25歳以上の大人の女性をターゲットにした女性ファッション誌『Majesty JAPAN』(大誠社)が、7日に新創刊される。創刊号には、藤井リナ、エリーローズ、黒田エイミら人気モデルが登場し、華々しく誌面を飾っている。【フォトギャラ】藤井リナ、エリーローズなどが出演『第16回東京ガールズコレクション』同誌は、25歳以上の「ギャル系雑誌じゃ物足りない、でもコンサバな自分はありえない」という女性をターゲットに、“ネクストステージに進みたい大人のためのファッション誌”として創刊。ファッションからビューティ、独自のセンスと表現力を身につけたターゲット層を意識した企画のほか、パティシエ・辻口博啓氏が連載するグルメ企画など、トレンドに敏感な女性たちに幅広い情報を提供していく。今後は、雑誌だけでなく、スマートフォンアプリやFacebook、ブログなどのSNSとの連動も企画しており、コラボ商品の開発や通販サイト『THE MAJESTY STORE』の運営なども行なっていく予定。雑誌は毎月7日発売。
2013年03月07日「街コンドッと混む」を運営するTREE7は、12月22日、25歳(1987年生まれ)・26歳(1986年生まれ)限定の街コン「第1回タメコン 25-26 in中野」を、中野駅周辺(東京都中野区)で開催する。参加費用は、男性6,300円、女性4,200円。同街コンでは、”年齢”をしぼることで全員が同年代となり、仕事や趣味、好きだった音楽の話など、共通の話題で盛り上がることができるという。当日は、受け付けでリストバンドと地図を配布。最初の1店舗目は、各自指定の店舗に移動し、2店舗目以降は移動自由となる。行ける店舗数は無制限とのこと。開催時間は14時から17時30分(12時より受け付け開始)。申し込みは同性2名1組に限定しており、定員は男女各100名となる。なお、参加申し込みや詳細は、同街コン公式ページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日楽天グループの結婚情報サービス会社、オーネットは、全国の25歳から34歳の独身男性382人を対象に「『交際経験』と『結婚願望』に関する意識」について調査を実施。恋愛傾向別に独身男性を分類し、各タイプの恋愛特性と意識の違いについて取り上げた。調査期間は10月2日から10月9日。「肉食系男子」(恋愛に興味旺盛で、女性に対して果敢に攻める)、「草食系男子」(恋愛にガツガツせず、女性が苦手)、「優柔不断男子」(恋愛に興味はあるが、女性に積極的になれない)、「迷走男子」(恋愛に興味はあるが、交際経験も乏しくさまよい続ける)、「絶食系男子」(恋愛に興味はなく、女性無しで人生を楽しめる)のうち、「自分自身がどのタイプに属すると思いますか?」と尋ねたところ、「迷走男子(29%)」が最も多く、僅差で「優柔不断男子(27%)」が続いた。また、年齢層別にみると25歳から29歳の層では「肉食系男子」が17%であるのに対して、30歳から34歳の層では11%にとどまり、肉食率は低下。「絶食系男子」については25歳から29歳の層では12%にとどまるが、30歳から34歳の層では16%に上昇している。また、これまでに「交際経験はない」という回答は全体で29%。「肉食系男子」における交際経験がない割合はわずか4%であるが、「絶食系男子」では51%と、2人に1人は交際経験すらないことがわかった。「肉食系男子」の80%は10代のときに交際経験があり、他のタイプを大きく引き離す結果となっており、「草食系男子」においても10代のうちに交際を経験している 割合は61%と高い。性経験についてみてみると、「一度も経験がない」との回答が全体では30%。25歳以上の独身男性のほぼ3人に1人が未経験だった。その割合は「絶食系男子」では49%に上昇し、2人に1人は未経験といえる。なお、「草食系男子」の未体験の割合は23%にとどまり、草食のイメージとは異なる結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日人を騙す生き物と言えば、昔からキツネとタヌキが有名ですが、彼らよりもよほど始末に負えない動物がいます。