顔を全て確認しています。顔を見せてくれないならば、児童扶養手当を止めることにしていて。これは『実は子供が死んでいました』というケースをなくすためです。厚労省に掛け合って実現しました。他にも保健指導を担当する保健師の数も、国の基準は1名のところを4名にしました。検診に来ない家には保健師が行き、スーパーの前で見張って待っていることもあります。というか、私が行くこともあります(笑)。そこまでしてでも、寄り添いたいんです」■“明石の子はみんな自分の子”というイメージコロナ禍で収入が激減し、大学や専門学校への学費を払うことができなくなった学生たちの代わりに、明石市は学費の前期分を大学側に直接支払うことにした。総額約6,100万円の学費支援は大きな話題を呼んだ。泉市長は「大学に電話して、『滞納しとるけど明石市が払うから。やめさせんといてな!』と伝えたんです(笑)」と話す。「施策が決定するまで、まだ18歳は未成年という扱いでした。法律上は親の同意が必要でしたが、明石市は“同意なしでOK”にしました。例えば親が子供に『働け』と思っていても、本人には『勉強したい』という意思があるかもしれない。子供の気持ちをまず一番に考えました」「子供のことは社会で」という泉市長の方針は、言い換えると「政治が積極的に、家庭に介入している」ということだ。長らく小さな政府を目標としてきた自民党政権とは、対極の位置にある。「本気で“明石の子はみんな自分の子”というイメージなんです。どこかで子供が泣いていたら、自分の子供が泣いてるような気持ちになるんです。どんな子供の涙も見たくないんで……。自分で言いながら、『結構クサいな』とは思いますがね(笑)」【第三章】泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」 へ続く
2022年05月21日EXILE TETSUYA、EXILE NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディーが19日、都内で行われたウォーターサーバーブランド「PREMIUM WATER FUTURE」記者発表会に出席した。「PREMIUM WATER FUTURE」は、サービス提供を通じてユーザー参加型のSDGs活動を実現するSDGs特化型の新たなウォーターサーバーブランド(5月19日より申込受付開始)。売り上げの一部で、環境保全活動を行っている団体を支援していく。アンバサダーにEXILE TETSUYA、EXILE NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディー、佐藤大樹を起用。LDHロゴも手掛けた佐藤可士和氏がグラフィックを担当した。発表会では、5人が「PREMIUM WATER FUTURE」とともに写ったビジュアルがお披露目された。白濱がメンディーのビジュアルを「過去一イケメンディー」と称賛すると、メンディーも「思った。この中で一番かっこいいもん。誰よりもかっこいい(笑)」と自画自賛。白濱は「誰よりもね」と笑いつつ、「すごいスタイリッシュ」とコメントした。また、白濱は「NAOTOさんの余白も好きです」と言い、NAOTOは「TETSUYAさんもいいですね」とコメント。さらに、発表会には欠席した佐藤のビジュアルについても、「かっこいい」という声が上がっていた。その後、白濱とメンディーがサーバーから水をくんで試飲。白濱が飲んでいる姿を見て、メンディーは「きれいな横顔だね」とうっとりしていた。メンディーは、水をくむ場面では「くメンディー!」、飲んだ後には「うメンディー!」と叫び、サービス精神たっぷり。会場から笑いが起こっていた。
2022年05月19日モデルで女優の泉里香が、ファッションブランド『MERCURYDUO』のWEBマガジンに登場した。ブランド第2弾となる同WEBマガジンは、“NEW NORMS~わたしたちの日常~”がテーマ。泉が柔らかい素材のスカートにジャケットを羽織る姿や、ボディラインが引き立つワンピースで色気漂う表情を見せ、フェミニンスタイルにクールさをプラスしたコーディネートを披露している。また、WEBマガジン第3弾は6月10日に公開される。
