フジテレビは、米・スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ『HEART ATTACK』の主演に寛一郎さん、三浦透子さんが決定したことを発表しました。■スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ第1弾フジテレビは2023年9月、スカイバウンドエンターテインメント(以下、スカイバウンド)とパートナーシップを構築し、その第1弾として、スカイバウンドオリジナルのグラフィックノベルシリーズ『HEART ATTACK』を共同制作でドラマ化することを発表しました。スカイバウンドは、ドラマが120ヶ国以上で視聴されるなど世界的に画期的で魅力的なコンテンツを生み出し、コミック、ゲーム、テレビ、映画、デジタルメディアなどあらゆる分野のコンテンツを多角的に制作しているマルチプラットフォームエンターテインメント企業です。■近未来の日本を舞台に、迫害される超能力者たちをスリリングに描く同作は、『インビンシブル』や『ウォーキング・デッド』などの大ヒット・フランチャイズを手がけるクリエイター主導の米国マルチプラットフォーム・エンターテインメント企業のスカイバウンドと共同で制作するドラマ。原作となる『Heart Attack』は、政府が人権を否定するほどの特殊な力を持つ“ヴァリアント”と呼ばれる人々が存在するパンデミック後の世界が舞台のSF作品です。異なる背景を持つ若い男女二人の出会い、不条理な世界の中で自由を求める戦い、そこで育まれる愛情を描く原作『Heart Attack』。『インジャスティス2』や『モータルコンバット』などのゲームで知られるスカイバウンドのクリエイター、ショーン・キッテルセンと、『ハウス・オブ・エル』の画家として高い評価を得るイラストレーター、エリック・ザヴァツキが共同執筆した作品で、世界的に大ヒットしています。今回制作するドラマでは、近未来の日本を舞台としてヴァリアントが抑圧、権力と闘い、運命的な愛情をスリリングな展開と刺激的な映像演出で描きます。超常的な能力を持ち世間から迫害されているヴァリアントの人々は、“奈落”の集落に隔離され、その奈落をVCU(ヴァリアント犯罪課)という組織が常に監視しています。寛一郎さんが演じる主人公・ウミン(21歳)はヴァリアントですが、VCUのスパイとして活動しています。もう一人の主人公・三浦透子さん演じるエマ(23歳)は、インフルエンサーユニット“L”のメンバーとして、日々Makumaという動画配信プラットフォームでヴァリアントに自由と権利を求め動画を配信しています。二人は共に少し物が動かせる、手が温かくなるといった微々たる特殊能力しかありませんが、あるチャリティーイベントで出会い、偶然二人の手が触れると……。同ドラマは、フジテレビが制作を主導し、スカイバウンドが全世界に配給します。■主演・寛一郎×三浦透子、監督・丸山健志ウミン役を務める寛一郎さんは、2017年に俳優デビュー。以来、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞、第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞など数多くのを受賞歴があり、2024年夏に公開される映画『プロミスト・ランド』での主演が決定しています。エマ役を演じるのは、三浦透子さん。2002年6歳で子役デビューし、第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞などの授賞歴があり、俳優業だけではなく歌手としても活躍中です。演技派の2人の主演が、真に迫る演技とアクションでドラマをより一層盛り上げます。◇【コメント】<寛一郎さん>「この作品は僕含め、色々な方々のチャレンジや、新しいことが詰まった作品となっています。そしてその全てを合わせて、素晴らしい映像を作り出しています。この作品が世界に飛び立ってくれることに心を躍らせています」<三浦透子さん>「アメリカンコミックスの実写化を日本で、という、とても挑戦的な作品です。頭も身体もいっぱい使って、新しい世界観に必死で食らいついたつもりです。はじめて現場に立った時のような、ひりひりする感覚や、ドキドキする瞬間を沢山味わえた、そんな新鮮な現場でした。自由を奪われた生活の中でも、自分らしく生きる方法を模索し、声を上げ続ける登場人物たちのエネルギーを、皆様にも是非体験していただきたいです」<丸山健志監督>「アメコミ原作を日本が舞台でドラマ化しグローバル展開する!そんな新しい座組にワクワクしました。最高のスタッフとキャストが集い、現在撮影中です。寛一郎/三浦透子と共に、強くて新しいものが撮れています。ご期待ください!」■ドラマ概要●タイトル:『HEART ATTACK』●出演:寛一郎、三浦透子他●原作:Skybound Comic Book 『Heart Attack』 by Shawn Kittelson and Eric Zawadski●スタッフ:<監督>丸山健志、八神隆治<脚本>大浦光太、高徳宥介<エグゼクティブプロデューサー>石井浩二、下川猛<プロデューサー>加藤裕将、鹿内植、ビョン ハジョン、梶原富治(ロボット)<SKYBOUND>・Executive Producer Robert Kirkman, Chairman – Skybound Entertainment・Executive Producer David Alpert, CEO – Skybound Entertainment・Executive Producer Rick Jacobs, Managing Partner, Linear – Skybound Entertainment・Executive Producer Glenn Geller, President, TV – Skybound Entertainment・Executive Producer Ash Nukui, COO – Skybound Japan・Co-Producer Wes Mazda, Sr. Manager, TV – Skybound Entertainment●制作プロダクション:ロボット●制作著作:フジテレビSKYBOUND(エボル)
2024年03月25日女優の麻生久美子が7日、都内で行われた映画『FLY!/フライ!』(3月15日公開)のジャパンプレミアイベントに登壇した。『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING/シング』『ペット』シリーズや、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手掛けたイルミネーションの最新作『FLY!/フライ!』は、渡り鳥なのに旅したことがないカモ一家が初めての大冒険に出る物語。このたび日本語版を彩る声優陣とアーティストが一堂に会すジャパンプレミアイベントが行われた。明るく頼れる家族の要である母親・パム役を演じた麻生は、「この一家が飛び立つシーンが大好きで、あのときのカモのそれぞれの表情がすごくいいんですよ」とお気に入りのシーンを紹介。「これから飛び立つぞという決意だったり、期待感、ワクワクした感じとかが表情を見て感じられて、そこから新しい世界に飛び立つので。映画のメッセージである“一歩踏み出す勇気”に重なるようなシーンなので特に大好きです」と魅力を伝えた。また、家族そろってイルミネーション作品のファンだという麻生は、本作への参加に「みんな大好きなのですごく喜んでくれました」と家族の反応も明かし、「特に夫が喜んで。イルミネーション作品のすごさ、イルミネーションという会社のすごさ。勢いがあって素晴らしい会社の作品なので、絶対出たほうがいいよって。もちろん私も大ファンなので、本当にいい機会をいただけて私にとっても大切な作品になりました」としみじみと語った。イベントには、堺雅人、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一、芹澤優、マカロニえんぴつも出席した。
2024年03月07日自民党の麻生太郎副総裁(83)の発言がまたも物議を醸してる。1月28日、福岡県芦屋町で講演した麻生副総裁。各メディアによると昨年9月から就任した上川陽子外務大臣を評価した上で、「(党内で)新たなスター、新しい人がそこそこ育ちつつある」「ぜひ女性、若い人、こういった人たちをわれわれは育てねばならない」と語ったという。しかし上川外相が昨年9月、アメリカ・ニューヨークを訪問したことを回想すると、こう述べた。「そんなに美しい方とは言わんけれども、堂々と話をして、英語できちんと話をし、外交官の手を借りずに自分でどんどん、会うべき人に予約を取っちゃう」「俺たちから見てても、『このおばさんやるねえ』と思った」さらに講演内で、麻生副総裁は上川外相のことを「カミムラ」と複数回間違えたほか、「女性が日本の外務大臣になった例は過去にないと思う」とも発言した。しかし’01年に田中眞紀子氏(80)が、そして’02年に川口順子氏(83)が外務大臣に就任している。スピーチ自体は上川外相をほめるものではあったものの、自民党の副総裁という立場でありながら、上川外相について「美しい方とは言えない」と容姿について指摘するような発言をした麻生副総裁。名前や事実を誤認している点も合わさり、ネット上では《つける薬のないセクハラおやじ》《「このおばさん」「そんなに美しい方とは言わんけれども」って!完全セクハラだし!!「女性が日本の外相になった例は過去にないと思う」も間違ってるし》《なんで誰かの仕事ぶりを評価するのに外見にも言及しないといられないんだろう》などと厳しい声が相次いだ。’19年2月に行われた自身の国政報告会では、少子高齢化問題に絡み「年寄りが悪いみたいなこと言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかった方が問題」と発言し問題に。さらに、昨年1月には「(少子化の)一番、大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです」とも述べ、批判が寄せられるなど、失言の例をあげればキリがない麻生氏。過去の失敗から学ばず、失言を繰り返す麻生氏に対し”引退”を求める声も上がっている。《いつまでも麻生節はいりません。それなら人権に敏感な別の人にその一席譲ってもらいたいものだね》《これだけ失言の多い人も珍しいですね。日本の国会議員の質と品位を疑われますよ。こんな人が国会の中枢にいること自体、不思議です》《他人の容姿に触れることとはハラスメントであること、ご存じない?人権感覚が欠如しているこういう方は国会議員の資格がないし、社会人としたって欠格。辞めて欲しい》《このタイミングでまたこういう発言もう無理でしょう、マズイことを判断できない年齢になってる》《こういう人、引退しないと自民は変わらないね》
2024年01月29日モデルで女優のトリンドル玲奈(31)が19日、インスタグラムを通じ、俳優の山本直寛(29)との結婚を発表した。トリンドルは「みなさまへ」の書き出しから、「私事ではございますが、俳優の山本直寛さんと結婚いたしました」と報告。「これからもみなさまに笑顔になっていただけるように、一つ一つのお仕事を大切に、日々精進して参ります」と抱負を伝え、「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。一方の山本も、自身のインスタグラムに「この度、私、山本直寛はかねてよりお付き合いをしていたトリンドル玲奈さんと結婚いたしました」と投稿。「二人で支え合いながら、温かく穏やかな日々を過ごしていきたいと思います」と心境を記し、「未熟な私ですが、感謝の気持ちを忘れず、俳優として、人として、成長していきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と結んだ。トリンドルは、結婚報告と共にウエディングドレス姿のツーショットを披露。妹のトリンドル瑠奈はインスタグラムのストーリーズでその写真に「映画のワンシーンみたいなこの写真大好き!」と触れ、「ずっとずっと幸せにね」と祝福のメッセージを送っている。
