●さくらインターネットのコミュニティ「さくらクラブ」とは?6月27日、アーバンポートホテル鹿児島にて「startuphack in Kagoshima byさくらクラブ」が開催された。「さくらクラブ」とは、今回発足したさくらインターネット公認のユーザーコミュニティで、startuphack in Kagoshimaはさくらクラブ主催の第1弾となるイベントだ。「九州のスタートアップを活性化させたい」というコンセプトで、鹿児島のスタートアップの紹介や、著名ベンチャーキャピタリストや起業家を交えてのパネルディスカッションなど、さまざまな企画が約7時間にわたって行われた。○「熱量」を生み出すコミュニティへイベントの冒頭で行われた基調講演「Dive into Community ~地方スタートアップにコミットするさくらの新戦略~」では、さくらインターネット 代表取締役社長 田中邦裕氏が「さくらクラブ」発足の経緯やその狙いについて説明した。以前から、個人的にOSC(オープンソースカンファレンス)やKOF(関西オープンフォーラム)などのコミュニティイベントに参加してきたという田中氏だが、さくらインターネットがコミュニティ活動を行うことに対しては、JAWS-UGやAndroidの会などのコミュニティがあるなかで、わざわざ新たにコミュニティを作る必要性を感じられず、「本当に作っていいんだろうか」と自問自答していたという。しかし、社員からの自発的な「やりたい」という意見に加え、地元ユーザーからの「さくらインターネットのコミュニティがあれば行きたい」という声もあり、「やりたいという気持ちに応えないのはダメなんじゃないかと心変わりした。当社らしく、社員・ユーザー・会社が同じ目線でやることを決心した」と、田中氏はコミュニティ発足に至るまでの思いを述べた。田中氏は、知識労働をしていかなければならなくなったこれからの時代には、仕事の動機付けとして「熱量」が重要だとする。「家で一人で仕事をしていると熱量は高まらない。さくらインターネットとして、一緒に熱量を高めていけるような場を作っていきたい。コミュニティは誰かに言われて行くものではなく、自分が行きたくて行くのが大切」と語る田中氏は、自身もさくらインターネットを好きな一個人として今回のイベントに参加したという。いかにユーザーに喜んでもらえるか、さくらインターネットとして何ができるか考えてきたというコミュニティ支援担当のさくらインターネット 広報宣伝室 林雅也氏は、「一方通行ではなく、コミュニティと会社の動きが噛み合った“相思相愛”という形を目指していくのが理想」としている。「マーケティングというよりは、いうなればブランディングの施策でやっている」(田中氏)というさくらクラブ。外資系クラウドベンダーが囲い込み、スタートアップはサーバー代に苦労して事業が伸ばせないという声があるなか、同社はこういったコミュニティ活動を通して、スタートアップに強いイメージを広めていきたいという狙いもあるようだ。○今、鹿児島のスタートアップがアツい!基調講演に続いて、鹿児島に縁のあるスタートアップ企業4社による紹介ピッチが行われた。声でつながるSNS「Talkspace」鹿児島大学にオフィスを構えるfreepは、会話を楽しんだり、歌ったり、面白いネタを話したりなどして音声よるコミュニケーションを楽しむSNS「Talkspace(トークスペース)」を開発・運営している。自由に会話を楽しむことができる「スペース」、フォローした人のつぶやきを聴くことができる「タイムライン」、トークスペースやタイムラインをまとめることができる「プレイリスト」といった機能があり、すでに月間あたりの投稿数は300万、再生回数は3000万を越えているという。今後の成長が期待されるSNSだ。スポーツ界のファン市場を開拓する「SPO-STA」フィギュアスケートの村上大介選手も利用しているという「SPO-STA」は、活動資金を募りたいスポーツ選手やチームを支援するサービスだ。村上選手は2014年11月のNHK杯優勝後、同サービスを通じて多くのファンから寄付を集めた。サービスリリース以降、すでに100を越える選手・チームに利用されているという。またSPO-STAでは、オンラインのファンクラブや後援会のサポート、イベントグッズなどの運営代行なども行っており、資金難を解決したい選手と、スポンサーを希望する企業とをマッチングさせるスポンサーネットワークも開発中とのこと。同サービスの運営元であるスポスタの本社は東京・渋谷にあるが、開発は鹿児島のエンジニアチームと連携しながら行っている。Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」「地方でも好きな働き方ができる世の中にしたい」という理念のもと、Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」を開発しているユニマルは、鹿児島を拠点に活動する企業だ。ファイル共有のためのコラボレーションツールにもいろいろあるが、Dropboxではコーダーやエンジニアにとっては物足りない。しかし、GitHubでは学習コストが高く、デザイナーやライターには使いにくい。そんなときこそ、universionsの出番となる。すでに、デジタルハリウッドの運営する「G’s ACADEMY」の公式ツールとして導入されており、海外展開も視野に入れて開発を進めている。さらにユニマルは、フリーランスのクリエイターを対象とした月額最低報酬金額を保証するクラウドソーシングサービス「universionsWORKS(仮)」のリリースを予定している。同サービスは、仕事の有無を問わず月額5万円の報酬が保証され、フリーランスへの定期収入を実現するもの。ユニマルは、同サービスにより地方にいることがステータスとなるような社会を目指していくとしている。「なでなで」すると音が出る抱き枕「痛すぽ」「なでなで」すると音声を発する抱き枕「痛すぽ」は、抱き枕の内部に装着されたセンサーが「なでる」動作を感知し、その強弱によって無線連携したスマホから流れる音声が変わるもの。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、痛すぽ製品化の支援金として、目標金額50万円を遥かに上回る373万4,000円が集まり話題となった。イベントでは、痛すぽを開発するジョイアスの代表取締役 内村康一氏がデモンストレーションを行い、会場から大きな声援を得ていた。現在ジョイアスは福岡にオフィスを構えているが、内村氏自身は鹿児島の出身だという。