それはもちろん、人間。残酷なほど狡猾に、人の心を弄ぶ…。その極悪非道ぶりといったら、昔ばなしに登場するキツネやタヌキの比ではありません。手を変え品を変え、お年寄りを騙す振り込め詐欺、訪問販売詐欺なんて、ニュースでやり口を知るたびに、胸がムカムカ。人は、ここまで下品になれるものかと驚きすら生まれます。人間の想像力は素晴らしいものなのに、こんな風に悪用するなんて…と。ただ、映画や小説などで意外な結末に驚愕させられる、そんな“騙し”は「ああ、やられた!」と爽快感すら覚えます。想像力を駆使し、人を騙す――。テクニックは同じでも、人の心を傷つける詐欺とは大違いです。意外な結末へと導かれていく『夢売るふたり』も、一種の楽しい詐欺に会うようなものかもしれません。というか、主人公たちは夫婦で詐欺師。映画を観れば、実際に詐欺に出会っちゃうわけですが。それにしても、詐欺の話なのに、“夢を売る”とはけしからんと思う方もいるかもしれませんが、映画を観るとなぜか納得できるはず。あらすじはこんな感じです。東京の片隅で、小さいながらも評判の日本料理店を営んでいる、貫也と里子。やっとの思いで開いた小料理屋でしたが、ある日、火事ですべてを失ってしまいます。落胆した夫を気丈に支える妻でしたが、完全にふてくされてしまった夫が妻に要らぬ言いがかりばかりつけるので2人の仲はぎくしゃく。そんな折、貫也はかつて店の常連だった女性に偶然再会し、彼女が不倫の末に失恋をしたことを知ります。そして、傷心の彼女を慰めるうちに一晩を共に過ごすことになり、なぜか彼女が得た手切れ金をそっくりそのままもらうことに。翌日、大金を持ち帰った夫から事情を聞き出し、怒りを覚える妻でしたが、そのとき、彼女にはあるアイディアがひらめくのです。それは、再び店を持ちたいという夫婦の夢を再び叶えるために、夫婦で結婚詐欺を働くこと。そして、里子が都会に暮らす寂しい女性を見つけては、貫也が懐に入り込み、お金を巧みに巻き上げるという段取りで、着々と資金を集めていくのです。ところが、嘘の繰り返しは、思わぬ事態を生み出して…。夫婦で詐欺なんて、とんでもない悪者たちのようにも聞こえますが、彼らはある時期までは正直に生きていた普通の人々。とある不幸をきっかけに、それまで眠っていた潜在的な悪意が心の中心を占めてしまうのです。ただ、物語が上手く流れているせいか、元々極悪人ではないせいか、見ていても、2人にひどい嫌悪感は覚えません。むしろ滑稽で面白く感じるのです。人を騙すと言う卑劣な行為の中にも、詐欺師たちの人間臭さが見事に描写されているのもその原因。阿部サダヲ演じる夫は、騙す相手にもどこか愛情のようなものを寄せてしまうほどに優しい人情派。一方、たちが悪いのは松たか子演じる妻の方です。相手選びなどを率先して行うほど自分主導で詐欺をしているにもかかわらず、夫が女に優しくしているのを、冷ややかな目で見ています。夫がターゲットに優しくするのは当然ですが、その優しさには詐欺を成功させようという計算高さからくるもの以外に、彼自身の人間性から来る優しさが大いに混ざっていることを、妻は敏感に感じ取っているのです。そこで、夫が騙す女たちを、とことん意地悪な目線で見つめ続ける妻。やがて夫も、健気で明るいばかりだと思っていた妻の邪気に気づき始めるのです。夫婦は、詐欺をすることでしか見えてこなかった相手の一面、互いに知らなかった自分たちの本質にまで気づいていきます。詐欺はとことん計画的だったはずなのに、計算しきれなかったのは、自分たちの心の動きや心情の変化。それに戸惑い、それを受け入れられなくなっていく2人。本作は、「騙す」ということが、騙される側だけでなく、いかに騙す側にもリスキーであることかを、見事な語り口で描いていくのです。他人を思い通りに動かせたとしても、自分の心が思い通りに動かせない。人間はますます不思議な生き物です。ここまで描ききれるところが、西川美和監督の凄いところ。さらには、女が持つ意地悪な視点を包み隠さず描けるところもさすがです。個人的には、これが最高レベルでできるのは映画監督ならフランソワ・オゾン、作家なら桐野夏生くらいだと思っていたのですが、この方もなかなか。