2024年01月19日主演に橋本愛、出演に仲野太賀、木竜麻生を迎えた山本英監督最新作『熱のあとに』から、血まみれのホストが倒れている衝撃的なシーンから幕を開ける予告編と場面写真9点が解禁となった。2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされ、東京藝術大学大学院で諏訪敦彦、黒沢清らに師事した新鋭・山本英監督が、「明日、私は誰かのカノジョ」『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』のイ・ナウォンの脚本により見るものを翻弄する愛の物語を創り上げた本作。解禁された予告編は、血まみれで倒れているホスト・隼人(水上恒司)を、沙苗(橋本愛)がタバコを吸いながら見下ろし、不敵な笑みを浮かべる衝撃的なシーンで始まる。事件から6年の時が経ち、沙苗はお見合いで出会った健太(仲野太賀)と結婚。指輪を手渡し、ドライブをする2人の幸せそうな姿が映し出され、安全な結婚生活が始まったかと思っていた矢先、謎の隣人・足立(木竜麻生)が現れる。「なんで健太くんだったの?」「あえて後戻りできない状況に、自分を置きたかったの?」と足立に問われ続け、困惑する沙苗。足立は一体何者なのか――?そして、歌舞伎町で隼人の後ろ姿を見かけたことをきっかけに、沙苗の心がざわつき始める。「隼人さん、君に会いたいって」という意味深なセリフ、湖でもみくちゃになる2人、「お前、あいつに一千万貢いだよな。身体売ってさ」と激昂する健太の言葉も沙苗には全く響いていない様子。血のついた包丁、ボートで湖に漕ぎ出す足立、銃を手に取る健太など、不穏なシーンが次々と映し出され、ひと筋縄ではいかない愛の物語を想起させるミステリアスな予告編が完成した。併せて解禁された場面写真は、沙苗と健太が出会うきっかけとなったお見合いに同席する沙苗の母・多美子(坂井真紀)の姿。森の中で獣用の罠にかかり動けなくなっていた足立と健太が初めて出会うシーン、アシの林の中で足立が沙苗に微笑みかけるカットなど、物語の全貌が気にならずにはいられない全9点となっている。『熱のあとに』は2024年2月2日(金)より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:熱のあとに 2024年2月2日より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisha
2023年12月13日俳優の阿部寛が出演する、味の素「Cook Do」の新CM「Cook Do 極麻辣麻婆豆腐 本気に痺れろ」編が15日より、放送される。○■阿部寛の「本気に痺れる」表情も新CMで、目の前のことに常に全力で挑み続ける男性役を演じる阿部 。真剣な眼差しでランウェイを歩き、「みんなに愛されたい、とか。売れるとか、売れないとか。全部捨てて向き合ったのは、うまいか、うまくないか。ただ、それだけ」 と語る。これらのセリフは、「Cook Do」がリミッターを解除して、「麻婆豆腐好きにとって、ひたすらにおいしい麻婆豆腐」を追求した姿勢を表している。また、麻婆豆腐を食べた阿部の「本気に痺れる」表情も必見だ。○■阿部寛 インタビュー――撮影お疲れ様でした。CM撮影を終えての感想をお願いいたします。斬新で、今までない感じの撮影で面白かったですね。実際に商品を食べているときが今回のCMの最大のハイライトかなと思いましたね。――撮影では新商品の麻辣麻婆豆腐を食べるシーンもありましたが、感想を教えてください。目が覚めるような感じでした。びっくりしましたね。実際に口に入ったときにリアルな表情が出たというか。二口か三口食べたんですけど、ものすごいからい、衝撃的なからさなんですけども、その後にうま味というものが出てきて、僕は本当はからいものはそんなに得意じゃないんですけど、この商品は本当に衝撃でした。おいしかった!――今回の新商品のパッケージの感想をお願いします。(パッケージを見ながら)まさにこういう感じでしたよ。高級感のある、深みのある、味に深みがある、そういう感じでした。大人のからさっていうんですかね、玄人好みするのかもしれないんですけども、からいものが得意じゃない僕でもしっかりそのおいしさが分かったから、得意な人、得意じゃない人も両方いける味だと思いましたね。――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。今回この商品のCMに出演させていただきましたけれども、本当に今この年齢でこれをやれる喜びを感じてます。なぜかというと、今回の新商品は本物な感じがするんですね。これだけ骨太な商品というか、そういうものをこうやって自分でCMさせていただいたこと、今日は非常にうれしかったです。よろしくお願いします。
2023年09月13日俳優のオダギリジョー、女優の麻生久美子が出演する、日本マクドナルド「北海道じゃがバタてりやき」 「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」「博多明太てりやきチキン」の新CM「いい大人のてりやき」編が27日より放送される(※一部地域を除く)。28日から期間限定発売する、マクドナルドの人気メニューである「てりやきマックバーガー」「てりやきチキンフィレオ」をテーマにした新メニュー「北海道じゃがバタてりやき」 「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」「博多明太てりやきチキン」のバーガー3種。その新CMでは、数々の名作ドラマで共演し“名コンビ”とも評されるオダギリと麻生が共演。昭和歌謡をイメージした楽曲「男と女のラブてりやき」に乗せ、一匹狼のドライバー・ジョウと謎の美女・クミがデコトラの車内で“大人のドラマ”を展開する。○■オダギリジョー、麻生久美子 インタビュー――“大人のご当地てりやき”新CMの撮影を終えた感想や、マクドナルドにまつわる思い出をお聞かせください。オダギリ:とっても嬉しいですね。思い出を話させていただくと、アメリカに留学したときマクドナルドに行ってフィレオフィッシュを注文したんですけど、その「フィレオフィッシュ」っていう発音がすごい難しくて全然通じないんですよ。正解が未だに分からないですね(笑)。――麻生さんはマクドナルドのCM初出演となりますが、オファーを受けたときの気持ちを教えてください。麻生:心の底から嬉しいです。マクドナルドといえば、本当に小さい頃からずっと大好きで食べてました。小さい頃はご褒美っていうか、なかなか食べられなかったけど、今はもう子どもたちも大好きで、日常的にいただいているので。まさか(CMに)出演できるなんて思わなかったから、すごく嬉しいです。――マクドナルドのCMで共演する相手がオダギリさん、麻生さんと知ったときの気持ちをお聞かせください。オダギリ:びっくりしました! 昔からよく共演していたんですけど、こういうシチュエーションというか役柄はなかったので“元カノ”みたいな、ね。ちょっとドキドキしました(笑)。麻生:また〜、フフフ(笑)。オダギリさんとだったら撮影もすごく楽しくできるだろうっていうのと、オダギリさんとだから出せる“空気感”みたいなものがあって、きっとそれがCMでも出るんだろうなと思って楽しみにしてます。――“大人のご当地てりやき”を食べた感想とおすすめの商品を教えてください。オダギリ:「博多明太てりやきチキン」がおすすめですね。ちょっとピリ辛でとても食べやすかったです。麻生:「北海道じゃがバタてりやき」がすごくおいしかったです。バーガーの中にジャガイモが入って、すごく甘くて……それがすごく新鮮でおいしかったです。――新CMで“大人のドラマ”を演じたおふたりが考える“いい大人の条件”を教えてください。オダギリ:“いい大人の条件”が分からないから、まだ“いい大人”になれてないんじゃないですかね〜。麻生:う〜〜……(笑)。オダギリ:「う〜」ってなに!?(笑)麻生:フフフ。そうだな〜……と思って(笑)。“いい大人”になりたいですよね〜。――オダギリさんと麻生さんが、それぞれ相手に感じる“大人の魅力”を教えてください。オダギリ:歳が近いので、大人だと思わないんですよね……子どもとも思わないですけど。麻生:でもなんか……(オダギリさんは)基本、子どもっぽいですよね、フフフ(笑)。オダギリ:そんなことないでしょう。けっこうシブめで売ってますよ(笑)。麻生:そうなんですか? イタズラ好きですし、まるで少年のようって普段は思ってますけど。でもなんか蛇口で水を出してキュって閉じられる、みたいな……。何言ってんだろ、私。ハハハ!(笑)。でもそんな感じで自由自在に出すんですよ、大人っぽい部分。それはすごい感じていて「なんか自由自在だな、この方は」っていつも思ってます。そうじゃない? 意識してないんですか?オダギリ:分かんない。(オレが)大人だなって思うとき、ある?麻生:ある。芝居のときとかの方が多いですけど……あと演出されてるときとか。オダギリ:“大人の蛇口”を開けるっていう表現が合ってるのかどうか(笑)。そういう言い方するんでしたっけ?麻生:すみません(笑)。ちょっと間違ってるかも(笑)。――何度も共演しているおふたりが「変わった」と思うところ、「変わらない」と思うところを教えてください。麻生:最初は役者さんとして一緒にお芝居をしていくっていう関係性だったんですけど、監督もやられるようになって脚本も書かれたりとか、活躍の場が広がっていったオダギリさんを見ていて、変わったというよりは素敵だなと思ってます。こうやって普段通りのいつもの会話は変わらないですね。オダギリ:麻生さんも全然変わらないですよ。ただ、お母様になられて母性が増したというか、そういう意味では変わったのかもしれないですけど。ユーモアのセンスとかキャラクターは出会った頃と何も変わってないと思いますね。――新CMをご覧になる視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。オダギリ:この度、マクドナルドのてりやきと、ご当地の名品を組み合わせた“大人のご当地てりやき”3種類が登場します。麻生:福岡からは、てりやきチキンに博多明太マヨソースを組み合わせた、やみつきになる味わいの「博多明太てりやきチキン」。オダギリ:大阪からはお好み焼き風マヨソースとたまごを組み合わせた、まるで大阪でお好み焼きを食べているような「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」。麻生:そして北海道からは、鉄板の組み合わせの北海道産じゃがバタの「北海道じゃがバタてりやき」です。オダギリ:さらに、モバイルオーダーで対象商品を注文することで、アプリ内のキャラクターが成長し、オリジナルマックカードへの応募ができるようになる新企画「マックマスター」も同時にスタートします。麻生:私たちは“大人のご当地てりやき”のイメージにぴったりな大人のドラマを演じています。オダギリ:6月28日より、ぜひマクドナルドでお楽しみください!
