編集部:学研キッズネット編集部子どもが集まる場所として注目されている「子ども食堂」。どんな子どもたちのための食堂で、何を目的にしている場所なのか?今回は、東京都内にある、まだできたての子ども食堂におじゃまして、その現場を見てきました。取材したのは、東京都中野区にある中野友愛ホーム(特養老人ホーム)で月1回開催されている子ども食堂。取材時(8月下旬)が2回目で、まだ名前が決まっていないくらいできたてホヤホヤの子ども食堂です。みんなで遊んで、食べて、楽しんで!18時スタートということでしたが、15分以上前に到着。玄関を入ると、子ども食堂の看板と、スタッフの方、早くから来ている子どもたちの姿がありました。まずは、受付で参加費(大人300円、子ども無料)を払い、番号札をもらいます。受付で名前と人数を書き、お金を払います食堂の横には遊び場ブースがあり、そこで子どもたちは、ゲームをしたり、絵を描いたり、折り紙を折ったり、ボランティアの方にバルーンアートを作ってもらったりして楽しんでいました。ママたちの明るい話し声も聞こえて、わきあいあいとした雰囲気です。ゲームやお絵描きなどで遊ぶ子どもたち楽しく遊ぶ子どもたち。友愛ホームに入所しているお年寄りで、お子さんとふれ合っている方もいましたみんなで考えた食堂の名前は?受付でもらった番号順に、食堂に入り、好きな席に座ります。メニューは、ソース焼きそば、ポテトのチーズ焼き、中華スープ、あんみつ♪この日集まったのは、子どもと大人合わせて90人ほど。前回は初回とあって、150人近い人たちが来たそうです。スタッフの方のやさしさがたっぷり入ったメニュー食事を楽しむ参加者と、あいさつをする主催者の伊藤由宏(いとうよしひろ)さん食事が終わった子どもたちは、かき氷へ直行!ボランティアのおねえさんがシロップや練乳をかけてくれます食後は、子どもたちはかき氷(無料)、大人は地元の喫茶店のコーヒー(200円)を飲みながら、雑談&遊び。ボランティアの方のバルーンアートや手品も大人気でした。そして、帰る前には「この食堂の名前を考えよう!」というアンケート用紙が配られ、みんなで考えました。「何にしようかなぁ……」。名無しだった食堂の名前をみんなで考えましたさて、その結果は数日後に発表されたのですが「にこにこカフェ」に決定!!小さい子でも覚えやすいいい名前ですね。20時になり閉店となった食堂。みなさん満足そうに、 “にこにこ”笑顔で帰っていきました。老人ホームで子ども食堂を始めた理由この子ども食堂を主催している伊藤由宏さんは、同じ中野区内で「野方みんなの食堂」という子ども食堂も主催しています。ここは2号店ということなのですが、どうして子ども食堂を2カ所で開こうと思ったのでしょうか?こども食堂が終わったあとに、伊藤さんに話を聞きました。伊藤由宏(いとうよしひろ)さんNPO法人ここからプロジェクト代表。日本大学卒業後、障がい者施設職員、養育困難家庭ヘルパー等を経て、現在も一時保護所で働きながら、子ども食堂をはじめ、児童養護施設でのワークショップほか、さまざまな社会活動を行なっている。――いつから子ども食堂を始めたんですか?伊藤:実は、野方みんなの食堂より前の2014年に、別の場所で子ども食堂と無料塾をしていました。そこは別の人に任せて、2016年から「野方みんなの食堂」を始めました。ここはその2号店として、同じ中野区の江古田で友愛ホームさん(特養老人ホーム)の場所をお借りして始めることになったんです。――この2つの食堂の違いは、ありますか?伊藤:野方みんなの食堂は、小学校の近くにある児童館などに声をかけていることもあって、小中学生が多いです。こちらはそれよりも小さいお子さんが多いですね。時間が経つとまた変わってくるかもしれませんが。野方は、区民活動センターを借りて運営していますが、ここは特養老人ホームをお借りしているのも大きな違いです。――どうして、この場所で子ども食堂をすることになったのですか?伊藤:おじいちゃん、おばあちゃんと子どもたちが触れ合ってくれたらいいな、と思ったんです。まだ始めて2回目なのですが、ここのホームのお年寄りの方たちも何人か参加してくださっているので、じょじょに触れ合う機会が多くなってくれるといいなと思っています。地域のコミュニティーとしての「子ども食堂」――伊藤さんが、子ども食堂を始めようと思ったきっかけは何ですか?伊藤:15年くらい前から、引きこもりや不登校、発達障害の子どもたちなどのボランティアをしていました。でも、子ども食堂を始めた直接のきっかけは、2011年の東日本大震災で、福島の児童養護施設でボランティアをしたことです。震災で親を亡くした子どもだけではく、なんらかの事情から親もとで生活できない子どもは、世の中にたくさんいます。そんな子どもたちをみていて、「子どもたちのために、何か自分にできることはないか」と考えました。福島から帰ってきてから、まずは自分が住んでいる地域で、困っている子どもたちの力になりたいと思い、子ども食堂を始めました。「お母さんたちの息抜きの場にもなってほしい」と話す伊藤さん。――子どもたちのためという思いが、ここまで広がったんですね。伊藤:最初は貧困の子どもたちのためだったのですが、今は子どもたちを中心とした、地域のコミュニティーづくりがメインになっています。実際に、ママ友同士で誘い合って来てくださっている方も多いんです。毎日の子育てに苦労しているお母さんが、月1回でもごはんを作らない日として、息抜きの場になってくれるといいと思っています。――ボランティアの方も多いですよね。伊藤:調理は、友愛ホームの方の人脈でこの地域の方たちが担当してくださっています。そのほか、配膳やかき氷などのボランティアは、インターネットで募集を見て、連絡をくれた高校生たちです。今日は高校生だけで10人ほど集まりました。そのほか、地元の喫茶店の方が、東ティモール産のコーヒーを1杯200円で提供してくださったり、手品やバルーンアートのイベントをしてくださる方もいます。とてもありがたいですね。――これからの課題はありますか?伊藤:まだ、ここは2回目なので、今はすべて試行錯誤している状態です。初回は参加者70名の想定でしたが、その倍の150名近い人が来てくださったため準備が足りず、みなさんには、ご迷惑をおかけしてしまいました。今日は、事前に約80名分の食事を用意していると告知していて、実際は90名くらいでした。余分に用意しておいたこともあって、ちょうど良い感じでした。――食事の際の番号札は、今回から導入したのですか?伊藤:そうです。今回は受け付けで番号札を配り、食事のスペースには順番に入ってもらいました。配膳もボランティアスタッフと事前に打ち合わせをして、先にテーブルに置くようにしてもらったことで、みなさんにスムーズに食べてもらうことができました。こうやって、いろいろと試しながら、みなさんに喜んでもらえるように運営を軌道にのせたいと思います。――地域のコミュニティーづくりをメインとして、お年寄りと子どもが触れ合える場所というコンセプトはとてもいいですね。これからどんな場所になっていくのか楽しみです。伊藤:そうですね。みんなが楽しんでくれるような内容を、どんどん企画していきたいと思います。――これからの展開が楽しみですね!今日はありがとうございました。ひと口に「子ども食堂」と言っても、運営の形態はさまざまです。伊藤さんのように同じ人が運営していても、場所が違うと、そこに集まって来る人たちの年齢層などが変わってくるということもあります。今回、実際に子ども食堂を体験して感じたのは、子ども食堂は人々の善意で成り立っているということ。「みんなに何を食べてもらおうか」というメニュー決めから、低価格で食事を提供するために安くておいしい材料を調達したり、早くから料理の準備をし、配膳の準備をするスタッフたち。子ども食堂が開かれる前、そして開店してからも、どれだけの人々が時間と労力を費やしているのかを感じることができました。地域のコミュニティーとして、これからどう発展するかが楽しみです。※「にこにこカフェ」は、現在諸事情によりお休みしています。学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年10月11日「丸の内タニタ食堂」10月2日、フードデリバリーサービス「楽天デリバリープレミアム」に「丸の内タニタ食堂」が加盟し、デリバリーサービスをスタートした。ヘルシーで美味しい弁当デリバリー「丸の内タニタ食堂」は、管理栄養士が監修したヘルシーで美味しいメニューを提供しているレストランとして人気がある。今回の「楽天デリバリープレミアム」加盟により「丸の内タニタ食堂」の日替わり弁当や有機黒烏龍茶をオフィスや自宅で受け取ることが可能になった。日替わり弁当は、株式会社タニタおよび株式会社タニタ食堂の管理栄養士監修の下、カロリーや塩分料などが計算されてかつ、美味しく食べることができる味付けの弁当になっている。【メニュー】1. 日替わり弁当:950円(税込)2. 丸の内タニタ食堂の有機黒烏龍茶:160円(税込)3. 丸の内タニタ食堂の有機プーアール茶:160円(税込)4. 丸の内タニタ食堂の有機ジャスミン茶:160円(税込)(プレスリリースより)健康的な食事を「丸の内タニタ食堂」のヘルシー弁当で始めてはいかがだろうか。なお、デリバリー対象地域は即時注文が千代田区、中央区、港区(一部)で、予約注文が東京23区全域となっている。(画像はタニタ食堂公式HPより)【参考】※「楽天デリバリープレミアム」公式HP※「丸の内タニタ食堂」楽天デリバリープレミアム加盟
