アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が8日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「GirlsAward 2016 AUTUMN/WINTER by マイナビ」に出演した。齋藤は「Ank Rouge」ステージのトップバッターとして登場。自身が監修したという、ロングワンピースにキャミソールというコーディネートでランウェイを歩いた。また同ステージでは、乃木坂46の北野日奈子、堀未央奈、欅坂46の渡邉理佐、平手友梨奈らも、齋藤監修の衣装を身にまとって出演した。齋藤は「もともと洋服も好きだし、Ank Rougeさんも中学生の頃ほぼ毎日着ていたので、関われるのがすごくうれしかった」「ブランドさんと関わるのは私の1つの夢でもあったので、とてもうれしく思います」と衣装監修ができたことに感激。「みんなが着ているお洋服を着て会いに来てくれたらうれしいので待っています」と呼びかけ、「男の人はやめてください」と笑いを誘った。乃木坂46は、イベントの大トリとしてライブパフォーマンスも披露。1曲目で齋藤飛鳥がセンターを務める今年7月発売の最新曲「裸足でSummer」を披露した。「GirlsAward」は、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに2010年から開催されている日本最大級のファッション&音楽イベント。14回目となった今回は「Winter Wonderland」をテーマに、ダレノガレ明美や菜々緒、中村アン、マギーら人気モデルによるファッションショーや、赤西仁と山田孝之のユニット"JINTAKA"、乃木坂46、欅坂46、西野カナなどによるアーティストライブを展開。会場には約3万1,000人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2016年10月09日「AKB48」グループや“坂道シリーズ”の「乃木坂46」「欅坂46」のプロデューサーであり、グループの全楽曲の作詞を手掛け、各グループの冠番組の企画構成やドラマの脚本なども手掛ける秋元康が、新たに劇団プロジェクトを立ち上げることが分かった。秋元さんは、高校時代から放送作家として活動し、「ザ・ベストテン」の番組構成をはじめ、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の企画構成、雑誌の連載など、多岐にわたり活躍中。作詞家としては、美空ひばり「川の流れのように」をはじめ、中島美嘉「WILL」ほか、数々のヒット曲を生み、2008年11月、ジェロ「海雪」で第41回日本作詩大賞受賞。アイドルグループの総合プロデューサーとしてもその手腕を見せ、48グループおよび公式ライバルグループである「坂道シリーズ」や、かつては「おニャン子クラブ」のプロデュースを担当した。今回、秋元さんが新たにプロデュースするのは、“劇団”。演劇や歌、ダンスを中心とする劇団をプロデュースし、今春には秋元さんオリジナル脚本・演出の旗上げ公演を実施するという。秋元さんは、「旧来から親交があった松浦勝人(※エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEO)から、新しいプロジェクトの依頼があり、2人で話し合った結果、劇団をつくろうという話になりました。性別を問わず15歳以上の役者志望の方々を全国から募集し、『やってみなきゃわからない』という挑戦的な気持ちをコンセプトに劇団を発足致します」とコメントを発表。本日9月28日より特設サイトがオープンしており、劇団員募集の要項が公開。募集対象は15歳以上の男女で、自薦・他薦は問わないようだ。12月には劇団員の発表があり、2月には都内劇場にて公演を実施予定である。これまでも世の中に新しいエンターテインメントのムーブメントを巻き起こしてきたavex・松浦勝人と秋元さんのタッグに、期待せずにはいられない。オーディション応募期間は9月28日(水)~10月31日(月)。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が15日、都内で行われた映画『闇金ウシジマくん Part3』はじめて女子試写会に、秋元真夏、衛藤美彩、北野日奈子、高山一実、堀未央奈とともに登壇した。メンバーらは、同作で乃木坂46の白石麻衣がヒロイン役で出演する縁で、一般女子とともに同作を鑑賞し、その直後にトークショーを開催。同作を見た感想について齋藤は「18歳になって初めて見た映画が『ウシジマくん』だったので、ちょっと刺激的で18歳になったぞという気がします」と笑顔を見せ、「ちょっとお母さんと見るのは気まずいなと思いました」と吐露した。さらに、同マンガを少しだけ読んだことがあったという齋藤は「"大体こういう感じかな!?"というのは想像していたんですけど、実際に映像になると迫力もすごかったですし、改めて俳優さんって本当に大変な職業だなと思いました」と感嘆し、「"このシーン、どうやって撮っているんだろう"とか気になっちゃって、すごく引き込まれました」と絶賛。同世代の女性に向けて「タイトルからして、ちょっとためらうと思うんですけど、内容的にはいろんな感情になれるし、いろんなことを学べたし、すごくためになる映画だと思うので、ぜひ見ていただきたいですし、ただただまいやん(白石)の美しさを見るだけでも見ていただきたいです」とアピールした。また、『大親友からお金を貸してほしいと言われたら貸す? 貸さない?』というトークテーマで、1人だけ『貸さない』の札を挙げた齋藤は「むしろ"貸す"という発想がない」と言い、「人間ってお金が絡むとろくなことがないと思うんです」と18歳らしからぬ発言でメンバーを驚かせ、「親友だとしても、そこの関係にお金が絡むと、親友とかそういうことじゃなくなっちゃうから、だったら最初からそういうのはなしにして、困っているのは可哀想ですが、私は貸しません」とキッパリ語った。同シリーズは、「1日3割(ヒサン)」「10日で5割(トゴ)」という非合法な金利で金を貸し付けるヤミ金「カウカウファイナンス」の社長・ウシジマ(山田孝之)を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落人生をハードでコミカルなタッチで描く社会派エンタテインメント作品。『闇金ウシジマくん Part3』は9月22日(木・祝)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より全国公開。
2016年09月16日アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏が、あす8日に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~23:00)に出演。メンバーから「イビキがひどい」と暴露される。番組ではメンバーの若月佑美から、秋元のイビキがひどく、メンバー全員が困っているとクレームが届く。秋元は「グアムにメンバーと行ったとき、その子(若月)と4泊一緒の部屋で、4日ともイビキをかいていたみたいです」と苦笑いする。この後、秋元がアイドルと思えない大きなイビキをかく映像が流れ、松本人志は「おっさんやん」とひと言。続けて松本は、隣の浜田雅功を指して「このおっさんの歯ぎしりもエグいね」と切り出し、「若手の頃、沖縄で1週間一緒の部屋で、ボリボリボリって夜中にたくわん食うてるかと…。それで朝は快調に起きる。俺は(寝不足で)朝食券を全然使われへん」と過去の被害を訴える。この日の放送には他にも、リオ五輪で資金難のサッカー・ナイジェリア代表に3,900万円を寄付したという高須クリニックの高須克弥院長や、テリー伊藤、東幹久、西川貴教、イジリー岡田、NON STYLE、小島よしお、吉木りさ、森川葵、佐藤エリが出演する。
2016年09月07日米「Variety」誌が選ぶ「2016年に注目すべきアニメーター10人」の1人に日本人で唯一選ばれた映画監督・新海誠の最新作『君の名は。』。公開を8月26日(金)の目前に控え、映画をひと足早く観たスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫、映画監督・岩井俊二ほか各界の著名人から絶賛のコメントが届いた。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語を、圧倒的な映像美とスケールで描く本作。『千と千尋の神隠し』など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司が作画監督を務め、キャラクターデザインを『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター・田中将賀、主題歌を含む音楽を、唯一無二の世界観と旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当し、日本最高峰のスタッフが集結。キャスト陣にも、神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、島崎信長、石川界人、悠木碧と豪華キャスティングが実現した。映画完成後、試写会に訪れた人からも、映画公式サイトや公式Twitterに絶賛の声が続々と寄せらる中、本作をひと足早く観賞した著名人からも絶賛の声が上がっている。