公開中の映画『白鯨との闘い』の特別映像が公開になった。本作は巨大なマッコウクジラとの死闘を壮大なスケールで描いた作品だが、その中心にあるのは、極限状態に放り込まれても前進を続ける人間たちのドラマだ。特別映像劇中に登場する“白鯨”は想像を絶するほどの大きさで、どこからともなく現れては人々を襲う。その存在は人々に“悪魔”と称され、一度出現した後は、そこにいないときでも船員たちの心を支配してしまう。映画は、作家のハーマン・メルヴィルが、かつてこの鯨に遭遇したエセックス号の乗組員だった老人に聞き取りをしようとする場面から始まる。若き日に船に乗り込んだその男ニカーソンは、たたき上げの一等航海士のチェイスや、チェイスの右腕マシュー、経験不足の船長ポラードらに囲まれて成長していくが、白鯨に遭遇し、船を失って極限状態に放り込まれる。映画では船員たちと白鯨のバトルも描かれるが、中心に描かれるのは重厚な人間ドラマだ。公開前に行われたモニター試写会でも「それぞれのキャラクターが個性的に描かれていてよい」「クリス・ヘムズワースがこれまで以上に熱演していて引き込まれた」などの声があがり、映画の後半に訪れる状況については「自分があの場にいたとして、彼らと同じように生きて帰ってこられるのか、想像もつかない」などの声が集まったという。本作における白鯨は、リアルな存在感をもって登場するが、同時に人間たちには決して抗うことができないものの“象徴”としても描かれている。そのため、船員たちは画面にクジラがいない時でも“白鯨”が象徴するものと闘い、すべてを失って海に放り込まれた状況で何をするべきなのか苦悩する。そのドラマは多くの観客を魅了しているようで先の試写会では「アクションだけでなく、ドラマもしっかり描かれていて、観終わったあとも心に残る映画だった」などの感想が寄せられている。『白鯨との闘い』公開中(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2016年01月21日19世紀に実際に起きた巨大鯨との遭遇による海難事故と、そこから生還を果たした男たちの奇跡を描く『白鯨との闘い』。このほど、1月16日(土)の公開直前に、『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワースや『ダークナイト』3部作のキリアン・マーフィー、新生スパイダーマンに決定したトム・ホランド、『007 スペクター』『パディントン』のベン・ウィショーら豪華キャストたちが次々に登場する特別映像が到着。大迫力で描かれる鯨との壮絶な戦いを軸に、乗組員たちの人間ドラマが読み取れる見応えたっぷりの映像となっていることが分かった。1820年、太平洋のど真ん中で体長30mの巨大な鯨と遭遇し、難破した捕鯨船“エセックス号”。その乗組員たちは、水も食料も尽きていく中、その後3か月にも及ぶ漂流生活を強いられることになる――。今回到着した映像は、未公開の本編シーンも大幅に追加され、主人公オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)と、ストーリーテラーの役割を担うトマス・ニカーソンの若かりし姿(トム・ホランド)を中心に、圧倒的な巨体を持つ鯨との戦いと、海で起こったさまざまなドラマが次々と描かれる印象深いものとなっている。まずは、オーウェン・チェイスとマシュー・ジョイ(キリアン・マーフィー)の固い友情が写し出されたかと思えば、鯨の攻撃によって宙を舞う錨を間一髪で避ける、アクション映画さながらのスリリングな場面も登場。銛1つで人知を超えた巨大鯨に立ち向かう、チェイスの姿は必見だ。また、本作のストーリーは、この海難事故から30年後、奇跡の生還を果たした乗組員の最後の1人、老いたトマス・ニカーソン(ブレンダン・グリーソン)が、執筆のために彼の元を訪れた作家ハーマン・メルヴィル(ベン・ウィショー)に、事故の真相を語る形で進行する。食料も水もなく、90日の漂流生活を生き延びたと語る老人が、「実際に起きたこと?」というメルヴィルの質問に対し、「紛れもなくね」と応える表情からは、地獄を味わった男の悲痛な叫びが聞こえてくるかよう。奇跡の生還を遂げたはずの彼の苦渋に満ちた表情の陰には、誰にも語りたくない出来事があったのかもしれない。