長女は2歳半ごろから保育園へ通い出し、初日から楽しく過ごすことができました。はじめは「お家帰りたくない~」と言っていたくらいだったのに、突然「保育園に行きたくないの」と毎朝泣くように。長女にあった心の変化とは……? そのときの長女の様子についてお話しします。 スムーズな保育園スタート長女が2歳半から通い始めた保育園。同時に保育園へ通い出し、慣れるまでにかなり時間を要した次女とは違い、長女は慣らし保育初日からとても楽しそうに過ごしていました。 私と離れるときはこちらのことは見もしないでおもちゃのほうへ駆け寄っていくほどで、親の私のほうが少し寂しく感じるくらいでした。それから長女の慣らし保育は1週間で何も問題なく終え、スムーズに保育園へ通い出すことができました。 ある日のお迎えのこと保育園へ通い出して3カ月ほど経ったころのある日のお迎えのことです。長女が目を真っ赤にして涙を流した跡がありました。すぐに先生が説明に来てくれたのですが、どうやら他のお友だちが持っていたおもちゃを長女が取り、そのお友だちを泣かせてしまったとのこと。またそれに加えて、先生がお友だちに謝るように言ってもごめんなさいができなかったということで、それで叱られて泣いてしまったということを聞きました。 私が「じゃあ一緒にごめんねしに行こう?」と言うと、素直にお友だちに「ごめんなさい」と言うことができた長女。私はてっきりそれで解決したかと思っていました。 翌日の朝しかし翌朝、保育園へ行く準備をしていると、「保育園には行きたくない!」と泣く長女。長女は泣かせてしまったお友だちに謝れなかったから行きたくないと言っていたので、私と一緒に謝ることができたことを伝えたのですが、なぜか「行きたくない」の一点張りでした。 泣き方は本気泣きではなく駄々をこねているような感じがしたので、「行くよ」と強く伝えて無理に連れていきました。ついさっきまで「行きたくない」と言っていたのに、私と別れるときはいつも通りおもちゃのほうへ走っていく長女。このとき私はただ気分が乗らないだけかと思っていました。 毎朝の保育園行きたくない泣きしかし、翌日以降もそれが続いたのです。長女は毎朝「保育園へ行きたくないの~」と言って泣くようになったほか、徐々に長女の要求が出てきました。それは、「抱っこしたら保育園行けるの」というひと言が加えられていったのです。 その言葉を聞いて、順調に保育園をスタートできた長女でしたが、長女なりに寂しさを感じていて、甘えているのだと思いました。なので、毎朝「抱っこしたら保育園行こうね」と抱っこをしてから保育園へ行くようにしていたら、1カ月ほど経って保育園行きたくないと言わなくなっていました。 長女が楽しそうに保育園へ通う姿を見てすっかり安心しきっていましたが、長女なりに不安や寂しさも感じていたのだと思うと、それに気づいてあげられなくてごめんねと思っています。今では3歳児クラスの長女ですが、朝の送りのときにはバイバイもしてくれないほど、保育園へ着くとすぐに楽しそうに遊んでいます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:高橋とも
2023年11月26日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初に園への違和感を覚えたのは、園側の主張が突然変わったときのことでした。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて夫婦で話し合い、一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えるのですが、話し合いの話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきました。「娘さんがお友だちに手を出してしまったので、直接保護者に謝罪してほしい」と言ってきた保育士に対してモモさんが反論すると、「園ではもう見切れないんです!」と言って激怒してしまいました。 モモさんは仕事中ということもあり、1度電話を切ることに。そして、この日は夫婦で保育園に行くことに。園に到着すると、園長先生と副園長先生の姿がありました。 最初に園側の対応が急に変わったことに戸惑っている旨を伝えると、園長先生は怒り始めてしまいました。さらに、それに加えて、モモさん夫婦のことを急に責め始めたのです。園長先生の不誠実な態度にイラッとしながらも、言うべきことはしっかりと主張し、聞きたかったことを尋ねるモモさん夫婦。すると、途中で副園長先生が口を挟んできて……!? 止めに入った副園長先生。しかし、的外れなことを言い出して… 「お子さんがね、手を出しちゃうのはよくあることなんですよ」 「だから連絡すればどのご家族も許してくれますよ」 そう言って、孫の話を出してきた副園長先生。 「まぁこれ以上話し合っても嫌な空気になっちゃうんで、今日はここまでにしましょうよ」 「分かりました……。今日はこれで……」 こうして手ごたえを感じられないまま、話し合いは終了することに。 帰宅後は夫婦で話し合い、Aちゃんのご家族に連絡をすることになりました。 モモさんが電話で謝罪をすると、「全然いいんですよ」という言葉が返ってきました。 Aちゃんママと電話で話したことで、ホッとしたモモさんでしたが、次の日保育園のお迎えに行くと、吐き気と目まいに襲われてしまいます。 車の中で少し休み、良くなったタイミングで教室へと向かうと、副園長先生に遭遇しました。 挨拶を交わした後、気になっていた担任の先生のことを尋ねたモモさん。 「あーあの人ですね。2カ月前に辞めましたよ~」 「うちの園、最近保育士の入れ替わりが多くてですね……。連絡漏れですねぇ。すみません」 副園長先生の言葉に、モモさんは思わず驚いてしまったのでした。 保育園に対する不信感が募っていった結果、とうとうモモさんの体に異変が現れてしまっていましたが、相当なストレスを抱えていたことが伺えます。また、何も報告されないまま、担任の保育士の先生が退職されていたというのも驚きですよね……。副園長先生はサラッと「入れ替わりが多い」と言っていましたが、その言葉に不安を覚えてしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月25日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初に園への違和感を覚えたのは、園側の主張が突然変わったときのことでした。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて夫婦で話し合い、一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えるのですが、話し合いの話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきました。「娘さんがお友だちに手を出してしまったので、直接保護者に謝罪してほしい」と言ってきた保育士に対してモモさんが反論すると、「園ではもう見切れないんです!」と言って激怒してしまいました。 モモさんは仕事中ということもあり、1度電話を切ることに。そして、このことを夫に相談すると、この日のお迎えは夫婦で保育園に行くことにしました。園に到着すると、園長先生と副園長先生の姿がありました。 モモさんは園側の対応が急に変わったことに戸惑っている旨を伝えると、園長先生は怒り始めてしまいました。さらに、それに加えて、モモさん夫婦のことを急に責め始めたのです。モモさんは涙を流しながら、今まで娘が手を出していたことに悩み、それが改善されるために行動していたことを伝えるのですが、「そうだったのですねー」と軽く流されてしまって……!? ママが涙目で必死に訴えるも、園長先生はクールな反応で… 「私はこのくらいの年齢の子どもが理由なく手を出すことはないと思っています」 「それは私も理由なく手を出すことはないと思いますよ」 モモさんの言葉に同意する園長先生。 「まぁ一連の件、ぶどうちゃんは悪くないと思ってますから。ぶどうちゃんは」 その言葉を聞いてモヤッとするモモさん。 すると、今度は夫が手を挙げました。 「先ほど謝罪電話後のお迎えのときに、僕が笑っていたとおっしゃっていましたが心外です」 「僕は娘の他害を軽く考えたり、ないがしろにしようと思ったことは一度もありません」 夫の言葉を聞いて、とりあえず謝罪する園長先生。 モモさんが保護者への謝罪について園長先生と話していると、ずっと黙っていた副園長先生が口を開きました。 「まお父さん、お母さん一旦落ち着きましょう」 「まぁまぁ」 そう言いながら、平然とした態度で3人の輪の中に割って入ったのでした。 園長先生の表情は終始キツく、「ぶどうちゃんは悪くないと思ってます」という発言からは、モモさん夫婦に対して敵対心が現れているように見えてしまいました。謝罪も全く誠意が感じられず、呆れてしまいますね……。園長先生自身に譲れない何かがあったのかもしれませんが、なんだか大人気ないようにも思えてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月24日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初はいい保育園だと思っていたのですが、園に通わせてから時間が経過するとともに、園への不信感がどんどん募っていきました。モモさんが最初に違和感を覚えたのは、園側の言っていることが突然変わったときのことです。モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、最初は「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていたのですが、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて夫婦で話し合い、一度話し合いの場をも受けて欲しいと園に伝えるのですが、話し合いの話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきました。 「娘さんがお友だちに手を出してしまったので、直接保護者に謝罪してほしい」と言ってきた保育士に対し、モモさんは「前は謝罪しなくていいと言っていたのに、矛盾している」と反論。すると、保育士は「園ではもう見切れないんです!」と言って激怒してしまいました。 モモさんは仕事中ということもあり、1度電話を切ることに。そして、このことを夫に相談すると、この日のお迎えは夫婦で保育園に行くことにしたのでした。 心身ともに疲弊しながら、保育園に向かうと… 「とりあえずなんで今までと違う対応になっているかを聞こう」 保育園に着くと、そこには園長先生と副園長先生がいました。 「お母さんから何か言いたいことがあればどうぞ」 その言い方にカチンときながらも、モモさんは園の対応がなぜ急に変わったのかを質問しました。 「この際だからハッキリと言います。対応が変わったのではなく、もうこれ以上園での対応が難しい状況に変わったんです」 「そもそもお2人はぶどうちゃんのことを他人事だと思っているとしか思えません」 園長先生は今まで思っていたことを全て伝えると、凄い剣幕で「笑いごとじゃない!!!」と言ってきたのです。 その言葉を聞いて、思わずモモさん目からは涙が……。 「娘が手を出すこと、他人事だなんて思ったこと一度もありません」 そして、少しでも娘が手を出すのが改善できればと、これまでに取り組んで来たことを伝えました。 「あーそこまでお考えだったんですね――。知りませんでした――。」 必死に訴えたモモさんの言葉に対し、園長先生はどこか投げやりな感じで返答したのでした。 園長先生の発言や表情を見ていると、どこか上から目線で高圧的な印象を受けてしまいました。なんだかモモさん夫婦が悪者かのような言い方をするなど、園長先生の発言にはどこか違和感を覚えてしまいますね。保育園の現場も大変なことは分かるのですが、もう少し保護者に寄り添った発言や考え方をしてほしいなと思ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月23日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。園に通い始めてから3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘してきました。モモさんはその場で謝罪し、娘が手を出してしまったお友だちの保護者に直接謝罪したほうがいいのかを聞くのですが、園長は「保護者への直接の謝罪はお願いしてない」と言うと、市が開催している無料の育児相談を受けることを勧めてきたのでした。モモさんが家に帰って夫に相談をすると、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。 園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてきたほか、そのとき保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。結局、先生の同行はなしでモモさんは夫婦で育児相談に行くと、保健士の方は「その月齢ではよくあること」だと言って、保育園に話をつけてくれたのでした。 育児相談へ行ってから1カ月後、モモさんがお迎えに行くと、保育士から娘がお友だちに手を出してしまった報告を受けてしまいます。さらに、保育士はモモさんに保護者への直接的な謝罪を要求してきたのです。保育士の言ってることが前回と全く違うことに戸惑ったモモさんは、一度話し合いの場を設けてほしいと伝えます。 しかし、話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきて……!? 仕事中に職場に園から電話が! 緊急事態かと思いきや用件は… 「お電話代わりました、果物です。」 「お仕事中すみません!」 保育士は、モモさんの娘がお友だちの髪の毛を引っ張って伝えると、直接保護者に謝罪の電話をしてほしいと言ってきました。 「え……あの……」 「Aちゃんのご家族はお仕事中なので、19時以降に連絡してください」 その言葉を聞き、なんでお迎えのときではなく、わざわざ職場に電話をかけてくるのか理解に苦しむモモさん。 「謝罪してほしいというのは、保育園としての指示ということですか?」 そう尋ねると、「職員会議で決まったことなんで」と言われてしまいます。 モモさが以前は謝罪の対応が違っていたたことを尋ねると、保育士は電話で「保育園ではもう見れ切れないんです!」と声を荒らげてきました。 その後、電話を一旦切ってから夫にこのことを伝えたモモさん。 園側と話しを着けるため、この日は夫婦でお迎えに行くことにしたのでした。 なぜ優先順位の通りに電話をかけてこなかったのかが気になったほか、今回の内容がわざわざ仕事中に電話してくるほどの内容かと言うと、そうではないように感じてしまいます。お迎えに行ったときに伝えるので十分よかったと思うのですが、先生は何をそんなに焦っていたのでしょうか。なんだか園側に強いポリシーがあるように見受けられますが、一般的な感覚とズレている印象を受けてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月22日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。保育園に通い始めて2カ月ほど経ったある日、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪しました。すると、園長は市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは家に帰って夫に相談するのですが、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。 その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてくると、さらに保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。 結局、先生の同行はなしでモモさんは夫婦で育児相談に行くことに。担当の保健士に相談すると、保健士の方は「その月齢ではよくあること」だと言って、保育園に話をつけてくれたのでした。 言ってることが全然違う!?先生の真逆発言にママ困惑! 育児相談へ行ってから1カ月後、娘のお迎えに行ったモモさん。 先生はモモさんの娘がお友だちに手を出したことを伝えると、「直接謝罪してもらいたい」と言ってきました。 以前、同様のことが起きたときは、「保護者の直接の謝罪はお願いしていない」と言っていた先生。 しかし、今回は直接保護者に謝罪をするように言ってきたのです。 困惑しながらも、モモさんは謝罪の電話をかけることに。 すると、Yちゃんのママは「逆に申し訳ないです!お互い様ですよ」と言ってくれました。 そして別の日、夫の携帯電話に保育園から着信が……! 園の対応が変わったことで困惑したモモさん夫婦は、一度話し合いの場を設けてほしい旨を連絡帳で伝えます。 話し合う日も決まり、あとはその日を待つだけ……と思いきや、話し合いをする前の段階で、モモさんの職場に保育園から電話がかかってきたのでした。 以前モモさんの娘が別のお友だちに手を出してしまったときは、謝罪はしなくてもいいと言っていた先生でしたが、今回は全く逆のことを言っていますね。なぜ今回は電話をしなければならなかったのか、恐らく理由があると思うので、もう少し詳しい説明が必要のように思いました。ちゃんとした説明なしに、先生の意見がコロコロ変わってしまうと、不信感を抱いてしまいますよね。著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月21日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。保育園に通い始めて2カ月ほど経ったある日、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪しました。すると、園長は市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは家に帰って夫に相談するのですが、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。 その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてくると、さらに保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。 さらに、ぶどうちゃんから手を出されたAちゃんは、最近登園渋りを起こしているという事実を聞かされます。先生は険しい表情でモモさんに「困っている」と言ってきて……!? 先生から渡された報告書の量に愕然として… 先生から渡された報告書に目を通すと、モモさんはその多さに驚いてしまいます。 