大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.1では、鎌倉の高台で自然に囲まれながらのんびり暮らす、酒井景都さんのお家をご紹介。子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります!profile酒井景都さんモデル・デザイナー1982年、東京都生まれ。イギリスアンティークショップを経営する両親のもとで育つ。現在はモデルとして活動するかたわら、アパレルブランド『And Curtain Call』や、baby & kidsブランド『tytaar』のデザイナーとして活動する。Instagram:@katiiesakaiFAMILY:3人家族(パパ・ママ・長女6歳)HOUSE TYPE:一軒家/注文HOUSE DETAIL:築1年/180㎡/4LDKAREA:神奈川県鎌倉市こだわりの住まいについて自然と家族とシームレスにつながるとことんのびのびできる家まるで森にいるかのように心地いい、酒井さんのお家。「自然と隣合わせの家に住みたくて、この鎌倉の山付きの土地にたどり着きました。私は海好きで、夫は大のキャンプ好きなんです」家づくりのメインテーマは、“自然とシームレスに繋がること”。大きな天窓からは太陽の光がさんさんと降り注ぎ、家中の窓には鮮やかな緑が映ります。「視覚的にも楽しいスキップフロアを取り入れて、できるだけ壁をなくし、ガラスでゆるやかに空間を間仕切り。この開放感ある造りは家族とのつながりも強く感じられるんです」この家に引っ越してからは鳥のさえずりとともに、朝は5〜6時に目覚める日も多いという酒井さん。娘さんが起きる前、ひとりで海へ散歩に行くのも小さな楽しみなのだとか。「娘にも鎌倉の豊かな自然とともにのびのび育ってほしいです!」KITCHEN & DINING黒×真鍮の洗練された空間でいつもの食事をちょっぴり上質に前から使っている黒の冷蔵庫に合わせてキッチンの背面はブラック、ダイニングテーブルはグレー、シンク台はホワイトをチョイス。家の大部分を占めるベージュホワイトの壁と馴染むように、ゆるやかなグラデーションを描いた。引き出しの取っ手やシンク下のタオルバーには、経年変化を楽しめる真鍮をアクセントに。2~3mmの薄塗りで高い防水性と強度がかなう『モールテックス』を採用したダイニングテーブル。できたての料理を食べてほしいからと、キッチンと一体型でオーダー。料理をしている人が孤立せずに会話に入りやすいというメリットも。エントランスに続くステップのある廊下と、ダイニングとの間には腰の高さほどの引き戸を設置。「ペットの脱走対策と小さな子が落ちないように設けました。ガラスなので見た目も圧迫感がなく気に入っています」キッチン台の上には、何万点もの作品にアクセスできるデジタルアートフレームと、建築士さんから引っ越し祝いにいただいた〈能作〉の真鍮の花瓶が凛と生える。まるでキッチンではないような高級感ある空間に。LIVING子どもが自由に遊べるようにものは最小限、空間は広々使う!「ものが散乱しないように、わが家は収納だけの部屋を2部屋設けることにしました」。夜はリビングの真っ白な壁に単焦点プロジェクターで大画面映像を投影。お友達を呼んでホームシアターを楽しむことも。「ゆくゆくはLDKのモルタルの床と山を地続きにして、アウトドアリビングを楽しもうと計画中です」ソファは〈TRUCK FURNITURE〉。「今まで何度か引っ越してきましたが、どんな家、どんなインテリアとも馴染みやすいです」。今の家で迎え入れたのが、ピエール・ジャンヌレのラウンジチェアのリプロダクト品。どんな角度から見ても美しい!LDKには床から天井いっぱいまである大きな窓が。「涼しい時期は窓から見える庭で夫が焚き火をしていることも。録画機能付きの野鳥用のエサ箱『Bird Buddy』も設置しているのですが、まだ鳥の姿を捉えたことはないんです」上から見たとき、LDKのアクセントになっているのが、リビングの小さな階段。「家の中に“やわらかさ”や“温かみ”がほしいとリクエストしたところ、建築士さんが提案してくださったひとつがこのアーチを描いた木の階段でした」KIDS ROOMキュートなピンクがアクセント♡ヨーロッパの子ども部屋をイメージ6畳ほどの子ども部屋。カラークロスが印象的なヨーロッパの子ども部屋をイメージして、壁紙はピンク色をチョイス。「娘に好きな色を選んでもらいました。窓の外に広がる緑とのコントラストも可愛いですよね」。部屋の中には『これどこの?』と聞きたくなる、おしゃれでカラフルなオモチャがたくさん!グレイッシュなパープルが可愛い、デンマークのBaby&Kidsブランド〈sebra〉のおままごとキッチン。「シンプルなものは可愛くしてあげたいと思うみたいで、子ども部屋の家具にはシールがたくさんついています」1歳の頃から使っている子ども用クローゼットは〈IKEA〉で購入したもの。「娘は毎朝クローゼットとにらめっこしながら、自分で服をコーディネート。こだわりが強くて決まらない日は、遅刻ぎりぎりまで悩んでいます(笑)」絵本とオモチャの収納コーナー。4色で描き分けられる〈gg*〉の家型お絵描きボードや、星のダイヤルを回すと木のビーズが出てくる〈kiko+〉のガチャガチャなど、木製のカラフルなオモチャはインテリアのアクセントとしても◎。娘さんの背丈ほど大きな4階建ての木製ドールハウスは、イギリスの老舗メーカー〈Le toy van〉のもの。ハウスの中にはシルバニアファミリーのウサギたちを発見!「ハウスのどこかにウサギを隠してそれを見つける、ドールハウスかくれんぼでよく遊びます」BEDROOMやわらかな光で気持ちよく目覚める、ベージュホワイトのベッドルーム東向きの大きな窓からたっぷり朝日が入る寝室。「この家に引っ越すまで朝が苦手でしたが、今では朝日と鳥のさえずりとともに気持ちよく目が覚めます」。奥の鏡は引き戸になっており、その先にはウォークインクローゼット、バスルームへとつながる。「夜、お風呂から上がったら、すぐに着替えて就寝できるスムーズな動線を考えました」半年待ちでやっと届いた、ナラ材の木目が美しい〈TRUCK FURNITURE〉のベッド。「ヘッドボード上の小さな棚には、ティッシュケースなどちょっとしたものを置けて便利です。ベッドリネンはホテルみたいで気持ちがいい白で統一しています」第二子の出産に向けて用意した〈STOKKE〉のベビーベッド。「長女を産んだときはレンタルしたのですが、意外と長く使ったので今回は購入することに。大きいサイズのマットレスもあって、成長に合わせて長く使い続けられます」北欧ヴィンテージのチェストは、引っ越しを繰り返してもなお使い続けている10年来のお気に入り。出番の多いアクセサリーや香水類は見えるところに並べて収納。アクセサリーの飾り台は意外にも〈IKEA〉で見つけたケーキ皿!BATHROOMまるで露天風呂のような開放感あふれるプライベートルーム家づくりで特にこだわったバスルーム。壁は少しドライな風合いがナチュラルで心地いい、ベージュの大理石調タイルをチョイス。ポイントカラーに選んだ黒のシャワーヘッド、蛇口、窓枠も相性よく溶け込む。「娘のお見送りを終えたあと、ひと息ついたときの朝風呂が日々のご褒美タイム。夏は窓の外によく蝶々が飛んでいます」大きな鏡にグリーンが映える、すっきり気持ちのいい洗面所。「ホテルでよく見かける、2つ並びの洗面台で家族並んで歯を磨くのに憧れて、今回思い切って取り入れることに。ですが、いまだに使う時間が被りません(笑)」スキンケアアイテムやタオル類は洗面台下の棚に隠して収納。そのおかげで飾りを楽しめる空間に。洗面台用のコップは、ガラスみたいな〈PLAKIRA〉のもの。ゆらぎを感じられるデザインは石や植物などの自然物と相性◎。ATELIERのどかな鎌倉の景色を一望!感性をのびのび育てる仕事場アンティークやヴィンテージが好きという酒井さんらしさが光るアトリエ。スペインから取り寄せたグラフィカルなタイルと濃いグレーの壁、アンティーク感のある棚板がアクセントに。窓からは鎌倉の山と街の景色を一望できる。「ここは仕事場としてだけではなく、娘と絵を描いたり、友人を招いたときはお茶スペースとしても重宝しています」巨大プランターが一体となったオーダーメイドの大きなテーブル。「前の家ではダイニングテーブルとして使っていました。もともと青いドラム缶でしたが、今の家に合わせて濃いグレーに塗装。植物も新たに植え替えました」お気に入りだという〈櫻井焙茶研究所〉の茶葉は、別で購入した黒い茶筒に入れて保管。「アトリエのクローゼットの中にはウォーターサーバーも設置。キッチンにわざわざ行かなくてもそのままお茶が淹れられます」アトリエで娘さんと絵を描く酒井さん。「10年ほど前に水彩画の個展を開いたことがあって、また挑戦したいと計画中です。今はつわりがひどくてなかなかできていないのですが、この家でもたくさんの絵を描いてみたいです」自然に囲まれた環境でのびのび家時間を楽しむ酒井さん家族のお家、いかがでしたか? 子どもと心地よく暮らすための工夫やもの選びのアイディアなど、ぜひ参考にしながら自分たちらしい家族の住まいを育ててみてくださいね。
2023年06月28日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、5月27日(土)と28日(日)の2日間、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催される『春のキッズフェスタ2023』に出店します。このイベントは、独立行政法人国立青少年教育振興機構、株式会社ラフ&ピースマザー、株式会社CANVASのコラボイベントとして開催されます。“たくさんの体験をひとりでも多くの子どもたちに届けるために”をテーマに、多種多様なワークショップからステージイベントまで、子どもと大人が楽しめるプログラムがたくさん用意されています。また、多くの企業ブース出店もあります。ビクセンブースでは、手作り望遠鏡のワークショップ(有料)を行うほか、双眼鏡や顕微鏡、ルーペなどの自然観察アイテムの製品体験を実施します。ぜひビクセンブースにもお立ち寄りください。手作り望遠鏡イメージ『春のキッズフェスタ2023』開催概要■開催日時:2023年5月27日(土)~28日(日)両日とも10:30~17:00※一部時間外実施のイベントもあり■会場:国立オリンピック記念青少年総合センター■参加費:無料(一部有料プログラムあり)■イベント公式HP: ビクセンワークショップ『手作り望遠鏡をつくろう』倍率約3倍の簡易望遠鏡です。スクラッチシートにお絵かきをして、オリジナルの望遠鏡をつくります。■開催時間:両日とも10:30~17:00(最終受付16:30)■体験場所:中央広場■対象:2才(保護者同伴)~14才■参加方法:随時受付(満席の場合は席が空き次第ご案内)■所要時間:20分程度■参加料:共通チケットにて500円※現金でのお支払いはお受けしておりません。100円のチケットが10枚セットになった「共通チケット」でのお支払いとなります。共通チケットについては、下記ページの参加方法をご覧ください。 <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン 公式Facebook 公式Twitter また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月19日2023年2月18日(土)にバンドー神戸青少年科学館にてコニカミノルタプラネタリウムが主催する音楽ライブ『LIVE in the DARK w/大木伸夫(ACIDMAN)』を開催します。ACIDMANとして、これまで天体や宇宙に関する楽曲を数多く発表してきた大木伸夫がついにバンドー神戸青少年科学館に登場します。『LIVE in the DARK w/大木伸夫(ACIDMAN)』をバンドー神戸青少年科学館で開催バンドー神戸青少年科学館にて『LIVE in the DARK w/大木伸夫(ACIDMAN)』の開催が決定しました。本公演は2022年7月にバンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムが多目的ドームシアターとしてフルリニューアルしたこと、さらに全編ACIDMANの音楽を使用し、大木伸夫監修によるプラネタリウム作品「星になるまで~ music by ACIDMAN~」の上映を記念した特別公演です。天体、宇宙、そして生命といった壮大なテーマの楽曲を数多く発表してきた大木伸夫。美しい星々と大木伸夫が放つ音楽の共演をお見逃しなく。※本公演は大木伸夫ソロでの出演となります。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽ライブ。星々がひしめく暗闇の中で耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。バンドー神戸青少年科学館ドームシアター(プラネタリウム)のフルリニューアルより、新たに導入された光学式投映機「Infinium Σ(シグマ) KOBE」が映し出す圧倒的にリアルな星々と臨場感あふれるドーム映像で、非日常のひと時をお楽しみください。●チケット販売に関して●■「ACIDMAN MOBILE」会員先行受付(抽選)2022年12月10日(土)10時~12月18日(日)23時59分の期間、ACIDMANオフィシャルファンクラブ「ACIDMAN MOBILE」を通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて先行受付(抽選)を行います。 ■一般販売(先着)2023年1月7日(土)午前10時~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK w/大木伸夫(ACIDMAN)』inバンドー神戸青少年科学館 イベント概要●出演:大木伸夫(ACIDMAN)日程:2023年2月18日(土)時間:1st Stage 16:30開演(16:00開場) / 2nd Stage 18:30開演(18:00開場)料金:一般シート:7,000円(税込) / リラックスシート:16,000円(税込) ※2名掛け・各公演4席限定※『リラックスシート』は1枚のチケット料金に大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます。場所:バンドー神戸青少年科学館ドームシアター(プラネタリウム)※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し全席販売にて実施いたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●大木伸夫 プロフィール●ロックバンドACIDMANのVo,G。1997年ACIDMANを結成。“生命”“宇宙”をテーマに掲げ、幅広いサウンドで音楽の可能性を追求し続けている。数々の音楽フェスの大トリを務め、現在までに12枚のオリジナルアルバムを発表、6度の日本武道館公演、2017年には結成20周年の集大成として故郷埼玉県、さいたまスーパーアリーナにて「SAI」を主催。薬剤師の資格を持ち、所属事務所の代表も務める。幼少期より宇宙への関心が高く、その知識や、宇宙視点からの思想などを反映した唯一無二の世界観を作り出している。国立天文台副台長、教授・渡部潤一、宇宙飛行士・油井亀美也、理学博士・吉川真、宇宙科学研究所助教・春山純一など、宇宙航空分野の人物との対談も多い。2022年には25周年イヤーの集大成として5年ぶりに「SAI 2022」を開催する。