<以下、コメント>■秋元康(作詞家)心が震えた。風が木々を揺らすように、心の奥底がざわざわした。人は、誰かを探している。人は、誰かを待っている。運命はいつだってもどかしい。新海誠が描く世界は、”それでも”希望に満ちている。■鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)人類が最後にかかるのは、希望という名の病気である。――映画を見ながら、サン=テグジュペリのこの言葉が何度も脳裏を過った。■岩井俊二(映画監督)新海作品はマグリットの『ピレネーの城』に似ている。大胆不敵にして不朽の説得力。『君の名は。』はそんな彼の集大成だと言いたい。けど彼の『ピレネーの城』はもっともっと高みにあるような気もするのだ。■秦基博(シンガーソングライター)『君の名は。』、どれほどの思いを巡らせばこんな物語を結べるのだろうかと打ち震えました。それは感動と畏怖とが綯い交ぜになったような、なんとも言い表わせない複雑な感情で、鑑賞後、僕はしばらく言葉を失ってしまいました。このピュアネスとリアリティ、そしてスケール感。あまりにも圧倒的です。『君の名は。』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』(毎週木曜23:00~23:30)では、きょう4日の放送に"ネッシー"などを仕掛けた伝説のプロデューサー・康芳夫氏が初登場する。愛すべきダメ人間=アウト人たちを紹介していく同番組。今回は、60年代から70年代にかけ、モハメド・アリVSアントニオ猪木、ネッシー探検隊、謎の類人猿・オリバー君来日といった社会現象を仕掛けてきた、プロデューサーの康氏が登場する。これまで、さまざまなアウトを目撃してきた番組MCの矢部浩之とマツコ・デラックスだったが、そんな2人も「威圧感がある!」というほどの迫力。そんなことはお構いなしに、康氏は「半分はペテンだから」と言ってのけ、出演陣はその姿に魅了されてしまう。今夜の放送には他にも、長年大食い選手権の司会を務めながら、自身は健康オタクだったという中村ゆうじや、以前、矢部とマツコの心をがっちりつかんだ作詞家の及川眠子が、「この人こそアウト!」と断言するWinkを生み出しだ音楽プロデューサーを引き連れて再登場する。
2016年08月04日7月31日に膵臓(すいぞう)がんのため61歳で亡くなった元横綱・千代の富士の九重親方の次女でモデルの秋元梢(29)が同日夜、自身のツイッターを更新し、父の訃報を報告した。梢は「今日、7月31日17時11分に、父が膵癌で亡くなりました」と報告。「最期は苦しむ事なく、家族全員に看取られて、息を引き取りました」と明かした。そして、「今まで父を応援してくれた皆様に感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べ、最後に「父の娘に生まれて、幸せです」とつづった。2009年にモデルデビューした際に梢は、父・九重親方は「やりたいことをやれ」と応援してくれていると話していた。また2012年には、親子でハンバーガーチェーンのイベントに参加し、仲の良い姿を見せていた。
2016年08月01日AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏が企画監修を務める、テレビ朝日の若手ディレクター育成番組『EXD44』(11日スタート、毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)で、ディレクター陣に与えられる最初の映像のお題が、「『面白い企画』で自由に作って」に決まった。この番組は、"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクター11人が、毎週出されるお題に沿った映像コンテンツを、制作時間・予算も全く同じという条件の中で制作していくもの。3月中旬に行われた顔合わせで発表された最初のお題は「番組を見たくなるオープニングVTRを作れ」だったが、収録1週間前に急きょ「『面白い企画』で自由に作って」に変更された。秋元氏は「時間がないことも含めて試練。ディレクターの火事場の馬鹿力を見たい」と期待を示す。こうして初回のスタジオ収録では、ディレクターたちが1週間足らずで制作した映像を披露。山田俊介Dは「タクシー運転手にとっておきの場所に連れて行ってもらい、そこから運転手の人生をひも解いていくVTR」、近藤大輔Dは「美女の口の中を見せてもらう(!?)ポップなクイズ企画VTR」、舟橋政宏Dは「清原和博のモノマネでおなじみのリトル清原を24時間追ったVTR」を提出した。映像を見たバカリズムは「『こんな感じでよかったのかな?』と戸惑いも感じましたし、まだ全貌がつかめない感じです。すごく不思議な感覚を覚えましたし、だからこそ、"すごく新しい形の番組"なんだと思いました」と感想。同じく映像を見たYOUも「自分たちのリアクションも含めて、すべてが手探り状態でしたね。1回目の収録が終わって、こんなにも不安になることはない(笑)!」と驚きを語っている。
2016年04月10日●「秋元才加の"肉体"を撮りたい」AKB48を卒業後、現在は女優・歌手として活躍中の秋元才加が主演を務める劇場版『媚空―ビクウ―』が、11月14日に公開を迎えた。本作はテレビシリーズ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』(2014年放送)に登場した、秋元演じる「媚空」を主役にしたスピンオフストーリー。今年でテレビ放送開始から10年を迎える『牙狼』シリーズで原作・監督・キャラクターデザインを務め、独特な「雨宮ワールド」を築き上げた雨宮慶太氏(本作では総監督)がほれ込んだ女優・秋元は、厳しさの中にはかなげな優しさを秘めた"闇斬師"媚空をどのような思いで演じたのか。秋元に、役にかける意気込みと映画の注目ポイントを訊いた。――まず、媚空を主役にした劇場映画が作られると最初にお聞きしたときはどう思われましたか。びっくりしましたね。うれしさもありますけれど、そわそわするというか、少し戸惑いがありました。でも、『牙狼』シリーズを10年間も応援し続けてくださるファンの方がいらっしゃいますし、それだけ映画に対する期待値も高いと思って、こちらとしてもよりよい作品を見せなければいけない、媚空としても成長したところを見せたい、という決意で臨みました。――媚空を演じるにあたって、どんな部分に力を入れられましたか。媚空については、もちろんお芝居も大切でしたが、それ以上にアクションに力を入れました。特に「動」の部分より「静」を重要視しました。私は合気道をやっているのですが、師範から「達人になると、重心である頭を動かさずに歩く」と言われたのが心に残っていて。歩き方やお辞儀の仕方、戦いの道具である"筆"を止める、といったところを、激しい動きの部分よりも重視して、撮影に臨みました。――劇中ではすばらしい肉体美を披露されていましたが、トレーニングはどのようにされていたのでしょうか。雨宮総監督が「今回の映画は秋元才加の"肉体"を撮りたい」とおっしゃっていたんです。それだったら、男の人が「えっ?」って驚くくらいの筋肉をつけたいなと思い、2カ月ほど前からジムに通って、肩と背中を中心に筋肉をたくさんつけました。撮影に入ってからもプロテインを飲んで、体を作ることに集中していました。普段はしなやかさを意識してなるべく筋肉がつかないトレーニングをしていたんですけれど、もともと筋肉質なので、やればどんどんついていくんです(笑)。――アクションシーンで大変だったことはありますか。毎日の撮影ごとに、与えられた試練に臨んでいくという形でアクションをやっていたので、特に大変だったということはなかったですね。でも撮影の時期が12月から翌1月にかけてだったので、寒さが厳しかったのが辛かったです。普段着ている黒い服は薄手の生地ですし、クライマックスでの白いコスチュームは露出の多いもので、とにかく寒くて寒くて……。もともと寒いのが苦手なので、イライラしていました(笑)。――現実と違う異世界でのバトルシーンなどがありましたが、CGとの合成で作られるシーンの撮影などは、難しかったのではないですか。『牙狼』シリーズの場合、毎回コミックのような画コンテが来て、それを見て「最終的にこんな画面になるのか」と想像しながら撮影に入るんです。映画では、演技をする際にCGを作られる方と常に相談しながら作っていきました。「入心の術」で人の精神世界に入った時と、現実に戻った時とのリンクするところなどは複雑でした。撮影している時も、「どうなるんだろう?」なんて思いましたが、CGとはうまく連携しながらやれたと思います。●作品への期待の高さに怖さを覚えたことも――秋元さんと媚空とで共通するところ、違うところがあれば教えてください。媚空が、与えられた役目を果たすために私情をはさまない、というところは似ているかもしれません。私自身、仕事が終わったらすぐ帰っちゃうタイプで、周りの人とご飯を食べに行くとか、そういうのはしないんですよ。違う部分があるとすれば、使命のためには自分の弟でも斬るとか、媚空のそこまでのストイックさは自分にはないかな、と。――今回の映画で共演された方々で、印象に残っている方を教えてください。代知を演じた須賀健太さんには助けられましたね。媚空があのような特殊なキャラクターなので、観客の目線に立つ人物として代知のキャラクターは重要なんです。