第二子出産後に憂うつな気持ちになることが多くなったママ。悩み抜いた末に心療内科を受診すると「適応障害」との診断。そこで、主な原因となっている育児が少しでもラクになるよう、ママがおこなったことを紹介しています。 赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 私は現在2児の母親であり、2人目が生後半年ごろに心療内科から自身が「適応障害」であると診断を受けています。「ずっと苦しかったけど、まさか自分に精神疾患の病名がついてしまうとは……」と、診断が下された当初は戸惑いを隠しきれませんでした。主な原因となったのは育児でしたので、少しでもラクになるよう改善に向けておこなったことをお話ししていきます。 下の子出産後から心身が苦しくなった下の子を出産した直後から「感情のコントロールがききづらくなり、上の子に対して当たりがキツくなる」「泣いたらいけない公共の場面で急に涙が溢れる」など日常生活に支障が出始め、心身共に常に苦しい気持ちや憂うつさが抜けなくなる状態がずっと続いていました。 しかし、当時の私の心療内科のイメージと言えば「死にそうなくらいに苦しくなったときに受診するもの」「それまでは気の持ちようでなんとかなる」との考えがありました。 薬の服用はあくまで対処療法と気付く心療内科を受診することに大きなためらいがあったのですが、無理をして育児をおこない、その結果メンタルを崩している私を見かねた夫の助言もあり、下の子が生後半年のころにやっと心療内科を受診しました。 そこで漢方薬や精神安定剤を処方され服用してみると、たしかに以前よりも気持ちは落ち着くし、前より感情面の起伏はフラットになったので一定の効果はありました。しかし、心療内科へ通院してみて初めて、薬を服用してもそれは単なる対処療法だと気付いたのです。 育児をひとりで背負い込む責任の重さ結局、私のメンタル不調の大きな足枷となっていたのが子どもたちのお世話です。しかし、過去の私の考え方は「ママになれば皆していることなのに、なぜ私は不必要にイライラしてしまったり怒鳴ったりしてしまうの?」「皆と同じことがこなせない。子どもたちにずっと笑顔で接することができない」などと、今思えば不必要に自分を攻め込んでいました。 そんな最中、「なぜ、自分をそこまで追い詰めるのだろう」とふと考えてみたら、私は「子どもが順調に育たなければすべて私の責任だ」と、自分ひとりで育児を背負い込む思考になっていることに気付いたのです。 書籍やTVの情報が私を救ってくれた育児のつらさを解消したいがためにさまざまな書籍などを読み漁り、特に感銘を受けたのがNHKで放送されていた「ママ達が非常事態!?」という番組。放送のなかで、人間は本来、ひとりで子育てするのではなく「たくさんの仲間とつながって共同的に育てていきたい」という本能があるという知識を授かりました。 私の育児環境を見直すと、たしかに上の子のときから里帰り出産すらしなかったし、かといって夫も育休取得ができず、ずっと平日はワンオペ育児で慢性的な孤独を抱え込んだまま育児をしていたのだなと、自分の考えを改めるきっかけとなったのです。「そうか、だから私はこんなに育児がつらかったのか」と原因がわかれば、自分が何をすべきか見えてきました。 以前は「3歳ごろまでは自宅で子どもをみないと!」と固執する自分がいたのですが、現在は考えも柔軟になり、日中は保育園を活用してプロの方に子どもたちを任せることにしました。共同で子どもたちを育てている感覚になれて、余裕が生まれるとともに前向きさを取り戻すことができました。保育園には感謝の思いでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年10月07日東京衛生病院小児科の小児科医、私生活では8歳・6歳・4歳の子育て中という3児のママ小児科医保田典子先生のコラム。日本小児科医会から「2歳までテレビもビデオもNG」という提言が出されていますが、「本当にダメなの? 使わせてしまう……」と思うママも多いはず。今回は「子どもとスマホ・テレビとの付き合い方」について保田先生の子育ての体験談を交えながらお話ししてもらいました。 こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では8歳、6歳、4歳の子どもを子育て中の3児の母です。今回は「子どもとスマホ・テレビとの付き合い方」について、私の考え方などを交えながらお話ししたいと思います。 赤ちゃんにテレビはいつから見せていいの?まず、日本小児科医会(2004年)から、このようなスマホやタブレットなどディスプレイに関する提言が出ています。 出典:「子どもとメディア」の問題に対する提言/社団法人 日本小児科医会「子どもとメディア」対策委員会 なかなか厳しい提言ですね。この提言を見て、「1分もディスプレイを見せたらダメなんですか?」といった質問をされるママもいらっしゃいます。 ただ、特に上にきょうだいがいる場合、2歳までテレビなしって実際はすごく難しいですし、テレビゲームを30分でピタッと終わらせることは不可能のように思います。 小児科医の私が大事にしている3つのこと子どもとメディアの付き合い方として、「こんな育児がしたいから、こんなときにメディアを使う」というルールをつくっておくといいかなと思います。 ちなみに、私は育児をするうえで、以下の3つを大事にしています。 ① 睡眠時間をしっかりとる② 体をたくさん動かすようにする③ 自己肯定感を育てるようにする WHOの提言では、「5歳までは体をたくさん動かしましょう」「ハイチェアなどにじっと座らせておく時間を少なくしましょう」と言われています。 この3つのルールを守っていると、自然と日本小児科医会の提言がだいたい守れていました。 睡眠・運動時間を多くとると、ディスプレイタイムが減った私は子どもが生後2~3カ月のころから働いていたのですが、①と②を守ろうとすると、自然とディスプレイタイム(テレビ、タブレット、スマホなどの合計時間)が短くなっていきます。休日も、とにかく外に出て遊ぼうとしていたので、テレビはながら見を入れて1,2時間でした。でも、雨の日は自然とテレビ時間が増えることが多いです。博物館などに行くなどもしていましたが、コロナ禍になってからは外出を控えているので「のんびりする日もいいよね」と割り切って、テレビを見せています。 お出かけのときもベビーカーではなく抱っこが多く、かばんやポケットに入っていたスマホを出しにくかったため、子どもがぐずっても電車の中でスマホを使ってあやすことはありませんでした。ぐずりにくい時間帯を選んで移動したり、ぐずりだしたら歌を歌ったりしてやり過ごしていました。 下の子は時間を区切って、じょうずに付き合うしかし、上の子が成長し、テレビを楽しむようになったら、一緒に過ごしている下の子は0歳のときからテレビを見るようになり、2歳からはタブレットも見ています。 動画は、子ども向けアプリだと時間制限ができるので、それで時間を区切って見せています。ゲームなどはタイマーをつけて、決めた時間で終わらせることを条件に、3歳ごろから使っています。親が家事や仕事などをするために、お子さんにスマホやテレビを見せる時間があってもいいかなと思います。 テレビなどを見せるときは、①「わが家は、こんなときはテレビを見ます」といったルールを決めること、②時計の針を絵に描いて「この時間になったらテレビを見ていいよ」など、子どもにもわかりやすい方法でルールを見える化するのがおすすめです。 スマホやテレビの時間を制限したいのではなく、育児で大事にしていることを優先すると、自然と時間制限が必要になってきます。 大事なのは「メディア選定」と「親子のコミュニケーション」 スマホやタブレットなどのメディアは悪いことばかりではなく、メディアによっては子どもの語彙力や計算力が高くなる傾向があるという研究もあります(セサミストリートに関する研究より)。触れさせるメディアを選ぶというのは大事かもしれません。 また、メディアの問題点は、一方的なコミュニケーションになるということ、一度に大量の情報が流れているということ、そして視力に対する影響などがあります。動画やテレビを子どもに見せるときは、一人で見せっ放しにせず、「何見てるの?」とか「これおもしろいね」「どんなところが楽しいの?」など、お子さんとコミュニケーションをとりながら親子の会話や触れ合いにプラスに働くように利用するといいと考えられます。 まずは「どんな子育てをしたいか」考えてみては?0~3歳くらいまでの子どもは、「目が悪くなるからダメ」と言ってもきちんと理解できないですし、突然大好きな動画やアプリを取りあげられたら、グズったり怒ったりするのは無理もありません。まず、子どもにメディアを触れさせるときは、あらかじめ自分がどんな子育てをしたいか、そのためにはどんなときにメディアを利用するか利用しないかなど、方針をたてておくのがおすすめです。 子どもは背景が理解できなくても、パパママの手の中にある小さい機械(スマホ)に楽しいものが入っているとわかると、要求がエスカレートしていきます。電車の中で困ったときはスマホを渡してしまうのではなく、音だけ聞かせてあやすなどすると、子どものスマホに対する意識は低くなるかもしれません。 スマホを与えないとグズって困るという状況にならないためにも、子どもが小さいうちはあまりメディアに触れさせないほうが、結局育児はラクになるかもしれません。困ったときに漫然と使うのではなく、ルールを設けて、賢く利用できると良いですね。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。
