宝塚歌劇星組『阿弖流為-ATERUI-』東京公演が7月31日に開幕した。この作品は日本青年館ホールのこけら落とし公演。主演は星組の礼真琴が務める。星組の二番手スターとして高い人気を誇る礼は、これまで本拠地・宝塚での主演経験はあるものの、東京の地で主演を務めるのは初。新劇場での東京初主演と“初ものづくし”となった。宝塚歌劇星組公演『阿弖流為-ATERUI-』チケット情報新国立競技場の建設に伴い2015年3月、36年の歴史に幕を下ろした旧・日本青年館。日本青年館ホールはその後継施設で、以前より南に約100メートル場所を移した敷地に立つ。7月にオープンし、記念コンサートなどを行っているものの、一般客を入れた公演は今回が初めてで、この日が本格スタートとなる。宝塚歌劇団は旧・日本青年館も東京の拠点のひとつとし、宝塚ファンの間でもなじみのある劇場だっただけに、そのこけら落とし公演となる本作は大盛況でチケットはすでに完売。特に初日のこの日は、建物の外観やロビーの写真を撮るファンの姿も多く見られた。物語は高橋克彦の小説『火怨』が原作。8世紀、大和朝廷が蝦夷征伐に乗り出す時代を背景に、故郷を守る為に立ち上がった蝦夷の若き指導者・阿弖流為が、大きな歴史の流れの中、仲間たちとともに大和との戦いに挑んでいくさまをスペクタクルに描いていく。巨大な中央政権に挑む地方勢力の悲劇を単なる悲劇ではなく、どこか希望も残るステージに仕立てているのが宝塚らしく爽やか。LEDボードを使った映像や激しい立ち回りも見どころだ。そして何と言っても主演の礼が、力強くも涼やか。もともと歌も芝居もダンスも秀でたスターだが、大きな心を持つ優しく強い阿弖流為に説得力があったのは、この人の持ち前の求心力あってこそだろう。カーテンコールで礼はまず、「日本青年館ホールのこの舞台に一番最初に立たせていただく幸せを感じ、身の引き締まる思いでいっぱいです」と挨拶。「全員が心をひとつに、力をあわせて駆け抜けたい」と公演への意気込みを語ると同時に、「この作品がこけら落とし公演でよかったと思っていただける作品になるよう、全力で頑張ります」と、こけら落とし公演主演という栄誉ある大役への意気込みも。カーテンコールは4度繰り返され、満員の客席は最後にはスタンディングオベーションになるほどの大盛り上がりとなった。星組公演『阿弖流為-ATERUI-』は8月6日(日)まで同劇場で上演。なお、日本青年館ホールではこのあと、9月25日(月)から10月15日(日)まで、元宝塚星組トップスター・北翔海莉主演ミュージカル『パジャマゲーム』の上演などが控えている。
2017年08月02日映画『リトル・ダンサー』を元にミュージカル化した舞台作品『ビリー・エリオット』。海外で絶賛されるこの作品が、ついに日本で上映決定。出演する柚希礼音さんに話を聞きました。不況に喘ぐ炭鉱の町で生まれ育った少年・ビリーが、ふとしたきっかけからバレエに魅せられ、家族の反対や世間の偏見を乗り越えてプロのバレエダンサーの道を歩んでいく。衝動に突き動かされるようにバレエにのめり込んでいくビリーの姿とひたむきさと、そんな彼のピュアな情熱に感化され、次第に変わっていく周りの大人たちの葛藤と愛を描き大ヒットした映画『リトル・ダンサー』。『ビリー・エリオット』は、その映画を元にミュージカル化した舞台。ストーリーが素晴らしいのはもちろんだけど、ミュージカル用にエルトン・ジョンが書き下ろした楽曲は素晴らしく、舞台ならではの演出で披露される少年・ビリーのダンスシーンの楽しさは、映画以上とも。ロンドン、NYをはじめ世界各地で絶賛され数々の演劇賞を受賞した傑作が、ついに日本で上演決定。炭鉱の町で小さなバレエ教室を営み、ビリーの才能を見出すウィルキンソン先生を演じる柚希礼音さん。「舞台版のDVDを観た時に、昔観た映画以上に感動したんです。全キャストがオーディションと聞いて、最初は怯みましたが、それ以上にこのウィルキンソンという役をやってみたいと思ってしまったんです」柚希さんが、この作品に惹かれたのは、「きれいごとで終わらない」人間くさいドラマだったから。「バレエ教師といっても、教室ではコートも脱がず、バレエシューズも履かず、レッスン中にパイを食べたりしているんです。教室を開いた当初は、純粋な情熱を持っていたけれど、時代や土地柄もあって周りから軽んじられ、うんざりしながらやっていたんですよね。そんな時にビリーのような熱心な生徒が現れて、彼を後押しすることで彼女自身も救われる。そこが素敵ですよね」ウィルキンソンがダンスについて語るセリフにも共感ポイントが。「ダンスに大切なもののひとつはテクニックで、もうひとつが自分の表現だって言うシーンがあるんです。宝塚の入団当初の私は、いかに難しいステップが踏めるかというような技術ばかりを注視していたんです。でも、お芝居のなかでダンスを踊るようになったら、すごいジャンプをしても、ダメ出しされるんです。お芝居の中での心の叫びが大きくなってダンスという表現になるんだと気づいたのは、随分経ってから。自分が身をもって実感したことを先生の立場で言えるのがうれしいんです」稽古には、ロンドンのクリエイティブチームが参加し、段取りや感情の流れなど、細かく演出されるそう。「外枠から役を作ることで、内から湧き上がるものだけでない新しい感覚がプラスされていく感じがあって、とても刺激的な現場です」『ビリー・エリオット』TBS 赤坂 ACTシアタープレビュー公演/7月19日(水)~23日(日)S席1万2500円A席8500円7月25日(火)~10月1日(日)S席1万3500円A席9500円*すべて税込みホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949大阪公演あり。ゆずき・れおん宝塚歌劇団星組トップスターを経て’15年に退団。現在、舞台を中心に活躍中。ソロコンサート「REON JACK 2」のDVDが7月26日にリリース。※『anan』2017年7月19日号より。写真・内田紘倫(柚希さん)ヘア&メイク・黒田啓蔵(Three PEACE/柚希さん)文・望月リサ(by anan編集部)
2017年07月15日ミュージカル『ビリー・エリオット』の公開レッスンが10日に行われ、吉田鋼太郎、柚希礼音、加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力が登場した。同作は、日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化し、数々の賞を受賞した。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーは、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。約1,300人から選ばれた子供達に、吉田は「彼らのまっすぐな取り組み方にとても心を打たれます」としみじみ。柚希も「子供達なのにプロ」と称賛し、「毎日のスケジュールもすごいことになってるんですけど、予習も復習も。尊敬しています」と語った。宝塚好きな吉田は、柚希について「かわいくて華があって、性格もオープンで、初めてお会いした時から10年来の友達のような気になりました」と絶賛。「宝塚の方を見たら口説くわけじゃないんですよ!」と言い訳し、周囲を笑わせる。一方柚希は「初めてお芝居を合わせた時は、ものすごく圧倒されて何もできなかったです。とにかく吉田鋼太郎さんにビビらないで、圧倒されないでと言われるくらい、あまりの迫力とあまりのお芝居に、何もできずに終わって反省しました」とその演技の凄さに驚いた様子だった。吉田は同作について、改めて「本当に子供達の情熱、それから周りの子供達に触発されながら、ものすごいものを作っていると実感しながら作っております」とアピール。「観終わった後に、俺も頑張ろうという気に必ずなれる芝居だと思います。ミュージカル嫌いな僕がおすすめする、絶対俺も観るというミュージカルです」と熱弁した。この日の公開レッスンでは、「シャイン(Shine)」「ソリダリティ(Solidarity)」「エクスプレッシング ユアセルフ(Expressing Yourself)」3曲のパフォーマンスを披露。少年たちによるバレエやタップ、吉田・柚希による迫力のやりとりに、拍手が沸き起こっていた。