そういった意味でも、須賀さんには引っ張っていただいたなと思っています。それとバック転ができたり、運動神経が抜群なんですよ。お芝居もアクションもすごいんです。私もバック転練習しよう!なんて思いました(笑)。――劇中では常にストイックで笑顔を見せない媚空ですが、撮影を離れた秋元さんはどんな感じだったのでしょう。ずっとヘラヘラしていました(笑)。絶心役の佐野史郎さんがカメラ好きで、いろいろとお話をうかがったり。また、合間に三島由紀夫さんの本を読んでいたらミッキー・カーチスさんがいらっしゃって「そういえば昔、食事してた隣のテーブルに三島由紀夫がいたなあ」なんて話したりしていました。――劇中では、秋元さんが複数人に押さえつけられた状態から腹筋を使って跳ね上がるという、かっこいいカットがありました。私自身も、あそこの部分はカッコよくできたと思っていて、気に入っています。動きに緩急がちゃんとついていて、いい場面になったなって。――秋元さんは、さらに本作の主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も歌われるんですね。すごいですよね。主演をさせていただき、主題歌まで……。もう秋元才加がギュッと詰まった映画になりました。ぜひ、たくさんの方に映画を見ていただきたいと思っています――完成した映画をご覧になっての感想と、ファンに向けての映画の見どころを教えてください。まず、CGにこれだけ制作費をかけた作品はそうそうないかなと思います。スタッフの方々の力の入れ具合、『牙狼』10周年に対する期待値の高さがわかり、少し怖くなりました。でも、今回私がこの『牙狼』の独特な世界観の中に入ることができて、感動しました。劇中に「白か黒か、人間の心はそんなに単純なものじゃない」というセリフがあるのですが、「確かにそうだな」と考えさせられる作品になっています。10年間シリーズを応援してくださっている方たちはもちろん、初めて『牙狼』の世界に触れられる方でも楽しめる映画です。本当の強さ、本当の優しさとは何なのか、映画を見終わった後にいろいろなものを持ち帰って、多くの人たちの印象に残ればいいなと思っています。■プロフィール秋元才加(あきもとさやか)1988年7月26日生まれ、千葉県出身。AKB48卒業後、女優として、映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』(主演)、映画『マンゴーと赤い車椅子』(主演)、舞台『国民の映画』など、数多くの作品に出演。現在公開中の映画『ギャラクシー街道』、放送中のドラマ『別れたら好きな人』(フジテレビ系)に出演中。
2015年11月15日映画『媚空―ビクウ―』の初日舞台あいさつが14日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストの秋元才加、朝倉えりか、原作・総監督の雨宮慶太、アクション監督の大橋明が出席した。全国公開中の本作は、特撮テレビドラマ『牙狼<GARO>』シリーズの10周年記念作品。闇に落ちた騎士や法師を斬る"闇斬師"の媚空(秋元)を主人公にしたサスペンス・アクションで、主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も秋元が担当している。昨年放送されたテレビドラマ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』から媚空を演じている秋元は、劇中の衣装で登場。「素晴らしいキャスト、スタッフと仕事ができて光栄です。歴史ある『牙狼』に新たな風を吹き込む作品になれば」とあいさつし、「成長した媚空をお見せできたらという覚悟があった。テレビドラマでは冷たい印象だったかもしれないけど、映画の中では媚空の強さと弱さを見せれたと思う」と胸を張ってアピールした。また、撮影2ヶ月前から体作りに励んだ秋元に、2人の監督は、「女優さんなのに、アクション部と筋肉の話をしていて面白かった」(雨宮)、「スタントマンでもあんなにお腹が割れてる人はいない」(大橋)と揃って驚がく。アクションに初挑戦した朝倉からも、「『全力でぶつかって大丈夫』と言ってくださったので、思いっ切りやらせてもらった。でも、秋元さんを蹴った私が『痛い!』ってなった」とエピソードが披露され、秋元は、「みなさんに衝撃を与えられたのなら良かった。こんなに腹筋で褒められることはない」と大照れしていた。
2015年11月15日10月22日より都内で開催されている「第28回東京国際映画祭」のレッドカーペットに、映画『媚空-ビクウ-』(11月14日)に主演する女優の秋元才加らが登場した。映画祭には秋元のほか、本作より媚空に憧れる魔戒法師・代知役の須賀健太、媚空の師匠・白海に仕える魔戒法師・紗夜役の朝倉えりか、鍵をにぎる人物・絶心役の佐野史郎、大橋明監督、そして雨宮慶太総監督と主要スタッフが参加。秋元は黒のパンツスーツ、朝倉は白のドレス、男性陣はタキシードという装いで、ファンからの声援と拍手に応えていた。同映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた秋元は、「もっとレッドカーペットって粛々と行われるものかと思っていたのですが、お祭りみたいで本当に楽しかったです。これをきっかけに『媚空-ビクウ-』が世界中に広がってくれるといいなと思っています」とコメント。須賀も「東京国際映画祭でレッドカーペットを歩くのは初めてなので、すごい所にきたなあと思いました」と感激している様子だった。映画『媚空-ビクウ-』は、同映画祭の「パノラマ部門」に出品されており、秋元らはレッドカーペット前に行われた上映の舞台あいさつにも登壇。これが世界で初めての上映ということもあり、秋元は「入ってくるまでドキドキしていました」と緊張を浮かべていたが、「みなさんいかがでしたか?」という観客への問いかけに、熱い拍手が返ってきたことにホッと胸をなでおろしていた。TVシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」で登場した媚空を、今回あえて主人公に据えたことについては雨宮総監督は「以前から秋元さんとお仕事をしたいと思っていたのですが、TVシリーズで実現し、その時のエピソードが素晴らしかったので、ぜひ単体の物語を見てみたいと思いました」と説明。その企画を聞いた秋元は、最初「次につながった! チャンスをいただいたという気持ちが大きかった」という思いと同時に「従来の『牙狼<GARO>』のファンの方、そして『媚空-ビクウ-』を通して『牙狼<GARO>』に触れる方にも楽しんでもらえる作品にしたいと思いました」と当時の心情を振り返った。続けて、「アジアのみならず、世界に広げていきたい気持ちが強くなりました!」と力強く結んだ。本作でメガホンをとった大橋監督が「雨宮監督に言われたのは『いままでのシリーズにこだわらずに、新しい媚空の世界を作ってくれ』ということだけ。いままでのアクションとは違うアプローチを心がけました」と明かすと、秋元は「自分的にはまだいけたという思いがあります。次、もし機会があったらロッキーみたいな体にしたい!」とアクションへの熱意を語り、会場を沸かせていた。『牙狼<GARO>』シリーズ初参加となる佐野は、「10周年ということで記念碑的な作品に参加できて光栄です」と感謝を述べ、「朝倉さんにはやられました! 女性は怖いですねぇ」としみじみと語ると、会場は再び笑いに包まれた。秋元は本作で主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も担当しており、同楽曲について「媚空の内面を代弁しており、歌詞に耳を傾けて聴いていただくと、アンサーソングになっています!」と映画と合わせて楽しめる内容になっていることをアピールした。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年10月23日11月14日公開される特撮映画『媚空』で主演を務める女優の秋元才加が、本作の主題歌を担当することが明らかになった。主題歌のタイトルは「繊月~光と闇の傍で~」。デビュー当時から定評のあった歌唱力に加え、近年のミュージカル出演で磨かれた秋元の表現力が発揮された切なさを誘う楽曲に仕上がっている。秋元は「自分の歌声が映画のエンディングになるということで、すごく光栄だなと思っています。『牙狼』ワールドに自分の歌声がどうハマっていくのか楽しみです」と喜びを語り、「歌詞にも楽曲にも、それを含めて今回の媚空が何を伝えたいかが含められている気がするので、最後までその歌詞を聞き取ってメッセージを受け取ってもらえるとうれしいです」とコメントを寄せた。新TVスポット映像では、その一部を聴くことができる。劇場版の公開に先がけ、10月21日より配信サイト「iTunes Store」「animelo mix」「レコチョク」「mora」「オリコンミュージックストア」「music.jp」ほかにて同曲の配信がスタートする。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮慶太総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。