2018年10月11日彼が人前で手を繋いでくれないのは、なにもあなたのことが嫌いだからではなくて、男女で恋愛に対するテンションが違うからです。テンションが違うと、愛情表現のしかたが違ってきます。たとえば女子は恋愛のキラキラした感じに引っ張られるかのように、自然と彼と手を繋ぎたいと思うはずです。手を繋ぐ「べき」だとも思っていないでしょうし、手を繋がなくては「ならない」とも思っていないでしょ?ごく自然に彼と手を繋ぎたいなあと思うでしょ?でも男子は違うんですよね。■ 男子と女子の好きだから〇〇したいという気持ちについて女子にとって、彼と手を繋ぎたいという気持ちがごく自然なものであるのと同じ意味合いで、彼にとってのごく自然な気持ちとは「エッチしたい」というものです。こういうネットの恋愛コラムって、「エッチ=よくないこと」とか「エッチ=女子のカラダだけが目当て」みたいに書かれているものが多いのだけれど、でもそうじゃないんですよね。先にエッチしたいと言ったほうが負け、みたいな、そんなもんじゃないんですよ、エッチって。それは本当のエッチを知らない人の戯言(ざれごと)です。誰かのことを好きになったら、ごく自然にしたいと思うこと、それがエッチです。だからエッチそのものに、じつはよいも悪いもないんですよね。エッチはエッチです。好きだから相手と1つになりたいというだけのことです。そしてそういう気持ちは、女子が「彼のことが好き=手を繋ぎたい」というのと、ほとんどまったく同じことなのです。■ 彼が手を繋いでくれない時、女子はどうすればいい?では、人前で彼と手を繋ぎたいけれど彼が手を繋いでくれない時、女子はどうすればいいのかといえば、自分から彼の手を繋ぐといいです。それだけのことです。往々にして男子が、自分からしたいと言ってくる女子のことが好きなように、自分から手を繋いでくる女子のことも、男子は評価しているのです。冒頭に書いたように、恋愛に対するテンションは男女で違います。一般的には、女子のほうがテンションが高めで、男子は低めです。これもよいとか悪いとかという問題ではないのです。テンションが高いほうがより相手のことを愛しているというわけでもないです。単純に「違う」というだけのこと。そこを女子はもっと理解しないと!■ 恋愛とは基本的にはじぶんがしあわせになるためにやることそこをもっと理解すれば、彼と手を繋ぎたいと思えば、自分から手を繋ぐ女子が増えるはずです。違いを理解するというのはすなわち、自分から手を繋ごうとしない彼氏に対して「わたしのことが好きじゃないのかな?」なんて思わないということだから。このへんのことがわからないと、女子は恋愛において損します。恋愛って基本的には自分がしたいことを正直に相手に伝えることができる人がおいしい思いをするようにできているからです。なぜなら、自分がしたいことを正直に相手に伝えることこそがしあわせになるための基本だし、恋愛とは基本的にはじぶんがしあわせになるためにやることだから。だから「彼はなぜ人前で手を繋いでくれないのでしょうか?わたしのことが嫌いなのでしょうか?」としか思えない女子は、いつまで経っても幸せになんかなれないのです。欲しいものは欲しいと言った人が勝つのが恋愛なのだから。欲しいものを欲しいと正直に言うことに勇気なんか必要ないです。遠くの人を呼ぶときに、いちいち考えて「お~い!」なんて言わないでしょ?それと同じです。彼のことが好きなら、さっと手を繋ぐ。たったこれだけでいいのです。(ひとみしょう/作家)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年10月08日元SMAPの香取慎吾が“慎吾母”に扮したファミリーマートのお惣菜シリーズ「お母さん食堂」のメインビジュアルが18日、公開された。「お母さん食堂」は、毎日の生活にどこか懐かしくあったかい商品をご提供できないか、美味しくて便利な商品をご提供できないか、という想いでファミリーマートが展開しているお惣菜シリーズ。香取がイメージキャラクターを務めている。公開されたビジュアルには、香取が扮する“お母さん食堂”の店主が描かれている。着物に割烹着という、懐かしい雰囲気を感じさせる香取。かつての一大ブームを巻き起こした人気キャラクター“慎吾ママ”が、18年の時を経て“慎吾母”へと大人っぽく進化し、温かみのある“お母さん食堂”の優しいおかみさんとして帰ってきたと感じるようなビジュアルになっている。香取は「ママから18年たっていたことに、本当にビックリしますね。あの時生まれた子供がもう18歳。小学校でみんなで踊ってくれていた子供たちはもう20代以上なんですね」と昔を懐かしみ、「だからこの“お母さん食堂”の慎吾母を見て、ハッと思うところがあると思うんです。きっとこのビジュアルが各店舗に飾られた時、1人でちょっと会社のお昼にファミリーマートに寄って“お母さん食堂”のコーナーの前に立った時に、『あっ! ママ!?』って心の中でクスッと笑って懐かしんでくれる人がいっぱいいるだろうなって。そういう方々に『お仕事頑張ってね』、『時間のない中でも美味しいもの食べないと頑張れないよ』というメッセージを伝えたいんです」と、“慎吾母”に込めた熱い思いを明かした。さらにに香取は「次はこの“慎吾母”でCMに出たいです! やはり撮影の為にこの衣装を着ると、気持ちが入ってしまうんですよね。“お母さん食堂”のCMでは慎吾君はもりもり食べて頑張ってるけど、私はお母さんとして各店舗に必ずいますからね!と、思わず対抗意識を燃やしてしまいますね(笑)」と、“慎吾母”のCM化を熱望した。この“慎吾母”を生み出したのは、数々の企業CMを世に送り出し、ヒットソングの作詞などマルチに活躍する、クリエイティブディレクターの権八成裕氏。権八氏は「お母さん食堂のCMでは香取さん扮する主人公がおいしそうにお惣菜を食べますが、ビジュアルでは食べるという行為ができないので、香取さんに“お母さん食堂のシンボル”という意味合いで優しいおかみさんになってもらいました。以前の“ママ”はどちらかというと元気でポップなイメージですが、慎吾母は近所の人間味溢れるおせっかいなお母さんというか、懐かしい味を思い出させてくれる食堂のおかみさんのイメージです。18年経って大人になって帰ってきたという裏コンセプトがあります」と慎吾母誕生の秘話を明かした。
2018年09月18日はるな愛(46)がサイト・読売新聞yomi Dr.の取材に対し、自身が開いている「子ども食堂」について語っている。子ども食堂とは、貧困家庭の子どもたちに食事を提供するという取り組み。はるなは自身の経営する鉄板焼き店で、2月に1回ほど開催しているという。同記事で、決して豊かではない家庭で育ったと明かしたはるな。電気やガスが止められることもしばしば。そんなはるなは虐待や衰弱死といった子供たちに関する悲しいニュースを目にするたびに胸を痛め、「何かできないか」と考えるようになったという。そうしたはるなの取り組みに、Twitterでは《なかなかできる事じゃないですね。こんな運動がもっと広がって欲しい》《もちろん要らなくなる世の中になるのが一番だが、不幸せな子供たちがいることに思いを馳せて、こうして行動に移せる人間性を心から称えたいと思う》と賛同する声が上がっている。「子ども食堂はここ10年で活発になった取り組みで、現在は全国に150ヵ所以上あるとも言われています。厳しい経済状態に生きる子どもたちはひとり親の場合が多く、“子供の孤食”対策という役割も。はるなさんと同じく貧しい家庭で育ったというモデルの高橋ユウさん(27)もボランティアで参加されるなど、芸能界にも広がりを見せ始めています」(福祉関係者)子ども食堂の支援者はますます増えているが、メジャーリーガー・ダルビッシュ有選手(32)の母である郁代さんもその1人だという。「郁代さんはダルビッシュ選手の地元である大阪・羽曳野市で、子ども食堂を開いています。地域のボランティアと協力し、子供たちの居場所を作ろうと奮起。唐揚げやおにぎりなどを提供し、常に笑いが絶えない人気ぶりです。またダルビッシュ有さん自身も、同市に子ども福祉基金を開設。親子で子供たちの未来を支えています」(前出・福祉関係者)子供たちの未来のために、それそれが行動しているようだーー。
2018年08月16日二人きりの空間で、ロマンチックな雰囲気に包まれながらのキスもいいけれど、たまには刺激的なキスが欲しくなることもありますよね?男性は、“人前でキスしたくなる欲求”に駆られることがあると言います。では、それは一体どんなときでしょう~!?文・塚田牧夫見せつけるために「彼女とのデート中、何かの撮影している現場の前を通りました。ファッション雑誌の撮影のようで、何人かのイケメンが浴衣姿でポーズをとっていました。彼女は、カッコいい……とは言わないまでも、気を取られている。俺は、俺以外見るな……とは言わなかったけど、その場で強引にキスしてやりました」サトシ(仮名)/30歳一種の嫉妬からくるキスでしょう。ほかの男にとられないよう、自分の彼女であることを誇示するために、周りに見せつけるようにキスをしたわけです。感動を伝えたくて「彼女が語学留学で、一年間カナダに行ってしまいました。連絡は取れるものの、やっぱり寂しい。一年間待つことができず、半年ぐらいして単身カナダに向かいました。空港で彼女の姿を見つけたとき、一目散に駆けより、人前でも関係なくキスをしました」シンイチ(仮名)/31歳自分がどれだけ寂しかったか、恋しく思っていたのか、その想いをキスに込めた。人前だろうが関係なく、いち早くその想いを伝えたかったんですね。名残り惜しさに「彼女から“話がある”と連絡がありました。嫌な予感……。会ってファミレスに入ると、彼女が別れ話を切り出しました。“好きな人ができた”と……。二年付き合って、俺も彼女のことをあまり大事にしていないところもあったので、仕方ないと言えば仕方ないけど……。最後、駅の改札での別れ際、さよならのキスを交わして終わりました」カツミ(仮名)/31歳名残り惜しさや後悔の詰まったキスですね。もう会えないかもしれない相手であれば、人前であったとしても構わずしてしまうこともあります。興奮を高めるため「友だちに連れられてクラブに行ったときです。そこは、ナンパ箱と呼ばれる、ナンパが盛んな場所でした。友だちと女の子に声をかけてたら、すぐに成功。周りでは、あちこちで男女がイチャついてる……。その子もまんざらでもなさそうなので、キスしました。たくさんの人がいるなかで、かなり激しいキスを……。興奮しましたねぇ」タク(仮名)/29歳人に見られることで、より興奮の度合いが高まることもあります。お酒が入っている状態だと、さらに拍車がかかりますよね。“男が人前でキスしたくなる瞬間”をご紹介しました。男性も、さまざまな場面でキスしたい欲求が高まるようです。性的欲求にもとづくものだけでなく、歓喜や寂寥、後悔といった感情により発動する場合もあるようですね。(C) gpointstudio / Shutterstock(C) Minerva Studio / Shutterstock(C) Nina Buday / Shutterstock(C) Hrecheniuk Oleksii / Shutterstock
2018年08月16日モンキータイム(monkey time)とアシックスタイガー(ASICSTIGER)によるスニーカー「GEL-MAI」が、2018年7月28日(土)より、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ各店などで発売される。アシックスタイガーのスニーカー「GEL-MAI」は、アッパーと靴紐を結ぶ位置が左右非対称に設計されたシューズだ。アッパーだけでなく、足首周囲に靴紐にも通し孔を設け、足の甲から足首まで巾着のように締めることができ、足の形状に合わせフィットするような構造となっている。今回のコラボレーションは、“Faded Gray”をコンセプトに、「GEL-MAI」の特徴である左右非対称に設計されたパーツをスエードやメッシュ等の異素材にアレンジ。白や黒、グレーといったカラーの各パーツが混ざり合うように配されている。さらに、インソールとボックスには、コラボレーションを記念したロゴを施した。また、セカンドシューレースとして、暗闇で光が反射するリフレクター素材のストレッチコードが付属する。【詳細】モンキータイム×アシックスタイガー GEL-MAI発売日:2018年7月28日(土)販売店舗:モンキータイム ビューティ&ユース(新宿店、大阪店、原宿店)、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ各店サイズ:23~31cm(0.5cm刻み)価格:17,280円(税込)【問い合わせ先】モンキータイム 新宿店TEL:03-5363-6422