2017年06月11日3月2日、柚希礼音ソロコンサート「REON JACK2」の公開稽古が行われた。「REON JACK 2」チケット情報まず、「Two Snakes~feat.NAOTO」を柚希と大村俊介(SHUN)のデュオで。ダークでビターな歌詞に合う、2匹の蛇が絡みつくような濃厚なダンスナンバー。大村が柚希をリフトしたり、互いに挑発し絡み合うという、なんとも大人のワイルド感。愛があるのかないのか、裏ありな男女の関係なのか、とても妄想が掻き立てられる世界観。柚希のクールな歌声も絶品だ。2曲目は今回の目玉のひとつ、ピアソラの名曲「リベルタンゴ」を柚希と上野水香のパドドゥで。振付は東京バレエ団の高岸直樹と大村俊介(SHUN)。柚希と上野は互いに見つめ合い、時には柚希がリード。ふたりでシンメトリーに踊るシーンは、華麗!のひと言だ。ふたりの顔が激しく近づく振りが度々あり、ムムム?!と、ドキドキさせられた。柚希いわく「こうして組むのも久しぶりで新鮮。相手が上野水香さんで感激しています。男役の血?……うーん、どっちもやるぞ!という感じ(笑)」。確かに2曲で全く違う表情を見せた柚希。コンサートでは、今までとはひと味違う、成長した新たな顔、表現がたくさん観られるだろう。期待大だ。■柚希礼音コメント今回はスペシャルなダンサーの方々に出ていただき、大いに挑戦します。見応えのある、中身の濃いショーにしたいです。もちろん最後にはお客様とのコラボもありますよ。上野水香さんはバレエを知る人なら一緒に踊れるなんて信じられないと思われる特別な存在。ふたりで挑戦する場面を作り、素敵な化学反応を起こしたいですね。持ち歌も披露いたしますが、かつての心情とは違い、今の心持ちで歌うのが不思議。去年出した「Maybe If…」も新鮮だし、在団中の曲に至っては、キーが低くて驚いたり。先ほど歌い踊った「Two Snakes」もかつてならこんな表現にしなかったと思います。この2年弱、ミュージカルなどでの挑戦、経験を経た柚希礼音がそのまま詰まったものになるはず。今は変化を恐れず、勇気を持って挑戦します。カッコいいけどカッコいいだけじゃない、色々な顔をお見せできると思います。またパシフィコ横浜公演限定でリクエストを募りました。その結果を見て、これかな?と予想していた3曲となり、みなさんと心が通じているなぁと。今回選ばれなかった曲の中には「この曲が人気あるんだ!」とか結構前に歌った楽曲だったりとても面白かったです。コメントもいただき、すごく嬉しかったです。このメンバーとご一緒させていただけること、毎日稽古しながら感動しています。ぜひたくさん観ていただけたら。頑張ります!公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文/三浦真紀
2017年03月03日昨年、歌とダンスで展開するコンサート『REON JACK』を大好評のうちに終え、そのショーマンぶりが改めて評価された柚希礼音。日本では数少ないショー要素の強いステージをまた観たいという熱い声に応え、早くも『REON JACK2』の上演が決定! 今回は上野水香や大貫勇輔ら国内外で活躍するトップダンサーが集結し、柚希と競演を繰り広げる。『REON JACK2』チケット情報星組トップスター時代に催された武道館コンサート(2014年)、そして退団後、女優に転身してからの『REON JACK』(2016年)。3度目となる『REON JACK2』では「よりアーティスティックな舞台を目指したい」と柚希は話す。「宝塚を退団したことで自分の心情も変わってきていますし、だからこそ難しいことにも挑戦していければ」と柚希。中でも、モーリス・ベジャールら世界的な振付家のもとで踊ってきた上野水香とは「ずっと一緒に踊ってみたいと思っていた」という。「実は(宝塚入団前に)私がバレエのコンクールに出ていた頃、いつも1位が上野さんだったんです(笑)。ただ、そんなスゴい上野さんでもショーのダンスはほとんど初めてのようなので、お互いにとっての挑戦になればいいなと思っています」と意気込みは充分だ。その分、今回の振付と出演も兼ねる大村俊介(宝塚では柚希の代表作『オーシャンズ11』や『ロミオとジュリエット』も担当)らスタッフたちと、ダンスナンバーについても細かく打ち合わせを重ねていると明かしてくれた。一方、楽曲の面でも大きな変化が。「今までは宝塚や海外アーティストの曲を歌っていたんですが、在団中にリリースした『夜空に眠るまで』や、今度出す5曲入りCDの分も合わせて、ほとんど私の曲で構成出来るようになりました。新曲のうち2曲を森雪之丞さんに作詞していただいたり、『夜空に~』でご好評いただいた本間昭光さんに音楽プロデューサーをお願いしたりしているので、これまでとはまた違った柚希礼音を見てもらえるんじゃないかな」と、柚希は笑顔で話した。さて、ダンスと歌の実力に加えて、主役に圧倒的な華がなければ成り立たないといわれるのが“ショー”(ここではコンサートと表記)。柚希は女優になった今も、その希有な道を気負うことなく進んでいる。「歌とダンスのレッスン、それから構成や演出も打ち合わせするから時間はいつも足りないです。『あぁ、ここは(スタッフに)任せてしまいたい』と思うこともあるんですが、結局は『いやいや!やるぞ!』となるんですよね(笑)。ダンスと歌で表現するコンサートは、“今の私”を表現する大切な場所。これからもずっと続けていきたいです」公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文佐藤さくら
2017年01月20日猪熊弦一郎によってデザインされ半世紀に渡り三越のオリジナル包装紙として愛されてきた「華ひらく」。この「華ひらく」をモチーフに、今年3月に行われた「三越 『華ひらく』コレクション」がGOOD DESIGN AWARD 2016を受賞したことが29日発表された。「三越 『華ひらく』コレクション」とは、猪熊デザインの「華ひらく」をアート作品として捉え、「華ひらく」柄に新たな解釈を加えた商品展開、「華ひらく」のルーツとなった“石”や猪熊弦一郎と親交のあったホンマタカシによる写真展などの展開、四国新聞のラッピング広告や高松商店街のドームに設置した「華ひらく」の巨大モチーフ等、一連のプロモーションのこと。受賞にあたっても「半世紀以上も昔の作品を単なる包装紙柄としてではなく、アート作品として商品、展開、訴求を通じ、新たな価値に変換し、提案している」点が評価されたという。四國新聞のラッピング広告赤でも紫でもない鮮やかな色と白を基調に、円と線で構成されたこのデザインは、画家・デザイナーの猪熊弦一郎によって生み出された。戦後間もない頃、「百貨店のシンボルになるようなオリジナルの包装紙を作ろう」という話が三越で持ち上がり、猪熊弦一郎へデザインを依頼。猪熊弦一郎は千葉の犬吠埼を散策中、海岸に転がっている石を面白く思い、東京へ持ち帰ったそれらの石からデザインの着想を得たという。当時、三越宣伝部の社員だった漫画家のやなせたかしが猪熊弦一郎からのデザイン画を受け取り、筆記体で“mitsukoshi”と書き加えたという「華ひらく」包装紙の誕生にまつわるエピソードもある。「三越 『華ひらく』コレクション」のブランド開発マネージャーは「ものづくりをする際にいちばん気をつけたのは、“華ひらく”を三越の包装紙柄としてではなく、猪熊氏の作品として捉えた点。“アートとして商品に落とし込むにはどうしたらよいか”に拘り、ディレクターの岡本健氏と検討を重ねた」と振り返る。10月12日からの三越創業祭では「三越 『華ひらく』コレクション」の第2弾として、今年3月に展開した商品に新たなラインアップを加え、約70種に及ぶ「華ひらく」柄があしらわれたアイテムの展開・販売を三越各店で行う(一部会期の異なる店舗あり)。展開される「華ひらく」アイテムには、「華ひらく」柄の「張子べこ」(大3,500円、小2,700円)、だるま(大6,000円、小3,000円)、招き猫(大1万9,000円、小8,000円)などの伝統工芸を掛け合わせた商品もそろう。また、猪熊の故郷・瀬戸内に縁のあるアイテムとして、両面パイルの今治タオル(全4種600円から)や、瀬戸内の酒蔵の日本酒「世紀を超えて 大吟醸雫酒 室町」(720ml、1万円)、「讃岐名産 しょうゆ豆」(155g、300円)、「飲む酢 瀬戸内レモン」(150ml、1,200円)など、地場ならではの逸品も並ぶ。その他、「華ひらく」柄が全面にプリントされたサブバッグ(大4,500円、小4,000円)や、ワンポイントで「華ひらく」のデザインがあしらわれたボールペン(300円)、猪熊弦一郎が好んで愛用していたといわれるマスキングテープ(2種、各800円)などを用意する。三越の包装紙の柄として1950年にデビューし、半世紀を経て、新たな解釈と共に送り出された「華ひらく」コレクション。猪熊弦一郎が海岸の石ころに見た「自然の美しさと造形美」が宿るデザインを、改めて味わってほしい。【イベント情報】三越「華ひらく」コレクション会場:日本橋三越本店本館・新館各階ほか、三越各店会期:10月12日~25日(一部会期の異なる店舗あり)
2016年09月29日元宝塚星組トップスター・柚希礼音が宝塚退団後、初主演するミュージカル『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』の制作発表会見が7月6日、都内で行われた。『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』チケット情報原作は1996年に誕生し、シリーズ累計6800万本を出荷しているサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』。2002年にはハリウッドで映画化もされた、日本ゲーム界が誇る大ヒット作だ。“人類を滅亡へと向かわせる「ウィルス=奴ら」との壮絶な戦い”という原作のモチーフはそのままに、今回は作・演出家のG2がオリジナルミュージカルとして作り上げる。物語は、アドリア海沿岸のとある城塞都市を舞台に、周りを“奴ら”に取り囲まれた人々が、エーゲ海の小島に噛まれても生きている少女がいるという噂を入手し、少女の抗体から血清を作ろうと危険をおかし小島を目指すが……というもの。ゲームクリエイターであり、今回監修として参加するCAPCOMの小林裕幸氏は「ゲームと設定やキャラクターは違いますが、『バイオハザード』の面白さをより多くの人に知って頂きたいので、皆さんに預けた形となります。G2さんが描きたい『バイオハザード』を思い切りやっていただきたい」と、ミュージカル版ならではの展開に期待を寄せる。