同セッションに登壇したfreep 取締役の高橋亮氏は、「地方のスタートアップを盛り上げていくには、成長している企業がいかにして出てくるかというのが大事だと思う。僕たちはそのひとつになりたい」と語っていたが、ここで紹介した彼らが鹿児島のスタートアップの発展を牽引していくことは間違いないだろう。●地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?○地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?パネルディスカッションでは、登壇者たちが鹿児島の芋焼酎「あらわざ桜島」を飲みながら九州のスタートアップ事情などについて語り合った。九州地方のベンチャー支援を担当するトーマツベンチャーサポート 九州地区リーダーの香月稔氏によると、九州のなかでも宮崎や福岡はスタートアップの事例が多く、特に福岡は、市長や日本政策金融公庫など、さまざまなプレーヤーがスタートアップ支援に参加しているという。やはり東京と比べて情報の遅れはあるものの、九州でもスタートアップが資金調達できるようになってきており、「東京と同じ目線で話をできるくらいのレベルになってきている」(香月氏)。一方、「地方スタートアップベンチャーはどう戦っていけばよいか?」という話題に対し宮崎スタートアップバレーの共同創業者である齋藤潤一氏は、「東京と比べることには意味がない。“地域イノベーション”こそがインパクトを与える」とばっさり。根本を見つめなおさずにシリコンバレーや東京のモデルを地方に持ってきても意味がない。自分はなぜやりたいのか、何をやりたいのかということを見つめなおすことが大切であると指摘した。また、実際に鹿児島で起業したfreepのCEO 鮫島悠氏は、「自分たちが会社を立ち上げた当時、鹿児島のベンチャーはゼロだった。前例がないなかでやっていくのは大変なので、先に誰かがやっているということは重要」と自身の経験をふまえて語った。また、「起業家養成のイベントで、“起業する=すごい”という感想をもっていた参加者がいたが、起業は別に“すごい”ことではなく、自分のやりたいことを実現する手段でしかない」と、自分の「やりたいこと」を明確にすることの大切さを強調していた。さくらインターネットの田中氏も京都府舞鶴市で起業し、地方で戦ってきた経営者の一人だ。しかし「東京や地方とか言いすぎ」(田中氏)と、やはり地方と東京の差を意識しすぎることについて疑問を持っているようだ。とはいえ、舞鶴にいると足をひっぱったり、「熱量」を下げたりする人が多かったのも事実だという。近年、知識労働が求められ、クリエイティビティが富を得る手段になってきており、そのために熱量が必要になっているとする田中氏は、『クリエイティブ・クラスの世紀』(ダイヤモンド社)という本を話題にあげ、寛容であることがクリエイティビティを発揮するために重要であるという考え方を紹介したが、「舞鶴では“身体を動かしてナンボ”という空気があった。地方など人の動きが少ない場所は、寛容的でない文化がある」と当時を振り返る。「東京は、地方から出てきたいろんな人がいるからおもしろい。しかし最近では東京生まれ東京育ちの人が増えてきているので、あと数十年もすると東京も不寛容な町になってしまうのでは。熱量を奪われない場所があるのなら、地方/東京にこだわる必要はない」(田中氏)「地方スタートアップの戦い方」というテーマから始まったパネルディスカッションだったが、地方/東京という枠にとらわれず、自分のやりたいことを明確にして、熱量をもって取り組んで行くことが大切なのではないかという意見でまとまっていた。○ハッカソンの優勝者には「石狩テータセンターツアー」イベント終盤の懇親会では、同イベント前日に行われたハッカソンの結果発表が行われた。ハッカソンのテーマは「ワンボタン」。チーム「KTN」は、ボタンを押すと人工無脳により百人一首の解析結果から短歌が作成できるアプリ、チーム「ヤングマン」は、献立をワンボタンで発案してくれるアプリ、チーム「ヘビーシャーク」は、ボタンをクリックした回数の発電量がわかる教育用のアプリをそれぞれ企画・開発した。優勝チームは献立アプリを開発した「ヤングマン」。16歳とは思えない見事なプレゼンテーションを披露した鹿児島県内の高専生 平川将綺氏には、優勝賞品の「石狩データセンターツアー招待券」が、また優勝チーム全員にRaspberry Pi 2が贈られた。また懇親会では、参加者飛び込み型のLT大会や、宮崎の起業家を支援する「宮崎スタートアップバレー」の紹介などが行われ、参加者たちの熱量が感じられる“アツい”夜となった。
2015年07月01日夢庵ではこのほど、「夏のご馳走 おいしいものみつけた。フェア」を開始した。実施は9月2日までを予定。同フェアでは、鹿児島県産うなぎを使用したメニューを提供する。鹿児島県産うなぎは、鹿児島県大隅半島の良質な地下水により育てられており、泥臭さがないのが特徴とのこと。さらに、皮の柔らかさや小骨の少なさ、風味、ふっくら感、柔らかさなどといった伝統的なおいしさを損なわないよう、白焼き・蒸し・オリジナルのタレによるタレ焼きなど、焼き工程にもこだわっているという。「鹿児島県産うな重御膳」(2,399円)は、ふっくら蒸してから焼く江戸前風のうな重に、伏見唐辛子やみょうがなど季節の天ぷら盛り合わせ、刺身3点盛り、煮物の付いた御膳となっている。「鹿児島県産うな重」(2,099円)は、うな重に肝吸い、おしんこのセット。そのほかにも、宇治茶そばとともに季節の天ぷらが楽しめる「宇治茶そばと夏の味わい膳」(1,099円)や、日本そばと宇治茶そばをそばつゆ・胡麻ダレで食べ比べできる「宇治茶そばの二色盛り」(999円)、定番メニューのうまか丼に、夏季限定の明太子、キムチ、釜揚げしらすを入れた「夏のうまか丼」(1,099円)も販売している。また、同店では家庭でも楽しめる「お持ち帰りうな重 松(うなぎ1.5人前)」(2,399円)、「お持ち帰りうな重 竹(うなぎ1人前)」(1,843円)も用意している。※価格は税別
2015年06月25日ファミリーマートは10日、鹿児島とんこつ味のオリジナルカップ麺「ざぼんラーメン」を発売する。○鹿児島「ざぼんラーメン」の味を再現同商品は、鹿児島の老舗ラーメン店「ざぼんラーメン」が監修し、サンヨー食品と共同開発したカップ麺。「ざぼんラーメン」は、昭和27年に創業された、鹿児島を代表する老舗ラーメン店。認知度も高く、老若男女、また県外の観光客にも親しまれている。やさしいコクのあるまろやかな味わいが特徴で、パッケージには鹿児島のご当地ラーメンと一目で分かるよう、鹿児島のシンボルでもある「桜島」を入れた。価格は286円(税込)。数量限定販売。