2023年06月22日5月12日、厚生労働省が全国の市区町村の’20年時点における平均寿命を公表した。女性でもっとも長寿だったのは神奈川県川崎市麻生区で89.2歳(全国平均87.6歳)。麻生区は男性の平均寿命でも84.0歳(全国平均81.5歳)と1位になり、アベックで日本一の長寿な町に!麻生区の長寿の秘訣はなんなのか。「昨年秋に65歳以上を対象に実施した高齢者実態調査で、『15分くらい続けて歩いていますか』という問いで、麻生区の人は川崎市のほかの区と比べてもっとも高い88.2%が『できるし、している』と回答しています。また、がん検診を定期的に受診している割合は34.9%で川崎市で2番目の高さ。健康に気を配っている区民が多いことが影響しているのかもしれません」(麻生区地域ケア推進課)どうやら、足腰が強い麻生区民。記者が実際に町を訪れてみると、その理由に合点がいった。麻生区は、多摩丘陵に位置し、連なる里山を切り開いて発展した町。そのため、とにかく坂道が多いのだ。アップダウンを繰り返す道を高齢者がてくてく歩いている姿を多く見かけた。坂道が多い麻生区のなかでも日本一の急勾配と噂されるのが麻生区岡上の「十番坂」。坂の途中に住む70代の男性はこう語る。「ここに住んで40年。坂があるのは当たり前の風景だね。通勤や買い物、ゴミ出しなどでこの坂を行き来していれば自然に足腰が鍛えられますよ。坂は多いけれど、交通の便がよく、病院にも通いやすいです」■ウオーキングでは得られない、坂道の効果スポーツ医学、健康増進学が専門の田中喜代次・筑波大学名誉教授も、この“坂道の多さ”に太鼓判を押す。「長寿のための3本柱は『運動』『食生活』『社会参加』。歩くことは、このうちの運動にあたります。特に坂道では、筋肉のなかでもふだん歩くことで鍛えられる遅筋だけでなく、速く強い力を発揮するときに働く速筋が鍛えられるのです。加齢で筋肉量が落ちていくのは速筋が衰えるから。しかし、高齢者は無理のない運動を勧められるため速筋を鍛える機会がないのです。速筋が衰えると、体を支える瞬発力が低下し、バランスを崩したときに転倒・骨折の原因に。一日に30秒でもいいから、坂道や階段を上ったり、スクワットをしたりして速筋を鍛えることが長寿につながります」ちなみに3位の長野県下伊那郡高森町、5位の兵庫県芦屋市も坂道が多いことで知られている。さらに田中教授は、麻生区民の健康に対する意識の高さにも注目しているという。「生活習慣病の予防のための特定健診やがん検診の受診率の高さは、区民の健康リテラシー、つまり健康意識の高さを表します。このことが、食生活の乱れをコントロールすることにもつながるのでしょう。社会参加による人との交流は、ただ会話をするだけの場合と異なり、約束や連絡をするため、脳によりよい刺激になるのです」■仕事よりも趣味が好きな麻生区民元気な老後を過ごすには、長く働くことが重要だとよくいわれているが、前出の高齢者実態調査で「あなたは今後も収入がともなう仕事をしたい(続けたい)と思いますか」との問いでは、65歳以上の麻生区民の51・8%が「仕事をしたくない」と回答。ほかの区に比べて仕事への情熱は低いらしい。その一方、趣味を通じた交流や友人と接する機会があると回答した人はほかの区に比べて多い。また、「川崎市地域福祉実態調査」(’19年度)によると、麻生区民は地域活動やボランティア活動に参加したことがある人の割合がほかの区よりも高い。つまり、趣味など、自分の選んだ活動で社会と結びついていることが、長寿につながる可能性があるのだ。じつはこの傾向は、女性の平均寿命ベスト2位になった熊本県上益城郡益城町にも共通する。「7年前の熊本地震で益城町は大きな被害を受けましたが、その際に炊き出しやご近所の安否確認など女性がボランティア活動を率先していました。もともと益城町では婦人会が活発で、今でも地域のボランティア活動などの中心は女性です」(益城町健康保険課)4位になった草津市がある滋賀県は、都道府県別の女性の平均寿命でも2位になっている。「名古屋、京都、大阪と大都市へのアクセスがいいこともあり、住みよさランキングで草津市は、滋賀県内で1位、近畿地方でもつねに上位に入っています。全国的に少子化が進むなか、今でも人口が増加中です。町の活気が刺激になって、高齢者も元気なのかもしれません」(草津市健康増進課)■青森県民に多い「まずい」習慣一方、平均寿命ワースト1位となったのは大阪市西成区。「大阪府では、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァを起用して健康増進への取り組みをさかんに行っています。しかし、大阪府は、がん健診の受診率が低く全国的にも最低レベル。大阪の女性は振り込め詐欺に引っ掛かりにくいといわれますが、他人の言うことをすぐには信じない地域性が、検診受診では悪い方向に働いているのかもしれません」(大阪市関係者)また平均寿命ワースト30のうち、半分以上となる16市町村が含まれているのが青森県。濃い味を好む県民性が影響しているのだろうか。もっとも平均寿命が短かった東津軽郡今別町の健康・福祉の担当者が語る。「特定健診、がん検診とも無料にして受診率を上げる取り組みをしたり、管理栄養士を職員に採用し、高血圧による脳卒中など突然死を防ぐための減塩習慣の普及・啓発活動を行っています。ただ町民への配食サービスではせっかく減塩メニューにしても、味が薄いと醬油をドボドボとかけて食べる人も……。最近は減塩食に慣れてきた人もいるので、少しずつでも効果があらわれることを期待しています」今回のランキングからわかるのは、長生きするために大切なのは、足腰を鍛える運動をすること、食生活や検診を受診するなど健康に気を配ること、そして趣味やボランティアなどを通じて他人と関わることのようだ。当たり前のことのようにも思えるが、実際に取り組む人とそうでない人で差がついたのが今回の結果。寿命を延ばす行動を取り入れて、ピンコロを目指そう!