2020年09月25日わが家の双子が生後3カ月のころに購入したモビール。双子育児にはとてもありがたいアイテムでした。最初は時間つぶしになるかなと思って購入しただけのアイテムでしたが、いろいろな楽しいオプションで私の育児をラクにしてくれました。 音楽が豊富なモビール探しモビールは、赤ちゃんを楽しませて視覚的な刺激を与えるおもちゃです。モビールがあれば、ひとりでも大変そうな寝かしつけや日々のお世話のときに活躍してくれそうなので、育児が倍になりそうな双子には特に欠かせないものだと思っていました。 そこで、妊娠前から音楽機能がついているモビールを探すことに。私がモビール探しで特に気をつけたポイントは2つ。1つ目は、寝かしつけにも役立たせたかったので、収録曲が豊富であること。2つ目は、生後間もない赤ちゃんは視力も弱く、赤や青など原色のおもちゃが良いと聞いていたので、モビールについているおもちゃの色使いです。 2人同時の寝かしつけもラクラク!Tiny Love「メドウ デイズ ミュージック ボックス モービル」はきれいな色使いのぬいぐるみがくるくると回り、音楽が18種類入っているのが気に入って8,500円(税抜き)で購入しました。18種類の音楽は入眠を促す効果がある曲で、ランダムに曲を選択してくれる機能もついています。 最大40分ほど曲が流れるので、モビールのおかげで2人同時に寝かしつけをすることに成功。起きているときは、ぬいぐるみを目で追ってみたり、触ろうという仕草をみせたり遊ぶことができていました。また、モビールが動いているときの双子は機嫌が良く、おむつ替えなどのお世話がスムーズにできました。 優れもの! 音楽ボックスに変身モビールは1歳前には卒業していた双子たちですが、Tiny Love「メドウ デイズ ミュージック ボックス モービル」は、回るぬいぐるみ部分を外して、ミュージックボックスとして使うことができます。 双子たちは自分でボタンを押して音量の調節をしてみたり、音楽を好きな曲に変えたりして工夫しながら遊んでいます。1歳半でも持ち運びができる重さなので、好きな場所に持っていって2人でボタンを押したり、音楽に合わせてダンスしたりして遊んでいます。 Tiny Love 「メドウ デイズ ミュージック ボックス モービル」は赤ちゃんの入眠を促してくれるだけでなくミュージックボックスとして長く使え、助かっています。双子育児では寝かしつけにも苦戦していましたが、たくさんの音楽で私の気持ちも癒やされていました。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。 監修/助産師REIKO著者:久保田恵美双子を含む3児の母。第4子を妊娠中。幼稚園、小学校教諭の免許を取得。現在はドイツに住み、子育てをしながら育児や教育に関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月23日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「育児マンガ」をご紹介♪ マンガを描いているのは、8歳と5歳の兄弟のママ、星河ばよ(@bayo_fantasy)さんです。このエピソードは、お兄ちゃんが5歳、弟くんが2歳のときのお話です。歯磨き嫌いな息子さんたちに困っていたばよさん。ある日、スマホの鬼のアプリを使って、なんとか歯磨きをしてもらおうと思いついたのですが……!? 鬼の力を借りて、息子たちに歯磨きをさせようとしたら…? お兄ちゃんは子どもらしくてかわいい反応でしたが、消防帽をかぶり、水鉄砲を持った次男くんがたくまし過ぎて驚きました(笑)! 星河ばよ(@bayo_fantasy)さんの育児マンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてください♪ 監修/助産師REIKO ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年09月10日子どもと一対一だった1人目のときとは違い、子どもが2人いる生活のなかでの子育ては忙しくて大変! そんな忙しい日々のなかで、2人目育児で忘れがちなこととその対処法を私の経験からご紹介します。 ついつい忘れちゃう! 身体測定1人目のときは、機会があれば何度も測っていた子どもの身長や体重。2人目となると上の子のお世話もあり、なかなか測る機会がなくて忘れがちです。 私は、地域の子育て支援センターに行った際、上の子が遊んでいるすきに下の子の身長・体重を測ってもらっていました。支援センターでは、測定結果をメモ用紙に書いて渡してくれたので、それを取っておいて、時間ができたときに母子健康手帳に書き写していました。 上の子より少ない!? 写真撮影撮影した写真の枚数が少なくなってしまうことも、2人目あるあるではないでしょうか。初めての赤ちゃんで、写真もたくさん撮っていた1人目とは違い、2人目は少なくなりがち。せっかくのかわいい時期を記録に残さないのはもったいないですよね。 上の子が下の子と遊んでいるときを逃さず写真におさめれば、きょうだいの思い出にもなり、一石二鳥。忘れがちなことですが、スマホなら気軽にすぐ写真が撮れるので便利ですね。 もったいない! おさがりグッズの出し忘れ年齢差のあるきょうだいに、特に多い忘れがちなこと。それは上の子のおさがりグッズの出し忘れです。私自身、食器棚の奥にしまっておいたマグや食器などの存在をすっかり忘れ、下の子用を新しく購入したあとに発見。「もったいないことをした~!」と後悔したことがありました。 グッズを購入するときは上の子のおさがりがなかったか、よく考えてから購入することをおすすめします。洋服はタイミングを逃すと着られなくなったりするので、お気に入りだった洋服は少し大きくても下の子に使っています。 2人目育児は、1人目とは違った大変さがありますが、新しい楽しみもたくさんあります。忘れがちなことに注意するともっともっと楽しめると思います。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年09月05日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「育児マンガ」をご紹介♪ マンガを描いているのは、しのくん4歳とお姉ちゃん10歳の姉弟のパパ(@kaisanchi2015)さんです。このエピソードは、しのくんが3歳のときのお話です。 自分がくまさんになるとは、斬新なアイディアですね! 子どもの発想力の自由さを感じられます。これからも素敵な発想力を大切にしながら、のびのびと育って大きくなってくださいね☆ しのくんパパ(@kaisanchi2015)さんの育児マンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてください♪ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!著者:イラストレーター かいさんち
2020年09月05日現在私は、3人の子どもに恵まれてお母さん業に奮闘する毎日です。子どもたちは、長女5歳1か月・次女2歳6か月・三女6か月の2歳差の3姉妹。今回は、毎日大騒ぎの3姉妹育児のリアルな現状を紹介します。子育てが大変だなと感じている人やこれから第2子、第3子をと考えている方の参考になるとうれしいです。大変なこと1三女妊娠時は次女が抱っこ抱っこの毎日で次女を妊娠したとき長女は2歳わが家の長女は7月生まれ、次女は2月生まれの2歳7か月差の姉妹です。次女を妊娠したときは長女が2歳ちょうどでした。長女は言葉が早かったので、そのころには言葉で、親子の意思疎通が可能でした。その後の妊娠生活は長女に助けてもらう場面も多く、出産後もかなり助かった記憶があります。三女を妊娠したとき次女は1歳5か月三女を妊娠したとき、次女はまだ1歳5か月。言葉で意思疎通ができない状態で成長も遅めでした。そのころ長女は幼稚園に入園していたので、毎日幼稚園バスまでの送り迎えをしていましたが、次女がなかなか歩いてくれず、抱っこで連れていく日々が続いていました。もともとわが家は典型的なワンオペ育児家庭です。夫は、朝早く子どもたちが起きる前に出勤して、帰りは夜遅く子どもたちの就寝後。3人目の妊娠生活は、次女が1歳5か月になり、ようやく授乳期が終わって、少し楽になりはじめたころにスタート。次女はまだまだ抱っこが必要な時期だったのもあり、私は切迫早産になってしまいました。大変なこと2長女と次女の姉妹ゲンカでカオス!三女が産まれてからは、次女が少しお姉ちゃんになってきて三女のことをかわいがってくれるようになってきました。ですが、次女はやっと言葉が2語出てくるようになったくらいなので、姉妹ゲンカが起こると次女の要求や言い分を理解するのに時間がかかります。次女は言葉で伝えられないために先に手や足が出て、時には長女に噛みつくことも!姉妹ゲンカが激しくなると、次女は長女に噛みつき長女が号泣、反撃に出た長女が次女を蹴って次女が号泣…。私は三女の授乳やおむつ交換、抱っこなどのお世話をしながら、それを止めたりなだめたり…。家の中はまさにカオスな状態となります。大変なこと3一番手がほしいのはお風呂ワンオペ3人育児では、何もかもに手が足りないのですが、その中で一番大変なのはお風呂の時間です。6か月の三女はひとりで座ることができない、次女はまだ言葉での意思疎通が難しい、長女は少しは自分で洗えるけれど全部任せるのは不安…という状態。お風呂時間は全員のご機嫌とタイミングが合っていないと、とんでもないことになってしまうのです。三女がみんながいないとさびしくて泣きだすようになった生後3か月頃からは、お風呂用のベビーチェアに座らせて一緒に入るようにしました。三姉妹全員を洗って自分を洗っている間に、次女と三女のご機嫌が悪くなると、お風呂で泣き声の大合唱となります。