その中で、過去の記憶を失くしたヒロイン、リサ・マーチンを演じるのが柚希。2015年に宝塚を退団後、コンサートやショー作品には出演してきたが「すごくお芝居をしたいなと思っているところでしたので、今回、退団後初ミュージカルに出演できてとても嬉しいです」と喜びを語る。ただ、ゲームは子どもの頃から得意ではないと話し「でも、今回はゲームをちゃんと全部やっていないとダメだとまわりの原作ファンに強く言われまして、頑張ってやってみたのですが……どうしても最初のゾンビを倒すことができない。何度やってもいっぱい噛まれて死んでしまうんです。“カッコいい戦う女性”であるリサをできるのか心配になるくらい、敵が来ると逃げたくなる」と可愛らしいエピソードを明かす。とはいえ、「もともとの作品のファンの方々にも満足していただきつつ、それを真似るだけではなく、愛や勇気、オリジナルなハートフルなメッセージ性をお届けしたい」と意気込みを語った。共演者は横田栄司、渡辺大輔、平間壮一、海宝直人、吉野圭吾ら。この日の会見でもズラリとイケメンたちに囲まれ、「(共演者の男優陣の)あまりの豪華さにテンションあがってます」と柚希。公演は9月30日(金)から10月12日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、11月11日(金)から16日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは7月23日(土)に一般発売を開始する。
2016年07月06日柚希礼音が、宝塚歌劇団退団後初のソロコンサート『REON JACK』を開催。3月10日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで公開舞台稽古と囲み取材が行われた。「REON JACK」チケット情報シーンごとにテーマを持たせた場面構成。合間には、星組の下級生時代から共に時間を過ごしてきた陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕とのトークやクイズコーナーも展開し、柚希のさまざまな“表情”を見せてくれる。オープニングでは映画のようなストーリー性のある映像とリンクさせる形で柚希が登場。オリジナル楽曲の『DIAMOND IS YOU』ではクールにカッコ良いダンスで魅せ、2月24日にリリースされたCD『R+』の収録ナンバー『REON JACK』ではキャストもペンライトを持ち、ノリノリのダンスを披露。客席を回り、ひとりひとりの顔を見ながらコミュニケーションを楽しむ。ダンスの振付もしてくれるので、一緒に踊ったり、3色に光るペンライトを事前に購入しておけば、より楽しめること間違いナシだ。また、蛍光色のカラフル&ド派手な衣裳をまとったシーンでポップに見せたかと思えば、タンゴではスタイリッシュかつセクシーに。タンゴダンサー、クリスティアン・ロペスと踊るシーンは、柚希自身の中でも「挑戦」と位置付けたもの。黒のスーツ&ハットでタバコをふかして男っぽく見せる曲がある一方で、深いスリットの入ったセクシーなドレスをまとい、しっとりと情熱的に踊る姿にはドキドキさせられる。さらにこの日は“A期間”のプログラムのため、宝塚時代に出演した『太王四神記』『オーシャンズ11』などから雰囲気の異なる楽曲を披露。後半では誰もが耳にしたことあるような楽曲やCD収録曲を使いながら、柚希の“今”を見せる。特に、最後に届けたバラード曲『希望の空』は、宝塚退団後の自身の思いがたっぷりと詰まった1曲。心を込めて歌い上げる声、そして、その心情を表す踊りにグッと心を掴まれた。“男役”という皮を脱ぎ、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』出演を経て、アーティストとしての魅力がグンと増した柚希礼音。カッコ良くも美しく、ときにコミカルに自分らしく歌い踊り、イキイキと輝く姿に引き込まれた。囲み取材では、「お客様とコミュニケーションがとれる“REON”コンサートは、現役中からとても大切にしていた公演。場面ごとに全然違う“REON”をお楽しみいただきたいです」とコメント。そして「大阪は生まれ育った場所ですし、梅田芸術劇場は宝塚時代からたくさんの思い出が詰まった場所。宝塚時代の曲を歌っていると、ここでスタートできることが幸せだなと思います。熱い関西のお客様に囲まれて大盛り上がりで終え、東京公演につなげたいです」と意気込みを語った。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年03月15日柚希礼音が、宝塚歌劇団退団後初のソロコンサート『REON JACK』を開催。3月10日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで公開舞台稽古と囲み取材が行われた。「REON JACK」チケット情報シーンごとにテーマを持たせた場面構成。合間には、星組の下級生時代から共に時間を過ごしてきた陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕とのトークやクイズコーナーも展開し、柚希のさまざまな“表情”を見せてくれる。オープニングでは映画のようなストーリー性のある映像とリンクさせる形で柚希が登場。オリジナル楽曲の『DIAMOND IS YOU』ではクールにカッコ良いダンスで魅せ、2月24日にリリースされたCD『R+』の収録ナンバー『REON JACK』ではキャストもペンライトを持ち、ノリノリのダンスを披露。客席を回り、ひとりひとりの顔を見ながらコミュニケーションを楽しむ。ダンスの振付もしてくれるので、一緒に踊ったり、3色に光るペンライトを事前に購入しておけば、より楽しめること間違いナシだ。また、蛍光色のカラフル&ド派手な衣裳をまとったシーンでポップに見せたかと思えば、タンゴではスタイリッシュかつセクシーに。タンゴダンサー、クリスティアン・ロペスと踊るシーンは、柚希自身の中でも「挑戦」と位置付けたもの。黒のスーツ&ハットでタバコをふかして男っぽく見せる曲がある一方で、深いスリットの入ったセクシーなドレスをまとい、しっとりと情熱的に踊る姿にはドキドキさせられる。さらにこの日は“A期間”のプログラムのため、宝塚時代に出演した『太王四神記』『オーシャンズ11』などから雰囲気の異なる楽曲を披露。後半では誰もが耳にしたことあるような楽曲やCD収録曲を使いながら、柚希の“今”を見せる。特に、最後に届けたバラード曲『希望の空』は、宝塚退団後の自身の思いがたっぷりと詰まった1曲。心を込めて歌い上げる声、そして、その心情を表す踊りにグッと心を掴まれた。“男役”という皮を脱ぎ、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』出演を経て、アーティストとしての魅力がグンと増した柚希礼音。カッコ良くも美しく、ときにコミカルに自分らしく歌い踊り、イキイキと輝く姿に引き込まれた。囲み取材では、「お客様とコミュニケーションがとれる“REON”コンサートは、現役中からとても大切にしていた公演。場面ごとに全然違う“REON”をお楽しみいただきたいです」とコメント。そして「大阪は生まれ育った場所ですし、梅田芸術劇場は宝塚時代からたくさんの思い出が詰まった場所。宝塚時代の曲を歌っていると、ここでスタートできることが幸せだなと思います。熱い関西のお客様に囲まれて大盛り上がりで終え、東京公演につなげたいです」と意気込みを語った。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年03月15日声優として数々のアニメに出演し、アーティストとしても活躍する内田真礼が、ファーストライブイベント「Hello, 1st contact!」を、2016年2月28日(日)に、東京・中野サンプラザにて開催した。内田にとって初のソロライブとなった今回。演奏は生バンドによって行われ、Bass/Band Master:黒須克彦、Guitar:山本陽介、Keyboards:今井隼、Drums:村田一弘、Manipulator/Percussion:大串友紀といった豪華なバンドメンバーに支えられながら、全17曲(アンコール含む)を披露した。ライブ本編では、2015年12月2日にリリースされた1stアルバム「PENKI」を収録曲順に熱唱。アンコールでは、5月11日にリリース予定で、TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』のオープニングテーマとなる「Resonant Heart」が初披露された。ステージ上に設置されたジャングルジムを活かした立体的な舞台演出や、突然客席に登場するサプライズ演出など、さまざま趣向で観客を楽しませつつ、最後には感激の涙を流しながら、会場と一体になって「Hello, future contact!」を歌い上げ、およそ2時間のライブイベントを締めくくった。