【オフィシャルWEBサイト: 】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月09日世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会は、第5回世界青少年「志」プレゼンテーション大会を2022年10月10日(月祝)に開催いたします。本大会は、世の中が抱えている課題を解決したり、人々の幸せに貢献できる仕事を創ったり、困っている人を助けたり、世界を繋ぐ架け橋となったり、地球規模の問題に向き合ったりするなど、自分の役割を果たそうとする事を決意した、青少年たちの「志」の発表の場です。志の力には大人も子どももありません。そのプレゼンテーションには感動があります。私たちが託す、未来を創る青少年たちの熱き想いをどうぞお聴きください。大会ホームページ: 視聴者募集■世界青少年「志」プレゼンテーション大会のミッション未来永劫に万物の命が輝く地球であり続けるために、世界の青少年たちが志に生きる素晴らしさを広めることで、誰もが志でつながる世界を創る「志」とは世のため、人のため、未来のために自分の心の奥底にある崇高な想いを自他を活かして実現していく決意■世界青少年「志」プレゼンテーション大会の2030ビジョン(1)全国各地からプレゼンターが集う場にする。市区町村→都道府県→地方→全国→世界(2)各国で世界青少年「志」プレゼンテーション大会が行われるようにする。(3)200カ国から代表者が一堂に会して、2030年以後の地球の未来を創作する 世界青少年「志」サミット を実現する。■第5回大会の目標「未来に大きく飛躍する 伝説の第5回大会 を皆で創る!!」日時:2022年10月10日(月祝)13:00~16:30アフターパーティー 17:00~19:00会場:東京ウィメンズプラザホール×オンライン(Vimeo)アフターパーティー UnCafe(ホールと同ビル地下2階)主催:一般社団法人 志教育プロジェクト共催:一般社団法人 メキキの会主管:世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会後援:文部科学省 環境省 外務省 読売中高生新聞(読売新聞社)プレゼンター:10~22歳の青少年を日本全国・海外から募集し、200名以上の応募者の中から選出されたファイナリスト12名大会での審査:最優秀賞2名(文部科学大臣賞・環境大臣賞) 優秀賞2名を決める参加費 :<基本料金>※全て税込み価格一般(会場) 3,000円一般(オンライン) 2,000円子ども(会場) 1,000円子ども(オンライン) 500円※子ども 10~22歳、9歳以下無料※ただし、世界記録に挑戦中の「HOKUSAI志モザイクアートプロジェクト」に参加した場合以下の割引料金にて参加可能<モザイクアート参加者割引価格>一般(会場) 2,000円一般(オンライン) 1,000円子ども(会場) 500円子ども(オンライン) 無料<アフターパーティー>5,000円■大会参加お申し込みの仕方視聴するには2つの方法があります。1) 大会ホームページから[基本料金]で申し込む大会ホームページ から入っていただき、「大会参加」から「参加チケット(会場・オンライン)はこちら!」をクリック。申し込みページ( )が開きます。表からご希望のチケットを選択し、お申し込みください。オンラインの場合、後日Vimeo視聴情報がメールにて送られます。2) 「HOKUSAI志モザイクアート」に参加し、[モザイク割]で申し込む紙に手書きでご自身のゆめや志を書き、写真に撮って応募することで、割引価格で大会にご参加いただけます。応募についての詳細はこちら→ 写真応募後に自動返信で届くメールから、大会にお申し込みください。■プログラム12:15 受付開始13:00 世界青少年「志」プレゼンテーション大会開会開会セレモニー・審査員の方法の説明・審査委員紹介13:25 「志」プレゼンテーション・1人5分間のプレゼンテーション・講評15:20 休憩15:35 会場からの感想 全国志ビジネスプレゼンテーション大会紹介15:45 ギネス世界記録 HOKUSAI志モザイクアートプロジェクトの経過報告 ほか16:05 審査結果発表・表彰16:20 記念撮影 テーマソング「KOKOROZASHI」合唱16:30 閉幕16:45 休憩17:00 アフターパーティー 「ファイナリスト応援の輪をつくろう」19:00 閉会・解散■参加特典<会場・オンライン共通>(1)ファイナリスト、一人一人に応援メッセージを送ることができる!(2)最も共感した人に投票できる!(3)志教育プロジェクト理事長出口光 著「志共育とは」(仮)小冊子のPDFデータをプレゼント(4)夢や志をもつ子を育てる講座(大人向け)ご招待 または 青少年のための志共育講座(青少年向け)ご招待■前回大会参加者の声・未来の地球がより良くなっていくイメージが湧いた。・地域で志共育を普及させていく決意をあらたにしました。・感動と希望に満ちた最高の体験!・素晴らしすぎるプレゼンテーション大会でした。・来年はプレゼンターとして参加したくなった。・若者の志を聞いて心が洗われました。・これほど行動している青少年がいるのかとびっくりしました。・子どもたちが、地域や世界にまで目を向け、その問題解決に向けて行動している姿に感動。・同世代や年下の世代の様々な志をきいて、私も頑張ろうと思った!・ファイナリストの等身大のプレゼン、日本の未来は明るいと強く思いました。■審査員メンバー<審査委員長>大久保 秀夫氏株式会社フォーバル代表取締役会長 公益資本主義推進協議会会長<審査委員>・下村 博文氏元文部科学大臣 衆議院議員・鈴木 寛氏元文部科学副大臣 東京大学・慶應義塾大学教授・尾山 優子氏環境パートナーシップ会理事・事務局長・白駒 妃登美氏株式会社ことほぎ代表取締役 福岡大学経済学部非常勤講師・佐々木 喜一氏成基コミュニティグループ代表兼CEO 教育再生実行会議前有識者委員・出口 光氏一般社団法人志教育プロジェクト理事長 日本学ユニバーシティ学長 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日カナダグースと写真家で俳優のコール・スプラウスは、自然の強さと美しさからインスピレーションを受け、2022 年スプリングでの取り組みに続き、2022FW キャンペーンで再びタッグを組み、「Live in the Open」を公開しました。キャンペーンはアルバータ州のカナディアン・ロッキーで撮影され、軽量のアウターウエア、通気性の高いアパレル、新たなフットウエアなど、カナダグースの最新コレクションにふさわしいロケーションとなりました。カナダグースの最新キャンペーン「Live in the Open」は、母なる自然の美しさ、自然の要素や進化を称えるとともに、カナダ西部におけるカナダグース製品のパフォーマンスの高さを表現しています。そして、かつてこの地を横断した人々に敬意を表し、誰もが新たな高みを目指して冒険することを後押ししています。スプラウスは、デジタルとアナログの2つのカメラを使って、豊かな環境とあらゆる自然の魅力、そして最新コレクションの鮮やかな色彩を撮影しキャンペーンに命を吹き込みました。「私たちは常に、環境とどのように共存し、生きていくかを選択してきました。人間と自然が対立する時代は過ぎ去り、私たちの世代の最大の課題は、いかにして自然と調和して生きていくかを学ぶことなのです。」とスプラウスは述べています。「カナダの大自然にしっかりと根ざしたルーツを持つカナダグースが、「Live in the Open」のキャンペーンでカナディアン・ロッキーを拠点にするのは、とてもふさわしいことだと思います。私は再びタッグを組み、自然の美しさをありのままに称えるこのキャンペーンを撮影できることに興奮しています。」― コール・スプラウス 2022FW キャンペーンは、自然の奥深さと美しさに根ざしています。雪を被った山々、青く冷たい川、素晴らしい景色に囲まれたアルバータ州のカナディアン・ロッキーでは、内陸部ならではの体験が可能です。スキー、ハイキング、スノーボードなど自然を満喫できる、さまざまな冬のアウトドアアクティビティを楽しむことができます。このキャンペーンは、カナダグースの「Live in the Open」の理念を強調し、自然界や他の人々とのより深いつながりを築くことを目的とした Basecamp コミュニティからインスピレーションを得ています。今回のキャンペーンでは、フットウエアに加え、重ね着に適した軽量なアイテムやアパレルを取りそろえ、それぞれのスタイリングや自己表現が楽しめるようデザインされています。冬の装いに最適なサイプレス&クロフトン パッファーは、暖かさとボリューム感をさらに進化させました。リサイクル フェザーライト リップストップ素材で作られたパッファージャケットは、どちらも内ポケットに収納可能で、外出先でも簡単に持ち運ぶことができます。マスコーカ フーディーやマスコーカ&ヒューロン クリューネック、パンツは、一日中快適さと柔らかさを保てるように作られています。カナダグースのアパレルとアウターウエアは共に着用することで更なる効果をもたらします。爽やかで涼しい夜からドライブ旅行まで、カナダグースはこれらのアイテムを通じて、多様なライフスタイルをサポートします。HUMANATURE はカナダグースの目的プラットフォームで、サステナビリティとカナダグースの価値観に基づいたイニシアチブを統合し、「この地球を冷たく、住む人々を暖かくすること」というブランドの目的を表しています。私たちは、持続可能なインパクト戦略を通じて、地球を冷たく保ち、地球と環境を守ることに専念しています。カナダグースのレガシーを生かし、製品だけでなく、コミュニティ、人々、文化への敬意を込めて、物理的にもシンボリックにも人々を暖かくしています。カナダグースについて1957年にカナダ・トロントの小さな倉庫で創業したカナダグースは、ライフスタイルブランドであり、パフォーマンスラグジュアリーアパレルのリーディングカンパニーです。パーカやレインウエア、アパレル、アクセサリーに至るまで、すべての製品は北極圏の厳しい環境にも耐えるため、機能性のヘリテージが組み込まれています。絶え間ないイノベーションと妥協のないクラフトマンシップにインスパイアされ、メイド・イン・カナダへのこだわりを持ち続けています。2020年にはサステナビリティとカナダグースの価値観に基づくイニシアチブを統合し、「この地球を冷たく、住む人々を暖かくすること」を目的としたプラットフォーム「HUMANATURE」を発表。インダストリアルフットウエアの設計・製造を行うカナダのBaffin(バフィン)も所有しています。詳しくは をご覧ください。【カナダグース直営店はこちら】カナダグース千駄ヶ谷店〒150-0001東京都渋谷区神宮前 2-22-16 1FTEL:03-5860-6518OPEN:11:00~19:30カナダグース阪急メンズ東京店 (*メンズアイテムのみ)〒100-8488東京都千代田区有楽町 2-5-1 6FTEL:03-6228-5167OPEN:11:00~20:00カナダグース京都 BAL 店〒604-8032京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町 251 京都 BAL 6FTEL:075-708-3840OPEN:11:00~20:00カナダグース公式オンラインストア
2022年08月05日2022年9月24日(土)にバンドー神戸青少年科学館にてコニカミノルタプラネタリウムが主催する音楽ライブ『LIVE in the DARK w/moumoon~SUMMER ACOUSTICS 2022~』を開催します。本公演はバンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムのフルリニューアルを記念した特別公演です。『LIVE in the DARK w/moumoon~SUMMER ACOUSTICS 2022~』バンドー神戸青少年科学館で開催フランス語の『mou(やわらかい)』と、英語『moon(月)』をかけあわせた、”やわらかい月”という意味のアーティスト・ネーム通り、これまでも「星」や「月」などプラネタリウムに関連する楽曲を数多く発表しているmoumoon。本公演は今年7月にバンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムが多目的ドームシアターとしてリニューアルオープンしたことを記念した特別公演です。サポートにeji(ピアノ)を迎え、ピアノと歌という極限までシンプルな編成で開催します。プラネタリウムで特別な非日常のひとときを、ぜひ。※moumoonのメンバーはYUKAのみの出演となります。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽ライブ。星々がひしめく暗闇の中で耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。今回のリニューアルにより新たに導入される光学式投映機「Infinium Σ(シグマ) KOBE」が映し出す、漆黒の闇に輝く圧倒的にリアルな星々と、moumoonの放つ音楽が高次元で共鳴する特別なプラネタリウムライブをお楽しみください。●チケット販売に関して●■moumoonオフィシャルファンクラブ「月面秘密基地」先行受付(抽選)2022年7月21日(木)18時~7月24日(日)23時59分の期間、moumoonオフィシャルファンクラブ「月面秘密基地」先行受付(抽選)を行います。 ■一般販売(先着)2022年8月6日(土)午前10時~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●【特別公演】『LIVE in the DARK w/ moumoon~SUMMER ACOUSTICS 2022~』inバンドー神戸青少年科学館 イベント概要●出演:moumoon・YUKA (サポート:eji)日程:2022年9月24日(土)時間:1st Stage 16:30開演(16:00開場) / 2nd Stage 18:30開演(18:00開場)料金:一般シート:6,900円(税込) / リラックスシート:16,000円(税込) ※2名掛け・各公演4席限定※『リラックスシート』は1枚のチケット料金に大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます。場所:バンドー神戸青少年科学館ドームシアター(プラネタリウム)※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し全席販売にて実施いたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●moumoon プロフィール●YUKA(Vo./Lyrics)とMASAKI(Composer)によるユニットとして2005年に結成。moumoonとは、フランス語の『mou(やわらかい)』と、英語『moon(月)』をかけあわせて作った、”やわらかい月”という意味の造語。2010年5月にリリースした7th Single「Sunshine Girl」は資生堂 ANESSAのCMソングに起用され、130万ダウンロードを突破するスマッシュ・ヒットとなった。デビュー15周年のメモリアル日となる2021年7月26日に配信シングル「君の隣、太陽の下で」をリリース。毎年秋には恒例の「FULLMOON LIVE SPECIAL~中秋の名月~」を開催。2022年3月16日(水)に配信シングル、「未来よ、私を追いかけろ」と中秋ライブのBlu-ray商品、「FULLMOON LIVE SPECIAL 2021 ~中秋の名月~」を同時リリースした。