2023年05月29日2023年5月2日に放送された情報番組『ラヴィット!』(TBS系)でのワンシーンに、ネットで批判の声が上がっています。問題視されているのは、韓国でのロケ企画。お笑いタレントらが、韓国のソウルにある望遠(マンウォン)市場で食べ歩きをする姿が放送されました。そんな中、お笑いコンビ『相席スタート』の山添寛さんは屋台で販売されている食品に、使用済みの爪楊枝を刺そうとする行動に出たのです。共演者は「ダメダメダメ!絶対にダメ!」「それはマナーが悪い」と指摘。屋台の従業員は、両手でバツマークを作るなどして、山添さんの行動をいさめていました。番組での『炎上行為』に、川島明がMCとして謝罪同年1月、寿司チェーン店『スシロー』で撮影された、未使用のコップを舐めて元の場所に戻したり、口に含んだ指でレーンを回る寿司に触れたりする動画がネット上で拡散され、問題になりました。客側の『ちょっとしたおふざけ』で店側に迷惑をかけるような不衛生的な行為に対し、多くの人が不快感を覚え、大きな問題に発展したのです。今回の山添さんの行動は、笑いを狙ってのものなのでしょう。しかし、『スシロー』での迷惑動画を見た時と同様の感情を覚えた人が多い模様。ネットからは「共演者のいう通り、本当にマナーが悪い」「これは、ギャグでもやってはいけない」といった批判の声が上がっています。川島明「また心からみなさんに笑ってもらえる番組作りを」同月5日に、番組のMCである田村真子アナウンサーは今回の騒動について謝罪。そして同月8日には、同じくMCを務めるお笑いコンビ『麒麟』の川島明さんが、番組で二度目となる謝罪を行いました。改めまして、先週火曜日のロケ内容でご迷惑をおかけした方々、そして不快に思われた視聴者のみな様、本当に申し訳ありませんでした。『ラヴィット!』はこれから、また心からみなさんに笑ってもらえる番組作りを目指しますので、これからもよろしくお願いします。ラヴィット!ーより引用ロケ地が海外だったこともあり、多くの人が今回の騒動を問題視しているようです。川島さんの謝罪後も、さまざまな意見が上がりました。・川島さんは悪くない。でも、番組のMCとして謝罪は仕方ないんだろうね。・こういう事態を防ぐために、タレントだけでなく制作側もしっかりとするべきだと思う。・過去の迷惑行為の炎上と一体何が違うのか。ロケ先での配慮は徹底すべき。影響力が強いからこそ、テレビ番組に正しさや常識を求める人が多いのでしょう。川島さんのいう通り、視聴者に笑顔を届けるためにも、楽しい番組作りを意識してほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月08日俳優の阿部寛が出演する、第一三共ヘルスケア・ロキソニンEX外用薬シリーズの新CM「新たなる世界」編、「背中まで」編が、22日より放送される。新CMでは、暗闇に光が射しこみ、阿部が浮かび上がるように登場。「おぉ~」「ふぅ~」と深く響く吐息のみで商品の使い心地を表現する。■阿部寛インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。今作は前作を超えたいという思いもありましたし、比較的心の声が多いですから、表情としてロキソニンEX外用薬という製品の良さをどうやって伝えられるかなと。やっぱり自分が実際に製品を使って、だいぶ助けられているんですよ。そういう思いが出ればいいなと思って、丁寧にやらせていただきました。――最近「『ロキソニンEX外用薬シリーズ』を使いたい!」と思ってしまうようなシチュエーションはありましたか?最近は、(ドラマで)特殊メイクもそうですし、衣装もすごく重いものを着ていたんですね。まさに日々僕にとってコリや痛みとの戦いだったんで、実際に使わせていただいていました。やっぱり良い演技、最高のパフォーマンスをするためには、疲れは取らなければいけないですよね。普段からジムで鍛えたりもしていますから、いろいろ痛めるところも多いんですけれども、そういうときは以前からパートナーとしてこのロキソニン外用薬を使わせてもらっていたんで、引き続きこうやってCMでアンバサダーを務めることができるのを本当に感謝しています。――CMキャラクターに就任されて1年が経ちましたが、この1年で、日々の生活の中での変化はありましたでしょうか。CMが流れるたびに、存在感というか、自分でもつい見てしまうんですよね。ですから今回も、そういった(存在感のある)CMになったので、また僕もテレビで自分の映る姿を楽しみにしています。製品を皆さんに宣伝できているかどうかもこだわってやってきているので。注視して、今回のCMも見ていきたいなと思っています。――「最高に濃かったなあ」と感じたエピソードがあれば教えてください。1つずつの作品をやるのもそうですが、やっぱりだいぶ人生も濃くなってきたんで、まさに今じゃないかなと思うんですよね。これからの仕事もそうですが、1つずつこだわってやっていきたいなって思っていますし、ここから、自分の人生もさらにグレードアップしていきたいなと思っていますから、今が一番濃いですね。――今後「ここまで到達したい」といった目標や抱負はありますか?時代も変わって、いろんな表現の仕方も出てきていますし、かなり多様な時代になってきたと思うんですよね。そういう中でやっぱり今までの自分よりも、アップグレードしていかなきゃいけないと思っていますし、これからますます、時代の動きが速くなっていって新しい世界もどんどん広がっていくので、いろんなものに対応していかないと、と思っています。――痛みに悩む方々に向けて、一言いただけますか?生活様式にまた一つ変化が、今の時代起きていますから、いろいろ出てくると思うんですよね。今までは自宅で仕事をしていた人も電車に乗ったり、動きが出てきますから、さらにコリや痛みとの戦いになってくるかと。ですから、僕自身もそうですけど、こういうロキソニン外用薬シリーズをパートナーにして、人生を最高にエンジョイしてほしいなと思います。
2023年04月21日2023年4月22日(土)より、世田谷美術館では、『麻生三郎展三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン』が開催される。戦後、日本の洋画界に確かな足跡を残した麻生三郎(1913-2000)は、第二次世界大戦末期の空襲で豊島区長崎の家をなくした後、1948年から世田谷区三軒茶屋にアトリエを構えた。その後、道路や地下鉄の環境悪化のため、神奈川県川崎市への転居を余儀なくされるが、彼の世田谷での活動時期は35歳から58歳までのほぼ四半世紀となる。彼の世田谷時代に迫る同展は、今年生誕110年となる麻生三郎の公立美術館では約10年ぶりの回顧展だ。30代半ばから50代後半の脂の乗り切った時代とあって、この時期麻生は、抱き合う男女の姿に、あえて《ひとり》と名付けた作品や、1950年代半ばに繰り返し描いた《赤い空》の連作などの代表作を生んでいる。これら戦後復興期の作品に加えて、1960年代、彼が安保闘争やベトナム戦争などの社会問題と向き合った油彩や素描、約110点を紹介する。また、野間宏の『真空地帯』ほか、椎名麟三や芹沢光治良の著作など、麻生三郎が手掛けた書籍の装幀や挿絵原画の仕事や、ユーモラスなタッチで干支を描いた手帳の表紙など、油彩画とは違った魅力を持つ作品も公開。それらがどのような場所から生まれたのかは、雑誌『美術手帖』の特集で土門拳が撮影した麻生三郎のアトリエ写真で、具体的に知ることができるだろう。麻生は20世紀のアメリカを代表する画家ベン・シャーン(1898-1969)の没後に行われた回顧展に感銘を受け、以後長年にわたり彼の作品を蒐集した。それら麻生三郎の旧蔵品とともに、ベン・シャーンの世界も紹介する。麻生三郎が、ベン・シャーンの何に共感し、どんな部分を愛したのか、ふたりの響きあいを実際の会場で体感したい。<開催情報>『麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン』会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(5月1日は開館)料金:一般1,200円、65歳以上1,000円、大高800円、中小500円※4月23日(日)~7月23日(日)まで、ミュージアム コレクションⅠ『山口勝弘と北代省三展イカロスの夢』も開催公式サイト:
2023年04月17日高畑充希と田中圭、初共演の2人がW主演を務める新ドラマ「unknown」に町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎と実力派俳優陣が出演することが分かった。誰にも言えない秘密を抱えて生きる週刊誌のエース記者で、その正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑充希)と、交番勤務の熱き警察官ながら、想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中圭)。結婚を意識し始めたものの、秘密を打ち明ける勇気が出ず一歩前に踏み出せない2人――。そんな中、こころは隠し事をしたまま結婚するわけにはいかないと悩みぬいたあげく、ついに虎松に自分の秘密を打ち明ける決心をする。「秘密を知っても、彼は私を愛してくれるだろうか」という不安に苛まれながら…。だが、ある日、2人が暮らす平和な町では“遺体から血を抜く”という猟奇的な連続殺人事件が発生、こころと虎松はその惨劇に巻き込まれてゆく…。人を愛するとは、相手の知られざる一面(unknown)も受け入れること?“究極の愛”を問うラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が絡み合っていく本格ラブサスペンス。愛を誓い合ったはずのこころと虎松の関係を引き裂き、三角関係に!?恋の強力ライバルともいえる加賀美圭介を演じるのは、映画化もされたドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」や主演ドラマ「テッパチ!」、大河ドラマ「西郷どん」「青天を衝け」などで快進撃を続ける町田啓太。高畑さんとは初共演となる。町田啓太「内容を知れば知るほど、ラブストーリー、サスペンス、コメディー、ファンタジー…と全部入りで、もんじゃ焼きみたいだな、と思いました(笑)。本当に想像も及ばない物語となっている」と町田さん。演じる加賀美圭介は、「今回は本当につかめない!だから、むしろ“加賀美に引っ張っていってもらおう”という気持ちで、柔軟にやっていきたい」と語る。また、こころの両親…つまりはその正体は吸血鬼!というラブラブすぎる夫婦を演じるのは、麻生久美子と吉田鋼太郎。麻生さんが演じるのは、こころの母・闇原伊織。ドラマ「時効警察」シリーズや、「あのときキスしておけば」など、話題作でさまざまなキャラクターを演じてきた麻生さんが、国民的キャスターにしてキュートでポップな吸血鬼ママに扮する。