2016年02月29日2016年4月よりテレビ東京ほかにて放送開始となるTVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』。そのオープニングテーマで、声優・内田真礼が歌う「Resonant Heart」(レゾナントハート)の一部が、アニメ映像とともに公開された。TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、累計プレイヤー数300万人以上の人気ソーシャルゲーム『聖戦ケルベロス』のアニメ化作品。オープニングテーマは、本作にエリン役としても出演している内田真礼、エンディングテーマは三森すずこがそれぞれ担当することが明らかとなっている。○「聖戦ケルベロス」OPソング「Resonat Heart」内田真礼■内田真礼からのコメントオープニングテーマの「Resonant Heart」は主人公のヒイロの境遇を歌にしているところがあるので、ヒイロがみんなと冒険している様子が曲の中でイメージできたらいいなと思いながら歌わせて頂きました。是非、オープニング映像と合わせて楽しんで頂きたいです!なお、「Resonant Heart」は、2016年5月11日(水)の発売予定となっているので、あわせてチェックしておきたい。TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、テレビ東京ほかにて、2016年4月より放送開始予定。詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)2016 GREE, Inc. /iQIYI.GREE.MEDIALINK.TV TOKYO
2016年02月25日柚希礼音ソロコンサート『REON JACK』の公開稽古が2月17日、都内で行われた。公開稽古で披露されたのは2曲。「DAIAMOND IS YOU」は本公演のために書き下ろされたオリジナル曲。カーキのトレンチコート姿の柚希が階段から颯爽と降りてきて、途中、“JACK”で人差し指の決めポーズ。スタイリッシュな群舞など、マニッシュな柚希を堪能できる。「退団公演の『Dear DIAMOND!!』から約10か月、眠っていたダイヤモンドが蘇り輝き出すという歌詞が気に入っています。久しぶりのREONとしてのコンサート、カッコよく素敵に目覚めたいです」と柚希。柚希礼音ソロコンサート『REON JACK』チケット情報一方、「REON JACK」は元気で明るいポップス曲。ペンライトを持ってノリノリの柚希。手拍子あり、煽りあり、最後はボールを投げるサービスと、客席と一体化して盛り上がるにちがいない。「『REON JACK』は2月24日リリースのCD/DVD『R+』の収録曲。“ヘイヘイヘイ!”“イェイ!”などの合いの手を前もって覚えておいていただくと、より一緒に盛り上がれますよ」囲み会見では、公演への思いを熱く語った。「REONコンサートはお客様と一緒に楽しめることを第一に考え、演出の稲葉太地先生と共に作ってきました。カッコイイところや新しい私、多面体のREON を観ていただけるように。宝塚の楽曲は歌いたい曲がたくさんあり、かなり厳選しました。さよなら公演やディナーショーで歌わなかった曲もあり、日程を分けて歌いますので、どちらもいらしていただけたら。今着ているTシャツは“私はREONにジャックされた”の意。このコンサートでは私が皆様をしっかりジャックするつもりで頑張ります!」自らが作詞した「希望の空」は、ダンス作品としても注目とか。「作詞は宝塚時代にやりきった感があり、書けるかな?と思っていたのですが。退団後ニューヨークで3か月を過ごし、初めての慣れない環境で立ち止まり、苦しんだことも。『希望の空』はその心境を書きつつ、前に向かう思いを込めています。『希望の空』ではKAZUMI-BOY先生の振付により、退団後の心情をダンスで表現、面白くなるのではないでしょうか。またダンスはタンゴも見所。カッコイイとフェミニン、両方の要素があるので、両極端で踊れるようになりたいです」待望の退団後初のソロコンサート。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』でのブロードウェイスター達との共演を経て、成長し輝きを増した柚希に出会えるはずだ。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京国際フォーラム ホールCにて。取材・文/三浦真紀
2016年02月22日声優として数多くのアニメ作品に出演し、アーティストとしても活躍中の内田真礼だが、2015年12月2日にリリースした1stアルバム「PENKI」の発売記念イベント「Maaya Party! Vol.4」を、2015年12月12日に東京・科学技術館サイエンスホールにて開催した。名古屋、大阪に続いて行われた東京開催。ラジオの構成作家で、司会を務めるちゃんこ氏の呼び込みに応じて、ステージに飛び出す内田に、会場からは大きな歓声が上がる。なお、東京会場では当日3回のイベントが行われたが、その様子をダイジェストで紹介しよう。オープニングトークで、アルバムのタイトルが「PENKI」に決まった経緯やアルバムの構成、名古屋・大阪でのイベントの話題などを繰り広げつつ、来場者アンケートによる質問をベースにトークを展開。さらに、2月28日に中野サンプラザでの開催が予定されている1stライブのタイトルが「Hello, 1st contact!」に決定したことが発表され、生バンドによるライブになることが明らかさにされた。さらにイベントでは、内田の未来にコンタクトしてみようという「Hello, MAAYA future contact!」や、"もし世界が歪んでいたら?"というifの世界をテーマにトークを繰り広げる「DistortedなWorld」、そのほか「Winter MAAYA has come」「内田真礼の世界が形失くしても」「金色の勇気クエッション」など、アルバム収録曲にちなんだコーナーを展開。ちゃんこ氏との息の合ったやりとりで会場をわかした。そしてラストはライブコーナー。1回目と3回目のイベントでは「世界が形失くしても」「わたしのステージ」「Hello, future contact!」の3曲、2回目のイベントでは「世界が形失くしても」「Winter has come」「Hello, future contact!」の3曲を披露し、イベントを締めくくった。
2016年01月17日博多華丸さんが全国の漁港を訪ね、“もらい酒”をいただきながら、素敵な人や食べ物と出会う番組・『博多華丸のもらい酒みなと旅』。“旅とグルメ”。まさにテレビ東京らしい番組です。30歳の若きプロデューサー、三宅優樹さんにお話を伺いました。「もともと僕が華丸さんをとても好きで、さらに華丸さんは、テレ東のファン層にとても人気がある芸人さん。なのでぜひ一緒に何かやりたいと思っていました。華丸さんはすこぶるお酒好きなので、テレ東の看板である“旅”とミックスし、日本全国の港を旅しながらお酒を飲むという企画を先輩からやってみないかと言われまして。でも実際ロケに行くと、思ったほど漁師さんって飲んでないんです(笑)」漁師さんのご自宅におじゃまする展開も。超美食は登場しないけれど、その地域だけの料理やおもてなしが垣間見られ、味わい深い30分。「僕らの世代は、旅番組を見てネットで調べ、実際行くこともできますが、いろんな事情で旅に出られない人もいっぱいいると思う。そんな人たちがこの番組を見て、旅をしている疑似体験をしてくれたら、と思っています。でも興味を持ってくれた人は、ぜひ漁港に行ってほしいですね。一般の人でも競りに参加できる漁港とかもあるんですよ。特に漁師さんって女の子に優しいから、アンアン読者が行ったらすごいおもてなしを受けるんじゃないかな(笑)」実は、もともとは旅番組ではなく、バラエティ番組志望でテレビ東京に入ったという三宅さん。「でも旅番組の制作に携わるうちに、演者さんの素の表情を撮れることや、事前にいろいろ調べていても、現場ではハプニングが起こったりなど、旅番組が持つ“想定外の面白さ”に魅了されてしまいました。ありがたいことに、この番組は僕にとっての“初プロデュース作品”なので、毎回違う展開を見せられるよう頑張ります!」◇information 出演は他に、須黒清華アナ。毎週日曜26:05~、テレビ東京系で放送中。12/29(火)の11:15~13:00に、早くも特番が放送予定。富山県に乗り込みます。人気急上昇中ですよ~。※『anan』2015年12月9日号より。
2015年12月02日宝塚歌劇団伝説の元星組トップスター柚希礼音が、退団後約1年を経て、来春、大阪、東京の2都市でソロコンサートを開催する。「REON JACK」チケット情報1999年に宝塚歌劇団に入団。その直後から期待の新人として抜擢され、入団11年目の2009年には星組男役トップスターに就任。以降6年間、宝塚100周年を代表する稀代のトップスターとして、多くのファンを魅了してきた。また、在団中も、自身のライブ公演であるスペシャル・ライブ「REON!!」(2012年)、スペシャル・ライブ「REON!!II」(2013年)を開催。いずれも好評を博し、ついには2014年、1998年の真矢みき以来16年ぶりとなる日本武道館での単独公演、柚希礼音スーパー・リサイタル「REON in BUDOKAN~LEGEND~」を成功させた。退団後は単身渡米し、ワールドプレミア ミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」に挑戦。ブロードウェイのスター達に劣らぬ存在感を発揮した。そして2016年春、新たな成長を遂げた柚希のソロコンサートが幕を開ける。「現役時代、3回のコンサートをさせていただいて、お客様との距離が近く、とても楽しかったです。退団後もこうしてコンサートができることを本当に嬉しく思います。お客様と想いのキャッチボールを楽しみにしています。ペンライト、掛け声など気合を入れて参加してくださいね。お客様に楽しんでいただける舞台を作りたいです!皆様と大いに盛り上がり、思い出を沢山作って楽しみたいと思います!」と意気込みを語る柚木。構成演出は、柚希のトップ時代の作品であるラテン・グルーヴ「パッショネイト宝塚!」等を手掛けた稲葉太地(宝塚歌劇団)が担当。稲場は、「宝塚在団時、“伝説”とまで呼ばれるに至った柚希礼音。これまでやったことのない新しい分野にも挑戦し続ける、新たなる“伝説”が始まる予感に、私自身が心を躍らせています。歌やダンスはもちろん、映像を駆使した演出、皆様と一体感を共有できる空間や日替わりシーンも考えております。是非、皆様も柚希礼音の新たなる伝説を一緒に劇場で分かち合いましょう」とコメント。共演は、宝塚歌劇団在団中、若手時代から共にしてきた元宙組トップ娘役の陽月華、柚希のトップ時代を支えてきた元星組 音花ゆり、鶴美舞夕、他。実力派ダンサーたちが彩りを添える。公演は、2016年3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて開催。チケットは2016年2月6日(土)より発売開始。