moumoon HP: ●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月21日舞台『青少年アシベ』が、7月13日に東京・大手町三井ホールで開幕。公演初日を迎え、舞台写真と芦屋アシベ役の熊谷魁人、阿南スガオ役の小坂涼太郎、原作の森下裕美、笑平からコメントが到着した。『青少年アシベ』は、テレビアニメ化もされたヒット作『少年アシベ』の主人公たちが、小学2年生から高校生に成長し、その青春を描いた作品。舞台版のテーマは“最大の友情”で、ゴマちゃんがいる水族館の館長になった主人公アシベ(熊谷魁人)と、家族での海外赴任から日本に帰ってきたスガオ(小坂涼太郎)を中心に、イケメンに成長し人気者の麻原遊馬(谷水力)、昔と変わらずボーイッシュな加藤マコト(松田彩希)、兄のことが大好きな坂田新一(田中尚輝)、 “スガアシ”を追いかける腐女子となった荒川ユミコ(佐久間比呂美)、ユミコと共にBL漫画を作る天地まお(松谷賢示)、女の子に見える不思議な男の子の東山健司郎(ぎんしゃむ)らが青春ストーリーを繰り広げる。熊谷魁人劇中では、TVアニメ『少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん』で「ゴマちゃん」の声を担当していた東山奈央が、舞台版でも「ゴマちゃん」の声として出演しているほか、全員で「ネパールダンス」を披露する場面もあり、観客と共に楽しめる振付や、舞台のために制作したオリジナルの主題歌も見どころとなっている。左から小坂涼太郎、熊谷魁人舞台『青少年アシベ』は7月17日まで同所で上演中。芦屋アシベ役 / 熊谷魁人 コメント■初日を迎えるにあたっての気持ち最初は座長として座組みをどうやって成功に導くか、原作の世界観をどう立体的にしていこうかなど、様々なことで悩みましたが、頼れる俳優陣に恵まれ初日を迎えることができ、今はやっとこの作品をお客様にお届けできる喜びの気持ちでいっぱいです。■作品や役に関しての見どころ作品の最大のテーマとして友情を掲げていて、シーン毎に友に対する色々な想いがあります。アシベや周りの仲間たちが魅せる友情の素晴らしさに注目していただきたいのと、主題歌はこの作品の真っ直ぐな気持ちを表している歌詞と皆さんと一緒に踊れる素敵な振りになっていて、フィナーレを皆さんと飾れるのがとても嬉しいです。一緒に盛り上がりましょう!!■お客様へのメッセージ舞台「青少年アシベ」、無事に初日を迎えることができました。これも作品を応援して下さる、皆さんのお陰です。ありがとうございます。原作ファンの方は勿論、この世界を初めて体験する方も楽しんで頂ける作品になっていると思います。アシベくんの青春の清涼感をこの夏、皆さんに味わって頂けたら嬉しいです。阿南スガオ役 / 小坂涼太郎 コメント■初日を迎えるにあたっての気持ち初日を迎えることができました。油断せず最後まで走り抜けられることを願って精一杯演じたいと思います。出演が叶わなかった小池唯さんの分まで楽しみます!!■作品や役に関しての見どころキャストの仲の良さが伝わればなと思います!そして、みんなで踊れる可愛らしいダンスがあります!是非注目してみてください!■お客様へのメッセージ学生時代を思い出してほっこりする。そんな作品になっております!高校の文化祭をみたかのような、懐かしい気持ちになってくれたらなと思います。是非、楽しんでくださいねー!!原作 / 森下裕美 コメント物語の最初は全てゼロです。ゴマちゃんもアシベもスガオも最初はいなかった。アシベがゴマちゃんに出会って関係性ができて、初めて物語が始まったのです。「青少年アシベ」も、私と作画の笑平さんが繋がって、今回のお芝居のプロデューサー菅谷さんに繋がり、出演して下さる俳優さん達に繋がりました……いつもの「青少年アシベ」より、たくさんの人の想いが詰まった物語を楽しんで下さい。原作 / 笑平 コメント多くの方が色んな場所で色んな想いを持ってたくさん頑張って頂きました。本当にありがとうございました。皆様たくさん観に行きましょう…!<公演情報>舞台『青少年アシベ』7月13日(水)~17日(日) 東京・大手町三井ホール原作:森下裕美・笑平『青少年アシベ』(双葉社 アクションコミックス)演出:加藤真紀子脚本:倉科未和【出演】芦屋アシベ:熊谷魁人阿南スガオ:小坂涼太郎麻原遊馬:谷水力加藤マコト:松田彩希坂田新一:田中尚輝天地まお:松谷賢示荒川ユミコ:佐久間比呂美東山健司郎:ぎんしゃむララ・ライト:森公平アミル:塩見奈映チット・チット・プー:市川美織スガオの母:芳賀優里亜スガオの父:兼崎健太郎 ほかゴマちゃんの声:東山奈央【チケット料金】(税込 / 全席指定)S席:12,800円 ※S席特典付き・客席前方ブロックA席:7,800円チケット購入リンク:【お問い合わせ】サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日12:00~15:00)関連リンク公式HP::
2022年07月14日気鋭の若手演出家、河井朗率いる演劇ユニット「ルサンチカ」が2021年~2022年にかけて上演した『GOOD WAR』を2022年7月、神奈川県立青少年センタースタジオ HIKARIにて開幕します。『GOOD WAR』メインビジュアル河井の祖母が植物状態になったことをきっかけに「社会的に人を人たらしめているものは何か」を考えるべく、2019年~2022年の4年間にわたる継続事業として「理想の死に方」、「仕事について」、「あの日と争いについて」を不特定多数の人々に取材をし、作品制作を継続していました。本作は既成戯曲、小説、インタヴュー、記事など多岐にわたる上演テキストを用いて各会場が争いの「跡地」となってしまったと想定し、2021年2月に京都府立文化芸術会館、12月に東京のこまばアゴラ劇場の2都市で上演し好評を博しました。2021年京都府立文化芸術会館公演より2022年にも1月にクリエイティブセンター大阪、2月に東京の北千住BUOYで上演しましたが、2公演とも新型コロナウイルスの影響により出演者不在となる中、俳優の台詞を録音・編集し、モノローグとして会場に流す「演劇×現代美術」を標榜するインスタレーション作品として新たな上演形態となりました。2022年1月クリエイティブセンター大阪公演より2022年2月北千住BUoY公演よりそして2022年7月、『GOOD WAR』という言葉の持つ意味は大きく変わりました。過去の公演ではフィクションとしていずれくる「その日」を立ち上げてきましたが、現実に認知しやすい「その日」が起こり、これまで以上に大きな影響を与えられ始めました。これまでの「争い」と語られていた言葉と、現在のこの社会状況で語られる「争い」について大きな違いがあるはずです。そのため、新たな作品としてリクリエイションを行いました。『GOOD WAR』フライヤー1ビジュアル『GOOD WAR』、それは勝者の言葉か、それとも傍観者の言葉か。大半は闘いが終わった後に自分達を正当化、または自身を肯定するために、この言葉を使用されます。人々によって語られた「争い」を記録し、そこに争いがあった事実を舞台に立ち上げ、GOODなWARなど存在しないことを明らかにするために上演します。ルサンチカGW写真横浜(1)ルサンチカGW写真横浜(2)『GOOD WAR』では私たちが「あの日」と聞いて想像する争いと日常に起こり得る争いの2つの意味が含まれています。私たちは生きている限り、これからも誰か、何か、環境などなどと闘い続かなければいけません。現時点で戦っていなくても、生きている限りいずれ争いに巻き込まれることは現在の世界が物語っています。いずれくる「その日」と、過去にあった「あの日」との向き合い方を鑑賞者と共に考えます。ルサンチカ写真横浜(3)ルサンチカ写真横浜(4)詳細はホームページへ 【公演詳細】○原案:『よい戦争』(作:スタッズ・ターケル 訳:中山容 他 1985年7月25日出版:晶文社)○構成・演出:河井朗○出演:蒼乃まを、伊奈昌宏、金定和沙、永井茉梨奈○日時・会場2022年7月7日(木)~7月10日(日)神奈川県立青少年センタースタジオ HIKARI○チケット取扱(PassMarket) 24時間購入可 (事前決済)主催:ルサンチカ 神奈川県○問い合わせ: ressenchka@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月08日一般社団法人日本ネイチャリスト協会(所在地:兵庫県芦屋市、代表理事:石塚 美織怜)は、自然療法と伝承文化を用い大切な人の健康を守る「ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)養成講座」を2022年6月9日(木)に開始します。※「ネイチャリスト」は当協会の商標登録です。「ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)養成講座]」詳細URL: 一般社団法人日本ネイチャリスト協会■背景未曾有のコロナ禍によって、社会の枠組みや価値観が大きく変容しました。それにより、新たに健全な人生を送るためのケアが必要となります。ケアを行う私たちセラピストは、時代に沿った正しい知識と技術を学ぶことが求められます。やさしくやわらかに寄り添う大和心で躰に触れ、心に触れます。症状や状態に応じ、改善へと導く力をもつスペシャリストのネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)を育てます。■ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)とは主に触れることを間口に、自然の恵みと先人の知恵の伝承文化と自然療法を用い、大和心を備えた高いホスピタリティと勤勉で起用な匠の技術で心・躰・魂をケアするスペシャリストです。■展開内容(1)【現代女性のたしなみ的セラピー】大切な人の健康をまもり、世を癒し健全な社会の実現を目指します。そのために薬や人工物、機械的なものに頼らず“自然の力と知恵”“先人より受け継がれてきた文化と技術”で心と躰と魂を健康に保つ力を養います。(2)【ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)養成講座】ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)は、主に心と躰に“触れる”ことを間口に、礼儀作法、心理療法、植物療法、鉱物療法、解剖生理学、運動療法、手技療法を“5つ講座”に分けて人を癒す方法を学びます。(3)【5つの珠を集めてコンプリート】●伝統文化と癒療道●自然療法●コミュニケーション&マナー●メンタルケア●タッチケアこれらの世界観の魅力を理解し、5つの珠を全て集めたら【ネイチャリスト】として認定します。(4)【癒す道】ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)養成を通して美徳を積む日本人のあり方(道)を伝承し、先祖やご家族の誇りとなる様に育みます。■今後の展開海外に紹介人を思いやり、気持ちを汲み、心を遣い、気を働かせる大和心の素晴らしさ。器用で勤勉な努力を重ねるがゆえの技術力。言葉と動作で敬意を表す世界に誇るホスピタリティ。これらを国内外問わず日本人、日系人が自分の魂のルーツに誇りとなるネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)を育成し紹介します。海外から多くの人が日本にネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)という人の道を学びに来れるように備えます。その担い手になっていただけたらと思います。■会社概要商号 : 一般社団法人日本ネイチャリスト協会代表者 : 代表理事 石塚 美織怜所在地 : 〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町5-26 マリヤキャリーヌビル設立 : 2022年2月22日事業内容: 自然療法、伝統文化教育ネイチャリスト(癒療家ゆりょうか)の育成と活動支援URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人日本ネイチャリスト協会 お客様相談窓口TEL : 079-724-9486お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日住宅密集地でのパッシブデザイン太陽の光や熱、風など自然エネルギーを最大限に活用し、エアコンなどの設備に頼りすぎることなく快適な暮らしを実現する“パッシブデザイン”。その設計手法を取り入れた家づくりに定評のあるオーガニック・スタジオの代表・三牧省吾さんが4年ほど前に建てた新居は、住宅密集地でのパッシブデザインの可能性を追求した実験住宅である。「この敷地は、南側と西側に3階建ての住宅が隣接しているため日当たりが悪く、しかも台形の小さな変形地のため、売れ残っていた物件でした。ただ、北東側は小さな水路と遊歩道があって開放的。ここなら悪い面を建築的に解決できるのではないかと思ったのです。もともと売れ残りには良いものが隠れていると考えていたので、まさに探していた物件でしたね」。3階までは南側からの陽射しが望めないため、屋上へ向かう階段室の窓から太陽光をたっぷり取り入れるよう工夫した。窓には断熱効果の高いペアガラスを採用し、床にはレンガを蓄熱材として使用。また、階段室の屋根には太陽熱集熱パネルを設置。1階まで貫く螺旋階段を利用して暖気を送り、暖房の補助としている。高い断熱性能を有した家は、まるで床暖房を入れているかのように足元まで暖かい。日当たりの良い家を希望していた奥さまは、この土地を最初に見たときは青ざめたという。「南側が開いていなくても、こんなに暖かくて明るいなんて目から鱗でした。家の中が一定の温度で快適です」と話す。2階ダイニングからの眺め。家の前の水路には白鷺や川鵜なども訪れるという。「ベランダに遊びに来るシジュウカラやスズメに癒されています」(奥さま)。ターミナル駅から数駅離れた静かな住宅地に建つ。「遊歩道につながるように庭を作りたかったので、家はL字型にしました」(三牧さん)。1階のビルトインガレージには、奥さまが一目惚れしたというジムニーが駐車。北海道産のナラ材を張った玄関ドアと鉄平石の壁が目を引く。左側には三牧さんの事務所がある。4階の高さにあたる屋上の庭園。周囲に遮るものはなく、さいたま新都心のビル群まで望むこともできる。右側が階段室で、屋根には太陽熱集熱パネルを設置。屋上に続く階段室。冬は太陽光を取り入れて暖房の補助に、夏は雨戸を閉めて日差しを遮り、通風の役目も。全フロアが一続きの自由な空間25坪弱の敷地に建つ三牧邸。「緑に触れる暮らしがしたくて屋上に庭を造りました」と三牧さん。20畳ほどの屋上スペースでは軽量土壌によるガーデニングを行っている。夏にはナスやピーマンなどの野菜やハーブ類など、ここで収穫した食材が食卓を彩る。また、ウッドデッキでビール&バーベキューをしたり、メダカのビオトープも楽しみのひとつという。土や水の重みに耐え、木造でありながら耐震性を確保できるのは、SE構法を採用したため。さらに、自由な空間構成を楽しめるのもSE構法の利点である。三牧邸は、1階のゲスト用トイレ以外には扉がない。2階にはLDK、3階にはバスルームと寝室があるが、扉や仕切りを設けることなく、全フロアで1つの空間を実現。風や空気が通り抜ける心地よい家となった。「ドアのないバスルームを実験的にやってみたかったのです」とは三牧さん。「トイレもシャワーブースも死角になっているため、ドアがなくても気になりません」と奥さまも不便さは全く感じないという。