2018年07月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「子ども食堂」です。立ち上げだけでなく持続できる仕組みを。見守る社会が肝要。いま、日本の子どもの7人に1人が相対的貧困に陥っています。そこで民間から支援のひとつとして広がったのが「子ども食堂」です。週に1回もしくは月に1回程度開催され、子どもが一人で参加し、無料または低料金で食事を摂れるというもの。全国に2286か所まで拡がってきました。数が増えたのは喜ばしいことですが、実は問題を抱え閉じてしまった食堂も少なくありません。自治体やNPOが支援しているケースもありますが、個人が集い、手弁当で始めているところがほとんど。食材を持ち寄り、地元の飲食店や企業に提供を依頼するなどしてやりくりしているため、継続するのは大変なんです。主催者が途中で仲たがいをしてしまったり、食中毒が出て閉鎖に追い込まれることも。最大の問題は、「子ども食堂=貧困」というイメージがつき、子どもが通いづらくなってしまったということです。子ども食堂には、子どもの孤食問題を解決するという目的もあります。親に500円玉1枚を渡され、コンビニでカップ麺やおにぎりを買って一人で食事を済ます子どもたち。栄養面の偏りだけでなく、困ったことがあっても相談する人が誰もいないという孤立が深刻な問題です。子ども食堂へ行けば友達もできますし、ボランティアのお兄さんお姉さんに宿題をみてもらったり、ゲームをして遊んだり。子どもの居場所づくりが可能になります。子ども食堂はまだ不足しています。問題を解決するため、事故に対応できるよう保険参加を支援するクラウドファンディングが立ち上がったり、地元の人が誰でも集える場所として、名称を「じもと食堂」にしてみたり。文京区では非営利団体と共同で、貧困家庭に食事を届ける「こども宅食」を始めました。食事を届けるだけでなく、親や子を孤立させないつながりを作ることを重視。この取り組みの支援には、ふるさと納税も使えるようにしました。子どもを地域で見守るということが大事なスタンス。「こども食堂ネットワーク」のHPでは近くの子ども食堂が調べられます。行政、企業、NPO、個人が協力し合って、社会問題を解決することが必須になってきています。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。新刊『堀潤の伝える人になろう講座』(朝日新聞出版)が好評発売中。※『anan』2018年7月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年06月29日人気キャラクター「ふなっしー」のコラボレーションカフェ「ふなっしー食堂」が、2018年7月2日(月)から8月5日(日)の期間、東京・原宿カワイーヤにオープンする。コラボレーションカフェでは、描き下ろし新キャラクターの「フナ」「なし江」「ふな子」のオリジナルメニューやグッズなどを多数用意。メニューは「なし江の肉じゃが定食」や「ふな子のちらし寿司」といった定食屋をイメージした和食を始め、「山盛りかき氷」や千葉の特産品"落花生"を使用した「フナの落花生あんみつ」などのスイーツもラインナップ。夏の暑い日にはドリンクメニューのラムネフロートも合わせて楽しみたい。また、「ふなっしー」の誕生日を記念した7月2日(月)~8日(日)までのバースデーウィーク期間では、「ふなっしーのお誕生日ケーキ」を1日20個限定で提供。こちらは、誕生日を祝うデコレーションが施された「ふなっしー」の顔デザインがポイントのキュートな一品となっている。なお、グッズからは茶碗や湯呑みなど実用的なアイテムが登場。ユニークなデザインは普段の食卓をより盛り上げてくれそうだ。【詳細】ふなっしー食堂オープン期間:2018年7月2日(月)~8月5日(日)会場:原宿カワイーヤ住所:東京都渋谷区神宮前1-7-1 CUTE CUBE HARAJUKU 3階営業時間:10:00~21:00価格例:<フード&ドリンク>なし江の肉じゃが定食 1,200円+税、ふな子のちらし寿司 1,080円+税、山盛りカキ氷 880円+税、フナの落花生あんみつ 1,080円+税、ラムネフロート 780円+税<グッズ>お茶碗 1,200円+税、湯呑み 1,000円+税、箸置き 850円+税、ハンドタオル 500円+税、アクリルキーホルダー(全3種)各650円+税※フード、デザートメニュー1品注文につきランチョンマット1枚、ドリンクメニュー1品注文に付きオリジナルコースターi1枚をノベルティとしてプレゼント。
2018年06月28日おなか痩せの黄金「比」レシピ6月8日、花王株式会社の社員食堂で実践され、内臓脂肪が溜まりにくい食事メソッドとレシピを掲載している『おなか痩せの黄金「比」レシピ』が発売された。価格は1,300円(税別)、B5判で96ページ、文藝春秋より発売中である。同書では有限会社クオリティライフサービス代表取締役で、管理栄養士の小島美和子氏が監修を務めている。「健康経営銘柄」に4年連続選定経済産業省は日本再興戦略における「国民の健康寿命の延伸」の取り組みで、従業員の健康管理を戦略的に実践している東証上場企業を「健康経営銘柄」に選定。花王株式会社は4年連続で「健康経営銘柄」に選定されている。花王はぽっこりおなかの原因である内臓脂肪が溜まりにくい『栄養素の黄金「比」』を発見。しっかり食べても太りにくいメニューを社員食堂で提供している。新刊では、はじめにダイエットの正しい知識を備えているかをチェック。ダイエットに必要な知識と『栄養素の黄金「比」』を解説している。『黄金「比」レシピ』としては、魚介、肉、大豆製品による主菜と、野菜、きのこ、海藻、豆による副菜などのレシピが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※主菜1品、副菜2品を選ぶだけ! おなか痩せの黄金「比」レシピ※主菜1品、副菜2品を選ぶだけ! おなか痩せの黄金「比」レシピ(Amazon.co.jp)
2018年06月13日タニタ食堂監修のデザート6月5日、森永乳業株式会社と株式会社タニタがコラボして開発された「タニタ食堂監修のデザート パンナコッタ風プリン ベリー&グレープソース」が森永乳業株式会社より発売される。美味しいながらもカロリー控えめ今回発売される「タニタ食堂監修のデザート パンナコッタ風プリン ベリー&グレープソース」は、素材や美味しさにこだわりながらもカロリーが抑えられており、カロリーを気にしている人でも罪悪感なく食べることができるデザートだ。【商品特長】1.さっぱりとした味わいながらもクリーミーな口どけのパンナコッタ風プリンに、ストロベリー・ブルーベリー・グレープの3種の果汁を使用したソースを組み合わせたデザートです。2.フルーツソースは、甘さひかえめな味わいにしており、果実本来のフレッシュさと酸味を引き立てます。3.2018年9月頃までの期間限定商品です。(プレスリリースより)商品に含まれるカロリーは100kcal。希望小売価格は120円(税別)。カロリーを気にせずデザートを食べたい人に是非「タニタ食堂監修のデザート パンナコッタ風プリン ベリー&グレープソース」をオススメしたい。そのほかにも「タニタ食堂監修のデザート」シリーズには、カスタードプリンや杏仁豆腐などがラインナップされている。そちらも併せて要チェックだ。(画像は「タニタ食堂監修のデザート」公式サイトより)【参考】※「タニタ食堂監修のデザート」公式サイト
2018年05月27日現在、日本の子どもの「7人に1人が貧困」とされる。そんな子どもたちが通う「こども食堂」。日本全国で2,286カ所、のべ100万人超が利用しているという――。 「お帰り!いらっしゃい!おなかすいたでしょう」 東京都大田区は東急池上線の蓮沼駅近くにある「気まぐれ八百屋だんだん」。毎週木曜の夕方から、ここの店内でこども食堂が開かれる。午後5時半。店主の近藤博子さん(58)が、中学生の女子4人を迎え入れる。 「今日は、だんだんのこども食堂初めてのにぎりずし。来ないと損する日かもね(笑)」(近藤さん) 続いて今度は、小学生の男子2人組が100円玉を握りしめ、やってきた。「ただいま!おっ、板前さんが握るすしじゃん。オレ、初めてかも」。その元気な声を聞いて、6時間前から準備していたボランティアのすし職人の内田真帆さん(29)もうれしそう。 3児の母で歯科衛生士の近藤さんが’12年夏に開いた食堂は、日本で初めて「こども食堂」の名称を使った第1号。名付け親も近藤さんだ。 「シンプルにして目的を的確に言い当てたネーミングがまずあって、近藤さんのこども食堂をお手本に、日本中に広がっていきました」 そう語るのは、法政大学で、こども食堂安心・安全向上委員会代表の湯浅誠さん(49)。同委員会が4月に行った初の全国調査で、日本中にこども食堂が2,286カ所あると判明。2年前の調査では、わずか319カ所だった。 「1日の食事をほとんど給食に頼る子、学びたくても塾に行けない子。子どもの7人に1人が貧困といわれる今、貧困対策として始まったこども食堂ですが、もはや社会のインフラになりつつあります」(湯浅さん) 全国で利用する子どもは推定100万人超。だんだんのこども食堂にも毎回40人もが訪れる。なかには、驚くほどお代わりをしたり、ここで初めてお肉を食べたという子も。近藤さんこだわりの独特のスタイルは、子どもだけでなく大人も大歓迎なこと。 「子育てに追われる赤ちゃん連れの若い母親や、いつも一人で食事をしている高齢者、あとシングルマザーは予想していた以上に多いです。誰もが張りつめたなかで生きている社会ですから、子どもにも、大人にも、家庭以外に安心して訪れることのできる居場所が必要と思うんです」(近藤さん・以下同) この日も、保育園に通う男児を連れたママは、「毎週木曜日、ここに来てます。週に1度手抜きできると思うと、また1週間、パートを頑張れるんです(笑)」と話した。最初は母子で黙々と食事をしていたのが、近藤さんや周囲との会話を通じて笑顔も出るようになったそう。 