できるだけ短時間で、ご機嫌を損ねないように、出るタイミングを計りながら三姉妹を洗うので、お風呂の時間はまるで子どもたちと私の心理戦です。それにしても、毎日同じ時間に同じようにお風呂に連れて行くのに、三者三様、その日によって違うので毎日が戦場のよう…。何かいい方法はないのかと日々模索していますが、ベストな方法はまだ見つけられていないのが現状です。子どもが増えるたびに幸せは倍増する毎日の様子を少し紹介しましたが、大変なことをあげれば正直キリがないのが本音です(笑)。とはいえ、「子どもが増えるとその分幸せも増える」とよく聞きますが、本当にその通りです。3人それぞれの成長に日々驚き、感動しています。中でも、2歳差3人育児をする日々で幸せに感じるのは、長女と次女の成長。三女が産まれたことによって、長女にも次女にもガマンをさせていると感じることが増えました。次女は赤ちゃん返りもある中で、彼女なりにガマンしていることも多いと感じます。それでも二人とも、三女のことをとてもかわいがってくれて、長女は今まで以上にお世話やお手伝いをしてくれるようになりました。諦めること、頼ることを学ぶ日々子育てが大変で、それでいて楽しくもあるのは、子どもの人数に関係ないですね。子どもが1人でも2人でも、3人いても同じだと思います。すべての親が育児に悩み、日々頑張っているんだと私は3人出産してやっと実感しています。かなり遅いですが…。それまでは、「何で私だけ」と自分が一番大変だと感じがちだったのです。2歳差3人育児をするようになってからは、家事でも育児でもいい意味で諦めがつくようになって、無理をしないようになりました。頑張りすぎると自分が大変になって疲れるだけなので、ほどよい加減で家事・育児をこなして、頼れるところは他人に頼ることが前より上手にもなりました。まわりに頼れる人がいない時には、自分の合格ラインを下げて、子どもたちと楽しむことを優先したら、気持ちに余裕が生まれて、「私だけが大変なんじゃない。みんな頑張っているんだ」と感じるようになったのです。諦めること、頼ることができるようなってきたら、それまでより毎日が楽しくなってきたのは大きな変化だと感じています。私も今、激動の毎日の中にいますが、子育てが大変!と悩んだりしんどくなったりしていたら、「諦める、頼る、今を楽しむ」を実践してみてください。きっと少しずつ気持ちがラクになると思いますよ。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2020年08月27日2歳差育児に奮闘しているママの体験談です。上のお子さんが3~4歳のころ、上の子のためにしてよかった接し方を紹介しています。3つのポイントを意識することで、上の子の妹さんへの接し方が変わってきたそうです。 長男が2歳3カ月のとき、妹が生まれました。歳の差が近いこともあり、長男は妹にヤキモチを焼きっぱなし。妹が赤ちゃんのころはかわいがることもありましたが、1歳を過ぎると喧嘩の連続です。長男が3~4歳のころ、長男のためにしてよかった3つの接し方を紹介します。 長男と2人の時間を作る!まず私は、長男と2人の時間を作ることにしました。下の子を預かってもらい、長男と2人で遊ぶ時間を作り、幼児向けの映画を見に行ったり、地域の子育て支援センターに遊びに行ったり……。 長男も私と2人きりになるのがうれしかったようです。私と長男が2人きりになることで、長男と思いっきり遊ぶことができました。私も普段は妹に構いがちなので、長男とたくさん触れ合うことができて、うれしい気持ちになりました。 親子向け行事では長男とペアを組む!私の住む市では、時々幼児向けの行事があります。子育て支援センターが主催する「あそぼう会」や、図書館の主催する「おはなし会」などです。そういった地域行事に、兄妹そろって連れて行きました。親子向け行事ではママと一緒に作業したり、ママと踊ったりする機会が多くあります。そのときに私と長男がペアを組み、妹は先生にお願いしていました。 長男とペアを組むため、妹は私と離れて泣くことも……。しかし、いつからか「次は僕が先生と組むよ!」などと、長男が妹とペアを交代してくれるようになったのです。妹もうれしそうでしたし、何より長男が妹にもやさしくなってくれたことを感じられたのは、私にとって大きな喜びでした。 妹と一緒に共同作業させる!おうちで過ごすときは、兄妹で共同作業をさせました。一緒にクッキーをこねる、一緒にブロックを組み立てるなどです。2人きりにさせると喧嘩をするので、私も一緒におこないます。以前は長男が妹を叩いてしまうこともありましたが、頭をなでるなどかわいがる場面が増えてきました。 一緒に作業することで、妹に対する愛情が深まったように思えます。そのうち、お菓子作りに誘うと「妹ちゃんも一緒に作ろうね!」などと、妹を誘うようすも見られるようになってきました。 「長男と2人の時間を作る」「親子向け行事では長男とペアを組む」「妹と一緒に共同作業させる!」という3つのポイントを意識することで、長男の妹に対する接し方が変わってきたと思います。長男にたっぷり愛情を注いだおかげか、長男も妹に対して愛情を覚えていったように感じます。そのうち妹もママを求めるようになりましたが、長男が妹にママとの時間を譲る場面も増えました。その後3人目が生まれましたが、今も上の子たちとの接し方を意識して頑張っています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2020年08月15日マタニティ期間の苦悩私には11月末生まれの長女と、1月生まれの次女がいます。長女は2歳1カ月でお姉ちゃんになりました。マタニティ期間に大変だったことは、長女を抱っこできなくなることでした。当時1歳半の長女はまだあまり歩けず、抱っこをせがまれることがよくありました。 けれど私は貧血で通常の暮らしもつらいときがあり、抱っこしてあげたり、してあげられなかったり……。おなかが大きくなってからは切迫早産の不安があり、まだ小さい長女が満足するまで抱っこしてあげることができませんでした。 0歳と2歳の育児はドタバタ次女誕生後、ちょうどトイレトレーニングをしていた長女。トイレの間隔が短かったので、次女のおむつ替えや授乳などをしているときでも、「トイレ!」となることが多く、あっちこっちにお世話をしにいかなければならず、体力的に大変でした。 また、長女は3歳まで夜泣きがあり、授乳で泣く次女に母乳をあげながら泣くので、1年間は夜にあまり眠れませんでした。 2歳差と3歳差の大変の違い私の周りで言われていた「3歳差は大変」は、行事が重なることや金銭面で一度にお金が出るという部分が大変という意味でした。 2歳差は行事や支出はタイミングがずれますが、まだ自分のことを自分ですることができない、うまく気持ちを伝えられない時期の2歳の長女と、何にも自分でできない0歳の次女との生活は忍耐と体力がかなり必要でした。愛情を持って接していましたが、私自身も毎日がいっぱいいっぱいになり、イライラしがちでした。 眠れない日々が続いたときは、2歳差で出産したことを後悔するときもありました。けれどもそれは2歳差だからではなく、子どもの性格にもよるものも大きく、同じように出産した友人とはまったく悩みが違い、何歳差だから良いとかラクというのはないんだと気がつきました。金銭的なことは予想できますが、育てる際の大変さは何歳差であろうとしてみなければわからないと思いました。 原案/横山まい作画/やましたともこ監修/助産師REIKO
2020年08月14日現在、9歳・8歳・6歳・2歳の4人の子どもがいます。ようやく子育てが落ち着きましたが、過去を振り返ったとき、あまりの大変さに記憶が飛んでいた時期があります。それは3歳・2歳・0歳の三兄妹を育てていた過酷な時期。どのような状況だったのかをご紹介します。 見ず知らずの方にも励まされる日々 「過酷な時期」だった当時、3歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の3人を連れて歩いていると、見ず知らずの方々に「大変ね! 一気に大きくなるから頑張って!」と、たくさん声をかけてもらっていました。 自分自身あれよあれよと3人の母になり、「子育てはこれが普通だ」と思っていたのですが、幼い3人を連れて歩いている姿は、地域柄や時代も相まってめずらしいものだったのかもしれないと今になって思います。 3人の子育てで配慮していたこと毎日、3人の同時または交互の欲求にひたすら答え、あっという間に日が暮れる生活でした。1人に時間がかかるとほかのことができなくなってしまうため、子どもたちを泣かないように、兄妹間の感染を防ぐために1人も風邪を引かせないように、と神経を尖らせていました。 また、わが家は2階のある戸建てなのですが、私が目を離したすきに、子どもたちが階段を使うと危険だと感じ、夜も布団を1階に持ってきて、ほとんど1階だけで生活をしていました。 つらかったことが夜泣きとお風呂!また、わが家の長男は3歳までほとんど言葉が出ませんでした。周りの人が言っていることはわかり、自分の意思もあるのに、うまく伝えられないもどかしさ。その影響か、ひどい夜泣きが3歳まで続きました。毎晩1時間から2時間ほど泣きわめくのです。 2歳の次男もその泣き声で目を覚まし、0歳の長女は授乳時間に夜泣きが被ると一緒に泣き、忍耐の日々……。お風呂も私がひとりで入れており、長男もひとりでお着替えができないので、冬は私が湯冷めをしながら3人の着替えをしていました。 4人目の子どもたちをを育てていて思うことは、「3歳はまだまだ赤ちゃんの延長」ということ。2人の兄役でたくさん我慢させた長男のことをかわいそうに思うこともあります。でも、過ぎてみれば本当にあっという間で、3人とも一気に大きく頼もしくなりました。私自身も頑張って育ててきてよかった!