2022年04月28日関西のコンサートプロモーター清水音泉が主催する野外ライブイベント『OTODAMA’22~音泉魂~』が、5月5日(木・祝)・7日(土)・8日(日)に大阪・泉大津フェニックスにて開催決定。初の3日間開催となる本公演の出演者が発表された。今回出演がアナウンスされたのは、AJICO、打首獄門同好会、キュウソネコカミ、clammbon、The Birthday、四星球、ピーズ、羊文学、フラワーカンパニーズ、フレデリック、マキシマム ザ ホルモン、METAATEM(砂原良徳×LEO今井×白根賢一×永井聖一)、ヤバイTシャツ屋さん、ユニコーン、LITTLE CREATURESの15組。本イベントは、2005年から2019年まで大阪・泉大津フェニックスで毎年夏に開催(2006年は服部緑地野外音楽堂で開催、2011年と2018年は台風で中止)。新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより2020年と2021年は開催が見送られた。今年は2年半ぶり同会場での開催となる。出演日および追加出演者、チケット情報は2月26日(土)に発表予定。
2022年02月06日GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐さん、関口メンディーさん、中務裕太さんが、「Amazon Delivering Smiles 笑顔を届けようチャリティライブ」の記者発表会に出席。保育園の園児たちと交流し、ダンスを披露しました。イベント終了後はインタビューに応じ、今後の社会貢献活動や年末年始の予定などについて語ってくれました。GENERATIONS白濱さん、関口さん、中務さんが登場!都内のフットサルスタジオで開かれた記者発表会に、GENERATIONSの白濱亜嵐さん、関口メンディーさん、中務裕太さんが出席。このイベントでは、まずAmazonが、GENERATIONS from EXILE TRIBEのチャリティライブ映像をオンライン配信すると発表。Amazonでは、世界各国の人々に笑顔を届けるための取り組みとして「Delivering Smiles」を実施しており、今年の年末年始には、各国の団体や施設に対して物資や支援金の寄付を実施する予定です。今回のチャリティライブの配信もその一環として行われます。GENERATIONSのライブ映像は、12月22日(水)より配信がスタート。オンライン視聴コードが1枚¥1,000で販売され、利益はAmazonから子どもたちを支援する団体や施設へと寄付されます。このチャリティライブへの参加について、白濱さんは「僕たちが所属するLDHも“Love, Dream, Happiness”を理念に掲げているので、『Delivering Smiles』も、そこに通ずるものがあります」といい、「ぜひ協力させていただきたいと思いました」と語りました。Amazonによると、GENERATIONSのみなさんは、「子どもたちに笑顔を届ける」という本プロジェクトの理念に賛同し、“完全ノーギャラ”で出演したとのこと。ライブ撮影は12時間かけてAmazonの新オフィスで行われ、スペシャルなパフォーマンスが30分の映像にまとめられているそうです。GENERATIONSは、みんな泣き虫(笑)今回のイベントには、地元保育園の園児たちも参加。子どもたちは、白濱さん、関口さん、中務さんからダンスを教わり、楽曲『HELLO!HALO!』に合わせて一緒に踊りました。その後、トークセッションがスタート。イベントで園児たちと交流した3人が、子ども時代を振り返りました。関口さん僕は好奇心旺盛なタイプで、ずっと野球少年でした。なりたかったのはプロ野球選手。あと、子どものころはすごく泣き虫でした。今でもよく泣いちゃう(笑)。涙もろいですね。中務さん僕は小学校からダンスをはじめたのですが、最初は全然踊れなくて、レッスンが終わったら、めちゃくちゃ泣いていました。靴ひもを結ぶふりをして泣いているのを隠す、ということをずっとやっていたのですが、大人になって母親に聞いたら、泣いていたのが全部バレていました(笑)。GENERATIONSはみんな泣き虫かもしれないです(笑)白濱さん僕は何かにはまると熱量が高まるけど、そのぶん飽きっぽい性格。なりたいものが一か月単位で変わっていく(笑)。水泳選手や野球選手、サッカー選手など。あと、中高生のときになりたかったのは保育士。