麻生久美子一方、吉田さんが演じるのは、クラシックスタイル(?)な吸血鬼であり、ナイトドクターとしても活躍するこころの父・闇原海造。「おっさんずラブ」シリーズ、「刑事7人」シリーズなど多数の作品に出演するほか、故・蜷川幸雄さんから引き継ぎ、2代目芸術監督として「彩の国シェイクスピア・シリーズ」で演出・出演をするなど“舞台人”として絶大な影響力を誇る吉田さんが、本作ではマントを着こなし棺桶に眠る、“奥さん大好き、娘大好き”な吸血鬼パパに息を吹き込む。「伊織と海造さんの夫婦はまさに”愛の人”ですね。伊織さんは可愛らしい人物なので、その部分を押し出しつつも、キャスターの時はキリッとさせて、そのギャップを演じるのが今から楽しみ」と語る麻生さん。「あのときキスしておけば」の貴島彩理プロデューサーに「今回も身を委ねたい」と信頼を寄せる。そして吉田さんは「貴島プロデューサーの作品で、田中圭くんがいて、監督が瑠東(東一郎)と、『おっさんずラブ』チームなので、またあのチームで面白いものができるのではないかとワクワクしました」とコメント、高畑さんとの親子役に「本当の親子って遠慮せずにズケズケものを言うじゃないですか。その“ズケズケ感”みたいなものが出せるといいな、と思っています」とも語る。とにかくチャーミングな夫婦を演じる麻生さんと吉田さんも本作が初共演。主演の2人を筆頭に、“初共演”尽くしの豪華キャストが集結し、誰も見たことのない愛の物語を紡ぐ。今回は、町田啓太&麻生久美子&吉田鋼太郎のキャラクターポスタービジュアルも初解禁。主演を務める高畑さん&田中さんのポスタービジュアルと同様に、unknown(秘密)を抱えたキャラクターの世界観を表現したデザインに。さらに、現在番組の公式HPや公式SNS、YouTubeなどで配信中の「unknown」初のティザー予告映像も3月7日(火)の「星降る夜に」内で放送された。「unknown(アンノウン)」は4月18日(火)より毎週火曜21時~テレビ朝日系24局にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月09日「月刊デザート」(講談社)にて連載中の漫画の映画化『なのに、千輝くんが甘すぎる。』より、主演・高橋恭平が演じる千輝くんが自宅で過ごす場面写真が公開された。千輝くんは学校一のモテ男子で、高橋さんはそれをクールに、時にあま~く演じている。高橋さんは先日行われたバレンタインイベントで都内の高校をサプライズ訪問した際には、場内からは割れんばかりの悲鳴が上がるほどいま人気急上昇中。そんな高橋さん23回目の誕生日となる本日公開されたのは、千輝くんの自宅で過ごす風景・メガネ姿のリラックスした姿を写した場面写真。学校ではクールな千輝くんだが、自宅では黒縁メガネにパーカー姿と、リラックスした表情が印象的。年の離れた妹の頭を撫でる何気ない姿には、千輝くんのうちに秘めた優しさが溢れている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2023年02月28日「月刊デザート」(講談社)にて連載中の漫画を、「なにわ男子」の高橋恭平が主演し実写化する映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』。この度、高橋さん演じる千輝くんの幼少期を、映画初出演となるジャニーズJr.の末永光(すえなが・こう)が務めることが分かった。2008年生まれの14歳、2021年にジャニーズ事務所に入所したばかりの末永さん。高橋さんが演じる千輝くんは、周囲には塩対応な陸上部のエースで、人生初の告白に玉砕した真綾(畑芽育)に“片想いごっこ”を提案する人物。千輝くんがふり返る、幼少期の記憶。“いま”の千輝くんに繋がる重要なエピソードを、繊細に、そして堂々と演じている。末永さんは「実際に演じてみて、感情を表情で表現することの難しさを実感し、その中で演じることの楽しさも知ることができました。また現場で高橋恭平くんとお会いすることができ、あまりの格好良さに緊張してしまいましたが、とても心強かったです」とコメントしている。プロデューサーは「はにかんだ優しい笑顔がとても魅力的な末永くんですが、たまにのぞかせる愁いを帯びた少し大人っぽい表情が、そんな大事なシーンにぴったりだと思い、出演をお願いしました」と末永さんの起用理由を語り、「撮影当日はとても緊張している様子でしたが、カメラが回ると集中して、監督の演出に応え、堂々と千輝くんを演じていました。撮影の合間には、妹の恋ちゃん役の女の子とお話したり、遊んであげたり、リアルないいお兄ちゃんぶりを発揮していました」と撮影の様子を明かしている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2023年01月20日自民党の麻生太郎副総裁(82)が15日、地元の福岡県で開かれた講演会で、少子化の最大の原因は「晩婚化」と持論を展開し、ネット上では批判が殺到している。麻生副総裁は講演で、少子化問題について「一番、大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです」と述べた。また、女性の初婚年齢が「今は30歳で普通」だと述べ、複数の子どもを出産するには「体力的な問題があるのかもしれない」と指摘しました。まるで晩婚化する女性に少子化の非があるとも受け取れるこの発言には、政治家や著名人からもSNSで苦言が上がっている。子ども政策に注力し成果を上げている兵庫県明石市の泉房穂市長(59)はTwitterで次のように発言。《“晩婚化”が無関係とは思わないが、最大の原因とも思わない。女性の体力的な問題も理由に挙げているが、早く結婚して、若いうちに産まない国民が悪いと言っているようにも聞こえる。国民に責任を転嫁せず、政治家の責任(子育て支援策の充実化など)を果たすことを切に願う》産婦人科医でベストセラー作家の宋美玄(46)も次のように苦言を呈した。《確かに晩婚化により欲しい数の子どもが得られなくなっていることは人口学的にも事実なのですが、言い方によっては女性が知らない/産まないせいだというニュアンスになるので注意していただきたいです》そもそも、内閣府の令和4年版「少子化社会対策白書」によれば、夫婦が理想の子供の数を持てない理由として「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が56.3%で最多となっている。また、内閣府の2020年の資料の「少子化関連指標の国際比較」によると、日本人の平均初婚年齢は29.4歳で、OECD加盟国の中でも出生率の高いスウェーデンの34歳やフランスの32.8歳よりも早婚であることがわかる。麻生副総裁の発言に対してはネットの女性掲示板でもブーイングの嵐となった。《女性だけが原因?》《脳みそ、昭和のままか》《お給料少なくて税金ばかり取られるからよ》《高齢者はこういう考えしかできないから・・・》《その晩婚化になった理由を考えろよ。金がないから家族養えないから若い子が結婚したがらないんだよ。金がないのに子供に責任負えないからだよ。とにかく給料が足りないんだよ!》《1番の理由は女性も馬車馬のように働かないとやっていけないからです。馬車馬のようにストレス社会で働き、家の事もし、子育てをするのは無理ゲーです》《沢山産んだらアホって言われる国悲しい》《誰がこんな国にした》いったい晩婚化社会を作ったのは誰なのか。女性たちの悲鳴は麻生副総裁に届くのだろうか――。
2023年01月17日劇団EXILEの佐藤寛太が主演を務める短編映画『Blind Mind』のメイキング映像が公開された。本作は、恋に無欲な盲目の青年とルッキズムに苦しむインフルエンサーの少女が、互いに見えない鎖をほどき合う小さな出逢いの物語。盲目の主人公・満井祐を佐藤、外見至上主義に囚われるヒロイン・仲道フミカを平祐奈が演じるほか、モクタール、芦沢ムネト、アベラヒデノブ、椿原愛、原あや香、平井珠生、副島和樹といったキャストが名を連ねている。このたび公開となったのは、撮影風景が映し出された約1分のメイキング映像。またロングバージョンとなる約12分間におよぶメイキング作品が、本編と併映されることが発表された。さらに、俳優・映画監督の奥田瑛二ら8名による応援コメントが到着した。なお『Blind Mind』は、2023年1月6日(金) よりシネマート新宿ほかにて公開される。『Blind Mind』メイキング映像■奥田瑛二(俳優・映画監督) コメント何気ない日常の中、一人の盲目の青年の爽やかな眼差しがいい……それは、汚れのない心を内包しているからである。青年はふとしたことで若い服飾デザイナーの女性と出会う。人は足りないものに蓋をして気づかないフリをして暮らしている。彼女もそんな一人である。現実と将来を正当化することで、「道理」「美しさ」が徐々にデフォルメされていく。彼女はそんな自分に気付きはじめている。彼女は、彼との日々の出逢いによって少しずつ心の目が開いていく。押し付けることのないラブロマンスが静かに始まっていくのである。■上條葉月(字幕翻訳者) コメントメインビジュアルに崩れた目玉焼きが使われていることに、ん?と違和感を感じてしまった時点で、私たちは無意識に社会一般の視覚的な美の基準に囚われているのだろう。本作は見られることと見ることにおいて際立った二人を通じて、そのことを教えてくれる。■川上なな実(俳優)コメント鏡で何度もチェックしたり本音を隠したりエゴ中心で生きることとっても疲れる作業だけどやり甲斐があったりもして、でもいつしか違和感になる。小さな出逢いが大きな自信に繋がり、お互いの壁を気遣い壊し続ければ、自分らしくまわりを愛せるようになるのかなって。作品のようなHappy endに■畑中翔太(企画プロデューサー・脚本家) コメント周りの世界が見えない祐と、周りの世界が見えすぎてしまうフミカ。そんな歪な二人が偶然にも出会い、近づき合うことで、本当に“見えている方”はどちらなのか?に徐々に気づかされていく物語。「目に見えるもの」が多すぎる時代に、祐がその心で見つめているものこそが、今私たちにとって“大切な何か”なのかもしれない。■東紗友美(映画ソムリエ) コメントほんっとに、純度高い。いやぁ、イイです。ふたりが、心の瞳でお互いをみてるんです。それって一番素敵なことじゃないですか?フミカの視点は、私の目線になっていく。私も、祐に恋をした。他人と比べる時間が無駄だと思える、自分だけの幸福を見つめ直す、探し物が見つかるような37分。■みっつばー(イラストレーター) コメント常にもやがかかった心と映像の中にたびたび見切れるネオンや日の光。すぐそばに感じられるからこそ届きそうで届かない、行けそうで行けない歯がゆさは誰しも経験した事があるかと思います。でも曇りの日も雨の日も等しく風情を楽しめるように、今いる場所や自分こそが光の中であると感じることができる……身につまされるリアルの後にやってくる、カラフルで心が洗われる感覚。ほんとうにほんとうに美しい映画でした!■山口乃々華(女優)コメントいろんな人がいて、いろんな考えで世界を生きているけれど、あなたを知りたい、と一歩歩み寄ることで、遠くにいると感じていた人と手を取り合える。そんなことを思いました。色鮮やかで、光もとても綺麗な映像のなか、美しいおふたりに魅了されました。この作品がたくさんの人に広まりますよう、応援しています!!!■Yuki Saito(映画監督)コメント見えないからこそ感じるものがある。盲目の青年が見ていたものは、外見ではなく、内面にある心の美しさであった。佐藤寛太の眼差しの奥にあるものを映画館で探して欲しい。<作品情報>『Blind Mind』2023年1月6日(金) 公開『Blind Mind』ビジュアル (C)2021Yurie Yano/Atsuki Tomori監督・編集:矢野友里恵脚本・プロデュース:灯敦生出演:佐藤寛太平祐奈/モクタール芦沢ムネトアベラヒデノブ椿原愛原あや香平井珠生副島和樹 ほか関連リンク公式サイト::