2015年03月01日スカイマークは羽田~神戸/鹿児島線において、割引運賃「前割1」「前割3」「前割7」を復活して設定する。また、予定便出発前の取消手数料が1,000円となり、突然の予定の変更にも利用しやすくした。同社の前割は、発売開始~搭乗日までに購入できるもので、「前割1」なら搭乗前日まで、「前割3」なら搭乗3日前まで、「前割7」なら搭乗7日前までとなっている。設定期間は2月26日~3月28日で、羽田~神戸線は9,500円(「前割3」)から、羽田~鹿児島線は1万2,800円から(「前割7」)から。なお、これらの設定料金には、1区間片道税、また、羽田空港旅客施設使用料を含んでいる。予約は2月25日15:00より一斉に開始する。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年02月25日大阪府大阪市北区梅田のホテルグランヴィア大阪20F宴会場で、鹿児島の焼酎、果実酒を味わえる「鹿児島焼酎祭」が開催される。開催日時は2月23日の18時30分~20時30分まで。参加費は、前売り券6,000円・当日券6,500円(税込)。○鹿児島県限定酒など33銘柄が登場同イベントでは、鹿児島限定販売の焼酎やスパークリング焼酎など、関西では珍しい33銘柄の酒を味わえる。出品されるのは焼酎が18銘柄、スパークリング焼酎&リキュール4銘柄、そのほか日本酒や梅酒、果実酒、ビール。合わせて、「牛肉の鉄板焼き」「黒豚のローストポーク」「鶏のから揚げ」「鰤王の造り・寿司」など、鹿児島県産の食材を使ったグルメも味わうことができる。そのほか、大阪を中心に全国でライブ活動をしている内三千代さんによる「島唄ライブ」も開催。鹿児島の焼酎やさつま揚げ・ホテルギフト券などが当たる「お楽しみ抽選会」も開催する。
2015年02月19日スカイマークは2月16日~22日の1週間限定で、羽田~鹿児島線で片道6,500円になる特別キャンペーン「SKYセール」を実施している。搭乗期間は2月23日~3月28日で、購入期限は予約日含めて4日以内までとなっている(搭乗日が予約日を含め4日以内の場合は搭乗日前日まで)。なお、運賃に税や羽田空港の旅客施設使用料も含まれている。販売座席数には制限があり、なくなり次第、セールを終了する。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年02月16日福岡県福岡市中央区天神の天神ソラリア西鉄ホテル8階で、鹿児島県内・離島を含む88蔵元が自慢の焼酎を出品する「第2回 鹿児島県産 芋焼酎・黒糖焼酎 大試飲会in FUKUOKA」が開催される。日時は2月4日13時~20時(受け付け19時)まで。料金は前売り券1,000円、当日券1,500円(全て税込)。○特製グラスと焼酎720mlプレゼント!同イベントには鹿児島県内と離島を合わせた88蔵元が出品し、700銘柄の芋焼酎や黒糖焼酎などを味わうことができる。当日は、初心者からベテランまで参加できる「利き酒チャレンジ」や、アンケートに答えると厳選焼酎が当たる抽選会、紙飛行機を的に飛ばして命中するとプレゼントがもらえる「薩摩認証マークめがけてみよう」など、各種イベントも用意している。また、12時~12時40分には、鹿児島大学客員教授・鮫島吉廣氏を講師に迎えた焼酎講座「健康を考えるなら本格焼酎」(定員100名)も行われるという。なお、来場者特典として、全員に特製グラスと焼酎720mlがプレゼントされるとのこと。
2015年02月01日「かごしま水族館」は、展示していたジンベエザメを放流すると発表した。○大きく成長したジンベエザメ「かごしま水族館」では、鹿児島の海に住む世界最大の魚類「ジンベエザメ」を「皆に知ってほしい」という思いから展示してきた。6代目ジンベエザメの「ユウユウ」は、国内ベスト5に入る大きさの黒潮大水槽にて元気に泳ぎ、来場者を楽しませてきたが、全長が5m17cmと大きく成長したことにより、海へ帰されることとなった。○お別れセレモニーから放流まで「ユウユウ」は、11月3日まで黒潮大水槽からの搬出訓練を行い、11月3日の13時からは黒潮大水槽前でお別れセレモニーが開催された。11月4日に黒潮大水槽から搬出され、約2週間の野生復帰トレーニングを行った後、放流される。「かごしま水族館」は、鹿児島空港からリムジンバスで50分、「金生町」下車より徒歩15分。入園料は、大人(高校生以上)1,500円、小人(小・中学生)750円、幼児(4歳以上)350円。営業時間は9時30分~18時。休館日など詳細は、「かごしま水族館」ホームページにて。
2014年11月04日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月30日、2014年5月に打ち上げた陸域観測技術衛星2号「だいち2号(ALOS-2)」により、9月27日に噴火した御嶽山の緊急観測を行い、噴火により発生した窪みや降灰堆積の様子を捉えることに成功したと発表した。同観測は、JAXAと防災関連機関との間の、災害に関する衛星情報提供協力の枠組みにより、火山噴火予知連絡会および内閣府からの要請により行ったもの。今回の観測では、「だいち2号」に搭載されたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)を用いた噴火前後の山頂付近の比較から、長さ210m、幅70mほどのくぼみが新たに発生していることを確認。これが新たに形成された噴出口(火孔)であると考えられるとする。また、噴火前後の御嶽山山頂部を同じ軌道から観測した画像の変化を比較したところ、衛星画像においても御嶽山山頂の火口の周辺に降灰堆積が多く分布することが推察される結果を得たという。なおJAXAでは引き続き防災関連機関と連携しながら、御嶽山の観測を継続する計画だとしている。
2014年10月01日鹿児島県薩摩川内市と富士通は9月26日、今年7月22日に締結した「次世代エネルギーを活用した市民サービス検討に関する基本協定」に基づき、家庭内で計測した電力使用量などの情報を活用した見守り支援サービスの事業化に向けた実証を開始した。同実証の目的は、同市全域で行ってきた声掛けや定期訪問などの高齢者見守り活動に、ICTを活用にすることによる効率化および質の向上を図ること。同市は、現在実施中のスマートグリッド実証試験(九州電力と共同で実施中)に参加中の一部の市民モニタに対して、本実証への協力を依頼するとともに、新たに高齢者モニタ約100世帯を市民から募る。具体的には、参加者宅に電力使用量の計測器、温度・湿度・照度・気圧などが測定できる複合センサーを設置し、データを収集する。収集したデータを富士通のクラウドセンターで蓄積・分析することにより、見守り対象者の生活リズムや住環境の状態を導き出し、行動推定を実施する。この行動推定情報をもとに、見守る側である薩摩川内市内の関連部門が、見守り対象者宅訪問の要否を判断する。2014年度はシステム環境の構築、モニタ宅の選定および機器設置などを行い、2015年度にフィールド実証を行う。