あの上品な松たか子から、何とも意地悪な女性の性を引き出すあたりにも、恐れを知らぬ作家性が見えてきます。そしてもちろん、それに応えた松たか子の女優魂もあっぱれ。実は、裸になったり、派手な濡れ場を演じたりするよりも、よほどこういう演技の方が、女優にとって勇気がいるのではないかと同性ながらに思うのですが、いかがでしょう。とんでもないどんでん返しが待っているわけではありません。でも、心は翻弄され続け、物語に引き込まれ続ける『夢売るふたり』。そこが劇場であることを忘れ、嘘の世界に浸ることのできる137分です。騙されたと思って、ぜひ。(text:June Makiguchi)■関連作品:夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会
2012年09月05日3年間の交際を経て、19歳のマイリー・サイラスと『ハンガー・ゲーム』のリアム・ヘムズワースが婚約した。マイリーと22歳のリアムは3年前に『ラスト・ソング』での共演をきっかけに交際が始まり、先月31日(現地時間)にリアムがプロポーズ。「ニール・レーン」の3,5カラットのダイアモンドの婚約指輪を贈ったことをリアムの代理人が「The Hollywood Reporter」誌に認めた。リアムは、『スノーホワイト』、『アベンジャーズ』のクリス・へムズワースの弟だ。プロポーズの翌日、「地上に天国はある(heaven is a place on earth)」とツイートしたマイリーは「婚約して、とても嬉しいです。リアムとの幸せな生活を楽しみにしています」と「People」誌にコメントを寄せた。マイリーは現在、新しいアルバムをレコーディング中。リアムはニュー・オーリンズで新作『Empire State』(原題)を撮影している。その後、ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマンと共演するスリラー映画『Paranoia』(原題)、全米で大ヒット中の『ハンガー・ゲーム』の続編の撮影が控えている。(text:Yuki Tominaga)© Abaca USA/アフロ■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. アベンジャーズ 2012年8月17日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年06月07日6月2日(土)公開初日を迎えた映画『外事警察 その男に騙されるな』。日本を守るためには手段を選ばず捜査を進め、時には民間人をもスパイとして運用する“日本版CIA”とも言われる<外事課>が初めて描かれ、遂にその全貌が明らかになった本作の、初日舞台挨拶の様子をお届けする。奇しくも6月2日(土)は「裏切りの日」。ちなんだトークを展開!●一番裏切りそうな人は?※一斉に指されたのは渡部!本人は、自己申告!渡部⇒自ら挙手:(裏切った話なんて)言えないじゃないですか(笑)。男ですから。何回かしか(裏切ったこと)ないですよ。真木⇒渡部:住本(渡部演じる主人公)の印象が強くて。尾野⇒渡部:普段からそうですからね。無茶ぶりしてきますし(笑)。監督⇒渡部:まさに映画の住本の通りで!説明のしようがないですね。●一番、騙されやすそうな人は?※本人以外、尾野!やはり騙されやすい!?渡部⇒尾野:本当に純粋な人なので。これからも今のよさをもって頑張ってほしいですね。真木⇒尾野:あんまり言いたくないけれど(笑)純粋なのですよ。嘘で「来て」って言ったらきてくれそう。尾野⇒真木:(みんなから騙されやすいといわれて)…とりあえず嬉しいです(笑)。監督⇒尾野:さっき出演していたテレビ番組で、3人でポーズ決めようとリハーサルしていたのに、やったのは尾野さんだけだったので(笑)。日本にとどまらず、世界中の人が“騙されること必至”の『外事警察』、初日舞台挨拶は大盛況の中終了した。あなたも裏切り裏切られの騙し合いの世界をのぞきに、映画館に行ってみては?作品情報『外事警察 その男に騙されるな』監督:堀切園健太郎出演:渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯、イム・ヒョンジュン、北見敏之、滝藤賢一、渋川清彦、山本浩司、豊嶋花、イ・ギョンヨン、キム・ウンス、パク・ウォンサン、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌配給:東映/S・D・P