開放的でホテルライクなバスルームには、奥さまが勤務しているドイツの設備メーカーの商品を使用。すでに廃盤になっている貴重なものもあり、上質な空間づくりに一役買っている。「いつか使いたいと思って個人的に大切に取っておいたお気に入りの水栓たちをあちこちに使用することができて、とても嬉しいです」(奥さま)。階段から一続きの2階のLDK。塔屋へとつながる螺旋階段からの光や風も取り入れている。どっしりとして座り心地のよい革張りのソファは『KOKOROISHI』。アンティークの裁縫用テーブルとの相性も良い。1階から塔屋までを貫く螺旋階段は、自然光を各階に届ける。左側がゲスト用トイレ。2色使いの壁面がおしゃれなゲスト用トイレ。ロンドンの電車で使用していた吊り棚にトイレットペーパーを収納。屋内で扉があるのはここだけ。3階の階段室から下を見る。正面奥がバスルーム、廊下を右に行くと寝室へ。杉板を使用した造作の洗面化粧台。鏡は美容師の友人から譲り受け、フレームの色を塗り替えた。照明も自身で着色し、レトロな雰囲気に。水に強いイペ材で囲ったバスタブ。南側の窓からたっぷりの光が入る。オーバーヘッドシャワーが設置されたシャワーブースとトイレ。階段側からは死角になるよう配置されている。クラシックな印象の水栓。すでに廃盤になっている商品で、奥さまのお気に入りの1つ。3階の寝室。床は無垢のナラ材、壁はブルーグレーに塗った信州唐松を使用。壁の一面のみネイビーにペイントし、落ち着いた印象に。ベッドの左脇には、2階へとつながる通気口を設置。心地よいラスティックスタイル家を建てるにあたり奥さまが三牧さんに伝えたのは、「どのような暮らしがしたいか」ということだったという。「生活の中で、自分がしたいことや楽しみたいことを伝えました。例えば、お酒をゆっくり家で飲みたい、という具合に」。大きな作業台を設えた2列型のキッチンは、奥さまのそんな希望から生まれた。「お酒にあわせて作ったおつまみを作業台に置いて、飲みながら、つまみながら、また調理する・・・。2人で一緒に料理を作り、飲んだり、会話したりできるキッチンが理想だったんです」。また、「真新しいものではなく、素朴で荒々しさがやや残るラスティックな雰囲気もイメージとして伝えました」とも。漆喰やタイルの壁、全国各地の木材を使用した床や造作の家具など、年月が経てば経つほど味わいが増す自然素材にこだわった空間は、アンティークの家具や雑貨とも調和している。「コロナ禍で在宅勤務になり、家にいる時間が圧倒的に増えました。それだけに好きなものに囲まれた居心地の良い空間で、好きなことをすることの大切さを感じますね」と奥さま。三牧さんも「料理していても、掃除していても、何をしていても、暮らしているだけで楽しい家になったと思います」と。何気ない日常を存分に楽しまれているお2人の表情は、充足感に満ちていた。「暮らしの中心」と奥さまがいうダイニングキッチン。2人でキッチンに立つことも多いという。ダイニングテーブルは国産ナラ材の丸太から切り出した板にスチール製の脚をつけた。椅子はすべてアンティーク。手前のウィンザーチェアはイギリス製で、三牧さんのおばさまから譲り受けたもの。螺旋階段に設えた美しい曲線を描く真鍮の手すりは、特殊金属加工ができる友人が手掛けた。三牧邸の建具の金具はほとんどが真鍮製。「経年変化が楽しめ、あたたかみがあるので好きなんです」とお2人。杉板を使用した大き目の作業台とキッチンカウンター。構造上で生まれたくぼみ(奥)は調味料などを陳列。その上にある通気口は3階の寝室へとつながっている。照明はアルヴァ・アアルトの『ゴールデンベル』。名古屋モザイク工業でセレクトしたタイルと杉板のカウンターが絶妙にマッチ。キッチンの水栓はスプリング式のスプレータイプで便利。階段脇の壁一面に施した杉板の本棚。山登りが趣味というご夫妻のリュックやカメラのレンズ、アンティークグッズなど好きなものを気軽に置いているそう。エアコンは冬場はほとんど使用しないとのこと。コンパクトなオーストラリア製の薪ストーブ。「暖房器具というようりも、一生楽しめるオモチャとしておすすめです」と三牧さん。リビングの床は北海道産のシラカバ、壁は漆喰など、自然素材をふんだんに使用。三牧邸設計オーガニック・スタジオ所在地埼玉県さいたま市構造木造SE構法規模地上3階延床面積136.89㎡
2022年04月21日この度、福岡県私学協会(会長:八尋 太郎)と国際ロータリー第2700地区(2021-22年度ガバナー:貫 正義)とで「青少年育成分野」において相互の協力体制を取るべく、包括連携を締結することになりました。調印式を2月3日(木)11:30より、ホテルオークラ福岡にて行います。■「青少年育成分野」における包括連携についての主旨:国際ロータリーの戦略計画には優先項目が4つあります。「より大きなインパクトをもたらす」「参加者の基盤を広げる」「参加者の積極的なかかわりを促す」「適応力を高める」参加者の基盤を広げ、積極的な行動を主体とした奉仕を推進するためには、ロータリアン一人ひとりが日頃から地域社会にネットワークを広げ、いろいろな方とのコミュニケーションを心がけ、あらゆる機会をとらえて地域社会のニーズを拾い上げることが大切です。福岡県私学協会と国際ロータリー第2700地区は、福岡を中心とする活動範囲を等しくしており、それぞれが持つ人的、知的、物的資源を大きなくくりでとらえ、それらを有効に活かすことができれば、特に青少年育成分野において大きな成果を生み出すことが期待でき、結果として地域社会が益々発展していくことは疑いのないことでもあります。そのためにも福岡県私学協会との間で「青少年育成分野における包括連携協定」を締結すべきであると考え、双方合意に至りました。■調印式 開催概要青少年育成分野における包括連携合意書 調印式開催日時:2月3日(木) 11:30~12:00会場 :ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町3-2)主催 :福岡県私学協会/国際ロータリー第2700地区■青少年育成分野における包括連携合意書(主要部分のみ抜粋):福岡県私学協会(以下「甲」という。)、及び国際ロータリー第2700地区(以下「乙」という。)は、相互の連携を強化し、福岡県内(一部佐賀・長崎含む)における青少年育成分野の取組みの一層の活性化等に資するため、以下のとおり青少年育成分野における包括連携に関する合意書を締結する。(目的)本合意書は、甲、乙が、緊密な相互連携と協働による活動を推進することにより、青少年育成分野の取組みのより一層の活性化を図ることを目的とする。(連携事項)甲、乙は、前条の目的を達成するため、次に掲げる事項について連携し、協力する。(1)青少年育成と教育振興に関すること(2)子育て支援に関すること(3)高齢者及び障がい者の支援に関すること(4)食育・健康増進に関すること(5)観光・文化・スポーツ振興に関すること(6)地域の安心安全に関すること(7)地域防災・災害対策に関すること(8)環境対策及びリサイクルに関すること(9)地域社会活性化に関すること(10)その他、青少年育成分野の取組みに関すること■福岡県私学協会について:福岡県私学協会は昭和21年に設立され、現在、福岡県内の私立の高等学校59校、中等教育学校1校、中学校26校、小学校8校が加入しており、福岡県における私学の振興を図っています。ウェブサイト: 事務局 : 福岡市中央区天神4-8-15 福岡ガーデンパレス2FTEL : 092(713)7281■国際ロータリー第2700地区について:国際ロータリー(RI)は、様々な文化・人種の垣根を超え、全世界35,000以上のロータリークラブを通じて、120万人以上の心ある人々がロータリー会員として日々活動しています。「RI」は、「国際ロータリー(Rotary International)」の一員であることを、「D2700」は、その「第2700地区(District 2700)」であることを表しています。つまり、国際ロータリーの第2700地区という意味です。われわれ国際ロータリー第2700地区は、日本国内にある34地区のひとつとして、福岡、壱岐、対馬、鳥栖の九州北部エリアに、61のロータリークラブを展開しています。世界各地の職業人と、地域社会のリーダーからなる国際ロータリーは、ローカルに考え、世界規模でつながりながら、人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進するという使命感を共有し、課題を「機会」と捉えるロータリー流の発想を武器に、より暮らしやすい世界を実現すべく、日々意欲的に時間とエネルギーを捧げ続けています。2021-22年度ガバナー : 貫 正義(福岡南RC所属)ガバナー事務所 所在地: 福岡市博多区博多駅前2丁目1-1電話 : 092-481-2650会員数 : 約3,200名クラブ数 : 61クラブURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月31日株式会社JX ENTERTAINMENTは、日韓の青少年達が合同で行うオンライン音楽会「声の形」を2021年10月24日に開催いたします。声の形 メインポスター本イベントは大韓民国外交部が主催する公募型事業「日韓民間公共外交活動支援事業」として韓国・全羅北道国際交流センターが実施するもので、日本と韓国の青少年たちがオンラインを活用し音楽を通して交流と友好を深めることを目的としています。各演奏者はZoomを通して合奏を行い、2021年10月24日(日)17時から大阪市内の会場にて放映され無料で参加することができます。また、音楽会の総監督は2018年平昌五輪開会式・閉会式の音楽総監督の担当者である総監督 張 在孝(チャン・ジェヒョ)が務めます。本イベントのプログラムは大きく5つのグループに分かれており、それぞれのグループが洗練された演奏を披露します。演奏曲の中には、魔女の宅急便の主題歌や千と千尋の神隠しの主題歌、SMAPの世界に一つだけの花、そしてBTSのDynamite・Pemrmission to dance・Butterなど両国を代表する名曲がさまざまな楽器を用いて奏でられます。■開催概要日時 : 2021年10月24日(日)17:00~(約90分)会場 : WITH CAFE(大阪市東成区東中本1-16-15 3F)主催 : 大韓民国外交部主管 : 全羅北道国際交流センター運営 : JX ENTERTAINMENT問い合わせ: 06-4792-8406 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月19日世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会では、世の中が抱えている課題を解決したり、人々の幸せに貢献できる仕事を創ったり、困っている人を助けたり、世界を繋ぐ架け橋となったり、地球規模の問題に向き合ったりという自分の役割を果たそうとする事を決意した、青少年たちの発表の場『第4回世界青少年「志」プレゼンテーション大会』を2021年10月10日にオンラインで開催いたします。志の力には大人も子どももありません。そのプレゼンテーションには感動があります。私たちが託す、未来を創る青少年たちの熱き想いをどうぞお聴きください。WYK2021パンフレット(1)■目的(1) 国際連合が提唱するSDGsの取り組みに賛同し、地球の危機を救うというところから「志をつなぎ、良い世の中をつくる」ことの重要性を世界に発信する。(2) 日本・海外の枠を超えて、次世代のリーダーとなる若者が集まり、志を共有する「氣脈」をつくる。ビジョン 「誰もが志でつながる世界を創る!」第4回の目標 「世界中の若者たちが志に目覚め、共に未来を創造する場を創る!」■開催概要日時 :2021年10月10日(日)会場 :完全オンライン(ZOOM)、YouTubeライブ配信主催 :一般社団法人志教育プロジェクト共催 :一般社団法人メキキの会主管 :世界青少年「志」プレゼンテーション大会実行委員会後援 :文部科学省 環境省 読売中高生新聞(読売新聞社)プレゼンター:10~22歳の青少年を日本全国・海外からの応募を募り、約200名の応募者の中から選出されたファイナリスト12名大会での審査:最優秀賞2名(文部科学大臣賞・環境大臣賞) 優秀賞2名を決める参加費 :無料(本会)、アフターパーティー代は別途集める■大会参加お申込みの仕方視聴するには2つの方法があります。1) ZOOMに参加し、会場票の投票やファイナリストへのコメントを書くことができる。大会HP から入っていただき、「参加申し込みはこちら」をクリックすると、申し込みページが開きます。 お名前、メールアドレスを登録することで、後日ZOOM IDが送られてきます。2) YouTubeから視聴する。(投票やコメントはできないけれど、登録の必要がない。)配信のURLです。 ■プログラム12:30 受付開始13:00 世界青少年「志」プレゼンテーション大会開会開会セレモニー・審査員の方法の説明・審査委員13:35 「志」プレゼンテーション・1人5分間のプレゼンテーション・講評15:25 休憩15:30 記念講演 プロ冒険家 阿部 雅龍氏15:45 阿部氏+過去ファイナリストとの対談16:10 審査結果発表・表彰16:30 閉幕16:45 休憩17:00 アフターパーティー 「ファイナリスト応援の輪をつくろう」19:00 閉会・解散■審査員メンバー<審査委員長>・大久保 秀夫氏株式会社フォーバル代表取締役会長 公益資本主義推進協議会会長<審査委員>・下村 博文氏元文部科学大臣 衆議院議員・鈴木 寛氏元文部科学副大臣 東京大学・慶應義塾大学教授・青木 仁志氏アチーブメント株式会社 代表取締役会長 兼 社長アチーブメントグループ 最高経営責任者(CEO)・工藤 勇一氏横浜創英中・高等学校校長 元千代田区立麹町中学校校長・尾山 優子氏環境パートナーシップ会理事・事務局長・藤原 誠氏サンクスアイ株式会社 代表取締役・佐々木 喜一氏成基コミュニティグループ代表兼CEO総理大臣諮問機関教育再生実行会議前有識者委員・出口 光氏一般社団法人志教育プロジェクト理事長 日本学ユニバーシティ学長 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月07日大らかな家族写真家の鈴木竜馬さんは自宅の設計を依頼する際に具体的なリクエストはあまり出さず、建築家に大部分をまかせるかたちで臨んだという。「趣味のために使える空間はひとつほしいという話はお伝えしました。あとはこちらからいろいろと希望を出すよりもプロにお任せしてヒアリングしていただいことを設計に生かしていただこうと」設計を行った土田さんは鈴木さん一家の趣味や、好きな洋服、食事等々を聞き出したほか、家族それぞれの人柄にも接した結果「皆さんとてもおおらかなので、いろんなことを決めつけてしまうというか使い方を限定するような家にしてしまうと鈴木さんの家族にはフィットしないだろうなと」判断した。鈴木邸のアプローチ。外装材は窯業系サイディングを裏返しにしたものに撥水材を塗って使用している。玄関部分にかけられた庇がわりのオーニング。この下で食事をすることもあるという。奥に見えるのが裏山。家の中にあるもうひとつの家鈴木邸の玄関を入るとすぐ目の前に広がるのが家の中に施工途中の家が入っているような一見不思議な光景だ。これから壁をつくって窓をはめ込むところだろう――そんな印象を受けるこのつくりには「鈴木さんたちのおおらかさにフィットするように」という思いのほかに、また別の設計側の意図が込められている。「土間部分とLDKとを壁できちっと仕切るととたんにLDKの空間が限定されてしまう。それで土間自体もリビングのように感じられるようにしながらも、一方で人はある程度の縛りがないと落ち着かないところもあるので、少し囲まれている感覚をつくり出すためにケージのような空間を家のなかに設けました。