建築家の藤森照信による展覧会「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」が、3月11日から5月14日まで茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。藤森照信は、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残した後、45歳で神長官守矢史料館を設計し、建築家としてデビュー。以後、屋根にタンポポやニラが植えられた住宅や、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室など、建築の概念を超えた新しさと、遠い過去を想起させる懐かしさを併せ持つ独創的な建築を生み出し続けている。2016年6月にオープンした岐阜県多治見市「モザイクタイルミュージアム」を設計、監修したことでも記憶に新しい。同展では、建築と自然の関係を取り戻すべく藤森が取り組んできた“自然素材をどう現代建築に生かすか”、“植物をどう建築に取り込むか”というテーマで造られた作品より、代表的な建築を模型、図面、写真で紹介。なかには、「モザイクタイルミュージアム」など一部を再現した展示も。また、滋賀県近江八幡で創業し140年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋「たねや」が創作の地で展開する「ラ コリーナ近江八幡」のメインショップの「草屋根」、たねやグループの本社「銅屋根」も手掛けた藤森。たねやのお菓子とともに、藤森の建築とたねやの取り組みを紹介するセクションも展開される。さらに、これまで手掛けた建築の屋根や壁などの素材見本や家具なども展示し、藤森の仕事を紹介する。その他、ギャラリー空間に新作の茶室を制作し、会期中はお茶会も開催する予定。【イベント情報】「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:3月11日~5月14日時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)料金:一般800円、前売・20名以上の団体600円、中学生以下、65歳以上、障害者手帳保持者と付き添い1名は無料※「ハイティーンH.T.P.」1,000円(対象:15歳以上20歳未満)、「おとなのパス」2,500円(対象:20歳以上)休館日:月曜日(3月20日は開館)、3月21日
2017年02月05日子連れ旅行は、夫婦ふたりきりや友人との旅行とはちがった楽しみがあり、子どもにとっても見聞をひろげるよい機会です。とはいえ、添い寝ができるうちはそれほどではなくても、大きくなってくると宿泊費も一人前で、家族旅行の費用はぐんと膨らみます。そこで、宿泊料は1泊ひとり1万円以下とリーズナブルにおさえつつ、お泊まりそのものが「体験」になる宿泊施設を調べてみました。■学校に泊まれる! 廃校利用の宿「廃校の宿」は、文字どおり、使われなくなった校舎を自治体や民間団体が宿泊施設として生まれ変わらせた施設です。全国各地にあり、宿泊料は施設ごとに異なりますが、素泊まりで1泊3000~5000円が中心。オプションで食事やバーベキュー、ワークショップなどの体験プログラムを用意しているところもあります。なにより、「学校にお泊まりする」こと自体が非日常体験。想像するだけでもワクワクしませんか? 子どもはもちろん、大人も童心にかえって満喫できそうです。■お泊まりの新スタイル、民泊でハートフルなふれあいを個人宅の空き部屋にお泊まりできる「民泊」。外国人観光客向けのイメージがあるかもしれませんが、民泊が検索できるサイトをみてみると、ファミリーOKなお泊まり先も充実しています。たとえば、いろりのある古民家の1泊2食付きプランが約7000円、目の前にプライベートビーチが広がる南の島に1泊朝食付きで約6000円など、驚きの料金で泊まれる宿もたくさんです。また農業・漁業体験、古民家体験といった、これまで知らなかった世界も体験できます。掘り出し物の宿をみつけられることはもちろん、個人宅だからこそのホストとのふれあいも、お金にかえられない経験のひとつです。その土地ならではの料理を味わいたい、アクティビティを楽しみたいなどの細やかなリクエストにも応えてくれるかもしれません。