さらに、日本でも多くのファンを持つ主演のクリスは、「鯨との闘いはもちろん気に入っている。でも一番興味深いシーンは、僕たちがボートで漂流する、最も絶望的な境遇に陥ったときだ。エゴや、社会的なルールや、エチケット、境界、そんなものが全て脇に寄せられて、とにかく“生き残ること”が唯一の目的となる。そんな境遇の中で力強く前進できる人がいることを目にするんだ。きっと見ている人を引きつける、一番の見どころだよ」と明かし、本作への自信を見せている。『白鯨との闘い』は1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船"エセックス号"を襲った衝撃の実話を描いた『白鯨との闘い』(2016年1月16日)のロン・ハワード監督がこのほど、過去に手掛けた名作『アポロ13』との意外な接点を明かした。『アポロ13』は、1970年に月に向かって打ち上げられたアポロ13号を襲った爆発事故と、宇宙で酸素と燃料を失うという絶望の状況から奇跡の生還を果たした実話をもとにした作品。一方の『白鯨との闘い』は、19世紀に太平洋のど真ん中で、体長30メートルの巨大な鯨によって船を沈められるも、絶望の漂流生活から生還した捕鯨船"エセックス号"の乗組員たちの物語だ。共に奇跡のような実話を描いた2つの作品を、ロン監督は「従兄弟」と表現。「"『アポロ13』の従兄弟"というのは、舞台は違っても構成の面がとてもよく似ているという意味なんだ。でも、本作は宇宙よりももっとダークな場所へと旅路に出て、ストーリーはもっと複雑だ。ある意味では、『アポロ13』よりもっと現代的な映画だと言える」と語る。続けて、「作品のコアとなるのは、どうやって人間が困難な状況をはいあがっていくか? 家に帰るということが、どれほど心を惹きつけてやまない切迫したものか? という問いかけだ。誰もが共感でき、感情移入できるストーリーだと思う」とコメント。作品の舞台は約2世紀前だが、家族のために必至で生き抜こう(帰ろう)とする男たちのドラマは、時代を問わず共感できるものだと自信をのぞかせた。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年12月19日クリス・ヘムズワースや新“スパイダーマン”を演じるトム・ホランドら豪華キャストの出演で話題の『白鯨との闘い』のNYプレミアが開催され、監督のロン・ハワード、ヘムズワーズ、ホランド、ベンジャミン・ウォーカーが出席し、本作の出来栄えをアピールした。1819年に出港した捕鯨船“エセックス号”の乗組員たちは、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大な鯨と遭遇し、船を沈められてしまう。家族のために必ず帰ると誓った船乗りたちが、絶望の漂流生活の中で下す、生き延びるための究極の決断とは?太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船“エセックス号”を襲った衝撃の実話を描く本作。ヘムズワース、ホランドをはじめ、『リンカーン/秘密の書』のウォーカーや、『ダークナイト』トリロジーのキリアン・マーフィー、『007スペクター』のベン・ウィショーなど、豪華俳優陣の出演が大きな注目を集めている。NYプレミア当日、レッドカーペットが敷かれた会場には、世界中から200人を超えるマスコミが集結。リアルな漂流生活を再現するため、出演キャストたちが過酷な減量に挑んだことでも話題の本作だが、ヘムズワースは「一番つらかったのはダイエットだね。でも、実話を描くためには必要な過程だから避けては通れないことはわかっていた。撮影が終わったときには、パスタとピザを食べたよ。一番食べちゃいけないものだったからね(笑)」と役作りの過酷さを語った。それに対しハワード監督は「キャストのみんなは本当に過酷だったはずさ。僕は普段撮影中に怒鳴ったりしないんだけど、キャストの前でピザを食べていたスタッフには怒鳴ったりもしたよ(笑)」と語り、撮影現場を振り返っていた。また、ホランドは本作への参加について「クリス・ヘムズワースをはじめとした素晴らしい先輩たちと、たくさんの名作を生み出してきたロンと一緒に仕事ができて幸せだよ。毎日多くのことを学び、この作品は僕の人生の中でも大きなターニングポイントとなった。