キャストには、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役に須賀健太、媚空の師匠・白海役にミッキー・カーチス、白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうかを確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年10月16日『クロノ・トリガー』や『ゼノギアス』『クロノ・クロス』の作曲家としておなじみの光田康典氏の作曲家生活20周年を記念して制作される「光田康典×スクウェア・エニックス×クロノシリーズ」によるアレンジアルバム「ハルカナルトキノカナタヘ」が2015年10月14日にリリースされるが、その収録曲が公開された。世界各国のさまざまなアーティストがカバーするなど、ゲーム面だけでなく音楽面への注目も非常に高い『クロノ・トリガー』と『クロノ・クロス』の楽曲から光田康典氏がプロデュース。収録される10曲は光田氏本人が厳選したもので、『クロノ・トリガー』から「風の憧憬」「時の回廊」「ハルカナルトキノカナタヘ」など、『クロノ・クロス』からは「時の傷痕」「マブーレ」「RADICAL DREAMERS」など、ユーザーの記憶に残るゲームサウンドのメロディーラインを鮮明に残しながらも、新たな楽曲として楽しむことができる。■「ハルカナルトキノカナタヘ」収録曲01. 時の傷痕~ハジマリノ鼓動~02. RADICAL DREAMERS03. 風の憧憬04. サラのテーマ05. 凍てついた炎06. マブーレ07. 次元の狭間08. 時の回廊09. On The Other Side / エピローグ~親しき仲間へ10. ハルカナルトキノカナタヘなお現在、公式サイトでは全曲試聴が可能となっているので、早速チェックしてみよう。○CD発売前夜祭としてニコニコ生放送の配信が決定また、本作「ハルカナルトキノカナタヘ」の発売を記念して、発売日前日の10月13日(火)の21時00分よりニコニコ生放送『スクウェア・エニックス MUSIC 公式「ハルカナルトキノカナタヘ」発売前夜祭ニコニコ生放送』の配信が決定した。出演は、『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』の作曲家・光田康典氏。CD発売前日に全楽曲を聞きながら、制作秘話などが語られるとのことなので、あわせてチェックしておきたい。光田康典氏プロデュースによる「クロノ・トリガー&クロノ・クロスアレンジアルバム/ハルカナルトキノカナタへ」は、2015年10月14日(水)の発売で、価格は3,000円(税別)。(C)1995, 1999, 2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年10月06日世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」で、アンダーズ 東京のバーテンダー齋藤隆一が3位を受賞。審査員を魅了した齋藤隆一によるカクテルが、アンダーズ 東京の「ルーフトップバー(ROOF TOP BAR)」にて提供されている。スコッチウイスキー「シーバスリーガル(CHIVAS REGAL)」が主催する、世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」。第2回目となる今回は、“次世代のクラシックカクテルの探求”をテーマに12カ国でローカル大会が開催された。大会では、「シーバスリーガル」の誕生から今日に至るまでの年代を4分割し、各時代をイメージしたストーリー性のある4種類のカクテルを創作する、というお題が出された。日本大会ではアンダーズ 東京「ルーフトップバー」の齋藤隆一が優勝し、日本代表として7月13日、14日にニューヨークで開催された世界大会決勝に出場した。世界大会は6ラウンド構成で、課題やワークショップなどを行い、すべてのラウンドを通して創造性やスタイル、味わい、ミクソロジー技術などが総合的に審査された。各ローカル大会で優勝した4種類のカクテルのうちひとつが審査対象となった第1ラウンドで齋藤隆一は、クラシックカクテル「ジョンコリンズ(JOHN COLLINS)」を現代的日本版にアレンジした「パーソナルコリンズ(PERSONAL COLLINS)」を披露。審査員を魅了し、総合で3位に輝いた。なお、“2015 シーバスマスター”となる優勝はイギリス代表のジョシュ・レイノルズ(Josh Reynolds)が獲得した。現在、「ルーフトップバー」では、国内大会で優勝を勝ち取り、世界大会でも賞賛された齋藤隆一のカクテル「パーソナルコリンズ」が提供されている。
2015年08月06日『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』などの人気ゲーム作品の楽曲を手がけた作曲家・光田康典氏の作曲家生活20周年を記念したアレンジアルバム『ハルカナルトキノカナタヘ』が、10月14日に発売されることが決定した。アルバムでは、「クロノ」シリーズに登場した名曲の数々が、光田氏自身のプロデュースによって全曲新録されているという。1995年にスーパーファミコン用のソフトとしてリリースされた『クロノ・トリガー』は、「ファイナルファンタジー」シリーズの生みの親である坂口博信氏、「ドラゴンクエスト」シリーズを手がけた堀井雄二氏、さらに『ドラゴンボール』の鳥山明氏がキャラクターデザインとして参加したRPGゲーム。プレイステーション、ニンテンドーDSにも移植され、1999年にプレイステーション向けに続編としてリリースされた『クロノ・クロス』と合わせて、パッケージゲーム累計出荷本数は全世界で540万本を突破している。ゲームの内容だけではなく、劇中で使われた音楽でも評価の高い「クロノ」シリーズだが、清水翔太やヒルクライムをはじめ、世界各国のアーティストたちがカバー作を発表するなど、ゲームのテーマと同じようにその魅力は時間を越えて愛されている。今回リリースが決まったアレンジアルバムでは、ユーザーからの人気が高い楽曲を光田氏本人が厳選し、ユーザーの記憶に残るゲームサウンドのメロディーラインを残しながらも、新たな楽曲として楽しめるものになっているという。価格は3,000円(税別)。(C)1995, 1999, 2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年07月27日女優の秋元才加が主演を務め、2015年11月に公開される特撮映画『媚空』の特報が公開された。公開された動画では、『牙狼<GARO>』シリーズならではのアクションシーンが散りばめられており、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る闇斬師である媚空を演じる秋元も、そのりりしい肉体美と力強い目力を披露。敵をクールに成敗していく様子が収められている。また、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役を演じる須賀健太、美女に囲まれる怪しい雰囲気たっぷりのミッキー・カーチスも登場し、敵なのか味方なのかわからない、映画のミステリアスな展開を予感させる内容に。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品で、秋元が演じていたキャラクター・媚空を中心に描かれる。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。キャストはほかに、ミッキー・カーチス演じる白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年07月03日数々の名曲の歌詞を世に送り出している秋元康さん。秋元さんが紡ぎだす歌詞には、色褪せない言葉や、あるいは“今”を表すキーワードまで、さまざまな日本語がちりばめられています。秋元さんにお話をうかがいました。「作詞といっても、僕の仕事は“流行歌の歌詞”を書くこと。しかもその歌詞は、“歌手”の口を通して発せられるものなので、僕は“誰が歌うのか”ということを考えて、歌詞を書きます。若い女の子が歌うなら、あえて“ら抜き”言葉を使うこともある。美しい日本語を良しとする方々からすると、けしからんと思われるかもしれませんが、その歌詞を歌う人にとっては、“ら抜き”の方がリアリティがあるんです。そして、そういった時代の一瞬を捉まえた言葉は、消えていくものです。だからこそ、流行歌には必要なんだと思います」秋元さんにとって歌詞のヒントは、日常の中にあるのだとか。「人と話したり、メールやLINEでやりとりをしたり。誰かが使ったり、話していた言葉の中で気になる日本語に、僕は心の中で無意識に付箋を貼ってます。例えば『フライングゲット』という曲は、よく“AKBのCDをフラゲした”という言葉を耳にしていて、“フラゲってなんだろう?”と思ったことがきっかけでした。それは、CDは発売日の前日にお店に到着するんですが、その到着日に手に入れた=フライングゲット、ということだったんです。それおもしろいな、と思って心に留めておいた。また『ヘビーローテーション』は、僕らの世代にとっての意味は、ラジオなどで一曲を数多くかけることだったんですが、今は“おでんをヘビロテ”=好きで繰り返し食べるという意味で使われている。それも気になって、付箋を貼っておいた。それで、歌詞を書くときに、心に留めておいた言葉と言葉が繋がって、歌詞になっていく。そんな感じです」◇あきもと・やすし国民的アイドル「AKB」グループの総合プロデューサーとしても知られる。TVの企画構成、映画の企画・原作、CMやゲームの企画、マンガの原作など、多岐にわたり活躍中。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を務める。※『anan』2015年7月1日号より。写真・小笠原真紀