■青少年自然の家は、家族利用もOK!学生時代、学校行事や部活の合宿などで「青少年自然の家」を利用したことがあるママもいらっしゃるのでは。じつはこの施設、団体だけでなく、家族での利用も可能なのです。特筆すべきはその料金。文科省所管の独行法人が運営していることもあってか、利用料は1泊800円(食事なし、シーツ洗濯代として+200円)と、とてもリーズナブルです。ただし、一般的な宿泊施設とは違い、健全な青少年の教育をサポートする施設ですので、自然体験などなんらかの活動を目的としていることが前提で、起床時間や活動時間といった一日の基本の生活時間が定められているなどのルールもあります。また宿泊施設ではないので、パジャマや歯ブラシを持参する、布団は自分で敷く、部屋の掃除をするなども必要になってきます。アウトドア派の家族ではなくても、この機会にさまざまな自然体験や樹木、野鳥といった自然に触れあうことで、心もからだも豊かに成長できそうです。決まりごとはありますが、それらにのっとって行動することの大切さや活動プログラムを通しての学びなど、子どもにとってさまざまなことを吸収できる宿泊体験となりそうです。■ユースホステルなら、異文化コミュニケーションのチャンス?「ユースホステル」は、誰もが安心して、経済的に泊まれる宿泊施設として世界中に点在しています。こちらもファミリーが利用しやすい施設で、日本では約220カ所に施設があるそうです。宿泊料金は1泊(食事なし)3000~4000円が中心。施設によっては、地域性のあるイベントや体験プログラムを用意しているところもあります。世界各国から集まる旅人や、ペアレントと呼ばれる施設管理人との交流もユースホステルならではのお楽しみです。せっかくの機会なので、滞在時はお部屋(ドミトリー)だけでなく、談話室や食堂に顔を出して、さまざまな国の人々との交流してみてはいかがでしょう。子どもが国際交流に目を向けるきっかけになるかもしれません。今回ピックアップした4つの宿泊施設は、高級旅館のように至れり尽くせりのおもてなしがある、というよりは、身の回りのことは自分たちでしたり、積極的に活動したりするタイプの宿です。できるだけ旅行費用をコンパクトにしたいときはもちろんですが、いつもと違う旅をした、子どもにいろいろな経験をさせたいときに、選択肢に加えてみてはいかがでしょう。廃校施設等活用事例リンク集4 」・民泊で楽しむ田舎体験「 とまりーな 」・ 一般財団法人 日本ユースホステル協会
2017年01月17日日本ユニセフ協会はこのほど、11月30日にバンコクで発信された「アジアの青少年に広がるHIV感染」についての情報を公開した。今回の情報は、12月1日の「世界エイズデー」にあわせて公開されたもの。ユニセフやUNAIDSなどを含むアジア・太平洋地域の複数機関による「青少年キー・ポピュレーションに関するタスクチーム」が、11月30日に発行した報告書「Adolescents: Under the Radar in the Asia-Pacific AIDS Response」で明らかにした。同報告書によると、新たなHIV感染件数は全体として減少しているものの、感染の高いリスクにさらされているグループ("キー・ポピュレーション"といわれる高リスクグループ)に属する青少年層をみると、その数は増加しているという。特にアジア・太平洋地域の青少年の間で、HIVの感染が水面下で広がっている。2014年には、15~19歳の間で推計5万件の新たなHIV感染が明らかとなったが、これは新規感染数の15%に当たる。特にフィリピンでは、2010年には推計800人だった10~19歳の新たなHIV感染者数が、2014年には1,210人へと50%増加した。データがある国々の中で、最も青少年のHIV感染率が高いのはパプアニューギニアとフィリピン。それぞれHIVに感染した人々のおよそ10%を青少年が占めている。新規の感染はバンコクやハノイ、ジャカルタなどの大都市に集中しているという。また、アジア・太平洋地域では、現在およそ22万人の青少年がHIVと共に生きていることも明らかにした。HIVと共に生きる10~19歳の青少年の98%は、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ミャンマー、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、タイ、ベトナムの10カ国に集中しているという。