くらし情報『映画『白鯨との闘い』のこだわりとは?』

2015年12月4日 12:46

映画『白鯨との闘い』のこだわりとは?

映画『白鯨との闘い』のこだわりとは?
ハーマン・メルヴィルの名作の題材にもなった実話を映画化した『白鯨との闘い』が、来年1月に公開される。捕鯨に命をかける男たちの壮絶な体験を描いた作品だが、監督のロン・ハワードはデジタル技術が進化した現代において大きな決断をして撮影に臨んだ。それは“実際に海の上で撮影する”ことだった。

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本作の舞台は19世紀。当時、鯨の油は生活に欠かすことのできない資源で、多くの者たちが命をかけて大海原へと乗り出していった。エセックス号もまた、鯨の捕獲を目的に港を出るが、太平洋沖4800キロの海域で巨大なマッコウクジラに遭遇。激しい戦いを繰り広げるも船は沈んでしまう。何とか生き延びた船員たちは残り少ない食糧と水をかき集めてボートにしがみつくが、次第に食糧は尽き、救助はなく、彼らは生存のために“ある決断”を迫られる。


通常、この規模の映画では海の上のシーンは、スタジオで撮影してCGで海や背景を追加するか、撮影用に巨大な水槽を設置する。しかしハワード監督は「感動的でインパクトのある物語を語ろうと思ったら、実際に外に出て撮影するべきだ」という想いから、登場人物たちと同じように海に出て撮影することを決めた。

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