子どもが大好きなので、今日のように子どもたちと接すると楽しいですし、昔の思いが今につながっていると感じました。子どもたちに夢を届ける!また、イベント終了後にインタビューを実施。社会貢献活動や今後の抱負などについて、語っていただきました。――まず、GENERATIONSが実践している社会貢献活動について、教えてください。関口さん今回のチャリティライブのようなことは、今後もやっていきたいですね。今日、子どもたちとダンスをしましたが、彼らが大きくなったとき、より良い状態でバトンタッチしたいと改めて思いました。今後グループとしても、会社としても、SDGsなどの活動を提供しながら、いろいろと発信していくことで、社会貢献活動になると思っています。中務さん会社では、10年前から「EXILE CUP」というフットサルやサッカーを通して、子どもたちに夢や元気を届けようという活動をしています。そこにメンバーが遊びに行って、子どもと一緒にサッカーしたりして、子どもたちに夢を届けようという活動もしています。また、「DANCE CUP」というのもあり、ダンスをしている全国の子どもたちと交流し、一緒に夢を追いかけようというプロジェクトもやらせていただいています。引き続き、このような社会貢献もみんなで盛り上げて行けたらと思います。絆が深まった一年――2021年はどんな年でしたか?白濱さん振り返ると、歯がゆい一年であったとすごく感じています。そのなかで、みんなで試行錯誤しながら、アリーナでの単独ライブもできましたし、イベントでは、今までなかなか行けなかった地方にも行けました。みんなでいろいろ考えようとする努力があったので、メンバーとしてグループとして成長できた一年であったと感じます。関口さん今年は、お客さんを会場に入れてライブができたのが本当に大きな一歩。自分たちのエンターテインメントをいろいろな場所で発信できたと思うので、すごく前向きな気持ちです。中務さん正月にメンバーで目標にしていた「バラエティ番組にたくさん出る」という目標も達成できましたし、メンバーで一丸となって進み、絆が深まった一年でした。年始は雑務を…――この年末年始でやりたいことはありますか?白濱さん年末は、紅白歌合戦に出させていただくのですけど、年始はとにかくのんびりして、一日中ベッドの上にいたい(笑)。あとは、忙しいと、やらなければいけなかったことが先送りになっているので、いろいろ雑務を処理したい……。関口さん 中務さんえっ?雑務って何?(笑)白濱さん人間が生活していくうえで、書類とか手続きとか、いろいろあるじゃないですか。年始にしかできないんです(笑)。関口さん僕は、プライベートな話なんですけど、引っ越ししたので、家の中や段ボールなどを整理したいですね。中務さん僕は、去年コロナど真ん中で実家に帰れていないので、実家に帰って母親のおいしいご飯を久々に食べたいですね。――中務さんは料理がお得意とのことなので、ご自身で作られたら喜ばれるのでは?中務さん僕には作らせてくれない(笑)。けっこう、うまくなったと思うのですけど、母親はキッチンに立たせてくれないんです。映画で料理人の役をやって、立派な刺身包丁をいただき、魚をさばくのにハマったので、魚さばきぐらいはやらせてもらおうかな。ファンのみんなと一緒にお祝いしたい!――来年10周年を迎えられるとのことで、抱負を聞かせてください。白濱さんやはり10周年はすごくいい節目ですし、グループとしても良いスタートラインに立てる瞬間だと思うので、ファンの方にまず笑顔になってもらえることをみんなでじっくり考えて、お祭りのような一年にしたいと思っています。さまざまな発表があると思うので、楽しみに待っていただきたいです。関口さん今はまだ発表できないのですが、いろいろなエンターテインメントの発信の仕方、届け方とかを企画しているので、楽しみにしていただけたらと思います。自分たちの10周年でありながら、応援してくれているファンの方々にとっても同じ歴史を歩んで体験してきているので、みんなでお祝いできる年にしたいです。中務さん10周年はメモリアルで、ステキな年だと思うので、100万人ぐらいお客さんを動員できるライブができるようになれば、GENERATIONSがより上のステージにいくことができる。GENERATIONS のブランドを輝かせるように7人で力を合わせてがんばっていきたいです。配信は12月22日から!最後に、リーダー白濱さんのメッセージをご紹介。「チャリティライブの楽曲は、GENERATIONSのなかでも誰もが知っているようなものをメインにやらせていただきました。Amazonさんのオフィスで撮影し、場所を活かした演出もあり、社内を見たり駆け巡ったりして、このライブでしか見られないパフォーマンスがつまっています。ぜひ見てください!」配信は、12月22日からスタート。詳しくは、Amazon公式サイトをご覧ください。文・田代わこ