これからの映画人生の中で何をしたいかが明確になったんだ」と誇らしげに語っていた。日本のファンに向けてのコメントを求められると、クリスは「コンニチワ!アリガトウ!(日本語)日本はとても美しいところだし人々も優しい。和食ももちろん大好きさ」と嬉しそうにコメントし、ハワード監督は「日本のみなさんこんにちは、僕は監督のロン・ハワードです。今回は日本に行けなくて残念だけど、またお会いできるのを楽しみにしているよ。ぜひ『白鯨との闘い』を劇場で見てみてください!」と、日本のファンへとラブコールを送った。『白鯨との闘い』は、1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日ハーマン・メルヴィルの名作の題材にもなった実話を映画化した『白鯨との闘い』が、来年1月に公開される。捕鯨に命をかける男たちの壮絶な体験を描いた作品だが、監督のロン・ハワードはデジタル技術が進化した現代において大きな決断をして撮影に臨んだ。それは“実際に海の上で撮影する”ことだった。その他の画像本作の舞台は19世紀。当時、鯨の油は生活に欠かすことのできない資源で、多くの者たちが命をかけて大海原へと乗り出していった。エセックス号もまた、鯨の捕獲を目的に港を出るが、太平洋沖4800キロの海域で巨大なマッコウクジラに遭遇。激しい戦いを繰り広げるも船は沈んでしまう。何とか生き延びた船員たちは残り少ない食糧と水をかき集めてボートにしがみつくが、次第に食糧は尽き、救助はなく、彼らは生存のために“ある決断”を迫られる。通常、この規模の映画では海の上のシーンは、スタジオで撮影してCGで海や背景を追加するか、撮影用に巨大な水槽を設置する。しかしハワード監督は「感動的でインパクトのある物語を語ろうと思ったら、実際に外に出て撮影するべきだ」という想いから、登場人物たちと同じように海に出て撮影することを決めた。その結果、大西洋のカナリア諸島の海がロケ地に選ばれたが、自然を相手にしているため、天候の変更や波の加減はコントロールすることが不可能で、キャストやクルーはたえず海の揺れと吹きつける風や雨と闘うことになった。1度、海に出てしまえば9~10時間は陸地に戻れない撮影は過酷で、出演者のトム・ホランドは「実際に海に出ての撮影は本当にハードだったよ。全員がどこかのタイミングで体調を崩していた。みんな辛くて、酔い止めの薬を飲んでも仕事にならない日もあった」と振り返る。さらに四方を海に囲まれた状態で、スタッフたちはカメラの設置場所、電源の確保、照明の設置場所、カメラがまわっているときのスタッフたちの居場所も含め、多くの難題を抱えることになったはずだ。しかしハワード監督は「本当の環境で撮影されたものには、自然な流れがあるし、大きなエネルギーがある。非常に辛い撮影になるから演じている人達には申し訳ないと思うけれどね」と語る。映画『白鯨との闘い』で登場人物たちの苦悶に満ちた表情は本当に海の上で苦しむ者たちの顔で、船から見える美しい水平線は本当にこの世界に存在する光景だ。ハワード監督とキャスト・スタッフたちの“覚悟”はカメラを通してしっかりと記録されており、完成した作品は本年度の映画賞レースを賑わすほどの評価を集めている。『白鯨との闘い』2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー決定(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年12月04日『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワースを始めとする豪華キャストが巨匠ロン・ハワード監督のもとに集結し、衝撃の実話を描く『白鯨との闘い』。なかでも、聡明な見た目に加えて抜群の演技力を持ち、『スパイダーマン』最新作の主演に大抜擢された英国男子トム・ホランドだ。今後ブレイク間違いなしと言われる若きイケメン俳優に迫った。本作は、“捕鯨”が多くの人間がかかわる一大産業だった19世紀、太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船“エセックス号”を襲った衝撃の実話を、『ラッシュ/プライドと友情』でもクリスとタッグを組んだハワード監督が映画化。