2012年06月04日スカイマークは5月21日、金環食を観賞できる時間帯の運航便を「金環食フライト」として運航する。日本国内で金環食が見られるのは25年ぶり。同フライトの対象は、5月21日に金環日食帯を通過する便で、羽田6時20分発 - 福岡8:15着、羽田6時25分発 - 福岡9時15分着、福岡7時05分発 - 羽田8時40分着の3便。一時的に進路を変更し、機内左右の窓から金環食を鑑賞する。窓側の席を譲り合ってもらい、多くの人が金環食を楽しめるようにする予定。日食グラスの用意などはないため、各自用意が必要。ただし、天候等の理由で金環食の鑑賞ができない場合もあるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日映画『TIME/タイム』の吹き替え版声優を当てるキャンペーン・「この美女は誰?〈日本で最も輝く25歳〉を当てろ」!今までに無かった映画『TIME/タイム』の吹き替えを担当した美女を当てるキャンペーンが話題になっている。キャンペーンの答えのヒントは「国民的な人気を誇る女性」「現在25歳」「強く握ったコブシで念願のNo.1の座を獲得」の他、ボカシを入れた画像で、視聴者の興味をそそっている。映画『TIME/タイム』のストーリー近未来に、科学技術の進歩で老化現象を解決したが、25歳で生体の成長が止まると余命1年という社会が築かれていた。富裕層は余命を金で買い、貧しい人達は寿命を延ばすために必死に働き続ける世界。貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、時間と引き換えに裕福な男性殺しを疑われ、逃亡者となってしまう・・・。プロジェクトは『TIME/タイム』の25歳で成長がストップし、余命が通貨の代わりになるという設定から企画された。映画はスリリングでミステリアスに展開し、今回の吹き替えに携わった、「現在25歳」「国民的な人気を誇る女性」「強く握ったコブシで念願のNo.1の座を獲得」した美女をあてる話題のキャンペーン。正解者は?吹き替え版の声優正解した応募者は、来年2月に行われる、この輝く美女が登壇するプレミアイベントに抽選で招待されるという仕組み。ツイッターアカウントを持っていれば、誰でも参加可能。応募締め切りは来年1月10日。詳しくは、下記、外部リンクの日本で最も輝く25才を当てろキャンペーンまで『TIME/タイム』TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開される。元の記事を読む
2011年12月29日先日より開催中の第12回東京フィルメックスにて11月25日(金)、25歳(※撮影時24歳)の新鋭監督・奥田庸介の『東京プレイボーイクラブ』のジャパンプレミアが開催された。上映前の舞台挨拶に奥田監督と共に大森南朋、臼田あさ美、淵上泰史が登壇。ヒップホップ乗りの新人監督の挨拶に会場は笑いに包まれた。1986年生まれの25歳で、昨年のゆうばりファンタスティック映画祭にて自主製作映画『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』がグランプリを受賞するなど、久々の大型新人として期待を集める奥田監督の商業映画デビュー作。場末のピンサロ“東京プレイボーイクラブ”を舞台に、血の気の多い流れ者やその昔の仲間、店員の男やその彼女が人生を賭けて繰り広げるドタバタ劇が描き出される。奥田監督は「自主製作映画を撮っていて、先が見えないときに巡ってきたチャンスで撮った映画です。『これを逃したらオレの人生は終わる』というつもりで撮りました」と映画に込めた思いを告白。初めての商業映画となったが「これまでボンクラの寄せ集めみたいな連中と映画撮ってて、ヒドイもんだったんですが(苦笑)、今回、一流の役者とスタッフと撮る機会をいただいて現場に入っても全然ついていけなかったです。