2015年06月24日“うどん県”と言えば、讃岐うどんで有名な香川県のこと。では、『うどん先生』とは? 実は、秋元康さんがプロデュースしたドラマのタイトルなのです。秋元康さんと言えば、国民的アイドル“AKB48”グループなどを手掛ける、超有名プロデューサー。そんな彼による『うどん先生』が現在Youtubeで放送中です。そして、5月1日からいよいよGyaoでも放送が始まりました。このドラマは、あなぶきグループが推進する、子どもたちの健やかな成長を支援している「あなぶキッズプロジェクト」の一環として制作されたもの。香川県でオーディションを実施し、中学生役のメインキャスト5名を含む11名を、大人役としてあなぶきグループ従業員から18名を選抜しました。当然、一般キャストの演技経験はゼロ。それを一流の制作陣が、本格的な地域発信のウェブドラマに仕立て上げたのです。ロケは全て香川県で実施。さらに出演者全員も香川県民。県の魅力と、県民の持つパワーが詰まったドラマとなっています。秋元さんも「オーディションでは香川の可能性、パワーを全国に伝えたいと思い、お芝居の上手さとかではなく、地元で生まれ育った個性・キャラクターが出ている方を選ばせていただきました。作品ではこの点にもご注目いただければと思います」とコメント。さらに作品について、「今の“地方創生“の時代に一石を投じることができるのではないかと考えております」と語るほどの力作となっています。物語に登場する中学生たちは、心も体もぐんと成長し、できることが増える分だけ、さまざまな悩みを抱えていきます。ドラマでは、そんな思春期の生徒たちと、彼らを想い、いざという時に助けてくれる熱血教師の担任「うどん先生」が織り成す心温まるストーリーが展開されていきます。第1話『転校生の主張・前編』では、地元の香川で30年ぶりに中学時代の同級生5人組が集まります。久しぶりの再会に盛り上がり、話題は担任だった「うどん先生」との思い出話に。実は5人それぞれに、「うどん先生」との特別なエピソードがあったのだとか。全10話で、さまざまな生徒と「うどん先生」とのエピソードが描かれていきます。1話およそ10分と、ちょっとした時間に見るのにもぴったり。思春期をせいいっぱい生きる中学生の姿に、ほっこり懐かしい気持ちになれそうです。・あなぶきグループ 公式サイト ・視聴はこちらから YouTubeチャンネル Gyao特集ページ
2015年05月01日PEACH JOHNの妹ブランド「YUMMY MART」は22日、ファッションモデル・秋元梢とのコラボアイテム「KOZ×YUMMY MART」を発売する。○すべて秋元梢本人のアイデアを反映、ディレクションにも初チャレンジ同アイテムは、「挑むココロ×未知の自分=新しいわたし」をテーマに、アイテムデザインからビジュアルに至るまで、すべて秋元梢本人のアイデアを反映。今回、初めてディレクションにもチャレンジした。初の下着デザインではファッショ二スタとしての「秋元梢」の世界観はそのままに、こだわりのアイテムが完成。ビジュアル撮影では彼女の一声で、アートディレクター・千原徹也氏、コピーライター・山口博之氏、フォトグラファー・キシマリ氏、ヘアメイク・粕谷ゆーすけ氏と、現在幅広く活躍する豪華な面々が集結した。トップアーティストたちと作り出す「秋元梢」ワールドは必見だという。コラボアイテムは、「ありそうでなかった、でも絶対に欲しいもの」にこだわった下着&ルームウエア全6型。今年トレンドのボーダーを使った下着も、洋服からチラ見えしてもOKな"使えること間違いなし"のアイテムに仕上がっているという。海外モノのような総レースのブラは、トレンドカラーのネイビーをベースに仕上げている。なお、コラボアイテムは、YUMMY MART全店舗(ルミネエスト新宿店 B1F・ラフォーレ原宿店 B0.5F・渋谷パルコ店 part3 2F・池袋パルコ 店 本館B2F)、およびYUMMY MART公式Webページにて販売する。ショップでの購入者には、オリジナル内袋とオリジナルノベルティを進呈。なくなり次第終了となる。また、4月26日には、YUMMY MARTルミネエスト新宿店にて「秋元梢店頭イベント」を開催。コラボアイテム購入者先着100名に、「限定サイン入りポスタープレゼント!&握手会」を行う予定になっている。
2015年04月17日映画『マンゴーと赤い車椅子』の初日舞台あいさつが7日、東京・イオンシネマ板橋で開催され、秋元才加、三田佳子、仲倉重郎監督が登壇した。本作は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった宮園彩夏(秋元才加)が、赤い車椅子を相棒に、葛藤しながら未来へ踏み出していくという感動作。彩夏と交流する車椅子の青年で、バンドのボーカリスト・翔太役を、EXILEパフォーマーのNAOTOが、認知症の症状が出始めた祖母役を三田佳子が演じた。監督は、映画『きつね』(1983年)を手掛け、脚本家としても活躍する仲倉重郎で、自身が車椅子人生となった体験を織り込んだ映画に仕上げた。主演の秋元は「監督が10年以上、構想されていた映画です。三田さんをはじめ、素晴らしい方々と共演させていただき、私自身も成長させていただいた映画です。うれしく思いつつもドキドキしています。興奮しています」と、初日の感想を語った。秋元は共演のNAOTOについて、「パフォーマーとしても尊敬していますが、今回の役で7kgも体重を落とされたと聞き、役者としてのストイックさに、私自身もすごく刺激を受けました。最後のライブシーンでは、NAOTOさんの歌声に、ぱーっと涙を流すことができました」と感謝。三田については、「三田さんが現場にいらした瞬間、『おばあちゃんだ!』って思いました」と感心しきりの様子だった。三田は「ふわっとした部分、ただの年寄りではなく、おばあちゃんの雰囲気を出すのを楽しみながらやりました」と役作りを振り返った。また「才加さんが、良い女優さんになる資質をもっていると思ったの」と称えた後、秋元に「歌手ですか?」と尋ねた。秋元は笑顔で「はい。いろいろやらせていただきました」と答えると、三田は「歌手の方は音感もリズム感もあるけど、彼女はさらに、勇気のある役作りもやりました」と秋元をねぎらった。自身も突然の車椅子人生となった経験を持つ仲倉監督は「こんなに若いお客さんが見てくださるのが本当にうれしいです」と大喜び。秋元は「車椅子の方にも見ていただきたいですが、健常者の方にも見ていただきたい。今、ある人生の環境のなかで、どうベストに生きていけるかという、背中を押せるような映画になると良いなあと」と、力強く本作をアピールした。
2015年02月08日映画『マンゴーと赤い車椅子』の完成披露試写会が16日、都内で開催され、秋元才加、三田佳子、仲倉重郎監督が登壇した。本作は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった彩夏(秋元才加)の奮闘と再生の物語。秋元は、主人公・彩夏の葛藤や勇気を車椅子姿で体現した。彩夏と交流する車椅子の青年で、バンドのボーカリスト・翔太役を演じるのは、EXILEのパフォーマー、NAOTO。認知症の症状が出始めた祖母役に三田佳子が扮した。監督は、映画『きつね』(1983年)を手掛け、脚本家としても活躍する仲倉重郎で、自身の突然、車椅子人生となった体験を織り込み、本作のメガホンをとった。秋元は「車椅子を乗りこなすという技術的な問題も難しかったけど、それ以上に、いろんな葛藤や思いがあり、成長していく彩夏(役柄)をどう演じていくかってことが難しくて。監督からアドバイスをいただきながら、一生懸命演じさせていただきました。素晴らしい共演者の方々と演じさせていただき、本当にありがたかったです」と力強く語った。祖母役の三田について、秋元は「三田さんが入ってきた時、『おばあちゃんだ!』と本当に思えました。私も三田さんのように相手を引き込むような女優になりたいです」とリスペクト。三田は「うれしい。どうもありがとう」と笑顔で言った後「監督から『あんまり老けなくていいから。今の80歳は若いから』と言われてたんです。でも、若く見えちゃうと、どうしても地を隠せない、なりきってないと言われるのがすごく嫌だなと思って、90歳くらいのつもりでやったら、監督から文句が出ました」とおちゃめな笑顔を見せた。仲倉監督は、30数年温めていた映画が完成して感無量の様子。秋元について「なるほど、こういう彩夏っているんだと、新鮮な気持ちで見ていました。秋元さん、セリフがすっかり入っていて、現場に台本をもってこなかったので、セリフは直せなかったです(苦笑)。また、三田さんは、もっと若くても良いなあと思って見ていました」と笑いながら語った。また、三田が秋元について「異国情緒がある、顔に凹凸があって、すごく良いでしょ。こういう映像向きの人がどんどん新しい役をしていったら、良い女優さんになるんじゃないかと。また、現場ですごく勝ち気だなと思ったの。監督にくってかかっていたから。でも、そういう役だったからね。見込みがあるなと思いました」と彼女を称えた。秋元は「その時期、自分では気付かなかったんですが、すごく強かったみたいで」と恐縮。三田は「私も『極道の妻』をやった時、そうだったの。役に成り切っていたのよ」とうなずいた。『マンゴーと赤い車椅子』は2月7日(土)より公開。