2022年12月24日脚本家の三谷幸喜氏が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、“菊池寛”の扮装で登壇した。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。三谷氏は「よく人から『君は菊池寛に似てるよね』と言われます。思い返せば中学生のときに、友人から『お前にそっくりな文豪がいるよ』と言われて、文豪というと悩めるカッコいい作家のイメージがあったので、ちょっとうれしかったんですけど、それで菊池寛先生の写真を見たのですが、ちょっと衝撃を受けました。こんな感じの文豪もいらっしゃるんだなと」と回想した上で、「今、菊池先生の人となりや作品に触れることによって、本当に僕は菊池寛賞を頂けて、光栄だなと思っております」と強調した。この贈呈式のために、髪型を変え、メガネを買い、眉毛も整えたという三谷氏は「ここまで菊池寛になりきろうとした受賞者が、今までいたでしょうか」とアピールし、会場からは笑いと拍手が。続けて、「菊池地先生がおっしゃっていたのは、『つまらない現実よりも面白いウソ』。これは、僕が大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書くにおいて、一番のモットーでした。もちろん歴史モノなので。実際あったことを覆すことはできないんですけど、歴史の教科書や参考書にはしたくなかった。やっぱりドラマとして面白いものにしたかった。そのためには、多少のフィクションが必要だと思って、僕は1年間この脚本を書き続けました。きっと皆さんにも喜んでいただけたんじゃないかなと思っております」と胸を張った。さらに、「菊池先生は、大衆が何を考えているのか、ずっと考えていらっしゃったと思います。それは僕のテーマでもあります。僕もそんなクリエイターでいたいなと思っております。今は見た目しか真似できませんけれども、ゆくゆくは“第二の菊地寛”と呼ばれるようになるまで、頑張っていきたいなと思っております」と真剣に述べたかと思いきや、「今回ちょっと見た目でふざけてしまったので、真面目な感じでまとめてみました。どうもありがとうございました」と、やはり“三谷節”で締めくくった。
2022年12月02日山崎賢人主演の日曜劇場「アトムの童」が、11月20日(日)放送の第6話より第二章がスタート。山崎努、麻生祐未、加藤ローサが出演することが分かった。本作は、若き天才ゲーム開発者が巨大資本に立ち向かい、周囲との関わりの中で成長していく姿を描く、脚本家・神森万里江による完全オリジナルストーリー。本日11月13日(日)より放送された第5話では、那由他(山崎さん)たちが生み出した「ゲッチャリロボ」がアジア最大のゲームアワードでベストワン賞を受賞。アトム玩具のメンバー全員で喜ぶのも束の間、最大の敵である興津晃彦(オダギリジョー)率いる「SAGAS」にアトム玩具が買収される…という衝撃の結末となった。第6話から突入する第二章の物語では、那由他たちが新たなゲーム開発に乗り出し、そこに大きく関わっていく人物役で山崎努さん、麻生さん、加藤さんが出演する。那由他たちがゲームの新たな可能性を探っていく第二章。興津との因縁の対決は政界や異業種を巻き込んでスケール感を増し、さらにゲーム業界の勢力図に大きな変化ももたらすことになる。日曜劇場「アトムの童」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。※山崎賢人、山崎努の崎は、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)
2022年11月13日俳優の磯村勇斗と女優の麻生久美子が出演する、クラシアンの新CM「トラブル時に突然クイズ」編が、10月1日より放送される。新CMには、長年同社CMに出演していた森末慎二からバトンを受け継ぎ、新たにCMキャラクターに選ばれた磯村が登場。夜中のトイレの水漏れに慌てる麻生に、司会者風の磯村が突然クイズを出題する。実はクラシアンの作業員だった磯村はヒーローのごとく作業着に変身し、速やかに修理を終えると颯爽と去って行く。撮影現場では、子役の中村羽叶くんを中心に、磯村と麻生が休憩中や撮影の合間に一緒に遊ぶ姿が何度も見られ、ほのぼのとした雰囲気で進行。また撮影終了後、CMで使用したトイレにサインを入れた磯村は、「童心に戻っていたずらをしている気分(笑)」と話し、笑いを誘った。■磯村勇斗インタビュー――CMでは麻生さんと初共演でしたが、共演した印象と撮影時の感想を教えて下さい。麻生さんとは、ドラマで共演した以来なので、今回クラシアンさんのCMでもご一緒できることを聞いてとても撮影が楽しみでした。当日は笑いのある現場で、麻生さんとの掛け合いも楽しみながら撮影していました。僕が決めポーズをしながら説明をするシーンでは、お互い笑いを我慢しながら撮影に臨んでいました。――磯村さんのトラブル体験を教えてください。過去に自分の家で何回かトイレを詰まらせた事がありました。その時は自力でなんとか解決しましたが、その労力が大変だったので、これからはクラシアンさんを呼びたいと思います。■麻生久美子インタビュー――CMでは磯村さんと初共演でしたが、共演した印象と撮影時の感想を教えて下さい。ドラマ『時効警察はじめました』で共演させていただいてから、久々にご一緒させていただきましたが、相変わらずの好青年という印象で、一緒にお芝居できて楽しかったです。子役の中村くんもすっかり磯村さんに懐いていましたね。――麻生さんのトラブル体験を教えてください。以前、息子が家のトイレで大量にトイレットペーパーを使ってしまい、トイレが詰まって困ったときがありましたが、クラシアンさんを呼んで直してもらったことがあります。本当にあのときは助かりました!
2022年09月22日阿部寛主演、消えた恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリー「すべて忘れてしまうから」。この度、本作に大島優子が出演していることが明らかになった。大島さんが演じるのは、物語の重要なカギを握る登場人物、ミステリー作家“M”(阿部さん)の消えた恋人“F”と何やら関係のあるらしい“謎の美女”。“F”の失踪後、秘密を抱え“M”の元を訪ねてくる。恋人のことを何も知らなかったことに気がついた“M”は、彼女からの話で“F”の新たな一面を知ることに。併せて公開された場面写真には、封筒らしきものを持ち、思いつめたような表情が写し出されている。大島さんは阿部さんについて「これまでにも何回か共演させていただきましたが、今回のように一対一でお芝居する時間が長かったのは初めてで、より感情の波を感じることができました。繊細に表現する時と、大胆にやる時と、緩急があるので隣にいて本当に楽しかったです」と撮影をふり返る。本作の印象的なシーンについては「その都度その都度シーンごとに色々なことが起こります。その時の主人公“M”の反応がピュアで、且つ豊かなリアクションで毎回ワクワクしました」と“M”が見せる独特なリアクションのシーンを挙げ、中でも「一番最初に出会うシーンは、二人の空間に何が起きるのかわからない感じがすごく好きです」と明かす。また、役柄については「最後まで何が目的でMに近づいたのかがわからないといいなと考えながら、岨手監督、大江監督と細かく話し合いながらキャラクターを作っていきました」とコメント。そして、「何が起きているのか、これから起こるのか。人の日常というのは実ははたから見たら予測不能でおかしなことばかりだと思います。おかしいけど愛おしい物語としてこの作品をご覧くださると嬉しいです」と呼びかけている。「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)ディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年08月22日2022年7月28日、俳優の阿部寛さんが、主演を務めた映画『異動辞令は音楽隊!』の舞台挨拶に登場。明かした撮影中の裏話に、ファンが和んでいます。阿部さんが演じた成瀬司は、犯罪撲滅を一心にキャリアを積んできた刑事。しかし、違法すれすれの捜査などが上司からの評価に響き、警察音楽隊に異動になったという物語です。舞台挨拶に同じく登場していた、成瀬の部下である坂本翔太を演じた、俳優の磯村勇斗さんは撮影現場で、カブトムシを見つけてポケットに入れた阿部さんの目撃談を聞いたといいます。磯村さんが、阿部さんに詳細を聞いてみると…。確かに。夏場の撮影で肩にクワガタが飛んできました。小さかったので、これはポケットに入れておこうと。それを見ていた照明のスタッフさんが「もっと飛んできていますよ」といって、カブトムシを3匹くれたんです。阿部さんのエピソードに、磯村さんは笑みがこぼれたようです。撮影現場の裏話が多くのファンの耳に届くと、「ほほ笑ましい」といったコメントが上がりました。・阿部さん、かわいすぎだろ…。キュンとしちゃったわ。・心が穏やかになる、こういうニュースだけを知りたい!・また一段と、好感度が上がりました!子供の頃、夏にクワガタやカブトムシを見つけては、嬉しさのあまり虫かごに入れていた人もいるでしょう。阿部さんは、子供の頃に抱いていた純粋な心を、大人になった今でも持ち続けているといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日千總(ちそう)が京都に展開する千總ギャラリーでは、展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」を、2022年8月22日(月)まで開催する。120年前に千總が屏風祭で公開した作品を展示京都の夏の風物詩である、祇園祭。その宵山の期間には、京都の旧家や商家が秘蔵の名品を公開して祭りを盛り上げる、屏風祭を行っている。千總ギャラリーでも、この時期に合わせて、屏風をはじめとする所蔵品を紹介してきた。2022年は、今からちょうど120年前、千總が屏風祭で公開した作品を展示。『京都新聞』の前身である『京都日出新聞』は、1902年の屏風祭でどのような作品が陳列されたかを報じており、そこから当時公開された屏風5点がわかっている。本展「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」では、岸竹堂《牛馬図》や山口素絢《やすらい祭図》など、明治の屏風祭を彩った作品を目にすることができる。展覧会概要展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」会期:2022年5月28日(土)〜8月22日(月)会場:千總ギャラリー ギャラリー1住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店開館時間:11:00〜18:00休館日:火・水曜日※開館日や開館時間は千總本店の営業時間に準ずる※入場無料【問い合わせ先】千總本店TEL:075-253-1555