2014年09月26日ファミリーマートはこのほど、"土用の丑の日"に向けて「鹿児島県産うな重」などの予約受付を開始した。○ぜいたくに鹿児島県産のうなぎを使用今年の"土用の丑の日"は7月29日。予約受付を開始したうなぎ商品は4種類。「鹿児島県産うな重」(特上)は120gを使用し、2,280円(税込)、「鹿児島県産うな重」(上)は、1,980円(税込)、「うな重(中国産)」は、1,180円(税込)、共に100gのうなぎを使用。「うなぎ茶漬け」は、790円(税込)となる。「3種類のうな重」は、予約締め切り日時が7月20日の9時までで、渡し日は7月23日~25日。「うなぎ茶漬け」は、予約締め切り日時が7月23日の9時までで、渡し日は7月26日~28日となる。「鹿児島県産うな重」(特上/上)には、予約・購入特典として1品につき、コカコーラ「綾鷹」か「綾鷹 まろやか仕立て」(各525ml)を1本進呈する。また、7月23日~30日に購入すると、抽選で50人に1人、Tポイントを1,000ポイント進呈するキャンペーンも実施する。なお、うなぎ商品以外に、「海老と穴子の天重」(850円・税込)、「炭火焼豚蒲焼き重」(800円・税込)、「にぎり寿司詰め合わせ」(980円・税込)、「穴子ちらし寿司」(880円・税込)、「牛肉と半熟玉子の冷しうどん」(598円・税込)、「土用餅」(398円・税込)、「流し水ようかん」(398円・税込)を、数量限定で販売する。「うな重(中国産)」「うなぎ茶漬け」「海老と穴子の天重」「炭火焼豚蒲焼き重」「にぎり寿司詰め合わせ」「穴子ちらし寿司」「牛肉と半熟玉子の冷しうどん」のいずれか1品と一緒にカップタイプの吸い物「名店の味巡り 大江戸お吸いもの」(131円・税込)を購入すると、合計金額より20円引きとなる。
2014年06月13日JR九州はこのほど、鹿児島中央駅に隣接して建設を進めている「アミュプラザ鹿児島別館(仮称)」の正式名称や外観デザインなどを発表した。名称は「アミュプラザ鹿児島 プレミアム館」。黒と赤を基調とした外観で、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」などを手がけた水戸岡鋭治氏がデザインを担当する。地上8階建てで、延床面積は約8,700平方メートル、店舗面積は約5,000平方メートル(1~7階)。県内初出店の東急ハンズを含む約20店舗が出店の予定だ。「アミュプラザ鹿児島」が10周年を迎える今年秋の開業を予定しており、オープン後は鹿児島ターミナルビルが運営にあたる。
2014年01月22日(画像はプレスリリースより)ご当地サプリのオンライン販売を開始株式会社アプリとサプリは、鹿児島県産の孟宗竹(もうそうちく)を100%使用したサプリメント、「竹乃力(たけのちから)」を竹乃力オンラインショップを通じて2013年12月20日(金)より全国発売をします。「竹乃力」は、原料ある孟宗竹粉の約95%は植物繊維となっており、更に有胞子乳酸菌(ラクリス菌)と腸内のビフィズス菌を増やし、お腹の調子を整えるイソマルトオリゴ糖を配合した食物繊維たっぷりのサプリメントです。鹿児島県内で5万個を販売した実力派商品孟宗竹の有効活用を研究していた国立鹿児島大学から生まれた商品「竹乃力」は2007年から鹿児島県内にて、別名で販売されており、累計5万パッケージを売り上げた実力のある商品です。今回は更なる改良を加え、商品名を「竹乃力」に変更し、パッケージもリニューアルをして全国の皆様へ届けます。毎日のスッキリに悩んでいる方は、孟宗竹の食物繊維パワーに頼ってみるのもいいかもしれません。-商品概要-商品名『竹乃力』(読み:たけのちから)発売日:2013年12月20日~販売場所:竹乃力オンラインショップでの販売のみ価格:3,980円(90粒入り:税込)(引用:プレスリリースより)【参考リンク】▼株式会社アプリとサプリ プレスリリース/PR TIMES▼竹乃力オンラインショップ
2014年01月04日「ワイズ(Y’s)」は、鹿児島の木工作家のアキヒロジン率いる「アキヒロ・ウッドワークス(AKIHIRO WOODWORKS)」とのWネームのマグカップとカフェオレ・ボウルを発売した。このコラボレーションは、「手で作るプロダクトデザイン」というアキヒロ・ウッドワークスの作品にワイズが共感し実現した。木製のマグカップ「ジンカップ(JINCUP)」(3万1,500円)は八角形のフォルム。職人技術により手に馴染むように製作され、飲み口は薄く滑らかに削り出されている。カフェオレ・ボウル(3万7,800円)は、木製ならではの質感を残すため厚みを残し外側を荒く削って仕上げられた。両商品共に、鹿児島県産のタブノキを素材に使用。上部は漆で色付け。赤と黒の2色展開で、全国のワイズ店舗と公式オンラインショップで取り扱う。アキヒロジンは2002年に木工作家としての活動を開始。オーダー家具やオリジナルのプロダクト製品の製作、店舗や住宅内装、インスタレーション作品の発表など活動の幅を広げている。アキヒロ・ウッドワークスは、同氏とその父、三男の3人で運営。先月には大阪・ディエチと東京・トーキョーカルチャート by ビームスで企画展を開催した。