このような新たな感染件数の増加は、性行為を行う相手が複数いることや、コンドームの使用が一貫していないといった、リスクを伴う行為の増加が要因であるという。ユニセフでは、「青少年の間で、エイズまん延の防止に取り組まない限り、2030年までに公衆衛生の脅威であるエイズのまん延を終わらせることは不可能でしょう」と広がる感染に警鐘を鳴らした。報告書では、この状況を変えるため、政府が青少年に関するよりよいデータ、HIV感染予防に向けた戦略、青少年に特化した法や政策を整備することを提案している。
2015年12月08日写真家・山崎泰治の写真展「SIGHT」が、東京都港区海岸のGallery 916 smallで開催されている。同展では、静かな自然の美しさをとらえ、みずみずしい空気を写した「SIGHT」シリーズを展開する。自然のなかを一日中歩いていながら、シャッターを押さない日もあったという山崎。自然の流れと山崎自身の行動が調和した一瞬を撮った写真のなかから6点を大判プリントにて展示する。04年、写真家・上田義彦に師事後、08年で独立した山崎泰治。09年には、リコーイメージングスクエア銀座で行われた「Editors’Choice 雑誌が選ぶ、今最も期待する若手写真家展」に選出されたほか、雑誌『コマーシャルフォト』の特集「NEW COMERS~今、注目の4人の写真家たち~」や、『PHaT PHOTO』の特集「今、この写真家と仕事がしたい」にも選ばれている。山崎は同展での展示作品について「自然の中に足を踏み入れた。そこには僕の存在など全く影響しないほど、静かに強く美しい景色。光、風、音、関わるすべての物事が調和して、留まる事なく、常に流れ続ける。そのことだけを美しいと思い、自然に写真を撮った」とコメントしている。期間は12月27日まで。【イベント情報】「SIGHT」会場:Gallery 916 small住所:東京都港区海岸1-14-24会期:12月4日~12月27日休館日:月曜日(※祝日を除く)時間:平日は11:00~20:00、土日祝は11:00~18:30料金:一般800円、学生・シニア500円、高校生300円
2015年12月05日LINEは7月28日、9月から12月にかけて青少年におけるネット利用実態把握のため、10万人規模の全国調査を実施することを発表した。この調査は、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶を目的としたものだ。対象は全国の小中高(専門含む)の児童および生徒で、7万から15万サンプルの回収を目標にしている。調査結果は来年3月頃を目処に公表予定だ。これまでにもLINEは、全国の学校や教育現場を訪問し、教職員・保護者・児童・生徒に直接ヒアリングすることで、実態に則したトラブル対策や啓発活動を実施してきた。今回実施する調査では、ネット上のトラブル発生原因・過程をより詳しく広範に把握し、根本的な抑制対策を行う考えだ。また、LINEは調査実施と同時に、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けた啓発プログラムとして、マンガ教材とワークショップ教材の改定版も発表した。マンガ教材は9月に提供予定で、小中学生を対象にネット上のコミュニケーションと、対面のコミュニケーションの違いを考えることをテーマにしている。マンガの手法を用いることで、「読むことで理解する教材」ではなく、登場人物の表情や仕草から「情報を読み解く教材」として活用できるという。ワークショップ教材に関しては、8月下旬に提供される予定だ。この教材は、昨年静岡大学教育学部とLINEが共同研究・開発した小中学生向け情報モラル教材の改訂版で、「自分と他人の価値観の違いに再度気づく」という点をテーマにしている。今回は、全国の学校(小・中・高)にLINE社員を派遣しワークショップ授業を数多く実施してきた知見・経験と、教職員の意見をもとに、教材を再開発した。どちらの教材も、子供たち自身が考え、想像できるように工夫されている。また、複数の視点からディスカッションするグループワークでの活用も可能だ。教材やワークショップ授業・講演へLINE社員の派遣については、特設ページから申し込み可能だ。