このことで広がりがつねに感じ取れる空間になったのではと思います」(土田さん)玄関を入ったところから見る。家の中に入れ子状にもうひとつ家が入っているように見えるが、この内側にはLDKがつくられている。右の土間になった廊下を進むと突き当りの左手に奥さんのアトリエがある。キッチン側からリビングを見る。後ろの柱が廊下の土間スペースとリビングをゆるく仕切っている。さらに土田さんは「ケージのようにゆるく仕切られた空間の周りに土間があって、そこから建物を出ると庭がある。さらにその外側には裏山があって、リビングからいくつものレイヤーが裏山のほうまで広がっていくような感じで家族の居場所をイメージしていきました。リビングから裏山までどこでも居場所になるようにすれば鈴木さんの家族が伸びやかに生活できるのではないかと考えました」と続ける。キッチンには「ざっくりとつくられた雰囲気のなかに完成度が高くクールに感じられる場所をつくろう」(土田さん)ということで、通常は下地材として使われるフレキシブルボードが採用された。キッチンの壁に張られたのはモザイクタイル。「フレンチな雰囲気がほしい」という奥さんの希望から選ばれたもの。1階につくられたトイレと浴室。壁を隔ててこの左手にLDK、右手にアトリエがある。最小限の間仕切りゆるく仕切られているのはLDK部分だけではない。内部を仕切る壁の量が最小限に抑えられ家全体が1室空間に近いかたちになっている。1階はトイレと浴室を囲む壁を取ってしまえばまったく壁の無い空間になるし、2階の寝室には間仕切り兼用の収納が中央に置かれているのみだ。しかもこの間仕切り兼収納は移動することができる。これは鈴木さんたちが大らかに暮らせるための装置であるだけでなく、さらにまた別のファクターを考慮したうえでのアイデアだった。「これからも鈴木さんの趣味が増えていくだろうなと想定できたので、そうしたことにも対応し、かつ、将来お子さんが家を出ていくとかで家族の構成が変わっても対応できるように、家じゅうをフルに使い切れるようにしつつ、収納部分を移動できるようにして可変性のある空間のつくりを考えました」はじめは鈴木さんの趣味の部屋であったが、設計途中で彫金でアクセサリーを製作する奥さんのアトリエに変更された。廊下から裏山の方向を見る。設計途中で鈴木さんの部屋になったスペース。カメラ機材やキャンプ用品、自転車の部品、DIY用の道具などが置かれている。2階の寝室側からトイレを見る。トイレの並びは収納で衣類が収められている。左の収納には衣類が、右の収納には季節ものの家電やクリスマスツリーなどが収められている。どちらも可動で、家族構成の変化などに合わせて自由に空間を仕切ることができる。どこにいても気持ちよく過ごせる越してきてから2年半ほど。家ではリビングで過ごす時間が長いという鈴木さん。「仕切りがないので、リビングにいても2階や庭で遊んでいる子どもたちの声が聴こえてきて気配が感じられるのはすごくいいですね」と話す。さらに「1室空間のような感覚のこの家では、どこがいちばんいいということもなくどこにいても気持ちよく過ごせるし、椅子さえあればどこにいてもくつろぐことができる」という。裏山の草を刈り竹や木を切ってマウンテンバイクで走り回れるようにしたという鈴木さん。「きれいになった山で子どもと遊んだりできるのですごく楽しい」という。また「ある意味贅沢させてもらっているなと思います」とも。自宅の敷地内で自然を楽しみ満喫できる。鈴木さんの言葉通り、都内でこれほど「贅沢」なことができるのも珍しい。本当にうらやましいことだ、そう強く思った。このケージのようにゆるく仕切られたリビングから、土間、庭、裏山へと居場所が途切れなくつながりつつ広がっていく。鈴木邸設計no.555一級建築士事務所撮影鈴木竜馬所在地東京都八王子市構造木造規模地上2階延床面積103.85㎡
2020年06月22日映画『ハニーランド 永遠の谷』が、2020年6月26日(金)より、アップリンク渋谷・吉祥寺ほかで公開される。北マケドニア、ヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性を追って映画『ハニーランド 永遠の谷』は、ギリシャの北に位置する北マケドニアを舞台に、ひとりの養蜂家の女性を追ったドキュメンタリー作品。彼女が暮らすのは、北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた、電気も水道もない土地。そこで寝たきりの盲目の老婆と共に暮らしながら、“ヨーロッパ最後”の自然養蜂家の女性として、慎ましやかに生活を営んでいる。“蜂の生活も守る”持続可能な生活の中で彼女のモットーは、「半分は自分に、半分は蜂に」。野菜や果実の実りに、重要な役割を果たす蜂たちの生態を壊さぬように、持続可能な生活と自然界のバランスを保つことを大切に考えている。しかしそんなある日、彼女の暮らす土地に、突然見知らぬ家族たちがトレーラーで押し寄せる。子供たちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生… 3年の歳月と400時間以上の撮影から生み出された、人間と自然界の悲しみや希望を丁寧に描き出す。映画賞を席巻!アカデミー賞にもノミネート国際的な数々の映画祭において、30以上の受賞を連ねて注目を集めている本作。第92回アカデミー賞においては、ドキュメンタリー映画賞をはじめ、2020年度の話題作『パラサイト 半地下の家族』と共に、国際映画賞(旧・外国語映画賞)にノミネート。受賞こそ逃したもの、ドキュメンタリー作品が、国際映画賞部門に選出されるのは、アカデミー賞史上初の快挙となる。詳細映画『ハニーランド 永遠の谷』公開時期:2020年6月26 日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開監督:タマラ・コテフスカ、リュボミル・ステファノ2019年北マケドニア映画配給:オンリー・ハーツ
2020年02月07日煙突から煙が昇る家神奈川県内の自然豊かな場所に建つ山小屋風の家。人気作家の個展時には朝から行列ができる東京・神宮前のギャラリー『うつわshizen』の店主、刀根弥生さんと、ご主人の刀根淳さんの住まいは、挿花家の雨宮ゆかさんのお宅のすぐお隣。刀根さんのお花の先生でもある雨宮さんから隣の土地が売りに出されたと聞いても、決断までは少々時間がかかったのだそう。「素晴らしい環境だということはわかっていましたが、果たして毎日都内のお店まで通えるだろうか、と。でもいざ住んでみると体が慣れるようで、心配には及びませんでした(笑)」都心では煙の出る薪ストーブのある生活は難しいが、周囲を緑に囲まれたここならば気兼ねなく火を囲むことができる。アトリエブンゴのハンドメイドの薪ストーブに、淳さんが薪をくべてくれた。釣りが趣味の淳さんにとっては釣ってきた魚を家の外で捌き、薪を割る休日がとても贅沢なひとときなのだとか。開放感のある大きな吹き抜け。「薪ストーブ用の薪は近くの木材の処分場で分けてくださいます」。薪割りの仕方は木工作家の須田二郎さんに教わったそう。アトリエブンゴのハンドメイドの薪ストーブは、下でオーブン料理を楽しめる。薪ストーブで作る出来たての料理は格別。オーブンにも入れられる器が大活躍。キッチンは建築家の手作り建築家の中村好文さんが設計した隣の雨宮邸を担当した入夏広親さんが、刀根邸の設計も請け負ってくださったのだそう。「できるところはなるべく自分たちでやりたいという無理なお願いにおつきあいいただきました。たとえば壁の塗装はたくさんの方に協力していただきながらDIYしました」壁材は吸湿性や消臭機能に優れたゼオライトが配合されたものを使っている。「キッチンは入夏さんの手作りです。初めての試みだったそうです。ホームセンターで資材を買って作ってくださいました。キッチンが完成する前に入居したので、まるで家の中でアウトドアライフを送っているような日々でした。その生活が新鮮でとても楽しかったです」ガラスの花器の透明感が、凛とした冬らしさを感じさせる。「氷柱のような李慶子さんの作品です。カサカサっとした花によく似合います。夏は涼しげに使うことができます」調布の神社の境内で開かれていた骨董市で手に入れた桐製の茶箪笥。「やすりをかけて塗装を落として使っています」左が吉岡萬理さん、右が小野哲平さんの湯のみ。急須は角掛政志さん作。使い込むほどに味わいが増す素敵な銅のやかん。「ほんとうは鉄瓶を使いたかったようですが、お湯をわかすたびに錆びないように中を乾かす作業は僕には無理だと諦めてもらいました(笑)」と淳さん。器はキッチン横の小部屋のオープン棚にも収納。器のためのウォークインクローゼットだ。吹き抜けを囲んでひとつにまとまる家木造2階建ての刀根宅は、リビングが2階までの大きな吹き抜けになっている。2階には和室と寝室の2部屋があるが、吹き抜けに面した大きな室内窓があるので見通しがよく、家全体が大きなワンルームのような設え。冬は薪ストーブの暖かさが家全体に広がり、夏は風通しがよく快適に過ごすことができる。「ホームセンターで材料を買って庭に柵を作りました。暖かくなったら、庭造りを楽しみたいと思っています」吹き抜けをはさんで反対側が寝室。2階の廊下には本棚を設えた。吹き抜けの階段。奥のドアの向こうが洗面室。2階から見下ろすと、入夏さんが製作したグリーンのソファが見える。「2階に畳の部屋を作っていただきました。ここでストレッチするのが気持ちいいです」杉板張りの外壁。アプローチには浅間石を敷き詰めた。
2020年01月29日落ち着ける家を作りたい著名な写真家の夫と、夫の事務所スタッフでもある妻、そして愛犬のルルちゃんの、2人と1匹が暮らす鎌倉・極楽寺の住まいは、周囲を緑に囲まれたとても静かな場所にある。「祖父の家が鎌倉にあり、この家に越す前は同じ鎌倉の浄妙寺に住んでいましたので、住まいはやはり鎌倉で探していました」写真家は御殿場にスタジオを構えている。その仕事場は有名な建築家が腕をふるった設計ということもあり、自宅はゆっくりと過ごせる落ち着ける空間にしたいと考えていたそう。その話を知人にしたところ、建築家の宮田一彦(宮田一彦アトリエ)さんをご紹介いただいたのだとか。「宮田先生にぜひ中古物件をリノベーションしていただきたいと考えていたのですが、なかなか物件が見つからず、頭を新築に切り替えてようやく作ることができたのがこの家です。ここは車もほとんど通らない奥まった場所なのですが、さらに旗竿敷地ということもあってとても静かです。朝は鳥の声で目覚めるのがとても気持ち良いです」ちなみに、元の地主さんはアーティストに土地を譲りたいという希望があったそうで、格安で譲り受けたのだとか。こういうことが起きるのも鎌倉という土地柄ならではかもしれない。障子越しの柔らかな光が美しい。リノベーションを得意とする宮田一彦さんが手掛ける新築物件は、構造体をなるべく見せるように設計されている。ソファとダイニングチェアはハンス・ウェグナー。ぶ厚い天板のガッシリとしたダイニングテーブルはTRUCK FURNITURE。等間隔の壁の間柱が美しい。間柱にかけた額装は、モリソン小林の彫刻作品。天井や壁のリズミカルな構造体が美しい。手前は薪も使えるペレットストーブ。「311の際の鎌倉の計画停電を経験し、なるべく電気に頼らない自然エネルギーで暖をとれるようにしておきたいと思いました」リビングから玄関への目線。裸電球の連なりが美しい。そして、天井付近のモルタルの塊がアクセントに。ここは上階の書斎の部分にあたる。そして天窓から明かりを効率的に取り入れている。タイル張りのキッチン。天板はステンレス。「プロパンガスを使う地域なので、コンロはIHにしました」ダイニングテーブルの上のアンティークの照明は、フィリップス社のインダストリアルなランプシェード。ガラス作家の安土草多のランプシェード。「若い作家さんの作品です。以前から気になっていたのですが、照明器具を探していた時にちょうど鎌倉で展示会をしていて、縁を感じて購入しました」テーマは“新築に見えない家”「階段を登れない犬と同じ部屋で寝たかったので寝室は2階ではなく1階に、そして書斎は2階へという間取りの希望だけお伝えして、設計はほぼほぼ宮田先生にお任せしました。悩んだことといえば、壁は縦の間柱を見せるのか漆喰の白い壁にするかだったのですが、”新築に見えない家”というテーマに沿って、間柱案に決めました」照明器具にはこだわったのだそう。「リビングに裸電球を吊るしたのは初めてだと工務店の方に言われました(笑)。電球にもこだわりました。実験として実際に旧来の電球とLEDを使い比べて、LEDを選択しました。LEDは食わず嫌いだったのですが最近はかなりよいものが出ているんですね」壁一面の本棚。その横にLINNやJBLスピーカー、そしてコロンビアのSP盤を聴けるレコードプレイヤーが柔らかな気持ちの落ち着く音を奏でる。仕事で使うカメラは事務所にあるが、湿気に強いブリキ缶の中に除湿剤とともに趣味のカメラが収められている。「このブリキ缶は無印良品のものです。以前から持っていた棚に偶然ピッタリと収まりました」書斎のデスクはアーロンチェア。ブラインド越しの光が美しい。2階の廊下。建具は古いものを使っている。左上の窓は星見櫓の出入り口。「柵のない星見櫓を作っていただきました。この辺りは夜は真っ暗になるので、星を見れたら綺麗だろうな、と」階段の目線の先にメープルソープのリトグラフを飾る。手すりは無骨な異形鉄筋。経年変化が味になる自然素材を使う2階には、見晴らしの良い星見櫓と、書斎を作った。「家を作る前は、自分の部屋を持つのであれば、今の4倍くらいの広さの部屋があったらよいなと想像していました。しかしできあがったこの部屋はとても居心地がよく、これはこれで悪くないと思っています」この家には今年の2月に越してきたのだそう。「住んで1年経っていない新築の家にはまだ照れがありますが、経年変化が味になるような自然素材を使っていただいていますので、だんだんと自分の家らしく馴染んでいくだろうと期待しています。どんなふうに味が出てくるのか、楽しみにしています」L字のアプローチに物語が感じられる。旗竿敷地は演出次第で特別な気持ちよさを設えることができる。「玄関の大きな沓脱石は、工務店の社長さんが探してきてくださいました」トイレと洗面台の間はコンクリートブロックで仕切った。洗面台の下の扉はガラスの引き戸にしている。【建築家データ】設計宮田一彦(宮田一彦アトリエ)所在地神奈川県鎌倉市構造木造規模地上2階