2021年12月21日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、関口メンディー、中務裕太が13日、都内で行われた「Amazon Delivering Smiles 笑顔を届けよう チャリティライブ 記者発表会」に出席した。Amazonは、年末年始に笑顔を届けるプロジェクト「Delivering Smiles(デリバリング・スマイルズ)」の一環として、GENERATIONSの協力のもと制作した「GENERATIONS チャリティーライブ presented by Amazon Delivering Smiles」を12月22日から2022年3月10日までオンライン配信。オンライン視聴コード販売の利益を、子供たちを支援する団体・施設へ寄付する。GENERATIONSは出演料なしで同プロジェクトに参加。白濱は「僕たちが所属しているLDHも、Love、Dream、Happinessという理念のもとにさまざまなエンターテインメントを通して活動させてもらっているんですけど、そこと通ずる部分があるということで、ぜひ協力させてほしいという気持ちで参加させていただきました」と思いを述べた。また、「Delivering Smiles」のプログラムに参加している認定NPO法人フローレンスが運営する保育園の園児たちと「HELLO! HALO!」のダンスを一緒に踊る場面も。3人は「いいね!」「上手!」と優しく声をかけながら振り付けをレクチャー。白濱は「一緒にダンスを踊れて元気をいただきました」と話した。子供時代どんな子だったか聞かれると、関口は「僕は好奇心旺盛なタイプでずっと野球少年でした。もともとプロ野球選手になりたかったんですけど、子供の頃はすごく泣き虫でした」と説明し、「今もよく泣いちゃう(笑)。涙もろい」と告白。中務は「小学校からダンスを始めてずっと踊っていて、最初は全然踊れなくて、踊れないときにめちゃくちゃ泣いていた。靴ひもを結ぶフリして泣いているのを隠すっていうのをやっていたんですけど、今母親に聞くと全部バレていたみたいで。でも、『続ける』って強い眼差しで言っていたみたいで、自分を支えていたのはダンスと親の存在が大きかったです」と語り、「GENERATIONSはみんなけっこう泣き虫かもしれないです」と笑った。白濱は「好奇心旺盛で、何かにハマるとすごい熱量が高まるんですけど、飽きっぽい性格でした。なりたいものが1カ月単位で変わっていくような感じでした。野球中継を見て『野球選手になりたい』、サッカーのワールドカップを見て『やっぱりサッカー選手になりたい』って言うタイプの子供でした」と話し、「中学生とか高校生のときは保育士になってみたいと思っていました。子供が大好きなので子供と接する仕事をやってみたいなと……」と明かした。
2021年12月13日モデルで女優の泉里香が出演する、大正製薬・AdrySの新CM「はじめて好きになりました」編が、7日より放送となった。2019年から同シリーズに起用されている泉が出演する新CMは、「うん、このうるおい」という泉のセリフから始まり、肌の潤いを確かめるように頬に触れながら「自分の肌をはじめて好きになりました」とうっとり。そして「ホレボレ透明感」というキャッチフレーズとともに泉が笑顔を向ける。泉の透明感あふれる美肌が印象的なCMとなっている。