と思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年08月13日ぺち(@sayupechi__)さんがTwitterに投稿したある動画が話題となりました。街中で、子猫同士のケンカに遭遇した、ぺちさんの2歳になる息子さん。子猫たちに近付いて…。こねこの仲裁に入る。 pic.twitter.com/3wYj6F0UXR — ぺち໒꒱· ゚ (@sayupechi__) July 11, 2020 けんかしちゃ、だめだよ!いいこだね。子猫たちに「ケンカはだめ」と注意する息子さん。その言葉を理解したかのように、子猫たちはケンカをやめておとなしくなりました。息子さんは、いうことを聞いてくれた子猫たちに「いい子だね」と頭をポンポンとして褒めたのです。子猫と子供のかわいさ最強タッグに、大きな反響が上がりました。・荒んだ心が洗われていく…。平和な日常とはこういうことか。・かわいすぎる!何度も見てしまった。・優しい世界。ちゃんと会話しているように見える!137万回再生され、10万人が『いいね』を寄せたこの動画。きっと多くの人の心を癒してくれたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年07月25日現在、5歳の女の子と2歳3か月の男の子の姉弟を育てています。長女が2歳9ヶ月のときに、長男が誕生。待ちに待った赤ちゃんに、長女は恐る恐る触れるも、次第に慣れて抱っこやおむつ替えお着替えなど、積極的に関わるように。下の子がまだ0才の時は長女のヤキモチもなく、小さなお母さんをしてくれていたのですが、だんだんと弟の出来ることが増えてきて、笑った!タッチした!はいはいした!パチパチした!などなど、可愛い可愛いと弟に注目がいくと、「わたしも見て!!」とやきもちをやくようになりました。あるある話の赤ちゃん返りもしっかりとありました。そして、弟が大きくなるにつれて二人の関係もだんだん対等に。そうなると毎日勃発するケンカ。どちらかが必ず泣いています。それでも二人で仲良く遊ぶ時間も増えてきた今日この頃。今回は、毎日笑ったり泣いたりの二歳差育児、いいところ&大変なところをまとめてみました。姉の相手に、弟の付き添い…ママの腕の見せ所の、遊び編今現在大変なことは、ずばり遊びです。弟が小さい時はもっぱら姉優先で遊びを付き合ってあげたけれど、今は男の子と女の子ということもあって遊び方が全然違います。姉はお姫様ごっこにドはまり中。常に何かを演じています。お絵かきや折り紙なども大好き。一方、弟はボールが大好き! 電車でも遊びます。典型的な男の子です。わたしはというと、お姫さまの友人を演じながら、片手でキャッチボール…!しかしそれだと二人とも中途半端で、遊びたい心は満たされません。 そこで考えたのが、お姫様ごっこの中でボール遊び電車遊びを巻き込むこと!「お姫さま、王子さまが来たわよ!ボールで遊びたいみたい、一緒にやりましょう!お姫さま電車が来たわ!一緒に乗りましょう!」すると姉も一緒に、お姫さまとしてボール遊びや電車遊びに加わります。しばらくはそれで3人平和に遊べます。お絵かきに関しては、低い位置で描いていると弟が鉛筆を持って一緒に描こうとするので、姉には高い机を用意してあげました。そして弟には低い机。そうすることで各々テーブルに向かって好きな絵を描いています。公園では、二人とも違う方向へ走りだし、そしてわたしを呼ぶ。まだ弟は危なっかしいのでついていくと、姉がふてくされる。ママは一人しかいない。…ということで、遊具がある所にはなるべく行かないことにしました。原っぱで充分楽しめます。走ったり木の実を見つけたりかくれんぼしたり。そうすることで三人で遊ぶことができるようになりました! いかに二人とバランス良く遊べるかが、毎日のわたしの課題です。段取りが何より大事の、お風呂編最近5歳になったばかりの姉は、自分で洗って拭けるようになりました。これで随分と楽になったのですが、まだ二人を洗って拭かなければいけない時の流れはというと、段取りが命。①姉はおもちゃをもって、弟は歩行器に入って脱衣所に待機②わたしが入って烏の行水③姉を洗って湯船に入れる④弟を洗って3人で湯船⑤みんなで一緒に出てさっと弟をくるむ⑥姉を拭いて着替えのお手伝い⑦そして弟のお着替え⑧わたしは冷めきっている今は弟を洗って拭くのみに! 時には姉が弟を拭いて、着替えを出してくれたりしています。それでも私のゆっくりバスタイムはまだまだ後になりそう。2歳差育児だと、上の子が4〜5歳になり、下の子がしっかりと歩けるようになると、お風呂もすこし落ち着くような気がします。ペースや好き嫌いのちがいでてんやわんやの、食事編弟の離乳食は10ヶ月と遅めに始めたので進みが早く、1歳過ぎには同じようなものを食べれるように。姉を見ているので、すぐに自分で食べ始めました。床は汚れるのですが、自分でもぐもぐ食べてくれるので楽でした。ただ、びっくりするぐらい好き嫌いが逆…。かぼちゃ大根にんじんじゃがいもは、長女の好物なのですが、弟は食べない。豆腐レバーごまキャベツ玉ねぎは弟が好んで食べますが、姉は食べない。品数増やさないと、二人のお腹が満たされない、そんな時期は大変でした。最近は姉の真似をして、姉が食べるといえば弟も食べる。姉が食べないといえば弟も食べない。弟に食べて欲しい時は、姉に食べるって言ってもらっています。弟が1歳の時は、夕食時に眠くなってしまって仕方なく寝かしつけに寝室へ行くことが何度かありました。その間姉が一人で食卓でご飯を食べるという寂しい思いをさせてしまって、そのせいか、食べ歩き遊びグセがついてしまったことがありました。そして寝かしつけしているときに、姉がビーズクッションにダイブ。その横にあったミニテーブルの角に口をぶつけて、流血する事件も…。今思えば、弟の睡眠を優先させるのではなく、食べ終わるまで弟をあやしつつ、その場に留まればよかったと思っています。タイミングが合うとママの至福タイム、寝かしつけ編実は、寝かしつけに関してはあまり苦労したことがありません。上の子は3歳4歳になると昼寝はあまりせず、6時半ぐらいに寝るタイムスケジュールに。2人とも日中はとことん遊び、一緒に早い時間に寝てくれていたので、夜は残った家事を終えて、わたしも早めに休むようにしていました。お昼寝タイミング良く二人がお昼寝してくれたときは、極上のひとりタイム!昼はゆっくりスマホも見れないので、ネットサーフィンしたりメールを返したり。読書しておとなのおやつタイムと束の間の休息を味わっています。ゆっくり一人になりたいなと思うこともあるけれど、何よりのご褒美が姉弟寄り添って寝ている姿♡シャッター音で起こさないように、2人のお昼寝べストショットを撮るのも楽しみのひとつです。ベビーカーをうまく使って安全に、移動編弟が歩くようになったのは1歳2ヶ月の頃。歩きたい盛りの1歳児とまだ目を離すのは危なっかしい4歳児。車通りのあるところでは弟はベビーカーに乗せ、姉はベビーカーのサイドを持って歩きました。しかし、まだ長距離は歩けない4歳児。帰り道疲れたぁ〜と訴える姉をベビーカーへ乗せて弟を抱っこひも、荷物も抱え、腰が折れそうになりながらの毎日の移動でした。バスや電車では姉が座ると自分もと言わんばかりにおろせとバタバタ。2歳差での移動はかなり大変です。あまりにも大変そうな私を見かねて、優しい声をかけてくれる方もたくさんいました。大変ながらも人の優しさに触れることができてほっこりした思い出がたくさんあります。ベストな年齢差なんてない!年子、2歳差3歳差、大きく年の離れた兄弟、双子、そしてもちろん一人っ子も…。わたしのまわりにはたくさんの 子どもがいます。2歳差というと、大変だね〜とか、ちょうどいいね〜なんて言われたりすることもありますが、ベストの年の差はないと思います。それぞれ大変な時期事柄は変わってくるし、性別や性格でも違ってくると思います。ひとつ言えることは、どんな年の差でもどんな性別でもどんな性格でも、大変な時期こそ、一番かわいい時期とだいうこと。わたしもまたとないこの時期を思う存分味わいたいと思います!(大変だけど!)
2020年07月16日娘が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝たあとに趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話をすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。娘を寝かしつけたあとにもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。 著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2020年07月06日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!息子が2歳を過ぎ、トイレトレーニングをはじめたお話です。■まずは補助便座を購入来年は幼稚園…そろそろオムツが取れるように練習しないと…とまずは補助便座を購入してみました!前からトイレに興味があったので座るまでは無事成功!嫌がらずすんなり座ってくれました。■出るタイミングがわからない…しかしトイレに座ってもすんなり出るはずはなく…本人のトイレのタイミングがわからず、こちらのタイミングでトイレに連れて行くしかありませんでした。■トイレが習慣になってきた…?!長い目で見て焦らず、たまにトイレに座らせてみるを繰り返していたら…ある日見事トイレで小をする事に成功!それからは朝起きた時や寝る前などオムツを替えるタイミングでトイレに連れて行くようにしています。100%ではないですがトイレで排尿の成功率が上がってきたので、今後は大の方や、オムツ無し生活などにチャレンジしていきたいと思います!