午後6時を過ぎると、2つのテーブルも、奥にある小上がりも、20人ほどの子どもたちで満席に。その光景を見ながら、近藤さんは言う。 「私は、最初から貧困対策としてこども食事を始めたわけじゃありません。特に今は、貧しさは見た目だけで判断しにくいんです。貧困はお金だけじゃないです。愛情が足りていない人は子どもにも大人にも多い。だからこそ、どんな子もいつでもここに来られることが大事」 その言葉どおり、だんだんは365日ほぼ毎日開いている。だんだんの予定表を見た人は必ず驚嘆するほど、こども食堂はじめ日替わり企画は毎月60コマにも及ぶが、それらを実現、継続させるパワーこそが近藤さんの持ち味だ。 ’59年に島根の農家に生まれた近藤さん。高校卒業後、上京して、歯科医院に住み込みながら歯科衛生士の養成学校へ通った。25歳で歯科技工士だった夫(60)と結婚。大田区に暮らし、1男2女の母となる。 「45歳で20年間勤務した会社を辞め、歯科衛生士の仕事もパートに切り替えました。そのうち、友人の自然食品のお店の手伝いを始めたんです」 やがて出入りの業者から依頼され、週末だけの小規模な野菜の宅配事業を始めた。このとき、野菜の仕分け場として使ったのが、現在のだんだんの場所。もとは居酒屋だったのを居抜きで借りた。 「野菜のことは知っていても、商売は上手じゃなかった。夫に配達を手伝ってもらったり、余った野菜はうちで食べたりも多くて、家族には迷惑をかけたと思います」 10年前の夏、店先で配達お準備をしているといに中年女性がやってきて、土のついた新鮮な野菜を買いたいと懇願された。それを機に、無農薬野菜や自然食品を扱う「気まぐれ八百屋だんだん」をオープン。ちなみに“だんだん”は、近藤さんの出身地の出雲地方の方言で「ありがとう」。 さらに2年後、たまたま野菜を買いに来たのは、近所の小学校の副校長だった。もと家庭科の先生だったという女性の副校長は、「日本は飽和なんていわれていますが、家庭の事情で、給食以外のご飯がバナナ1本という子もいるんです」と話したという。 そして、「その男子生徒の母親は、女手一つで育てているうえに精神的な病気も抱えていて、子どもも学校を休みがち。登校できた日も、昼は給食があるけど、朝と夜はバナナだけ。ときどき、おにぎりを作って保健室で食べさせています」と続けた。 「かわいそう、とは思い浮かばなかった。ただ切なくて。子が子を殺した、母が子を殺したというニュースがあるたびに近所の人は『知らなかった』という。なんて切ないんだこの日本は、と思うと涙が出てきました」 しかし、悲しみに暮れてばかりはいなかったのが近藤さんらしさだ。場所はある、使い物にならないけど厨房もある。温かいご飯と味噌汁とお漬け物だけでも子どもたちが食べることができれば、「明日、学校に行こう」という気になれる――。気がつくと、近藤さんは前掛けを締め直し、「よしっ。まずは厨房、修理するか!」とつぶやいていた。 ’12年8月、「こども食堂」をオープン。 「ネーミングも、深くは考えてません(笑)。ただ、特に食に関して、子どもが1人で入ることのできる場所ってすごく少ないんです。ファミレスだって、周囲はだんらんする家族ばかりですからね。だから、『1人で食べに来てもいいんだよ』『あなたを歓迎してる場所なんだよ』の思いを込めました」 スタートメンバーは4人。近所のパン店やカフェで働く女性たちだった。 「初日はカレー。子ども300円、大人500円で、『野菜をふんだんに使った料理を作るから』と、店の前を通る登下校中の子どもたちや母親に声をかけ続けました」 最初は隔週だったが、やがて毎週木曜午後5時半から8時までの開店となった。ヒジキご飯、おからハンバーグ、餃子スープ……ここに手作りケーキなどデザートも付く。子どもたちは食べ終わると、料金を近藤さんに渡すか、ピンクのブタの貯金箱へ。近藤さんは子どもたちの帰りには、必ずお菓子や食材のおみやげを手渡す。あえて子どもたちに家庭の事情などは聞かない。 「でも、漏れ聞こえてくる会話から、朝食をきちんと食べていなかったり、いつもスーパーのお総菜しか食卓に並ばないということがわかったりします。それから、『ここに来たいけど、家にお金がなくて困ってる』という子もいて」 値下げに踏み切ったのは’15年春だった。子ども300円から100円にした。 「その年の1月に『こども食堂サミット』という催しを都内で開催したことがきっかけで、テレビや新聞などで紹介される機会が増えました。すると、全国から食材などが届くようになったんです」 新潟はじめ米どころから30キロ単位で届く米、九州や四国などから送られる野菜、なかには佐賀のおばあちゃんの手作り味噌なども。 「木曜ごとに人数分のバナナを届けてくれる果物問屋の方も。じゃあ、この寄贈の分を子どもに還元しようと決めて100円にしたんです」 食材と同じく、集まってきてくれたのが人材だ。だんだんの10年間で3,000人以上が、こども食堂だけでも年間400人が関わっている。おすしの日も、男女6人のボランティアが厨房で忙しく仕込みをしたり、子どもたちの応対に追われていた。 近藤さんは、「理想を言えば、こども食堂がなくなることが、私の究極の望みでもあるんです」と語る。 このおすしの日、3時間弱の間に、いつもの来客数を大幅に上回る50人以上の子どもたちが訪れた。
2018年05月19日1人でも、子連れでも! 気軽に訪れたい地域の食堂昭和レトロな雰囲気の「ししまる食堂」。まるで昔に建てられた小学校の教室のドアのような、白い木製の引き戸を開けて店内に入ります。入口のそばには重厚感のある木のカウンター席があり、おひとりさまのお客さんも多いそう。お店の奥には、まったりとできるお座敷席も。ソファの上にはぬいぐるみが置いてあり、お子さん連れのお客さんへの配慮が感じられます。女性が一人でも入りやすいお店で美味しいお食事を店主がこちらのお店を作るにあたり、意識したのは「女性が一人でも入れる温かみのあるお店であること」です。若い人たちがお弁当を買っている姿に寂しさを覚え、一念発起しました。その甲斐あって、2010年の10月にオープンして以来、お昼時には近隣の企業に勤めるサラリーマンや、主婦、夜には地元の方が老若男女問わず、多く訪れます。土曜にはお座敷席で子連れのお客さんの姿も見られる、地域に密着したお店です。お店の看板メニュー「肉汁うどん」は打ち立て麺が絶品「肉汁うどん」は、お店イチオシの人気メニュー。店主のお父さんが、茨城県桜川市でうどん屋を営んでおり、そこで作られたこだわりの麺を直送してもらうこだわりようです。打ち立てのシコシコ麺を、お肉がたっぷり入ったおつゆにつけていただきましょう。温泉卵やネギも入れて、自分好みの食べ方ができます。お出汁の旨みと、柔らかなお肉の味が麺と合わさり、麺のコシもあり、噛めば噛むほど美味しい1杯です。1皿で栄養満点! 「アボカドのサラダ」も人気「アボカドのサラダ」は、アボカドとマッシュしたポテトでつくられた、ボリューム満点の人気メニュー。味の決め手は、お店でこだわって手作りされたドレッシングです。バジルの香りが豊かなドレッシングをまとったサラダは、こちらのお店でしか味わえません。一口食べると、ほっこりするサラダは必食。なお、お店で使われているドレッシングは、全て店主が手作りしているというから驚きです。手作りや、食の安全にこだわった温かい雰囲気のお店こちらのお店では食事の内容の安全にこだわっており、子育て世代のお客さんに特に支持されています。ドリンクの人気メニュー、「シャンディガフ」を作る際に使われるジンジャーシロップは、もちろん自家製。「ローストポーク」もお店特製のつけ汁に1日じっくり漬け込んで仕上げています。「働く若い方たちに美味しいご飯をしっかり食べ、お酒を楽しんでもらいたい。」そう語る店主が、温かくお客さんを迎えてくれるお店です。「ししまる食堂」は東京メトロ半蔵門線、都営浅草線「押上駅」のB3出口から徒歩2分程の場所です。「桜橋通り」沿いにお店があります。ししまる食堂のほっこりする店内で、店主こだわりの優しいお食事を味わってみてください。スポット情報スポット名:ししまる食堂住所:東京都墨田区押上1-16-7 シマダハイツ1F右電話番号:03-5637-7734
2018年05月16日全国各地に着々と増えつつある「子ども食堂」。その総数はなんと現在2,200以上という調査結果があります( 「こども食堂安心・安全向上委員会」 の調査による)。この数年で爆発的に増えているといっても過言ではない普及ぶり。しかし、まだ一度も行ったこともない、その場を見たこともないというママも多いはず。そもそも「子ども食堂」とはどんなところなのでしょうか?■今や6人に1人…貧困対策として始まった「子ども食堂」子どもの相対的貧困率が16%を超えている( 内閣府「子どもの貧困」 )、つまり子どもの6人に1人が“見えない貧困”に陥っているという今、満足に食事をとれない子のために、無料または1食100~300円ほどで夕食を提供しているボランティアワーク。料理を作る人や食材を提供する協力者がいて、社会貢献のために活動している。それが「子ども食堂」の基本的なスタイルです。具体的な運営形態について、農林水産省が3月にまとめた運営者へのアンケート( 農林水産省「子供食堂と地域が連携して進める食育活動事例集~地域との連携で食育の環が広がっています~」 )を参考にしました。まず、開催会場は公民館、児童館などの公共施設が最も多く39%、ほかにはお寺や教会、飲食店などが多いようです。そして、開催頻度は「月1回」が最も多く48.5%。続いて「2週間に1回」が24.5%を占めています。「週1~2回」は10.3%、「ほぼ毎日」はわずか3.3%に過ぎません。“食堂”というと、毎日オープンしているというイメージを抱きがちですが、実際は月1~2回ほどの開催がほとんどという現状です。食堂というよりはイベントのような感覚で参加する子も多いのかもしれません。「子ども食堂」を運営する人たちの根底には、生活困窮家庭の子どもを支えるセーフティーネットになりたいという思いがありますが、ほかにもいろいろな目的があるようです。農林水産省のアンケートによると、「子ども食堂」の活動目的として最も強く意識されているのは「多様な子どもたちの地域での居場所づくり」(78.8%)。たとえば低所得世帯ではなくても、親が仕事などで不在がちで夕食をひとりで食べなければいけない「孤食」の子や、親の虐待やネグレクトがあって家庭ではごはんを食べられない子など、さまざまな事情が考えられます。また、「子どもたちにマナーや食文化、食事や栄養の大切さを伝えること」という「食育」や、「高齢者や障害者を含む多様の地域な人との共食の場の提供」という「共食」についても、約3分の1の運営者が「とても意識している」と回答しています。 ■半数が母子で利用「ママもごはんをゆっくり食べられる」が魅力そして、1回の参加者数を見てみると、平均値は子ども23.7人、大人14.9人。つまり、「子ども食堂」を訪れる子どもの半数以上が、親といっしょに来ていることがうかがえます。「うちは生活困窮家庭じゃないから」と遠慮することはなく、ママも気軽に利用していいのです。ママがワンオペ育児の重労働や子どもの反抗期に疲れた時や、ごはんを作りたくない、誰か家族ではない人と話したいと思ったら、子どもを連れて行ってみるのもいいでしょう。そこで“ママ友”ができることもありうるのです。農林水産省のアンケート結果では、実際にそうした保護者の実例も紹介しています。仙台市の子ども食堂のコメント「初対面の参加者同士でもスムーズに、楽しそうに話されています。70代のボランティアメンバーにたびたび相談に訪れる母親もいます。小さい子どもを抱っこしながらの食事は“両手を使って食べる”ということがなかなかできません。子ども食堂では、ボランティアが子どもと遊んだり見守ったりするので、親も安心してゆっくりと食事ができ、リフレッシュされているようです」千葉県の子ども食堂のコメント「引っ越してきて、周囲に知り合いがいない母親は、ボランティアが子どもの世話をしている間にゆっくりごはんを食べられ、悩みごとを気軽に相談できる」新潟県の子ども食堂のコメント「子どもが家族以外の大人とコミュニケーションをとる機会になる。親がゆっくり食事をとれるなど、親にとって息抜きの場にもなっています。食べ終わった後には子どもたちはトランプで遊び、親同士はおしゃべりして情報交換する様子も見られます」こうした実際の声を聞くと、行ってみようかな? という気になりますよね。自宅の近くにあるか分からない場合は、地域名と「子ども食堂」というワードを組み合わせてネット検索してみるといいかもしれません。また、 「こども食堂ネットワーク」 のWEBサイトには、全国の子ども食堂の一部が掲載されています。大人が利用する場合の多くは有償ですが、子どもが無料で食べさせてもらうのは気が引けるという人は、食材を持参して寄付するのはいかがでしょうか? ほとんどの食堂が寄付を歓迎しています(事前に確認するほうがベター)。共助の精神を忘れず気軽に参加して、困った時はちょっと甘えてみる。そんな母子にとって居心地の良い場所が、ますます増えてくれるといいですね。 ・「こども食堂安心・安全向上委員会」 ・内閣府「子どもの貧困」 ・農林水産省「子供食堂と地域が連携して進める食育活動事例集~地域との連携で食育の環が広がっています~」 ・「こども食堂ネットワーク」
2018年05月11日家族で、カップルで利用したい地元の人気店!花笠のイラストと黄色い看板が目印の「花笠食堂」は、中に入ると広々とした明るい空間が広がります。座席は全部で70席あり、カンター席やテーブル席だけでなく、畳の小上がり席も完備。店内は禁煙で、小さなお子様連れでも入りやすいのも魅力。テーブルの上に大きなお茶のポットが置いてあり、暑い沖縄では嬉しい心配りです。ボリューム満点のご当地メニューで、沖縄を満喫しよう!「沖縄の食文化を広く紹介したい」という思いで作られた「花笠食堂」のメニューには、沖縄の家庭料理がずらり!料理はどれもボリューム満点で沖縄の味を満喫できるため、観光客から地元の方まで多くの方が来店します。開店から夜の閉店時間まで休憩なしで終日営業しているので、少し遅めのランチにもぴったり。思い立ったタイミングで利用できます。看板メニュー「花笠定食」と「ポーク定食」テビチ(豚足)が目をひく「花笠定食(850円)」は、小鉢、汁物のほか、テビチや昆布、揚げ豆腐と大根などのお野菜の煮物がボリューミーな一品。テビチは長時間丁寧に煮込まれており、トロトロの食感がたまりません。また「ポーク定食(850円)」は少し遅めの朝食におすすめ。さくさくのポークフライと卵焼き、角煮の乗った沖縄そば、お刺身がトレーに乗ってやってきます。ポークフライは材料にこだわって作られた、店主自慢の一品です。好きなご飯と汁ものをカスタマイズ! 定食がおすすめお店で定食を頼むと、汁ものやご飯を複数の中から選べます。中でも、汁物のラインナップに「沖縄そば」が含まれているのが嬉しいポイント。他にも沖縄の郷土料理で、甘い白味噌仕立ての「イナムルチ」や、もつを使った汁物の「中味汁」「ソーメン汁」など、沖縄ならではのメニューが選べます。ご飯は白米、赤飯、玄米の3種類から選択でき、自分好みのオリジナル定食が作れます。観光客だけでなく、地元の人にも愛されている食堂「小さなお子様から、ご年配の方まで、多くのお客様に料理を食べていただきたい」という店主の思いもあり、お料理はどれも優しい味付けに。そんな名物の沖縄料理の数々は、観光客だけでなく、地元沖縄の人にも多く愛されています。ボリューム満点のお料理を食べれば、観光で疲れた体にもパワーがみなぎることでしょう。花笠食堂は沖縄都市モノレール、ゆいレール「牧志駅」から、徒歩10分ほどの距離にあります。1番出口を出たら、国際通りをむつみ橋交差点の方向に進みましょう。親泊ビルを左折し、しばらくすると「ちゅら美人」があります。この裏手が「花笠食堂」です。地元からも愛される「花笠食堂」で、ボリューム満点の沖縄料理を堪能してみませんか。スポット情報スポット名:花笠食堂住所:沖縄県那覇市牧志3-2-48電話番号:098-866-6085
2018年05月07日毎日通いたい!メニュー豊富な定食屋「梅山鉄平食堂」天神から地下鉄で一駅の場所にある「梅山鉄平食堂」は、魚をメインにした定食が昼も夜も食べられるお店です。大通りから一本入った路地裏を進むと見えてくる、魚の提灯がお店の目印!無垢の素材を使ったシンプルながら、おしゃれな店内からは、焼き魚の香ばしい香りが漂ってきます。定食を愛するオーナーの梅山さんが、1年を通して様々な種類の魚を楽しむことができる福岡の特徴を生かし、2009年にオープンしました。毎日通って全メニューを制覇したくなるほど、種類豊富でおいしい定食は、市内はもちろん県外から訪れるファンも多数!福岡に観光に来た方に、こっそり教えたい地元民イチオシの名店です。九州近海の魚を使ったメニューはなんと約50種類!活気溢れる店内に入り、メニューを見るとまずはその種類の豊富さに驚きます。その数約50種類!驚いたあとに、どれにするか悩んでしまうのも、「梅山鉄平食堂」に訪れた醍醐味のひとつ。その日仕入れた旬の魚が楽しめる「本日の魚定食」も、塩焼きと煮付けの2種類あり、どちらにするか悩ましい上に、福岡の名物「胡麻サバ定食」や焼き魚の定番「銀ダラみりん定食」に「サーモン塩こうじ定食」などなど、思わず頭を抱えずにはいられません!魚系のメニューの他にも、九州産の鶏肉を使った「鶏もも唐揚げ定食」や「チキン南蛮定食」、「なす味噌定食」まで完全網羅!さあ、自分の気持ちに正直に、じっくりと心ゆくまで悩んでください!他ではなかなか味わえない、高級魚を使ったメニューも!定番メニューの他にも、ここでしか味わえない高級魚を使った定食も楽しめるのが「梅山鉄平食堂」の魅力です。中でも逸品は「赤ムツ煮付け定食」。赤ムツは、別称「ノドグロ」と呼ばれている希少価値の高い高級魚。その赤ムツを「梅山鉄平食堂」では、贅沢に煮付けにして提供しています。醤油とみりんで作ったこっくりとした煮汁とともに、数十分煮付け作られる完成した赤ムツは、割烹料亭さながらの一皿です。しっかりと味の染みた柔らかな身×白米で最高の瞬間が味わえます。ランチにもディナーにもおすすめの人気定食店で、福岡の旬を堪能してみてください!取材・文/ ワタナベユウミスポット情報スポット名:梅山鉄平食堂住所:福岡県福岡市中央区渡辺通3-6-1電話番号:092-715-2344
2018年05月07日路地裏で一際目を引く、青いフレンチ食堂大阪・谷町六丁目にある「Bistro Galop(ビストロ ギャロ)」では、おいしいフレンチをリーズナブルに楽しむことができます。銅座公園すぐ近くで、一際目を引く青いお店。外からも見える、ズラリと並んだワインの瓶がお店の目印です。フランスの食堂をイメージしたという店内は、全部で席数11席という作り。階段下にはワインクーラーも置かれ、絶品フレンチを肴に、ワインも進みます。創業10周年を迎えた、地元で愛されるお店お店がオープンしたのは、2007年11月のこと。たまたまこのエリアを訪れたオーナーシェフが街の雰囲気に惹かれ、この地においしく安くお腹いっぱいになれるフレンチ食堂を開業しました。オーナーシェフを務めるのは、橋本元氏。大阪に生まれ、数々のお店で修業を積みました。店名の「Galop」とは、馬が駆ける様を指すフランス語。馬好きのオーナーシェフならではの店名です。ほろほろと口のなかでほどける絶品お肉料理!ワインが進む絶品フレンチメニューが豊富に揃うお店ですが、「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」はフレンチの王道メニューであり、お店の人気メニューのひとつです。牛ほほ肉は塊のまま軽くソテーし、特製の赤ワインソースでじっくり煮込みます。赤ワインの風味を充分に吸い込んだ牛ほほ肉は、口に含むとほろほろと解けてしまう柔らかさ。付け合わせの野菜たちも、ソースに絡めていただきましょう。鴨肉の旨味を閉じ込めた、ジューシーなメイン料理「鴨もも肉のコンフィ」も、ワインと相性抜群の逸品です。やわらかい食感が特徴の鴨のもも肉を、フランス南西部発祥の伝統的な調理法・コンフィでいただきます。低温の油でじっくり加熱することで、表面はカリっと、中は柔らかい食感を実現。ジューシーな鴨肉の旨味を逃がさず閉じ込めます。表面にほどよくついた焦げ目が、食欲をそそるメニューです。おいしいだけじゃない!安心して食べられる厳選食材肩ひじ張らず、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力のお店。お店で使われている食材は、どれもシェフが厳選したこだわりの逸品です。キッシュや、デザートに使われる卵は、薬剤を一切使わずに飼育された徳島県産のものを使用。有機栽培された野菜は、奈良県の明日香村にある契約農家から仕入れています。おいしいのはもちろんのこと、安心して楽しめる食材選びも人気の秘訣です。OsakaMetro谷町線・堀鶴見緑地線「谷町六丁目駅」が最寄り。4番出口から南方向に進みます。空堀商店街に入り、2本目の筋を左に曲がったところにあるお店です。フランスの食堂を思わせる店内で、楽しくおいしいひと時を過ごして下さい。スポット情報スポット名:Bistro Galop住所:大阪府大阪市中央区瓦屋町1-1-1電話番号:06-6762-1016