2019年11月27日雑誌で見つけた家に一目惚れ広告代理店勤務のご主人とレコード会社勤務の奥さま。共働きのご夫妻は、最初のお子さんが誕生してまもなく、奥さまの実家の近くに家を持つことを考えた。「2人とも働いているので、子どもが突然熱を出したときなど、頼れる人が近くにいたほうが心強いと思って」(奥さま)。土地を探すこと2年。ようやく出会った土地が、奥さまの実家からなんと徒歩1分。近くには昔ながらの商店街や大きな公園もあり、子育て環境にもベストな場所だった。土地を購入後、「自分たちでゼロから造れるチャンス」と、家づくりの研究を始めたご夫妻。雑誌で見つけたある住宅に一目惚れし、その住宅を手掛けた直井建築設計事務所に設計を依頼した。「実際にその家にうかがって、ご主人にこだわりなどを聞かせてもらいました。洗練された雰囲気や内と外がつながる感じなどいろいろ参考にさせてもらいましたね」(ご主人)。また、お2人の好きな雰囲気の写真をPinterestやインスタグラムからピックアップし、言葉で表現しづらいイメージを写真で建築家へ伝えていったという。床のタイルや黒いフレームがスタイリッシュな印象。一目惚れした住宅からヒントを得たもの。東京・世田谷の閑静な住宅街に建つ。モダンで落ち着いた佇まいが地域に馴染んでいる。奥さまの希望で玄関前にベンチを設置。お嬢さんが靴を履くとき、置き配のときなどに重宝。ウォールナット材の床が気持ちいい玄関ホール。写真は、現在4歳になるお嬢さんが生まれて100日目(右)と初めて立ったとき。玄関脇のシューズクローゼット。上部も収納スペースになっていて、2階のパントリーからも収納可能。1階の寝室。たっぷり収納できるクローゼットを併設。M邸のエアコンはすべて隠して設置(上部)。家族がつながるワンルームMさん夫妻がこだわったのは、2階はドアのないワンルームにすること。リビングもダイニングもキッチンも、そして書斎も一続きにした。「寝るとき以外はリビングで過ごすというのが、家族の在り方だと思っています。僕もそうでしたから。勉強もリビングでしていましたね」とご主人。奥さまも、「どこにいても家族が感じられるようにしたかったんです」という。インテリアのアクセントであり、クールでモダンな雰囲気を盛り上げているのが、黒い木枠のパーテーション。「どうしても子どものものはゴチャゴチャしがちなので、部屋を分けて、隠したかったんです」(奥さま)。物が置かれて雑多になりがちな下部は隠すことができ、上部は空いていて空間のつながりを感じられるパーテーションは理想的な形であった。現在は、仕事を持ち帰ったご主人の書斎として使われることが多いデスクスペース。「仕切りがあることで落ち着いて仕事に集中できる」という。ゆくゆくは子どもたちの勉強スペースとしても活躍しそうだ。また、お子さんが大きくなったときには、現在のおもちゃスペースには本棚やソファを置くことを構想中。子どもの成長に合わせて変化する余白スペースとなっている。パーテーションの奥が書斎スペース。程よく目隠しができ、LDKはいつもすっきりした印象に。書斎は、ゆくゆくは子どもたちの勉強スペースに。パーテーションにより集中力もアップ!書斎の奥には、お嬢さんのおもちゃスペースが。「私たちが近くにいるため、安心して遊んでいます」。天井高の変化でゾーニング「ここは3階建てにすることも可能でしたが、天井はマックス高くしたいとリクエストしました」(ご主人)。テラスに続く開口は高さ3.5m。カーテンを取り付けず、グリーンを上手に目隠しとして使い、大きな窓から降り注ぐあたたかな自然光を楽しんでいる。床は無機質な雰囲気にするためにタイルをセレクト。外でも使用できるタイルをチョイスし、LDKからテラスへと同一のものを敷き詰め、統一感を意識した。建築基準法の高さ制限で、低くするしかなかったというキッチンや書斎部分の天井は、リビングよりもやや低めに設定。異なる高さによる空間の変化がさらなる居心地の良さをもたらしている。テラスまでフラットにつながり開放的。『IKEA』で購入したという一点もののペルシャ絨毯は奥さまの希望。テラスからリビングを見る。手前のアカプルコチェアはご主人のお気に入り。「夜、ワイン片手にここで過ごす時間が至福のときです」。ダイニングテーブルに合わせて設計「家族と会話をしながら、また子どもの様子を見ながら料理や作業ができるようにしたかった」と対面式のキッチンを希望した奥さま。「片付けが苦手」とのことで、収納は多めにリクエストし、手元は見えないように立ち上がりを高く設定してもらった。ダイニング側からはシンクや作業台が見えないため、たとえ散らかっていても安心である。キッチン前のダイニングスペースは、『マルニ木工』であらかじめ購入していたダイニングテーブルのサイズに合わせて設計。「ミーハーなので(笑)、『スターバックス』や『アップル』が『マルニ木工』の椅子を使用しているという記事を読んで、この2社が認めているなら間違いない(笑)と欲しくなったんです。椅子に合わせてテーブルも衝動買いしちゃいました」(ご主人)。『マルニ木工』で購入した椅子とダイニングテーブル。テーブルのサイズに合わせて、このダイニングスペースは設計された。シンプルで厨房感のある『サンワカンパニー』のステンレスキッチン。「好みに合わせてカスタマイズできたのがよかった」とのこと。カウンターキッチンのダイニング側は収納になっている。パーティ時などコップがすぐに取り出せ、便利。パパ友、ママ友も集う家「人が集える家」もM邸のテーマのひとつ。ワンルームでつながり、居場所もたくさんあるM邸には、すでに、ご両親やごきょうだいの家族、ママ友・パパ友たちがよく集まっているそう。ワンルームのため子どもたちの様子を常に見渡すことができ、大人たちも安心して会話が楽しめるという。「独身時代は、キッチンは書類置き場でした」というご主人。結婚して子どもができ、家事を手伝うようになって初めて料理を覚えたという。そして、新しい家ではパーティでもふるまうようになった。「みんなに褒めてもらうと嬉しいようで、どんどん腕をあげています」と目を細める奥さま。集まったパパ友たちと食材や調理道具の話に花を咲かせているという。「以前は、僕も妻もとても忙しくて寝るだけの家だったのが、子どもができ、働き方改革もあって、家で過ごす時間が増えました。良いタイミングで家を建てたと思います。これからますます家で楽しむことを見つけていきたいですね」(ご主人)。ご夫妻とお嬢さん、生後2か月の息子さんの4人暮らし。「子どもたちがソファの上で暴れても汚しても大らかに見ていられるよう、今は『IKEA』のものにしています」。いずれは『アルフレックス』にしたいそう。渋谷の『トランクホテル』をイメージしたサニタリールーム。天窓からたっぷりの光が入る。キッチンとパントリーの横に配されており、家事動線は抜群。M邸設計株式会社直井建築設計事務所所在地東京都世田谷区構造木造規模地上2階延床面積127.06㎡
2019年09月16日共働き家庭が増え、親も子どもも忙しいいま、子どもが自然に触れる機会は以前と比べて減りつつあります。そもそも、幼いうちから自然に触れることは、子どもになにをもたらしてくれるのでしょうか。お話を聞いたのは、佐々木洋さん。職業は「プロ・ナチュラリスト」で、ご本人いわく「プロの自然解説者」です。まずは、プロ・ナチュラリストの仕事内容から語っていただきました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)老若男女を相手に自然の面白さを説く「自然解説者」わたしの仕事は「プロ・ナチュラリスト」です。耳にしたことがあるという人はあまり多くないかもしれません。というのも、これはわたしが商標登録をしているもので、一般的に広く知られた職業ではないですからね(笑)。仕事の内容をひとことでいえば、「プロの自然解説者」です。活動にはいくつかの柱があります。まずは幼稚園や保育所、小学校などで授業の一環として自然の大切さや面白さを話すというもの。それから、各地のホールなどでおこなう講演会や講習会。これらにはただ話をするだけではなく、実際に自然のなかで自然観察の指導をおこなうというものもあります。それから、書籍などの執筆活動に、テレビやラジオ番組の企画、出演です。講演会や講習会の対象は子どもたちということもあれば、子持ちかどうかにかかわらず大人の場合もあるし、外国人ということもある。場所、対象によって内容もさまざまですね。そもそもなぜわたしがこの仕事をはじめたかというと、単純に自然が好きだったということに尽きます。でも、学生時代の専門は英語音声学でした。学生の頃は英語を使った仕事をしようと考えていたのですが、自然の世界が懐かしくて戻ってきたという感じですね。わたしの出身は東京ですが、都内とはいえ河川敷がすぐそばにあって自然豊かな場所でした。その原風景がわたしをこの仕事に導いてくれたのです。「ありのままの自分でいい」と思わせてくれる自然の多様性いまの子どもたちは、かつてと比べて自然に触れる機会が圧倒的に減っていると感じています。とはいえ、自然の豊かさそのものは以前とほとんど変わっていません。都内であっても動物も虫もたくさんいて季節の草花も豊かに咲き誇るのに、それに触れる機会が減っているだけなのです。それが本当に残念でならない……。とくに幼児期から自然に触れることは子どもにたくさんのものを与えてくれます。それこそ、その「効能」には枚挙にいとまがありませんが、なかでもわたしが大切だと思っている3つの効能をお伝えします。第一に「多様性を知る」ということ。子どもは自分が好きなことであれば大人以上に熱心に知識を蓄えていきます。新幹線が好きな子どもであれば、どんな新幹線でもひと目見れば名前を答えることができるでしょう。でも、自然だとそうはいきません。どんなに虫が好きな子どもでも、幼稚園の園庭にやって来るすべての虫の名前をいうことはできないでしょう。わたしにも無理です。なぜかというと、それだけ多くの種類の生きものがいて、多様性に富んでいるのが自然というものだからです。しかも、もっといえば、それらのいろいろな生きものにはなにひとついらないというものもありません。人間からは嫌われることが多いカラスだって、自然界では食物連鎖の一部を担ってしっかり役に立っています。この意識は人間教育にもつながるものです。人はそれぞれすべてちがっていて、しかもちがっていていい。ありのままの自分を受け入れて力強く人生を歩むためには、幼い頃に自然を通じて多様性を知るべきなのです。思いどおりにならないなかで最大限の創意工夫と努力をするふたつ目の効能は、「究極の癒やしを与えてくれる」ということ。大人のみなさんだって、仕事や人間関係でストレスがたまれば、海を見たくなったり森のなかを散歩したくなったりすることもあるでしょう。これは子どもにもあてはまることです。子ども自身が大人のように意識しているかどうかは別として、自然のなかで受け取る癒やしが子どもの心をほぐして健やかに育ててくれるのです。3つ目は、「思いどおりにならないことがあると知る」こと。いまの子どもたちはかつてと比べて物質的には恵まれていますし、大人も以前ほど厳しく怒らなくなりました。ともすれば、そういう環境にある子どもは「なんでも思いどおりになる」と感じてしまいそうですが、自然だけはいまもむかしも変わらず思ったとおりにはなりません。どんなに丹精を込めて植物を育てても花を咲かせてくれないということもあります。「昨日、アゲハチョウを見た!」という友だちの話を聞いてその場所に行ってみても、今日は見つからないということもあるでしょう。そこで、子どもは子どもなりに「自然だし、仕方ない」と「あきらめる」ことを知ります。この「『あきらめる』ことを知る」ということが重要なのです。「あきらめる」というと、努力をやめるというイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。努力や、それからお金などではどうにもならないということもあるのが世のなかです。自分がなんでも支配できるわけではないということです。仕事をしている大人でもそうですよね?人間関係などさまざまな要素が絡む仕事では、ひとりの人間が思いどおりにできることは限られています。でも、その制約のなかで最大限の創意工夫と努力をする。「どうすれば花を咲かせられるか」と考える。自然と触れるなかで得るその姿勢こそが、子どもを大きく成長させてくれるはずです。『ナンコレ生物図鑑 あなたの隣にきっといる』佐々木洋 著/旬報社(2015)■ プロ・ナチュラリスト 佐々木洋さん インタビュー一覧第1回:「自然だし、仕方ない」現代の恵まれた子どもたちが“自然体験”から学ぶ重要なこと第2回:「虫が怖い」はこうして克服。ダンゴムシすら触れない子に、親は何をすればいい?(※近日公開)第3回:自然観察=現場検証!?生き物の“痕跡”探しから始まる、都会でもできる自然体験(※近日公開)第4回:カブトムシやクワガタが採り放題!夏休みに親子で作る“スーパーバナナトラップ”(※近日公開)【プロフィール】佐々木洋(ささき・ひろし)1961年9月30日生まれ、東京都出身。プロ・ナチュラリスト。公益財団法人日本自然保護協会自然観察指導員、東京都鳥獣保護員などさまざまな立ち場で自然解説活動をしたあと、「プロ・ナチュラリスト 佐々木洋事務所」を設立。「自然の面白さや大切さを多くの人とわかち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもとに、25年以上にわたって、自然観察指導、自然に関する執筆・写真撮影、講演、テレビ・ラジオ番組の出演・企画・監修、エコロジーツアーの企画・ガイド等の活動をおこなう。著書に『ぼくはプロ・ナチュラリスト 「自然へのとびら」をひらく仕事』(旬報社)、『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ! 会える! 虫図鑑』(宝島社)、『「調べ学習」に役立つ水辺の生きもの』(実業之日本社)、『よるの えんてい』(講談社)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年07月13日木の家というとログハウスを連想しがちですが、もっとモダンで軽快な雰囲気の家に大注目!2人の子どものいるY夫妻が89坪の敷地に建てた、健康的で経年変化が楽しめ、メンテもしやすいイマドキの自然素材の家をご紹介します。■ 境界を曖昧にして自然を呼び込む家敷地は愛知県内にある妻の実家の隣。道路の向かいは公園で、遠くの美しい山並みも一望できる好ロケーション。夫妻はここになるべく健康的に過ごせる素材を使った家を建てたいと願いました。また、モダンであり、存在感のある外観を、との意向も。こうした思いを形にしたのは、建築家の吉村昭範+吉村真基さん(以下、吉村さん)。写真は敷地の一番奥から撮った外観で、東西2つのボリュームに分かれた建物が特徴です。東西の建物の間に配置した中庭は、公園のある道路側から続くような切り通し状の屋外空間。吉村さんは「眺望のいい立地を最大限生かし、敷地と遠くの風景をつなげられたら」と考えたそうです。外壁は耐候性に富んだレッドシダーを採用。テーブルとイスは、読書をするのもビールを飲むのも気持ちよさそう!さらに吹き抜け状の玄関ホールの壁も、外壁と同じレッドシダー。どこまでが屋外でどこから室内なのか意識的に曖昧とし、自然との一体感が楽しめる工夫です。レッドシダーはサイディングパネル(チャネルオリジナルの「ベベルノッティ」)仕様で、長期メンテナンス付き。「天然木ならではの経年変化を楽しめつつ、もし破損したら部分的に取り換えられる点がメリット。長く住み継いでもらえます」(吉村さん)。■ 勾配天井に梁が描くラインが奥行き感をアップ建物は、西側をLDKと子ども室、東側を寝室や水回りなどで構成。LDKは南北に長い空間で、一部を吹き抜けとして2階子ども室とコミュニケーションしやすい設計です。天井部に連続させた梁のラインがダイナミック!こちらはLDKの見返し。ソファの位置から中庭、さらに東側の主寝室まで目が届きます。奥行きを生かし、ゆったりと設置されたオリジナルのアイランドキッチン。収納側の壁には調湿効果のあるタイルが貼られ、白っぽい空間に変化をつけています。キッチンと玄関ホールは至近距離。広々としたホールで遊ぶ次男によく目が届きます。床はナラ材の三層フローリングで、色味が壁材とよくマッチ。質感豊かな突き板張りの玄関ドアも魅力的。エイジングが感じられるハンドルは、鉄にサビ感のあるタイルを溶着したものだそう。■ 木目も節も面白い構造用合板をインテリアに活用キッチンの真上にあたるのが子ども室。正面に勉強用のカウンターデスクを設置し、階下からさりげなく見守れるレイアウトです。天井の高い子ども室の北側には、秘密基地っぽいロフトを設置。また東側に洗面室とトイレを隣接させ、朝の支度も快適そう。天井部をクローズアップ。素材はベイ松の構造用合板で、木目や節をインテリアに生かしました。いわば、普段着感覚の自然素材といった印象!「全体的に木の影響でしょうか、この家はジメジメしないし、乾燥もし過ぎない。わが家にいらした方は皆さん、気持ちのいい家だねと言ってくれます」(妻)。こちらは東側の建物の主寝室。中庭に接し、植栽のグリーンも眺められます。テラス窓から中庭、さらに西側のリビングへもショートカットOK!下の写真は、向かいの公園からの外観。ガラス張りの奥に中庭が控えますが、建物は擁壁の上にあり、敷地の奥に寄せられているので視線が入りません。こちらは、敷地の奥にある庭で遊ぶ次男。シースルーの玄関ゾーンから、姿をキャッチできそう。素材のナチュラルな風合いを感じながら絶妙のオープン性とプライバシーへの配慮で、楽しく快適に暮らすYさん一家です。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年9-10月号」を参考にしてみてくださいね。設計/D.I.G Architects撮影/日紫喜政彦住まいの設計2017年9-10月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「住む人に優しい 木の家、自然素材の家」 【第二特集】「緑と一緒に暮らしたい!ビューティフルガーデンハウス」