2015年07月29日ちょっとしたコンクリートの隙間から咲く花や、日の当たらない外壁に生えるコケなどは誰もが日常で目にする光景だろう。人が生活する街でも、いつでも自然の驚くべき力は息づいているものだ。それらがもし数十年もの間放置されたとしたら、いったいこの世界はどうなっていくのだろう。さまざまな国に広がる、そんな光景を追ってみた。自然は文明よりはるかに揺るぎない。そんなことを思わずにいられない、地球の生命力を感じる写真9選を米国サイト「Bored Panda」よりお届けしよう。○ソレント/イタリア山奥にあるかと思いきや、意外にも街の中心部にあるという製粉所の廃墟。最初に建てられたのは3,500年ほど前だという。1866年に人の手によって地形が変えられたため、使用不能になった。中を歩くことはできないものの、夜はライトがともされ谷の深さと廃墟の森の美しさに驚かされるという。Jason Wallace○バション島/アメリカ放置された自転車を取り込みつつ成長した木。苗が自転車を無視して伸びたのか、木に付けられた傷に立てかけられていたのかは分からないが、鉄でさえ木の力にはかなわないようだ。Ethan Welty○詳細地不明/香港密集した住宅街の中にそびえ立つ、廃屋と化したマンション。アスファルトの地割れから草が生えるように、コンクリートのビルからも木が育つ。人が住まなければこの地区一帯が森となるのは時間の問題だ。Romain JL○詳細地不明/ベルギー捨てられたヴィンテージ・カーが森に飲み込まれている。車の雰囲気からいって、50~60年ほど前のものだろうか。きれいに並べられた光景は、まるで高速道路に立ち往生した車が月日を経て自然に還っていったかのようだ。Rosanne de Lange○南部のゴーストタウン/ナミビア1956年に人々が去り、砂に埋もれつつあるナミブ砂漠の家。1900年初頭、この一帯はダイヤモンドの採掘作業員のために作られた居住区だったという。ドイツの町に似せて作られ、学校や発電所、病院、劇場などもあったそうだ。Marsel Van Oosten○シドニー/オーストラリア1972年より、シドニーオリンピックパークに隣接した川に放置されている船。1911年に造られ、第二次世界大戦中は物資輸送船として活躍していたという。現在、さび付いた船は豊かな緑で覆われている。AndyBrii○アブハジア/グルジア廃墟と化した鉄道の駅。天井や柱に施された装飾を見ると、かつては風格のある駅だったようだ。2008年の紛争より情勢の安定しないアブハジアだが、そんなことはお構いなく自然は再生を続けている。Ilya Varlamov○プリピャチ/ウクライナ1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故以来、立ち入ることのできないゴーストタウンとなった街。それから30年近くがたった今、有刺鉄線に囲まれた街には人知れず命が芽生えている。castlemaineindependent.org人が捨てたものであれ、犯した間違いであれ、自然は物も言わずに修復し続けている。それこそ、草木が伸びるように少しずつ、長い時間をかけて。地球に甘えて生きている人間は、まだまだ学ぶべき点が多いようだ。このほかの「自然が文明に勝った瞬間」はオリジナルサイトを参照。○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年03月17日総務省は9月30日、青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査を実施し、結果概要を「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」として取りまとめ公表した。総務省では平成23年度、インターネット・リテラシー向上施策の重要性に鑑み、今後同施策を効果的に進めていくために、青少年のインターネット・リテラシー(ILAS:Internet Literacy Assessment indicator for Students)を可視化するテスト等を開発。今年度は平成24年度・25年度に引き続き青少年のインターネット・リテラシーを測るテストを、平成26年6月から7月にかけて、全国22の公立・私立の高等学校などにおいて、約3700名の1年生を対象にIDを割り付けた上で無記名形式でテストを実施。