「え……なにこの量」 内容を確認すると、胸が締め付けられるような気持ちになってしまったモモさんでしたが、育児相談に行き、預かった報告書を提出することに。 「正直こちらの報告書を読んでも、この月齢でよくあることなので何とも言えないです」 保健士の方はそう言うと、実際に園に行って様子を見たり、先生と話をしてくれると提案してくれたのです。 それから数日後、モモさんの所に保健士の方から電話がかかってきました。 「手を出しちゃうことがありましたが、やはり月齢的なものだと思いました」 「そのため、保育士さんたちには、もう少しぶどうちゃんの良いところを褒めてあげてほしいということだけ伝えてきました」 その報告を聞いて安心したモモさん。 「ありがとうございます」とお礼を伝えたのでした。 先生に渡された報告書の量ですが、A4用紙に5枚分びっしり書かれていたとは驚きです。こんなたくさんの量の報告書を渡されてしまったら、確かに娘を否定された気持ちになってしまうというのも分かる気がしました。保健士の方が保育園に連絡を取ってくれていましたが、第3者が介入したことでモモさんへの風当たりが少しでも弱まるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月20日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。保育園に通い始めて2カ月ほど経ったある日、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪しました。すると、園長は市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは家に帰って夫に相談するのですが、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。 その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてくると、さらに保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。 さらに、ぶどうちゃんから手を出されたAちゃんは、最近登園渋りを起こしているという事実を聞かされます。先生は険しい表情でモモさんに「困っている」と言ってきて……!? 保育士に責められたママは、泣きそうになってしまって… 先生に「困っている」と言われると、すぐに謝罪するモモさん。 Aちゃんのご両親に謝罪をしたほうがいいか尋ねると、「それは大丈夫です」と言われてしまいます。 「Aちゃんの怪我はかすり傷程度ですし、それよりも育児相談ヘ行ってください」 「とにかくもう一度夫に相談してみます。よろしくお願いします」 家に帰ると、再び園での出来事を夫に相談するモモさん。 2人で話し合った結果、育児相談に行くことを決意します。 育児相談の予定日までは不安な日々を送っていたのですが、ある日ベテランの先生から「あまり気にしないで」と言われると、モモさんは心底ホッとしたのでした。 先生の提案に納得していなかったものの、行かないことでトラブルになってしまう可能性があるという結論から、ひとまず育児相談に行くことを決意したモモさん。なぜ先生が育児相談に行くことをここまで強いるのか分からないのですが、あまりにも意見を押し付けすぎのような気がしました。モモさんが育児相談に行くことで、先生の態度が変わるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月19日保育園の見学会に参加し、「この園が良いかも!」と入園を決意した果物モモさんは、1歳の娘をそっぽ保育園に通うわせることに。しかし、保育園に通い始めて2カ月ほど経つと、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪。 すると、園長は「止められなかったのは園での責任です」と言うと、市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは「夫に相談してみます」と言うと、家に帰って早速相談するのですが……? 園長との話し合いを夫に相談すると…? 「俺、小児科の医師だけど、特にぶどうちゃんが何かあるようには見えないけどなぁ」 「言葉が出始めの子どもにはよくあることだしね。園にはもう少し様子を見続けてもらおうよ」 夫の言葉に頷くと、モモさんはそのことを連絡ノートに記載しました。 しかし2カ月後、また園長室への呼び出しがかかってしまいます。 「結論から言います。ぶどうちゃんが他の子へ手を出すのがなくなりません」 「育児相談に行ってきてください」 その言葉にモモさんが家での娘の様子を説明すると、なぜかスルーする園長。 そして、育児相談に保育士を同行させてほしいと言われていまいました。 「ぶどうちゃん、手を出す子がいつも決まっているんですよ?」 「Aちゃんばかりやるんです」 今度は保育士が口を開くと、モモさんの娘がお友だちに手を出していると、強い口調で説明してきたのでした。 なぜか育児相談に行ってほしいとこだわる園長先生。もしかしたら、この園長先生は自分の主張は曲げないタイプの人なのかもしれません。モモさんが説明してもそのことはスルーした挙句、「育児相談に保育士を同行させてほしい」と言い出すなど、かなり一方的な印象を受けてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月13日保育園の見学会に参加し、「この園が良いかも!」と入園を決意した果物モモさんは、1歳の娘をそっぽ保育園に通うわせることに。しかし、保育園に通い始めて2カ月ほど経つと、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに、モモさんは戸惑ってしまって……!? ある日お迎えに行くと、突然園長室に呼び出されて… (何でそんなこと言われなきゃいけなかったんだろう) 保育士の「愛情をかけて触れ合ってください」という言葉に、モモさんは思わずモヤッとしてしまいます。 それから3カ月後―。 お迎えに行くと、娘がお友だちのほっぺをつねっている光景を見てしまうのですが、保育士に尋ねると「大丈夫です」と言われスルーされてしまいました。 その数日後―。 モモさんがお迎えに行くと、園長室へ呼び出されてしまいました。 「ここ2~3カ月、ぶどうちゃんがほかの子に手を出すのです」 家での様子を問われると、詳しく説明をし、謝罪するモモさん。 すると、なぜか園長はモモさんに無料の育児相談を受けるように勧めてきたのです。 何だかんだで1時間以上、話し合いはかかってしまいました。 家に帰ると、モモさんは早速夫にこのことを相談したのでした。 1歳くらいの子どもなら、お友だちに手を出してしまうというのはよくあることだと思うのですが、そのことでわざわざ市が運営している育児相談に行くのを勧めるというのは、意図がよくわかりませんでした。なんだかこの園長先生と保育士は独自の考えを持っていそうですね。話し合いの際も結構な圧をかけているように見えたので、モモさんがかわいそうに思えてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月12日稲さんのフォロワー・果物モモさんが体験した保育園のトラブルエピソード。1歳の子どもを通わせる保育園を探していたモモさんは、ある日そっぽ保育園の見学会に参加します。保育士から、小規模でアットホームな雰囲気で看護師も常駐していると説明を受けると、「この園が良いかも!」と入園を決意。しかし実はこの園、ヤバい保育園だったのです……! 入園してすぐに、不信感を抱く出来事が起こって… 初めての保育園選びに迷ったものの、そっぽ保育園への入園を決めたモモさん。 入園の日を迎え、保育士から渡された職員一覧の紙を見ると、説明会で聞いていた看護師の職員が辞めていました。 "辞めたんだ"一瞬そう思ったものの、人が辞めるのは普通のことだと思い、そのときは気にしませんでした。 しかし、通い始めて2カ月ほど経ったある日のこと、突然先生に質問をされました。 「最近困っていることはありませんか?」 「イヤイヤ期が始まったので、保育園にご迷惑をかけていないかと少し心配で……」 モモさんが答えると、先生は「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言ってきたのです。 「あ……はい」 ひとまずそう返したものの、モモさんはなんだかモヤッとしてしまうのでした。 てっきりモモさんを心配して質問してくれたのかと思いきや、なぜかお説教みたいなことを言われてしまうなんて、驚きですよね。先生の若干上から目線的なアドバイスにモモさんもモヤッとしていましたが、個人的にもなぜ先生がこのような発言をしたのか、違和感を覚えてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月11日わが家は3歳の娘がいる3人家族です。娘は3歳になったタイミングで保育園へ通うことになりましたが、なんとその園は入園初日から布の下着で過ごす園でした。「おむつで過ごしている娘がいきなり布の下着なんて……」と不安になる私。トイレトレーニングが原因で保育園が嫌いにならないかと不安でいっぱいの私をよそに、予想外の結果になりました。 「まだおむつを卒業していないのに…」保育園生活はどうなる? 3歳の娘は、春から新しい保育園での生活が始まります。そんな娘はトイトレがまったく進んでいませんでした。しかし新しい保育園はパンツで登園し、園内でもパンツで過ごすという方針だったのです。私は「それなら仕方ないか……」と受け入れることに。 入園初日、仕事を終えてお迎えに行くと、持って行った5セット分のすべてのお着替えを消費するほど娘は盛大に漏らしていました。不安になった私がもう少しゆっくりトイトレを進めたいと先生に相談したところ、トイトレパッドの使用を提案してもらいました。それなら漏れを気にせずトイトレも進められると安心した私。「パッドを使いながらゆっくりトイトレを進められそう!」と安堵しました。 そして入園から2日目、お迎えに行くと先生から渡された着替えは1セットだけでした。なんと娘は、おしっこが出そうになったら先生に伝えてトイレに行けたそう。その後は1度も漏らすことなく、完全にパンツで過ごせるようになりました。 「年内におむつが取れたらいいな」と思っていたので、保育園の対応には感謝しかありません。トイトレ完了後も、先生は娘の頑張りを丁寧に伝えてくれ、トイレができたことを毎日一緒に喜んでくれる様子に、今では「この園に任せてよかった」と思っています。 作画/ひのっしー著者:中川みかん