熱出して早朝に救急病院に連れてってもらったりして迷惑かけました」と苦笑交じりにふり返ったが「いま、パーフェクトな時間過ごせているので、まあいいかって感じです」と飄々とした表情を見せた。大森さんは監督の印象を聞かれ「いま、みなさんが感じているのと同じ感じです(笑)」と言いつつ「不良の青年が熱い映画を作る力強さを感じました」と称えた。血の気の多い主人公を演じているが「最近はTVで“いいひと”を演じてますが、この役はいい人じゃないので楽しんで(笑)」と自信が出演するCMを引き合いに出し、会場の笑いを誘った。臼田さんは大森さん、光石研ら実力派の先輩俳優との共演に「(撮影に)インするまでは緊張ばかりでした」と述懐。だが、実際の現場の様子については「現場に入ったら、緊迫感のあるシーンがたくさんあるのに、撮影の直前まで笑いの絶えない現場でした」と楽しんだ様子だ。淵上さんの恋人役を演じたが「同世代ということで励まし合い、一緒に読み合わせもしてすごく良かったです」と笑顔を見せた。今年公開された映画『軽蔑』で本格的に俳優デビューを果たした淵上さんは「まず決まったとき『僕でいいのかな?』と思いました。どこの馬の骨とも知れない役者を選んでいただき、選ばれたからには危機感を持って必死でした」と現場での奮闘を明かしてくれた。最後に、これから映画を観る観客に向けて一言を求められた監督は観客に「期待してるな?あんま面白いこと言えねーよ(笑)。楽しもうぜって気持ちで観てくれたらおれはハッピーだ」とMCのようにノリノリで締めの挨拶。報道陣向けの写真撮影では大げさに両手をカメラに向けて振り回し、その様子に隣りの大森さんも笑みを浮かべていた。『東京プレイボーイクラブ』は2012年2月4日(土)より渋谷ユーロスペース、シネマート新宿ほか全国にて公開 。■関連作品:東京プレイボーイクラブ 2012年2月4日より渋谷ユーロスペース、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2011 東京プレイボーイクラブ■関連記事:松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作
2011年11月25日1986年10月に初来日してから今年で日本デビュー25周年を迎えるエフゲニー・キーシン。10月10日(月・祝)には40歳の誕生日を迎え、サントリー・ホールでバースデー・コンサートが開催される。節目の年での日本公演を前に10月3日、都内で記者会見が行われた。キーシンは2歳のころ、耳で聴いた音楽をピアノで弾き始めるなど、幼い頃から並外れた音楽の才能を現し、初来日した際には“神童”ブームを巻き起こした。この25年間を振り返り、「これまで幸運な芸術活動ができたのは、素晴らしい方たちと仕事をする機会に恵まれたから」と話し、「人間にとって、どういう子供時代を送ったかが重要だと思う。私は良き両親、良い先生に恵まれましたが、“神童”と呼ばれてた人たちが、後々偉大な音楽家になるとは限らない」と自身の周りにいる人たちへの感謝の気持ちを語った。また、日本公演の内容について、協奏曲をやる理由と『グリーグ』を選んだ訳を訊かれると「せっかく(誕生日にからめて)フェスティバルをやってくれるので、皆さんに多彩な面を見て欲しいと思いました。『グリーグ』はロシアでは非常にポピュラーな曲なので、今後取り上げる機会が多くなると思います」と答えた。なお、今年の年末の『ベルリン・フィル』ジルベスターコンサートでもグリーグが演奏され、全世界で放映される。また、『リスト』の魅力についての質問には「音楽の素晴らしさを言葉で説明するのは難しい」としながらも「今回取り上げた『リスト』は、表現性豊かな作品を集めたつもりです」と語り、「ぜひコンサート会場でお目にかかりたいです」と締めた。『キーシンフェスティバル2011』は10月6日(木)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールを皮切りに、大阪、愛知、神奈川、福岡と全国を回り、11月13日(日)のサントリーホールまで開催。、チケットは一部を除き発売中。
2011年10月04日