2021年12月08日11月20日(土)に泉大津野外映画祭を開催した泉大津野外映画祭実行委員会は、泉大津市の南出市長に、本団体から代表の中井・副代表の宗形・オリジナルマスコットキャラクターの“むびお”が、開催報告のため、11月24日(水)に泉大津市 南出 賢一市長へ表敬訪問いたしました。市長と記念撮影本団体は、泉大津市の「泉大津市がんばる市民公益活動応援補助金」の交付団体であり、会場の“もんとパーク”が市の管轄であることから、感謝の気持ちをお伝えさせていただきました。感謝の気持ちをお伝えると南出市長は「こちらこそ、ありがとう!」とニッコリ笑ってくださりました。また、「これかも力貸してな」と仰っていただきました。南出市長はむびおを見て「むびおデカイな」と笑っておられました。代表の中井が夏フェスの開催地としても使用されている泉大津フェニックスの名を挙げ「泉大津フェニックスで1万人規模で映画フェスをするのが目標です」と意気込みを語ると、南出市長は「おもしろい!」と言っていただきました。これから、より多くの方々に喜んでいただくイベントを開催するため官民連携をとっていけたらと思う所存です。お忙しい中、お会いしてくださった南出市長、このような機会を設けてくださった泉大津市役所の皆さま、ありがとうございました!【泉大津野外映画祭」泉大津市長への表敬訪問のご報告】日時 :2021年11月24日(水)11:30~場所 :泉大津市役所 4階 市長応接室出席者:泉大津市長 南出 賢一様泉大津野外映画祭実行委員会 代表 中井 優作泉大津野外映画祭実行委員会 副代表 宗形 新太郎川口 政策推進部長寒 市民協働推進課長森田 市民協働推進課長 補佐【泉大津野外映画祭実行委員会 概要】代表者: 代表 中井 優作所在地: 大阪府泉大津市高津町7-15設立 : 令和2年URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月03日瀬尾まいこ氏による小説の実写映画『そして、バトンは渡された』が29日より公開される。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)&義理の父親・森宮さん(田中圭)、そして夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)&泣き虫な義理の娘のみぃたん(稲垣来泉)と、2つの血のつながらない家族のある秘密を描く同作は、公開前から話題を呼んでいる。今回は、親子役となった石原&稲垣にインタビュー。石原は自身初の母親役で、娘のみぃたんに愛を注ぎつつ魔性の女としての一面も持つ女性に。そしてNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)や『アンナチュラル』(18年)、『糸』(20年)など立て続けにヒット作に出演し天才子役として注目されている稲垣は「泣き虫」というキャラクター通り色々な感情で泣くシーンにも挑んだ。仲の良い2人の撮影の裏側や、石原から稲垣へのアドバイスなど、話を聞いた。○■撮影も絶対大丈夫だと確信――今回親子役となりましたが、お互いの印象はいかがでしたか?石原:(本作でみぃたんの実の父親・水戸さんを演じた)大森南朋さんと監督と4人で台本の読み合わせをしたのが最初で、その時は声が印象的だなと思いました。そこからクランクイン前に2人でコミュニケーションをとる時間を持たせてもらって、「ずっと笑ってるなあ」「ああ、この子が笑えば世の中、全員笑うんじゃないかな」と思うくらいハッピーな子だったので、これからの撮影も絶対大丈夫だと確信を持ちました。稲垣:ホン読みの時には「パパはパパだな」って思った(笑)。オーラがパパだった。石原:大森さんでしょう? もう役が出来上がってた。稲垣:ヒゲが生えてて、撮影の時には剃ってたかなあ?石原:よく覚えてるね!稲垣:ヒゲを剃ったら、もっと、ぶわん!! ってパパオーラが……。石原:増えてた! わかる(笑)――逆に、石原さんのママ感は出てましたか?稲垣:出てた! すごかった。石原:本当に!? 嬉しい。でもやっぱり、血の繋がらない親子という設定だから、フラットな感じはありました。最初から1人の女の子として見られる感じがして、それは私が来泉ちゃんに対して抱く印象とリンクしていました。最初の出会いから順番に撮ってくれたので、すごくありがたいスケジュールでした。稲垣:親子になろうと思ってやっていたわけじゃなくて、撮影していない時間と撮影してる時が同じ感覚で。1回だけ、さとみちゃんに「好きな男の子いるの?」と聞かれたのは覚えてる。で、「いないなあ」と言ったら「嘘でしょ~!?」って言われた。2人:(爆笑)稲垣:あと、なぞなぞクイズもして。石原:面白かったなあ。けっこう難しくて、私たちは答えがわかっても大森さんがわからなくて(笑)。