2022年06月04日俳優の阿部寛が出演する、象印マホービン・炎舞炊きの新CM「3Dの乱舞」編が、21日より放送される。新CMでは、同商品を前に阿部が登場。自信に満ちた語り口で、そのオリジナリティを「火力が違う。炊き方が違う。だからお米の舞い方が違う」と語る。そして炊き上がったごはんを手に「だから、うまい!」と力強く言い切り、豪快にごはんを頬張る。静まりかえったスタジオで、カメラに向かって熱く語る阿部。カットがかかると必ずモニターをチェックしながら納得いくまで何度もテイクを重ね、監督のOKが出た後も「もう一度いいですか?」と撮り直しを希望する場面も見られた。
2022年05月17日主演に木竜麻生、共演に藤原季節を迎え、新進女優と次世代監督がタッグを組んだ“(not) HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの第1弾公開作品として制作された『わたし達はおとな』。近年、『花束みたいな恋をした』『ちょっと思い出しただけ』『明け方の若者たち』ほかリアル志向の恋愛映画が続々ヒットする中、圧倒的リアリティを追求した本作から場面写真が解禁となった。今回解禁となったのは、木竜さん演じる優実と藤原さん演じる直哉のリアルな日常を切り取った場面写真計7点。別の大学の演劇サークルに入っている知人から公演のチラシを作って欲しいと頼まれた優実は、そのサークルの演出を手掛ける直哉と出会う。少しずつ距離を縮めていく2人はデートを繰り返し、やがて直哉と優実は半同棲状態に。今回到着した画像では、2人が初めて出会った喫茶店での1シーンや、寝起きの一瞬、一緒に薬局で日用雑貨を買い物する、どこにでもある恋人たちのリアルな日常風景が連なる。正面から2人を捉えたカットが少ないこともポイント。一方で、2人が向き合い深刻な様子を感じさせる1枚も到着。「圧倒的にリアリティのある日常」を極限まで追求し、2人の“生活”を生々しいまでに描いたゆえ、胸に突き刺さるシーンも数多く映し出される本作。そのリアルな描写の連続は、優実と直哉を演じた木竜さん、藤原さんにも多大な影響を与えたよう。情報解禁時のコメントでは、木竜さんが「あのアパートや道端、そしてそこのカフェ。あらゆるところにこの映画の中の人達がいるんじゃないか....そんな気がしています」と明かし、藤原さんも「加藤(拓也)監督の脚本や芝居は、基本は技術的な積み重ねの上に成り立っているが、最後には激しくエモーショナルな部分で戦うことを自然に求められる」と撮影をふり返っている。『わたし達はおとな』は6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたし達はおとな 2022年6月10日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「わたし達はおとな」製作委員会
2022年05月15日俳優の阿部寛が出演する、第一三共ヘルスケア「ロキソニンEX外用薬シリーズ」の新CM「ロキソニンEXテープ『試してない』」編が27日より放送されている。新CMで、何か言葉を発するのではなく、自信に満ちた表情と、力強い眼力、心の声で堂々と語りかける阿部。真っ直ぐカメラを見つめたままなのに、直接口にするよりも強いメッセージが伝わる、彼ならではの“心の声で力強く語りかける”姿に注目だ。○■阿部寛インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。非常にシンプルな内容のCMで、僕の表情とかが繊細に出てしまうので、新商品の登場感や清涼感を表現するためにどうすればいいのか、撮影中もディレクター(監督)といろいろ相談しました。四苦八苦しながら良いものができたと思っています。――最近「『ロキソニンEX外用薬シリーズ』を使いたい!」と思ってしまうようなシチュエーションはありましたか?ちょうど今(※CM撮影は2月某日)、体を酷使する撮影をやっているんですよ。冬の海に潜るとか、毎日朝から晩まで本当に大変な環境の中で撮影しているので、こういうものがないと逆に、もう普通に戻れない状態というか。非常に助かっています。――日頃、体のケアは、どのようなことをしていますか?スポーツクラブで鍛えたり、あとはお風呂が好きなので、毎日湯船に浸かったりして、体をほぐしています。――「ロキソニンEXテープ」は濃度が濃いことが特徴の一つですが、 最近「濃かったな〜」と思ったエピソードはありますか?毎回毎回、仕事を濃くやっていますが、それが年々、回を重ねる毎に、さらにいいものにしようと思うので、 どんどん何か自分の中で仕事に対する濃度とか、生きることそのものについても日々濃くなっているなと実感しています。だから、今が最高に濃いんじゃないでしょうか(笑)。――「シリーズ史上 最高濃度配合」という新製品の特徴にちなんで、「阿部寛史上 最高○○」といったエピソードがありましたらお聞かせください。阿部寛史上最高ですか? うーん、まぁ今が最高だと思いたいですけど、やっぱりそう思いながら、これからもいろんなことに挑戦していきたいなとは思っています。――「ロキソニンEX外用薬シリーズ」は「テープ」「テープ L」「ゲル」「ローション」の4タイプありますが、おすすめしたいのはどれですか?僕は大判サイズの「テープL」ですかね。それを筋肉痛の時とか、腰にもよく貼ってます。だいたい寝る前に貼ることが多いんですけど、まあすごいなと思って。一体何が入っているんだろうなと思いながら、いつも使っています。――痛みに悩む方々に向けて、ひと言メッセージをお願いします。今、生活様式が変わって体の痛み、悩みも増えてきていると思います。この「ロキソニンEX外用薬シリーズ」を使って、その痛みを少しでも和らげてください。
2022年04月27日重松清のベストセラー小説を映画化した『とんび』より、阿部寛、安田顕、薬師丸ひろ子の劇中での姿をとらえた場面写真が解禁となった。阿部寛と北村匠海が親子役を演じた本作は、これまで2度TVドラマ化され話題を呼んだ、重松清による名作小説の映画化。破天荒ながら愛すべき主人公、父・ヤスと息子・アキラの幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描き、8日の公開から多くの共感と感動を呼んでいる。この度解禁されたのは、男手一つで育てた息子・アキラが家庭を持ち親元を離れた後、“もうひとつの家族”である備後の町の人々と過ごすヤスの幸せな余生が写し出された劇中写真。小料理屋・夕なぎで、赤いちゃんちゃんこに広島東洋カープのキャップを被り、女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らに還暦をお祝いされている様子。そして、アキラのもう一人の父といっても過言ではない、幼なじみ・照雲(安田顕)と共に、肩を組んでいる姿や、一尾の魚を持ち満面の笑みを浮かべるヤスがとらえられている。どの写真も、幸せそうな笑顔を見せており、彼がもう一つの家族である“備後の町の人々”に最期まで愛され続け、幸せに生涯を終えたことが伝わってくる劇中写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月20日20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた、木竜麻生×藤原季節共演の映画『わたし達はおとな』より、主題歌が入った予告編が公開された。主人公・優実(木竜さん)と恋人の直哉(藤原さん)のリアルで生々しい日常を映し出す本映像。出会いから幸せだった日々、さらに次第にすれ違い、ヒリヒリするほどの切迫感を感じさせる会話から、溢れ出る感情が突き刺さる。映像とともに流れる、京都発のロックバンド「the engy」(ジ・エンギー)による書き下ろしの主題歌「Sugar & Cigarettes」は、時に優しく、時に切なく、2人の感情に寄り添うような、感情のグラデーションを美しいメロディで彩っている。「the engy」山路洸至(Vo,Gt,Prog)は、楽曲について「思春期に差し掛かる頃、節々に痛みを伴って身体が大きくなるように、成長し変わっていくことは痛みを伴います。今回の楽曲はまずそういった『痛み』がテーマになっています」と説明し、「今回主題歌を書き下ろしさせていただいた映画『わたし達はおとな』で藤原季節さん演じる”直哉”にも楽曲のヒントをもらいました。どうしようもない自分に嫌気がさしても、変われない。そんなやり切れない人の気持ちを想像して書かせて頂きました」と明かしている。『わたし達はおとな』は6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:わたし達はおとな 2022年6月10日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「わたし達はおとな」製作委員会