2018年04月12日「はっちゃん」こと田中はつゑさん(82)は、桐生市で20年前からランチ限定の食堂を営んできた。その名も「はっちゃんショップ」。手作りの家庭料理が1人500円で、時間無制限の食べ放題。日替わりで20品ほどが大皿に山と盛られて台に並ぶ。その料理が売り切れると、営業終了。 開店は11時30分だが、その時刻には連日、ひなびた店の前に長蛇の列ができる。20年前の開店当初、はっちゃんが定めたのは、「県外客は無料」という仰天ルールだった。 「だって、何十軒、何百軒って数の食堂を通り越して、うちまで来てくれるんだよ。そのぐらいサービスしなくちゃ」(はっちゃん・以下同) 当初こそ地元客がほとんどだったが、異次元のコストパフォーマンスと、はっちゃんの飾らない人柄が口コミで広まり、やがては客の多くが県外から来るように。 「だから、申し訳ねえけど県外のお客さん無料ってのは、もうやめた。だって売り上げが1銭にもならなくなっちまうがね」 申し訳なさそうに言うが、はっちゃんのサービス精神は尽きない。いまも小学生以下の子どもは、どれだけ食べても無料。また、おかずが残り少なくなってから来た客には、「300円だけ、もらっとこうか」ということもあれば、「金はいらね。残りもんだけど腹いっぱいになるまで食べてけ」と言うことも。遠方からの客には、いまだに「これでジュースでも飲んで帰って」と、逆に小遣い銭を渡すことさえあるというから驚きだ。 当然、店の経営は赤字続き。はっちゃんはその赤字を、夫が残してくれた遺族年金で補填しながら営業を続けている。そんな赤字覚悟、いや赤字前提の超ユニーク食堂を、メディアも放っておかない。ここ数年は海外メディアを含め、多くの取材が殺到している。 はっちゃんは1935年、桐生市生まれ。織物の盛んな町らしく、父・留吉さんは機織り機の修理を、母・サダさんは機屋で仕事をしていた。長女のはっちゃん誕生以降、一家は苦境続き。’38年、渡良瀬川が氾濫し家をなくした。’41年、太平洋戦争が始まると大黒柱の留吉さんは軍隊に。 「たしかに貧乏だったけど、大事にしてもらってたよ。お母さんは勤め先から端切れをもらってきては、オレのお正月の服を夜なべして縫ってくれた。『襟が上手にできねえ』と言いながら、一生懸命にね」 父の復員もつかの間、母が病いに倒れてしまう。終戦翌年の2月、サダさんは32歳という若さで息を引き取った。その死から1年もたたない同年11月。父は、はっちゃんの前に1人の女性を連れてきて「この人が新しい母ちゃんだ」と言った。女性は父の昔からの浮気相手だった。 継母に懐くことなど到底できない。継母も彼女が疎ましかったのだろう、はっちゃんをすぐ奉公に出した。そして、折々で奉公先を訪ねて来ては、はっちゃんのわずかばかりの給金を前借りしていった。 「あちこちに奉公に出されて、畑仕事や山仕事、それに子守が多かった。どこの家も、学校なんて行かせちゃくんなかった。一度だけ、奉公先に学校の先生が訪ねてきて『義務教育なんだから』と掛け合ってくれて。そこの女将さんも、学校に行くこと許してくれたけど」 赤ん坊を背負って登校したものの、子守をしながら授業を続けることは不可能だった。はっちゃんは通学を諦めた。だから、いまでも読み書きできるのはひらがなだけだ。 「学校に通える同級生が羨ましかった。とくに遠足や修学旅行が……オレもいつか、修学旅行に行ってみてえなって、そのころからずっと思ってた」 17歳で住み込みの機織りの職に就いた。このときも父が、はっちゃんの3年分の給金1万円を前借りしていった。自由に使えるのは月々の小遣い200円だけ。当時、はっちゃんは月に2日だけある休日に、映画を見るのが、唯一の楽しみだった。その映画館で、夫となる昇三さんと出会う。 ’57年、21歳のはっちゃんは田村昇三さん(当時24歳)と所帯を持った。’59年に生まれた長女を筆頭に、3人の子宝にも恵まれた。 しかし、結婚後も、父と継母はたびたび金の無心に来た。そのつど、はっちゃんはやりくりして工面したという。そして、自分の新しい家族を守るため、子どもたちを育てるため、常に2つ3つとパートを掛け持ちして働いた。それでも家計は苦しく、着飾ることなど考えたこともなかった。 「いっつも同じ服だから、職場の仲間からは『はっちゃんはどこにいてもすぐわかる』と馬鹿にされた。悔しかったけど、いまに見てろと頑張ったよ。それに、オレには夢があったんさね。1人で行く修学旅行……子どもたちが独立して手を離れたら、夢を実現させようと思ってた」 40代になったはっちゃんは、相変わらずいくつも仕事を掛け持ちしていた。そのなかのひとつに、日曜だけの結婚式場の仲居の仕事があった。 「平日の仕事で稼ぐ金は、家族が食べていくのに使わないといけなかったけど、日曜の稼ぎは『自分のために使う』って決めた。郵便局に積み立てて、15年で300万円ためた」 はっちゃんは、その資金を元手に、原付バイクで日本一周の旅に出たいと考えたのだ。長男を産んだ直後、原付免許を取得しており、バイクは日常の足だった。 「夫は大反対さ。『絶対ダメだ!』と。『漢字をまともに読めねえおめえが、日本一周なんてできるわけねえ』って」 でも、はっちゃんは頑として譲らなかった。「どうしてもダメと言うなら、離婚してくれ」という妻の言葉に、夫は言葉をのんだ。 「しばらくたってからだな、『おめえ、まだ諦めてねえんか?』って聞いてきた。そんで『どうしても行くんだら、早う行って帰ってこい』って言ってくれた。定年してもらった自分の退職金から100万円、餞別までくれて」 成人した子どもたちも餞別を用意してくれて、計500万円を手に冒険に出た。’93年3月、はっちゃん57歳のときだ。「47都道府県、全部回ってスタンプをもらってくる」と言う目標を立てていたという。 「日本一周なら、たとえ道がわかんなくても、海岸線をぐるっと回ればいいんだろ、なんて思ってたんだ。でも、全部の県を回るとなると、ところどころ内陸に行かなきゃなんなくなって。それがまた大変だった(苦笑)」 行った先々で、たくさんの人の情けに触れたのも大切な思い出だ。出発から104日目。はっちゃんは全都道府県を制覇して、故郷・桐生に戻ってきた。 日本一周から5年。62歳になったはっちゃんは、長年パート勤めをしていた会社を退社。 「もう年も年だし、どこも雇ってくれねえかな、なんて思ってたんだけどさ」 決して簡単に諦めないのがはっちゃんだ。なにより働くことが大好きな人なのだ。 「魚屋さんで働いてたころ、いくらか商品のお総菜を煮たり焼いたりした経験があったから。ああいうもんだったら、いまのオレでもまだやれるかも、なんて思ったんさね」 こうして、自宅の物置を改築してオープンしたのが「はっちゃんショップ」だった。62歳にして起業したのだ。 システムはいまと同じ500円の食べ放題。「ワンコインがわかりやすくていいがね」と言うはっちゃん。だが、そのワンコインすら請求せず、先述したとおりの大盤振舞いも日常茶飯事。おかげで客が増えれば増えるほど店の赤字が膨らんでいく。2カ月で18万円ほどの昇三さんの遺族年金、そのほとんど、およそ15万円は赤字の補填に消えてしまう。 「こんなもうからねえことやって『バカのやることはわかんねえ』ぐらいに思われてるかもな。でも幼いころ奉公先で意地悪されたことも、57歳で出かけた原付日本一周の旅で、優しくされたことも、オレは覚えてる。だから人を泣かせるもんじゃねえって思うし、人にはうんとよくしてやるつもりだよ」
2018年03月17日こころの健康に続くカフェ株式会社タニタは8日、「タニタ食堂」に続く新業態となるコンセプトカフェ「タニタカフェ」を本格展開すると発表した。2018年5月下旬に、旗艦店となる都内1号店「タニタカフェ有楽町店」をオープンする。20代~30代の女性をメーンターゲットに「楽しくておいしいヘルシーメニュー」をコンセプトとしたオリジナルメニューは、ヘルシーとトレンドの両立を目指した。メニューとしては、生産者から直送された旬の有機野菜をふんだんに使ったサラダボウルや米麺(フォー)、一汁三菜のワンプレートランチやスイーツの提供が予定されている。どのメニューも、旬の有機野菜のおいしさを楽しみながら、1日に必要な野菜量を目指せるものとなっている。食感を楽しむスムージードリンクメニューの看板は、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸を通常のコーヒーの約2倍も含んだ「タニタコーヒープレミアムブレンド」。女性に人気のスムージーには「食感」を取り入れ、「噛むスムージー」こと「カムージー」として提供するなど、流行のカフェメニューをタニタ流にアレンジした。ヘルシーさにこだわるだけでなく、おいしく楽しんで食べる時間を「こころの健康」につなげていく。斬新なポイントサービスも「タニタカフェ」のポイントカードは、タニタの通信機能を持つ活動量計。歩数に応じて特典が受けられるサービスを展開するという。通うたびにこころと体が健康になっていく「タニタカフェ」。今後は「タニタ食堂」と共に同社の食事業の柱となり、2022年度までにフランチャイズ店とメニュー提供店舗を合わせ、全国に100店舗を展開していく予定だという。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年03月12日デートしている最中、彼氏に恥ずかしい思いをさせていませんか?男性はデート中、意外と冷静に状況判断をしています。女性のテンションが高い時や、良かれと思って取った行動を「人前ではやめてくれ」とドン引きしちゃっている事もあるんです。どんな行動が彼氏を恥ずかしい気持ちにさせているのでしょうか?今回は、人前ではやめて!!彼氏が密かに思っている彼女の恥ずかしい行動についてお届けします。公共の場でイチャイチャイチャイチャするのが嫌いな男性はいませんが、それが人の目がある場所となると話は別。特に、電車やバスなどの公共の乗り物の中や、混み合ったデパート、静かな図書館などでイチャイチャされると「ここは違うだろ」と急に恥ずかしい気持ちになってしまうみたい。中には、「ちょっとここではやめて」と注意しても、「私の事が嫌いなの?」と不機嫌になる彼女に「めんどくせー」と本気で呆れてしまう男性もいるので要注意。大きな声で「かわいい!」を連呼する女性の中には、何を見ても「わかいい!」と叫んでしまう人がいますよね。あれ、男性には意外にウケが悪いんです。キーキーと高い声で「かわいいかわいい」と連呼する姿が、林ペー・パー夫妻のパー子に見えると言う意見も。二人の時は我慢できても、人が多いところで甲高い声を出すのを嫌がる男性は多いみたい。やってるかも・・・と心当たりのある人は今すぐやめるべきです。食事の仕方が汚い女性も食事の仕方が汚い男性にNGを出す人は多いですよね。男性も、女性の食事の仕方を見ていないようでしっかりチェックしています。くちゃくちゃ音を出しながら食べる、箸の持ち方が間違っている、食事のマナーがちゃんとしていないという基本的なものはもちろんですが、食事を残す、茶碗の端っこにお米がついていても気にしないというのも嫌がる男性は多いものです。自分の食事している姿がわからないという方は、一度鏡を目の前に置きながら食べると良いですよ。客観的に食事している姿を見ることができるので、変な癖などに気付くことが出来ます。照れさせるのと、辱しめるのは意味が違います。相手に不快感を与える行動を知らず知らずにとって、気が付かないうちに嫌われているなんて事になったら悲しいですよね。彼氏が胸をはって「いい彼女」と言える素敵な女性になっていけるように努力していきましょう。written by 亀ぱんだ