特別な意識をせずに、ずっとしゃべってずっとコミュニケーションをとっていました。――今回石原さんの演じた梨花さんはちょっと奔放で自由な感じだったと思うんですけど、そういうお母さんはどうですか?稲垣:作中で、梨花さんがいっぱいみぃたんや梨花さん自身の高いお洋服を買ってくるシーンがあって、その時にみぃたんが「そんなに買っていいの? うち、お米ないよ」と言うんです。そしたら梨花さんがパンの耳を無料でもらってきて、工夫しておいしくしてくれて。本当にみぃたんのことが好きなんだなあというのがわかるから、 嬉しいと思います。石原:愛が伝わってよかった。でも「お米ないよ」って、ちゃんとつっこんでくれるんだよね(笑)稲垣:お米は食べたい(笑)○■「アドバイスできるような大人」になりたい――稲垣さんが今10歳とのことですが、石原さんは自分の10歳の頃を思い返してみて、違いなどは感じましたか?石原:自分は、子供の時にあまり大人と触れ合うことがなかったなと思います。親に友達が多いので、親の友達が家に来て抱っこしてもらうようなことはありましたけど、話したり遊んだりということがなかったので、くるみんはどういう大人になっていくんだろう? 私が通ってない道を進んでいくんだろうな。誰とでもコミュニケーションが取れる子になりそう。――稲垣さんは、お仕事で大人の人と接するのは楽しいですか?稲垣:楽しいです。もともとお話するのが好きだから、空き時間とかもすっごいしゃべって……。石原:声、枯れてたもんね(笑)稲垣:撮影中に変な声になって、しゃっくりをずっと我慢してて、台詞を忘れたことが1回あった気がする(笑)――「こういう大人になりたいな」と思うことはありますか?稲垣:8歳くらいの時だったかな、ある役者さんが「悲しいとか嬉しいとか、学校で感じた感情が色々あると思うけど、その感情が演技にもつながってくるから」と言ってくださって、そういうことを言えるような役者さんになりたい。石原:アドバイスできるような大人だね。自分が気づいたことを、忘れないように持っておくといいかも。――ちなみに、石原さんからのアドバイスは何かありますか…?石原:なんだろう……「楽しい気もするけど、そこまで楽しくない」みたいな中間の感情が、実はあると思うんです。笑顔って1つじゃないから、そういう時の自分の笑顔も、動画や写真などで客観視したら、お芝居に活かせるんだろうなと思います。「ダメな笑顔」を再現しなきゃいけない時もたくさんあるから。今は自撮り社会なので、好きな写真、好きな顔が固定されちゃうと、もったいないなあという気持ちはあるかもしれません。――今作で優子(永野芽郁)が最初浮かべていた笑顔にも近いものがありますね。石原:凝り固まった笑顔がちゃんと笑えるようになる瞬間が表現できたり、笑顔の幅があるとすごく素敵で、今回の芽郁ちゃんを見ていても思いました。私は1回、マネージャーさんに雑誌の撮影でOKの写真とNGの写真を見比べさせてもらったことがあって。「これが女性向けで、これが男性向け」とか、「これは我が出ていて、これは出ていない」とか。それを見た時に自分の表情の幅や、NGになる時の理由がはっきりとわかりました。どうすればダメな表情を少なくできるかも、逆にダメな表情の表現の仕方もわかったので、知ることは大事だなと思いました。――めちゃくちゃ深いアドバイスですね。稲垣さんは、この作品ではどういう表現をしたことが印象に残っていますか?稲垣:この作品で頑張ったのは、みぃたんが泣くシーンです。すっごく多くて、それが「悲しい」とか「いやだな」とか、全部違う感情でした。見てる人たちにどう伝わるのか、前田監督が細かく教えてくださったので、やりやすかったけど、頑張りました。石原:みぃたんが泣くシーンが多すぎて! 実際の撮影では、作中の何十倍も泣いてるということを伝えたい!(笑)――泣くシーンでは、学校での感情を思い出したりしたんですか?稲垣:学校では、あまり泣いたことはないかも……みぃたんに少しでも近づけるように、観に来てくれてる人が「みぃたんだな」と思ってくれるように、この涙は「友達と離れるのがいやだな」とか、この涙は「前の家に戻りたいな」とか、みぃたんそのものになりました。みぃたんの感情での涙でした。石原:本当に、嘘がなかった。これは前田監督のおかげだと思います。私に対してもそうですけど、ちゃんと嘘がないように、役者に対して感情の準備をしてくださった。