2023年11月11日株式会社アヴェニエールが運営している保育園、「ふるーる保育園」・「よつば保育園」・「ローリングマンデープリスクール」の11月最新の保育園空き状況が更新されましたので、お知らせいたします。空き状況一覧名称:ふるーる保育園川口本町住所: 埼玉県川口市本町4−16−14空き:5歳児:1名URL: 名称:ふるーる保育園川口並木住所:埼玉県川口市並木2-13-1空き:2歳児:1名URL: 名称:ふるーる保育園川口芝住所:川口市並木2-13-1ウィンビル西川口A空き:2歳児:1名URL: 名称:ふるーる保育園赤塚駅前住所:練馬区北町8-37-15スタシオン赤塚空き:2歳児:2名URL: 園見学にあたり気になる点などございましたらお気軽にお問い合わせください♪お問い合わせはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月31日5年務めた保育園を退職し、新たな保育園で2歳児クラスを担当することなったはちみつこ。希望をもって勤め始めたのですが…そこは募集内容とまったく異なる、長時間勤務のうえパワハラが横行するブラック保育園だったのです。初日の挨拶から不穏な空気新しい保育園の初日。担当クラスに挨拶に行くと…?募集要項にあった「残業0」の実態は?そして初日が始まるのですが…いつまでたっても休憩に入れる気配がありません。すでに休みなしで長時間勤務しているのに、さらに園長が来るまで残っていないといけない…!?勤務初日から様子がおかしいこの保育園。しかしこれはほんの始まりに過ぎません。パワハラ、学歴差別、さらには窃盗まで…ここは問題だらけの保育園だったのです。こちらは作者・はちみつこの経験をもとに2023年8月26日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。読者が経験したブラック保育園の実態募集要項と異なる勤務内容にパワハラ。あまりに劣悪な環境に読者は驚きを隠せません。・保育士さんは激務だと感じました。違う世界の現状を知るのは勉強になります。・保育士さんは傍から見るだけでも大変そうではありましたが、このマンガを読んで細かい部分でさらによくわかりました。業界全体をなんとかしないといけませんね。・保育士の仕事の大変さがヒシヒシと伝わってきます。・他の先生たちは、同じ条件でなんで働いているんだろう? 言い出しにくい、我慢していれば…で、マインドコントロールされまくってるんでしょうね。 残業代も払わないなんて、搾取もいい所。 それにつけ込む園長や経営者は保育士を人として尊重していないよね。最低。 ・私は預ける側で引っ越しや転職で何か所かお世話になりましたが、 端で見てても異様な雰囲気のところは確かにありますねすべての保育園がブラックというわけではないでしょうが、確かにブラックな園も存在しているということがわかります。それも、案外多いようで…・保育士してますが、あるある! そうそう! という内容でした。・保育士あるあると思った。今の働きぐちも、お局のような人間が何故保育が出来るのか未だに不明です。・保育士のなり手がいないのは 給料の安さより、労働環境と人間関係ですよ。 それさえよければ、またやってもいいと思いますけどね保育士。・私もブラック保育園に勤めていたので、わかるわかる!と思いながら読んでいました。子どもを預けている保護者さんは保育園の裏側なんてわからないわけだから、こんな環境で保育士さんたちが働いているなんてなんだか怖いですよね。ブラックな保育園の実態は? 経験者が語ってくれました。・保育園に勤務したけれど、 他の先生や子どもや保護者の悪口を言う先生がいました。子どものお昼寝の時間に毎日ですよ。 書類が無いと、無実の人を泥棒呼ばわりするしね。 経験が長いってだけで偉そうにしていました。 その人が園長に繰り上がるって言うんで辞めましたよ。 パートなのに、休憩時間も1年に1回取っただけ。 作り物も、持ち帰ってやったし、給料に見合わないです。・タイムテーブル的には我が園と同じです。休憩は全くなく会議や担当の話し合い。早番でも明るい時間に帰ることは難しいです。・私も保育園で働いていますが、有給を取るにも理由を書かされまた、文句をつけられます。子どもの運動会と言っても「中学生にもなって親に見られたいと思うかしら? 自分の子は、見に来なくていいと言われたわ」と。有給は、労働者の権利じゃないの? と思いました。・うちの園は人間関係は悪くないですが、休憩は一切ないです。 園長が最後の砦にはなってくれないので、保護者対応は全て一人で処理しないといけないです(園全体のことでも)。残業代はそれなりに申請すれば出るのでなんとか続けられそうですが。・休憩時間がないっていう保育園は多いかも。自分も1年で1回しか取ったことないしね。そういう体質も変えないとダメ。激務でお休みがとりにくい保育園が多いことが読者の経験から明らかに…ましてや人間関係まで悪いなんて耐えられるものではないですね。大切な子どもを預かる保育園の先生たちが穏やかな気持ちで働けるよう、環境が整うのを祈るばかりです。さて、これからはちみつこに降りかかる衝撃的なこととは…?▼漫画「ブラック保育園辞めました」
2023年10月27日私が子どもを保育園に入れたのは、現在6歳の子どもが生後7カ月になったころでした。生活のために私も働きに出るので、保育園への入園を決意。しかし、子どもを預けることへの心配が次から次へと頭を巡り、不安で仕方ありませんでした。そんな私を救ったのは……。保育園入園への葛藤働きに出るために保育園への入園を決意したものの、当時の私は子どもから離れることが不安でした。「まだ小さいのに、親が見ないで保育園に預けるなんてかわいそう」と親戚からも言われてショックを受けました。 「大事に育てているつもりだけれど、自分はこの子にかわいそうなことをしているのか」と、わが子の寝顔を見ながら泣いたこともあります。 不安を払拭してくれた言葉私は子どもを連れて、園長先生、担任の先生と入園の面談をしました。「子どもと離れることが不安だ」と伝えると、園長先生はやさしくこう答えてくれたのです。 「お母さん、大丈夫! お母さんの分まで私たちみんなで愛情をもって赤ちゃんをお世話しますから! おうちに帰ったら今まで通りお母さんが愛情もってお世話するだけ! 子どもって、みんなで育てるんですよ」。 この言葉のおかげで、表現できずにいた心のモヤモヤが晴れました。 初登園は涙だったけど…初めての登園。たった2時間の慣らし保育でしたが、離れるときには普段あまり泣かない子どもが大きな声で泣いているのを見て、胸が締め付けられる思いでした。 しかし、迎えに行くとご機嫌で、先生からは「来たときは泣いていたけど、楽しそうにお友だちと遊んでいました。すぐに慣れるよ!」と言われ、子どものたくましさと、あんなに泣いていた子どもをご機嫌にする先生方のプロのすごさを実感しました。 自分の分まで愛情をもって子どもを預かってくれる先生方は、親にとっても子どもにとっても心強い存在だと思います。子どもを預けることは、自分の子どもを同じようにかわいがってくれる仲間をつくるようなものだと、悩んでいた昔の自分に言ってあげたいです。「子どもはみんなで育てるんだよ」と。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:神谷 まりな