2013年08月09日鹿児島県日置市日吉町で、泥にまみれて豊作を願う祭り「せっぺとべ」が行われる。開催日時は6月2日(日)、会場は八幡神社、吉利鬼丸神社。同祭りは、400年前からこの地域に伝わる「お田植え祭り」で、若衆が田の中で円陣を組んで酒を飲み、唄を歌いながら勢いよく飛び跳ねる。この地方を治めていた島津常久が1595年、八幡神社を総鎮守社と定め、9畝(せ)の御新田を寄附したことから始まったとされ、足で土をこねて田んぼを「耕す」ことと、「害虫を踏み潰す」という、2つの意味があるという。なお、「せっぺとべ」とは、「精一杯跳べ」という意味の薩摩弁とのこと。祭りでは、ほかにも様々な踊りを奉納。八幡神社境内では、笹付き竹棒を持って踊る「笹踊り」、鬼丸神社境内では「虚無僧(こむそう)踊り」や「鎌踊り」、「棒踊り」などが披露される。詳細は、日置市公式ページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月30日渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会は5月19日に、南九州最大の祭である「おはら祭」を東京・渋谷で再現する「第16回 渋谷・鹿児島おはら祭」を開催する。同イベントは、鹿児島市と渋谷区が歴史的に深い縁があることから、1998年より開催。「おはら祭」はもともと鹿児島県で行われている祭りで、その由来は鹿児島の代表的な民謡「おはら節」からきているという。今回は58組の踊り連、総勢約2,000人の踊り手が、「おはら節」、「ハンヤ節」、「渋谷音頭」の3曲に合わせ、渋谷の道玄坂と文化村通りで「踊りパレード」を実施する。パレードは小雨決行。第一部パレードは13時20分から、第二部パレードは14時50分から実施する。また、5月18日、19日の2日間、鹿児島名産の食品や焼酎などを販売する「さつまの食品展」を開催。東急百貨店本店正面口前、渋谷マークシティ(1F イベント広場とウェーブ広場)、ユニクロ渋谷道玄坂店前 、ソフトバンク渋谷店前、渋東シネタワー前(5月19日のみ実施)で実施する。更に渋谷ハチ公前広場では5月18日・19日に、渋谷と鹿児島の魅力を紹介する「渋谷・鹿児島観光案内」を実施。5月16日~22日までは、「東急フードショー 鹿児島の味覚特集」を渋谷駅・東急東横店地下1階東急フードショーで開催する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月03日鹿児島市交通局は、鹿児島市に初めて路面電車が登場してから、2012年12月で100周年を迎えたことを記念し、12月1日より観光レトロ電車「かごでん」を運行した。車両は、大正時代から昭和30年ごろまで運行していた当時の20形電車をモチーフに、既存の台車・主要部品を活用して製作されたもの。車内では、観光サポートガイド(ボランティア)による市電沿線を中心とした観光案内が実施される。運行概要は下記の通り ・運行日土日祝日(年末年始を除く) ・運行時間10:00、11:10、13:10、14:20(1日4便) ・運賃大人320円、小児160円(市電・市バス一日乗車券、共通利用券キュートも使用可) ・運行時間約70分 ・車両の構造上、電動車イスは乗車できないので注意。手押し型車イスについては、簡易スロープで対応するため乗車できる 詳細は鹿児島市交通局で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日地元民にとってはなじみのあるものでも、一歩その地を離れると意外と知られていないもの。今回私、鹿児島出身のライター大矢幸代がご紹介するのは、故郷のとっても小さな「みかん」だ。鹿児島と聞いてすぐに思いつく代表的なものは、西郷さんに温泉、そして現在も噴火活動を続けている桜島といった感じだろうか?でも、ここ鹿児島で生産されている「桜島小みかん」のことは、ご存じない方も多いと思われる。「桜島小みかん」はギネスブックで世界一小さいみかんとして認定され、地元では古くから「島みかん」と呼ばれ愛されてきた。今回、この桜島小みかんについて筆者に教えてくださったのは、鹿児島県農産園芸課の吉冨寿美子さん。「桜島小みかんは、重さは40~50g、直径5cmに満たないくらいの、とっても小さなみかんです。糖度が高くて、香りも強いですよ」。この小みかん、大半が県内の市場に出回るのだが、近年ネットでの直販も増え、少しずつ県外へ進出しているよう。ちなみに、吉冨さんにおすすめの食べ方を聞いてみた。「もちろん生でそのまま食べていただくのが一番おいしいのですが、果皮を乾燥させて細かく刻み、うどんやそば、漬物などの薬味として食べるのも、地元ではポピュラーですよ」。なるほど、女性ならではの細やかなアドバイスを頂いた。じゃ、筆者も早速食べてみたい!そう吉富さんに伝えると、「桜島小みかんが収穫期を迎えるのは、実は12月上旬からなんです」とのこと。取材中の現在は11月半ば。すると、まだ市場に出回っていないということなの?望みを絶たれたように思われた瞬間、吉富さんはニッコリ。「去年から出荷が始まった『桜島種なし小みかん』という種類があります。これは成熟が2週間は早いので、もうお店に出回っているはずよ」。急いで筆者が訪れたのは地元百貨店。果物売り場に足を運ぶと、あるある。「初物!」のポップとともにかわいらしい「桜島種なし小みかん」を発見!比較用に、普通のみかんも一緒に買ってみた。みなさん、この違いを分かっていただけるはず。丁寧に皮をむいて味わってみると確かに甘い!小ぶりな果肉の中にうま味が凝縮されている感じ。最近ではグラッセやゼリー、ドレッシングなど桜島小みかんを使った商品も多く販売されている。ギフトにもなりそうなオシャレなものがほしい!という人は、市内にアトリエを構える「FUKU+RE」へ。このお店で販売されているのが、桜島小みかんを丸ごと使った「コミカンジャム」だ。香りの強い皮の部分も余すことなく入っているので、しっかりとした桜島小みかんの味と、後味にピリッとショウガとスパイスの爽やかな香りが広がる。桜島小みかんそのものも、かわいらしくおいしいが、小みかんを使ったご当地スイーツもオススメ。鹿児島旅行の機会には、ぜひ味わっていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日鹿児島県観光連盟が運営する鹿児島県観光サイト「本物。の旅かごしま」では、「鹿児島の冬を彩るイルミネーション&夜景ガイド2012」と題して、県内の夜のビュースポットを特集している。紹介されている県内のイルミネーションスポットは11カ所。鹿児島市を代表するイルミネーションスポットとして知られる”みなと大通り公園”と”ドルフィンポート”を彩る「冬季光の回廊」(鹿児島市)や、13万球の電飾で美しく照らし出された「志布志鉄道記念公園」(志布志市)とその周辺など。そのほか、「鹿児島中央駅周辺」(鹿児島市)、「アミュプラザ鹿児島」(鹿児島市)、「城山観光ホテル」(鹿児島市)、「指宿駅前広場」(指宿市)、「フラワーパークかごしま」(指宿市)、湧水町轟小学校付近の「二渡イルミネーション『星のさんぽ道』」(湧水町)、「川内駅前ウィンターイルミネーション」(薩摩川内市)、「市民クリスマス~光のページェント」(西之表市)、そして鹿屋市の各所のイルミネーションが紹介されている。一方、夜景のスポットは、標高107メートルの小高い山の上にあり、夜はキラキラと輝く鹿児島市街地を一望できる「城山展望台」(鹿児島市)や、桜島の4合目にある「湯之平展望所」(鹿児島市)などが紹介されている。