しかも諦めずに何度も繰り返して下さったので、作品にも表れています。観ている方も、嬉しい涙、悔しい涙、色んな種類の涙を受け取ってもらって、最後には温かい涙を流してもらえたらと思います。■石原さとみ1986年12月24日生まれ、東京都出身。『わたしのグランパ』(03年)でデビューし、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『てるてる家族』(03年)で、第41回ゴールデン・アロー賞放送新人賞、最優秀新人賞を受賞。『シン・ゴジラ』(16年)、『忍びの国』(17年)、『決算 忠臣蔵』(19年)などに出演。■稲垣来泉2011年1月5日生まれ。キッズファッション雑誌のモデルとして活躍するほか、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)をはじめ、『アンナチュラル』『この世界の片隅に』(18年)など子役としてTVドラマを中心に出演。さらに、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(19年)、『記憶屋 あなたを忘れない』『糸』(20年)などにも出演。
2021年10月28日映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)に出演する、石原さとみと稲垣来泉のメイキング映像が25日に公開された。同作は瀬尾まいこによる同名小説の実写化作。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)は、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さん(田中圭)と2人暮らし。卒業式でピアノを弾く『旅立ちの日に』を猛特訓中で、将来のこと恋のこと友達のことなど悩みを抱える。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)は、泣き虫な娘のみぃたんに精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていたが、ある日突然娘を残して姿を消してしまう。今回公開されたのは、血の繋がらない母と娘である“梨花&みぃたん”にスポットをあてたメイキング映像。夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花を石原さとみが、そして梨花の血の繋がらない娘であり、友達思いの泣き虫な女の子・みぃたんを稲垣来泉が演じる。初のシングルマザー役への挑戦にとなる石原は、撮影前は少し緊張していたようだが、「みぃたんと2人きりの時間を作ることができたので、少し安心しました」と、みぃたん役の稲垣と会ったことで役への不安はなくなったという。また以前ドラマで石原の幼少期の役を演じていたという稲垣は、石原との共演について「ずっと会いたいなと思っていました。綺麗で優しいし(石原さんと一緒なら)撮影が楽しみだなと思いました」と語る。その横で娘を見守るような優しい眼差しで話を聞いていた石原は喜びをあらわにし、撮影初日から本当の親子のような関係性を見せた。撮影以外でもお互いのことを「みぃたん」「ママ」と呼び合うなど、自然と親子像を作り上げていった2人が、撮影を忘れて遊園地で遊ぶ場面は、仲の良い親子そのもの。すっかり母の表情となった石原は、「めちゃくちゃ抱きしめたい。みぃたんとの2ショット写真を待ち受けにしています」と稲垣への止まらない愛情を語った。メイキングには、稲垣が本作の重要なテーマとなる「ピアノ」を弾くシーンも。ピアノ経験者稲垣だったが、みぃたんはピアノ初心者という設定であり、オーディションを勝ち抜いた演技力で、少しずつピアノが上達していくようすを見事に演じ上げた。また注目ポイントとして、石原演じる梨花の華やかな衣装の数々がある。”魔性の女”であり、”みぃたんへの愛情あふれる優しい母親”でもあるという幅のある役を表現するため、石原は衣装の生地から小物まで、自らが選んだ。「梨花という1人の人間の幅を衣装で表現しました。その時の梨花の状況で(小物の)アレンジは増やしました」と、本人がこだわった衣装の数々は、華やかさのみに収まらず、梨花という役柄の奥深さまでも表現している。
2021年10月25日