2020年06月08日2歳になり、言葉もたくさん喋るようになって成長が著しい息子。つい最近まで全く興味を示していなかった、「ヒーローもの」についにハマってしまいました…! 成長を感じ嬉しいような、ちょっと困るような…。先輩ママさんたちから、ヒーローものの子供番組にハマると、おもちゃをねだられて大変だと聞いていたからです。しかし、今はコロナで自粛期間中ということで、息子がおもちゃを目にする機会もありませんし、そこは心配いりません。毎日毎日小さいサイズのリモコンを腰に当て、「じぇんしん!(変身)」と叫んでおります。何故リモコンを腰に当てているのかはわかりませんが、息子が見たヒーローの変身シーンがそのようなものだったのでしょう…。この変身ポーズは、息子自身とてもかっこつけている様子で、大人が見ると何だかかわいらしく感じ、ついつい笑ってしまいます。ここまでは良かったのですが、息子はとくに戦闘シーンがお気に入りなので、私に向かって攻撃してくるようになってしまいました。攻撃といっても直接パンチやキックをするわけではないのですが、大きめのサイズのリモコンを手にし、物陰から私に向かって「プシュン! プシュン!」と何かを撃ってきているのです…。実害はないのですが、とにかく一日中撃たれています…。ときどき攻防戦にしたくなるのか、私にもリモコンを渡してきます。そうなると、こちらも攻撃しなくてはなりません。保育園もお休みで、一日中攻防戦が繰り広げられているため、なかなか仕事の時間を取ることが難しいのが悩みです。息子のリモコン攻撃で、コロナも撃退してほしいものです。
2020年05月27日私は2児のパパです。結婚以前からママとは「将来子どもは、2人か3人は欲しいね」と話していました。1人目は幸運にも結婚後すぐ授かりましたが、2人目を考えるときにはさまざまなことを話し合いました。 考えたこと①:上の子との年の差私もママも、それぞれの兄との年の差は2歳程度でした。お互いの経験もあり、あまり年の差を大きくしたくないと漠然と考えていました。 夫婦の収入やライフスタイル、子ども同士で切磋琢磨したり助け合ったりしてほしいということを考えたときにも、やはり2歳差くらいがよいという結論に至りました。 考えたこと②:夫婦の仕事上の子が1歳になるまで私が仕事、ママは専業主婦という状況でした。ママも仕事がしたいということだったので、「年の差がありすぎると2人目を授かったときにキャリアを中断することになる。2人目が幼稚園入園くらいまで育児に集中して、数年後余裕ができたところから継続して働き始めよう」と考えていました。 また、子どもたちが大きくなったときに、ママも生き生きと仕事をしている姿を見せたいという気持ちもありました。 考えたこと③:育児環境私は上の子が2歳になるまで、週末以外子どもが起きているところを見ることができませんでした。朝早く仕事に出ていき、帰りも遅い生活をしていたためです。仕事が忙しく成長を見ることができなかったことを後悔していました。ママにとっても負担が大きかったと思います。 2人目が生まれたら育児にかける時間も長くなります。収入を確保するためには働く時間も必要になるので、地域の保育園や幼稚園、病児保育や子育て支援環境は整っているかを考えました。その結果次第では引っ越しが必要だし、引っ越すことは可能だと思っていました。 結果的に希望していた2歳差で妊娠判明「2歳差で」と考えたところで、2人目を授かるかどうかはわかりませんでした。私の仕事が忙しいこともあり、セックスレス気味、かつママも上の子を出産後1年くらい生理がないという状況でした。 私が退職したあとセックスレスは解消されましたが、今度は収入面が不安で2人目をためらっていました。そして退職後引っ越しの当日、ママの妊娠が判明! いろいろな不安もあり、将来の計画を話し合っているタイミングで授かったので驚きましたが、とてもうれしかったと同時に「転職後も幸せな家庭にしよう」という覚悟ができました。 2人目計画にあたり、他にも妊娠・出産時の上の子の面倒のこと、進学に伴う教育費のこと、夫婦のライフワークバランスなどを考えていました。実際にこのタイミングで妊娠することはまったく予想外でしたが、結果として私たち夫婦が理想としていた2歳差で2人目を授かることができました。「2人目が欲しい」という気持ちさえあれば、どんなタイミングでもうれしいし、どんな状況でも「なんとかなる!」と思えた体験でした。 イラスト:imasaku監修/助産師REIKO著者:浦野崇朗2人の子を持つ父。前職の公務員退職をきっかけに、家庭では家事・育児をしながら、在宅で育児関連のライターとして執筆中。その他フリーランスとしてWEB制作などを行う。
2020年05月19日Instagramで大人気のニシカタさん(Instagram@c_nishikata)の育児エピソードをお届けします。2歳になったえみりんが、最近「○○が痛い」と言うようになったそう…。 この懺悔と後悔、何度やれば気が済むんでしょう。本当に、自分が嫌いになります。 自分が母親不適合者なんじゃないかとか、毒親まっしぐらだなとかそんな親のもとに産まれたえみりん可哀想だなとか、ひととおりネガティブなことを考えたあとで、最後は「ごめんね」に行き着きます。 怒りやイライラのコントロールができるようになりたい。 前回「ごめんね、えみりん」というマンガをインスタにあげたとき、かなりご批判を頂きました。今回もそういうコメントを多く頂くんだろうなとは思いますが、決して擁護してほしいわけでも正当化するわけでもありません。私は良いことも悪いことも、ありのままの日常を描きたいので、描かせて頂きました。 ニシカタさんのこの投稿には、「わかります、これは同じ立場の人間にしかわからないと思います」「私のことかと思った」「同じ状況すぎて、私だけじゃないんだってラクになりました!」といったママたちの声が続々コメントで寄せられていました。 ニシカタさんと同じように、胸が苦しくなるような思いをしながら、毎日を過ごしているママもたくさんいるかと思います。落ち込み、寝顔を見て反省する日もある…でもこれが、ママたちの育児のリアル。私だけじゃない!と思える、日常の一コマです。 そのほか、最新マンガはInstagramで更新中!ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2020年05月08日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、トイトレにもつながる2歳から始める「おむつなし育児」についてお話しています。おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは? どんなサポートをすればいい? など、詳しく解説! おむつの機能の向上とともに、おむつをはずす年齢が、近年遅くなってきているといわれています。年齢が進むほど、おむつの排泄に慣れている期間が長くなり、トイレトレーニングが思うように進まずに、焦ってしまったり悩んでしまったりするママもいます。 今回は、トイレトレーニングにもつながる、2歳前後の「おむつなし育児」についてお話しします。 おむつなし育児とは?おむつなし育児とは、おむつをせずにおしっこやうんちがだだ漏れというわけではなく、おむつに頼りすぎず、できるだけ自然な排泄の感覚をつけられるようにすることです。おむつをつけたままでもできます。おむつなし育児は、0歳以下の月齢が低いお子さんほど、おむつでの排泄に慣れていないのですすめやすいのですが、2歳ごろからでも始めることができます。 生まれてから2年もの間、おむつの中で排泄をすることを学習したお子さんにとって、トイレという穴のあいた開放空間で排泄をするということを学習し直すことは大人が思っている以上に大変です。トイレやおまるで排泄するという感覚はすぐには育たず、時間がかかります。お子さんに合わせて焦らずゆっくりと進めていくことが大切です。 「おしっこ、出た!」がわかるようになるコツおむつに排泄することに慣れていると、自分からおしっこが出たというのがわからなかったり、うんちが出ても不快感なく気にせずに遊んでいたりすることがあります。まずは思いきってパンツにしてみるというのも良いでしょう。 洋服の着替えや床が汚れることが心配であれば、汚れても気にならないようにシートやマットを引いた場所で過ごす、決まった時間(30分など)だけにする、パンツを○枚濡らしたらおしまいなど、ルールを決めても良いでしょう。 おむつをはずし始めたばかりの時期は、排泄感覚ができていないので頻尿状態になっていることも多いのですが、1〜2カ月程度時間が経つと排尿間隔が落ち着いてきます。出たことがわかるようになったり、出たことを教えてくれるようになったりしたら「ありがとう」「わかったんだね」などと、ほめてあげるようにしましょう。 おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは?トイレトレーニングの相談で多いのは、おしっこが出る前に教えてくれない、まだ言葉が出ないからいつ出るのかわからないということがあります。おむつなし育児の基本は、最初はお子さんから尿意や便意を教えてくれることは期待しないことが大切です。おむつの外で排泄する経験を繰り返していくうちに、徐々に感覚をつかみ、排泄前に仕草や言葉で教えてくれるようになってきます。おしっこが出る前のサインとして2歳ごろのお子さんで多いのは、落ち着かなくなる、足を交差させてモジモジする、股間を触るなどがあります。うんちが出る前のサインとしては、おならが出る、いきむ、特定の場所に隠れる(机の下、カーテン、部屋の隅など)などがあります。 サインがわかりにくい場合は、朝や昼寝から起きたとき、ご飯食べたあと、外出から帰ってきたときなどに誘ってみましょう。この時期は、トイレが怖かったり、遊びに夢中で中断したくなかったりすることもあります。おまるにしてみたり、「今はおむつでもいいよ。次はトイレに行こうね」と話してみたりしても良いかと思います。2歳ごろは大人のマネをするのも好きな時期なので、ママがトイレに行くときに誘う、おしっこをするところを見せるなども良いでしょう。 「おしっこ、できた!」のためのコツおしっこが出るサインがみられたら、おまるやトイレに座ってみましょう。お風呂など裸になったときに、おしっこをするようにすると感覚が分かりやすいお子さんもいます。最初は出ないことも多いので、3〜5分程度座らせて様子をみて出なかったり、嫌がったりするようなら切り上げるようにしましょう。おしっこが出やすいように、膀胱の筋肉を緩ませる「シーシー」という声かけや、うんちの場合は、「うーん」という声かけをします。リラックスできるようにトイレに好きなキャラクターのシールなどを貼ったり、歌を歌ったり、絵本を見せたりしても良いでしょう。言葉が発達してくる時期なので、おむつをはずす日を親子で決める、その日におむつかパンツにするかを本人に選んでもらうのも良いかと思います。外出などでおむつにする場合は、「今日はすぐにトイレに行けないかもしれないからおむつにしてもいいかな? トイレに行けそうだったら行くようにするね」などと事情を話してあげてくださいね。 排泄機能の発達は個人差も大きいので、周りの大人が焦らずにお子さんの気持ちに寄り添うことが大切です。パンツでおしっこやうんちをしても慌てたり怒ったりせずに、トイレやおまるで排泄できたときには「スッキリしたね」「良かったね」と一緒に喜んであげましょう。 <参考>おむつなし育児研究所 「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年04月27日産後の育児には本当に不安がいっぱいでした。私たち夫婦はお互い芸人をしていて仕事もあり、2人で協力して育児をしていくことが必須だと感じていました。だから友人がよく言っている「旦那が育児をしてくれない」「独身時代と何も変わってない」というような状況にだけはするまいと、スタートからいっしょに育児をしていこうと思っていました。きちんと役割を決めておいた方が良いのではとも思っていたのですが、仕事やら何やらでバタバタしているうちに出産し、そのままジェットコースターのように怒涛の育児が始まってしまいました。結果的に、役割を決めることはありませんでした。それもあって、「夜泣きも私しか起きないんだろうな…男の人は赤ちゃんの泣き声聞こえないって言うし…」と想像していたのですが、旦那は夜も息子の泣き声に敏感に反応してくれていました。母乳がメインの育児だったため、結果的に私は常に授乳し、それ以外のことは旦那にお任せという感じになりました。今では私以上にオムツを替えるのが手際よく、本当によく育児をしている旦那。役割を決めなかったことが意外に私たちにはうまくハマりました。もし役割をきっちり決めていたら、相手がその役割をやっていなかったときにイライラしてしまっていたかもしれません。もちろん、それなりにモメることはありましたが、今相手がこういう状況だから、自分はこうしておこうなど、自分の頭で何をしたら良いのかその都度考えることができたため、お互い能動的な育児になったことがとてもよかったです。