「湯之平展望所」は海抜373メートル、桜島の4合目に位置し眼下には鏡のように穏やかな錦江湾と鹿児島市街地、南は開聞岳まで一望できる島内一の景勝地だ。そのほか、「寺山公園」(鹿児島市)、「鹿児島県庁」(鹿児島市)、「川辺峠」(鹿児島市)、「さえずりの森高倉展望台」(姶良市)、「国分ハイテク展望台」(霧島市)、「国分城山公園」(霧島市)、「輝北うわば公園」(鹿屋市)と県内有数の夜景スポットが取り上げられている。詳しくは、鹿児島県観光サイト「本物。の旅かごしま」のチェックを。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日黒豚で有名な鹿児島。当然、ラーメンはこってりかと思いきや、意外にも昔からあっさり系が主流だという。真偽のほどを確かめるため、早速、鹿児島へ飛んだ。九州はこってり系ラーメンの聖地。当然、黒豚料理が有名な鹿児島もこってり系だと思ったら大間違い。地元の人に聞くと、昔から鹿児島ではあっさり系が主流だという。また、みそ系も人気があるのだとか。市内で自営業を営むコバさんは、あっさり系ラーメンを高校時代から毎日のように食べていたという。「『のり一』というラーメン屋さんが、市内随一の飲食店街・山之口町界隈にあるのですが、私はここのラーメンで育ったようなもの。当時は1杯50円でね、毎日のように食べていました」。えっ、50円!?コバさんは現在61歳だそうで、「のり一」に通っていたのは昭和40年代。ビールが120円、牛乳が20円という時代だ。その時代に50円とはかなり安いではないか。となると、現在の「のり一」の値段設定が気になるところ。早速店にうかがったところ、ラーメン(中)がなんと300円ではないか!この値段でラーメンが食べられる店はそうそう他にないのでは?いただいてみると確かにあっさりした鶏ガラベースの味。具は豆モヤシとチャーシューが2枚。麺は自家製の中太ストレート麺で、うどんのように白い。ただ、お店の方に聞くと、かんすいは入れているとのこと。また、スープには隠し味としてトンコツスープを加えていると教えてくれた。● Information のり一 鹿児島市山之口町9-3 神川ビル1F コバさんがもう1軒おすすめしてくれた店がある。昭和25年(1950)創業の「こむらさき」だ。ここのラーメンの特徴は、キャベツやシイタケが乗っていること。麺は中太のストレート麺で、やはりうどんのように白い。スープは濁りがなくあっさりしている。二代目の橋口芳明さんに話をうかがうと、ラーメンは食事のひとつとしてとらえているため、栄養バランスを考えてキャベツなどを乗せているのだとか。また、麺はかんすいを使わず、一度蒸したものを使用。濁りがないスープは、トンコツのみならず鶏やシイタケなども使って取っているという。かなり個性的なラーメンだが、いただいてみるとあっさりした味わいで麺ものど越しがいい。キャベツや麺、スープが調和していて、どれかひとつでも欠けていたらこの味にならない完成形といえそう。黒豚を使ったチャーシューもおいしく、リピーターが多いというのもうなずける。● Information こむらさき 鹿児島市東千石町11-19 最後に紹介するのが、鹿児島のラーメンを語る上で忘れてはならない「のぼる屋」だ。創業は昭和22年。鹿児島で一番古いラーメン屋で、メニューはラーメンしかない。店を訪ねると、建物が昭和の雰囲気を色濃く残していていい感じ。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界にいざなわれるようだ。店内はカウンターのみで、その向こうに大きな羽釜が3つほど並んでいるのが印象的。店内では、年配の女性5人が働いている。陣頭に立つ徳重和子さんに話をうかがうと、同店は、横浜で看護師の仕事をしていた故・道岡ツナさんが創業したという。中国人の患者から看護のお礼にと教わった中華そばを、戦争で焼け野原となっていた故郷・鹿児島で出そうと始めた。そのせいか、この店のラーメンは中華そばに近いという。早速、運ばれてきたラーメンを見ると、スープは茶褐色。具は、長方形に切られたチャーシューと豆モヤシだ。麺は細いうどんのような面持ちの白い中太麺で、自家製。かんすいは使わず、その日売れる分だけを作っているのだそうだ。まず、スープを飲んでみると、おお、あっさりしている。聞けばトンコツを主体としているそうだが、鶏ガラや魚介などもミックスさせているそうで、しっかり深みもある味だ。そのスープに中太麺がよく合うし、豆モヤシも味のアクセントになっている。この味はやはりのぼる屋でしか楽しめない個性的なもので、店の雰囲気もおいしさを後押ししているようだ。● Information のぼる屋 鹿児島市堀江町2-15 こうしてみると、「のり一」にも「こむらさき」にも「のぼる屋」の影響が感じられるが、それぞれの店でアレンジされ、独特の味を作っているのが分かった。しかし、白いうどんのような麺であることは共通している。これは鹿児島独特のものなのだろう。トンコツ系にありがちな細麺を食べ慣れた舌には新鮮に感じられ、スープや具との相性もしっかりと堪能することができた。鹿児島を訪れた際には、トンコツ派、しょうゆ派という方にも、一度はこのラーメンを食べてみていただきたい。未知なる味との出合いによって、味覚に磨きがかかること請け合いである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日鹿児島県枕崎市で、芋焼酎の原料となるサツマイモ「コガネセンガン」の芋ほり体験が行われる。日時は10月28日(日)。3回に分けて実施され、1回目は10:00~、2回目は13:00~、3回目は14:30~となる。募集人数は各回20名程度で計60名(先着順)だ。開催場所は薩摩酒造火の神蒸留所近くの芋畑。主催は地元枕崎市に本社を置く薩摩酒造株式会社。昭和11年設立の老舗で、酒類、清涼飲料などの製造および輸出入、食品の仕入れ販売、山林経営、農作物の研究開発および生産物の販売などを行っている。商品は「さつま白波」、「薩摩焼酎黒白波」、「さくら白波」、「甘白波」、「さつま乙女」、「我は海の子」、「枕崎」などの芋焼酎をはじめ、「麦わら帽子」、「神の河(かんのこ)」などの麦焼酎、「白鯨」、「欧羅火」などの米焼酎がある。そば焼酎では「蕎麦蔵(そばぐら)」。さらに発泡酒や梅酒などもラインナップされている。イベントは同日開催の「新酒まつり2012」の一環として行われる。日ごろの感謝を込めて、薩摩酒造株式会社が出来立ての新酒の一番蔵出し祝いを行う。