2018年10月10日現在、話題沸騰中の長編小説『青少年のための小説入門』。著者の久保寺健彦さんの7年ぶりの新刊だ。奇妙なコンビが作家を目指す!小説愛に溢れた熱い成長物語。「書いては捨て、書いては捨てを繰り返して、ずっと小説を完成させられない時期があったんです。あとから考えると、小説がなぜ世の中に必要なのかが自分の中にひっかかっていたからかもしれません。自分で自分を納得させるために、この本を書いたのかもしれないです」文字の読み書きが苦手なディスレクシアという学習障害を持つヤンキー青年・登さんが、中学生の一真に小説の朗読を頼む。「以前から人に本を読んでもらって作品世界に浸るという行為自体がすごくいいなと思っていて。それに、人と一緒に読むと感想を語り合えますよね。僕も仲がいい人と本について話し合う楽しみを知っているので、それが反映されていますね」実は登さん、無謀にも作家になろうと決意している。朗読は作品研究の一環であり、一真は登さんに代わって文章を書くため、表現力の訓練をする。具体的なトレーニング方法も出てくるのだが、「これらは実際に小説を書く上で役立つかもしれませんが、彼らがやっているのはまっとうな努力なので、決して近道ではないですよね(苦笑)。作中で二人が創作において悪戦苦闘するところは、僕自身が経験したことなので、リアリティが出ているのではないかと思います」実在の名作タイトルも多数登場して読書欲がそそられるうえ、彼らが創作する物語の冒頭やあらすじが紹介され、これがまた非常に面白そうで読みたくなる。小説の魅力が溢れた本作は、「小説がなぜ世の中に必要なのか」の答えそのものだ。「この小説を書いてみて、自分はまだまだ小説をなめていたなと思って。こっちが思っているよりもっと手ごわいし、自由でなんでもありなんだなと実感しました」では、ご自身にとって面白い作品とはどんなものになるのだろう。「こんなもの読んだことがないという新鮮味のあるものですね。物語のパターンは出尽くしているともいわれるけれど、僕はそれは怪しいと思う。同じ話でも角度を変えれば違うものになるし、新しい物語が生まれると読み手側の感性も変容していく。小説って、本当に面白いんですよ」『青少年のための小説入門』いじめられっ子の一真は、ある日助けてくれた青年・登さんから小説の朗読を頼まれる。実は彼は読み書きが困難だが、作家を目指していて…。集英社1650円くぼでら・たけひこ1969年生まれ。2007年に『みなさん、さようなら』でパピルス新人賞、『ブラック・ジャック・キッド』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞などを受賞し作家デビュー。※『anan』2018年10月10日号より。写真・土佐麻理子(久保寺さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(byanan編集部)
2018年10月03日緑を取り入れた自然とつながる家づくりで、理想の暮らしを実現した実例を紹介。草屋根や芝屋根の家、巨大テントの家、ログハウスなど、外の自然を上手に取り込んで、空間に広がりを持たせる緑のある家づくりが満載です。■ 斬新!屋根が畑になる「草屋根」の手法長野県飯田市のMさん宅は、屋根や軒の上に土をかぶせ、庭や畑のように使える手法「草屋根」を取り入れました。屋根にトマトや大葉、ネギなどの野菜を植えて、料理に役立てているのだそう。窓から見える景色は、外観からの姿もすがすがしいほどの緑、緑、緑!自然と一体化したキッチンガーデンのあるお宅です。庭や畑で活用できる「草屋根」のある家■ 家でピクニックができる!「芝屋根」「草屋根」の次は、ゆるめの傾斜の屋根に芝生を張った「芝屋根」です。この芝屋根の上では、天気がよければピクニック日和、家にいながらお出掛け気分も満喫できます。「ビルトインガレージ」も実現した、気持ちのいい家作りは必見です!「芝屋根建築家」小磯一雄さんの「芝屋根の家づくり」■ 技ありグリーンでマンションを開放的空間に!一戸建てに比べると、マンションは閉鎖的で殺風景になりがち。しかし、グリーンを上手に取り入れると、マンションでも一戸建てのように開放的な空間を作り出すことができます。川崎市内のMさん宅は約28平米もあるバルコニーを生かして、緑あふれる暮らしを実現。室内にもグリーンを配置し、バルコニーのグリーンとつながりを持たせて広々とした視覚効果を生み出しています。マンションバルコニーを活用した緑あふれる家■ 常識に捉われない!自然が身近になる「巨大テントの家」アウトドア好きが高じて、「巨大テントの家」を作ったNさん夫婦。リビングとつながる庭に大きな屋根をかけた「アウターリビング」があり、キャンプのように自然を感じながら炊事や食事を楽しむことができます。しかも、リビングのすぐ横で子どもたちが外遊びをできるので、親としても安心だそう。常識にとらわれない、自分らしい家づくりの参考になりますよ!常識に捉われない!「巨大テント」の家■ アウトドア感がスゴイ!ログハウスの家山小屋をイメージさせるログハウスの家は、リラックスムードが満点!床も壁も天井も天然木で、味わい深い木目が優しい雰囲気を作り出しています。薪を割って焚火を楽しむこともあり、毎日キャンプ気分で過ごせるそうです。憧れの山小屋をイメージさせるログハウスの家■ 森のような玄関アプローチがある家岐阜県のOさんファミリーは細長い敷地を生かし、森のような庭のある家を実現しました。玄関までの長いアプローチを森に見立て、シマトネリコやヤマボウシ、ナンキンハゼなどをバランスよく配置。自然と調和した庭が暮らしの中に溶け込んで、季節感を運んできてくれます。森へ誘われるようなアプローチが素敵な家
2018年08月25日自然豊かな雑木林を見下ろす約106坪の傾斜地に建てられた、建築家・平真知子さんとドッグトレーナーの夫の家。玄関・室内間は床がフラットにつながり、イヌも夫妻も移動しやすい仕様です。夫妻とワンコ、さらに2羽のインコが仲良く暮らす憩いの空間をご紹介します。■ 時間帯に合わせ、1日中快適でいられる六角形の住まいそれまで集合住宅住まいだった夫妻が見つけた物件は、雑木林が眼下に広がる傾斜地。ドッグランもOKの余裕ある敷地に、地上2階&地下1階の家を建築しました。設計はもちろん建築家である妻。「採光と眺めを最大限得られるよう、六角形の家をプラン。1階は吹き抜けのダイニングを中心に配置し、その周りを生活空間やイヌのスペースが取り囲むデザインです」と妻。平さん夫婦の愛犬は、ピークという名のゴールデンレトリーバー(オス・2歳)。新居完成のタイミングで迎えた、念願の大型犬です。ピークの基本的な居場所は日当たりのいい南側。掃除のしやすいタイル敷きで、扉は必要に応じて開閉します。開口部は引き違い窓で、直接外に出られて便利!ダイニングと周囲の部屋との間には扉がなく、ピークは移動が自在。「イヌができるだけ広い空間で過ごせるよう配慮しました」(妻)。ピークの居場所からダイニングを横切ると玄関です。東側の玄関にはお散歩グッズを置き、こちらからも出入りOK。置き家具は最小限とし、ピークが動き回ってもぶつからないようにしています。タイル敷きの床はひんやりとして、暑い季節は「避暑地」として活躍!ピークの居場所の隣の窪みを利用したのがキッチン。壁に沿った扇型で、手が届きやすく使いやすそう。「ピークのご飯をつくり始めると、ピークが一歩ずつにじり寄ってきて、よだれをポトッと垂らします(笑)」(妻)。■ リビングにはインコが!空間に放つ「放鳥」が日課!南西側の部屋はリビング。キッチン、ダイニングとひとつながりで動線が快適そう。そのリビングの主が、セキセイインコのプルプル(5歳)とポン(3歳)。インコたちは夫妻が以前から飼っていた、いわばピークの先輩です。「インコも家族の近くが好きなので、鳥カゴをリビングに置くようにしました」(妻)。インコは1羽1つずつのカゴですが、カゴの手前部分で連結させ、自由に行き来できる工夫をしています。「DIYでつなぎました。運動量も増えていいようです」(夫)。地震対策のロープも止まり木として活躍!インコの適度な運動のため、1日1~2時間「放鳥」を行っています。「ピークの部屋や眺めの部屋などのスクリーンを下げ、目の届く範囲で放ちます。スクリーンはピークのちょっかい防止の目的も」と妻は話します。一方、北側は階段室で、壁面に沿って大容量の書棚を設置。踏み板に腰かけながら読書でき、書斎としても機能します。「ピークは大型犬なので隙間から落下しませんが、転げ落ちないよう踊り場を広く取り、さらに安全策として途中で折れ曲がる設計にしました」(妻)。■ 2階はドーナツ状のワンルーム。愛犬と楽しくかくれんぼも!2階は、中央の吹き抜け部分を囲むドーナツ状のワンルーム空間。寝室、水回り、室内物干し、休憩室兼ゲストルームで成り立っています。「ワンルームでぐるりと1周できる間取り。吹き抜けとの間は3面が壁なので、ピークが退屈気味のときはかくれんぼのように遊び、いい刺激になっているようです」(妻)。外観はこのとおり。地上1~2階は木造、地下1階はRC造の混構造で、地下部分は夫の仕事場になっています。大開口の前の広いデッキスペースは、ピークと体を使って遊ぶのにぴったりな場所。ここから雑木林を下り、1日2回、それぞれ1時間程度の散歩をするのが日課です。大型犬の足腰を鍛えるには坂道が最適で、勾配のきつい斜面のロケーションが大いに役立っています。散歩は、体力のある夫が担当しています。「ピークには恵まれた住まいなどの環境のもと、気持ちよく過ごしてほしいですね」(夫)。自然に囲まれたロケーションに多角形を配置し、間仕切りを最小限とすることで、ハッピーで健康的な暮らしを獲得した平さん夫妻とペットたちです。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年5.6月号」を参考にしてみてくださいね。設計/平真知子一級建築事務所撮影/飯貝拓司【巻頭特集】「美キッチン and 極楽バスルーム」/「“ネコと暮らす”ということ、“イヌと暮らす”ということ」豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン
2018年07月16日現代美術家・内藤礼による、自然光での展覧会『内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える』が7月28日から10月8日まで、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。《無題》2009年(2008年−)神奈川県立近代美術館 鎌倉、神奈川 撮影:畠山直哉「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに制作する内藤は、光・空気・風・水・重力など無尽蔵な自然と、それらがもたらす色彩や音を受け取る地上の生を、ひそやかでありながら確かな希望を放つ形に昇華させた空間作品で国内外より高い評価を得ている。内藤はこれまで、きんざ《このことを》(直島、2001年)、《母型》(豊島美術館、2010年)のような自然や建築空間と呼応するパーマネント作品を手がけた他、フランクフルトのカルメル会修道院や東京都庭園美術館など、歴史的な場所で展示を開催してきた。国内において2014年以来の個展、かつ過去最大規模となる本展では、光を自身の作品における根源の一つとしてきた内藤が、初めて自然光のみによる光と生命と芸術が決して分別されることのない「地上の生の光景」を見つめる空間を生み出す。《無題(母型)》2008年 三渓園 横笛庵、神奈川[横浜トリエンナーレ2008] 撮影:畠山直哉内藤はある時、「地上の生の内にいる者(私)が生の外に出て他者の眼差しを持ち、生の内を眼差す無意識の働き」に気づき、「私たちは遠くから眼差され、慈悲を受け取っているのではないか」と感じるようになったという。本展は、一日を通して移り変わる豊かな自然光のもと、地上に生きる私たちと死者、生まれ来る者、動植物、精霊との交歓の場として、また永続する自然の動きと私たちとを貫く連続性を可感化する空間として立ち現れる。タイトルの「明るい地上には あなたの姿が見える」をもとに、内藤が水戸芸術館現代美術の空間と向き合う本展。新作を中心として、ギャラリー全8室が絵画や彫刻といった様々なメディアで構成され、一つの作品として立ち上がる。鑑賞者は全室を巡ることで、新たな内藤の作品世界と出会うことができる。《タマ/アニマ(わたしに息を吹きかけてください)》2005年 アサヒビール大山崎山荘美術館、京都 撮影:森川昇内藤は、日中の太陽の光が自室に注ぎ込む間のみ制作を行う。今回は、内藤が制作する光の環境に近い条件での作品鑑賞となる。とりわけ、絵画作品《color beginning》においては、人工照明では見ることのできない繊細で神秘的な色彩が立ち現れ、移りかわる光景を目にすることになる。関連プログラムとして、企画担当学芸員が展示について話すキュレータートークも開催される。【イベント情報】内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える会期:7月28日〜10月8日会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8 時間:9:30〜18:00(7月28日〜8月31日、入場時間は17:30まで)、9:30〜17:00(9月1日〜10月8日、入場時間は16:30まで)休館日:月曜日、9月18日、25日(9月17日、9月24日は開館)入場料:一般900円、前売・団体(20 名以上)700円、高校生以下・70 歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料キュレータートーク会期:8月25日、9月15日会場:現代美術ギャラリー時間:14:00〜15:00 料金:無料(展覧会入場料に含まれる)