2023年10月27日私はフルタイムで働いていて、夫は夜に飲食店で勤務しています。1歳と3歳の子どもがおり、2人の保育園への送迎は夫にお願いしていたのですが……。 子どもの送迎を任せていたのに…私たち家族は、義実家まで徒歩2分の義両親が所有するアパートに住んでいます。私は出勤のため早朝に家を出るのですが、夜遅くに出勤する夫が「朝早く起こすのはかわいそうだから俺が送る」と言うので保育園への送迎を任せていました。私は毎朝、着替えや朝食を準備し、保育園の荷物をまとめて連絡帳を記入してから出勤しています。 しかし、あるときから連絡帳に「朝は必ず時間までに登園してください」と書かれるようになったのです。保育園の先生に事情を聞くと、毎日時間ギリギリに登園し、遅刻することも多いことが判明。 夫は深夜まで仕事があるので、なるべくギリギリまで寝かせてあげたいと思っていた私。夫はもともと時間にルーズなので少し心配でしたが、夫の「大丈夫だから」という言葉を信じていました。けれど、そのルーズさが保育園の登園に影響していたのです。 新たな事実が判明最近言葉が多くなってきた3歳の息子は、私が帰宅するとその日あったことを教えてくれるようになりました。そして、息子は毎日のように「きょう、ばぁばがね」と義母の話をします。いくら近所とはいえ、そんなに頻繁に会うものかな? と不思議に思っていると、息子が「まいにちばぁばにあっているよ」と言ったのです。 驚いた私は「保育園のあとに、ばぁばの家に行くの?」「いつ会うの?」と詳しく聞いてみると、なんと義母は毎朝、夫と子どもたちを起こしに来ていることが判明。さらに息子は「あさのおしたくも、あさごはんもぜんぶばぁばがやってくれるの」と言うではありませんか。 そう、夫は「俺に任せろ」と言っておきながら、保育園に向かうギリギリまで寝ていて、義母に子どものお世話をすべて任せていたのです。 自立した家庭を築きたかったけれど…子どもたちのお世話どころか、朝起こしてもらうことすら義母にやってもらっているとは知らず、仰天した私。その後、夫に事実確認をし「自分たち家族のことは、自分たちで頑張ろう。いつまでもお義母さんに頼らないで自立しようよ」と話し合いました。 けれど、夫は理解できないようで「母さんがやってくれるって言ってるんだからいいじゃん」の一点張り。さらには、義母も「夜遅くまで仕事をしているのに送迎するのは大変よ。私がやるからいいのよ」と言います。 朝のお世話を任せっきりだったことへの申し訳なさと、手伝ってくれていたとはいえ知らぬ間に家を出入りしていたことへの不信感もあり、私は義母にもモヤモヤしてしました。 結局、ほかの面でも夫とは価値観のズレが生じ、その後離婚することに。離婚から6年が経ちましたが、40代後半になった元夫は今でも義母に頼りっぱなしだそうです。 この結婚で学んだのは、育った環境の違いは夫婦関係に大きな影響をあたえるということです。わが子はいつまでもかわいいもの。けれど、いつまでも子ども扱いしていては、本人が自立できません。夫と義母の関係を見て、時には手を離して自立へ導くことも必要だと実感しました。 著者/匿名作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年10月23日息子が2歳のころ、保育園から足に歯形をつけて帰ってきました。お迎えのときに先生から状況説明と、謝罪の言葉をいただきましたが、わかってはいても親としては心苦しくなるもの。当時年長児の娘も遊んでいて、お友だちとぶつかったりすることが多かったです。保育園での子ども同士のケンカやケガについての体験談をお話しします。言葉がまだうまく話せないクラスのケンカ当時、4人きょうだいの下2人が保育園に通っていました。下の子が2歳のころなので、まだ言いたいことを言葉にすることができませんでした。周りの子も同じなので、オモチャや場所の取り合いをすると、どうしても手が出てしまいます。小さい子は特に噛みついてしまうことも。ある日、お迎えに行くと先生が「すみません」と状況説明をしてくれました。 申し訳なさそうに先生が謝罪まずは息子の足に歯形がついていること、ケンカが始まっていたことはわかっていて止めようとしたら、その前にお友だちに噛みつかれてしまったということでした。「すみません。間に合いませんでした……」と申し訳なさそうにする担任の先生と主任の先生。私は「子どものすることなので仕方がないです。たぶん大丈夫です。」と言い、帰りました。 くっきりとついた歯形。以前にはおでこをぶつけて青あざをつけて帰ってくることもありました。でも「誰がしたんですか?」とは聞かないし、先生もあえて名前は言いません。きっとうちの子も何かしらやってるかもしれないと思うと、お互いさまかな? と思うからです。 年長児クラスでのトラブル対応数日前には、当時年長児の娘がお友だちと鬼ごっこをしていて、顔同士をぶつけたと話がありました。「ちゃんと見て走らないとぶつかったりして危ないからね!」と先生から注意されたあとにぶつかってしまい、2人とも気まずそうにしていたそうです。その後は、お互いを心配し仲直りしていたとのこと。先生はぶつけたところを冷やし、両方の親に状況を説明してくれました。名前も教えてくれたので、すぐに親同士でも謝ることができました。話のできる年長児には年長児なりの対応をしてくださるので、親もすぐに対応でき助かります。 保育園でのケンカは集団生活のなかで学んでいくものなので、子どもの成長にも必要なものだと思います。ただ、そのときの先生の対応によって、親の受け取り方が違ってくるのかもしれないなと思った出来事でした。私は子どもがケンカしても、人にケガだけはさせないでほしいと思っていますし、特に話せない時期のケンカは、保育園の先生も大変なのは重々承知しています。とはいえ、親としてはケガをなるべくしないようにと願うばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年10月17日皆さんは、義家族からの言葉にイライラしたことはありますか?今回は義母との会話で腹が立ってしまったエピソードを紹介します。保育園入りに文句夫とは共働きなので、職場復帰することと保育園へ入れることを義実家に伝えました。すると「えー!まだ1歳なのに可哀想!」と言われ、内心イライラしました…。義実家では、義父は仕事に出て、義母は家にいて家事をするが当たり前でした。考えを押し付けないでほしい!しかし、我が家は共働きをしないと生活が成り立たない都合のため、義実家の当たり前を押し付けないでほしいなと心の底から思ってしまいます。義母が今の私の立場だったらどう思ったのかと思うと、怒りは収まりませんでした。「文句があるのなら、保育園に預けるのではなくて義母が1日中見ていられるのか」と反論したかったです…。(40代/女性)お互いの価値観を尊重…育児の方針や、家庭の事情はそれぞれ異なるでしょう。義母の気持ちもわかりますが、主人公としては複雑な気持ちになってしまったようです。お互いの価値観を尊重しつつ、見守っていけるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月13日主人公の栄子は、娘・咲(5歳)と同じ保育園に通うみれいとそのママ・みきと仲良し。お世話になっているお礼に手作りの帽子をプレゼントしますが、その帽子をめぐってトラブルが勃発。同級生のあみがその帽子を欲しがり、後日汚れた帽子だけが見つかります。咲とみれいにお揃いのストラップをプレゼントすると、あみママがやってきて「あみの分も作って」と依頼され…。「みれいちゃんとお揃いで作ったものなので」 栄子が断ると、あみちゃんママは「3人でお揃いならもっと素敵じゃないですか♪」と言って引き下がりません。 材料費や製作時間などを気遣ってくれるならまだしも、そんな気配も言葉もないので栄子は断固として依頼を却下。 すると「じゃあこれからは3人で仲良くしましょ」と斜め上の発言をされ困惑。それ以降、毎日あみちゃんママに話しかけられるようになり…。 「おはよー」栄子がみれいちゃんママと話していると割って入ってきて あみちゃんママにお揃いのストラップについて聞かれた栄子さん。「あんなのちゃちゃっと作れるでしょ」とため息まじりに言われてしまいます。 以前断ったのにその話を無視し、横柄な態度でこられると困りますね。みなさんだったらどんな対応をしますか?強気な態度で言い返しますか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター はむ子
2023年10月06日認可外保育園(無認可保育園)とは?認可外保育園は無認可保育園ともよばれ、国が定める一定の基準を満たしていないため認可を受けていない保育園のことをさします。法で定める広さや設備といった認可基準をクリアしていない保育園ということになります。認可外保育園の運営母体はすべて民間で、企業やNPO団体、また子育て世代を助けたいという理念を持った個人などが設立しています。認可を受けていないからといって、すべての認可外保育園の質が認可保育園に劣っているわけではありません。認可外保育園の個人経営者のなかには、国からの認可や助成を受けると制約ができるため、本当に困っている家庭をスピーディーに助けることができなくなるという理由で、助成を受けずに経営を続けているケースもあります。個性のある保育内容を行いたいという理由で認可を受けない企業もあります。認可外保育園(無認可保育園)のメリット預かり時間を柔軟に対応してくれる認可外保育園は認可保育園に比べて、時間の融通がきく園が多く存在します。週3日程度の利用から休日まで子どもを預かってくれる園が多く、早朝や深夜も対応してくれる園もあります。また送迎サービスを行っている園もあるので、職場と園との距離や沿線が離れていたり、認可保育園や幼稚園の預かり時間が過ぎてもママやパパのお迎えが難しかったりする場合には助かりますね。認可保育園は11時間以内の保育が基本で、加えて1時間程度の延長保育の申し込みができるという形をとっています。一方で、認可外保育園は保護者の事情や就業体系にあわせて、預かり時間の契約ができる体制になっている園が多いようです。保護者の急病や残業にも柔軟に対応してくれる園も多く、一時保育や夜間だけの保育もお願いできる場合があります。不規則な就業形態の保護者や保護者以外に子どもの面倒を見る大人がいないという家庭では、認可保育園に入所できても無認可保育園との契約を続けることもあるようです。独自のサービスを行っている園も多い英語やリトミック、体操教室などを普段の保育に取り入れたり、習い事として選べたりする認可外保育園も存在します。運営母体がインターナショナルスクールを経営していて保育園でも本格的な英会話にふれられる園や、モンテッソーリ教育にもとづいた知育を強みにしている園もあります。見学の際や園のホームページなどでチェックしてみてはいかがでしょうか。特に0~3歳児を対象とした小規模な認可外保育園は、もうひとつの家庭のような保育環境が魅力のひとつといえます。