2015年11月25日今も昔も人々から愛され、そのドラマが熱狂を生み出してきた真田幸村の“知られざる物語”を講談師・旭堂南湖が語りまくる『映画講談 難波戦記-真田幸村紅蓮の猛将-』が今週末から公開になる。本作は古典芸能の“講談”を描いた作品だが、高座の記録ではなく、観客の“想像力”を刺激するこれまでない映画になっている。本編映像の一部が公開になった。本編映像の一部ラジオもテレビもない時代から講談師は様々なドラマを語り、人々はその声に耳を傾けては想像力を膨らませて様々な物語を楽しんできた。本作はそんな古典講談を継承に取り組んでいる旭堂南湖(きょくどうなんこ)が、戦国武将・真田幸村の物語を、情熱と持てる技術をすべて投じて語りに語った様を基に制作されている。通常、この種の作品は高座にあがった語り手を“記録”しただけの作品が多いが、勝呂佳正監督は、“講談師の息づかいや迫力を寄席では見られない角度から見せる”ことと、“敷居が高そうなイメージの講談を親しみやすく見せる”ことにこだわった。このほど公開された映像でも、講談師の語りを阻害するようなカット割や演出は一切なく、旭堂南湖の語りを聞いた観客の“想像”がさらに広がるように補足の文字やアニメーションが追加されている。本作が描くのは、戦国末期に、関東の大御所・徳川家康を迎えうつ真田幸村のドラマ。講談師の勢いのある語りと映像演出で、観客の頭の中には、どんなCGを駆使しても、どれだけのエキストラを用意しても敵わない“手に汗握るドラマ”が展開されるはずだ。『映画講談 難波戦記-真田幸村紅蓮の猛将-』11月21日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2015年11月16日声優として数々のアニメ作品に出演し、アーティストとしてもこれまで3枚のシングルをリリースしている内田真礼(うちだ まあや)が、2015年12月2日に待望の1stアルバム「PENKI」をリリースする。ちょっと奇抜なタイトル「PENKI」は本人考案。ジャケット写真もタイトルにふさわしく、彩り豊かなもので、収録曲もまさに色とりどり。これまでにリリースされたシングルに収録された曲はもちろん、彼女にとっての今後の新しい可能性を示すものまで多彩なラインナップとなっている。、そんな1stアルバム「PENKI」だが、「BD付限定盤」および「DVD付限定盤」のBD/DVDにはアルバム収録曲のミュージックビデオが収録されている。そこで今回は、アルバムのラストを締めくくる「Hello, future contact!」のミュージックビデオの収録風景をダイジェストで紹介しよう。○内田真礼の1stアルバム「PENKI」よりMV撮影風景を紹介内田真礼の1stアルバム「PENKI」は2015年12月2日の発売予定。「BD付限定盤」と「DVD付限定盤」、そして「通常盤」の3ラインナップで、「BD付限定盤」および「DVD付限定盤」には、ミュージックビデオが収録されたBD/DVDに加え、フルカラーフォトブックが特典として用意される。価格は、「BD付限定盤」が4,500円(税別)、「DVD付限定盤」が3,800円(税別)、「通常盤」が3,000円(税別)。
2015年10月27日数々のアニメ作品に出演し、アーティストとしても3枚のシングルをリリースしてきた声優・内田真礼の1stアルバムが2015年12月2日に発売されるが、そのタイトルおよびジャケット写真、収録楽曲などが発表された。1stアルバムのタイトルは、本人考案の「PENKI」。ジャケット写真もタイトルにふさわしく、色彩・表現の豊かなものとなっている。収録楽曲は、これまでにリリースされた3枚のシングルで見せてきた"内田真礼"自身が持つ可能性を発展させつつ、今後の新しい可能性も新曲として収録され、それぞれの楽曲もタイトル通り、色とりどりの表現を提案している。作品を通してプロローグ~エピローグで起承転結を表現し、ストーリーラインを曲と歌詞で構築する仕掛けとなっているとのこと。プロジェクトが始動した2014年から現在までの活動を総括しながら、2016年からの活動がますます楽しみになるような、 内田真礼の"これまで"と"今"、そして"これから"を感じることのできる1stアルバムにふさわしい一作に仕上がっている。なお、収録楽曲の中から「Distorted World」の試聴もスタートしているので、早速チェックしてみよう。内田真礼の1stアルバム「PENKI」は、「BD付限定盤」「DVD付限定盤」「通常盤」の3ラインナップ。限定盤には、ミュージックビデオが収録されたBD/DVDに加え、フルカラーフォトブックが特典として用意される。価格は、「BD付限定盤」が4,500円(税別)、「DVD付限定盤」が3,800円(税別)、「通常盤」が3,000円(税別)となる。○内田真礼1stアルバム「PENKI」 - 収録楽曲Hello, 1st contact!作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)/ 編曲:やしきんギミー! レボリューション作詞:こだまさおり / 作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN) / 編曲:やしきんからっぽカプセル作詞・作曲:渡辺翔 / 編曲:黒須克彦クラフト スイート ハート作詞・作曲:渡辺翔 / 編曲:黒須克彦Distorted World作詞・作曲・編曲:y0c1eNorth Child作詞・作曲・編曲:重永亮介創傷イノセンス作詞:石川智晶 / 作曲・編曲:R・O・NWinter has come作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:R・O・Nわたしのステージ作詞:内田真礼、しほり / 作曲・編曲:齋藤真也高鳴りのソルフェージュ作詞:こだまさおり / 作曲:y0c1e / 編曲:R・O・N世界が形失くしても作詞:samfree、Yousuke Sawa / 作曲:samfree / 編曲:高橋諒金色の勇気作詞:渡辺なつみ / 作曲・編曲:fu_mouHello, future contact!作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN) / 編曲:やしきん
2015年10月09日声優として高い人気を誇り、アーティストとしても活躍する内田真礼が、2015年8月30日、さいたまスーパーアリーナにて開催された「Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-」3日目のステージに登場した。2014年4月に「創傷イノセンス」でアーティストデビュー以来、シングル3枚をリリースする内田だが、アニサマへの出演は今回が初めてとなる。ピンクの衣装に身を包んでステージに向かう内田。いきなりの大ジャンプでステージに上がると、まずは3rdシングルから「からっぽカプセル」を披露する。本番前は緊張が隠せない様子の内田だったが、ステージ上では満面の笑み。観客に対して、自らのイメージカラーである白のサイリウムをリクエストしつつ、コール&レスポンスを行うなど、大会場でのライブを心から楽しんでいた。さらにMCでは1stアルバムの制作決定を報告し、会場をより一層盛り上げていく。そして2ndシングルから「ギミー! レボリューション」を歌い上げ、初のアニサマステージを締めくくった。しかし、内田の出番はここで終わりではなかった。ライブ後半、小松未可子のステージに合流してのコラボステージでJUDY AND MARYの「そばかす」を熱唱する。しかも、このコラボステージには、JUDY AND MARYのリーダーだった恩田快人がベースで参戦。内田真礼、小松未可子、そして恩田快人という、アニサマらしい、まさに夢のコラボレーションとなった。ステージ終了後、「今までやってきたことが実を結んだ」と大満足の内田は、「音楽をやってきて良かった!」と笑顔で語っていた。なお、ステージ上で発表された1stアルバムの発売は2015年12月2日の予定となっている。