本作に登場する、若き船乗りトマス・ニカーソンを演じているのが、いま最もハリウッドから熱い注目を集めるトム・ホランドだ。リアルな臨場感にこだわった本作の撮影を通して、彼は意外な技術を手にすることになったようだ。トムといえば、日本でも大きな反響を呼んだ映画『インポッシブル』でナオミ・ワッツの息子役を演じ、その演技が高く評価されたことで一気にその名が知れ渡った。今年大活躍のトム・ハーディのワンシチュエーション・サスペンス『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』では声だけの出演ながらも強い印象を残し、本作の出演の後には、マーベル作品『スパイダーマン』の新たなるシリーズにピーター・パーカー役で登場することも決定している。実は、アメリカ生まれでない俳優がこのシリーズの主演を務めるのは初めてのことで、彼への期待の大きさを伺い知ることができる。トムは、リアルさを追求された本作の撮影をふり返り、「撮影の前にみっちりと、航海の仕方や、そのために必要な知識を学んで、本当の船乗りになるようなトレーニングを積んだんだ。おかげで、小さい船なら操作出来るようになった(笑)」とコメント。現代ではほとんどの船がエンジンを積んでいて、風の力のみで航海する帆船は非常に少ない。省エネのためにエンジンと帆を併用するタイプの船もあるものの、操作の難易度は高く、帆に関してはすべて電子制御に置き換わっているという。そんな高度な技術を、彼は映画の撮影を通して学んだというのだ。本作では、こういった“本物”へのこだわりが、観る者の度肝を抜く圧倒的な臨場感を生み出している。彼が本作で演じるトマス・ニカーソンは、“エセックス号”の悲劇から生還する若い船乗り見習いで、人間の想像を遥かに超える大自然の猛威を体験した若者だ。彼は、海での撮影中の印象深い出来事を「映画に登場するようなクジラも間近で見たよ。ここは彼らの家で、僕らが場所を借りているんだということを思い出した。作品で描かれる“人と自然”の対比を実際に経験できたことはすごく貴重な経験だったと思う」と語り、まるで映画で描かれるような、大自然の圧倒的な力を実際に味わったことを明かした。彼を始めとする“エセックス号”の乗組員たちは、太平洋のど真ん中で体長30mの巨大な鯨に船を沈められてしまい、僅かな物資で漂流生活を送ることになる。ハリウッドの次世代スターが本作ではどんな成長を見せるのか、ぜひ注目していて。『白鯨との闘い』は2016年1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月27日ロン・ハワード監督が実話を基に描く映画『白鯨との闘い』のポスタービジュアルと予告編映像が解禁された。『ビューティフル・マインド』『フロスト×ニクソン』で2度のアカデミー賞受賞経験を持つハワード監督が「こんなすごい話は滅多に出会えないよ。この物語を、多くの人に伝えたいと心から思ったんだ」と語る本作は、2016年のアカデミー賞レースの大本命として、各方面から大きな期待が寄せられている。その他の画像/予告編が解禁本作は、メルヴィルの冒険小説『白鯨』の元ネタになった実話を、クリス・ヘムズワース主演で映画化するもの。“捕鯨”が一大産業だった19世紀に、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大鯨に激突され、船を沈められてしまった捕鯨船の乗組員たちが辿る数奇な運命が描かれる。予告編の冒頭では、大海原とエセックス号で海に繰り出した乗組員たちの捕鯨シーンが臨場感たっぷりに描かれる。そんな中、彼らの船は突然、姿を現した巨大な“鯨”に体当たりされ転覆し、何人かは海に放り出されてしまう。船が大破するも、生き延びた数人の乗組員たちは、僅かな食料と飲み水を頼りに陸を目指すが、船を襲った鯨は、まるで何かを試すかのように何度も現れては彼らを追い詰めていく……。海で遭難し、愛する家族のもとへ帰るため必死に状況を打開しようと苦闘する彼ら。ポスターのキャッチコピーにある彼らが下す“究極の決断”とは何か? 先の見えない漂流生活と、鯨との死闘の果てには、いったいどんな結末が待っているのか?「これはもちろん真実のストーリーだ。