2018年07月05日自然にも体に優しい印象の自然素材を使って家を建てたいと考えている方は多いのではないでしょうか。でも、「お手入れが大変」「キズがつきやすい」という話もあり、家づくりの素材として取り入れことに迷っている場合もあるでしょう。ここでは、自然素材のメリットとデメリットについて紹介します。そもそも、自然素材の家とは?自然素材の家とは、仕上げの素材に無垢の木や珪藻土などの左官壁、石材や和紙など自然の素材を使った家づくりのことを指しています。仕上げの素材に一部ビニールクロスを使っていたとしても、ほとんどの部分に自然素材を採用していれば「自然素材の家」と言えるでしょう。自然素材のメリットは?自然素材の一番の特徴は、その素材感ではないでしょうか。例えば無垢の木材なら、柔らかな雰囲気で、肌さわりもよくさらりとしています。既製品の合板フローリングは夏場など湿度の高い季節は素足ではペタペタした吸い付くような感触になりますし、冬場はヒヤっとした冷たさが足元から感じることがあります。無垢材のフローリングは、「木材」そのものが呼吸をして調湿しているため、湿度が高くてもさらっとした感触です。また、冬でもヒヤっとした冷たい感じにはなりません。季節に左右されず素足でも心地よく過ごせることは大きなメリットでしょう。また、珪藻土や漆喰などの左官壁や紙クロスは素材の持つ調湿作用と清浄作用で、室内の湿度をコントロールしたり、いなや臭いを吸収してくれる機能があります。近年の住宅は高気密高断熱で性能があがり、また24時間稼働している換気システムが運転している環境では、室内は乾燥しすぎる環境に傾く場合があります。このような時に、室内の仕上げ素材として調湿作用のある左官壁を使っていると、乾燥しすぎを緩和してくれる働きももっています。内装の色を自由に採用することができる点も、大きなメリットではないでしょうか。好みのスタイルを演出するためには、自分だけの室内色を作り出せることが理想です。無垢材と自然塗料の組み合わせならこのような要望も実現できます。自然素材のデメリットは?ぬくもりのある空間づくりには最適な自然素材ですが、いくつかのデメリットもあります。例えば、キズがつきやすいという面があります。特に、無垢材をフローリングに採用した場合、椅子の足や車輪のついたおもちゃなどはキズが付きやすいでしょう。また、水に強い素材ではないため、床の上に水が長時間放置された場合は、傷みやすくなります。珪藻土や漆喰などの左官壁も、ビニールクロス壁と比較した場合は、キズは付きやすいでしょう。絵の具など水分を含んだものを壁に飛ばしてしまった場合には、染み込んでしまうこともあります。洗剤を使って汚れを落とすことはできないため、汚れやすい部分では検討が必要です。自然素材をきれいに長持ちさせる方法自然の素材であるため、キズがつく心配もありますが、実はお手入れの仕方で既製品よりもきれいに長持ちできることもあります。例えば、無垢材のフローリングなら、普段は水拭きをせず基本は乾拭きをします。もちろん汚れがついた場合には、堅く絞った布で水拭きができます。もしキズがついた場合は、市販のペーパーヤスリで軽く滑らかにするとキズは消えまた平坦な表面になります。珪藻土などの左官壁も、キズはヤスリで軽く滑らかにすることにより、他の部分と均一になり目立たなくなります。また、手垢のような汚れは消しゴムで意外と簡単にけ消すことが出来ます。自然素材は既製品のように、洗剤を使ってゴシゴシというわけにはいきませんが、きちんとお手入れをすればまた「再生」してくれます。どちらが自分たちの家づくりに合っているか、暮らしが豊かになるかはメリット、デメリット両面を良く検討し、選択してみてはいかがでしょうか。
2018年02月17日建築家の藤森照信による展覧会「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」が、3月11日から5月14日まで茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。藤森照信は、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残した後、45歳で神長官守矢史料館を設計し、建築家としてデビュー。以後、屋根にタンポポやニラが植えられた住宅や、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室など、建築の概念を超えた新しさと、遠い過去を想起させる懐かしさを併せ持つ独創的な建築を生み出し続けている。2016年6月にオープンした岐阜県多治見市「モザイクタイルミュージアム」を設計、監修したことでも記憶に新しい。同展では、建築と自然の関係を取り戻すべく藤森が取り組んできた“自然素材をどう現代建築に生かすか”、“植物をどう建築に取り込むか”というテーマで造られた作品より、代表的な建築を模型、図面、写真で紹介。なかには、「モザイクタイルミュージアム」など一部を再現した展示も。また、滋賀県近江八幡で創業し140年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋「たねや」が創作の地で展開する「ラ コリーナ近江八幡」のメインショップの「草屋根」、たねやグループの本社「銅屋根」も手掛けた藤森。たねやのお菓子とともに、藤森の建築とたねやの取り組みを紹介するセクションも展開される。さらに、これまで手掛けた建築の屋根や壁などの素材見本や家具なども展示し、藤森の仕事を紹介する。その他、ギャラリー空間に新作の茶室を制作し、会期中はお茶会も開催する予定。【イベント情報】「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:3月11日~5月14日時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)料金:一般800円、前売・20名以上の団体600円、中学生以下、65歳以上、障害者手帳保持者と付き添い1名は無料※「ハイティーンH.T.P.」1,000円(対象:15歳以上20歳未満)、「おとなのパス」2,500円(対象:20歳以上)休館日:月曜日(3月20日は開館)、3月21日
2017年02月05日子連れ旅行は、夫婦ふたりきりや友人との旅行とはちがった楽しみがあり、子どもにとっても見聞をひろげるよい機会です。とはいえ、添い寝ができるうちはそれほどではなくても、大きくなってくると宿泊費も一人前で、家族旅行の費用はぐんと膨らみます。そこで、宿泊料は1泊ひとり1万円以下とリーズナブルにおさえつつ、お泊まりそのものが「体験」になる宿泊施設を調べてみました。■学校に泊まれる! 廃校利用の宿「廃校の宿」は、文字どおり、使われなくなった校舎を自治体や民間団体が宿泊施設として生まれ変わらせた施設です。全国各地にあり、宿泊料は施設ごとに異なりますが、素泊まりで1泊3000~5000円が中心。オプションで食事やバーベキュー、ワークショップなどの体験プログラムを用意しているところもあります。なにより、「学校にお泊まりする」こと自体が非日常体験。想像するだけでもワクワクしませんか? 子どもはもちろん、大人も童心にかえって満喫できそうです。■お泊まりの新スタイル、民泊でハートフルなふれあいを個人宅の空き部屋にお泊まりできる「民泊」。外国人観光客向けのイメージがあるかもしれませんが、民泊が検索できるサイトをみてみると、ファミリーOKなお泊まり先も充実しています。たとえば、いろりのある古民家の1泊2食付きプランが約7000円、目の前にプライベートビーチが広がる南の島に1泊朝食付きで約6000円など、驚きの料金で泊まれる宿もたくさんです。また農業・漁業体験、古民家体験といった、これまで知らなかった世界も体験できます。掘り出し物の宿をみつけられることはもちろん、個人宅だからこそのホストとのふれあいも、お金にかえられない経験のひとつです。その土地ならではの料理を味わいたい、アクティビティを楽しみたいなどの細やかなリクエストにも応えてくれるかもしれません。■青少年自然の家は、家族利用もOK!学生時代、学校行事や部活の合宿などで「青少年自然の家」を利用したことがあるママもいらっしゃるのでは。じつはこの施設、団体だけでなく、家族での利用も可能なのです。特筆すべきはその料金。文科省所管の独行法人が運営していることもあってか、利用料は1泊800円(食事なし、シーツ洗濯代として+200円)と、とてもリーズナブルです。ただし、一般的な宿泊施設とは違い、健全な青少年の教育をサポートする施設ですので、自然体験などなんらかの活動を目的としていることが前提で、起床時間や活動時間といった一日の基本の生活時間が定められているなどのルールもあります。また宿泊施設ではないので、パジャマや歯ブラシを持参する、布団は自分で敷く、部屋の掃除をするなども必要になってきます。アウトドア派の家族ではなくても、この機会にさまざまな自然体験や樹木、野鳥といった自然に触れあうことで、心もからだも豊かに成長できそうです。決まりごとはありますが、それらにのっとって行動することの大切さや活動プログラムを通しての学びなど、子どもにとってさまざまなことを吸収できる宿泊体験となりそうです。■ユースホステルなら、異文化コミュニケーションのチャンス?「ユースホステル」は、誰もが安心して、経済的に泊まれる宿泊施設として世界中に点在しています。こちらもファミリーが利用しやすい施設で、日本では約220カ所に施設があるそうです。宿泊料金は1泊(食事なし)3000~4000円が中心。施設によっては、地域性のあるイベントや体験プログラムを用意しているところもあります。世界各国から集まる旅人や、ペアレントと呼ばれる施設管理人との交流もユースホステルならではのお楽しみです。せっかくの機会なので、滞在時はお部屋(ドミトリー)だけでなく、談話室や食堂に顔を出して、さまざまな国の人々との交流してみてはいかがでしょう。子どもが国際交流に目を向けるきっかけになるかもしれません。今回ピックアップした4つの宿泊施設は、高級旅館のように至れり尽くせりのおもてなしがある、というよりは、身の回りのことは自分たちでしたり、積極的に活動したりするタイプの宿です。できるだけ旅行費用をコンパクトにしたいときはもちろんですが、いつもと違う旅をした、子どもにいろいろな経験をさせたいときに、選択肢に加えてみてはいかがでしょう。廃校施設等活用事例リンク集4 」・民泊で楽しむ田舎体験「 とまりーな 」・ 一般財団法人 日本ユースホステル協会
2017年01月17日日本ユニセフ協会はこのほど、11月30日にバンコクで発信された「アジアの青少年に広がるHIV感染」についての情報を公開した。今回の情報は、12月1日の「世界エイズデー」にあわせて公開されたもの。ユニセフやUNAIDSなどを含むアジア・太平洋地域の複数機関による「青少年キー・ポピュレーションに関するタスクチーム」が、11月30日に発行した報告書「Adolescents: Under the Radar in the Asia-Pacific AIDS Response」で明らかにした。同報告書によると、新たなHIV感染件数は全体として減少しているものの、感染の高いリスクにさらされているグループ("キー・ポピュレーション"といわれる高リスクグループ)に属する青少年層をみると、その数は増加しているという。特にアジア・太平洋地域の青少年の間で、HIVの感染が水面下で広がっている。2014年には、15~19歳の間で推計5万件の新たなHIV感染が明らかとなったが、これは新規感染数の15%に当たる。特にフィリピンでは、2010年には推計800人だった10~19歳の新たなHIV感染者数が、2014年には1,210人へと50%増加した。データがある国々の中で、最も青少年のHIV感染率が高いのはパプアニューギニアとフィリピン。それぞれHIVに感染した人々のおよそ10%を青少年が占めている。新規の感染はバンコクやハノイ、ジャカルタなどの大都市に集中しているという。また、アジア・太平洋地域では、現在およそ22万人の青少年がHIVと共に生きていることも明らかにした。HIVと共に生きる10~19歳の青少年の98%は、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ミャンマー、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、タイ、ベトナムの10カ国に集中しているという。このような新たな感染件数の増加は、性行為を行う相手が複数いることや、コンドームの使用が一貫していないといった、リスクを伴う行為の増加が要因であるという。ユニセフでは、「青少年の間で、エイズまん延の防止に取り組まない限り、2030年までに公衆衛生の脅威であるエイズのまん延を終わらせることは不可能でしょう」と広がる感染に警鐘を鳴らした。報告書では、この状況を変えるため、政府が青少年に関するよりよいデータ、HIV感染予防に向けた戦略、青少年に特化した法や政策を整備することを提案している。
2015年12月08日写真家・山崎泰治の写真展「SIGHT」が、東京都港区海岸のGallery 916 smallで開催されている。同展では、静かな自然の美しさをとらえ、みずみずしい空気を写した「SIGHT」シリーズを展開する。自然のなかを一日中歩いていながら、シャッターを押さない日もあったという山崎。自然の流れと山崎自身の行動が調和した一瞬を撮った写真のなかから6点を大判プリントにて展示する。04年、写真家・上田義彦に師事後、08年で独立した山崎泰治。09年には、リコーイメージングスクエア銀座で行われた「Editors’Choice 雑誌が選ぶ、今最も期待する若手写真家展」に選出されたほか、雑誌『コマーシャルフォト』の特集「NEW COMERS~今、注目の4人の写真家たち~」や、『PHaT PHOTO』の特集「今、この写真家と仕事がしたい」にも選ばれている。山崎は同展での展示作品について「自然の中に足を踏み入れた。そこには僕の存在など全く影響しないほど、静かに強く美しい景色。光、風、音、関わるすべての物事が調和して、留まる事なく、常に流れ続ける。そのことだけを美しいと思い、自然に写真を撮った」とコメントしている。期間は12月27日まで。【イベント情報】「SIGHT」会場:Gallery 916 small住所:東京都港区海岸1-14-24会期:12月4日~12月27日休館日:月曜日(※祝日を除く)時間:平日は11:00~20:00、土日祝は11:00~18:30料金:一般800円、学生・シニア500円、高校生300円
2015年12月05日LINEは7月28日、9月から12月にかけて青少年におけるネット利用実態把握のため、10万人規模の全国調査を実施することを発表した。この調査は、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶を目的としたものだ。対象は全国の小中高(専門含む)の児童および生徒で、7万から15万サンプルの回収を目標にしている。調査結果は来年3月頃を目処に公表予定だ。これまでにもLINEは、全国の学校や教育現場を訪問し、教職員・保護者・児童・生徒に直接ヒアリングすることで、実態に則したトラブル対策や啓発活動を実施してきた。今回実施する調査では、ネット上のトラブル発生原因・過程をより詳しく広範に把握し、根本的な抑制対策を行う考えだ。また、LINEは調査実施と同時に、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けた啓発プログラムとして、マンガ教材とワークショップ教材の改定版も発表した。マンガ教材は9月に提供予定で、小中学生を対象にネット上のコミュニケーションと、対面のコミュニケーションの違いを考えることをテーマにしている。マンガの手法を用いることで、「読むことで理解する教材」ではなく、登場人物の表情や仕草から「情報を読み解く教材」として活用できるという。ワークショップ教材に関しては、8月下旬に提供される予定だ。この教材は、昨年静岡大学教育学部とLINEが共同研究・開発した小中学生向け情報モラル教材の改訂版で、「自分と他人の価値観の違いに再度気づく」という点をテーマにしている。今回は、全国の学校(小・中・高)にLINE社員を派遣しワークショップ授業を数多く実施してきた知見・経験と、教職員の意見をもとに、教材を再開発した。どちらの教材も、子供たち自身が考え、想像できるように工夫されている。また、複数の視点からディスカッションするグループワークでの活用も可能だ。教材やワークショップ授業・講演へLINE社員の派遣については、特設ページから申し込み可能だ。
2015年07月29日