併せて、利用している機器やトラブル経験の有無等についてアンケートを行い、クロス集計を行なった。その結果、「1.インターネット上の違法コンテンツ、有害コンテンツに適切に対処できる能力」「2.インターネット上で適切にコミュニケーションできる能力」「3.プライバシー保護や適切なセキュリティ対策ができる能力」のいずれにおいても正答率は70.2%となり、平成25年度(68.9%)より平均点が同等かそれ以上となり、年々、リスク対応能力の向上がみられた。特に、男子より女子が平均点が高く、大分類では2.不適正利用(インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力)が最も差が大きい。結果から、全体のリテラシーは向上しつつあるも、依然として弱点もあり、更なる啓発が必要という結果となった。スマートフォン保有者は全体の88.1%と昨年度(84%)より上昇。また、インターネットに接続する際、最もよく利用する機器についても、スマートフォンが全体の80.1%と昨年度(75%)より上昇。1日当たりの使用時間(平日)をみると、スマートフォンは「1~2時間未満(29.1%)」が最も多いが、スマートフォン以外の機器は「1時間未満」が最も多い。一方で、1日当たりの平均使用時間(休日)では、スマートフォンは「2~3時間未満(23.2%)」が最も多く、「6時間以上(15.7%)」が続く。同調査では更に、「青少年がインターネットのプラス面を感じ、例えば、知りたいこと、見たいものがすぐに調べられるようになった、と全体の92.3%の青少年が感じている」「スマートフォンやSNSを使う際、家庭のルールがある青少年(71.5%)は、家庭のルールがない青少年(69.5%)より正答率が高く、リテラシーが高い」とアンケート結果と分析を行っている。
2014年10月01日大阪市立自然史博物館は10月13日まで、特別展「ネコと見つける都市の自然 -家の中から公園さんぽ-」を開催している。○ネコと一緒に都市の生きものの暮らしと変遷を探し、都市生態系を考える家の中から公園まで、都市には様々な生きものが暮らす。同展は、そうした都市の生きものの暮らしと変遷をネコと一緒に探し、都市生態系について考えるものとなる。「都市には自然がない」といった言い方をされることがあるが、山や川や海とは違うものの、都市には都市の自然が存在する。あちこちに虫が暮らし、公園にもビル街にも鳥の姿がある。都市に自然がないのではなく、気付いていないだけなのだという。同展は、こうした意外と豊かな都市の自然に気付いてもらおうと、企画された。今回は展示全体の案内ネコとして、「ニャンたろう」が登場。パネルや展示の随所でニャンたろうが、「ニャンだろう?」と都市の自然を紹介していく。会場は、「都市環境の概要」「都市で暮らす生きものとその変遷」「都市における人と生きものの軋轢」「これからの都市における生きものとの共生」で構成。「セミのぬけがら約10万個」「兵隊虫遊びの思い出」「都市の中の社寺林と黄金御殿」「アシダカグモ vs. ゴキブリ(動画)」などの展示を行っている。開催日時は、7月19日~10月13日 9時30分~17時(入館は16時30分まで)。休館日は月曜日(ただし、月曜日が休日の場合はその翌日)。会場は、大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)。観覧料(税込)は、大人500円、高校生・大学生300円。
2014年09月26日ソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)「mixi」を運営する「ミクシィ」は、12月10日より、同SNSにおいて「青少年保護のためのゾーニング(利用者ごとによる機能制限)施策」の強化を実施した。今回行った「青少年ユーザー保護施策の強化」では、青少年ユーザーのアクセスの制限を「友人の友人まで」から「友人まで」に変更。同SNSにおける、プロフィールの検索や閲覧範囲の制限をより強めている。同社ではこれまでにも、同SNSの健全性向上のため、18歳未満の青少年ユーザーに「友人検索機能、コンテンツ検索機能の利用制限(日記・フォト・動画・レビュー)」、「ユーザーアクセスの一部制限」、「青少年にふさわしくない一部のレビュー・広告の非表示」などの保護施策を実施。