同時に、カッコ良くて、現代的で、巨大なスクリーンで観る価値のある物語でもある」とハワード監督が語るように、本作は観客の度肝を抜くリアリティのある描写だけでなく、生死をさまよう絶望の状況下で描かれる人間模様、そして彼らの“究極の決断”を、真実に基づき丁寧に描いた重厚なヒューマンドラマが展開されるようだ。『白鯨との闘い』2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年11月12日『アポロ13』『ビューティフル・マインド』で2度のオスカー受賞という輝かしい経歴を持つロン・ハワード監督が、太平洋沖“死の海域”で孤立した捕鯨船の衝撃の真実の物語を映画化する『白鯨との闘い』の日本公開が、2016年1月16日(土)に決定した。映画の舞台となるのは19世紀。当時は鯨から取れる油、“鯨油”が生活に欠かすことのできない貴重な資源だった。鯨を狩る“捕鯨”は、年単位の長い航海と、様々な危険が隣り合わせではあったが、多くの人間がかかわる一大産業となっていた。1819年、“エセックス号”の乗員たちも、船いっぱいの鯨油を手にするべく、アメリカのナンタケット港を後にする。やがて、彼らは、太平洋沖4,800kmの海域で誰も見たことのないような白い巨大なマッコウクジラに出会い、激しい戦いを繰り広げるものの、圧倒的な巨体に攻め立てられて船を沈められてしまう。わずかな食料と飲料水をかき集め、3艘のボートで広大な太平洋に脱出した彼らを待ち受けていたのは、水も食料も存在せず、自分たちがどこにいるかも分からない絶望的な漂流生活。1人1人と仲間が倒れていく中、何としても生き延びるために彼らが下す“究極の決断”とは?そして、彼らを試すかように幾度も立ちはだかる“白鯨”との戦いの行方は…?本作は、ハーマン・メルヴィルによる名著「白鯨」に隠された真実を描き、2000年度全米図書賞ノンフィクション部門受賞作品に選ばれた「復讐する海―捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に、船乗りたちを襲った誰も予想だにしなかった真実を描く。監督を務めるのは、『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』といったサスペンス映画でも大ヒット作品を送り続けてきたアカデミー賞監督ロン・ハワード。主人公の一等航海士オーウェン・チェイスを、ハワード監督とは『ラッシュ/プライドと友情』でもタッグを組んだ『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースが迫真の演技で演じ、『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィーが彼と航海を共にする仲間を演じている。また、「白鯨」の著者メルヴィルを『007 スペクター』のベン・ウィショーが演じており、名優たちが紡ぎだす重厚なドラマも必見だ。圧倒的な映像美で描かれる海の恐ろしさと荘厳さ、そしてその中で繰り広げられる人間ドラマは、鑑賞者を釘付けにする新たなる映画体験となるに違いない。『白鯨との闘い』は2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日ハーマン・メルヴィルの名作の題材にもなった実話を映画化した『白鯨との闘い』が、来年1月に公開されることが決定した。捕鯨に命をかける男たちの壮絶な体験を描いた作品で、本年度の賞レースを賑わす作品だといわれている。メルヴィルの『白鯨』は、白いマッコウクジラ“モビィ・ディック”との死闘を描いた傑作小説で、有名なコーヒーチェーンの“スターバックス”はこの小説の登場人物が由来になった。映画の原作は、この小説の裏側に隠された衝撃の真実を描いたノンフィクション『復讐する海捕鯨船エセックス号の悲劇』で、『アポロ13』のロン・ハワード監督が映画化の舵をとった。物語の舞台は19世紀。当時、鯨の油は生活に欠かすことのできない資源で、多くの者たちが命をかけて大海原へと乗り出していった。エセックス号もまた、鯨の捕獲を目的に港を出るが、太平洋沖4800キロの海域で巨大なマッコウクジラに遭遇。激しい戦いを繰り広げるも船は沈んでしまう。何とか生き延びた船員たちは残り少ない食糧と水をかき集めてボートにしがみつくが、次第に食糧は尽き、救助はなく、彼らは生存のために“ある決断”を迫られる。