2015年09月30日ジュンク堂は10月31日~11月1日の2日間、大阪・難波のジュンク堂書店 千日前店で「ジュンク堂に住んでみる」モニターツアー 2015を実施する。○昨年の倍率は900倍以上!「ジュンク堂に住んでみる」モニターツアー 2015は、その名の通り「1日だけジュンク堂書店の住人になれる」というもの。書店に1泊し、好きな本や雑誌を読みながら自由に過ごすことができる。マイナビニュースで取材した第1回目は東京・内幸町のプレスセンター店で実施され、応募倍率は900倍以上を記録した。元はTwitterの「ジュンク堂に住みたい」というつぶやきから始まった同企画。「東京以外でも実施してほしい」という声を受け、大阪・難波で第2回目を開催することが決まったという。会場のジュンク堂書店 千日前店は、1996年に大阪に初めてオープンした店舗。1~3階を合わせて約900坪の広さがある大型店で、ワンフロア125坪の小規模なプレスセンター店とはひと味違った"住まい"となりそうだ。応募締め切りは9月30日17時。定員は5組10名で、応募者多数の場合は抽選となる。参加資格は18歳以上で、読書が好きな人。参加費は無料だが、1人最低3冊の書籍又は雑誌の購入が必要となる。場所はジュンク堂書店 千日前店(大阪府大阪市中央区難波千日前12-7Y.E.S.NAMBAビル1F~3F)。イベント詳細と応募は、Webサイトの専用フォームから確認することができる。
2015年09月25日声優の内田真礼が、明治の『ザバスミルク グレープフルーツ風味』の特設サイトで公開されている限定動画に出演し、女子高生やOLなどさまざまなコスプレを披露している。内田は、日常生活で意図しないうちに筋肉に刺激を与えている場面を取り上げた「知らず知らず筋」動画に出演。「女子高校性の知らず知らず筋」8種類、「自宅OLの知らず知らず筋」7種類、「会社OLの知らず知らず筋」5種類、「プライベートの知らず知らず筋」5種類の計25種類の動画が用意されている。。『中二病でも恋がしたい!』『俺、ツインテールになります。』などの作品に声優として参加し、アーティストとしても活躍中の内田は、2014年には『週刊ヤングジャンプ』41号(集英社)で表紙と巻頭グラビアを務めるなど、そのアイドル顔負けのビジュアルも話題に。動画の中で内田は、自分の黒歴史に足をバタつかせながら後悔する様子や、全身を使って野球の応援をするものの途中で手と足の順番が逆になってしまう天然ぶりなど、普段は見られないコミカルな姿を披露している。動画「知らず知らず筋」シリーズには、「見えそうで見えない裸芸」でブレイク中のお笑いタレント・とにかく明るい安村も出演し、男子高校生やビジネスマンを演じている。
2015年08月07日昨年、設立100周年を迎えた宝塚劇団の中でも“稀代のトップスター”と呼ばれる柚希礼音さん。近年の宝塚では類を見ない6年にも及ぶトップスター生活では、真矢みきさん以来2人目となる武道館コンサートを成功させ、さよなら公演の千秋楽には劇場前に史上最高の1万2000人が詰めかけた。そんな柚希さんは、退団後の動向に注目が集まるなか、アメリカショウビズ界のレジェンド、ハロルド・プリンスが手がける舞台への出演を発表。宝塚の肩書が通用しない世界にあえて踏み出す理由を聞いた。――退団後1作目に選んだのがハロルド・プリンスの舞台とは驚きました。これまでのキャリアが一切通用しない世界で勝負しようと決めた理由を教えてください。やっぱり皆さんが気にされていたことだと思いますし、私もすごく悩みました。ファンの方から考えたら、私を主役に作っていただくような作品を待っていたかもしれません。でも在団中から私を応援してくださっていた方々って、きっと新しいことに挑戦し続ける姿に共鳴してくださっていたと思うんです。もしかしたら今回の出演は無謀な挑戦で、批判を浴びるようなことになるかもしれません。でも、宝塚でのキャリアを守って生きていくより、自分自身の実力で挑んでいきたいと思ったんです。――柚希さんは、宝塚に入る前はバレエで世界を目指していらっしゃいましたよね。背が高くなりすぎたことでその道を諦めたわけですが、宝塚を経てこうして世界の舞台へ出ていくことになるというのには運命的なものを感じます。そうなんです。留学して海外の舞台に立ちたいというのは、自分のなかで一度終わった夢だったんですよね。当時一緒に踊っていた友達がバレエの世界で活躍していくなかで、自分だけ宝塚という違う道に行ったと思っていたんです。まさか自分がこんなに宝塚に没頭 するとは予測していなかったし、そこで学び、芸だけでなくいろんなことを成長させてもらい、最終的にこの道を選んでよかったと思えるまでになれたことでも十分なくらい。なのに、その先に、かつて目指したブロードウェイの話があるなんて思ってもみませんでし た。回り道したようだけど、あの時にバレエで留学していてもこんなお話はいただけなかったと思いますから。――宝塚入団当初は、きっとどこかに第二の選択肢に進んだという思いがあったのではないかと…。あったと思います。ダンスがしたくて入ったのに、お芝居も歌もやらなきゃいけないんです。宝塚ファンの時期がないから男役への憧れもなく、ましてや「愛してるよ」なんてセリフを言いたかったわけでもない。でも、そうやって客観的に見ているからこそ、「クサい」とか言われない男役を作ろうという気持ちになれたんです。上級生がやっているからやる、ではなく、あくまでも、自分が必要だと思うことをやろうと。ただ、宝塚が第一の選択肢だったと思うようになれたのは、『スカーレット・ピンパーネル』のショーヴラン(’08年上演の大ヒット作。柚希さんが2番手時代に演じた悪役で、当時、演出の小池修一郎さんから厳しい指導を受けた)を経てトップになった頃です。宝塚でよかったと思えるまでには、それくらい長い時間がかかりました。――でも結果的に、そのことが、宝塚ファンじゃない方々までも熱狂させる男役・柚希礼音に繋がったんだと思います。宝塚の男役といえばリーゼントでしょ、という従来のイメージがあるなかで、前髪を下ろしたり、短髪にしたり、いろんな挑戦をしてきました。ウィンクを飛ばしてお客様の心を掴んでいく他の男役の方を見ながら、私は2階席の後ろにまで届くパフォーマンスでお客様を魅了したいと思っていたり。宝塚ファンのための舞台ではなく、一般のミュージカルや演劇を観た時に味わえる、あの感動と同じものを伝えたかったんですよね。だから、最後の最後に、このやり方でよかったんだと思えたことが何より幸せです。昨年の100周年で、宝塚はテレビや雑誌にたくさん取り上げられましたけれど、多くの人の関心は音楽学校の整列だとか入り待ち出待ちの列のことだったんですよね。でも、本来の魅力はタカラジェンヌ全員が人生をかけてやってるというところ。単なるお嬢様劇団ではないからこそ、 宝塚ファンじゃなかった私も燃えることができたんです。フワフワした夢の世界ではないことをひとりでも多くの方に知っていただくことができたならうれしいです。下手だと言われ続けたのがよかったのかもしれません。◇ゆずき・れおん6月11日生まれ。大阪府出身。’99年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属。早くから新人公演で主役をつとめるなど、注目を集める。’08年には松尾芸能新人賞を受賞し、翌年、星組トップスターに就任。’15年5月に宝塚を退団。千秋楽公演は、宝塚史上最大規模の全国45か所でライブ中継され話題に。◇柚希さんの宝塚退団後1作目となる舞台『プリンス・オブ・ブロードウェイ』は10月23日~渋谷・東急シアターオーブ、11月28日~梅田芸術劇場で上演。演出は『オペラ座の怪人』などを手がけたハロルド・プリンス、共同演出&振付を『プロデューサーズ』のスーザン・ストローマンが手がけることでも話題。チケットは7月25日より一般発売開始。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039※『anan』2015年7月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・間山雄紀(M0)ヘア&メイク・CHIHARUインタビュー、文・望月リサ