社員による手作りイベントだ。新酒を祭る風習は、その年の初仕込みの出来を杜氏や倉子たちで利き酒をする鹿児島の秋の風物詩でもある。わが国で焼酎は16世紀ごろには作られていたと言われている。ポルトガルの商人ジョルジェ・アルバレスが記録に残しているほか、鹿児島県伊佐市の郡山八幡神社には1559年に書かれたと伝えられている焼酎についての落書きもある。織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦いがほぼ同時期(1560年)であることからも焼酎の歴史の古さをうかがい知れる。なお、芋ほり体験には長靴または運動靴・タオル・帽子の持参が必要。軍手・ビニール袋は主催者側が準備する。■申し込み方法 住所、氏名、電話番号、希望時間を記入し、薩摩酒造株式会社まで。申し込みの締め切りは10月24日(水)。e-mailmeijigura@satsuma.co.jp【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日鹿児島市 平川動物公園(鹿児島県鹿児島市平川町5669-1)のシマウマ舎では、7月3日と7日にシマウマの赤ちゃんが2頭(メス・オス)誕生し、元気に成長中だ。平川動物公園では、毎年たくさんの赤ちゃんが生まれる。7月も、3日にシマウマのナナ(11歳)がメスの赤ちゃんを、7日にコリン(3歳)がオスの赤ちゃんを出産した。同園では2頭の子の父親・リンタロウ(16歳)以来、約16年振りに生まれたシマウマの赤ちゃんとなる。現在は、母親と一緒に寝室とアフリカ園裏の運動場で暮らす。母親と寄り添いながら行動したり、時には駆け回ったりする姿が見られている。また、哺乳の回数、時間も日に日に増えており、母親の愛情のもと、すくすくと成長しているという。シマウマは、警戒心が強く、神経質な動物。同園では、一般公開は親子の状態をみながら検討していきたいと考えており、「それまで、温かく見守ってください」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月04日平川動物公園(鹿児島県鹿児島市平川町5669-1)では、7月3日と7日にシマウマの赤ちゃんが2頭(メス・オス)と、6月11日に、ビントロングの赤ちゃんが3頭(性別不明)誕生したシマウマの赤ちゃんは、同園では1996年以来、約16年ぶりの誕生。母子ともに元気で、母親が熱心に子育てを行っている。一般公開は、赤ちゃんの状態や天候を見ながら、検討していきたいとしている。2頭の赤ちゃん誕生により、平川動物公園のシマウマは計6頭となった。一方のビントロングの赤ちゃんは、1997年以来約15年ぶりの誕生となった。ビントロングは、東南アジアの森林にすむジャコウネコ科の動物で、体長60~100cm、体重9~14kg。雑食性で小動物や果実を食べる。母子ともに元気で、現在は子育ての真っ最中。こちらも一般公開は、赤ちゃんの成長の具合を見ながら検討する。3頭の赤ちゃん誕生により、同園のビントロングは5頭に。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日マスミューチュアル生命は17日より、鹿児島銀行と三菱UFJメリルリンチPB証券を通じ、『悠々時間アドバンス(豪ドル建)』(正式名称:積立利率金利連動型年金(豪ドル建))の販売を開始した。この保険は積立金を一般勘定で管理し、マスミューチュアル生命所定の方法により計算された積立利率で運用しており、将来の年金額が契約時点において豪ドルで確定する年金保険。豪州の金利を生かした運用豪州の金利水準を反映した積立利率で運用するので、日本より高い金利を享受できる契約時に設定された積立利率は、据置期間、年金受取期間を通じて適用されるので、契約時に豪ドル建の年金額が確定する選べる据置期間、受取方法据置期間、年金受取期間を組み合わせることができる年金は豪ドルまたは円で受け取れる円で受け取る場合は、年1回払いのほか、年2回・4回・6回・12回払いも選べる為替リスクに対応する機能年金受取時の為替レートが、設定した為替レート(為替ターゲットレート)と同一または円安のときだけ「円で受取り」、設定レートより円高の場合には年金の支払いをせず「豪ドルで据え置く」ことができる【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日今年35年を迎え、鹿児島県錦江湾の夏の風物詩として親しまれている「桜島納涼観光船」が7月21日から運航を開始する。鹿児島市内から鹿児島のシンボル・桜島へ渡る「桜島フェリー」。24時間運航で、地元の人には欠かせない基幹交通手段となっている。この「桜島フェリー」が7月21日(土)~9月2日(日)まで毎夜7時、鹿児島本港フェリーターミナルから出航し、夕景が美しい桜島大正溶岩原や沖小島、古里温泉郷などを間近に見ながら約2時間かけて錦江湾内を遊覧する「桜島納涼観光船」に様変わりする。「桜島納涼観光船」に使用されるのは昨年3月に就航したエコシップの「サクラエンジェル」で、1階から4階までエレベーターで移動できるバリアフリーシップでもある。乗り場は鹿児島港桜島フェリーターミナル、乗船開始は午後6時30分、午後7時に出航する。10分ほど走ると、目の前には夕日に染まった桜島の溶岩原が広がり、振り返ると鹿児島の市街地の夜景が眺望できる。船上では、涼しい夜風に当たりながら、鹿児島市街の夜景や、毎夜50発打ち上げられる大迫力の水中花火を見ることができ、気分も爽快(そうかい)に。さらに船内では、2階で土曜日、日曜日にライブやヒーローショーなど「ステージショー」が開催されるほか、霧島錦江湾国立公園の誕生を記念した「錦江湾○×クイズ大会」や、優秀者に焼酎「桜島」が当たる「大声コンテスト」、毎日1名にiPod shuffleほか、平川動物園ペア入園券、かごしま水族館ペア入館券、イルカのぬいぐるみが当たる「お楽しみ抽選会」、貼(は)り絵アートなどイベントも盛りだくさん。また、飲食は1階に「フードワゴンコーナー」、3階にうどん・そばの「やぶ金」、さらに最上階の4階屋上デッキにある「ホテル・ユニオン」運営による洋上ビアガーデンでは、冷え冷えの生ビールや黒豚や黒毛和牛、海鮮食材などを地元食材使った料理のほか、手軽なつまみも充実。美味しい料理に舌鼓を打ちながら錦江湾クルージングを楽しめるのもうれしい。なお、料金は大人(中学生以上)が1,000円、小児(1歳以上小学生まで)は500円、ファミリー乗船券(4名まで、うち大人2名まで)2,400円。8月13日~15日は運休。