お友達、保育士との触れ合いを大切にするといった温かみのある雰囲気の園が少なくありません。年齢の垣根のない園も多く、違う学年の子どもと遊ぶことで良い刺激になったり、情緒の発達を期待できたりする面もあるでしょう。認可外保育園では、各園の保育方針や理念を気に入って入園を決める保護者が多いといえるでしょう。同じような教育方針、理想をもった保護者と知りあう機会にもなるかもしれません。立地の良い園が多い認可外保育園はビルやマンションの一室、民家などで開設されていて、園庭や駐車駐輪スペースのない施設が珍しくありません。代わりに多くの園が利便性の高い場所にあります。最寄り駅から徒歩数分といった駅近の場所にあったり、歩き始めたばかりの乳児の足でも無理なく行ける距離に公園があったりするなど、保護者や園児のことをよく考えてつくられている場合が多いでしょう。園の見学の際には、ぜひ子どもと一緒に周辺を散歩してみてください。家庭に寄り添ったサービス認可外保育園では、園の方針にもよりますが、生後3ヶ月前後の低月齢の赤ちゃんから預かってくれる園も少なくありません。母乳育児の希望に柔軟に対応してくれたり、ママの悩みを聞いてくれたり、登園の際の荷物をへらすためにおむつを用意していたりするなど、保護者の負担を少なくするためのサービスが充実している園が多いといえます。認可外保育園(無認可保育園)のデメリット園児の人数が少ない施設が小さい認可外保育園では、園児の数が認可に比べて少なく、子どもの社会性が育たないと心配される保護者もいるようです。認可保育園に入園できるまでの預かり先としての利用が多く、一時保育の受け入れもしている園では子どもの出入りが激しい傾向にあります。我が子が寂しい思いをするのではないかと気にする保護者もいることでしょう。カレンダー通りでない平日の休みがある園も認可外保育園では休園日の規定がありません。連休の合間の平日や週末の行事の後など、保育士の休日の調整や園の考え方によっては、平日に休園日があるケースがあるかもしれません。また協力日と呼ばれる園が利用者に登園を控えるよう促す日がある園もあるようです。仕事が休めない時期だと、預け先を見つけるのに苦労したり、協力日に登園すると肩身の狭い気持ちになったりすることもあるでしょう。保育の質にばらつきがある認可外保育園のなかには、金銭的な理由から十分な保育士の人数を確保できない、ベテランの保育士を雇用することができないという園もあるでしょう。他にも、運営母体の考え方が良くも悪くも保育内容に反映され、保護者の考え方とは違うという話もあるようです。認可外保育園(無認可保育園)の保育料金は?2019年10月より幼保無償化がスタート2019年10月より、幼児教育・保育の無償化が始まりました。子どもの年齢や通っている園によって受けられる支援の内容が異なりますが、一般的に3~5歳と一部の0~2歳の子どもが無償化の対象となります。無償化の対象となる3歳以上の子どもについて、幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する場合は上限月額2.57万円、認可外保育施設等を利用する場合は上限3.7万円の支援を受けることができます。認可、認可外保育園に通う子どもが支援を受けられますが、認可外保育施設においては各施設が定める利用料を支払う必要があります。ほかにも、保育料のみ無料で給食代は支払うという園もあるでしょう。いくら程度を支払うことになるかは園によって異なるため、疑問に思うことは対象の施設に問い合わせると安心ですね。独自のカリキュラム料を支払う幼稚園も無償化の対象となる保育料は園や地域によって大きく異なります。英語や音楽など独自のカリキュラムを採用している園は、別途徴収するケースも少なくありません。幼保無償化の対象となる保育料以外の料金が必要かどうかは、対象の園に確認しておくと良いでしょう。認可外保育園の保育料は、全国平均でみると1ヶ月あたり6万円前後が多いようです。しかし、都市部の認可外保育園のなかには、3歳児以下の子どもを預けると、一時保育で1時間1,000円以上、月極め保育で15万円程度かかるという園も珍しくありません。一部の自治体の助成を受けられる園では、保護者の負担が最高でも8万円前後で収まるよう設定されていることが多いようです。また、所得に応じて5万円程度の補助金が出る自治体もあります。一方で、認可保育園でも所得の高い家庭では、月の保育料が10万円を超える場合もあります。認可外保育園では園側が利用料を決定し、どの家庭に対しても料金は一律です。認可保育園にくらべて保育料の負担が大きくなる家庭がある一方、助成の受けられる園や良心的な料金の園もあり、認可保育園に通園するほうが高額な保育料になる家庭もあるでしょう。認可外保育園の入園料や給食費、おやつ代などは、保育料とは別にかかる園がほとんどのようです。問い合わせの際には必ず確認してください。認可外保育園(無認可保育園)の申し込み方法認可外保育園では保護者と園が直接やり取りを行います。入園申し込みの条件は基本的にはなく、家庭外の育児の必要性を証明しなくても定員に空きがあれば申し込むことができます。認可外保育園の申し込み時期は、特に決まっていない場合が多いようです。入園希望日のかなり前から予約を受け付けている保育園も多いでしょう。都市部では認可外保育園も空きが少なく、入園できる園を見つけるのは難しいのが現状です。認可保育園に入園できない場合に備えて、妊娠がわかった時点で認可外保育園に予約申し込みをするというのも、ひとつの手です。認可外保育園では、定員に達するまで先着順という園や、面接をして園の方針にあう家庭と契約をするという園など、入園の決定方法もさまざまです。園長の裁量によって、保護者の状況や保育の必要度によって入園を認めてくれる場合もあります。見学の際には、園長や保育士とよく話をしてください。また、見学や説明会を行う園もあり、説明会に参加できない場合は申し込みができないケースもあるので、問い合わせだけでも早めに済ませることをおすすめします。自治体から助成を受ける認可外保育園(無認可保育園)東京都では認証保育園、横浜市では横浜保育室など呼び名は各自治体によって違いますが、国の認可を受けていなくても自治体の独自基準を満たし助成を受けている認可外保育園があります。保育を希望する理由を問わず入園を受け入れる自治体もあれば、保護者が仕事や病気、事情などがあって家庭内での保育が難しいと判断された場合にのみ入園が認められるという自治体もあります。また、保護者の共働きや保育できない理由がある家庭の利用が優先で、専業主婦や求職中の家庭には入園の余地がない場合もあるでしょう。利用料は都道府県で定められた上限内で、所得に関係なく一律の保育料が設定されています。ただし、保育園利用の理由によっては、市区町村から各家庭の所得に応じた補助が出る場合があります。保育園に通うきょうだいがいる場合には、割引が適用される地域もあります。細かい内容については住んでいる自治体に問い合わせてください。注意点として、定員が少ない園が多く、0歳から2歳までの乳幼児の受け入れのみに限定している園が珍しくありません。そのため、3歳以降から通う園を探すのに苦労した話をよく耳にします。また保護者が育児時短勤務期間に利用することを前提としている園もあり、自治体からの助成にも限度があるため、預かり時間が短いことも考えられます。申し込みの際にはよく確認するようにしてください。良い認可外保育園(無認可保育園)の選び方子どもを安心して保育園に通わせるために、複数の園を見学することをおすすめします。見学会や説明会だけでなく、普段の保育の様子をみるようにしてください。在園児や保育士に笑顔はあるか、衛生状態はどうかなど、実際に目にしたり、くらべたりしないとわからないこともあります。一度体験入園ができるような制度がある園だとより安心です。仕事復帰まで日がなかったり、複数の園に入園を断られたりしたあとは、焦ってしまうこともあるかもしれません。しかし、その場で入園料や登録料を強く要求するような園には注意が必要でしょう。ママ友や知人が利用している場合、紹介してもらうというのもひとつの手です。利用者からの紹介ということで入園しやすくなる場合もありますし、割引がある場合もあります。また信頼できる友達や知人からの情報や感想は、わかりやすく信用性が高いものです。園長の考え方や見学時のフィーリングはとても重要です。ホームページのでき栄えや料金に魅力を感じても、実際に保育のサービスを受けるのは子どもです。保護者が自分の子どもの保育に求めるものと提供されるものに大きな差があると、入園したあとでこんなはずじゃなかったということになりかねません。特に保育面での気になることは納得いくまで質問し、ごまかすような返答が多いと感じたら、契約前にもう一度よく考えたほうが良いかもしれません。認可外保育園(無認可保育園)を利用した体験談筆者は都内の保活激戦区在住で、認可外保育園に1年半子どもを預けて求職・復職をし、そのあと認可保育園に転園したという経験があります。月極めで預かってもらえて助かりました当初は専業主婦であったため、認可保育園には入所できず、友人が利用している無認可保育園を紹介してもらいました。定員に空きがある曜日に週一回利用できることになり、子どもが保育士の先生や友達に馴染んでいくにつれて、週2日、3日と預ける日を増やしながら求職活動をすすめました。仕事が決まった後も、認可保育園、認証保育園にはすぐに入ることができませんでした。週数回の通園日以外はベビーシッターを探すしかないと考えていましたが、定員いっぱいにもかかわらず、月極めで子どもを預かってもらえることになりました。