2015年01月17日自主制作した短編『フミコの告白』で注目を集め、『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューを果たした石田祐康監督が、YKKとスタジオコロリドのコラボレーション作品『FASTENIG DAYS』を完成させた。“ファスナー”を題材にしたアクション作品だ。その他の写真本作は近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守り、人の気持ちを“つないで”いく様を描いた短編作品。劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーが登場。現在、Youtubeで全編が無料公開されており、好評を集めている。石田監督は4人の仲間と短編『フミコの告白』を、次作『rain town』を自身を含む2人だけで制作した。しかし、現在はスタジオコロリドに籍を置き、数十人のスタッフを率いて制作にあたっている。「最初の頃はスタッフに自分の意図を伝えるのが大変でしたけど、今では自分ひとりではなしえない物量、アイデア、クオリティを求められるので、集団でやる意味を感じています。この作品に登場する“ファスニングマシン”のメカニックなアイデアや、アクションのアイデアも、別のスタッフが考えてくれたんです」。一方で石田監督は、規模は大きくなっても自身と“つながり”を持てるスタッフと作品づくりをしていきたいと考えているようだ。「これから少数精鋭で、共通理解をちゃんと得られる人たちと、“濃い”ものを作っていきたいですね。少数精鋭のスタッフが各々に“想い”を込められるような度量のある作品が濃くなると思います」。監督の“想い”は日本だけでなく、世界各地のファンにも伝わっている。石田監督はデビュー時から作品をネットにアップしており、観客は世界各国に存在するからだ。「感想は励みになりますね。海外の感想を日本語訳してくれているサイトを見つけて読んだりしていますし、海外からの反応は何よりもうれしいです。ネットに触れる以前から何かを描いて人に見せることが前提というか、人に見せてコメントをもらうことが楽しかったので、それが原動力になっていますね。それはアニメーションを作るようになってからも変わらなくて、笑ってくれたり、話のネタにしてくれたり、人にアクションを起こさせることが楽しいんです」。石田監督にとって作品づくりは“表現”だけではなく、その先の“コミュニケーション”も含んでいる。デジタル技術の進化によって少数でのアニメ制作が可能になり、ネットにアップすることで瞬時に世界中に作品を送り出し、観客とつながることができる現在、石田監督の作品は今後も多くの観客をつなぎ、そのネットワークを広げていくだろう。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年11月28日アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が9日、都内で行われた、映画『超能力研究部の3人』の完成披露舞台あいさつに出席した。12月6日から全国公開される本作は、大橋裕之の漫画『シティライツ』(講談社刊)に登場する"北石器山高校超能力研究部の3人"を描いたSF青春映画。イケてない女子高校生の山崎良子(秋元)、村田育子(生田)、木暮あずみ(橋本)は、日々スプーン曲げを実践し、しまいにはUFOを呼び出そうと奔走する――というストーリーを軸に、オーディションで選ばれた3人が、アイドルから女優へと成長していくメイキング映像も合わせた作品になっている。役衣装のセーラー服で登場した生田は、「普段はNGな言葉を叫んだりするので楽しかったです」と撮影を振り返り、「ドキュメント部分が多いので、私たちの素の部分が垣間見える作品。アイドルじゃない私たちを楽しんで」と笑顔でアピール。また、「パンフレットを見てもよく分からないと思うけど、観たら分かる。答えをみなさんが見つけてくれれば」と本作を紹介した橋本は、欲しい超能力を聞かれると、「すれ違った人を操れる能力。『劇場にこの映画を見に行け!』っていう指令を出したい」と含み笑いを浮かべた。一方、キスシーンがある秋元は、「私で大丈夫かな?と思った。ファンの方にも心配されました」と照れ笑いを浮かべつつ、劇中で歌っているちあきなおみの『喝采』を3人揃って歌唱すると、「こぶしをきかせて盛り上がっているので注目して」とにっこり。本作で女優業に一丸となって挑戦した3人だが、橋本が「正直、クランクインするまで2人が一緒にいるのを見たことがなかったけど、ベタベタに仲良くなった」と秋元と生田の関係を暴露すると、生田は「衝突をするシーンをきっかけに仲は深まったと思う。素の部分に影響を与えるくらい熱演したのかな?」とはにかんでいた。
2014年11月10日ファスナーのトップメーカーYKKがブランディングショートアニメ『FASTENINGDAYS』を製作し、『フミコの告白』で注目を集める石田祐康が監督を、砂原良徳が音楽を、Perfumeがエンディングテーマを務めることが発表された。『FASTENINGDAYS』YKKは創業以来80年に渡ってファスナーや繊維テープなどの分野で世界をリードしているトップメーカー。世界各国でもYKKの製品は圧倒的な信頼を得ており、Fasten=“つなぐ”ことの大切さをさらに広めるために新作アニメーションを製作することになった。監督を務める石田は2009年に手がけた『フミコの告白』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど高い評価を集め、昨年には『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューも果たした人物。本作では近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守る姿を描いており、劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーがたくさん描かれる。ケイの声を白石涼子が、ヨージの声を大浦冬華が務め、Perfumeの『Hurly Burly』がエンディングテーマに起用される。作品は公式サイトとYoutubeで全編無料公開中で、英語、スペイン語、フランス語、中国語の4か国語で全世界向けに公開されるほか、各国のYouTube上でコマーシャル映像として展開される予定。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年10月30日元「AKB48」で現在は女優・タレントとして活躍する秋元才加が9月29日(月)、都内にて行われた森永乳業のアロエステロールを配合したヨーグルトドリンク「ALOEBENE(アロエベネ)」の発表会に参加、外からだけでなく、内側からの美容ケアについて熱く語った。「おいしい牛乳」「マウントレーニア」「ピノ」など子どもから大人まで親しめる商品を世に送り出している森永乳業。その中でも美容を意識した商品として女性から絶大な人気を誇るのが「アロエヨーグルト」。そんな森永乳業から今回、新たな価値として「美容」をテーマにした機能性商品を開発。「これまで培ってきた研究・商品開発力を活かし、新しいカテゴリーでのナンバーワンブランド育成に挑戦致します」と語る代表取締役社長・宮原道夫氏は、内側からキレイを創生する“美容創生力”をキーワードに、自らキレイを創りだす力を高める新商品「アロエベネ」を発表。「毎日の食生活の一部として手軽に飲用でき、継続しやすいドリンクタイプのヨーグルトです。今後、ヨーグルトドリンクにとどまらず、“アロエステロール”を含む商品を『アロエベネブランド』として、広く展開していくことを視野に入れております」と今後の展望についても言及した。また「『アロエベネ』は今期10月以降の半年で、5億円の売上を計画しており、5年後には40億円の事業規模を目指します」と販売目標も明らかにした。この日、“アロエカラー”を意識したドレスで登場した秋元さんは、身体の内側からケアをしていて外側も美しいという“インナービューティスト”として参加。「睡眠、運動はもちろん、口にするものだったり飲むものにはとても気を付けています」とインナーケアに力を入れていると明かす。美容オタクと自称する秋元さんは“インナービューティスト”の対義語が“枯れ女”と呼ばれていることを知ると、「枯れ女って呼ばれたくない!」と悲鳴を上げた。「やはり潤いのある女性に憧れがあるので、“枯れ女”と聞くと女性としては魅力が低いのかなという印象を受けちゃう」と不安な様子。そこで、秋元さんは会場に集まったお客さんと一緒に“枯れ”具合をチェックする「枯れ女度診断」に挑戦。見事“うる女”と診断された秋元さんだが喜ぶのも束の間、「今年26歳になったので、ちょっとケアをしないと顔に疲れが出てきてしまうので…枯れ女予備軍にならないよう気を付けないと」と話していた。