クリス・ヘムズワース、キリアン・マーフィーが出演し、ベン・ウィショーがメルヴィル役を演じる。『白鯨との闘い』2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー決定(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年10月30日最愛のパートナーである夫に裏切られることほど、苦痛なことはありません。「ウチの人に限って……」と甘く考えていると、ある日突然、真実を知って地獄に突き落とされるなんてことも……。そこで当記事では、アメリカのマッチングサイト『eHarmony』のサイトから、浮気について知っておきたい9つのことを2回にわたってお届けします。【前編】ではまず、1:“心が離れる”ことが最大の原因、2:容姿が原因ではない、3:浮気が始まる前には兆候がある、4:ネット上での交流を浮気かどうか判断する方法、の4つを見ていきましょう。 ■1:“心が離れる”ことが最大の原因配偶者を裏切るのは、心のつながりが失われたり、「相手から認められていない」と感じたりするのが最大の原因です。人間関係セラピストのブリー・マレスカ・クレイマー氏によれば、夫婦がお互いの要求を満たさなくなったり、大事な問題について話し合うのをやめて、日々のスケジュールや仕事で気分を紛らせたりするようになったときに、トラブルは始まります。「彼らは関係を改善しようとするのをやめてしまったのです。夫婦関係が、まるで仕事上の付き合いのようになってしまいます」浮気を防止するためには、どんなに忙しい状況でも、夫婦で話し合いの機会を設けることが大事なのですね。 ■2:容姿が原因ではないカップルセラピストのゲイリー・ニューマン氏の新刊『浮気の真実』によれば、妻を裏切った男性の88%が、「浮気相手の女性は、妻よりも容姿が美しいわけではない」と述べているとのこと。家庭での居心地が悪かったり、妻との心のつながりが失われたと感じたりした男性が、容姿は二の次で安らぎを与えてくれそうな女性に流されてしまうということが、この調査結果からうかがえます。 ■3:浮気が始まる前には兆候があるニューマン氏によれば、浮気が始まりそうなときには次の5つの兆候が見られるとのこと。(1)仕事からの帰宅が遅くなったり、休日でも外出したりなど、家で過ごす時間が少なくなる、(2)夜の営み回数・頻度が減る、(3)携帯電話がつながらないことが多い、(4)批判的な態度をとるようになる、(5)ボディタッチを避けたがる、の5点です。もちろん、ひとつでも当てはまれば浮気確定……というわけではありませんが、これらのいくつかの兆候が夫に現れた場合には、ちょっと警戒したほうがいいかもしれません。とはいえ、「あなた浮気してるんでしょ!」などと詰め寄ったり、過度に束縛しようとしたりしても、夫の心はますます離れるばかり。浮気の兆候が現れたときは、苛立つ心をおさえて、むしろ夫に普段よりも優しく接してみてはいかがでしょうか。 ■4:ネット上での交流を浮気かどうか判断する方法最近は、FacebookなどのSNSやTwitterを通じて浮気が始まるというケースも少なくありません。ネットで異性と交流する場合、どこからが浮気という線引きはできるのでしょうか?テレビでも活躍中の医師ドリュー・ピンスキー氏によれば、「自分がやっていることを配偶者が見たらどう思うか」というのが、ひとつの指標になるとのこと。ネット上でのやりとりの内容を見れば、配偶者が怒ったりショックを受けたりするであろうレベルであれば、それはもう“浮気”と判断することができます。もちろん、夫のメールなどを勝手に盗み見ることは許されません。ただ、夫がパソコンやモバイルに向かって夢中になっているときに、あなたが画面をチラ見したら、夫はどのように反応するかで、浮気かどうかチェックすることができるでしょう。 まずは、浮気について知っておきたいことを4つお届けしましたが、いかがでしたか? 次回は残りの5つを紹介します。 【浮気ネタ】※ 男性が「絶対に浮気しない」と思ってくれる最強テク3つ【前編】 男性が「絶対に浮気しない」と思ってくれる最強テク3つ【後編】 【参考】※ Nine Things You Need to Know About Infidelity – eHarmony Advice
2012年04月13日