保育園の印象が良かったです設立したての園のため、保育士全体の数が少なくベテランの保育士は限られており、気になる点もありました。しかし同じ年の女性園長をはじめ、常勤保育士全員の士気が高く、園内に活気がありました。園庭がないかわりに、晴れた日は毎日朝早くから散歩に連れ出したり、園舎である民家の屋上を園庭代わりにしてお庭遊びも行ってくれたりして、積極的に外遊びをさせてくれました。また、敬老の日には近くの老人ホームに遊びにいったり、ハロウィンには仮装行列をしたりと家庭ではなかなかできない体験もさせてくれました。毎日の保育中の様子を細かく連絡ノートに記し、毎月たくさんの写真をサイトにアップしてくれるなど、子どもの様子を保護者に伝える努力もされていました。子どもにアレルギーと偏食があったので自宅からお弁当を持参していましたが、限られた人員で丁寧な対応をしてくれたと感じています。何より毎日のお迎えの際に、子どもが筆者に気付くまでのあいだ笑顔でお友達や保育士と遊んでいるのには、ほっとしました。保育料が手取りの給料とほぼ同額でした費用の面では、区から助成のある認可や認証保育園の一時保育のほうが安上がりではありました。保育料が手取りの給料とほぼ同額だったので、苦しいときもありました。しかし、お金にはかえがたい愛情を子どもだけでなくママにもかけてくれました。育児や家庭の事情、保活のことなどで悩んでいるとき、園長が一緒に考えてくれて泣いてくれたこともあります。急な残業や土曜に早朝から出勤するときも、我が家のためだけに保育園をあけてくれることもありました。転園後、認可保育園がドライに感じました認可保育園の入園通知がとどいたときは、とても複雑な気持ちになりました。園庭のある大きな施設、たくさんの友達と有資格者の保育士、負担の少ない保育料。すべてが好転すると思っていた転園でしたが、子どもには前の園にいきたいと長いあいだ毎朝泣かれました。筆者自身も認可園の対応がドライに感じ、決まりごとや毎日の持ち物と準備の多さに、前の園に戻りたいと何度も思いました。不安や迷いもありましたが、○○くんなら大丈夫、と送り出してくれた前の保育園の気持ちにこたえたいという思いもあり親子で乗り越えることができました。今でも感謝でいっぱいです。認可外保育園(無認可保育園)には長所がたくさん待機児童が多い地域では、認可保育園にすぐに入れないケースも多いものです。また、家庭外での保育実績を積み、入園審査の加点がなければ、認可保育園に入園することができない自治体は少なくありません。保育園に入る可能性を広げるために、本意ではないけれど認可外保育園を検討しなければならないということも考えられます。認可外保育園での事故を耳にすることもあり、認可外保育園に対して高額なのに危ないというイメージが先行していることもあるかもしれません。しかし、熱意や個性のある園が多数存在し、子どもや保護者のことを思う保育士との出会いも期待できます。前向きな気持ちで保活をスタートできると良いですね。※この記事は2020年4月時点の情報をもとに作成しています。
2023年10月06日主人公の栄子は、娘・咲(5歳)と同じ保育園に通うみれいとそのママ・みきと仲良し。お世話になっているお礼に手作りの帽子をプレゼントしますが、その帽子をめぐってトラブルが勃発。同級生のあみがその帽子を欲しがり、「私のほうが似合うからちょうだい」とみれいを攻撃。みれいが反論するとその日の夕方に汚れた帽子だけが見つかり…。「ごめんね、せっかく作ってくれたのに…」 みれいちゃんから聞いた話を説明し、栄子に謝罪するみき。タイミング的にもあみちゃんがやった可能性が高いと考える栄子ですがこの場では「また何かプレゼントさせてね!」とみきをなぐさめます。 次の日、例の帽子についていたお花があみちゃんのリュックについていたのを、みれいちゃんが目撃。保育園のみんなも「みれいちゃんの帽子についてなかった?」と不思議がっている様子。 一方で栄子は、咲とみれいちゃんにお揃いでくまさんのストラップをプレゼント。するとあみちゃんママがやってきて…。 「このストラップは咲ちゃんママが?」質問され作ったことを伝えると あみちゃんママからのお願いを断った栄子さん。しかしあみちゃんママは「3人でお揃いならもっと素敵じゃないですか♪」と言って引き下がりません。 断りを聞いてくれない場合、みなさんだったらどう対応しますか?なんと言って回避しますか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター はむ子
2023年10月04日■前回のあらすじ半年間のフリーター生活を経て、気持ち新たに保育士として復帰したはちみつこ。黒伊奈保育園では、谷先生の発言により少しだけ職場環境が改善したようですが、それをきっかけにある事件が起こったようで…。■お金を盗んだ犯人が発覚!■黒伊奈保育園を辞めた一番の理由は…■子どもたちに「安心」を与えられる保育士とは…最後の最後で明らかになった窃盗犯は…まさかの初登場人物でした。このパートの先生は、無愛想であまり印象が良くない先生だったので、知った時は余計に腹立ちましたね。他の園をある程度経験してからのブラック保育園への転職だったので、疑問と驚きの連続で、保育の面で受け入れられないことも多々ありました。「なぜ辞めてしまったんだろう」「もっと頑張れたかもしれない」「子どもたちにも保護者にも、先生たちにも迷惑をかけた」と、長く自己嫌悪した時期もありました。でもこの漫画を描きながら振り返ってみると、やっぱり「あの時辞めてよかったんだ」と思える自分がいました。今は保育士が働く場を選べる時代です。求人を見て、園の見学に行ってから面接を受けるかどうか決めたって良いのです。せっかく子どもが好きで、頑張って勉強して資格を取ったんです。全ての方が自分を大事にしながら、自分らしくいられる素敵な園で働けますようにと願っています。最後までお読みいただきありがとうございました!
2023年09月17日■前回のあらすじお別れ会で泣いて別れを悲しむ子どもたちを見て、悔しさと情けなさで胸がいっぱいになったはちみつこ。自責の念に駆られながらも3ヶ月で黒伊奈保育園を退職。そして数年後…。■フリーター生活を経て、気持ち新たに…!■黒伊奈保育園のその後は…■職場環境がようやく少しだけ改善…?ブラック保育園を辞めた後、求人はいろいろ見たものの「もう保育士はしばらくいいや…」となっていたので、飲食店でフリーターとして働きました。休憩時間はしっかり長めにもらえるし、その間何をしても良かったので寝たりもできたし…。一緒に働くスタッフにも恵まれて、本当に天国でした。そして、ブラック保育園のその後…。3ヶ月で辞めた私のあとに入った先生は2週間で辞めていったそうで…。さすがにまずいと思ったのか、それを機に職場環境が多少は改善されたようです。休憩ができたおかげで発覚したある事件とは…?次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年09月16日ひいひいおばあちゃんとひいひい孫の赤ちゃんがお話している動画。他ではなかなか見られない1世紀違いの二人に注目です!※動画が再生できない場合はこちらのページでごらんください。幸せそうな二人の姿に癒されます!この動画には様々なコメントが寄せられています。「命のつながり素晴らしい」「これ見てる自分が幸せ。」「人の神秘…感動」動画の詳しい話を投稿者さんに伺いました。ーー赤ちゃんとおばあちゃんは一緒に暮らしているのでしょうか?ルカのママさん一緒には暮らしていないです。ーー赤ちゃんに初めて会った時のひいひいおばあちゃんの反応はどうでしたか?。ルカのママさんとっても笑顔で喜んでいました。ーーこの動画の他に赤ちゃんとひいひいおばあちゃんの面白いエピソードなどありましたら教えてください。ルカのママさんひいひいおばあちゃんは名前が覚えられないみたいで、赤ちゃんを名無しのごんべさんと呼びます(笑)。ーーとても神秘的な体験を見られて感動ですね!お話ありがとうございました!ルカのママさんのアカウントでは、他にも赤ちゃんの普段の様子やご家族とのやり取りが見られます。ぜひ、覗いてみてくださいね。====================投稿主ルカのママさんTiktokルカのママさん(取材・文=ゆりー)✅猛スピードでルンバから逃げる赤ちゃんがスゴイ「赤ちゃんの底力を見ました」✅仕事から帰ってこれされたら嬉しくて仕方ない! タジタジだけど幸せな「着替えさせてよ~♡」✅サプライズで孫がやってきた!! 内緒で帰省した結果、祖父母は……「登場人物みんな最高♡」