「ALOEBENE(アロエベネ)」は関東甲信越地区にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月01日●『風の谷のナウシカ』後にアニメーターに戻ることを望んでいた宮崎駿監督スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏とAKB48の総合プロデューサー秋元康氏が23日、都内で「将来のエンターテインメント」をテーマにした公開対談イベントを行った。同イベントはアニメーション映画『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』Blu-ray&DVD発売を記念したもの。1時間半にわたる対談の中で、秋元氏は「マーケティングは何も生まない」「才能も磨かないといけないが、大事なのは人間力」、鈴木氏は「次の才能はアジアから出てくる」とそれぞれ持論を展開した。この対談のために『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』の2本を観てきたという秋元氏は、両作品について、「思いが伝わってきて面白かったです。僕はTVでやってきたので、子どもからお年寄りまで楽しませられる最大公約数なものを考えます。この表現は伝わるだろうかとか、こういう言葉だとどれくらいわかるだろうかとか。例えば『フライングゲット』という言葉をタイトルにしても、フラゲって言葉をどれくらいの人がご存知なのかとかを考えます。もちろん『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』もオーディエンスを考えたものかもしれないけど、まず監督からのメッセージがシンプルにあって素晴らしいと思いました」と絶賛。これを受けて鈴木氏は「もうずいぶん昔のような気がするけど、去年だからまだ1年なんだね。色々あったからね」と答えた。鈴木氏が言う「色々」とは両監督の年齢的なものと、今後のスタジオジブリについての話だ。「宮崎駿は73、高畑勲は79になります。おそらくこれが最後かなという予感があり、最後は本来やりたいものをやってもらおうと思いました。ジブリという会社を運営してきて、僕としては好きなだけお金も時間も使ってもらうのが退職金のつもりでした」両監督がやりたいものをやりたいように作ったという『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』だが、特に高畑監督に関しては苦労が多かったと鈴木氏は語る。「『かぐや姫の物語』に関しては予算ありきではなかったんです。完成したときに世の中に出す。何が起きても驚かない。興行の問題はあるけど、僕としてはこの作品はそういうことを考えずにやるという覚悟があった。『かぐや姫の物語』は8年かかりましたが、それも想定内でした」(鈴木氏)こうした鈴木氏の仕事ぶりに秋元氏は、冗談混じりに「どう考えてもマゾですよね(笑)」と笑いを誘い、鈴木氏も「たしかにそうですよね(笑)」と応じた。ここから話は、『風の谷のナウシカ』製作時のエピソードへと移った。当時、雑誌の編集者としていた鈴木氏にとって、『風の谷のナウシカ』の製作に携わることは非日常であり、「一種のイベントだった」という。公開された本作は大ヒットし、「その後、色々な人から第二作を求められる」ようになった。しかし、宮崎監督はこの時点で、「二度と映画は作らない」と言っていたという。というのも、映画を作るにあたり「仲間にも言いたいことを言わなきゃいけなくなり、作品はできても友だちを失った」からだ。アニメーターに戻ることを望んでいた宮崎監督だが、そこで思わぬ出来事が起こる。「『風の谷のナウシカ』のヒットで宮崎駿のもとに6,000万という大金が転がり込んできたんですよ。それで僕が宮崎駿から相談をうけた。『家も欲しいし、車も欲しい。でもそんなことをしたら後ろ指を刺される。どうしよう』と。それで、たまたまそのとき高畑監督が作っていたドキュメンタリー映画があったので、そこに出資したらどうかと提案したんです。ドキュメンタリーなら3,000万円もあればできますからね」(鈴木氏)この提案に乗った宮崎監督は、高畑監督の映画に出資。ところが、高畑監督が「とにかく凝り性」だったため、映画の半分もいかないうちに6,000万円を使いきってしまう。困り果てた宮崎監督に鈴木氏が告げた言葉が、「もう一本やりますか」だった。「この提案に宮崎駿は『わかった』と答えて、『天空の城ラピュタ』の企画を5分で説明してくれたんです。あまりにも手際が良いから聞いてみたら、小学生のときに考えた企画だというんです」(鈴木氏)こうして『天空の城ラピュタ』が誕生し、スタジオジブリの歴史がスタートすることになった。「大きなビジョンがあってやってきたわけではなく、行き当たりばったりでした。もし高畑さんが予算と期間通りに映画を作っていたら、『ラピュタ』の誕生はなかったんです」(鈴木氏)こうした鈴木氏の発言に、秋元氏も同調する。「AKBも何も考えていないんです。流れだと思いますよ。もともと劇団みたいなのが、少しずつ人が増えてくるってことをやりたくて、秋葉原に劇場を作りました。何も考えていなかったから、22人の女の子が歌ったり踊ったりして、土日は3公演もやっていました。そのうち皆が疲れた顔になって、さすがに365日を回すのは無理だということになり、チームができてきたんです。先に計画があってやっていったわけじゃなく、行き当たりばったりでした。そういう作り方はどこか後ろめたかったんですが、今鈴木さんの話を聞いたら、それでいいんだなと(笑)」(秋元氏)●鈴木氏「アニメ業界の宮崎&高畑時代は終わる、次の才能は日本からは出にくい」これまでは常にヒットを期待され、それに応えてきた秋元氏。AKB以前の仕事について秋元氏は、「バットを短く持つ」と野球に例えて話す。「僕らはヒットを出さないといけないから、当てていかなきゃいけないんです。そうすると長打が出なくなる。でもAKBのときはTVや映画のようなプレッシャーがなかったので、バットの一番先を持ってぶんぶん振り回せたんです」(秋元氏)そんな秋元氏は、高畑監督の『かぐや姫の物語』を次のように評価する。「始めは綺麗すぎて入り込めなかったんですよ。それがだんだん引きこまれていく。昔、ある京都の和食屋さんで最初に出された料理が、極限まで出汁を抑えてあって、薄味すぎて味がわからないんです。だけど、だんだん舌がそれに慣れて敏感になると、後の料理でどんどん敏感になっておいしくなっていく。『かぐや姫の物語』も同じで、最後には敏感になっていて感動しましたね」(秋元氏)これに対し、高畑監督と長年向き合ってきた鈴木氏は、過去の高畑監督作品を振り返って次のように語った。「高畑監督とは何回もぶつかったことがあるけど、何でも受け入れることにしています。刺激がないとダメになっちゃったんですよね。宮さんから聞いた話なんですが、高畑さんが作った『アルプスの少女ハイジ』というTVアニメがあるんです。この製作を1年前からやっていたのに、公開直前になってストックが7、8本しかなかったんですね。それで高畑さんがプロデューサーと議論していたそうなんですが、宮さんが何を話しているか聞いてみると『なんで一週間に一本やらなきゃいけないんだ!』と(笑)」「そういうことがあるので、高畑さんとやる時はあらゆるケースを覚悟しておくようにしているんです。あまりにも高畑さんの御無体が過ぎたので、唯一ヒットさせまいと思った作品があって、それが『となりの山田くん』でしたね。耐え切れなくて、この作品だけはどんなことがあってもヒットさせないぞと。やり方はヒットの法則を逆にするだけで、日本人が嫌いな宣伝をやってみるということ。で、うまくいきましたね(笑)」「ただ、人間というのは複雑なもので、ニューヨークでジブリ作品を全上映したときに、部屋に呼ばれて『一本すごいのがある。永久陳列させてほしい』と言われて、それが『となりの山田くん』だったんです。……うれしかったんですよね(笑)。日本では絶対にヒットさせるかとまで思ったのに、一方でそうやって選ばれるとやっぱりうれしかったですね」(鈴木氏)ここで逆に、鈴木氏から秋元氏に「秋元さんの仕事は見えにくいよね」という質問が飛んだ。AKB48グループの総合プロデューサーでありながら、作詞家としても数々のヒット曲を生み出し、一方では映画を製作したりもする秋元氏。さらに自分自身が出て行くことも多く、それを鈴木氏は高く評価しているという。「僕は自分が作るというよりも、いろんな方に協力していただいて作る方が好き。だけど人間力というか、周りを巻き込む力が欠如しているんです。鈴木さんから本をいただいたりしたときに手紙が入っているんですが、その中身が面白くて、人を惹きつけますよね。だから宮崎さんや高畑さんも離れようとしない。この信頼関係を作るのは難しいんです。人間には二通りあって、こんがらがった糸をほぐすタイプと切るタイプ。鈴木さんはほぐすタイプですよね。鈴木さんはトラブルを待っているんですよ」(秋元氏)それぞれ違う立場からエンターテインメント業界の最前線で活躍してきた鈴木氏と秋元氏。二人は今後のエンターテインメント業界をどう見ているのか。「アニメ業界に関しては新しい時代を迎えるでしょう。宮崎と高畑の時代は終わったし、終わらせたい。次の才能は諸般の事情により、日本からは出にくいんじゃないでしょうか。(出るなら)たぶん、アジアかな。たとえばピクサーというアニメスタジオがあるのですが、そこに入るには年月がかかるんです。指定された高校に入らないといけない。そうなると、日本からはピクサーには入らないんです」(鈴木氏)「どうやったらピクサーに入れるのかって聞いてくるのは、大学を卒業した人ばかりですからね。しかし、アジアからは高校からその学校に入る人がどんどん増えていて、色々なものを身につけてそれぞれの国へ帰って、タイやマレーシアにスタジオを作って後進の指導にあたっている。だから、世界のすごい短編アニメーションは、今やほとんどがタイやマレーシアなんです」(鈴木氏)「もちろん、才能は磨かなきゃいけないんだけど、一番大事なのは人間力かなと思います。へんてこな人がいなくなっていて、物足りないというか。どうしても技術は平均化してしまうし、突出した人というのは皆と違うところを見ていて、そこが面白いですよね。皆がこう言っているからとか、皆がやっているからと言っているうちはダメ。スタジオジブリがなぜここまで来られたかというと、やっぱり皆が変人だからですよ。(秋元氏)「将来のエンターテインメントについては、マーケティングしている限りはダメだろうと思います。マーケティングは何も生みません。宮崎さんや高畑さんになりたい人も多いし、それを探している人も多いでしょう。でも、そこには鈴木さんのように化学反応を起こす出会いが必要です。計算するだけでなく、魔法の粉のようなセレンディピティがないと、面白いことは生まれないのです」(秋元氏)業界を作り上げてきた二人のプロデューサーが語った、次なるエンターテインメントの世界。果たして日本から今後、どんな才能が出てくるのだろうか。