2020年04月08日私は第一子の妊活に苦労をしたので、第二子の妊活は可能な限り早く始めました。第一子は生後11カ月で断乳。翌月に生理がきたので、そこから妊活をスタートし、妊娠までは1年半かかりました。結果、第一子は5月生まれ、第二子は3月末生まれのギリギリ2学年差。年の差はほぼ3歳差です。私の場合は、年の差や産み月を狙うことはできませんでしたが、第二子を育てながら感じたよかったこと、困ったことをご紹介します。 【よかったこと】上の子が幼稚園に第二子である息子が3月末に生まれ、4月の下旬から第一子の娘が週5でプレ幼稚園へ通い始めました。慣らし保育の半月ほどは、生まれて間もない息子を連れて幼稚園まで送り迎えをせねばなりませんでした。でもそこさえクリアしてしまえば、娘が幼稚園に入ったことは良いことばかり!体力のある娘に合わせて、息子を連れて公園や児童館に出かけなくてもよくなったので、息子のお世話に集中できました。そして何より、娘が幼稚園をとても楽しんでいました。幼稚園がなければこの時期は乗り越えられなかったと思います。 【困ったこと】保活が難しい3月生まれ息子が幼稚園に入るまでの間に働きたいと思い、認可保育園の4月入所を申し込みました。息子は3月末生まれなので、4月入所の場合はギリギリ1歳児クラスになります。私の希望した保育園では、0歳児の募集定員が12名なのに対し、1歳児はたったの5名でした。フルタイムでの職場復帰が確定しているわけでもない私にはまったく歯が立たず、待機となり、「息子がもう何日か遅く生まれてくれていれば……」と考えてしまいました。 【困ったこと】体力の限界! 高齢育児私は33歳で娘を、36歳で息子を妊娠・出産しました。高齢妊娠のボーダーである35歳を挟んで、2度妊娠・出産を経験した形になります。2人を産み、育てて一番思うのは、「子育てはとにかく体力勝負」であるということ。第二子は経験値があるので、第一子よりもどうにかなると思っていました。 ところが、夜間授乳の睡眠不足が異様につらく、細切れ睡眠に体が慣れず、1日中徹夜明けのような疲労感に見舞われました。2人育児になったことも原因ではありますが、息子が生まれてからの1年間は体力面できつく、それに伴って精神面も崩れることが多かったです。 第二子妊活もなかなか妊娠できず、つらい闘いでした。ですが、フタを開けてみれば、これ以上ないベストなタイミングでの妊娠だったのではと思っています。入園のタイミングもですが、私が妊娠したときには、娘は自分のことはひと通り自分でできるようになっていました。また、2歳児のイヤイヤも少し落ち着きを見せ始めていました。現在、娘は4歳、息子は1歳です。夫が不在がちで両実家も遠く、2人の子どもとの毎日は楽しいこともたくさんありますが、想像以上に過酷……。そこの覚悟だけは足りなかったなと感じています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年04月01日もうすぐ2歳になる息子。これからの育児や教育方針について、夫と私は幾度となく話し合いを重ねてきました。今の時点で正解だったと言い切れるものはまだまだ少ないですが、そのなかでも「これは意識していてよかった!」と思えるルールをご紹介します。 たくさんの人と触れ合わせる「社交性は高くて損はない」という思いから決めたルール。親族はもちろん、私や夫の友だちと触れ合う機会を多く設けています。生後6カ月ごろからは児童センターに通い、新しい人との接触に慣れる練習も。その効果もあってか人懐こく、初対面の人にでもニコニコ向かっていく子に育っています。 また、「親以外の大人の考え方に触れてほしい」という考えの私たち夫婦。今はまだ早いですが、進路などで迷ったときに相談できる大人の選択肢を増やしたい、息子の視野を広げたいと思っています。そのためにも親のコミュニティが狭まらぬよう心がけ、子どもを巻き込みながら関わっていきたいと考えています。 しかるパターンを知り、減らす言葉が完全に通じにくい今、しかったとしてもかんしゃくを起こすだけで改善がみられません。そこでしかる回数は最小限にして、親と子ども双方のストレス軽減に重きを置いています。 具体的には、「食器をひっくり返す」「私物を触られる」など普段はしかっている場面に対し、「ひっくり返しにくい食器にする」「私物を手の届く所に置かない」などの対策をおこなうだけ。しかる原因を取り除くだけで息子がかんしゃくを起こす回数も驚くほど減り、私も心穏やかに過ごせる時間がぐっと増えました。 両親が仲良しでいるここ最近で一番気をつけていることです。過去に夫と口喧嘩をしていると、息子が「パパイヤ!」と泣き出すという出来事が。私が夫と不仲でいると、息子もまねをするかもしれない......と危機感を覚えました。 夫と話し合い、息子にとって家族は「安心できる場所」であってほしいよねという結論に。「子どもが聞いているところで喧嘩しない」「両親が仲良しでいる」という約束を交わしました。今では問題なくパパママどちらにも抱きついてきてくれます。 以上がわが家で大事にしており、やっていてよかったと感じる3つのルールです。これから先も息子と真剣に向き合い、親としてじょうずに成長を促していけたらいいなと思います。 ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、一部地域子育て支援拠点では利用人数や時間などの制限をしている可能性があります。ご利用の際には感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:高橋さちこ1歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年03月30日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です。コロナウイルス問題で、外出もままならない不安な日々が続きますね…。2歳の息子がいる私たちはどう過ごしていたのかというと…■公園は大混雑中…外出をなるべくしないようにしているのですが、2歳の息子にはなかなか難しく、1日1回は外に連れて行かないと気が済みません。しかしながら休校中ということもあり、遊具のある公園はどこも混雑していて小学生も多く、混雑の中で遊ばせるのは危ないので断念…。かと言って遊具のない広場でボール遊びなどをさせてもすぐ飽きてしまうようです。(3月前半時点でのエピソードです)■家遊びの工夫をしていますお家でも…なんとか色々工夫して室内遊びをしています。それでも限界はあるので、先日とうとう室内用滑り台をネットでポチりました。狭い家なのに置く場所あるのか...(笑)一刻も早く落ち着いて元の生活が戻ってくる事をただただ祈るばかりです。
2020年03月29日HugMugでも4コマ連載「モチコのツッコミ育児備忘録」が人気の関西人イラストレーターのモチコさん。2018年に発売し重版となったコミックエッセイ『育児ってこんなに笑えるんや!』から、待望の第2弾『育児ってこんなに笑えるんや! 二太郎誕生編』が3月13日に発売! その見どころを紹介します。モチコInstagramのフォロワー18万人超えの関西人漫画家・イラストレーター。娘・イチコ(2014.3生まれ)と息子・二太郎(2017.2生まれ)に毎日ツッコミを入れつつ暮らしている。4コマやイラストで育児記録をつけ、SNSで公開中。アイスクリーム中毒。・ブログ「かぞくばか〜子育て4コマ絵日記」・Instagramアカウント@mochicodiary・Twitterアカウント@mochicodiary 待望の第2弾! 育児コミックエッセイ『育児ってこんなに笑えるんや!』娘・イチコちゃんとの日々をイラストで描いたInstagramのマンガと描き下ろしを収録した、モチコさんの初コミックエッセイ。2018年6月に発売したのち、「アホカワ!」「かわいくて、おもしろすぎる」と人気が拡大し重版もされました。そして、第2弾の『育児ってこんなに笑えるんや! 二太郎誕生編』では、お姉さんに成長したイチコちゃんのひょうきんさ&女子力(?)に、二太郎くんの“アホカワ”さが加わり、育児の楽しさもハプニングもより一層濃くなってパワーアップ!Instagramでは、その甘えんぼぶりで人気を集めている二太郎くん。モチコさんが長女・イチコちゃんとの違いに悩む様子や、男の子にしかない“付いてる”エピソード、女の子とはまた違う“キュンキュン”してしまう仕草など、男の子ママたちから共感の声が多数! また女の子ママからは驚きの声があがっています。子育てにちょっと疲れた時、読むとくすっと笑えて気分転換になったり、子どもへの愛しさを再確認できる1冊です。今回モチコさんより、HugMug読者に向けてスペシャルメッセージをいただきました!\Special message from MOCHICO/「育児ってこんなに笑えるんや!二太郎誕生編」、発売となりました〜!かわいくて、楽しくて、でももんのすごーーーく大変な育児……。でもその大変さを乗り換えて(乗り越えなくても何とかやり過ごして)、最終的に笑顔になれたらいいなと思っています。タイトルの「育児ってこんなに笑えるんや!」にはそんな思いも込めました。萌えて、ツッコんで、悩んで、そして笑って……そんな本を目指して作りました。お楽しみいただけると嬉しいです!第2弾の『育児ってこんなに笑えるんや! 二太郎誕生編』中身を少しだけ紹介!56ページもある描き下ろしの中では、「2人の個性」「むく・むかない問題」「天使の4歳」「一時保育」などInstagramでは描かれていない特別マンガも収録。3月に3歳となった二太郎くんの小さい頃のエピソードを書籍の中からチラ見せで紹介します!「育児ってこんなに笑えるんや!二太郎誕生編」著者:モチコ発行:ぴあ株式会社発売:2020年3月13日定価:1,100円+税書店、ネット書店にて販売Amazon 楽天ブックス
2020年03月13日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です。今回は2歳になった息子のおしゃべり事情についてです。■1歳後半、明らかに単語が増えてきた!1歳も後半になると、徐々に言える単語が増えてきた息子。動詞の使い分けもできるようになり…しかし改めて話してもらおうとすると…黙ってしまうことも多いです(笑)■2歳になると…もどかしさも増えるそして2歳を迎えると、今度は二語文、そして三語文までもみるみる言えるように!まだ発音などはうまくできないので、聞き取れない事も多々…。一生懸命伝えようとしてくれてるのに分かってあげられないのがもどかしいです!■会話が成立するように!一方通行だった会話も、最近は息子から反応が返ってくるようになり日々楽しく愛おしくて仕方ありません(笑)わざと人をからかうような事を言ってきたりもしますが、それもまた成長を感じて嬉しいです(笑)毎日どんどん吸収して変わっていく息子の姿に日々感動してます!