2015年07月22日今年5月まで宝塚星組トップスターとして活躍し、星組のみならず100周年を迎えた宝塚の顔として、宝塚の人気を牽引していた柚希礼音。退団公演の千秋楽には、劇場周辺にファンが1万2千人も集まったほどのカリスマ的人気を誇った彼女が、女優としての第一歩に選んだのは、ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。『ウエスト・サイド・ストーリー』『キャバレー』『オペラ座の怪人』等々を手がけたブロードウェイの巨匠、ハロルド・プリンスの新作に、日本人として唯一出演する。ビッグ・プロジェクトに参加する心境を、柚希に訊いた。チケット情報はこちらもともとブロードウェイに憧れていたと話す彼女。「このお話を伺ったときに、ピンポイントに自分の希望どおりの素晴らしいお話で、びっくりしました」と、目を輝かせて笑う。「高校生の時に、アメリカン・バレエ・シアターに入りたくて願書を取り寄せていたんです。でも家族が心配し、海外はまだダメだということになり、そこから宝塚を目指しました。今は宝塚に行って本当に良かったと思っていますが、一方で海外留学を諦めた感じはずっと心の中にあったんです。まったく違う道に進んだと思っていたのですが、宝塚に行ったからこそ、こんなお話が頂けた。大切なことは、ひとつひとつ、目の前にあることをやっていくことなんですね」と感慨深げだ。ハロルド・プリンスの作品では『オペラ座の怪人』が好きだという。「地下湖の舟を漕いでいくシーンの演出とか…すべてを作られた方なんですよね。その方が目の前にいらっしゃるということが信じられない! でもお話をすると、とても気さくで明るく優しい方なんです」。その優しさは作品作りにも見て取れるという。「ハロルドさんが、せっかくレオンが出るのだから、日本のお客さまが喜んでくれるように演出しようと仰ってくれた。すごくお客さまの目線で舞台を作られる方なんだなと、感動しました」。このあと単身NYへ渡り、稽古に参加する。「語学学校にも、ひとりで電車に乗って通うことになります。宝塚時代は本当にありがたい生活をさせていただいていましたが、一度それをリセットし、ひとりの人間として歩き出すためにもちょうどいい生活が出来るんじゃないかな」と、新しい自分への期待を感じている。「宝塚でも常に高い壁をよじ登る作業でしたが、今回の壁はもっと高いかもしれない。でもその高い壁を無理やりにでも登れば、素晴らしい幸せが待っているということは、宝塚時代に何度も味わって知っていること。それを信じて、頑張ります」。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットぴあでは7月21日(火)まで、WEB先着先行「プリセール」を受付中。
2015年07月14日5月に宝塚歌劇団を退団した、元星組トップスター・柚希礼音に密着した特別番組『柚希礼音 退団スペシャル』が、WOWOWで25日(11:45~)に放送されることが1日、明らかになった。番組では、全国の映画館や、さいたまスーパーアリーナ、台湾でもライブ中継された柚希の退団公演の千秋楽が行われた1日をダイジェストでご紹介。さらに、退団後初のテレビ生出演となったWOWOWの番組『生中継!第69回トニー賞授賞式』での舞台裏にも密着した。インタビューでは「宝塚に入って、どんどん役はいただくのですが、それがいつも大きすぎて、どうしようとあせるばかりで、できない劣等感の塊でした」と、トップスターの姿からは想像がつかない苦悩の過去を告白。「宝塚に入ったことを楽しめずにずっと歩いていました」という日々を過ごしていたが、『スカーレット・ピンパーネル』で「演出の小池先生が作り方の根本から丁寧に教えてくださり、やらなきゃ!というあせる気持ちを、冷静に捉えることができました」とターニングポイントになったという。以降は「大変でしたが楽しめるようになり、舞台に立つ喜びを知りました」と宝塚時代を振り返っている。なお、柚希は、トニー賞最多受賞の演出家、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に、唯一の日本人キャストとして出演することが決まっており、「宝塚時代とは違うダンスが踊れるかなと思っておりますが、男役でも女役でも、英語でも日本語でも、歌も表現もいろいろ変わってくるとは思いますが、最終的にはお客さまに心が通じるようにできればと思います」と意気込みを語っている。
2015年07月01日今年4月に博多華丸・大吉さんがMCを務める『華丸大吉の2020』がスタートした。THE MANZAI 2014の優勝番組で、毎回芸人やアイドルなど多彩なゲストと2020年に収録しているという設定で妄想トークを繰り広げる。今回、お二人に今の心境を伺った。***――妄想トークは、台本で決まっていないんですね。大吉:その場でなんとなく、思いついたことを言い合ってるだけですね。おじさんの戯言です。華丸:15分番組だから、戯れてればなんとかなるんです、編集で!――『THE MANZAI 2014』優勝ご褒美の冠番組ですが、内容について事前にリクエストは?大吉:僕らの優勝は、みなさんの記憶からすっかりなくなっていると思いますけど、あのときに、結果的に埋もれてしまった芸人たちが、ちょっとでも表に出られる番組になれば、とは伝えました。僕らは場馴れしてるから緊張はしなかったんですよ。でも、若手はフジテレビに来るだけで固まってしまうんで、フジテレビに来る口実になるような番組を、と。――そんな若手の緊張をほぐすために、何か心がけていることは?大吉:とくにはないですね。ダウンタウンさんの前でスベるのとは、わけが違いますからね。華丸:僕らなら、全然大丈夫!――若手への思いやりもそうですし、収録を見ていても、ゲストへのまなざしが温かくて、女性人気が高いのも納得だったんですが、実感は?華丸・大吉:(同時に)ないです。――「癒される」って声も聞きます。華丸:パグ犬みたいなもん?大吉:飼うのは嫌だけど見てはいたい、人んちの犬ですね。――では、2020年、華丸・大吉はどうなってるんでしょう?大吉:病気してるかなあ。’18、’19年あたりに、リアルに倒れるんじゃないかと予測してます。華丸:東京オリンピックは福岡で観る予定だったんですけどねえ。福岡に15年いて、’20年で東京にも15年。ちょうどよくないですか?でも、そうもいかん感じになってるんで、需要があれば東京にいます。大吉:需要、どうかな。みなさんも思ってるでしょうけど、我々がもてはやされる時代はそうそう続かない。華丸:明太子同様、僕らにも賞味期限がありますので、お早めに!◇はかたはなまる・だいきち共に福岡県出身。今年で結成25 周年を迎える。現在、『ヒルナンデス!』(日テレ)、『華大の知りたい!サタデー』(BSフジ)などにレギュラー出演中。◇博多華丸・大吉さんが、芸人やアイドルなど多彩なゲストと2020年に収録している設定でトークを繰り広げる。ちなみに、衣装の白スーツは「2020年、流行ってる」(大吉)らしい。毎週金曜24:40~、フジテレビ系列にて放送中。※『anan』2015年6月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子
2015年06月22日宝塚歌劇の元星組トップスター柚希礼音の退団後初の舞台が、ブロードウェイの巨匠ハロルド・プリンスが10月から世界に先駆けて日本で初演するミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に決定した。ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』チケット情報トニー賞に輝くこと史上最多の21回、『オペラ座の怪人』『エビータ』などで知られる演出家ハロルド・プリンスが自身の人生を描く新作。自らが手がけた数々のヒット作から選んだ珠玉のナンバーで構成するミュージカルショーだ。キャストにはシュラー・ヘンズリー、ラミン・カリムルー、ナンシー・オペル、ケイリー・アン・ヴォーヒーズなど、世界で活躍するミュージカルスターを予定しているが、日本人キャストは柚希ただひとり。大作出演決定にあたり、柚希は「いつかエンターテインメントの本場アメリカで舞台に立ちたいと、宝塚音楽学校に入る前、夢見たことがありました。今回ついにその夢への扉が開く…とワクワクしています。この夢のようなチャンスをいただけたのは、多くのことを学んだ宝塚歌劇団での16年間があってこそ。この道のりは、私にとって決して遠回りではありませんでした。『オペラ座の怪人』を創られたハロルド・プリンス氏をはじめ、ブロードウェイの第一線のクリエイターによる新作で、さらにNY演劇界の主役級の方々とご一緒できるのは身の引き締まる想いです。今回の舞台は、身に余る高い壁への挑戦となることでしょう。しかし宝塚で育まれた何物にも代え難い財産─自分をプロデュースする力、そして努力すればどんな高い壁でも乗り越えられる強い意志─を大きな力として胸に刻み、ブロードウェイに向かって羽ばたきます。プリンス氏の演出が、自分も知らない新たな柚希礼音を引き出してくださることでしょう。また、プリンス氏が私に合う素晴らしいダンスナンバーを選んでくださるとも伺っていて、言葉ではとても言い表せないほど心が躍っています」と喜びを語っている。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。公演チケットの一般発売は7月25日(土)より。