2014年09月23日『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演中の菅谷哲也、OGの今井華、住岡梨奈や、叶姉妹の妹・美香、モデルの秋元梢らが28日、東京・日本橋の江戸桜通りで行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』(8月8日公開)のジャパンプレミアに登場した。日本橋の江戸桜通りを完全封鎖して行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャパンプレミア。50mに渡って敷かれた赤と青のオプティマスカラー仕様のカーペットには、来日を果たしたヒロイン・テッサ役のニコラ・ペルツ、その恋人・シェーン役のジャック・レイナーのほか、多くの有名人たちが登場した。はじめに、俳優の真剣佑が、モデルの秋元梢、石田ニコルと、『テラスハウス』に出演中の菅谷哲也は、モデルの鈴木あや、植野有砂と共に登場。続いて、『テラスハウス』に出演していたモデルでタレントの今井華、シンガー・ソングライターの住岡梨奈が姿を現した。そして、ジャパンプレミアの特別ゲストで、「トランスフォーマー30周年記念大使」を務める武井壮と、吹き替え版でヒロイン・テッサの声を演じる中川翔子が、浴衣姿で登場。叶姉妹の妹・美香は、胸元を強調したセクシードレスでカーペットを歩いた。さらに、『トランスフォーマー/ロストエイジ』コスプレコンテスト参加者も、オプティマスやバンブルビーに扮した自慢のコスプレ衣装を披露。北海道・旭川市のキャラクター・あさっぴーも参加し、今回特別に用意したオプティマス衣装を初披露した。
2014年07月29日「AKB48」グループの指原莉乃(HKT48)がトヨタの「プリウスPHV」の新CM出演に合わせて「AKB48 Team 8」のメンバーと共に「指原莉乃 with AKB48 Team 8」を結成。6月16日(月)のCMお披露目会見に出席した。堺雅人、満島ひかりらが出演し“TOYOTOWN”を舞台に繰り広げられる同社のCMの新バージョンで、自宅で充電可能なプリウスPHVを扱った同CM。阿部寛演じる郵便配達人の妹にして、カリスマ・セールスウーマンとしてマツコ・デラックスが出演する。CMではマツコが住民にプリウスPHVを強烈にプッシュするが、そこで兄の郵便配達人が持って来たトランクを開けると、中で「「指原莉乃 with AKB48 Team 8」が「恋するフォーチュンクッキー」の公式替え歌である「恋する充電プリウス ~恋するフォーチュンクッキー2~」を歌って踊っている。「Team 8」は“会いに行けるアイドル”である「AKB48」が、逆に「会いに行く」というコンセプトでオーディションで47都道府県ごとに一人のメンバーを選出し、47名で結成したフレッシュなチーム。実際、同CMに出演するメンバー15名にとってはこうした会見に出席するのもこれが初めてで、それぞれの表情からは緊張している様子がうかがえる。指原さんは、会見で自ら司会を務め、メンバーをひとりずつ紹介。最年少メンバーは12歳ということで「フレッシュでかわいい!(HKT48でのポジションと同様に)こっちでもオバサンキャラか!」と自虐的に語っていた。指原さんは、アドリブでそれぞれのメンバーの特徴を踏まえてイジるなどして笑いを誘っていたが、途中、茨城県代表の岡部麟の自己紹介を聞くとすぐさま「声があっちゃんに似てる!」と驚愕。何度も岡部さんに声を出させ、しまいには「『前田敦子です』って言ってみて!」と命令。戸惑う岡部さんをよそに「なんかこっちが緊張してきた」と卒業した“先輩”の影を感じ(?)苦笑いを浮かべていた。ちなみに先日の総選挙では惜しくも2位となった指原さん。「時間が経って、まゆゆちゃん(渡辺麻友/総選挙1位)は尊敬できるところをいっぱい知っているので納得しています」と落ち着いた様子でふり返る。一方で、選挙前には1位になれなかったら「滝に打たれて修行する」と公言しており、この点について報道陣から問われると「大きく書かないでくださいね(苦笑)」と懇願しつつ、「秋元(康)さんからメールが来ました。『スケジュール合わせてやるぞ』と…。いつかどこかでやることになると思います」とため息交じりに明かした。「プリウスPHV」新CMは6月17日(火)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年06月16日元AKB48の秋元才加が来年2月に東京・PARCO劇場で上演される三谷幸喜作・演出の舞台『国民の映画』に出演することが決まった。秋元はAKB48卒業後初の舞台出演となる。同作は2011年3月に初演、2012年に第19回読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞など数々の演劇賞に輝いた三谷の代表作のひとつ。1940年代のドイツ・ベルリンを舞台に、宣伝大臣ベッゲルスと映画人たちとの間で繰り広げられる人間ドラマを描く。出演には、2012年に本作で読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた小日向文世をはじめ、段田安則、吉田羊、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、小林勝也、風間杜夫らが再び顔を揃えるほか、今回新たにに三谷作品初参加となる渡辺徹と秋元才加をキャスティング。渡辺は空軍元帥ゲーリング役、秋元は新進女優エルザ役を演じる。AKB48卒業後初の舞台出演となる秋元は「最初にこのお話を頂いた時、「え、あの三谷幸喜さんの作品ですか?」と驚いてしまいました。三谷幸喜さんの作品にこんなに早く出演させて頂けるなんて。AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品という事でいいスタートを切れるように精一杯努力していくつもりです!共演者の皆様にがむしゃらに食らいつきながらも、沢山学ばせて頂きたいと思います!応援よろしくお願いします」とコメントを寄せている。公演は2014年2月8日(土)から3月9日(日)まで。チケットの一般発売は2013年12月上旬を予定。
2013年09月11日自分仕立てラーメンの「康竜」が、ラーメンクリエーションの新「康竜」としてパワーアップして東京・銀座に11月27日(火)グランドオープン。「自分仕立てラーメン」とは麺の太さ、硬さ、油加減、味の濃さのほか、オリジナルの旨味辛だれ、博多ねぎ、焼豚の有無と8種類のトッピングから4種類が選べる「康竜」独自のラーメンシステムのこと。今回さらに「ラーメンクリエーション」として、無料7種類、有料8種類、期間限定(有料)4種類の全19種類のトッピングメニューを追加。無料トッピングは、テーブル上でお好み盛り放題と大盤振る舞い!特に店主が薦める新登場の天かすは、とんこつスープをよく吸って旨味倍増。期間限定のトッピングでは、ラーメンを特集した数々の雑誌やテレビ番組でおなじみの本谷亜紀さん、文月さんとのコラボが実現。本谷さんは世界旅行をイメージした日本の「明太子」、スペインの「チョリソー」、文月さんは玉子焼きをのせた「チャーシューエッグ定食」、納豆をのせた「納豆定食(生卵付)」など斬新なメニューを提案。今後、期間限定トッピングは続々登場する予定。話題のラーメン女子がプロデュースしたトッピングは男性のみならず女性にもオススメ!お買い物やデートなど、銀座を目一杯楽しんだ後は、自分好みにカスタマイズしたラーメンをお腹いっぱいになるまで楽しんでみてはいかが。店名:自分仕立てラーメン 康竜 銀座店住所:東京都千代田区有楽町2-3-6アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅C1出口よりすぐ、日比谷線日比谷駅A4出口より2分、JR有楽町駅日比谷口より2分TEL:03-3569-0314OPEN:平日11:00~翌5:00、金祝前日11:00~翌6:00、土日祝11:00~24:00定休日:なし坪席数:20坪・25席客単価:¥800
2012年11月27日