8月25日の「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」開催日には2隻出港を計画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日JR九州はこのほど、アミュプラザ鹿児島別館(仮称)および立体駐車場の増設計画について発表した。別館は地上7階建てで、来春より工事に着手し、アミュプラザ鹿児島が10周年を迎える2014年秋の開業を計画しているとのこと。アミュプラザ鹿児島別館の敷地面積は約2,000平方メートル、延床面積は面積は約8,600平方メートル。同社発表の開発配置図(案)では、別館は鹿児島中央駅桜島口(東口)の駅舎と大階段、駅前広場を覆うように配置されている。駅の階段部分を撤去して建設されることも報じられており、鹿児島中央駅のさらなる変貌が見込まれる。アミュプラザ鹿児島の東駐車場(鹿児島中央駅の南側)に隣接し、第2東駐車場(仮称)も設置。5層6段の立体駐車場で、約400台を収容する。こちらは今秋より工事に着手し、来年春の開業を予定している。JR九州はこの増設計画について、「鹿児島中央駅の魅力増進やお客さまの利便性向上を図るため」と説明。関係機関の理解と協力を得ながら、利用者に愛される施設をめざすとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会は、5月20日に「おはら祭」を渋谷で開催する。「おはら祭」はもともと鹿児島県で毎年11月に行われている祭であり、その由来は鹿児島の代表的な民謡「おはら節」からきている。「おはら節」は、鹿児島の原良(ハララ)出身の武士が唄い始め広まった。その際、「原良」の頭に「お(=小)」が付いて現在の「小原(オハラ)節」となったと言われている。また、「おはら祭」は本来鹿児島県の祭ではあるが、渋谷のハチ公像の製作者が鹿児島の彫刻家・安藤照であるなど、歴史的に深いつながりがあるため、97年より渋谷でも開催されるに至った。おはら祭のメインイベントは、約2,000人の踊り手が「おはら節」「渋谷音頭」「ハンヤ節」といった伝統民謡にあわせて進行する「踊りパレード」。さらに「さつまの食品展」「渋谷・鹿児島観光案内」などが、19日、20日の2日間にわたり、会場周辺で実施される予定。◆踊りパレード【日時】・5月20日(日)12:50~(終了時刻は未定)【場所】・渋谷道玄坂通り・文化村通り◆さつまの食品展【日時】・5月19日(土)10:00~17:00・5月20日(日)10:00~16:00【場所】・ユニクロ渋谷道玄坂店前・ソフトバンク渋谷店前・東急百貨店本店前◆渋谷・鹿児島観光案内【日時】・5月19日(土)10:00~17:00・5月20日(日)10:00~16:00【場所】・渋谷ハチ公前広場【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日不二家は13日、鹿児島生まれのかき氷「白くま」味の「カントリーマアム(白くま)」を発売する。参考価格は個包装5枚入りで158円。「白くま」は、練乳をかけたかき氷にフルーツや小豆をプラスしたスイーツ。同商品は北海道産の練乳、大納言小豆を生地に練り込み、さらにミカンやパイナップルが入ったミックスフルーツゼリーを使用し、一口食べれば「白くま」の風味が口いっぱいに広がり、冷やしてもおいしいクールデザートになっているという。白を基調に水色の水玉がプリントされている可愛らしいパッケージが特長。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日ウェザーニューズは9日、東京都、埼玉県、鹿児島県の3都県が花粉シーズンに突入したと発表した。東京都と埼玉県は、昨年より1週間程度遅い花粉シーズン入りとなる。同社は、全国1,000カ所に、花粉観測量に応じて目の色が変化する花粉観測機「ポールンロボ」を設置し、花粉を観測。その結果、2月1日頃、東京都内に設置した66カ所の観測機のうち59カ所で、花粉症に敏感な人の間で症状が出始める花粉飛散量(10個)を越えるレベルに達した。また、9日から24時間以内における都内在住の花粉症の症状報告をみても、41人中約2割の人が「ややつらい」またはそれ以上の症状を感じ始めているという。東京都と埼玉県の花粉シーズン入りが、昨年より遅くなった理由は、2月初めまで寒気が非常に強かったためとみられる。今後はスギ花粉が徐々に増加し、飛散のピークは関東地方が3月上旬、九州南部が3月中旬と予測。その後はヒノキ花粉が飛散し始め、5月初め頃まで花粉シーズンが続く見込みとのこと。また、西日本でも花粉症の症状が出始めており、寒さのピークが過ぎる2月中旬には、花粉シーズンに突入するエリアが増えてくる可能性が高いとしている。同社では、今年の花粉の飛散量は昨年より少なくなると予想しているが、早めの対策を取ってほしいと呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月10日俳優の伊勢谷友介が監督を務め、辻内智貴氏のベストセラー小説『セイジ』を5年かけて映画化した『セイジ-陸の魚-』の予告編映像がこのほど公開され、物語の一部が明らかになった。『セイジー陸の魚ー』予告編動画本作は、太宰治賞を受賞した辻内氏の同名小説を、伊勢谷が『カクト』に続く監督第2作目として映画化。美しい自然を舞台に、大学最後の夏休みに自転車でひとり旅をしていた“僕”(森山未來)と、国道沿いのドライブインで純粋に生きる男セイジ(西島秀俊)とのひと夏の日々を描く。先日開催された第24回東京国際映画祭の特別招待作品に選出され、前売鑑賞券が1分で完売するほど注目を集めている本作。このほど解禁になった予告編映像では、題名にもなっている“陸の魚”が「生きることを諦めてしまった人」をあらわし、ヒロインを演じる裕木奈江や、盲目の老人役の津川雅彦によって、西島演じるセイジの人物像が浮きぼりになっていく。映像の中には美しい田園風景や、ときに暴力的なシーンが登場し、引き込まれつつも予告編映像だけでは理解できないストーリーが気になるところ。伊勢谷監督が「この作品は、人間と自然との関わりあい、大きく傷ついた人たちがどうやって次のステップに行くのかを真剣に考えさせてくれる」と話す通り、実力派俳優の西島と森山がどのように関わっていくのかが見どころになりそうだ。本作は来年2月18日(土)より公開予定で、11月19日(土)より“魚型エアフレッシュナー”の特典が付いた前売り券が販売される。『セイジ-陸の魚-』2012年2月18日(土)よりテアトル新宿他ロードショー
2011年11月14日