2020年03月10日こんにちは、保育士の中田馨です。乳児から幼児になり、ママを悩ませることの一つがイヤイヤ期です。このイヤイヤ期、親がしてほしくないことをしたり、親がこうしてほしいことをイヤイヤ言って困らせるので、親はついイライラしてしまいます。 イヤイヤ期は、ママとパパにかまってほしい気持ち、表現力が未熟で気持ちを言葉で伝えられない、自分がイメージしていることが思うようにできないなどの気持ちから起こります。イヤイヤ期は2歳というイメージがありますが、実は1歳代から徐々にスタートし、3~4歳ごろで収まってきます。今回は、イヤイヤ期にママができる対応の基本を年齢別に話します。 しかるときの基本ポイント子どもが「イヤ」と言うことに対して、すべてをしかっていては子どもの気持ちがおさまりませんし、ママの体が持ちません。ですので、しかるポイントを決めておきましょう。大切なのは、危険なことをしたときと、他人に対して迷惑をかけたときです。 危険なことの例例えば、道路を歩いていてママの手を振りほどいて車道に向かって走って行ったら……。それはとても危険なことです。「外ではママと手をつなぐ」というルールを教えます。歯ブラシをくわえたまま歩いていたら……。もし転んだりしたら危険です。「歯を磨くときは、歩かない」ことを教えます。 このような危険なことをした場合は、その場で「ダメ!」と教えます。例えば、階段の上り下りをする、高いところに登ってジャンプするなど、危険だけど子どもがしたいチャレンジは、大人ができる限り付き合ってあげることも大切です。 他人に迷惑をかけることの例友だちをたたいた、噛んだ、物を投げた、砂をかけたなどした場合は、「ダメ!」と教える必要があります。また、電車の中や公共の施設内で走ったり騒いだりするときは、その都度「騒がない」というルールを教えます。子どもが走り回りたいなら公園に連れていき、力いっぱいに走らせましょう。 子どもがすることすべてを「ダメ!」と言っていると、子ども自身がしかられている感覚がなくなる場合もあります。子どもからすると、ママがずっと「ダメダメ」言っていて、何が本当にダメなのかわからなくなります。しかるときは、その場ですぐにしかります。そして、しかるポイントを明確にし、メリハリが必要です。しっかり伝えようと長い言葉でしかるのではなく、短い言葉で伝えることも大切です。とはいっても、些細なことを感情的に怒ってしまうこともあります。そんなときは、「さっきはごめんね。〇〇ちゃんが大好きだよ」と伝えましょう。次から年齢別の対策をお伝えします。 1歳のときのイヤイヤ期対策1歳半ごろになると自分でできることが少しずつ増えてきます。例えば、スプーンなどを使って自分で食べられるようになったり、洋服も袖に手を通すのを協力してくれたり、物を投げたり、少し高いところに登ってみたり、そのままジャンプしようとしたり。 「危ない! ダメ!」と言っても、そのダメの理由がよくわかっていなくて何度も繰り返します。「ダメ」と止められると、気持ちを伝える言葉がまだ分からないので大声で泣きます。こんな「自分の思い通りにしたい!」というのが1歳のイヤイヤ期の特長です。このときにママができることは、子どもの気持ちを受け止めること。そして、子どもの気持ちを親が言葉にして代弁すること。「イヤだったんだね」と共感することで、「ママに気持ちを受け止めてもらえた」と思います。この思いを積み重ねることが大切です。 2歳のときのイヤイヤ期対策2歳はよく「魔の2歳」なんて言い方をされることもあります。言葉が少しずつ増えてきて「ダメ!」「イヤ!」「しない!」という自分の気持ちを簡単な言葉で伝えることができるようになります。自分でできることも増えていて、「自分で服を着る!」と言い出したと思ったら、「服を着ない!」と言ってすっぽんぽんでのけぞって泣くこともあります。 したくないこと、気にくわないこと、できないことがあると感情が爆発して、ママもお手上げ状態になることもあるのではないでしょうか? これがまさしくイヤイヤのピークの時期です。このときにママができることは、子どもの言うとおりに動かないこと。イヤイヤ言っている子どもは自分でも訳が分からない状態になっています。子どもの気持ちが落ち着くまで待ちます。子どもができないことは「一人でできた!」と思わせるくらいにさりげなく手伝ってあげましょう。 3歳のときのイヤイヤ期対策3歳になると、言葉の数がかなり増えてきて、簡単な言葉のキャッチボールができるようになってきます。先の見通しもつくようになるので、2歳のときのようなイヤイヤはおさまってきます。こだわりが強くなるので譲れないところは頑として譲らないという姿も見られます。 自分でできることが増えてきますし、できることとできないこともわかってくるので、例えばこれまで怖がらずにチャレンジしていた高い場所からのジャンプを急に怖がり出したりします。 このときにママができることは、言葉でしっかり伝えること。寝る前に、まだ遊びたいと駄々をこねたりした場合は、「明日また遊ぼうね」と簡単な言葉で分かりやすく伝えましょう。 イヤイヤ期は永遠に続くものではありません。今は、これから社会に出ていくときの人間関係やルールの基礎を学んでいる時期ととらえ、気長に見守りましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年02月08日さまざまな育児アイテムのなかで、2歳を過ぎても使える育児アイテムがあります。育児中の私も、今だからこそ思えることなのですが、いくら期間限定とはいえ2年以上も使うアイテムです。満足のいくものを選びたいと感じました。今回は、私が実際に長く愛用している育児アイテムを厳選してご紹介します! やっぱりコレ! 「マザーズバッグ」 妊娠中にマザーズバッグをワクワクしながら選ぶママも多いのではないでしょうか? もちろんデザイン性も重視したいですが、やはり機能性も大事です。 私が使用しているルートートブランド、マミールーのマザーズバッグの使用歴は5年以上。1人目、2人目と使用していますが、破損することなく使えています。マザーズバッグの選び方は好みにもよりますが、やはり丈夫で軽量であることが第一。さらに両手が空くトートと斜めがけが可能な2WAYタイプがおすすめです。 肩腰の負担が軽い「抱っこひも」 私が買い物に失敗したアイテムが、抱っこひもでした。抱っこやおんぶなんて少しの間だと思い、安価な抱っこひもを購入したのが間違いでした。 そこでエルゴの抱っこひもを再購入。少々値段は張りますが、肩が凝りにくいので気に入っています。新生児用のパッドなどオプションも充実しているので、成長に合わせた使い方ができるのも魅力。2歳を過ぎた今でも役立っています。 長く使えるおもちゃナンバーワン「レゴブロック」 月齢に適したおもちゃを購入していくうちに、家はおもちゃだらけになっていました。せっかく買ったおもちゃも、数日使えばすぐ飽きてしまうことも。 そのなかでも、わが子が飽きずに遊んだ唯一のおもちゃが「レゴブロック」です。特にレゴデュプロシリーズがおすすめ。1歳半ごろ~5歳まで長く使うことができますよ。子どもの創造力次第で何通りものブロック遊びが楽しめるうえに、動物や食べ物などシリーズの互換性があるのも魅力です。 長く使えるアイテムだからこそ、よく吟味して買い物をしたいですね。先輩ママのアドバイスを参考に、2歳を過ぎても役立つアイテムとそうでないものを見極めるのもコツです。すると、賢いお金の使い方ができるはず!? ※掲載した商品画像はすべてイメージになります。実際に購入された商品の使用上の注意をお確かめの上ご使用ください。※ブロックで遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲の可能性があるので赤ちゃんには渡さないようにしてください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年02月07日■ 前回 のあらすじ引っ越しを機に、しゃべる相手がいなくなったことで、イヤイヤ期の娘と2人きりの生活となったモチコさん。気が付いたら、娘と2人で過ごす時間が苦痛に…。 「子育てがつらい…子どもが好きだったはずなのに | 私、育児ノイローゼかも(1)」 ※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。■どうして「子育てがつらい」と言えないのか?私は元々、人と会っておしゃべりをすることがとても好きでした。でもそれができない環境になることが、「つらい」ことだとはまったく想像もしていませんでした。引っ越しでママ友が誰もいなく、さらに大人と会っておしゃべりをする時間がなくなって、初めてそういった時間が、自分にとってどれだけ大切だったのかを知ったのです。そして大人としゃべらず子どもとだけ過ごすことが、ノイローゼのような状態に陥るほどしんどいとも思ってもいませんでした。しかし、私は「子育てがつらい」とは、なかなか人に打ち明けることができませんでした。なぜなら「子育てがつらい」と言う感情は、そのときの私にとっては、「母親失格なんじゃ…」と思わせるものだったからです。母親としての自分を否定されているような、母親失格と誰かに言われているような、ネガティブな気持ち。もちろん誰もそんなことは言っていません。ましてや、私ではない誰かが「子育てがつらい」と言っていてもそんなことは思いもしません。ただ当時の私は、そういったマイナス思考になっていました。■母にも言えない本音。唯一、話せた夫は…そういう思考になっていると、周りに頼るのも難しくなってしまいます。実の母にすら「ママ友や大人の人とおしゃべりできなくてしんどい」とは言えても、「子育てがつらい」とは伝えられませんでした。唯一「育児がしんどい」とちゃんと言えたのは夫のチチオだけ。でも、チチオは遅くまで仕事をしていたので、平日は少ししか話せませんでした。引っ越し前までママ友と仲良くおしゃべりしてきたことを知っていたチチオは、それがどれだけ私を救っていたかもわかっていました。ということで、夫婦の見解としては…で一致。そして夫は、職場の同期に「モチコが大人と話せなくて育児がしんどいみたいやから、今度家族で休みの日に集まろう」と提案してくれました。「そこからママ友になれたらいいね」と。