2018年03月02日森永乳業は3月6日、タニタとコラボレーションしたデザート「タニタ食堂監修のデザート レモンチーズケーキ3種の柑橘ソース」(120円・税別)を全国の量販店、一般小売店などで発売する。販売は、2018年6月までの期間限定。「タニタ食堂監修のデザート」シリーズは、素材やおいしさにこだわり、カロリーを抑えつつも満足感が得られることを目指して開発したデザート。同商品は、レモンチーズケーキプリンに「丸搾りオレンジ果汁」「手摘み完熟レッドグレープフルーツ果汁」「地中海産丸搾りレモン果汁」をブレンドしたかんきつソースを組み合わせたデザート。3種のかんきつの甘み、酸味、苦味が詰まったフルーティーなソースとクリーミーでさわやかなプリンの組み合わせが楽しめるという。使用する素材を工夫することで、同社従来プリンと比べてカロリーを抑えた(内容量85g、100kcal)。また人工甘味料は使用せず、素材の味わいを活かした自然な甘さに仕上げている。
2018年02月22日白い壁にかわいらしい看板、つい足が向く本格派イタリアン「イタリア食堂 Q.T.8(クティオット)」は、カジュアルでありながら本格的なイタリアンがいただけるイタリアンレストランです。ビルが立ち並ぶ路地にあり、ひときわかわいらしい看板、イタリアの大きな旗が目印です。外壁の黒板には、本日のメニューが書かれています。おすすめメニューは日々変わるため、何度訪れても飽きが来ないお店です。カウンター越しに気軽におしゃべりできる店内は白とこげ茶を基調とした、落ち着いた雰囲気。どんな世代にも気軽に楽しんでもらえる空間作りを目指しているオーナーならではの、アットホームな造りです。メインの座席はカウンター8席。シェフを身近に感じることができるカウンターは、椅子を高めに設定。直接話をしながら、さまざまな要望に応えてくれる気さくなシェフです。いろいろな味をちょっとずつ「前菜盛り合わせ(5種)」「前菜盛り合わせ(5種)」は頼んでおきたいメニューのひとつです。いろいろな味を少しずつ楽しめる前菜は、量が多めなので、グループで取り分けるとちょうどいい量に。5種と言いながらそれ以上盛り合わせてあるのがシェフの人柄を表しています。トマトクリームがよく絡む「手長エビのリングイネ」次におすすめするのは「手長エビのリングイネ」。手長エビを丸ごと2尾使用した贅沢な逸品です。平打ち麺にトマトクリームがよく絡みます。ソースは残さず食べてしまいたいほど濃厚。コースで頼むとついてくるフォカッチャにつけながら食べるといいでしょう。イタリアミラノの地下鉄の駅名「Q.T.8(クティオット)」「Q.T.8」は、市営地下鉄千日前線・谷町線「谷町九丁目駅」4番出口より徒歩2分。満席になる日も多いので、予約をしておくのがおすすめです。気さくなオーナーシェフと気軽におしゃべりしながら、本格イタリアンを楽しみましょう。スポット情報スポット名:イタリア食堂Q.T.8住所:大阪府大阪市中央区上汐2-5-14 ワカミズビル1F電話番号:06-4304-8715
2017年12月14日お店を見つけるポイントは赤い文字と赤い屋根!神戸・三宮にある「ぎょうざ専門店 赤萬(あかまん)三宮店」は、赤い文字でかかれた大きな看板と、赤い屋根が目印です。店内は、カウンター6席とテーブルが8席の、こじんまりとした落ち着きのある雰囲気。オープンの時間がお昼過ぎからと遅いので、ランチではなく夕食におすすめ。人気の餃子は手作りのため、売り切れてしまうこともあります。創業54年! 大衆に愛される味を守り続けたこだわりこちらのお店は、創業54年と歴史が長く地元や観光客も多く訪れる人気の老舗店です。お店で使用している特製の味噌ダレは、味噌ダレ発祥のお店の自家製ラー油と白味噌、ニンニク醤油、酢をブレンドしたこだわりのタレを使用しています。店主手作りの餃子との相性も良く、餃子を食べる手が止まらなくなる魅惑的な組み合わせです。パリパリの皮がたまらない! 絶品餃子に舌鼓中のあんと皮のバランスが絶妙な餃子は、特徴的なひだをしています。店主が丁寧に作り上げた餃子は、女性でも一口で食べられる位のちょうどいい大きさ。専用の鉄板で焼いた餃子は、皮の焼き目がパリッと仕上がり、口に入れると肉汁が溢れ出すたまらない逸品。1人あたり2人前からの注文になりますが、2人前でもペロリと食べられる軽さも魅力です。お持ち帰りでお店の味が自宅でも楽しめるたくさんの人に愛さる餃子を自宅でも食べられるように、生餃子をお持ち帰りできるシステムもあります。お店が混雑しているときは、生餃子をテイクアウトして夕飯のおかずにするのもおすすめです。冷凍すれば自宅で好きなときに食べられ、忙しい日の夕食のメイン料理としてもおいしい餃子を味わうことができます。売り切れ御免の手作り餃子をお店で味わおう「ぎょうざ専門店 赤萬 三宮店」の餃子は、自宅でもおいしく食べられますが、やはりできたてをお店で食べるのが、お店の醍醐味です。焼きあがる餃子や油の匂い、焼きあがる音などを聞きながら餃子を食べると、目にも鼻にも刺激的でよりおいしく餃子を堪能できます。一人暮らしの方や主婦のほか、老若男女問わず幅広い世代に愛されている神戸で人気の餃子店です。「ぎょうざ専門店 赤萬(あかまん)三宮店」は、阪神本線「三宮駅」東口徒歩3分。人気の餃子を味わうため、足を運んでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:ぎょうざ専門店 赤萬 三宮店住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2-2-1電話番号:078-331-0831
2017年10月27日温もり感じるアットホームな空間が魅力絶品の野菜料理が楽しめる「ムサシノ野菜食堂miluna-na(ミルナーナ)」は、東京・武蔵境にあるカフェ。おしゃれな食堂のような雰囲気で、ウッディな外観と内観、オレンジの入り口が目印です。地元の旬野菜をふんだんに使った料理の数々がお店の自慢。温もり感じる空間に心癒され、おいしい野菜料理が身体をリフレッシュさせてくれる、素敵なお店です。フレッシュな旬の地元野菜がたっぷり楽しめる!「ムサシノ野菜食堂miluna-na」は、2014年にオープン。地元生産者たちとの出会いから、お店の歴史は始まりました。新鮮な旬の地元野菜と国産の材料にこだわり、安心で安全な料理がいただけます。友人同士の集まりや女子会、ダイエット中の方にもおすすめ。心温まる手作りのランチやディナーをじっくり味わってみてください。野菜をふんだんにいただく「ワンプレートメニュー」新鮮な野菜をたっぷり使った「ワンプレートメニュー」は、食べごたえ抜群の人気メニュー。焼いたりマリネにしたりと、複数の野菜をさまざまな調理法で仕上げています。ヘルシーな雑穀ごはんと一緒にいただけば、おなかいっぱいになれる満足メニューです。一度食べたらクセになる味わいの自家製ネギソースと玉ねぎドレッシングをたっぷりかけていただきます。ほかにも魅力あふれるヘルシー料理が満載!ヘルシーなのに食べごたえのある野菜メニューはほかにも数多くあります。優しい味わいに癒される「季節の野菜のスープ」や、定番の「本日野菜のペペロンチーノ」など、人気のメニューが盛りだくさん。ビールやワインなどのお酒も置いてあり、お酒も一緒に楽しめます。深い味わいが魅力の自家製ジンジャーエールもおすすめ。お腹いっぱい食べても罪悪感ゼロどの料理も身体に優しく、お腹いっぱい食べても罪悪感は無し。野菜の旨味をしっかり引き出せるよう、調理法にもこだわっています。ヘルシーなのに食べごたえのある料理が揃っています。心も体もリフレッシュできる絶品料理を堪能してみてください。夜はお酒と一緒に楽しむのもおすすめです。「ムサシノ野菜食堂miluna-na(ミルナーナ)」は、JR中央線「武蔵境駅」南口徒歩6分。オレンジのドアが目印のお店です。ぜひ一度足を運んで、ヘルシーごはんを堪能してみてください。スポット情報スポット名:ムサシノ野菜食堂 miluna-na住所:東京都武蔵野市境南町2-17-5 センチュリー境南2電話番号:0422-30-9195
2017年10月27日カジュアルイタリアンで、楽しく温かい時間を過ごす「イタリアン食堂ヴァベーネ(Va bene)」は、吉祥寺で気軽にイタリアンが楽しめるお店です。肉料理を中心としたワインにピッタリのメニューが揃い、肉バルや居酒屋、パスタのお店としても利用されています。店内は、木の温もりを感じるカジュアルで入りやすい雰囲気。カウンター席やテーブル席、集まりに最適なロフト席など座席も充実しています。大きな炭火焼き台に生樽クラフトビールが5タップと、本場の空気感も味わってください。元気が湧き出るモリモリサラダはシェアして召し上がれ「生ハムとパルミジャーノ ガッツリ盛りサラダ」は、フレッシュなサラダを濃厚な生ハムと香り豊かなパルミジャーノで飾り付けた一品。ローストした玉ねぎの甘みと、香ばしい香りのドレッシングが一体感を生む、野菜が主役の料理です。野菜は信頼する契約農家から直接仕入れたものだけ使っているので、新鮮そのもの。ボリュームたっぷりなので、シェアして食べるメニューとしてもおすすめ。自家製パスタに牛の旨みがよく絡む食べ応え満点の一皿シナモンとグローブの香りが食欲をそそる「あか牛のラグーソースのタリアテッレ」。あか牛の旨みとパルミジャーノのコクが平打ちパスタに絡み、口の中で広がる一品です。乾麺には出せない、自家製の手打ちパスタのしっとりモチモチの食感がおいしさのポイント。ボロネーゼソースとの相性も良く、食べ応えのある麺に奥深い味わいのソースがよく絡みます。おいしくてヘルシー! 脂肪分控えめのあっさりステーキ希少部位のイチボを使った、「熊本産あか牛イチボの炭火焼き」も人気のメニューです。余分な脂肪が入っていない、さっぱりした美味しさが特徴の熊本産あか牛。噛む必要がないほど柔らかく、甘みとコクが味わえます。赤身ながら血生臭さはまったく感じません。炭火でサッと香ばしく炙っただけのシンプルな調理法だからこそ、お肉本来の美味しさが際立ちます。レアのあか牛と赤ワインの組み合わせは、まさに最強タッグ。満足間違いなしのメインディッシュです。料理よし雰囲気よしで、様々なシーンに大活躍客層は30~40代がメイン。女子会やデート、家族との食事や記念日での利用が多く、地元のお客さんにも親しまれるお店です。カウンター越しにキッチンがあり、調理の様子を見ながらお酒と料理を楽しむこともできます。来店の狙い目は、平日の夜とランチタイム。世代を問わず誰でも気軽に入れて、お好きなスタイルで楽しめます。美味しい肉料理が食べたいとき、本格的なクラフトビールが飲みたいときにもぜひ立ち寄ってみましょう。お店までは、JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」公園口(南口)を出て徒歩5分ほど。OIOIの右側の道を井の頭公園方面にまっすぐ歩くと左手に見えてきます。温かい雰囲気で、何度でも訪れたくなるイタリアン。笑顔と活気であふれる「イタリアン食堂ヴァベーネ」に行ってみませんか?スポット情報スポット名:イタリアン食堂ヴァベーネ (Va bene)住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-9電話番号:0422-26-7235