さらに、携帯電話事業会社との連携による「年齢情報認証」の実施や、人・システムによるパトロール、セキュリティーシステムの整備、教育・啓発活動など、さまざまな取り組みを行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日NPO法人「自然・自分かい」は、日本の食文化の発酵食品の一つである「漬物」についてアンケート調査を実施した。「あなたの家では漬物は購入ですか? 手作りですか?」との問いには、回答者500名のうち223名が「購入のみ」と答えた。「ときどき手作りする」と答えたのは204人。「常時手作り」と答えたのは71人で、半数以上の人が手作り漬物を楽しんでいることが分かった。回答者の声としては、「おばあちゃんのような古漬けがうまく作れない。あの味が懐かしい」「義母が毎日つけているぬか漬けは、家族への愛情を感じます」「今は母が漬物を漬けてくれていますが、母の味を受け継ぎながら、自分オリジナルの漬物がいつか漬けれたらなぁ~って思っています」など、暮らしや家族の大切な日常として息づいていることが分かる意見が多く寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日中国の子どもたちのために東京海上ホールディングス株式会社は17日、昨年から開始した「中国における青少年育成支援事業」に関して、本年の活動詳細を公表した。これは1949年5月に設立された、中国・中華全国青年連合会と協力して行われているもので、教育用品の寄贈や奨学金の設置などを行っている。※画像は中国の市街地孤独な留守児童の支援を発表によると、本年は東京海上日動火災が1980年に中国で代表処を開設してから30年目にあたり、これを記念してより一層育成事業を強化したという。特に中国で社会問題化している、出稼ぎに出た両親のあとを守る「留守児童」へのケアに対し、協賛や各種支援を行う方針。同社は「留守児童」ケアの具体策として、中国貴州省の自治州において、「留守児童との交流ボランティア」を日本・中国のグループ社員から募集し、交流イベントなどを行うとした。また昨年の実績として、北京市と四川省の学校に教育用品や本などを寄贈。同社は今後の取り組みについて下記のようなコメントを発表している。東京海上グループは、「地球環境保護」「安心と安全」「青少年育成」をテーマに、今後も世界各地で地域・社会貢献活動を推進することを通じて、地域の皆様とともに豊かで快適な社会づくりに貢献してまいります。
2010年11月25日ダニエル・ラドクリフが、悩みを抱えるLBGT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、性同一性障害者)および自身の性的指向が未確定(Questioning)の青少年たちの支援活動するアメリカのNPO「トレヴァー・プロジェクト(Trevor Project)」制作の自殺防止の公共広告に出演した。現在オンラインでも視聴可能なこの広告で、ダニエルは「どうしようもなく絶望的な気持ちになったとしても、助けになる場所が必ずあります。24時間いつでも、誰かと話すことができます」と、アメリカ国内で24時間通話可能なトレヴァー・プロジェクトのホットラインについて説明し、「君が君であることに誇りを持ってください」と語りかけている。いじめに遭う同性愛の少年を描いてアカデミー賞短編映画賞を受賞した『Trevor』(原題)にちなんで、同作のペギー・ラジスキー監督が設立したトレヴァー・プロジェクトは、カウンセラーを含めた160人体制で24時間、悩める青少年からの電話に対応している。MTV Newsの取材を受けたダニエルは「ずっと以前から、こういうことをしたかったんだ。僕はゲイの男性に囲まれて育ったし、僕にとって(LBGTの人々の存在は)当たり前のものだった。それに、いまの僕ならトレヴァー・プロジェクトのような素晴らしい団体に力を貸すことができるから」と、出演を決めた経緯を語った。ダニエルは昨年8月にも同団体に多額の寄付をしている。トレヴァー・プロジェクト公式サイト写真は今年3月にMTVに出演した際のダニエル・ラドクリフ。-(C) Splash/AFLO(text:Yuki Tominaga)
2010年05月19日