2023年09月11日どこの職場でも、大なり小なり人間関係のトラブルや働き方の悩みなどがあると思います。私の場合もいろいろとあったのと、「違う園も経験してみたい」と長らく考えていたので、思い切って転職。自分の希望条件をリストアップし、それに見合った職場に転職をしたつもりだったのですが…。■思い切って転職を決意!■優しそうな先生たちで一安心…!?楽しみにしていた新しい職場、たった3ヶ月で退職することになります。ここでの3ヶ月は、人生の中でとんでもなく長い3ヶ月でした…。次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年08月26日1歳4カ月になる息子は、成長がゆっくりで、性格もおっとり。特に気になるのは、発話です。保育園に通う他の子どもたちは、一語文を話していますが、息子は喃語しか発しません。心配していたときに、思わぬところで息子の成長を感じた出来事がありました。 性格も成長もゆっくり!心配だった息子が見せた成長 4月生まれの息子は、性格も成長もおっとり。歩きだしたのは1歳4カ月ごろ。保育園の同じクラスの子と比べると、発達が少し遅めです。ただ私は、「子どもによって成長スピードは違うよね」と気楽に構えていました。 しかし徐々に発達が気になり始めたのは、1歳8カ月のころ。息子と月齢の近い子は、どんどんおしゃべりができるようになっていましたが、息子は「あーあー」といった喃語だけ。保育士さんに相談しても「個人差がある」と言われ、私の不安は拭えませんでした。 ある日、息子と部屋で遊んでいたとき、絵本を読んであげようとすると、私の手から絵本を奪い、上着の中に隠したのです。その一部始終はまるで泥棒のような仕草で、思わず笑ってしまいそうに。理由がわからず、仕事から帰ってきた夫に話してみましたが、ナゾの仕草の答えは出ませんでした。 数日後、保育園へお迎えに行ったとき、先生と園での様子を話す機会がありました。家での出来事を話してみると、先生が「読み聞かせの前に、こうしてから絵本を読み始めるんです」と、エプロンの中に絵本を隠す仕草を見せてくれ、私は気がつきました。息子のあの動作は、先生が絵本を読んでくれる前の仕草だったんだ……! と。 成長が遅いと感じていた息子は、先生のやることをしっかりと見て、マネしていました。息子は息子なりに、観察してマネをするという、別の部分で成長していたのです。“みんなと一緒”ではなくても、息子の長けている部分が感じられた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:山下裕香
2023年08月09日予約不要で保育園の見学ができます株式会社アヴェニエールが運営するふるーる保育園・よつば保育園では、2023年9月に公開保育を実施いたします。公開保育とは来年度保育所をご利用をお考えの方に実際に日常の保育を見学したり保育所(園)の雰囲気を感じてもらうために実施している保育所見学です。普段は見学予約をしていただいていますが、公開保育日は予約はいらず、直接保育施設へお出かけください。実施日について実施日は計6回ございます。日にちによって公開保育を実施している園が異なりますので下記「実施園について」をご覧ください。実施日9月5日(火)、6日(水)、13日(水)、14日(木)26日(火)27日(水)実施園について9月5日(火)・6日(水)実施園名称:ふるーる保育園川口二十三夜住所:埼玉県川口市芝7238URL: 9月13日(水)・14日(木)実施園名称:ふるーる保育園川口芝園住所:埼玉県川口市芝2ー16-13栄ビル1階URL : 名称 :よつば保育園住所 :埼玉県川口市北園町15ー9サンパティオ2階URL : 9月26日(火)・27日(水)名称:ふるーる保育園川口本町園住所:埼玉県川口市本町4-16-14URL : 名称 :ふるーる保育園川口並木園住所 :埼玉県川口市並木2-13-1ウィンビル西川口AURL : 名称 :ふるーる保育園川口前川園住所 :埼玉県川口市前川4-42-1藤栄ビル1階URL : 会社概要商号:株式会社アヴェニエール代表者:代表取締役大熊英樹所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39FURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月08日私自身、保育園が苦手な子どもでした。そのため、わが家の男女の双子たちも、保育園よりも家のほうが好きに決まっていると思い込んでいたのです。しかし、いざ保育園へ通わせてみると、子どもたちの意外な姿を目にすることに……!? 保育園入園のきっかけ子どもたちが0歳のとき、一時預かりのため月に1回、保育園を利用していました。何度か通ううちに、子どもたちは保育園が気に入った様子。お迎えに行くたびに、先生やお友だちとニコニコ笑う姿を見かけたのです。 それまで私は漠然と「家計は厳しいけれど、仕事復帰と保育園は3歳から。それまでは家でゆっくり過ごしたほうが良い」と思っていました。しかし、子どもたちの楽しそうな姿を見ると「仕事をしたほうが家計も助かるし、1歳児クラスから保育園に通わせるのも良いかもしれない」と思うようになりました。 実際に通ってみると…それから、私は必死に仕事を探しました。そして、幸運にも仕事も入園先の保育園も見つけることができたのです。 一部の友人からは、「まだ小さいのに、なぜ保育園に入れるのか」と批判的に言われたことも。私自身、この選択は間違っているのではないかと思い悩むこともありました。 しかし、私の子どもたちの場合、保育園に通わせて大正解。お部屋に連れて行くと、先生たちのほうへ歩き出し、うれしそう。たくさん体を動かすことができ、夜はぐっすり寝てくれます。 また、お友だちもできたようです。お迎えに行くとき、当初は双子同士でしか遊ばなかったのに、それぞれが別々のお友だちと仲良く遊んでいる姿も見ることができました。 双子の子どもたちを家でひとり面倒を見ていたら、十分に体を動かすこともできなかったかもしれません。保育園に通うことにより、私は働くことができて家計も助かり、子どもたちはより良い環境で日々を過ごすことができそうです。私の家の場合は子どもたちを保育園に通わせてよかったと思っています。 作画/キヨ著者:長谷川 なぎ
2023年08月07日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんのプライベートを聞き出し、息子を同じ教室に入会させたかと思えば、ユキさんの娘と自分の息子の勉強の進み具合を比べて、対抗心をむき出しに……。しまいには、ユキさんの教育方針をバカにし、あざ笑うような態度をとってきたのです。ユキさんは、娘のためを思いその場では平然を貫きました。しかし、家に帰宅するなり抑えていた感情が爆発してしまい泣き崩れてしまったユキさん。その様子を見た旦那さんは、ヨウタくんママとは距離を置いたほうが良いのではないかと判断し、娘の保育園の送迎を引き受けてくれることに。そのころ、ヨウタくんママはある過去を思い出していました……。大変だね…保育園組は… ヨウタくんママは、ママ友とのあるランチ会のことを思い出していました。 「え、ヨウタくん、明聖初等部受けるの……?」 ママ友たちは、明聖実業初等部を受けるには保育園からの受験だと大変で不利になると言います。 また、ヨウタくんママと夫は、明聖大学を卒業してはいるが、地方の小学校を卒業していることをママ友に伝えると……。 「縁故なしの初等部受験か……」 そう言って、ヨウタくんママを鼻で笑ったのです。 ママ友たちの反応をみて、自分のことをバカにされたような気がしたヨウタくんママ。楽しくランチをしていたママ友が敵になった瞬間でした。 そして、ユキさんがヨウタくんママから教育方針をあざ笑われ、大泣きしてしまった翌日。 ユキさんの夫が娘を保育園へ迎えにいくと、他のママ友同士の会話が聞こえてきました。 ママ友の会話の内容は、ある人物が体操教室のことや習い事のことを聞きまくってくること、自分の子どもに明聖初等部を受験させると自慢していたことなどについてでした。 実際の名前は出ていませんでしたが、ユキさんの夫はその人物がヨウタくんママであるとすぐに察したのでした。 ◇◇◇ ママ友とのランチ会でのつらい出来事を思い出したヨウタくんママ。世の中にはさまざまな保育園や幼稚園、小学校、大学などがあり、どこに通うのかというのは親としてとても悩む場面なのではないでしょうか。そのようなときに、ママ友からの情報はとてもありがたいですよね。しかし、受験を頑張ろうとしている相手に向かって「縁故なしの初等部受験か……」と見下すような発言をするのはあまりにも不謹慎なのではないでしょうか。お互いを尊重して相手と接していけると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年07月31日1歳9カ月の息子が保育園に行くことになり、ソワソワしているのは息子ではなく私のほうでした。登園初日。玄関までニコニコしていた息子は、私と離れるとわかった途端、一生の別れのように泣き叫びました。あまりに息子が大声で泣くので私は後ろ髪を引かれ、目に涙を浮かべ、保育園をあとに。その後も保育園に連れていくと泣く日が続き、パートの時間短縮を考え始めた私でしたが……。こんなに泣き叫ぶ息子を見たことがない…保育園に通い始めて1週間。朝の送りのときには泣き叫び、迎えに行ったときに息子は必ず先生の膝に座って声を上げて泣いていました。「昼間は泣いていなくて、元気に遊んでいますよ」と先生。しかし、元気に遊んでいる姿を見ていない私は、パートの時間を減らそうかと頭をよぎることもありました。 1カ月が経ち、息子の様子に変化が。朝の送りのときに担当の先生が来たときは泣かないようになりました。最初に比べると、ほとんど泣かないで登園できるようになったのです。 さらに、お迎えに行ったとき、通い始めは先生の膝の上で声を上げて泣いていたのが、メソメソしながら抱っこされているだけだったり、時にひとりで遊んでいたりすることも。 パートの時間短縮をしようかと心の準備をしていましたが、いったん様子を見ることにした私。保育園に通い始めて3カ月経った今でも、送りのときに泣くことはありますが、お迎えのときに泣いている様子は見られなくなりました。 現在、当初と変わらない時間で働くことができています。送りのときに泣かれると後ろ髪を引かれることもありますが、息子を預かってもらえることがありがたいと感じ、働くことで育児疲れのリフレッシュにもなっています。いざとなればパートの時間を短縮することを頭に入れつつ、今後も息子の様子を見守りたいです。 イラスト/ななぎ著者:下園ひかり
2023年07月31日