2017年10月25日タニタは11月下旬、同社が運営するレストラン「丸の内タニタ食堂」(東京都千代田区)をリニューアルオープンさせる。あわせて、新メニュー「タニタの洋食ごはん」の提供とディナータイムの営業を開始する。「丸の内タニタ食堂」は、タニタの社員食堂のコンセプトを忠実に再現した一般向けのレストラン。カロリーを500kcal前後、塩分を3g以下に抑えながら、おいしく食べごたえのある定食メニューを提供している。新メニューは、一般にカロリーや塩分が高くなりがちなハンバーグやカツレツ、グラタンといった洋食メニューをタニタ食堂のメソッドでアレンジしたもの。洋食のしっかりした味つけやボリューム感を損なうことなくヘルシーに仕上げているという。ランチタイムではハンバーグやカツレツ、グラタン、エビフライなど10種類のラインナップの中から3種類を提供する。また、ランチタイムに加え、新たにディナータイム(18時~21時ラストオーダー)の営業を開始する。ディナータイムでは、ハンバーグやカツレツ、グラタンなど10種類のラインナップを全種類提供するという。提供価格は850円~1,500円(税別)。ランチ・ディナーともにメーンディッシュ、サイドディッシュ、スープ、ごはんのセットで野菜は150g以上使用する。1食あたりのカロリーは800kcal以下、塩分を4g以下とした。洋食本来のおいしさはそのままに、一般的な洋食メニューと比べてカロリー、塩分ともに2~3割のカット(「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より)を実現した。さらに、大手町・丸の内・有楽町エリアで働くビジネスパーソンをメーンターゲットに法人向けケータリング弁当の配達サービスも予定している。
2017年10月04日誰でも受け入れる開放的な雰囲気「青山食堂」は地下一階に店を構えていますが、通路に対して壁がなく開けているため、とても開放的な印象を受けます。店に入る前から中のオープンキッチンが良く見え、その温かい雰囲気に、一人でも思わずふらっと立ち寄ってしまいたくなります。看板に「みんなでごはん」とあるように、一人はもちろん、仲間内でも使いやすいお店です。手ごろな価格と豊富なメニュー!店に入る前から中のオープンキッチンが良く見え、その温かい雰囲気に、一人でも思わずふらっと立ち寄ってしまいたくなります。看板に「みんなでごはん」とあるように、一人はもちろん、仲間内でも使いやすいお店です。「入りやすい、頼みやすい、食べやすい、分かりやすい、払いやすい、また来やすい」そういうお店を目指して「青山食堂」は生まれました。そのため、手ごろな価格と豊富なメニューが特徴です。食事だけでなくお酒の種類も多く、生ビール・ハイボールからレアな焼酎・日本酒、さらにはシャンパンや高級ワインまで揃っています。一番人気! 3種の「出汁巻き玉子」「青山食堂」で一番人気のメニューといえば、「出汁巻き玉子」。ほどよく焼かれた玉子の中には、たくさんの具材が挟み込まれています。一口食べれば、出汁と具材が口いっぱいに広がって、なんとも幸せな気持ちになるでしょう。プレーン、明太チーズ、三ツ葉&穴子の3種類があるので、複数人で訪れた際にはぜひ全部頼んで分け合って食べてほしい逸品です。板前さんが厳選したこだわりの魚を味わう「青山食堂」は、旬の食材を使うことにもこだわっています。中でも自慢なのは、板前さんが厳選した新鮮な魚を使った「本日の刺身 5点盛」です。なんとも豪華な見栄えの刺身盛りは、SNS映えもばっちり!思わず写真を撮りたくなります。この一品を頼めば、食事や仲間との会話もさらに弾み、美味しいお酒もすすむことでしょう。居心地のいい和食屋さん、青山食堂東京・表参道という土地にあって、おしゃれさを保ちながら、それでいて開放的な雰囲気に満たされた空間の「青山食堂」。一人でも、大人数でも、デートでも、いろいろなニーズに応えてくれる使い勝手のいいお店です。友達と、あるいはとりあえず一人でふらっと、気軽な気持ちで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。東京メトロ千代田線「表参道駅」B2出口を出て渋谷駅方向へ進むこと数分。青山学院大学の目の前「ラ・ポルト青山」の地下1階にあります。気取らずカジュアルに、美味しい和食を味わってみてください。スポット情報スポット名:みんなでごはん 青山食堂住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 B1F電話番号:03-6418-6421
2017年09月29日森永乳業は9月26日、タニタとコラボレーションしたデザート「タニタ食堂監修の100kcalデザート キャラメルプリン 薫るカラメルソース」(120円)を、10月3日には「タニタ食堂監修のアジアンデザート 杏仁豆腐3P/マンゴプリン3P」(各220円)を発売する。「タニタ食堂監修のデザートシリーズ」は、カロリーを抑えながらもおいしさと満足感を両立させたタニタ監修のデザート。人工甘味料は使用せず、素材の味を活かした自然な甘さに仕上げている。「タニタ食堂監修の100kcalデザート キャラメルプリン 薫るカラメルソース」は、オレンジ果汁を隠し味に使用したカラメルソースと、コク深い味わいのキャラメルプリンを組み合わせた。カラメルソースにオレンジの酸味と香りが加わることにより、キャラメルプリンの濃厚な味わいが引き立つという。12月上旬までの期間限定で販売する。「タニタ食堂監修のアジアンデザート 杏仁豆腐3P/マンゴプリン3P」は3連タイプのデザート。「同 杏仁豆腐3P」は、牛乳の代わりに豆乳を使用し、カロリーを抑えた。隠し味として、まろやかでほのかな旨味ある「石垣の塩」を使用。甘さを引き立て、杏仁の香り豊かなプリンに仕上げたという。「同 マンゴプリン3P」は豆乳を使用したマンゴープリン。豆乳を使用することで、通常のマンゴプリンよりもカロリーを抑えることができたという。コクのある甘さのプリンに仕上げるため、隠し味としてさとうきびの自然で豊かな風味の「沖縄の黒糖」を使用している。※価格はすべて税別
2017年09月12日グリーンと光が溢れる明るい食堂カフェ「STUDY」「STUDY」は、地元の人たちから愛されている食堂カフェです。大きなガラス窓から光が差し込む明るく広い店内は、空間デザイナーが手がけたもの。外にはグリーンが溢れ、ナチュラルな雰囲気を演出しています。食事を食べたいときにいつでも立ち寄れるように、ランチタイムとディナータイムの間に※ティータイムを設け、常時食事ができる空間を提供。地域密着型大衆食堂として地元住民に愛されているカフェです。(※現在ティータイムは不定期営業)松陰神社エリアの大衆食堂を目指す「STUDY」店名「STUDY」は、街のシンボル・松陰神社に祀られている吉田松陰の学問への熱い思いに因んで名付けられました。子ども連れのママや近くに勤務するサラリーマンがくつろげる空間になっており、一人でも訪れやすいオープンな雰囲気。まるでリビングで過ごしているような癒しのひとときを過ごすことができます。オリジナルサルサが病みつきになる絶品タコライス「STUDY」の定番人気メニューが「タコライス」。パクチー、トマト、玉ねぎ、ハラペーニョが入ったオリジナルサルサと、スパイス好きにはたまらないスパイシーなミートソース、それをやわらげるアボカドが絶妙なコンビネーション。トッピングには千切りのフライドポテトとパセリ。スパイシーな香りもよく、ポテトのパリパリ感、アボカドのクリーミーさが同時に楽しめる一品です。リピート必至! 肉汁溢れるジューシーなハンバーグ定食最新の定番メニューが「ハンバーグ定食」。熱々のスキレットにのせられた、お肉ギッシリのジューシーなハンバーグに半熟卵が絡む誰からも愛される味が魅力。女性ばかりでなく男性にも好評のハンバーグ定食は、新しい定番メニューですがすでに人気のメニューとなっています。いつでも食事が楽しめる空間を提供する「STUDY」幅広い世代に愛される地元に根差した大衆食堂として、ランチタイム(12:00~15:00)、ティータイム(15:00~18:00 ※不定期営業)、ディナータイム(18:00~22:00)と、常時食事を楽しめる空間を提供しています。ランチメニューは全て1,050円(ドリンク付)とリーズナブルなのも嬉しいところ。手間暇かけて作っている自家製のシロップで作る「無農薬レモンビターレモンスカッシュ」もチェックしてみて!「STUDY」は東急世⽥⾕線「松陰神社前駅」から北方面へ歩いてすぐビルの1階に。野菜たっぷりのヘルシーなメニューは、一度食べたらまた訪れたくなる美味しさです。スポット情報スポット名:STUDY住所:東京都世田谷区若林 4-20-7 1F電話番号:03-6804-0160
2017年09月01日森永乳業は2月28日、タニタとコラボレーションしたデザート「タニタ食堂監修の100kcalデザート レアチーズプリン オレンジソース」 (120円・税別)を、全国で発売する。9月上旬頃までの期間限定販売。同シリーズは、1個当たり100kcalながら"おいしさ"と"満足感"の両方を実現したデザート。今回発売する新商品は、甘酸っぱくフルーティーな味わいのオレンジソースと、濃厚なクリームチーズを使用した本格感のあるレアチーズプリンを組み合わせた。脂肪分を抑えることで、通常プリンの3~5割(同社従来プリン比)のカロリーをカット。1個85g当たり100kcalに仕上げた。人工甘味料は不使用。
2017年02月18日