2022年04月16日株式会社ウイネット(代表取締役:遠山 幸男)の運営するWebメディア「専門学校・大学講師のお悩み解決を支えるサイト ウイナレッジ」は、2022年4月より学校法人麻生塾(理事長:麻生 健)とのコラボレーション連載を掲載開始いたします。麻生塾に聞く!教育ICT活用連載タイトルは「麻生塾に聞く!教育ICT活用」。コロナ禍の急場しのぎに留まらない積極的な教育ICT活用を最前線で実践する麻生塾の若山 祐紀憲先生・藤澤 昌聡先生より寄稿いただき、「明日真似したいテクニック」から「専門学校教育の未来を考えるヒント」まで豊富な知見を惜しみなくお伝えします。授業風景ウイナレッジ URL : 連載記事一覧ページ: 【執筆者プロフィール】藤澤 昌聡先生(写真左) 若山 祐紀憲先生(写真右)〈若山 祐紀憲先生(写真右) プロフィール〉学校法人麻生塾 コンテンツ推進部麻生塾における教育ICT活用の第一人者。専門は、公務員試験における「判断推理」「数的推理」「資料解釈」など。麻生公務員専門学校福岡校にて教鞭をとっていたころ、面接指導がきっかけでYouTubeなどの映像配信プラットフォームに関心を持ちはじめる。2013年にホームビデオカメラから始まった授業・教材の映像化は徐々に成果につながり、麻生キャリアサポートでのICT活用教材の作成・販売へと活躍の場が広がっていく。2020年、コロナ禍に入ると、グループ内の「遠隔授業の支援」を使命に教育推進部へ異動。長年の映像教育の経験を活かし、同塾内のICT教育活用を推進するとともに、自らも教鞭をとり、ICT教育活用の実践と仕組み作りに邁進。2022年4月より現職。麻生塾グループ開発の教育プラットフォーム「Teachare」の開発・普及に取り組む。〈藤澤 昌聡先生(写真左) プロフィール〉麻生情報ビジネス専門学校 教務部 システム開発分野 常任講師麻生塾における映像コンテンツ授業の伝道師。専門は、プログラミング、情報処理、ITビジネス。2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大により突如やることになった初の遠隔授業で「(おもしろいと思っていた)自分の授業が、動画で見るに堪えない」ことにショックを受ける。同時に、教師の立ち位置が変わっていく「ゲームチェンジ」を予想。急遽、自身の教育力の見直しと研鑽に取り組み始め、かねてから関心のあった「教育をエンターテイメントに」を追求している。さらに同塾内の教師陣に向けたYouTubeチャンネル「おたがいさまチャンネル」を立ち上げ、映像コンテンツ教育について、情報発信と啓発活動を続けている。ウイナレッジ URL : 連載記事一覧ページ: 【連載記事公開予定】▼イントロダクション:2022年4月13日公開【1】「動画教材」で学生本位の授業を目指す(インタビュー) ▼2022年4月20日頃公開予定【若山先生編(1)】始まりはコロナ禍のはるか以前。授業と教材のデジタル化を手探りで実践した足跡【藤澤先生編(1)】初めて録画して見た自分の授業に愕然……一念発起「伝える力」を磨きに磨いて見えてきた「新しい先生」像▼2022年5月11日頃公開予定【若山先生編(2)】コロナ禍、緊急対応に留まらない授業の質向上を志向した教育ICT活用実践【藤澤先生編(2)】教師の「個の力」を磨く時代が来た!すぐに真似したい教師力アップの手法▼2022年5月25日頃公開予定【若山先生編(3)】公務員試験本番直前、学生個々に最適化した学習環境で「学習の自立」を実現【藤澤先生編(3)】映像授業が見違える!すぐに真似したい実践テクニック&メソッド▼2022年6月8日頃公開予定【若山先生編(4)】さらなる挑戦&徹底分析!「初学者には?」「LMSとしての365活用」「多角的な成果測定」等々【藤澤先生編(4)】授業目的に合った映像教材の考え方&藤澤先生実使用おすすめ機材リスト▼2022年6月22日頃公開予定【若山先生編(5)】グループ校に知見を展開!「麻生塾オリジナルの教育プラットフォーム構想」と未来展望も【藤澤先生編(5)】コロナ禍の2年間で見えた「教育の本質」とピンチをチャンスに目指す未来▼2022年7月6日頃公開予定最終回インタビュー(タイトル未定)【ウイナレッジについて】ウイナレッジは、専門学校をはじめとする実務教育・職業教育に関わる教員・職員のお悩み解決をサポートするメディアです。全国の学校の事例や教育行政情報、最新の教育関連技術、便利なツールなどをブログ記事や動画でお届けします。ウイナレッジURL: 【「専門学校・大学講師のお悩み解決を支えるサイト ウイナレッジ」運営会社】会社名 : 株式会社ウイネット代表者 : 代表取締役 遠山 幸男所在地 : 新潟県新潟市中央区弁天3-2-20 弁天501ビル5階コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月13日阿部寛と北村匠海が共演、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子らが集結した映画『とんび』。公開前に行われた試写会では「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」といった声が相次ぎ、さらに監督を務めた瀬々敬久も「この映画は間違いなく面白い」と自信をみせている。その3つの理由に迫った。阿部寛と瀬々監督の信頼関係まず挙げられるのが、主人公・ヤス役の阿部寛と瀬々監督の信頼関係だ。この2人といえば、先日開催された第45回日本アカデミー賞で11部門を受賞した『護られなかった者たちへ』でのタッグの記憶も新しい。本作で主演を務めた阿部さんは、重松清・原作の「とんび」(角川文庫刊)の3度目の映像化という点に不安もあったそうだが、「瀬々さんだったら是非やらせて頂きたいと思いました。(これまでの作品と)違う切り口から描いてくださると思い、また久々にご一緒したいと思い、ラブコールさせて頂きました」と瀬々監督へオファーしたという。監督も「一も二もなく引き受けました」と、当時の思いをふり返る。2000年頃から一緒に作品を創り出しているという阿部さんと瀬々監督。2人の厚い信頼関係が、本作に深みをもたらしたようだ。岡山県・瀬戸内のロケーションまた、本作において最も重要な要素でもあるのが、瀬戸内のロケーションと、人の温かさである。備後を舞台にした本作のロケは、岡山県で行われた。本当の生活感がある街並みでの撮影にこだわったという監督の考え通り、岡山での撮影は、その町に住む人々の温かさまでもがプラスに働いた。本作で北村さん演じるアキラの婚約者・由美を演じた杏さんは「商店街がノスタルジックな街並みで、町の皆様もとても協力的でした。たえ子さん(薬師丸ひろ子)のお店のお向かいがちょうど魚屋さんで、『お弁当にちょっとこれ足してください』とお魚を分けてくださり、皆で食べました。ご厚意が染みて更においしかったです」と撮影時の街の人々との交流を明かした。そして、その土地の愛情がキャスト同士の絆にも結び付いたようで、ヤスの姉のような存在で小料理屋の女将・たえ子を演じた薬師丸さんは、「出演している皆さんが本当に良い方で暖かくて、(撮影後に会ったときは)また一緒に住んでいた街の人に会うような気分になりました。本当に良いチームワークで、楽しい撮影でした」とキャストの関係性について言及。そんな町ぐるみの温かさがキャストにも伝わり、本作に素晴らしい影響を与えたようだ。作品のテーマは「家族愛」そして3つ目が、「家族愛」というテーマである。原作小説が出版されたのは14年前、描かれているのは昭和の終わりから現代までであるが、監督は「この作品は現代の多様な家族な在り方を描いている。だからこそこの物語は古びない」と、また阿部さんは「人々の間に距離が生じている、そんな時代だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思っています」と語る。本作に出てくるのは、父子家庭の家族やシングルマザー、そして町全体が家族のような存在である“備後の人々”。それぞれが描き出す“家族の形”と、それぞれの“家族愛”。この映画を通じて、いつの時代も変わらない普遍的なテーマが、家族を想い生きる全ての人々に贈られる。さらに本作を鑑賞した原作者・重松氏は、「『荒ぶる愛って、こういうことなんだな』ーー映画館のスクリーンを蹴破ってしまいそうなヤスさんの存在感に、試写のときに圧倒されました。そして、そんなヤスさんがずっと片思いをしているアキラの凛々しさ!なにかと心ふさぐ日々だからこそ、誰よりもまず僕自身が、ヤスとアキラの物語に再びひたりたいのです」とコメントを寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月07日木竜麻生と藤原季節という期待の若手俳優を起用し、「俺のスカート、どこ行った?」「きれいのくに」などの映像作品の脚本も手掛ける演出家・脚本家の加藤拓也が監督デビューを果たした映画『わたし達はおとな』。この度、1シーン1カットによる斬新な予告が解禁となった。物語の主人公はデザイン学科に通う大学生の優実(木竜麻生)。ある日、演劇サークルに入っている知人から公演のチラシを作って欲しいと頼まれ、そのサークルの演出を手掛ける直哉(藤原季節)と出会う。初めはサークル活動の関わりだけだったが、やがて直哉が優実の家へ頻繁に出入りするように。半同棲状態となり、言えないことがつもりつもったある日、バイトを終えて帰ってきた直哉に、優実は「怒らないで欲しい」と言いながら使用済みの妊娠検査薬を渡す。表面上の祝福をする直哉に対し、「話し合いたい…」と口にした優実。そしてここから、ふたりのクライマックスが始まっていく。「私達の生活を非日常で俯瞰して体験する、そんなことがテーマの映画です」と加藤監督が明かす本作は、撮影時“覗いている感”に最もこだわる形で撮影された。主人公の優実とその恋人の直哉、2人の男女の日常を覗き見しているかのような圧倒的リアリティを追求し、緊張感と切迫感、狂おしいまでの人間らしさや感情のグラデーションが生々しく突き刺さる、これまでにない恋愛映画となっている。今回解禁となった予告映像では、優実と直哉のある日の出来事を映した1シーン1カットが丸々使用されている。2人で出かけていた先で、急な体調不良をおこした優実。先輩が手掛けた舞台を観ている最中というタイミングの体調不良に苛立っていた直哉は、自宅に戻っても、休む優実のことを考えずに1人で勝手に夕食を済ませてしまっていた。いつも直哉の帰り時間にあわせて夕食を作り、一緒に食事をとっていた優実にとっては納得がいかないものの、衝突を避けて口をつぐんでいたのだが…。まさに彼らの生活を覗き見ているかのような生々しさを感じさせるシーンとなっており、2人の目線や仕草、会話の流れ、絶妙な息遣い、彼らの一挙手一投足に注目し、妙に目が離せなくなる不思議な感覚――。そんな1シーン1カットを、包み隠さず全部丸ごと使用した斬新な予告映像が到着した。一方で、併せて解禁となったポスタービジュアルでは、優実と直哉の2人が穏やかにじゃれ合う様子が切り取られており、予告映像に映し出される緊迫感とは裏腹に、幸せそうな2人の雰囲気も感じさせる仕上がりとなっている。『わたし達はおとな』は6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたし達はおとな 2022年6月10日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「わたし達はおとな」製作委員会
2022年03月31日