2015年05月21日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。星ごとに違う方法で恋を後押しする惑星メソッド、今回は「金星」です。きっとあなたも、「あの女優は華がある」とか「彼女がいると場が華やぐ」なんていう言葉を聞いたことがあると思います。実は、この“華”こそが、金星の力がもたらす魅力なんです!あなたも、ぜひ〈金星メソッド〉で華のある女性になり、大好きな彼のハートを射止めましょう。■1.金星メソッドとは?金星は美や芸術や財宝をつかさどり、愛情や豊かさや実りをもたらすため、“豊穣星”とも呼ばれます。そして、見かけの素晴らしさだけでなく、内面の充実がともなうのが金星の特徴です。ただ表面的に美しいのではなくて、心の美しさや豊かな感受性もあわせ持ち、さらには教養の香りまで感じさせる女性こそ、本当に華のある女性なのです。男性は、そんな華のある女性には心の底から憧れ、「なんとしても自分のモノにしたい!」と強い欲望を抱きます。男性の憧れの女性になるため、金星の力を取り入れて、華を身につけることができるのが、この〈金星メソッド〉です。■2.〈金星メソッド〉でパワーアップするためのアクション〈金星メソッド〉の効果を上げるためには、以下のように金星的なアクションを実行してください。・フェミニンな髪型やファッションで決めましょう!例:長い髪なら、上品な華やかさのある縦ロール・ヘアに。短い髪なら、キュートな髪飾りを。服はパンツスタイルではなくスカートで。・美術や音楽を日常的に楽しみましょう!例:美しい絵画を携帯待受画面にしたり、明るく楽しい気分になれる音楽をダウンロードしていつでも聞けるようにしておく。・素敵な空間でリッチな食事をしましょう!例:何かの記念日やお祝い、自分へのごほうびに、インテリアがお洒落だと評判のカフェやレストランで飲食する。・アーティスティックな趣味にチャレンジを!例:アート作品を制作できるワークショップなどに参加して、感性を磨いたり、内面の豊かさを育てる。・かわいい小動物や美しい花に触れましょう例:アフター5に動物と触れ合えるカフェへ立ち寄ったり、花を買って帰って部屋に活ける。■3.自分を楽しませて満足することが大切日々を充実させ、心身にゆとりをもちましょう。・朝起きたら真っ先に、楽しい予定について考えること。・季節の移ろいや自然の中の美を、毎日必ず、金星のナンバーである7つずつ見つける。・快適なソファや履き心地抜群の室内履きを購入するなど、あなたのお部屋を今以上に居心地良くする。・お気に入りのジェエリーやお洒落小物は、大事にしまっておくのではなく、ふだんから使って楽しむ。・嫌な人や状況からは、さりげなく離れたり距離を置き、なるべくストレスを軽くする。■4.〈金星メソッド〉による自己暗示以下のような言葉による自己暗示で、あなた自身の気持ちを明るくして、楽しく前進できるようにしましょう。・「きっと今日はステキな出来事がある」と毎日わくわくしている!・明日の私は今日よりもっと美しくなる!・大好きな彼も“華”のある私に見つめられてドキドキする!・あせらない!がつがつしない!優雅なムードが大切!あらかじめ上記のような言葉を最低2つ以上メモしておき、自分の部屋をはじめ、誰もいない空間で声に出して読み上げます。文体は、「ですます調」でも「である調」でも何でもOK。上記の文例と文章が違っていても、かまいません。ただし、必ず肯定的に断定すること。できれば毎日、繰り返し読み上げて、いつでもどこでも暗唱できるようにしましょう。■おわりに金星は明るさや楽しさやトキメキを象徴する星ですから、愚痴や文句を口に出すと、せっかく取り入れた力が消えてしまいます。愚痴や文句を言うヒマがあったら、楽しいことを考えたり実行したりして、嫌なことは忘れるように心がけましょう。(隆速治沙/ハウコレ)
2015年05月18日日本酒輪ッショイ実行委員会は5月24日、大阪・難波~心斎橋一帯にて日本酒バルイベント「日本酒輪ッショイ!! ~everybody goes 日本酒の先入観をぶち壊せ! ~」を開催する。同イベントでは、13店舗の飲食店と12棟の酒蔵が参加。大阪ではあまり流通していない銘柄の蔵元も多数参加し、イベント参加者は各店で日本酒の飲み歩きを楽しめるという。参加店舗は酒蔵とタッグを組み、2~4種類の銘柄の日本酒と3種類程度の料理を提供。日本酒の提供量は60ml~で、価格は200円~500円。なお、クラスや提供量によっては500円以上になる場合もあるという。また、全店で日本酒と料理のセットも500円で提供する。ほかにも、当日は賞品として蔵元おすすめの酒が当たるスタンプラリーも行う。実施するスタンプラリーは、「愛LOVE日本酒を探せ! 」と「鶏料理三国志」の2種類。「愛LOVE日本酒を探せ! 」ではランダムで出没する3人の人物を探し出し、「鶏料理三国志」では同イベントに参加する焼き鳥店3店舗で鶏料理を味わうことで応募券が1口ずつもらえる。両方のスタンプラリーを完遂すると3口の応募券をもらえるとのこと。同イベントの参加料金は1,500円。前売り券のみの販売で当日券は販売しない。チケットの購入は「e+」もしくは参加店舗にて。なお、飲食は全て別途精算となる。詳細は公式Facebookページにて。同イベントの参加酒蔵と主な参加銘柄は、「恵那醸造(岐阜県・"鯨波")」「岡崎酒造場(山口県・"長門峡")」「加越(石川県・"加賀の月")」「沓掛酒造(長野県・"互")」「新谷酒造(山口県・"わかむすめ")」「仙醸(長野県・"こんな夜に…")」「豊島屋酒造(東京都・"屋守")」「中谷酒造(奈良県・"奈良吟")」「福禄寿酒造(秋田県・"一白水成")」「三千櫻酒造(岐阜県・"三千櫻")」「三輪酒造(岐阜県・"白川郷")」「大和川酒造店(福島県・"弥右衛門")」となる。※価格は全て税込
2015年05月09日声優として数多くのアニメ作品に出演し、アーティストとしても活躍中の内田真礼が、自身の3rdシングル「からっぽカプセル」の発売を記念したイベント「Maaya Party! Vol.3」を、2015年4月18日に開催した。大阪・名古屋に続いて行われた「Maaya Party! Vol.3」だが、東京会場はおなじみの科学技術館サイエンスホールで、今回も構成作家のちゃんこ氏が司会を担当。ちゃんこ氏の呼び込みで内田がステージに登場すると、会場からは大きな歓声が上がる。なお、東京会場では3回のステージが行われたが、内田は毎回、衣装を変えての登場となった。オープニングでは、3rdシングル「からっぽカプセル」や『アニメで分かる心療内科』についてのトークを展開。「からっぽカプセル」はハッピーな曲という内田は、ファンと一緒に歌うところがたくさんある曲なので、「皆さんと一緒に作る曲」と語る。さらにオープニングトークでは、来場者アンケートで寄せられた質問に答えながら、「納豆」やドラマ『JIN -仁-』など、内田のハマっているものの話題で盛り上がり、「真礼に聞けば分かる心療内科」のコーナーでは、ファンから寄せられた悩み相談に、名回答・珍回答を交えながら処方箋を出していく。続くコーナーは、3回のステージでそれぞれ違うものが用意され、1回目のステージは「からっぽ格言」。偉人の残した格言の穴あき箇所を埋めるというものだが、最初に「島崎藤村」の問題が出てくると、思わず内田は「しまざき……ふじむら?」。ちゃんこ氏はもちろん会場からも総ツッコミを受けて動揺する内田は、さらに混乱して「ふじむらとうそん」と言ってしまう一幕も。2回目のステージは「深層心理に眠る! からっぽ ?クエスチョン?」。これは、質問に対して頭をからっぽにして、純粋な気持ちで邪念なしで答えるというものだが、BOXから引いた紙に書かれた単語が強制的に答え(深層心理)となるため、・最近ハマっているものは? → 「ヌンチャク」・3rdシングルの聴きどころは? → 「もずく」・次に歌いたい曲のタイトルは? → 「たこ焼き」といった感じのチグハグな回答の連続。予想外の深層心理にも負けず、内田はちゃんこ氏との息のあった掛け合いを交えながら切り抜けていく。3回目のステージは、「Maaya Party!」ではおなじみの「ライブMCリハーサル」。今回は8月に行われるアニメロサマーライブへ内田が出演することが決定しているのをうけてのもので、アニサマのステージでのMCを想定して行われた。そして、イベントの締めくくりはライブコーナー。今回のライブコーナーでは、3rdシングルの「からっぽカプセル」とカップリングの「Life is like a sunny day」、さらにもう1曲ということで、「高鳴りのソルフェージュ」(1回目)、「ギミー! レボリューション」(2回目)、「創傷イノセンス」(3回目)をそれぞれ披露。会場全体と一体となって盛り上がり、各回およそ1時間のステージを締めくくった。
2015年05月02日フィールズは、グループ傘下の円谷プロダクション監修のもと、「ウルトラマンシリーズ」に登場する"怪獣"をテーマにした飲食店「元祖怪獣酒場」を大阪市・難波(なんば)にオープンする。同店は、神奈川県・川崎市にある「怪獣酒場」の店長・バルタン星人によって新しい拠点を命じられた「カネゴン」がオープンさせる居酒屋。カネゴンがバルタン星人にかけられたテレポーテーションの力が強すぎたため、元の世界とは別のパラレルワールド(異世界)であるオオサカに飛んでしまったのが始まりだという。大阪の"なんば"は、若者からお年寄り、国内外から多数の観光客が集まる。また、大阪といえば商いの街として有名ということもあり、お金が大好きな「カネゴン」が商いをはじめるにあたってぴったりの場所ということから、大阪に新店舗をオープンする。店内の雰囲気は、"昭和レトロ"風に仕上げ、宇宙人・怪獣たちが一番元気だった昭和の時代をイメージしている。あちこちに昭和を彷彿とさせる造形物やポスター、看板、ソフビ人形などを飾り、怪獣ブームまっただなかの昭和にタイムスリップしたかのような中で、"怪獣"をモチーフにしたメニューが楽しめる。なお、同店は、バルタン店長が運営する「怪獣酒場」のある世界とは別のパラレルワールドでカネゴンがオープンするため、コンセプトや運営会社は異なる。カネゴンは、バルタン店長の目の届かない世界なので大丈夫だろうと、店名にちゃっかり"元祖"を付けているのにも注目、とのこと。カネゴンはオープンにあたり「老若男女、国籍、人間、宇宙人、怪獣問わず、みんなが元気になれるお店を作るため、2015年4月下旬の開店を目指して全力で準備中です。まずは一緒に働いてくれる仲間を探して走り回っている最中です。人情あふれるこの街で、怪獣味あふれるサービスで、全力でおもてなしいたします」とコメントしている。店舗はなんばグランド花月1階にオープンを予定している。(C)円谷プロ
2015年03月24日