ところが私は… ■夫が良かれと取った行動に、さらに追い詰められるとてもありがたいことなのですが…当時の私が1番に頭に浮かんだのは「なんで『育児つらい』って他の人に言っちゃうの」という気持ち。チチオは何も悪くないんです。私は口止めしていなかったし、悪い状況を少しでも好転させようと、私を思ってしてくれたこと。ただ当時の私はと思っていました。「子ども好き」だった私が、「育児がつらい」ことを他人に知られることはとても怖かったんです。それくらい「育児がつらい」という感情は私にとってプレッシャーで、マイナス思考に陥っていました。繰り返しますが、他の人に対してそんなことは当時も今もまったく思っていません。「母親はこうあるべし」という理想像が、自分への呪縛のようになっていたんだろうなと思います。…と書くと、すごい完璧育児を目指してたみたいですが、そんなことはまったくありません。笑イチコが生後1ヶ月のとき保健師さんに「育児、適当だね! いい意味で!」と言われたくらいの適当さ。そんな適当育児しかしていなくても、環境が変わるだけで育児がつらくなってしまうんです。むしろ適当だからこそ「適当育児なのにつらくなるなんて…」と自分を責めていたのかも。誰に言われたわけでもなく、やはり自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていたのでしょう…。さて、ここから精神的にどう立て直したか…は、次回に続きます!次回は、「育児がつらい」というプレッシャーをモチコさんは克服していきます。更新は、2月10日(月)を予定しています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。>> 【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは
2020年02月03日こんにちは、東京衛生病院小児科の保田典子です。私生活では7歳、5歳、3歳の子育て中です。生後半年をすぎると、赤ちゃんも活発に動くようになってきます。寝返り、ずりばい、ハイハイ、つたい歩き……上手に遊んで、赤ちゃんの発達を助けてあげられるといいですよね。今回は、ハイハイ時期のポイントをお伝えできたらと思います。 ハイハイの良いところ一般的な発達の順番としては、首すわり→寝返り→ズリバイ→ハイハイ、の順番で発達していきます。ズリバイ、ハイハイの時期になると、手足を同時に使って動く、自分の体重を手足で支えるようになる、など運動能力や筋力が向上している必要があります。 ハイハイには①手で体重を支えて腕の筋力がアップする②手で地面をとらえるので手の感覚や握力の発達にも良い③両足を交互に動かすので、歩くための準備にもなる など、いろいろな良いところがあります。また、ハイハイすることを含め、さまざまな運動をすることでケガの予防にもつながります。ズリバイやハイハイをするようになったら、ぜひたくさん運動をさせてあげたいですよね。 おすすめの遊びズリバイやハイハイをするようになったら、ぜひ広いところで遊ばせてどんどん動くようにしたいものです。公園で草の感覚を味あわせてあげるのもいいですし(晴れていて地面が乾いている場合)、児童館などで自由に動きつつ、他のお友達を見せてあげるのもいいでしょう。 まだお友達に興味を持つ、お友達と遊ぶという時期ではありませんが、歩いているお友達を見ると、歩きへの刺激にもなると思いますよ。 家でも、親が見ている間はケージを取りはらって、家の中を自由に探検させてあげるといいでしょう。赤ちゃんの後ろから声をかけてあげたり、ママやパパがいるところまで障害物(クッションなど)を置いてあげて、平地だけではない場所をハイハイさせてあげるのもいいでしょう。 気をつけるべき遊びは?ハイハイをしはじめる時期に使用を考えるのが、歩行器やベビージャンパーなどの育児グッズです。歩行器やベビージャンパーは喜ぶ赤ちゃんも多いため、ちょっと親の用事をしたい時などすごく重宝するグッズです。 ただ、ハイハイの時期の赤ちゃんは、腰を曲げているのが自然な姿勢なのですが、歩行器などは赤ちゃんが立つ形になり、自然な体位よりは背骨がまっすぐになり、腰が反る形になります。そのため、この時期に無理に立った姿勢を長く続けることは、赤ちゃんの腰にも発達にも好ましくありません。使ってはいけない、のではなく、長時間の使用は気をつけたほうがいいと思います。 ハイハイしなくても焦らないでハイハイをたくさんして、今後の運動能力向上につなげたいところですが、ハイハイをしない赤ちゃんもいます(私もハイハイをしなかったそうです!)。 ハイハイをしないで歩きはじめてしまった赤ちゃんは、足腰がきちんと歩ける準備が整ったから歩けるようになった、ということなので、「歩くようになったけど、ハイハイをさせなければいけない」と思う必要はありません。 また、寝返りで動いちゃうのでハイハイしない、寝転んでばかりでハイハイしない、という子も焦らなくて大丈夫です。心配であれば健診で発達の具合をみてもらいつつ、焦らずに楽しく動ける遊びをしていけたらいいのではないかと思います。 著者:医師 医療法人アドベンチスト会東京衛生病院 小児科医師 保田典子 先生医療法人アドベンチスト会東京衛生病院小児科医師。株式会社メドイース代表取締役。2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。Twitter:@kanoppeInstagram:@atama4970_yasuda
2020年01月24日1人目は完母で育てた私ですが、2人目はあえて混合育児を選択しました。母乳の出もよかった私がなぜ混合育児を選んだのか? その理由と合わせて、私が感じた母乳と育児用ミルクのメリット・デメリットをお伝えします。 母乳良好で混合育児を選択した理由とは?1人目のときは母乳もよく出ていて、子どももよく飲んでくれていたので、迷わず完母を選択しました。しかし、母乳のみ、育児用ミルクのみのように、どちらかに限定してしまうと、やはりそれぞれにメリットとデメリットがありました。 そこで、2人目は母乳と育児用ミルク、どちらも与えられるようにしようと、混合育児を選択しました。その結果、場所や状況に合わせてどちらかを選択でき、育児の負担やストレスは1人目とはまったく違いました。 母乳育児のメリット・デメリットは?母乳育児は子どもが飲みたいときにすぐ飲ませてあげることができ、荷物も少なく済むので、外出時にはとてもラクです。そしてお金がかからないのでとても経済的だと感じています。 ですが、母乳育児はほかの人が授乳を代わることができません。体調を崩してしまって薬が必要な場合は病院に行き、母乳にも影響のない薬を処方してもらわなくてはならないことが、私にとって一番不便でした。 ミルク育児のメリット・デメリットは?ミルク育児の一番のメリットは、なんと言ってもママ以外の人に授乳を代わってもらえることだと思っています。頻繁におなかが空いてしまう低月齢の時期でも、時間ごとに担当を決めておけば、ママも少し落ち着いて睡眠をとることができます。 しかし、月齢が上がってくると1回の育児用ミルクの消費量も増えてくることから、経済的には負担が大きく、外出先にベビールームがない場合に備えてお湯を常備しておく必要があるため、荷物がかさばってしまうというデメリットも感じました。 母乳・育児用ミルク・混合のどれを選択するのかはママ次第です。私個人としては、ママが楽しく育児できることが赤ちゃんにとっても一番いい選択だと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田奈々自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年01月21日現在5歳と1歳の4学年差の姉妹を育てています。本当は2歳差で欲しいと思い家族計画をしていたのですが、なかなかできなかったり、流産を1回経験したりして、結果的には長女が3歳の誕生日を迎えたころに次女を妊娠しました。今回は、4学年差でよかったと思う点と、大変だと感じる点について述べたいと思います。 よかった点① 下の子とゆっくり過ごせる長女が年少の夏に次女が生まれました。長女が幼稚園に慣れたころに次女が誕生したということは、私にとっても長女にとっても良いタイミングだったのではないかと思います。 長女が登園している間は次女とお昼寝するなど、ゆっくり過ごすことができました。長女も幼稚園に行けば友だちと遊べて、良い気分転換になったみたいです。私の体力がまだ戻っていなくて、長女の赤ちゃん返りが大変なとき、幼稚園の存在には本当に助けられました。 よかった点② 長女は自分のことができる長女は3歳になると、食事やトイレや着替えなどの身の回りのことがある程度自分でできるようになっていました。もし、長女がもっと小さいころに妊娠していた場合、抱っこして椅子やトイレに座らせたり、かがんで着替えさせたりと大きなおなかでのお世話は大変だっただろうと思います。 もちろん、赤ちゃん返りをして、できるのにやらないということはありましたが、私が本当につらいときは状況を理解し、わがままを言うことはなかったので助かりました。 大変だった点① 赤ちゃん返りが大変長女は繊細な子だということもあり、赤ちゃん返りがとても大変でした。「きょうだいの年齢が近いより、離れているほうが赤ちゃん返りが激しい」と先輩ママたちから聞いていたので、きょうだいの育て方に関する本を読んで参考にしました。 例えば、次女を叩いてしまうというような、直接次女にあたることはなかったのですが、おっぱいをあげることを嫌がるので、授乳中は長女に話しかけるなど精神的ケアを怠らないように心がけていました。 大変だった点② 遊び方が全然違う4歳離れていると、できることも楽しいと思うことも全然違います。長女にとって楽しい遊び場は次女にとっては遊びづらく、逆に次女にちょうど良い遊び場では長女は退屈してしまうので、どこにおでかけするかは悩みます。また、家で遊ぶにしても長女のおもちゃは細かいものが多いので、最近まで次女の誤飲の心配が絶えませんでした。 わが家は最初から4歳差にしたいと思って子作りしたわけではないのですが、子どもたちの様子や自分のキャパシティを考えると、この年齢差でよかった気がします。最近では2人が会話しながら遊ぶようにもなり、その姿に癒されています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年12月26日